俳優の府川眞(25)が28日までに自身のインスタグラムを更新。芸名を「葛飾心(カツシカシン)」に変更し、事務所「よろかぜ」に所属することを発表した。投稿で「皆様へ。いつも応援していただきありがとうございます」と書き出し、「この度 府川眞(フカワシン)→葛飾心(カツシカシン)へ正式に芸名を変えました」と報告。続けて「『そよかぜ』という事務所でこれから精進していきます」と伝えた。「今までお世話になった方々、新たな出逢いの方々のおかげで今の僕がいます。今後とも応援、何卒宜しくお願いいたします」と締めくくった。(以下、コメント全文)皆様へ。いつも応援していただきありがとうございます。この度府川眞(フカワシン)↓葛飾心(カツシカシン)へ正式に芸名を変えました。「そよかぜ」という事務所でこれから精進していきます。今までお世話になった方々、新たな出逢いの方々のおかげで今の僕がいます。今後とも応援、何卒宜しくお願いいたします。shin.
2024年05月28日正道のヒーローもいれば、世間に背き、闇をまとい、それでも民衆の心を惹きつけるヒーローもいる。俳優・佐藤流司には、そんなダークヒーローがよく似合う。5月31日公開の映画『邪魚隊/ジャッコタイ』で演じるのもまたダークヒーローだ。なぜ佐藤流司はこんなにもダークヒーローが似合うのか。その美学に迫った。陽の光を一身に浴びて育ってきたわけではない自覚がある死刑囚たちによって結成された、いわくつきの精鋭部隊・邪魚隊。そのリーダー・鱗蔵もまた一癖も二癖もあるキャラクターだ。厭世的な態度で世の中を斜めに見ているかと思いきや、面倒見が良く、なんだかんだと厄介事にも巻き込まれていく人情家。佐藤流司のクールな魅力と熱量が、そこに共存している。「クール一辺倒のお芝居って、わりとジェネリックというか、コスパがいいんですよね。お芝居って、役者が苦しければ苦しいほどお客様に感動を与えられると俺は思っていて。熱い部分や苦悩している部分がドラマになる。そういう意味でも、演じがいのある役どころでした」鱗蔵は、スリの名人。悪党を主人公にした、いわゆるピカレスクロマンだ。昨今、こうしたダークヒーローものが大きな共感を呼んでいる。「陽のあたる道をまっすぐに歩いてきた人間にはない魅力がありますよね。やっぱり普通に生きてきた人って人生の語彙力が少ないというか、魅力が一色な気がする。と言っても、全然苦労をしたことがない人なんていないと思いますけど。みんなそれぞれいろんな苦労を背負っている。だからこそ、辛いものを抱えた人を見るとつい惹かれちゃうんでしょうね」佐藤流司自身、アンダーグラウンドな雰囲気をまとった俳優に心惹かれてきた。その一人が、玉城裕規だ。本作でも強烈な悪の華として、スクリーンに存在を焼きつけている。「俺がこの世界に入って、最初に憧れたのが玉城くん。一筋縄じゃいかない人感がすごいあるじゃないですか。そこが魅力だなと。どの作品を観てもカッコいいし、今回ご一緒させていただいて、改めてカッコいいなと思った。終盤で玉城くんと立ち回りをやらせてもらいましたけど、本当にハイスピードの殺陣で。暑い中、1日かけての撮影ですごく疲れましたけど、やって良かったと言えるものになりました」一筋縄ではないところが魅力。そう語る佐藤流司もまた脛に傷を持つキャラクターがぴたりとハマる。「ある舞台のプロデューサーさんに言われたことがあるんです。あなたは闇があるからいいねって。確かに自分でも、陽の光を一身に浴びて育ってきたわけではない自覚がある。そこが自分のルーツというか、アイデンティティでもあると思うので、こういう役の方が性に合ってる感じがしますね」王道ではなく異端。自らをそう位置づけるように、あえて茨の道を歩んできた。「こうして取材していただいたときに、歯が出るぐらい笑顔をお願いしますと言われたり、当たり障りのないことをなるべく言ってくださいとレッテルを貼られるのが嫌で。昔からわざと歯に衣着せぬ物言いをしたりして、あえて自分をヤンチャなキャラクターに見せてきたところはあります。実際、今、自分がセルフプロデュースした通りに印象操作している感じがあるので、そこは大成功ですね(笑)」そう不敵な笑みを浮かべる。彼の掌の上で心地よく踊らされるように、多くの人が佐藤流司の魅力に夢中になってきた。「だから、鱗蔵みたいな役をいただけるのは本当にありがたいです。こういう役をやらせたら佐藤流司がいちばんと思っていただける役があるのは、役者としての強み。他の役者にはまだまだ負けられないなっていう気持ちが自分の中にあります」この仕事のいいところは逃げられないこと2011年、『仮面ライダーフォーゼ』で俳優デビュー。2.5次元舞台のトッププレイヤーとして駆け抜けた佐藤流司も29歳。経験を積み、性格的に丸くなった部分もあると認めている。「今日の撮影でも、笑顔をお願いしますって言われて、ちょっと笑いましたしね(笑)」ついに迎えた20代ラストイヤー。その胸の内に、どんな変化を感じているのだろうか。「全然イライラしなくなりました。昔ほど刺激的な人生ではなくなったのかなと。20代前半は、もっと感情が揺れ動いていた。今はそういうのがなくなった代わりに落ち込むことが増えたかも。外に発散しない分、内に溜め込むようになったんでしょうね。大人になるって我慢することなんだなって自覚しました(笑)」道を走りはじめて間もない頃は、怒りや悔しさ、反骨心をガソリンにできた。けれど、時が経てば、それだけでは走れなくなってくる。今、佐藤流司を走らせているガソリンとは何か。「逃げられないっていうことですね。この仕事のいいところは逃げられないことだと思っているんですよ。昔、バイトとかしたことあるんですけど、本当、2〜3日で辞めちゃう人間なんです、俺は。でもこの仕事は作品が決まったら、絶対逃げられないじゃないですか。ファンの方も、関係者の方も、俺に期待をしてくれている。期待を背負える環境に身を置くことで、ここまで続けてこられた気がします」一つの作品が終われば、また次の作品がやってくる。別の現場の成功体験が、新しい現場では一切通用しない。壁の先には、新しい壁がある。そんな役者人生を、佐藤流司はわりと気に入っている。「マンネリがいちばん苦手。マンネリを感じたら、やる気がなくなっちゃうんです。だから、難しいことを任されるのは、逆にありがたい。今回も、冒頭のアクションはワンカットなんです。兼﨑(涼介)監督と、舞台もたくさんやられているアクション監督の栗田(政明)さんが、このメンバーならワンカットにチャレンジしてみようということで、そうなったんですけど。映像のアクションって、カットを割れば割るほどカッコよく見えると思っていたので、それをワンカットでやったらどうなるのか仕上がりが最初は見えなかったんですけど、役者たちの失敗できないヒリつき感も相まって、臨場感と迫力のあるアクションになったと思いました」仕事では刺激を求める一方、プライベートではもう少し穏やかに暮らしたいらしい。「仕事でもう一生分の刺激を受けているはずなので、あとは安楽に過ごしたいです(笑)。おかげで最近は全然家から出なくなりました。もうちょっと自分に優しくなりたい。なるべく辛くない方向に自分を持っていくのが、最近のテーマです」今も憧れ続ける、中学時代の4人の先輩「ずっとアクションを売りにやらせてもらっていて。でも、30代を前に少しずつ疲れがたまりはじめているのは感じています。このスタイルをいつまで続けられるか。脚本や演出をやらせてもらっているのも、ある種、セカンドライフに向けた準備みたいなところはあります」年齢とともに失われていくものは、もちろんある。その一方で得るものもある。佐藤流司の場合、色気だろう。30代を目前に控え、持ち前の色気にますます磨きがかかっている。そう称えると、「そこはもう親父と母ちゃんの遺伝子のおかげです(笑)」と冗談めかして飄々とかわす。だが、その大きな瞳には、10代の頃に見た「カッコいい男」の原型が今も色濃く輝いている。「中学の先輩で、『花より男子』のF4みたいなイケメン4人衆がいたんですよ。ずっとその4人に憧れて育ったので、その影響は大きいかもしれないです。中でもリーダー格の修太くんが僕の憧れ。すごくラスボス感のある人で。自分が脚本と演出をやった舞台(演劇『カストルとポルックス』)でもラスボス役のキャラクターに修太とつけさせてもらいました。ああいう男になりたい、というのはずっとあります」自分を信じる「カッコいい」を、佐藤流司は追いかけてきた。時に誤解を生んでも、時代と逆行しても構わない。自らの美学を貫く胆力こそが、佐藤流司の強さだ。だから、ダークヒーローがよく似合う。「僕はアイドルみたいにキラキラした感じではないので。それよりも黒光りしていたい。いわくつきの妖刀でありたいです。30代も変わらず黒光りしたまんまでいようと思っているので、ファンの方には今まで通り応援していただけたら」ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント佐藤さんのサイン入りポラを1名様に!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!映画『邪魚隊/ジャッコタイ』24年5月31日映画公開撮影/友野雄、取材・文/横川良明
2024年05月28日眞栄田郷敦主演映画『ブルーピリオド』の予告編と本ポスタービジュアルが公開。追加キャストも発表された。周りの空気を読みながら、器用に生きてきた主人公の矢口八虎(眞栄田さん)は、美術の授業の“私の好きな風景”という課題で、仲間と夜を明かしたあとに見た早朝の渋谷の風景を描く。“青く”見えたその風景を思いのままに描くことで、八虎は初めて本当の自分をさらけ出し、生きている実感を感じ、美術に自分の生きる道を見つける。そして、国内最難関の東京藝術大学への受験を決意する八虎の前に立ちはだかるのは、才能あふれるライバルたち。美術予備校で出会う天才・高橋世田介(板垣李光人)、八虎の背中を押す同級生のユカちゃん(高橋文哉)、美術の道に誘うミューズ的存在の先輩・森まる(桜田ひより)。仲間やライバルに出会う中で、「才能は無いかもしれない。だけど俺、絵を描くのが好きなんだ」「天才と見分けがつかなくなるまでやるしかない」ともがきながらも挑戦し続ける。また合わせて公開されたポスターも、彼の情熱と青春の勢いを感じることができる仕上がりとなっている。さらに、八虎が美術に出会うきっかけとなる美術講師・佐伯昌子を薬師丸ひろ子、美術予備校の講師・大葉真由を江口のりこ、藝大受験を反対をする八虎の母・矢口真理恵を石田ひかり、美術予備校で出会う実力者・桑名マキを中島セナ、世田介の同級生で同じく美術予備校に通う橋田悠を秋谷郁甫、八虎の情熱に心を動かされる恋ヶ窪晋を兵頭功海、高校の物理教師・後藤先生を三浦誠己、八虎の父・矢口行信をやす(ずん)。実力派俳優陣が、八虎の情熱と青春を彩る。映像にも登場する主題歌は、総ストリーミング再生数4億回を超え、若者に絶大な人気を誇るWurtSの書き下ろし「NOISE」。この楽曲が、作品をさらに熱くする。追加キャスト&主題歌アーティストコメント■薬師丸ひろ子撮影の日々は、佐伯先生として、私自身として、これから大きく羽ばたいていく皆さんと触れ合えたことは本当に楽しく大切な時間でした。「自分に正直なほど、強い。」美術だったり、絵を描いたりすること。自分の内面を覗いてみるということは、時に怖く、尊い時間なのだと知ることができました。それに全力でぶつかっていく八虎たちの背中を押さずにはいられません。素晴らしい原作と若い力が、想像を超えたものを感じさせてくれる、そう確信しています。■江口のりこ原作の漫画を読み出したら面白くて一気に読んでしまいました。芸大をめざす生徒を一番近くで見守る大葉先生の役をやらせてもらえて光栄でした。撮影は、夏の暑い時期で、当時を思い出すと生徒を演じていたみなさんの直向きな顔が浮かびます。是非、劇場で彼らの青春をご覧になって下さい。よろしくお願いします。■石田ひかりちょうど、娘が大学に入学した頃の撮影でしたので、親子共に受験の日々を乗り越えたあの実感を持って、この役を演じることが出来ました。郷敦くんの驚くほどに力強く澄んだ瞳で、真っ直ぐに訴えてくるお芝居には圧倒されました。あの時の彼の表情は、忘れられません。進路を探す同世代の若者たち、大人になった元若者たち、たくさんの方に見ていただきたい作品です!■中島セナこの度ご縁があり、桑名マキとしてこの作品に投じることが出来てとても嬉しいです。目を逸らしたくなるほどの確かな熱を持って存在している八虎たちは、我々が「好き」の原点に回帰するのを手伝ってくれるのではないかと思います。正解はないけれども何かがある世界を、光を持って見据えようとする姿に私自身、感化されるものと至らなさを自覚させられる鋭利さを感じました。今、自分はここで何をしているのか。改めて問う機会をくれる作品だと思います。様々な人に見てもらえたら幸いです。■秋谷郁甫本作の中でも、一際異色を放つ橋田悠という人物には、原作を読ませていただいた時から惹かれていました。またそんな魅力的な橋田を演じられたことは未だに信じられない気持ちですが、原作にリスペクトを込めて全身全霊でやらせていただきました。“自分は○○が好き“こんなにも真っ直ぐで、でも自分の人生を豊かにしてくれる1番の原動力であること。それを橋田や本作から、教わった気がしています。ぜひ劇場に足を運んでいただき、皆様にも体感していただきたいと思います。■兵頭功海ブルーピリオドは、原作から大好きな作品だったので、恋ちゃんとして参加することができ、本当に嬉しかったです。八虎が絵に心を動かされ、やりたいことを見つけ、突っ走っていく姿に影響される恋ちゃんですが、同時に、八虎の背中を押す恋ちゃんでもあります。この映画は、そんな皆の夢を追う姿を見て、観てくれた方の背中も押せるような作品になっていると思います。沢山の方に見て頂きたいです!!■三浦誠己萩原組に参加出来た事を光栄に思っています。俳優に優しく寄り添ってくださる監督のもと懸命に演じさせて頂きました。大きな夢を抱き、挫折や失敗や少しの成功を積み重ねて生きてきた私(オジサン)ですが、脚本を読んで魂が揺さぶられました。アートという儚き雲を掴むような世界で「夢」を抱き挑戦する矢口八虎!めちゃくちゃ素敵です!是非、劇場でご覧下さい!■やす映画をご覧になる間は八虎のかっこよさ、力強さ、そして繊細さに心動かされっぱなしだと思います。息子と向き合って喋っているとき、何回か吸い込まれそうになる感覚になりました。八虎との空間は魅力的でした。そしてママの柔らかい愛に包まれていました。とてもお母さん思いで、自然と応援したくなる男子です。是非八虎と一緒にドキドキワクワクしてください。観劇のあと映画館を出て感じる風は、きっと違って感じると思います。■WurtS元々”NOISE”は僕が音楽活動を始めた頃に抱いていた殻を破りたいという感情から生まれました。今回ブルーピリオドのお話を頂いた際にこの感情と作中の八虎の心境がリンクしているように感じ、楽曲を作り始めました。僕も「好き」から始まったものがいつの間にか自分自身を表現するものに変わって、その重さに耐えきれなくなる時がありました。自分の「好き」は時間とともに周りの人たちを巻き込んでいく性質があるんだなと思いました。だからこそ厄介で尊いのだなと。本作では八虎たちが互いに自分自身を試行錯誤しながら表現し、「好き」を追い求める姿に感動しました。そしてそんな彼らの応援歌として”NOISE”を聴いていただけたら幸いです。『ブルーピリオド』は8月9日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ブルーピリオド 2024年8月9日より全国にて公開©山口つばさ/講談社 ©2024映画「ブルーピリオド」製作委員会
