今回は、物語をクイズ形式で紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。※この物語はフィクションです。子どもから玩具を奪った“転売ヤー”小学生の主人公が両親とスーパーへ行ったときの出来事です。主人公はその日発売の食玩を楽しみにしており…。この日のためにお小遣いを貯めていたほどです。その後無事にお目当ての食玩を手に入れ、喫茶スペースで開封。すると違う種類の食玩も購入していたことが判明します。せっかくなので開封すると、レアなフィギュアが出てきました。その様子を見ていた男から急に話しかけられ…。フィギュアをよこせと要求出典:モナ・リザの戯言男は主人公へ「フィギュアを俺によこせ!」と要求。その言い草は人に何かを頼むときの態度ではなく…。フィギュアを5万円で転売することを目論む男は必死だったのです。ここでクイズ直後の息子の反応は?ヒント!息子の反応に両親は驚愕します。両親が反対するが…出典:モナ・リザの戯言正解は…正解は「フィギュアをあげることを了承した」でした。主人公がフィギュアを渡すことを承諾すると…。男は主人公からフィギュアを奪い、別の食玩を置いて逃走。その後、男の態度に両親が激怒します。主人公は男が置いていった食玩を見て「わーい!」と喜ぶのでした。イラスト:モナ・リザの戯言※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(Grapps編集部)
2024年05月31日長女に届いた友だちからのメッセージ内容に唖然!そして子どものLINEトラブルは思わぬところに潜んでいるものだと実感したのです――。 長女が不愉快な表情を見せた理由わが家は習い事の増えた5年生から長女にスマホを持たせました。長女には念のため、スマホの使い方について次のようなことを忠告しておきました。「LINEは本当に仲の良い友だちとだけ交換しよう」と。 すると長女も「私も面倒だしそうするつもり」と、同じクラスのAちゃん、Bちゃん、2人だけとLINE交換していました。毎日連絡を取るでもなく、グループLINEで学校の持ち物についてのやり取りをしたり、ネットで見つけたおもしろ画像を送りあったりと、平和な日々が続いていました。 ある日、長女の着信が鳴り、Aちゃんからグループでなく個人的にLINEが送られてきました……。それを見た長女が眉間にしわを寄せながら「え?ママこれ何?どういうこと?」と不愉快極まりない様子で聞いてきました。「そんな顔になる内容って何事だ!?」と思いながらも冷静を装ってAちゃんからのLINEを見て唖然とした私。 その内容は「このメールを受け取ったあなたは、20人にこのメールを回さないと必ず不幸になります。グループへの送信は無効で、個人あてに20人です」。 いわゆる昔からある不幸の手紙。時代が変わり、それが不幸のメールになったようです。 「ママ、これ何?」と長女に聞かれたので説明すると、「しょうもな。何でAちゃんはこんなの送ってくるんだろ」と長女が言っていると、Aちゃんから再びLINEが。「これ○○から送られてきた。ぴえん」と……。長女は面倒くさそうに「大丈夫よ。また明日」とだけ返し、終わらせていました。 翌日学校に行くと、AちゃんがBちゃんにも不幸のメールを送っていたことがわかりました。Bちゃんは無視して、誰にも回さなかったのだそう。Aちゃん自身も誰かから不幸のメールを受け取ってしまって、ショックだったのでしょう。 そこで回さなければよかったと思いますが、メールを信じて言われるがままに動いてしまったのだと思います。Bちゃんから無視をされてしまい、Aちゃんも感じたものがあったかもしれません。 長女にはこれを機に、「自分がされて嫌なことは人にはしないようにしよう」という話をしました。自分の気持ちばかりでなく、相手の気持ちを思いやれる子に育っていってほしいなと改めて感じた私。また同時に、子どものLINEトラブルは大人の予想もしないことが起こるのだなと実感し、アンテナを張っておく必要があると学んだ出来事でした。 著者:石井ゆうき
2024年05月29日昨年、わが家の庭で夫の友人家族とバーベキューをしていたとき、友人の子どもが嘔吐してしまいました。そのときの友人の対応の仕方に、私は非常にモヤモヤしてしまったのです……。 仲の良い友人家族夫の友人家族がわが家に遊びに来てくれて、バーベキューをすることになりました。その友人家族とは以前から交流があり、一緒に旅行へ行ったこともある仲です。子ども同士も小学校低学年と同年代ということもあり、仲良くしていました。 当日、みんなで準備をして食べ始めて少したったころ、友人の子どもに異変が起こりました。突然「気持ち悪い……」と言って、その場で吐いてしまったのです。外だったことや誰にもかからなかったこともあり、掃除はラクだったのですが、気になるのは友人の子どもの体調です。 友人の驚きの対応幸い友人の子どもは吐いてしまった後はケロッとしており、熱はありませんでした。ですが大事をとって家の中で横になることに。すると友人夫婦は「顔色も悪くないし大丈夫そうだね! よろしく〜」と言って、子どもを置いたままバーベキューをしに庭へ出て行ってしまいました。 私も「え? よろしくって、私がそばにいるの? 心配じゃないの?」と思いましたが、友人の子どもを置いてそばを離れることはできず、諦めて家の中で見守っていました。その後30分ぐらい様子を見ましたが回復し、遊びたい!とのことだったので一緒に庭へ戻りました。そこでも友人夫婦は「もう回復したの? よかったね〜」と……。体調が良くない子どもを人任せにしてしまう友人夫婦に、なんだかモヤモヤしてしまいました。 バーベキューが終わったあと夫にも相談したのですが、離れている間子どものことを心配する発言はなかったそうです。子どもに対する考え方が違うのだと感じる出来事でした。その出来事以降、忙しくなったこともあり、友人家族とはだんだんと疎遠になってしまいました。さまざまな感覚の人がいますが、自分たちもしっかりとした考えを持って子育てに向き合っていこうと思います。 著者:高山ななみ
2024年05月28日ほや助さんが小学4年生ころ、クラスメイトと放課後の校庭で遊んでいると、トラブルメーカーと噂される幸太郎くんのある行動で大怪我をしてしまう事件が起こってしまいます。事件が起きたその夜、幸太郎くん家族が謝罪のためほや助さんの家を訪れたのですが、謝罪をするどころか被害者だと言い出す始末。常識の通用しない家族と話し合っても埒が明かず、学校を巻き込む大問題へと発展し…。状況説明に間違いはないかと幸太郎くんに問うも、上手く言葉がでなくなってしまった幸太郎くん。その姿に腹を立てたおじいちゃんは「情けない!」と罵倒し、家でもろくに喋らない、母親が亡くなってからずっとこうだとキレ散らかします。 黙り続ける幸太郎くんに向かい「幸太郎くん自身の言葉が聞きたいなぁ」と担任の先生が話しかけます。その様子が気に食わなかったおじいちゃんは、新任だからトラブルも防げないのではといちゃもんをつけ始めます。しかし、担任の先生は「幸太郎くんの言葉を無視する理由にはならない」と勇気を振り絞り反論するのでした。 まさか…待ち伏せ!? 担任の先生の問いかけにも声が出ない幸太郎くん。無言の時間が流れ、校長先生が「この件について、今後どうしてほしい?」とほや助さんに尋ねます。咄嗟のことに言葉を詰まらせるほや助さん。答えが出ぬまま、その日の話し合いは終了するのでした。 帰宅後も今回の事件について考えるほや助さん。幸太郎くんの複雑な家庭環境を知りどうするべきか頭を抱えるのでした。 翌日の登校中、小学校の校門近くで背後から「ほや助ちゃぁぁん」と声が聞こえゾッとするほや助さん。振り向くとそこには幸太郎くんのおばあちゃんの姿がありました。「たまたま会えてよかった」と言い、さらに「ほや助ちゃんにお願いがあったのよー!」とわざとらしい声で言うのでした。 ◇◇◇ 幸太郎くんのおばあちゃんが言う「お願い」とはいったいどんな内容なのでしょう?また一波乱ありそうな予感がします。大人に「お願い」と言われても、子どもだけで判断できないことはたくさんあります。少しでも不審に思うことがあった場合、親や学校の先生など、信頼できる大人を頼るということを教えておくと良いかもしれませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター ほや助
