「大川きょう子」について知りたいことや今話題の「大川きょう子」についての記事をチェック! (2/3)
「はじめまして」柔らかなものごしで本誌記者に渡してくれた名刺には、“夜神ヒロシ”という源氏名が――。彼の本名は大川宏洋(32)。宗教法人「幸福の科学」総裁の大川隆法氏の長男であり、彼自身も、かつては「幸福の科学」の理事長を務めていた。「幸福の科学系列のプロダクションが製作した映画にも俳優として出演しています。’18年に公開された『さらば青春、されど青春。』では主演を務め、恋人役は千眼美子(26)でした。しかし、その2年後には『幸福の科学との訣別』を上梓し、《大川隆法を1度も“神”だと思ったことはありません》と、実の父を批判して話題を呼んだことも記憶に新しいのではないでしょうか」(芸能関係者)そんな宏洋氏が4月14日から歌舞伎町の人気ホストクラブ『KING』で働き始めたというのだ。本誌は、さっそく彼にインタビューを申し込んだ。――“ホストの新人”といえば、トイレ掃除もしなくてはいけないと聞いています。ヒロシさんも経験したのでしょうか?「もともと(ホストクラブの)オーナーさんとは知り合いだったのですが、特別扱いはありません。トイレなどの掃除も30分間しっかりやらせていただきました」“元御曹司”らしく、記者のいきなりの失礼な質問にも丁寧に答えてくれるのが好印象だ。――バーを経営したり、映画製作にも携わったりしているそうですが、なぜホストになったのでしょうか?コロナ禍で資金繰りが苦しいとか……「いえいえ(笑)、同じYouTuberのだいにぐるーぶさん、友人でもあるEvis Japのメンバーたちが企画で期間限定でホストをやっているのを見て楽しそうだと思い、自分もやりたいと思って志願しました。だからホストとして働きながら、同時に僕の姿を撮影してもらっています。それに人生経験を積みたいという気持ちもありました。私ももう32歳ですし、なかなか経験できませんよね。だからオーナーに声をかけてもらったときに、『ぜひやらせてください!』と。でも6月4日には監督・主演をしている映画『グレーゾーン』が公開されますから、5月からは宣伝などで忙しくなります。そこで、今回は6日間だけ限定で働かせていただいています」宏洋氏は大学卒業後に結婚し、男児を授かったものの、数年で離婚している。さらに実父やきょうだいとも絶縁中と、32歳にしてはかなり人生経験が豊富なのだが、あくまでもチャレンジする姿勢は崩さないようだ。――目標の売り上げは6日間で100万円と聞きました。達成できそうでしょうか?「友人たちが『遊びに行くね』と、言ってくれたり、YouTubeを見てくれた人たちがお店に来てくれたりしています。本当にありがたいことに、初日もスタートから3時間で、シャンパンを3本入れていただきました!20万円が1本と5万円が2本ですね。でもシャンパンコールをまだ教わっていなかったので、これから勉強していきます」結局、初日の売り上げは指名本数8本で売り上げは43万円になったという。――すでにトークも慣れている印象ですが、“鉄板ネタ”がありますか?「『32歳バツイチ子持ち。息子は7歳、3年間会っていません!』と自己紹介すると、たいていのお客様は笑ってくださいますね(笑)」――“会っていない”といえば、ホストデビューについてはご家族には報告していますか?「父をはじめ、家族には知らせていません!いっさい連絡をとっていませんので、来店予定もありませんね。でも、売り上げ的には来てほしいです。父が着ているスーツと同じくらい高い、数十万円のシャンパンとか、おろしてほしいなぁ。『父さんお店に来てくれよ!』なんて、営業動画もYouTubeで流してみるのはどうでしょうね?」インタビュー中も“父親イジリ”を忘れない宏洋氏。歌舞伎町で“感動の父子和解”は実現するだろうか。
2021年04月16日スヌーピーミュージアムの新企画展「スヌーピーと、きょうだい。」と連動したメニューが、スヌーピーミュージアムに隣接したピーナッツ カフェ スヌーピーミュージアム 東京に登場。2021年1月16日(土)から2021年7月11日(日)まで提供されます。コミックの場面や、“スヌーピーのきょうだい”たちをイメージしたサンドイッチやデザートが登場します。「スヌーピーブラザーズサンドイッチ」は、スヌーピーをお見舞いに来たきょうだいたちとスヌーピーがベッドの上で食べていたサンドイッチをイメージ。パストラミビーフと野菜を甘い豆乳食パンに挟んだサンドイッチに、ミニコーンドッグとカリカリポテトが添えられています。「みにくい犬コンテスト」で優勝したくいしんぼうのオラフをイメージした「オラフのパンケーキ」は、アイス、フルーツ、プリンをトッピングしたボリューム満点のパンケーキ。オラフの身体のようにふっくらした生クリームとキャラメルソースがたっぷりとあしらわれています。さらに、スヌーピーのきょうだいで唯一の女の子、ベルをイメージしたドリンク「ベルのフランボワーズミルクセーキ」も用意。コミックの中にも登場したドーナッツと、甘酸っぱいフランボワーズで、愛らしいベルのイメージを表現。【詳細】「スヌーピーと、きょうだい。」連動メニュー販売期間:2021年1月16日(土)~2021年7月11日(日)販売場所:ピーナッツ カフェ スヌーピーミュージアム 東京住所:東京都町田市鶴間3-1-1 南町田グランベリーパーク パークライフ棟TEL:042-850-7390・スヌーピーブラザーズサンドイッチ 1,400円+税・オラフのパンケーキ 1,200円+税・ベルのフランボワーズミルクセーキ 900円+税
2021年01月21日スヌーピーミュージアムの新企画展「スヌーピーと、きょうだい。」と連動したメニューが、スヌーピーミュージアムに隣接したピーナッツ カフェ スヌーピーミュージアム 東京に登場。2021年1月16日(土)から2021年7月11日(日)まで提供される。コミックの場面や、“スヌーピーのきょうだい”たちをイメージしたサンドイッチやデザートが登場する。「スヌーピーブラザーズサンドイッチ」は、スヌーピーをお見舞いに来たきょうだいたちとスヌーピーがベッドの上で食べていたサンドイッチをイメージ。パストラミビーフと野菜を甘い豆乳食パンに挟んだサンドイッチに、ミニコーンドッグとカリカリポテトが添えられている。「みにくい犬コンテスト」で優勝したくいしんぼうのオラフをイメージした「オラフのパンケーキ」は、アイス、フルーツ、プリンをトッピングしたボリューム満点のパンケーキ。オラフの身体のようにふっくらした生クリームとキャラメルソースがたっぷりとあしらわれている。さらに、スヌーピーのきょうだいで唯一の女の子、ベルをイメージしたドリンク「ベルのフランボワーズミルクセーキ」も用意。コミックの中にも登場したドーナッツと、甘酸っぱいフランボワーズで、愛らしいベルのイメージを表現した。【詳細】「スヌーピーと、きょうだい。」連動メニュー販売期間:2021年1月16日(土)~2021年7月11日(日)販売場所:ピーナッツ カフェ スヌーピーミュージアム 東京住所:東京都町田市鶴間3-1-1 南町田グランベリーパーク パークライフ棟TEL:042-850-7390・スヌーピーブラザーズサンドイッチ 1,400円+税・オラフのパンケーキ 1,200円+税・ベルのフランボワーズミルクセーキ 900円+税
2021年01月16日東京・町田の南町田グランベリーパーク内「スヌーピーミュージアム」にて新企画展「スヌーピーと、きょうだい。」が、2021年1月16日(土)から2021年7月11日(日)まで開催される。スヌーピーと、きょうだいたちの選りすぐりのエピソードを紹介2019年11月、六本木から南町田グランベリーパークへと移転オープンした「スヌーピーミュージアム」。その当初より開催されていた、第1弾の企画展「ビーグル・スカウトがやってきた!」に続く今回の第2弾「スヌーピーと、きょうだい。」では、スヌーピーと、個性いっぱいのきょうだいたちの選りすぐりのエピソードを紹介する。スヌーピーのきょうだいたちを紹介スヌーピーのお兄さん“スパイク”は、帽子とヒゲがトレードマーク。広い砂漠にひとりで住んでおり、サボテンと話をしたり、スヌーピーに手紙を書いたりして日々を過ごしている。「みにくい犬コンテスト」で優勝したこともある、ふっくら体形の“オラフ”と、ふさふさな毛並みの“アンディ”。彼らはきょうだいのなかでも仲良しコンビ。新しい家を探すために、スヌーピーを訪ねたり、スパイクを探す旅に出たり、一緒に冒険に行くこともしばしば。唯一の女きょうだいである“ベル”は、パッチリとした丸い目と長いまつげがチャームポイントで、おしゃれなレースのカラーをつけている。久々のスヌーピーとの再会の際には、背の高い息子がいて驚かせたこともある。ぶち模様がチャームポイントの“マーブルス”は、スヌーピーと性格が合わず、旅に出てしまったのち消息不明に。しかし、こっそりスヌーピーに会いに来たこともあるそう。今回の企画展では姿を現すだろうかーー。約45点の原画を展示会場では、スヌーピーに似ていたり、似ていなかったりするきょうだいたちにまつわる約45点の原画が展示される。こころ温まるエピソードが紹介される中、注目したいのが、“スパイク”、“オラフ”、“アンディ”、“スヌーピー”がランチタイムをベッドで楽しむ様子を描いた原画。砂漠で生活していたり、旅に出たりと、自由きままに過ごすきょうだいたちがこれだけ揃うのは「ピーナッツ」史上でも珍しいことだ。【開催概要】スヌーピーミュージアム企画展「スヌーピーと、きょうだい。」会期:2021年1月16日(土)~2021年7月11日(日)時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)休館日:2月中旬に1日のみ(HP にて告知)【施設概要】スヌーピーミュージアム住所:東京都町田市鶴間3-1-1開館時間:10:00~18:00(最終入場は17:30)休館日:年末年始、および2月と8月に各1日アクセス:東急田園都市線・南町田グランベリーパーク駅より徒歩4分TEL:042-812-2723
2020年11月19日息子が小学6年生の時の出来事小学校6年の冬、息子は季節性のインフルエンザにかかりました。病院で処方された抗ウイルス薬を服用した後も高熱は暫く続きました。夜、私と娘が話をしていると、隣の部屋で寝ていた息子が何か訴えてきました。「どうした?しんどいの?話し声がうるさかった?」娘との話を中断し息子の部屋に向かうと、息子がドアの前に立っていました。何やら不穏な様子息子はこちらの問いに答えず、唸り声を上げていました。「吐き気がするの?トイレに行く?」私は息子をトイレに誘導しましたが、背中をさすっても息子は上手く吐くことができないようでした。唸り声は徐々に大きくなっていき、息子は便器に顔を突っ込んだまま便座の蓋の開閉を始めました。「ちょっと⁉頭、挟まってるよ!危ないって!」私が制止しても息子はやめる気配がありません。唸る息子が自ら“便器怪獣に食べられてるような仕草”を繰り返すのを見て私は思いました。「これは熱せん妄かも…」知識はあったけれど1~10才台の子どもが発熱に伴って異常な行動をとる『熱せん妄(もう)』は、ニュースなどで見て知ってはいました。実際、娘が小さいときに、インフルエンザの高熱でうなされながら布団の中で足をバタバタさせていたのを(私も横で寝込みながら)目にしたことがありました。2才の幼児が布団の中で足をバタバタするぐらいなら「熱でうなされているのかな?怖い夢でも見たのかな?寝ぼけているのかな?」と思う程度ですが、11才の男子が立ち歩いて大声を上げる様子を目の当たりにすると、知識はあってもやはり動揺します。救急外来を受診幸いそのときは家に主人がいたので、叫び声を発しながら便器に頭を突っ込んで便座の蓋を開閉する息子を主人に押さえてもらい、その間に私は救急に電話をしました。救急隊の人に支えられ救急車に乗り込む頃に息子は落ち着き始め、受け答えもできるようになっていました。病院に着いて医師の診察を受けたときには日時や名前、自分がいる場所なども言えていました。医師によるとインフルエンザの流行時期だったこともあり、その日は息子と同じような症状の子どもが10人ほど救急外来を訪れ、そのうち何人かは経過観察の為そのまま入院になったそうです。息子は会話もできるようになっていたので、解熱剤を処方され帰宅することになりました。ただ、今後も同じような症状が起こり得るので、暫くは大人が傍で様子を見ているように言われました。熱が高い間は要注意熱が続いた数日間は、医師に言われた通りできるだけ私か主人が息子の傍にいるようにしました。玄関や窓はダブルロックをし、台所のコンロもロックを掛けました。熱せん妄と思われる症状はその後2回ありました(いずれも寝起きの時)。目は開いているのですが、やはりこちらの呼び掛けには応じることはありません。2度目以降は“便器の蓋パカパカ”はありませんでしたが、トイレの前で叫んだり、廊下で頭を抱えてうずくまったりしました。私は息子が落ち着くまで背中をさすりしました。落ち着くと息子は再び布団に戻り眠りました。私は息子の様子から、「身体は起きているけど脳は眠っていて夢を見ている状態なんだろうな」と思いました。熱せん妄よりも私が驚いたこと息子が回復した後、私は息子と熱せん妄を起こしたときの話をしました。本人にはその時の記憶ほとんどありませんでした。息子「最初の時だけ少し覚えてる。多分夢だと思うんだけど、部屋の中に何人か人がいて、その人の頭の上にしずくの形をした魂みたいのが見えたんだ。」私「そりゃ怖いね。逃げ出したくもなるね。」息子「でもその後は記憶ないな。俺、どんな様子だったの?ホントに大声出したりしたの?」私はそのときの様子を絵に描いて息子に見せました。すると...Upload By 荒木まち子息子「・・・。俺、障害になっちゃったのかな?」私「!?」息子「だって姉さん、暴れてた時あったじゃん。」私は息子のこの言葉にとても驚きました。暴れる=障害!?数年前、娘が高校生のとき、家で暴れていた時期がありました。息子はそのとき、小学校の低学年でした。それまでの姉からは想像できないほどの豹変ぶりを彼は目の当たりにしていました。そのときの様子がよほど印象深かったのでしょう。息子は今回自分が暴れた原因が、姉と同じように障害由来ではないかと心配したようです。それは“きょうだい児ならでは”の発想なのでしょう。私は息子に熱せん妄の説明をし、姉が暴れた原因とは違うことを伝えました。思春期の息子に対し今年中学生になった息子は、「親に自分の部屋に入って欲しくない」「友達に姉の障害の事を知られたくない」と思うようになってきています。親を疎ましく思い、友達に大きく左右されるといった典型的な思春期を迎えています。また、精神的にも知的にも息子は姉を追い越し始めてきています。息子が私に「姉さんに対してどう接したら良いかわからないときがある」と言ったこともあります。小学生の時とは明らかに違ってきています。今まで事あるごとに娘や主人に対して障害の特性について対話を重ねてきたのと同様に、これからはきょうだい児である息子に対しても、娘の障害について丁寧に話をしていく必要があると感じています。おまけ息子が回復するまで同じ部屋で寝たり、日中そばでずっと見守ったり、熱せん妄をおこした際には抱きしめたり体をさすったり、と濃厚接触をしていたにも関わらず他の家族にインフルエンザは感染りませんでした。マスク、消毒、手洗い、うがい、換気などの対策をすれば、家庭内感染の予防はできるんだなぁ、と実感できたできごとでもありました。おしまい
