インテリアがオシャレなお宅には、たいてい素敵な壁面装飾が施されています。壁面装飾はたしかにセンスが問われますよね。それにDIYは素敵だけど、賃貸じゃ釘はさせないし…といった悩みもあるでしょう。では、簡単にできてかわいい壁面装飾に挑戦してみませんか。今回ご紹介するのは、窓を開けると、ゆらゆら揺れるちょうちょの飾りです。春をイメージして色選びをすると楽しいはず。壁に穴を開けることなく、お手軽に作れます。子どもがハサミを使えるようになったなら、一緒に作ることもできますよ。「揺れるちょうちょがかわいい お手軽、春のゆらゆら壁面装飾」の作り方【用意するもの】・お好みの折り紙・ミシン糸(リボンや麻紐でもOK)・ハサミ・セロハンテープ・マスキングテープ【作り方】1.折り紙を4つ折りにします。2.そこから、さらに半分に折ります。3.輪になっている部分を中心にして、ちょうちょの半分のイラストを描きます。4.手順3で描いた線の内側をハサミで切ります。線の上や外側を切ってしまうと、ちょうちょにペンの線が出てしまうので注意しましょう。5.切ってできたちょうちょを1枚取り、表側の中央部分にミシン糸をセロテープで止めます。6.手順5の中央に、輪にしたセロテープを貼り、その上にもう1枚、糸を挟むようにちょうちょを貼ります。これで1つ完成です。7.同じ要領で、好きなだけちょうちょをミシン糸の上に貼っていきます。8.糸の上部をマスキングテープで壁に貼り、吊るします。マスキングテープを使うと、テープが見えてもかわいくなりますし、壁にもテープの糊がつかないので便利です。壁や飾る場所の大きさに合せて、好きな本数、吊り下げてください。ちょうちょを糸に貼り付けるときは、同じ色でなく、別々の色を組み合わせてもかわいいですよ。そのほか、途中大きさを変えると、動きが出てワンパターンにならず、変化がつけられます。壁に貼る位置も、きっちり同じ高さに貼ってもいいですが、高さを変えて貼っても遊び心が出ていいかもしれませんね。あまり決まりが無いので、自由に作れます。今回は春なのでちょうちょにしましたが、花や動物のかたちにしても作れます。材料が折り紙なので、作ったり直したりも簡単です。アレンジして通年楽しんでください。
2016年03月30日多くのママさんは、「私は子どもと、ちゃんと一緒に遊んでいますよ」と言うでしょう。でも本当に「一緒に」遊んでいますか? 最近増えている、ママと子どもの関わり方の傾向と、幼児期の遊びと子どもの発達についてまとめました。これって本当に「一緒に遊んでいる」?子どもが幼稚園や保育園に行くまでは、家庭で過ごすことが多いですよね。その期間の子どもはママと一緒に過ごす時間が一番長いもの。今日あった出来事を「こんなことをして子どもと一緒に遊んだのよ」と友だちや家族に報告をする人もいると思います。でも、少し振り返ってみてください。あなたは本当に、子どもと「一緒に」遊んでいると言えるでしょうか。たとえば、絵本を読み聞かせる、一緒にブロックやおもちゃで遊んで過ごす。これならは本当に「一緒に」遊んでいるのだとわかります。ところが、携帯やスマホが生活に浸透してきた現代では、年齢に関わらず、それらを四六時中手放さない人も増えました。そのため、スマホをいじっているママの横で子どもが1人でおもちゃ遊びをしているだけ、テレビやDVDを見ているだけ、ということも少なくありません。実際にママたちに聞いてみたところ、「10代の子どもとファミレスで真向かいに座っているのに、それぞれがスマホやゲームをいじっていて会話はない」「ママは本を読んでいて、子どもはママのスマホでゲームをしている」「ママはテレビを見ているけれど、子どもはママのスマホでインターネット動画を見ている」「ママたちはおしゃべりをしていて、子どもたちはその近くで好きなことをして遊んでいる」といったコメントが続々出てきました。先ほども言ったとおり、「一緒の空間にいれば一緒に遊んでいる」わけではありません。このように、「一緒に遊んでいる」と言うものの、実情はどうなのかわからないケースが最近増えているようです。幼児期の母親との絆について保育士経験が30年以上ある方にお話を聞いてみたところ、「幼児期に母親(や家族)と会話をすることはとても大事」と話してくれました。たとえば、ずっとテレビを見ていて耳だけで言葉を覚えているのと、会話を交わして言葉を覚えていくのとでは随分と違うというのです。後者のケースよりも前者のケースはだいぶ「受動的」です。同じ言葉を覚えるのでも、一方的にテレビから流れてくることを聞いているのと、人と会話を交わすことで言葉を覚えていくのとではだいぶ違うということなのです。