2024年05月28日俳優の眞栄田郷敦が、映画『ブルーピリオド』(8月9日公開)の主演を務めることが2日、明らかになった。同作は山口つばさ氏による人気漫画の実写化作。からっぽだった高校生・矢口八虎(眞栄田)が、1枚の絵をきっかけに美術の世界に本気で挑み、国内最難関の美術大学を目指して奮闘していく物語。美術の経験も才能もない素人が天才的な画力を持つライバル達や、答えのないアートという壁に苦悩しながらも、情熱だけを武器に圧倒的努力で困難を乗り越えていく。好きなことに出会えた高揚感、その先に訪れる葛藤をもリアルに描いている。○■眞栄田郷敦×高橋文哉×板垣李光人×桜田ひよりで人気原作を実写化主演の眞栄田は、周囲の人望も厚く成績優秀だが、空気を読んで生きる日々に物足りなさを感じている高校生・矢口八虎を演じる。本作の撮影前には半年以上の月日をかけて絵画練習に臨み、情熱を武器に無謀な目標に邁進する八虎役を演じ切る。八虎が美術部に入るきっかけを作った人物で、自分の『好き』について葛藤する、女性的な容姿の八虎の同級生・ユカちゃんこと鮎川龍二を高橋文哉、八虎の最大のライバルで驚異的な画力を持つ天才高校生の高橋世田介を板垣李光人、八虎が苦難にぶち当たるたびに乗り越えるきっかけを与えてくれる存在で美術部先輩の森まるを桜田ひよりが演じる。本作のメガホンを取るのは、『サヨナラまでの30分』『東京喰種 トーキョーグール』で知られる萩原健太郎監督。美術の面白さを斬新な演出で魅せつつ、煌びやかなだけではない青春時代の挑戦をリアリティある描写で描き、そこにキャラクターたちが存在するかのような没入感のある映像作品を生み出した。萩原監督は本作で「本物であること」にこだわり、練習用に描かれたものも含めると本編に登場する絵画は合計401枚、300枚以上がこの映画のために描き下ろされた。登場するキャスト陣は撮影前に時に半年以上の時間をかけて絵画練習を行い、絵を描く所作や動きを体得。劇中に登場する絵画の一部は実際にキャストが描いたものが採用されている。脚本にはアニメ『ブルーピリオド』を手掛け、『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』や『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』の吉田玲子。数々のアニメ作品を手掛けてきた彼女が、本作でも原作の魅力を映画として昇華させ、挑戦の物語を作り上げた。音楽には、『キャラクター』『ナラタージュ』をはじめとした作品のサウンドトラックを手掛け、『映画 えんとつ町のプペル』でアニー賞最優秀音楽賞にノミネートされた経験を持つYaffle。本作ではシーンに合わせてボーカル入りの楽曲を新たに書き下ろすなど従来の制作の枠組みを超えた取り組みを行った。○■特報映像、キャラクタービジュアルも公開特報映像は八虎の「今までずっと生きてる実感が持てなかった。あの絵を描くまでは――」というモノローグと共に、八虎が一見楽しそうに友人と戯れながら、どこか物足りなさを感じながら流される日々を過ごす姿で幕を明ける。そして渋谷の街に浮かびあがる印象的なカットから一転、1枚の絵との出会いのシーンと「俺の心臓は今、動き出したみたいだ」というセリフをきっかけに、超難関の美術大学・東京藝術大学を目指して奮闘する彼の挑戦が描かれていく、物語のはじまりの期待感に満ちた特報映像に仕上がった。同時に解禁になったビジュアルは、八虎、龍二、世田介、森まる4人のキャラクタービジュアル。アクリル板越しに実際に絵の具を使って絵を描く様子を接写で撮影した写真を使用し、キャンバスに見立てたレイアウトにそれぞれのキャラクターカラーがデザインされた。自分だけの色を見つける「挑戦の物語」という本作のテーマを表現し、「情熱は、武器だ。」の力強いコピーと各キャストの真剣な眼差しが印象的なビジュアルに仕上げた。そして、今回の映画『ブルーピリオド』の公開発表を記念して、出演キャストの4人が登場するライブ配信の実施も決定した。発表から3時間後にあたる22時から、映画『ブルーピリオド』公式Instagram、ならびにワーナー公式TikTokとYouTubeにて配信される。配信開始までの間に募集する視聴者からの質問にキャスト自ら答えていく企画や、本作の撮影時のエピソードなどを語り、豪華賞品が当たるプレゼント企画も用意しているという。さらに、東京で実施され好評を博した「ブルーピリオド展」が、12日より大阪南港ATCギャラリーにて「ブルーピリオド展in大阪」として開催される。原作漫画の原画などが展示されるほか、「映画『ブルーピリオド』の作り方」と題して、眞栄田、高橋、板垣の劇中衣装や、それぞれのキャストが撮影前に絵画練習を行って描いた絵画が展示される。会場は写真撮影も可能。また本作は、いつでも対象劇場で1,100円で鑑賞できるauスマートパスプレミアム会員特典サービス【au推しトク映画】にラインナップされている。○■眞栄田郷敦 コメント楽しいけどなんか浅い毎日。地に足がついてないような、自分を俯瞰で見てるような。苦しい時間は遅く感じて、楽しい時間は早く感じる。八虎と共に歩んでるような感覚になれる映画だと思います。「好きなことに人生の一番大きなウェイトを置く、これって普通のことじゃないでしょうか」という台詞の美しさ。その裏にある怖さやしんどさ、変わっていく自分や環境、それに伴う人間関係。そんなことを感じてもらいながら、今、自分の将来のことを考えてる人も、もう考えるのを辞めてしまった人も、自分の好きなことは何なのか、自分にとっての幸せは何なのか、改めて少し考えてみるきっかけになれば嬉しいです。そして、今もう既に戦ってる人は、この映画を見て少しでも希望を持ってもらって、これからも戦い続けてもらえればと思います。○■高橋文哉 コメントブルーピリオドという作品は存じ上げていましたが、作品を見た事はなく、お話を頂いて原作を読ませていただきました。作品全体にももちろんですが、鮎川龍二という人物に惹き込まれましたし、この人物を僕が演じる事が出来るのか不安を感じました。でも、同時にドキドキとワクワクが止まりませんでした。こんなにも素敵なキャラクターでこの作品の圧倒的な魅力にもなる、ユカちゃんを任せていただける事を本当に光栄に思いました。やるからには鮎川龍二の魅力を忠実にできる限り膨らませられる様に全身全霊でこの役に挑みました。役作りでいうと、日本画の練習などもしましたが、身体的にも自分とユカちゃんに僕自身が境界線を感じない位まで追い込みました。大変なこともありましたが、本当に楽しかったです。そんな鮎川龍二を皆さんにも是非見て頂けたら嬉しく思います。僕がやれる事やるべき事やりたい事をユカちゃんや八虎のようにこの作品に詰め込んでおります。皆様、是非劇場へ。○■板垣李光人 コメント今回このお話をいただき、趣味程度ではありますがインプットとしてもアウトプットの手段としてもアートを嗜む身としてはいっそう身に入るものがありました。また原作においても、元々アートをテーマとしたストイックな作品として存じ上げておりましたし、高橋世田介というキャラクターにも共感する部分が多かったため、とても運命を感じております。"好き"を追い求めることは決して逃げや楽なことではないのだと、その道中には何度も傷付き幾重にも重なる壁が待っているということ。そしてその先には広い海が全ての人を待っていることを教えてくれる作品になっていると思います。夢を追う人も、その傍で支えている人も、いろいろな方に観ていただきたいです。■桜田ひより(役名:森まる)コメントまずは、萩原監督とまた一緒に作品を作れる喜びと期待感を感じ、同時に八虎の人生を変えるきっかけを作った森まる先輩という、物語のキーとなる役を演じられるワクワクも感じました。自分は今まで絵の世界に触れる機会があまりなかったので、練習期間は毎回学ぶことだらけでした。中々体験できることではなかったので、本当に貴重な経験をさせていただきました。学校の穏やかさから、張り詰めた緊張感が漂う予備校まで、見どころ満載の映画になっているので、皆さん楽しみにしていてください○■山口つばさ(原作) コメント(完成した映画を観て)自分が漫画として書いていた時には見えてなかった景色や役者さんが演じるキャラクターの表情、言葉を発するまでの”間”の感覚など漫画ではできなかったことがたくさん表現され、各シーンで作り物ではないリアリティを感じられた、映画『ブルーピリオド』に率直に感銘を受けました。そしてキャストの皆さんは多くの時間をかけ絵画練習をされ、私が初めて現場でその様子を見た時には皆さんの所作が絵描きのそれになっていて、ただただ驚きました。中でも眞栄田さんにお会いした際には「同級生の矢口くん」に会ったような、気まずさすらも感じてしまうほどでした。企画の段階からこの作品をどう映画にするのか?ご自身のビジョンを明確に持ち、常に観客に向かって映画を届けようと考えていた萩原監督にお任せすることができて、本当に良かったです。人が何かを始めようとするときの熱量を皆さんにも感じてもらえたら嬉しいです。○■萩原健太郎監督 コメント山口つばさ先生が作り上げた『ブルーピリオド』という完成された作品を実写映画化する上で最も大切にしたこと、それは原作の中心にもある問い『芸術は才能なのか?』に映画として挑むことでした。才能がないのに好きな事に挑戦するのは無駄なことなのか?情熱が才能を凌駕する武器になり得るのか?これは八虎のように自分が進む道を模索している世代だけでなく、何かに情熱を注ぐことに夢中で挑戦する全ての世代が楽しめる映画です。ご期待ください。【編集部MEMO】『ブルーピリオド』原作は2017年6月より月刊アフタヌーンで連載され、「TSUTAYAコミック大賞」「このマンガがすごい!」など国内の主要漫画賞にノミネート、「マンガ大賞2020」を受賞。アニメ版も好評を博し、舞台かもされている。(C)山口つばさ/講談社 (C)2024映画「ブルーピリオド」製作委員会
2024年04月02日カントリー&フォークをルーツとしたシンガー・眞名子新(読み:まなこあらた)の新曲「ニューアイズ」が、本日3月27日(水) に配信リリースされた。「ニューアイズ」は、5月8日(水) に発売されるEP『カントリーサイドじゃ普通のこと』からの先行シングル第2弾。イントロのアルペジオから透明感のある美しい音色を奏でており、「悲しみは誰のもの 抱えきれず押し付け合っている 僕らニューアイズ 見違えるようなんだ でもときめいてはない」という歌詞の内容に表現されているように、情報であふれかえる現代社会への冷静な風刺や、メッセージ性も含まれている。<配信情報>眞名子新「ニューアイズ」配信中眞名子新「ニューアイズ」ジャケット配信リンク:<リリース情報>眞名子新 新作EP『カントリーサイドじゃ普通のこと』5月8日(水) リリース価格:2,310円(税込)眞名子新『カントリーサイドじゃ普通のこと』ジャケット【収録内容】1. ライリーストーン2. 月の兵士3. スターシップ4. ニューアイズ5. 一駅6. 川沿い<ツアー情報>眞名子新『カントリーサイドじゃ普通のこと』リリースワンマンツアー眞名子新『カントリーサイドじゃ普通のこと』リリースワンマンツアー 告知画像6月8日(土) 東京・吉祥寺キチム※弾き語りワンマン6月15日(土) 福岡・LIV LABO※弾き語りワンマン6月21日(金) 京都nano※弾き語りワンマン6月23日(日) 岡山・MO:GLA※弾き語りワンマン6月29日(土) 北海道・札幌 brew it※弾き語りワンマン6月30日(日) 宮城・仙台retro BackPage※弾き語りワンマン7月5日(金) 愛知・名古屋KD ハポン※バンドセットワンマン7月12日(金) 大阪NOON+CAFÉ※バンドセットワンマン7月19日(金) 東京 新代田FEVER※バンドセットワンマンチケット情報:()公式X:
2024年03月27日眞名子新(読み:まなこあらた)の新曲「ライリーストーン」のMusic Videoが、3月14日(木) 21時にプレミア公開されることが決定した。眞名子は、カントリーミュジックやフォークミュージックをルーツとし、癒やされるような清廉さがある一方で、感情に訴えるような情感あふれる歌声と心に寄り添った歌が特徴的な注目の若手シンガー。「ライリーストーン」は、5月8日(水) に発売されるEP『カントリーサイドじゃ普通のこと』に収録される。今回のMVは、固定カメラワンカットでの撮影で、極限までシンプルに拘った作品であり、昨今のMVとは一線を画す内容となっている。また、EPからの先行シングル第2弾となる「ニューアイズ」が、3月27日(水) に配信リリースされることが発表された。眞名子新「ライリーストーン」MV※3月14日(木) 21:00 プレミア公開<配信情報>眞名子新「ニューアイズ」3月27日(水) 配信リリースPre-add / Pre-saveリンク:<リリース情報>眞名子新 新作EP『カントリーサイドじゃ普通のこと』5月8日(水) リリース価格:2,310円(税込)眞名子新『カントリーサイドじゃ普通のこと』ジャケット【収録内容】1. ライリーストーン2. 月の兵士3. スターシップ4. ニューアイズ5. 一駅6. 川沿い<ツアー情報>眞名子新『カントリーサイドじゃ普通のこと』リリースワンマンツアー眞名子新『カントリーサイドじゃ普通のこと』リリースワンマンツアー 告知画像6月8日(土) 東京・吉祥寺キチム※弾き語りワンマン6月15日(土) 福岡・LIV LABO※弾き語りワンマン6月21日(金) 京都nano※弾き語りワンマン6月23日(日) 岡山・MO:GLA※弾き語りワンマン6月29日(土) 北海道・札幌 brew it※弾き語りワンマン6月30日(日) 宮城・仙台retro BackPage※弾き語りワンマン7月5日(金) 愛知・名古屋KD ハポン※バンドセットワンマン7月12日(金) 大阪NOON+CAFÉ※バンドセットワンマン7月19日(金) 東京 新代田FEVER※バンドセットワンマン■オフィシャル先行:3月20日(水・祝) 23:59まで()公式X:
2024年03月12日俳優の奥平大兼と鈴鹿央士がW主演を務める映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』(公開中)のメイキング映像が12日、公開された。○■映画『PLAY!』ゲームプレイシーンの裏側収めたメイキング映像今回公開されたのは、試行錯誤しながら行われたゲームプレイシーンの裏側を収めたメイキング映像。公開前日に解禁となった翔太(奥平)と達郎(鈴鹿)が放課後にはじめて出会い、オンライン上でゲームをする様子が描かれたシーンは、劇中での2人はお互いの家からオンラインゲームにログインし、ボイスチャットでやり取りをしながらゲームをするのだが、実際の撮影では奥平と鈴鹿は、撮影時にお互い相手のシーン撮りの現場に赴き、同じ空間で相手との掛け合いの芝居をしていた。メイキング映像では、翔太の部屋のシーンでスタッフから状況の説明を受けた後、ゲーム初心者・翔太を演じる奥平がPC画面に向かうそばで、天才ゲーマー・達郎として指示を出す鈴鹿、達郎の家のシーンでも同様に今度は鈴鹿の会話の相手役を裏で奥平が務めるといった様子が収められている。また、eスポーツを題材にした同作の要となるゲームプレイシーンは、監督が大まかな試合の展開を決めて「球が来た!」「亘が弾いた!」などの指示を出し、キャストがその情景を真っ黒なPCモニターの前で想像しながら演技。奥平と鈴鹿は「これまで経験したことのない撮影方法だった」と振り返っており、「最初と最後では撮影の仕方も違って、それが普段できない体験で新鮮でした」(奥平)、「画面にパラパラ漫画みたいに車とゴールが映し出されていて、監督が『ゴール!』と言ったらゴールの歓喜のお芝居をすることもありました。撮影が進んでいくと、後半は上級者のスーパープレイ集の動画を見て自分がプレイするイメージをしながらリアクションをしたり、今までにない経験でした」(鈴鹿)と話している。古賀プロデューサーは「3人とも器用ですし、ロケットリーグをやり込んでもらっていたので、展開を話すだけで理解してくれました」と奥平・鈴鹿、そして亘役の小西に称賛の言葉を贈った。【編集部MEMO】映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』は徳島県の高専(高等専門学校)を舞台に実在の男子学生をモデルに描いた青春映画。 学校の壁に貼られたeスポーツ勧誘ポスターを見た翔太(奥平大兼)は興味を持ち、eスポーツ上位ランカーでポスターを作った張本人、1学年先輩の達郎(鈴鹿央士)に連絡する。達郎のクラスメイトでたまたま席が近かったVチューバ―好きの亘も巻き込み、本来なら学校生活で交わることのなかった3人が、にわかチーム・アンダードッグス(かませ犬)を結成して、全国大会に挑む。(C)2023 映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』製作委員会
2024年03月12日映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』(公開中)の公開記念舞台挨拶が9日に行われ、奥平大兼、鈴鹿央士、小倉史也、古厩智之監督が登場した。同作は徳島県の高専(高等専門学校)を舞台に実在の男子学生をモデルに描いた青春映画。学校の壁に貼られたeスポーツ勧誘ポスターを見た翔太(奥平大兼)は興味を持ち、eスポーツ上位ランカーでポスターを作った張本人、1学年先輩の達郎(鈴鹿央士)に連絡する。達郎のクラスメイトでたまたま席が近かったVチューバ―好きの亘(小倉史也)も巻き込み、本来なら学校生活で交わることのなかった3人が、にわかチーム・アンダードッグス(かませ犬)を結成して、全国大会に挑む。○■映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』舞台挨拶にキャスト登場古厩監督はキャストの印象について「奥平くんは“映画っぽい俳優だな”と思ってて、立ってるだけで絵になる、風景の一部になれるところがってすごい。奥平くんの前では海も林も風も一緒というか、野生動物なのかという感じもします」と表す。また「鈴鹿くんは、(演じる)達郎が最初、ひどいやつじゃないですか。人を人とも思ってないような。(鈴鹿は)それと全く逆の優しさや思いやりがある感じがする。人を人として見てる。『芸能人ぽくないな、この人』と思ってて、人と通じる心を持ってる人。しかもイケメン。『鈴鹿くんじゃん!』と思ってお願いして」と経緯を明かすと、奥平が吹き出し、鈴鹿は「なんで笑ってるの!?」とツッコミ。奥平は「その通りだなと思って」と弁解していた。最後に「小倉くんは、面白ければいいなと思っていろんな方に会ったんですけど、あんまりピンとこなくて。そしたら、小倉くんと会ったときに聞いてもないのに『僕、今、彼女と同棲しているんです』と」と恋愛事情を暴露し、会場は騒然。小倉は「もう別れてます」と苦笑し、監督は「『猫も飼ってるんですよ』とか話して、それがすごく面白くて、この子がいいなと思って」と続ける。「猫はあっち(別れた彼女)です」という小倉に、鈴鹿は「事務所の人大丈夫ですか!?」と心配。小倉は「大丈夫です、全然大丈夫です、なんでも大丈夫ですから」と頷いていた。奥平も笑いが止まらない様子だったが、監督からの言葉を受けて「監督が『自由にお芝居していいよ』とおっしゃってくださって、ある意味何も考えずその場で生きるということができた」と感謝する。鈴鹿も「仲間、青春の物語でもあるし、達郎という人がどういう感じで変わっていくかなとかというのを考えて、引き算しながらやってたらこうなりました。大兼が自由にお芝居してくれたし、小倉くんも楽しかったしキャラ立ちがすごいじゃないですか」と周囲に感謝するも、なぜか急に小倉に「さっきメガネしてた?」と尋ね、「してないしてない」と否定される一幕も。小倉は「彼女の話が頭にあって……」と苦笑しつつ、「(演じたの亘は)卑屈なヤバいやつだと思うんですけど、ちょっとだけ似てる部分はあるんです。斜に構えたりしてた時期もありまして、そういう自分を使えたらいいんじゃないかと思いまして、素の感じをイメージして自然にやっていました」と語った。
2024年03月09日俳優の奥平大兼と鈴鹿央士がW主演を務める映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』(3月8日公開)の本編映像が7日、公開された。○■eスポーツチーム・アンダードッグス初めての練習シーン公開今回公開されたのは、翔太(奥平)と達郎(鈴鹿)がはじめて出会い、オンライン上でゲームをする様子が描かれた本編映像。会った当日にすぐ、オンラインに呼び出された翔太は、ゲーム初心者ながらいきなり「ロケットリーグ」をプレイする事に。ハンドルネームは“ゲームに登場しそうな武器名”というチームのルールに従って、翔太は「りゅうのつるぎ」とい強めの武器名をつける。自身の強さと釣り合わない、「きのぼう」という弱そうなハンドルネームをもつ天才ゲーマー・達郎は「強そうだね、いい度胸」と笑みを浮かべ反応する。しかし、いざゲームをはじめると「ロケットリーグ」未経験の翔太は操作に悪戦苦闘。困惑する翔太に、先輩の達郎は「習うより、慣れろ」「コツはない、練習あるのみ」とスパルタ指導をしていく。素っ気ないアドバイスに困惑しつつも、翔太はどんどん競技のおもしろさにハマっていく。相手の懐に入り込むのが上手いお茶目な翔太と、人に心を開くまでに時間が掛かりそうな雰囲気で冷静な達郎の、どこかぎこちない10代の距離感がリアルに描かれた映像となっている。【編集部MEMO】映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』は徳島県の高専(高等専門学校)を舞台に実在の男子学生をモデルに描いた青春映画。 学校の壁に貼られたeスポーツ勧誘ポスターを見た翔太(奥平大兼)は興味を持ち、eスポーツ上位ランカーでポスターを作った張本人、1学年先輩の達郎(鈴鹿央士)に連絡する。達郎のクラスメイトでたまたま席が近かったVチューバ―好きの亘も巻き込み、本来なら学校生活で交わることのなかった3人が、にわかチーム・アンダードッグス(かませ犬)を結成して、全国大会に挑む。(C)2023 映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』製作委員会
2024年03月07日眞名子新(読み:まなこあらた)が、新作EP『カントリーサイドじゃ普通のこと』を5月8日(水) にリリースすることが決定した。眞名子は、カントリーミュージックやフォークミュージックをルーツとし、癒やされるような清廉さがある一方で、感情に訴えるような情感あふれる歌声と心に寄り添った歌が特徴的な若手シンガー。併せて、EPに収録される新曲「ライリーストーン」の先行配信が本日3月6日(水) よりスタートしている。また、『カントリーサイドじゃ普通のこと』のリリースを記念したワンマンツアーの開催が発表された。チケット先行受付を3月20日(水・祝) まで実施中。<配信情報>眞名子新「ライリーストーン」配信中眞名子新「ライリーストーン」ジャケット<リリース情報>眞名子新 新作EP『カントリーサイドじゃ普通のこと』5月8日(水) リリース価格:2,310円(税込)眞名子新『カントリーサイドじゃ普通のこと』ジャケット【収録内容】1. ライリーストーン2. 月の兵士3. スターシップ4. ニューアイズ5. 一駅6. 川沿い<ツアー情報>眞名子新『カントリーサイドじゃ普通のこと』リリースワンマンツアー眞名子新『カントリーサイドじゃ普通のこと』リリースワンマンツアー 告知画像6月8日(土) 東京・吉祥寺キチム※弾き語りワンマン6月15日(土) 福岡・LIV LABO※弾き語りワンマン6月21日(金) 京都nano※弾き語りワンマン6月23日(日) 岡山・MO:GLA※弾き語りワンマン6月29日(土) 北海道・札幌 brew it※弾き語りワンマン6月30日(日) 宮城・仙台retro BackPage※弾き語りワンマン7月5日(金) 愛知・名古屋KD ハポン※バンドセットワンマン7月12日(金) 大阪NOON+CAFÉ※バンドセットワンマン7月19日(金) 東京 新代田FEVER※バンドセットワンマン■オフィシャル先行:3月20日(水・祝) 23:59まで()公式X:
2024年03月06日山下智久主演ドラマ「ブルーモーメント」に、水上恒司と夏帆がレギュラー出演することが決定した。本作は、甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で命がけで救助に立ち向かうSDM本部(特別災害対策本部)メンバーの奮闘物語。「中学聖日記」でドラマデビューを果たし、『望み』や朝ドラ「ブギウギ」などに出演した水上さんが演じるのは、東京消防庁・消防救助機動部隊に所属する優秀なレスキュー隊員で、晴原(山下さん)の亡き婚約者のいとこ・園部優吾。中学生のころ、奥多摩に山岳部で登山した際に遭難してし、その際、レスキュー隊員の佐竹尚人に救われたことでレスキュー隊員に憧れを抱き、優秀なレスキュー隊員へと成長を遂げる。また、佐竹がSDM消防班統括責任者に選ばれると、優吾も参加することに。だが、過激な進め方をする晴原と対立することも。そして、優吾にとって晴原の婚約者は姉のような存在で強く憧れていたため、晴原に強い対抗心を抱いている。山下さんとは今回が初共演となる水上さんは、「山下さんがどんな晴原を作って来られるのだろうと、とても楽しみです。1・2話で優吾が晴原に対してぶつける言葉が、作品にとっても晴原にとっても非常に大事なせりふになっていくので、最初から勝負をかけて頑張りたいと思っています」と意気込み、「エンターテインメントというものが直接何かを救えるようなものではないということは分かりつつも、その力を信じて、見てくださる方々が“明日も頑張ろう”“こんな人たちが本当にいてくれたらいいな”と思ってもらえるように、そして、本当にSDM本部のような部隊を作ってもいいのかなと思わせられるような作品にしていけるように頑張ります」と視聴者へメッセージ。夏帆さんが演じるのは、ドラマのオリジナルキャラクターである天才脳外科医・汐見早霧。若くして神の腕を持つも、病院内で起きたある出来事をきっかけにメスを握れなくなってしまい、総合診療科への異動を命じられてしまったが、高難度の手術で命を救うことが自分の存在価値だと思ってきた彼女は、まだ現実を受け止めきれていなかった。そんな中、病院でも居場所がなかったため、専属の医師を必要としていたSDMに派遣される。災害医療にモチベーションが湧かない早霧だが、そこで晴原たちの様子を目の当たりにし…。「初の医師役ということもあり、医療用語が並ぶセリフや所作など、初めて経験することがたくさんあります。台本を読んでいてもまだ自分が演じている姿が想像できませんが、未知の世界に飛び込めることに、とてもワクワクしています」と心境を明かした夏帆さんは、「(早霧は)どこかミステリアスでクールなキャラクターですが、そのなかにある人間らしさを大切に演じていきたいと思っています。自分の使命は医療と関わっていく中で人を助けることだと思っているけど、あることをきっかけにメスを握れなくなった彼女が、どんなふうに成長していくのか…私も楽しみですし、見てくださる方も楽しみにしていただけたらうれしいです」とコメントしている。「ブルーモーメント」は4月、毎週水曜日22時~フジテレビにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2024年02月20日當真あみがテレビドラマ初主演、奥平大兼が共演するNHK第47回創作テレビドラマ大賞「ケの日のケケケ」が3月に放送。“感覚過敏”の高校生が、仲間とともに自分の居場所づくりをしようとする姿を通して、全ての「生きづらさ」を感じる人々に勇気を届ける27歳の俊英女性脚本家のデビュー作となる。片瀬あまね(當真あみ)が生きる世界は、刺々しくうるさくて、過剰にまぶしい。感覚過敏と共に生きるあまねが入学した東高校には、部活動への入部を強制する校則が存在した。聴覚、視覚、味覚が特に過敏で、昼休みを教室で過ごすことも難しいあまねにとって、部活は非常に難易度が高い。そこであまねは、同じく部活に入りたくないという同級生・進藤琥太郎(奥平大兼)と共に、校則を守りながらも人生を休憩したい人のための同好会、「ケケケ同好会」を設立することに決める。“感覚過敏”の主人公あまね役にはテレビドラマ初主演の當真あみ、あまねの理解者となる琥太郎役に奥平大兼。ほかにも小宮山莉渚、望月歩、中井友望、伊礼姫奈といった若手俳優陣が共演。さらに尾野真千子、岡山天音、山田キヌヲ、板橋駿谷など実力派の俳優たちが脇を固め、「令和時代の新たな青春物語」を届ける。演出は「エンジェルフライト国際霊柩送還士」「外事警察」の堀切園健太郎(NHKエンタープライズ)。Ryu Matsuyamaの透明感あふれる音楽にのって紡がれる映像美、宝石のような短編ドラマが誕生した。當真あみ&奥平大兼よりコメント到着<主演・當真あみ>當真あみ「ケの日のケケケ」で片瀬あまねを演じました、當真あみです。私が演じたあまねは光や音に敏感で、食べられる物と食べられない物などがある感覚過敏の女の子です。感覚過敏とは何か、あまねはどんな世界で生きているのかを知る必要があり、感覚過敏を知っていく中で自分にとって普通だと思っていた事が全くそうでは無いという事に気付かされました。個人差があり、人それぞれな感覚。どうにもならないことばかりでも自分が自分でいられるよう努力するあまねの姿とともに、感覚過敏について見る方に知っていただけると嬉しいです。<奥平大兼>奥平大兼「ケの日のケケケ」で進藤琥太郎を演じました、奥平大兼です。琥太郎という役柄について、個人的に最初の方は理解するのに時間がかかった記憶があるのですが、その中で役柄に歩み寄っていくのが楽しかったです。當真あみさんとは少し前にドラマで共演して以来で、今回も不思議な関係値だったので、作品に入る前にどのように演じるか楽しみにしていました。撮影させていただいた学校がとても綺麗な風景で、季節的に秋というのもあり、気持ちがすごく落ち着いた状態で撮影出来ました。また、この作品ならではのゆったりした空気感がとても居心地良かったです。この作品に出てくる子たちは、みんな自分の中のやりたいことや、正しいと信じているものに正面からぶつかって、頑張っている子たちだと思います。そんなみんなの姿と、この作品に流れている独特な空気もぜひ感じながら見て頂きたいなと思います。<作・森野マッシュ>はじめまして、森野マッシュです。こうしてみなさまにご挨拶できるのも、大賞をいただけたからこそ。嬉しすぎるからもう一度、はじめまして! 「ケの日のケケケ」は、私が思う愛おしい人たちをたっぷり詰め込んだお話です。希望を探そうとすることすらしんどくて、上どころか前すら向けないし、歩くとか絶対無理。そういう日々の中で観ても辛くならない作品を目指して書きました。どうか、楽しんでいただけますように!創作テレビドラマ大賞「ケの日のケケケ」は3月26日(火)22時~NHK総合・BSプレミアム4Kにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2024年02月19日奥平大兼が、第47回創作テレビドラマ大賞受賞作『ケの日のケケケ』に出演することが発表され、併せて出演コメントが公開された。本作は27歳の俊英脚本家・森野マッシュのデビュー作で、“感覚過敏”の一人の高校生の少女が仲間とともに自分の居場所づくりをしようとする姿を通してすべての「生きづらさ」を感じる人々に勇気を届ける物語。主人公のあまね役はテレビドラマ初主演の當真あみ。奥平はあまねの理解者・琥太郎を演じる。そのほか、尾野真千子、岡山天音、山田キヌヲ、板橋駿谷が出演。演出は『エンジェルフライト』『外事警察』の堀切園健太郎(NHKエンタープライズ)、音楽はRyu Matsuyamaが担当する。『ケの日のケケケ』は、3月26日(火) 22時よりNHK総合・BSプレミアム4Kにて放送予定。■進藤琥太郎役・奥平大兼 コメント『ケの日のケケケ』で進藤琥太郎を演じました、奥平大兼です。琥太郎という役柄について、個人的に最初の方は理解するのに時間がかかった記憶があるのですが、その中で役柄に歩み寄っていくのが楽しかったです。當真あみさんとは少し前にドラマで共演して以来で、今回も不思議な関係値だったので、作品に入る前にどのように演じるか楽しみにしていました。撮影させていただいた学校がとても綺麗な風景で、季節的に秋というのもあり、気持ちがすごく落ち着いた状態で撮影出来ました。また、この作品ならではのゆったりした空気感がとても居心地良かったです。この作品に出てくる子たちは、みんな自分の中のやりたいことや、正しいと信じているものに正面からぶつかって、頑張っている子たちだと思います。 そんなみんなの姿と、この作品に流れている独特な空気もぜひ感じながら見て頂きたいなと思います。■主演・片瀬あまね役・當真あみ コメント『ケの日のケケケ』で片瀬あまねを演じました、當真あみです。私が演じたあまねは光や音に敏感で、食べられる物と食べられない物などがある感覚過敏の女の子です。感覚過敏とは何か、あまねはどんな世界で生きているのかを知る必要があり、感覚過敏を知っていく中で自分にとって普通だと思っていた事が全くそうでは無いという事に気付かされました。個人差があり、人それぞれな感覚。どうにもならないことばかりでも自分が自分でいられるよう努力するあまねの姿とともに、感覚過敏について観る方に知っていただけると嬉しいです。■作・森野マッシュ コメントはじめまして、森野マッシュです。こうしてみなさまにご挨拶できるのも、大賞をいただけたからこそ。嬉しすぎるからもう一度、はじめまして!『ケの日のケケケ』は、私が思う愛おしい人たちをたっぷり詰め込んだお話です。希望を探そうとすることすらしんどくて、上どころか前すら向けないし、歩くとか絶対無理。そういう日々の中で観ても辛くならない作品を目指して書きました。どうか、楽しんでいただけますように!■制作統括・落合将 コメント創作テレビドラマ大賞、今年の受賞作は、「刃のような」作品だと私は捉えています。令和世代の森野さんのデビュー作は、一読して痛烈に従来の昭和的価値観に疑問を投げかけているように感じました。「人は等しくみな平等」「頑張れば夢は叶う」「話をすれば理解しあえる」「家族も夫婦も皆仲良く、それが幸福」と高度経済成長期の昭和がアナウンスしてきた言葉たちは令和の今、大きく綻んで、格差社会の中で収入も二極化し、家族も持てない恋愛もできない、そんな単身者世帯だらけ、が令和の日本の現実となっています。『ケの日のケケケ』は一人の高校生の今を描くことで、昭和的な価値観のゆるやかな強制を風刺して、「人間はそんなに単純なものではない」「無神経で理不尽な現実から、自らの強い意志で距離をとって、命がけで守るべきものがある」というような、悲鳴に近い叫び声を若き作者があげている気がしました。私たちが生きている日常での現実の人と人との生のぶつかり合いには、とても複雑な情報性と深い魂のやりとりの世界が隠されている。そして人間は、不条理な「けもの」を内面に飼っている単純化できない生き物である。私はそういう世界を描いて、戦後の日本の社会が人々にあてはめようとしてきたつまらない価値観に反逆したい、という静かな怒りが、無意識かもしれませんが、令和世代の森野さんのこの台本からは聞こえてくる気が私はしました。27歳の俊英作家の全く「新しい」透明な叫び声に、このドラマに触れることで、耳をすませていただけたら。■演出・堀切園健太郎 コメント若者の生きづらさはいつの時代にもあるが、あまりにも繊細なその配慮のあり様に舌を巻く。しかし、描かれる世界はまさに社会の縮図だ。多様性が叫ばれ過度な優しさが求められる時代に、どの視点でこの物語を捉えるかで自分の立場を見透かされる。悩み、苦しみ、傷ついた主人公が自らの手で居場所を勝ち取ろうとする姿は、若者だけでなく大人へのメッセージだ。デリケートな題材を真面目で誠実なだけの描写に留めず、物語として昇華させている点はこの脚本の大きな魅力である。実際の当事者から話を聞きながら、この難役を繊細かつ前向きに、時にコミカルに演じてくれた當真さんは、今の彼女にしか演じられない魅力に溢れている。<番組情報>創作テレビドラマ大賞『ケの日のケケケ』3月26日(火) 22:00~ NHK総合・BSプレミアム4K作:森野マッシュ音楽:Ryu Matsuyama演出:堀切園健太郎(NHK エンタープライズ)■出演當真あみ奥平大兼小宮山莉渚望月歩中井友望伊礼姫奈/岡山天音山田キヌヲ板橋駿谷尾野真千子
2024年02月19日映画『PLAY ! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』で、eスポーツに青春をかける高校生を熱演した奥平大兼さんと鈴鹿央士さん。俳優としてめざましい活躍が続く彼らが、本作を通して感じた芝居への想いとは。――映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』で、初共演を果たしたお二人。今作は、性格や家庭環境などまったく違う3人の高校生がチームを組み、eスポーツ『ロケットリーグ』の全国大会を目指すという実話をもとにした物語です。奥平さんは、ご自身が演じる翔太と、鈴鹿さん演じる達郎のバランスを見せるのに苦労したと話されていましたね。それぞれ、どのように役と向き合っていましたか。奥平大兼:もうひとりのチームメイトである亘(小倉史也)を含め、それぞれが今抱えている悩みとか背景などを、まったく話したりはしないんです。親友かといったらそうでもなくて、ちょっと不思議な関係の3人。仲良しの雰囲気を出すのは一番簡単な表現方法だけど、そうではなくあくまでも同じ目標を持つ仲間、という認識で臨みました。監督も僕らに自由にお芝居をさせてくれたというのもあって、それぞれが自分の役どころや3人の関係性を解釈して、お芝居をしていたと思います。鈴鹿央士:僕が演じた達郎は、もともとは人間を人間として見ていないようなタイプの人なんですけど、仲間に対する憧れみたいなものは実は3人の中で一番強いんだろうな、と思っていました。仲間ができた喜びを感じながらも表に出すことはしないのですが、少しずつ変わっていく意識を達郎に吹き込んでいく感覚で演じました。――お芝居がそれぞれに任されていた部分があったということは、お互いの表現や、想いを擦り合わせていくような作業も必要だったのでは?奥平:そうですね。だって僕や央士くんだけじゃなく、みんなが自由に演じていたし、ゲームシーンはほぼアドリブみたいなもので。鈴鹿:うん、そうだったかも。奥平:でも予想外のお芝居を受けたりするけど、その時の空気感やお互いの想いを酌んで生まれたお芝居が、リアルに近いのかもしれないとも思いました。その感覚は、役としても僕としても楽しかった。鈴鹿:あるシーンの撮影で、いろんな都合が重なってしまい、僕がやりづらさを感じてしまったんです。そうしたら大ちゃん(奥平)が「僕がこうしますよ」っていろんなアイデアを出してくれて。その結果、僕はすごくやりやすくなったし、みんなが納得して動けたと思っています。一方でテストや本番では言葉ではなく、こういう芝居どう?って感じに想いを芝居で記してくれるところもあったりして、すごく楽しかったです。奥平:みんながお互いにカバーし合ってたよね。――役の上だけではなく、現場のチームワークも高まったんですね。今作の魅力を教えてください。奥平:お互いをよく知らない3人が、eスポーツを通して熱くなっていくところです。高校時代の、この時期ならではの熱量の高さというのは、大きな魅力です。鈴鹿:日本で初めてeスポーツを題材にした映画だという新しさもありつつ、部活のことや恋愛など、青春映画としてのキラキラした部分もちゃんと組み込まれています。