お笑いコンビ・バイきんぐの西村瑞樹が17日、広島・マツダスタジアムで行われたプロ野球「広島×西武」戦で人生初の始球式を務めた。広島県出身で、幼少期からカープ一筋46年の西村は「いつかやってみたかったことのひとつ。ついにこの時が来たか…」と語るほどの憧れの舞台で、目標の120キロには届かなったものの、101キロの速球で球場を沸かせた。速度はしっかり出たがストライクとはならず、直後の取材では「投球練習から緊張していて、本番はバウンドを気にしてびびった。黒田さんのグローブを使わせてもらって男気注入したんですけどね」と悔しさを語ったが、夢だった大役を終えて「むちゃくちゃ気持ちよかった! 最高でした!」と笑顔を見せた。この日の試合は、地元広島のテレビ局・テレビ新広島のスポンサードゲーム「ここからっ! TSS全力応援デー」として開催。キャンプ好き芸人として知られる西村は、同局で初の冠番組『西村キャンプ場』に出演しており、25(16:05~)にはフジテレビ系で全国放送特番第2弾『今田と西村キャンプ場』を、今田耕司を迎えて放送する。■西村瑞樹コメント今日の投球は、70点。投球練習で選手に「ぶつけてもいいから」と言われたけど、やっぱり「ぶつけちゃいけない!」と頭によぎったんでしょうね。かなり外に外れちゃいました。右バッターなら間違いなくデッドボールでした。高さはよかったんだけどな。でもむちゃくちゃ気持ちよかったです!
2023年06月17日子宮頸がん検診は毎年受けているという方も多いでしょう。身体の異常には、なるべく早く気づいてしっかり向き合いたいものですよね。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修医Aさんの場合……私の場合は、子宮頸がんの前段階である中度異形成でした。会社員時代に年に一度の健康診断がありました。前の年には異常はありませんでしたが、29歳のときに初めて引っかかりました。要精密検査と記載があり、すぐに婦人科の予約を取り1週間後に受診。結果は子宮頸がんではないものの、医師から中度異形成と診断されました。症状はまったくありませんでした。どんな治療を受けましたか?定期的に検診を受けてもらい、高度異形成に進んだ場合は手術を行うと説明がありました。そのため3ヶ月ごとの経過観察となりました。息子を出産した産婦人科で受診したのですが、その病院では手術ができないので、手術の際には別の病院を紹介するとのことです。世の女性陣へ伝えたいことは?子宮頸がんの前段階である異形成には、これといった症状がありません。私の場合、消滅したため手術の必要はなくなりましたが、定期的な検診を受けることになりました。しかし、がんに進行する可能性もあったと考えると、検診を受けておいてよかったと思います。無症状の病気を発見できるのは検診のみだと思います。婦人科というと少し行きずらいと感じてしまいますが、子宮頸がんは前段階で食い止められる病気です。ぜひ定期的な検診を受けましょう。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。定期的に検診を……年に一度の健康診断で引っかかり、子宮頚部の中度異形成と診断されたAさん。Aさんは、その後も定期的な検診を受けているようです。皆さんも、自覚症状がなくても定期的な検診を受けてみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:新見正則医院院長、新見正則※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年06月17日■前回のあらすじ高熱を出したまま保健室で試験を受けることになったしろみ。先生は病院に行った方がいいと言ったのですが、母に叱られるのを恐れたしろみは何とか頼んで試験を受けたのでした。社会で人生初の赤点パニックすぎて先生の励ましも耳に入ってきません。重い足取りで家に帰ると、案の定母が待ち構えていました。人生初の赤点をとってしまった私。同じ高熱の日に受けた英語はよかったのですが、暗記系の社会は頭が回らなさすぎてズタボロ…。そしてテストを持ってまさかの逃げるという今考えても頭の悪すぎる行動…。そんなのすぐに捕まるのに…。でもこの時は怖くて怖くて、とにかくこのテストを母に見せてはならぬという気持ちでいっぱいでした。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年06月15日社会や健康にとって重要な「ガイドライン」や「指針」について判断に迷う場合に、「SNSやオンラインニュースなどネット上の情報」が自分の立場に最も大きな影響を与えると回答した人が40.4%で最多SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするICTスタートアップのPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)は、Surfvote編集部が提起したイシュー(課題)『【子宮頸がん】大切なことを判断するためのデータや情報は自分で情報源を見て考えている?』の結果を公表しました。このイシューは2023年4月16日から5月31日までSurfvoteで意見投票を行った結果です。Surfvoteは社会にある様々な課題について、ユーザーとの議論で理解を深めながら最終的な自分の意見を投票できるSNSです。■投票詳細イシュー:「【子宮頸がん】大切なことを判断するためのデータや情報は自分で情報源を見て考えている?」調査主体:Surfvote 調査方法:Surfvote上で投票投票期間:2023年4月16日〜2023年5月31日有効票数:57票選択肢:専門家や科学的根拠に基づく情報、公的機関が発信する情報自分自身の価値観や信念自分自身の過去の経験や体験友人や恋人、家族、同僚など身近な人の意見や経験SNSやオンラインニュースなどネット上の情報社会全体でガイドラインや指針への遵守が期待される状況自分自身や他人に対するリスクを最小限に抑えるかガイドラインや指針が提案する行動が倫理的に正しいと感じるかどうか短期的な利益や不利益よりも、長期的な視点でガイドラインや指針の遵守が自分や社会に与える影響自分自身が実際にガイドラインや指針に従うことが現実的に可能かどうかその他わからない■投票結果・コメントの紹介(一部抜粋・コメントのない選択肢は割合のみ記載)専門家や科学的根拠に基づく情報、公的機関が発信する情報 26.3%こうした情報はオールドメディアからたどることができるし、SNSでもたどり着くことは可能。 リテラシーは必要。(賛同数37)自分自身の価値観や信念 7%コメントはありませんでした。自分自身の過去の経験や体験 3.5%実体験に勝るインプットはないです。(賛同数36)友人や恋人、家族、同僚など身近な人の意見や経験 7%コメントはありませんでした。SNSやオンラインニュースなどネット上の情報 40.4%日常の情報収集のメインがSNSやオンラインニュースで、生きていけているから。(賛同数43)社会全体でガイドラインや指針への遵守が期待される状況 3.5%コメントはありませんでした。自分自身や他人に対するリスクを最小限に抑えるか 5.3%自分や家族へのリスクを考えて判断します。(賛同数37)ガイドラインや指針が提案する行動が倫理的に正しいと感じるかどうか 1.8%コメントはありませんでした。短期的な利益や不利益よりも、長期的な視点でガイドラインや指針の遵守が自分や社会に与える影響 3.5%コメントはありませんでした。自分自身が実際にガイドラインや指針に従うことが現実的に可能かどうか 0%投票者がいませんでした。その他(あなたに影響を与えるものを教えてください)1.8%いわゆるオールドメディア。 ネットニュース等もオールドメディア発信のものはある程度信用していますが、新興メディアの独自記事や放送はあまり信用していない。(賛同数52)わからない 0%投票者がいませんでした。■Surfvoteとは?