一緒に遊ぶことで、自然と親子の間には会話が生まれます。たとえ相手が赤ちゃんであっても、親は話しかけますよね? こうした関わりが、長い目で見ると子どもの発達に影響を与えることになるようです。子どもの脳の発達のピークは8歳文部科学省ホームページには、前頭連合野の感受性期(臨界期)は、シナプス増減の推移から推論すると8歳くらいがピーク出典: 平成17年度学校法人の運営等に関する協議会配付資料 [初児—4] 3 本検討会の提言等—文部科学省 という記述があります。わかりやすく言い換えると、「子どもの脳の発達は8歳くらいがピークである」ということです。また、情動は、生まれてから5歳くらいまでにその原型が形成されると考えられるため、子どもの情動の育成のためには乳幼児教育が重要である出典:同上という記述もあります。これらはすなわち、5歳くらいまでの間に愛情を深め、心を育てるための教育をすることがとても大切だということ。こうしたところからも、幼児期に子どもと一緒に遊ぶことがどれほど大事なことなのかがわかるでしょう。四六時中一緒に居られるのはこの時期だけ!スマホのゲームやママ友とのLINEの続きが気になる、一緒に遊ぶのも少し疲れるなあ…。そう思うこともあるかもしれません。ですが、子どもと一緒に居られる期間は意外と短いのです。幼稚園や学校に行くようになったら、親が「一緒に居たい、遊びたい!」と思っても遊べなくなってしまうもの。今は、子どもとずっと一緒にいられる貴重な時期。そう捉えて、いま一度「子どもと一緒に遊ぶ」ことの大切さを見直してみてはいかがでしょうか。(八湊真央<フォークラス>)
2016年03月15日子どもの遊びはひとつのことだけに集中することは少なく、あれこれと興味関心が移っていくものです。その中に「これは大好き」という遊びや関心事があったなら、ぜひその遊びにママも興味を持って、一緒に楽しんでみてください。もしかすると子どもよりも夢中になってしまうことがあるかもしれませんよ。やってみると意外と楽しい、子どもの好きな遊び私は昔小学校教員をしていました。その当時受け持っていたクラスに、休み時間になると「指編み」という編み物をしていた女の子がいました。まだ9歳だというのに、とっても上手に編んでいきます。編み物は苦手な私。器用に動く指に興味津々でした。そこで、その子にやり方を教えてもらい、少しやってみると、これがとっても楽しい。それからは休み時間に一緒にやるようになりました。すると、ほかの女の子も次々と一緒にやるようになったのです。しかも男の子も…。そんなクラスの子どもたちと「指編み」をする休み時間は、とても楽しいひとときとなりました。また、同じように、小学1年生の子どもに教えてもらいながら、一緒に折り紙でたくさんの動物をつくって、教室の棚の上に「動物園」をつくったこともあります。子どもたちはもちろん楽しそうでしたが、私にとっても安らげる時間になっていたことを覚えています。子どもと一緒に遊びを楽しむことのメリット子どもと一緒に楽しむことのメリットは、なんといっても「幸せな時間の共有」にあります。特に子どもと一緒に遊ぶことができる時間は、子どもが大きくなるにしたがって少なくなっていきます。親子で幸せな時間を共有することで、子どもは自分のしていることを認めてもらえているという安心や満足を感じ、ママにとっては、自分が楽しいという満足を感じることができるので、お互いにとって、とても価値のある時間になると言えるのではないでしょうか。成長してからも共通の趣味になる共通の経験をすることで、子どもたちが大きくなったときにも、小さい頃に一緒に楽しんだ遊びを懐かしく語ることができるでしょう。そして、もしかしたら、その遊びはママの趣味としてずっと楽しんでいけるだけではなく、子どもとの共通の趣味になるかもしれません。私の子どもは、大人になった今でもブロックが好きです。特にオリジナルで組み立てることが好きで、小さい頃はたくさんのお城や船をよくつくっていました。私も、わが子が夢中になる世界を知りたくて、当時専門店で同じブロックを自分用に購入しました。すると、いつの間にかすっかりブロックのとりこに。今では、ブロックでありとあらゆるものをつくることができてしまうほどです。種類が豊富なブロックは親子で共通の趣味のひとつになっています。大きくなっても子どもと同じ趣味をもてるなんて幸せですね。そんなことを想い描いてみたら、子どもの「すき」を自分の趣味にしたくなってしまうかもしれませんよ。(のりこ<フォークラス>)
