“真田イヤー”の2016年、映画公開に合わせ、同時期の舞台上演が決定した一大プロジェクト『真田十勇士』のクランクアップ会見が3月17日(木)、都内で行われ、中村勘九郎(猿飛佐助)、松坂桃李(霧隠才蔵)、大島優子(女忍び・火垂)、堤幸彦監督らが出席した。口八丁手八丁の佐助が仲間たち=十勇士と協力し、実はヘタレだった武将・真田幸村を“真の名武将”に仕立て上げようと奮闘するアクション時代劇。映画の公開&舞台の上演(14年に上演された同名舞台の再演)を9月、同時期に実施する。映画と舞台の演出を手がける堤監督は、「盆、暮れ、正月が一緒に来た豪華さ。日本映画ができることをすべて詰め込んだ作品であり、舞台は舞台で2年前の上演を超えなくては。どちらも最高峰を目指している」と血気盛んに宣言。「プレッシャーも感じる」と本音をもらしつつ、「ただいま、鋭意編集中。もてるパワーを叩きつける」と自らを鼓舞していた。14年の舞台に続いて、佐助を演じる勘九郎さんは、「2年前、冗談で『映画になればいいのに』と言っていたが、まさか実現するなんて」と感無量。映画の主演は約7年ぶりで「戦国時代劇ということで、相当な覚悟で臨んだが、それ以上に夢のような現場だった。大きな誇りになりました」と映画の完成を心待ちにしていた。同じく2年前の舞台と同じ役柄に挑む松坂さんは、「まるで少年マンガを地で行く撮影だった」と映画ならではの現場をふり返り、「堤監督から馬と並走してくれと言われたときは、さすがに『この人、何言ってるんだろう』って(笑)。しかも、忍者だから腕もふっちゃいけなくて…」と“ムチャぶり”も暴露。また、くノ一役で本格的な時代劇に初チャレンジした大島さんは、「監督はいちいちスゴイんですよ!」と再タッグを機に、“堤組”のスケールの大きさに感嘆していた。会見には加藤雅也(真田幸村)、大竹しのぶ(淀殿)、永山絢斗(根津甚八)、加藤和樹(由利鎌之助)、高橋光臣(筧十蔵)、石垣佑磨(徳川軍の忍び・仙九郎)、駿河太郎(三好清海)、村井良大(海野六郎)、荒井敦史(三好伊三)、青木健(望月六郎)が出席した。『真田十勇士』は9月22日(祝・木)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月17日映画公開に合わせ、同時期の舞台上演が話題を集める大型時代劇『真田十勇士』のクランクアップ会見が3月17日に、都内で行われ、中村勘九郎(猿飛佐助役)、松坂桃李(霧隠才蔵役)、大島優子(女忍び・火垂役)をはじめ、加藤雅也、大竹しのぶ、永山絢斗、加藤和樹、高橋光臣、石垣佑磨、駿河太郎、村井良大、荒井敦史、青木健、堤幸彦監督が出席した。その他の画像ドデカいことを成し遂げたいと願う佐助が、仲間たちとともに「オイラの嘘で、あんたを本物の天下一の武将に仕立ててみせる」と世間から名武将だと勘違いされた真田幸村を盛り立てる、というアクション時代劇。14年に上演された舞台をもとに、NHK大河ドラマ『真田丸』が放送中の“真田イヤー”である今年、映画化&舞台の再演を同時期に行うビッグプロジェクトが幕を開ける。映画&舞台で演出を手がける堤監督は、「とにかく面白いものに仕上げなくては、というプレッシャーを感じつつ、現在は鋭意編集中です」と進捗を報告。「自分で見ていても、面白いしハマってしまう。最高峰の映画を目指すのはもちろん、舞台も2年前を超えないといけない。もてるすべてのパワーを叩きつけるつもり」と自らを鼓舞し、「日本映画ができる、あらゆることを詰め込んだ。盆、暮れ、正月が一緒に来た作品」と本作の“出陣”に気合いを入れた。佐助役で、約7年ぶりの映画主演を果たす勘九郎は、「2年前の舞台でも同じ役を演じ、『いつか映画にならないかな』と冗談で言っていたら、実現してしまった。まるで夢みたいだし、自分にとっても誇りになった」と早くも強い手応えを示した。松坂は14年版の舞台に続き、クールな忍び・才蔵を演じ「まるで少年マンガを地で行くようなアクションの連続。監督から『馬と並走してくれ』と言われたときは、『何言ってるんだろう?』と思った」と笑いを交え、アクションシーンの壮絶さを暴露。女くノ一役で、本格的な時代劇に初出演した大島は、「何度かご一緒しているが、堤監督はいちいちスゴイ!」と壮大な堤ワールドに驚きを新たにしていた。『真田十勇士』9月22日(祝・木)全国ロードショー!取材・文・写真:内田 涼
2016年03月17日『ローマ法王の休日』『息子の部屋』などで知られるイタリアの巨匠ナンニ・モレッティ監督が、自身の体験を基に、すべての人にいつか必ず訪れる“親の死”という普遍的なテーマを描き出す『母よ、』。本作で、モレッティ自身を投影させた主人公の女性映画監督を演じたマルゲリータ・ブイは、“イタリア映画界のアカデミー賞”といわれる「ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞」主演女優賞を実に7度も受賞している超・実力派であることが分かった。映画監督のマルゲリータは、恋人ヴィットリオと別れ、娘リヴィアの進路問題も気になっている。さらに、兄(ナンニ・モレッティ)と共に入院中の母親・アダの世話をしながら、新作映画の撮影に取り組んでいるが、アメリカから呼び寄せた人気俳優バリー・バギンズ(ジョン・タトゥーロ)が参加した途端、思うように撮影が進まなくなり、大きなストレスを抱えるように。そんな中、マルゲリータは病院から母親の余命宣告を受けてしまう。何の助けにもなれない自分を嘆き、母が研究や仕事に捧げた年月が死によって無になると悲しむマルゲリータ。しかし、母はある“贈りもの”を遺してくれていた――。モレッティ監督が『ローマ法王の休日』以来、4年ぶりに手がけた本作は、前作『ローマ法王の休日』の製作中に最愛の母を亡くした経験から生まれた自叙伝的作品。2015年カンヌ国際映画祭コンペディション部門に出品され「エキュメニカル審査員賞」を受賞したほか、フランスの映画雑誌「カイエ・デュ・シネマ誌」の2015年ベスト1にも輝き、世界各国で高い評価を受けている。そんな本作で、モレッティがこれまでのように自分自身で主演を務めるのではなく、主人公の座を託したのがマルゲリータ・ブイだ。1962年生まれの54歳。1990年にイタリアの有名舞台の映画化『殺意のサン・マルコ駅』でデビューし、その後、『心のおもむくまま』(’95)、『もうひとつの世界(’98/未)、『イタリア的、恋愛マニュアル』(’05)、『題名のない子守唄』(’06)、『ローマの休日で~我ら佳き日々~』(’12)など幅広い作品に出演。なかでも、彼女の代表作として知られているのが2013年に公開された『はじまりは5つ星ホテルから』(’13)だろう。5つ星ホテルのクオリティを評価する覆面調査員の女性が、自分の生き方を見つめ直し、新たな人生の一歩を踏み出す姿を描いたドラマで、マルゲリータ・ブイは華やかなキャリアウーマンを演じ、話題となった。また、本作以外にも『ローマ法王の休日』や『夫婦の危機』とモレッティ監督作品の常連でもある。本作の主演にはマルゲリータ・ブイを強く希望したというモレッティ監督は、「主人公は女性の監督という設定にして、演じてもらうならマルゲリータ・ブイがいいだろうと考えていました。理由はとても単純で、私が主役を演じるよりマルゲリータ・ブイが主役のほうがはるかにいい映画になるからです」と語っており、絶大な信頼を寄せていることが分かる。確かな演技力で、どんな役でも変幻自在に演じてしまう彼女は、日本で言うところの大竹しのぶのような存在の実力派。母を看取らなければならない娘、仕事に向き合うキャリアウーマン、年ごろの娘を抱えた母など、さまざまな女性の姿を体現する本作の彼女にも、ぜひ注目してみて。『母よ、』はBunkamuraル・シネマ、新宿シネマカリテほかにて全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年03月14日公開初日を迎えたリリー・フランキー15年ぶりの単独主演映画『シェル・コレクター』の舞台あいさつが27日、東京・テアトル新宿で行われ、リリー、寺島しのぶ、池松壮亮、橋本愛、坪田義史監督が出席した。作家アンソニー・ドーアの同名小説を基にした本作は、沖縄の離島を舞台に、盲目の貝類学者(リリー)の静かな生活が、世界に蔓延する奇病を偶然にもイモガイの毒で治したことで揺らいでいくさまを、独特の世界観で描いたファンタジー。立ち見客も出るほどの盛況ぶりだが、会場の微妙な空気を察したリリーは、MCに上映後であることを確認すると、「どうりでお客さんがポカンとしてると思いました」と軽いジャブで笑いを誘いつつ、「企画の段階から映画にならないだろうと思い、撮影が終わると上映はないだろうと思った」、「試写では拍手もなく、しゃべる人もいなかった」などとシニカルなリリー節をさく裂させて会場の笑いを誘った。ところが、坪田監督は「視覚的にも聴覚的にも触発するものを作ったので、お客さんがシーンとするのは悪いことではない。僕の作品がお客さんの体に溶け込んでいる」とにんまり。また、寺島が「わかるものじゃなく感じる映画」と称賛すれば、橋本も「前衛的で実験的な映画に関わることができてとても幸せです」と喜びの表情を見せた。そして池松も「圧倒されたというのが一番しっくりくる。しばらくこういう日本映画を観ていなかったですし、こういう体験したかったんだよなぁと思いました」としみじみ。それぞれが本作に賛辞の言葉を贈った。そんな中、池松の発言から、最終的にカットされたものの寺島の自慰シーンがあったことが明らかに。寺島は本作で学者の運命を翻弄する女性を演じており、「台本を読んだ時に、子供が生まれてもわたしにはこういう役が来るんだとうれしかった。『アンパンマン』の声優じゃないんだ」とにっこり。すると、リリーは「いや、あなたが次やるのは福田和子さんでしょ? (本作は)全然そのラインですよ。アンパンマンの声優の方が相当遠いと思いますよ」と鋭いツッコミ。福田とは、整形を繰り返して時効まで全国を逃げ回った強盗殺人犯で、寺島は「私が求められているところはそこなんだと思ってうれしくて」と、ママになっても落ち着かず、ハードな役を演じられる喜びを噛みしめていた。