新しさと普遍的な部分の両方がミックスされて、現役高校生はもちろん、幅広い世代に届けられる映画だと思っています。――お二人は、熱量が思わず高くなってしまうことはありますか?奥平:僕は一つの作品を終えてクランクアップする時。それまで背負っていたものにバイバイしなければいけないのは、やっと終わったという達成感や嬉しさを感じつつも、ちょっと寂しい。特に自分の成長に繋がったり、大切な人たちと作り上げた作品の時は、泣きはしないけど想いが込み上げます。鈴鹿:クランクアップは確かに!あと僕は、最近初めてファンイベントをやったんですが、その時にも感じました。普段は画面越しに僕らの芝居を届けるばかりなので、イベントでファンの方たちの顔を直接見られた時に、わ、これはちょっとやばい…ってなって。誰かを応援したり好きになったりする気持ちって、すごく特別ですよね。みなさんが僕のドラマや映画を人生の楽しみにしてくれているのを知って、だから僕は頑張れるんだという実感が湧きました。奥平:生でファンのみなさんと会える機会は、貴重ですね。――ちなみに、テンションが高くなるとどうなりますか?鈴鹿:叫んだりはしないけど(小さく)イエーイみたいな(笑)。奥平:そうだね。シンプルに気分いい人、みたいな感じです(笑)。『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』メンバー募集のポスターを見てやってきた翔太、ポスターを貼った張本人の達郎、達郎が強引に誘った亘の3人は、お互いのことをよく知らないまま“全国高校eスポーツ大会”にエントリー。eスポーツの『ロケットリーグ』で全国大会出場を目指す青春物語。3月8日(金)より全国ロードショー。配給・宣伝:ハピネットファントム・スタジオ(写真左)おくだいら・だいけん2003年生まれ、東京都出身。デビュー作は映画『MOTHER マザー』。配信作品『ワンダーハッチ ‐空飛ぶ竜の島‐』(Disney+)ほか主演作多数。(写真右)すずか・おうじ2000年生まれ、岡山県出身。『MEN’S NON-NO』専属モデル。出演作はドラマ『君に届け』(Netflix)ほか多数。主演ドラマ『闇バイト家族』(テレ東系)が放送中。ジャケット¥367,400シャツ¥80,300パンツ¥145,200(以上マルニ/マルニ ジャパン クライアントサービス TEL:0120・374・708)その他はスタイリスト私物※『anan』2024年2月21日号より。写真・土山大輔(TRON)スタイリスト・伊藤省吾(sitor)ヘア&メイク・速水昭仁(奥平さん)永瀬多壱(VANITES/鈴鹿さん)取材、文・若山あや(by anan編集部)
2024年02月16日俳優の奥平大兼が、8日に都内で行われた映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』(3月8日公開)の完成披露舞台挨拶に鈴鹿央士、小倉史也とともに登壇した。同作は徳島県の高専(高等専門学校)を舞台に実在の男子学生をモデルに描いた青春映画。学校の壁に貼られたeスポーツ勧誘ポスターを見た翔太(奥平大兼)は興味を持ち、eスポーツ上位ランカーでポスターを作った張本人、1学年先輩の達郎(鈴鹿央士)に連絡する。達郎のクラスメイトでたまたま席が近かったVチューバ―好きの亘も巻き込み、本来なら学校生活で交わることのなかった3人が、にわかチーム・アンダードッグス(かませ犬)を結成して、全国大会に挑む。○■奥平大兼、映画『PLAY!』完成披露舞台挨拶に登場イベントでは、海外出張のため欠席となった古厩智之監督からキャストそれぞれにメッセージが送られる。古厩監督は、鈴鹿のキャスティングについて「達郎はひねくれてる。人を人とも思ってない。そういう人が演じたら最悪だ。じゃあ、すごく華があって正反対の優しい鈴鹿くんがやったらどうなるだろう? と思い、お願いしました。ハマるだろうかと、ハラハラしていました」とコメント。これを聞いた鈴鹿は照れた表情を見せる。今作で鈴鹿と一緒のシーンが多かったという奥平は「役者さんってそれぞれやり方が違うと思うんですけど、(央士くんは)僕と正反対と言っていいほど、お芝居のアプローチが違う方」と印象を明かす。「達郎を央士くんが演じてくれたことで、できることが本当に幅広くなった。それは央士くんにしかできないことだなと思います」と熱く語った。これに鈴鹿が「ありがとう……」としみじみと返すと、奥平も照れ臭そうに笑顔を見せていた。
2024年02月08日俳優の鈴鹿央士が、8日に都内で行われた映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』(3月8日公開)の完成披露舞台挨拶に奥平大兼、小倉史也とともに登壇した。同作は徳島県の高専(高等専門学校)を舞台に実在の男子学生をモデルに描いた青春映画。学校の壁に貼られたeスポーツ勧誘ポスターを見た翔太(奥平大兼)は興味を持ち、eスポーツ上位ランカーでポスターを作った張本人、1学年先輩の達郎(鈴鹿央士)に連絡する。達郎のクラスメイトでたまたま席が近かったVチューバ―好きの亘も巻き込み、本来なら学校生活で交わることのなかった3人が、にわかチーム・アンダードッグス(かませ犬)を結成して、全国大会に挑む。○■鈴鹿央士、青春時代はアリアナ・グランデに夢中“青春×eスポーツ”をテーマにした同作にちなみ、「自身が青春時代にハマっていたもの」についてトークが進むと、鈴鹿は「アリアナ・グランデ」と回答。「すごくアリアナ・グランデさんが好きで、学生時代に音楽をたくさん聴いていて。アリアナさんがいつか日本に来たときに喋れるようになろうと思って、学生時代に英語を勉強し始めたきっかけの人。僕の青春はアリアナ・グランデ」と振り返った。この話を聞いた小倉が「(鈴鹿は)語学勉強に関してすごい努力家」と話し、撮影が行われた徳島でも韓国語を勉強していたと明かす。そのきっかけについて聞かれると鈴鹿は「NewJeansです……(笑)」と告白。これに奥平は「撮影が終わってから東京で3人で会う機会があって、その時にずっとNewJeansの曲を流していて。僕全然知らなかったけど、だんだん聞いてくると覚えてくるんですよ(笑)。気づいたら僕も好きになっていた」と話し、笑いを誘っていた。
2024年02月08日西島秀俊が主演を務めるテレビ朝日ドラマプレミアム「黄金の刻」に、水上恒司が出演することが分かった。本作は、楡周平による小説「黄金の刻 小説 服部金太郎」の完全ドラマ化。日本初の腕時計、世界初のクオーツウォッチを発売したことで知られる「セイコーグループ」の創業者、服部金太郎の波乱の人生を重厚に描き出す。現在放送中の朝ドラ「ブギウギ」に出演する水上さんが演じるのは、主人公・服部金太郎(西島さん)の青年期。「様々な仲間と出会ったことで、西島秀俊さんが演じる大人の金太郎につながっていくというところは、僕も丁寧に演じたいと思っています」と語った水上さんは、「青年期の金太郎は、不器用ではあるのですが、真っすぐに、時間というものに魅了されていく男の子です。今回僕は、14歳から21歳までを演じさせていただきますので、その間の金太郎の成長度合いを見せていきたいなと考えています。14~15歳は抜けているところもあり、しかし、後に金太郎の妻となる山本まんと出会う21歳では、男としての魅力もにじませ、グラデーションをつけられれば。そこに、僕の個性も生かすことができればうれしいです」とコメント。また、西島さんとは『奥様は、取り扱い注意』以来の共演。「久しぶりに共演させていただき、『がんばろうな!』と温かい言葉をいただきました。1シーンだけご一緒させていただく機会があったのですが、再会はすごく嬉しかったです。本当に人柄の素敵な方で、またどこかでぜひ共演したいと強く感じさせていただきました」と良いコミュニケーションがあったことを明かしている。テレビ朝日ドラマプレミアム「黄金の刻」は3月、テレビ朝日系にて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2024年01月16日デビュー作の映画『MOTHER マザー』(2020年)で日本アカデミー賞など新人賞を総なめにし、その後、数々の映画やドラマで活躍している奥平大兼。ディズニープラス「スター」で12月20日より独占配信される日本発オリジナルファンタジー・アドベンチャー『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』では中島セナとW主演を務めた。奥平にインタビューし、本作の魅力や俳優業への思いなど話を聞いた。○想像力を用いて主人公を演じた『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』本作は、実写で描く現実世界「横須賀」と、アニメで描くドラゴンが棲む異世界「ウーパナンタ」の2つの世界が舞台。横須賀に住む空想好きな高校生・ナギ役を中島、ウーパナンタからやって来た落ちこぼれのドラゴン乗りの少年・タイム役を奥平が演じ、ナギの親友・ソン役をエマニエル由人、タイムが憧れるドラゴン乗りの英雄・アクタ役を新田真剣佑、謎のコンビニ店員・柴田/スペース役を森田剛が演じている。実写とアニメで2つの世界を描く本作において、奥平は想像力が求められたと振り返る。「CGが使われている作品なので、(タイムの相棒であるドラゴンの)ガフィンがいるものとして仮定しながら、タイムとナギとソンとガフィンという3人と1匹でお芝居をしないといけないというのは難しかったです。想像しながら演じるというのは、普段のお芝居とは違う脳を使うので」そして、「日本でこういう作品を作ること自体すごく珍しいことで、今後もなかなかできることではないと思うので、あまり難しく考えずに楽しんでほしいなと。アクションもあるし、画もきれいで、それを楽しんでいただくだけでもすごく魅力が詰まっている作品だと思います」と本作の魅力をアピール。「タイムから見習うところもあり、こういう子もいいんだなと思えるキャラクターなので、そういうところも見ていただきたいです」と語った。演じたタイムについては「すごく正直で素直な子」と紹介する。「見境なく人を信じる。人を全員平等に見ている子で、その感覚だと現代社会では生きていけないというか、どうしても人によって変わってくるところを、フラットに見られるのはすごいなと。違う世界の子なので、自分とはあまりにも似てないなと思いました」○「いつまでも甘えられる立場じゃない」年下の俳優が多い現場で実感デビューから3年。今の俳優業への思いを尋ねると、「今できるお芝居を大事にしたい」という思いが芽生えたと明かす。「どうしてかわかりませんが、以前出演した作品を見ると、今の自分と感覚が違うなと思ったんです。その当時も自分の感覚を信じて全力でやっているはずなので、1年前と今の自分の感覚が違うと思った時に、今の感覚で今しかできないお芝居をすることが大事なんだなと。あと5、6年したら高校生役もできなくなると思いますし、そういう意味でも、今できるお芝居を大事にしていきたいなと、今年を通じて思いました」今年9月20日に20歳を迎えたが、あまり変化は感じてないという。「お酒を飲むようになったぐらいで、あまり自分の中で変化はないです。正式に大人という類に入り、大人になったんだなというのは少しありますが、子供のままがいいなという思いもあります(笑)」今年7月期には日本テレビ系ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』でキーパーソン・星崎透を演じ注目を集めたが、年下の俳優が多く出演していた本作で芽生えた思いがあったという。「あんなに年下の子が多い現場は初めてで、だんだん年下の子が増えてくるんだなと感じ、いつまでも甘えられる立場じゃないなと思いました。若い世代の役者の一員としていさせていただいていますが、これから同世代の役者たちと切磋琢磨していけたらいいなと思います」○俳優業の楽しさは「年々増しています」俳優としてやっていく覚悟が固まった転機を尋ねると、「僕はデビュー作がそうでした」と『MOTHER マザー』を挙げた。「あの時に初めてお芝居して、公開まで1年あったのですが、その1年間ずっとお芝居したくて。公開されやっとデビューした時に、ありがたいことにいろんなお仕事をいただき、俳優としてやっていきたいという思いはその時から変わっていません」デビュー作にして演じる面白さを実感するも、「100%まだ味わえていない」と感じたそうで、「もっと楽しむ要素がたくさんあるんだろうなと思い、俳優って面白そうだな、やってみたいなと思いました」と振り返る。そして、作品を重ねるたびに俳優業の楽しさは増しているという。「年々増しています。もちろん大変なことも増えますが、作品で出会う人たちが好きで、演者さんもそうですが、監督やスタッフさんも全員好きなので、そういう方々ともう一度お会いできるようにこれからも頑張っていきたいと思います」と笑顔で語った。■奥平大兼2003年9月20日生まれ、東京都出身。映画『MOTHER マザー』(20)で長澤まさみ演じる秋子の息子・周平役としてデビュー。同作にて第44回日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめ、数々の新人賞を総なめにした。主な出演作に映画『マイスモールランド』(22)、『あつい胸さわぎ』(23)、『ヴィレッジ』(23)、『君は放課後インソムニア』(23)、ドラマ『恋する母たち』(20/TBS)、『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(23/日本テレビ)など。主演映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』が2024年3月8日に公開予定。スタイリスト:伊藤省吾(sitor)ヘアメイク:速水昭仁(CHUUNi Inc.)