2016年02月23日パーティーシーズンの12月。特にクリスマスに向けての時期は、「クリスマス会」と称して、子どもと一緒に楽しめるホームパーティーをする機会が多くなると思います。特別な会とは言っても子どもが好きなメニューは、いつも食べて慣れて親しんでいる味やお料理。その「いつものメニュー」に遊び心を加えて、子どもにも手伝ってもらおう、というのが今回ご紹介するレシピです。子どもと一緒に飾り付け! クリスマスツリー風ポテトサラダのレシピ(対象年齢:2歳~)<材料>・じゃがいも 4個・たまご 3個・ツナ缶 2缶・コーン(缶詰め) 大さじ4・ブロッコリー 1房・にんじん 1/2本・マヨネーズ 大さじ4・塩、こしょう 適量・オリーブオイル 小さじ1(野菜を茹でた時に野菜にツヤや照りを出すため)・☆の抜き型 1個<作り方>1.じゃがいもをゆでる。皮をむいて四等分くらいの大きさに切り、ひたひたになるくらいの水を入れ、火にかける。沸騰したら中弱火にし、15~20分ほどして竹串がすっと入るのを確認したら火からおろす。2.熱いうちに、めん棒やマッシャーでじゃがいもを潰す。3.ゆでたまごを作る。鍋にたまごが十分浸るくらいの水を入れて火にかけ、沸騰したら弱火にして12分したら火からおろし、冷水で冷やす。4.殻をむいたゆでたまごを2のボウルに入れ、できるだけ細かく潰す。5.コーンとツナは水分と油分をよく切る(ツナは半分くらいまで開封した缶のフタで抑えながら油切りするとやりやすい)。6.ツナとコーンを4のボウルに入れて塩、こしょうをし、ゴムベラで全体をよく混ぜる。7.マヨネーズを入れてさらに混ぜ、味を整える。8.ブロッコリーはできるだけ茎ぎりぎりの部分からカットする。9.にんじんは皮を向き、5mmほどの輪切りにした後、型抜きで☆の型を抜き取る(抜き取った後の部分も残しておく)。10.沸騰した鍋にオリーブオイルを回し入れ、ブロッコリーとにんじんを一緒に入れる。11.1分後にブロッコリーを、2分後ににんじんを湯からあげる。12.やや深めのお皿を使って土台となるポテトサラダの形を整え、ビニール手袋をした手で最終的にツリーのような山型にする。13.ゆでたブロッコリーやにんじんで子どもたちと一緒に飾りつけをしたら出来上がり。さらにおいしく作るためのワンポイントアドバイス飾りつけ用の野菜はゆですぎに気を付けましょう。ツナのほかに炒めたひき肉などを混ぜ合わせてもおいしいですよ。(KMmama)
2015年12月24日夏休み中に子どもと一緒に何か作ろうと思っているなら、夏の風物詩の1つ、「うちわ」はいかがでしょうか?暑い夏も手作りのうちわがあれば、喜んで使ってくれますよね。市販のうちわに飾り付けをしても十分かわいくなりますが、今回はどの家庭にでもある材料を使って、かわいい動物のうちわを作ってみましょう。家にある材料でできる、かわいい動物うちわの作り方<用意するもの>手作りのうちわの材料はいたってシンプルです。厚紙2枚分折り紙割りばしハサミのりセロハンテープマーカーなどこのほか、リボンやシール、マスキングテープなどを使ってもかわいく仕上がりますよ!<作り方>先ほどの材料を使って、簡単にできる動物うちわのつくり方を紹介していきましょう。厚紙2枚を丸い形(同じ大きさ)にカットする。カットした厚紙の片方にセロハンテープで割りばしを固定し、のりを塗ってもう1枚の厚紙を貼り付ける。厚紙で、作りたい動物の耳や鼻などのパーツを作り、セロハンテープやノリを使って固定していく。目や口をマーカーで描いて、付けたい飾りを張り付ければ完成!うちわの本体となる厚紙がキレイな丸にならないなら、適当なサイズの食器やボールなどを厚紙の上に置いて、その側面からなぞってみると、キレイに描けますよ。厚紙がない…そんな時は!厚紙が見当たらないというときは、違うものでも代用可能。たとえば牛乳パックを開いて半分に折り、その間に割り箸を挟めば、小さめのうちわを作ることができます。家に段ボールがあるのなら、段ボールの側面の穴部分に割り箸を入れてうちわ作りをすることも可能でしょう。お家にある材料で手軽に作れるのは嬉しいですよね。未就園児や年少児にピッタリの遊びなので、「今日は何をして遊ばせようかな」と迷ったときにはぜひ参考にしてみてくださいね。うちわ作りを通して、日本には四季があるということ、暑さをしのぐためにはこうすればよいということ、子どもにも教えてあげましょう。今回写真で挙げたのはウサギですが、いろいろな動物のうちわを作るのも楽しそう! ぞうや犬、猫、ライオンなど、味のある動物うちわを子どもと作ってみてくださいね!
