“奇跡の肥満外来”島野雄実のダイエット本ダイエットに失敗する人には、共通点が3つある。他力本願で、情報にふりまわされやすく、状況分析が苦手。そんな画期的なアドバイスをするダイエット本が出版された。6月30日、文響社は、究極のダイエット本「やせる生活」を7月3日に出版すると発表した。同本の著者は“最後の頼み綱”、“奇跡の肥満外来”と評判の北星クリニック理事長の島野雄実だ。激しい運動や食事制限は一切なし。それなのに北星クリニックを訪れる人のダイエット成功率は90%を超え、リバウンド知らずだという。「やせる考え方」でスローダイエット!同本では、肥満のほとんどの原因は、本人の性格や生活習慣にあると指摘。「太りやすい考え方」を「やせやすい考え方」へと変えることが肝要で、スローダイエットを推奨している。紹介されているテクニックをみると、一品ものをやめて幕の内弁当的な食事にする、大皿から小鉢に変える、などすぐに実践できそうなものばかり。実際に患者に話しかけるような文章で、「なぜそうしなければいけないのか」をわかりやすく解説してあり、目からうろこだ。「やせる生活」で自分の間違ったダイエット観を改め、本当にやせるダイエット方法を身につけてみてはいかがだろうか。(画像はプレスリリースより)【参考】・文響社 プレスリリース(PR TIMES)
2015年07月02日医療社団法人スリープクリニックはこのほど、子ども睡眠外来「キッズすいみんクリニック」を「スリープクリニック銀座」(東京都・銀座)内に開設した。同クリニックは、内科・耳鼻咽喉科・心療内科・精神科・小児科の総合的な子ども睡眠外来として日本で初めての開設となる。子どものいびき、無呼吸、不登校、アトピーなどの睡眠障害は、以前から問題視されていながらも専門の医療施設はなく、症状を放置している現状があったという。また、最近は生活習慣の変化などにより、子どもの睡眠に関する悩みを持つ母親も急増しているとのこと。「睡眠障害は子どもにも十分に起こりうる病気で、大人のものとは病気の程度も種類も違います」と同クリニック。また、症状や治療法が特殊なため、経験と技術を持った医師やスタッフ、医療施設が必要となるという。同クリニックは、このような状況に応えるべく、開設に至った。同クリニック院長で睡眠専門医の遠藤拓郎氏は、「毎日多くのことを学び、吸収しているお子さまにとって、良質な睡眠は欠かせません。睡眠中には、成長ホルモンが盛んに分泌し、記憶の整理なども行われています。この時期の睡眠が、お子さまの将来に大きな影響を与えるのは間違いありません。私は医師として、クリニックを通してお子さまたちの健やかな成長を応援したいと考えています」とコメントしている。なお来春には、子どもが自由に遊び、学べるオープンスペースとして「キッズステーション」を同ビル7階に開設する。
2015年02月07日医療法人社団スリープクリニックはこのほど、日本で初めて内科・耳鼻咽喉科・心療内科・精神科・小児科の総合的な子ども睡眠外来「キッズすいみんクリニック」を、「スリープクリニック銀座」内に開設した。スリープクリニック調布の院長である睡眠専門医・遠藤拓郎(通称:えんたく先生)は、これまでに1万2,000名以上の不眠やいびきなどに悩む患者の診療を行ってきた。子供の睡眠障害は以前から問題視されているが、専門の医療施設はなく、症状を放置しているという現状がある。子供の睡眠障害は、大人のものとは病気の程度も種類も違うという。症状や治療法も特殊なため、経験と技術を持った医師、スタッフ、医療施設が必要となる。このような状況に応えるため、同院は子供のための専門機関として「キッズすいみんクリニック」を開設した。院長・遠藤拓郎をはじめとする医師が、小児の睡眠障害の治療にあたる。院長の遠藤拓郎医師は、子供のころは重症な睡眠時無呼吸症候群で、手術により症状が改善したという。「子供にとって、良質な睡眠は欠かせません。睡眠中には、成長ホルモンが盛んに分泌し、記憶の整理なども行われています。私は医師として、この『キッズすいみんクリニック』を通して、子供たちの健やかな成長を応援したいと考えています」とコメントしている。来春には、同ビル7Fに子供の健やかな睡眠を応援するため「キッズステーション」も開設する。同施設は自由に楽しく遊び、学べるオープンスペース。睡眠に関する知見を持ったスタッフが常駐し、夜泣きや不登校の対応をはじめ、子供の睡眠に悩みをかかえた人々のサポートを行う。
