赤ちゃんが生まれて、家庭環境が変わったという人は少なくないでしょう。子育ては、赤ちゃんだけでなく、家族全体にとっても重要なライフイベント。夫婦共働きの世帯が増え、社会の考え方も少しずつ変わってきています。usao(_usa_ooo)さんは、夫との子育てを通じて、育児休暇に対する考え方が変わったそうです。『育休』usaoさんが出産し、新たな家族が増えたため、夫のKさんは育児休暇を取得することに。大きな決断をしたKさんや、Kさんの職場が育児に対して理解を示してくれたことに、usaoさんは感謝していました。家族で過ごす時間が増え、のんびりと1日を過ごすようになったものの、Kさんに気を遣わせてしまっていないか、不安になった、usaoさん。そんな時、Kさんがusaoさんに声を掛けます。「オレ、週に1回…」夫からのお願い事とは実は、Kさんは育児休暇を過ごす中、パソコンで日記をつけていたのです。「妻からのコメントも欲しいから、暇な時に入力してほしい」と頼まれたusaoさんは、ある夜、パソコンを開きました。すると、Kさんの育児日記に書かれていたのは、季節の移り変わりや、公共施設の子育て設備への気付きの数々。「育休を取ってよかったし、もっと取りやすい世の中になってほしい」という願いを結びに、作品は締めくくられています。【ネットの声】・こんな育児日記を書いてくれていたら、私なら読んだ時に泣いちゃうな…。・改めて、夫婦で協力しながら、子育てをしていきたいと思いました。・優しさと愛にあふれた、いいパパさんです。素晴らしい。両親にとっての子育てとは、子供の成長を見守る喜びを味わえるだけでなく、心の豊かさも養える期間なのかもしれません。家族で力を合わせて、コミュニケーションを取りながら、大切に過ごしたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2023年05月11日育児情報誌の発行を行うミキハウス子育て総研株式会社(所在地:大阪府大阪市、代表取締役社長:藤田 洋)は、今秋、子育てファミリー向けのイベント「ミキハウスランド(主催:三起商行株式会社)」にて、医薬品サンプリングが実施できるコーナーを設置いたします。■サービスの特徴ミキハウスが毎年開催しているファミリーセール「ミキハウスランド」の来場者満足度の向上と医薬品メーカー様からのご要望に応えるかたちで、新サービスとして医薬品サンプリングと子育てファミリー向けの情報誌「Happy-Note」へのご出稿のセットプランをリリースいたします。■概要●育児情報誌「Happy-Note」は、全国の百貨店(ミキハウスショップ)と小児科で、毎号16万部を、年5回配布している季刊誌です。発行日:秋号 9月10日冬号 11月10日●「ミキハウスランド」は、ミキハウスの商品がお得に買えるイベントです。医薬品サンプリングは、ミキハウスが開催しているミキハウスランド内に、医薬品販売申請をして行います。ミキハウスランドへのご来場者(子供服を買いに来た方)へのサンプリングとなります。サンプリング実施会場:・横浜会場2022年10月8日(土)9日(日) パシフィコ横浜 来場予定数1,000組・大阪会場2022年10月15日(土)16日(日) インテックス大阪 来場予定数1,500組・名古屋会場2022年10月22日(土)23日(日) 吹上ホール 来場予定数1,000組各会場、600個の配布を予定■ご利用の流れ実施時期や実施の流れなどをご説明差し上げますので、まずは下記までお問い合わせください。お申込締切: 7月27日(水)担当 : 竹村 恒亮TEL : 03-5776-2242MAIL : takemura@happy-note.com ■会社概要商号 : ミキハウス子育て総研株式会社代表者: 代表取締役社長 藤田 洋所在地: 〒530-0002 大阪府大阪市北区曽根崎新地2-6-12 小学館ビル4階設立 : 2000年10月URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月06日株式会社ルバート(船橋市/代表取締役:谷平 優美)は、社会問題となっている孤育てやケア業務負担の大きさに直面しているママたちを支援する、子育て応援イベント「ママハピEXPO」を年間40回開催(※)することが決定いたしました。