マウスコンピューターは15日、iiyamaブランドの業務用15型液晶ディスプレイとして、タッチパネル製品を発売した。設置場所や使い方に応じて選べるように、抵抗膜方式、超音波方式。静電容量方式という3モデルを用意する。価格はオープンで、楽天市場での直販参考価格(税込)は、抵抗膜方式の「ProLite T1531SR-3」が71,788円、超音波方式の「ProLite T1531SAW-3」が76,928円、静電容量方式の「ProLite T1532MSC-B3X」が88,247円。各タッチ方式の主な特徴として、抵抗膜方式は手袋をした手の指やペン入力が可能、超音波方式は高い透過率と精度による安定性、静電容量方式はWindowsおよび10点マルチタッチ対応などが挙げられる。タッチ通信のインタフェースは、RS-232CとUSBの2種類を持つ(ProLite T1532MSC-B3XはUSBのみ)。抵抗膜方式「ProLite T1531SR-3」の主な仕様は、液晶パネルがノングレア(非光沢)のTN方式、解像度が1,024×768ドット、タッチパネル装着時の輝度が260カンデラ/平方メートル、コントラスト比が700:1、視野角が上下80度/左右85度、応答速度が8ms。映像入力インタフェースはD-SubとDVI-Dの2系統で、1W+1Wのステレオスピーカーを内蔵している。チルト角度は下5度/上90度。VESA 100mmマウントに対応する。消費電力は標準16W、最大20W。本体サイズはW351×D201×H306mm、重量は約4.8kg。対応OSは、Windows XP / Vista / 7、Mac OS 9、Mac OS Xとなる。Windows 8.xとWindows 10では、基本動作のみ確認(一部制限が生じる場合がある)。超音波方式「ProLite T1531SAW-3」は、タッチパネル装着時の輝度が320カンデラ/平方メートル、応答速度が5msとなる以外は、抵抗膜方式「ProLite T1531SR-3」とほぼ共通。静電容量方式「ProLite T1532MSC-B3X」は、タッチパネル装着時の輝度が300カンデラ/平方メートル、応答速度が5ms、本体サイズがW351×D202×H306.5mm、重量が4.5kgとなる。対応OSは、Windows XP / Vista / 7 / 8.x、Mac OS 9、Mac OS Xで、Windows 10は基本動作のみ確認(一部制限が生じる場合がある)。その他の主な仕様は抵抗膜方式「ProLite T1531SR-3」とほぼ共通。
2016年01月15日東京大学は1月5日、動物モデルにおいて治療用転写因子のmRNAを関節内へ送達することで変形性関節症の進行を抑制することに成功したと発表した。同成果は同大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻のハイラトアニ 特任研究員、大庭伸介 特任准教授、鄭雄一 教授(医学系兼担)と医学系研究科附属疾患生命工学センターの位高啓史 特任准教授、片岡一則教授らの研究グループによるもの。※位高特任准教授の苗字「位高」の高ははしご高変形性関節症は関節軟骨がさまざまな原因により変性し「クッション」と「ちょうつがい」としての機能を失うことで発生する。患者は、膝関節だけで国内に2530万人以上いると推測されている。これまでの治療では、人工関節置換術などの外科的治療を除いて薬物により痛みを取り除いたり、炎症を抑えたりする対症療法が主となっている。一方、変形性関節症の分子病態が次第に明らかになるにつれ、関節軟骨細胞の内部でその発症や進行に働く分子を標的にした病態修飾薬剤の開発が期待されており、治療に有効な遺伝子発現を調節する転写因子を細胞内で発現させることが、直接的かつ効率的な病態修飾療法の1つであると考えられている。ゲノムDNAから始まる内因性の遺伝子発現においては、タンパク質の遺伝情報をコードするDNA領域がメッセンジャーRNA(mRNA)としてコピーされ、タンパク質合成の設計図として働くことから、DNAの段階を経ずに、目的とするタンパク質合成を細胞内で迅速に誘導するための新しい核酸医薬として、mRNAの応用が期待されている。今回の研究では、治療用転写因子mRNAを高分子ミセル型mRNA送達システムを用いて、マウスに投与した。まず、mRNA内包高分子ミセルをマウス正常膝関節内に投与したところ、投与24時間後から4日後まで、関節軟骨細胞におけるmRNA由来蛋白質の発現を確認することができた。次に、変形性膝関節症を発症するモデルマウスの膝関節内に、3日に1回のペースで1カ月間、軟骨形成に働く転写因子RUNX1のmRNAを内包した高分子ミセルを投与した。その結果、RUNX1 mRNA投与群の関節軟骨では、送達したmRNAに由来するタンパク質の発現を認め、コントロールmRNA投与群と比べて変形性関節症の進行が有意に抑制されました。さらに、主要な軟骨基質蛋白質の1つであるII型コラーゲン、軟骨形成に必須の転写因子SOX9、細胞増殖マーカーである増殖細胞核抗原の発現が高い度合いまで進んでいた。同研究グループはこれらの結果について「膝関節内に送達したmRNAに由来するRUNX1蛋白質が関節軟骨内部で治療用転写因子として働くことで、軟骨細胞としての形質の維持や増殖に関わる遺伝子群の発現を調節し、変形性関節症の進行が抑制されたことを示すものです。」と説明している。
2016年01月06日積水化学工業(積水化学)は12月8日、自動車のフロントガラス全面に文字や図を表示することができる合わせガラス用中間膜「自発光中間膜」の基礎技術を確立したと発表した。近年、自動車走行時の安全性向上や、車室内のIT化に対応するため、速度や車線に関する情報をフロントガラスに表示するヘッドアップディスプレイ(HUD)システムを採用する車種が増加している。同社は2008年にHUDシステムに対応した「楔形中間幕」を発売。しかしこの楔形中間膜を利用した現行のHUDシステムは、フロントガラスの限られた部分だけに映像を投影する仕組みで表示できる情報量が限られているため、同社はより多くの情報を表示できるよう、自発光中間膜の開発をすすめている。自発光中間膜には発光材料が含まれており、車内に設置するプロジェクターから特殊なレーザー光を照射すると、照射された部分が発光し、文字や画像を表示する仕組みとなっている。また、表示物は全角度からの視認性を有し、運転席以外の席からも見ることが可能。なお、12月10日~12日に東京ビッグサイトで開催される展示会「エコプロダクツ2015」にて、同技術を用いたデモ機が展示される。同社は今後、2018年の上市を目指し、自発光中間膜の開発を進めていくという。