2016年02月28日“シャンソンの女王”エディット・ピアフの生誕100周年イヤーとなる今年、栗山民也演出、大竹しのぶ主演の音楽劇『ピアフ』が3年ぶりに帰ってきた。2011年の日本初演、2013年の再演とも、「ピアフが大竹しのぶに舞い降りた」と大絶賛された舞台だ。初日を翌日に控えた2月6日、東京・シアタークリエにてゲネプロが公開された。音楽劇『ピアフ』チケット情報貧民街での日々、最愛の恋人の死、2度の交通事故、モルヒネ中毒…。ピアフの47年の壮絶な人生は様々な形で舞台化されているが、パム・ジェムス作による本作は、短い場面の連続によってまるでドキュメンタリーのように見せていくのが特徴。経験を元に想像を膨らませて役を表現するというより、役の感情を実際にその場その場で感じるような演じ方をする大竹が、この戯曲に出会ったことは必然のように思える。ピアフが人生の様々な局面で感じた痛みと喜び、愛と喪失を目の前で追体験する大竹の姿を見つめているうちに、3時間の上演時間はあっという間に過ぎていった。大竹ピアフの歌う『水に流して』は何度聴いても心に迫り、心を揺さぶり、そして心に染み入る絶唱だ。大竹の神懸かった熱演にばかり注目が集まりがちだが、そして実際それが最大の見どころであることは疑いようがないが、キャスト全員の調和なしにこの上質な舞台は完成しない。下品であけすけだがピアフを丸ごと受け止める度量を持つ親友トワーヌ役の梅沢昌代、匂い立つばかりの色気を放つ女優マレーネ・ディートリッヒと気弱な秘書マドレーヌを見事に演じ分ける彩輝なおら、初演からの続投組はもはや本作に欠かせない存在。大竹と梅沢以外はひとりで複数の役を演じる演出のなかで、初参加となった伊礼彼方のコメディセンスや大田翔の美声も光り、作品にまた新たな陰影を与えていた。ゲネプロ前には記者会見が行われ、大竹がピアフの扮装で出席。「栗山さんがまた細かく演出してくださってさらに豊かになった。どこまでもどこまでも追求していける作品」と3演目の実感を語った。その上で、「今回はロングランなので体調に十分気を付けて、ピアフと共に、みんなと共に生き抜いていく覚悟です」と力強く宣言。昨今の芸能ニュースについて話を振られて戸惑うひと幕もあったが、「人生はみんなそれぞれ、自分で責任を持って生きていくもの。ピアフも自分の責任で人を愛し、別れ、幸せを掴もうとした。そんな素晴らしい人のお芝居をどうぞ皆さん観に来てください」とアピールに繋げて見せた。東京公演は3月13日(日)まで。その後3月19日(土)から21日(月・休)まで大阪・森ノ宮ピロティホール、3月23日(水)に広島JMSアステールプラザ 大ホール、3月26日(土)・27日(日)に愛知・中日劇場で上演。取材・文:町田麻子
2016年02月09日世界的シャンソン歌手、エディット・ピアフの若き日から晩年までを、大竹しのぶが全身全霊で演じる『ピアフ』。イギリスの劇作家パム・ジェムスの傑作として知られ、2011年、2013年に上演されて大絶賛を浴びた舞台が、ピアフ生誕100周年の今年、再び幕を開ける。大竹にとっては読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞した、まさに当たり役への3度目の挑戦。とはいえ「稽古をしながら、新たに発見することがいっぱいあります」と語る。舞台『ピアフ』チケット情報この日、稽古が行われていたのは、ピアフが47歳で亡くなる直前のラストシーン。最愛にして最後の夫・テオ(碓井将大)に寄り添われて、車いすに座ったピアフのもとに、貧しい時代を共に生きた仲間トワーヌ(梅沢昌代)がやって来る。もう長い間会っていないのに、顔を見るなり毒舌を吐いて笑い合うふたり。その姿はこの舞台の冒頭で描かれる、20代の頃のままだ。懐かしい友の昔話を聞きながら、安堵したのか目を閉じるピアフ。テオとトワーヌがゆっくりと去った後、甦ったかのように立ち上がり「水に流して」を歌い始めた。「もういいの、もう後悔しない…」と静かに自らに問いかけるような歌い出しから、歌っていくほどに、大竹のピアフは大地から沸き上がる水のごとく力を蓄えていく。そして歌い切った瞬間、まるで雷に打たれたように。その姿は神々しいほどだ。「ピアフは生前、もし歌えなくなったら、ただ長く生きるより死んだほうがいいと語っていたそうです。そう言えるのがすごいし、壮絶な人生を送ってきたからこそ、すごく愛したいし、愛されたかった人。『愛の讃歌』もこのお芝居の中で歌うと、こんなにも深い愛を叫んでいたんだなって。だからこそピアフの歌は人に生きる力をくれるし、私も歌う時にはお客様にパワーを与えたいと強く思うんです」その後、冒頭のシーンの稽古に移ると一転、路上で命をつなぐために大声で歌う20代のピアフは、野良猫のようにたくましく愛らしい。約3時間、駆け抜けるような人生を演じ、14曲を歌う舞台はハードに違いないが、逆に「歌うほどに力をもらえる」という。「“あたしが歌うときは、あたしを出すんだ。全部まるごと”“エディット・ピアフがステージに上がったら、何かが起きなくちゃ”といった台詞をいうたびに、ああそうだなって、同じ舞台に立つ人間として教えられます。ピアフのように私も1回1回全力を尽くします」そう語る大竹が再びピアフになる。そしてステージに立った時、愛と歌に生きた人生を私たちは体感するはずだ」公演は2月7日(日)から3月13日(日)まで、東京・シアタークリエにて。その後3月19日(土)から21日(月・休)まで大阪・森ノ宮ピロティホール、3月23日(水)に広島JMSアステールプラザ 大ホール、3月26日(土)・27日(日)に愛知・中日劇場で上演。取材・文:宇田夏苗
2016年01月29日「渾身の『夕鶴』、かつてなかった『夕鶴』を、是非ご鑑賞いただきたいと思ってまいりました」。華やかなオーラとともに佐藤しのぶの気迫が伝わる記者会見の始まりだった。2014年、新装なったフェスティバルホールで“大阪国際フェスティバル”のオープニングを飾った、團伊玖磨作曲のオペラ『夕鶴』。主演は佐藤しのぶ、そしてスタッフに、演出・市川右近、美術・千住 博、照明・成瀬一裕、衣裳・森 英恵という最強の布陣を配した前回公演は完売の人気だった。チケットを取れなかった多くの人の声に応えて再演が決定、佐藤が来阪し、意気込みを語った。オペラ「夕鶴」チケット情報「フェスティバルホールがあって、私の青春時代があった。前回、この團先生の『夕鶴』初演の地で歌えて感無量でした」。日本の民話『鶴の恩返し』を題材にしたオペラ『夕鶴』は、これまで国内外で800回以上も上演されてきた名作だ。團自身から演じてほしいと望まれながらも、先輩たちの完成度の高さに長く固辞してきた佐藤。「いろいろなヒロインをやって来ましたが、つうは人間じゃないから今までで一番難しい」と、時間をかけて勉強を重ね、前回「このプロジェクトなら」と出演を決めた。「これまでのつう(役)で、着物を着なかったのは私だけです(笑)」。前回は「これまでのように鍋釜も囲炉裏も家もいらない。なるべくシンプルに新鮮な形で、洗練された2014年の夕鶴に生まれ変わらせよう。一番大切な作品の本質をみなさんにお伝えするようなものを作りましょう」と作り上げた。傾斜のある回り舞台を用いた演出、何もない空間に立体的で美しい世界を生み出した映像、照明はつうの心を映し出し、衣裳にはファンタジーとリアルが織り込まれた。多くの素晴らしい才能が初めて出会い、舞台上でひとつになって誕生した、斬新な『夕鶴』だった。作品については「本当に不思議なファンタジーだと思う。愛や欲望など、人間の普遍的なものを描きながら、今私たちが直面している問題もはらんでいる作品ですね。これからの未来を明るく作っていく糧になればと思って歌っています」と語る。今回の再演を喜びながらも、また新たな高みに挑む日々。「今回は前回を上回る精度の高いものにして、オペラの臨場感を伝えたい。全員が自己ベストを更新する緊張感を持って臨んでいます。前回ご覧になった方は、観比べていただきたいですね。オペラは人間の人間による人間のための芸術。初めての方には、是非一度、生で体験していただきたいと心から思っています。でも、この舞台、私も客席で観てみたいですよ~!(笑)」。公演は、2月14日(日)の神奈川県民ホール 大ホールを皮切りに、3月5日(土)大阪・フェスティバルホールを経て、3月末まで全国各地で開催。チケット発売中。取材・文=高橋晴代
