皆さんは、家族の秘密に気づいたことはありますか?今回は葬儀中に知った父の過去を紹介します。イラスト:saaco父が他界主人公が中学生のときに父が他界し葬儀をしたときの話です。火葬を終え、父方の親戚も帰り少し落ちついてきたのですが…。母が浮かない顔で突然主人公に話しかけてきました。前妻がいた…!?出典:CoordiSnap母は「お父さんに前妻がいたの知ってる?」と言うのです。そのことを知らなかった主人公は驚きました。そして伯母が葬儀の前に誰かに連絡すべきか迷っていたのは、前妻のことだったのかと気づく主人公。他界後にまさかの事実を知った主人公は、複雑な気持ちになったのでした。他界した後に知った事実前妻がいたことを主人公に隠していた両親。父が他界した後に知った事実に複雑な気持ちになってしまった主人公でした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(CoordiSnap編集部)
2023年09月23日皆さんは父の日にプレゼントを渡したことはありますか?今回は父の日にお弁当をプレゼントしたエピソードを紹介します!今週末は父の日父の日の苦い思い出父の行動に絶句せっかく作ったお弁当を一口も食べずに捨ててしまうなんて…。一生懸命を作ったお弁当ですから、疲れているとはいえ食べてほしかったですね。つらい経験は忘れて、これからはよい思い出をつくれるといいですね。※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。(Grapps編集部)
2023年09月21日父から届いた結婚式の招待状にはナノハの夫の名前も合わせて記載されていました。父に夫の参列に関して問うと「当たり前だろ。ぜひ参列してくれ」と…ナノハのことが心配だった夫は参列を快諾してくれましたが、本当は家族の恥のようで参列させたくなかったというのがナノハの本音です。そして結婚式前日…再びナノハの元へ父から連絡が入りました。なんとナノハの夫に「明日朝一で披露宴の搬入を手伝ってほしい」と言い出したのです…インスタ:ひより(@sareduma.hiyori)HP:リアコミ原作:ナノハさん(インスタグラムにて経験談公募)漫画:一瑠澪様≪HPはこちら≫断ってもしつこくお願いしてくる父出典:instagram私がやらせたくない出典:instagramなんとか手伝いは免れたが不安は増すばかり出典:instagram結婚式前日になってナノハの夫に式当日の披露宴の搬入を依頼してくる父。父のあまりの非常識ぶりと、休みがない中参列してくれる夫を気遣い、ナノハは断りを入れます。ですが、父は引き下がらず「男なんだからそれぐらいで弱音を吐くな」と発言…これにはさすがにナノハも怒りを覚え「私がやらせたくない」ときっぱり断りました。なんとか手伝いは免れましたが、父とのやりとりでナノハの不安は増すばかり。再婚相手とも会ったことがない結婚式への参列を悩ましく感じるのでした。
2023年08月03日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します! マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。イラスト:エトラちゃんは見た!とんでもない悪女と結婚してしまった話これは主人公が父と飲みに行ったときに聞いた話です。父は急に「実はバツイチなんだよ」と主人公にカミングアウト。驚いた主人公は、すかさず前妻について父に問います。父は笑いながら前妻について話し始めました。前妻はかなりの美人出典:エトラちゃんは見た!父の前妻は取引先の受付嬢でかなりの美人だったと言います。しかし、前妻はとんでもない女性だったようです。問題さあ、ここで問題です。一目ぼれをして結婚した半年後、衝撃的な出来事が起こります。一体何でしょうか?ヒント父は前妻から「会わせたい人がいる」と相談を受けます。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:エトラちゃんは見た!正解は「高スペックなイケメンを連れてきて離婚を告げられる」でした。結婚から半年でスピード破局をした父。その後、前妻が父と結婚してすぐのころから浮気三昧だったことが発覚します。とんでもない前妻の話に開いた口がふさがらない主人公なのでした。前妻の裏の顔は…主人公も驚くほどの悪女に引っかかってしまった父。こうして主人公に話せるようになったのも今の妻のおかげかもしれませんね。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※この物語はフィクションです
2023年08月03日母と兄は父が置いていったお金をもって、2人でお寿司を食べに行きました。当然のように彼女は留守番。父との連帯責任として、母が家中の掃除を命じます。父の帰りが遅くなってからというもの、夕食は買い物か宅配になりました。そして決まっていつも彼女の分はありません。彼女が自分で夕食を作っていると、父が帰宅。思わず彼女は駆け寄って、父に事情を説明します。それを聞いた父は心配そうに彼女を見ますが「気にしないで」と言いました。父に料理を…出典:進撃のミカ娘の作った料理を食べる父出典:進撃のミカ娘がいてくれたらいい出典:進撃のミカ母と兄が帰宅出典:進撃のミカ父に文句を言う母出典:進撃のミカ嘲笑する兄出典:進撃のミカ明日みんなに話がある出典:進撃のミカその後出典:進撃のミカ話ってなんだろ…出典:進撃のミカ娘は父に手料理を振舞います。それを食べながら父は「娘がいてくれたらいい…」と言ってくれました。その時ちょうど母と兄が帰宅。母は父に対して「手抜きもいい加減にして」と文句を言います。その横で兄が父を嘲笑しました。すると、父は家族全員に明日話があると告げます。彼女は父の話が何なのか気になっていました。イラスト:進撃のミカ本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。
