ドラマ『わろてんか』や『ブラックペアン』での役柄やふんわりとした容姿から、女性らしい人を想像していたら、その素顔は意外にサバサバ。葵わかなさんは、きっぱりとして男前、少年のような人でした。以前、葵わかなさんの元に取材に伺った時に、雑誌名を告げるや否やキラキラした瞳で「年末の宝塚特集をいつも楽しみにしています」と言われたことがある。宝塚をはじめとしたミュージカルへの愛を熱く語っていた葵さんが、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』で初舞台を踏む。なんとこの作品は、日本では宝塚で初演され、‘11年からは話題のキャストを迎えて上演されている人気作。演出は宝塚版と同じく小池修一郎さん。これはぜひ、葵さんに話を伺わなくては!――ミュージカルファンとして、念願が叶った感覚なのでしょうか。葵:昔からミュージカルは好きでしたが、正直、自分のなかでミュージカルは観るもので、出ることは考えたことがありませんでした。でも、この『ロミオ&ジュリエット』のオーディションのお話をいただいて、「もし受かったら出られるってこと?」って思ったら、挑戦してみたくなって。そこからボイストレーニングし、必死に歌を練習しました。だから、受かった時は嬉しかったです。ただ、いざ出演が決まってからはドキドキ。観る側としては馴染みのある世界でしたけれど、自分が舞台に立つのは全く未知の領域。これまで観客の前でお芝居をしたこともないので、恐怖心はすごくあります。――でもすでに制作発表会見で、大勢のオーディエンスを前に歌を披露されていますよね。葵:ボイストレーニングの時って、歌の先生とふたりきりなんです。でも、会見のための歌稽古では、たくさんのスタッフさんが立ち会うんですよね。そこでまず緊張してしまって…。制作発表までには多少慣れましたけど、ほんの短いフレーズを歌っただけなのに、ものすごく疲れていて、それだけ気を張ってたんだなと。――稽古が始まって、憧れの世界に入っている実感はありますか?葵:舞踏会の振り起こしをした時、観ていた場面だって思って、嬉しかったです。動きが全部カウントで決まっていて、それがちゃんとお芝居に見えるというのは面白い発見でした。それに、制作発表では緊張していたのが、セリフが入ってお芝居の中で歌うとなったら、大丈夫になってきました。役柄がつくと、普段のお仕事と近くなるからなのかもしれません。――『ロミオ&ジュリエット』という題材についてはいかがですか。名作ですし、憧れのようなものはありましたか?葵:じつは、ミュージカルに挑戦したかったというよりも、この作品に出てみたいという気持ちの方が先なんです。それで、出るからには歌も歌わないと、という感じで…。最初は宝塚で観たんですが、歌がすごく素敵だったのと、いまの年齢にしかできない役だったことも大きかったです。――小学生の時に芸能界に入られて、女優というお仕事に気持ちが向かうようになったきっかけみたいなものはありますか?葵:当時はやりたいことも具体的になかったんですが、オーディションなどでお芝居する機会が増えるうちに楽しいなと思い始めて、それがいまも続いている感じです。――いままだ20歳で、大学にも在籍されています。将来の可能性がたくさん広がっているなかで、女優というお仕事に感じている魅力ってなんでしょう?葵:なんでしょう…子供の頃からこの世界にいて、アルバイト経験もなく、自分に他の仕事ができるのかなって思うんです。いまは、私にはこの道しかない、というより、自分はこの仕事以外に何もできないかもしれない、という気持ち。ただ、継続は力…じゃないですけれど、習い事でもこんなに長く続いていることって他にないし、この仕事の面白さも知っていて、課題もまだ多いので、いまはそこを果たして、続けられる限りは続けてみようと思っています。――女優に迷いを感じたことは?葵:向いてないかも、と思っても、次の仕事をいただいたり、オーデョションに受かったりすると、頑張ろう、次で挽回しようって思う。あと、過密な仕事が終わったら1週間くらい旅行するんです。そうすると気分が晴れて、頑張ろうって思えたり。基本的には、忙しくしていたいタイプなんですけど。――プレッシャーのかかるお仕事も、軽やかに乗り越えてこられた印象があって…。葵:軽やかではないですが、軽やか風に見せるのは得意です(笑)。じつは、結構悩んだり考え込んだりするタイプなんですが、それは全部、家でやる。どんなに悩んでも、自分にできることは限られている。それなら、せめて現場の雰囲気を良くしたい。だから人といる時は、できるだけ面白くない話はせずに明るくしていようと思って。あと、プレッシャーって、あまり受けない方がいいものだと思うので、そこは考えないようにしています。――大学に進学しようと思われたのはなぜですか?葵:行かない選択肢もあったんですけれど、大学ってどんなところか気になっていたし…勉強が嫌いじゃなかったんです。本を読むのも好きだし、学ぶことが苦じゃないので、仕事と両立しながら、あと4年くらいは勉強するのもいいかなと思ったんです。――でも、両立は大変ですよね。葵:実際にいま行けていないので…。ただ、切り替えは上手い方だと思います。学校では中心的存在でもなく、どちらかというと地味で、仕事の話をすることもなく、本当に普通の生徒でした。ただ、朝ドラの時は切り替える暇もなかったですね。それくらいどっぷりハマって臨んだことで、役と自分が一緒に成長していくような感じがありました。――ロミオとジュリエットは、出会った瞬間に恋に落ちますけれど、憧れはあったりします?葵:最後は悲劇ですからね…。ただ、運命の出会いには憧れますし、小さい頃は、自分にも起こると信じていました。でもいまは、ロミオとジュリエットだからそうなったんだろうと思っています。――これまでにも、ラブストーリーに出演されていますけれど、演じながらいいなぁと思ったりは?葵:いい感じのラブストーリーでも…結構、お仕事モードだと思います。考えて役作りをしたいタイプなので、なぜ彼のことが好きになったのかとか、どういうところが好きなのかとか、冷静に分析しちゃっています(笑)。ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』は、2月23日~3月10日に東京国際フォーラムホールCで上演した後、愛知、大阪でも公演。ジュリエット役は、葵さんのほか、木下晴香さん、生田絵梨花さんのトリプルキャスト。ロミオ役は、古川雄大さんと大野拓朗さんのWキャスト。ホリプロチケットセンターTEL:03・3490・4949(月~金曜10:00~18:00、土曜~13:00、日・祝日休)あおい・わかな1998年6月30日生まれ。神奈川県出身。‘09年にデビューし、ドラマ『表参道高校合唱部!』、映画『サバイバルファミリー』『青夏 きみに恋した30日』などに出演。‘17年にNHK連続テレビ小説『わろてんか』のヒロインを演じ注目される。公開中の映画『劇場版ダーウィンが来た!アフリカ新伝説』ではナレーションを担当。コート¥55,000(RPKO/Sian PRTEL:03・6662・5525)トップス¥36,000パンツ¥52,000(共にAKANE UTSUNOMIYA/ブランドニュースTEL:03・3797・3673)その他はスタイリスト私物※『anan』2019年2月20日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)スタイリスト・荻野玲子取材、文・安井千恵(by anan編集部)
2019年02月13日「会見後に厳戒態勢で行われた『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)の収録現場で、大野さんは超ハイテンションでしたね。普段の収録より張り切ってリアクションをしたり冗談を言ったり。いつもは少し疲れた表情を見せることもあるので、あんなに明るい大野さんは久しぶりに見ました」(番組関係者)1月27日の会見で「何事にも縛られず自由な生活がしたい」と語った、嵐の大野智(38)。「17年6月ごろ、大野さんからメンバー4人に嵐を辞めたい旨を伝えたといいます。その後、何度も何度も話し合いを重ね、ようやく“21年からの活動休止”という結論が出たんです。大野さんは責任を感じて落ち込んでいた時期もあったようですが、“ゴール”が明確に見えたことで前向きになれているのでしょう」(スポーツ紙デスク)衝撃発表から2週間。彼はいま、2年後に控える“自由な生活”に思いを馳せている――。「彼は無類の釣り好きなんです。幼稚園のころに初めて体験して、本格的にハマったのは07年ごろ。昨年4月には番組企画内で二級小型船舶免許をとり、釣った魚をさばくのもプロ級だとか。釣りをしているときの大野さんは、何も考えずただただボーっとしているそうです。きっと彼が唯一“リーダーの重圧”から解放される時間なのだと思います」(芸能関係者)そんな大好きな釣りを満喫するため、活動休止後は東京からの“転居”も検討中だという。「大野さんは最近、釣り仲間に別荘探しの相談をしていたと聞きました。条件は、釣りができて気候がよい場所。いまのところ奄美大島や宮古島、15周年ライブを行ったハワイなどが候補に挙がっているそうです」(知人)なかでも“最有力候補”と考えているのが宮古島なのだという。「ジュニア時代の15歳のとき、初めて沖縄を訪れた大野さんは、いままで見たことがないような美しい海に、いたく感動したそうです。ラジオでも『ハワイもいいけど、僕は沖縄の海が好き。宮古島って、時間がゆっくり流れてる感じがする』と語っていました。嵐として多忙になってからも、オフをとってはたびたび宮古島を訪れていました。釣りをしていると時間を忘れて、気が付いたら12時間も同じ場所にいた、なんてこともあったみたいですよ(笑)」(前出・知人)大野は雑誌のインタビューで“理想のオフの過ごし方”についてこう語っている。《南の島ならどこでもいい。たまに釣りをするくらいで、基本的にはボーッと何もしないで過ごしたいですね》(『東京ウォーカー』16年5月号)仕事漬けの大野には、都会の喧騒から離れる時間が必要だったのかもしれない。14年に放送された特番で、大野は「06年くらいから正直(嵐を)やめようと思っていた。その気持ちが落ち着いたのが10周年(09年)のとき」とメンバーに打ち明けているのだが――。「実は、ちょうどこの時期、大野さんはかなり久しぶりに宮古島を訪れているんです。少し長めのオフをもらって、何も考えずにゆっくり過ごしたそうです。疲れ切った心身が癒されたことで、『やっぱりもう一度嵐として頑張ろう!』と考え直せたのでしょう」(前出・知人)そんな大野の葛藤を、4人のメンバーたちも間近で見つめてきた。だからこそ“活動休止”という大英断を受け入れたのだろう。「ファンの間では“23年復活説”がささやかれています。会見で大野さんが『たとえば3年ぐらい1回やめたいなって、そんな都合のいい話はないと思っていた』と語ったことを受けての話です。実際、櫻井翔さん(37)も『復活はあります!』と断言しています。でもまずは、いままで自分たちを支えてくれたリーダーにしっかり休んでほしい。それが4人共通の思いです。リフレッシュするための“転居話”も、4人が後押ししたのかもしれませんね」(前出・芸能関係者)降り注ぐ太陽のもと充電した彼の情熱は、きっとまた熱量を増すはずだ――。