2020年09月16日夏休みは家で過ごす時間が長いため、いつも以上に増えるきょうだいゲンカ。そんな時、上の子に対してつい厳しく叱ってしまうママは多いのではないでしょうか。私は元幼稚園教諭であり、現在は2児のママとして活発なきょうだいの育児に奮闘中。今回は、私の今までの経験から、きょうだいが仲良くなるために必要な、親の上の子のへ対応についてお伝えします。ケンカの原因は、下の子への嫉妬かも一緒にいる時間が長くなると、きょうだいケンカが増えるのは仕方のないこと。やりたい遊びがちがったり、ものの取り合いであったり、理由のあるケンカは、お互い素直に気持ちを出し合える仲のいいきょうだいだからこそ起きるものです。しかし、上の子が下の子に必要以上にきつく当たったり、理由なく手を出すことが多い場合、「下の子への嫉妬」が原因かもしれません。具体的には、下の子のものを取る、叩く、押すなど明らかにいじわるをしているなど。ある程度の年齢になると、ものを貸さない、下の子のやることが気になり文句を言う、無視するなど、冷たい態度をとることもあるかもしれません。叱りすぎは上の子の嫉妬心をあおり、悪循環に!それでケンカになると、上の子が原因となっていることが多いわけですから、叱られるのは上の子に。ママとしては上の子に、「叩いてはいけない」「下の子にも貸してあげなきゃダメ」「優しくしなさい」など伝えなくてはいけないと思うので、どうしても厳しくしてしまいがち。しかし、「嫉妬」からいじわるをしている場合は、それがよくないことというのは、その子自身がすでにわかっていることが多いのです。それでも下の子に対しイライラが抑えられず、悪いとわかっていてもいじわるをしています。また、何とかして大人の気を引きたいという思いが行動に出てしまうことも。上の子がそのような気持ちを抱えている時に、ママにきつく叱られると、叱られない下の子に対しイライラし、さらにいじわるをするという悪循環になってしまうのです。叱らずに甘やかすことが解決の近道上の子が嫉妬から下の子にいじわるしていると感じたら、親がすべきことは叱ることではなく、「甘やかすこと」なのです。改めて考えてみると、下の子は許されていて、上の子は許されないことは多くあるはず。いったんそれをゆるめて、同じように対応します。たとえば、下の子に靴を履かせてあげているなら、自分でできる上の子にも履かせてあげましょう。また上の子だけの特別な時間を作ります。下の子のお昼寝の時間に抱っこする、二人だけでアイスを食べるなど、なんでもかまいません。そして、当たり前のこともほめてあげましょう。下の子がまだできないことができていたら「さすが〇歳だね!」と誉めたり「お兄ちゃん(お姉ちゃん)ってすごいね!」と下の子に同意を求めたり。「下の子に負けないくらいかわいいよ!大切だよ!」というメッセージをどんどん伝えてあげればいいのです。上の子の様子を見ながら軌道修正していけばいい甘やかすこと、かわいがることを続けていくと、少しずつ上の子に余裕ができ、下の子に当たることが少なくなってきます。そうしてやっとお兄ちゃん・お姉ちゃんとして、下の子にやさしく関わることができるのです。とはいえ、私自身子育てをしていて感じるのは、上の子の愛情バロメーターは底がないということ。もともとは、両親からの愛情を独り占めしていた第一子。親としてはできる限り手をかけ、かわいがっているつもりでも、本人にとっては足りないという時もあるようで、常に満足させるのは至難の業。だから、親が十分に対応できないときがあっても、それはそれでしょうがないのかなと思うようにしています。大事なのは、上の子の「嫉妬心」に気づいた時にはいつもより少し優しく対応すること。その時々の様子に合わせて軌道修正しつつ、関わっていけばいいと思います。
2020年08月22日私には7歳・5歳・2歳・0歳の子どもがいます。4人きょうだいの上2人にはついつい「自分でやってね!」と言ってしまうし、下の子たちの面倒もたくさん頼んでしまいます。一生懸命やってくれるけど、本当は大変だよなぁ……と気づかされたことがあったのでご紹介したいと思います。 「かわいいけどちょっと困る!」長男と次男は2歳半差。次男が生まれたときには「これがおめめ、これが鼻、あ~かわいいな~」なんてメロメロだった長男ですが、次男がハイハイを始めたころからかんしゃくが多発するようになりました。せっかく作った作品が壊されたり、おもちゃはよだれでべとべとにされたり。 赤ちゃん返りはほとんどなかったですが、ふとしたときに長男が「○○ちゃんはかわいいけど、ちょっと困る!」と叫んでいて、お兄ちゃんは大変だなぁと思ったのでした。 「ばあばんちに行ってくる!」次男から2歳半差で、第3子が誕生! 次男に対しては着替えやトイレなどを「自分でやってね」と言うことが多くなり、できていないと長男が「そんなこともできないのか!」と少々強く言うこともありました。妹が少し成長しておもちゃの取り合いになると、気の強い妹が勝ち取ることが多く、次男は噛まれてしまうことも多々。 お兄ちゃんにはバカにされ、妹には喧嘩で負け、親は育児・家事で忙しそう。次男は家で過ごすのがつらかったのかもしれません。しばしば「ばあばんち行ってくる」と義実家で過ごしていました。家族で「次男の気持ちを大切にしよう」と話し合って、なるべく次男の話には耳を傾けるように意識するようになりました。 「お母さんにはわからないよ!!」第3子から2歳差で第4子が生まれ、ますますバタバタな毎日。お兄ちゃんたちは自分のことは自分でできて「当たり前」とされ、下の子のお世話や簡単な家事もどんどん任されるようになりました。 しかし次男は気に入らないことがあるとキーキー叫び、物を投げたりドアをバタンと強く閉めたり、とにかくぐずり始めたらなかなか止まらず、私もイライラすることも多くなりました。 しかし、ある日長男が放った「お兄ちゃんは大変なの! おかあさんにはわからないよ!!」のひと言。私自身が年の離れた3きょうだいの末っ子だったので、言ったのでしょう。長男だってまだ7歳、次男はまだ5歳、もっと甘えたいこともあるんだよな……と反省しました。 4人も子どもがいると、毎日必ず喧嘩はあるし、上の子たちは我慢しなければいけないことも多いです。それでもきょうだいの誰かがいなくなると「つまらない!」と言っています。夜寝るときは相変わらずママの隣の争奪戦。あともう少しだけ、お兄ちゃんたちと触れ合える時間を大切にして過ごしていきたいです。 監修/助産師REIKO著者:小林まり3男1女の母。元小学校教員。夫は土日出勤、出張も多いNPO職員。育児の大変さを実感しながらもコツをつかみ始めてきたところ。自身の経験を中心に執筆している。
2020年06月30日私は物心が付いたころから、母親からのきょうだい間の対応の差を感じていました。私はずっと「私は親からきょうだい差別を受けている」と思っていました。でも、大人になってからは「あれは、区別だったのかも」と思うことも。しかしどちらにしても、私にとってはつらい経験でした。 幼いころから感じていた「差」私は幼いころから、私と弟に対する母の対応に差を感じていました。例えば、おもちゃ。おもちゃ箱の中には、弟のプラレールやトーマスのおもちゃがたくさん詰まっていました。でも、私のおもちゃはないのです。弟のおもちゃで遊んだ記憶はあるのですが、自分のおもちゃで遊んだ記憶はありません。 私に向けられたものは、本棚に立てられた幼児教育の教科書だけでした。写真を見ても、これは私の記憶違いではなさそうでした。 弟は褒められるのに、私は…少し成長してからは、「弟は褒めてもらえるのに、私は褒めてもらえない」と思うことが多くありました。 例えば、学校のテスト。私が90点台を取ると、「どうしてこんな問題を間違えたの!? ちゃんと勉強しなかったからでしょ!」と怒られました。一方、弟が50点台を取ると、「ここも、ここも、できたね! 頑張って勉強したからだね! すごいね!」とやさしく褒められていました。それを見た私は大ショックです。私のほうが良い点数なのに、なぜ私は怒られるのか。なぜ弟は褒められるのか。 とてもつらかったことを覚えています。 母は私のことが嫌いなのだと思ったなぜ母は「きょうだい差別」をするのか。幼い私が考え出した答えは、「ママは私のことが嫌いだから」でした。「ママは弟のほうが好きなんだ」「私はいらない子なんだ」そんなことを考えると、つらくて悲しくてたまりませんでした。 しかし、今になって考えると、あれは「差別」ではなく「区別」だったのではないかと思うこともあります。母は私に「あなたは何でもひとりで、じょうずにできた。でも弟は何をやらせても遅いし、下手だった」と言っていたことがあるからです。 平等に接してほしかったもしかしたら母は、こう考えたのかもしれません。 「姉には遊びより教育を与えたい。弟には教育より遊びを与えたい」「もし50点で良いと姉を褒めたら、姉がそれで良いと勘違いして怠けてしまうかもしれない。逆に、90点を取れないからと弟を叱るのは、弟には酷だ」 確かにその子の個性、その子の個性に合わせた対応をすることは大切なことです。しかし子どもの私にとって、それはとてもつらい出来事だったことに変わりはありません。 私も親となった今、子どもへの接し方の難しさがわかるようになりました。でもやはり、あからさまにきょうだい間の対応を変えることは、子どもの心を傷付けることに繋がると感じています。 子どもの個性に合わせた対応をした結果、傷つく可能性があるくらいなら、みんな同じように接してあげたいと感じます。私は現在第二子妊娠中です。第二子が生まれたあとは、自分のつらかった経験を思い出し、どちらも「差別されている」と感じないよう、平等に接してあげたいと思っています。 イラスト:ののぱ監修/助産師REIKO著者:丸川朋一女の母。出産を機に仕事を退職。子育てのかたわら、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。現在第二子妊娠中。
2020年05月22日長引く休校休園、きょうだいが揃って家にこもっていると、ケンカが絶えないのが多くのママの悩みではないでしょうか。うちの小2の息子と年中の娘も、いつも以上にケンカが増え困っていたのですが、最近、ある方法でピタっと止まりました。今回はきょうだいゲンカの時に親がすべき対応と、うちの子どもたちのケンカが止まった方法をお伝えします。きょうだいゲンカが起こるのは「素」になるからうちの子たちの様子や、子どもの友達のママたちの話を聞いて感じるのは、学校や幼稚園では友達とケンカをすることがほとんどない子も、きょうだいとはケンカになることが多いということ。それは家では、それぞれが「素」になっているからだと思います。外では自分1人でできていることも、家では「ママやって~」と甘えてしまうのと同じで、外では友達に対して遠慮したり、ガマンできることも、きょうだいに対しては感情のままに行動してしまうようです。そう考えると、いつも外でがんばっている子どもたち、きょうだいゲンカはおおらかに受け止めてあげたいところ。理想的な親の対応は、双方の話をしっかり聞くことわが家できょうだいゲンカが起きた場合、基本的には自分たちで解決してもらいたいと思い、できるだけ介入しないようにしています。私が止めに入るのは「お兄ちゃんがぶった~」と娘が泣きついてくるタイミングが多いです。その時に気をつけているのは、一方的に息子を悪者にしないこと。泣かせた方が悪い、叩いた方が悪い、というように親がジャッジしてしまうと、不満が解消されず、ストレスからさらにケンカが増えてしまいます。そこで、どうしてそうしてしまったのか、双方から話を聞くようにしています。そして、「そうだったの、それはイヤだったね」と、どちらの気持ちにも共感してあげることで、子どもたちもお互いに相手の立場になり、気持ちを知ることができます。忙しい時には明るくピッピー!ポッポー!しかし、理想的な対応をいつもできるわけではなく、実際は繰り返されるきょうだいゲンカに、「いいかげんにしなさーい!」とイライラしてしまうことが多々あります。特に手が離せない時にケンカが起きると、双方から話を聞いて…などしている時間はとれません。うちでは夕飯作りの忙しい時間にケンカが起きがちで、困っていました。ある日、いつものように子どもたちが言い合いになりかけたので、咄嗟に私が大声で「ピッピー!そこまで!」と叫びました。すると驚いて顔を見合わせた子どもたち。「ママ何言ってるの~」「ピッピーって笛の音?ヘンなの~」と笑ってケンカは終わったのでした。それからは、「ポッポー!」と言ったり「ブッブー!」と言ったり。子どもたちが思わずふき出しそうな音をチョイスしてキッチンからケンカを止めています(笑)。お互いにちょっとしたことが譲れず、意地になってしまっているだけなので、気をそらすだけでも効果抜群。自分が手が離せない時の奥の手として、険悪になる前に明るく止めてしまうのもありだと思いました。一日中絶えないケンカにママの心が折れる…それでも外出自粛・休校休園が長引き、退屈な日々が続くと、ケンカが一日中絶えず起きるように。私にとってそれは大きなストレスでした。夜にはぐったりで、いつもは子どもたちと添い寝をしているのですが、くっつかれるだけでイライラするように。そこで子どもたちに、「ケンカばかりするから、一緒に寝たくない」と素直に話をしました。