2022年度は大手商業施設とのタイアップを中心に実施いたします。※開催回数は変更になる可能性もございます。ママハピEXPO児童館など行政施設やイベントがコロナ禍で中止となっているなかで、親子の安心できる居場所が減っていることで、孤独感やストレスが高まる方がコロナ禍以前より大変多くなっておりました。万全の感染症対策・運用(アンケート満足度90%以上)と仕組み化を進め模索しながらママハピEXPO開催を再開してから、多くの地域で「コロナ禍で準備も大変ななか開催してくれてありがとう」「子どもとしか喋れず煮詰まっていたので、皆さんが優しく対応してくれて本当に嬉しかった」など多くの嬉しいお声を頂戴しましたと同時に、改めてママたちが抱える負担や孤独にあたたかい支援を広げていきたいと感じております。<ママハピEXPO概要>累計開催・来場数: 約130回、親子40万人来場(22年1月時点)開催場所 : 関東・関西・中部のららぽーと、アリオなど開催時間 : 10時~16時概要 : 「お子さん連れで地域のママたちが安心して楽しめる出会い・きっかけの場をつくりたい」という想いから始まり、2013年に市民活動から始まりました。地域の企業やママの出展ブースが並び、孤独になりやすい子育てのサポートになればと、出張型の大きな公民館のような存在を目指して開催しています。公式サイト : ※ママハピEXPO誕生物語はサイトや動画ママハピチャンネルからご覧いただけます。 【会社概要】名称 :株式会社ルバート代表者:代表取締役 谷平 優美所在地:千葉県船橋市浜町2-1-1 ららぽーと三井ビルディング7階設立 :2013年5月資本金:900万円お問合せはお電話やサイトからお気軽にお寄せください。親子支援活動や出展PRにご興味がございます企業様や各種団体様なども下記からご連絡おまちしております。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月11日「自治体の子育てサポートが充実しているどうか」は、居住地をも左右する重要なポイント。関心を持っているママも多いのではないでしょうか。実際に調べてみると、あまりイメージにないものの意外に子育てサポートに力を入れている市区町村も。東京・渋谷区もそのひとつと言えるかもしれません。そこで、9月後半に開催された都市型回遊イベント『ソーシャルイノベーションウィーク(SIW)』でも、その取り組みが紹介されるとのことで、注目の子育てイベントを取材してきました!■「クマタンとうんちまつり」読み聞かせイベントレポートそのイベントとは、9月21日(土)に渋谷CASTにて開催された『クマタンとうんちまつり』。クマタンとは、10年前からタレント・若槻千夏さんがプロデュースしている大人気キャラクターです。様々なグッズが登場していますが、昨夏には3冊の絵本『おやすみクマタン』『クマタンとうんち』『たべたよクマタン』(主婦の友社発行)が発売に。個性豊かなクマタンファミリーが繰り広げる楽しい内容ながら、東京大学名誉教授で、教育学の第一人者でもある汐見稔幸(しおみ としゆき)さんも監修に入っている本格派絵本です。今回は、作者である若槻さんご本人から『クマタンとうんち』の巨大絵本読み聞かせが行われるとのことで、たくさんの子どもたちとママ・パパが会場に集合。イベント冒頭では早速クマタンが登場し、子どもたちの「かわいい!」「クマタン!」の大合唱が起こります。若槻さんは、「お祭りを意識した」という華やかなイエローの浴衣姿。巨大絵本とともに登場され、早速『クマタンとうんち』の読み聞かせがスタートしました!『クマタンとうんち』は、トイレトレーニングの絵本。クマタンファミリー、そしてうんちたちも可愛いキャラクターに擬人化され、「今日も会えたね、またあした!」と子どもたちが楽しくトイレトレーニングに励める内容になっています。若槻さんも、家では2歳の息子さんの反応を参考にしながら読み聞かせの練習している…とのこと。7歳の娘さんはすでに丸暗記しているそうで、改善点のアドバイスもくれるのだとか!続いて、さまざまな動物の“うんちの謎”をテーマにしたクイズ大会が。近々発売予定の「うんちかるた」の内容から5問の二択クイズが出されました。正解者にはクマタングッズがプレゼントされるとのことで、子どもたちも超真剣でした!