2019年02月12日ミュージカル界のヒットメーカー小池修一郎が手掛ける作品群の中でも、若手の登竜門的印象の強いミュージカル『ロミオ&ジュリエット』が新キャストを交え、2年ぶりに全国3都市で上演される。前回同様、古川雄大とのダブルキャストで主演を務めるのが大野拓朗だ。大野は2011年の日本オリジナル版初演に衝撃を受け、そのまま3回も観劇。以来8年間、公演CDを自発的に聴き込み、ボイストレーニングを続けてきた。「それまで全曲好きという作品に出会ったことがなかったので初演を観たときは衝撃でした。例えば人気の高い『世界の王』はロックテイスト、結婚式で歌う『エメ』はゴスペル調、他にもシャンソン風の曲もあります。8年間聴き続けていても飽きない、老若男女に染み入る曲ばかり。世界一好きな作品です」。ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」チケット情報念願の初出演を飾った前回は、ロミオが登場する場面で拍手が起こり、連日立ち見席が出るなど盛況を博した。ただ、5年ぶり2度目のミュージカル出演でもあったため「表現としてはまだまだ」との思いも残った。その後は歌稽古を継続し、NHK連続テレビ小説『わろてんか』、大河ドラマ『西郷どん』など数々の映像作品でも自力を養ってきた。「鈴木亮平さんをはじめ諸先輩方の芝居に間近で触れ、いろいろとお話させていただく中で人間としても成長できた実感がある。最近、色っぽいと言われることもあり、今まで自分の辞書になかった言葉が加筆されたかなと。前回より余裕を持って取り組めるので、ダイナミックかつ繊細なロミオをお見せできるはず」と自信を覗かせる。ジュリエット役には木下晴香、生田絵梨花とのトリプルキャストで『わろてんか』のヒロイン葵わかなが初舞台を飾る。「ドラマでの葵さんはお母ちゃん的存在だったので、今回恋人役というのは複雑です(笑)。でも、彼女もミュージカルが大好きですし、精神的にも強く器用な方なので、歌稽古も回を追うごとにめきめき上達されています。また先日木下さんと歌合わせをしたときには、互いにこの2年での変化を実感したので、生田さん共々、どんな仕上がりになるのか楽しみです」。現場に入ると「すごく幸せな感覚になる」のも本作ならでは。「なぜかカンパニーへの愛が溢れ出し、自分は天使なんじゃないかと思うほど(笑)。きっとロミオがそういう人だったんだと思う」。今回は溢れる愛を客席にまで届けるつもりだ。「じつは前回、怖くて客席が見られなかったんですが、今回は観客と視線を合わせてひとりひとりを虜にしていこうかなと計画中。でもこの作戦、先に言わない方が良かったかな(笑)」。公演は2月23日(土)から3月10日(日)まで東京国際フォーラム ホールC、3月22日(金)から24日(日)まで愛知・刈谷市総合文化センター、3月30日(土)から4月14日(日)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演。4月12日(金)追加公演のチケットが3月16日(土)一般発売。取材・文:石橋法子
2019年02月08日1月28日に行われた嵐の活動休止会見。17年6月に大野智(38)はメンバーに「20年を区切りに活動休止したい」と宣言。決断を受け、櫻井翔(37)、相葉雅紀(36)、二宮和也(35)、松本潤(35)は何度も話し合いを続けてきたという。実は18年1月ごろから、都内のホテルで月1回ほど“極秘会合”を開く大野の姿が見られるようになっていた。「スタッフが集められるだけでなく、ときにはメンバーが参加することもあったそうです。密会はアイドルであり続けるしかない5人が唯一、本音を話し合う場となっていました。大野さんは何度も自分の思いを伝えたといいます。そして最後にはみんなが『一度休むことが今の最善だ』という考えにたどり着いたそうです」(知人)だが発表を前に、大野はメンバー4人に対して“ある約束”を交わしていたという。「嵐はこれで終わりじゃない。絶対にまた戻ってくる」嵐は99年にグループ結成。ハワイのクルーズ客船上から鮮烈なデビューを飾った。だがそこからすぐスターダムへとのし上がったわけではなく、何年も“不遇の時代”があった。だからこそ、メンバー同士の絆は固かった。「ライブ後の打ち上げでも、『どうすればもっと良くなるか』を真剣に話し合っていました。『そんな甘い考えだと10年後はダメになっているよ!』と言っては、互いに叱咤し合っていました。ここまでストイックなグループは、そういないと思いました」(音楽関係者)その努力は、実を結んだ。06年ごろからブレークし始めると、人気はアジアにも。二宮は映画『硫黄島からの手紙』に出演し、櫻井は日本テレビ系のニュース番組『news zero』でキャスターとして抜擢。松本もドラマ『花より男子』(TBS系)がシリーズ化されるなど個々の活動も増えていった。09年の10周年ライブを行うころには、不動の地位を築いていた嵐。しかし大野のなかでは「これでいいのか」という思いが膨れ上がっていった。17年公開の映画『忍びの国』を最後に、個人の活動をセーブしていた大野。16年10月には映画の打ち上げが行われていたが、本誌は1人でもの思いにふける姿を目撃している。「大野さんは『別のことがやりたいと思うことがある』と漏らしていました。14年にはハワイで15周年ライブを行いましたが、完全燃焼したのでしょう。直後のテレビ出演では、『06年ぐらいからやめようと思った……』とも明かすようになっていました。リーダーであり続ける重圧は、周囲が想像する以上のものだったようです」(芸能関係者)そんな大野の気持ちを分かってあげられたのは、ほかならぬメンバーの4人だった。「大野さんからの申し出に、最初はみんな驚いたそうです。しかし最終的に納得したのは、全員が“国民的グループであり続ける重圧”を感じていたからです」(前出・芸能関係者)実は、他のメンバーも「嵐を休みたい」と漏らすことがあったという。「松本さんは『俳優に専念したいけどコンサートがあるから』と周囲に明かし、二宮さんも『作品を選ぶ際に制限されてしまう』と語っていたといいます。櫻井さんも『キャスター業を極めたいけど、今だと週1回が精いっぱい』と打ち明けていました。みんな、嵐が嫌だったわけでは決してありません。でもグループとして活動をするため、個人としての思いをある意味で犠牲にする部分はあったということ。大野さんの決断は、あくまできっかけでしかなかったのです」(前出・芸能関係者)だからこそ、5人は「嵐はこれで終わりじゃない」と誓った。それぞれが自分を見つめ直し、もう一度戻ってこよう。そして、より力強い嵐になろうと――。
2019年02月05日嵐が20年12月31日に活動を休止すると1月27日に発表し、同日都内で会見をひらいた。会見では特に、大野智(38)の発言が注目を浴びた。今回の休止は大野が他メンバーに「自分の嵐としての活動を一旦、終えたい。自由に生活がしてみたい」と明かしたことがキッカケだったという。そう考えた理由について大野は「正直、ない。大体、3年前くらいからそういう気持ちが芽生えて、強くなっていった」と説明。また「申し訳ない気持ちがある」と目に涙を浮かべながら語った。「大野さんは13歳でジャニーズに入所し、18歳で嵐としてデビューしました。芸能生活が長い分、普通の生活への憧れもあったようです。絵画や釣りといった趣味を持っていますし、昨年には船舶免許も取得。休止中はいっそう自らの可能性を広げてみたいと考えているのかもしれません」(芸能関係者)ネットではそんな大野の気持ちを慮る声が。さらに「自由に生活がしてみたい」と会見で話したことから、「#大野くんの夏休み」というハッシュタグがTwitterで賑わっている。そのなかには、こんなエールが。《夏休みの宿題は、夏休み期間で作ったものを好きなだけ見してくれることと、元気な顔で登校してきてくれることです。20年分の夏休みです。長いよ!好きなだけ使い切ってください》《個人的には釣りしながら世界一周のあと、旅先の思い出を個展で開いてほしいな》《大野くん、20年分の有給休暇を取って夏休み楽しんでね》大野のファンのひとりは、こう語る。「ファンは大野くんの性格はもちろん、デビュー直前にメンバーになることを躊躇っていたことも知っています。ですから大野くんの『休みたい』という気持ちを自然と受け入れることができました。今回の決断は寂しいけれど、大野くんの気持ちを尊重したい……。みんな複雑な気持ちですが、『しっかり休んでね』と送り出したい気持ちです」