2016年01月27日シャンソンの女王、エディット・ピアフの鮮烈な人生を大竹しのぶが演じ、その熱演と熱唱に「ピアフが大竹しのぶに降りてきた」と賞賛された伝説の舞台『ピアフ』が、待望の3度目の上演を果たす。1月7日、大竹が共演する梅沢昌代、彩輝なお、伊礼彼方、川久保拓司とともに製作発表に出席した。【チケット情報はこちら】愛を求め、歌に生きた伝説の歌手のドラマチックな人生を、『愛の讃歌』『バラ色の人生』など14曲の彼女の名曲とともに綴っていく作品『ピアフ』。魂をぶつけるかのような大竹のピアフは大絶賛を呼び、初演時には読売演劇大賞最優秀女優賞をはじめ、その年の演劇賞を総なめにした。今回は3年ぶりの上演となるが「ピアフの歌に私自身も勇気付けられて生きてきたところもある。たくさんの方がこの芝居を観て、生きる勇気や喜びを味わってもらえたらすごく嬉しいです」と大竹。本人もこの役に特別な思いを抱いているようで、「“あたしが歌うときは、あたしを出すんだ。全部まるごと”といったピアフのセリフを言う時は、私自身もそう思って、私の身体にもそういう血が流れる。この芝居をやるとピアフに会える気がします。私の人生で大きな出会いになった」と話した。そのピアフとの出会いは、大竹が20歳の頃、美輪明宏が主演するピアフの評伝劇『愛の讃歌』を観劇し、同時期に故・中村勘三郎にピアフの評伝本を勧められたことだった…と公言していたのだが、つい最近、仰天の事実が判明したそう。年末に『日本レコード大賞』に出演の折、泉ピン子と話す機会があり、この公演の話題から「わたし、ノリちゃん(勘三郎)に『ピアフ』の本を貸してあげたのよ」と明かされ、よくよく聞いてみたらその本が勘三郎が大竹に渡した本だったとのこと。「勘三郎さんから借りたと思ったのは実はピン子さんの本だったということが最近バレました(笑)。哲明さん(勘三郎)らしい、人から借りたものを「これ読みなさい」って…。ホントに図々しいヤツだ!(笑)」と、旧友の愛らしいエピソードを楽しそうに話していた。公演は2月7日(日)から3月13日(日)まで、東京・シアタークリエにて。その後3月19日(土)から21日(月・休)まで大阪・森ノ宮ピロティホール、3月23日(水)に広島JMSアステールプラザ 大ホール、3月26日(土)・27日(日)に愛知・中日劇場で上演される。
2016年01月07日フジヤマ・クオリティは1月1日、山梨県忍野村で同社が運営する忍者テーマビレッジ「忍野 しのびの里」に、忍者アトラクション「忍術皆伝の道」をオープンした。「忍術皆伝の道」は、楽しみながら忍者修業を体験できるアスレチック。同施設の既存の「忍者からくり屋敷」「忍野手裏剣道場」に加え、3つ目の忍者アトラクションとなる。忍者のように壁をつたって進む「つたい壁」や、鳴子のついたロープをかいくぐる「鳴子地獄」、随所に仕掛けが潜む「からくり迷路」など、忍者に必要なさまざまな能力を鍛える7つのエリアで構成されている。なお、同アトラクションの利用料金は大人(中学生以上)500円、子供(3歳以上)400円となる。入園料は別途必要で、大人700円、子供400円(庭園入園料+アトラクション1回利用券付き)。営業時間は9:00~17:00(最終入場16:30)。※価格は全て税込
2016年01月04日2011年の初演から3度目の上演となる『ピアフ』で、大竹しのぶが再びエディット・ピアフになる。演じるというより、まさしくピアフが降りてきたとしか言いようのなかったあの舞台に、再び立つ思いを聞いた。舞台『ピアフ』チケット情報舞台『ピアフ』は、シャンソンの女王、エディット・ピアフの人生を、短くも鮮烈なシーンを積み重ねながら表現した作品。そこに、『愛の讃歌』『バラ色の人生』『水に流して』などのピアフの珠玉のナンバーが加わっていく。再演にあたって大竹が改めて感じているのは、そのピアフの歌が持つ力だ。「音楽番組で歌う機会があったんですけど、演劇と離れて歌っても、やはりピアフの歌は別格でした。演出の栗山(民也)さんも『ピアフが歌うときは神々しい』とおっしゃっていましたが、地と天を結ぶような力があって、聴く人にその力を与えられないと歌う意味がない感じがするんです。『あたしが歌う時は、あたしを出すんだ。全部まるごと』という台詞があるように、私も全部を出して歌わないと歌えない」。それだけに、「ピアフをやると疲れる(笑)」のだと苦笑する。「でも、ピアフの台詞に私自身が力をもらえる。そして、“何があっても生きていかなくちゃいけないね”っていうような気持ちを、舞台にいる私たちとお客さんとで、共有し合えたような感覚になるんです」。歌のみならず、ピアフの人生自体も壮絶だ。最愛の人を亡くし、病に身体も心も蝕まれながらも、歌い続ける。「愛を求めた孤独な人だったんだろうなと思います。歌っているときだけは喜びがあって自分になれて。そんなふうに人生の苦しみやつらさを知っている人の歌だからこそ、あの人の歌声は多くの人を惹きつけたんじゃないかなと思うんです」。その人生を本当に生きたように演じた大竹は、初演の年に読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞した。「評価していただいたことがプレッシャーにならないと言ったら嘘になります。でも、どう思われるかということは考えずに、今の自分と共演者のみんなでまた一から作っていって、1回1回やるだけだと思っているんです」。おそらく大竹は、また毎公演、エネルギーをあふれさせて、ただピアフを生きるのだろう。「私たちの身体を通してピアフの愛と力を感じてもらって、頑張って生きていこうと思ってもらえたらうれしい」。ピアフにとって歌うことが喜びであったように、大竹にとっても演じることが喜び。その純粋な思いに心動かされないはずがない。公演は2月7日(日)から29日(月)まで東京・シアタークリエにて。その後、大阪、愛知、広島でも公演。東京公演のチケット一般発売は11月28日(土)午前10時より。取材・文:大内弓子
2015年11月27日タレントの加藤茶が11月23日(月・祝)、都内で行われたイスラエル映画『ハッピーエンドの選び方』のPRイベントに出席。「ザ・ドリフターズ」のリーダーで2004年に亡くなったいかりや長介さんが、生前メンバーに自身のガンを告白した様子をふり返った。いかりやさんが、加藤さんをはじめメンバー4人に直接、自身がガンをわずらっていると明かしたのは、亡くなる約1カ月前のことだったのだとか。「リーダーがいなくなるわけで、今後もドリフを続けるためにどうするか相談しましたよね。(いかりやさん抜きの)4人でネタができるか。その心配でした」と当時の心境を語っていた。エルサレムの老人ホームに暮らす発明好きのヨヘスケルが、望まぬ延命治療に苦しむ親友から「発明で安らかに死なせてほしい」と頼まれ、安楽死装置を発明すると、彼のもとに次々と“依頼”が舞い込み…。尊厳死をテーマに、イスラエル版『おくりびと』とも評されるヒューマンドラマで、加藤さんは「重たいテーマだが、笑わせるツボがしっかりある。本当なら不謹慎だと言われそうな、死と笑いを結びつける脚本がとてもうまい」と絶賛した。自身の“ハッピーエンド”について「涙ではなく笑いで見送ってほしい。人を笑わせながら死ねれば」と生粋の喜劇人らしいコメント。現在は45歳下の妻・綾菜さんとの結婚生活を送っており「歳が歳なので、カミさんには自分が死んだあと、いい人がいたら結婚してくれと言ってある」と“遺言”にも言及した。この日はタレントのIMALUが同席し、「うちの両親(明石家さんまと大竹しのぶ)は、まだまだしぶとく生きそうですが、映画を見て同居している93歳の祖母のことを考えました。認知症があるんですが、すごく元気(笑)。足腰が強くて、ごはんもたくさん食べますし」と話していた。『ハッピーエンドの選び方』は11月28日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月23日「SMAP」の香取慎吾と稲垣吾郎が、2人そろって「anan」1978号の表紙に登場。「観るといい映画」と題された特集にて、映画について語り合った貴重な対談が掲載されていることが分かった。また本誌では、事務所の後輩にあたる玉森裕太の主演作『レインツリーの国』をはじめ、いま注目の映画を多数紹介。香取さんといえば、絶賛公開中の三谷幸喜脚本・監督最新作『ギャラクシー街道』にて主人公、ハンバーガー店主・ノアを熱演。ヒロイン役の綾瀬はるかを筆頭に小栗旬、優香、西川貴教、遠藤憲一、段田安則、石丸幹二、大竹しのぶ、西田敏行ら豪華俳優陣との共演で話題を呼んでいる。そして稲垣さんは、「anan」の映画評連載「シネマナビ!」にて毎週映画を紹介。そんな“映画”に縁深い2人を迎え今回の「映画」特集が実現した。実は1年前、同じ映画特集では「SMAP」5人で表紙に登場。今回は香取さんと稲垣さんというコンビに、5人で撮影したときの圧倒的な存在感とも、1人のときの雰囲気とも違う、2人ならではの世界観で撮影は行われたそうだ。そして、本誌内では「観るといい映画」と題し洋画・邦画あわせて全39本の映画を紹介。香取さんと稲垣さんの事務所の後輩にあたる「Kis-My-Ft2」玉森裕太の主演作『レインツリーの国』や、そして、「NEWS」加藤シゲアキの原作を初主演となる「Hey! Say! JUMP」中島裕翔を迎えて実写化する『ピンクとグレー』など、2人と縁深い作品がズラリ。生田斗真と「Hey! Say! JUMP」山田涼介が共演する『グラスホッパー』では、先輩後輩の対談も掲載されているという。そのほか、西島秀俊主演、ビートたけしとの競演が注目の的の『劇場版 MOZU』、元極道の司法書士が活躍する人気漫画を映画化した田中圭主演作『劇場版 びったれ!!!』など今後公開の注目邦画が目白押し。さらに、世界中から熱い視線が注がれている『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』も16ページに渡って掲載。ファン必見の保存版となりそうだ。「anan」1978号は11月4日(水)より発売中。(text:cinemacafe.net)