2023年12月24日15歳の頃、初めてのオーディションで映画『MOTHER マザー』のメインキャストに抜擢され、その演技力に高い評価が集まった奥平大兼さん。日本アカデミー賞をはじめ、名だたる映画賞で新人賞を総なめにしたことで、ドラマや映画などのオファーが絶えない注目の役者となった。そんな奥平さんが新たに挑んだ作品が、実写とアニメが交錯するオリジナルファンタジー・アドベンチャー『ワンダーハッチ ‐空飛ぶ竜の島‐』。アニメの声優は初挑戦となった。――今作は、現実世界に生きる女子高生・ナギと、異世界から突然現実世界にやってきた、半人前のドラゴン乗り・タイムを主軸にした物語です。オファーをもらった時の感想を教えてください。最初に企画概要や資料などをいただいたんですが、文字だけだと理解するのが難しかったです。ただ、これをどう映像にするのか興味を持って。その後、萩原(健太郎)監督とプロデューサーとお会いして話したら、この難しい世界観を最高の形で映像に仕上げたいという想いの熱量がすごくて、心打たれました。大人が抱く本気の遊び心みたいなものを感じて、カッコよくてワクワクしたんです。――物語は“ウーパナンタ”という異世界のアニメから始まり、現実世界の実写へと舞台を移します。アニメと実写のお芝居をどう演じ分けましたか?タイムはアニメの世界から出てきたので、最初の頃は特に、いつものお芝居ではやらないようなアニメっぽい動き、例えば大きく腕を組むように意識したり、あえてセリフっぽく喋るようにしていました。アニメに声を入れたのは、実写パートの撮影後でしたが、お芝居をつなげるのはそれほど大変ではなくて。アニメ制作チームは、実写を見ながらタイムの動きなどを作ってくれたりと、役者たちがやりやすいような環境を整えてくれました。ありがたかったです。――初めてのアフレコの感想は?いつもは表情や体も使ってお芝居をするので、声と声のトーンだけでしか表現できないのは大変でした。アニメの動きに、セリフのスピードや間を合わせるのは、めちゃくちゃ難しくて。それと、今までの作品ではセリフを結構自由に変えさせてくれていたので、決められたセリフでお芝居をすることはあまりなくて。大変だったけど、でもいい経験になりました。――普段は、アドリブも多いということですか?はい。突拍子もないアドリブではないけど、デビュー当初からそうでした。台本上ではしっくりくるように見えても、実際に演じてみると、この役はこういう言い方をしないなとか、こういう言葉は使わないだろうと思うことが出てくるんですよね。だからその度に監督に相談して、変えさせてもらったりして。今回もそうで現場で演じてみると、ここでこんなこと言わないかも…という違和感が出てきたんです。だから萩原監督と話し合って変えたところもあります。一番いい形にしたいですから。――監督との信頼関係が、しっかり築かれていたんですね。はい。監督の頭の中にはこの作品のイメージがものすごくはっきりと描かれていて、異世界の文化までしっかり構築されていました。だから現場に入る前に「監督がこうしたいとか、お芝居をこうしたいという想いはその度に伝えてほしい。僕がちゃんとできていなかったら言ってほしい」とお願いしました。そして「絶対に妥協はしないようにしましょう」と、監督と約束したんですよね。――すごく真摯に向き合われたんですね。架空の言語“ウーパナンタ語”は覚えるのも話すのも大変だったのでは?東京大学で語学の研究をされている先生が、この作品の世界観を汲んで作ってくださった言葉なんですが、言葉を作るってすごいですよね。先生から「今の“あ”の発音が違います」って言われても、先生以外誰も正解がわからないですから(笑)。でもクオリティをあげるために、指導は細かく受けるようにしていました。――この作品の好きなところを教えてください。一番は遊び心があるところ。メッセージ性もあるけど、それを探るよりも純粋に登場人物たちの冒険や、映像の美しさ、迫力を楽しんでほしいです。――奥平さんが『MOTHER マザー』に出演された時、すごい新人が突然現れたと、衝撃を受けたのを覚えています。役者デビューまでの経緯を教えてください。中1の時に、事務所からスカウトされたんですが、当時はバスケ部でバスケに夢中だったので、芸能活動に全然興味がなくて。とりあえずバスケがやりたいから、と事務所に伝えました。その後、部活を引退した頃に事務所から「そろそろやりますか」って言われて、断る理由もなかったので「そうですね」って(笑)。人生で初めてオーディションを受けて『MOTHER マザー』に出ることになり、撮影して…気づいたらこの世界に入っていました。――なんと自然に…(笑)。業界のことがわからなかったというのもあるし、高1だったので友達と遊びたかったし(笑)、正直に言うとやりたくて始めた仕事ではないんです。それがいきなり、長澤まさみさんの息子役です、映画を撮影します、って言われてパニックすぎて、撮影も怖くて。でも大森(立嗣)監督が「お芝居って楽しいから」って、お芝居の魅力を教えてくれたんです。それで、撮影中からどんどん面白くなっていって。クランクアップしてすぐに、ちゃんとお芝居したいって思い始めました。学校生活に戻るとそれはそれで楽しかったけど、撮影現場には僕が今までに感じたことのない楽しさがあったんです。――楽しいと思うきっかけはあったのでしょうか。台本に、涙を流す描写があったんです。でも僕はどうしても泣けないから、カッコ悪いんですけど、段取りからテストまで泣くのを我慢するふりをして逃げていたんですよね。そうしたら迎えた本番で、長澤さんのお芝居を見ているうちに、本当に涙が出てきて。これをさせる役者さんってすげーな!って思ったし、僕も誰かをそうさせるお芝居をしてみたい、その瞬間に立ち会いたいと思うようになりました。――長澤さんの影響力は大きかったんですね。カッコよかったです、とにかく。現場で長澤さんを見ていて技術的に学ぶところはいろいろありましたが、お芝居って人に教えるものではないから、長澤さんも自由にやらせてくれたんだと思います。ディズニープラスが放つオリジナルファンタジー・アドベンチャー大作『ワンダーハッチ ‐空飛ぶ竜の島‐』は12月20日(水)より、「ディズニープラス」の「スター」で独占配信。監督・萩原健太郎アニメーション監督・大塚隆史出演・中島セナ、奥平大兼、エマニエル由人、新田真剣佑ほかおくだいら・だいけん2003年9月20日生まれ、東京都出身。映画『MOTHER マザー』で役者デビュー。代表作はドラマ『恋する母たち』、『早朝始発の殺風景』(山田杏奈とW主演)、『最高の教師 1年後、私は生徒にされた』ほか多数。’24年、主演映画『PLAY!~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』(鈴鹿央士とW主演)公開。コート¥97,900シャツ¥47,300(共にトーガ アーカイブス)ベスト¥47,300パンツ¥50,600シューズ¥75,900(以上トーガ ビリリース)すべてトーガ 原宿店 TEL:03・6419・8136※『anan』2023年12月27日号より。写真・saiスタイリスト・伊藤省吾(sitor)ヘア&メイク・速水昭仁(CHUUNi Inc.)インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2023年12月22日SNS総フォロワー50万人、暮らし系YouTuber「OKUDAIRA BASE(奥平ベース)」がデザインするキッチンブランド「ki duki」より、小さい木べら『kuki mini』が2023年12月18日(月)21時に発売されます。kukiとkuki miniパッケージは、名前の由来であるガーベラの花【kuki miniのコンセプト】「kuki」の由来は、ガーベラの花の茎。ガーベラの太くて力強い茎に、花びらを摘むようなイメージで角をとりました。そんな愛らしい「kuki」から、待望のminiサイズが誕生しました。kukiの特徴であるヘラの形【「kuki」シリーズの特徴】■奥平ベースが生み出す、新しい木べらの形。ヘラの形が特徴のkukiシリーズ。ボウルやフライパンの側面に沿う丸さと、鍋底に合う平らな切り口。これ1本で、最後までしっかり食材をよそうことができます。ヘラの片面は少し浮く設計で、調理中に置いても食材が下に付きにくい。奥平ベースが感じる、生活の中の細かな気づきをデザインに落とし込みました。ひとつひとつ手作りで、木目や色目が異なる■大切に育てたい、世界にひとつだけの木べらひとつひとつ手作りのkuki mini。木目や色目がすこしずつ違う。どんな子が届くかはお楽しみ。使ううちに経年変化がでてだんだんと色目が濃くなっていくのも魅力。調味料を掬って、そのまま炒められる【miniサイズ誕生のストーリー】手軽に、料理を楽しんでほしい。kuki miniは、奥平ベースのそんな想いから生まれました。さっと取り出し、調味料を掬って、そのまま炒めて、和えて。洗い物の負担が少ないのも嬉しいポイントです。台所だけでなく、食卓でもまた、台所だけでなく、食卓でも活躍するkuki mini。ジャムを塗ったり、バターを切ったり、五感をとぎ澄ませ、食べることに向き合う時間を大切にしてほしいです。【kuki mini 商品概要】商品 : ミニ木べら(1本入り)素材 : サオ(天然木)販売開始日時: 2023年12月18日21時販売価格 : 2,600円(税込)販売店 : 【ki dukiのブランド紹介】暮らしの中の「きづき」に出会う道具たち暮らしとは、料理や掃除、洗濯など、日々生きていく中で「やらなくてはいけないこと」の連続です。でもそれは、暮らしの中では至極当然のこと。その中で、ちょっとした楽しさや喜びに“きづき”があるだけで、「やらなくてはいけないこと」が、少し「楽しいもの」に変わります。焼く音が心地よかったり、良い香りだったり、感触だったり…ki dukiの道具を通して沢山の“きづき”と出会えますように。暮らしの中の「きづき」に出会う道具たち【OKUDAIRA BASE 紹介】YouTubeチャンネル「OKUDAIRA BASE」にて、日々の暮らしの様子を発信。チャンネル登録者数は 36万人(2023年12月現在)愛知県出身。福祉系大学卒業後、桑沢デザイン研究所夜間部にて空間デザインを学ぶ。料理やDIY、物選び、整理整頓、家族や友人を招いてのもてなし、一人キャンプや旅行など、自分の時間をとことん楽しむ方法をYouTubeにて配信。動画制作、キッチンツールのデザインなども行っている。YouTube : Instagram: 著書 : OKUDAIRA BASE 自分を楽しむ衣食住: 25歳、東京、一人暮らし。月15万円で快適に暮らすアイデアとコツ(誠文堂新光社)/OKUDAIRA BASE 春夏秋冬の暮らし方:料理、手仕事、おもてなし、道具のデザイン。28歳、自分が心地いい仕事と生活(誠文堂新光社) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月18日俳優の奥平大兼が11日、都内で行われた『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』配信記念ワールドプレミアに、中島セナ、エマニエル由人、津田健次郎、森田剛、萩原健太郎監督とともに登壇した。本作は、ディズニープラスで12月20日より独占配信される日本発オリジナルファンタジー・アドベンチャーで、実写で描く現実世界「横須賀」と、アニメで描くドラゴンが棲む異世界「ウーパナンタ」の2つの世界が舞台。横須賀に住む空想好きな高校生・ナギ役を中島、ウーパナンタからやって来た落ちこぼれのドラゴン乗りの少年・タイム役を奥平が演じた。奥平は、演じたタイムについて「人を疑うということをしない子で、ずっと人を純粋に信じ続ける、なかなかできなそうでできなことを簡単にやってのけちゃう子で、人を平等に見ていて、分け隔てなく同じ対応をする子」と紹介。自身との共通点を聞かれると「異世界の子ということもあってなかなか共通点がなくて、演じる時もだんだんお芝居していって自分の感覚にしていったという感じです」と答えた。本作では、ウーパナンタ語という架空の言語を作り出し、作品に多数登場。奥平はウーパナンタ語に苦労したそうで、「ウーパナンタ語は、今でもちょっとわからないことがあるぐらい本当に難しくて。タイムは15年間ウーパナンタの世界で生きてきたので、ウーパナンタ語をすらすらと言えないとダメだねと。ただしゃべるだけではなくて、感情に乗せたり、伝えたいことをウーパナンタ語を使って伝えることもあるので、今までにない挑戦でしたし、なかなかこんなことはないので楽しめたかなとは思います」と振り返った。