2015年12月09日インサイテック・ジャパンはこのほど、子宮筋腫の治療に関する調査結果を発表した。調査は4月25~28日の期間にインターネット上で行われ、直近20年以内に子宮筋腫であるとの診断を受けたことのある20~50代の女性あわせて1,032名から回答を得た。はじめに子宮筋腫との診断を受けた際、選択した治療法をあげてもらったところ、「開腹手術」(子宮全摘出および筋腫核手術)が40.9%と最も多く、次いで「内視鏡手術」(腹腔(ふくくう)鏡手術および子宮鏡手術/子宮全摘出および筋腫核手術)と「薬物療法」(ホルモン療法など)がそれぞれ19.3%だった。一方で年代別にみると、20~30代の若い世代では「内視鏡手術」(20代: 24.7%、30代: 31.5%)を受けた人の割合が増え、「開腹手術」(20代: 23.7%、30代: 33.7%)と同程度になっている。同社は「若い世代においては、より侵襲性が低く、回復までの期間も短くすむ腹腔(ふくくう)鏡手術が選択される傾向がみてとれます」と分析している。次に、治療の選択の際に重視するポイントを調査した。結果は、「治療成果」(症状の緩和)が55.1%と最も多く、次いで「妊娠・出産への影響」(32.9%)、「治療から仕事や日常生活への復帰までの時間」(24.1%)、「子宮を残せるか」(18.9%)が続いた。年代別に見ると、20~30代では「妊娠・出産への影響」(20代: 63.2%、30代: 48.4%)を最も重視していた一方で、40~50代は、「治療から日常生活への復帰までの時間」(40代: 29.5%、50代: 27.1%)が「治療成果」に次いで多かった。最後に、子宮筋腫と診断されて心配だったことについて質問した結果、最も多かった回答は「筋腫の拡大」(67.4%) だった。しかし、年代別に見ると20代は「妊娠・出産への影響」(64.7%)が「筋腫の拡大」(55.4%)を上回った。産婦人科が専門で、温知会 会津中央病院 病院長の武市和之氏は「子宮筋腫は35歳以上の女性の1/4に発見されると言われる病気ですが、その治療はこれまで手術療法、ホルモン療法、子宮動脈塞栓(そくせん)術など外科手術が主流でした」と指摘。その上で、「身体にやさしい低侵襲の治療に対するニーズは今後も増え続けると考えられ、今後多くの女性にとってMRガイド下集束超音波治療(体外から超音波を照射して、筋腫の組織を壊死(えし)させる治療法)が選択肢のひとつとなっていくことが予想されます」とコメントしている。
2015年11月12日国立精神・神経医療研究センター(NCNP)は9月15日、神経難病である多発性硬化症(MS)患者の腸内細菌叢について解析を行った結果、細菌叢構造の異常、特に特定の細菌で著しい減少がみられることを明らかにしたと発表した。同成果はNCNP神経研究所 免疫研究部部長兼センター病院 多発性硬化症センターの山村隆 センター長、東京大学の服部正平 教授、麻布大学の森田 英利教授、順天堂大学の三宅幸子 教授の共同研究チームによるもの。9月14日(現地時間)に科学誌「PLOS ONE」オンライン版に掲載された。MSは脳や脊髄、視神経に繰り返し炎症性の病変が生じる慢性疾患。視力障害や手足の麻痺、高次脳機能障害などの神経症状を伴う再発を繰り返しながら、徐々に神経障害が進行していく神経難病で、患者は全国に約2万人いると推定されている。日本では過去30年間で患者数が約1000人から2万人近くまで増加しているが、まだ原因ははっきり分かっていない。近年、さまざまな自己免疫疾患に腸内細菌叢などが関与している可能性が注目されており、MSも自己免疫疾患の1つと考えられていることから、同研究グループは、患者数増加の背景に日本人の食生活の変化などが腸内細菌に影響を与え、発症しやすくなったのではないかという仮説を立て、MS患者の腸内細菌を構成する菌について研究を開始した。今回の研究では、NCNP病院に通院中の20名の再発寛解型を示すMS患者の寛解期の糞便を解析し、糞便を構成する数百種類の菌種の同定、多様性の評価などを行った。その結果、MSの腸内細菌叢では健常者と比べて、炎症性のリンパ球に対して抑制的に機能するリンパ球を効率よく誘導する細菌と同じグループに属する細菌が減少していることが判明。この腸内細菌叢の異常が発症の危険因子になっている可能性が考えられるという。再発頻度や再発症状の重症度などMSは個人差が大きい。同研究グループは今後、より多数の多様な背景をもった患者の腸内細菌叢の解析を進めることにより、同疾患の多様性を説明する因子が発見できる可能性があるとしている。
2015年09月15日アルマード ラ ディーナセシールでは、自身が展開中の「卵殻膜」を配合したコスメブランド「アルマード ラ ディーナ」より、洗顔クレンジングジェル『アルマード ラ ディーナアクアジェル』、フェースパウダー『アルマード ラ ディーナ エアリールース』の2アイテムを新発売する。従来品に比べ、卵殻膜を増量、新たな美肌成分も追加している。洗顔クレンジングジェル『アクアジェル』『アクアジェル』は、従来品に比べ、アミノ酸やコラーゲン、ヒアルロン酸を自然含有する、美肌成分・卵殻膜を1.5 倍に増量した。また、シロキクラゲ多糖体を多く配合しており、美容液で洗ったような、もっちりとした洗い上がりを実現。特殊な水(3 室型電解水)がベースとなっているため、W 洗顔も必要ない。さらに、7 つの天然フルーツエキスが、クリアな肌へと導いてくれる。「水」がベースであるため、濡れた手でも乾いた手でも使用可能で、鉱物油・合成着色料・合成香料・防腐剤・アルコール・発泡剤の6 つが無添加だ。フェースパウダー『エアリールース』『エアリールース』は卵殻膜を2 倍に増量。さらにW ヒアルロン酸、Wコラーゲン、セラミド、タナクラクレイを追加配合しており、これまで以上にしっとりと潤う美肌を実現する。天然ミネラル鉱石を配合し、クリアな透明感を演出。また、鉱物油・合成着色料・合成香料・石油系界面活性剤・パラベン・アルコール・タルクの7 つが無添加だ。(画像はプレスリリースより)【参考】・卵殻膜コスメ「アルマード ラ ディーナ」より、洗顔クレンジングジェル『アクアジェル』、フェースパウダー『エアリールース』が新発売
2015年08月20日東京エレクトロン(TEL)は7月9日、先端プロセスを用いたメモリやロジックデバイス向けに、枚葉メタル成膜装置「Triase+ EX-II TiN Plus」を開発、受注を開始したと発表した。同装置は、前世代機で用いられていたチャンバー反応空間とガス導入機構を新たなものへと変更することで面内均一性、段差被覆性、生産性を向上させることに成功したという。また、すでに前世代機を使用している場合でも、改造によりバージョンアップができるため、投資コストを低減することが可能だとしている。なお、同社では、今後も難易度の高い技術開発に挑戦し、幅広い成膜アプリケーションに対応する高付加価値の製品の提供を目指すとコメントしている。