2015年11月04日先週末公開を迎えた三谷幸喜監督『ギャラクシー街道』と「めざましテレビ」にて毎朝放送中の人気アニメ「紙兎ロペ 笑う朝には福来たるってマジっすか!?」のコラボエピソードの放送が決定し、香取慎吾、綾瀬はるか、三谷監督がゲスト声優を務めることが明らかとなった。ノア(香取慎吾)が店主の宇宙にあるハンバーガーショップ“サンドサンドバーガー・コスモ店”に地球のお客さんを呼び込むため宣伝活動に勤しむノアとノエ(綾瀬はるか)。そこに通りかかったロペとアキラ先輩は、彼らを宇宙“設定”の風変わりな店だと思い込み興味を持つ。そこへサンドサンドバーガーの三谷本部長(三谷幸喜)が視察に訪れ…。西暦2265年の宇宙にある小さなハンバーガーショップを舞台に織りなす宇宙人模様を描いた映画『ギャラクシー街道』。香取さん、綾瀬さんを筆頭に、小栗旬、優香、西川貴教、遠藤憲一、段田安則、石丸幹二、大竹しのぶ、西田敏行ら豪華俳優陣の共演で話題を呼んだ。三谷作品と「紙兎ロペ」のコラボは、『清須会議』(’13)に続き2回目。今回のコラボエピソードでは「宇宙設定」と「宇宙人設定」と題した2本立てで放送される。本コラボエピソードにゲスト声優として参加し、アフレコを終えたばかりの香取さんと綾瀬さんは「スタッフの方が一生懸命ストーリーを説明してくれたんですが“『紙兎ロペ』に出てくるノアとノエ”という、“設定”の中にさらに“設定”があるストーリーだったので、だんだん何がなんだか分からなくなってしまいましたが(笑)、すごく楽しかったです」(香取さん)、「すごく不思議なストーリーです」(綾瀬さん)とコメント。さらに三谷本部長役で出演する三谷監督は「非常に難しい役でした。この人物のバックボーンを考えてみたのですが、彼なりに今までやってきた悲しみとそれなりのプライド、そういうものを感じられるキャラクターをできたらいいなと思ってがんばりました」と自身の役づくりについて明かした。独特のテンポとシュールな笑いが特徴の「紙兎ロペ」と『ギャラクシー街道』の世界が交差するとどんな化学反応が起こるのか…?放送を楽しみに待ちたい。『ギャラクシー街道』公開記念コラボエピソード「宇宙設定」は10月29日(木)、「宇宙人設定」は10月30日(金)に「めざましテレビ」にて放送予定。『ギャラクシー街道』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ギャラクシー街道 2015年10月24日より全国東宝系にて公開(C) 2015 フジテレビ 東宝
2015年10月28日三谷幸喜監督の最新作『ギャラクシー街道』が10月24日(土)に公開初日を迎え、三谷監督ほか、主演の香取慎吾、綾瀬はるか、小栗旬、優香、西川貴教、遠藤憲一、段田安則、石丸幹二、大竹しのぶ、西田敏行が登壇した豪華舞台挨拶が全国126スクリーンに中継された。本作は、宇宙の片隅にあるハンバーガーショップを舞台に、そこで働く宇宙人夫婦と、彼らをとりまく“宇宙人”模様を描いたスペース・ロマンチックコメディ。宇宙人ノアを演じた香取さんは、映画の中に登場する、ちょっぴりエッチなあるシーンにちなみ、「直接触れることはできないんですが、皆さん、(人差し)指を出してください」と呼びかけると、自身も人差し指を観客に向け、「ああ…!皆さんと一緒に、この『ギャラクシー街道』を感じることができました(笑)」とニヤリと笑い、場内を悲鳴と歓声の嵐に。さらに、「今後、街で会った時は、『握手してください』じゃなく、『指を合わせてもらえますか?』と言ってもらえれば」と煽り、女性ファンの心を鷲づかみにしていた。そんな香取さんだが、司会を務めたフジテレビの笠井信輔アナウンサーから「観終わった後に強烈に残るのは、遠藤さんの出産シーン!主演として遠藤さんの怪演をどう思いましたか?」と水を向けられると、「羨ましいですよ。一生に一度あるかないか…いや、一度もないでしょう、出産シーンなんて!」と、綾瀬さん演じるノエの子供を身ごもり、バニーガール姿で出産するというシーンを演じた遠藤さんに嫉妬心をあらわに。「あんなに吹いちゃいそうになることってないんですけど、さすがにつらかった(笑)」「しかも、撮影の合間に僕と話す時も、(遠藤さんが)バニーガールの衣装の胸元を直しながら、『で、香取くんはあと何日ぐらいなの?』って!」と、遠藤さんに撮影中も休憩中も笑わされていた様子を暴露。それに対し、遠藤さんは「出産できると聞いて、即、飛び込みました。ただ、衣装合わせに行ったらいきなりあの格好(バニーガール)をさせられて」と回想。すると、三谷監督がすかさず「でも、あの衣装になったのは、遠藤さんから『足が自慢なので、足を見せたい。背中も見せたい』という話があったからなんですよ」と明かし、「俺、そんなこと一言も言ってないよ!」と否定する遠藤さんを尻目に、香取さんも三谷監督も「すごい綺麗だった!」と絶賛して笑いを巻き起こしていた。『ギャラクシー街道』は全国東宝系にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ギャラクシー街道 2015年10月24日より全国東宝系にて公開(C) 2015 フジテレビ 東宝
2015年10月25日少し前までは除湿モードだった空気清浄機が加湿モードに切り替わり、乾燥の季節到来です。なにはさておき必須家電は加湿器の古山エリーです、こんばんは。今宵もたわごとお付き合いくださいませ。この季節になると、女性は毎日ストッキングを履くこともあって、足のかかとのカサカサ感で季節を感じる人も多いかと思います。私がかかとを意識しだしたのは2003年のこと。まだギリギリ20代だった頃に観た、向田邦子さん原作、森田芳光監督の『阿修羅のごとく』という映画がありました。大竹しのぶ、黒木瞳、深津絵里、深田恭子が四姉妹を演じていて、物語はその四姉妹の父親に愛人がいたことが発覚して女のさまざまな本音が飛び交う(ある意味ゾッとする)ホームドラマです。当時、この映画を観てものすごく印象に残ったセリフが「女はね、かかとを見れば殿方にご無沙汰かどうか分かるんだから」でした。30歳、40歳と年齢を重ねていくと、かかとが大変なことになるのかぁ…と、そのときはまだまだ自分には遠い未来だと思っていましたが、あっという間に月日は流れ、いまはもう、かかとのお手入れは日課です。ちなみに最近はSABONのフットクリームがお気に入り。やっぱりシアバターの威力はすごい!…で、シアバターもいいんですが、女性は自分の好きなイケメンについてとか男の身体のどの部分が好きだとか、そんな話しをしていると徐々に顔がポッと赤らむことに気づいちゃったんですね(これホント!)。かすかな微熱状態です。興奮とか女性ホルモン分泌とか理由はいろいろあるんでしょうけれど、話しをするだけ、それだけで桃色になれるならラッキーです。というわけで、今週、選んだ映画は確実に桃色になれる『マジック・マイクXXL』。そうです!2年前に「何ですか!?このドキドキする映画はー!」と世の女性たちを虜にした、あの伝説のストリッパー、マイク(チャニング・テイタム)たちのステージを再びスクリーンで観ることができるんです!待ってましたー!何度でも映画館に観に行っちゃうー!スクリーンに向かってダイブしたいー!ぐらいの勢いでクラクラする映画です。今回はマイクをはじめメンバーそれぞれが人生に迷いながらも、最後に大きな大会に出場し、想い出を作ろうというロードムービー仕立て。1作目はマイクにスポットがあたっていましたが、2作目はマイクはもちろんメンバー全員のドラマと色気とパフォーマンスを目にすることができます。女子同士、パーティー感覚で観に行って、思う存分、悶えちゃってください!語っちゃってください!そして、映画を観た次の日は「今日、顔色いいね」って言われちゃうかもー!ということで、また次回。(text:Elie Furuyama)(Elie Furuyama)■関連作品:マジック・マイクXXL 2015年10月17日より新宿ピカデリー・丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT,LLC
2015年10月21日本日10月20日(火)発売のファッション誌「ハーパーズ バザー日本版」12月号に、“ファビュラスに輝く女性たち”として女優の黒木華や大竹しのぶなど、それぞれの年代を代表する日本人女性5名が登場。さらに、ミランダ・カーが、あの美しいアッパーボディを撮影した気鋭の写真家テリー・リチャードソンと再タッグを組み、ハロウィンにちなんでオシャレ魔女に変身していることが分かった。ニューヨーク発の老舗ファッション誌「Harper’s BAZAAR」の日本版となる「ハーパーズ バザー」。12月号の表紙を飾るのは、『マッドマックス 怒りのデスロード』でも注目を集めたロージー・ハンティントン=ホワイトリー。そして、巨匠リチャード・アヴェドンの孫で、世界で活躍する注目の写真家マイケル・アヴェドンが、それぞれの年代、さまざまなフィールドで素晴らしい輝きを放つ5名の女性たちを撮り下ろす。20代代表には、山田洋次監督の『小さいおうち』でベルリン国際映画祭「銀熊賞」を受賞し最新作『母と暮せば』では二宮和也の恋人役を演じる黒木さん。また、30代ではデザイナーのYOON、40代では同じくデザイナーの古田泰子、50代では大竹さん、60代では多方面で活躍する夏木マリが、それぞれ生き方や自身のスタイルについてインタビューに応じている。さらに、同誌4月号の表紙で一糸まとわぬ美しい上半身を披露したことでも話題を呼んだミランダは、その撮影を担当した現代を代表するファッション・フォトグラファー、テリー・リチャードソンと再タッグ。「ハロウィン物語」と題して、ミイラ男やヴァンパイアと共演し、シックなモードブランドに身を包んだミランダが、いち早く来春を先取りしたクルーズコレクションを披露する。「ハーパーズ バザー日本版」12月号は10月20日(火)より発売。(text:cinemacafe.net)