2015年08月06日子どもを持つ女性にとって、働きに出るかどうかは大問題。家計のためには共働きが望ましいけれど、子どもと過ごす時間を減らすことになる……。その狭間で、たくさんのママが葛藤しています。そんな悩めるママたちを勇気づける研究が、アメリカ・メリーランド大学などのチームによって発表されました。今回は、『The Washington Post』を参考に、母親と子どもが過ごす時間の意味について考えます。■共働き親子が一緒に過ごす時間は増えている4月に発表されたこの研究で、驚くべきことがわかりました。アメリカでは、1965年から2010年にかけて共働きの世帯が増えているにも関わらず、両親が子どもとすごす時間も増えていたのです。18歳以下の子どもがいる共働き世帯は1965年の41%から2014年には71%へと増加。その一方で、子どもと過ごす時間を見てみると、父親は、1965年の週2.6時間から2010年には7.2時間に、母親は1965年の週10.5時間から2010年には13.7時間へと、いずれも増えています。つまり、現代の働くママたちは1970年代の専業主婦のママたちと同じかそれ以上、子どもとの時間をつくれているのです。仕事を持ちながら子どもと向き合うとなると、ママの負担は小さくはありません。それでもママたちを突き動かすのは、子どもは母親と一緒に過ごす時間が多いほどよい、という“常識”です。近ごろアメリカで行われた調査では、「母親が外で働くことは子どもたちにとって有害である」と答えた人の割合が40%を超えました。多くの人が、母子の時間が減ることは子どもの成長にとってマイナスであり、だから母親が働きに出るべきではない、と考えているのです。■小さい子どもに最も大事なのは量ではなく質!小さい子どもにとって親子の時間は多いほどよいのでしょうか?ママはできるだけ働かず、家にいた方がいいのでしょうか?研究は、「その必要はない」と答えています。3~11歳の子どもの場合、両親と一緒に過ごす時間の長さと、学校の成績や行動・感情の発達との間に有意な関係はなく、思春期の心理的な発達への影響も小さかったというのです。「研究で示された20のデータのうち、19のデータが“両親が子どもと過ごす時間の長さと子どもの心身の成長は無関係”と証明しています」と、研究主任を務めたトロント大学の社会学者、メリッサ・ミルキー博士は説明します。もちろん、母子の時間が大切なことはいうまでもありません。これまでも多くの研究が、本の読み聞かせをしたり一緒にご飯を食べたり、一日の出来事をおしゃべりするといった親子の時間と子どもたちの心身の健やかな成長には関係がある、と示しています。しかしミルキー博士らの研究は、時間の“長さ”はそれほど重要ではない、としているのです。■親子の時間の価値が高まるのは思春期だったミルキー博士は、「両親と過ごす時間の長さが意味を持ってくるのは、むしろ子どもが思春期になってからです」といいます。研究では、1997年と2002年のデータで分析を行い、それぞれ3~11歳、12~17歳の子どもたちについて、親たちが“積極的にかかわった時間”、そして親が“そばにいたものの子どもと積極的にかかわらなかった時間”の割合を調べました。その結果、3~11歳では有意な関連が見つからなかったのに対し、12~17歳ではプラスの効果が見られたのです。週あたり6時間、両親が積極的にかかわっていた家庭の10代の子どもたちは、薬物やアルコールに手を出すなどの、違法な行為をすることが少なく、数学の成績もいい傾向がありました。ミルキー博士は「少ない時間であっても、親子でどう時間を過ごしているかはとても重要です」と指摘します。2003年以降、日本でも共働き世帯が増え続けています。「子どもとの時間を十分に作ってあげられていないのでは……」と悩むよりも、一緒にいる時間だけでもしっかりと子どもに向き合ってあげることが大切なのですね。食事の時間や食後の団らん、お風呂など、生活のなかで小さなチャンスを捉えて子どもと向き合っていきたいものです。(文/よりみちこ)【参考】※Making time for kids? Study says quality trumps quantity-The Washington Post※夫が雇用者世帯である妻の就業状態別世帯数―総務省なるほど統計学園高等部