2015年07月10日注目の卵殻膜を使った美容スムージー 株式会社ディノス・セシール関係企業の株式会社アルマードは、美容スムージーの「卵殻膜 Bi-sai(美-菜)」を6月22日から発売する。アルマード企業は美容成分の【卵殻膜】に着目し、サプリメント製品やコスメアイテムなどに【卵殻膜】を調合している卵殻膜の開拓者だ。商品の特徴とメリットは?商品は調合されている【卵殻膜】および【有胞子乳酸菌】に加えて、ホウレン草やカボチャ、ニンジンなど栄養成分を豊かに含有する、厳選された【11種類】の有機栽培による国産野菜が取り入れられている。また1包につき、ナチュラル由来の不溶性&水溶性の食物繊維が1,275mg調合されており、さらに30億年前に現れて厳格な環境の中で育つ“藻”の一つである、注目の成分“スピルナ”もブレンドされている。スピルリナはタンパク質やミネラル、アミノ酸など50種類ほどの栄養素が含まれているという。商品にはコレステロールやカフェインは使用されておらず、美味なリンゴ味なので、心地良く体内摂取できるだろう。商品は30包入りと10包入りがあり、パッケージは商品に使用されている野菜のプリントとともに、赤系や緑系、オレンジ系カラーが使用されており、健康や美容を大事にする消費者が、商品に興味を抱くようなデザイン仕上げになっている。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社ディノス・セシール プレスリリース (PR TIMES)・株式会社ディノス・セシール・株式会社アルマード
2015年06月20日東京医科歯科大学は6月18日、小脳の神経細胞が徐々に脱落し運動機能が低下する脊髄小脳失調症6型(SCA6)の病態に、神経炎症が関与することを明らかにしたと発表した。同成果は東京医科歯科大学脳統合機能研究センターの渡瀬啓 准教授と相川知徳 特任助教の研究グループによるもので、国際科学誌「Human Molecular Genetics」に掲載された。脊髄小脳失調症は、アルツハイマー病、パーキンソン病に次いで患者数が多い神経変性疾患で、現在のところ有効な治療法は確立されていない。今回研究の対象となったSCA6は日本で最も患者数の多い優性遺伝性の脊髄小脳失調症の1つとして知られている。同研究グループは、プルキンエ細胞と呼ばれる小脳の神経細胞がSCA6で変性に陥る機構を解明するため、SCA6モデルマウスの小脳の遺伝子発現状況を網羅的に解析。その結果、SCA6モデルマウスではプルキンエ細胞変性が確認できるより前に、脳内の免疫系を担うミクログリア細胞が活性化していることを突き止めた。ミクログリアは神経組織が傷害を受けると活性化するが、その際、神経細胞傷害的なタイプと、神経細胞保護的なタイプ、さらにそれらの中間的な状態となりうることが知られている。活性化したミクログリアはある特定のToll様受容体(TLR)タンパクを発現しており、同研究グループはTLRシグナルがミクログリアを活性化していると予想。TLRシグナルの伝達を仲介する分子MyD88の遺伝子を欠損させたマウスとSCRモデルマウスを交配させ、ミクログリアの活性化を抑制を試みたところ、作成した2重変異マウスではプルキンエ細胞変性が抑制され、SCA6の症状が改善されていた。これらの結果から、SCA6モデルマウスでは、神経細胞傷害的なタイプが有意に活性化されており、プルキンエ細胞変性を悪化させていることが示唆された。今回の研究成果はTLRシグナルの機能を阻害することで、この病気の初期の病態を軽減できる可能性を示すものとなった。製薬企業などによって、TLRの機能を抑制する小分子化合物の開発が進められており、今後それらの化合物をSCA6モデルマウスへ投与する検証実験を通して、有効な治療法の開発につながることが期待される。
2015年06月19日キヤノントッキは5月27日、電子デバイス向けスパッタリング装置向けに、従来の円筒カソードと比較し、膜厚均一性を3ポイント向上となる±2.1%に向上させるとともに、成膜速度を2倍に高めることを可能とするスパッタリングシステム「RR(Reactive Rotary-cathode:通称、ダブルアール)システム」を開発したと発表した。同システムは、従来のスパッタリング装置に複数の小型円筒カソードを配置し、反応性スパッタリング技術と融合させた独自技術であり、これを搭載することで、膜厚均一性の向上や高速成膜を実現した。また、プレーナー型カソードと比較して、材料使用効率を40%から80%へと高めることに成功しており、トータルのランニングコストの低減も可能となっている。同社では、同システムを自社のスパッタリング装置「SPLシリーズ」や「SPSシリーズ」に搭載することで、用途が拡大する電子デバイス、特にSAWデバイス4やFBARデバイス、実装基板向けのスパッタリング装置として提案していく計画としている。なお、実際に同システムを搭載した装置は、2015年9月に製品化する予定だとしている。
2015年05月28日今年もそろそろ“熱中症”に注意が必要な季節になってきた。総務省消防庁のまとめによると、2010年以降、6月~9月にかけて熱中症で救急搬送された人の数は、2013年の5万8,729人を筆頭に、毎年4万5,000人から5万5,000人前後で推移している。2014年は若干低くなったものの、約4万人が救急搬送されている。○熱中症の原因は?そもそも熱中症とは、高温の環境下で体内の水分や、ナトリウムやマグネシウムといったミネラルのバランスが崩れたり、体内の調整機能が低下するなどにより発症する障害の総称。最悪の場合には死に至る可能性もあり、体温調節機能が未発達な乳幼児や、体温調節や発汗機能が低下している高齢者は特に注意が必要とされる。熱中症が起こる主原因は、体内のミネラル分の不足。夏場は、気温とともに体温も上昇することから、人間の身体では発汗と血液を皮膚に集めることで、体外に熱を放出して体温を下げようとする機能が働く。しかし、その際に汗に含まれるミネラルが大量に失われてしまうことから、体は体内のミネラルの濃度を一定に保つために水分を減らすように働くため、血液量が減り、血液による脳への酸素供給が不十分となった結果、めまいやふらつきを引き起こすのだ。ミネラルは人間の体内では生成できない成分。それゆえ、飲食に補給する必要がある。水分だけでなく、ミネラル不足を補うために、スポーツ飲料が飲まれることが多いが、乳幼児から高齢者まで年齢を問わず誰でも手軽にミネラル補給ができる飲み物として、「ミネラル入りむぎ茶」を勧めるのは漢方専門医でノザキクリニック院長の野崎 豊先生だ。「体内で発生した熱は、血液によって皮膚に集めることで、その熱を体外に放出して血液の温度を下げて、体内に戻していくことで、体内の熱を下げます。そのため、水分やミネラルが不足していて、血液がドロドロ状態になると、血液の流れが悪いため、皮膚に血液を集めることができずに熱を放出しづらくなり、熱が体内にこもり熱中症にかかってしまいます。そのため、熱中症対策には、“血液さらさら効果”のあるミネラル入りむぎ茶を飲むことオススメします」と野崎先生。