2015年02月03日エムティーアイはこのほど、同社が運営するスマートフォン向け健康Q&Aサイト「カラダメディカ」(月額・税込324円)のメニューに、睡眠専門外来医師による「睡眠相談」を追加した。同サイトは、電話やメールで24時間365日、ユーザーの質問や疑問に現役医師や看護師、薬剤師などが回答するというもの。今回、睡眠相談を追加した背景には、睡眠への社会的関心の高まりがあるという。厚生労働省が3月に「健康づくりのための睡眠指針2014」を11年ぶりに改定し、新たな指針を発表したことを受けて、「睡眠は健康を考える上でも大切な要素となっている」と同社。また、睡眠に悩む人は、生活習慣病やうつ病のリスクが高まるといった不眠と健康との因果関係も明らかになってきているという。一方で、睡眠は自分でコントロールしにくいため改善が難しく、最近では専門外来を訪れる人も多い傾向に。同サイトでも、睡眠に関する相談が多数寄せられてきていたという睡眠相談では、都内に睡眠専門外来を展開する「スリープクリニック」の遠藤拓郎院長をはじめとする、専門外来の医師がメールでの相談に回答する。睡眠についての素朴な疑問から専門的な質問まで、24時間以内に回答をもらうことができるという。平均回答時間は13分で、メールでの質問は1人につき1カ月3つまで相談可能とのこと(2014年1月~10月の実績)。
2014年12月02日西日本や九州でセアカゴケグモによる被害が増加している。オーストラリア原産の毒グモで、体長1センチほどながら、かまれて死んだ人もいるというから恐ろしい。もしも外来生物が攻めてきたらどうなるか?在来種を根絶し、生態系を狂わせ、毒や病気をまき散らし、恐怖に満ちた生活を強いられることになるだろう。■触ると危険な食用生物外来生物とは、もともと日本に存在しない動植物を指し、わかっているだけでも2,000種を超えるといわれている。そのうち、日本の生態系、ひとの生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの(可能性を含む)を特定外来生物と呼ぶ。2004年に公布された外来生物法によって飼育や輸入が規制され、生きている状態であれば、卵、種子、器官も該当する。特殊な動植物に思えるかもしれないが、アライグマ、ハリネズミ、ウシガエル、ボタンウキクサなど聞き覚えのある名前も多い。また、被害に関する情報不足や、生態系への影響が不明確なため指定されていないが、特定外来生物の候補となっている要注意外来生物もあり、ミドリガメやフェレット、グッピーなどが名を連ねている。対して、甚大な被害や影響をおよぼす動植物は侵略的外来種と区分され、日本/世界ともにワースト100リストが存在する。日本のワーストリストにはヤギ、ドバト、ニジマス、ハルジオン、ヒメジョオンなど身近な動植物も含まれているから驚きだ。中でも強烈な生物を紹介しよう。まずはアフリカマイマイだ。東アフリカ原産で、成長すると殻の高さが20センチほどになる世界最大級のカタツムリは、落ち葉や生葉、動物の死骸(しがい)や菌類もエサにする雑食性で、農作物を手当たり次第に食べつくす。乾燥すると半年以上も仮眠で過ごすことができ、気温20℃以上なら10日周期で100~1,000個もの卵を産む。現在は輸入が禁止されているので要注意外来生物にすぎないが、餌食となった在来種は少なくない。これだけでもやっかいな害虫なのだが、広東住血線虫(かんとんじゅうけつせんちゅう)という寄生虫を媒介するから迷惑だ。