2015年10月20日モデルのミランダ・カー(Miranda Kerr)がおしゃれ魔女に変身した『ハーパーズ バザー(Harper’s BAZAAR)』12月号が、10月20日に発売される。4月号で一糸纏わぬアッパーボディを披露したミランダ・カー。今回も4月号同様、現代を代表するファッションフォトグラファーのひとり、テリー・リチャードソンが撮影を担当した。ミランダ・カーは、“ハロウィン物語”をテーマに完璧なボディと愛らしいフェイスで魔女に変身。いち早く春を先取りしたクルーズコレクションを身に纏い、ミイラ男やヴァンパイア、フランケンシュタインと共演している。また、それぞれの年代に合わせた“おしゃれ”を提案するレギュラーページ「Fabulous at every age ~年代別おしゃれ研究~」では、様々なフィールドでファビュラスに輝く日本人女性5人にフォーカス。女優の黒木華、大竹しのぶ、夏木マリ、デザイナーのYOON、吉田泰子が、自分の生き方や考え方、スタイルについて語ったインタビューとともに、伝説的な写真家・リチャード・アヴェドンの孫でもある、世界で活躍する写真家、マイケル・アヴェドンによって撮影された5人の写真が掲載される。
2015年10月20日1959年~1981年で放送され、5年前に三谷幸喜司会により復活を果たしたフジテレビの長寿番組「スター千一夜」。2013年以来、3度に渡り放送されてきた同番組だが、この度、三谷さん脚本・監督作品『ギャラクシー街道』の公開を記念して、これまでで最長の2週間全10回にわたり放送されることが決定した。三谷さん扮する七三分けにもみあげ、白いジャケットといういでたちの通称・“石狩平治”が司会を務める同番組。ゲストたちは何を聞かれるか事前に知らされていない上に、何を聞かれても否定できないという状況の中、三谷さんの質問を待ち構え、笑いをこらえながら驚きの質問にくらいついていくこととなる。第一週目には10月よりスタートする秋の新ドラマを盛り上げる豪華キャスト陣がゲストとして登場。英会話教師とイケメン坊主の恋模様を描く「5→9~私に恋したイケメンすぎるお坊さん~」の石原さとみと山下智久、漫画家・山崎紗也夏による同名コミックを原作とした連続ドラマ「サイレーン」の松坂桃李、中村蒼の“てい髪”姿が話題にもなった「無痛~診える眼~」から西島秀俊・伊藤淳史・石橋杏奈の3人、「オトナ女子」で2年半ぶりのドラマ主演を果たす篠原涼子、「テディ・ゴー!」からは森川葵と魂が宿る“編みぐるみ”の熊役の哀川翔が出演する。三谷さん扮する石狩は、石原さんと山下さんの得意料理や、松坂さんが酔ったときに必ず行う癖、西島さんが役作りで行うすごすぎる技などについて切り込んでいくという。そして第2週目には、「『ギャラクシー街道』公開記念!スター千一夜2015」と題して主演の香取慎吾を筆頭に、綾瀬はるか、大竹しのぶ、小栗旬、優香、西川貴教、遠藤憲一という超豪華キャストが日替わりで登場!見知ったキャスト陣ということで、一層容赦ない質問を投げかける三谷監督…。「香取さんは宇宙人に会ったことがあると」という無茶ブリを一切の迷いなく受け止める香取さんや、「アフリカ旅行の際、必要なものが五つあるそうですね」の質問にも全く動じる様子はなく「まずは…」と様々なエピソードを交えながら答えていく大竹さん、その場で芸の披露を要求される小栗さんなど、ベテラン俳優陣による見事なアドリブの数々は必見だ。豪華キャスト陣と“石狩”が繰り広げる至極の会話劇を楽しみに待ちたい。「スター千一夜2015」は10月11日(日)~23日(金)の期間、フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年10月07日明石家さんまがTBSの60年の歴史を多くの秘蔵映像と共にふり返る「TBSもさんまも60歳伝説のドラマ&バラエティー全部見せます!夢競演も大連発SP」が10月12日(月・祝)に放送される。TBSとさんまさんの歴史の中でも欠かせない番組となるのが大竹しのぶらとの共演で知られる伝説のドラマ「男女7人夏物語」。この度、そのメンバーが29年ぶりに大集結することが分かった。60年に深く関わったテレビ史上類を見ない超豪華ゲスト陣をスタジオに迎えて、伝説のドラマ&バラエティーの秘蔵映像はもちろん、ほかでは見ることのできない「TBSレジェンズ」のデビュー間もないお宝映像も公開される。そして今回、29年ぶりに「男女7人夏物語」のメンバーが共演。「男女7人夏物語」と言えば、さんまさんと大竹さんの掛け合いが話題にもなり、トレンディドラマの元祖とも言える作品。ほかにも池上季実子、奥田瑛二、片岡鶴太郎、賀来千香子、小川みどりなど当時から個性的なメンバーが出演していることでも話題になった。番組ではドラマの中では欠かすことのできない名シーンのセットを完全再現し「男女7人夏物語 同窓会」と称し、懐かしの映像とトークを繰り広げる。そのほか若手芸人時代のさんまさんを知り尽くした超豪華ゲストが集結。堺正章、泉ピン子、和田アキ子、郷ひろみ、武田鉄矢、草野仁、山下真司ら「TBSレジェンズ」や、桂文枝、笑福亭鶴瓶などが登場し、いまだから話せる大阪若手時代のさんまさんの仰天マル秘エピソードを披露する。プロデューサーの江藤俊久は「TBSテレビ60周年の記念にふさわしい超豪華なバラエティ番組の放送が決まりました!視聴者はもちろん、制作スタッフがテレビにかじりついていた幼少時代にブラウン管を賑わせた懐かしの貴重VTRから昨今の大ヒットドラマ、そして若き日のさんまさんをとらえた爆笑映像までと、60年間の膨大な財産から選りすぐった名場面が続出。ひとつひとつのシーンに大興奮しながらスタンバイを進めております。さらにスタジオには、まさにTBSの60年を彩った超大物ゲストに皆様が集結。前代未聞のゲスト席になることをお約束いたします」と意気込みを語った。「TBSもさんまも60歳伝説のドラマ&バラエティー全部見せます!夢競演も大連発SP」は10月12日(月・祝)、19:00~TBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年10月07日「SMAP」の香取慎吾が10月5日(月)、都内で行われた主演作『ギャラクシー街道』の完成披露試写会に出席した。この日は綾瀬はるか、小栗旬、優香、西川貴教、遠藤憲一、段田安則、石丸幹二、秋元才加、阿南健治、梶原善、田村梨果、山本耕史、大竹しのぶ、三谷幸喜監督が同席。三谷監督が「香取さんは宇宙一熱い男!最近、親友(=山本さん)が結婚したんですけど、一番喜んでいる。彼がストーカー呼ばわりされたときも、一番憤っていた」と発言すると、香取さんは「そうですよ。僕のほうが先に(山本さんに)ストーカーされたんですから。きっと奥さんとも話が合うはず」「こんばんは、堀北慎吾です」とイジり倒していた。また、三谷監督が「山本君は宇宙一調子に乗っている」と“追撃”すると、当の山本さんは「いまは何を言われても屁でもない」と余裕の表情。幸せぶりをアピールしていた。映画はかつては活気があったものの、開通から150年が経ちすっかり老朽化した“ギャラクシー街道”に建つハンバーガーショップを舞台に、そこで働く店主夫婦と個性あふれる客たちが、一筋縄ではいかない“宇宙人模様”を繰り広げるスペースファンタジー。NHKドラマ「新選組!」、ドラマ「合い言葉は勇気」、『THE 有頂天ホテル』など数々の三谷監督(脚本)作品に出演する香取さんは、「また三谷さんとお仕事ができて、こんなにすてきなキャストの皆さんとご一緒できて光栄。笑いだけで、感動なしですが(笑)、歴史に刻まれる映画になるはず」と本作をアピール。三谷監督も「ヘンテコな映画ができました」と自信満々だった。『ギャラクシー街道』は、10月24日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ギャラクシー街道 2015年10月24日より全国東宝系にて公開(C) 2015 フジテレビ 東宝
2015年10月05日SMAPの香取慎吾が10月5日に、都内で行われた主演作『ギャラクシー街道』の完成披露試写会に共演する綾瀬はるか、小栗旬、優香、西川貴教、遠藤憲一、段田安則、石丸幹二、秋元才加、阿南健治、梶原善、田村梨果、山本耕史、大竹しのぶ、三谷幸喜監督とともに出席した。その他の写真主人公の宇宙人ノアを演じ、カメオ出演を含め三谷映画4本目の出演となる香取は、「また三谷監督とお仕事ができて光栄」とあいさつ。「この映画が公開されたら、日本のエンターテインメントはどうなるのか…。もはや不安になるくらい」「宇宙一の監督が作った作品。笑いだけ、感動ナシです」と独特な言い回しでアピールした。この発言に、三谷監督も「こんなすばらしいキャストが集まって、ヘンテコな映画ができました」と会心の笑顔を浮かべていた。映画は西暦2265年、老巧化が激しいスペース幹線道路“ギャラクシー街道”の脇にたたずむ小さなハンバーガー店を舞台に、そこで働く夫婦と奇妙な客たちが織りなす“宇宙人”模様を描く。ハンバーガー店を舞台に選んだ理由を、三谷監督は「以前ご一緒した長澤まさみさんから、『綾瀬さんがハンバーガーを食べる姿がとてもかわいい』と聞いたから」と明かすと、香取は「一番重要な部分じゃないですか!」と驚きの表情。また、三谷監督が「山本くんは宇宙一、調子に乗っている」と茶化すと、新婚の山本は「何を言われても屁でもないです」と幸せアピール。一方、大竹が「みんなで楽しく作った映画。くだらなくって、何もない映画です」と笑いを誘うと、当の三谷監督は聞こえないふりをしていた。