2024年05月23日幼い頃、誰もが好きなものをコレクションして楽しんでいたことでしょう。河原で拾ったキレイな石、オシャレな文房具、市販のトレーディングカードゲームなど、コレクションが充実していくたびに、自然とワクワクしたものです。コレクションの一つひとつに、入手した時の思い出が詰まっているからこそ、眺めていると温かい気持ちになれるのでしょう。小学生の娘による『温かいコレクション』に絶賛の声小学生の娘さんを育てる、漫画家の宮川サトシ(@miyagawa_sato)さん。娘さんには、以前から地道に集めているコレクションがあるといいます。この年頃の女の子といえば、かわいいシールやぬいぐるみなどを集めているイメージを抱きますよね。しかし、娘さんのコレクションは一風変わったものでした。ついに5つも集まったという、娘さんの『優しさが詰まったコレクション』がこちらです!駅名標を模したカードには、「ありがとう」という感謝のメッセージが書かれています。このカードは、小田急電鉄の駅員が落とし物を届けてくれた人などに配っている『Thank youカード』。心優しい娘さんは、駅や電車内で落とし物を見つけるたびに、駅員に届けるよう意識しているのだとか。そんなある日、落ちていた100円玉を届けたことで、5枚目の『Thank youカード』をもらったといいます。カードには「お客様のご厚意に感謝いたします」という駅員からのメッセージも。こんなにも素敵なカードをもらったら、誰もが「今後も積極的に人助けをしよう」と思うことでしょう。娘さんのコレクションを見て、「この取り組みは本当に素晴らしい!」と再認識したという、宮川さん。この投稿が拡散されたことで、多くの人から同様の絶賛する声が上がっています。・こんなにも素敵な取り組みがあるだなんて!もっと広まるべき。・子供も大喜びで落とし物を届けそう。粋だなあ。・これは知らなかった。娘さんの優しさと、小田急電鉄のセンスのよさに拍手。娘さんが持つ5枚のカードには、それぞれ人助けをした思い出が詰まっているはず。カードを手に取るたびに、落とし物を渡した時の駅員の笑顔や「ありがとう」という声、そして、その時に感じた心の温かさを思い出すことでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年05月21日ほや助さんが小学4年生ころ、クラスメイトと放課後の校庭で遊んでいると、トラブルメーカーと噂される幸太郎くんのある行動で大怪我をしてしまう事件が起こってしまいます。事件が起きたその夜、幸太郎くん家族が謝罪のためほや助さんの家を訪れたのですが、謝罪をするどころか被害者だと言い出す始末。常識の通用しない家族と話し合っても埒が明かず、学校を巻き込む大問題へと発展し…。事故現場である校庭に向かうと、幸太郎くんの担任の先生も駆けつけました。状況確認をした結果、やはり犯人は幸太郎くん以外考えられないということに。すると、幸太郎くんのおじいちゃんが「お前のせいだからな…」とおばあちゃんを責め立てます。 さらに、ヒートアップしたおじいちゃんが「お前なんかのために、俺たちが20万も…!」とあまりにも悲惨な言葉を幸太郎くんに投げつけます。 孫の非を認めず暴言を吐き、開き直ってはまた暴言を繰り返す様子に「この家族はどこかおかしい」と、ほや助さん一家は改めて思うのでした。 新任教師が標的に!? おじいちゃんの暴言を止めるべく「子どもたちの話も聞きましょう」と空気を変える校長先生。続けて、状況説明に間違いはないかとほや助さんと幸太郎くんに問います。おじいちゃんに責められ上手く言葉がでなくなってしまった幸太郎くん。その姿に腹を立てたおじいちゃんは「情けない!」とさらに幸太郎くんを責め立てます。 怯える幸太郎くんに代わりおばあちゃんがまたも泣き落としを始めようとすると、校長先生が「幸太郎くんの話を聞きましょうよ」と冷静に詰め寄ります。 するとおじいちゃんが、家でもろくに喋らない、母親が亡くなってからずっとこうだとキレ散らかします。 黙り続ける幸太郎くんに向かい「幸太郎くん自身の言葉が聞きたいなぁ」と担任の先生が話しかけます。その様子が気に食わなかったおじいちゃんは、新任だからトラブルも防げないのではといちゃもんをつけ始めます。しかし、担任の先生は「幸太郎くんの言葉を無視する理由にはならない」と勇気を振り絞り反論するのでした。 ◇◇◇ おじいちゃんの暴力とも言える発言に怯え小さくなる幸太郎くん。普段から「お前なんか」や「情けない」など、幸太郎くんを否定するような言葉を言っているように感じました。1番の身方であって欲しい家族に突き放され幸太郎くんはどんな気持ちなのか、想像しただけで悲しくなってしまいます。どうか、心を閉ざしきってしまう前に救われることを願うばかりです。 著者:マンガ家・イラストレーター ほや助
2024年05月20日ほや助さんが小学4年生ころ、クラスメイトと放課後の校庭で遊んでいると、トラブルメーカーと噂される幸太郎くんのある行動で大怪我をしてしまう事件が起こってしまいます。事件が起きたその夜、幸太郎くん家族が謝罪のためほや助さんの家を訪れたのですが、謝罪をするどころか被害者だと言い出す始末。常識の通用しない家族と話し合っても埒が明かず、学校を巻き込む大問題へと発展し…。ほや助さんに向け土下座をする幸太郎くんのおばあちゃんは、「母親が亡くなっている幸太郎くんを自分たちが年金で育てているため余裕がない」と言い、泣き落としで高額治療費を逃れようとします。 しかし、高圧的な態度を取り続ける幸太郎くんのおじいちゃんは、幸太郎くんが本当に犯人なのかわからないと言い出し、このままでは埒が明かないと、当時の状況を確かめるため現場へ向かうのでした。 衝撃の発言にあ然 事故現場である校庭に向かいます。すると、幸太郎くんの担任の先生も駆けつけました。状況確認をした結果、やはり犯人は幸太郎くん以外考えられないということに。すると、幸太郎くんのおじいちゃんが「お前のせいだからな…」と言い、幸太郎くんを甘やかしすぎたから事件が起こったとおばあちゃんを責め立てます。 この状況に泣き出すおばあちゃん、下を向き黙ることしかできない幸太郎くん。この様子を見たほや助さんは、さすがにかわいそうだと同情をし始めます。すると、ヒートアップしたおじいちゃんが「お前なんかのために、俺たちが20万も…!」とあまりにも悲惨な言葉を投げつけます。 孫の非を認めず暴言を吐き、開き直ってはまた暴言を吐きを繰り返す非常識な様子にほや助さん一家は改めて「この家族はどこかおかしい」と思うのでした。 ◇◇◇ 同情を誘い責任逃れをしようとしたり、開き直ったり暴言を吐いたりと非常識な行動にかける言葉もありません。おじいちゃんに「お前なんかのために」と言われてしまった幸太郎くんは深く傷ついたことでしょう。子どもでも、悲しい言葉を言われたことはわかります。子どもの手本となる身として、おじいちゃんには改心して欲しいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ほや助
2024年05月18日ほや助さんが小学4年生ころ、クラスメイトと放課後の校庭で遊んでいると、トラブルメーカーと噂される幸太郎くんのある行動で大怪我をしてしまう事件が起こってしまいます。事件が起きたその夜、幸太郎くん家族が謝罪のためほや助さんの家を訪れたのですが、謝罪をするどころか被害者だと言い出す始末。常識の通用しない家族と話し合っても埒が明かず、学校を巻き込む大問題へと発展し…。ほや助さんの怪我に対しての治療費の見積もりを見た幸太郎くんの保護者は、予想外の高額に「ぼったくりだろ!」と怒鳴り出します。 学校で怪我をした際に利用できる「スポーツ振興保険」は使えないのかと詰め寄ります。先生は、1度生徒が帰宅すると学校の管理下ではないため利用できないと言います。そして、事件があった当日、ほや助さんは1度帰宅をしていたため補償はなかったのだと説明します。 まさかの展開に焦る幸太郎くん家族。 すると突然、「許してくださいぃ」と幸太郎くんのおばあちゃんがほや助さんに向かい下座を始めるのでした。 この期に及んで…!? ほや助さんに向け土下座をする幸太郎くんのおばあちゃんに対し、やめるよう説得するほや助さんの母。しかし、おばあちゃんは土下座をやめず、母親が亡くなっている幸太郎くんを自分たちが年金で育てているため余裕がないと言い、泣き落としで高額治療費を逃れようとします。 しかし、高圧的な態度を取り続ける幸太郎くんのおじいちゃんは、幸太郎くんが本当に犯人なのかわからないと言い出し、ほや助さんに向かい「この子が犯人に仕立て上げた可能性だってあるだろ?」と、とんでもない発言を始めます。 この期に及んで…と怒りをあらわにするほや助さん家族。子どもたちからの証言も取れているというと「子どもの言うことを真に受けるのか、信用できない」と笑ながらいうのです。 このままでは埒が明かないと、当時の状況を確かめるため現場へ向かうのでした。 ◇◇◇ 泣き落としをして許しを得ようとする幸太郎くんのおばあちゃん。反省はしておらず、その場を逃げ切ることしか考えていないのだとバレバレですよね。幸太郎くんにも伝わってしまっているのではないでしょうか? 幸太郎くんの気持ちを考えると、あまりにも不憫でなりません。これ以上、心が荒んでしまわないと良いのですが…。 著者:マンガ家・イラストレーター ほや助