2019年01月28日アイドルグループの嵐が27日、2020年12月31日で活動を休止することを発表した。メンバーの大野智のコメント全文は以下の通り。2017年6月中旬、僕はメンバー4人に集まってもらい自分の気持ち、思いを話しました。その内容は、2020年をもって自分の嵐としての活動は終えたいと。嵐20周年、そして2020年という区切りで一度嵐をたたみ、5人それぞれの道を歩んでもいいのではないか、また勝手ではありますが、一度何事にも縛られず、自由な生活がしてみたい、そう伝えました。その後メンバー一人一人と何度も話しました。5人で何度も何度も話し合った結果、2020年を持って嵐を休止させて頂く結論に至りました。メンバー個々の思いもあります、その思いを背負いながら2020年いっぱいまで走り抜きたいと思っています。急な発表ではありますが、今までずっと僕らを支え続けてくださった全ての関係者のみなさん、そして何よりも嵐をずっと応援し続けてくださった全てのファンのみなさん、申し訳ありません。言葉では表すことができないくらいの感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。2020年いっぱいまでの残りの期間、今でいる自分の使命をきっちりと果たしていきたいと思っています。
2019年01月27日犬飼貴丈と大野いとが、この26年間、年齢も個性も異なる460組のカップルが読み続けてきた朗読劇『ラヴ・レターズ』に挑む。8歳から55歳まで、幼馴染のアンディーとメリッサが手紙を交換し続ける。1回きりの読み合わせ稽古を終えたばかりのふたりが語った。【チケット情報はこちら】今回、初共演のふたり。互いの印象は、「柔かくて優しそうな方で安心しました」(犬飼)、「真面目だけど面白く、愛があるアンディーを感じました」(大野)と、まだ初々しい雰囲気だ。しかし、実際に読み合わせをして、犬飼は「ふたりで読んだらよりメリッサが近くに感じられました。アンディーにとって、かけがえのない存在だなって」、大野は「居心地がすごくよかったです。メリッサは自分にはない部分をアンディーに見出したからこそ、紆余曲折がありながらも人生をかけてラヴレターをやり取りしたのだと実感しました」と、発見があった様子。犬飼は自分が演じるアンディーについて「思春期特有の衝動が描かれていて、ちょっと気持ち悪い男の子。本音をあまり出さない、大切なことはあえて隠すところは自分と似ていますね。男子ってそういう感じ」。その言葉を受けて、大野は「アンディーってちょっと鈍感かも?」と笑った。メリッサについては「自由で自分に素直。行動派で芸術性のある女性。テンションが高く、一緒にいると、誰もが楽しい気持ちになれるような女の子です。楽しく生きているところ、芸術が好きな点は自分と似ています」と、役と自分を重ねているようだ。手紙のエピソードを訊ねたら、大野は「私は高校1年で上京後、地元の親友と2か月に1回文通していました。寮生活だったので、手紙が自分のポストに入っていると嬉しくて。成人式では、地元の友達3人と30歳の自分に当てた手紙を書いて埋めました。30歳になったら掘りに行きます」、犬飼は「成人した時、15歳の自分が書いた手紙が届きました。その時流行っていたことや自分の未来予想が書かれ、夢に満ち溢れていた(笑)。予想は外れましたが、手紙っていいなぁって感じました」と語った。ラヴレターについては、「数回もらったことがあり、うれしかった。メール世代なので、相手は必ず携帯を持っていない子」(犬飼)、「小学生のときに一度書いたことはあります。手紙ではないのですが、バレンタインに小さなメモのメッセージでもらった記憶があります」(大野)と、思い出話に。最後に「僕たちにしか出せないアンディーとメリッサになるでしょう。作品のリピーターの方には新しさを感じていただきたいですし、初めての方には朗読劇を見るきっかけになれば。精一杯頑張ります」(犬飼)、「想像は現実を超えることがあり、ファンタジーの部分を含めて楽しめる作品です。ぜひ足をお運びください」(大野)と、熱いメッセージで締めくくった。犬飼貴丈と大野いとの出演回は11月15日(木)東京・サンシャイン劇場にて。チケット好評発売中。取材・文:三浦真紀
2018年11月13日ラフォーレ原宿の地下1階のトイレが、10月27日、アートディレクター・鳴尾仁希によるアートギャラリーを兼ねた空間にリニューアル。初回の作品展示として、写真家・大野隼男の個展を2019年3月まで開催中。同店のキャンペーンビジュアルを複数手掛けてきたアートディレクター・鳴尾仁希。今回、「ラフォーレ原宿のトイレで開く、"アート"と"カルチャー"の窓」をコンセプトに、アートギャラリーを兼ねたトイレをディレクションした。(デザイン協力:山家 章宏)初回の作品展示アーティストには、数々のファッションブランドや雑誌、アーティスト写真、広告を手掛ける写真家の大野隼男を迎える。2019年3月まで、「原宿の魅力に取り憑かれた神様」をテーマに、ノスタルジックな空気を纏ったファンタジーの世界を表現した作品が展示される。【イベント情報】写真家/大野隼男 Created in collaboration with HITOKI NARUO会期:10月27日~2019年3月(予定)会場:ラフォーレ原宿 B1F トイレ住所:東京都渋谷区神宮前1-11-6 時間:11:00~21:00
2018年10月30日映画『旅猫リポート』(公開中)の公開初日舞台挨拶が26日に都内で行われ、福士蒼汰、高畑充希、竹内結子、ナナ(猫)、広瀬アリス、大野拓朗、山本涼介、三木康一郎監督が登場した。同作は有川浩による人気小説を実写映画化。有川自身も「一生に一本しか書けない物語」と表現するほど思い入れの強い作品で、自ら脚本開発にも参加した。猫好きの青年・悟(福士)は、猫のナナ(声:高畑充希)を手放さなくてはならなくなり、新しい飼い主を探す旅に出る。それは図らずも悟の人生を振り返る旅となる。福士に「安定したメンタルの作り方を聞いてみたい」という竹内。「私は朝のお弁当のおにぎりの具一つでちょっとプチっと怒ったりするので」と明かすと、会場は驚きに包まれる。竹内は「(具が)フレーク・フレークだった時があって。おかかと、シャケのフレーク。カッサカサとカッサカサで……どっちも嫌いなわけじゃないんです。自分の中での現場を頑張るための最後の一滴だったんですよね」と熱弁し、その勢いに周囲も爆笑。竹内は「私より大人に見えるし、安定されているので、羨ましいなと思います」と語った。また、猫用ミルクで行われた鏡開きでは、スタッフが樽を運んでいる間に若干蓋が外れてしまうハプニングも。ざわつく会場だが、樽の前に移動した竹内は身を挺して隠し、広瀬から「ファインプレー!」と声をかけられていた。さらに福士が猫のナナを連れてくると、竹内は隣で興味津々。自由に動くナナをじっと見つめたり、あごを撫でたりとかまっていた。
2018年10月26日映画『旅猫リポート』(公開中)の公開初日舞台挨拶が26日に都内で行われ、福士蒼汰、高畑充希、竹内結子、ナナ(猫)、広瀬アリス、大野拓朗、山本涼介、三木康一郎監督が登場した。同作は有川浩による人気小説を実写映画化。有川自身も「一生に一本しか書けない物語」と表現するほど思い入れの強い作品で、自ら脚本開発にも参加した。猫好きの青年・悟(福士)は、猫のナナ(声:高畑充希)を手放さなくてはならなくなり、新しい飼い主を探す旅に出る。それは図らずも悟の人生を振り返る旅となる。今回、猫の声で出演した高畑だが、「皆さん、楽屋とかで久々に再会して、一緒に頑張った仲間という感じだったんですが、私は皆さんと現場で一回も会ってなくて。1日で仕事が終わっちゃって、皆さんと横並びというのが申し訳なく、後ろに下がりたくなる感覚です」と苦笑。高畑が後ずさると、登壇者全員が後ろに下がってしまうという和気藹々とした空気を見せていた。福士は「高畑さんが、ネバーランドにいた頃もあるじゃないですか」と急に、高畑が出演していたミュージカル『ピーターパン』の話に。福士が「だから男の子の声がすごく良かったし、有川さんも「素敵だ」と言ってました。と語ると、高畑は「まさかここでネバーランドって出てくるとは」と驚いていた。また、舞台挨拶の終盤では、猫のナナを迎えに行った福士が客席より再登場。報道陣には「フラッシュ禁止」とナナへの配慮もありつつ、猫のナナとともにフォトセッションが行われる。さらに猫用ミルクで満たされた鏡開きが行われ、出演者陣は"人間用"のミルクで乾杯。猫のナナにも……とミルクを近づけるが、拒否されてしまう。何度かミルクを近づけたり、高畑が指にミルクをとって手ずから与えようとするが、結局飲まなかったナナ。さらに福士が「ナナとも、なかなか会えなくなってしまうので寂しい……」と挨拶をしている間も自由に動いて福士の体に巻きつき、福士は「マフラーみたい」と苦笑していた。I@036.jpg|I@037.jpg|I@038.jpg|I@039.jpg