「そんなのイヤだ!」と大ブーイングでしたが、私は「ママは、〇〇(息子)を叩く子とも、〇〇(娘)を叩く子とも、一緒に寝たくないんだよ。今日は絶対に一緒に寝ない」と言い張りました。すると子どもたちは「ケンカしなかったら一緒に寝てくれるの?明日は絶対しない!」と言い出しました。プチご褒美でケンカがピタッとそうは言ってもどうせケンカするんだろうなと思いつつ、「じゃあ明日、ケンカが3回までだったら、一緒に寝るって約束ね」「わかった、ケンカは3ポイントまでね」と言って約束し、その日は別々に眠りました。そして、翌日。驚くことにケンカがピタっとなくなったのです。いつものように言い合いになると、「あ!ケンカの1ポイントがついちゃう!」と息子が気づき、娘も「そうだった!」と言って仲直りするのです。うっかり手が出てしまっても「今のは違う違う!」「ね!」と言い合ってケンカが続くことはなく、結局夜まで仲良く過ごしました。前日までいくら「ケンカしないで!」「いいかげんにしなさい!」と叱っても効果がなかったのに、びっくりです。今までは当たり前だった添い寝が、ケンカをしなかったご褒美のようになり、「今日はケンカが0ポイントだよ!寝る時ぎゅう~ってしてね」と大喜びするようになりました。ママの負担を減らし、家族の笑顔を最優先に私は普段「ケンカをすることで、相手との関わり方を学んでいくもの」と思っています。それを考えると、ご褒美のためにガマンして、きょうだいにやさしくするのは、決していいことではないとも思います。しかし長期休みの今は、ずっと家にいるので、外でがんばらなきゃいけない時間がない状況。プチご褒美のおかげで、ケンカをしないことが「兄妹、2人で力を合わせて頑張ること」に変わったことはよかったと思っています。プチご褒美は、ケンカしなかったら、「夕飯は子どもの好きなメニューにする」「おやつを一品プラス」などちょっとしたことでも充分。他にも、ポイントカードを作ってご褒美シールをためていくのも楽しそうです。高価なオモチャなどでなくても、ケンカにならないようにがんばるきっかけ作りになればいいのです。わが家でも寝る前の「ぎゅう」がマンネリになってきたら、プチご褒美の内容を変えて、子どもたちのケンカが少ない状況を今後もキープしていけたらいいなと思っています。今、ママたちは本当に大変な思いで毎日を過ごしていることと思います。中でもきょうだいゲンカのストレスは大きいもの。こんな事態なので、できる限りママの負担を減らし、家族の笑顔を最優先に、少しいつもの育児と考え方を変えてみるのもいいのではないでしょうか。私も引き続き工夫して、楽しいお家時間を過ごしていきたいと思います。<文・写真:ライターnicoai>
2020年05月14日’11年3月11日の東日本大震災による津波の被害。宮城県石巻市・大川小では児童74人が死亡・行方不明となった。地震から約50分もたった後に、教職員の指示で避難し、津波にのまれたのだ。大川小の卒業生で、妹のみずほさん(享年12)を同校で失った佐藤そのみさん(23)。この4月、テレビ制作会社で社会人デビューする。あの日から9年の時を過ごし“震災後の人生”と向き合うようになったそのみさんがインタビューに応じてくれた。「私はなんでも教えたがる姉で、“いばりんぼう”だったかな。でもみずほが周りの子にイジメられていれば、すぐかけつけて助けた。いつもいっしょにいる姉妹でした」あの日、中学2年生のそのみさんは卒業式に出席後、曽祖母、祖父母、兄と石巻市内の自宅にいた。「地震後、5人で高台に避難しました。なんの情報もありませんでしたが、北上川を見に行ってきた兄が『こっちには津波来ないよ』というので、自宅に戻ったんです」その後に母・かつらさん(54・当時教員)が勤務先の市立河南西中学校から帰宅した。ラジオを夜中に兄と聴いていると、《○○地区に遺体が200人……》などという不確かな情報も舞い込んできた。「《大川小が孤立している》ことはわかったんですが、みずほは教職員と学校にいるから大丈夫だと思って、帰ってきたときのために、パンも用意しておいたんです」ところが翌日も妹は帰ってこず、そのみさんは、13日に母と大川小方面に向かった。「《どうか助かってほしい》とすがる思いになった直後、みずほのお友達のお父さんに『みずほちゃん、上がったよ』と言われ……」母は、女川町立女川第一中学校教諭(当時)で校舎内にとどまっていた父・敏郎さん(56)の元に駆け、悲報を告げた。そのみさんのお下がりの「ターコイズブルーのダウンジャケット」をまとったみずほさんの遺体に両親が対面したのは、14日の朝のことだった。「ショックが度を越えた私はこの事実を受け入れられずに『みずほはどっかで無事なんだ』と、頭の中の別世界で生存しているような感覚でした。それでも合同葬儀、代わりに出席した卒業式などの行事に加え、多くの報道陣が詰めかけることで『妹の死』を事実と認識せざるをえなくなったんです」母と祖母・ちよゑさん(81)が悲嘆の涙に暮れる日々が続いたが、そのみさんは「努めて平静を保つように心がけた」と話す。大川小在籍時は、手製の漫画雑誌や『花鳥風月』という文集を出す“創作少女”だったそのみさん。しばらく触れていなかったカメラに再び手を伸ばし、出会った人を日記につづるようにもなった。妹も故郷もすべて奪った震災に「向き合わなければ」と思い、そのときにできた精いっぱいの表現だった。「表現方法の中で『映像』が最も好きだった私は『映画を撮りたい』と思うようになっていました。中1で観た映画『重力ピエロ』(伊坂幸太郎原作)にも影響され、映画への思いはさらに強まって」一方、親たちは1時間近く裏山に逃げる猶予がありながら、子どもがなぜ校庭に待機させられ、命を落とさなければならなかったのかを知りたかった。しかし真実は開示されず、「学校側が都合の悪い事実を隠蔽している」との遺族たちの疑念は募るばかりだった。’13年に始まった「大川小事故検証委員会」も「第三者」を謳いながら行政寄りで、そのみさんの両親は当時、激しく抗議。両親のそんな姿勢に、そのみさんは複雑な思いを抱えていた。「『(親の言動は)亡くなった先生方を責めているみたいだから、やめてほしい』と、高2になっていた私は父に言ったんです。『亡くなった子たちも悲しむよ』と……」進学した石巻高時代は創作演劇で市の優秀賞を取り、県大会にも出品。かねて志望していた日大藝術学部映画学科に見事合格した。「いつかは石巻を舞台に『命のぬくもり』を伝える映画を撮りたい」と勉強するなかで震災関連の文献も読み込んだ。そして親に抱いていた「なぜ先生を責めるの?」という疑問にも一定の答えが出た。「子どもを失った親の『わが子がどうして命を落としたのか、その真実を知りたい』という切実な気持ちが理解できるようになったんです。それを踏まえて、震災に向き合う卒業制作に取り組めるようになりました」それは、震災で家族を失った登場人物に「亡くなった人に向けて手紙を書いてもらう」過程を撮った30分のドキュメンタリー。自身も「語り」を兼ねて登場し、妹への手紙を朗読した。「妹への思いを言葉として口に出したのは初めてです。《みずほは21の年だろうか。みずほはみずほで、そちらで元気で過ごしているだろうから大丈夫だよね……》というように」「頭の中の別世界」で妹を生かそうとしていたそのみさんが、卒業制作では「亡くなった人への気持ちを純粋に込めよう」と思えた。妹の死に正面から向き合えるようになったのだ。「これまで、《震災以外のテーマには目を向ける時間はない》と遮断していたんです。今は、ほかの世界にも目を向けることができるかなとは思う。私の根底に震災の体験があって、一生ついてくるものだから、こっちからアプローチしなくてもいいんだなと」そのみさんは、4月からテレビ制作会社に就職し、ディレクターとして歩み始める。(取材・文:鈴木利宗/撮影:加藤順子)「女性自身」2020年3月24・31日合併号 掲載
2020年03月11日こんにちは。けえこです。長女ももは、生後4ヵ月頃からよだれが出はじめました。お兄ちゃんのりくは妹が大好きで、日ごろからおむつをつけようとしたり、布団をかけてくれたりと、たくさんお世話を頑張っていました。今回は、そんなももとりくが小さかったころのお話です。■下の子の面倒をみる兄はうれしそう!?妹の口からだらだらと流れるよだれを見て、あわててハンカチを取りに行き、「お兄ちゃんがよだれを拭いてあげるからねー」と丁寧に口を拭いていました。でも、集中すると口が開いてくる次男りくは、自分もよだれがだらだらと…。そのよだれは私が拭いていました。今では逆に長女の方がしっかりしてきて、次男の世話をあれこれと焼いています。朝は「りく兄ちゃん、ハンカチは持った!? ティッシュは? メダカのエサはあげた?(←朝のメダカのエサやりは次男の仕事)」と声かけをしています。次男も「うんうん。持ったよー。エサもちゃんとあげたよー」と嬉しそうにしています。仲よしなのは昔からちっとも変っていません。■兄弟仲よしの秘訣(ひけつ)は?ちなみにうちは長男、次男、長女の3人です。 「下の子が産まれたら下の子よりも上の子をかわいがりなさい」と、本で読んだことがありました。私も最初はそれを実行していました。でもね。それは私には何か違うような気がして…。私としては、下の子をかわいがってるところを上の子に見せた方がいいんじゃないかと思ったんです。その方が弟や妹はかわいいものなんだって伝わるような気がしました。そこで、長女が生まれたときは次男や長男の前で長女をいっぱいかわいがりました。そして上の子たちも同様にいっぱいかわいがりました。手伝ってくれたときはめちゃくちゃ褒めて、「ありがとう」と伝えました。この方が、私は気持ちが楽だったし、子どもたちもよく手伝ってくれるようになりました。成長してからは、私との時間も作るようにしましたよ。夜、寝る前は必ず子どもたち一人一人と今日一日にあったことをあれこれと話しましたよ。5分くらいなんですけどね。その時間が私も子どもたちも好きでした。たまに順番を間違えると、一番下のももが寝てしまってるというアクシデントもありましたが、ほぼ毎日、夜、寝る前に話してました。そのおかげかどうかは分かりませんが、今でも兄弟三人仲よしです。これからも仲よく楽しく過ごしていってほしいですね。
2020年02月27日きょうだいの中でどうしても合わない真ん中の子わが家は2歳違いの姉弟で、長女(中1)、次女(小5)、長男(小3)の3人の子どもがいます。きょうだい3人、差別をするつもりはないのですが、小さな頃から、真ん中の次女に関しては、「難しい」「合わない」「ムリ!」と思うことが多々ありました。夫に「あの子はどうしても私には育てられない」と訴えたこともあります。「母親失格?」と悩んだこともありました。長女は素直でいい子、第3子の長男は男子だからか、純粋にかわいいと思えます。対していつも頑固で言うことを聞かない次女のことは、いちいち憎たらしく感じるのです。次女は、「私を見て!」という思いがあって、それをうまく表現できずに反抗的な態度になっているのだと思います。そう分かっていても、私は優しく接することができないのです。でも、その子とてわが子、ずっとつき合っていかないといけないし、育てていかないといけない、親としての責任もある…。悩みながら今に至っています。いまだ解決したわけではないのですが、少しはましになったかな、というところまできたような気がしているので、私の経験を書いていきたいと思います。平等に接することができない…私って「母親失格?」「3人平等にしないと」と思いながらも、「どう考えてもできていない」と感じながら子どもに接してきました。そして、そんな自分に「私って母親失格?」と悩んでいました。でも、「自分がダメ親である」ということをカミングアウトすることになるのではないかと考えて、なかなか親しい友人にも相談できずにいました。きょうだい3人が同じことをしても、なぜか次女にだけイライラして「何してんの?」と怒り口調で言ってしまったり、次女のお菓子のゴミが床に落ちていたりすると、心の中では「私が自分で捨てればすむことなのに」と感じながらも、わざわざ次女を連れてきて「ちゃんと捨てなさい!」と捨てるまでにらんでいたり…。私が次女に対してとっているそういう態度について、本人も気づいていて、もしかしたら「姉や弟と比べて、自分への扱いが違う」と感じながら、心に傷を負っているかもしれません。そんな後ろめたさを抱えながら過ごしていたある日、次女に対して感情が爆発してしまいました。「あんたなんかおばあちゃんとこの子になりなさい!お母さんは一緒に住むのは無理だから!」と。自分で言いながら、頭の中では、相手をナイフでぐさぐさ刺しているような感覚がありました。このときに、自分自身が「これはまずいかも」と思い、「ダメ親である自分を隠している場合じゃない。なんとかしないと」と、複数の子どもがいるママ友に、「こういう気持ちってない?」と直接話をしたり、ラインやメールなどで聞いてみました。ママ友に初めて相談してみたら…「あるある~!」とそうしたら、かなりの割合で、「あるある~!」という声が返ってきたのです。「同じことやられても、上の子には腹が立つのに、下の子はなぜかかわいく感じてしまう」「下の子は何か言おうとしただけで、こっちの態度が怒りモードにスイッチオンしてる」「私も、みんなに聞いてみたかったけれど、言えなかった」そう、同じ悩みをもつ母親がたくさんいたのです。でもなんとなく「きょうだいに平等な感情を抱けないのはよくないこと」という思いからか、表に出せずいたとのこと。このとき、自分だけじゃないんだと知り、程度の差こそあれ、わが子と「合う・合わない」ということもあるんだと自分に言い聞かせることができました。じゃあ、なぜこの子とは合わないの?まわりの声を聞いて、「合わない子もいる」というのは自分だけではないということが分かり、少しホッとした私。でも、やはり、「なぜそういう感情になるのか?」ということは、知りたいと思いました。いろいろな意見がある中、多かったのは、「合わない子=自分と似ている」、つまり、「自分を見ているみたいでイヤ」という理由でした。落ち着いて客観的に考えてみると、私と次女も確かに性格的に似ているのかも…と思うところがいくつか出てきました。そして、私自身は、性格的なことや行動についてはもちろんですが、見た目の似ている度合いも関係してくるのかなと感じています。次女は、誰からもお母さん似と言われます。いつもいつも「似ている」と言われていると、どうしても自分自身との比較という対象になってしまうのかなと思うのです。今も解決したわけではないのですが…「似ている」ということは、「相手のイヤな面」=「自分のイヤな面」なわけです。そこが見えて、そこに気づかされることにイライラしてしまうのだろうと思います。つまり、見たくない自分や認めたくない面を突きつけられているという点で、落ち着かない気持ちになるのではないかと思うようになりました。それに気づいたことで、「自分ならこういう風に言われたら素直に聞けるかな」など、逆の立場に置き換えて考えてみようと、ひと呼吸おけるようになってきた気がします。もちろん今でも、次女とはぶつかることも多いです。イライラすることもあるし、そのときの気持ちや対応に「母親失格だ」と落ち込むこともいっぱいあります。でも、それが自分だけが特別にもつ「感じてはいけない感情」ではなく、まわりの子育て中のみんなにも「よくあること」だとわかった今は、まわりに相談することもできるようになり、同じような思いをもつママたちの感じ方を聞くこともできるようになったことで、少しは気持ちがラクになりました。そして、今回自分の気持ちを文章にしてみて、これから娘が大人になるにつれ、距離感やつき合い方もお互いに成長していくのかなという思いも出てきました。これからも、きっと次女とはバトルも多く、悩むことも多いとは思いますが、この関係を客観視できるように気持ちを落ち着けて、向き合っていきたいと思っています。