感染すると幼虫が脳や脊髄(せきずい)に侵入し、好酸球性髄膜脳炎(こうさんきゅうせいずいまくのうえん)を引き起こすのだ。2週間ほどの潜伏期の後に、激しい頭痛、麻痺(まひ)、けいれん、こん睡の症状があらわれ死亡することもある。触れるだけでなく、はった跡からも感染する。アフリカマイマイがはった野菜を食べて感染することもあるので油断できない。アフリカマイマイが日本にきたのは1930年ごろで、目的はなんと食用。きちんと熱処理すれば問題なく、本場フランスでもエスカルゴの代用品として食されているのだが、この話を思い出すと食欲が失せそうだ。世間を騒がせているアカゴケグモは、α-ラトロトキシンという神経毒で運動神経系と自律神経系を侵す。咬(か)まれた直後はほとんど痛みを感じないが、1時間ほどたつとうずくような痛みが始まる。数時間後には全身に広がり、頭痛、おう吐、呼吸困難などの症状があらわれる。数日で軽減するが、ひとによっては数週間続き、進行性の筋肉まひに発展する場合もあるから楽観視できない。16歳以下の子供や持病のある高齢者には死亡例があるので、病院で血清を打ってもらうのが無難だ。■見えない攻撃日本の侵略的外来種ワースト100には27種もの植物が挙げられ、中でも極悪なのはオオブタクサだ。北アメリカ原産のオオブタクサはキク科ブタクサ属の一年草で、北海道から九州まで広く分布し高さ3mにも成長する。8~10月に花をつけ大量の花粉を産生するのだが、これが風でまき散らされブタクサ花粉症の原因となるのだ。第二次世界大戦後に、アメリカから持ち込まれた物資に付着していたのが始まりと言われ、現在はすっかりと日本に帰化したオオブタクサは、スギ、イネに次ぐ3大花粉症の原因となる。直径6mmの大きな種子が風で運ばれ、広範囲に分布し続けるから根絶は難しい。ひとの生活を脅かすオオブタクサは、植物ながらも侵略の名にふさわしい攻撃力を持っている。■まとめマングースはハブ駆除のために持ち込まれたが、役目を果たさないどころか絶滅危惧(きぐ)種のヤンバルクイナの脅威となり、いまや駆除対象となっている。長い年月をかけてその地に宿った生態系は、自然の奇跡と呼ぶべきだ。安易な操作を続ければ、やがて人間が駆除される日が来るに違いない。(関口寿/ガリレオワークス)
2012年12月16日医師コミュニティーサイト「MedPeer」を運営するメドピアは、「外来受診時の体重測定」に関する調査を実施。調査期間は7月25日~7月31日、2,818件の回答を得た。「外来受診時に体重測定を実施しますか?」という質問では、54%の医師が「必要時に体重測定を実施」と回答。特に体重測定が必要な疾患として、うつ病、心不全、メタボ、肝硬変、糖尿病、腎不全などがあげられた。小児科や妊婦の定期検診、抗がん剤治療時なども体重測定が実施されている。「体重測定は、ほぼ実施していない」と答えた医師は20%。「自己申告を記載する程度」、「洋服を着て体重測定しても正確性に欠ける」といったコメントがみられた。特に、呼吸器内科、泌尿器科、眼科、皮膚科、耳鼻咽喉科、神経内科などは、体重測定を必要としないことが多い結果となっている。一方、「ルーティンとして、ほぼ毎回体重測定を実施」と答えた医師は15%にのぼり、小児科、産婦人科、腎臓内科、循環器内科、精神科からの回答が目立った。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月20日河本メンタルクリニック(東京都墨田区)では2009年12月、”婚活”を行っている過程で不調になった人のための「婚活疲労外来」を立ち上げた。この”婚活疲労”について同クリニック顧問の小野博行医師に話を聞いた。小野医師は河本メンタルクリニックで治療にあたるほか、院長を務めるおのクリニック(東京都東村山市)でインターネット電話サービスを活用した「婚活疲労スカイプ・カウンセリング」も行っている。