2024年05月16日ほや助さんが小学4年生ころ、クラスメイトと放課後の校庭で遊んでいると、トラブルメーカーと噂される幸太郎くんのある行動で大怪我をしてしまう事件が起こってしまいます。事件が起きたその夜、幸太郎くん家族が謝罪のためほや助さんの家を訪れたのですが、謝罪をするどころか被害者だと言い出す始末。常識の通用しない家族と話し合っても埒が明かず、学校を巻き込む大問題へと発展し…。話し合いをするため、小学校へ集まった家族たち。すると、ほや助さんを見た幸太郎くんのおじいちゃんは「孫のためならいくらでも払うが、そんな小さい怪我の治療費すら困っているのか」と発言します。 数々の暴言が続き、怒りを抑えられないほや助さんの母が「あまりにも無責任すぎでは?」と言います。 すると、幸太郎くんのおじいちゃんは、突然財布から千円札を数枚取り出し「うちはこれくらいじゃ困らないからなぁ」とニタニタといやらしい笑みを浮かべるのでした。 加害者家族がまさかの行動に!? 話し合いはヒートアップし見かねた先生がこれまでの流れをまとめ、治療費の見積もりを先生が提出すると一変。想像以上の金額に怯む幸太郎くん家族。「ぼったくりだろ!」と怒鳴り出すも、大怪我のため保険外の素材を選ぶしかなったと高額となった理由を説明します。 幸太郎くん家族はうろたえながら、学校で怪我をした際に利用できる「スポーツ振興保険」は使えないのかと詰め寄ります。先生は、1度生徒が帰宅すると学校の管理下ではないため利用できないと言います。そして、事件があった当日、ほや助さんは一度帰宅をしていたため補償はなかったのだと説明します。 まさかの展開に焦る幸太郎くん家族。すると突然、「許してくださいぃ」と幸太郎くんのおばあちゃんがほや助さんに向かい下座を始めるのでした。 ◇◇◇ これまでの煽るような態度から一変、治療費を提示され土下座をし許しを得ようとするなんて驚きを隠せません。それも、まだ小学生の子どもに対して大人がする行動はないと思います。そして、これまでの態度を振り返り、許されるとでも思ったのでしょうか?他の家族とも揉めているようですが、同じように非常識な態度をとっているのか気になりますね。 著者:マンガ家・イラストレーター ほや助
2024年05月15日ほや助さんが小学4年生ころ、クラスメイトと放課後の校庭で遊んでいると、トラブルメーカーと噂される幸太郎くんのある行動で大怪我をしてしまう事件が起こってしまいます。事件が起きたその夜、幸太郎くん家族が謝罪のためほや助さんの家を訪れたのですが、謝罪をするどころか被害者だと言い出す始末。常識の通用しない家族と話し合っても埒が明かず、学校を巻き込む大問題へと発展し…。謝罪にきたはずが非常識な態度で話にならず玄関先でなく家の中で話し合うことに。幸太郎くんの保護者は、ほや助さんに向け「ごめんなさいねぇ」と言軽い感じで謝罪をし、男の子はやんちゃで困ると話し始め勢いでこの場を乗り切ろうとします。さらには「母親を亡くしてかわいそうな子」と涙を流し、泣き落としで同情を引こうとするのでした。 黙って聞いていたほや助さんの両親はブチ切れ、「ここからは大人の時間だから」とほや助さんを部屋に戻るように促すのでした。 バカにするような暴言を連発 ほや助さんを見た幸太郎くんのおじいちゃんは「孫のためならいくらでも払うが、そんな小さい怪我の治療費すら困っているのか」と言い、「お嬢さんが気の毒だなぁ」と信じられない発言を連発します。 一生の怪我を負い、親までバカにされ腹が立ったほや助さんは「なんでわたしたちがこんな思いをしなくちゃいけないの…?」と心底思うのでした。 幸太郎くんの保護者の発言に「あまりにも無責任すぎでは?」と、ほや助さんの母が反論します。すると幸太郎くんの保護者は、突然財布から千円札を数枚取り出します。それを見た幸太郎くんもクスッと不気味な笑みを浮かべます。そして幸太郎くんの保護者は「うちはこれくらいじゃ困らないからなぁ」とニタニタと嘲笑いお金をちらつかせ周りの空気を凍りつかせるのでした。 ◇◇◇ 人をバカにしたような態度と信じられない発言に、ほや助さんが「なんでわたしたちがこんな思いをしなくちゃいけないの…?」と思うのは当然です。小学生の子どもでも理不尽な話し合いだとわかっているのに、なぜ幸太郎くんの保護者は煽ることばかりすのでしょう? ましてや、子どもの前でお金をちらつかせるなんて言語道断です。みなさんなら、どのように解決をしますか? ほや助さんの気持ちを大切に話がまとまることを願います。 著者:マンガ家・イラストレーター ほや助
2024年05月14日ほや助さんが小学4年生ころ、クラスメイトと放課後の校庭で遊んでいると、トラブルメーカーと噂される幸太郎くんのある行動で大怪我をしてしまう事件が起こってしまいます。事件が起きたその夜、幸太郎くん家族が謝罪のためほや助さんの家を訪れたのですが、謝罪をするどころか被害者だと言い出す始末。常識の通用しない家族と話し合っても埒が明かず、学校を巻き込む大問題へと発展し…。謝罪にきたはずが非常識な態度で話にならず玄関先でなく家の中で話し合うことに。幸太郎くんの保護者は、ほや助さんに向け「ごめんなさいねぇ」と言軽い感じで謝罪をし、男の子はやんちゃで困ると話し始め勢いでこの場を乗り切ろうとします。さらには「母親を亡くしてかわいそうな子」と涙を流し、泣き落としで同情を引こうとするのでした。 黙って聞いていたほや助さんの両親はブチ切れ、「ここからは大人の時間だから」とほや助さんを部屋に戻るように促すのでした。 非常識すぎる保護者 ほや助さんが部屋へ戻ると、心配した姉が声をかけます。別室にいる大人たちの話し声は次第に大きくなり話し合いは難航。幸太郎くん本人に直接謝って欲しいこと、治療費のことを話したところ幸太郎くんの保護者は「脅し取る気か!」ともの凄い勢いで怒り始め「これ以上、こんなバカと話てても仕方ないわ!」「学校で白黒つけてもらいましょ!」と捨て台詞を吐き自宅へと戻るのでした。 その後、幸太郎くんの保護者は「あの一家に、治療費をせびられているんです!」と学校へ連絡をしていたのでした。そして、学校を巻き込み話し合いをする事態へと発展してしまいます。 数日後、学校で話し合いをすることに。その場には幸太郎くん、おばあちゃんと横柄な態度のおじいちゃんの姿がありました。そして、ほや助さんを見たおじいちゃんは「ギャーギャー騒ぐほどのことでも無いだろ?」と信じられない発言を投げつけるのでした。 ◇◇◇ 怪我をさせた加害者であることを理解していないよう態度にほや助さんの親が怒るのも当然です。幸太郎くんはこれが当たり前だと思ってしまっているのではないかと心配になってしまいます。どうか、しっかりと罪を認め謝罪をして欲しいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ほや助
2024年05月12日ほや助さんが小学4年生ころ、クラスメイトと放課後の校庭で遊んでいると、トラブルメーカーと噂される幸太郎くんのある行動で大怪我をしてしまう事件が起こってしまいます。事件が起きたその夜、幸太郎くん家族が謝罪のためほや助さんの家を訪れたのですが、謝罪をするどころか被害者だと言い出す始末。常識の通用しない家族と話し合っても埒が明かず、学校を巻き込む大問題へと発展し…。ある日の放課後、学校の校庭で友人と遊んでいたほや助さんはトラブルメーカーと噂をされている幸太郎くんの投げた石が当たり、歯が折れてしまいます。まさかの大怪我に先生も動揺し、幸太郎くんに何をしたのかと尋ねます。しかし、加害者である幸太郎くんは悪びれる様子もなく、無言を貫き知らん顔で謝りもしません。 ほや助さんの折れた歯の状態はあまりに酷く、学校の先生に連れられ歯医者へと向かうのでした。泣き落としで乗り切るつもりか!? まるで友達の家に入るかのように楽しそうに入る幸太郎くんの保護者。話の続きをしようとすると、ほや助さんに向け「ごめんなさいねぇ」と言軽い感じで謝罪をしながら菓子折りを手渡します。そして、男の子はやんちゃで困るなどペラペラと話し、勢いでこの場を乗り切ろうとします。さらには「母親を亡くしてかわいそうな子」と涙を流し、泣き落としで同情を引こうとします。 黙って聞いていたほや助さんの父がブチ切れて「ここまで常識知らずの人たちに育てられるお子さんもかわいそうだ」と言い放ちます。普段怒りを表に出さない父が怒ったことにあ然とするほや助さん。続けて母が、「ここからは大人の時間だから」とほや助さんを部屋に戻るように促すのでした。 ◇◇◇ ほや助さんの父が言うように「蛙の子は蛙」だと思ってしまうような振る舞いに驚きをかくせません。謝罪のはずが、さらに怒りを買うなんて心から悪いことをしたと思っていないことがわかります。このままでは幸太郎くんも変われないかもしれません。子どもは思っている以上に親の行動を見ています。どうか気持ちを改めて欲しいものです。 著者:マンガ家・イラストレーター ほや助
