三井住友カードをはじめ銀行系カード会社などで組織するVJAグループはこのたび、07年よりVJAのイメージキャラクターをつとめている宝塚歌劇団雪組トップスター「音月桂」さんの退団(12月24日)に伴い、同団月組の準トップスター「明日海りお(あすみりお)」さんを新たなイメージキャラクターとして起用することを決定した。明日海りおさんは、03年4月『花の宝塚風土記』の初舞台後、05年『エリザベート』新人公演でルドルフ(少年)役に抜擢されるなど、透明感のある甘く端正な容姿と天性のスター性で宝塚歌劇団入団当初から注目を集めた。11年『アリスの恋人』ではバウホール単独初主演し、12年6月『ロミオとジュリエット』より月組準トップスターに抜擢されるなど、実力と人気を兼ね備えた男役スター。また宝塚歌劇100周年を目前とし、その幕開きを飾る13年1月公演『ベルサイユのばら』オスカルとアンドレ編では、オスカルとアンドレを役替わりで演じることも決定し話題になっているという。VJAグループは、13年1月以降、明日海りおさんが登場する新聞広告、雑誌広告、看板等を積極的に展開し、今後、明日海りおさんの透明感を活かした広告を多くの人に見てもらい、一層の飛躍を目指す「VJAグループ」のブランドイメージ向上を図っていくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月11日稲垣吾郎にとって初のミュージカルとなる、『恋と音楽』が、12月1日、東京・PARCO劇場にて開幕した。ヒロイン役を務める元・宝塚歌劇団花組トップスターの真飛聖にとっても、退団後初めての舞台出演作となる。初日の昼には公開舞台稽古が行われ、稲垣と真飛、演出の河原雅彦の3人が囲み取材に応じた。脚本は鈴木聡。稲垣が演じる田代幸雄は、数々の傑作ラブストーリーを手がけてきたものの、自称・恋愛経験がないミュージカル作家。新作を書き上げ、プロデューサー(浅野和之)とともにキャスティングを考えるが、主演女優をなかなか決められずにいた。ふたりの若手俳優(大和田美帆と菅原永二)が売り込みに訪ねてきてもうわの空。主演女優に完璧な女性像を求めすぎるがゆえに、イメージにあう女優が見つからないのだ。何も決まらないまま打合せが終わると、ひとり部屋に残された田代の前に謎の女(真飛)が現れる。不審に思う田代だったが、話をするうちに彼女以外の主演女優はありえないと確信し、そして恋に落ちる。翌日、プロデューサーに紹介しようと彼女を待つが……。「ミュージカルを敬遠されていた方でも、違和感なく楽しめて、ほっとできるように腐心した」と河原が話すように、初心者にも馴染みやすい自然なコメディ作品に仕上がった。コメディはお手のものだが、ミュージカルは初挑戦となる稲垣は「いろんなことに挑戦してきましたが、こんなに楽しいものがあったんだなという気持ち」とコメント。ジャズの生バンドをバックに歌うことについても「すごく快感。やみつきになりそう」と話すなど、初ミュージカルを楽しんでいる様子だ。経験豊かな役者陣の演技とセッションするように、アドリブで変化するジャズバンドの演奏も魅力的だ。宝塚退団後、初めての舞台となる真飛は「男役でしか舞台に立ったことがなく、女子の役は初めて。女子としての不安がありますね(笑)」と笑ったが、稲垣も河原も声をそろえて「家に帰っても、ずっと真飛さんのことを考えてますよ」と真飛のヒロイン役にメロメロ。コメディでありつつも、ストーリーは大人の恋愛。稲垣は会見の最後に「この寒い冬に、心も身体も温まる、ちょっとほろ酔い気分になれるようなミュージカルができました。ぜひ期待していてください」とメッセージを送った。公演は12月1日(土)から28日(金)までPARCO劇場、1月11日(金)から14日(月)まで森ノ宮ピロティホール、1月26日(土)から27日(日)までイズミティ21 大ホールにて。取材・文:大林計隆
2012年12月03日来年1月より上演される宝塚歌劇団月組の『ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編-』の制作発表会が11月19日、都内にて行われた。2014年に創立100周年を迎える宝塚歌劇団は、2013年よりアニバーサリーイヤーとして大作・話題作を上演していく。その第1弾となる本作には、月組トップスター龍真咲、娘役トップ愛希れいか、準トップ明日海りおら月組メンバーに加え、花組トップスター蘭寿とむ、花組の壮一帆(12月25日より雪組トップスターに就任)が特別出演する。