ほか、「血液がドロドロしていると、血液中にかたまりができてしまうこともあり、このかたまりが血管壁を傷つけたり、血管を詰まらせたりすると全身の器官や臓器の機能低下を招いて心筋梗塞や脳梗塞などの症状を発症させる恐れもありますので、"血液さらさら効果"は、それらの予防にも効果的だと言えるでしょう」と付け加えた。○ミネラル入りむぎ茶の知られざる効果ミネラル入りむぎ茶の“血液さらさら効果"は、2003の「第11回日本ヘモレオロジー学会」で、伊藤園、赤穂化成、ノザキクリニックの共同研究成果として発表されている。健常な男性22~23人がミネラル入りむぎ茶と2種類の一般的なむぎ茶を飲んだ後に、一定量の血液が流れる時間を測定すると、ミネラル入りむぎ茶が最も血液流動性が高い結果が示されたとのことだ。また、野崎先生によると、ミネラル入りむぎ茶には“体温下降効果”もあるという。健常な男性4人がミネラル入りむぎ茶とミネラルウォーターを飲用する前と飲用30分後の体温変化をサーモトレーサー(赤外線熱画像カメラ)で測定する実験では、ミネラル入りむぎ茶を飲んだ被験者の腹部・胸部の体温は1.7℃下がったが、ミネラルウォーターを飲んだ被験者の体温は逆に0.6℃上昇するという結果が得られたそうだ。「人は体内で発生した熱を血液によって皮膚に集めることで、その熱を体外に放出するほかに、汗の蒸発により体の熱を奪うことで体温を下げています。しかし、湿度が75%を超すと、汗は蒸発することができなくなります。すると、ダラダラと汗が出るだけで熱を奪うことができず脱水状態となり、熱中症につながります。でも、体温下降効果のあるミネラル入りむぎ茶は、体の余分な熱を奪い、体の内部体温を低下させるので、熱中症対策に効果的と言えます。日本の夏は湿度が高いため熱中症になりやすい環境。ミネラル入りむぎ茶は、刺激物であるカフェインも含まず、お子様から高齢者、冷え性の方、妊婦の方にも安心な飲料です」と野崎先生は説明する。また、熱中症対策にはミネラルの定期的な補給が必須とのこと。野崎先生は「ミネラルの補給は、血液内に吸収されたときにしか効果がありません。一時にまとめて補給を行うよりも少しずつ毎日継続的に飲むことが大切です。意外に知られていないことですが、熱中症は発生した当日の水分不足から起こるのではなく、数日前からの水分とミネラル不足が原因で発生するのです。ですから、常日頃から十分なミネラルの補給を心がけてほしいと思います」と話し、熱中症への耐性獲得には2~3カ月ほど掛かることを付け加えたうえで、日常的なミネラルの補給の必要性を強調した。毎日飲むという点でも、お茶は飽きが来づらい現実的な飲み物。熱中症対策として、今年の夏はミネラル入りむぎ茶を常用しておきたい。
2015年05月13日株式会社ディノス・セシール株式会社ディノス・セシールでは、「卵殻膜」を配合したコスメブランド「アルマード ラ ディーナ」より「アルマード ラディーナ リッチファンデーション(リキッド)」を新発売する。卵殻膜の配合に加えて、ノンケミカル、国内最高水準のSPF50+・PA++++のクオリティ。5月1日販売開始だ。リッチファンデーション(リキッド)「リッチファンデーション(リキッド)」は、従来の美肌成分や卵殻膜に加え、Wヒアルロン酸とWコラーゲンを配合。メイク中でもスキンケアを実感できる、アンチエイジングな美容リキッドファンデーション。付け心地は軽く、長時間使用してもヨレがなく、美しさをキープする。カラーは1色だが、さまざまな肌色になじむ。夏コフレ株式会社ディノス・セシールでは、「リッチファンデーション(リキッド)」の発売を記念し、夏コフレ2種を数量限定販売。『2015 夏のベースメイクコフレ』は「透明美肌」を目指すもの。クレンジングジェル、リッチファンデーション、ルースパウダー、3wayスパバッグセットの4点セットのスペシャルコフレ。『2015 夏のスキンケアコフレ』は「うるおい美肌」を目指したもので、スキンローション、美容液、モイスチャークリーム、3wayスパバッグセットがセットになっている。(画像はプレスリリースより)【参考】・卵殻膜コスメ「アルマード ラ ディーナ」より『リッチファンデーション(リキッド)』が新発売
2015年04月03日浜松ホトニクスは、シーケンサ接続に対応し、小型化することで装置への組み込みを容易にした膜厚計「Optical NanoGauge(オプティカル・ナノゲージ)」新製品として「C13027」を4月1日から発売すると発表した。同製品は、分光干渉法を用いた非接触の膜厚測定装置。同社従来品をアナログ出力対応にすることで、シーケンサへの接続を容易にした。また、装置内の分光器を小型化することで、設置面積を同社従来品「C12562」に比べ約30%削減。これにより、製造装置や検査装置にインラインモニタとして組み込みが容易になった。今回の改良に伴い、入射する白色光の反射率から色計算をする色計測の機能も追加したため、膜厚測定と同時にフィルムやFPDの色むらの有無の確認が可能となり、品質管理に貢献する。また、解析アルゴリズムの見直しにより、同社従来品の2倍の最速200Hzまで高速測定が可能になり、タクトタイムを向上する。さらに、Optical NanoGaugeシリーズでは最も薄い10nmの極薄膜測定を可能にすると共に、10nmから100μmと幅広い範囲の膜厚測定に対応できる。これにより、インラインでの高速・高精度な膜厚測定を長時間安定的に行うことが可能となる。なお製品価格は、本体、ソフトウェア、周辺機器を含めて410万4000円。目標販売台数は1年目が年100セット、3年後に年300セットとしている。
2015年03月26日機能性食品「AHCC」の研究・製品化などを行っているアミノアップ化学は17日、女性特有の病気である「子宮頸がん」の基礎知識をはじめ、子宮頸がんの予防効果が期待できるAHCCの最新研究結果や予防方法のアプローチなどをまとめたニュースレター「AHCC通信 Vol.3」を発行した。子宮頸がんは、毎年約3,000人以上が亡くなっているといわれる深刻な病気。とりわけ、がんの中でも330代までの若い患者が多く、重症になると子宮摘出など大がかりな手術が必要となり、妊娠をすることができなくなったり、手術後の障害も多いといわれている。また、がんになっても進行するまで無症状であることが多く、予防・早期発見には若いうちから定期的に子宮がん検診を受けることが大事とのこと。子宮頸がん患者の99%は、HPV(ヒトパピローマウイルス)に感染していることから、HPVが原因ウイルスであると考えられている。HPVは女性の約80%が知らない間に感染しているといわれ、20~40代の若い年齢での感染者数が増加しているとも言われている。こうした子宮頸がんに対して、予防効果が期待されているのが「AHCC」だ。AHCC(Active Hexose Correlated Compound : 活性化糖類関連化合物)は、シイタケ属に属する担子菌の菌糸体培養液から抽出されたα-グルカンに富んだ植物性多糖体の混合物。健康食品・サプリメントとして、日本のみならず、ヨーロッパ、アメリカ、アジア、オセアニアなど広範囲で販売されており、現在では統合医療の一手段としても取り入れられている。2014年10月29日に米国・ヒューストンで行われた「第11回アメリカ癌統合医療学会(SIO2014)」においては、「ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染した女性にAHCCを投与するとウイルスが死滅する」という研究結果も発表され注目を集めている。HPVを除去する医薬品は未だ開発されていないため、この研究では更に大規模な試験を計画しており、AHCCの作用とHPV死滅の因果関係解明が期待されている。なお、3月28日に神戸学院大学にて「ハイリスクHPV感染に対するAHCCによる治療の可能性」に関するセミナーが行われるほか、大阪大学にて「サプリメントの臨床応用への薬剤師の役割」に関する講演が29日に実施される予定となっている。