「私自身は婚活というものについてよく知らなかったのですが、もともと鬱(うつ)の患者さんの中に婚活をしている方がいて、うまくいったかいかなかったかでそのときの病状に影響が出ていたんです」と小野医師。「ネットでも調べてみたところ、婚活をしているという人のブログの中には、こちらから見たら鬱(うつ)に足を踏み入れているような人も見受けられた。これはきびしいものなのだなと感じました」と振り返る。そこで婚活特有の精神疾患に対応するために、専門外来を立ち上げることになったという。婚活疲労外来を受診する人には当初男性が多かったそうだが、現在は男女半々くらいになった。年齢は30代~40代くらいが多いという。症状はうつ病、不安障害。「結婚相談所でマッチングされた相手からのメールが減った」などささいなことで疑心暗鬼になってしまう人もいるという。小野医師は、「婚活は、ほかにはないような特殊な場面。一回断られるだけでも大きなダメージを受けることになる」と語る。婚活においては、年齢、学歴、年収、性格、マナー、エスコートの仕方、家族、住むところなどあらゆるところから評価される。しかも、婚活ではどうして相手から断られたかがわからない。理由を伝えないのは相手のことを思ってのことなのだが、それが分からないだけに、あらゆる点、全人格を否定されたような気持ちになってしまうのだという。婚活疲労で不調におちいってしまうのは、きまじめな人や余裕がない人に多いそうだ。小野医師は「思い込みが激しい人にも多い。例えば、何歳までに結婚しなくては、と自分で年齢に制限を設けてしまうようなことです」と話した。「婚活は、疲労するにはする」と小野医師。「ただそれが疲労だけなのか病気なのかが、その人への道案内のポイントになる。ものごとをマイナス方向に考えがち、というと鬱(うつ)の可能性がある。不安障害だと頭痛や胸の痛み、過敏性腸症候群など体に出る場合も多い」と話す。こうした不調におちいらないためのアドバイスとしては、「婚活仲間をつくる」があるという。婚活をしていることを人に知られたくない、友人や親にも言っていない、という人も多いそうだが、「自分だけの考えの中に入り込んでしまわないように、人に相談することが大切」と小野医師。さらに「断られたときの大きなダメージは、体験していない人にはなかなかわからないもの。相談相手にするのは婚活を体験したことのある人のほうがよいと思います」と述べた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月19日メドピア株式会社は、同社が運営する医師コミュニティサイト「MedPeer」の会員医師に対して「外来患者の香水」についてアンケートを行った。8割以上の医師が「外来患者の香水について注意しない」という結果が出た。調査は4月16日~4月22日にかけて、MedPeer会員医師を対象にオープン回答型の「ポスティング調査」で実施。2,781件の有効サンプルが得られた。「外来患者の香水がきつい場合に注意しますか?」という問いに対して、82%が「注意しない」と回答。その理由として「個人の嗜好(しこう)の問題」、「医学的に問題無ければ、注意する理由がない」という意見が多かった。一方、「トラブルの原因になるので無視する」「職員なら注意するが、患者さんにはできない」というコメントも寄せられた。一方、「遠回しに注意する」は10%。その方法としては「看護師に注意してもらう」「注意書きを提示する」というものがあった。「はっきりと注意する」は3%で、理由は「ぜんそく外来なので発作を起こすことがある」「産婦人科ではつわりや化学療法でにおいに敏感な患者さんがいる」など、診療する科独特の事情があるようだ。また、香水のほかに、困ったにおいとして、タバコや体臭などを挙げた医師もいた。対策としては、「マスクをする」「消臭スプレーを使う」などのコメントがあった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月07日医師限定のSNS「MedPeer」を運営するメドピア株式会社では、「外来以外で医療相談を受け付けているか」についてインターネットリサーチを行った。