当社が提供するSNS「Surfvote」は社会にあるさまざまな課題を問題提起し、それについて誰もが簡単に意見を投票できるサービスです。Surfvoteでは「イシュー」と呼ばれる各テーマ(課題)に対して複数の選択肢から自分の意見を投票できます。また他のユーザーのコメントを見たり、評価(いいね)したりすることもできます。イシューは当社編集部だけでなく大学の先生やさまざまな分野の専門家にも執筆のご協力をいただき発行しています。投票結果はイシューの内容に応じて、適宜関係省庁や政治家へ提出し報告を行なっています。各イシューで投票・コメントしていただいた1人1人の意見を大切に扱い、社会を前進させるために寄与したいと考えています。 ■Polimill 株式会社Polimill株式会社は目的特化型SNS【Surfvote】を運営・提供するICTスタートアップ企業です。Surfvoteは社会課題に特化し、ユーザーがあらゆるテーマについて自分の意見を投票できるだけでなく、他のユーザーの意見を傾聴できるサービスです。地方公共団体版のSurfvoteも拡充中で自治体と連携し住民による住みやすい街づくりを促進します。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年06月14日子宮頚がんの検診は定期的に受けている方も多いでしょう。しかし、異常がないと次の検査を後まわしにしてしまうこともありますよね。そこで今回のMOREDOORでは、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Bさんの場合……子宮頚がんの前癌病変である軽度異形成を現在も経過観察中です。気づいたきっかけは、不妊治療中にクリニックで受けた子宮頚がん検診でした。それまで2年に一度のペースで受けていましたが、異常がなかったため安心して自己判断で3年受けていませんでした。久しぶりに受けた子宮頚がん検診の結果が陽性になってしまい、その後の精密検査で軽度異形成と判明しました。どんな治療を受けましたか?軽度異形成の段階では治療法がなく、自然治癒も見込める段階のため、基本的に3ヶ月ごとの経過観察となります。もし段階が進んで高度異形成となれば、レーザーで患部を焼く治療や、患部を円錐状に切り取る治療を選択することができます。経過観察ではコルポスコピーと呼ばれる、がん検診よりも踏み込んだ診察と、組織を切り取る検査を行うため、痛みを伴います。世の女性陣へ伝えたいことは?子宮頚がんは症状が出る頃にはかなり進んでいると言われています。私も症状はないですが、癌になる細胞がある状態です。当初は不安でいっぱいでしたが、唯一防ぐことのできる癌とも言われているので、とにかく検診は年に一度は受けて欲しいです。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。症状がなくても子宮頚がんの検診へ3年ぶりに受けた子宮頚がん検診で、結果が陽性だったというBさん。Bさんは軽度異形成の段階だったため、経過観察を続けているようですね。皆さんも自覚症状がなくても、定期的に子宮頚がんの検診を受けてみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年06月08日株式会社デトックス(本社:東京都千代田区平河町、代表取締役社長:北原 健)は、「グローバル時代のがん治療への向き合い方」と題して、がんと闘う患者様やご家族に向けたセミナーを開催いたします。トップ画像■セミナー概要日時 : 2023年6月25日(日) 14:00~16:00場所 : Zoom配信参加費: 1,000円申込 : ■グローバル時代のがん治療への向き合い方専門医による情報提供イベントセミナー【ポイント1】抗がん剤治療への不安をなくし、効果の判定に役立つ検査をご紹介抗がん剤は体内に投与後、ヒトの肝臓により代謝活性化されないと効果がでません。また、代謝する遺伝的個性により早く代謝しすぎると薬剤効果がでる前に排出され、逆に代謝遺伝子が弱いといつまでも薬剤が残り副作用などに影響します。効果判定に役立つ海外検査を受けることで、それぞれのがん細胞に対しどの抗がん剤が効果をだし、代謝機能にも合致するかわかったうえで抗がん剤治療を受けられるメリットがあります。これが海外で行われるCTC検査です。【ポイント2】腫瘍が切除できたからといってがんが消滅したわけではありません!腫瘍とがんは別物で、「腫瘍」とはがんが作った腫れものです。一方、「がん」とは変異した自身の細胞で、がんを生み出す幹細胞とがん開始細胞があり、転移と再発を引き起こす元凶になっています。がんの遺伝子にスイッチが入ったとき、転移と再発がはじまります。要因となるがん開始細胞の有無や悪性度、転移、再発能力まで手をのばして検証することが、根本的な治療につながるメリットです。このがん開始細胞が幹細胞の要素をもったCTC循環腫瘍細胞となり、CTC検査をおこなうことによってがんの姿が明確に判明し、治療対処が検討できるようになります。このCTC検査により、ポイント1とポイント2の検査と治療内容がカバーできます。■セミナー監修【喜多村 邦弘(きたむら くにひろ)】喜多村クリニック 院長喜多村先生外科医としてがん治療に携わる。最近注目されている循環腫瘍細胞CTC検査により、腫瘍微小環境の側面から悪性腫瘍の特徴を把握し、お一人おひとりに合ったがん治療法を提案している。【前田 裕輔(まえだ ゆうすけ)】グランプロクリニック銀座 院長前田先生老化治療やがん治療を専門とする内科医であり、国内外から最新の医療を厳選して個別化医療を提供している。豊富な選択肢から、最善の決断ができる医療を心掛け、日々の診療や事業に務めている。■司会、進行、講師臨床CTC研究会事務局 北原 健■会社概要名称 : 株式会社デトックス所在地 : 〒102-0093 東京都千代田区平河町1-6-15 USビル 301URL : 代表者 : 北原 健事業内容: 日本国内にない海外特殊検査の導入、治療方法の情報提供 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月06日女性の中には定期的に子宮頸がんの検診を受けている方もいるでしょう。子宮頸がん検診では、がんの早期発見はもちろんですが、中には他の婦人科系の疾患が見つかる方もいるようです。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。新見正則医院院長。1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)に輝きました。新見正則の生き方論は以下の最新刊も参考にしてください。「しあわせの見つけ方予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」Kさんの場合……子宮筋腫で手術を受けました。子宮頸がんの検診に行った際に子宮筋腫が見つかり、そこから大きな病院へ行くことになりました。検診に行った日も不正出血がありましたが、生理が終わってすぐだったので不正出血かどうかもよくわからないままの検診でした。そのため、子宮筋腫があると聞いたときは驚きました。どんな治療を受けましたか?職場の近くに比較的新しい病院があったので、そこで受診しました。1週間程度の入院になるということだったので、新しい病院であれば設備がしっかりしているだろうと思い、その病院を選択しました。治療に関しては、筋腫を小さくする薬を半年間服用。その薬は6ヶ月間しか飲めないという決まりがあったため、半年間の服用後に手術となりました。世の女性陣へ伝えたいことは?振り返ると「あれ?いつもと違う」と思うような症状がありました。しかし、ネットで同じような症状を検索した結果、自分が安心する情報だけを鵜呑みにし病院を遠ざけていました。今回も子宮頸がん検診のお知らせと不正出血のタイミングが合わなければ行かなかったかもしれません。少しでも「何かおかしい」と思う点があったら婦人科で受診してください。