2024年05月11日ほや助さんが小学4年生ころ、クラスメイトと放課後の校庭で遊んでいると、トラブルメーカーと噂される幸太郎くんのある行動で大怪我をしてしまう事件が起こってしまいます。事件が起きたその夜、幸太郎くん家族が謝罪のためほや助さんの家を訪れたのですが、謝罪をするどころか被害者だと言い出す始末。常識の通用しない家族と話し合っても埒が明かず、学校を巻き込む大問題へと発展し…。ある日の放課後、学校の校庭で友人と遊んでいたほや助さんはトラブルメーカーと噂をされている幸太郎くんの投げた石が当たり、歯が折れてしまいます。まさかの大怪我に先生も動揺し、幸太郎くんに何をしたのかと尋ねます。しかし、加害者である幸太郎くんは悪びれる様子もなく、無言を貫き知らん顔で謝りもしません。 ほや助さんの折れた歯の状態はあまりに酷く、学校の先生に連れられ歯医者へと向かうのでした。非常識すぎる保護者 歯科医が診察し開口一番「これはひどい」というほどの大怪我を負ってしまったほや助さん。 怪我をしたその日の夜、幸太郎くん家族が謝罪のためほや助さんの自宅を訪れます。すると加害者である幸太郎くんの姿がなく、どうしたのか尋ねると、「20時には寝るんです。無理に起こして連れてくるのはかわいそうでしょう?」と当然かのように言い放つのでした。 その様子を見たほや助さんの親は怒りを抑えながら、今後もほや助さんがこの怪我と付き合い続けなければならないこと、それにも関わらずこうたろうくんから謝罪もなかったことを説明します。 すると幸太郎くんの家族は「うちの子だって思いがけず怪我をさせてある意味被害者ですよ!」と突拍子もないことを言い出します。 信じられない発言に我慢の限界を感じたほや助さんの親はゆっくり話そうと家のなかへと招きいれるのでした。 ◇◇◇ 信じられない発言を繰り返す幸太郎くんの保護者。あまりにも非常識すぎて、幸太郎くんが歪んでしまう理由がわかる気がします。子どもの気持ちに寄り添うことは大切ですが、悪いことを教えるのも親の役目だと思います。このごの話し合いで、幸太郎くんの保護者がどのような発言をするのか注目です。 著者:マンガ家・イラストレーター ほや助
2024年05月09日想像力が豊かだった小学生のとき、ホラー好きの同級生からあることを教わり、私は大きな勘違いをすることになって……。 ホラー好きの友人小学生のとき、私の友人のA子はホラー系の映画や不気味な出来事に興味があり、度々その話を聞かせて驚かせてくれました。 ある日、そんな彼女から「生理が始まったら赤ちゃんがおなかを突き破って出てくるんだよ」と教わりました。当時の私は、生理の知識がほとんどなかったため、彼女の言葉を本当だと信じてしまったのです。 あまりの恐怖に…それから数カ月が経ったころ、A子から生理が始まったことを告げられました。あのときの話を思い出した私は、「彼女のおなかには赤ちゃんがいて、それが突き破って出てくる瞬間をきっと私も目撃することになるのだ……」と思い、恐怖でいっぱいに。 あまりにも怖くなってしまった私は、母にそのことを泣きながら伝えました。すると、母は「そんなわけないでしょ!」と笑っています。ぽかんとする私に、母は正しい生理の知識を教えてくれて、「生理は怖いものじゃないよ」と安心させてくれました。 この出来事がきっかけで、私は生理の正しい知識を得ることができましたが、あのとき感じた恐怖は今でも鮮明に覚えています(笑)。 幼いころは想像力が豊かだからこそ、現実と非現実の境界線があいまいになってしまうときもあると思います。当時の私はA子の発言を信じ、想像力にかき立てられるがまま「生理は怖いもの」と思い込んでしまいました。こうやって正しい知識をつけながら一歩一歩大人になっていくのだな……と感じた、初潮に関するエピソードでした。 著者/匿名作画/ふるみ 監修/助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ふるみ
2024年05月09日ほや助さんが小学4年生ころ、クラスメイトと放課後の校庭で遊んでいると、トラブルメーカーと噂される幸太郎くんのある行動で大怪我をしてしまう事件が起こってしまいます。事件が起きたその夜、幸太郎くん家族が謝罪のためほや助さんの家を訪れたのですが、謝罪をするどころか被害者だと言い出す始末。常識の通用しない家族と話し合っても埒が明かず、学校を巻き込む大問題へと発展し…。 悲劇の始まりが… ある日の放課後、学校の校庭で友人と遊んでいたほや助さん。その近くには最近引っ越してきたばかりだというのに、すでにトラブルメーカーとして噂をされている幸太郎くんの姿が。友人が幸太郎くんを警戒し少し離れたところで遊んでいました。 1時間後、ほや助さんの身に事件が起こります。なんと、トラブルメーカーである幸太郎くんの投げた石がほや助さんに当たり、歯が折れてしまったのです。まさかの大怪我に先生も動揺し、幸太郎くんに何をしたのかと尋ねます。しかし、加害者である幸太郎くんは悪びれる様子もなく、無言を貫き知らん顔で謝りもしません。 ほや助さんの折れた歯の状態はあまりに酷く、学校の先生に連れられ歯医者へと向かうのでした。 ◇◇◇ 友人が言うトラブルメーカーという噂は本当だったようですね。謝りもしない幸太郎くん。彼はこの事態をどう思っているのでしょう?トラブルを起こしてしまう原因はどこにあるのか、彼の本心が気になります。 著者:マンガ家・イラストレーター ほや助
2024年05月07日通っている幼稚園、保育園から突然「退園勧告」をされたら……!?退園勧告エピソードまとめ幼稚園、保育園に入園したけれど、診断結果や特性からの困り、お友だちとのトラブルなどで突然の退園勧告……!そんな時、どんな対応をしたらいいの?転園先はどうする?など、困った経験をした方も多くいらっしゃると思います。今回は発達ナビ連載ライター陣の描いた、お子さんの退園勧告に関するエピソードなどをまとめました。突然の退園勧告!トラブル、特性、その理由はさまざま……退園勧告にまつわるエピソード6選4歳の時に軽度の知的障害(知的発達症)と診断されたプクティさんの息子さん。療育に通い始めた矢先、幼稚園の園長先生から「年長クラスに進級するのは難しいと思う」と退園勧告をされます。プクティさんは次に通う園探しに奔走し……。なのはなさんの息子さんは5歳でADHD(注意欠如多動症)、ASD(自閉スペクトラム症)と診断を受けています。好奇心が強く真面目、こだわりが強い性格は幼稚園でもトラブルを起こし、入園5ヶ月で実質退園勧告を言い渡されました。専門家に「言葉が遅いだけ」と言われ、息子のスバルくんを見守ってきた星あかりさん。とうとう3歳の誕生日の数日前に言葉が溢れ出し、これで一安心と思ったのもつかの間、プレ幼稚園のある日の放課後、園長と副園長から呼び出され……監修の初川先生からのメッセージも必読です。自分の気持ちを言葉にするのが苦手なるみちゃんさんの娘さんでしたが、幼稚園に入園し仲の良いお友達ができました。しかし、言葉をうまく伝えられない娘さんは口喧嘩に勝てずにお友達の腕をかんでしまい、ママ友ともトラブルに……。保育園に通わせながらもお子さんの発達の遅れが気になっていたエピソード提供者さん。療育に通うことが決まり、保育園にもその事を伝えると突然呼び出され「劣っている子の保育は難しい」「在籍は今年度一杯が限界だと思います」と伝えられ……退園を決意するまでのお話です。ASD(自閉スペクトラム症)のあるかさはらあやこさんの息子さん。園側との意思の疎通の難しさから保育園を半年で退園した出来事を振り返り、当時のエピソードを描いていただきました。