お笑いタレントの宮川大輔が21日、沖縄県内で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」(19日~22日)で上映された初主演映画『サクらんぼの恋』の舞台挨拶に、共演の桜井ユキ、前田公輝、古厩智之監督と共に出席した。同作は、テレビ東京と吉本興業の共同制作による映画で、45歳の童貞男と彼が長年憧れた一人の女性の儚い恋の物語。社会に馴染めず自分の殻にこもって生きてきた中年童貞男・山川則夫を宮川が演じ、初ラブシーンにも挑戦した。その相手で、則夫が長年憧れ続けていた女優・相馬美咲を桜井ユキが演じた。宮川は「いかがでしたか? 僕の初ラブシーン」と観客に呼びかけ、拍手が起こると「ありがとうございます」と感謝。そして、「クランクインしていきなりあのラブシーンだったんですよ。ユキちゃんと会ってすぐあれやったんですよ。ほんでグワーですよ」と明かし、「あれでユキちゃんのこと本当に好きになってしまって、ほんまに。ギューッなって」と興奮気味に打ち明けた。続けて、「ほかの役者さんがユキちゃんとキスしたり、おっぱい触ったりしているのを見ているとき、ほんまに『アイツ殺したろうかな』って。とられたと思って、『何しとんねん』って。演技でもなんでもないですから、マジですから」と本気で嫉妬していたと説明。「桜井ユキという女優さんってすごいなと思って、本当に引っ張ってもらった」と感謝した。2009年にスタートした同映画際は、春の沖縄を代表する総合エンタテインメントの祭典。10回目となる今年は、4月19日~22日の4日間、那覇市、北中城村などで開催する。期間中は映画の上映のほか、舞台挨拶、レッドカーペット、お笑いライブ、音楽ライブ、ファッションショーなど、バラエティに富んだイベントを開催する。
2018年04月21日モデルの石田ニコルが7日、東京・渋谷ヒカリエホールで行われた女性ファッション誌『sweet』(宝島社)のファッションイベント「sweet collection 2018」に出演した。石田ニコル石田は1stファッションショーにて、全身ほぼピンクのコーデを披露。ショート丈のオフショルダーのトップスで、デコルテや引き締まったウエスト、美背中を露出し、観客の視線を集めた。また、同ステージのトップバッターも務め、カラフルなミニワンピースに、ピンクのデニムをあわせたコーデで登場。ランウェイを踊るようにノリノリで歩き、すらりと伸びた美脚で魅了した。650組1,300人の読者を招待した同イベントは、日頃の感謝を込めてファッションショーやトークショーなどを展開する読者向けのファッションイベント。今回は「PINK!(ピンク)」をテーマに、ドレスコードもピンクとして開催した。石田のほか、加藤玲奈(AKB48)、野崎萌香、姫野佐和子らがモデルとして登場し、スペシャルゲストとして小嶋陽菜、マギー、齋藤飛鳥(乃木坂46)、さらにシークレットゲストとして吉岡里帆も出演。司会はお笑いコンビ・三四郎が務めた。撮影:宮川朋久
2018年04月08日女優の吉岡里帆が7日、東京・渋谷ヒカリエホールで行われた女性ファッション誌『sweet』(宝島社)のファッションイベント「sweet collection 2018」にシークレットゲストとして出演した。吉岡はピンクのシフォンワンピースを身にまとって登場。観客と触れ合いながらランウェイを勢いよく駆け抜けた。サプライズ登場に会場から驚きと喜びの声が上がり、吉岡は「みなさんのエネルギーにすっごい元気をもらった。こんなキラキラ女子しかいない空間ない。みなさんのパワーに超元気もらいました!」とうれしそうに話した。また、衣装について「シフォンでできているので着心地がいい。切り返しが上にきていて体形カバーになって気に入ってます」と説明。ピンクのファッションは気持ちが高まると言い、「私って女の子なんだって再確認する色」と笑顔で語った。同イベントは、650組1,300人の読者を招待し、日頃の感謝を込めてファッションショーやトークショーなどを展開するファッションイベント。今回は「PINK!(ピンク)」をテーマに、ドレスコードもピンクとして、おしゃれ女子が集結した。吉岡のほか、小嶋陽菜、マギー、乃木坂46の齋藤飛鳥、石田ニコル、AKB48の加藤玲奈、野崎萌香らが出演。司会はお笑いコンビ・三四郎が務めた。撮影:宮川朋久