婦人科受診というのは抵抗があるのはわかりますが、それ以上に得られる安心感は大きいです。今ではSNSなどで実際に婦人科で受診した動画をあげている方もいて、不安を拭える情報があるので、それを参考にしてみてください。(40歳/主婦)少しでも違和感があったら婦人科へ子宮頸がんの検診に行ったら子宮筋腫が見つかったというKさん。偶然、子宮筋腫が見つかり本当によかったですが、定期的な検診が大切なことがわかりますよね。皆さんも定期的な婦人科検診を心がけて、早期発見につなげてください。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:新見正則医院院長、新見正則※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年06月06日健康診断で子宮頸がん検査を定期的に受けている方もいるでしょう。検診の際に異常が見つかり病気が判明することもあるようです。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。新見正則医院院長。1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)に輝きました。新見正則の生き方論は以下の最新刊も参考にしてください。「しあわせの見つけ方予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」Eさんの場合……私の場合は子宮筋腫でした。会社の健康診断の子宮頸がん検診のときに、内診で異物感があると言われ、エコーを撮ってもらったところ、3cmほどの筋腫が見つかりました。痛みがないのなら経過観察でかまわないとのことでした。33歳のときに妊娠をし、ひどい貧血を伴ったのですが、その頃から筋腫も一緒に育っていたことがわかりました。どんな治療を受けましたか?出産時は帝王切開にて対応し、すでに癒着していたので筋腫自体はまだ残ったままです。出産後は小さくなったので、毎年経過観察を行っています。世の女性陣へ伝えたいことは?子宮筋腫は誰でもなりえるものです。生理の出血や下腹部の痛み、ちょっとした違和感でも、すぐに診察してもらうといいでしょう。子どもを産みたい方は、妊活時から検査はしておいたほうがいいと思います。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのも良いので、検討してみてください。ちょっとした違和感でも遠慮せずに婦人科へ会社の健康診断の子宮頸がん検診で子宮筋腫が判明したEさん。その後は経過観察を毎年行っているようですが、早めに疾患に気づくことで安心できることもありますよね。皆さんも定期的な婦人科で検診を受けるようにしてみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:新見正則医院院長、新見正則※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年06月05日皆さんは、婦人科系の検診を受けていますか?中には、何気なく受けた子宮頸がん検診で、複数の疾患が見つかった方もいるようで……。そこで今回は、読者の方から寄せられた「婦人科系の疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Aさんの場合……20歳を迎える年に、住んでいる市から子宮頸がん検診の案内が届きました。生理痛で痛み止めを服用する程度でとくに困った症状はなかったのですが「無料なら……」と思って病院を予約。子宮頸がん検査と、超音波検査の結果、5cmほどの卵巣腫瘍が見つかりました。どんな治療を受けましたか?腫瘍の大きさが5cmあったので、腹腔鏡手術で摘出してもらいました。手術の際に、別の場所に1cmほどの水疱と卵巣にチョコレート嚢胞があることもわかり、同時に治療を行いました。大きな病院を選んでいたので、安心して手術を受けられました。世の女性陣へ伝えたいことは?大きな自覚症状はありませんでしたが、薬を飲む程度の生理痛でも病気が隠れていることがあります。腫瘍もそのまま放置していたら捻転して激痛が走ることもあると聞き、早期発見できてよかったと思いました。婦人科には抵抗がある方も多いとは思いますが、勇気を出して受診してほしいです。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。自覚症状なしでも疾患が……何気なく受けた子宮頸がん検診で複数の疾患が見つかったというAさん。自覚症状がなくても疾患が隠れていることもあるようです。手遅れにならないためにも、定期検診を受けて早期発見することが大切なようですね。今回は「婦人科の疾患に気づいたきっかけの話」をご紹介しました!※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年06月03日皆さんは、健康診断や婦人科の検診を定期的に受けていますか?中には、子宮頸がん検診で再検査となった方もいるようで……。そこで今回は、読者の方から寄せられた「婦人科系の疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Eさんの場合……会社の健康診断で子宮頸がん検査を受けたところ、再検査となりました。別の婦人科を受診して再検査と同時に超音波検査を行いました。そこで子宮内膜ポリープの疑いがあり、子宮鏡の検査を行いました。そこで子宮内膜ポリープの診断されました。同時に行った子宮体癌の検査でも正常。元々、生理痛も重かったので、今思えばそれが予兆だったのかもしれません。どんな治療を受けましたか?3ヶ月に一度のペースで通院して、経過観察しています。ポリープの大きさにあまり変化がないので、特別な治療はしていません。ただ、お医者さんからは「妊娠を考えるなら手術をしないといけない」と言われています。世の女性陣へ伝えたいことは?婦人科の疾患は何かあってからでは取り返しがつかなくなることも。少しでも不安なことがあれば、すぐ病院を受診することをおすすめします。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのも良いので、検討してみてください。不安があれば婦人科へ……会社の健康診断で受けた子宮頸がん検診で、再検査になったというEさん。再検査の結果、子宮内ポリープが見つかり、3ヶ月に一度の経過観察を続けているようです。早期発見のためにも、定期的に婦人科の検診を受けておくと安心かもしれませんね。今回は「婦人科の疾患に気づいたきっかけの話」をご紹介しました!※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年05月28日スイス在住のグラフィックデザイナー・AKITOさんが作画を手がけた本作は、志保(シホ)という女性が子宮ポリープの切除手術を受けた際の体験を描いたものです。産後健診でたまたま子宮内膜ポリープが見つかり、子宮鏡下手術を受けることになった志保さん。手術は無事に終わり、あとは体調を見て問題なければ即日退院となるのですが……。 予定通りに退院! その後の体調は?手術開始から1時間後の12時半ごろに目が覚めた志保さん。看護師さんが体温や血圧を測ってくれ、志保さんの友人に「手術が終わりました」とお迎えのための連絡を入れてくれました。このあとしばらく病室で様子を見て、問題ないと判断されたらこのまま退院となります。 しばらくして、歩けるようになった志保さんは看護師さんから「無料のハートテラピーをしませんか?」と声をかけられます。「ハートテラピーってなんだろう?」と思いながら看護師さんについていくと……。 看護師さんが案内してくれたハートテラピーはハープ奏者による生演奏でした。どうやら、患者さんの癒しのために病院がおこなっているセラピーの一環のようですね。 手術から4時間半が経過した16時ごろ、予定通り許可が下りて志保さんは無事に退院。当日はおなかにうまく力が入らず体を動かすのも大変でしたが、手術から3日後には本調子といえるほどに回復! まだ出血は続いていたものの、志保さんは改めて子宮鏡下手術の負担の少なさや回復の早さに感動したそうです。 その後の病理検査の結果は良性。術後1カ月検診では経過順調と言われ、サクッと診察が終了したのだとか。ちなみに、そのとき志保さんは医師に「今後、ポリープができないよう普段の生活で気をつけることはありますか?」と尋ねてみたそう。すると、医師からは「ポリープができるのは運みたいなものだから、特に気をつけることはないのよ。ポリープができたのは志保さんの生活が原因ではないから、あまり気にしないでね」と言われたのだとか。 手術からすでに2年が経過した2023年5月現在、志保さんに子宮ポリープの再発はないとのこと。もともと産後健診で子宮ポリープが見つかった志保さん。今後も自分の健康を守るためにも、定期検診を大切にしてほしいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 AKITOさんのイラストは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター AKITO