メドピアに会員登録をしている医師を対象とした調査で、有効回答数は2,631件。「外来受診のみ」と回答した医師は全体の72%。「責任が持てない」「電話やメールでは誤解が生じる」「細かいニュアンスがやり取りできない」といった意見があった。一方、「かかりつけの患者さんの電話相談には応じる」というコメントも散見される。電話相談等のほとんどが無料で行われているが、電話相談費として徴収しているという回答もみられた。また、電話の対応は看護師が行っており、場合によって受診をすすめる、とした回答もあった。判断が間違っていた場合の責任の所在が不明となるため、電話相談は基本的には受け付けないという声も。電話相談やメールでのやり取りなどは、あくまでも外来による受診の入り口としてとらえている医師が多いようだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月28日医師限定のSNS「MedPeer」を運営するメドピア株式会社では、「外来の待ち時間対策」に関するインターネットリサーチを行った。メドピアに会員登録をしている医師を対象とした調査で、有効回答数は2,665件。「基本的に予約制だが、空いている時間帯に予約外患者を振り分ける」と回答した人は全体の45%。予約外患者は予約患者の間に挟んだりなどして対応しているようだ。患者数が多い施設では「詰め込んでいくので、予約であっても待ち時間が長くなる」といった悩みも多いようだが、予約枠を長めにとる、予約数に上限を設けるといった対策をとっている例もあった。予約制にしても時間どおりには進まないためかえってクレームになることが多いとして、あえて予約制にしていない施設も多かった。予約であっても遅れてくる患者もいるため、全体的な待ち時間の削減は医師個人の力では対応しにくいという声も。また、待てない患者には他の施設を紹介しているというコメントもあった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月19日超人気、便秘に悩む女性が殺到する「便秘外来」とは?女性の多くが便秘に悩む中、注目を集めているのが、各病院に設立されている便秘専門の外来「便秘外来」だ。女性セブンのアンケートによると、便秘経験のある女性は94.4%、最近も便秘で悩んでいる女性は51.6%で、女性の殆どが便秘経験があるとの結果が出た。便秘外来の先駆者「順天堂大学」最近注目を集めている各病院に設立されている便秘専門の外来「便秘外来」を最初に日本で開設したのは順天堂大学医学部教授の小林弘幸氏。小林教授は同大学で便秘外来を開設しているが、初診4年半待ちという人気だという。小林教授の便秘の話女性の便秘の要因としては、女性ホルモンのバランスが崩れたり、筋力が少ないため排泄困難になりやすい。病院で診療し、治療するときは保険適用される。診察の手順・・症状を聞く⇒触診(お腹のハリ具合や便の硬さを確認)し、何となく出ないとの違いを見分ける⇒X線や超音波で、どういうタイプの便秘かを診断⇒便秘のタイプがわかれば、食事などの生活習慣を改善するアドバイスを行う。慢性便秘症という診断が降りれば病気として治療する。漢方薬や下剤などの処方や、腸内環境を改善する指導を行う。後は、1~2か月に1度の治療を継続。生活習慣の改善アドバイスを実践した患者の多くは、1~2か月で症状の改善が見られるという。便秘の4つの定義1、腹部にはりや違和感がある2、食欲があまりない3、排便に不安や違和感がある4、3日以上便が出ないこの4つの内、どれかが当てはまると便秘の疑いがあるという。また、深刻な便秘になるとお腹の触診でも便が非常に固いと分かり、口臭が強くなることもあるという。便秘で不快な思いをしている人は、一度便秘外来で相談してみるのも良い方法かもしれない。元の記事を読む