2023年07月28日皆さんは、父の日に贈り物を渡しましたか?今回は、最悪な父の日のエピソードを漫画で紹介します。イラスト:うおこ父の日のプレゼント愛情たっぷりのお弁当父の席にお弁当を…せっかく作ったのに…!せっかく作ったにもかかわらず、お弁当をひっくり返されるとはショックですよね…。父の思わぬ態度から、相当傷ついたことでしょう。いつか、娘と父との仲が修復できる日が来るといいですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年06月30日皆さんは、父の日はなにかプレゼントをあげていますか?今回は、父が涙を流したエピソードを漫画で紹介します。イラスト:o46父にとっての初孫父の日には…子どもたちも父が大好き父が号泣!?ここまで喜んでもらえると、あげた側も嬉しくなってしまいますね。孫のことが大好きな父が涙を流した、ほっこりエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年06月25日皆さんは家族の行動に頭を抱えたことはありますか?今回は自由奔放な父に振り回される女性のエピソードを紹介します!父が再婚するある日、母と熟年離婚をした父から連絡がありました。父は再婚するそうで、結婚式に来てほしいというのです。主人公が断っても、父はしつこく連絡をしてきます。それなのに「母さんには再婚のことは言わないでくれ」と口止めもしてきました。断り切れず、参列を決めた主人公ですが…。弟にまで出典:instagram父は母と一緒に暮らす弟にも招待状を送ろうとしていました。母には言うなと強要するのに、こちらの都合など一切考えてくれない父…。結局招待状は主人公の家に2通送ってもらい、弟と一緒に結婚式に参列しました。ところが父は再婚相手と、結婚していた時から関係を持っていたことが発覚。さらに子どもたちの気持ちなどお構いなしに振る舞い、参列を心から後悔した主人公なのでした。おめでたい席で…おめでたい席でまさかの事実が発覚。配慮のない父に絶句した主人公のエピソードでした。インスタ:ひより(@sareduma.hiyori)HP:リアコミ原作:ナノハ(インスタグラムにて経験談公募)漫画:一瑠澪≪HPはこちら≫※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年06月22日皆さんは、遺産相続トラブルに巻き込まれてしまった経験はありますか…? 今回はそんな遺産を巡る兄弟トラブルを描いたエピソードと読者の感想を紹介します!イラスト:エトラちゃんは見た!父が他界し、遺産の話に…ごく普通の会社員である主人公には、資産家の父がいました。そんな父がこの度他界してしまい、兄弟たちと遺産相続の話になります。弟と2人の妹は「いくら残っているかな」などと父の遺産をあてにしている様子…。ところが父が遺した遺言書には「父の遺産の大半は主人公に相続する」という内容が記されていたのです。自分たちに遺産が相続されないことに憤る兄弟たちでしたが、それにはとある理由が…。相続がないことに激怒する兄弟だったが…出典:エトラちゃんは見た!さんのyoutube父は元々、兄妹4人に均等に遺産を分配していました。しかし主人公以外の兄妹は、生前から父に何度もお金を無心していたのです。そのため、父はそれぞれに分配する予定だった遺産からお金を渡していたようで…。生前にもらっていたお金は遺産の前借りだったと知り、大慌ての兄妹たち。主人公は彼らが生前、お金の無心以外に父とろくに連絡をとっていなかったことを知っていました。そのため、そんな兄弟に父のお金を相続する権利はないと一蹴するのでした。読者の感想納得のいくスカッとエピソードでした。弟や妹たちは父親への愛情もないし金銭面でもだらしがない印象です。唯一しっかりした主人公が大切な父親からの遺産を有意義に使って欲しいと思いました。(42歳/フリーライター)きちんとした父親だなと感じました。父親はお金でしか関係を繋ぎ止められていないことをきちんと理解していたのだと感じます。公平に家族のことを考えた展開に素晴らしいと感じました。(40歳/主婦)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。
2023年06月13日皆さんは遺産相続トラブルに巻き込まれたことはありますか? 今回は遺産を巡る兄弟トラブルを描いたエピソードを紹介します!イラスト:エトラちゃんは見た!父の遺言書会社員の主人公には、資産家の父がいました。そんな父が他界し、兄弟たちと遺産相続の話になります。弟と2人の妹は、父の遺産をあてにしているようで「いくら残っているかな」と楽しそうです。ところが遺言書には、父の遺産の大半は主人公に相続されるという内容が記されていました。自分たちに遺産が相続されないことに憤る兄弟たちでしたが、それには理由があったのです。遺産の前借りをしていた出典:エトラちゃんは見た!父は元々、4人に均等に遺産を分配していました。ところが主人公以外の兄弟は、生前から父に何度もお金を無心していたのです。そのため、父はそれぞれに分配する予定だった遺産からお金を渡していたのでした。生前にもらっていたお金は遺産の前借りだったと知り、大慌ての兄弟たち。主人公に残されたお金を4等分しようと泣きついてきます。しかし主人公は彼らが生前、お金の無心以外に父とろくに連絡をとっていなかったことを知っていました。そのため、そんな兄弟に父のお金を相続する権利はないと一蹴するのでした。都合がよすぎる父をないがしろにしていたのに、遺産だけはあてにするとは呆れてしまいますね。主人公の毅然とした態度にスカッとするエピソードでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年05月30日皆さんは、浮気現場を目撃したことはありますか? 今回は「父がW浮気して家庭崩壊した話」の漫画を紹介します!(イラスト/虹野 葵)弟から父の目撃情報が…?3年前から父の浮気を疑っていた主人公たち家族。父は頻繁に「姫」という相手と連絡をとっているようです。しかし、決定的な証拠は掴めず次第に父の浮気に関心をなくしていました。そんなある日、主人公は弟から父の目撃情報を聞きます。偶然ファミレスで父を見かけた弟出典:Instagram出典:Instagramダンス仲間を堂々と紹介する父弟は偶然ファミレスで父と会い、ダンスでお世話になっている女性を紹介されたと言います。弟は「お茶していただけかもしれないから決めつけはよくない」と言いますが…?父は弟に挨拶を済ませるとそそくさとファミレスを出て行ったようで、とても怪しかった様子。しかもその後、父は浮気がバレていないことをいいことに、ダンス仲間と堂々と会うようになり、主人公は怒りを露わにするのでした…。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年05月04日遺産相続について、親族と揉めてしまったことはありますか?