■ママたちのリアルな声を自治体へ届けたいさらに会場外には、若槻さんがデザインされた巨大なうんちオブジェも登場。こだわりは約3メートル四方の巨大なサイズ感と、HAPPYな気分を込めたレインボーカラー! 「区のイベントなのに、こんなこともしていいんだ! と思ってもらえるキッカケにしたい」といった狙いもあったそうですが、実は若槻千夏さん、2019年6月から渋谷区の「子育てネウボラアンバサダー」、そして渋谷未来デザインの「フューチャーデザイナー」にも就任されているのです。渋谷区は現在、「渋谷区子育てネウボラ」と称する取り組みを進めています。ママたちが不安なく喜びの多い子育てができるように…と保健師さんを中心にした多様なサポートを実施。ネウボラとは、北欧で始まった「長期的かつ相対的な育児支援」のこと。フィンランド語で「切れ目のない家族支援」を意味する言葉です。現在、渋谷区子育てネウボラでは、産前・産後のケアだけでなく、子どもの就学までの時期をカバー。妊婦健診や産後ケア、予防接種などの費用助成に加え、保健師との面談、助産師による新生児訪問や母乳相談、さらには就学や教育相談まで、幅広いサポートを行っています。気になる方は、ぜひオフィシャルサイトでもチェックしてみてください!▼渋谷区子育てネウボラ 18歳から渋谷に住み続け、“渋谷区を代表するママ”としてアンバサダーに就任された若槻さん。二人のお子さんを通じて生まれた渋谷区のママ友ネットワークはかなり広いそうで、「ママたちにリアルな声をどんどん自治体に届けたい!」と意欲的に取り組まれています。子育てで心がけていることについて伺ってみると、「子どもたちだけで遊ばせるのではなく、自分も一緒に混ざって遊ぶことを大事にしています」と若槻さん。「この子はいま何が楽しいのか、どんな言葉で日々笑っているのかを知りたいので」と愛情深いママの顔を見せていらっしゃいました。ママとしての若槻さんの今後の情報発信、そして渋谷区の今後の取り組みにも注目ですね。渋谷区に限らず、年々子育てサポートを強化しているところも増えているので、皆さんもぜびお住まいの自治体の制度を改めて見直してみてはいかがでしょうか。
2019年10月08日2月17日、東京・品川区の「GGKIDS戸越校」で保育や教育、子育て×ITの分野で活躍する方をゲストに招いて「環境」「教育」の両面から議論を交わすパネルトークイベント『One Childcare -"孤"育てから"Co"育てへ-』が開催されました。経済産業省では、月に1回、保育や教育サービス、保育事業者を招き、育児や教育に関する興味深いテーマを掲げて、勉強会を開催しています。今回のイベントはその勉強会を外に向けて発信しようというもの。昨年、産後うつが原因で自殺をしたママが過去2年で92名もいる(※1)というニュースが流れました。本来、幸せなはずの子育てですが、母親の「孤育て」になっている現状があります。その現状を打破すべく、社会全体で子育てをしていく、これからの「Co育て」について考えるのが今回のイベントの趣旨になります。会場には小さなお子さんを抱いたお母さんだけではなく、お父さんの姿もチラホラ。中には子どもを膝の上であやしながらトークを繰り広げるパネリストの姿もあり、始終和やかなムードで行われました。■アンケートによると、自由時間が欲しいと答えたママは90%パネルトークに先立ち、ウーマンエキサイトがパパママを対象に調べた「子育て環境」「教育」に関するいくつかのアンケート結果を紹介してもらいました。たとえば、子育て中のママを対象にした「自由時間が欲しいですか?」というアンケートに対して「すごく必要だと思う」という回答は91%という結果に。なかなか自分の時間を作れないお母さんの厳しい子育ての現状が浮き彫りになりました。また「親が望む義務教育でやって欲しいこと」で一番多かったのは「国際コミュニケーション能力の向上」、続いて「日本の伝統や文化、歴史に関する教育」という結果も出ています。<アンケートの詳細はこちら>■子育てをアップデートし、育児の負担を減らすには?パネルディスカッション前半では「子育てしやすい環境はどうやってつくる?」をテーマに、以下のメンバーでさまざまな意見が交わされました。