2012年03月09日脚がきれいに見えるから私は断然ヒール派!そんな女性は多いのではないでしょうか?けれど外反母趾(ぼし)に悩む女性もその分多く、予防法を知りたいという多くの相談が寄せられています。ヒールは痛いけどやめられない。外反母趾(ぼし)の予防法ってありますか?(しほ/18歳/157cm 48kg/販売)華奢なデザインのハイヒールやミュールでおしゃれを楽しみつつ、外反母趾(ぼし)にならない方法があるのか、平田雅子先生(私のクリニック目白)に聞いてみました。(以下、平田雅子先生)現代人は歩く機会が少ないため、中足関節の靱帯(じんたい)が弱くなっているの。それが原因で扁平(へんぺい)足になると足は本来の重心バランスを失い、親指の根元付近にばかり体重がかかるようになってしまうわ。女性や子供は男性に比べ足の筋力が弱く骨が柔らかいのに、さらに合わない靴を履くことで中足関節に負担をかけ、足を痛めつけているのよ外反母趾(ぼし)は「ハイヒールを履いた女性に多い」と思われがちだけど、最近ではスニーカーしか履かない子供にも多く見られるわ。ここ数年ブランド志向のママが増えていて、子供にも高価な靴を買い「一つの靴を長い期間」使わせようとするのね。でも子供の成長はすごく速いから、少し大きめの靴を買い与えるの。すると、常に自分のサイズより大きい靴を履く子供の足には重心バランスのズレが起こり、外反母趾(ぼし)になってしまうのよ。華奢なヒールでつま先のとがったデザインのハイヒールやミュールは可愛いわよね。でも足に負担をかけないハイヒールは無いし、本来はパーティーなどで履くための物で日常生活で歩くために作られてはいないの。外反母趾(ぼし)になりたくないのなら、足に合わない靴は履かないのが一番。それでもヒールを履きたいと言う子の靴選びのポイントは……1.ヒールの高さは3センチ以下がベスト。高くても5cm以下の物を選ぶ。2.太くしっかりと安定したヒールと、ストラップがついた物を選ぶ。3.履いたときに、靴の中で「足が前へ滑らない中敷き」が敷かれた物を選ぶ。4.横幅が大きければ「良い靴」という訳ではない。自分の幅とぴったりフィットしていて、かつ足の指が動かせるくらい余裕のある物を選ぶ。5.素材は柔らかく、足の親指の所に縫い目が無い物を選ぶ。6.靴を買う時は、足がむくんで一番大きくなっている「夕方」に。外反母趾(ぼし)はひどくなるとはだしで歩いていても痛むようになるわ。また、肩こり・腰痛など足以外の場所にも影響するのよ。おしゃれしたい気持ちもわかるけど、TPOに合わせて必要の無い時以外は履かないようにする事が大切よ。(ビューティ&ダイエット編集部)【関連リンク】人には言えない女子の悩み相談【ビューティ&ダイエット】寝る時にブラジャーしてる?はずす?オンナの実態アンケート【コラム】最近は男性もなりやすい!?外反母趾のケア法を紹介
2011年09月27日値上げと保険適用で、禁煙外来患者増過去最大の値上げが行われたたばこ、JTでは60〜140円引き上げられ、これを機会に禁煙にチャレンジする人が増えています。禁煙を専門に扱う禁煙外来が作られ、一定の条件を満たせば保険適用されることもあり、禁煙は社会の中でより大きな流れとなっています。毎日.jpによると、たばこ増税に伴う値上げで患者さんは増えていますと、東京医科大学病院禁煙外来の平山陽示准教授は語ります。保険が適用される条件には、患者自らが禁煙を望むことやニコチン依存症診断のテストで5点以上と診断されるなどがあります。また、飲み薬や貼り薬により保険適用の期間が違うなど、細かい適用条件もあり専門機関で確認することが大切です。平山准教授は心理面のケアが必要で、専門の医師による「禁煙外来」ができました。とも述べ、専門の意志によるサポートの必要性を訴えます。