2020年01月14日年の近いきょうだいがいると、毎日のようにケンカをしませんか?「ケンカするほど仲がいい」という言葉があるように、きょうだい間でケンカが勃発することは総じて普通のことなのですが、親からすると「うるさーい!」と言ってしまいたくなりますよね。そこで、心理カウンセラーであり、3人の子どもをもつ母でもある私が、きょうだいゲンカが早く収束するようになった方法をお伝えします。子どものケンカは子ども同士で…では解決が難しいわが家には8歳の長男、5歳の長女、1歳の次男がいます。1歳児に関してはまだケンカに参入することはありません。問題は上の子2人です。「おもちゃを貸してほしいのに貸してくれない」「ぶつかってきたのに謝らない」「やめてって言っているのにやめてくれない」など、子どものケンカあるあるは限りなく、いつもわが家ではどちらかが泣くという結末を迎えていました。ケンカが始まると、2人とも親に告げ口をしてくるタイプだったので、片方が「おもちゃを貸してくれない」と言ってくると、もう片方が「だって、まだ使い始めたばっかりだから!なのに邪魔してくるんだよ!」と言ってくる。子どものケンカは子ども同士で解決してほしいと思っていた私は、「それは2人の問題だから2人で解決して」と間には入ろうとしなかったのですが、最終的にはこじれるばかり。考えてみれば、まだ人生数年しか過ごしていない子どもにとって、自分の主張を通そうとするのは当然のことです。解決できるようになるためには、自分の気持ちを伝えたり、相手のことを考えるという感覚が必要です。しかしながら、「あなただって、反対の立場だったらイヤでしょう?」という言葉は、小さい子どもにとっては理解しにくいところ。子どもは多くを体験から学びます。言葉だけで想像しろというのは、非常に難易度の高い問題なのです。介入ではなく、気持ちの確認作業を行うそこで私は、それぞれが「相手の気持ちがわかる」ようにするにはどうしたらよいか考えました。私がとった作戦は「きょうだいゲンカが起こったときには、2人の話を聞き、相手の前でどんな気持ちなのかを聞かせる」というもの。例えば妹が「お兄ちゃんがおもちゃを貸してくれない」と言いにきたら、私は「そっか、おもちゃを貸してくれないから悲しくなったんだね」。兄が「だって、まだ使い始めたばっかりだから!なのに邪魔してくるんだよ」と言えば、「遊んでいるのに邪魔されるから、イヤだったんだね」という具合です。このあとに続くのは、たいてい妹の「でも私は1回も遊んでないよ!」です。ここにも反応するようにします。「1回も遊んでないから、遊びたいんだね」。そうなると兄は「僕が遊び終わったら貸してあげるよ」となるため、「貸してあげるつもりだから、待っていてほしいんだね」と話します。「でも今遊びたいの!」と妹。そこで私は「今遊びたいから、お兄ちゃんが今使っているのがイヤなんだね」と声をかける。こうして話をしているうちに、兄が「もういいよ、じゃあ3回使ったらまた貸してね」とおもちゃを妹に貸してくれます。いやいや、そんなにうまくいかないでしょ、と思われるかもしれませんが、たいていはこの時点ですでに2人とも落ち着いており、ケンカは収束しています。このやりとりの中には、2つのポイントがあります。言葉のオウム返しと感情の代弁ひとつ目は、子どもの話をよく聞くことです。話を聞いてもらうことで気持ちがスッキリすることは、大人でもよくあるのではないでしょうか。相手が何をしてくれるわけでもないのに、聞いてくれるだけで気持ちがラクになる。これは大人でも子どもでも同様なのです。スッキリする理由は、自分の気持ちをアウトプットすることで、自分自身が抱えている感情を整理することができるから。自分が何に対して怒っているのか、悲しんでいるのか、自分自身で何に悩んでいるのかを理解することができます。具体的に親が子どもに行うときには、①子どもの言った言葉をオウム返しにする②感情を代弁するオウム返しは、親は子どもの話をちゃんと聞いているというサインになります。子どもも話を聞いてもらっているとわかれば、落ち着きを取り戻すことができます。そして感情を代弁すること。子どもは心に湧き上がる感情に対して、相手にうまく伝えることができません。それを親が言葉にすることで、子どもは「自分の気持ちを理解してくれている」と安心することができ、さらにケンカしている相手に対して、感情を伝えることができます。どちらが悪いかの判断はせず、双方の気持ちを聞く2つ目は、どちらか片方だけの気持ちを聞くのではなく、双方に対して行うということです。親としては、きょうだいゲンカを見る限り、どちらが悪いか判断したくなることもあるでしょう。しかし親はどちらか一方の肩をもつのではなく、気持ちを確認し、代弁するだけです。大変そうに感じるかもしれませんが、これを繰り返すことで、同じようなケースが起こったときや反対の立場になったとき、相手の気持ちを理解することができるようになり、「じゃあどうしようか?」と、解決するためにどうすればいいかを考えられるようになっていきます。実際にわが家では、1年ほど前には「1日に何度ケンカするのだろう」と思っていたのが、今ではケンカをする回数が減り、1日平和に過ごす日も珍しくありません。ケンカになっても、自分たちで解決するので、親が入ることも少なくなりました。ちなみに、私は親は基本的に子どものケンカに介入すべきではないと考えていますので、子どもが親を必要としないケンカの場合には、危険が及ばないようにだけ見守っていけばいいと思います。親が止めに入ったり、ケンカ両成敗にするのは、子どもに不満を残すだけでなく、社会性を身につけるチャンスを奪ってしまうことになります。子どもはケンカを通して、相手の気持ちを考えたり、解決法を見出したりできるようになります。子どもの成長を阻害することのないよう、親としての役割を果たしていきたいところですね。<文・写真:ライター沖田かへ>
2019年10月10日きょうだいゲンカ、止める?止めない?あんふぁんWebの「どっちだポン!」コーナーで「きょうだいゲンカ、止める?止めない?」と聞いたところ、約6割は「止める」、約4割は「止めない」と回答。それぞれの理由を聞きました。激しくなっていくので【止める】■ 姉妹ですが、最後には下の子が噛む、叩くなどして、いつも乱闘状態へ。激しくなりそうなら、止めに入ります。(ドドリゲスさん/36歳)■ きょうだいゲンカは難しいですよね。兄は口で攻めるから、弟は結局手を出す。叩き合っても取っ組み合いになっても基本的には止めませんが、物を使い出したらストーップ!!!です。ケガする前に一回止めています。あとはさりげなくケンカさせる環境も作ったりしています(笑)。きょうだいゲンカはたくさんしていい!と思ってる母なので。そのかわり、仲のいい時はほほえましいほど仲良しです!(まいまいさん/34歳)■ 姉(5歳)と弟(2歳)の2人兄弟です。弟がだんだんと凶暴化してきて、遊びがヒートアップすると暴力に発展してしまいがち…。一方、姉はマイペースで暴力は絶対にふるわないタイプなので、やられっぱなしで弟に泣かされることが多く悩んでいます。弟がひどいようなら止めに入っていますが、やられっぱなしの姉にどう教えたら良いか悩んでいます。(Tさん/42歳)■ どちらかが泣くか、どちらかが手を出した時点で止める。(ゆうけんさん/41歳)■ お友達にはなかなかハッキリと言えない性格の娘。 きょうだいゲンカくらいはさせたいと思っています。でも、ついこちらに余裕がない時は、うるさい!と怒鳴りつけて、止めてしまうことも…。自分達で解決できるようになってほしいのですが、なかなかうまくいきません!(アヤコさん/35歳)■ 9歳男の子、7歳女の子、5歳男の子の3人。 いつまででもケンカを続けるのでとりあえず、「うるさいーい!」で、止めてからそのあと理由を聞きます。(くみさん/33歳)■ 止めます。自由なことと、しつけがなっていない、ガマンがきかないことは別だと思うので。(すいすいさん/38歳)■ 13歳、10歳、6歳がガチでケンカします。それぞれ理由はあるかもしれないけど、ひたすらうるさい。ので、「うるっさーーーい!」で止めます。うるさいことや、人にケンカの声を聞かせて嫌な気持ちをさせることが悪いから止めるというのも充分止めるに値する理由だと思ってます。(ゆう子さん/41歳)■ 叩いたり手を出した時点で声がけする。泣いても助けない。当人同士でなんとかさせる。基本兄弟大好きな子たちだから、ひどく叩いたりしないし、泣いたら慰めるから声かけだけですんでるかな。(SAKIさん/35歳)■ 悪いことに気づかないので、ひと言助ける。下の子にも上の子にも平等にしてるつもりも、上の子に当たりやすい私。(むらさんさん/38歳)疲れるし、キリがないから【止めない】■ あまりにもヒドくなったら止めるけど、ある程度は静観します。(ゆうちょりんさん/33歳)■ どちらかが泣き出すまで止めない。途中で止めてもやめないし、こっちも神経質になるのは疲れるしキリがない。(ちーさん/40歳)■ 男の子きょうだいで毎日のように大ゲンカ。 やられてやり返して、痛さを覚えて加減を覚えていくものかと止めずに見ています。 さすがに腕や指を折りそうになったら止めますが。でも最終的には襖を壊して全員正座です。 (mieさん/36歳)■ 基本きょうだいゲンカは止めません。きょうだいのどちらかが親に言いに来ない限りは、子どもたちにまかせています。(きなこもっちさん/40歳)■ 長女9歳、長男4歳、次男3歳。男同士が、叩いた、蹴った、取った、取られた…でいつもやりあっています。基本、私は静観。なぜならキリがないから…。最後はママより怖い長女の喝!で終了(笑)。長女よ、いつもありがとう!(れいにいさん/40歳)投票期間/2019年7月31日〜8月21日<あんふぁんWeb編集部>
2019年08月26日きょうの鉄分葉酸ヨーグルト アロエ登場「きょうの鉄分葉酸ヨーグルト アロエ」が2019年7月23日(火)よりオハヨー乳業株式会社より発売された。数量限定発売の商品となっており、価格は税抜き110円。沖縄県を除く全国のファミリーマートで販売中だ。オハヨー乳業では今年3月、「みんなの保険ノート カラダと鉄分の話し」を公益財団法人 日本学校保健会の協力の下、全国の学校に無償配布する活動を行っている。また、過去に鉄分を売りにした商品を販売するなど、鉄分の大切さを積極的に広めている。きょうの鉄分葉酸ヨーグルト アロエの特長「きょうの鉄分葉酸ヨーグルト アロエ」は成人女性が1日に必要な鉄分と葉酸を補える商品となっており、現代人が抱える鉄分不足を解消してくれる。また、汗をかくことにより、鉄分やミネラルが排出される夏場、毎日の習慣として摂取しやすい、ライチ風味のフルーティーな味わいとなっている。アロエの葉肉も入っており、食感も楽しむことが可能だ。簡単に1日に必要な鉄分と葉酸を摂取できる「きょうの鉄分葉酸ヨーグルト アロエ」。朝の食卓やおやつの時間に活躍することが期待される。(画像はプレスリリースより)【参考】※オハヨー乳業株式会社のニュースリリース
2019年07月25日「上戸さんは3人きょうだいということもあって、第1子誕生後も『この子にも、なんとかきょうだいを産んであげたい』と熱望していました。そのため、事務所も徹底サポートを決断。『絶対に情報が漏れないように!』と“かん口令”を引いたほか、仕事もできるだけセーブするようにしていたそうです」(芸能関係者)6月11日、上戸彩(33)の第2子妊娠が発表された。来月には出産予定だという。上戸といえば、12年にEXILEのHIRO(50)と結婚。15年には、第1子となる長女(4)が誕生していた。それから4年。実は、上戸の願いをかなえたのは意外な“妊活”だった。上戸の知人がこう語る。「彼女は“子宝の秘湯”に通っていたそうです。14年に公開された映画『テルマエ・ロマエ2』で、ロケ地のひとつに群馬県の『宝川温泉』がありました。そこには“子宝の湯”と呼ばれる温泉があるのですが、撮影翌年になって上戸さんが本当に長女を出産したんです。彼女は、もともと休みになると温泉宿を訪れていたほどの“秘湯好き”。しかし、映画出演以降はさらに温泉への思いが強まったのでしょう。全国各地には宝川温泉以外にも別の“子宝の湯”がありますが、そこへ“願掛け”の意味も込めて出かけていたと聞きました」『テルマエ・ロマエ2』がきっかけで“子宝の湯”をめぐり、第2子を授かった上戸。さらにはママ友たちとの交流会も積極的に行うことで、情報交換も行っていたという。「HIROさんの手掛ける飲食店で、月1回ほど “ママ会”を開いているみたいです。お店の邪魔にならないように一般のお客さんのいない早めの時間を選んで、お会計もきちんと彼女が支払っているそうです。ママ会に来る友達のなかには、2人以上子どもを授かっている人も。そうした人たちから子育てについてアドバイスをもらっていたため、2児ママになるための“心の準備”も万全のようですよ」(音楽関係者)出産後は、赤ちゃんも連れて家族仲よく温泉旅行に出かける姿が見られるかも!?
