震災は「宝くじの当選」のようなもの!?2月12日、日刊サイゾーに目を疑うような記事が掲載された。“「受注金額は言い値で決まる!?」東日本大震災の復興利権に群がるゼネコンの"焼け太り"”である。この記事を見た誰もが、その冒頭の一文に怒りをあらわにすることだろう。これだ……「絶対に表じゃ言えないけど大震災は宝くじに当たったようなもの。被災者には悪いけどガッツポーズしたい気分」(Photo:宝くじ By タカハシケンタロウ)バブルに喜ぶゼネコン業者たちというのも、放射線の除染作業を大規模に引き受けた大手ゼネコンとその下請け業者は、リスクの高い仕事がゆえに通常の3~4割増の見積もりが出せる状況であるという。専門家の意見では、今後長期に渡る作業であるだけにこの事業が終わるまでに軽く見積もっても30兆円以上の総売上が見込めるのだそうだ。特に美味しい思いをするのが、作業を下請け業者に丸投げするゼネコンであり、割増した金額について折半となるためまさに「バブル」状況だという。「危険な作業だから」と上乗せした部分を「危険な作業をしない」にもかかわらず受け取るのおかしいのではないだろうか?(Photo:Fukushima 1 Nuclear Power Plant_04 By hige-darumaひげだるまattractive woman Version)中には厳しい状況に立たされている人たちも?しかしながら、この業界の中には厳しい状況に立たされている人たちもいる。東北地方以外の中小建設業者がそうだ。大手と違って遠くまで出向いて復興需要にありつく余裕がないにもかかわらず、需要にともなう費用高騰のあおりは受けるという。震災以前にも公共事業の激減などを理由に経営が厳しくなっていた業者が多いが、この費用高騰は致命的な打撃となりかねないのだそうだ。(Photo:2011.03.27宮城県石巻市災害復興と街の様子 By 湯川伸矢(しんじょん))震災ついて改めて考えなおそう!今回の震災で直接被害にあわれた被災者の方々はもちろん、間接的に厳しい状況に立たされている人たちのことを考えると「宝くじにあたった」なんて誰がいえるだろうか?このような考えをもって「復興」にのぞんでいる人たちに利益が流れ込む仕組みを考え直す必要があるだろう。(Photo:Good luck in Japan がんばれ日本 がんばれ東北 By Dominic’s pics)編集部 鈴木真美元の記事を読む
2012年02月14日宝くじ史上最高額の1等・前後賞合わせて5億円が当たる「東日本大震災復興支援 グリーンジャンボ宝くじ」の新CM発表会が2月2日、都内にて行われ、新CMキャラクターの木村拓哉が登場した。木村拓哉の新CMの詳細今年のジャンボ宝くじは12年ぶりに1等賞金額が増額され、史上初の1等賞金3億円となる。木村は「(1等賞金が増額される)節目のタイミングで、自分が参加させていただくことは凄く光栄に思います」とコメント。また、収益金の一部が東日本大震災復興支援に役立てられることについて「全国どこにいても、宝くじを買うことで復興支援に繋がってることが、もの凄くいいことだと思います。大賛成です」と力強く話し、「日々、世界中であったり日本中が、気持ちや目を向けて手を差し伸べているとは思いますが、時間は経っても決して忘れてはいけない。まず、“忘れない”ということが、とても大きなことだと思います。気持ちを下向きにするのではなくて、あくまでも前を向いて、上を向いて、みんなで手をとりあって1歩1歩、進んでいければ」と語った。会見で5億円の札束模型が登場すると「実際に自分の真横に形になって現れると、凄い大きさですね」と驚きの表情を見せつつ、5億円が当選した際の使い道について聞かれると「ちょっと考える時間が必要だと思うので、それまでは貯蓄を。たくさんの方が笑顔になれるような使い方をしたい」と笑顔を見せた。新CMでは仲里依紗、村松利史とともに“グリーンジャンボ宝くじ広告制作者”に扮し、「5億円だから、“ゴオクエンジャー”っていうヒーローが出てくる企画はどう?」など、ダジャレを織り交ぜたキャッチコピーを繰り広げるコミカルなストーリー。木村は「今回はCMの始まり。“ゴオクエンジャー”の企画が通り、“ゴオクエンジャー”が登場するのか・・・」と続編に期待を覗かせた。最後に「大きな夢、形になる夢に参加できることがとても嬉しいです。一人一人がそれぞれの形で夢を持つ事ができるので、みなさんにもぜひ、たくさんの夢を持ってほしいなと思います」と締めくくった。「東日本大震災復興支援 グリーンジャンボ宝くじ」(1枚300円)は、発売予定額660億に対する収益金288億円のうち88億円が、東日本大震災被災地の9県2指定都市(青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、栃木県、千葉県、新潟県、長野県、仙台市、千葉市)に分配される。2月14日(火)から3月14日(水)まで全国にて発売。新CMは2月4日(土)よりオンエアされる。