宝塚歌劇団月組『ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編-』公演情報『ベルサイユのばら』は池田理代子による漫画を原作に1974年に初演され、社会現象とまで言われるほどの大ブームを巻き起こした作品。フランス革命の時代を舞台に、女性ながら男子として育てられ軍人として生きるオスカルと、その乳兄弟でオスカルを愛するアンドレ、彼らを取り巻く人々のそれぞれの物語を多角的に描いていく物語だ。現在までの上演回数は1763回、観客動員数は426万超。100周年を目前としての上演に、初演から脚本・演出を手がける植田紳爾は「もう一度宝塚の伝統、夢とロマンと愛に溢れた世界を再現してみたい」と力強く語った。メインキャラクターであるオスカルとアンドレは、龍と明日海が役替わりで演じるのも話題。龍は「私は『ベルサイユのばら2001』で初舞台を踏ませていただきました。再びこの作品にめぐり合えましたことに強いご縁を感じ、とても嬉しく思っています。こんなに情熱的に愛される役は初めて。しっかりとオスカルの女らしさ、強さや弱さを表現し、アンドレ役を演じる時にも相乗効果が出るようにしたい」、明日海は「今まで客席で観る側だった憧れの『ベルサイユのばら』に出演させていただけて光栄です。どちらの役も龍さんとガッツリ組むので、相手役の愛希に焼きもちを焼かれるのではと心配ですが(笑)、彼女も納得がいくくらい素敵に演じたい」とそれぞれ意気込みを。また一部日程には、組を超えて蘭寿、壮の両スターがアンドレ役で特別出演する。蘭寿は「宝塚の宝である『ベルサイユのばら』に出演させて頂き光栄に思っております。新春の月組公演に華やかな彩りを添えられれば」、また壮は「私は実に5回目の『ベルサイユのばら』出演です。経験者だからこその緊張感を持ち、またその緊張感を自分自身へのパワーと代えて月組公演が盛り上がるよう、そして宝塚もさらに盛り上がりますよう一生懸命がんばります」と語った。再演のたびに見どころが変わり、まったく同じ形での上演がないのも『ベルサイユのばら』の特長。今回の上演に関して植田は、今まで“名シーン”と呼ばれた場面はもちろん残ると言いつつも「最後にオスカルとアンドレが天国に行くのですが、これをクレーンでやり、ふたりが乗る馬車そのまま空中に飛んでいこうと思っています」と新たな構想も明かした。名作『ベルサイユのばら』、2013年版も必見となりそうだ。1月1日(火)から2月4日(月)まで兵庫・宝塚大劇場、2月15日(金)から3月24日(日)に東京宝塚劇場にて。チケットは兵庫公演が12月1日(土)、東京公演が1月13日(日)に一般発売開始。
2012年11月20日1996年、宝塚歌劇団による日本版が初演されて以降、宝塚各組で上演を重ね、空前のヒットを記録したミュージカル『エリザベート』。この人気作がウィーンでの初演から20年目の今年、宝塚版『エリザベート』の歴代キャストを迎え、コンサートバージョン『エリザベートスペシャルガラ・コンサート』として11月6日に東京・東急シアターオーブで開幕する。『エリザベートスペシャルガラ・コンサート』チケット情報オーストリア皇后エリザベートの数奇な人生を軸に展開するミュージカル『エリザベート』。宝塚版では、エリザベートを死へと誘う黄泉の帝王トートを主役に置き換え、高い評価を得てきた。今回のコンサートバージョンでは、過去にトート役を演じた一路真輝、姿月あさと、彩輝なお、春野寿美礼のほか、宝塚退団後に同作が上演されたため、現役時代には演じていない紫苑ゆうもキャストに加わり、日替わりで同役を演じる。またエリザベート役は花總まり、大鳥れい、白羽ゆりが務める。初日前日の5日、マスコミに舞台稽古が公開され、この日のトート役の一路とエリザベート役の花總が華麗なステージを披露した。稽古後には扮装姿でトート役とエリザベート役のキャストが一堂に会し、会見に応じた。宝塚現役時代から実に16年ぶりにトートとエリザベートを演じた一路と花總は「新しいものをやっている気持ちもありますが、いざやるとタイムマシーンに乗ったみたいな気持ちにもなりますね。すごく楽しんだり、緊張したり、新しい発見があったり新鮮な気持ちで演じられました。16年経っていることは少しさし引いて観ていただけたらと思っています(笑)」(一路)、「もう一度やるという感覚よりも、新しくこの役に取り組んでいるという感じで、エリザベートという女性を見つめ直して新鮮な気持ちで最後まで頑張りたいと思います」(花總)とコメントした。トート役初挑戦となる紫苑は「唯一、期待の新人でございます。(私が宝塚)退団後に『エリザベート』が上演され、悔しくて悔しくて。まさか退団後、こんな形で扮装までさせていただいて、今すべてが夢のようです」と喜びも露に、「一から曲を勉強する事はまったく別問題なので、ちゃんとやっていきたいと思って頑張りましたが、間にあわないかもしれません!頑張ります」と力をこめて語った。『エリザベートスペシャルガラ・コンサート』は11月21日(水)まで東京・東急シアターオーブ、11月25日(日)から12月3日(月)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて開催される。チケットは一部を除き発売中。