現在、虐待や待機児童などさまざまな子育ての問題がある中、パネリストの皆さんはどのように感じているのでしょうか。(左より)モデレーター:矢澤 修 氏(株式会社イースマイリー 代表取締役)パネリスト:彦坂 真依子 氏(株式会社カラダノート)村田 学 氏(株式会社インターナショナルタイムズ 代表取締役)園田 正樹 氏(CI inc. CEO)詳しいプロフィールは こちら ここからはパネルトークの一部を抜粋して紹介します。▼今目の前にある子育ての問題とは?株式会社カラダノートの彦坂真依子さんは、アプリを利用する300人にアンケートを実施したとのこと。彦坂「子育てをアプリやITツールを使って効率化したいと思う一方で、キャラ弁作りに代表されるような「丁寧に手をかけることで愛情表現をしたい」という人の割合も高く、まだまだそうした考え方は色濃く残っています。一方育児中にスマホを利用していて、周囲からネガティブな反応があったという人は約6割も。中には“スマホで育児記録を取っていたら、義母に子どもがいるときはスマホを触らないでと言われた”という声もありました。子どもにとって祖母や祖父にあたる世代と今の子育て世代には大きな世代間ギャップがあるようです。過去の成功例を参考にすることも大事ですが、時代とともに子育てもアップデートしていき、アプリやITツールを使って効率化することも大事ではないでしょうか」CI inc.の園田正樹さんは、産婦人科医の視点から、病児保育を使うのもひとつの手だと発言。園田「僕が全国調査を行ったら、病児保育を使ったことがある人は12%でした。使ったことのない75%の人の中には病児保育の存在すら知らない人もいてビックリしました。子どもの急病時の仕事の調整という課題は10年前から変わっていません。今後もっと病児保育を活用する土壌ができれば、子育て世代が直面する職場での問題も解決できるんじゃないかなと思っています」会社の体制が変わってくれればいいのですが、なかなか難しい現状があるのも事実です。そんなときに、病児保育を使い子育ての負担を軽減するのも手段のひとつでしょう。▼産後うつの裏にある、夫の育児不参加問題やアウトソーシング問題園田さんいわく、8人に1人のお母さんが産後うつになるのだとか。そしてその人たちの共通点は「旦那さんが育児を(ほとんど)サポートしないこと」だといいます。彦坂「私は産後うつの経験者です。当時夫は忙しくてほとんど帰宅せず、ワンオペ育児をしていました。そんな状況の中で、子どもがずっと泣いていて、ひととおり手を尽くしても、泣いている原因がわからず、子どもをかわいいと思えない瞬間が増えて…病院に行ったら産後うつだと診断されました。今思うと、もっと周りの手を借りたり、アプリを活用するなどして、もっと楽をしようと思えれば良かったのかなと。その分親子で触れ合う時間を増やせたらよいのですから」株式会社イースマイリーの矢澤修さんは、“イクメン”という言葉の弊害について触れました。矢澤「最近はイクメンという言葉が良いように扱われていますが、イクメンと言われている多くの旦那さんの育児の割合はせいぜい10%程度、育児の良いところ取りをしているだけじゃないかな? と疑っています(笑)以前勤めていた会社の上司に“自分は育児をしているのではなく、育児をさせていただいていると思えばいい”とアドバイスされたことがあって。パパたちもそういうマインドで子どもと触れ合ってみると、感じ方が変わるのではないでしょうか」インターナショナルスクールの情報を発信する村田 学さんからは、育児に「海外の軸(価値観)」を取り入れてみることのメリットが紹介されました。村田「これは極端な例かもしれませんが、来年、小学生向けのボーディングスクールが広島に開校します。そこではなんと小学校1年生から寮生活を送るんです。この“育児と教育のプロフェッショナルにすべてアウトソーシングしてしまう”という日本にない視点は新鮮ですよね」矢澤「実は、来年度から渋谷区では、認可保育園に入れなかった0-2歳児を対象に1時間250円でベビーシッターをお願いできるような仕組みができるそうです。(※2)行政も着実に動き始めているので、この先、育児や教育のアウトソーシングが定着していくのは時間の問題かもしれませんね」▼「子育てしやすい環境」のために明日からできるアクションは?