2012年02月03日昨年大みそかに抽選が行われた恒例の「年末ジャンボ宝くじ」。一獲千金を狙って、購入していた方も多かったのではないでしょうか。実は僕も少々買ってはいたのですが、あえなく惨敗。例年思うことではありますが、いつになったら当たるんでしょうか。さて、宝くじには「当たる顔と当たらない顔がある」というのは、販売員歴11年のSさん。その人の顔を見れば、当たるか当たらないか、なんとなくわかってしまうそうです。まじですか、お話を聞いてみました。――占い師の先生みたいですね。「あくまでも直感ですけど、意外に当たるんですよね。まず、体格がふっくらしていて、耳や鼻など、顔のパーツが部分的に大きい人。女性は目尻が下がっていて、鼻が少し上向きの人。男性は唇が薄く、角張った顔立ちの人。メガネはかけていた方がいいですね」――ははあ、かなりまゆつばものですね。「売り場でさまざまな人と接していると、なんとなく“当たる顔”というのが分かってくるんですよ。実際にこの人、いい顔をしているなあと目をつけていた年配女性の方が、3等の500万円を当てて、報告に来てくれたこともありました。お孫さんや娘さん夫婦と一緒にハワイに行くんだとか。お土産にマカダミアナッツを買ってきてくださいと頼みました。チョコは運気を上げてくれます」――ふーん。どうやったら“当たる顔”になれるんでしょうか。「顔を今から変えるというのは整形でもしない限り難しいと思います。ただ、清潔を心がけて、運気を呼び込む努力は必要ですね。目ヤニがついていたり、鼻水が垂れていたり、メガネが曇っていたりするだけで運気は逃げていきます。人相学などでもよく言われることですよね」――Sさんは販売員の方ですよね?「そうです、あくまでも直感です。まゆつばだと思われる方がいても否定できません。私の存在自体が宝くじのようなものだと思ってくれても構いません。ただ最後に、“当たる顔”というのは宝くじの販売員さんにもあるということをお伝えしておきます。この人、なんか幸運そうな顔をしているからここで買ってみようかなとか。そういう目利きができると、案外、当たるようになるんですよ」――へえ、そうなんですか。ありがとうございました。宝くじは結局のところ、どんなギャンブルよりも運任せではないでしょうか。これといった方法論が見いだせないのなら、当たると言われている販売所で買うとか、お金にまつわる神社で験担ぎをするのと同じように、Sさんの“当たる顔”に関する考え方も一興として、取り入れてもよい気がしてきます。ま、結局のところあんまり小難しく考えない人が、ポーンと当てたりするのかもしれませんけど。(根岸達朗/プレスラボ)【関連リンク】財団法人 日本宝くじ協会宝くじのマスコットはくじらだったんですね宝くじでどうしても当てたい! ズバリ当選確率って?数字が苦手な人は適当に流して読んでください
2010年01月04日COBS ONLINEの会員に対して、2009年6月9日から6月14日にかけて「宝くじに関するアンケート」を実施した(N=1,000)。■宝くじを買ったことがあるのは男性の方が13.8%多いまず、「宝くじを買ったことがありますか」という問うと、全体では「ある」が49.6%、「ない」が50.4%とほぼ半々の結果となった(図1)。これを男女別に見ると、男性は「ある」が59.4%となり、女性は45.6%であり、男性の方が宝くじを買ったことのある人が多かった。このうち、宝くじを買ったことがある人を対象に、「1回の宝くじでいくら分買いますか?」と尋ねると、「3,000~5,000円未満」と答えた人が47.3%と最も多かった。一方、「15,000円以上」と答えたのは1.5%とわずかで、多くの20代は高額をつぎ込むことはせず、無理のない範囲で宝くじを楽しんでいることが分かる(図3)。同じく、宝くじ購入経験者を対象に、これまでに「最高いくら当たったことがありますか?」と尋ねたところ「1,000~5,000未満」が29.3%とボリュームゾーンになった。「1,000円未満」も26.1%おり、半数以上の最高当選金額が5,000円以内に留まっている。一度も当たったことがなく「0円」という人も21.0%いた。なお今回の回答の中で当選額の最高額は「100万円」で、2件の回答があった。■宝くじが当たったら「家を買う」389人「宝くじを買う理由は何ですか?」と宝くじ購入経験者に聞くと、「当選金が本当に欲しい」と答えたのは54.9%と過半数で、それ以外の人は「宝くじを買うワクワク感が好き」39.5%、「なんとなく買うのが習慣になっている」5.6%など、買うことそのものに楽しみを見い出している人も4割強いることが分かる(図5)。仮に宝くじの当選金1億5千万円が実際に当たった場合、その使いみちを聞いた。多かった答えは以下の3つであった。1位「家」389票●家を買って、お金のことを気にせずのんびり仕事をしたい。(女性/26才/年収:400~500万円未満)●庭付き一戸建てを買う。(女性/28才/年収:200~300万円未満)2位「貯金」317票●独立資金のために貯金をする。(女性/23才/年収:200~300万円未満)●とりあえず貯金。その後ゆっくり使い道を考える。(男性/23才/年収:300~400万円未満)3位「旅行」274票●家族で世界一周旅行!!(女性/25才/年収:200~300万円未満)●会社をやめて旅行をしながら世界を回る。(男性/25才/年収:300~400万円未満)COBS ONLINE会員アンケート「宝くじに関するアンケート」より抜粋(期間:2009年6月9日~14日、集計人数:1,000名完全版(画像などあり)を見る
2009年06月29日