2012年11月06日2001年のパリ初演以来世界中で500万人を動員、“フレンチミュージカル”ブームの火付け役となった『ロミオ&ジュリエット』。日本では2010年に宝塚歌劇団で、さらに昨年は日本オリジナルバージョンも上演され、ミュージカルファンの間ではすっかりおなじみの演目となった。その本家フランス版が今、待望の日本初上陸を果たしている。さまざまな愛の形をエネルギッシュな歌やダンス、美しい衣裳にセットで描く舞台は、ブロードウェイ製ミュージカルとも、イギリスのウエストエンド発のそれとも異なる楽しさにあふれる。その公開稽古と囲み会見が、10月6日、東京・東急シアターオーブにて行われた。フランス招聘版ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」チケット情報1部と2部を足して約3時間。それが長く感じられないのは、ロミオとジュリエットだけでなく、友人たち、両親、乳母、大公、神父らの視点が、それぞれ細やかに描き込まれているからだろう。さらに喜び、苦悩、虚栄、発見、諦観……すべての感情が綺麗ごとではなく、人間くさい“愛”の切り口から語られるのが、いかにもフランス流。ロミオ(シリル・ニコライ)は何も知らないウブな少年ではなく、ジュリエットに出会うまで猥雑な俗世をそれなりに楽しむ。一方のジュリエット(ジョイ・エステール)も、そろそろ女としての歓びを知るべきと母親に諭され、それならば本当に愛する人がいいとしっかり意思表示をする。そんなふたりが自らの手で初めての“愛”をつかみ取り、それをまっとうするからこそ、観る者はワクワクとした高揚感に包まれるのだ。ロック色の濃いメロディアスな楽曲(ジェラール・プレスギュルビック作曲)に乗って、感情を放出するように歌い、踊る登場人物たち。『ロミオ&ジュリエット』が愛の物語だという当たり前の事実を、改めて見せつけられた気がした。囲み会見では、ロミオ役のシリル・ニコライとジュリエット役のジョイ・エステールが並んで登場。「日本で初日を迎える今日という日を、ずっと楽しみにしていました。観客の皆さんにも、この舞台を存分に楽しんでもらえたら」と笑顔を見せるエステール。ニコライもうなずきながら、「東京では色々な『ロミオ&ジュリエット』が上演されていると思うが、この作品で最高の舞台を見せたい。本作は(フランスで大物歌手に楽曲提供をしている)ジェラールの、初めて手掛けたオリジナルミュージカル。その最新バージョンとなるので、ぜひ期待して観に来てほしい」と意気込んだ。「フランス招聘版ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』」は東急シアターオーブにて10月21日(日)まで上演。その後、大阪・梅田芸術劇場メインホールにて10月26日(金)から11月4日(日)まで行われる。チケットは一般発売中。なお、チケットぴあでは東京公演の学割キャンペーンチケットを発売中。また、大阪公演のホテル阪急インターナショナル・バイキング付きチケットを限定ステージのみ発売する。取材・文:佐藤さくら
2012年10月09日元宝塚歌劇団月組トップスターの霧矢大夢が、10月12日(金)から東京・青山劇場でファーストコンサート『Amore e Musica 夢は果てしなく…』を開催する。稽古中の霧矢に現在の心境を訊いた。歌、ダンス、演技と三拍子そろった実力派・霧矢が宝塚歌劇団を退団したのは、今年4月のこと。「5か月経ちますけれど、日々の生活に追われていたせいか、そんなに長くは感じませんでした。退団を実感するようになったのは、最近になって東京で新生活を始めてから。今は、舞台に出たくてウズウズしているような、怖いような、半々の気持ちです」。在団中にコンサートを開催するタカラジェンヌも少なくないが、霧矢にとってはこれが初挑戦となる。「以前からの念願だったので、実現することができて本当にうれしいです。そんな気持ちをステージで出せたら」。『Amore e Musica』は、イタリア語で“愛と音楽”を意味する。イギリスのテノール歌手、ラッセル・ワトソンの同名曲を聴いて感銘を受けた霧矢が、「皆様にいただいた愛、それと音楽の素晴らしさをお伝えしたい」との気持ちから公演タイトルに選んだという。