2018年04月08日元AKB48の小嶋陽菜が7日、東京・渋谷ヒカリエホールで行われた女性ファッション誌『sweet(スイート)』(宝島社)のファッションイベント「sweet collection 2018」に出演。まさかのパイ投げで、30歳の誕生日をひと足早く祝福された。スペシャルゲストとして登場した小嶋。トークショーでは、今月19日に30歳の誕生日を迎えるということで、同誌の渡辺佳代子編集長から花束を贈られ、「うれしい。ありがとうございます!」と喜んだ。そして、「今年はいつもよりスペシャルなものを用意しています」という編集長が、まさかのパイ投げで誕生日をお祝い。顔面クリームだらけになった小嶋は「ありがとうございます!」と感謝し、司会の三四郎が「パイ投げられて『ありがとうございます』は芸人!」と小嶋のリアクションにツッコんだ。その後、小嶋も編集長にパイ投げのお返し。お互いクリームまみれの爆笑ステージとなった。同イベントは、650組1,300人の読者を招待し、日頃の感謝を込めてファッションショーやトークショーなどを展開するファッションイベント。今回は「PINK!(ピンク)」をテーマに、ドレスコードもピンクとして、おしゃれ女子が集結した。小嶋のほか、マギー、乃木坂46の齋藤飛鳥、石田ニコル、AKB48の加藤玲奈、野崎萌香らが出演。司会はお笑いコンビ・三四郎が務めた。撮影:宮川朋久
2018年04月07日モデルのマギーが7日、東京・渋谷ヒカリエで行われた女性ファッション誌『sweet(スイート)』(宝島社)のファッションイベント「sweet collection 2018」に出演した。マギーマギーは、胸元あらわなピンクの衣装で登場し、ダンサーと共にセクシーな雰囲気を漂わせてダンスを披露。ミニスカートから美脚も披露し、美ボディを際立出せて観客を魅了した。そして、「ピンクがテーマだったので全身ピンク。ベルトとかキラキラのアクセサリーをつけてキラキラにしてきました」と衣装について説明。また、ダンスについて、「朝来てリハーサルして覚えました」と当日に覚えたことを明かした。同イベントは、650組1,300人の読者を招待し、日頃の感謝を込めてファッションショーやトークショーなどを展開するファッションイベント。今回は「PINK!(ピンク)」をテーマに、ドレスコードもピンクとして、おしゃれ女子が集結した。マギーのほか、小嶋陽菜、石田ニコル、乃木坂46の齋藤飛鳥、AKB48の加藤玲奈、野崎萌香らが出演。司会はお笑いコンビ・三四郎が務めた。撮影:宮川朋久
2018年04月07日アイドルグループ・乃木坂46の齋藤飛鳥が7日、東京・渋谷ヒカリエで行われた女性ファッション誌『sweet(スイート)』(宝島社)のファッションイベント「sweet collection 2018」に出演した。乃木坂46の齋藤飛鳥スペシャルゲストとして登場した齋藤は、大きなドット柄のスカートに、ピンクのオフショルダーのトップスをあわせたコーディネートで登場。美しいデコルテを輝かせ、「調子乗って頭にちょうちょを…」と蝶柄のヘアアクセを照れながらアピールした。また、「普段はメイクしない」と明かした。同イベントは、650組1,300人の読者を招待し、日頃の感謝を込めてファッションショーやトークショーなどを展開するファッションイベント。今回は「PINK!(ピンク)」をテーマに、ドレスコードもピンクとして、おしゃれ女子が集結した。齋藤のほか、小嶋陽菜、マギー、石田ニコル、AKB48の加藤玲奈、野崎萌香らが出演。司会はお笑いコンビ・三四郎が務める。撮影:宮川朋久