2019年06月18日アイドルグループ・V6の岡田准一が主演を務める映画『ザ・ファブル』(6月21日公開)と漫画家・大川ぶくぶのコラボイラストが7日、公開された。同作は、単行本累計部数200万部突破、2017年度講談社漫画賞を受賞した、南勝久による人気漫画を映画化。圧倒的な強さと的確な手腕で狙った相手を6秒以内で必ず仕留める「天才的な殺し屋」として裏社会で恐れられる通称“ファブル”(岡田)が「1年間殺し屋を休業し、大阪で一般人・佐藤アキラとして普通の生活を送ること」を命令され、日常世界で暮らさなければならなくなる。今回公開されたのは、漫画『ポプテピピック」の作者・大川ぶくぶによるイラスト。劇中にも登場する人気キャラで、すべり芸のお笑い芸人・ジャッカル富岡が大好きという変わった一面のあるファブルをポップに描いた。原作ファンでもある大川は「感激や── これは原作ファンも楽しめるで──」と、暑いコメントを寄せた。また、ポルノグラフィティの岡野昭仁は「原作の大ファンですのでとても楽しみでしたが期待以上でした。狂気。狂気を帯びているんですよ。笑いの場面もアクションも豪華キャストの演技も、全部、狂気を帯びていて痺れました。最高の映画です!」と大絶賛。武井壮は「コイツはヤバい! 誰でも倒せる戦闘能力を持ち、何故か愛される最強の男。オレの求める理想形がこの男、ファブルだ!」、叶美香からは「原作漫画も好きなのですが、映画ならではのスピード感溢れるアクションと個性豊かな悪役の皆さんのパンチの利いた演技が楽しめました。」と続々コメントを寄せる。さらにTHE ORAL CIGARETTESの山中拓也は「シリアスとコミカルが巧みに混ぜられた、あっという間の2時間でした。 特に岡田准一さんの演技が素晴らしかった。 あそこまで人間のON/OFFの空気感を完璧に演じ切り、さらにとんでもないアクションもやってのける凄みを感じました。 どこか懐かしい空気感を感じるこの映画を、今の世代の素晴らしいキャストの皆さんで作り上げてい るところが斬新でした。 人情、仁義とは一体なんなんだろうか。そんなことを考えさせら れました。」と熱のこもった長文で語った。”熱い原作ファン”はお笑い界にも多く、WEB番組として「ファブル大好き芸人」をYoutubeで公開。番組内では、村上純(しずる)、本作で貝沼役を演じた好井まさお(井下好井)、ムーディ勝山、吉川きっちょむ(ゲオルギー)が登場し、同作への魅力を語り尽くす。
2019年06月07日私は物心が付いたころから、母親からのきょうだい間の対応の差を感じていました。私はずっと「私は親からきょうだい差別を受けている」と思っていました。でも、大人になってからは「あれは、区別だったのかも」と思うことも。しかしどちらにしても、私にとってはつらい経験でした。 幼いころから感じていた「差」私は幼いころから、私と弟に対する母の対応に差を感じていました。例えば、おもちゃ。おもちゃ箱の中には、弟のプラレールやトーマスのおもちゃがたくさん詰まっていました。でも、私のおもちゃはないのです。弟のおもちゃで遊んだ記憶はあるのですが、自分のおもちゃで遊んだ記憶はありません。 私に向けられたものは、本棚に立てられた幼児教育の教科書だけでした。写真を見ても、これは私の記憶違いではなさそうでした。 弟は褒められるのに、私は…少し成長してからは、「弟は褒めてもらえるのに、私は褒めてもらえない」と思うことが多くありました。 例えば、学校のテスト。私が90点台を取ると、「どうしてこんな問題を間違えたの!? ちゃんと勉強しなかったからでしょ!」と怒られました。一方、弟が50点台を取ると、「ここも、ここも、できたね! 頑張って勉強したからだね! すごいね!」とやさしく褒められていました。それを見た私は大ショックです。私のほうが良い点数なのに、なぜ私は怒られるのか。なぜ弟は褒められるのか。 とてもつらかったことを覚えています。 母は私のことが嫌いなのだと思ったなぜ母は「きょうだい差別」をするのか。幼い私が考え出した答えは、「ママは私のことが嫌いだから」でした。「ママは弟のほうが好きなんだ」「私はいらない子なんだ」そんなことを考えると、つらくて悲しくてたまりませんでした。 しかし、今になって考えると、あれは「差別」ではなく「区別」だったのではないかと思うこともあります。母は私に「あなたは何でもひとりで、じょうずにできた。でも弟は何をやらせても遅いし、下手だった」と言っていたことがあるからです。 平等に接してほしかったもしかしたら母は、こう考えたのかもしれません。「姉には遊びより教育を与えたい。弟には教育より遊びを与えたい」「もし50点で良いと姉を褒めたら、姉がそれで良いと勘違いして怠けてしまうかもしれない。逆に、90点を取れないからと弟を叱るのは、弟には酷だ」 確かにその子の個性、その子の個性に合わせた対応をすることは大切なことです。しかし子どもの私にとって、それはとてもつらい出来事だったことに変わりはありません。 私も親となった今、子どもへの接し方の難しさがわかるようになりました。でもやはり、あからさまにきょうだい間の対応を変えることは、子どもの心を傷付けることに繋がると感じています。 子どもの個性に合わせた対応をした結果、傷つく可能性があるくらいなら、みんな同じように接してあげたいと感じます。私は現在第二子妊娠中です。第二子が生まれたあとは、自分のつらかった経験を思い出し、どちらも「差別されている」と感じないよう、平等に接してあげたいと思っています。著者:丸川朋一女の母。出産を機に仕事を退職。子育てのかたわら、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。現在第二子妊娠中。
2019年05月09日兄弟姉妹のいる家庭では、子ども同士それぞれに秘めた思いがあるものです。「お姉ちゃん(お兄ちゃん)はいいのに、どうして自分はダメなの?」「長女(長男)だからって、どうして自分ばっかり我慢しなきゃいけないの?」といった言葉が、子どもの口から出てくることもあるでしょう。ママのなかには「もしかしたら私の接し方が、きょうだい差別を感じさせているのかも…」と不安になる人もいるでしょう。今回は、子どもたちにきょうだい差別を感じさせないための声がけ法について考えてみたいと思います。■ドキッとする子どもの言葉「きょうだい差別を感じさせているかも…」兄弟姉妹がいると「愛情に偏りが出ないよう気をつけている」というお母さんも少なくありませんよね。ただ、以下のような言葉を子どもが口にしたら、「不平等な扱いをしたつもりはないのに…」と不安になってしまうこともあるでしょう。・「お姉ちゃんばっかりひいきして、ズルい!」・「なんでお兄ちゃんはいいのに、私はダメなの?」・「弟なんていらない!」・「妹になりたい」子どもは、親の何気ない言葉を聞き逃さず、「ほかのきょうだいと自分は扱いが違うのだ」と敏感に感じることがあります。例えば、こんな言葉を子どもにかけたとしましょう。「お姉ちゃんはかわいいからモデルになれるかもね。あなたはパパに似たけど…」容姿について、直接的な優劣をつける言葉ではないので、ママに悪気はなかったのかもしれません。しかし、姉妹を持つ母としては少々デリカシーのない言葉といえるでしょう。こう言葉をかけられた子はどんな気持ちを抱くのでしょうか。言われた側は、容姿の優劣はもちろん「私よりママはお姉ちゃんが好きなんだ」という感情を抱くでしょう。何気なく放ったひと言でも、子どもは敏感にきょうだい差別を感じ取ります。そんな出来事が過去になかったでしょうか? 先に紹介した言葉を子どもが口にするようなら、ママ自身の言葉かけが間違っていたのかもしれません。■親子の「感情のズレ」あって当たり前と自覚するあるママは「お姉ちゃんは髪を結んだほうがかわいいけど、下の子はおろしたほうがかわいい」と思い、下の子の髪は結ばなかったそうです。親は良かれと思ってしたことでしたが、下の子はそのとき「私も結んでほしいのに、どうして?」と悲しい気持ちを抱いていたそう。このような感情のズレから、子どもに悲しみや寂しさを感じさせてしまうこともあります。また、きょうだいがいるママのなかには「長女だから我慢ばかりさせられた」「いつもお姉ちゃんばかりほめられた」といったきょうだい差別を感じて育った人もいるでしょう。その場合、「自分が長女でたくさん我慢してきた」と思っている人は、長子に対して甘くなってしまう傾向があります。また、「兄(姉)ばかりほめられた」という気持ちを抱いたことのある人は、無意識のうちに長子をほめることにブレーキをかけてしまうケースも。そんなあなたの態度に対して何も言わないからといって、子どもに不満がないわけではありません。かつての自分がそうであったように、子どもは何も言わず我慢をためています。ですから、「自分の子ども時代の感情を満たすために付き合わせてごめんね」と自覚し、反省することもときには必要です。きょうだい差別を感じさせてしまうのは、こうした親と子の感情の行き違いが引き金になっているケースも多いようです。■子どもの不満別、きょうだい差別をはねのける3つの方法わが子がきょうだい差別を感じているようなメッセージを発したら、どのような対応をすればよいのでしょうか。今からできることは「子どもの気持ちに意識を向け、望むとおりにする」ことです。わが子の言葉から何を不満に感じているかを読みとり、子どもの要望にこたえてあげるのです。それが、不満解消の近道となるでしょう。子どもの不満別に、以下のような声がけ、働きかけを試してみてください。【生まれ順についての不満】例:「お姉ちゃん(お兄ちゃん)になりたい!」「弟(妹)になりたい!」上の子になりたい、下の子になりたいと言うなら、まずは子どもがそう思う理由を探してみます。たいていは上の子だけにしがちなこと、下の子だけにしがちなことが原因のようです。例えば、「お姉ちゃんみたいになりたい!」と言うときは、上の子にしていることをそっくりそのまましてあげます。同じ髪形にしてあげたり、同じ洋服を買ってあげたり、同じ習いごとをさせてあげるのも良いでしょう。また、我慢することが多い上の子に「お姉ちゃん(お兄ちゃん)が欲しかった」と言われたら、我慢させることを一切やめ、思いきり甘えさせてはいかがでしょうか。【性差についての不満】例:「お兄ちゃんみたいに、男の子っぽい服が着たい!」妹が兄の服装やいで立ちを好み「自分も同じようにしたい」というときは「女の子なのに…」と考えず、好きなようにさせてあげます。黒い色を基調としたコーディネート、トレーナーにズボンなどのカジュアルな服装も満足するまで着させてあげます。また弟が「お姉ちゃんみたいな人形遊びがしたい」といったときも「男の子のくせに」とは言わず、まずはやらせてあげましょう。【外見を含めた個性についての不満】例:「お姉ちゃんみたいにかわいくないから」「弟みたいにできないから」もし、わが子がほかのきょうだいほど評価されていない、比べられて低く見られていると感じたら、「あなたはかわいい」「あなたはできる」と何度も口にしましょう。周囲から評価されなくても、ママさえ認めていれば、子どもがきょうだい差別を感じる度合いは薄まります。また、例えば上の子が「お兄ちゃんは足が速いからリレーが楽しみね」などと周囲から期待されていたとします。それを聞いた下の子が「お兄ちゃんばかりほめられる」と感じているようなら、「あなたの運動会も楽しみだね」「早く応援したいな~」と声がけをしてみましょう。そうすることで「ママは僕のことも気にかけてくれている」という気持ちが生まれ、きょうだい差別を意識しにくくなるはずです。「子どもの要求を何でも聞くわけにはいかない」と感じるママもいるでしょう。でも、ときには子どもがやりたいということを「うのみ」にし、思いっきりやらせてあげることも大切です。子どものやりたい気持ちは一時的な場合が多く、やってみたらどんなものかが分かり、満足して気がすむことがほとんどです。大切なことは、子どもの言葉を認めること、実際に一度経験させることだと思います。