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年05月01日保育士の中田馨さんが、子どもがお友だちを叩いてしまったり、物を壊してしまったときの対応について教えてくれました。「どうしてお友だちを叩いてしまうの……」、「なぜうちの子はこんなに乱暴なの?」と悩んでいるパパやママもいるかもしれませんね。中田先生が子どもの行動や心理について詳しくお話ししてくれています。ぜひ参考にしてくださいね。こんにちは。保育士の中田馨です。子育ては「楽しい!」「うれしい!」「すごい!」と思うことも多いですが、「あれ? どうすればいいのだろう?」と悩むこともあります。例えば、友だちを叩いたり、物を投げて壊したりする子どもの行動など。 そこで今回は、そういった少し乱暴に見える子どもの行動について考えてみましょう。 大切なことは、周りの大人が「そういう子」と思い込まないこと友だちを叩いたり、物を投げてしまうような行動は、成長の過程です。保育所の子どもたちを見ていても、多かれ少なかれどの子にもやってきます。子どもたちの様子を見ていると、それが大きく出て目立つ子と、それほど目立たない子がいるなと感じます。 みんなが通る道なので、「この子は乱暴なのではないか?」とは思わないでください。例えば、「あなたは、いつも乱暴ね!」なんて声かけをして、「乱暴な子」のレッテルをはらないでほしいなと思います。 とはいえ、何度注意しても何度も何度も同じことを繰り返されたら、「じゃあ、どうすればいいの??」と思ってしまいますよね。では、どうして子どもがそのような行動をするかを考えてみましょう。 友だちを叩いたり、物を投げたりするのはなぜ?あなたのお子さんは、なぜ友だちを叩いたり、物を投げたりすると思いますか? 理由はいろいろあるのではないかと思います。 「自分のおもちゃを友だちに急に取られた」「友だちのおもちゃが欲しくなった」という分かりやすいものもありますし、「投げてみたらおもしろかった!」なんて理由のこともあります。 以前に私の保育所で起きた出来事を例にお話しします。Aちゃん(1歳児)が何もしていないBちゃん(2歳児)を叩いたり、噛んだりすることが続きました。その理由は、これまで何度もBちゃんに自分が使っているおもちゃやあそびを取られたり、壊されたりしていたからです。その過去の記憶があるから、目の前をBちゃんが通っただけで「また、取られてしまう!」と思って自分の身を守るために叩いていたのです。 子どもの「今した行動」だけでなく、その前後や関係性にどういった思いがあったのかを見ることができると、子どもの行動が理解でき、大人の対応も変わってくるかもしれませんね。 どの月齢でも「あそび」や「良し」にしないこと私の保育所では、友だちを叩いたり、物を投げたりする行動をどの月齢でも「あそび」や「良いこと」と捉えないようにしています。 例えば0歳児を抱っこしているときに、大人のほっぺをペシペシ叩くことがありますね。こんなときは、「痛いよ。さすさすしてくれたらうれしいな」と子どもの手を持って一緒に「さすさす」します。物を投げたら「これは危ないから、ボールを投げてみよう」と、投げてもいい物と交換します。 ほっぺをペシペシされて笑顔で「痛い痛い~」と笑うと、赤ちゃんは「ペシペシしたら、ママ(パパ)が喜んでくれる! 楽しい!」と思ってしまいます。硬いおもちゃを投げて「じょうずに投げられたね!」と褒めたら、硬いおもちゃを投げてもいいと理解します。 子どもを叱る必要はなく、してもいい行動を伝える(教えてあげる)ようにできると良いですね。 感情的に怒らず、子どもの気持ちに寄り添いつつ「待つ」1歳児、2歳児になり、友だちと関わることが増えてくると、上記の方法では問題解決しなくなることもあります。 もし、友だちを叩いてしまったときには、まずは叩いたことに対して注意をして、子どもの行動を止め、声かけをします。「叩いたら痛い!」「叩いたら○○ちゃんがかわいそう」「叩くのはダメ!」など、お子さんへ伝わりやすい言葉でOKです。このときだけは、わざと大きめの声で叱ります。 そして、叩かれた友だちには、まず親が「痛かったねごめんね」とフォローを入れて、お子さんと向き合ってみましょう。このとき話しかける声は、できる限り静かな口調です。そして、叩いてしまった子どもには、まだ言葉でうまく伝えられない場合には、「どうして叩いたのかな?」「○○ちゃんのおもちゃが使いたかったの?」など子どもの気持ちを代弁します。「ママ(パパ)は、叩いたことがとっても悲しい」とママ(パパ)の気持ちも伝えましょう。そして、「○○ちゃんに謝ろうね」と一緒に謝ります。 今回は、とっても簡潔に書きましたが、子どもの気持ちはそんなに簡単に「謝る」方向には進みません。子どもの表情を観察しながらできる限り言葉数は少なく、「待つ」姿勢で声かけを行ってみましょう。もし、子どもが謝れなくても、そんなときもあるものですから大丈夫。代わりにママ(パパ)がしっかりと謝る姿を目の前で見せましょう。大切なのは、親が感情的に怒らないことです。 最後にお話しした方法は、少し親の「演技力」も必要になるかもしれません。感情的にならず、いかに簡単な言葉で子どもに伝わるように説明できるかも、子育てには大切かもしれませんね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2024年04月27日大学のサークルで知り合った慎司の第一印象は、「とにかく面倒見のいい人」というものでした。誰からも慕われる慎司は友だちが多く、そんな人と付き合える私は幸せ者だと思っていました。でも、結婚して子どもが生まれてわかりました。周囲に気配りのできる長所は、身内になると逆に厄介だと…。家族をほったらかしにしてまで、他人の面倒をみる必要あるのでしょうか?しかも、私に断りもなく冷蔵庫の中の作り置きを丸ごと持っていくってどういうこと!?次回に続く(全10話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2024年04月26日トモさんが小学生のころ、カノコちゃんという仲の良い友だちがいました。いつも一緒に行動していて一番の親友です。トモさんの母はいわゆる「毒親」。トモさんの物を勝手に捨てたり、物をねだると暴力をふるったり、弟だけかわいがったり、トモさんに家事を押し付けたりと、当時トモさんは大変な思いをしていました。 遠足にカノコちゃんとお揃いの服を着て行こうと約束していたのに、母親に洋服を捨てられたり、学校で流行っているシール帳やゲームをねだると、「ウチにそんなお金はない!」と言って殴られ、母親はまったく取り合ってくれませんでした。 毒母からひどい仕打ちが続いて…… 結局トモさんがクリスマスプレゼントにもらったのは、ペットボトルのお茶1本だけ。お年玉もありませんでした。それなのに弟はゲーム機をもらい、お年玉も一万円……。 トモさんがゲームを買ってもらえなかったことを知ったカノコちゃんは、家で一緒にゲームをしようと誘ってくれました。カノコちゃんからクリスマスプレゼントとしてシール帳をもらったトモさんは、うれしさのあまり涙を流します。しかし帰宅後、母親にシール帳を見つかってしまい、弟が欲しがるからという理由でビリビリに破られてしまいました。 別の日、カノコちゃんの家から帰宅したトモさんは、「帰ってくるのが遅い!」と母親から叱られます。門限の5時は過ぎていませんでしたが、「私の腕時計では5時なんだよ! 次5時過ぎたら絶交させるよ!」と母親はまったく取り合いません。母親の命令で夜ごはんを作るトモさんですが、その最中も母親は背後で文句を言い続けているのでした。 トモさんの意思や友だち関係をことごとく否定し、自分に従わせようとする母親。せっかくカノコちゃんにもらったシール帳も破ってしまいます。夕方の帰宅時間を守っているにも関わらず、トモさんに難癖を付け続ける母親は、自分の鬱憤をトモさんにぶつけているようにも見えます。このような家庭環境で、トモさんにカノコちゃんのような友だちがいることがせめてもの救いですね。著者:マンガ家・イラストレーター 尾持トモ