2023年12月11日今年、多くのドラマ・映画に出演し、幅広い演技力で多様な役柄を演じた水上恒司。12月8日に公開された映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』では特攻隊員・佐久間彰を演じている。そんな水上に今年を振り返るインタビューを実施。役作りのために行なった断食で意識した食生活についてなど、プライベートの一面を明かしたほか、「責任感や覚悟が大いに芽生えた」という意識の変化について語った。○■2023年を振り返って「何でも続けてみることが大事」――昨年10月にインタビューさせていただいて以来、約1年ぶりにお話を伺います。年末を迎えますが、今年はどんな1年でしたか?僕、昨年1年間は自炊をがんばったんです!――昨年にお話を伺った際に「自炊をがんばりたい」とおっしゃっていましたね。やり遂げたんですよ! やっぱり習慣化してしまえば、こっちのもんだなと思って(笑)。何でもこうやって続けてみることが大事だなと。もちろん、大変な日とか作ってる場合じゃないときもあります。今年はありがたいことにたくさんお仕事をいただけて、飯を食うよりもやらなきゃいけない準備もあって、嬉しい大変さを味わうことができました。――忙しい1年でやり遂げたのはすごいですね。どういったものを作られていたんですか?今年はサラダばっかり作ってました(笑)。映画『あの花』の前に断食をして体がきれいな状態になったということもあって、せっかくなら体にいいものをと……。――役作りで断食されたんですね!映画『あの花』の前に撮影した作品は、体が大きいキャラクターだったので、“これで特攻隊員ですとは言えないな”と思って。撮影までの期間も短かったので、短期間で結果を出すのは断食かなと。――どのくらいの期間やられたんですか?準備・回復含めて2週間です。実際の断食期間は3日なんですけど、その前段階から徐々に固形物を減らしていきました。見た目が彰サイズになっていればいいと思っていたので、具体的に何キロ落ちたという数字は見てないんですが、多分5、6㎏は落ちたと思います。○■関わり合いの中で意識に変化「芝居をしていればいいということでもない」――それはすごい……。今年、ご自身の中で変化があったことはありましたか?最近、こういった宣伝の仕方や、映画を作っていったら、どれぐらいの人が関わっていて、どうやって世に出ていくのか、世に出すのはどれだけ大変かということに興味が出てきています。役者があまり知らなくてもいい部分だとは思うんですけれども、興味が出てきてしまったのはしょうがない(笑)。そういう興味から、宣伝活動の取り組み方も前とは変わってきたような気がします。――その変化は現場でスタッフさんとの関わりを通じて感じたものが大きいのでしょうか?多くの方と関わっていくなかでですね。役者はただ芝居をしていればいいということでもないと思うんです。勝手にですが、いろんな人の思いを背負うみたいなものはあったりする。一つひとつの仕事に対する責任感やその重さ、覚悟は以前より大いに芽生えたのではないかなとは思います。――初めて“水上恒司”として活動してきた1年で大きく成長できたと。僕は1人では生きていけない、いろんな人に支えられながらじゃないと生きていけないんだというふうに思いました。やっぱり自分だけでやるにしても限界がありますし、自分ができないこと、知らない部分や苦手分野を、その時々で目の前に現れてくれる人たちに任せて、その中で自分がやるべきことに対して、どれだけ集中できるかっていうことを意識した1年でした。■水上恒司1999年5月12日生まれ。福岡出身。TBS系ドラマ『中学聖日記』(18)でデビュー。フジテレビ系ドラマ『真夏のシンデレラ』(23)、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』(23)、映画『死刑にいたる病』(22)、映画『OUT』(23)などに出演し、話題を集める。福原遥とW主演を務める映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』が、12月8日から全国公開されている。
2023年12月11日映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』で特攻隊員・佐久間彰を演じた水上恒司。間もなく特攻隊として戦地に向かう運命を背負いながら、現代の女子高生・百合(福原遥)に救いの手を差し伸べ、次第に惹かれていく真っすぐな青年を繊細に表現した。インタビューでは、特攻隊員を演じるにあたって読み込んだという当時の資料で、印象的だった言葉を明かした。そして、水上が自らと同世代に向けて、今だからこそ伝えたいメッセージとは。○■映画『あの花』でぶつかった大きな課題――今回、現代の女子高生・百合と恋に落ちる特攻隊員・彰を演じました。脚本を読んだときはどのような印象を受けましたか?僕の戦争に対する思いと、今作で彰を演じる上でやるべきこととの折り合いが難しいなと思いました。というのも、僕は世の中の捉え方としてキレイな部分だけじゃなく、醜い部分や大変な部分があるからこそ、美しさが際立ってくると思っているので、そういったことを表現したくなってしまう。――今作で演じた彰には、そういった考え方は必要なかったと。はい。それは作品においても不必要なものだったと思います。なので自分の中で擦り合わせをして、クリアしないといけない大きな課題だなと感じていたので、役作りをしながら意識していた部分でもありました。――物語としては戦時中の日本が描かれています。ストーリーにはどういった感想を持ちましたか?現代人の象徴として百合が描かれていると感じました。目が覚めると戦時中の日本にいた百合が現代に戻った時に、世の中の見方や生き方が変わっていくというのは、この映画の見てくださる方々に対する願いでもあると思います。この作品を観て、世界が素敵に思えたり、今生きていることが尊く感じられたり。そして大事な人を大切にしたい、会いたいと思ってもらうことがゴール地点。脚本を読んだときから、そういう風に思ってもらうためには、どうしたらいいかというのはすごく考えていました。――現場でもそういったことを常に考えながら演じていたんですか?それは脚本を最初に読んだ時に思ったことで、現場では彰として生きるためのヒントを拾っていくことに必死でした。現場にあるものや空気、スタッフの方々とのディスカッションから、彰なら……ということを常に考えていました。○■福原遥に感謝「全く疑うことなく演じられた」――また、百合を演じた福原遥さんとは以前も別の作品で共演されています。久しぶりに一緒にお芝居してみていかがでしたか?福原さんは、この世のすべてを受け入れたい、受け入れようとしている雰囲気があるんです。福原さんがお持ちになっているその素質というものが、「世の中すべて捨てたもんじゃない」と戦時下にあっても叫び続ける百合の姿と重なりました。あと、福原さんの持つ清涼感がこの作品にぴったりで、大事な要素になっていると思います。そういったところで、彰が百合を好きになっていく心情を全く疑うことなく演じられたので、福原さんにはとても感謝しています。――確かに作中の百合には、厳しい時代の中でも爽やかさを感じました。撮影現場ではどういったことをお話ししていたんですか?福原さんに「レタスチャーハン食べたことない」って言われて……(笑)。――レタスチャーハン?(笑)僕が「今日はレタスチャーハンが食べたいな」と言ったら、「えぇ!?」と驚かれてしまって。「食べないの?」と聞いたら、「珍しいね。私は食べたことない」と言われたんですけど、そんなことないじゃないですか?(笑) でも、“あれ、俺が間違っているのかな?”と思わせるあの感じ……。まさに百合だな! と感じました(笑)。こんな話をしながら、現場は常に和気あいあいとしていて、福原さんがいると場が和むんです。○■デビュー前以来の特攻隊員役で成長を実感――今回、水上さんは、もうすぐ戦地に飛び立つ特攻隊員を演じられました。デビュー前の高校生のときにも、特攻隊員を演じられているんですよね?高校時代とは違って、特攻に行くことに対して、その人物が何を思ってその場にいて、戦地に向かっていくのか。そこまでに思いを馳せることができるようになったのは、当時のド素人から比べると、色んなことを考えられるようになったなと。プロとしては当然なのかもしれないですが……。――成長を感じる部分もあったと。今作では、撮影に入る前に事前に資料として特攻隊の映像や文献をいただいたんです。その中に、実際に特攻隊員として出撃命令が出たけど、その前に終戦になった方々のインタビューがあって。そこに「出撃前夜に眠れず、ずっと天井の木目を数えていた」というお言葉があったんです。それを拝見したときに、その言葉に尽きるなと思いました。その方に比べたら、本当に取るに足らない悩みでしかないかもしれないですけど、現代を生きる僕らにも悩みがあって、眠れずに考えてしまうことってあるじゃないですか? 全く違うものだし、一緒にしてはいけないと思いますが、自分自身がいっぱいいっぱいになって、心がぐしゃぐしゃになってしまう感覚に、ある意味、親近感が湧きました。彰が生きた時代から、実は100年も経っていなくて遥か昔の話ではないんです。決して僕がその方々の感情を推し量ることもできないし、想像を絶するとは思いますが、距離は遠くないと思いました。○■今この時代に“戦争”を描く意味――今作の制作が決まった際に、水上さんは「自分たちの世代にももっと知ってほしい」というコメントをされていました。僕と同じ世代の方々に、「終戦はいつ? 長崎に原爆が落ちたのは? 広島に落ちたのは?」と聞いて、どれぐらいの人が答えられるんだろうと。やっぱり時とともに風化していくと思うんです。それって僕は抗えないことだと思うのですが、一方ですごく残念なことだとも思うんです。僕が、SNSや今回のインタビューで発信したことが世の中を変えられるとも全く思っていないですし、ほんの一部にしか届かないと思います。また、見て頂いたとしても、スルーされてしまうかもしれない。ただ、1人でも多くの人が「そうなんだ」「知らなかった」と感じて、知りたい! 勉強したい! と思うきっかけになってほしいなと。――まさにこの今の世界情勢の中で公開することに意味がある作品です。もちろん、戦争がないに越したことはないです。でも、やっぱり人間は愚かだから繰り返してしまう。ダメだとわかってるくせにやってしまう。その中に巻き込まれていく人たちの思いを忘れちゃいけない。だからこそ、今回、ラブストーリーという入り口の広い形でいろんな人に見てもらって、皆さんに知っていただくきっかけになったらそれ以上ないことだと思います。■水上恒司1999年5月12日生まれ。福岡出身。TBS系ドラマ『中学聖日記』(18)でデビュー。フジテレビ系ドラマ『真夏のシンデレラ』(23)、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』(23)、映画『死刑にいたる病』(22)、映画『OUT』(23)などに出演し、話題を集める。福原遥とW主演を務める映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』が12月8日から公開中。
2023年12月09日奥平大兼と鈴鹿央士がW主演を務める映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』より、予告編とポスタービジュアルが公開。追加キャストも発表された。本作は、eスポーツを題材にした日本初の劇映画。徳島県の高専を舞台に、実在の男子学生をモデルにした青春映画だ。この度、翔太(奥平さん)と達郎(鈴鹿さん)と共に、全国高校eスポーツ大会を目指す達郎のクラスメートで、Vチューバー・胡桃のあに夢中のクセ強男子・亘役で、話題CMに出演する小倉史也を抜擢したほか、山下リオ、花瀬琴音、三浦誠己の出演が明らかになった。解禁となった予告編では、学校の壁に貼られた、全国高校eスポーツ大会メンバー大募集のポスターを見て興味を持った翔太が、ポスターを作った先輩・達郎に連絡。1チーム3人編成のロケットリーグにエントリーしたい達郎は、人数合わせのためにたまたま席が近かった亘を残り1枠にロックオン。本来なら放課後に交わることもなかった学年も性格もバラバラの3人が、にわかチーム<アンダードッグス(かませ犬)>を結成し、全国大会に挑む。最初は全く息が合わない彼らだったが、次第に競技に魅せられ、練習を重ねていく。不満はないけれど、なにかが足りない。そんな10代男子が熱中できるものを見つけて、次第に仲間となっていく姿が映像の中に凝縮。青春真っ只中の爽快感溢れる予告編となっている。またポスタービジュアルでは、翔太と達郎がコントローラー片手にゲーム台に座り、楽しげな笑顔を向け、亘はタイトルからひょっこり顔を出している。そして2人の後ろには、ロケットリーグの壮大なフィールドが広がり、躍動感みなぎるビジュアルが完成した。『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』は2024年3月8日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~ 2024年3月8日より全国にて公開©2023映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』製作委員会
2023年11月24日奥平大兼と鈴鹿央士がダブル主演を務める映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』の公開日が、2024年3月8日(金) に決定し、併せて追加キャスト、予告編、ポスタービジュアルが発表された。「eスポーツ」を題材にした日本初の劇映画である本作は、徳島県の高専(高等専門学校)を舞台に実在の男子学生をモデルに描いた青春映画。派手な外見とは裏腹に、弟想いの一面もある心優しい翔太を奥平、クールな優等生だがケガを理由にバスケットボールを断念せざるを得なかった達郎役を鈴鹿が演じる。監督は、若者を主人公に据え、数々の青春映画を世に送り出してきた古厩智之、本作の企画・プロデュースを「サクラ大戦シリーズ」等を手掛けるゲーム界のレジェンド広井王子が務めた。追加キャストには、翔太と達郎とともに「全国高校eスポーツ大会」を目指す、達郎のクラスメートでVチューバ―“胡桃のあ”に夢中のクセ強男子・亘役に小倉史也が抜擢。そのほか、山下リオ、花瀬琴音、三浦誠己の出演が発表された。予告編は、「俺、これ出るわ」と、学校の壁に貼られた「全国高校eスポーツ大会メンバー大募集」のポスターを見て興味を持った、金髪のやんちゃな外見の翔太(奥平大兼)の姿が映し出される。ポスターを作った1学年先輩のeスポーツ上位ランカー・達郎(鈴鹿央士)に連絡する。1チーム3人編成の「ロケットリーグ」にエントリーしたい達郎は、人数合わせのためにクラスメートでたまたま席が近かった亘(小倉史也)を誘う。「ガチのやつ?」と困惑気味の亘だが、達郎の猛プッシュに負け、しぶしぶチームに加入。友達未満のドライな関係で、激しく衝突したりもしない彼らは全く息が合わなかったが、次第に競技に魅せられ、練習を重ねて、東京での決勝戦を目指していく……。不満はないけれど、なにかが足りない。そんなどこにでもいる10代男子が、熱中できるものを見つけ、次第に仲間となっていく姿が60秒の映像の中に凝縮されている。ポスタービジュアルでは翔太と達郎がコントローラー片手にゲーム台に座り、亘がタイトルからひょっこり顔を出す姿が。「この瞬間を本気で遊べ!」というキャッチコピーに加え、2人の後ろには「ロケットリーグ」の壮大なフィールドが広がり、彼らの操る車が勢いよく駆け抜ける躍動感みなぎるビジュアルとなっている。『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』予告編<作品情報>『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』2024年3月8日(金) 公開公式サイト: 映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』製作委員会