2015年07月27日自然の象徴とも言えるホタル。都会化が進む一方で、自然を残そうとしている団体も少なくありません。そうした団体の取り組みの1つとして挙げられるのが、ホタルを保護しようとする動き。そこには、自然ならではの美しさを知ってもらいたい、昔は当たり前だった風景を今に伝えたいという思いがあるようです。全国各地にホタルの名所で知られるスポットがあるので、子どもと一緒に出かけてみてはいかがでしょうか?■ホタルが見える場所は? 「都会ではホタルが見られない」と思っていませんか? 実は東京や神奈川、埼玉、千葉などでも、いくつかのホタルが見られるスポットがあるんです。生物園やホテル、ホタルを飼育している施設、水辺に近い公園ではホタル祭が開催されています。施設内で鑑賞できるイベントであれば雨の心配もないので、予定通りホタルを見に行くことができますよ。■ホタルは、種類によって光り方が違うホタルには、実はたくさんの種類があります。日本で有名なのがゲンジボタル、そしてヒメボタルやヘイケボタルなどです。それぞれの種類によって光り方や光る色が異なるので、事前にホタルの光り方について調べて、何のホタルを鑑賞しているかを親子で会話するのも楽しいですね。千葉にある白浜フラワーパークでは、サトホタルと海ホタルの2種類が見られるので、光り方の違いを見て楽しむことができるでしょう。■ホタルを鑑賞する時のマナーは? ホタルを鑑賞する際は、絶対に以下のルールを守ること。子どもにもそのルールを徹底させることが大切です。・懐中電灯やカメラのフラッシュを使用しない・草むらには入らず、少し離れた場所から見る・ホタルを捕まえない・ゴミは必ず持ち帰る・なるべく静かに鑑賞して、ホタルを驚かせないついついうれしくなってホタルを捕まえたり、持ち帰ろうとしたりすることもあるようですが、ホタルはとてもデリケートな生き物。10日ほどの命なので、その場だけで楽しむようにしておきましょう。また、夜は蚊に刺される心配も出てくるので、虫よけ対策は万全に。子どもには長袖、長ズボンを着させて、長靴を履かせたほうが安心です。懐中電灯がないと、足元を照らせなくて不安というときは、懐中電灯の先に赤いセロファンを貼りつけておくと、ホタルへの影響が少なくなります。なるべく灯りはまぶしくないものにして、ホタルを驚かせないようにしておきましょう。親子で幻想的な時間を楽しんで、非日常的なひと時を過ごしてみては? エリアや時期によって鑑賞できるホタルの種類は違ってくるので、住んでいるエリアにはどんなホタルがいるのかを調べてみてください。
2015年06月17日前編 では「若返りの水」 ハンガリーウォーターにまつわる逸話についてお話ししました。今回は詳しいレシピをご紹介していきます。ハンガリーウォーターは、材料さえ準備すれば手作りするのはとても簡単。子どもさんと一緒に作ってみると、色水作りをするようで楽しいので、おすすめですよ。■子どもも一緒に使える、ハンガリーウォーターの作り方<材料>・ドライハーブ◯ローズマリー 10g◯ペパーミント 10g◯ローズ 5g◯レモンピール 5g・精製水 200ml・無水エタノール 100ml(※精製水と無水エタノールを入れる代わりに、ウォッカ300mlでも代用可)<作り方>1.煮沸した瓶にドライハーブを入れる(ペパーミントは手で軽くもみ、葉を小さくする)2.無水エタノールと精製水を入れ、よく混ぜる(ハーブが浸るように割り箸などで突くとよい)3.冷暗所に3週間ほど保存する(1日1回振りまぜる)4.3~4週間経ったら、コーヒーフィルターなどでこして出来上がり※保存は冷蔵庫で1年くらい可能です。 ■ハンガリーウォーターの使い方:どうやって使うの? ハンガリーウォーターは、以下のような使い方がおすすめです。