今回は、遺産相続トラブルを題材にした漫画「父の遺産を奪い合う兄弟の末路」を紹介します!『父の遺産を奪い合う兄弟の末路』主人公のクロキは、実家で1人で暮らす父を気にかけ、よく帰省していたのですが、クロキの兄弟たちは、父にお金の無心をし続けていました。月日が流れ、父が亡くなり、遺産をクロキたちで分配することになったのですが…。遺産はほぼクロキのものに出典:Youtube遺産はほぼクロキに相続されることになり兄弟たちは阿鼻叫喚!それもそのはず、父が今まで行ってきた兄弟たちへの援助は、生前から平等に配分していた遺産から引き出されたものだったのです。父の遺産をあてにしていた兄弟たちは、落胆するのでした…。父の援助に依存していた兄弟たち…父からお金を無心し続けた上、亡くなっても尚お金をたかろうとした兄弟たち。とんでもない執着心に驚きました…。(イラスト/エトラちゃんは見た!)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年03月04日女優でエッセイストの室井滋が1日、都内で行われた「『現代用語の基礎知識』選 2022ユーキャン新語・流行語大賞」の表彰式に出席し、今年度の同賞への所感を述べた。同賞の選考委員を務めた室井は「皆さんおっしゃるように停滞と言いますか、やっとコロナ禍から脱せるのかなと思いながらも、3年目を迎えてしまいまして」「戦争、国葬があったり、明るい年とは言えなかった」と前置きしながら、「暗い言葉、明るい言葉……割とスムーズに選考が進みまして、ここ何年かのうちでは一番早く決まった。全員が同じような意見だったのかなという風に思いました」と明かした。また、「どうして『追いトップガン』を入れなかったのかなという風に自分でもすごく思っています。もし選んでいたら、トム様のコメントももらえたかもしれないのに」「この会がもう少し後だったら、長友選手の『ブラボーブラボーブラボー!』も入ったのになと思っています」と悔しそうな表情を浮かべながらも、「控え室に来てくださっている方は皆さんとても明るく、みんなで写真を撮ったり、すごい盛り上がりでした」と笑顔で語った。年間大賞は「村神様」。トップテンにはそのほか、「キーウ」、「きつねダンス」、「国葬儀」、「宗教2世」、「知らんけど」、「スマホショルダー」、「てまえどり」、「Yakult(ヤクルト)1000」、「悪い円安」が選ばれた。ノミネート30語は、以下の通り。「インティマシー・コーディネーター」、「インボイス制度」、「大谷ルール」、「オーディオブック」、「OBN(オールド・ボーイズ・ネットワーク)」、「オミクロン株」、「顔パンツ」、「ガチ中華」、「キーウ」、「きつねダンス」、「国葬儀」、「こども家庭庁」、「宗教2世」、「知らんけど」、「SPY×FAMILY」、「スマホショルダー」、「7青春って、すごく密なので」、「#ちむどんどん反省会」、「丁寧な説明」、「てまえどり」、「ヌン活」、「BIGBOSS」、「村神様」、「メタバース」、「ヤー! パワー!」、「Yakult(ヤクルト)1000」、「リスキリング」、「ルッキズム」、「令和の怪物」、「悪い円安」今年の選考委員は、姜尚中氏(東京大学名誉教授)、金田一秀穂氏(杏林大学教授)、辛酸なめ子氏(漫画家・コラムニスト)、俵万智氏(歌人)、室井滋氏(女優・エッセイスト)、やくみつる氏(漫画家)、『現代用語の基礎知識』編集長の大塚陽子氏。○■室井滋 選評コロナ禍からの脱却という明るい兆しが見えかけていたので、今年はさぞ! と期待したが大ブームとなった面白い言葉は見当たらなかった。北京五輪があったものの、戦争や景気低迷で世の中は真っ暗である。野球関連の言葉以外では「Yakult(ヤクルト)1000」を強く推した。手に入らなくて私自身もパニックする日々であったゆえ。芸能では子供達に人気の「ヤー! パワー!」がノミネート語30入り。ならば何故おじ・おばが作った「追いトップガン」という社会現象が入らなかったのか……。トム様のコメントももらえたかもしれないのに。残念!
2022年12月01日2023年1・2月に上演される『喜劇 老後の資金がありません』の取材会が行われ、キャストの渡辺えりと室井滋が登壇した。垣谷美雨が2015年に刊行した小説『老後の資金がありません』を、マギーの脚色・演出で舞台化した本作は、2021年に渡辺と高畑淳子のW主演で上演された。再演となる今回は渡辺が主人公の主婦・後藤篤子役を続投し、篤子の友人である神田サツキ役として室井が新たにキャスティング。老後の資金問題が次々と降りかかる平凡な主婦たちの生活を軸に、笑いと涙と希望の物語が歌や踊りを交えながらハートフルに描かれる。「コロナ禍の上演だったにもかかわらずカーテンコールが5、6回続き、お客さまに勇気を与える作品として印象が残ったのか、すぐ再演の声がかかりました」と初演を振り返った渡辺。初参加の室井は、舞台への出演が8年ぶり。音楽劇ということもあって故郷・富山のオペラ歌手に歌を習っていることを明かすも「まだ(歌唱力は)さっぱり。がんばります!」と意気込んだ。互いの印象を尋ねられると、渡辺は室井について「感受性が鋭くセンスを感じるような、おもしろい変化球を投げる方。私はストレートに演技するタイプだから、漫才コンビのように楽しくやれるのでは」と期待を込める。室井は「えりさんは『私に任せて!』という一面もありますが、実際はかわいらしい方。演出家でもいらっしゃるから修行のつもりでご一緒できれば」と渡辺に信頼を寄せた。自身の演じる主人公・後藤篤子について、渡辺は「日本に生きる主婦の最大公約数みたいな人物。管理していたお金が冠婚葬祭で300万円まで減ってしまい、実は見栄っ張りでおっちょこちょいな性格だったことに気づきます」と紹介する。その篤子に節約術を授けるパン屋の神田サツキを、室井は「商売あがったりで貧しくても義母に大変なことがあっても、旦那さん命。ささやかな幸せを守るためなら、意外と悪に手を染めちゃう人物にも思えて」と分析。これを聞いた渡辺は「家族を愛するがゆえに悪になっちゃうのは新しい解釈だね。おもしろい!」と室井に向き直り、「初演をご覧になったお客さんも『肩を寄せ合って仲睦まじく暮らしているサツキ一家の方が幸せそう』『篤子の家はちゃんとしているけど冷え切っている』とおっしゃるの。各家庭の対比が出たらおもしろそうだね!」と目を輝かせながらアイディアを口にした。キャストは他に羽場裕一、長谷川稀世、原嘉孝、多岐川華子、一色采子、明星真由美、松本幸大(ジャニーズJr.)、宇梶剛士らが名を連ねる。公演は2023年1月14日(土)~28日(土)に、京都・南座にて。その後、2月1日(水)~19日(日)に、東京・新橋演舞場と巡演する。取材・文:岡山朋代