2018年10月26日俳優・福士蒼汰が、明日10月26日(金)放送の「全力!脱力タイムズ」に出演。福士さんから収録をふり返ってのコメントが到着した。「全力!脱力タイムズ」は、世界各地の最新ニュースや日本で論点となっている問題を、有識者たちが独自の視点から読み取り、思わず脱力してしまうような切り口で解説する新感覚ニュースバラエティー番組。メインキャスター・アリタ哲平(「くりぃむしちゅー」有田哲平)が、毎回ゲストコメンテーターを様々な角度から深掘りし、バカバカしいことを淡々と真面目に進行していく、シュールな世界観が見どころだ。明日放送の番組ゲストは、主演映画『旅猫リポート』の公開を直前に控える福士さんと、「アンタッチャブル」山崎弘也。ハロウィン直前ということで、出演者全員がハロウィンコスチューム姿で参加する今回。福士さんは映画の宣伝を絡め、“猫の姿”に扮し登場!今回のテーマは、「ハロウィンを100倍楽しむ方法」とし、一番気合いの入った姿の山崎さんがプレゼンターとなり進行。巨大ボードを使い、“ハロウィンの由来”や“なぜお菓子を配るのか”などハロウィンにまつわる“タメになる”話題を解説していくのだが、しかし収録途中、福士さんのある事情が発覚…!せっかくのハロウィンモードが一転し、収録再スタート。そんな中、福士さんは山崎さんのある行動について鋭く指摘。番組はさらなる展開になっていくという。本番組2回目の出演となった福士さんは、「今回も楽しく出させて頂きましたが、やはり毎回笑わないようにするのが本当に難しいです。今回は、山崎さんの本気のゾンビメイクがとても印象的でした」と撮影をふり返る。山崎さんに福士さん詰め寄るという場面については、「台本を頂いてから、練習する時間はほとんどなかったので緊張しましたが、最終的にはいい流れにして頂いて、ホッとしています!」と話しており、そんな山崎さんと絡みも注目のようだ。さらに、「特に、有田さんと山崎さんの仲の良さが伺える内容になっていると思います」と見どころを明かしている。ゲストのひとり、福士さんが出演する映画『旅猫リポート』は、有川浩の小説を実写化した、1人の青年と1匹の猫が新しい飼い主を探す旅物語。主人公を福士さんが演じるほか、猫のナナの声を高畑充希。広瀬アリス、大野拓朗、竹内結子らが出演する。「全力!脱力タイムズ」は10月26日(金)23時~フジテレビにて放送。『旅猫リポート』は10月26日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年10月25日映画『旅猫リポート』(10月26日公開)で、俳優の福士蒼汰(25)、大野拓朗(29)、女優の広瀬アリス(23)の制服姿を捉えた場面写真が11日、公開された。同作は、『図書館戦争』『植物図鑑』などで知られる有川浩氏の人気小説を三木康一郎監督が実写化。主人公の悟を福士、猫のナナの声を高畑充希が演じ、1人の青年と1匹の猫が新しい飼い主を探す旅、絆を感動的に描く。今回公開された場面写真は、3人が演じる役柄の高校時代を切り取ったものなど計4点。新しい飼い主を探すため、高校時代の同級生である千佳子(広瀬)と修介(大野)の杉夫妻を訪ねた悟とナナ。当時、悟と修介は互いに千佳子への淡い恋心を募らせていた間柄でもある。幼なじみとして、千佳子を見守ってきた修介と、クラスメイトで猫好きという共通点もあって瞬く間に仲良くなった悟と千佳子。月日が経っても、すぐに打ち解ける2人を前に修介は内心穏やかではないが、悟はなつかしそうに過去の恋心を千佳子に打ち明ける。公開された場面写真からも、淡い青春時代と繊細な心の動きが伝わる。(C)2018「旅猫リポート」製作委員会 (C)有川浩/講談社
2018年09月11日来月10月に開催される「京都国際映画祭2018」において、9月3日によしもと祇園花月にて、開催概要発表会見が行われた。「京都映画祭」の伝統と志を引き継ぎ、“映画もアートもその他もぜんぶ”をテーマに行われる「京都国際映画祭」。5年目を迎える本映画祭今年のキャッチコピーは「京都上映中。」。名作を生み出してきた京都の街全体で、映画のある幸福をたくさんの人たちと共有したい、という思いが込められている。昨年に引き続き、世界文化遺産である西本願寺の重要文化財、南能舞台にてレッドカーペット・オープニングセレモニーを行うことも決定し、多数のゲストを迎えること、「牧野省三賞」、「三船敏郎賞」の授賞式が行われることも併せて発表された。■充実の「映画部門」企画「映画部門」では奥山和由京都国際映画祭総合プロデューサーが「こういう映画祭は大きくなるほど軸がずれていく怖さもある、5回という区切りの中で原点を振り返ってみていきたい」と映画部門の大テーマは原点復帰になるとコメント。まず、テレビ局と吉本興業による共同制作プロジェクト「TV DIRECTOR’S MOVIE」からは、「ガンバレルーヤ」よしこ主演の『Bの戦場』、宮川大輔出演の『サクらんぼの恋』含む7作品。「サイレント・クラシック映画」では、高橋寿康監督の新たに発見された『照る日曇る日』、時代劇の基礎を築いた名監督の一人、伊藤大輔監督の幻の作品『明治元年』などの名作を。一人の人、一つのテーマにスポットをあてる「特集上映」では、「深作欣二監督特集vol.1」、「宮川一夫特集」「京の映画」「特別上映」といったテーマでの上映。「映画祭連携企画」では、京都で行われている様々な映画祭・映画イベントが手を組み、作品の紹介上映を実施。そして、昨年新設された「アニメーション」では、従来のアニメーションだけでなく、コマ撮りという特殊な手法にも注目し、様々な作品の上映と関連イベントを行う予定だ。■中島貞夫監督が描く時代劇がワールドプレミア上映!さらに、「特別招待作品」として、京都を代表する巨匠・中島貞夫監督の59年に及ぶ映画人生の集大成となる、20年ぶりの長編最新作『多十郎殉愛記』のワールドプレミア上映も決定。14日(日)によしもと祇園花月でクロージング作品として上映される。この日流れた映像では、本作で主演する高良健吾のコメントも登場。高良さんは1か月ほど京都に入り込んで徹底的に勉強し、切られ役は吉本の若手から20人ほどを抜擢して、3週間徹底的に訓練したという本作。高良さんは「この映画はいまの時代劇の技術的な限界に挑戦するというよりは、役者の限界、体力、肉体の限界に挑戦した時代劇になっている」と作品を説明し、「みんなでこだわって作った、それが映っていると思う、とても自信があるので見ていただけるとうれしい」とアピールしていた。■『Bの戦場』大野拓朗も登場さらにこの日、「TV DIRECTOR’S MOVIE」で上映される『Bの戦場』から、大野拓朗がゲスト登場。主演のよしこさんについて「だんだん可愛く見えてしまうのを楽しんで見ていただきたい」と笑顔を見せ、沖縄でも大好評だったとのことで、「京都でももっと盛り上げていけたら」とアピールしていた。■映画だけじゃないアートにも注目ほかにも、「夢あるなぁ」をテーマに展開される「アート部門」では、今年から新たな会場になった「元淳風小学校」、「岡崎公園・ロームシアター京都 ロームスクエア」、「図書館」などで様々な展示が行われる。「京都国際映画祭2018」は10月11日(木)~14日(日)まで開催。(cinemacafe.net)
2018年09月05日生涯で770作品もの作品を世に残した石ノ森章太郎を「Sexy Zone」の中島健人が演じるドラマスペシャル「ヒーローを作った男 石ノ森章太郎物語」が、8月25日(土)本日「24時間テレビ」内で放送される。「人生を変えてくれた人」をテーマに送る今年の「24時間テレビ」。毎年恒例となっているスペシャルドラマは今回、日本を代表する偉大なるマンガ家・石ノ森氏にスポットを当てる。“漫画の王様”と呼ばれ「サイボーグ009」、「仮面ライダー」、「がんばれロボコン」、「秘密戦隊ゴレンジャー」、「イナズマン」、「変身忍者 嵐」、「人造人間キカイダー」など数々の国民的ヒーローを生み出した石ノ森氏。生涯で世に残した作品の数は770作品におよび、これはギネス・ワールド・レコーズにも認定されている。石ノ森氏には3歳年上の姉・由恵がおり、彼女こそ漫画を描くきっかけを作り、夢を追う彼を支援し続けた石ノ森氏の“人生を変えてくれた人”。だが由恵さんは22歳の若さで他界。そんな最愛の姉の死を乗り越え、石ノ森氏は数々のヒーローたちを生み出していったという。そんな弟と姉の絆を中心に描く本作。主演の中島さんが石ノ森章太郎を演じる。また、姉の小野寺由恵には木村文乃、トキワ荘で共にマンガ家への道を歩む赤塚不二夫に林遣都、寺田ヒロオに大野拓朗、藤本弘(藤子・F・不二雄)に中田圭祐、安孫子素雄(藤子不二雄A)に佐久本宝、つのだじろうに松川尚瑠輝、藤子不二雄作品に登場する“ラーメン大好き小池さん”のモデルになった鈴木伸一に宮崎秋人。そのほか「ラフメイカー」楠元健一、「尼神インター」誠子、杉本哲太、水野真紀といった面々が脇をかため、さらに手塚治虫役のバカリズム、唐沢寿明、藤岡弘、水野真紀、梅沢富美男ら石ノ森章太郎と縁の深い俳優も出演する。彼の人生を変え、彼の作品の礎となった姉・由恵との家族愛、絆を描く24時間テレビドラマスペシャル「ヒーローを作った男 石ノ森章太郎物語」は、8月25日(土)本日21時頃から日本テレビ系で放送。「24時間テレビ41 人生を変えてくれた人」は8月25日(土)18:30~日本テレビ系にて放送。(笠緒)
2018年08月25日アイドルグループ・嵐の大野智が出演する、 J-オイルミルズ「オリーブオイルエクストラバージン」の新TV CM「突然大野くん篇/エクストラバージンオリーブオイル」「突然大野くん篇/エクストラバージンオリーブオイル・夏」(各15秒)が、10日より全国で放映される。CMでは、「ひとかけで、ぐっとおいしい!」というキャンペーンコピーのもと、オリーブオイルの風味で料理をおいしくする「かける」用途を推進するコミュニケーションを展開していく。「突然大野くん篇/エクストラバージンオリーブオイル」では、家族の食卓に大野が現れ、チーズとオリーブオイルで「大野くん特製 感動のカルボナーラごはん」を完成させる。さらに「突然大野くん篇/エクストラバージンオリーブオイル・夏」では、「エクストラバージンをひとかけ」「夏はコレ!」 と、「大野くん特製 感動の香りとコクのぶっかけうどん」を作る。最後に家族から「大野くん?」と問われ、とぼける演技も見どころだ。シャツの首回りと胸元のポケットに、オリーブオイルのイメージカラーでもある、グリーンのパイピングを施したオリジナルの衣装で現れた大野。撮影中は「感動のカルボナーラごはん」と「香りとコクのぶっかけうどん」を実際に美味しそうに頬張っていた。「感動のカルボナーラごはん」の時には、周りのスタッフが「その量、本当にひと口で大丈夫!?」と心配の声を上げたほど、見事な食べっぷりを披露した。「香りとコクのぶっかけうどん」のシーンでは、撮影中に持ち上げた箸のうどんに付いたネギがわずかに動いてしまい、ネギのせいでNGという結果に苦笑。また休憩中は、家族役のエキストラと気さくに談笑し、家族役の3人も「大野さんが自然体で接してくれたので、緊張せずに演技ができました」とうれしそうに語った。