<化粧水として使う>出来上がったハンガリーウォーターを、精製水で10倍ほどに希釈すると手作り化粧水ができます(例:ハンガリーウォーター10mlに対し、精製水90mlを加える)。スッキリとしたハーブの香りが心地よいので、顔だけでなく、ぜひとも体全体に惜しみなく使ってみてください。お好みでグリセリンを10%程度入れると、しっとりとした使い心地になります。ハンガリーウォーターの原液は薄めなければ保存がききますが、薄めて化粧水にしたものは、なるべく早めに使うのがベター。50~100mlずつ作り、冷蔵庫で保存をして、2週間以内に使い切ることをおすすめします。<入浴剤として使う>ハンガリーウォーターの原液を、お好みで大さじ1~2ほど湯船に入れてお楽しみください。さらにお好みで天然塩を大さじ1入れると、体がポカポカして上がった後も冷めにくくなります。また、出がらしのハーブをコットンなどに包んでお風呂に入れてもよいでしょう。■ハンガリーウォーターを使用する際の注意・小さな子どもと一緒に使用する場合は、濃度を薄めにするか、パッチテストを行ってから使用してください。※簡易パッチテストの行い方:腕の内側に10倍に希釈したハンガリーウォーターを10円玉程度の大きさに塗布し、24時間後にかゆみや赤みの反応がないかチェックする。・肌に合わない場合は、すぐに使用を中止してください。・ハンガリーウォーターは水で薄めてしまうと傷みやすいので、すぐに使い切れる量を少しずつ作り、冷蔵庫で保存することをおすすめします。
2015年05月29日外遊びが大好きな子どもたち。しかし雨が多いこの梅雨の時期、外に出られずおうちでグズグズしてしまうことってありませんか? そこで今回は、雨の日でも楽しめて、粘土のようにこねこねと一緒に形が作れて楽しめる練り石けんの作り方をご紹介したいと思います。■なぜ練り石けんがいいの? おすすめする3つのわけ1、簡単なので子どもと一緒にできる2、精油の香りを楽しみながらできる3、子どもは創造力・指先のトレーニングになり、大人はこねることでリラックス効果が出る<材料>(石けん2個分)ハチミツ 小さじ1精油 10滴ソープベース 100gぬるま湯 大さじ2クレイまたはハーブパウダー 大さじ1(なくてもよい)※材料についての詳細は後半でご紹介します。<作り方>1)ハチミツに精油を入れよく混ぜる2)ジッパーバッグの中に、ソープベースとぬるま湯、1を入れ、袋の上からよくもみ混ぜる3)袋から出して2つに分け、好きな形に成型する(このときにクレイやハーブパウダーを混ぜ込む)4)風通しのいい室内で2週間くらい乾燥させてできあがり写真左:ローズパウダー、右:カレンデュラドライハーブ/精油はどちらもオレンジスイート7滴+ラベンダー3滴<注意>・肌に異常が現れた場合はすぐに使用を中止して下さい・作成・ご使用に関しては自己責任で行って下さい・精油は直接手で触れないように気を付けて下さいいかかですか? ハチミツの代わりにグリセリンやホホバオイルなどに置き換えてもいいと思います。クレイやハーブパウダーで色をつけるほか、写真右のようにカレンデュラやラベンダーやローズマリーなどのドライハーブを混ぜてもきれいですね。少し変わった楽しみ方として、石けんの中に小さな玩具をこっそり入れてもいいかもしれません。使っていくうちに中から何かが見えてきたら、子どももお風呂に入ることがいっそう楽しくなるのではないでしょうか? どういう石けんにしようかと考えるだけでもワクワクしますよね。■材料についてソープベースや精油・クレイ・ハーブパウダー・植物油などは、アロマテラピーの専門店で購入できます。クレイ…粉末状の粘土。汚れを吸着する効果がある。色付けにもなります。ハーブパウダー…ハーブを粉末にしたもの。ハーブの持つ様々な作用が期待できます。ハチミツ…保湿効果。肌の炎症を鎮めます。植物油・グリセリン…保湿効果。<精油のブレンド例> さっぱり : ローズマリー、パルマローザ、ラベンダーリラックス : ラベンダー、オレンジスイート、サンダルウッドビューティー : フランキンセンス、ゼラニウム、ローズウッドデトックス : ジュニパーベリー、サイプレス、グレープフルーツ
2014年06月03日