2015年03月23日日立ハイテクノロジーズは1月14日、分析計測装置を製造販売している100%子会社日立ハイテクサイエンスが、直径100μm以下の微小部のめっき膜厚や組成を、迅速・安全・容易に検査する蛍光X線膜厚計「FFT150/FT150h/FT150L」を開発し、販売を開始したと発表した。同シリーズは、X線を集光するポリキャピラリを採用し、微小部のめっき膜厚測定を高速で行える高性能装置である。X線検出機構の改良により、プリント基板やコネクタなどに主に用いられるAu/Pd/Ni/Cu多層めっきの膜厚検査で、測定スピードを従来機と比較して2倍以上に高めている。さらに、「FT150h」では、新開発のポリキャピラリにより超小型チップ部品の端子めっき測定もできる。そして、従来機と同様に、筐体の構造をX線が漏えいするリスクが非常に少ない密閉型とし、作業員の安全・安心に配慮している。併せて、新たに設計した試料室扉は大開口にもかかわらず開け閉めが軽快で、かつ大型観察窓によりサンプルの出し入れや位置決めが容易にできる。また、操作ソフトはアイコンやナビ画面で操作性が高められていると同時に、自動データ記録などにより作業者の負荷を軽減する。この他、「FT150L」では最大600mm×600mmまでの大型プリント基板にも対応する。これらにより、「FT150」シリーズは高精度・迅速なめっき膜厚検査を実現し、検査工程の効率化とコスト削減に貢献するとしている。今後、同社では「FT150シリーズ」をICパッケージ部品、小型チップ部品、微小コネクタ、プリント基板などのめっき膜厚や組成検査の需要に向けて国内外で販売を進めていくとコメントしている。
2015年01月15日アルマードはこのほど、2007年より東京大学との産学連携で行ってきた「卵殻膜摂食による消化吸収に関する研究」をまとめた論文が、ネイチャー・パブリッシング・グループ(NPG)が運営する学際的電子ジャーナル「Scientific Reports」に掲載されたことを発表した。論文名は、「Eggshell membrane ameliorates hepatic fibrogenesis in human C3A cells and rats through changes in PPARγ-Endothelin 1 signaling(日本語訳:卵殻膜がPPARγ-Endothelin 1 シグナリングにおける調節により肝障害を改善する)」。同論文には、東京大学総括プロジェクト機構・総括寄付講座「食と生命」の加藤久典特任教授の研究グループによる、四塩化炭素誘導肝障害モデルラットを用いた実験の成果がまとめられた。実験では、微粉砕された卵殻膜(卵の薄皮部分)の摂取により、モデルラットの肝障害の症状が改善され、さらに遺伝子レベルでの解析により炎症や肝繊維化形成が抑制される方向の変化が誘導されることを見いだした。また、そのメカニズムは「PPARγ(ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体γ)‐Endothelin 1(エンドセリン1) シグナリング」における調節によると推察されている。なお、四塩化炭素は肝臓に炎症を誘導し、長期間の投与では肝硬変のモデルとして動物実験において広く用いられている。肝臓機能に着目したのは、初期に行った正常ラットにおける遺伝子発現の網羅的解析により、肝線維化抑制に関わる変化が予想されていたためとのこと。同研究の成果から、これまで産業廃棄物とされていた卵殻膜の機能性を明らかにすることで、新たな機能性食品の創出や産業への貢献が期待できるという。
2014年12月24日理化学研究所(理研)は10月30日、光スイッチ機能が注目されているジアリールエテン分子を銅表面上に均一膜として形成することに成功し、膜の形成メカニズムを解明したと発表した。同成果は、同所 Kim表面界面科学研究室の清水智子元研究員(現 物質・材料研究機構 主任研究員)、鄭載勲国際特別研究員、今田裕特別研究員、金有洙准主任研究員らによるもの。詳細は、ドイツの科学雑誌「Angewandte Chemie International Edition」のオンライン版に掲載された。有機物質を用いたデバイスには、すでに実用化されている有機ELの他、有機FET(電界効果トランジスタ)や有機太陽電池などがある。また、有機物質を用いたメモリは研究段階にあるが、無機物質では超えられないとされている1平方インチ当たり1Tビット(1Tbit/1in2)以上の高密度メモリが作れる可能性を秘めている。有機メモリを実現するためには、スイッチング機能を持った有機分子を、銅表面などの固体基板に均一かつ密に並べる必要がある。しかし、有機分子の構造は複雑なため、分子同士の相互作用だけで自己組織化現象により分子を整列させ、基盤の表面上に均一膜を形成することは困難な場合がほとんどである。研究グループは、光スイッチ機能を持つ有機分子のジアリールエテン分子を、銅表面に均一かつ密に整列しようと試みた。しかし、ジアリールエテン分子だけでは分子同士の相互作用がうまく働かず、銅表面に整列させることはできなかった。そこで、ジアリールエテン分子が電子を引っ張りやすい性質を持つフッ素を含むことに着目し、塩化ナトリウムを蒸着させた銅基板にジアリールエテン分子を蒸着し加熱した。これにより、ナトリウム陽イオンが糊の役割を果たすことで、銅表面に列構造を持つジアリールエテン分子の単分子膜が形成できたという。さらに、走査型トンネル顕微鏡(STM)を用い原子レベルで観測した膜の構造と電子状態の詳細なデータについて、分子や結晶の性質をシミュレーションによって明らかにできる第一原理計算で解析して、分子吸着構造や性質を明らかにし、膜の形成メカニズムを解明したとしている。今後、有機メモリの実用化に向け、さまざまな分子や固体基板で試行錯誤が行われると予想されるが、今回の膜形成の鍵となった、イオンと分子双極子の相互作用を利用できるよう分子を合成したり、塩化ナトリウムを蒸着させたりするという簡便な方法は、表面構造の製作技術の応用範囲を拡げるものになると期待できるとコメントしている。