2018年04月07日元AKB48の小嶋陽菜が7日、東京・渋谷ヒカリエで行われた女性ファッション誌『sweet(スイート)』(宝島社)のファッションイベント「sweet collection 2018」に登場。AKB48卒業後初めて同グループの楽曲を披露した。「ハート型ウイルス」を披露した小嶋陽菜小嶋は、DJマシュメロをイメージした"DJマシュマロ"として登場。仮面をはずして正体を明かすと、会場から歓声が起こった。そして、「盛り上がっていくよー!」と大きな声を出し、ダンサーを引き連れAKB48の楽曲「ハート型ウイルス」をパフォーマンス。ランウェイを使って美脚をあらわに歌って踊り、会場を盛り上げた。同イベントは、650組1,300人の読者を招待し、日頃の感謝を込めてファッションショーやトークショーなどを展開するファッションイベント。今回は「PINK!(ピンク)」をテーマに、ドレスコードもピンクとして、おしゃれ女子が集結した。小嶋のほか、マギー、乃木坂46の齋藤飛鳥、石田ニコル、AKB48の加藤玲奈、野崎萌香らが出演。司会はお笑いコンビ・三四郎が務める。撮影:宮川朋久
2018年04月07日映画『この道』が、日本の童謡誕生100周年を記念して2019年1月11日(金)に公開される。主演は大森南朋とEXILEのAKIRA。監督は佐々部清。北原白秋と山田耕筰による日本童謡誕生秘話『この道』は、日本人による童謡を生み出した詩人・北原白秋と音楽家・山田耕筰の人生を描く物語。明治開国以降、「ドイツ童謡」を日本語に訳して歌っていた日本の子供達に対し、文学者の鈴木三重吉が「日本人による童謡を創ろう!」と決起し、北原白秋と山田耕筰を引き合わせたのがきっかけとなる。奇抜な詩で名を馳せていた北原白秋と、ドイツ留学を経て日本で初めて交響楽団を結成した山田耕筰は、最初は才能がぶつかり反目していたが、あることがきっかけで手を取り合い「からたちの花」や「この道」、「待ちぼうけ」、「鐘が鳴ります」など数々の童謡を世に出していく。だが時代の波によって二人は苦悩の淵に…。破天荒な心から生まれる純粋で平和と安息を願う詩で人々の心を掴んだ北原白秋と、その白秋のリズムを持った詩に深く感銘を受け数々の名曲を作曲した山田耕筰の人間像や、今も尚歌い継がれる名曲の誕生秘話に迫っていく。また、本作のクランクアップの撮影場所となった、白秋・耕筰もこよなく愛した明治11年創業の箱根の老舗・富士屋ホテルは、約140年の長い歴史の中で、日本映画で撮影に使ったのは『この道』が史上初。歴史ある建物とともに、当時の雰囲気を描き出している。主演は大森南朋とEXILEのAKIRA自由奔放な天才詩人・北原白秋を演じるのは、大森南朋。映画『ビジランテ』『アウトレイジ 最終章』『ミュージアム』などに出演し存在感を放つ、日本を代表する俳優だ。また、真面目な秀才音楽家の山田耕筰役は、EXILEでパフォーマーとして活躍する他、『沈黙-サイレンス-』『たたら侍』など、数多くの映画やドラマに出演しているAKIRAが務める。また、白秋が師と仰ぐ歌人・与謝野鉄幹役を松重豊、鉄幹の妻であり白秋の姉的存在である女流詩人・与謝野晶子役を羽田美智子が務める。その他、『赤い鳥』創刊者の鈴木三重吉役を柳沢慎吾、白秋の一番目の妻・松下俊子役を松本若菜、白秋の三番目の妻・菊子役を貫地谷しほりが演じる。さらに、ラジオ本放送時に「からたちの花」を歌唱した歌手役として由紀さおり・安田祥子姉妹が登場するなど、豪華なキャストが物語を彩る。監督は、2004年の『半落ち』で日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞し、『日輪の遺産』『ツレがうつになりまして。』『ゾウを撫でる』といった作品の監督を手掛けた佐々部清が務める。EXILEボーカルATSUSHIが歌う童謡「この道」が主題歌に主題歌となるのは、もちろん映画タイトルにもなった童謡「この道」。