2022年11月30日大人気マンガシリーズ、今回はエトラちゃんは見た!さんの投稿をご紹介!「父の遺産を狙う義両親の末路」第1話です。最後の家族であった父が亡くなり、遺産を相続したユリ。頼れるのは彼氏のヒイラギだけで、葬儀が終わった後プロポーズされたのだが…!?半年前に父親が他界したユリ。出典:lamire父から遺産を…出典:lamire頼れたのは当時の彼氏だけ…出典:lamire葬儀の後に…出典:lamireプロポーズを断る理由はなかった出典:lamire義実家に結婚報告へ…出典:lamireなんだかあまり歓迎されてない…!?出典:lamire両親がすでにいないことを伝えると…出典:lamireなんとか認めてもらい…出典:lamire彼の両親への第一印象は…出典:lamire両親がいないことを告げたときに…出典:lamire彼に言えるわけもなく…出典:lamire自分の中にだけしまっておこう…出典:lamire【次回】結婚後に夫の態度が急変…?!父親が亡くなって天涯孤独となったユリは付き合っていたヒイラギと結婚。義実家へ結婚報告に行くも、なんだかひっかかる義母の態度…。結果から言うとこの結婚は本当に最悪の選択だった…!?(lamile編集部)(イラスト/エトラちゃんは見た!)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年11月16日5月の『母の日』が終わり、6月になると『父の日』が待っています!2022年の父の日は、同月19日。花や衣服など、感謝の言葉にプラスして、何かプレゼントを贈る人は多いことでしょう。とはいえ、毎年、父の日にプレゼントを贈っている場合、回を重ねるにつれて、ネタ切れになってしまうのが悩ましいところ。プレゼント選びに迷っている人は、父親とはもちろん、家族で楽しめるケンタッキー・フライド・チキン(以下、KFC)の『父の日バーレル』をチェックしてみてはいかがですか。KFCの父の日バーレルを、『父の日』以外にも販売してほしい!2022年6月10日から、全国のKFCで発売される『父の日バーレル』は、オリジナルチキン10ピースと、ポテトLサイズが2つ入った、ボリュームたっぷりなセット内容です。これだけたっぷり入っているにもかかわらず、2500円(税込)と特別価格なのが、嬉しいところ。父親と2人きりで楽しむのもよし、家族全員で分けるのもよし。食卓が笑顔に包まれること、間違いなしです!なお、『父の日バーレル』は同月19日までの期間限定品。お得な内容ですので、「父の日以外にも販売してほしい」なんて声も、ネット上では見られます。もしも父の日のプレゼント選びに迷ったら、2022年は趣向を変えて、『父の日バーレル』というのもいいかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2022年06月10日■前回のあらすじ父が急死してバタバタと葬儀が執り行われました。その後、父の携帯を解約しようと中身を確認したところ…■父の不倫を通して感じたこと不倫は誰かが犠牲になります。誰かの幸せが犠牲になっているからです。■父と不倫相手を恨んだことも…父の不倫で母は体調を崩したり、家族関係もギスギスして、私は父と不倫相手を恨みました。誰かに恨まれるって怖いですよね。私は今2人の子供と夫と4人で幸せに暮らしていて、この幸せが壊れないと良いなと頭のどこかで思っています。一種のトラウマみたいなものです。不倫をしている人は「誰かの幸せを犠牲にしている」ということをもう一度考えてほしいです。私達のような家族が少しでも減りますように…。そして今回で『父がW不倫して家庭崩壊した話』は完結です。これまでお読みいただき、ありがとうございました!
2021年12月31日■前回のあらすじいつしか家族に不幸を望まれるようになった父。そんなある日、父が倒れたとの連絡が入ります。最期が迫る父に家族が思ったことは…。■父の葬儀で悲しむ人を見て思ったこと60代で亡くなった父。葬儀に参列してくれた方には若いのに残念だったねと声をかけられました。傍から見たら可哀想な家族に見えるのかもしれません。私たちが父の最期を願っていたなんて口が裂けても言えないことです。葬儀で悲しむ人を見て、自分は最低な人間に思えました。父の携帯から垣間見た不倫の真実父の携帯を解約する時にメールを見たのですが、受信ボックスは「ゆり」という名前で埋め尽くされていました。内容は恋人に送るような内容だったりお金を援助して欲しいという内容だったり…、父は金ヅルになっていました。情けないし哀しかったです。父の死後、弟妹でギスギスする事もなくなり昔のような家族に戻りました。ただ、父はいませんが…。そして父が亡くなってから、私は思ったことがあります。次回に続く「父がW不倫して家庭崩壊した話」(全23話)は21時更新!
2021年12月30日■前回のあらすじ父と冷静に話す機会を設けたところ、父から飛び出した言葉はあまりに身勝手なものでした。エスカレートした父はお金の要求までするようになり…。■父がいなくなれば平和なのかもしれない家族を大事にしてこなかった父。別に居なくなってもいいと思いました。一番身近である家族にそんなことを思われている父も哀れなのかもしれません。そしてついにその時がきたのです。父が倒れたとの連絡が…!父が倒れたと連絡があったのです。この時点で意識はなく危ない状態でした。しかし、頑張ってほしいという気持ちはなく、母も同じ気持ちだったようです。近所の人にも不倫を目撃され、好き勝手している父と暮らす母のストレスは計り知れないものだったと思います。そして父は意識が戻らないまま、2日後に息を引き取りました。次回に続く「父がW不倫して家庭崩壊した話」(全23話)は21時更新!
2021年12月29日■前回のあらすじ急性胃腸炎で入院した母。しかし父はお見舞いに来ることもなく、朝帰りする日々。そんな父を妹が責めたところ…!■あまりに身勝手な父の言葉父の行動はエスカレートし…不倫相手に夢中になり、お金まで要求するようになった父。繰り返される裏切りに、最悪の事態を願ってしまう母。そんな、母の言葉が現実となる出来事が迫っていたのでした。次回に続く「父がW不倫して家庭崩壊した話」(全23話)は21時更新!