オーケストラがオンステージで演奏する趣向も本人の発案。歌う曲目には、『Amore e Musica』のほか、「自分にゆかりがあって皆様に耳なじみのいい音楽を歌います」と語るとおり、これまでに演じたミュージカルのナンバー、宝塚のオリジナル曲が盛り込まれる予定だ。さらには、「これを私が歌ったらどうなるだろう? というような音楽にも挑戦します」と言うから興味は尽きない。構成・演出の酒井澄夫、音楽監督の吉田優子と鞍富真一、振付のANJU(安寿ミラ)とAYAKOら、“オール宝塚”ともいうべきスタッフの顔ぶれが頼もしい。「いきなり新しい姿をお見せするというより、宝塚あっての霧矢という原点を大事にして、次に踏み出したかった。それで、私のことをわかってらっしゃる方々にお願いしたんです。男役を観てファンになっていただいた方に、違和感なく楽しんでいただけるコンサートになると思います」。一方で、男性ダンサー4人との共演は、観客にとって新鮮な光景だろう。「手をつなぐとき、つい手のひらを上にして出してしまったり、男役経験者が陥りやすいパターンにはまってます。リフティングされる場面もあるんですけど、やっぱり持ち上げるほうが気が楽ですね」と話す笑顔に屈託がない。女優としての未来を前にして、これまで培ってきた芸を見つめ直す。今現在の自然な霧矢を映し出すステージになりそうだ。霧矢大夢 ファーストコンサート『Amore e Musica 夢は果てしなく…』は、青山劇場にて10月12日(金)から14日(日)まで上演される。
2012年10月07日宝塚歌劇団、松竹歌劇団(SKD)に並ぶ、日本の三大少女歌劇団として人気を博してきたOSK 日本歌劇団。創立90周年を迎える今年、その記念公演ひとつとして、9月7日(金)から、東京・三越劇場で『OSK日本歌劇団創立90周年記念公演 レビュー The JUJU~Bliss~』が上演される。そこで同劇団の男役トップスターの桜花昇ぼる、2番手の高世麻央に東京公演にかける思いを訊いた。長い歴史を誇るOSKだが、その道のりは決して平坦なものではなかった。2003年に一度解散したが、すぐに存続の声が上がり、見事復活を遂げた。そんなOSKの魂を、桜花は「雑草の精神」と呼ぶ。「そのたくましさと言いますか、逆境があればあるほど強くなるメンバーばかり。その分、すごく絆の強い劇団だと思います」。また高世は、その絆が作品にも色濃く反映されていると言う。「みんな気心が知れていて、その中で切磋琢磨してお互いを高め合ってきました。そのチームワークのよさが、レビューの群舞力などにも表れていると思います」。そんなOSKを牽引するふたりに、役者としてのお互いの魅力について尋ねた。「桜花さんは太陽とか宇宙とか、そういう壮大なイメージ。目の前のことではなく、そのふたつ、3つ先のことを見られているというか」と高世が言うと、桜花は「私は感覚派ですが、高世くんは非常に頭の回転が早い。頭脳プレーが出来る頼もしい高世くんがいてくれて、私は大変ありがたいです」と続ける。ふたりのバランスのよさも、OSKのチームワークを強めている要因のひとつだと言えるだろう。今回の公演では、第1部で源氏と藤壺のロマンスといった日舞、第2部でジャズやロックの名曲に乗せた洋舞が披露される。「ものすごく斬新で、おしゃれなレビューです。また東京公演のみ、OSKが得意とするラインダンスも見ていただけます」とは桜花。“ダンスのOSK”と言われるだけに、その神髄を存分に堪能することが出来そうだ。“ジュジュ”という言葉には、フランス語で“大切なもの”という意味もある。高世にとって大切なものは、「今この時」。「今しか出来ない表現というものがあると思いますので、その今、この時を大切に、本作にも臨んでいきたいと思っています」。そして桜花にとっては、「OSKそのもの」が何より大切だと言う。「その感謝の気持ちを込めて作品をお届けしたいと思っていますし、お客さまの大切なものが何か、ぜひ私たちと一緒に見つけていただけたらと思います」。東京公演は9月7日(金)から9日(日)まで。取材・文:野上瑠美子