それをEXILEのボーカルATSUSHIが歌い上げる。ATSUSHIは、2012年に自身初となる童謡唱歌のカバー曲「ふるさと」、続いて2013年にシングル曲「懺悔」のカップリング曲として「赤とんぼ」を発表しており、本作が童謡唱歌カバー3曲目。なお、EXILE・ATSUSHIの童謡唱歌カバー曲が映画の主題歌として起用されることは初のことだ。ストーリー九州柳川から文学を志し上京した北原白秋。隣家の美人妻・俊子に気もそぞろ。逢瀬を俊子の夫に見つかり姦通罪で入獄。白秋の才能を眠らすまいと与謝野夫妻が奔走し釈放されるが、恩も顧みずのうのうと俊子と結婚。その刹那、俊子は家出、入水自殺を図るが蟹に足を噛まれ断念。そんなおバカな白秋と洋行帰りの音楽家・山田耕筰に鈴木三重吉は童謡創作の白羽の矢を立てる。才能がぶつかり反目する二人だが、関東大震災の惨状を前に打ちひしがれた子供たちを元気づけるため、手を取り合い数々の童謡を世に出す。しかし、戦争の暗雲が垂れ込める中、子供たちを戦場に送り出す軍歌を創るよう命ぜられた二人は苦悩の淵に・・・。【詳細】映画『この道』公開時期:2019年1月11月(金)出演:大森南朋、AKIRA、貫地谷しほり、松本若菜、柳沢慎吾、羽田美智子、松重豊、由紀さおり、安田祥子監督:佐々部清脚本:坂口理子配給:HIGH BROW CINEMA
2018年04月06日お笑いタレントの宮川大輔が20日、都内で行われた「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」(4月19日~22日)の概要発表会見に出席し、初主演映画『サクらんぼの恋』でのラブシーンについて話した。宮川大輔TV DIRECTOR’S MOVIEとして上映される『サクらんぼの恋』は、テレビ東京と吉本興業の共同制作による映画で、45歳の童貞男と彼が長年憧れた一人の女性の儚い恋の物語。社会に馴染めず自分の殻にこもって生きてきた中年童貞男・山川則夫を宮川が演じ、初ラブシーンにも挑戦した。宮川は「45歳童貞はすごく難しかった。悶々としている感じを出しましたけど」と説明。「キスシーンがあります」と明かし、相手の女優についてまだ言えないが「すごい女優さんです」と話し、使われるかわからないが胸を触るシーンもあったと明かした。そして、キスシーンについて「もうちょっと緊張するのかなと思ったら全然、ノリに乗ってキスしてしまい、相手の女優さんに途中で笑われた」と打ち明け、「1本通してずっと出るということがなかったので、すごくそこは楽しかったですね」と達成感をにじませた。会見には、井浦新、NON STYLE、野性爆弾のくっきー、鉄拳、シソンヌのじろう、ブラックマヨネーズの小杉竜一、ガンバレルーヤのよしこ、宮川たま子、岡崎朋美、かりゆし58の前川真悟、島袋寛子らも出席。司会はガレッジセールと木佐彩子アナが務めた。2009年にスタートした同映画際は、春の沖縄を代表する総合エンタテインメントの祭典。10回目となる今年は、4月19日~22日の4日間、那覇市の波の上うみそら公園、国際通り、新都心公園、北中城のイオンモール沖縄ライカムの4会場を中心に開催する。期間中は映画の上映のほか、舞台挨拶、レッドカーペット、お笑いライブ、音楽ライブ、ファッションショーなど、バラエティに富んだイベントを開催する。