2023年05月27日2021年春。子宮筋腫による重症貧血のため、腹腔鏡手術で子宮全摘手術をすることになったしまむらゆきえさん。鉄剤やホルモン剤での治療を5カ月ほど続けたのち、いよいよ入院となりました。 家族のもとを離れ、入院病棟という名の異世界へ入院を1週間後に控えたしまむらさんは、入院生活に必要な持ち物をかばんに詰め、改めて今回おこなう子宮全摘手術の体験談をネットで検索。「手術の3日後には体調が少し回復した」との声を見かけ、久しぶりのひとり時間を取れると思い、読みたかった本を多めにかばんに詰め込みます。幼い子どもたちがさみしくならないよう家族で映画を観に行き、子どもたちへ「悪い部分を取ってもらうためにお母さんはしばらく入院します」と説明し、入院前の準備は完了。 子どもが段ボールで作ったうさぎさんをお守り代わりに携え、いよいよ入院初日を迎えます。 2021年春。新型コロナウイルスが猛威をふるっていたころ、しまむらさんは夫の車で病院へ向かいます。今日はいよいよ入院初日。1週間ばかり入院することになるため、遠く離れた地からお母さんが応援に駆けつけ、しばらく子どもたちのお世話をしてくれることになりました。 受付を済ませると、入院初日にやるべき検査や手続きが始まります。当時は新型コロナ感染対策のため、コンビニへ行ける時間帯や術後のリハビリで歩ける範囲など、行動がかなり制限されていたそうです。病室へ移動してからWi-Fiがないと知り、「ポータブルWi-Fiを持ってくればよかった」と後悔するしまむらさん。皆さんも入院するときは、病院のWi-Fiが使用できるか事前に確認しておいたほうがいいかもしれませんね。 PCR検査の結果は陰性で、予定どおりこのまま入院して手術を受けられることに。その後、少し時間に余裕のできたしまむらさんは、病室のベッドまわりを自分好みにカスタマイズ。子どもにもらったお守りはベットサイドの棚の上に飾ったようですね。昼・夜と消化に良いお粥を食べ、就寝前に下剤を飲んで床につきます。 明日になれば自分の子宮、つまり1つの臓器がなくなると思うと、何とも言えない緊張感や不安に襲われてしまいそうですが、手術前日の夜、しまむらさんはプレッシャーを感じることなく「腹腔鏡で済むかなあ、それとも開腹になるかなあ。取り出した子宮筋腫、触われるといいなあ」などと考えながら、ぐっすりと眠りについたそうです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター しまむらゆきえ
2023年05月24日スイス在住のグラフィックデザイナー・AKITOさんが作画を手がけた本作は、志保(シホ)という女性が子宮ポリープの切除手術を受けた際の体験を描いたものです。産後健診でたまたま子宮内膜ポリープが見つかった志保さんは、子宮鏡下手術を受けることに。麻酔医の「では麻酔を入れていきますね〜」の声でいよいよ手術が始まり……。 手術が終了! 体を確認すると…驚きの光景が!人生初、全身麻酔での手術を受ける志保さん。手術前は少し不安もありましたが、麻酔が投与されると数秒で意識が薄れていき、気がつくと手術が終わっていて……。 気づけば手術が終わっていて、オペ室の隣の回復室で目が覚めた志保さん。手術中は麻酔がよく効いていたようで、意識がぼうっとしたまま夢のようなものを見ていたのだとか。 ふと時計を見ると12時半。11時半ごろに手術が始まったので、およそ1時間ほど意識を失っていたことになります。そんな志保さんですが、今の状況を確認するために周りを見回すと、ストレッチャーではなく病室のベッドに寝ていて、病室で着る病衣に着替えさせられていることに気づきます。 「えっ……服着てる。下着もはいてる……」。他の患者さんも数多く対応しているだろうしおそらく見慣れているとはいえ、病院スタッフに裸を見られた上、下着まではかせてもらったことが、志保さんとしてはどうしようもなく恥ずかしかったそうです。 今回、比較的傷の少ない子宮鏡下手術で子宮ポリープを切除した志保さんは、このまま数時間ほど様子を見て問題がなければ、当日の退院が許可されています。看護師さんが志保さんの友人に連絡してくれ、数時間後に車で迎えにきてもらうことに。このまま問題なく退院できるといいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 AKITOさんのイラストは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター AKITO
2023年05月22日2021年春。子宮筋腫による重症貧血のため、腹腔鏡手術で子宮全摘手術をすることになったしまむらゆきえさん。いろいろなことが重なってモヤモヤが溜まる一方でしたが、真剣に自分と体と向き合ってくれる主治医と出会い、手術&入院日程が決まったことでモヤモヤが少し晴れてきて……。 子どもたちの反応は?術前説明のため、夫と一緒に病院を訪れたしまむらさん。婦人科の主治医から手術に関する説明を受けたあと、薬剤師や麻酔医、看護師からも、手術や入院に向けて細かい説明が。 そしていよいよ入院1週間前に。しまむらさんが「おかあさんは1週間ばかり入院してきまーす」と伝えたところ、子どもたちの反応は意外なもので……。 以前から「子どもたちにはいつ伝えよう」と悩んでいたしまむらさん。入院1週間前に「お母さんは1週間ばかり病院に入院してきまーす」と伝えたところ、子どもたちは驚いてポカーンとした様子。「体の悪いところを切ってもらうから、病院にお泊まりね」と噛み砕いて説明すると、ようやく理解できたようです。 その後、入院に向けた準備をすすめるしまむらさん。まずおこなったのはリサーチで、子宮筋腫の手術を受けた人たちの体験談をネットで検索すると、「術後3日が経過したら体調がかなりラクになる」との声が。「ふむふむ、術後3日目からは体調にも余裕が出てきて少し自由時間を持てそうだな」と考え、ずっと読みたかった本を持っていくことに。 しまむらさんいわく「あれも持っていこう……これも持っていかなきゃ」と考えながら持ち物を詰める作業は、旅行の準備のようでとても楽しかったそう。とはいえ、自分の準備をすすめるだけでなく、子どもたちへのケアも必要。入院期間中に子どもたちがさみしくならないよう、入院前に家族4人で映画を観に行ったそうです。 しまむらさんは「入院生活で必要な物」と「持って行ってよかった物」もイラストにまとめています。これ以外にも、実際に入院生活を過ごしたのちに、ポータブルWi-Fiや耳栓も持っていけばよかったと感じたのだとか。これから入院予定のある方は、参考にするとよいかもしれません。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター しまむらゆきえ