とはいえ、いますぐにできるアクションを知りたい、と思っているママやパパもいるでしょう。そんな皆さまに対して、最後に各パネリストからの提案がありました。彦坂「1歳未満のお子さんがいる方は、ぜひ授乳ノートをダウンロードしていただきたいです(笑) ツールを使い記録することで、この時間はお子さんが寝る時間だとわかるようになり、自分の時間を作れるようになります」村田「マインドセットというところで言うと、子育て奴隷から解放されることが大事だと思っています。アウトソーシングとテクノロジーを使ってどんどん楽になってもらいたいです」園田「寝ないと鬱になりやすくなりますので、きちんと眠ることです。寝るだけでかなり回復します。実現は、確かに難しいですが、ぜひ本人、また周囲の方が意識していただければと思います」矢澤「僕の友人で夫婦円満なファミリーの共通点は、月に1回など定期的に夫婦でデートしていることです。子どもがいると夫婦でデートできなくなってしまうので、意識的に夫婦でデートして息抜きするのもいいと思います」■変化を恐れず生きていきたい、2038年の日本社会を予想続いてパネリストが入れ替わり、パネルトークの内容は未来の日本社会やチェンジメーカー(※3)の話題に。そう遠くない未来、私たちの暮らす社会はどのようになっていくのでしょうか。「2050年くらいまでに今の49%の仕事が機械に置き換わり、現在小学校に通う子の65%は今はない職業に就き、50%以上の小学一年生が22世紀を迎え、日本人の50%が107歳まで生きるようになる」という仮説の紹介ののち、パネリスト一人ひとりに「2038年の日本社会」を予測してもらいました。(左より)モデレーター:空田 真之 氏(コソダテリノベ 代表)パネリスト:道村 弥生 氏(株式会社ハグカム 代表取締役)永井 貴博 氏(株式会社ユニイク 代表取締役CEO)堺谷 武志 氏(株式会社ワンダーランド 代表取締役)詳しいプロフィールは こちら ▼パネリストが予測する、2038年の日本社会とは?オンラインスクール事業を展開する株式会社ハグカム代表の道村弥生さんは「変化があること自体はビビらなくてもいい」としたうえで、子どもたちが生き抜くために個々の力をどう伸ばしていくのかが課題になるのでは? と言います。道村「日本は個人に特化した能力開発が遅れていますが、今後はその子に特化した能力を伸ばすことが大事だと思っています。その子が何が好きかを注意深く見ていて、それに対して親がどれだけの選択肢を提供してあげられるかではないでしょうか」アウトプットワークショップ塾「coDosen(こどせん)」を運営する株式会社ユニイク代表の永井貴博さんは、みんなが未体験ゾーンを楽しめる社会になっていると予測。永井「次に起こることをワクワクしながらみんなで解決していくことが価値観として大事になっているのではないでしょうか。僕は役割が仕事になる時代がもうすぐ来ると思っています。たとえば、僕は会社をやっていて凹むことがありますが、そんなときにすごく褒めてくれる人がいたら、10万円払ってでもその人を雇いたいです(笑)。その人は太鼓持ちって役割で食べていけると思うんです」インターナショナルな環境で自然と人にふれあうプリスクール「キッズアイランド」を運営する、株式会社ワンダーランド代表の堺谷武志さんは、未来の国際情勢を危惧。堺谷「よくグローバル化、AI、少子高齢化と言われていますが、中国が5倍のGDPになったときに、地政学的にリスクがあると思っています。AIよりも大きなインパクトを持つかもしれない。その状況を踏まえて絵を描ける人が求められるようになるのでは?」▼チェンジメーカーとなる、未来を担う子どもをどのように育てるか続いて、「子どもを未来を担うチェンジメーカーへと育てるために、親は子に何をするべきか?」というテーマで議論が交わされました。道村「子ども自身が考えて決めることが大事だと思います。親や周囲の人は選択肢を増やしてあげることが役目だと思っています」永井さんは道村さんの発言に同意しつつ、「弱みをさらけ出すこともすごく大事な力になるのでは」と問いかけます。永井「限界だから助けてくださいと弱みをさらけ出して、助け合える世界は美しいと思うんです。そもそも差別が生まれる原因は“違うことに対する恐れ”であり、もしそれをおもしろがれたら、もっと弱みをさらけ出せる世界になるのではないでしょうか。