2024年04月22日4月から娘が小学生になり、親子ともども新しい出会いが増えました。子どもには「友だち100人!」なんて言っておきながら、親同士のお付き合いは「ほどほど」でいきたいわたし。大人になった今は、友人より家庭や仕事を優先したいし、でも困った時に聞けるくらいの関係は築いておきたい、というのが本音です。もちろんその過程で、信頼できる人と出会えたら最善ですが、今はまだ新生活がスタートしたばかり。まずは、深すぎず、浅すぎない、無理をしない人間関係つくりからはじめたいと思います。心地いい距離感は人それぞれ大人の友だち未満の付き合いでは、そこまで親しくならずとも「感じの良い人」と思ってもらえたら理想的。そんなほどよい関係を築くには、相手との距離感が大切になってきます。でもこの距離感を見極めるのが、本当に難しい。遠すぎると「何を考えているか分からない」、近すぎると「デリカシーがない」、また同じ距離感でも相手によって感じ方が違うということも。人の数だけある距離感。「これが正解!」という答えはありませんが、いくつかポイントをおさえることで、よりよい距離感に近づくことはできるんじゃないかなと感じます。「ほどよい距離感」のために心掛けたいこと1.交友関係を絞りすぎない特定の人だけとの付き合いだと、お互いに依存しやすく、必要以上に距離を縮めてしまいがち。できれば複数人、それもグループの違う人たちと関わることで、適度な距離感を保ちやすくなります。2.距離感は遠い方に合わせる相手がライトな関係を望んでいるなら、一歩引く。相手がグイグイ来て困るなら、連絡頻度を減らすという風に、距離感が違ってギクシャクする時は、遠い方に合わせると無理のない関係が作りやすくなります。3.「好かれよう」より「ラクな人」一緒にいてラクな人の周りには、似たような人が集まります。好かれようと頑張る人より、肩の力を抜いて裏表のない会話ができる人の方が付き合いやすいですよね。4.「気を使う」ではなく「気づかいをする」「気を使う」のは、相手から悪く思われたくない気持ちのあらわれ。「気づかい」は、相手を大切にしたい気持ちのあらわれ。自分本位な「気を使う」のではなく、相手を思いやる「気づかい」の方が、された側は心地よく受け入れられます。5.あいさつは自分からあいさつは、たったひと言で自分の印象がアップする魔法の言葉。簡単なようで、これがなかなか侮れない。気を抜いたり、おざなりにせず、明るく丁寧にを常に意識することで、周りとの関係性がどんどん良くなります。最後に、自分自身にとってベストな距離感を知っておくのも大事なポイントです。そのうえで、お互いのバランスを少しずつとっていく。分かっていても実践するのは難しいですが、人付き合いははじまったばかり。焦らず、無理せず、良い関係を築いていきたいものですね。 池田奈未好きなものは、まち歩き、カメラ、淹れたてコーヒー。収納の少ない家で3人暮らし。すっきり心地よい暮らしを目指しています。
2024年04月22日トモさんが小学生のときのこと。いつも一緒に行動していたカノコちゃんという仲の良い友だちがいました。トモさんは遠足の日に、カノコちゃんとお揃いの服を着て行く約束をしますが……?ママ酷いよ… 母親にカノコちゃんとお揃いだった服を勝手に捨てられ、泣いてしまったトモさん。しかし母親は、お揃いの服を着てこないくらいで友だちを辞めるなんて本当の友だちじゃないと、さらにトモさんを傷つけます。 その後5年生になったトモさん。クラスで流行っているシールやゲームを母親にねだります。しかし母親は、「そんな物買うお金はうちにない!」とトモさんに激怒……! そして、「物でしか繋がれないなんて本当の友だちじゃない」などと言い、トモさんを嘲笑うのでした。 カノコちゃんとお揃いの洋服を母親に捨てられて、トモさんはどんなに傷ついたことでしょう。小学生のころは、仲良しの友だちとお揃いの物を持ちたい気持ちが強くなるもの。特に学校で流行っているグッズやゲームには興味が沸いてしまいますよね。母親は頭ごなしにトモさんの希望を否定していますが、せめてトモさんが納得できる理由を言ってほしいものです。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 尾持トモ
2024年04月21日義父母とのトラブルはよく話題になりますが、わが家の場合は実母とのトラブルが発生しています。実の母娘でも相性が良いとは限らず、子ども(母から見て孫)ができたことで何とか保っていた関係がギクシャクし始めて……。 実の母娘でも相性が良いとは限らないもともと実母とは性格や考え方が合わないと感じていました。距離感が近く、やってあげたいと思ったことは、こちらの意向は関係なくやらないと気が済まない母。断ると機嫌が悪くなり、最終的には強行突破をすることもしばしばです。一方で、私はしてほしくないことをされるのがストレスに感じるタイプ。気持ちはありがたいので、娘が生まれるまでは何とか交わしながら折り合いをつけていました。 孫フィーバーで暴走気味に 娘が生まれると予想通り、孫フィーバーが炸裂しました。夫婦で決めると伝えていたのに勝手に名前候補を持ってこられたときから少しずつ心の距離が開き始めました。共働きだったので、休日は親子3人でゆっくり過ごしたかったのですが、母の希望で毎週のように実家に行き、そのまま娘だけを泊まらせるルーティンに。休日の半分は親子水入らずで過ごせない状態が続きました。また、残業などで遅くなるときは、時々母に子どものお迎えをお願いしていました。それはすごく助かったのですが、母の中で閉園前でも「お迎えが遅いとかわいそう」という基準があり、常に迎えに行くと言って聞きませんでした。私は娘を取られた気分になり、だんだんノイローゼ気味に。その他にも与えたくないと伝えていたタイプのおもちゃやお菓子を勝手に与えていたことも少なくありませんでした。気持ちはありがたいのですが、こちらの育児方針も無視されて、私のイライラは募るばかりでした。学童問題で限界に 母と距離を置くことが決定的になったのは、子どもを学童に行かせることに反対し、自分に預けろとしつこく言われ続けたことでした。「祖母としての楽しみを奪われた。自分の都合だけで預けるな!」と言われたので、それ以後、まったく預けていません。その後も何とか距離を近付けようとしてきますが、少し気を許すと距離感ゼロになるので、とにかくこちらからは距離を取ることを徹底して何とか平和に暮らしています。 まとめ母と私、どちらが悪いということではないと思いますし、私が子育てに専念するより預けてバリバリと働きたい、距離感が近くても平気、というタイプであればうまくいったのかもしれません。ただ私には無理でした。もう少しこちらの意向を聞いてくれていれば、もっと孫と遊べる老後が待っていたかもしれません。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。文/一休那夜マンガ/へそ著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2024年04月19日わが家では、子どもの保育園の準備をするのは私の役目です。週末は服やタオルの用意・洗濯などに加え、保育園で使用した外遊び用の靴を洗います。ところが私は、外遊び用の靴があまり汚れていないときは、洗わずにそのまま翌週も同じ靴を持っていくことも。そんなズボラな私が保育園で経験した、ちょっと恥ずかしい体験談を紹介します。外遊び用の靴を洗わなかった靴を水につけて洗うと、内側までしっかり乾かすのに意外と時間がかかるもの。天気が良くても1~2日ほどベランダで干さないと、靴はしっかり乾きません。 ある週末、保育園の外遊び用の靴がそれほど汚れておらず、さらに天気もイマイチでした。そこで、ズボラな私は靴を洗わず、そのまま同じ靴を翌週も保育園に持っていくことにしたのです。 片方がお友だちの靴だった!登園すると、先生から開口一番に「ごめんなさい! 〇〇ちゃん(お友だちの名前)とまったく同じ靴だったので、先週持ち帰ってもらった靴の片方が入れ違いになっていました」とお詫びが。ところが私は週末に靴を洗っていなかったので、片方が別のお友だちの靴だったことにまったく気づいていなかったのです。そして靴を洗わなかったことに対し、お友だちに申し訳ない気持ちになりました。 さらに私が罪悪感を覚えたのは、その次の週末に持ち帰った靴の片方が、もう片方に比べて明らかにきれいだったことです。私は、貴重な週末にわが子の靴まできれいに洗ってくれたお友だちのママへの感謝と、靴を洗っていない日もあることが他人にバレた恥ずかしさを感じました。 お友だちのママの神対応に恐縮…後日、そのママと保育園のお迎え時間が一緒になることがありました。私は勇気を出して靴の件をママに謝ると、「靴を洗おうと思って水につけたあとに、〇〇ちゃん(うちの子の名前)の靴と片方取り違えていることに気づいて……」「うちも、靴を洗わないこともありますよ~」と、笑顔で神対応を連発するママ。私は恐縮しつつも、「本当によくできたお母さんだなぁ」と心から尊敬しました。 保育園ではたまに、他のお友だちと靴や服がかぶることがあります。持ち物には必ず名前を書きますが、それでも他のお友だちの物と取り違えてしまうことも。この恥ずかしい出来事を経験した私は、あまり汚れていない外遊び用の靴も毎週きちんと洗うなど、保育園の持ち物は特はしっかりと手入れをするようになりました。 著者:武田 ゆうか2歳女児の母。1987年生まれのミレニアル世代。小さいころから本と歌が好き。就職活動に失敗し、それまで無縁だったIT業界で社会人生活をスタート。20代で結婚し、子どもを授かるも、夫のモラハラに苦しんでいる。