2023年05月22日スイス在住のグラフィックデザイナー・AKITOさんが作画を手がけた本作は、志保(シホ)という女性が子宮ポリープの切除手術を受けた際の体験を描いたものです。産後健診でたまたま子宮内膜ポリープが見つかった志保さんは、子宮鏡下手術を受けることに。人生初の全身麻酔に不安を抱きながらも、気づけば手術当日を迎え……。 人生初の全身麻酔は…夫に「全身麻酔ってどうだった?」と尋ねると「ぐっすり熟睡したよ」とのことで、「開腹手術に比べて今回の子宮鏡下手術は体の負担も少ないし、全身麻酔で寝ているうちに終わりそうだな」とホッとした志保さん。ただ、それでも不安はあって、手術当日まではネットで子宮ポリープで子宮鏡下手術を受けた人たちの体験談をひたすら調べていたそうです。 そして、いよいよ手術当日。開始予定時刻を30分過ぎた11時ごろに看護師さんから声をかけられ、志保さんはストレッチャーに乗ってオペ室へ。麻酔医や執刀医に囲まれ、手術に向けて着々と準備が進んでいきます。 前処置室では温かいマットのようなもので全身をぐるっと包まれ、次は点滴のためのルートをとることに。血管が細かったのかうまく注射針が入らず3回ほど失敗したものの、4回目で無事に成功。「正直このときは痛かった」と語る志保さんですが、このあとは麻酔によって眠ってしまうので、痛いのはこれが最後のはずです……! 麻酔医や執刀医も姿を現し、手術に向けた準備が着々と進んでいきます。そしていよいよオペ室の中へ。麻酔医の「準備はいい? ゆっくり麻酔を入れていくね〜」という声かけで、全身麻酔がスタートします。全身麻酔の場合は、マスクから酸素を吸引しつつ点滴で強力な麻酔薬が体内に入ってくることで、ものの10秒ほどで意識がなくなってしまうのだとか。 志保さんも最初の数秒ほどは頭がはっきりしていたようですが、そのうち、視界の中のオペ室の照明がぼんやりとしてきて意識がスーッと薄れていきます。次に目が覚めたときには、手術が終わっていそうですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 AKITOさんのイラストは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター AKITO
2023年05月19日2021年春。子宮筋腫による重症貧血のため、腹腔鏡手術で子宮全摘手術をすることになったしまむらゆきえさん。治療にかかる出費が地味につらかったり、スケジュール面で治療と育児の両立が大変だったり、夫の病気に対する理解が浅かったりして、しまむらさんの中でどんどんモヤモヤが溜まっていきます。しかし、新しく主治医となった医師との出会いで状況は一変し……。 術前説明でまさかのダウンMRI検査と術前検査が終わったころ、主治医が変更になったしまむらさん。新しく主治医となった医師は相手の目をしっかり見て話してくれる人で、説明もていねいでわかりやすく、しまむらさんは「私の体と真剣に向き合ってくれる人と初めて出会えた」と医師に信頼を寄せるとともに、溜め込んでいたモヤモヤがスッと晴れていくのを感じました。 新しい主治医はスケジュール調整もスムーズで、手術日程もすんなりと決まり、ようやく治療が一歩前進したと思えたしまむらさん。そんな中、入院1週間前にしまむらさんは術前説明を受けるため、夫と2人で病院へと足を運びます。 このころのしまむらさんは、子宮筋腫による鉄欠乏性貧血の治療のため、鉄剤(フェルムカプセル100mg)を4カ月ほど服用していました。フェルムカプセル100mgには嘔吐、腹痛、胃痛、食欲不振などの副作用が報告されていて、しまむらさんの場合は4カ月ほど服用を続けているうちに胃腸が荒れてしまったそう。胃腸の不調にストレスも重なり、体重が3kgほど落ちてしまったのだとか。 そんな中、「久々に2人で外出するし景気付けに」と、しまむらさんは術前説明当日、天ぷら御膳と抹茶アイスを飲食店でオーダー。心配する夫に「大丈夫、大丈夫」と余裕を見せていたものの、病院に着くころには腹痛でダウンし、夫に受付をお願いするはめになってしまいます。主治医や薬剤師、麻酔医、看護師さんと、いろいろな人から説明を受けるときも、ずーっとおなかはギュルルルルと鳴りっぱなし。結局、見かねた看護師さんが気をつかってくれ、病院のストレッチャーで少し休ませてもらってから帰宅したそうです。 術前検査の直前にしまむらさんが「手術なんてめったにないから何か面白いことをしたいなぁ……あっ! 主治医にあれをお願いしてみよう!」と考えていたのは「切り取った子宮筋腫に触る」というアイディアだったのですね。主治医が「病理検査に出すから傷むとまずいんだよなー」と言っているとおり、摘出した筋腫を見ることはできても、おそらく触れられる機会なんてそうそうないですよね。もし叶えられたら、一生の思い出になりそうですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター しまむらゆきえ
2023年05月19日CS放送「衛星劇場」では、クォン・サンウ主演最新作「危機のX」(原題)を日本初放送することが決定した。名門大学を卒業後大企業に勤め、自分はエリート人生を突き進んでいると信じてやまず、うぬぼれて生きてきた“おじさん”。そんなおじさんの人生が、リストラを言い渡された日を境に一変。一気に転落した人生をどうにか立て直そうと再起に挑む。そこでまず投資を初めてみるものの、懸命にやればやるほど株は暴落し大損失。追い打ちをかけるように住宅価格は暴騰し、次々と危機が襲い掛かる。カーディテイリングのスタートアップ企業<ルシド>に就職し、新たな挑戦を始めたおじさん。果たしておじさんの、転落した人生再起は成功するのか――?本作は、名門大卒自称エリートのおじさんが、激動の人生再起に挑み、笑いと共感を届ける波乱万丈痛快コメディ。クォン・サンウは、等身大のリアルな40代を演じている。「危機のX」(原題)は5月24日より毎週水曜日23時~CS放送「衛星劇場」にて放送。※2話連続放送(全6話)(cinemacafe.net)
2023年05月17日子宮頸がん検診で引っかかり、精密検査を受けた結果、医師から「高リスク型HPVと呼ばれるウイルスが検出されました」と宣告されてしまった生野さん。子宮頸部異形成と診断され、「子宮頸部円錐切除術」と呼ばれる手術を受けることになりました。 切り取った子宮頸部を見せてもらうと…遠方から両親がやってきて家族3人で手術の説明を受けたのち、いよいよ入院して手術をすることになった生野さん。今回、生野さんが受けるのは「子宮頸部円錐切除術」と呼ばれる手術で、子宮頸部の一部をレーザーや高周波メス等で円錐状に切り取るもの。医師いわく「15分ほどで終わる」とのことですが、さすがに手術直前になると、生野さんは緊張で胸がバクバクしてきて……。 ついに手術当日。生野さんは手術そのものへの緊張と、手術を終えてから「よくよく調べてみたら子宮頸がんでした」と言われる恐怖を抱えながら、看護師さんに連れられてオペ室へと向かいます。 子宮頚部異形成と診断された生野さんは、病変部分を切り取り、それを病理検査(顕微鏡で細胞を調べて良性か悪性か調べる検査)に出さなければなりません。子宮頸部円錐切除術は、基本的に全身麻酔か、脊髄くも膜下麻酔(脊髄に麻酔を注射し、おなかから下の感覚のみを麻痺させる方法)でおこなわれるのですが、生野さんの場合は後者になったよう。脊髄くも膜下麻酔のときは意識があるので、手術中の生野さんは「なんか下のほうでゴソゴソやってるなぁ〜不思議な感覚だなぁ」などと考えていたそうです。 「寝ないようにしなきゃなぁ」なんて考えているうち、手術はスムーズに進んで無事に終了。執刀してくれた医師が「切ったやつ見る?」と聞いてくれ、「見たいです」と即答した生野さんですが……。切除した自分の子宮頸部の一部は「たこ焼きみたい」だったそうです(※あくまで生野さん個人の感想です)。 安堵感からなのか、手術が終わった瞬間から生野さんは次の食事のことを考えていたそう。病理検査の結果はまだ出ていないので安心はできませんが、人生の一大イベントである手術を無事に終えることができて、ひとまずよかったですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 生野甲さんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 生野甲