『ギャラクシー街道』10月24日(土)から全国東宝系ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2015年10月05日『THE有頂天ホテル』、『ザ・マジックアワー』、『ステキな金縛り』、『清須会議』と日本中をたくさんの笑いと感動で包み込んだ三谷幸喜監督待望の最新作『ギャラクシー街道』。この度、全国公開に先駆けて、本作で宇宙人=ズズに扮するT.M.Revolution(西川貴教)が劇中で歌唱する楽曲も含まれた、オリジナルサウンドトラックをリリースすることが分かった。西暦2265年、木星と土星の間に浮かぶスペースコロニー(宇宙空間に作られた人工居住区)「うず潮」と地球を結ぶスペース幹線道路・ルート246666、通称“ギャラクシー街道”。かつては活気があったが、開通して150年、老朽化が著しくそろそろ閉鎖のうわさも聞こえている。今日も様々な星から宇宙人たちが“ギャラクシー街道”にやって来る。みんなそれぞれに悩みを抱えた、人間味溢れる異星人だ。そんな街道の中央にひっそりと佇む小さなハンバーガーショップ、サンドサンドバーガー・コスモ店を舞台に、そこで働く人々と客たちが織りなす、宇宙人模様。スペース警備隊、スペースヒーロー、スペース客引き、スペース娼婦、スペースドクター、スペース役人、スペースシンガーに、スペースパートタイムのおばさん…宇宙人だらけの三谷流スペースファンタジーの幕が上がる!主人公、ハンバーガー店主・ノアを務めるのは、 NHKドラマ「新選組!」、ドラマ「合い言葉は勇気」、『THE 有頂天ホテル』など三谷監督(脚本)作品に数々出演する「SMAP」の香取慎吾。ヒロインでノアの妻・ノエを演じるのは『海街diary』での好演が記憶に新しい綾瀬はるか。そして、ノアがいまの思いを寄せる元恋人・レイに優香。その夫の宇宙人・ババサヒブに梶原善。ノエに思いを寄せるリフォーム業者の宇宙人・メンデスに遠藤憲一。正義の味方であることを隠し続けるスペース警備隊・ハトヤ隊員に小栗旬、その恋人マンモ隊員に秋元才加。上司トチヤマ隊長に阿南健治。まぐろバーガーが大好きなカエル型宇宙人・ズズに西川貴教。ギャラクシー街道の調査にやって来たスペース国土交通省の役人・ハシモトに段田安則。彼にまとわりつく謎の男に浅野和之。ペース客引きゼット(山本耕史)とスペースコールガール・イルマ(田村梨果/ミラクルひかる)に翻弄されるスペースドクターのムタに石丸幹二。さらに、ノアの良き相談相手であるコンピューター「堂本博士」に西田敏行。怒られるとすぐパニックになるスペースパートタイマーのハナさんに大竹しのぶ、と豪華実力派俳優陣が配役され、SF映画史上最も笑える宇宙人だらけのスペースロマンティックコメディを描き出す。今回リリースが決定した本作サウンドトラックは、『ザ・マジックアワー』、『ステキな金縛り』、『清須会議』と三谷監督作品の音楽を手がけてきた荻野清子による劇盤。西川さんが劇中で歌唱する「The End of the Universe/宇宙の果てまで」も収録され、本作の世界観を劇場公開の一足先に堪能することができるようだ。『ギャラクシー街道』オリジナルサウンドトラックは10月21日(水)よりリリース。『ギャラクシー街道』は、10月24日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月24日直木賞作家・黒川博行の受賞後第一作である小説「後妻業(ごさいぎょう)」を、『愛の流刑地』『源氏物語千年の謎』を手掛けた名匠・鶴橋康夫監督が映画化。この度、主演に大竹しのぶを迎え、豊川悦司、笑福亭鶴瓶、永瀬正敏の出演が明らかになった。中瀬朋美(尾野真千子)は苛立っていた。父の中瀬耕造(津川雅彦)が再婚しようと婚活パーティーへ足繁く通うからだ。そうして出会った後妻の小夜子(大竹しのぶ)はブランド物に身をつつむ高飛車な女だった。やがて父耕造が倒れ、やがて容態が急変し耕造は死亡。小夜子に公式証書遺言状を突きつけられ、遺産はすべて小夜子のものになり、遺族にはビタ一文残らないと知らされる。朋美は探偵の本多(永瀬正敏)を雇い、小夜子のことを調べ始める。小夜子は、色香で老人を喰う“後妻業”の先兵だった。背後には結婚相談所所長の柏木(豊川悦司)がいた。高齢の資産家が入会すると柏木は小夜子に紹介、小夜子は次々と老い先短い孤独な男たちを籠絡し、柏木の入れ知恵によって資産を奪い取り、いつも2人で分け前を折半していた。耕造の死後、小夜子は柏木の主催する新たな婚活パーティーへ。2人はそこで不動産屋の隠居・舟山喜春(笑福亭鶴瓶)に目を付ける。デートを重ね、順調に舟山を後妻業の術中に陥れていくが、なんと小夜子が優男の舟山に本気で惹かれはじめ…。主人公・小夜子を演じるのは、多くの鶴橋作品への出演を果たしている大女優・大竹しのぶ。小夜子と共に独り身の老人達を騙していく結婚相談所所長・柏木役に、豊川悦司。小夜子と柏木を追い詰める探偵を永瀬正敏、父を殺されたと疑い探偵に調査を依頼する中瀬朋美を尾野真千子が演じる。また、小夜子が次のターゲットとして狙う不動産屋の隠居・舟山喜春に笑福亭鶴瓶。小夜子の息子・博司役に風間俊介、朋美の父・中瀬耕造に津川雅彦、朋美の姉・西木尚子に長谷川京子、柏木の愛人・三好繭美に水川あさみ、小夜子と柏木の協力者・瀬川英子に余貴美子、そして被害に合ったとされる元夫たちに森本レオ、六平直政、伊武雅刀など、豪華な役者陣が脇を固める。以下、キャストコメント■大竹しのぶ(武内小夜子役)16年振りの鶴橋組なので、本当に楽しみにしていました。ワンカット撮る度に、「よーし、オーライ」と言って下さる監督の声を聞くのは、役者としてこの上ない幸せです。気心の知れた素敵な豊川さんと思いっ切り“悪”を楽しみたいと思います。そして、始めて芝居をする鶴瓶さんと、どんなことが起こるのか、すごーく楽しみで、ちょっと恐いです。とにかく、面白い映画になるよう監督についてゆきます。■豊川悦司(柏木亨役)あまりに底抜けな企画とキャストにワクワクドキドキ満載な気分です。鶴橋監督と大竹さんと手をとりあって、チャーミングなピカレスクロマンを創っていきたいと思います!■笑福亭鶴瓶(舟山喜春役)僕のどこを見て、鶴橋監督がこの役をやらせたいと思ったのか…とにかく鶴橋監督というとてつもなく面白くてステキな人が、僕を出演させて良かったなと思ってくれるよう頑張りたいです。大竹しのぶさんはよく知っているけれど初共演。豊川悦司さんは少しだけお会いしたことがあるけれどとても面白い人。魅力的なお二人との共演もとても楽しみです。大竹さんとはベッドシーンがあるようなんですが、それはお断りしたいと思っています(笑)。■永瀬正敏(本多芳則役)再び鶴橋監督とご一緒出来る事、とても嬉しいです。素晴らしい共演者の皆さんと共に鶴橋監督の世界に“ドップリ”浸からせていただきたいと思っています。『後妻業』は2016年全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月04日映画『インサイドヘッド』のヒットを記念して日本語吹替版の声優を務めた大竹しのぶが7月28日(火)に舞台挨拶に登壇。大竹さんが演じた“カナシミ”にそっくりだと自他共に認める「ハリセンボン」の近藤春菜が相方の箕輪はるかと一緒にキャラクターになりきって登場した。主人公の少女・ライリーの脳内を舞台にした本作。ヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、イカリ、ビビリという5つの要素で構成されているライリーの感情だったが、ヨロコビとカナシミが脳内の司令部から放り出されてしまったことから思わぬパニックが起き…。近藤さんは青いカツラに黒ぶちの丸メガネというカナシミそっくりの格好で登場しつつも「カナシミじゃねーよ!」と怒声を張り上げ笑いを誘う。箕輪さんから「映画の中でカナシミが歩けなくなって引きずられるところは普段の春菜そっくり!」と指摘されると「歩くわっ!引きずれないでしょ、重くて!」と返し、会場は再び笑いに包まれた。箕輪さんは一見、分かりづらいが劇中のヨロコビをイメージした衣裳で「私の感情は喜びで占められています!」と主張。「先日、歯を白くしまして、丈夫になってお菓子の袋を歯で開けられるようになりました。憧れだったので喜んでます」と語った。「○○じゃねーよ!」という芸風に「カナシミ」を加えた近藤さんだが「『○○じゃねーよ!』と怒りに満ちて否定してますが、実は私って何にでもなれるという喜びに満ちてます。最近では人間じゃないものまであって、男女年代を問いません」と胸を張る。大竹さんは、少し前に放送されたドラマ「Dr.倫太郎」における、近藤さんの心を病んだ女性の演技を絶賛!「すごく上手でした。『女優だ!』って思いました」と語り、これには近藤さんも「大竹さんからそう言っていただけるとドラマのオファーが増えるかも!泣きそうです!」と喜びを爆発させていた。また、大竹さんは歌舞伎役者の中村勘九郎と前田愛の息子たちとの交流を明かす。深い親交があった故・中村勘三郎(第十八代)の孫でもあるが、映画の中のキャラクターたちのように感情を思い切り発散させる「ヨロコビごっこ、カナシミごっこ、イカリごっことかをして遊んでいます。楽しいです」と笑顔で語った。また報道陣から元夫の明石家さんまが、以前から「60歳の還暦で引退する」と語っていたことについて尋ねられると「多分ない。ずっと仕事していくと思います。(仕事していないと)生きていけないんじゃないかな?」と否定した。『インサイドヘッド』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インサイド・ヘッド 2015年7月18日より全国にて公開(C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2015年07月28日●感情に対する意識の変化と、自身を支える"島"単なるファンタジーではない。