2023年11月24日俳優の奥平大兼と鈴鹿央士がW主演を務める映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』(2024年3月8日公開)の公開日・予告編・ポスタービジュアル・追加キャストが24日、公開された。この度、同作の追加キャストが明らかに。達郎(鈴鹿央士)のクラスメイトで、翔太(奥平大兼)と達郎とともに全国高校eスポーツ大会を目指す、Vチューバー“胡桃のあ”に夢中のクセ強男子・亘役には、小倉史也が抜擢された。その他に山下リオ、花瀬琴音、三浦誠己など追加キャスト陣も一挙解禁となった。公開された予告映像では、学校の壁に貼られた「全国高校eスポーツ大会メンバー大募集」のポスターを見て「俺、これ出るわ」と興味を持った、金髪のやんちゃな外見の翔太が、ポスターを作った1学年先輩のeスポーツ上位ランカー・達郎に連絡する。1チーム3人編成のロケットリーグにエントリーしたい達郎は、人数合わせのためにクラスメメイトでたまたま席が近かった亘(小倉史也)を残り1枠にロックオン。「ガチのやつ?」と困惑気味の亘だが、達郎の猛プッシュに負け、しぶしぶチームに加わることに。本来なら放課後に交わることもなかった学年も性格もバラバラの3人が、にわかチーム・アンダードッグス(かませ犬)を結成し、全国大会に挑む。同じ学校だけどオンライン上で集合・解散する彼らは、友達未満のドライな関係で、激しく衝突したりもしない。初めは全く息が合わない彼らだったが、次第に競技に魅せられ、練習を重ねて、東京での決勝戦を目指していく。どこにでもいる10代男子たちが、周りの大人から何と言われようが「思いっきりやったら、“勝つとか負けるとかは、どーでもよくて”」と熱中できるものを見付け、次第に仲間となっていく姿を60秒の映像の中に凝縮した。ポスタービジュアルでは、翔太と達郎がコントローラー片手にゲーム台に座り、楽しげな笑顔を向け、亘がタイトルからひょっこり顔を出す。2人の後ろにはロケットリーグの壮大なフィールドが広がり、彼らの操る車が勢いよく駆け抜けるビジュアルとなった。【編集部MEMO】映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』は徳島県の高専(高等専門学校)を舞台に実在の男子学生をモデルに描いた青春映画。 学校の壁に貼られたeスポーツ勧誘ポスターを見た翔太(奥平大兼)は興味を持ち、eスポーツ上位ランカーでポスターを作った張本人、1学年先輩の達郎(鈴鹿央士)に連絡する。達郎のクラスメイトでたまたま席が近かったVチューバ―好きの亘も巻き込み、本来なら学校生活で交わることのなかった3人が、にわかチーム・アンダードッグス(かませ犬)を結成して、全国大会に挑む。(C)2023映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』製作委員会
2023年11月24日元乃木坂46のメンバーでタレントの新内眞衣が18日、東京・渋谷のHMV&BOOKS SHIBUYAで卓上カレンダー「新内眞衣カレンダー2024」(発売中 2,750円税込 発売元:小学館)の発売記念イベントを行った。国民的アイドルグループ・乃木坂46の活動を経て、現在はテレビのバラエティー番組やラジオのDJ、舞台女優にモデル業と様々なジャンルで活躍している新内眞衣。その彼女が今年も撮り下ろしの卓上カレンダーをリリースした。今回は"エレガントなバケーションライフ"をテーマに、ファッショナブルな衣装に身を包んだ新内の姿をたっぷりと堪能できる内容で、大人っぽさと無邪気さを表現している。昨年に続いて卓上カレンダーを発売した新内は「今回は前回よりも大人っぽいカレンダーになっているんじゃないかなって思います。個人的には肩のラインがすごく素敵だと思える写真があるので、ぜひ見ていただきたいですね」とカレンダーの出来には満足げで「昨年に引き続いてカレンダーを出させていただいてすごくうれしいですし、1つの作品だと思っています。パワーアップしたカレンダーになっていて皆さんがワクワクすると思うので、毎日カレンダーを見て癒やされてください」とアピールした。前回のカレンダーはナチュラルな表情が多かったというが、「今回は、よりラグジュアリーな感じが撮れたらと思ってそういう衣装を選びました。そうしたら、肌が出るのが多かったという感じですね(笑)。(来年1月22日で)32歳になるので、ちょっと大人っぽさを意識しました」と前作より大人っぽい表情が掲載されているという。カレンダーのイベントということで今年1年を振り返ってもらうと、「今年1年は難しいですね。どんな年だったんだろう?」と思案顔を見せつつ、「結構(乃木坂46の)OGメンバーと共演することが多かったので、正直懐かしい気持ちがありました。毎日が一生懸命でやり切ったので、記憶に残っていないぐらい充実していたかもしれないです」とニッコリ。来る2024年は「引き続き楽しみたいと思いますし、海外ロケに行きたいですね。ニュージーランドとか英語圏に行きたいです。アメリカとかも」と願望を。また、クリスマスの予定を問われると「友だちと話すんですよ。『今年どうする?』みたいな。まだ仕事が入るか分からないので、仕事が入らなかったら友だちとお家でディナーでもしようと思っています」とクリスマスが待ち遠しい様子だった。
2023年11月18日ディズニープラスで“実写”と“アニメ”、2つの世界を描く日本発オリジナルシリーズ「ワンダーハッチ-空飛ぶ竜の島-」。この度、W主演の中島セナや奥平大兼ら、実写<現実世界>とアニメ<異世界>、それぞれの登場人物たちの胸に秘められた“声”にフォーカスを当てたキャラクタービジュアル15枚が一挙解禁となった。本作は、実写で描く現実世界・横須賀と、アニメで描くドラゴンが棲む異世界・ウーパナンタの2つの世界が描かれる、これまで誰も観たことのない全く新しい物語。解禁されたキャラクタービジュアルは、実写で描かれる<現実世界>横須賀を舞台に生きる人物たちと、アニメで描かれるドラゴンが棲む<異世界>ウーパナンタの登場人物たちが、それぞれ虹の架かった幻想的な空を背景にした15枚のビジュアル。それぞれのビジュアルにはキャラクターの“声”を表すコピーが添えられており、主人公のナギ(中島セナ)には「見たことない世界を、私は見たい。」という言葉。周囲と馴染めず現実世界に生きづらさを感じ、現実に夢や希望がないと感じる一方で、空想好きで想像力豊かな彼女が、異世界からやってきた不思議な少年・タイムとの出逢いによって、少しずつ変わっていく“期待”を感じさせられるひと言だ。もう一人の主人公、落ちこぼれのドラゴン乗りのタイム(奥平大兼)は「誰かを傷つけなきゃ、世界は救えないの?」と滅びゆく故郷を救うため奮闘しながらも葛藤を感じさせる、実直で真っ直ぐな気持ちが表れた言葉。ドラゴン乗りに必要な「ドラゴンの声を聴く」ことはできないが、誰よりも真摯に向き合い、決して最後まで諦めないタイムが、ウーパナンタだけでなく現実世界をも巻き込む大冒険に挑むとき、一体どのような活躍を見せてくれるのか、期待が高まる。ナギの傍でいつも優しく接してくれる親友のソン(エマニエル由人)は、「諦めたくない、夢があるんだ。」と、家では兄に「勉強しろ」と怒られてばかりの彼が胸に秘めた、「漫画家になる」という夢への強い想いが表現されたもの。「ぼくは知りたい――この世の真実を。」と同じく強い想いを感じるひと言が書かれているのは、<現実世界>について熱心に調べ続け、ウーパナンタでは異端と呼ばれる研究者のサイラ(SUMIRE)。彼女の放つ「真実」とは一体何を指すのか。止まらぬ探究心が導き出すこの世の「答え」とは…。彼女の考察が物語の面白さをより深くするに違いない。さらに、物語を読み解くのに重要なキャラクターが、いまは亡きナギの母・ハナ(田中麗奈)。「想像力が、世界の扉をひらく。」とナギに遺した意味深なメッセージが添えられている。一方でナギの優しい父・タイチ(三浦誠己)も「家族のために、守りたいヒミツがある。」と夫婦そろって意味深な言葉が…。ナギがまだ幼い頃、取り憑かれたようにドラゴンや異世界の絵を描いていたというハナと、そしてその夫であるタイチが隠す“ヒミツ”。異世界とは全く縁の無さそうなナギの家族が、物語の“カギ”を握っていそうだ。また、現実世界に飛ばされ、事件を起こしてしまったアクタの弁護を担当する、クールで生真面目な弁護士の虹咲(成海璃子)は、「あなたの正義感は、誰のため?」という問いを投げかける。ナギ以外でウーパナンタの人物と関わることが明かされた数少ない登場人物の彼女は、現実世界の常識が通用しないアクタとどのように出逢い、関わっていくのか。そんな虹咲に弁護されることとなる、ドラゴン乗りの英雄・アクタ(新田真剣佑)は「俺はもう、俺が信じる人だけを守る」と、一種の諦めのような悲哀を感じさせるひと言。これまでウーパナンタの人々を守り続けて来た英雄の彼は、現実世界に迷い込み、何を感じたのか。ナギとタイムだけでなく、アクタ自身の物語も追いかけたくなってしまう。そしてコンビニ店員としての姿を見せながら圧倒的に異様なオーラを放つ謎の男・柴田(森田剛)は「この世界で、夢や希望など、聴こえない。」という絶望に満ちた声。「この世界」とは果たしてコンビニ店員として働く現実世界なのか、元いた世界のウーパナンタなのか。彼の目的もまだまだ謎に包まれたまま。最後に残るのは、タイムを支える小さなドラゴン・ガフィン。「グルルルッ!」とウーパナンタのドラゴン乗りにしか分からないメッセージが添えられるが、本作を鑑賞し、ドラゴン乗りとしてガフィンの“声”を聴くことができるようになったとき初めて、このメッセージの意味が分かる!?「Production I.G」が手掛けたウーパナンタ<異世界>で生きるキャラクターたちのタイム、アクタ、スペース、サイラ、ガフィンのアニメビジュアル版も合わせてお披露目され、実写とアニメ両方のクオリティの高さも伺える今回のデザイン。個性豊かで、それぞれが深いエピソードを持っているであろう各キャラクターたちの心の声に注目だ。「ワンダーハッチ-空飛ぶ竜の島-」は12月20日(水)よりディズニープラス スターにて独占配信。(シネマカフェ編集部)
2023年11月17日「水上恒司のオールナイトニッポンX」の放送が決定した。現在、平日の24時台に放送中の「オールナイトニッポンX」。毎週木曜日は、週替わりパーソナリティとなっており、11月2日の回は、水上さんが担当することが決定。福岡県出身の24歳。甲子園を目指す高校球児だったが、有村架純主演の「中学聖日記」で鮮烈なデビューを飾り、大河ドラマ「青天を衝け」や『望み』、「真夏のシンデレラ」などに出演。現在放送中の朝ドラ「ブギウギ」では、主人公の最愛の人・村山愛助役で朝ドラ初出演を果たす。そんないま勢いのある俳優のひとりである水上さんが、オールナイトニッポンに初登場。「大変喜びを感じると共に、え?水上ちゃんと喋れんの?いや、自分でも喋れんの?と、大きな不安と大きな期待に溢れてます」と心境を明かした水上さんは、「どうか程々の苦言と熱々な温かい気持ちをよろしくお願い致します」とメッセージを寄せている。ニッポン放送「水上恒司のオールナイトニッポンX」は11月2日(木)24時~生放送。(シネマカフェ編集部)
2023年10月26日中島セナ、奥平大兼、新田真剣佑らが出演するオリジナルシリーズ「ワンダーハッチ-空飛ぶ竜の島-」に森田剛が出演することが分かった。本作は、実写で描かれる<現実世界>と、アニメで描かれる<ドラゴンが棲む異世界>の2つの世界を舞台にしたファンタジー・アドベンチャー。森田さんが演じるのは、〈ウーパナンタ〉の世界で伝説のドラゴン乗りとして知られていた元英雄スぺ―ス。しかし、あることがきっかけで10年前に現実世界に来ることになり、いまはコンビニでアルバイトする男・柴田として生活している。現実世界でなんとか生きるため、懸命にコンビニで働く一方、伸ばしっぱなしの長髪に無精髭を蓄え、どこかうつろな表情で周囲を見る彼は、ただのコンビニ店員とは思えぬ不気味な雰囲気を漂わせる謎の存在だ。アニメのキャラクター設定画では、整えられた黒髪とグリーンの瞳、シックなカラーの民族衣装に身を包み、真紅のマントを羽織っている堂々とした出で立ちのスペース。そんな英雄の面影を感じさせない柴田のビジュアルとのギャップに、彼の過去にある深い物語を予感させる。本作の最大の特徴である2つの世界の融合について、森田さんは「新しいチャレンジだと思うので、そういう意味でワクワクしました。自分の心が動いたので是非参加したいなと思いましたね」と、本作の出演を決めた理由を明かした。また、スペース/柴田の魅力について「(柴田は)普段はコンビニで働いているんです。でも、変わるきっかけをずっと待っている。本当に諦めが悪いというか、それぐらい真っ直ぐで他の人から見たら『違うんじゃないの?』と思うところも、自分を信じる強さがある。そこはすごく感じていて、その温度を出せたら、いいスパイスになるのかなとは考えていました」とふり返る。今回実写パートを演じるだけでなく、アニメパートでは同キャラの声優も担当するにあたり行われたアフレコについて、「めちゃくちゃ大変でした。改めて映像を観てすごいことをやっていたなと思います。戦いのシーンがメインだったので一生懸命大きい声を出して頑張りました」と実写とアニメで同じキャラクターを演じる苦労を明かしてくれた。さらに本作の配信を待ち望むファンへ向けて「世界共通で相手を思うことや、相手の声を聞くことは今の時代に必要だなと思います。それは子供だろうが大人だろうが関係ないと思うんですよね。しっかり相手の言葉を聞いて、それを自分の中で噛み砕いて、また返すというキャッチボールを、最近はすっ飛ばして違うコミュニケーションになっている気がします。相手があってこその自分というのはいいテーマだと思う。それを感じてもらって、この世界にのめり込んでもらえたら何か変わる気がしますし、感じてもらえるのではないかと思っています」とメッセージを送り、本作の繊細で普遍的なテーマに自信を覗かせた。「ワンダーハッチ-空飛ぶ竜の島-」は12月20日(水)よりディズニープラス「スター」にて独占配信。(シネマカフェ編集部)
2023年10月10日