2023年05月17日皆さんは婦人科の検診を定期的に受けていますか?中には、子宮頸がん検診を受けて、疾患が見つかった方もいるようで……。そこで今回は、読者の方から寄せられた「婦人科系の疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Sさんの場合……10代から20代の頃に酷い生理痛があったのですが、当時の私はそれが当たり前だと思っていました。さらに、30代になって生理痛が軽減したことで、婦人系の病気に対してより無関心に。しかし、そんなときに不正出血が!年齢的にも受けておいた方が良いと思い、子宮頸がん検診を受けることにしました。その検診で医師から「大きな子宮筋腫が見つかった」と言われ、すぐに大きな病院を紹介してもらって手術。今思えば気づくチャンスはたくさんあったのですが「自分は大丈夫!」と過信して病院から遠退いていました。「もっと早く行けば良かった……」と後悔しています。どんな治療を受けましたか?半年間、筋腫を小さくするための薬を服用。半年しか継続できない薬だったため、ギリギリまで服用してから手術を受けました。女性の医師だったので、寄り添ってくれてとても安心感がありました。口コミが良い病院を選びましたが、改めて他の方の声は大事だと実感しました。世の女性陣へ伝えたいことは?少しでも気になる症状があれば婦人科を受診してください。何かあっても早い方が良いですし、何もなければ安心を得られます。受診に対して抵抗感の強い人が多いかと思いますが、経験者としては不安を抱えたまま生活するよりも、安心を得られる方が良いと思います。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのも良いので、検討してみてください。気になる症状を放置せずに病院へ10代の頃から気になる症状があったものの、放置してしまったというSさん。30代で受けた子宮頸がん検診により、不正出血の原因が「子宮筋腫」によるものだったことが判明したようです。婦人科はどうしても敬遠してしまいがちですが、気になる症状がある方は早めに受診すると安心かもしれませんね。今回は「婦人科の疾患に気づいたきっかけの話」をご紹介しました!※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年05月15日2021年春。子宮筋腫による重症貧血のため、腹腔鏡手術で子宮全摘手術をすることになったしまむらゆきえさん。鉄剤とホルモン剤による治療を3カ月ほど続けたのち、総合病院へ転院してMRI検査を受けました。それから約2週間後、結果を聞くために再び総合病院を訪れたのですが、待合室で散々待たされたにもかかわらず、診察が10分足らずで終了してしまい……。 モヤモヤばかりが溜まる膠着状態からついに脱出!MRI検査の結果を聞きにきたしまむらさんですが、ロングヘアの若い医師から「ホルモン剤の効果で多少は子宮筋腫のサイズが小さくなったものの、まだ8cmと大きいままですね。手術をしてみないとわかりませんが、おそらく良性だとは思います」と告げられたのみで診察が10分も経たないうちに終わり、「これだけなら電話でも済む話では?」と、思わずモヤっとしてしまいます。 せっかく遠い病院まで足を運んだこともあり、しまむらさんは「今日のうちに術前検査もしたいです」と医師に直談判。医師の許可を得て術前検査もおこない、この日は帰宅となりました。このころ、しまむらさんは生活の中でいろいろとナーバスになる場面が多く、モヤモヤが溜まっていくばかりで……。 ※レルミナ=子宮筋腫や子宮内膜症を治療する薬。 術前検査の結果を聞きに行ったしまむらさん。前回担当してくれたロングヘアの医師は別の病院に移ったらしく、今回からベテラン感の漂うショートカットの医師が担当してくれることに。子宮筋腫や鉄欠乏性貧血の治療を始めてから、治療と子育ての両立、高額な治療費用、夫の病気への無理解などにストレスが溜まり続けていたしまむらさんですが、この医師との出会いがきっかけとなり、モヤモヤが溜まるばかりの日々にようやく出口が見え始めます。 新しく主治医となった医師からは「MRIの画像を見ると大きくなった筋腫が子宮や膀胱を押しつぶしているようです。術前検査の結果は問題なくて……」と具体的な説明があり、前回まで担当していた医師と比べて「こんなにしっかり説明してくれるなんて、この人は信頼できそうだ」と、しまむらさんの中で新しい主治医への期待が高まります。 「手術はいつがいい? 水曜日と金曜日ならいつでもいいよ」と、ずっと決まらなかった手術日もすんなり決定。加えて、術前説明の日程を決めるときも「平日の午後となると子どもの下校時刻と被ってしまって……」としまむらさんが相談したところ、医師は「よし、じゃあ12時半の枠を作るから」とすぐさま予定を調整してくれたのです。「もし入院直前で風邪をひいてしまったらどうなるのでしょうか?」などの質問にも、目を見ながら嫌なひとつ顔せずきっちり答えてくれ、しまむらさんは「自分の体に真剣に向き合ってくれる人にようやく出会えた」と感じたそう。 できるだけ早く治療を終えたいしまむらさんとしては、手術日が決まったことで「一歩前進した」と感じたのではないでしょうか。とんとん拍子に展開が進んで「この医師は信頼できそう」と思えたことで、蓄積されたモヤモヤが一気に解消されてきました。しまむらさん本人が「主治医との相性もある」と語っているとおり、主治医との信頼関係によって患者の精神がラクになるケースも、少なからずあるのかもしれませんね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター しまむらゆきえ
2023年05月15日女性の体は繊細で、ストレスなどの影響で体調が良くないと感じる場合もあります。一方、急な体重変化や下腹部にしこりなどの症状も出てきたときは、注意が必要かもしれません。そこで今回のMOREDOORは、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。主婦Bさんの場合……子宮頸がん検診を受けた際に筋腫が見つかりました。相当な大きさだったため、早い段階で「要手術」と診断されました。振り返れば急に腹部に、しこりのようなものがあったりと思い当たる症状があったものの、痛みはなかったため気づけませんでした。どんな治療を受けましたか?筋腫を小さくするために半年間薬を飲みながら、定期的な検診を受けていました。その後手術を受けました。新しい病院を選んだので最新機器があり、院内も清潔で安心できました。また、女性の先生であったことも心強かったです。世の女性陣へ伝えたいことは?婦人科受診はとても抵抗感が強いと思います。私もなかなか受けず、気づいたときには手術するまでになってしまいました。病院を治す・安心感を得るための受診なので、大事にならないためにも定期的な受診をしてください。体に変化を感じたら婦人科へ体重増加やしこりは、筋腫が原因だったというBさん。Bさんは手術が必要な段階になっていましたが、体のちょっとした変化を見逃さないことが重要と言えるでしょう。「何かおかしい」の気持ちを大切に、異変がある場合はなるべく早いうちに婦人科を受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました!※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年05月13日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。このお話は作者リコロコさんに寄せられたエピソードです。登場人物の名前など、一部脚色を加え漫画化しています。■前回のあらすじ手術をしても待っているのは厳しい現実だと知り、手術の前に少しでも我が子を抱きしめたいと医者に伝えた芽衣。