ディズニー/ピクサー長編アニメーション20周年記念作品『インサイド・ヘッド』(公開中)は、人として大切なことを教えてくれる。本作の主人公は、11歳の少女ライリーの頭の中にある"ヨロコビ""カナシミ""イカリ""ムカムカ""ビビリ"という5つの感情。彼らが"頭の中"で繰り広げる感動の冒険が多くの人の共感をよび、全米では続編を除くピクサー・アニメーション映画でオープニング歴代1位の興行収入をたたき出した。日本語吹き替え版では、女優の竹内結子が"ヨロコビ"の声を、大竹しのぶが"カナシミ"の声を担当。ともにディズニー声優初挑戦となった2人も、この作品と出会ったことで、人として大切な多くのものを学んだという。――頭の中の感情の動きを描いた本作ですが、お2人もこの映画に関わったことで、ご自身の頭の中がどうなっているか考えるようになりましたか?竹内:この作品と出会ったことで、自分の気持ちがグチャグチャになる時や、整理がつかない時に、ライリーと同じように何かが起きているんだなって、あんまり自分を責めるのはやめようと思いました。そういう時もあるなって。感情の一部がどこか旅に行って戻ってきたらちゃんとリセットできる、もしくはお休みした分を補えるようになるから焦るなよって自分に言えるようになりました。自分の中で混乱してしまう時も、否定しなくていい。肯定するというか、迷うっていうことは何か理由がある。それが見つかるまでいいんじゃないかなって。また、人に対しても寛大になれる気がしました。あの人の中にも、きっといろんなことが起きているんだって。大竹:若い時は、イカリとかムカムカとか、そういう感情たちがいっぱい活躍していたけれども、だんだん自然にヨロコビが中心にいてほしいなって思うようになる。この映画を見て、余計にそれを意識できるようになりました。だから、優しくしたいと思うし、自分にも優しくありたいなって。「ヨロコビ頑張れ」「ヨロコビいてね」みたいな感情があります。竹内:でも、自分に甘くすることはできても、優しくすることって難しくないですか? 怠けたりすることはいくらでもできるけど、自分を思いやるって照れくさいというか、やり方がわからないというか…。大竹:自分にヨシヨシって。ヨシヨシ頑張ったねって。竹内:どこまでやったらヨシヨシって言っていいんだろう。大竹:ちょっとでも!竹内:言ってやろう! 今日メイク落としたら言ってやろう!大竹:ヨシヨシ結子!竹内:頑張った! よしっ結子エライッ!大竹:結子、明日も頑張れ!なんか誰も言ってくれない、さみしいじゃん私たちみたいな(笑)。でもいいの、自分で言おう!竹内:はい!(笑)――作品の中では、一つ一つの出来事が"思い出ボール"となり、思い出が蓄積すると人格を形成する"島"がつくられますが、ご自身の中にはどのような"島"があると思いますか?竹内:食べることが好きっていうことは、食がらみのものがあると思うんですよね。大竹:"食べ物"の島があるんじゃないの? それが壊れたら大変だよね。竹内:"食べ物"の島…たぶん私にとって大きな島! 食べられなくなった途端に、ショボーンってなると思いますね。――特に何がお好きなんですか?竹内:アルコール飲料も好きだし、甘いものも辛いものもいけます。小さい時も、おやつに対する執着心は強かった気がしますね。均等に分けるっていうのも、分けるのにルールを決めていて、分ける係の人は小細工しないように、一番最後に選ぶっていう。とにかく、公平に公平に分けようとしていました。切った人から好きなのをとっていいとすると、間違いなく自分に有利なように切り分けますよね。そうではなく一番最後というルールなので、その時の緊張感はいまだに覚えています(笑)。――大竹さんはいかがですか?大竹:いっぱいありますけど、"旅"っていうのは一つ。子供が小さい時は子供と一緒に夏休みどこかに出かけたり、スキーに行ったり、旅行の記憶はすごく大事だなと思いますね。――一番印象的な旅行は?大竹:最近だと、インドに行ってきました。あと、バリ島に行って山登りをしたりとか、けっこうアクティブなんです(笑)。全部プライベートで行ったんですけど、仕事だと美しい"思い出ボール"になるまではいかないのかもしれない。やっぱり、プライベートで自分が行きたいところに、行きたい人と行くっていうのが、きちんとした記憶につながるのかなと思いますね。●声優参加して気付いたディズニーの魅力――お2人はこの作品がディズニー声優デビュー作となりましたが、見ている側から演じる側になって気付いたディズニー映画の魅力や驚きはありますか?竹内:見ている側だった時は、おもしろいなすてきだな、いい話だなってただ浸っているだけだったんですが、実際に吹き替えとして参加してみると、ちゃんと人がつくっているものなんだなと感じました。ファンタジー、アニメーションの世界っていうよりも、人の血が通った物語なんだなって。そういう風につくっている人の気持ちがより身近に感じられるようになりましたね。大竹:(中村)勘九郎君の子供、2歳の子供とかがすごい興奮してて、「こんな小さい子まで喜んでくれるんだ!」みたいな(笑)。そういう映画に出ているっていう、ディズニーのすばらしさをあらためて感じました。娘もすごいねって。参加しているだけで認めてくれて、本当にすごいんだなって思いましたね。――娘のIMALUさん、Instagramでも絶賛されていましたね!大竹:そうみたいです。「すっごいよかった! 泣く」って。「これは絶対見なくちゃいけない映画だ」とか言って、この間のイベントの時も、「一緒に行って宣伝したいくらいだ」って言ってました(笑)。――親子の会話にもつながる映画ですよね。大竹:「お母さん、今イカリがあるんだな」とか、子供たちが思うかもしれないし、そういう風になったらいいなって思います。竹内:親子もそうですけど、例えば恋愛する世代でもいいし、あとは自分がわからなくなったすべての人に対して。「私、今やりたいことがないな」「進路どうしよう」とかモヤモヤしたものを持っている人にも見てもらいたいですね。――竹内さんが演じられたヨロコビについて、ピート・ドクター監督は「元気が良すぎても嫌われてしまいがちで、バランスが大事だった」とおっしゃっていましたが、演じる際にバランスを意識しましたか?竹内:ヨロコビの場合は、ポジティブすぎて後ろを振り返らない、人を思いやらないという良くない点もあって、よくしゃべるしテンションも高いので、キャンキャン耳にうるさくくる話し方にはならないようにしようとは思いました。でも、オリジナル方の声がジェットコースターのようだったので、そこになんとかついていかなくちゃという感じでした。そして、アフレコの監督から、言い回しを柔らかく言ってみようとか、ここは強く言ってみようとか、そういうアドバイスをいただきながらやりました。――大竹さんは、「悲しんでいることに快感を覚えていった」と話されていましたが、沈み込みすぎてはダメとか、そのあたりはどう調整されたんですか?大竹:結子ちゃんがワ~ッて言うのに対し、「だって、しょうがないんだもん…」「私のこと嫌いでしょ…?」みたいな。ヨロコビにしたらイラつくくらいだと思うんですけど、そのあたりがユーモアのあるような感じになればいいかなと思いました。あと、声を低くすると、クレヨンしんちゃんみたいな「なんとかだも~ん」「ほほぉぉ~い!」みたいになっちゃうのを気を付けました(笑)。全然役作りとは違うけど。竹内:役作りというか、もうすでにある役だから、いつものお芝居とは違うなって。自分がすでにある役に近づけていく、それを日本語で表現する、みたいな感じでした。そして、人の癖っていろいろあるんだなと思いましたし、人の話すスピードについていくということで、滑舌が鍛えられました!大竹:早口だったもんねぇ。
2015年07月24日ディズニー/ピクサーの最新作『インサイド・ヘッド』(7月18日公開)と、ファッションニュースサイト「FASHION HEADLINE」、女性向け映画サイト「cinemacafe.net」が共同でクラッチバックを製作。公開前日に、同バックが完成した。本作の舞台は、ひとりの少女の頭の中。楽しい気分にする“ヨロコビ”、悲しい気分の時に現れる“カナシミ”、怒りを爆発させる“イカリ”、嫌いなものを拒絶する“ムカムカ”、安全を守る“ビビリ”…と少女の感情をキャラクター化するという斬新な設定で話題を集めている。さらに日本語吹き替え版の声優を、女優の竹内結子(ヨロコビ役)と大竹しのぶ(カナシミ役)が務めており、主題歌には「DREAMS COME TRUE」が起用された。今回の共同で製作したバックには、ヨロコビとカナシミの手書きイラストをプリント。さらに、「It’s a great day!」「I don’t think this happy thing is going to work.」というそれぞれのキャラクターらしいセリフもプリントされており、折り方次第でその時の気分が表現できるものとなっている。生地として使用しているのは、昨年から引き続く流行のデニム素材。丈夫でありながらも柔らかく、夏休みの旅行などの際にはバック・イン・バックとしても活躍してくれるはず。色合いもベーシックな濃紺とあってカジュアルなスタイルにぴったりなアイテムとなっている。『インサイド・ヘッド』は7月18日より全国にて公開。