2021年12月28日■前回のあらすじご近所さんから聞いた不倫疑惑を父に伝えた母。しかし父は謝るどころか逆ギレ状態に! 気丈に振る舞う母でしたがついに…。■急性胃腸炎で入院した母母は急性胃腸炎でした。大きなストレスを抱えていたんだと思います。しかし幸いにも退院はすぐできるようでした。その間、父はお見舞いにすら来ませんでした。それどころか朝帰りだったそうです。不倫女と一緒にいたのでしょうか。我慢の限界を迎えた妹が父と言い合いになったそうです。■妹に責められた父は…妹を叩く父。母を傷つけ、娘も叩き、それほどまで不倫がしたいの? 父への信頼がさらになくなりました。母の退院後、家庭内別居はさらに深刻化。父に話しかけられても無視。当然だと思いました。妹も友達の家から通学したり、母がまた入院するのではないかと心配になりました。私は父と冷静に話をしようと決意し、父に時間を作ってもらいました。すると父からは驚くべき言葉が出てきたのです!次回に続く「父がW不倫して家庭崩壊した話」(全23話)は21時更新!
2021年12月27日■前回のあらすじ母は離婚をしないと決断したものの、父と母は家庭内別居状態に。そしてお正月を迎え、父はある場所へコソコソと出かけていきます。■父が突然母に伝えたこと突然の姫野さんの訃報。気付いた時は末期で余命も長くなかったとか。気の毒だとは思ったけど父と不倫をして母を苦しめてきた人。そんな人のために母に喪服を用意させようとするなんてあんまりだと思いました。喪服くらい自分で用意できるよね。父は母に言い返されると舌打ちをしたそうです。どこまで最低な人なの?■自分を責める母同情したほうが良かったのだろうかと母なりに悩んでいました。そしてこれで父の不倫は幕を閉じ、もう悩まされる事もないだろうと思っていたのですが…。次回に続く「父がW不倫して家庭崩壊した話」(全23話)は21時更新!
2021年12月24日■前回のあらすじ母と不倫相手が話している姿を目撃したであろう父は夜中すぎまで戻らず…。ついに帰宅した父は母に不倫について問いつめられます。■父が不倫をした理由ボソボソ何か話す父。母は聞こえないと言ったら「寂しかった」と言ったそうです。父は家族より自分を優先にしてきた人です。同じく正社員で働く母に育児も家事も全て任せ、夜も帰らなくなり休日も1人で遊びに行き、私や弟妹はよく母に遊びに連れて行ってもらいました。そんな父が寂しかっただなんてよく言えるなと思いました。■離婚? 夫婦の行く末は?父は母に「離婚なのか?」と聞いたそうです。私も正直一番そこが気になりました。果たして母の返答は?次回に続く「父がW不倫して家庭崩壊した話」(全23話)は21時更新!
2021年12月21日過去の衝撃的な体験を描く、サレ妻えりか(@sareduma_eri)さんの投稿「旦那が親友と子育てしてました」をご紹介!第19話です。母が語った驚きのお見合い話…。知らなかったのはエリカさんだけだったみたいです…。【#19】<旦那が親友と子育てしてました>出典:instagram実は父と知り合いだった…?出典:instagram最初から隠し事をしていた両親…。出典:instagramどんどん明かされる秘密…。出典:instagramエリカさん以外、皆わかっていてウソをついていたようです…。隠されている秘密はまだまだありそうですね…。毎日1日1話更新中♪次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@sareduma_eri)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2021年12月19日■前回のあらすじ不倫相手について心当たりがあるという母。その相手とは父のダンス仲間のようで…。■ファミレスで父と遭遇した弟弟がファミレスに行ったら、なんと父と姫野さんが…!しかし父は弟の存在に気づくと、慌てて帰って行ったそうです。■父を庇う弟にモヤモヤ弟は昔から特に父のことが好きだったからなのか、不倫を信じたくないからなのか、不倫が発覚したのは何年も前のことだからなのか、「本当に一緒にいただけかも」と父を庇いました。私は慌てて帰るなんておかしいと黒を確信。父は不倫がバレていないのを良いことに堂々と姫野さんと会うようになっていたんだと思います。次回に続く「父がW不倫して家庭崩壊した話」(全23話)は21時更新!
2021年12月16日■前回のあらすじ誘惑に負け、父の携帯を確認してみると…! 目に飛び込んできたのは想像をはるかに超えた絶句の内容でした。■疑惑が確信に変わった瞬間メールの内容からして、父が不倫をしているのは確実だと思いました。そして翌日も父は携帯を置きっぱなしにしてお風呂に行ってしまいました。■見たいと思った瞬間、携帯が鳴り…昨日より罪悪感なく携帯を見る私。メールを見るとバレてしまうので、着信履歴の番号を自分の携帯にメモをしました。その時でした!父がお風呂から上がってきたのです…。次回に続く「父がW不倫して家庭崩壊した話」(全23話)は21時更新!
2021年12月12日■前回のあらすじ桜井なのか、36歳、2児の母。父がW不倫したのは私が高校生の頃でした。当時の心境やどのように家庭が崩壊していったのかをつづっています。■ますます怪しくなる父の行動父が不倫をしているようだと知ってから、父の行動はますます怪しく感じました。帰宅も毎日23時過ぎでした。■ついに父の携帯を手に取り…そして父が携帯を置いてお風呂に入った時、ダメだと思いながらも携帯を手に取りました。携帯のロックはかかっていませんでした。私はドキドキしながらメールを開いてしまいます。次回に続く「父がW不倫して家庭崩壊した話」(全23話)は21時更新!