しかし少しでも可能性がある限り救命に向けて最善を尽くすしかないと言われてしまう。そこで、自分たちを気にかけてくれている大学病院の先生にも相談することにしたのでした。やっぱり赤ちゃんを抱きたいという想いやっぱり手術で回復する望みは薄いの…?奇跡にかけて手術をするか、家族の時間をとるか、究極の選択をしなくてはならない芽衣たち。しかし「9割5分難しい」と数字で伝えてもらったことで、芽衣は覚悟を新たにするのでした。次回に続く 「天使が生きる奇跡」(全29話)は12時更新!※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年05月12日2021年春。子宮筋腫による重症貧血のため、腹腔鏡手術で子宮全摘手術をすることになった、しまむらゆきえさん。子宮筋腫の治療を開始してからいろいろなことにモヤモヤしながらも、総合病院でMRI検査を受け、着実に手術に向けた準備が進んでいきます。 10分で…終わり?鉄剤とホルモン剤による治療を3カ月ほど続けたのち、紹介状を持って総合病院を訪れたしまむらさん。MRI検査を受けた約2週間後、結果を聞くために再び総合病院を訪れたのですが……。 ※レルミナ=子宮筋腫や子宮内膜症を治療する薬。 総合病院に転院して約1カ月ほど経ったある日、しまむらさんは2週間前に受けたMRI検査の結果を聞くため、病院を訪れます。 大きい病院となると患者数がとても多く、必然的に待たされる時間も長くなります。この日も待合室でしばらく待ったのち、「しまむらさーん」と呼ばれて診察室に入ったのですが……。「投薬で少しだけサイズが縮んだけど、子宮筋腫のサイズは8cmと少し大きいですね。あと、おそらく良性だと思われます」とだけ報告され、10分足らずの診察で「今日はこれでおしまいです」と言われたしまむらさんは、思わずイラッとしてしまったそう。 特にこの時期は、無理解な夫にイライラしていたり、通院や入院のスケジュール調整でバタバタしていたり、新学期を迎えたばかりの子どもがちょっとしたトラブルに巻き込まれていたりと、いろいろストレスが積み重なっていて、余計に苛立ってしまったようです。 その後、しまむらさんは医師に直談判し、術前検査を受けてこの日は帰宅。あと1週間後には入院となるため、帰宅後には子どもたちが寂しくならないよう「遊び貯金」をし、ついでに子どもたちへの性教育もおこないました。 病気がきっかけとはいえ、子どもに正しい性知識を伝える機会ができたことは、よかったのではないでしょうか。手術を控えた今は精神的にストレスが溜まりやすい時期とは思いますが、ここが山場だと信じて、どうにか手術まで乗り切ってほしいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター しまむらゆきえ
2023年05月11日同じ疾患でも、症状には個人差があります。なかには、自覚症状のないまま進行してしまう場合も。そこで今回のMOREDOORは、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。主婦Aさんの場合……子宮筋腫と診断されたことがあります。自覚症状は全くなく、子宮がん検診を受けた時に「筋腫があるね」と言われて初めて気づきました。どんな治療を受けましたか?検診の時に紹介状を出され、1番大きい病院に行きました。現在は3ヶ月に1回診察を受けて経過観察しているところです。先生は女性の先生の方が受診しやすいですが、男性の先生でも良い先生もたくさんおり、相性が大事だと思います。世の女性陣へ伝えたいことは?自覚症状がなくても健診は必ず行った方が良いです。婦人科の診察は、内診、がん検査、超音波検査があります。会社の健診や人間ドックなどは内診とがん検査しか行わないことがほとんどです。子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣嚢腫などは超音波検査を行わないと分かりません。私の場合、たまたま分かりましたが、自覚症状が全く無くても症状が進行している場合があります。血液検査で「貧血がある」「月経痛が強い」「月経量が多い」「腹部の違和感がある」ような場合はきちんと婦人科を受診することをお勧めします。定期的な検診を受けよう子宮がん検診で、子宮筋腫だと判明したAさん。Aさんは自覚症状がないまま発見されましたが、自分の体を定期的にチェックする機会を持つことは大切かもしれません。忙しい生活を送っている方も多いでしょうが、年に1度は定期検診を受けてみてください。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました!※監修医:ひなたクリニック院長、三橋 裕一※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年05月10日「女性が接種するもの」と思われがちなHPVワクチン。海外では適正年齢の男女に学校接種を行い、子宮頸がん撲滅が見えてきている国も。SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするICTスタートアップのPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)は当社が運営するSNS、Surfvoteで「国は女性だけでなく全ての人をHPVワクチン定期予防接種の対象にするべきか?」というテーマで意見投票を開始しました。HPVの定期予防接種(公費)を適正年齢のすべての人が受けられるようにすることでどのようなメリットがあるのか、どのような課題があるのかSurfvote編集部が問題提起しました。ユーザーから集められたコメントや投票結果はみんなの意見として厚生労働省などの関係省庁や国会議員へ提出する予定です。■背景日本では、HPVワクチンの積極的接種推奨が2022年4月より再開されています。2023年5月時点では、小学校6年生~高校1年生相当の女性が公費で接種可能です。HPVが子宮頸がんの大きな要因にもなっていることから「女性が接種するもの」と思われがちですが、実際にはHPVは性別に関係なく、性感染症や様々ながんを発症させるリスクを持っています。女性だけでなく適正年齢のすべての人が予防接種を受ける選択肢が持てれば、子宮頸がん予防の相乗効果だけでなく、あらゆる癌に対する予防効果も期待できます。その一方で他の予防接種と同様に人によっては副作用が起きる可能性や、国内ではまだまだHPVに対する認知度や理解が低いことなど課題もあります。このような背景から、Surfvote編集部は「国は女性だけでなく全ての人をHPVワクチン定期予防接種の対象にするべきか?」というテーマで問題提起を行い、ユーザーに是非を問う意見投票を開始しました。このような問題提起を行うことで、自身の健康や命に関わる重要な決定事項について、メリットやデメリット、適切な情報収集を行い検討する機会を持ってもらいたいという想いがあります。投票結果はみんなの意見としてSurfvote編集部で取り纏め、厚生労働省や法務省などの関係省庁や国会議員などに提出させていただきます。 ■Surfvoteとは?当社が提供するSNS「Surfvote」は社会にあるさまざまな課題を問題提起し、それについて誰もが簡単に意見を投票できるサービスです。Surfvoteでは「イシュー」と呼ばれる各テーマ(課題)に対して複数の選択肢から自分の意見を投票できます。また他のユーザーのコメントを見たり、評価(いいね)したりすることもできます。イシューは当社編集部だけでなく大学の先生やさまざまな分野の専門家にも執筆のご協力をいただき発行しています。投票結果は適宜、関係省庁や政治家へ提出し報告を行なっています。 ■Polimill 株式会社Polimill株式会社は目的特化型SNS【Surfvote】を運営・提供するITCスタートアップ企業です。Surfvoteは社会課題に特化し、ユーザーがあらゆるテーマについて自分の意見を投票できるだけでなく、他のユーザーの意見を傾聴できるサービスです。