2014年10月31日(画像はイメージです)子宮体がんとイソフラボンの摂取女性のがんに関しては、胃がんは低下しているのに乳がん、子宮体がんは大きく増加しています。子宮体がんの発現にはエストロゲンが抑制方向の作用を持つため、早い初経、遅い閉経、未産婦などがリスク要因と想定しています。大豆食品にはイソフラボンは化学構造がエストロゲンと似ていることから、子宮体がんの発生には予防的に働くことが予想されますが、いくつかの疫学的調査では結果が一致せず、前向き研究もありません。JPHCによる検討国立がん研究センターの「多目的コホート(JPHC)研究」で大豆摂取とイソフラボンの関連を調べ、その結果をBJOGで発表。対象は45-74歳の女性約4万人、観察期間は平均12年。大豆食品の総摂取量は、アンケートに含まれている豆腐、納豆、みそなどの8項目から算出。追跡期間中に、対象者集団のうち112人が子宮体がんと診断されました。イソフラボン摂取量を低摂取、中摂取、高摂取の群に分けて低摂取群に対するハザード比を計算しました。大豆食品量も同じ計算を行いました。結果は、イソフラボン摂取量、大豆食品摂取量共に子宮体がんのリスクには有意な変化はありませんでした。可能性としては,日本人においては大豆食品やイソフラボンの摂取量は元々高いこともあり、大豆食品やイソフラボンの摂取量と子宮体がんの関係を明らかにするには、更に大規模な研究が必要と結論。【参考】・国立がん研究センタープレスリリース・BJOG文献
2014年06月23日(画像はプレスリリースより)「卵殻膜のパイオニア」株式会社アルマードは美容成分「卵殻膜(卵の殻の内側、0.07mmほどの薄い膜)」を使用した「3型(ビューティードリンク)」を新発売します。アルマードは、卵殻膜にいち早く注目し、化粧品やサプリメントに配合してきた、いわば「卵殻膜のパイオニア」。今回は東京大学との共同研究により開発した卵殻膜粉末を使用したドリンクです。肌にとって大切な「3型コラーゲン」アルマードは、東京大学との共同研究の中で、「3型コラーゲン」が人の肌にとって重要であることに着目。「3型(ビューティードリンク)」は“ベビーコラーゲン”とも呼ばれており、加齢とともに減少します。今回新発売のドリンクは、この「3型(ビューティードリンク)」が商品開発のコンセプトとなっています。「卵殻膜」には、18種類のアミノ酸、ヒアルロン酸、コラーゲンが含まれています。その中でも特に多いのがシスチン。これらが、「3型コラーゲン」をサポートするのです。その他にも「3型(ビューティードリンク)」には、「プロテオグリカン」というエイジングケア成分、「セラミド」「コラーゲン」といった肌の潤いに必要な成分も配合。14種類の成分が贅沢にバランス良くされています。発売開始は5月20日。全国のドラッグストア、コンビニエンスストアで購入可能です。【参考】・@PressNews「卵殻膜配合ビューティードリンク新発売」・アルマードオンラインショップ
2014年05月19日生理痛が重い、セックスで挿入時に痛みや違和感がある・・・・・・。そんな症状をお持ちの方は、もしかすると子宮後屈かもしれません。子宮後屈という言葉、初めて聞いた方もいるのではないでしょうか。通常、子宮はおへそ側に倒れています。一方、子宮後屈の子宮は、背中側に倒れています。子宮が後ろに倒れているせいで、セックスで挿入されても、子宮の裏側と腸管との間に当たり、気持ち良いどころか痛みを伴ってしまいます。子宮後屈は昔だと不妊の原因とされ、手術も行われていましたが、現在では病気ではないとされています。ただ、セックスの際に痛いのは困りますよね。そこで、女性の性に関する取材も行っている筆者が、子宮後屈の女子でもセックスで気持ち良くなれる方法をご紹介いたします。■1.体位は騎乗位体位は断然騎乗位です。正常位だと、ちょうど痛い部分に当たってしまいます。騎乗位は少し、足腰が疲れてしまうデメリットもありますが、逆に言えば、自分の好きなように動けるので痛い部分を避けることができます。また、男性側も、胸が揺れる様子を下から見上げるのは興奮するとのことです。■2.前戯をしっかり挿入であまり快楽を得られない場合、前戯をしっかりして前戯でイクという手もあります。前戯をしっかりしてもらうためには、彼にもしっかり前戯をしてあげましょう。挿入前にイチャイチャしている時間の方が、良いコミュニケーションになるかもしれませんよ。■3.物足りない場合はローターを使う騎乗位でもあまり快感を得られず物足りないという方は、挿入しつつローターを当てる方法もあります。これだと高確率でイクことができます。恥ずかしいかもしれませんが、その恥ずかしさも快感に変わるはずです。■4.深く挿入し過ぎない深く挿入すると、どうしても子宮に当たってしまうため、彼には深く挿入し過ぎないよう頼みましょう。よく、AVなんかでは「もっと奥を突いて~!」などと女優が叫んでいるものもありますが、それはファンタジーだということを男性に理解させる必要もありそうです。■5.彼にきちんと痛い部分を伝える何より、一番重要なのが、彼に子宮後屈であることを伝えること。痛い部分や痛い体位はしっかりと伝えましょう。お互いが気持ち良く、愛情を確かめ合えるセックスが一番です。そのためには、セックスだけでなく、普段から彼とスキンシップによるコミュニケーションをとったり、思いやって行動し合ったりすることが大事です。■おわりに女性の2割~3割が子宮後屈とのこと。健康に支障はきたさないとされている子宮後屈ですが、子宮内膜症のせいで後ろに倒れていることもあります。その場合はすぐに治療を行わないと、激痛に悩まされるだけでなく、不妊の原因にもなってしまいます。婦人科に行くのに抵抗がある方もいるかもしれませんが、自分の子宮は健康だと思っている方も、一度婦人科検診を受けてみてくださいね。自分の体のことが分かれば、自分により合ったセックス法が見えてくるはずですよ。(姫野ケイ/ハウコレ)
2014年04月07日(画像はプレスリリースより)21世紀の新素材2007年度から「卵殻膜」について東京大学と共同研究を行い、卵殻膜を配合したサプリメント、スキンケアなどの開発、製造を行っている株式会社アルマードが、2014年3月18日(火)から3室型電解水をベースに加水分解卵殻膜等を配合した「オーディ オールラウンドミスト」を発売する。命のプラント「卵殻膜」「卵殻膜」とは、卵の内側にある0.07mmほどの薄い膜で、産み落とされた卵が親鳥から栄養を与えられなくてもヒナの体をつくり命を育てるパワーを持っている。今でも相撲部屋では、傷口に卵殻膜を貼って治療することがあるという。全身に使える3室型電解装置で作られた水をベースに、肌に「ハリ、弾力」「うるおい」を、髪に「ハリ、コシ、弾力」「うるおい」を与える加水分解卵殻膜を配合し、リラックスできる香りとしてダマスクバラ花水を加えた。防腐剤、界面活性剤、アルコール、鉱物油、着色料、合成香料などは加えず、無添加にこだわっている。【参考リンク】▼株式会社アルマードプレスリリース▼アルマード公式オンラインショップ