2015年07月17日いよいよ7月18日(土)に公開を迎えるディズニー/ピクサーの最新作『インサイド・ヘッド』。この度、冒頭のノーカット映像が公開された。11才の少女ライリーの幸せを見守る、ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、そしてカナシミという頭の中の“5つの感情たち”。ある日、突然の引っ越しによってライリーの心は不安定になり、頭の中のヨロコビとカナシミが“指令部”から行方不明になってしまう。ヨロコビとカナシミがいなくなり、すっかり心を閉ざしたライリー。“感情たち”はライリーを救えるのか?そしてカナシミに隠された、驚くべき秘密とは…。監督を務めるのは、『モンスターズ・インク』『カールじいさんの空飛ぶ家』のピート・ドクター。日本語吹き替え版キャストは、ヨロコビ役を竹内結子、カナシミ役を大竹しのぶが務める。今回、公開となった映像で描かれるのは、生まれたばかりのライリーを中心に、家族の幸せが溢れる一幕。優しい両親に見守られるライリーが目を開き、初めて外の世界を見るとヨロコビも誕生。彼女が感情の操作盤に触れると、ライリーは幸せそうに笑う。その笑顔を見た両親も嬉しそうな表情を見せ、人生で一番最初に生まれる感情は“ヨロコビ”だということが分かる印象的なワンシーンだ。両親が「はじめまして、ライリー」と語りかけると、ライリーの頭の中には彼女の人生初の思い出ボールが。幸せに溢れた思い出として、ヨロコビと同じ黄色に輝くボールがライリーの人生の一番初めの思い出となるのだ。そして、思い出ボールの意味を理解したヨロコビがボールを転がすと、進んでいくボールの動きに併せてピクサーが描きだす、頭の中の世界が明らかになっていく。「素敵よね。ライリーといつまでも二人っきり」と幸せに浸るヨロコビだったが、笑顔だったライリーが泣き出してしまう。周りを見渡すと感情の操作盤にいたのはカナシミ。「私はカナシミ」と自己紹介するもライリーは泣きっぱなし。そんなライリーを見てヨロコビはカナシミが操作盤に触れないよう奪うのだが…。家族の愛情がギュッと詰まったこちらの映像。イカリ、ムカムカ、ビビリたちの誕生は劇場で確認してみて。『インサイド・ヘッド』は7月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インサイド・ヘッド 2015年7月18日より全国にて公開(C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2015年07月17日日本を代表する二人の名女優が、ディズニー/ピクサーの最新作『インサイド・ヘッド』で洋画アニメーションの声優に初挑戦している。物語の舞台は11歳の少女の“頭の中”。彼女の幸せな成長を願う“感情たち”が、頭の中で大冒険を繰り広げる個性あふれるファンタジーだ。主人公はヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、そしてカナシミという5つの感情。女優の竹内結子が感情たちのリーダー的な存在で、感情の主・ライリーをハッピーしようと奮闘する“ヨロコビ”を快活に演じる。「いつでも前向きで、どこかあっけらかん。でも演じるうちに、ヨロコビの中にも悩みや迷いといったいろんな感情があると気づき、とても人間らしさを感じました。あっ、人間の中にある感情ですから、当然ですよね」と竹内さん。一方、カナシミは他の感情たちとは距離を置きながら、「なぜ私は存在するの?」と思い悩むというキャラクター。演じる大竹しのぶは「とにかく後ろ向きで、少し甘えん坊。いつもそばにヨロコビがいてくれる安心感のせいで、やっかいな性格だけど、カナシミを演じながら、私自身は悲しむことに快感を覚えていましたね(笑)」とふり返る。ひょんなことから頭の中の司令部から放り出されたヨロコビとカナシミは手を取り合い、帰還を目指すが…。「きっと誰もがなぜ、人間には悲しみという感情があるんだろうと思いますよね。ヨロコビにとっても、それは大きな疑問…。でもカナシミと一緒に冒険をしながら、実は悲しみこそが、他人に寄り添うために必要な優しさや、いたわりといった大切なものを担っていると気づくんです。この作品を見終わって、優しい気持ちになれるのは、そのせいだと思いますね。大竹さんの演技が、カナシミを一層愛おしい存在にしてくれますし」(竹内さん)。この言葉に、大竹さんも「作品を通して、感情が人を成長させるんだと改めて実感しています」と深くうなずく。「必要なのは、人との触れ合い。ひとりぼっちでは誰も大きくなれませんから。これから成長するお子さんにはもちろん、いま悩みを抱える大人が見れば、過去の自分をふり返りながら、いまの自分を肯定できると思います。喜びがあり、悲しみがある。その逆もそうですし、人として大切なことを教えてくれる映画ですね」(大竹さん)。世界中のファン同様、二人にとってもディズニー作品は大きな存在だ。好きな作品に『美女と野獣』と『シンデレラ』を挙げる竹内さんは、「常にすてきな夢を見せてくれる。女の子なら、誰しもお姫様願望がありますもんね」とウットリ。本作を手がけるピート・ドクター監督の『モンスターズ・インク』も大好きな一作で、「ラストのサリーとブーのシーンで、いつも大泣きしてしまう。あえてブーの表情を映さないのがいい!!」と声を弾ませる。大竹さんは昨年、『マレフィセント』の日本語版主題歌「Once Upon a Dream~いつか夢で~」で美しい歌声を披露し、「いまも素敵な思い出です」。ディズニー作品の魅力は「どれだけ時間が経っても、色あせないところ」だと言い、「昔、娘と一緒に見た作品がいまもまったく古くならず、一緒に楽しめる。ミッキー・マウスが生まれた1928年から、ずっとその伝統が続いていると思うと、ウォルト・ディズニーさんの偉大さを感じます」(大竹さん)。(text:Ryo Uchida)■関連作品:インサイド・ヘッド 2015年7月18日より全国にて公開(C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2015年07月16日女優の竹内結子と大竹しのぶが7日、都内で行われたピクサー長編アニメーション20周年記念作品『インサイド・ヘッド』(7月18日公開)の七夕イベントに登場した。本作は、11歳の少女ライリーの頭の中にある"ヨロコビ""カナシミ""イカリ""ムカムカ""ビビリ"という5つの感情たちが、"頭の中"で大冒険を繰り広げる感動ファンタジー。日本語吹き替え版で、竹内結子が"ヨロコビ"の声を、大竹しのぶが"カナシミ"の声を担当する。竹内と大竹は、浴衣姿で登場。竹内は「何があってもポジティブ、前向き。なので、みんなを引っ張っていくリーダーのような役割でもある」と演じた"ヨロコビ"を紹介し、大竹は「ヨロコビだけじゃ生きていけなくて、カナシミを知るからヨロコビがいる。それをうまくとらえた映画」と作品の魅力を語った。その後、本作の5つの感情を表現した書が海外でも話題となっている書家・紫舟が登場。特大の和紙に、竹内と大竹が演じる2つの感情をイメージした書を描き出すライブパフォーマンスを披露した。"喜"と"悲"の間に"涙"を描いた紫舟は、「感情に蓋をするのではなく、喜びがあって悲しみがあって、温かな涙が流れるような映画でしたので」と説明。大竹は「(間の文字が)"涙"ってわかった時に、胸がいっぱいになった。悲しみだけじゃなく喜びの涙をいっぱい流したいし、正直に生きていきたい」と感激していた。また、2人はそれぞれの願いごとが描かれた短冊を披露。大竹は「カナシミに溢れても、すぐそばにいつもヨロコビがいてくれる世界になりますように」と読み上げ、「本当は痩せたいとかシワが消えますようにとか、いろいろあるんですけど…」と笑わせた。続いて、「私一人、個人的ですいません!」と恐縮しながら、竹内が「世界一周の船旅に行けますように」と願いごとを披露。「この仕事を引退する日が来たら、世界一周の船旅に行こうと思っている」と計画を明かし、旅でいろいろ楽しむために「筋トレはしておこうと思っています」と話した。(C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2015年07月07日ディズニー/ピクサー最新作『インサイド・ヘッド』の公開を記念し7月7日に、都内で七夕イベントが行われ、日本語版キャストを務める“ヨロコビ”役の竹内結子、“カナシミ”役の大竹しのぶが浴衣姿で駆けつけた。その他の写真ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリという5つの“感情“たちが、その持ち主である11歳の少女とともに成長する冒険ファンタジーで、「感情が主人公なので、誰もが自分の物語だと感じられるはず。ぜひ感動の魔法にかかって」(竹内)、「喜びだけでは生きていけず、悲しみも必要なのだとしみじみ感じた。見ればきっと心が優しくなれるはず」(大竹)とアピールした。イベントでは七夕にちなみ、それぞれの“願い”を披露する場面もあり、大竹が「カナシミに溢れても、すぐそばにヨロコビがいてくれる世界になりますように」と映画の世界観にマッチした願いをする一方、竹内は「世界一周の船旅に行けますように」とお願いし、「個人的すぎて、欲張りですみません…」と恐縮しきり。これに対し、大竹も「私だって、本当はやせたいとか、シワを減らしたいとか願いはありますよ」とフォローした。また、この日は世界的に活躍する書家・紫丹がライブ・パフォーマンスを披露。独特なスタイルで「喜」「悲」「涙」という文字が浮かび上がると、竹内と大竹は驚きの声をあげた。『インサイド・ヘッド』7月18日(土)全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2015年07月07日