2018年07月05日鈴木おさむ企画・構成、若手俳優たちによる「共演をきっかけに恋は生まれるのか」を描く恋愛リアリティーショー「恋愛ドラマな恋がしたい」が、5月26日(土)23時から放送することが決定した。本番組は、期待の若手俳優の男女8名が、恋愛ドラマの撮影をしながら本当の恋をしていくのかを、全10回の放送で描いていく。番組内の恋愛ドラマで各回の主役を演じられるのは、選ばれた男女1組だけ。役を勝ち取る為に、回ごとにペアが変わる相手役と稽古を重ねながら、台本に毎回用意されているキスシーンも演じていく必要もある。それゆえに、濃密なシチュエーションでのキスシーンは「演技なのか?本当に恋をしているのか?」と、視聴者たちもドキドキしてしまうような展開となっている。本番組を企画したのは、様々なジャンルで活躍する放送作家の鈴木おさむ。企画のみならず、番組内の恋愛ドラマの脚本も担当している。スタジオMCとして登場するのは、タレントの渡辺直美、俳優の大野拓朗、お笑いコンビ・ジャルジャルの福徳秀介の3人だ。AbemaTVでは10代向けの恋愛リアリティーショーが多いと語る渡辺さんは、20代向けの大人の恋愛リアリティーショーを待ち望んでいた様子。「ドラマでのキスシーンのあとに何が起きているのか、普通は見られないキスのその後をお楽しみ下さい!」と、番組への熱いコメント。大野さんは「ドラマのような恋を見て、ワクワクドキドキ、明日への活力となる何かを見つけてもらえたら嬉しいです。また、渡辺直美さんもそうですが、僕もファッションが大好きです。MCメンバーのファッションにも注目していただき、『恋』に生かしてください」と見どころポイントも。福徳さんは「学生時代、誰しもが親友の恋バナを、真剣に聞きました。視聴者に、あの頃の感覚を、呼び起こせたら幸いです」と話した。「恋愛ドラマな恋がしたい」は、2018年5月26日(土)23時~AbemaTVにて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年04月27日120年の時代を超えてなお、上演され続けるエドモン・ロスタンの純愛物語『シラノ・ド・ベルジュラック』。舞台は17世紀のフランス。剣の達人で詩人のシラノは誰もが認める男の中の男だが、自分の醜さを恥じて愛する従妹ロクサーヌに本心を伝えられない。詩を愛する美しいロクサーヌは、若くハンサムな軍人クリスチャンと惹かれあう。ふたりから信頼されるシラノは恋の仲裁役となり、愛をうまく言葉で表現できないクリスチャンに力を貸す。彼からロクサーヌへ渡す手紙に自分の真の想いを託して…。「シラノ・ド・ベルジュラック」チケット情報シラノには吉田鋼太郎、ロクサーヌは黒木瞳、そして大野拓朗と白洲迅がWキャストでクリスチャンを演じる。2016年の『花より男子The Musical』に続く鈴木裕美の演出で、2年ぶりの舞台となる白洲が来阪。稽古開始を控え、その思いを語った。「久しぶりの舞台なので、すごく新鮮です。吉田鋼太郎さん、黒木瞳さん、おふたりの強いエネルギーを感じながら舞台に立てることが一番の楽しみでもあり、怖くもあります。でも、すごい経験だと思うので挑戦ですね。やるしかないという気持ちです」と意気込みを語る白洲。演じるクリスチャンについては「とにかく純粋だと思う。とても熱い情熱を抱く一方で、ちょっとオバカなところも(笑)。登場人物の中で一番おもしろいキャラクターだと思うので、おもしろく、可愛く、愛されるおバカなキャラクターをコミカルに演じたい」。会見でスラスラとしゃべっているように思うが、実はそうではなかった。ロクサーヌへの想いを言葉に出来ないクリスチャンに、白洲は「とても共感します」と言う。「僕も本当に口ベタで、そのまんま。基本は人の話を聞いていたいんですよね。自分の話をするのは、恥ずかしくなってしまうので、あまり得意じゃないんです」と、シャイな一面も。今回の上演台本はマキノノゾミと鈴木哲也。演出の鈴木と共に、これまでにない『シラノ』を創り上げるとか。「今ふうの若者言葉とかも入ったりするので、より伝わると思います。古典の戯曲ですが、現代的なシラノになると思うので楽しみにしていただきたいですね」。白洲は舞台が好きだ。「稽古の時間も数多い公演の回数も、それだけチャレンジする場があるということ。これだけ時間をかけてひとつの作品を作っていけるのは、すごく贅沢で幸せな時間。お客様の前に立てることを心から幸せに思い、楽しみに感じています」。公演は、5月15日(火)から30日(水)まで東京・日生劇場、6月8日(金)から10日(日)まで兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて上演。チケットは発売中。取材・文:高橋晴代
2018年04月06日北島三郎(81)の次男である大野誠さんが亡くなっていたことが3月7日、分かった。51歳だった。 大野さんは88年にロックバンド「1ST BLOOD」のボーカル「MAKOTO」としてデビューし、歌手として活動。その後は「大地土子」名義で作詞・作曲活動に励んだ。特にアニメ「おじゃる丸」(NHK Eテレ)のオープニング曲であり、父である北島が歌う「詠人」「夢人」は大野さんにとって代表曲と言えるだろう。 「おじゃる丸」は98年から放送されており、20年近くの歴史がある長寿アニメ。Twitterでは若い世代からの《懐かしい。大好きだった》といった声が。そして子育てを終えた親たちからは《ゆったりあったかい詩とメロディーに、忙しい心が立ち止まり、安らげる時間でした》といった楽曲とのエピソードが上がっている。 松嶋尚美(46)も8日「スッキリ」(日本テレビ系)に出演し、「おじゃる丸」で使用された楽曲は「息子も娘も今も口ずさむぐらい、みんな知ってる」と発言。そして大野さんに感謝の気持ちを述べた。 「(「おじゃる丸」の楽曲は)30代、40代の人だけではなく、1桁の子らが聞いている。すごい“いいもの”を残して下さった」 大野さんにはまだ世に出していない楽曲があるようで、北島は7日「私がアイツにしてあげられるのは、残したものを世に出していくこと」と取材陣に応じて語った。大野さんは亡くなったが、楽曲は歌い継がれていくだろう。
2018年03月08日アイドルグループ・嵐の大野智が出演する、久光製薬「アレグラFX」の新TVCM「競歩なアレグラ人」編と、「こどもアレグラ人参上」編が12日より順次放映される。大野がアレグラ人のリーダー・サトシーラ、桜庭和志がサクラーバに扮し、花粉に苦しむ地球人を救うという同シリーズも6シーズン目に。2人の心強い"相棒"として、こどもアレグラ人・ヒーナ(五十嵐陽向/いがらしひなた)も登場する。「競歩なアレグラ人」編では、競歩大会にアレグラ人が出場。トップをひた走り他を牽引していくアレグラ人のリーダー・サトシーラだが、沿道の花粉に苦しむ人々を助けることも忘れず、見事トップでゴールする。アレグラ星の人気スポーツ「キョーホー」で鍛えた、サトシーラのお尻をとらえたショットも注目ポイントとなっている。「こどもアレグラ人参上」編では、花粉症の親子のもとに、鼻ボード(ホバーボード)に乗ったアレグラ人が颯爽と現れる。子どもがくしゃみをした瞬間こどもアレグラ人、ヒーナが元気よく登場。花粉に苦しむ大人も子どもも救うため、アレグラ人は力を合わせ戦う。監督から「感動の超大作お願いします!」と激を飛ばされた大野は、撮影前に競歩のトレーニングを開始。コーチから競歩のルールや基本的な動き方・歩き方を学ぶと、歩き姿がどんどんサマになって行く。コツを掴んだころ、ポツリと「お尻振ればいいのか……」と呟いた大野に、コーチは少し苦笑いを浮かべていた。実際のレース撮影シーンでは、スタジオ内に100人の観客役エキストラが集まった。集団を抜け出しての独走となる大野は、必死の形相で懸命に歩く。スピードアップすることで、大野のお尻がより大きく動く様子を背後から撮影したが、観客の声が大き過ぎて、監督からの「カット!」の声が大野には届かない。しかも大野が先頭を歩いているため、周囲の様子も分からず、大野は大きくお尻をフリフリしたまま、どんどん歩みを進めることに。観客の声援が次第に笑い声になっていった頃にようやく異変を察して振り返った大野は、先頭を歩いていたはずが誰も付いてきていないことに気付き、照れ笑いを浮かべていた。
2018年02月01日前野朋哉(32・以下前野)「共演はこれで3度目。はじめましての関係ではなかったので気持ち的には楽でした。でも、前回の共演のとき、『家どこ?』って聞いてもかたくなに教えてくれなかったので、踏み込んではいけない領域だと思ったんです」 大野拓朗(29・以下大野)「なんで言わなかったんだろ(笑)。僕、全然言うのに。今回トモチン、うちにけっこう泊まっていますし」 NHK連続テレビ小説『わろてんか』で漫才コンビを組み、ドラマを盛り上げる潮アサリを演じる前野と、舶来家キースを演じる大野。今では大野の家に前野が寝泊まりする仲だという2人が、お互いの素顔、芸人のすごさについて語り合ってくれた! 前野「寝食をともにするという感じで。大野くんは今、大阪に部屋を借りて住んでいるんです」 大野「それで、2人で漫才の練習を夜中までするときとかに、連泊してもらって、うちで一緒に練習しています。ご飯を食べてお酒を飲みたくなるのを『このあと練習が終わったらね』って説得して」 前野「僕はすぐに飲みたくなるので。飲むと練習したくなくなる」 大野「『ここまで』ってしっかりと決めて、そのあと『飲みに行こうか』ってね」 前野「でも僕、すぐに現実逃避しちゃうんですよ(笑)」 大野「現実逃避に奥さんから送られてくる子どもの動画を見ているんです(笑)。けっこう送られてきているよね?」 前野「そうそう。それを見ながらニヤニヤしています」 大野「意外にトモチンはキレイ好きなんです。がさつそうに見えますけど、料理もするし、家庭的な部分もあって」 前野「大野くんもキレイ好きなんですよ。漫才の練習しに泊まりに行ったときに『トイレ、座ってやってね』って言われた。立つと飛び散るせいか(笑)」 大野「そう、僕、キレイ好きなんです。トモチンはいつもご飯を一緒に行くとおしぼりで耳の裏を拭いているんですよ。エチケットだからって。そういう気を配れる人」■演じてわかった、芸人という仕事のすごさ 前野「芸人役を通じて感じたことは、芸人さんはマジですごいなということ。それを痛感しています」 大野「芝居に正解はないとよくいわれるじゃないですか。でも、芸人さんは笑いという正解しかない。笑いが起きるか起きないかがすべてなので、その正解を見つけていく作業が難しいなと思いました」 前野「目の前にいる人を笑わせることがこんなにも難しいということを痛感していますね」 大野「漫才をしているときって、めちゃくちゃ頭の回転を速くしているんですよ。だから3回ぐらい本気でネタあわせをすると、けっこう疲れますね。『ちょっと売店行く?チョコ買う?』みたいな」 前野「空気を読んだり、見えない何かがたくさんあって、芸人さんはすごい仕事だなと、本当に思います」 大野「これからキースとアサリは『しゃべくり漫才』に挑戦していきます。しゃべりだけで通すスタイルの漫才で、現在の漫才のスタイルです。100年以上続くしゃべくり漫才というものをつくりあげる伝説の漫才師なので、今週披露するしゃべくり漫才が、僕らの真骨頂でないといけない」 前野「そうだね」 大野「そして、ひとつの大きな区切りを迎えます。転機というか。涙腺崩壊です」 前野「その大きな出来事によってさらにみんなの結束力が強くなっていくんです。キースとアサリもがむしゃらだった時代を過ぎて、現実が見えてきて大人になっていく。その様子が描かれていきます!」