2014年03月15日(画像はプレスリリースより)花粉症に効くアロマオイル(株)マインが展開する、国産のナチュラルコスメブランドの「ゼミド」は、これからの季節、花粉症に効く、オリジナルのブレンドアロマオイルの「ノーズレスト」を販売しています。ノーズレストは花粉症だけでなく、咳にも有効だということです。4種類の香りノーズレストには鼻づまりや、咳に効く「ユーカリ」だけでなく、頭をすっきりさせる「ペパーミント」、免疫力アップが期待できる「ティーツリー」、リラックス効果で知られる「ラベンダー」の4つの香りを配合しています。花粉症対策としてのアロマオイル最近では、花粉症対策としてアロマオイルを使用することが一般的に知られるようになりました。「ノーズレスト」以外にも、目がかゆいとき、鼻づまりを押さえるとき、頭が重いときなど用途にわけでアロマオイルを使い分けると有効なようです。また、使用方法もマスクに数滴たらす、お風呂に数滴入れるなどさまざまです。ゼミドではさまざまアロマオイルが販売されています。用途に合わせて、試してみるのもいいかもしれませんね。【参考サイト】▼美容Press▼国産ナチュラルコスメケアブランド ゼミド
2014年02月13日前回 は手足の冷え解消法を紹介しました。末端のみならず、“下腹部の冷え”が慢性化すると、女性は月経不順や月経痛を引き起こし、更に進行するとホルモン異常を来たし、子宮内膜症、子宮筋腫の原因にも繋がります。しかし、逆を言えば、これらの症状、病状は冷えを解消する事により、改善されますので、しっかり“冷え”と向き合って、改善して行きたいですね。■腹部周りをマッサージ意外と知られていない、冷え性解消方法は、腹部周りのマッサージ。冷えを感じている足や手先ばかりをマッサージして暖めようとしてもマッサージが終わるとすぐにまた“冷え”を感じてしまいます。そんなときに試していただきたいのが、腹部のマッサージです。お腹にはたくさんの臓器が集中しています。人間の身体は大事なところには血液が集まるようになっています。ですので、臓器には自然と血液が集まり、冷えないようになっています。腹部周りをマッサージして上げる事により、臓器の周りの代謝が上がり、平滑筋の動きが活発になると、腹部に血液をたくさん必要としなくなり、余分な血液は身体の末端の方にも回るようになって行きます。身体を暖めてくれる効果のあるセサミオイル(ほかの植物性マッサージオイルでも大丈夫です)に種子系の精油(カルダモンやブラックペッパー)を20ccに対し、6滴くらい(約1.5%)の割合で混ぜます。また、女性は男性に比べ、冷え性になりやすいと言われていますが、熱を作り出している筋肉の量が男性に比べて少ないのもその一つの原因とも言われていますが、その他にも、こんな生活習慣の方は冷えを招きやすいです。1. 過度のストレスを感じている方、睡眠不足の方暑いときには汗をかき、寒いときには毛穴を閉じて熱を逃がさないようにするなど、脈拍や血圧など、本人に意思には関係なく人が行きて行く上で身体の状態を一定に保とうとする力(恒常性)を自律神経といいます。その自律神経を司っている脳の視床下部はとてもストレスの影響を受けやすいところです。過度なストレス、リラックスする時間の少ない方は自律神経の乱れを引き起こし、体温調節の機能を妨げ、“冷え”体質になりがちです。2. 貧血、低血圧、同じ姿勢でずっと座っている(立っている)方もともと血流が弱い上に、筋肉を動かさない事により身体の末端の方まで血液が行きにくくなっている状態です。暖かい血液が末端まで届かない=“冷え”を招いてしまいがちです。3. 常に薄着の事が多い方女性の毎月の月経は熱を運ぶ血液が多量に奪われます。そんなときに、ファッション性の重視により寒い冬でも薄着で我慢している状態が続くと、ホルモンの異常を来たし、“冷え性体質”を招いてしまいます。たかが“冷え”と甘くみずに、“冷え”を感じたら、上記のような生活習慣を見直し、即対処!で冷え知らずの身体作りをして行きましょう!
2013年12月31日東京大学と共同研究の美容液「卵殻膜(らんかくまく)」を使ったアイテムで人気にアルマードの『スーパーオーディ』が、2013年3月18日(月)にリニューアルして発売される。「卵殻膜(らんかくまく)」とは、卵の殻の内側に存在する0.07mmほどの薄い膜。アルマードは、この膜が持つ女性の美しさを引き出す様々な可能性に着目し、東京大学と産業研究を続けながら、多彩なアイテムを展開している。※画像は、株式会社アルマードニュースリリースよりシンプルで安心して使うことが出来る商品今までもあった『スーパーオーディ』に、新たに保湿成分として「スクワラン」を追加。「スクワラン」は、フランスのオーガニック認証機関「ECOCERT(エコサート)」が認証した、良質なオリーブを原料として作られたもの。ベタつきが少なく肌なじみに優れ、肌の角質層に浸透して保湿し、さらに肌表面を保護する。『スーパーオーディ』に含まれているのは、非常にシンプル。主な主成分の「卵殻膜(らんかくまく)」がハリ・弾力を、そのほかヒアルロン酸が保湿、カンゾウ根エキスが肌荒れ防止、バラエキスが香りなど、合計で8 種類の配合成分のみ。安心して利用が出来るのもうれしいところだ。【新商品概要】(株式会社アルマードニュースリリースより引用)-商品名:スーパーオーディ(Super Ode)-カテゴリー:美容液-税込価格:4 本セット…21,000 円、2 本セット…10,500 円-内容量:1 本あたり10ml発売日:2013 年3 月18 日(月)テレビショッピングQVCにて、2013 年3 月9 日(土)より先行発売元の記事を読む
2013年03月07日非常にリッチなテクスチャーが誕生卵の殻の内側に存在する0.07mmほどの薄い膜「卵殻膜(らんかくまく)」が持つ、様々な可能性に着目した多彩なアイテムを展開している株式会社アルマード。卵殻膜とは、卵の殻と白身の間にあるわずか0.07mmの薄皮のことで、産み落とされた卵が、親鳥から栄養を与えられなくても、ヒナの体をつくり、羽毛をつけ、命をもたらす不思議なパワーをもっている。相撲部屋では、卵殻膜を直接傷口に貼り、治療に利用するなど、昔から生活の知恵としてさまざまに活用。(アルマード公式より)(プレスリリースより)もっちりと吸いつくような素肌へと導くそんなアルマードから今回、人気のスキンケアシリーズ「オーディ」より、従来品に比べ主要成分である加水分解卵殻膜を2倍に増量配合した、『オーディ モイストスキンローション5,775 内容量:120ml』を2013年1月30日(水)より新発売する。2倍に増量したことで、リッチなテクスチャーが完成。本用品は、肌にハリ・弾力を与え、そして保湿をする卵殻膜成分が贅沢に配合されており、本商品はこの1本でローションと美容液の2役を実現している。肌表面にはとどまらずく、その奥まで潤いを届ける。また、パラベンやアルコール、鉱物油、香料、着色料などは全て無添加となっている。元の記事を読む