そんな僕が実践しているのは、子どもを圧倒的な数の大人に会わせることです。結果、いま子どもがめっちゃ人見知りになっていますが…(笑)」堺谷「僕はスクールを運営している立場から言うと、“子どもの目指す姿を置かない”をポリシーにしています。自分らしさを認めていくことが、自己肯定感につながっていく。そのとき何かひとつのモデルを追求する必要はないと思います。逆にそこから外れた人たちを応援したいです」永井「リーダーシップは他者に対して発揮しているものだと思われがちですが、同じくらいセルフリーダーシップも必要です。チェンジメーカーも同じで、対外側に向いている目線を内側に向けることも大切だと思います。それを手伝うのが僕らの役割ではないでしょうか。堺谷さんがおっしゃっていたことと表裏一体だと思います」子どもを持つ親として「未来の変化が怖い」と思うことがあるかもしれませんが、未来を正確に予測するのは難しいもの。まずは変化を恐れず柔軟に子育てをしていけたらいいですね。■WEラブ赤ちゃんプロジェクトは「なくすのが目標」イベントの最後に「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」を紹介させてもらいました。公共の場などで泣き出した赤ちゃんに焦るママに対し「泣いても気にしていませんよ」と意思表示するためのステッカーを配布している本プロジェクト。登壇したエキサイト株式会社の村井より「このプロジェクトのゴールは、このプロジェクトを続ける必要がないような社会になること」という思いを伝えました。WEラブ赤ちゃんプロジェクト ※1 出典:人口動態統計(死亡・出生・死産)から見る妊娠中・産後の死亡の現状(国立成育医療研究センター) ※2 出典:渋谷区 ベビーシッター利用支援事業 ※3 チェンジメーカー:その時代にもっとも求められている価値を提供する、社会変革の担い手
2019年03月09日仕事をしながらの子育ては大変です。しかし、子育ては一人で行うものではありません。旦那さんと一緒に取り組んでいくべきものです。どうすれば、旦那と一緒に子育てを進めて行けるのでしょうか。パピマミ編集部と、一緒に考えていきましょう。出産前からの教育が大切女性は、自分が子供を産むのもあり、母性も育まれていきますよね。しかし、男性は自分の体が変化することもなく、今までと同じ状態が続き、子どもが生まれた実感がないという意見も。子育てに積極的になりづらいのかもしれません。理解できれば協力できます から、出産前から父親としての教育を心がけましょう。妊娠中から自分の体の変化を旦那に伝えておくことも大切ですし、産婦人科や自治体の子育て教室などに二人で足を運ぶ ことも有効です。妊娠出産がカラダに及ぼす影響や、赤ちゃんのお世話の基本的ついては出産前から認知 させておくと、その後の協力も得やすくなります。お互いの仕事やスケジュールを把握するお互いが自立して輝いている夫婦には、相手のスケジュールを細かく把握していない ケースもあります。子どもがいない状態であれば、それでもやっていけます。しかし子供がいるとそうはいきません。思ってもいなかったトラブルが起きたときに連絡がつかなかったり、連絡不足で保育園への迎えなどができなくなっては、子育てがうまくいかないのです。相手の仕事について知っておくと、頼めることや難しいことも計画を立てやすくなります。旦那の仕事についても今以上に良く知るように し、自分の状況についても伝えていくことで、お互いがどのように子育てにかかわっていけるかを話し合いやすくなるのです。やるべきことは具体的に伝える子育ては、やるべきことがはっきりしているわけでなく、状況を見て必要なことを行っていくという能力が必要です。しかし、必要なことを感じ取れなければ、いくら協力する気持ちがあってもうまくいきません。そこで協力しないと責めてしまうことで、旦那と大きな溝が生まれてしまいがち 。具体的に何をしてほしいかを伝えてみましょう。ふだんの仕事であれば、そのように支持を受けてこなしていくはずですから、男性でも取り組みやすくなります。その積み重ねで自然に協力できるようになれば、働きながらの子育てもぐっと楽になっていくはずです 。ほめて伸ばすことも大切初めてのお子さんの場合、男性は特に何をしていいのかわからずに戸惑ってしまいがち 。