2021年12月10日テレビやラジオのコメンテーターとして、コラムニストとして、小説家として幅広い分野で活躍中の室井佑月さん。歯に衣着せぬ物言いとエネルギッシュな姿が印象的な室井さんですが、実は何度も大病を患っているそうです。3回目の本日は、49歳のときに患った乳がんと心身の調子を保つ方法についてお話をうかがいました。★前回:室井佑月さんインタビュー「41歳で糖尿病と診断されインスリン注射を打つ毎日です」#249歳のときに乳がんが見つかった――2019年7月には、室井さんが乳がんを患ったことがニュースとなりました。室井さんもう病気はたくさんだと思っていたので、「なんで私が……」と思いましたね。でも私、すごくラッキーだったんです。――それはどういう意味なのでしょうか?室井さん漫画家の友だちと久しぶりに食事に行ったとき、いつも一緒にいたアシスタントさんが乳がんで亡くなったことを知ったんです。その日の夜、お風呂に入ろうと思ったら操作ミスで浴槽にお湯がたまっておらず、お湯を張り直している間、何の気なしに乳房を触ってみたんですね。そしたら、右胸にしこりがあったんです。びっくりして一緒に食事に行った友だちに電話をしたら、「明日、絶対に病院に行って!」「行かなかったら友だちやめるから!」って言われたんです。穏やかな彼女の強い口調に驚いてしまい、次の日、糖尿病でお世話になっている病院へ行きました。実はその日は大雨で、乳がんの権威の先生の予約がポンって空いていたんです。触診をした瞬間、先生に「これは乳がんだから、覚悟をしてください」と言われました。本来なら別の日に細胞検査の予約を入れるらしいのですが、その日は午後の検査枠に空きが出たということで細胞検査も受けることができました。――細胞検査で乳がんと診断されたのでしょうか?室井さんステージⅠの乳がんが見つかりました。手術を受けることになったのですが、先生の予定や病室の調整に時間がかかると言われたんですね。ところが、お盆の時期にベッドが空くことがわかり、8月9日に手術が決まりました。乳がんが見つかって1カ月弱で、しかも名医の手術を受けられるなんて、「私ってツイてるなぁ」って思いましたね。――ある意味、とんとん拍子ということですよね。室井さんそうなんです。ただ、先生には「なんでこんなことをしたんだ!」って豊胸手術を怒られました。私は乳がんと知ってショックを受けていたこともあり、「じゃあ先生、過去の私に『そんなバカなことはするな!』って言ってきてくださいよ」って言い返したんですけどね(笑)。乳がんを患ったことで視野が広がったような気がする――息子さんに乳がんのことは話したのでしょうか?室井さんはい、話しました。当時、息子は19歳ですごくショックを受けていましたね。でも、先生には「この乳がんで死ぬことはないから」と言われていたので、息子にもそう伝えました。手術自体、膵臓の手術に比べると、とてもラクに感じられました。――術後は何か治療がおこなわれたのでしょうか?室井さん放射線治療を受け、その後は緩い作用の抗がん剤を毎日飲んでいます。この抗がん剤は20年飲まないといけないらしいんです。その20年間は年に2回、経過観察で病院を受診するようにと言われています。――ご病気を経験し、ご自身のなかで何か変化はありましたでしょうか?室井さんもし、私が乳がんになっていなかったら、がんを患った人に「ステージⅠなら軽くてよかったね」と言っていたかもしれないです。でも、ステージⅠのがんでもその後、治療が続きます。働きながらがんの治療を受けている人ってすごく多いんです。そうした現実を知ったことで気づかえることもありますし、ある意味、視野が広がったような気がします。――ご病気と向き合うなかで不安を抱えることもあったかと思いますが、どんなことが支えとなったのでしょうか?室井さんやっぱり息子ですね。特に膵臓の手術を受けたころはまだ息子が小さかったので、「息子を残して死ぬわけにはいかない」、「息子の成長を見たい」。その一心でした。――その息子さんもだいぶ大きくなられたことと思います。室井さん息子は大学生になりました。息子が成人し、パートナーができて支えてもらっていますし、毎日10時間くらい寝ていますし、今の私はすごく気が緩んでいますね。――最近の体調はいかがでしょうか?室井さん悪くはないですね。ただ、疲れやすくなりました。若いころは息子を連れて友だちと仕事が終わった後に弾丸ツアーに出かけたりしていましたが、もう無理です。今は温泉に浸かりながら昔話をするのが楽しいですね。女性は自分で自分をご機嫌にすることが大切――室井さんの元気の秘訣も教えていただきたいです。室井さん私は我が強くて欲張りな人間だと思うんです。ずっと思っているのは「自分の人生は自分のものだから、自分で好きなようにする」ということ。だから嫌なことはしたくないし、誰かに合わせたりもしません。その結果、まずい状態になったとしても自分で責任をとるって思っています。あと一喜一憂しないことですね。私、糖尿病の影響でちょっとむくんでしまうことがあるんです。でも「シワが伸びて若く見える」って思うようにしています。心はすごく大事なものだから、「私はもともとイケてる」って思うくらいがちょうど良いんじゃないかなぁって。――心の持ち方が大切ということですね。室井さんある程度の年齢の女性にとって一番大事なのは、自分で自分を気持ち良くすることだと思うんです。例えば、旬のおいしいものを安く買えたり、育てていた花が咲いたりしたら、それだけでうれしくなりますよね。そういうちょっとしたことで良いと思うんです。――室井さん流の自分で自分を気持ち良くする方法を知りたいです。室井さん年に1回くらいすごく落ち込むことがあるのですが、そういうときは新しい靴を2足買うんです。新しい服を着たり、新品の香水を開けたりすることもありますね。あと、私は歯医者さんが嫌いなので、歯医者さんの帰りには必ずドラッグストアに寄って、400円のリップクリープとか、500円のアイシャドウとか、プチプラのコスメを1つ買います。嫌なことを頑張った自分へのご褒美です。――室井さんもプチプラコスメを買ったりするんですね。室井さんもちろんです。プチプラコスメ、大好きです。毎日、自分のご機嫌を取れるのは自分だけですから。自分で自分の気分を上げる方法を持っておきたいですよね。<室井 佑月さんプロフィール>1970年青森生まれ。ミス栃木、モデル、女優、レースクイーン、銀座のクラブホステスなどの職業を経た後、97年に「小説新潮」5月号の「読者による『性の小説』」に入選。