2013年01月28日レディー・ガガが、フルヌード写真を公開し、それに続いて過食症と拒食症の過去を告白するために下着姿の写真も披露した。先日来、激太りしたと報道されているガガだが、今回まず、手にタバコを持って足を組みつつも全裸でトイレに座った姿を自身のウェブサイト「littlemonsters.com」に公開している。写真集「レディー・ガガ×テリー・リチャードソン」でタッグを組んだテリーが撮影したものだそうで、写真と共に「レディー・ガガ、無修正#2」という意味深なキャプションを載せている。最近25ポンド(約11キロ)太ったと語っているガガは、続いて同サイトに激太りへの批判に反論する形で、下着姿の写真も公開。「私は15歳のときから過食症と拒食症に同時に苦しんでいるの」と綴っている。また、フランスで同性婚が合法化される見通しとの報道を受け、自身も同性婚を支持するとガガは訴えている。「同性婚は普通にありえることだと思うの。だから認められるべきよ。なかなか平等っていうわけにはいかないけど、でも、もし私たち全員が自由に愛し合うことが可能になれば、平等が達成されると思うわ」。さらに、ローマ教皇ベネディクト16世が同性婚のことを欠陥があり社会にとって悪影響があると批判したことに対しては、クリスチャンではない視点からガガは「教皇の発言は全クリスチャンが信じていることと同じではないと思うわ。教皇本人だけの見解よ」と批判している。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マチェーテ・キルズ 2014年3月1日より新宿バルト新宿バルト9ほか全国にて公開(C) 2012 Vrelonovama LTD
2012年09月27日医療用医薬品などの輸入・製造・販売を行うMSDは、”子宮頸(けい)がん”の予防ワクチン接種を呼びかけている。費用を国と自治体が補助する「子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進事業」の助成制度は平成24年度末(2013年3月末)までであり、半年間に3回のワクチン接種(同種)の必要があることから、早めの接種を推奨している。接種方法は筋肉注射で、小児科、婦人科・産婦人科、内科などで接種が可能。通常2回目の接種は初回接種から1、2カ月後で、3回目は6カ月後となっている。なお、助成制度については自治体ごとに異なるため、自治体や最寄りの医療機関に問い合わせる必要があるとのこと。子宮頸がんは乳がんに次いで罹患(りかん)率が高く、特に20代から30代のがんでは第1位だという。そのため、HPVに感染している可能性が低い、低年齢での接種がより有効であると考えられている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月26日“人気テレビ通販で、18期連続ベストセラー受賞”セシールは、卵の殻の内側にある薄い膜“卵殻膜”を素材としたコスメブランド「アルマードラ ディーナ」から、“人気テレビ通販で、2003年より18期連続ベストセラー受賞”という、卵殻膜サプリメント「TO-Ⅱ+BEAUTY」の60粒入りボトルタイプを、7月26日より発売する。*画像はニュースリリースより“体の中から美しくなることを追求したトータルサプリ”「TO-Ⅱ+BEAUTY」は、コラーゲン、ヒアルロン酸のほか、シスチンなど美容や健康に欠かせない18種類のアミノ酸を含み、年齢とともに減少する「Ⅲ型コラーゲン」生成をサポートする「卵殻膜」が主要成分のビューティサプリメント。その他、アセロラ、モロヘイヤ、米胚芽、梅肉エキス、セラミド、エラスチン等12 種類ものこだわりの自然由来成分をバランスよく配合。“体の中から美しくなることを最大限追求した、全身美容のためのトータルサプリメント”としている。元の記事を読む
2012年07月26日株式会社ディノスは、6月8日にディノスオンラインショップ内に、特集サイト「熱中症予防アイテム大集合」を設置する。省エネに配慮した商品の紹介などを通じ、熱中症予防に取り組む国民運動「熱中症予防声かけプロジェクト」に協力していくという。同社は、5月に環境省等の行政と民間企業が一体となって、熱中症予防に取り組む「熱中症予防声かけプロジェクト」の賛同会員になった。同プロジェクトは「温度に気を配ろう」「飲み物を持ち歩こう」「休息をとろう」「栄養をとろう」「声をかけあおう」の5つの声かけがテーマ。夏の電力供給不足に対し、大規模な「節電生活」が求められる中で、熱中症にかかる人をなくすために「ひと涼み」という日本らしい習慣を世の中に広げていくプロジェクトとなっている。同社では、「熱中症予防声かけプロジェクト」の活動の一環として、ディノスオンラインショップにて特設サイト「熱中症予防アイテム大集合」を設置した(紹介・販売するアイテムは、効果効能を保証するものではない)。主に、ファッション、食品、生活雑貨を中心に約400アイテムを紹介する。特集サイトで紹介・販売するアイテムは「暑さに負けない熱中対策水レモン味1ケース(500ml×24本)」価格3,528円(税込み)、「冷感持続ネッククーラーマジクールフィット同色2本組」価格1,398円(税込み)など。アイテムは今後も追加予定とのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月11日ダイヤモンド社は、大学生による大学生向け情報サイト「メンター・ダイヤモンド」において、4月9日の「子宮の日」にちなんだアンケート調査を行った。子宮頸がんの正しい知識を広めるべくして行われた同調査の調査対象は、子宮頸がんのワクチン接種において公費助成の対象外である女子大学生300名。「子宮頸がん」という病気について、女子大学生の99%が「知っている」と回答したが、「実際にワクチンを接種した人」は7%と少なく、「検診を受けた人」も9%にとどまった。接種しない理由のトップは、費用の高さ(64%)。抗体をつくるために必要とされる接種は全部で3回、その費用は合計で約5万円といわれている。この金額は、公費助成の対象外である女子大学生にとって大きな負担だ。このため「親に費用(の一部)を負担してほしい」と回答する女子大学生は74%にのぼった。子宮頸がんは、性交渉で感染するヒトパピローマウイルス(HPV)が主な原因となって発症する女性特有のがん。しかしHPVを予防するワクチンの接種と定期健診で、予防が可能な唯一のがんといわれている。自治体により対象年齢は若干異なるものの、2010年10月以降、中高生の一部には公費助成によりワクチンの接種が受けられるようになっている。性交未経験者への接種が効果的だという観点から、この年齢層に限って助成が行われるが、同がんは20~30代の女性で発症率1位といわれ、死亡率と罹患率も増加傾向にある。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月05日