2012年09月03日1982年の第一巻刊行以来、30年経った今も多くのファンに愛され続けている大ベストセラーSF小説『銀河英雄伝説』。本作が小池修一郎による脚本・演出で、宝塚歌劇団宙組の新トップコンビ、凰稀(おうき)かなめと実咲凛音(みさき・りおん)のお披露目公演として上演される。新生宙組のトップスターとして組を率いる凰稀に、現在の心境を訊いた。凰稀かなめチケット情報「この演目をやると聞いてから原作の小説を知ったので、最初はピンとこなかったんです。でも宙組にピッタリな題名ですし、小池先生が男祭にしたいとおっしゃっていて(笑)、長身ぞろいの宙組でやるときっとカッコよくなると思いましたね。その後、原作を読んで人間味あふれる内容に魅力を感じましたし、(原作の)熱狂的なファンの方が多いと知って、これは大変だという思いも出てきました」。ファンが多い作品だからこそ期待を裏切ることはできないが、宝塚版として、いい意味で裏切りたいという気持ちもあるという。「『銀河英雄伝説』のファンの方にも、これをきっかけに観に来て頂けると、とても嬉しいです。宝塚歌劇を観たことがない方にも、原作を知らない宝塚歌劇のファンの方にも楽しんで頂ける舞台にしたいです。映像とのコラボやコスチュームなど、見た目にも華やかですし、曲もダンスもとても素敵なので、宝塚歌劇ならではの『銀河英雄伝説』を堪能して頂きたいですね」。限りなく広がる銀河を舞台に、「銀河帝国」対「自由惑星同盟」の戦いと各々の人間ドラマを壮大なスケールで描いた本作。凰稀が演じる圧倒的なカリスマ性を持つ名将・ラインハルトについては「とても喜怒哀楽が激しい人」と分析する。「原作を読んですごく冷静な人だと感じたのですが、宝塚版では野心的な部分や苦しみなどが濃く描かれているので、そのあたりは小池先生と相談しながら作り上げていきたいです」。新トップスターとして男役の理想像、宙組の方向性について尋ねてみたが、特別に気負うことはない。「今までも理想は考えずにやってきました。それだけになりたくないという思いもありますし、作品ごとにいろんな自分を発見していきたいんです。お客様にもそういった部分を感じて頂きたいと思ってやってきたので、これからもどんどん成長して、素敵な男役になりたいです。宙組全体に関しても、私が方向を作るのではなく、みんなで宙組のスタイルを作っていきたいですね」。凰稀を中心としたフレッシュな宙組が、新たな伝説を生み出すはずだ。公演は8月31日(金)から10月8日(月・祝)まで兵庫・宝塚大劇場にて、10月19日(金)から11月18日(日)まで東京宝塚劇場にて上演する。チケットは兵庫公演は発売中、東京公演は9月9日(日)より一般発売開始。取材・文:黒石悦子
2012年08月23日ホテル阪急インターナショナル(大阪市北区)は11月14日、15日の2日間、ホテル開業20周年記念スペシャルイベントとして宝塚歌劇団雪組次期トップスターの壮一帆さんを迎えてのディナーショー「So in Love」を開催する。同ディナーショーは、壮一帆さんのほか、遼かぐらさん、春花きららさん、天真みちるさん、大河凜さんが出演。構成・演出は宝塚歌劇団の中村一徳さん。11月14日、15日の開催で、18時30分~19時45分がディナー、19時45分~20時45分がショーの時間になっている。料金は1名25,000円。予約は9月12日10時から電話で受け付ける。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月08日湖月わたる、朝海ひかるら宝塚歌劇団のOGが集結したダンスショー『DANCIN’ CRAZY 2』が3月17日、大阪・梅田芸術劇場で幕を開けた。『DANCIN’ CRAZY』のチケット情報舞台は二部構成で、ACT1は、ブロードウェイ・ミュージカル『シカゴ』の名ナンバーを約40分にギュッと凝縮。ACT2は、セクシー、スタイリッシュ、パワフルととりどりのダンスで魅せるダンシング・ショーで、’07年の『DANCIN’ CRAZY』で中心となった、故・大浦みずきの想いを受け継いだ、スペシャルなステージだ。公演を前に行われた記者会見では、湖月わたる、朝海ひかる、風花舞、星奈優里に加え、スペシャルゲストの姿月あさとが登場し、ステージへの想いを語った。ACT1の『シカゴ』について湖月は、「憧れの作品でヴェルマ役をさせて頂きます。私たちにしかできない世界初の『シカゴ』をお届けします」と意気込む。朝海は、「天国で見守ってくださっている大浦さんもキャストの一員と思い、稽古を積んできました。ブロードウェイ・ミュージカルの名作を、女性だけで上演できることを光栄に感じます」と、亡き大浦への想いも交えながら語った。敏腕弁護士ビリーとして久しぶりの男役に扮する姿月あさとは、「公演中は、『シカゴ』という作品と、演出のゲイリーさんの魔法にかかっていますので、楽しみにしてください」とコメント。また、『シカゴ』の振付のため、ニューヨークから来日したゲイリー・クリストは「皆さんのパフォーマーとしての総合力に圧倒されました。才能あふれる方々とご一緒できることを本当に光栄に思います」と、宝塚歌劇団OGの技術を称えた。