仕事でつらい思いをしてきて、さらに家に帰って奥さんに責められるということになれば、子育てに向き合う気持ちが折れてしまいますよね。そうなれば、女性一人で仕事も家事も抱えていかなくてはならない状況 に追い込まれます。育児に前向きになってもらえるように、何かしてもらったらほめてみましょう。仕事でも成果が出ると嬉しく、さらに取り組んでいこうと思えますよね。同様に、子育ても達成感が得られれば前向きに取り組みやすくなるものです。成果が目に見えにくいからこそ、お互いに褒め合ってよい雰囲気 を作り出していきましょう。まとめ仕事をしながらの子育ては、肉体的にも精神的にも大きな負担です。夫婦でともに取り組んでいくことを心がけましょう。うまく協力が得られないときは、旦那への対応を少し変えて前向きに育児にかかわってもらえるようにしてみましょう。
2018年10月30日「広い場所で子どもを遊ばせたい」「誰かに悩みを聞いてもらいたい」、そんな時は、自治体などで開催されるイベントに参加するというのもひとつの手段。12回目を迎える子育てイベント!2月25日(日)、千葉県の松戸市で開催されるのが、「松戸子育てフェスティバル」。なんと、今回で12回目を迎えるそう。「ひろげようつなげよう子育ての輪」をスローガンに、地域の幼稚園や保育園、NPO法人など松戸市内で子育て支援を行っている団体や行政機関が一体となって企画・開催する同イベント。過去11回の来場者は、1万4000人を超えるといいます。会場には、親子ふれあい遊びや絵本の読み聞かせ、手作り工作、ハイハイレースや寝相アート、子育ての悩みを相談できるコーナーなど、ママ・パパも、そして小さい子どもでも楽しめるコーナーや企画が盛りだくさんなんです。せっかくなので、様々ある企画の中から、いくつかピックアップしてご紹介します。・ゆるキャラとあそぼう!横から見ると千葉県の形をしたチーバくんや、松戸市在住、49歳・会社員の松戸さんなど、千葉県を代表するゆるキャラがイベントに遊びに来ます。なかには、着ぐるみ(お子さんには内緒で…)が苦手という子どももいますが、いろんなゆるキャラが一堂に会するのは、こうしたイベントならではですよね。・あかちゃん広場ハイハイレース赤ちゃん自身がイベントに参加して楽しめる、あかちゃんハイハイレース。見ているだけでは退屈かもしれませんが、自分の体を動かして参加するイベントはきっと赤ちゃんにとっても楽しいはず!・ママを癒すアロマハンドマッサージ日ごろから子ども優先で、頑張るママ。このイベントでは、そんなママを癒してくれるブースも。アロマハンドマッサージだから、香りでも癒してくれそうです。・いろいろ子育て相談子育てで悩んでいても、相談できる人がいなかったり、なかなか人に話せなかったり…。そういった悩みを相談してみれば、気持ちが楽になるかもしれませんよ。ほかにも、まだまだ楽しい企画がたくさんあります。今年は、2月25日(日)の10~15時まで。入場無料というのも、嬉しいポイント!気になる方は、ぜひチェックしてみてください。(文・山手チカコ/考務店)
2018年02月24日働くママを応援株式会社ハーバー研究所は、2017年10月20(金)・10月27日(金)に、子育てをしながら復職する女性を応援するイベント「レディ GO!Project」内で、メイクセミナーを開催する。ハーバー研究所のビューティプロデューサーである廣森知恵子さんが主催となり、新たな職場で働き始めたり、職場に復帰したりする女性に向けた、メイク術を伝授する。復職デビューもメイク術で自信をセミナーでは【自信をつける!復職デビューのための変身メイク】をテーマに、好感度が高く、受け入れらやすいメイク方法を紹介。さらに、ワークショップでは美眉メイクも実施するため、これから復職を控える子育てママにとって、今すぐ役に立つ内容となっている。入場は無料で、キッズスペースや託児サービスもあるため、子供を連れて安心して参加できる。男性も参加可能なので、夫婦で訪れるのもよいだろう。廣森知恵子さんについてハーバー研究所でビューティプロデューサーを務める廣森知恵子さんは、美容業界歴39年ということもあり、これまでにカウンセリングやセミナーを通し、実に4万人以上にも上る女性の肌を見てきた経歴がある。子育てママに向けたメイク術だけではなく、障害を持つ人を対象とした就労セミナーや高齢者施設、病院などでのメイクサービスも行っている。(画像はプレスリリースより)※株式会社ハーバー研究所のプレスリリース