2018年01月24日2017年12月31日(日)大晦日にオンエアされた「第68回紅白歌合戦」。22:26頃からは松たか子が登場、NHK連続テレビ小説「わろてんか」の主題歌「明日はどこから」を、同作のヒロインを務める葵わかな、共演の高橋一生らが見守るなかパフォーマンスした。松さんが今回歌う「明日はどこから」が主題歌になっている連続テレビ小説「わろてんか」は、吉本興業の創業者である吉本せいをモデルに、明治後期から第二次世界大戦の大阪を舞台にして“笑い”をふりまくヒロインの人生を描くもの。朝ドラヒロインオーディション3回目で夢をつかんだ葵さんが主人公のてんを演じ、そのほか松坂桃李、濱田岳、広瀬アリス、徳永えり、大野拓朗、前野朋哉、鈴木京香、そして今回「紅白」の審査員としても出演している高橋さんらが出演。松さんの出番になると「わろてんか」の場面が映し出され、松さんと共に、同作でヒロイン葵わかなと審査員としても出演している高橋一生が登場。自ら書き上げた同作の主題歌「明日はどこから」について松さんは「長期の撮影に挑む皆さんを応援したいという想いを込めた」とコメント。続いて葵さんは「てんちゃんの人生を包んでくれる歌」、高橋さんは「涙がキーワード、波だと笑いがあって豊かな人生につながると思いながら聴いている」とそれぞれ楽曲への印象や想いを語った。松さんの歌唱後に感想を聞かれたゲスト審査員の加藤一二三は「とっても幸せなファミリーの歌、歌詞も巧み」と独特の“ひふみんトーク”で楽曲を絶賛。SNSにも「おてんちゃんのお着物姿でとおっても可愛らしかった」「曲中のスクリーンの一生さんの笑顔がとても良かった!」などの投稿が多数上がっている。(笠緒)
2017年12月31日12月29日(金)と12月30日(土)の2日にわたり、NHK総合では今年放送された連続テレビ小説「ひよっこ」と「わろてんか」、そして大河ドラマ「おんな城主 直虎」の総集編をオンエアする。連続テレビ小説「わろてんか」総集編(前編)/29日(金)8時~まず29日(金)午前は現在放送中の連続テレビ小説「わろてんか」総集編の“前編”がオンエア。同作は10月から放送中が開始。吉本興業の創業者である吉本せいをモデルに明治の後半から第二次大戦直後の大阪を舞台にした、ヒロイン・藤岡てんが愛と笑いをもって家族や仲間たちと懸命に生き、日本で初めて“笑いをビジネスにした女性”と言われるまでを描く一代記。朝ドラヒロインオーディション3回目で夢をつかんだ葵わかなが主人公のてんを演じるほか松坂桃李、濱田岳、広瀬アリス、徳永えり、大野拓朗、前野朋哉、高橋一生、鈴木京香らが出演。今回の総集編は10~12月放送の前半部(第1週~第13週)をまとめたものだが、1月からの放送では成田凌、松尾諭、水上京香らも新たに出演予定。また31日(日)の「第68回NHK紅白歌合戦」には主題歌「明日はどこから」を歌う松たか子の応援で葵さんが出演するのでこちらにも注目。連続テレビ小説「わろてんか」総集編“前編”は29日(金)8時~。連続テレビ小説「ひよっこ」総集編/30日(土)前編8時20分~&後編9時55分~翌30日(土)の午前は今年4月~9月まで放送された連続テレビ小説「ひよっこ」の総集編が登場。同作は東京オリンピックが開催された1964年を舞台に、茨城県の北西部にある山あいの村・奥茨城村で育った谷田部みね子が、“金の卵”として東京に集団就職し、様々な出会いや別れを通して成長していく姿を描いた。有村架純がヒロイン・田部みね子を演じ、「陸王」の竹内涼真や磯村勇斗、竜星涼、島崎遥香など人気若手俳優から峯田和伸といった個性派、沢村一樹、木村佳乃らベテランまで幅広い俳優陣の共演で見ごたえのある青春記になっていた。連続テレビ小説「ひよっこ」“前編”(第1週~第13週)は30日(土)8時20分~、“後編”(第14週~最終週)は9時55分~それぞれオンエア。大河ドラマ「おんな城主 直虎」総集編/30日(土)13時5分~続いて30日(土)の午後からは本年度の大河ドラマ「おんな城主 直虎」の総集編が登場。戦国時代、遠江国の井伊氏の当主を務め、女性領主として戦国の世を生き抜き「女地頭」と呼ばれた井伊直虎の生涯を描いた同作。直虎を柴咲コウが演じて主演し、井伊直親を三浦春馬が、小野政次を高橋一生が演じたほか、小林薫、柳楽優弥、橋本じゅん、菜々緒、阿部サダヲらが出演した。第33話「嫌われ政次の一生」で高橋さん演じる政次の処刑シーンでは多くの視聴者が涙、SNSにも大量に感想が投稿されるなど大きな話題を呼んだのは記憶に新しい。「おんな城主直虎」総集編第一章「これが次郎の生きる道」は30日(土)13時5分~「おんな城主直虎」総集編第二章「直虎の覚醒」は30日(土)14時~「おんな城主直虎」総集編第三章「逃げるは恥だが時に勝つ」は30日(土)15時5分~「おんな城主直虎」総集編最終章「井伊谷は緑なり」は30日(土)16時30分~それぞれオンエア。どの作品も放送期間が長かったため途中見逃した回があったり、途中から見始めたりした視聴者も多いことだろう。「わろてんか」などはこの総集編で追いつくチャンス。そして「ひよっこ」「おんな城主 直虎」は、初見の方は凝縮された名場面のオンパレードにより深く感動できること間違いなし。すでに本放送を見てきた視聴者も感動をもう1度振り返ってみてはいかが?(笠緒)
2017年12月28日NHK連続テレビ小説「わろてんか」に、芸人キース役で出演中。「街中で声を掛けられます!」と朝ドラの影響力を実感中の大野拓朗は、12月23日(土)から東京芸術劇場シアターウエストで開幕する舞台「池袋ウエストゲートパーク SONG&DANCE」に主演する。大阪で朝ドラの収録、東京で舞台の稽古という生活を送るが、デビューから7年、今が“勝負の時”と自覚するその目は熱く輝いている。舞台「池袋ウエストゲートパーク SONG&DANCE」チケット情報「IWGP」こと「池袋ウエストゲートパーク」は、石田衣良の小説が原作。池袋生まれの主人公マコトがストリートギャングやチンピラたちを相手に、様々な難事件を解決する。2000年には宮藤官九郎の脚本で連続ドラマ化され、大野もリアルタイムで見ていたそう。「当時小6だったけどみんなのカリスマ性に痺れたし、『あの輪の中に入りたい』と思っていました。僕はなんなら学級委員タイプだったので(笑)、不良っぽさに惹かれたわけではなくて。作品全体にも登場人物たちにも、とにかくカリスマ性があったんです。今回の舞台も僕の中では“カリスマ性”がキーワード。お客さんが『とにかくカッコよかった!』って思って帰ってくれたら、もう大成功。伝えたいメッセージなんて何も考えていないけど、『IWGP』の物語の中で一生懸命生きているみんなを観て楽しんでもらえたら、それが一番のメッセージになると思います」多忙を極める中の、限られた稽古時間での主演舞台。「大丈夫かなって、最初は不安でした」と、胸の内を明かす。「でも今、焦りは全くないんです。台本を読んだ段階ではどうやってやろうかなと悩んでもいたんですけど、現場に来たらマコトがすんなり入ってきて。周りがとても個性的な人たちばかりだから、逆にナチュラルなほどマコトが立つ。カリスマ性を出そうと無理に考える必要はなく、ニュートラルでいればいいというのがとても楽です。マコトのどんな人の立場も認める中立なところは自分に似ていてやりやすいし、僕も生まれが池袋の近くなので『ここは俺の庭だ』という気持ちも理解しやすい。出会うべくして出会えた、とも思っています」脚本・作詞は柴幸男(ままごと)、演出は杉原邦生(KUNIO)、振付は北尾亘(Baobab)。演劇界の次世代ホープが組んだミュージカルという点でも、話題性十分。将来的には同劇場のプレイハウスでの上演を目指す一大プロジェクトの、“伝説のはじまり”を見逃すな!東京公演は12月23日(土)から1月14日(日)まで。取材・文/武田吏都