地方公共団体版のSurfvoteも拡充中で自治体と連携し住民による住みやすい街づくりを促進します。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年05月10日世界卵巣がんデーの5月8日、2007年に卵巣がんで母親を亡くしたアンジェリーナ・ジョリーが、インスタグラムで「健康を守るための時間を取ってください」と女性たちに呼びかけた。若い頃の母と幼い自分の2ショットを掲載し、「明日(5月9日)は、母の73歳の誕生日です。乳がんと卵巣がんで長く闘病した母が亡くなってから、15年が経ちます」との出だしで長文をつづったアンジェリーナ。「私は(乳がんと卵巣がんに罹患する)可能性を低くするための予防的手術を受けていますが、検診も受け続けています」と検診の重要性に触れた。アンジェリーナは予防的手術を受けた理由について、「子どもたちが大人になるのを見届け、孫に会える確率を高めるために選択した」と2019年に「タイム」誌に寄稿したエッセイで明かしていた。「私と同じように、愛する人を失った人たちに愛を送ります。今この瞬間も自分の命のために闘っている人たち、愛する人の命のために闘っている人たちにはパワーを送ります」と力強いメッセージを送った。そして、世界の女性たち、とりわけがんの家族歴がある人たちに向けて、「自分自身の健康に気を配る時間を取ってください。マンモグラフィー、血液検査、超音波検査に行ってください。#世界卵巣がんデー」と呼びかけた。(賀来比呂美)
2023年05月09日子宮頸がん検診で引っかかり、精密検査を受けた結果、医師から「高リスク型HPVと呼ばれるウイルスが検出されました」と宣告されてしまった生野さん。子宮頸部異形成と診断され、手術を受けることになったのですが……。 入院前、親との対話近くに住む彼氏には、すでに事情を説明していた生野さん。いよいよ手術日が決まり、今度は遠方から両親がやってきて家族全員で病院へ行き、手術に関する説明を受けることになりました。 「子宮頸部異形成が認められたので、今回、子宮頸部円錐切除という手術をおこないます」 遠方からはるばるやってきた両親とともに、手術の説明を受けた生野さん。 もともと、生野さんは「実家にいると甘えてしまうから」との理由で、自分から望んで遠い土地に引っ越し、ひとり暮らしを始めたそう。両親に会うのも今回が久々だったようです。 病院を出た3人は、両親が予約していたホテルへと移動します。そこで、お父さんの口から衝撃の告白が飛び出しました。なんと、お父さんが実父の事業を引き継いだとき、何億もの借金があったと言うのです! 何億ともなると返却の目処が立たずどうしようもなかったお父さんは自己破産を決意し、会社も倒産に追い込まれます。裁判で大勢に責められ、人生に希望が見えなくなったお父さんは、湖のほとりまで行って飛び込もうと考えたこともあったのだとか。 暗い過去を振り返ったのち、お父さんは最後に生野さんに向かって「でも今の会社は黒字経営で新車も買えたし、今度は家をリフォームするんだ。人生、暗いこともあればきっと明るいこともある。だから、簡単にあきらめちゃダメだよ」と告げたのです。 父の過去を初めて聞いた生野さんは、その壮絶さに驚いたとともに、「あきらめちゃダメだってこんなに格好良く言える人が他にいるだろうか」と感じたそう。お父さんの言葉が、生野さんのこの先の未来を照らす1つの道標になったようですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 生野甲さんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 生野甲
2023年05月09日2021年春。子宮筋腫による重症貧血のため、腹腔鏡手術で子宮全摘手術をすることになった、しまむらゆきえさん。治療期間中はメンタルが繊細になっていたこともあり、いろいろなことにモヤモヤしてしまい……。 ついに怒りが爆発「すでに2人の子どもの出産を終えたこともあって、子宮を全摘出すると決めたときも、あまり抵抗は感じなかった」と語るしまむらさん。しかし、子宮筋腫の治療を始めたころから、日常生活の中でモヤモヤすることが増えていったそう。中でも、しまむらさんはパートナーである夫の『無理解』に対し、特にモヤモヤしていました。 「ねえねえ、筋腫だけどさ」としまむらさんが話しかけたとき、夫から返ってきた返答は「良性でしょ。命にかかわるものじゃないよ」と、あまりにもそっけないものだったのです。正論ではあるものの、もう少し気持ちに寄り添った返事がほしかったしまむらさんは、夫と冷静に対話をしようとしますが……。 当時の思いを振り返り、しまむらさんはブログにこのように綴っています。 ーー相手の話を聴くことはエネルギーを使うことだと思うのですが、のれんに腕押しが数回も続くと嫌気がさします。男女の体の構造は一部違うところがあるけれど、だからと言って無関心では痛みを伴う治療に向かう気力を削がれます。 また、編集部宛てに以下のようなメールも送ってくださいました。 ーー良性と言っても自分の体を切るという負担は、恐怖心と少しの好奇心がありました。一緒に暮らすパートナーなら、もう少し同じ視野に立ってみてほしかったし、もし理解しているつもりなら、表現してほしかったと今でも感じます。とはいっても、表現力、コミュニケーション力は個人差があるため、仕方のない部分もあります。 ーー同時に、男性の体について自分が理解しているかといえば、どうなんだろう?と疑問が湧きます。男女のバランスがよいところでおさまる社会になればと思います。それには1番小さな社会単位である家族という集団から理解が始まるのが理想なのですが、道は遠いです。 しまむらさんと夫の間には『病気を治療する側・見守る側』『女性・男性』という立場の違いや性差があるため、どうしても理解が及ばない部分が出てきてしまいます。だからといって「わからない」で終わってしまえば、2人の関係はそれ以上良くなりませんよね。自分は自分でしかない以上、相手の心情を想像することはとても難しいことだと思いますが、想像の先にこそ本当の理解があるのではないでしょうか。相手を大切に思えばこそ、想像や理解に励むべきなのかもしれませんね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター しまむらゆきえ
2023年05月08日好きな恋人との初デートは緊張しますよね!それが人生初のデートだったら、前の日はドキドキして眠れないかもしれません。今回お届けするエピソードは、そんな人生初デートにのぞむ19歳の女性のお話です。初めての彼氏はバイト先の先輩いよいよデート当日…!お手洗いのタイミングで…あれから数カ月後…どうやらデート当日の彼は、彼女に気遣って気づかないふりをしていたようです。初デートでの失敗は、大なり小なり誰にでもあるもの。この先の恋愛を楽しんでほしいですね!作画:sasao amu原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年05月07日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。 このお話は作者リコロコさんに寄せられたエピソードです。登場人物の名前など、一部脚色を加え漫画化しています。■前回のあらすじ赤ちゃんが生きられると知り、出産後の未来に思いをはせる芽衣。一時退院の日、迎えに来てくれた夫と一緒に医師たちの話を聞くことに。しかし、医師たちは否定されたはずの肺静脈閉塞(へいそく)症の話を始め…。■医師の説明を真剣に聞く■話が違う方向に!?芽衣が医師から聞いていたのは、「手術ができる」「手術すれば助かる」という内容。しかし、医師たちの説明はそれとは正反対のもので…!?次回に続く「天使が生きる奇跡」(全29話)は12時更新!※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年05月06日