2019年03月07日福岡県・大川市の家具職人たちが製作したネコ専用の家具、《ネコ家具》。ソファやベッドなど、私たちが使うものと同等のクオリティで作られています。一体どんな匠の技が使われているのか、必見です。家具って人間のためだけのもの?家具って人間のためだけのもの、そう思っていたら、どうやら違っていたようです。上の写真のネコがくつろいでいるのは、ネコのサイズに合わせて作られた、「ネコ家具」。家具の生産地として有名な福岡県・大川市の職人たちが、腕によりをかけて製作したネコ用のソファです。ウェーブ加工が美しい《PANCONE》《PANCONE》をつくった株式会社丸正の制作担当・島崎さん(右)と松延さん(左)先程のネコが乗っていたネコ用ソファの名は《PANCONE》。イタリア語で「厚板」を意味し、実際に無垢の厚板をしっかりと使っています。サイズは幅88.2×奥行39.44×高さ38.97×座高16.8cm。連結用の金具を小さくするなどして、人間用と同じように分解できる構造に仕上げたところが驚きです。《PANCONE》をつくったのは、〔株式会社丸正〕の職人さん。その作り込みには、一切の妥協がありません。肘置きには、人間用と同じく、同社オリジナルの加工技術、「ウェーブ加工」がなされています。今回用に特別に作った刃を用いた「ウェーブ加工」によって、木の表面には自然な波型の凸凹が付いており、木の自然の美しさや温かみが感じられてたまりません。北欧のデザインと哲学を取り入れた《Banard 2P ソファー》実は、「ネコ家具」は、大川市が音頭を取って展開しているプロジェクト。《PANCONE》のほかにも、また違う職人さんが製作した、全7種類の「ネコ家具」が存在します。上の写真の、《Banard2Pソファー》は、北欧のデザインと哲学が取り入れられた、見た目美しくもリラックスして使えるソファです。製作したのは、ナカヤマ木工の中山さん。普段通り、使い込む程にアンティーク感も味わえるようにと、カバーリングやパーツを交換すれば長年使えるような仕様になっています。機械が使えない肘置きのカーブ部分などには、やすりを巻いた棒を使うなど、職人技が光る逸品です。通気性を考えた《Raffine Bed for cat》「ネコ家具」には、もちろんソファ以外の家具もラインアップしています。上の写真の《RaffineBedforcat》(製作:立野木材工芸株式会社)は、総無垢仕様でやさしい天然素材で仕上げたベッドフレームが特徴です。スノコは通気性の良い桐材を使用することで、湿気が溜まりがちなベッドの下を清潔に保つだけでなく、爽やかな香りで睡眠をサポートするように考えられています。大川の匠がゼロから作った《ツリーベンチ》こちらは、木そのものをモチーフにした家具、《ツリーベンチ》。大川市に8人しかいない、「大川の匠」の1人である〔家具工房西田〕の西田さんが考案しました。ネコは高く飛ぶことができるから、上から見下ろすのもきっと気持ちいいだろうと考えたのだとか。「ネコ家具」と聞いたときに既存の家具を小さくしてみせるのではなく、ゼロから製作してしまう大川の匠、凄すぎます。家具の可能性はまだまだ無限大!「ネコ家具」を通して、改めて大川家具の凄さを思い知らされました。それにしても、人間用と同じクオリティで作られている「ネコ家具」の存在を知ると、家具の可能性ってまだまだ無限大だなって感じますね。《ネコ家具》特設サイト
2019年02月07日元アイドリング!!!のメンバーでモデルの大川藍(25)が23日、自身のインスタグラムを通じ、一般男性と婚約し、2019年6月末をもって芸能界を引退することを報告した。大川は、「この度、私事ではありますが、かねてよりお付き合いさせて頂いていた一般男性の方との婚約をご報告すると共に、2019年6月末をもって芸能界を引退いたしますことをご報告させていただきます」。「15歳の時に上京してから10年間、たくさんの経験をさせていただきました。アイドリング!!!のメンバーとして過ごした約7年。本当にたくさんのことを学ばせていただき、育てていただきました。メンバー、スタッフさん、そして素敵なファンの皆様にも出会わせてもらった場所です。アイドリング!!!という場所があったからこそ、大川藍という存在を少しでも皆さんに知ってもらえたと思います。感謝の気持ちでいっぱいです」とこれまでの活動を振り返った。さらに、「小さな頃から夢だったモデルとしての活動もさせていただけるようになり、バラエティ番組、グラビア、キャスター、色々な素敵な経験をさせていただきすごく幸せでした。ここまで応援してくださったファンの皆様、皆さんの温かい応援で私自身支えられ、頑張ってくることができました。本当に感謝しています。関係者の皆様、温かく見守り育ててくださり、本当に感謝しています」と周囲へのあふれ出る思いをつづる。「これからは、心から尊敬する彼を支え、二人で仲良く、温かい家庭を築いていけるように精進したいと思います」と結婚生活の抱負を伝え、「皆様、10年間、本当にありがとうございました。引退まで残りの時間も温かく見守っていただけたら幸いです」と呼びかけた。ファンからは祝福の声が数多く書き込まれ、「沢山の思い出をありがとうございました」「引退の知らせはショックです。だからこそ、絶対に幸せになって下さい」「芸能界を目指そうと思ってくれてありがとうございました」「10年間ファン続けて本当に良かったです!」など温かい言葉が寄せられている。
2018年12月23日きょうだいの多い親としての悩みの種は「きょうだいゲンカ」。きょうだいだからこそケンカすることもありますね。友達とはケンカなんてめったにしないわが子たちも、家ではきょうだいという甘えもあって小さなケンカは絶えません。特に小さい時期やケガをしそうなときは、親が仲裁や注意をしていますが、最近のわが家では、親は話は聞くけれど「ノータッチ」をベースに対応しています。きょうだいケンカの仲裁は、年齢や年齢差にもよるので、わが家の場合のうまくいった対応を紹介します。3歳までの対応…落ち着くまで引き離す3歳までのきょうだいケンカはモノの取り合いが圧倒的に多かったのですが、そんな時に有効だったのが「気をそらす」こと。3歳以下同士の場合、落ち着くまで引き離すのが一番。どちらに味方することなく、まさしく「仲裁」ということで、「まぁまぁ、まぁまぁ、落ち着いて」と間に入ってなだめることが多いです。結果、子どももその方が安心するようです。幼稚園児時期の対応…状況の確認と解説幼稚園時期の子どもの場合、「状況を確認して、解説する」ようにしました。まずは子どもの話を聞きますが、うまく伝えられないことの方が多いです。細かいことは置いておいて、状況をざっくり把握したら、「こうだったんだね」と状況を確認し、その上で「相手は痛いんだよ、相手はほしいんだよ、相手はこうだと思うんだよ」と相手の思いを説明するようにしています。3歳以下と幼児の場合は、上の子にお兄さん、お姉さんとしての対応をお願いしてみることも多いです。まだ、下の子は幼稚園にも入れないくらい小さい子なんだということを説明します。幼児同士の場合も、年長と年少の場合は、下の子はまだ「幼稚園に入ったばかりの〇〇組さんなんだよ。〇〇組さんのほかのお友達だったら、そういうことしていいのかな」と「年齢差」があるということを特に上の子に自覚してもらうようにお願いしてみます。その時は納得できなくても、あとで「〇〇(下の子)ちゃんはまだ小さいもんね!」と思いやりの言葉や態度につながることもありますよ。小学生時期の対応…本人たちに任せる小学生になれば、わが家の場合「ノータッチ」が基本です。話は聞いて「アドバイスはする」けれど、仲裁や親の判断を告げるようなことはほぼありません。といっても、言い合いが多いので、「うるさい」と伝えることはありますが。幼児と小学生の場合は、幼稚園時代と同様、上の子に下の子はまだ小さいのだということを認識してもらいます。また、小学生同士の場合は学年は違っても「本人たちに任せる」ようにしています。それは、小学生になればすでにお互いに学年の違いを認識しているということに加えて、私自身が上の子で「お姉ちゃんだから我慢しなさい、お姉ちゃんが悪い!」とケンカは上の子が折れるべきという親の対応で傷ついてきた経験もあるからです。小さい時は差が激しく、上の子に譲歩してもらわないと仕方がないことも多くあります。だからこそ、下の子が小学生になったなら、両成敗もしくは、どっちの味方もせず、本人にお任せを貫いています。こうすることで、今のところ上の子は「いつも自分ばかり叱られている感」は持っていないようです。年の差による対応の違い1歳差の場合は対等な対応になることも多いでしょうが、2‐3歳差の場合、この子は下なんだという意識を持ってもらうことで、上の子にお兄さん、お姉さんな対応を「お願い」してみることが多いです。4‐5歳差の場合は、未就園児と小学生ほどに離れているので、やっぱり上の子を「諭す」ことになります。6歳以上の年の差の場合になると、ケンカというより「モノを取られて返してくれない」「いたずらされた」という上の子の被害の訴えが多くなります。わが家では、あらかじめ、きちんと下の子が届かないところに自分が管理するべき・配慮するべきと教えていますので、上の子への注意となります。もちろん下の子にも、「ダメなこと」として教えますよ。きょうだいケンカへの親の介入は、後々に子どもの心にわだかまりを残すようなこともあると思うので、わが家では必要最低限にしています。ママ友同士できょうだいゲンカについて話してみると、いろいろとナイスな対応を聞くことができるかもしれませんね。<文・写真:フリーランス記者小柳結生>
2018年12月15日発達障害のある子と定型発達の子の子育ては、天と地ほどの差がある私は息子が生まれてすぐに、発達障害のある子どもと定型発達の子どもの子育てには天と地ほどの差があると知りました。・抱っこしても海老反りせず身を任せてくる・発語のない0歳の時でもこちらの言っていることは解っている・長時間泣かない・外出時、自ら手を握ってくる定型発達の子どもを育てている親御さんには当たり前のことでも、1人目の子どもが発達障害だった私にはすべてが新鮮でした。そして「世間一般の人が体験する子どもの夜泣きや迷子、発語の遅さはこの程度なのか。何て楽なんだろう」と感じたものでした。まだ小さいのに、気遣いができるなんて!息子にとって「お姉ちゃん」は生まれたときから「傍にいて当たり前」の存在でした。小さいころはゲームの取り合いなどで喧嘩もよくしましたが、自分より知識があり色々なことを教えてくれる姉を尊敬していました。息子が小学校に上がったころからでしょうか、娘が近くに来ると、それまで私の横に座っていた息子が遠い席に移動するようになりました。後で理由を聞くと、「僕とお母さんが仲良くしているとお姉ちゃんが寂しく思っちゃうから」と言いました。小学校低学年なのにそんな気遣いをするものなのかと、驚いたものです。息子8歳、高校生の娘は反抗期真っ盛り娘が高校生だったころ、何を言っても全否定!という時期がありました。いつものように、私と娘がバトルをしていたときのこと。息子が険悪な母娘の横で、お笑い番組をつけたのです。Upload By 荒木まち子息子がテレビをつけたことで、娘は気持ちの転換ができ、落ち着いたのでした。息子に話を聞くと…Upload By 荒木まち子息子10歳、深刻そうな顔をして…息子が深刻そうな顔をして、話しかけてきました。息子「今日、学校で友達が『障害者ってウザいよね』って言ったんだ。その言葉がすごく嫌だったんだけど、俺そのとき、黙っちゃったんだ」私「そうなんだ」息子「ムキになって『そんなことない』って言うのもどうかと思ってさ。でも友達のその言葉が心に突き刺さってホント嫌な気持ちになったんだ」私「うん、その気持ち分かるよ」息子「…お姉ちゃんってさ、障害あるんだよね?検査とかしてるの?」私「発達検査のこと?しているよ」息子「してたんだ。診断名は何?」私「自閉症だよ」息子「ふうん、自閉症か。俺、実は本とかで調べたんだ。いつからそうなの?」私「生まれたときからだよ。小さいころから周りの子と違うと感じてたんだ」息子「へぇ、お母さんは分かってたんだ?俺、ずっと気づかなかったよ。何が原因なの?」私「脳の伝達機能の問題らしいけど、まだはっきりとは解明されていないんだよ」息子は娘が病院に通っていることを知っていましたし、私が娘と進路や将来のことなどを話すのを聞いていました。でも生まれてからずっと一緒に暮らしてきた彼は・計算は苦手だけど絵が得意・本が好きで色々なことを知っている・泣いたり怒ったりもするけど、一緒に笑ったり冗談を言い合える・不器用だけどサボらず真面目・寂しがり屋で優しいという“個性”を持つ姉として彼女を受け入れていました。成長するにつれ、姉が自分や周りの友達と違うことに気づき始めた息子は、内緒で図書館やネットで姉の症状について調べたのでしょう。思春期の入り口に立った息子に私は息子の話を聞き彼の気持ちを受け止めます。質問に答えます。でも私は娘に関することについて「息子にはこうして欲しい」などの要望は言わないようにしています。なので、この日私は息子に「5、6年になると、そういうこと口にする子もいるよね」「それってどうなんだろうね」とだけ言いました。初めての発達障害児の子育ては分からない事ばかりです。それは、きょうだい児の子育ても同じです。私がしていることが正しいのかは分かりません。先日私は会話の中で息子にあるヒントを出しました。「私が『障害者の親の会』に参加しているのは知ってるでしょ?そこで私は経験した人にしか分からない悩みや情報を共有したり、笑い話をしたりして元気をもらっているんだ。世の中には他にも『認知症の親を持つ子の会』とか『がんの当事者会』とかいろいろな会があるんだけど『きょうだい児の会』っていうのもあるんだよ」障害がある子の親がそうであるように、きょうだい児にはきょうだい児にしか分からない悩みや苦労があるはず。苦しくなったり、壁にぶち当たったり、一人で抱え込めなくなったとき。そこに足を運べばきっと気持ちが楽になる、そんな場所があるんだよ、と。これから本格的な思春期を迎える息子の悩みが少しでも軽くなれば良いな、という願いを込めて。