2017年12月12日葵わかながヒロインを演じる、現在放送中のNHK連続テレビ小説「わろてんか」の新たな出演者として、成田凌、松尾諭、水上京香の名前が明らかになった。明治の後半から第二次大戦直後の大阪を舞台に、ヒロイン・藤岡てんが愛と笑いをもって家族や仲間たちと懸命に生き、日本で初めて“笑いをビジネスにした女性”と言われるまでを描いた一代記を描く本作。葵さんが藤岡てん役を務めるほか、松坂桃李、濱田岳、広瀬アリス、徳永えり、大野拓朗、前野朋哉、高橋一生、鈴木京香らが名を連ねる。1月末からの物語を彩る、新たな出演者たち今回新たに発表されたのは、来年1月末からの物語を彩るキャストたち。葵さん演じるてんと松坂さん演じる藤吉の一人息子の隼也が帰って来るところから、「わろてんか」の新しい時代が始まっていく。そんな隼也を演じるのは、「人は見た目が100パーセント」「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 3rd season」に出演し、今回が連続テレビ小説初出演となる成田凌。隼也は、カリフォルニア在住の祖母・啄子を頼ってアメリカへ遊学していたが、レビューやミュージカルについての見聞を広め、先進的なエンターテインメントを学んで帰国。北村笑店の経営に参画するつもりだったが、最初は丁稚奉公からという昔気質の親や風太たちとぶつかりながらも、北村の跡継ぎとして成長していくという役どころだ。また、広瀬さん演じるリリコの漫才の相方、川上四郎役には『シン・ゴジラ』や「ひよっこ」にも出演していた松尾諭。音楽学校でピアノを学び演奏家として大成する夢を追うが叶わず、無声映画の伴奏楽士をしていた川上。だが、映画トーキー化のあおりを受け仕事がなくなり、リリコの流行歌漫才で伴奏の相方を務めることになるのだ。口べたでプライドの高い四郎が、リリコとどんな漫才を作り上げていくのか注目だ。そして、成田さん演じる隼也の恋人・加納つばき役には、こちらも連続テレビ小説初出演となる水上京香。大手銀行の頭取の父を持ち、乳母日傘の箱入り娘のつばきだが、アメリカでの生活経験もあり進歩的な考えの持ち主。隼也と偶然知り合い、互いにひかれあうようになるが、行く手には大きな障害が…。今後の北村笑店と風鳥亭は荒れる時代の波に翻弄されていくという。そんな中、今回発表されたキャストたちがどう物語に関わっていくのだろうか?■出演者コメント成田凌:わろてんかファンとして、この作品に携わることができ、嬉しく思います。後半からの出演で、視聴者の皆さまに馴染んでいただけるか不安もありますが、しっかり役と向き合い、愛される人間を演じ、日本の朝に笑いを届けたいと思います。松尾諭:四郎はとても素敵な役です。漫才に加えて、アコーディオンはとても難しいですが、広瀬アリスさんの足を引っ張らないように日夜、笑いと演奏を磨いております。できれば美女と野獣と言われないように、美も磨いていきたいです。水上京香:念願の朝ドラへの出演が叶い、感謝の気持ちでいっぱいです。笑って泣いて、たくさんの愛が溢れる作品の中で、魅力的なキャストの方々とお芝居できることが楽しみです。笑いの輪が広がっていくように精一杯頑張ります!連続テレビ小説 「わろてんか」は月曜日~土曜日8時~NHK・総合にて放送。(cinemacafe.net)
2017年12月01日人気作家・有川浩の小説を原作に、北大路欣也、泉谷しげる、志賀廣太郎出演でテレビ東京にて3シリーズにわたって放送されたドラマ「三匹のおっさん」が、2018年1月2日(火)、新春ドラマ特別企画「三匹のおっさんスペシャル」として放送されることが決定。今回三匹のおっさんが立ち向かうのは、史上“最凶”の敵!シリーズ初の地方ロケ・日光の観光名所で“三匹”が大活躍、華麗なアクションも披露されるという。■あらすじ重雄(泉谷しげる)は、商店街の福引で「日光の旅」を当て、清一(北大路欣也)と則夫(志賀廣太郎)も家族を伴って同行する。日光江戸村を訪れた3人は、スター女優の花沢ゆかりが出演する映画ロケを見学中、ゆかりのバッグを盗もうとする男を発見。犯人を追いつめて、警備員に知らせる。お手柄の3人はゆかりに感謝され、旅館で酒肴の接待を受ける。何でもバッグの中には思い出の品が入っていたという。地元に帰った3人は、少年時代に通った町はずれの映画館を訪れる。そこに何とゆかりが現れて…。映画館の存続を巡る騒動に巻き込まれた「三匹のおっさん」が思い出の映画館を悪の手から守る――!「図書館戦争」「空飛ぶ広報室」などがドラマ化・映画化された有川氏の小説を原作に描く本シリーズ。タイトル通り、主人公はおっさん3人。定年退職後、近所のゲームセンターに再就職した腕に覚えありの剣道の達人“キヨ”こと清田清一。同じく武闘派の柔道家で居酒屋「酔いどれ鯨」の元亭主“シゲ”こと立花重雄。機械をいじらせたら無敵の頭脳派、愛娘にはめっぽう弱い機械工場経営“ノリ”こと有村則夫。かつての悪ガキ3人が私設自警団「三匹のおっさん」を結成し、詐欺や窃盗から社会問題までご町内の悪を成敗するというストーリーだ。ドラマでは、北大路さんが“キヨ”、泉谷さんが“シゲ”、志賀さんが“ノリ”を演じ、2014年1月、2015年4月、そして今年1月と、3シーズンにわたって放送された。■キャストのコメント到着今作について北大路さん、泉谷さん、志賀さんの3人は、「さわやかで、明るくて、リズムがあってね、平和で楽しくて、愛らしいドラマだと僕は思う」(北大路さん)、「お屠蘇飲みながら、あるいはおミカン食べながら、楽しんでもらえれば」(志賀さん)、「家族が一緒に見られるドラマってなかなかないからな~。子どもと一緒に見られる番組が少ないから何とかしてくれと言われるんだよ、俺に言われても困っちゃうんだよな。でもよくぞ、これができてよかったと思いますよ、ほんとに」(泉谷さん)とコメント。また、キヨの孫・祐希(大野拓朗)やノリの娘・早苗(三根梓)が就職し巣立とうとするなど、家族の絆もテーマの一つとなっているという今回。泉谷さんは「やっぱり、家族が見て思い当たるところを見つけてくれるとありがたいかな!そういえばお父さんお母さんに優しくしていないな、とか。大人も子どものことほったらかしだな、とか。そういう風に思ってくれればいいね」と話し、志賀さんも賛同。北大路さんは、ある小学生の女の子からラブレター(?)をもらったそうで、「『三匹のおっさん見ています。頑張って!格好いい!次はいつやるの?』ってね。で、『応援ありがとう。君も頑張ってね。おじさんも頑張るからね』って返事を書いてね。そういうお子さんたちも見てくれるんじゃないかな」と微笑ましいエピソードも披露した。“三匹のおっさん”のほかにも、大野拓朗、三根梓、西田尚美、甲本雅裕、藤田弓子、中田喜子ほかお馴染みのキャストたちが登場する。新春ドラマ特別企画「三匹のおっさんスペシャル」は2018年1月2日(火)21時~テレビ東京にて放送。(cinemacafe.net)
2017年11月16日劇団「虎姫一座」の新メンバー発掘オーディション「平成生まれのスターを探せ!」がこのほど、東京・浅草のアミューズカフェシアターで行われ、大賞に大野佳奈さん(23歳)が選ばれた。芸能事務所・アミューズが手がける、古きよき昭和歌謡のリバイバルをコンセプトに結成された劇団「虎姫一座」。浅草を拠点に、2800回を超えるロングランを上映するなど大きな人気を集めている。そんな同劇団が新メンバーを発掘するオーディションを実施。双子デュオのコンビを含めた12人11組の応募者が、オープニングアクトの「東京ブギウギ」を踊ったほか、自己PRや審査員との質疑応答に臨み、虎姫一座大賞に大野佳奈さん、パフォーマンス賞に辻本将平さん(22歳)と下山美咲さん(24歳)、特別賞に木嶋愛理奈さん(22歳)、人気で賞に粟沢穂乃花さん(22歳)がそれぞれ選ばれた。自己PRで「空を飛べるはず」をウクレレで弾き語りを披露した大野さんは、「まだ信じられないんですけど、この賞をいただけるとは思っていなかったので、夢心地でフワフワしています」と実感が湧いてない様子だったが、「あまり演る人がいないだろうなと思って。ダンスだと被っちゃうし個性を出すには何がいいだろうと考えた時、始めたばかりのウクレレにしようと思いました」とウクレレは、今年7月に始めたばかりだという。大賞を射止めたということで、晴れて虎姫一座の一員となるが、同劇団での目標として「私はピアノとバイオリンもできるので、楽器隊ができればと思っています」と意気込んだ。現在はアルバイトをしながらダンサーとしての活動をしているという大野さん。これまでの芸能歴について「最初はグラビアでした。19歳の時にグラビアの仕事をしてから舞台やファッションショーなど、色んな仕事をしてきました」と明かしつつ、「なおさんが写っている虎姫一座のポスターを見て応募させてもらいました。活動は様々してきましたが、これからはこれ一本にしていきたいです」と意欲満々。そんな大野さんにこの日審査員を務めた虎姫一座のリーダーでもあるあゆみは「大野さんの頑張り次第ですが、12月7日の結成7周年の日にデビューさせましょう!」と大野さんへの後押しを約束しながら、「今回の審査のポイントは一言で言うと新しい風。癒し系のほんわかした要素をこれから吹き込んでください」と期待を寄せていた。
2017年11月07日ロンシャン(LONGCHAMP)が、日本初となる旗艦店「ロンシャン ラ メゾン 表参道」をオープン。このオープンを祝して、エクスクルーシブなオープニングパーティーが10月19日に開催された。9月末にオープンした「ロンシャン ラ メゾン 表参道」は、高さ35メートル、総床面積500平方メートルと、アジア最大級の規模を誇り、レディースハンドバッグ、レディ トゥ ウェア、シューズ、革小物、メンズコレクション他、ロンシャンのアイコンであるラゲージバッグなど、全てのコレクションを揃えている。この新しいブティックのラグジュアリーな世界観を伝えるため、創業ファミリーでありアーティスティック・ディレクターのソフィ・ドゥラフォンテーヌ(Sophie Delafontaine)とCEOのジャン・キャスグラン(Jean Cassegrain)は、日本国内からはもちろんのこと、世界中の特別なゲストを招待。映画『アメリ』で主演を演じたフランス人女優のオドレイ・トトゥ(Audrey Tautou)をはじめ、菊川怜、田中道子、敦士、SHIHO、滝沢眞規子、クリス-ウェブ 佳子、松島花、稲沢朋子、大野拓朗、KENZO(DA PUMP)、FISHBOY、ユナ(少女時代)など、多くのセレブリティが駆けつけた。オープニングパーティーは、創業ファミリーとファミリーの親しい友人であるフランスの大女優、オドレイ・トトゥによるリボンカットセレモニーで幕を開けた。フランス人DJのイネス・メリア(Ines Melia)と日本人DJのマドモアゼル・ユリアによるコラボレーションセッションや、日本人ダンサーの鈴木陽平と池田美佳によるダンスパフォーマンスは会場を最高潮に盛り上げ、ラグジュアリーな空間の中、一夜限りのエクスクルーシブなひと時を楽しんだ。「Joie de Vivre=生きる喜び」を体現する、フレンチラグジュアリーブランドであるロンシャンの新たな伝説の始まりにふさわしいオープニングパーティーとなった。