ACT2については、風花が「宝塚歌劇団を卒業した私たちにしかできない、いろんな顔が出るショー」と語れば、星奈も「私たちも初めて経験することが多いステージ。一瞬たりとも見逃さないようにご覧ください」と、ステージの充実ぶりをアピールした。また、ファンが待ち望んだ湖月と朝海のふたりのダンスについて朝海は、「湖月さんは何をしても受け止めてくださる包容力があり、隣にいるとすごく安心感があります」と語り、湖月は「ゴールデンコンビ再結成、という気持ちで頑張りたいと思います(笑)」と笑顔を見せた。本公演特別バージョンの『シカゴ』に、熟練した宝塚歌劇団OGたちの技が光る『DANCIN’ CRAZY!』。宝塚歌劇きってのダンス巧者たちによるダンスと、姿月あさとの沁み入るような歌声がシンクロする、圧倒的なパワーを感じるステージだ。大阪公演は3月20日(火・祝)まで。東京公演は東京・オーチャードホールにて3月23日(金)から25日(日)まで開催される。チケット発売中。
2012年03月19日元宝塚歌劇団の男役トップスターの水夏希が主演し、ロックバンドLUNA SEAのギタリストSUGIZOが楽曲を手がける舞台『7DOORS ~青ひげ公の城~』。SUGIZOは俳優としても出演し、今回が初舞台となる。3月16日(金)から始まる東京公演に先立ち、前日15日に公開リハーサルが行われ、水とSUGIZOが会見に応じた。『7DOORS ~青ひげ公の城~』チケット情報ハンガリー生まれの近・現代作曲家バルトークの唯一のオペラ『青ひげ公の城』の物語を再構築し、新たな舞台劇として誕生させた本作。水が演じる羊飼いのユディットが、青ひげ公の異名をもつ公爵から結婚を申し込まれるところから物語は始まる。公爵の悪い噂を知る兄弟は反対するが、ユディットは青ひげ公の城にある全てを開くとこの世の真実を知ることができるという「7つの扉」に興味をもち、結婚を承諾する。執事に付き添われながら、ひとつずつ扉を開けていくとそれぞれの部屋の中で謎の男たちに出会う。男たちは公爵のコレクションであり、それぞれ7つの大罪を犯した罪人たちだった。最後の扉を開け、青ひげ公の真実を知ったユディットは……。水は、女性役を演じることについて「実はロングヘアー初お披露目なんです。ドレス姿もそうですし、お芝居の感じなど、宝塚を退団してから初めてのことが多いので、いろいろ緊張しています。宝塚の娘役の方をずっと見てきたので、仕種は意外と自然にできているのではないかな」とコメント。音楽を担当するSUGIZOは「子どものころからバルトークがものすごく好きで、このお話をいただいたときは、やりたいやりたい!と、とびつきました。作曲するときも、バルトークの生い立ちから全部勉強しちゃったくらい」というほどの力の入れよう。舞台上では自らのバイオリン演奏も披露する。初舞台については「怖いですね。緊張感が違います。映画やドラマは僕らにとってはレコーディングですが、舞台はまさにコンサート。一瞬一瞬が全てで、その世界に身を投じていることに自分で驚きです」と謙遜したが、水は「一歩立ったときから、SUGIZOさんは青ひげ公の空気をまとっていましたね」と稽古を振り返った。7つの大罪をモチーフにしている本作。水は「7つの大罪の扉を開けていくたびに、全部自分に心当たりがありましたね。強いてあげれば私は“傲慢”で、その場面ではドキッとすることがたくさんあります。今の時代、楽しくて明るいものがやっぱり嬉しいなと思いますが、たまに今回みたいな作品で自分と向き合っていただけたらと思います」。劇場に一歩踏み入れたとたんに、青ひげ公の城だと感じられる劇場空間も見所のひとつ。SUGIZOは「劇の最中はあまり考えすぎずに、ただインスピレーションのままに感じてもらえれば」と語った。演出は鈴木勝秀。公演は3月16日(金)から4月1日(日)まで東京グローブ座にて開催。その後、4月4日(水)・5日(木)に大坂・森ノ宮ピロティホールで上演する。チケットは発売中。取材・文:大林計隆
2012年03月16日宝塚歌劇団月組のトップコンビ、霧矢大夢(きりや ひろむ)と蒼乃夕妃(あおの ゆき)の退団公演となる『エドワード8世』『Misty Station』が2月3日、兵庫・宝塚大劇場にて幕を開けた。宝塚歌劇月組『エドワード8世』のチケット情報第1部の『エドワード8世』は、20世紀初頭のイギリスを舞台に“プリンス・チャーミング”と呼ばれ、国内外問わず大衆的な人気を博したイギリス国王、エドワード8世の史実を元にしたミュージカル。人々から愛されながらも、アメリカ国籍で2度の離婚歴のある女性、ウォリス・シンプソンとの愛を全うしたため、王位を捨てることとなった彼の虚像と実像を掘り下げて描いている。物語は、エドワード8世の葬儀から始まり、ふたりの出会いへと遡る。