以後、「小説現代」「小説すばる」などに作品を発表し、98年に『熱帯植物園』(新潮社)を上梓した。 さらに同年『血い花(あかいはな)』(集英社)を発表。99年9月には『piss』を講談社より刊行した。最近では活動の幅を広げて、若い女性の代弁者、恋愛の教祖、そしてお母さん、という立場からテレビ・ラジオでコメンテーター、シンポジウムでパネリストとして活躍中。近著に「ぷちすとハイパー!」(中央公論新社)「ママの神様」(講談社)がある。★関連記事:室井佑月さんインタビュー「シングルマザーだった35歳のとき、膵臓に腫瘍が見つかった」#1★関連記事:「なんでもっとしなかった?」手術後にめっちゃ後悔したことは #43歳で腎がんになった話 14★関連記事:肺腺がんを告白。青木さやかさんインタビュー#1「私自身は元気ですし、がんと言われることが不思議でした」著者/熊谷 あづさライター。1971年宮城県生まれ。埼玉大学教育学部卒業後、会社員を経てライターに転身。週刊誌や月刊誌、健康誌を中心に医療・健康、食、本、人物インタビューなどの取材・執筆を手がける。著書に『ニャン生訓』(集英社インターナショナル)。
2021年12月02日テレビやラジオのコメンテーターとして、コラムニストとして、小説家として幅広い分野で活躍中の室井佑月さん。歯に衣着せぬ物言いとエネルギッシュな姿が印象的な室井さんですが、実は何度も大病を患っているそうです。2回目の今回は、膵臓の手術後に患った糖尿病と現在の治療についてお話をうかがいました。★前回:室井佑月さんインタビュー「シングルマザーだった35歳のとき、膵臓に腫瘍が見つかった」#1膵臓の手術によって41歳のときに糖尿病と診断――膵臓の手術後は、体に何か変化はあったのでしょうか?室井さん膵臓は血糖値をコントロールするインスリンを分泌する臓器で、私は膵臓の2/3を取っているんですね。ですから先生に、「今後、確実に糖尿病になるので、体調に変化が見られたらすぐに病院に来てください」と言われていたんです。当初は糖尿病のことが頭にあったはずなのですが、体調が戻ってからはすっかり忘れてしまいました。――糖尿病は発症されたのでしょうか?室井さん41歳のときに糖尿病と診断されました。私には10代のころから仲の良い友だちがいて、彼女が住んでいるマンションの部屋を買ったんです。そうした友だちとの旅行に息子も連れて出かけたりしていたのですが、「あなたたち親子と一緒にいると太ってしまう」と言われていました。それくらい、よく食べていたんです。毎朝、血糖値を測定してインスリン注射を打つ生活に――例えば、どれくらいの量の食事をしていたのでしょうか?室井さん夕ごはんに焼肉を食べて、その後にラーメンを食べて、家に帰ってからアイスを食べるような生活でした。息子は成長期なのでたくさん食べても太らないのは当然なのですが、私はかなりの量を食べているのにもかかわらず、どんどん痩せていったんです。さらに、目の前が真っ暗になるようなめまいが起きるようになりました。怖くなって病院を受診したところ、糖尿病になっていたんです。先生にはものすごく怒られました。でも、糖尿病にはわかりやすい自覚症状がないので、自分では気付かなかったんです。――糖尿病ではどんな治療をしているのでしょうか?室井さん当初は薬で様子を見ていたのですが、血糖値が思ったほど下がらなかったんですね。結局、服薬のほかにインスリン注射を自分で打つことになりました。毎朝、血糖値を測ってからインスリン注射を打ち、朝ごはんを食べてから薬を飲んでいます。――なんだか、大変そうです……。室井さん私も最初は、「おなかが空いてないのに朝ごはんを食べないといけないの?」「そこまでしないといけないの?」って思いました。でも結局は、先生に言われたとおりにするほうがラクだということに気付いたんです。徹夜をしてもインスリン注射のルーティーンは欠かさない――体がつらいときもあったということでしょうか?室井さん例えば、低血糖になるとおなかにガスがたまって痛くなり、尿意を感じてもおしっこが出なかったりするんです。それに、糖尿病とわかる前は1日中だるかったり、寝ても疲れが取れなかったりする日もありました。でも、毎朝血糖値を測ってインスリン注射を打ち、朝ごはんを食べて薬を飲むようになってからは調子が良いんです。――規則正しい生活を送っているんですね。室井さんそれが、私は物書きなので規則正しくはないんです。でも、徹夜で原稿を書いたとしても、朝、血糖値を測ってインスリン注射を打ち、少しでも食べ物を胃に入れてから薬を飲んで、それから寝ます。――毎朝、インスリン注射を打つ生活には慣れたのでしょうか?室井さん慣れましたね。友だちと旅行に行くときも道具を持ち歩いているので、「大変だね」って言われたりするんです。でも、自分では毎日お風呂に入るのと同じような感覚になっているんですね。糖尿病とうまく付き合えるようになってよかったです。次回は、49歳のときに患った乳がんと心身を保つ方法についてお話をうかがいます。<室井 佑月さんプロフィール>1970年青森生まれ。ミス栃木、モデル、女優、レースクイーン、銀座のクラブホステスなどの職業を経た後、97年に「小説新潮」5月号の「読者による『性の小説』」に入選。以後、「小説現代」「小説すばる」などに作品を発表し、98年に『熱帯植物園』(新潮社)を上梓した。 さらに同年『血い花(あかいはな)』(集英社)を発表。99年9月には『piss』を講談社より刊行した。最近では活動の幅を広げて、若い女性の代弁者、恋愛の教祖、そしてお母さん、という立場からテレビ・ラジオでコメンテーター、シンポジウムでパネリストとして活躍中。近著に「ぷちすとハイパー!」(中央公論新社)「ママの神様」(講談社)がある。★関連記事:「そんなことある?」入院当日、主治医の行動に驚いたこと #43歳で腎がんになった話 12★関連記事:肺腺がんを告白。青木さやかさんインタビュー#1「私自身は元気ですし、がんと言われることが不思議でした」★関連記事:え、糖尿病予備軍!?アラフィフの私が半年で10kgやせた方法【体験談】著者/熊谷 あづさライター。1971年宮城県生まれ。埼玉大学教育学部卒業後、会社員を経てライターに転身。週刊誌や月刊誌、健康誌を中心に医療・健康、食、本、人物インタビューなどの取材・執筆を手がける。著書に『ニャン生訓』(集英社インターナショナル)。