2024年04月12日保育園での子ども同士のトラブルに悩んだ親御さんでしたが、無事に問題が解決したという体験談です。親としてどのように対処するべきか考え、おこなったことをご紹介しています。2歳になる息子は保育園に通いだしてからというもの、お友だちに顔や腕などを噛まれてしまい、ケガをして帰ってくることが多くなりました。本人はあまり気にしていないようでしたが、親としてはどうしても心配するものです。そんなときの対策について考えてみました。 息子が噛まれた!保育園に通い始めてからしばらく経ったある日、保育士さんが申し訳なさそうな顔で話しかけてきました。聞いてみると、息子が腕をお友だちに噛まれてしまったとのこと。痛々しく、歯形のあざができていました。痛かっただろうな……と思いました。 でも、もしかすると息子がお友だちが遊んでいたおもちゃを取ってしまったのかもしれない。息子もやり返しているかもしれない。2歳児のすることだし、仕方がない。その日はそんな気持ちで帰りました。 またまた噛まれてしまった…次の週、今度は顔を噛まれていました。その数日後は肩。その数日後は背中。その後も週に1回から2回噛まれることが3カ月ほど続きました。息子本人は噛まれた直後は痛くて泣くようですが、私と会うころには噛まれたことなど忘れている様子。 とはいえ、私がさすがに気になってしまい、なぜ噛まれているのか保育士さんに聞いてみました。すると「お友だちの1人がどうしても〇〇くん(私の息子)が近くにいると気になるようで、突然噛んでしまうんです。なるべく離すようにはしているのですが……」とのことでした。 息子がやり返していないのならよかったという気持ちと、この頻度で噛まれていると保育園を嫌いになってしまうのではという気持ちがわき上がりました。 親としての気持ちを保育園に伝える保育士さんたちは、できるだけのことをしてくれているのだと思います。また、噛んでくるお友だち自身も悪気があるわけではなく、かまってほしいとか、何か嫌なことがあったとか、さまざまな原因でそうしているのだろうと思います。 家族は「どの子に噛まれているんだ!」と相手を特定しようとしました。しかし、噛んでくるお友だちが誰かを知ったところで、「あの子は息子を噛む子」と嫌なイメージがつくだけで、何もすることはできません。ただ、「噛まれていることを心配に思っている」ということを保育園に伝えることだけはしておきました。 保育園がきちんと対応してくれた!3月はじめより、保育園のクラス分けがおこなわれ、今までと違う生活が始まりました。すると、息子がケガをして帰ってくることがなくなったではありませんか! おそらく保育園が、息子を噛んでしまうお友だちとはクラスを分けてくれたのだと思います。 子どもの保育園生活で不安なことがある場合は、園にきちんと伝えることで対応してもらえるのだと安心感が増しました。 今後も子ども同士のトラブルを見つけた場合は、園に相談してみようと思います。どうしても集団生活ではトラブルがつきものですが、息子の気持ちに寄り添いながら、保育園と協力して息子を見守っていきたいなと思いました。 イラスト/Michika著者:岩谷ともこ2歳男児を持つシングルマザー。社会人をしながら博士号取得中。育児・離婚・資産運用について執筆中。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月11日保育士の中田馨さんが、集団行動での子どものトラブルや困りごとに対しての親のNG対応について教えてくれました。「すぐにお友だちに手を出してしまう……」、「なんでいつもお友だちとケンカするの……」とお悩みのパパやママはぜひチェックしてくださいね。こんにちは! 保育士の中田馨です。保育所で子どもたちの遊ぶ様子を見ていると、お友だちが関わってきたときに何かしら「親が困ってしまうこと」が起こるものです。 2人、3人だと分かりにくいですが、集団になると見えてくることもあります。すぐにトラブルを起こしてしまう……とお悩みの親御さんもいるかもしれません。 そこで今回は、子どもが集団行動で起こした困りごとに対しての親の関わり方についてのお話をします。 友だちに手が出る、おもちゃを取る……こんなときは?集団で遊んでいると、あそび方が違ったり、相手のおもちゃが欲しくなったりして、手が出たりおもちゃの取り合いをすることがあります。相手のあることなので、どう対応すればよいか悩んでしまいますね。 自分の子が、叩いたり、おもちゃを取ったときは、お友だちをケガさせないためにも止めるとよいでしょう。「叩いたらダメ」、「お友だちのおもちゃを取らない」ことを伝えます。そして、子どもの「イヤだった」、「欲しかった」という、そのときの気持ちを代弁して共感しましょう。 「すぐに叩いて乱暴な子」とか「“かして”って言えない子」などとレッテルを貼らないようにしましょう。このとき、よく言うのが「お口で言って!」という言葉。「お口で言う」とぼやけた言い方をするのではなく、何をして欲しいか明確に伝えることも大切です。 ですので、何度も繰り返し「イヤなときは“イヤ”って言うんだよ」、「お友だちが持っているおもちゃは“かして”って聞こうね」など伝えます。 ケンカは悪いことではない!子どもがケンカを始めると、親はヒヤヒヤしますよね。「お友だちに嫌な思いをさせていないか?」、「ケガをさせていないか?」などが心配なことだと思います。 ここで大切なことは、「ケンカは悪いことではない」ということ。ケンカをすることで、相手には自分とは違う思いがあることが学べます。自分の意見も言えますし、自分の意見が通らないことを知ることができます。今、子どもは人間関係を身をもって学んでいるのです。 もし、気の知れたお子さんとのおもちゃの取り合いになったときは、親同士に余裕があるのなら、すぐそばで見守るのもよいでしょう。保育所では2歳半ば以降、特に3歳を過ぎたお子さんの場合、安全なケンカだと分かったら、すぐに助けられるところに行き、黙って2人がどうするかを見守ります。 言うとしたら「どうしたの?(理由を聞いて)そうなんだ。じゃあ、どうすればいいかなあ?」と考えてもらいます。2人で解決できることもあるし、別のお友だちが提案を持ってきて解決することもあります。すべてを大人が解決しようとせず、子どもたちにも解決できる力があることを信じて「待つ」ことも大切です。 「何だかうちの子、集団行動が難しいかも」と思ったときに、お母さんが思う「できている子」を見るのではなく、自分の子どもが集団行動の何に困っているかを観察してみてください。子どもが困っていることが分かれば、おのずと親が何をすればいいかの答えが見つかるはずです。著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2024年04月10日放課後はよく、小学2年生の次女の友だちが家に遊びに来るのですが、ある日冷蔵庫のお菓子を友だちが勝手に食べていたことが発覚して……? 次女の友だちが、わが家でやりたい放題!?小学2年生の次女には、仲良しの友だちが3人います。わが家で遊ぶことが多く、私も快く受け入れていました。しかし私がテレワークで家にいたある日、3人の友だちが冷蔵庫を勝手に開けてお菓子を食べていたようです。私は別の部屋で仕事をしており気づかなかったのですが、長女がそのことに気づき次女に聞くと、「え? そうなの?」と知らない様子。台所にお菓子のゴミだけが投げ捨ててあり、「勝手に食べたのかな……」と私も次女もショックでした。 次の日、私は学校の先生に電話で相談。先生に確認してもらうと、3人は「勝手に食べました」と認めたそうです。そして、私も3人と話し、「勝手に食べたら泥棒になるんだよ!」と叱りました。すると「だっておなかが空いてたから…」とまさかの発言が! 私はあまりの非常識さに腹が立つ気持ちをなんとか押さえ、「そういうときは、私か娘ちゃんにひと言相談してね」と言いました。みんな反省している様子で、私も大ごとにはしたくないと思ったので、友だちの親へ話すことはしませんでした。しかし、よその子だからと遠慮せずきちんと話してよかったです。 よその子を叱ることに対して少しおっくうな気持ちもありましたが、時にはきちんと叱って教えてあげることが大切だと思いました。しかし、家にいたとはいえ子どもたちから目を離してしまった私もよくなかったと反省。この件以来、わが家で遊ぶ頻度を減らしてもらったり、家に招く際は子どもたちから目を離さないようにしたりしています。娘と友だちは相変わらず仲良く遊んでいるようです。 作画/Pappayappa著者:茂木 あずさ