2017年10月02日徳島県などで構成されるはぐくみ徳島実行委員会は、参加型子育て支援イベント「おぎゃっと21」を5月3日、4日に開催する。徳島新聞社や県内の大学、医師会、ボランティア団体などと一体となり、「家族で楽しみながらの子育て」が体感できるイベントを目指している。はぐくみ徳島とは、徳島県が推進する産官学民協働で子育てを応援する活動のこと。子どもの誕生を喜び、徳島で楽しく子育てできるための取り組みとして、イベントやシンポジウムの開催、子育て支援への意識啓発、地域の子育て支援活動の運営支援など、さまざまな子育て支援の取り組みを進めている。「おぎゃっと21」では、「遊びのコーナー」「子育て生活情報コーナー」「健康コーナー」「子育て応援コーナー」などが設置されるほか、県知事によるイクメン表彰やファミリーコンサートなども行われる。開催時間は午前10時から午後4時まで。開催場所はアスティ徳島(徳島県徳島市山城町東浜傍示1)。入場無料。妊婦および0歳児から未就学児とその家族が対象で、家族みんなで楽しめるイベントとなっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月17日妊娠から出産、育児まで、子育てをするママへの情報が満載の雑誌『tocotoco』が、11月5日と6日の2日間、浅草のレトロなライオンビルディングにてイベント「tocotoco祭り」を開催する。『tocotoco』でおなじみのイラストレーターやスタイリスト、料理研究家が参加し、チャリティーフリマやマーケット、ワークショップ、ライブと盛りだくさんの内容になっている。チャリティーフリマでは、tocotocoマザーたちから募った子ども服やおもちゃ、器、大人向けの服まで掘り出し物がいっぱい。フリマの売り上げは、東日本大震災の義援金として全額寄付されるのだとか。フリマ商品の一部。マーケットでは、布おむつの店『kucca』や人気連載の「おひげのおひげちゃん」のオリジナルグッズ、お菓子などが出店される。イベント限定の商品もあるので見逃せない。さらにワークショップでは、tupera tuperaによる手づくりおもちゃ「やさいカードばたけ」やスタイリスト佐藤かなさんによるクロスステッチのバッグのタグづくり、『kucca』店主の諸井更絵子さんによる布おむつのお茶会、料理研究家の近藤幸子さんによるフライパンで簡単クッキングなど、さまざまな企画が。親子で一緒に楽しめる「COINN」によるライブも開催される。会場では表紙の撮影を担当している、フォトグラファーの鍵岡龍門さんによる写真館や、授乳室やおむつ替えスペース、子どもたちのプレイスペースも設置。小さなお子さんがいても安心して出かけられそうだ。浅草の散策を楽しみがてら、ぜひ親子で出かけてみてはいかが?tocotoco祭り日時:2011年11月5日(土)、6日(日) 10:00〜17:00会場:LION BUILDING東京都台東区雷門2-11-10【ワークショップ】佐藤かなさん(スタイリスト)「クロスステッチでバッグのタグを作ろう!」日時:11月5日(土) 1、11:00〜12:00 2、13:00〜14:00定員:10組 親子でもお一人でもOK参加費:1,500円(ドリンク代込み)近藤幸子さん(料理研究家)「フライパンで簡単クッキング」日時:11月6日(日) 15:30〜16:30定員:20組 親子でもお一人でもOK参加費:1,500円(ドリンク代込み)※ 「tupera tuperaのやさいカードばたけを作ろう!」は定員のため、受付締め切り済。諸井更絵子さん(Kucca店主)「布おむつお茶会」日時:11月5日(土) 14:30〜15:30定員:10組参加費:700円(ドリンク代込み、小さなおみやげ付き)COINNライブ「COINN秋の音楽会」日時:11月5日(土)16:00〜17:00、11月6日(日)11:00〜12:00定員:30〜40組参加費:2,000円(ドリンク代込み)※申し込みは こちら のページのフォームから。取材/赤木真弓
2011年11月02日