2010年10月10日外反母趾というと、なんとなく「ヒールの高い靴を履く女性がなりやすい」と誠に勝手ながら思っていました。ところが!外反母趾になりやすいのは、なにも女性だけではないのだそう。「ハイヒールを履くことがない男性でも、外反母趾になる可能性はあります」と話すのは、『超簡単足指トレーニングであきらめていた外反母趾が治った! (単行本(ソフトカバー))』(メタモル出版)などの著書で知られる“外反母趾研究所”の古屋達司先生。先生いわく、外反母趾を放置していると足にタコができやすいだけでなく、症例写真などでよくみられる、親指が極端に曲がった形になってしまう危険性もあるとか。う~ん、それは非常に困る!というわけで、お話を聞きました!「外反母趾は足指の筋肉が衰え、親指から小指にかけてみられるアーチが崩れることで起きる、足のひずみ。近年の靴の発達や生活習慣(姿勢など)による影響で足指の筋肉があまり使われず、外反母趾になってしまう人が増えつつあります」(古屋達司先生)とはいえ、自分が外反母趾かどうかってちょっとわかりにくいかも……。古屋先生、外反母趾かどうかがわかるチェック法を教えてください。<外反母趾チェック法>■裸足になって立ち上がったときに、足指が床についているかどうかをチェック「足が歪んでいると、足の裏は床についているのに足指が浮いて床につかない状態になります。足を床に置き、足指がちゃんと床につくかどうかをチェックしてみてください」今すぐにチェック!あなたの足指は、ちゃんと床についてる……?■足音をチェック「外反母趾になりやすい人は、かかとから親指にかけて体重移動がうまくできず、足裏をペタペタさせて歩く、ペンギン歩きになっています。まず自分がペタペタと足音を立てていないかどうかをチェックしましょう」わかりづらければ、家族や友人にチェックしてもらうのもOK!■人差し指の付け根にタコができやすいかどうかをチェック「親指から小指にかけてのアーチが崩れると、歩く際に人差し指の付け根あたりが靴とこすれやすくなり、タコができることがあります。普段から人差し指の付け根あたりにタコができやすいようであれば、外反母趾を疑ってください」足裏にタコができちゃうと、靴とこすれて痛いんですよね。あれ?ってことは私も外反母趾の疑いが!?とか?「足指の筋肉はランニングやウォーキングで鍛えられる筋肉とは違うものなので、スポーツをしているからといって外反母趾にならないとは限らない」と古屋先生。最後に、外反母趾ケア法を聞きました!<ケア方法>■かかとから足指の体重移動を意識して!「人は1日約7000歩も歩いているといわれています。ですから、普段の歩き方を意識するだけで大きな効果が期待できるのです。かかとから足指への体重移動を意識するだけでも足指の筋肉を鍛えることができ、ペンギン歩き改善にもなりますよ」■立つときは、1本の棒をイメージ「外反母趾になりやすい人は、かかとにばかり体重をかけてしまうクセがあるため、体を少し後ろへ反っているような立ち姿になっていることがあります。立っているときは親指の裏を意識し、体の重心を前方へかけるようにしてください」■足指の第3関節を動かす!「足指の第3関節(指先から3番目の関節、指のつけねの奥の部分)を動かすことで、親指から小指にかけての筋肉を鍛えられます。足指でタオルやペンをつかんだりして、第3関節の曲げ伸ばしをこまめに行うようにしましょう」ありがとうございました!足は人からは見えにくい部分、だからといっておろそかにしていいはずがない!とかなんとかいいながら、いざチェックしてみると私も外反母趾になりやすい可能性があるかも……。さっそくケア法を実践せねば!※ご紹介した方法はあくまでも自己判断&ケアなので、気になる方は一度、整形外科など専門の病院に診てもらってくださいね。(吉住夏樹/プレスラボ)【関連リンク】外反母趾研究所お話をお伺いした古屋先生のオフィシャルサイト。気になる方は、クリッククリック!超簡単足指トレーニングであきらめていた外反母趾が治った! (単行本(ソフトカバー))(メタモル出版)古屋先生のご著書。外反母趾改善法が満載です!
2009年12月28日