2018年10月19日「発達障害の子に手がかかって、きょうだいに我慢を強いているのではないか?」「障害のあるなしに関わらず、きょうだいで平等に扱わなければいけないのに、それができてない」など。発達障害児と健常児のきょうだいを持つお母さんで、健常児のきょうだいとの関係に悩んでいるお話を時々耳に挟みます。発達障害児の子育てでは、発達障害児とお母さんにスポットが当たることが多いのですが、最も近しい存在である、発達障害児のきょうだいはどう感じているのか? また、きょうだいへの対応はどうしたらいいのか?きょうだい児(=病気や障害を持った子のきょうだいのこと)について考えるべく、法人マーブル代表・国沢真弓さんにお話をうかがいました。国沢さんは、健常児の娘と自閉症の息子、2人のお子さんのお母さんでもあり、ご自身の経験やさまざまな相談事例をもとにお話してくださいました。■発達障害児よりも難しい?「きょうだい児の対応」――今回は、発達障害児への対応法ではなく、発達障害児をきょうだいに持つ、きょうだい児の対応法についてお伺いしたいと思います。国沢真弓さん(以下、国沢さん):発達障害児については、その子の特性がわかれば、ある程度、接し方のコツを学ぶこともできるのですが、きょうだい児の場合はそう簡単にはいきません。きょうだい児のタイプ、発達障害児のタイプ、きょうだい児の性別・順序・年齢差・人数、友人関係、両親の性格、家庭環境などで対応もガラリと変わるので、むしろ、発達障害児への対応よりも難しさがあるかもしれません。どんなお子さんにも効く「魔法の杖」のような回答はないという前提で、私の経験や相談事例などをもとにお話させていただければと思います。――本当、その通りだと思います。ただ、それでも、きょうだい児について共通に浮かび上がってくる課題のようなものがあるようにも感じます。例えば、私の周囲では「発達障害児に手がかかり、きょうだい児に我慢を強いてしまっているのでは?」と、お母さんがきょうだい児に罪悪感を持ってしまうことが多いように感じています。国沢さん:そのように感じてしまうお母さんは多いと思います。こういうお悩みは、きっと専門家に相談すると、「きょうだい児とだけの時間を持つようにしてください」とか「きょうだい児に『あなたのこともちゃんと見ているよ』というメッセージをしっかり伝えてください」などとアドバイスをされると思います。もちろん、そのアドバイスは正しいですし、私も同じように思います。ただ、お母さんの立場を考えると、少し心配な思いもあります。――心配な思いというのは?国沢さん:お母さんの課題がどんどん山積みになってしまうという点です。発達障害児の子育てだけでも、専門家などから「こうした方が良い」という課題で日々大変なのに、きょうだい児の子育てまで専門家からアドバイスをもらうことで、山積みの課題を前に疲れ果ててしまう…。「そうした方が良い」と頭ではわかっていても、お母さんも一日24時間しかない。これは私も経験ずみなのでよくわかるのですが(苦笑)、「あれもやらなくちゃ、これもやらなくちゃ」と奮闘し過ぎて、燃え尽きてしまうお母さんも少なくないのです。――確かに、日々の忙しい暮らしの中で、専門家のアドバイスを忠実に実践していくのはなかなか簡単ではありませんよね。国沢さん:たとえ時間が取れなくても、「あなたの〇〇なところがすごい良いと思うよ」とか「いつも〇〇してくれてありがとう。すごく助かっているよ」などと、きょうだい児の存在意義や感謝の気持ちを言葉や態度で伝えることだけでもずいぶん違ってくると思います。また、「ママが時間とれたらどこに行きたい?」と、きょうだい児の希望を3つくらい聞いて書きとめておき、時間がある時に実践するのもおすすめです。この時、書きとめておく姿をきょうだい児に見せることがポイント。お母さんは聞き流さず、ちゃんと気にしていることが伝わると思います。そして、お母さんの「時間」と「気力」と「経済面」などがすべてOKになった時に、「ずっと待たせてごめんね! 今日この3つの中で〇〇だったら行けるかも!」と誘ってみてはどうでしょう?――課題の山に追いたてられるのではなく、「時間がある時に実践する」くらいのゆるさが必要ということですね?国沢さん:きょうだい児のケアはもちろん必要ですが、お母さんが余裕のないなか無理して時間を取ると、敏感なきょうだい児は「お母さん、本当に楽しんでいるのかな?」「休みたいんじゃないのかな?」と気にしてしまう子もいるようです。きょうだい児のケアと同じく、お母さん自身も「自分の時間」をとって、自分をケアし、ねぎらってあげることも必要です。そして、そのことに罪悪感を持たないこと! 頑張っている自分にご褒美をあげるつもりでいいと思いますよ(笑)。また、最初は難しいかもしれませんが、障害がわかってから何年か経っていくと、専門家や周囲のアドバイスのいいとこ取りができるようになり、自然ときょうだい児との時間も取りやすくなってくると思います。そして、きょうだい児もいろいろな意味で成長して、また違った関係性になっていくのだと思います。■きょうだいの発達障害「友だちにからかわれた」親はどうする?――国沢さんは自閉症の息子さんの5歳上に健常のお姉さん(現在は成人)がいますが、お姉さんが子どもの頃はどんな風に感じていたのでしょう?国沢さん:今回、きょうだい児の取材を受けるうえで、娘の意見も聞いてみました。娘によると、そもそも「きょうだい児に我慢させている」なんて思わないでほしいとのこと。そう思われるのは、自分の存在が負担になっているようでイヤだと言われました。――お母さんが罪悪感を持つこと自体が、子どもにとって負担になるということですね?国沢さん:娘が8歳の頃、よその人から「お姉ちゃんは弟君に障害があって大変だね。お姉ちゃんはいっぱい我慢していてえらいね」と言われたことがあります。その時、娘は「我慢しているとか、そういう言い方はしないでください。私はかわいそうな子じゃないから」と言って、相手をドン引きさせたことがあります(汗)。きっと、相手は親切心から言ってくださったのだと思いますが、娘にとって、こういった言われ方は、自分が哀れに思われているようで、イヤだったそうです。――頼もしいですね(笑)。そんなしっかり者のお姉ちゃんでも、つらかった時はあったのでしょうか?国沢さん:娘が子どもの頃、一番つらかったのは、弟がパニックになっている時だったそうです。お父さんとお母さんが弟のパニックをおさめるために集中していて、周囲の人が冷たい目で見ているのに、自分はなにもできずに傍観者となっている時。成長して、一緒に弟のパニックを抑える側になってからは、楽になったと言っていました。ちなみに、娘の方が息子のパニックを収めるのは、私より上手かもしれません(笑)。社会人になった娘は今、「弟のおかげで、私はリスク管理能力が半端ないほど身についた」と自負していましたよ。強い…(笑)。――自分が協力者側になってから、つらい思いがなくなったのですね?国沢さん:きょうだい児について、たくさんの相談を受けてきた中で感じたことがあります。きょうだい児には、私の娘と同様、気持ちが強いタイプと、ナイーブなタイプと、2パターンあるということです。ナイーブなお子さんの場合、例えば、発達障害児のきょうだいのことを、お友だちにからかわれたことがきっかけになり、学校に行きづらくなったり…。あるいは、「お母さんに甘えたい」という思いを伝えられず悩んでいたことが、あとでわかる…といった相談もよく聞きます。――発達障害児のきょうだいのことをお友だちにからかわれてしまった時などは、親はどう対処したらいいのでしょう?国沢さん:娘も、学校でお友だちに弟のことをからかわれて、泣いて帰ってきたことがあります。入学式のシーンとした状況で、弟が大きな声で歌ってしまって、お友だちから「おまえの弟うるさかった」と言われてしまって。私の場合は、その日の夕方、娘の担任の先生にお話しに行きました。先生への伝え方で気をつけたのは、まず、お友だちが言ったことは事実なので、その子を責めるつもりではないということ。ただ、セレモニーなどで緊張すると大きな声を出してしまう子がいるということ、また、たとえ事実だとしても指摘されるときょうだい児は悲しく思うこともある、ということをわかってもらえたら…と伝えました。――わが子を守るためと思うと、親はついヒートアップしてしまいがちですが、非常に冷静であたたかい対応ですね。国沢さん:余談ですが、娘が泣いたのは、言い返せなかった自分に腹が立ったからだそうです。その後も、同じ学校の支援学級にいる弟のことで、時々からかわれることがあったようですが、たくましく言い返していましたよ(笑)。――頼もしいですね(笑)。でも、お姉ちゃんのように言い返すことができない子はどうしたらいいのでしょう?国沢さん:ひとつの方法として、「きょうだい児の会(きょうだい児を支援するための団体)」に参加してみることをおすすめします。同じような立場のきょうだい児と出会って話をすることで、なんらかの解決法が見えてくるかもしれません。「自分だけじゃない」と孤立感を減らしたり、「自分の気持ちを素直に言っていいんだ」と思えるようになったり、そういった経験の中で「感情表現」のスキルを磨いたり、日常生活の工夫を学んだり…そうしているうちにプクプクと浮上してくる子もいます。また、障害児がいると普段は行きにくいようなアミューズメントパークなどに連れて行ってもらうなど、きょうだい児の体験不足を補う活動をしているところもあります。■発達障害児のこと「きょうだい児になんと説明したらいい?」――きょうだい児が小学生くらいになると、自分のきょうだい(発達障害児)について疑問に思うことも出てくると思うのですが、親はどう説明したらいいのでしょう?国沢さん:わが家には子ども向けの専門書もたくさんあったのですが、そういった学説が文字で書かれたものより、娘は、『光とともに…』(自閉症児の育児を描いた漫画。全15巻。戸部けいこ著/秋田書店)という漫画が一番わかりやすかったと言っていました。ヒカル君という人物像や日常生活での困りごと、パニック時の突飛な行動、お父さんとお母さんの苦労、周囲の人たちの言動など、発達障害の特徴を抽出して説明するような専門書と違い、発達障害児を取り巻く生活全般がつかめて、すごくわかりやすかったみたいです。また、小さい頃は、発達障害児の苦手な部分だけではなく、得意な部分とセットで伝えていくと、悪いイメージだけに引っ張られないと思います。ついでに、「あなたもここは得意だけど、ここはちょっと苦手だよね」などと、みんな同じように凸凹があるということを認識してもらう。そして、「その困りごとを少なくするために、今、療育で練習しているんだよ」と、なにもしてないわけではないことも伝えると、「お母さんも、〇〇も頑張っているんだな」と感じてもらえると思います。――程度の差はあれど、誰もが凹凸を抱えていることは知っておいてほしいですね。国沢さん:きょうだいに発達障害児がいるのは、大変なことも多いかもしれません。ですが、娘を見ていると、大変なことだけではなく、良い面もあると感じています。きょうだい児は親よりずっと小さい頃から、発達障害児と一緒に育ちます。きっと親以上に、多様な「価値観」や「対処の力」が育まれるでしょう。また、障害にとらわれずに人を見ることができたり、自分のきょうだいだけでなく、ほかの障害を持つ人たちにも寛容な心が育ったり…。それは「効率」や「生産性」ばかりが優先されがちの今の世の中で、とても大切なことだと思います。わが家にも、国沢さんと同じきょうだい構成の、きょうだい児がいます。娘が成長していく中で、弟の障害をどう受け止め、自分との関係を整理し対応していくか、そして困難をプラスに変えていける心を育てるために、親として家族として何ができるか、模索し続けたいと思います。国沢真弓さん プロフィールフリーアナウンサー、自閉症スペクトラム支援士、一般社団法人 「発達障がいファミリーサポートMarble」 代表理事<役職>ペアレント・メンター、三鷹市相談支援事業「ママサロン」相談員 、三鷹市知的障害者相談員、三鷹市発達障害児親の会「モンブランの会」会長、社会福祉法人「清陽会」評議員、社会福祉法人「みたか福祉会」評議員、児童発達支援施設「すこっぷ」家族支援アドバイザー、「三鷹市教育支援推進委員会」委員、「三鷹市社会福祉協議会」地域支援部会長。<経歴>都立新宿高校、聖心女子大学文学部歴史社会学科を卒業。富士通株式会社を3年勤務後、アナウンサーに転向。NHKテレビ「きょうの料理」「婦人百科」等の進行を約10年務めたほか、多数のテレビ・ラジオ番組に出演。海外特派員、番組企画構成も担当。ナレーション・司会は各500回以上務め、厚生労働省主催「世界自閉症啓発デイシンポジウム」の総合司会を毎春担当。「3歳までの子育ての裏ワザ」「こんな時どうする?子どもの友達・親同士」(PHP出版)など共著多数。<現在の活動>一般社団法人「発達障がいファミリーサポートMarble」代表理事として、「発達障害」や「伝える力UP」といったテーマでの講演を、全国で行っている。また、「ペアレントメンター」として保護者や支援者の相談に応じるほか、障害児の家族が気軽に参加できるイベントやお喋り会の開催等を行い、家族の元気を応援している。(詳しくはホームページをご覧ください)。取材・文/まちとこ出版社N
2018年10月02日わが家の第一子イチコは4歳、第二子の二太郎は1歳。3歳差のきょうだいです。その2人と同時に楽しめる家遊びを紹介します。そう、二太郎に崩されず積み木を高く積む遊びです。だいたい私が二太郎の近くに積むので負けます。…が、ときどきイチコの積み木が崩されることも。(そしてイチコ激怒。)ちなみにこれ、イチコとの対決に見えて、じつは自分との戦いです。二太郎が崩す前に何個積めるかという…コツは、高く積む前に倒されるので、キレイに積むことはほぼ意識せず、とにかくスピーディーに積むことです。(いらん情報)さて次の遊びは…子ども番組のCM、大体何かしらバックに曲が流れます。それに合わせてみんなでダンスダンス!踊るの大好きなイチコはもちろん、二太郎もノリノリで踊ってくれます。この間は私もいままでの遊びから解放されて、ちょっと気分転換♪私のダイエットにも良いかも…!?