葬儀のシーンでのラジオを利用した意外な演出が面白く、観客の心をグッとステージへと引き寄せる。気さくでモダンな感覚を持つ皇太子デイヴィッド(=エドワード8世)を演じる霧矢は、軽快な口調でステージのテンポを作る。そうかと思えば、自由奔放に見える裏側で、ひとりの人間として抱える負の部分も繊細に表現。霧矢の演技巧者ぶりが堪能できる。相手役の蒼乃は、地位を得るために近づいたウォリスの、デイヴィッドへの心の変化を丁寧に演じ、寂しさや弱い部分も滲ませながら芯のある強い女性に仕上げている。また、狂言回しの重要な役割を担うのは、2番手の龍真咲。英国放送協会(BBC)のプロデューサー、ガイ・バージェス役で、登場人物の内面にも切り込みつつ、観客が混乱しないよう、物語をスムーズに伝えている。3番手の明日海りおは、デイヴィッドに振りまわされながらも、時には厳しく、優しい目線で見守る秘書役。明日海の柔らかい印象を生かしながら、皇太子へも臆せずストレートに発言する強さや、近くにいても役に立てないもどかしさを細やかに見せている。第2部のショー『Misty Station』は、霧矢の旅立ちを想起させるシーンからスタート。霧矢扮する旅の青年Mistyがトランクと地図を手に、冒険へと出て行く。そこからは数々のダイナミックなシーンが展開。宇宙、ジャングル、アラビア、謎めく街など、色とりどりの世界を旅していくMisty。中でも、ズラッと一列に並んだ月組生に囲まれ、中央で霧矢がひとり歌う場面や、黒燕尾に身を包んだ男役たちの一糸乱れぬダンスは壮観。思わずため息が漏れるほどに美しい。また、霧矢と蒼乃の息ぴったりのデュエットダンスはもちろんのこと、龍や明日海、今回同時退団する青樹泉、一色瑠加らにも見せ場があり、月組の圧倒的なパワーが堪能できるショーに仕上がっている。トップスターのラストステージだけに、両作品ともサヨナラをイメージしたシーンや歌が随所に盛り込まれる。歌、演技、ダンスと、3拍子揃った霧矢の魅力がいっぱいに詰まったステージをぜひ。兵庫公演は3月5日(月)まで上演。また、3月23日(金)から4月22日(日)まで、東京宝塚劇場にて上演。東京公演のチケットは2月19日(日)一般発売開始。
2012年02月08日元宝塚歌劇団のトップスターが集まり、宝塚の歌を中心に歌うチャリティコンサートが注目を集めている。鳳蘭、愛華みれ、水夏希、大和悠河、大鳥れい、白羽ゆりの6人が出演する『東日本大震災復興支援メモリアルコンサート~宝塚の歌にのせて~』がそれだ。まずは2月22日((水)、23日(木)に東京・日本青年館でコンサートを行い、その収益をもって同27日(月)に福島・いわきアリオス大ホールで公演(愛華、水、大鳥、白羽が出演)。こちらはゲストに福島県立磐城高等学校合唱部を迎え、被災者を中心に無料で招待した約1700人を前に行われる。宝塚を退団後、現在は女優として活躍する6名が叙情豊かな宝塚の曲を歌い綴る本作。都内でリハーサル中の水と白羽に聞いた。『メモリアルコンサート~宝塚の歌にのせて~』開催情報「このお話をいただいた時、ぜひ!とすぐに参加を決めました」というのは、3公演すべてに出演する水。在団時には1995年の阪神淡路大震災も経験している。「当時は入団2年目で、自分のことで精一杯。それからずっと“なにか出来ることはなかったんだろうか”と自問を繰り返していたので、このコンサートは自身にとっても意味があることなんです」と語る。同じく3公演に出演の白羽は、福島県福島市出身。「両親や親戚も被災したので、将来の光がなかなか見えないという被災者の気持ちは痛いほど感じています」と話す。2人とも震災後は何度も被災地に向かい、ボランティアに従事した。現地の様子を肌で知るからこそ、「宝塚の曲には心の底からの純粋さや前向きさがある。聴いていただくことで、少しでも明るい気持ちになってもらえたら」(水)、「東京のお客様の気持ちを福島にしっかり伝えたい」(白羽)との言葉にも熱がこもる。「震災後は正直、舞台なんてやっていていいんだろうかと悩むこともありました。でも被災地で“忘れられることが一番怖い”という声を聞いて、元気のある人が自分なりのやり方で、継続して支援していくことが大切なんだと気づいたんです」と水。白羽も「考えすぎて何をしたらいいのか分からないというのは、誰にでもあると思うんですね。でも、動かなければ何も始まらないということを、今回のことで実感しました」と話す。「舞台の魅力って、二度とない時間を演者とお客様が一緒に過ごすこと。それが生きているという実感にもつながるんじゃないでしょうか」(水)、「歌の力で、元気になる最初の一歩をお手伝いできれば」(白羽)と、舞台人ならではの想いも聞かれた。エンターテイメントだけが持つ力で広がる支援の輪。その歌声はきっと、聴く者の心に強く響くはずだ。なお、チケットは発売中。取材・文佐藤さくら