2024年04月09日時の流れとともに、私たちの生きる社会は目まぐるしく変化を遂げています。例えば、ひと回り歳の離れた人と接するだけで、価値観や育ってきた環境の違いに驚かされ、時代の変化を実感しますよね。しかし、どの時代も変わらないものも、中には存在しているようです…!小学生息子の『コレクション』に絶賛と共感の声X(Twitter)に1枚の写真を投稿したのは、小学生の息子さんを育てる父親の、じぃーま(@somebow_ippan)さん。旅行でさまざまな地を訪れるたび、息子さんはお土産を購入し、あるものをコレクションしているといいます。我が子ながら、じぃーまさんが「完璧すぎる」と評した、息子さんのコレクション。その内容に、ネットでも多くの人が絶賛する声を上げました!きっと男性を中心とした多くの人が、この写真を見た瞬間に、子供の頃の記憶を思い出したことでしょう。あなたも一度は手に取ったことがあるはずです。お土産売場にあった、ドラゴンと剣のキーホルダーを…!なぜ、観光地とはまったく関係のないドラゴンをあしらっているのかは、誰にも分かりません。ただ1つ分かるのは、それが子供心をくすぐるデザインということだけです。ドラゴンと剣のキーホルダーを、全国各地から集めた、息子さん渾身のコレクション。小学生男児としてパーフェクトといえる行動に、ネットからはかつて子供だった人たちから、続々と反響が上がっています!・懐かしすぎて泣けてきた…。俺も、こういうのを持っていたなあ。・小学生の頃の俺かな?実家に行けば、当時買ったこういうキーホルダーがあるはず!・こういうのって、令和の現代でも売ってるんだ!小学生男児として100点。どれだけ時代が移り変わっても、ドラゴンと剣のキーホルダーにときめく子供のハートは受け継がれている模様。きっと、その造形にふさわしい、言葉では表せない謎の『魔力』が秘められているのでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年04月05日20歳で結婚・出産し、現在アラサーになった私は、学生時代の友だちグループと毎日やり取りをしていました。みんな同時期に子どもを産んだので、子育てのことや夫のこと、いつもたわいない話をしていたのですが……。男児2人のママであるA子の「女の子っていいよね」の発言に、次第にイライラするようになってしまいました。「いいなぁ~!女の子っていいよね~!次は女の子がいいなぁ」 学生時代の友人が育児の戦友に!心強い味方のはずが…? 学生時代に出会った私と友人たちの4人グループ。卒業後、私たち4人は同時期に結婚・出産をし、子どもが生まれてからも毎日連絡を取り合っていました。くだらないことや、子育ての悩み、夫の愚痴など……会う約束をしている前日から夜中まで盛り上がるほど! しかし、1つだけ気になることがあったのです。それは、男の子2人のママであるA子の「女の子が欲しかった」という発言。私より少し早く出産したA子は、自分の息子が生まれてすぐは「男の子ってかわいい!」と大絶賛。ところが、私ともうひとりの友だちが女の子を生むと、「女の子は大人しくていいなぁ」「女の子うらやましい」などの発言が増えていったのです。 A子はもともと、人のものをうらやましがる性格だったので、あまり気にはしていませんでした。ですが、A子が2人目を妊娠し、性別が男の子だとわかったとき「もうやだ」と言い出したのです。いくら女の子がうらましかったとしても、授かった命に対しての心ない発言に驚きました。その後も、連絡をとるたびに「女の子っていいな」という発言ばかり……。 何かにつけて「女の子が欲しい」という発想につなげるA子。価値観が合わないと感じ、私たちの間には次第に距離ができてしまいました。 今では連絡をとることも、会うこともなくなりました。いくら学生時代にずっと一緒に過ごしていたといっても、生活スタイルや環境が変わって、考え方や見え方が違ってくることもあるのだと実感した出来事です。 作画/Pappayappa著者:田中 里奈20歳で結婚出産を経験し、現在はアラサーの小学生ママ。現在は飲食店でパートをしながら、自宅で子育てコラムなどを執筆中。とにかくゲーマーで夜な夜なゲームをしています。
2024年04月01日大人気マンガシリーズ、にちゃん@エッセイ漫画さんの『恐怖の騒音トラブル』を紹介します。敷地内に侵入する子どもを見て、ルールを守れない隣人親子に呆れてしまった主人公。主人公は再び隣人のことを大家に相談し、対応を約束してもらいました。しかしその後、主人公と隣人のトラブルは警察沙汰にまで発展することになったのです。インスタ:にちゃん@エッセイ漫画(@nichan_comi)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。≪HPはこちら≫前回のあらすじ出典:Instagram#9恐怖の騒音トラブル出典:Instagramアパートの駐車場出典:Instagram指をさす先には…出典:Instagramボール遊びをする隣人出典:Instagram夫が注意することに出典:Instagram次回予告出典:Instagram主人公と夫が買い物から帰ってきたときのことです。隣人とその子どもが、主人公の車のそばでボール遊びをしていました。夫は隣人を注意することにしましたが…。(CoordiSnap編集部)
2024年04月01日長女が幼稚園でできた友だちと、そのママと私の家で遊んでいたときのことです。子どもたちのことを信じて、私とママ友が子どもたちの遊んでいる様子をよく見ていなかったために裏の家のおじいさんとトラブルになってしまいました……。 友だちと遊んでいたときのことわが家の庭は広いため、子どもたちは走りまわったり、サッカーをしたりします。天気が良ければよく庭で遊ぶ子どもたち。また庭はリビングのカーテンを開けると部屋から見えるようになっているので、子どもたちだけで庭で遊んで、私は部屋からその様子を見ているという状況がよくありました。 事件が起こった日も子どもたちだけで庭で遊び、私と長女の友だちのママは家の中でコーヒーを飲みながらゆっくりしゃべっている状態でした。 わが家の庭は2件の家と面しているのですが、そのうちの1件、裏に面しているおじいさんとトラブルになってしまったのです……。 子どもたちがやらかしていた驚愕の事実わが家の庭は、広い分、芝刈りをしたときに出るゴミが大量。そのため、ゴミ袋には入れず、死角になるところに積んでいました。なんと、子どもたちは私たちの目を盗んで裏の家のほうへ投げて遊んでいたのです……! そのため、裏の家の庭にも大量の芝生が入り込んでしまっていたようです。裏のおじいさんは子どもたちには怒らず、次の日私に直接、大量の芝生が家に入りこんだという旨を伝えにきました。伝え方の口調からとても怒っていることがよくわかりましたが、当然です……。 おじいちゃんは…完全に子どもたちの遊ぶ様子を見ていなかった私や子どもたちの行動に非があるので、とにかく謝りました。するとすぐに許してくださり、「これからは気をつけてね」 と言って去っていった裏のおじいさん。 今回はすぐに許してもらうことができて大きなトラブルには発展しなかったものの、子どもは予想もしないことを親の目を盗んでやらかしてしまうということを痛感。お友だちが遊びに来てテンションが上がっていたようで、しっかり見ていないといけないなと反省しました。 普段の様子から大丈夫だろうと思って油断していると、事件は起こるのだなと勉強になりました。これからはできるだけ細かに子どもの様子を見ようと心に決めた出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:松谷 えりな3歳の息子と、年長・年少・1歳の娘たちの4児のママ。教員免許保持。子ども4人と夫、ペットのわんちゃん1匹と暮らしており、趣味は子どもたちといろいろな公園へ遊びに行くこと。
2024年04月01日