2021年11月28日テレビやラジオのコメンテーターとして、コラムニストとして、小説家として幅広い分野で活躍中の室井佑月さん。歯に衣着せぬ物言いとエネルギッシュな姿が印象的な室井さんですが、実は何度も大病を患っているそうです。1回目の本日は、膵臓に見つかった腫瘍や当時の心境についてお話をうかがいました。35歳のときに膵臓に腫瘍が見つかった――室井さんはいつごろからご病気に悩まされるようになったのでしょうか。室井さん最初の病気は35歳のときでした。その少し前に息子を連れて離婚したのですが、前の夫に「この家から出て行って欲しい」と言われてすごく傷ついたんですね。女の意地もあって「息子と二人で住める家を買おう!」と、月に60本の締め切りを抱えてがむしゃらに働いていたんです。忙しくて疲れがたまると、みぞおちのあたりに空気が差し込むような痛みを感じるようになり、「胃潰瘍かな?」と思っていました。――病院は受診されたのでしょうか?室井さん子どものころから体があまり丈夫ではなかったので、何か気になることがあるとすぐに病院で診てもらうようにしているんです。かかりつけの病院を受診したところ、「大きな病院で検査をしてもらったほうが良い」と言われ、大学病院への紹介状を書いてもらいました。大学病院でCT検査やエコー検査などを受けた結果、膵臓にうずら卵くらいの大きさの腫瘍が見つかったんです。――その腫瘍は、良性だったのでしょうか? それとも悪性だったのでしょうか?室井さんそれが、膵臓は体の奥にある臓器なので、悪性か良性かを調べる検査をするのは手術と同じくらい大変らしいんです。先生のすすめもあり、手術で膵臓を摘出してから病理検査に出すことになりました。――病理検査後でないと良性か悪性かがわからないということですよね。室井さんそうなんです。だからすごく不安でした。手術前の血液検査の結果を見た先生は「悪性ではない可能性が高い」とおっしゃっていたのですが、でも、病理検査を受けないとはっきりとはわかりませんから。もしものことを考えて息子のための財産管理を手配――当時、お子さんはおいくつだったのでしょうか?室井さん息子は5歳でした。手術の際には2週間以上入院することになっていたので、息子は両親に預けることにしたんです。――月に60本の締め切りがあるというお仕事はどうされたのでしょうか?室井さん前倒しで原稿を書きました。私、今まで原稿を飛ばしたことがないんです。36時間かかった出産のときも、10月にパートナー(ご主人で衆議院議員の米山隆一さん)の選挙活動に12日間張りついていたときも、原稿は落としていないんです。私はすごくうまい原稿が書けるわけでもないので、締め切りを守るのは大事なことだと思っているんです。――前倒しでたくさんの原稿を書くのは、かなり大変だったかと思います。室井さん仕事をしつつ、もしものことを考えて弁護士さんに今後のお金の相談をしたりもしていました。うちの両親は何度も破産をしていたりするので財産の管理を任せられないと思い、弁護士さんに入っていただくことにしたんです。仕事とそうした手続きなどですごく忙しかったです。――手術も病理検査も無事に終わったのでしょうか?室井8時間の大手術で、膵臓の2/3と脾臓を摘出しました。手術の次の日には病理検査の結果がわかり、良性と知ってホッとしました。術後約10日でテレビの仕事に復帰した――手術後は順調に回復されたのでしょうか?室井さん腹部を縦に20㎝くらい切ったので、麻酔から覚めたあとは痛かったです。普通は内臓を切るとしばらく動けないらしいのですが、私はどうしてもたばこを吸いたくて必死で喫煙所まで歩いていきました。普段の生活が忙しい分、入院は休暇のような感覚でやりたいことがいろいろとあったんですね。実は入院する前に家を購入していたんです。先生から外出許可をもらってタクシーで近くの家具屋さんへ行き、新居用のベッドやテーブルを買いに行ったりもしました。同じく外出許可をもらい、術後10日くらいでテレビのお仕事にも復帰しました。――気力というか、根性を感じるエピソードです。室井さん先生にも「根性ありますね」って言われました(笑)。当時の私はひとりで息子を育てていましたし、両親に仕送りもしていたのでいろいろな重りがついていたんですね。それらを外すわけにはいかないので、相当、気を張っていたのは確かです。まぁ、動き回っていたことが術後のリハビリになったらしく、予定よりも早く退院することができました。――退院後はお仕事をセーブしたりしたのでしょうか?室井さんいえ、逆に仕事が増えたんです。ただ、体調が万全ではなかったせいなのか、ちょっとうつ状態になってしまったんですね。タクシーの中で突然、号泣するような姿を息子に見せたくないと思い、半年ほど両親に預けることにしたんです。――うつ状態を改善するために何か治療を受けたのでしょうか?室井さん心療内科でカウンセリングを受けました。ただ、1時間から2時間で3万円近い料金だったんです。原稿料は安いですから「こんなことに3万円も払ってられない!」と思ったことが、回復のきっかけになったような気がします(笑)。それに、息子にすごく会いたかった。私のことを純粋な愛情で抱きしめてくれる男は息子だけですから。息子の存在が私の支えだったんです。次回は、膵臓の手術後に患った糖尿病と現在の治療についてお話をうかがいます。<室井 佑月さんプロフィール>1970年青森生まれ。ミス栃木、モデル、女優、レースクイーン、銀座のクラブホステスなどの職業を経た後、97年に「小説新潮」5月号の「読者による『性の小説』」に入選。以後、「小説現代」「小説すばる」などに作品を発表し、98年に『熱帯植物園』(新潮社)を上梓した。 さらに同年『血い花(あかいはな)』(集英社)を発表。99年9月には『piss』を講談社より刊行した。最近では活動の幅を広げて、若い女性の代弁者、恋愛の教祖、そしてお母さん、という立場からテレビ・ラジオでコメンテーター、シンポジウムでパネリストとして活躍中。近著に「ぷちすとハイパー!」(中央公論新社)「ママの神様」(講談社)がある。★関連記事:手術前の剃毛問題! 自分でやるか、やってもらうか… #43歳で腎がんになった話 11★関連記事:「子宮がんのリスクが高い?」子宮筋腫が見つかり、子宮全摘を決心【体験談】★関連記事:肺腺がんを告白。青木さやかさんインタビュー#1「私自身は元気ですし、がんと言われることが不思議でした」著者/熊谷 あづさライター。1971年宮城県生まれ。埼玉大学教育学部卒業後、会社員を経てライターに転身。週刊誌や月刊誌、健康誌を中心に医療・健康、食、本、人物インタビューなどの取材・執筆を手がける。著書に『ニャン生訓』(集英社インターナショナル)。
2021年11月26日