2012年02月02日元宝塚歌劇団花組トップスターの真飛聖がCMでスカート姿を披露元宝塚歌劇団花組トップスターの真飛聖(まとぶ・せい)が新CM発表会に出席し、公の場では初めてというスカート姿を披露した。新CM、「ネスカフェエクセラ」が真飛の宝塚退団後の初仕事となり、CMでは、男役時代のキリリとした姿に加え、女性らしいメークと装いの新たな一面も見せている。発表会にもスカート姿で登場し「恥ずかしいやら、うれしいやら」「退団してまだ半年なので、女優としてというよりも女子として初心者マーク。女子に不慣れです」とユーモアで話した。(時事ドットコムより)また、退団後初となるCM出演に関しても、自身のブログで真飛聖が宝塚を卒業して、5か月が過ぎようとしておりますカフェラテ好きのタレントが集まり、カフェラテを通して、世の中を皆様に笑顔を届けるため、カフェラテの極意を研究する「ラテ研究所」略して「ラテ研」の副所長として加入!!10月15日からCMオンエアスタート!!CMでは自分のこだわりの“ラテカラー”を披露しています。ぜひご覧くださいとアピールしている。元の記事を読む
2011年10月18日美しい歩行姿勢をアピール☆宝塚歌劇団星組メンバーが出演美ジョガーやウォーキングを日々のエクササイズに取り入れる人は増えているが、そうした背景を受けたスポーツメーカーの商品開発も盛んだ。27日、アシックスが同社のイチオシ商品「BC WALKER」の新TV CMに宝塚歌劇団星組の真風涼帆、芹香斗亜、十碧れいの起用を発表、コンディショニングトレーナーの有吉与志恵、モデルの渡辺知夏子らとともに発表イベントを行った。この「BC WALKER」は、履くだけで姿勢が美しくなるばかりか、健康的な体にも導いてくれるという高機能ウォーキングシューズ。美と健康を追求する女性たちのあこがれの象徴として、宝塚歌劇団の彼女らの起用が決まったそうだ。アシックスでは女性の美のサポートを行う企業としてのアピールに、今後注力したいと考えているという。ポイントは“バランスコントロールバー”このシューズの最大の特徴は、靴底の踵からつま先まで、中央を貫くように棒状の“バランスコントロールバー”が搭載さえている点。このバーが歩くときに重心移動する軌道に合わせて配置されているから、着地からけりだしまでをスムーズに、美しくガイダンスする役割をもっているのだそうだ。また、バーの素材があえて硬めにできているため、足裏でその位置を感じやすい。すると、そこへ意識が向かうことで、足のつま先が進行方向に向かって真っすぐ伸びやすくなるのだとか。そうすると、骨盤も直立しやすくなり、下肢の動きがスムーズになるほか、上半身の軸はぶれないように自然とバランスを取ろうとするから、体幹前傾角度が改善、ついついの猫背なども解消されて、背筋がキレイに伸びやすくなるといった効果が期待できるという。姿勢矯正の効果をもつシューズながら、違和感はなく、自然に歩ける快適さもポイントなのだとか。会見では、宝塚歌劇団のメンバーからも、この心地よさがアピールされていたそうだ。彼女らによる新TV CMは、9月下旬から放送開始予定だとか。こちらもぜひチェックしておこう。デザインも可愛らしく、ファッション的にも取り入れやすい。毎日のウォーキング、トレーニングのパートナーに、キレイで健康になれる「BC WALKER」を加えてみてはどうだろうか。元の記事を読む
2011年09月29日これからも美しく歳を重ねて…宝塚歌劇団で月組、星組の娘役トップを務め、退団後もCMにドラマにと女優として多彩に活躍を続ける檀れい。彼女が27日、及川光博と結婚したことを明らかにした。双方の所属事務所が連名のファクスで報告している。挙式や披露宴の予定は今のところなく、“おめでた”の情報もないようだ。交際期間中には一時期距離をおいたこともあった大人の恋だったそうで、27日婚姻届を提出し、晴れてゴールインとなったということだ。きっかけはあのドラマでの共演!出会いのきっかけとなったのは、2009年11月より撮影開始、昨年元日放送の「相棒Season8・元日スペシャル」での共演。ファクス内容によれば「支え合い、高め合って、笑顔で歳を重ねていけるよう努力してまいります」ということだ。有名人同士の大人婚として注目度も高い。資生堂やサントリーの金麦CMなど、世の理想の恋人に挙げられることも多い彼女だが、この幸せを得て、これからもいっそう美しく、輝きを増して多彩に活躍してくれることを期待したい。元の記事を読む
2011年07月29日