2017年10月31日世界中で愛される純愛物語の名作「シラノ・ド・ベルジュラック」が、吉田鋼太郎主演で2018年5月、日生劇場にて上演されることが決定した。エドモン・ロスタン作による「シラノ・ド・ベルジュラック」初演は1897年。上演されるやいなやパリを虜にした舞台で、以後、世界各国で繰り返し上演され、ミュージカルも創られた。そして、1世紀を経たいまもなお、世界的に上演されており最も人気の高いフランスの傑作戯曲だ。本公演では、天才的な詩人であり剣の達人でもあったが、生まれつき醜い大きな“鼻”を持ち、そんな自分の醜さゆえに愛の告白をしないシラノ役を吉田さん。愛の詩に酔いしれ、盲目的な愛に走るロクサーヌ役を黒木瞳。そして、溢れる愛を表現できないクリスチャン役には、大野拓朗と白洲迅がダブルキャストで出演。そのほか、大石継太(ル・ブレ役)、石川禅(ラグノー役)、六角精児(ド・ギッシュ伯爵役)らも参加する。なお本作は、2007年上演のミュージカル「ハレルヤ」(川平慈英、山崎育三郎ほか)以来となる、“上演台本:マキノノゾミ&鈴木哲也×演出:鈴木裕美”の強力タッグで上演される。■ストーリー17世紀のフランス。ガスコン(ガスコーニュ生まれ)青年隊に属するシラノ・ド・ベルジュラックは天才的な詩人であり剣の達人でもあったが、生まれついての醜い大きな鼻を持つ男であった。ゆえに従妹のロクサーヌへの恋心をずっと胸の奥に閉じ込めていた。そのロクサーヌは若々しい美青年・クリスチャンと目と目を合わせた瞬間から、彼と恋に堕ちてしまっていた。ロクサーヌはシラノのことを誰よりも信頼していたので、クリスチャンへの恋心についての相談も持ちかけた。そしてクリスチャンは、姿こそ美しく、軍人としては優秀ではあったが、女性に対して内なる感情を言葉にするのが得意でなく、才女といううわさのロクサーヌに恋心を打ち明ける勇気を持てずにいた。自分ではロクサーヌの心を捕えられないと悩むクリスチャン。そんな彼に対し、シラノは自分の誠の真情を語るのにこんな男が居てくれたならと思い、自分がロクサーヌにあてて書いた恋文を渡し、クリスチャンに力を貸すことになった。シラノは2人の恋の仲裁役であると同時に、自分のロクサーヌへの想いをクリスチャンの手紙に託すのであった。ある夜、ロクサーヌ邸のバルコニーの下で、クリスチャンはロクサーヌに告白をする。しかしいざ自分の言葉で愛について語り出すと、凡庸な言葉しか出てこない。ロクサーヌがうんざりし始めたので、シラノがクリスチャンの代役となり、美しく飾られた愛の言葉を告げる。彼女はその言葉の数々に陶酔し、ついにクリスチャンと結ばれ2人は結婚するが、ロクサーヌを慕っていたド・ギッシュ伯爵の嫉妬と策略により、シラノ、クリスチャンらの属するガスコン青年隊は戦場送りとなってしまう。クリスチャンには知らせないまま、戦場でもシラノはクリスチャンになりかわり、危険を顧みずロクサーヌに恋文を毎日送る。戦場という場所でシラノは高揚し、ロクサーヌへの想いがとめどなく溢れ出す。溢れだす想いをもつのは、クリスチャンも同様だ。シラノの書いた手紙の様々な言葉にいたく感動したロクサーヌは、クリスチャンに会いたい一心に危険をかえりみず戦場へ赴く。クリスチャンはその時になってシラノの情熱的な言葉の数々が、自分を語ったシラノ本人の想いであったことを気づく。ロクサーヌは、受取った恋文に書かれていたその人柄、その心を愛しているとクリスチャンに語り、彼は絶望してしまう。そして「僕は愛されたかったんだ」という言葉をシラノに残して、自ら戦禍に身を投じてしまうのであった。その後、手紙の本当の書き主が誰であるかは明らかにされないまま、月日が流れる。15年の歳月が流れ、夫を失ったロクサーヌは修道院で暮らしており、毎週土曜日に訪ねてくるシラノとの面会や語らいだけを楽しみにしていた。いつものようにロクサーヌのところへシラノが向っていると、彼の敵対者が彼の頭に材木を落とし、シラノは頭部に重傷を負ってしまう。しかし彼はそのまま、待っているロクサーヌのもとへ向う。この日、ロクサーヌはクリスチャンから貰った最後の手紙をシラノに見せ、彼にそれを読んでもらっていた。日がすっかり暮れ、手紙をとても読むことのできないような暗さになっても、シラノがその手紙をすらすらと読んでいることにロクサーヌは気づく。そしてその手紙を読む声は、かつて自分がバルコニーの上から聞いた声であることも思い出す。しかし、瀕死のシラノはロクサーヌに己の秘めた想いを決して告げることなく、その最後をロクサーヌの胸で迎えるのであった。「シラノ・ド・ベルジュラック」は2018年5月、日生劇場にて上演予定。(cinemacafe.net)
2017年10月27日ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)は、日本限定アイテムの先行発売イベント初日を飾る2017年10月4日(水)、「MILLENNIALS DOLCE&GABBANA TOKYO」を伊勢丹新宿本店の1階で発表。なお、同コレクションで発表されたアイテムは、10月6日(金)より伊勢丹新宿本店にて販売する。あらゆる人が日々買い物を楽しむ伊勢丹新宿本店が、2000年以降に成人をむかえた世代“ミレニアルズ”によってジャックされた日。それが、今回のショーだった。閉店後の本館1階はランウェイへと変わり、多くのゲストが来場した。披露された「MILLENNIALS DOLCE&GABBANA TOKYO」は、日本だけの特別なもの。そしてモデルたちが見に着けているのは、すべて1点ものの煌びやかなピースだ。好奇心旺盛で、自由な発想に長けたミレニアル世代ならではのポップでユニークなアイテムばかりが揃っている。ウィメンズでは、フェミニンなエンブロイダリーから、ミラーボールみたいなスパンコール、キラキラ輝くドットのカットジャカードまである。まるでランジェリーのような官能的なドレスも、オーバーサイズのブルゾンも、この舞台を盛り上げていた。メンズでは、キルティングとベルベットの二面性を持った素材から、ゴシック調のジャカードまで。パンキッシュなレザージャケットがあったかと思えば、50年代風のボックス型テーラードも取り入れている。まるで過剰すぎるのではないかと思われる装飾さえ、ミレニアルズの手にかかるとそれでないと物足りないとさえ感じてしまう。たくさんのエッセンスを交えた服の中、やっぱり目立ったのはドルチェ&ガッバーナらしいフラワーモチーフやアニマルモチーフだ。ロマンティックな花柄は華やかなドレスとして用いられ、それが最高に“カワイイ”スタイル。一方でアニマルモチーフは、大きなアップリケでジャケットの上から今にも動き出しそうなほどの存在感で、それが最高に“クール”なのだ。バッグやシューズも、2017年秋冬シーズンから変わらずメンズ・ウィメンズコレクションで自らを“キング”や“クイーン”と謳っている彼ららしく、想像性に満ち溢れている。ショッキングピンクのバッグや、まるで自らラクガキしたようなペイント柄。これらもちろん日本限定コレクションで展開されているものである。なお、モデルとして各界から注目を浴びるミレニアル世代を起用している。萬波ユカ、emma、松井愛莉、大野拓朗、 竜星涼、奈良裕也ら総勢101名がランウェイを堂々と歩いた。フィナーレでは、デザイナーのドメニコ・ドルチェ、 ステファノ・ガッバーナもともに登場し、ショーは華やかに幕を閉じた。【問い合わせ先】ドルチェ&ガッバーナ ジャパンTEL:03-6419-2220
2017年10月08日ドルチェ&ガッバーナ(Dolce&Gabbana)が、10月4日の閉店後の伊勢丹新宿店にて、ミレニアルモデルたちによるランウェイショーを開催し、「MILLENNIALS DOLCE&GABBANA TOKYO」を発表した。ドルチェ&ガッバーナは、伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージにて日本限定アイテムの先行発売イベントを開催中。そのスタート初日を飾る10月4日に、伊勢丹新宿店の通常営業の閉店後に本館1階で行われた大規模な約20分のファッションショーでは、ミレニアルズを含めた多くのゲストが招かれ、ドルチェ&ガッバーナのクラフツマンシップと、“未来を象徴する世代”として起用されたミレニアル世代のクリエイティビティーが融合したコレクションを堪能した。 選りすぐりの素材で作られたユニークなピースたち。これらはすべて、手の込んだエンブロイダリーやスパンコールが施された唯一無二のスペシャルピース。フラワーヘッドアクセサリーや王冠モチーフのジュエリー、そしてスタッズやパッチでパーソナライズしたスニーカーを合わせて、ルックを完成させている。 ストリートウエアとテーラリングにインスパイアされたメンズのユニークピースは、パワフルでヤング。1980年代の日本のファッショントレンドも取り入れている。他ブランドに先駆けてミレニアルズに着目してきた、まさにパイオニアともいえるドルチェ&ガッバーナ。今年9月にミラノで開催された2018年春夏コレクションのシークレットショーでも、SNSからブレイクしたアイコンやインフルエンサーなど各界から注目集めているミレニアル世代(ミレニアルズ)をモデルとして起用し、話題となった。今回、日本のミレニアルズを代表して登場したのはアーティストのChay、女優でモデルの松井愛莉、モデルの萬波ユカやemma、俳優として注目を浴びている大野拓朗、竜星涼、インフルエンサーなど男女約50人ずつの総勢101名。来日したデザイナーのドメニコ・ドルチェ(Domenico Dolce)、 ステファノ・ガッバーナ(Stefano Gabbana)もフィナーレにモデルと一緒に登場し、 スペシャルなショーは華やかに幕を閉じた。なお、今回のランウェイで発表されたルックはすべて1点ものというスペシャルピースで、10月6日より伊勢丹新宿店にて展開中。ショーのプレイリストはこちらから
2017年10月06日