2018年07月09日2人目、3人目…と下にきょうだいができると、遊んだり食事をしたり、ふとした瞬間に「上の子と違うかも?」と思うことはありませんか? 上の子は真面目、下の子は自由奔放など、幼児や小学生になる頃には、きょうだいの性格の差もはっきり。なぜ、同じ親から生まれ、同じ屋根の下で暮らしているのに、きょうだいで性格はこうも異なるのでしょうか? きょうだいと一緒に育つ子どもの脳内では、どんなことが起こっているのでしょうか?脳研究者でご自身も子育て真っ最中の池谷裕二先生にお話をうかがいました。池谷裕二先生 プロフィール研究者、薬学博士。東京大学・薬学部教授。専門は神経科学および薬理学で、脳の成長や老化について研究している。『海馬』(新潮文庫)、『進化しすぎた脳』(講談社ブルーバックス)など著書多数。近著に『パパは脳研究者』(クレヨンハウス)がある。プライベートでは二児の父。■きょうだいの性格「先天的な違い」はごくわずか!?―― 同じ環境で過ごしているのに「きょうだいで性格が違う」と感じるママパパは多いようです。それはどうしてなのでしょうか? 生まれ順も影響していますか?池谷裕二先生(以下、池谷先生): 生まれ順による心理的な影響は確かにあるでしょうね。でも、科学の目から見ると、きょうだいの性格にほとんど違いはないはずです。同じ親から生まれたきょうだいであれば、遺伝子も半分は同じですから。―― そうなんですか!? わかるような、わからないような…。池谷先生:きょうだいといえども、半分の遺伝子は同じですが、もう半分は違うわけです。きょうだいで片方だけが身長が高いなど、身体的な特徴と同じように、性格がまるで違うケースも中にはあります。でも、周りにいるきょうだいのお子さんたちを思い浮かべてみてください。顔や体つきなどの外見が似ていることのほうが多いですよね? それなのに、どうして性格だけがまったく異なるといえるのでしょう? 性格を作り出している脳も体の一部ですから、本来はそっくりのはずなのです。二卵性の双子にも同じことがいえます。 ■脳が「子どもの違い」をあえて見いだそうとしている―― なるほど。では多くの親が「うちの子たちは本当に性格が違うのよね」と感じてしまうのはどうしてなのでしょうか?池谷先生:それは、脳の元来の目的が「差分検出器」だからだと思います。「差分検出器」とは共通しているものではなく、違いを見いだすこと。脳にはそういうクセがあるのです。極端ですが、カエルを例にあげてみましょう。カエルには止まっているものはよく見えていません。動くものが小さければ虫だと思って舌を出し、大きければヘビだと思って逃げます。ヒトも視界の片隅で動くもの、すなわち違いがあれば、それを見ようとしますよね。「違いを見いだす」という意味では、人もカエルも同じなんです(笑)。―― なんと、カエルと同じとは…! 衝撃が走りました。池谷先生:さらにいうと、脳は違いを細分化しようとするんですね。ライオンから見れば、ヒトは全部同じですよね。でも、人間はそうは思わない。日本に住む私たちからすればアメリカ人と日本人は違うし、韓国人と日本人も外見は異なります。もっといってしまえば、隣の子とわが子は違いますよね。そうやって細かいところにどんどん目がいくように脳はできているので、きょうだいの違いばかりに目が向くのです。本来の違いはごく一部であって、共通していることのほうが多いはずなのに。■「性格が正反対」と感じるのは子どもをよく見ている証拠―― 違いばかりに目がいくようにできているとは驚きました!池谷先生:きょうだいの性格を正反対に感じるというのは、親としてお子さんたちをよく見ている証拠ともいえます。毎日頑張って子育てしているからこそ、見えてくるものですね。ただ、気をつけてほしいのは、違いを見つけることが「アラ探し」になってしまうこと。例えば、出かけるときに上の子はさっさと用意するのに、下の子はマイペースで時間がかかるなど、きょうだいを見比べると、人はどうしても悪いほうに目がいきがちです。「弟はできているのにどうしてあなたはできないの?」などと、きょうだい間での差別に結びつけないよう、その点だけは注意してほしいなと思います。
2018年06月06日進級や進学の季節、4月ですね。この季節、ついついやってしまいがちなのが、子どもと他の子、あるいは、きょうだい同士での「比較」。「お兄ちゃんは、年中さんになったときはもっと身長が高かったのに、あなたは低いわね!」といった身体的なことから、「○○ちゃんは、もう平仮名が書けるのに、うちの子は書けない」といった学力的なことまで、ママにとっては気になることがいっぱい。でも本当はママだって、そうやって比べることがあまり良くないとわかっている一面もありますよね。今回は、心理カウンセラーである筆者が、子どもと他の子を比べてしまうときの対処法についてご紹介します。比較された子どもの心理は?まずは、いろいろなシーンでママに比較されてしまった子どもの心理を考えてみましょう。子どもの心は、大人が思っているより単純です。「○○ちゃんは平仮名が書けるのよ」と比較されたからといって、大人の思惑どおり、「ようし、ボクも書けるようにがんばろう!」と奮起してはくれません。むしろ、「ボクは、平仮名書けないから、ママに愛されていないんだ…」と、深く傷ついてしまいがちです。そればかりではなく、比較されることが続くと、子どもは少しずつ、「ボクはできない子なんだ」と、自分に対する評価を低くしてしまいます。これを「自己肯定感」と呼びますが、自己肯定感の低くなった子どもは何事にも自信を持てず、「できないかもしれない」という気持ちからチャレンジすることを怖がるようになり、やがて自分の伸びしろを自分で制限してしまうようになるというデメリットがあります。また、ママがこうした比較をきょうだい間でひんぱんに行った場合は、「カインコンプレックス」という心理的なブロックに大人になっても悩まされることがあります。カインコンプレックスは、旧約聖書に登場する兄弟「カインとアベル」から名付けられています。きょうだい間の嫉妬心や競争心から、同年代との人間関係を大人になっても上手に築くことのできない精神現象を、カインコンプレックスと呼んでいるのです。比べそうになったとき最初にすることは?子どもを比べそうになったときは、今お話しした、比較された子どもの心理とデメリットをまず思い出してください。子どもを比べるとき、たいていのママは「比べることで、うちの子がやる気になってくれたら」とプラスの効果を期待して、比較しています。あなたも頑張ってよ!という気持ちがあります。ところが実際には、比較することによってもたらされるメリットはほとんどありません。デメリットが大きすぎると頭で理解しておくだけで、比較してしまいそうになるお口をぐっと結ぶことができるママも少なくないのです。比べるよりも頑張りを認めましょう子ども同士を比較することのデメリットを頭でわかっていても、ついうっかり、比べる言葉が口から出てしまうかもしれません。そんなときは、すかさず我が子の頑張りを認める言葉を、追加しましょう。「あなたも頑張っているものね!」。もちろん、比べずに、自分の子どもの頑張りを認める言葉だけをかけることができたらベストです。子どもを比較していいのは、昨日の我が子、過去の我が子だけ。「わあ!できるようになったね!頑張ったね!」と、ちょっとした小さな成果をほめてあげるだけでも、「ママは、自分の頑張りをちゃんと見てくれていた!」と子どもは大喜びし、自分に自信をつけて、前進していくことができます。ママは子どもに自信をつけさせ、できるようになるのを待つだけでいいのです。幼少期にしっかりと自己肯定感を身につけた子どもは、小学生になっても中学生になっても、どんどん後伸びしていきます。ママ自身が自信を持って!子どもを他の子と比較するのはママの自信のなさのあらわれかもしれません。実は、子どもを無意識に比較してしまうママの中には、子どもの頃に自分自身が比較されて育ったという人も、少なくないのです。でも、ママになった今、今までのどんな人生の局面よりも、頑張っているはずのあなた。子どもだけでなく、自分の頑張りも認めてあげることで、子どもとの新しい関わり方を見つけられるかもしれませんよ!<文・写真:フリーランス記者あん茉莉安>
2018年04月04日《私、大川宏洋は2017年12月31日をもってニュースタープロダクションとのタレント契約を終了いたしました。そして、宗教法人幸福の科学の職員も今月いっぱいで退職させていただくことになりました。(中略)出来ることであれば、もっとニュースタープロダクションでの仕事を続けていきたかったです》 「宗教法人・幸福の科学」の総裁・大川隆法氏(61)の長男であり、副理事長も務めていた大川宏洋氏(28)。1月1日に投稿されたInstagramの文面からは、無念さがにじみ出ていた。 「’16年からは、映画製作などをしている教団系の芸能事務所『ニュースタープロダクション』の社長に就任し、自ら俳優や歌手としても活躍しています。’16年12月に開催された教団の祭典『エル・カンターレ祭』では歌も2曲披露し、大川総裁が激賞しました。教団の文化芸能方面を任されており、信者たちの人気も高かったのです」(幸福の科学の関係者) 今年初夏に公開予定の大川総裁製作総指揮の恋愛映画『さらば青春、されど青春。』では主演も務めている。ヒロインは昨年に出家宣言で話題になった女優・清水富美加(23、現・千眼美子)。一部週刊誌では、宏洋氏が清水の“婚約者”と報じられた。 幸福の科学を離れることになった宏洋氏だが、これは追放同然の処分だという。彼はInstagramを通じてこんな言葉も発信しているのだ。 《ニュースタープロダクションの皆様に、お別れのメッセージを贈らせていただきます。もう会って話すことも難しいでしょうし、グループLINEもすぐ消されてしまう可能性があるので……》 宏洋氏の教団追放について、前出の幸福の科学関係者が語る。 「芸能事務所『ニュースタープロダクション』の経営について、大川総裁と宏洋氏が衝突したと聞いています。宏洋氏は『教団のPRだけではなく、もっと自由に表現をしていきたい』と主張し、総裁を激怒させたのだとか……」 大川家の“家族追放”は、宏洋氏が初めてではない。総裁の前妻であり『幸福実現党』の党首も務めた大川きょう子さん(52)も、’12年に総裁と離婚すると、5人の子供たちとも会えない状況に……。きょう子さんに、大川総裁と宏洋氏の確執について話を聞いた。 「宏洋さんの幸福の科学退職については知りませんでした。“向こう”にとって私は死んだ人間同然ですから、いまは連絡もできないのです。ただ母の立場で言えるのは、宏洋さんがとてもナイーブで芸術家肌の人間だということです。仕事にも創意工夫をこらすタイプですし、それが余って、教団の枠からはみ出てしまったのだと思います」 さらに今回の確執について幸福の科学サイドの見解を聞くため、芸能事務所社長退任の理由などについての質問状を送った。すると広報担当者が次のようなコメントを寄せてきたが、父子の関係などについては、ふれられていなかった。 《大川宏洋氏は、現在も幸福の科学職員という立場に変わりはありません。また、大川宏洋氏は、今後も、初夏公開予定の映画「さらば青春、されど青春。」の宣伝活動に参加されると聞いております》 だが、前出のきょう子さんは、こうも語っていた。 「幸福の科学では、総裁よりも目立ったり、メディアで取り上げられたりすると、教団をクビになるというジンクスがあるのです。宏洋さんも、私たちの子供とは思えないほどのイケメンです。性格も良く、演技力もあり、最近人気が高まってきたので、大川総裁から嫉妬をされてしまったのではないかと思います」 女優・清水富美加との一連の報道も“嫉妬”の一因だったのだろうか。教団内外から注目される“父子確執”の行方は――。
2018年01月23日ミルク(MILK)・ミルクボーイ(MILKBOY)を手掛ける大川ひとみのブランド「ヴィクセン・プロダクツ(VIXEN PRODUCTS)」の原宿店舗のカフェで、期間限定かき氷が提供される。期間限定で登場するかき氷はトロピカルなムード漂う逸品。たっぷりのグラノーラの上にのせたふわふわの氷は、イチゴ、パイナップル、ブルーハワイ、アサイーのレインボーシロップで彩られ、さらにドラゴンフルーツ、ピーチ、マンゴー、ベリーが大胆にあしらわれている。通常サイズはボリューム満点なので、一人で食べるのはもちろんシェアしてもよさそうだ。また、スモールサイズも同じく展開されているのが嬉しい。そのほか、2種類のシロップから自分の好きなテイストで楽しめる宇治金時味、そしてほろ苦い大人の風味が味わえるコーヒー味の計3種類がラインナップ。なお、通常メニューにはすべてお菓子付のコーヒーセットや、日本茶付きのあんみつなども揃っているので、ショッピングのブレイクタイムとして気軽に立ち寄れそうだ。【詳細】ヴィクセン・プロダクツ 夏期限定メニュー期間:2017年5月27日(土)~9月末場所:ヴィクセン・プロダクツ住所:東京都渋谷区神宮前6-29-3 KY ビルB1TEL:03-6419-7798営業時間:12:00~19:00(ラストオーダー18:30)メニュー例・RAINBOW FRUITS 850円・PETIT RAINBOW (スモールサイズ) 650円・UJI-KINTOKI宇治金時(白玉付) 900円・COFFEE SHAVE ICE 650円・ホットドリンク(ポットサービスお菓子付) 900円・アイスドリンク(お菓子付) 700円・コロナビール(おつまみ付) 1,000円
2017年06月04日晴れて2人きょうだい!娘の成長を振り返ると…私には、広汎性発達障害の6歳の娘と、7ヶ月になる息子がいます。娘が5歳の時、息子を妊娠しました。結婚当初、「子どもは2人欲しい」と思っていた私。しかし、娘が2歳半で発育遅れを指摘され…。「しばらくは娘の療育に集中しよう」と決めました。その後、娘が4歳の時に『広汎性発達障害』と診断されました。療育を続けておかげで、娘の問題は少しずつ落ち着いていき…。そんな時、私の妊娠がわかりました。Upload By SAKURAオメデタは嬉しい。だけど…2人目の妊娠を知った時は、家族が増えることが本当に嬉しくて、浮かれていました。しかし、下の子は妊娠期特有のトラブルも結構多かったのです。具体的には、妊娠初期に出血を繰り返して入院したり…妊娠後期に『赤ちゃんが大きい』と言われたりしました。一児を育てる母であっても、子どもにはそれぞれ悩むものです。段々と「この子にも障害があったら…」と不安に思う日が増えてきました。Upload By SAKURA成長した娘の姿は私の心を映す鏡でした不安を感じていた時、娘を見て、私は自分に問いかけました。この子が広汎性発達障害で『ダメ』だった…?答えは『NO』です。私は、娘が我が子で、本当に良かったと思っています。とても可愛くて…優しくて、面白くて。もちろん、大変なこともたくさんありました。しかし、それ以上に娘に教えられたことが多いのです。Upload By SAKURA娘はきっと…私たち夫婦を選んで、ここに来てくれたと私は思っています。だから…きっとお腹の子も、私たちを選んでくれた。何があっても、愛おしい我が子には変わりない。不安はなかなか消えるものじゃないけれど、『生まれた子を愛する』という結論は変わらない。そう思って妊娠中過ごしてきました。Upload By SAKURAゼロではない親の不安…。でもそれ以上に育っている想いもありますそして、無事元気に産まれた息子。今も正直、時々不安を感じることもあります。でもその時は、自分に問いかけます。「もし障害があったら…?どうするの?」と。障害があったとしても、育てる。愛する。そこは変わらないのです。だから不安に思う必要はないと…。この先何があるかは誰にもわかりませんが、私たち夫婦を選んでくれた2人を、大切にしていこうと思っています。2人とも、生まれてきてくれてありがとう。Upload By SAKURA
2017年05月17日