2018年03月21日俳優の大森南朋と、EXILE/EXILE THE SECONDのAKIRAが主演を務める映画『この道』の公開が決定し、この度、クランクアップ報告会見が行われた。同作は童謡のふるさと・小田原を舞台にしたオリジナル作品。破天荒な心から生まれる純粋で平和と安息を願う詩で人々の心を掴んだ北原白秋(大森)と、その白秋のリズムを持った詩に深く感銘を受け数々の名曲を作曲した山田耕筰(AKIRA)の人生を描く。『半落ち』で日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した名匠・佐々部清監督がメガホンを取り、邦画では初めてとなる箱根の老舗・富士屋ホテルで撮影を行った。白秋役の大森は「イメージではすごく真面目で難しい人なのかなと思っていたのですが、こんなに波乱万丈の人生で人間味あふれた素敵な人物だったということを今回初めて知りました」と語る。「白秋の詩を全部読み切った訳ではないのですが、今回題材となっている『この道』の歌の世界に凄く引き込まれました」と明かし、「故郷を思う想いという情景を見たくてクランクインする前に白秋の生まれ故郷・柳川まで行かせて貰ったりもした」と振り返った。耕筰役のAKIRAは「今回改めて日本の音楽の素晴らしさに触れることが出来ました」としみじみ。「北原白秋との熱くも可笑しい素敵な青春を過ごしてきたのが、台本を読んで知ることが出来ました」と役について説明した。36歳、52歳、66歳の姿を演じたほか、指揮・バイオリン・ピアノも習得して劇中で披露。「偉人伝というよりも、日本の音楽を支えてきたたくさんの方々の青春映画だと思います」と同作を表した。また、白秋が師と仰ぐ歌人・与謝野鉄幹役として松重豊、鉄幹の妻であり白秋の姉的存在である女流詩人・与謝野晶子役として羽田美智子、『赤い鳥』創刊者・鈴木三重吉役として柳沢慎吾、白秋の一番目の妻・松下俊子役として松本若菜、白秋の三番目の妻・菊子役として貫地谷しほりも出演。2018年秋以降の公開を予定している。(C)LDH JAPAN
2018年03月13日NHK Eテレの番組『プチプチ・アニメ』で現在放送中の人形アニメ『森のレシオ』や、Mr.Childrenのミュージック・ビデオ『HERO』。こちらのパペット・アニメ―ションを一度目にしたことがある方は多いのではないだろうか。この2つの作品を手掛けたのは映像作家、村田朋泰さん。今回、彼の作品を集めた特集上映が開催されます。CGを使わず、アナログにこだわった温かみのある彼のパペット・アニメは世界から高い評価を受け、大人から子どもまでを魅了します。その作品に込めた想いを本人にききしました。■説明をしつくさないことで、親子の対話が生まれる村田さんの作品は、たとえば大人だったら幼少期の記憶の扉をノックされるようで、ふと子ども時代の体験やあのとき抱いた感情がよみがえってきます。一方、子どもだったら、別世界に連れて行ってくれる、想像の世界を広げていくおもしろさがあります。その要因のひとつが、セリフを一切つけないことではないでしょうか。――なぜ、セリフを一切つけないスタイルをとろうと思ったのでしょうか?子どものときから映画が好きで、その影響が大きいかもしれません。僕が子どものころ、1980~1990年代の映画は、いまのように懇切丁寧な説明がないというか。セリフにしても極力省いて、基本的には“画”で見せる作品がけっこうありました。“このことはこういうことなのかな”とか、“なんかわからないけど、すごく印象に残る”といったような解釈が自由で感覚に訴えかけてくる作品が僕自身好きで。そういうある意味、受け手に委ねるというか、受け手の感受性を信じている作品に心ひかれたんです。説明できたり、へんに理解できた気になったりする作品よりも、正直よくわからない、でもなんか心に訴えかけてくるものを作りたいと思いました。だから創作活動をはじめたとき、言葉に頼るのではなく“画”でみせていくことに力点を置くようになっていました。――言葉は大切ですし重要。でも、映像においては、束縛のひとつとなってしまうのかもしれません。村田さんの作品は、そこから解き放たれているのかもしれませんね。もちろん僕自身がこのシーンには「こういう意味を込めているんだ」とか、「こういった気持ちが伝わればいいな」とか考えているところはあります。でも、それがすべてじゃない。解釈って人それぞれでいいし、正解なんてない。余白を与えることで想像をめぐらすことができる。セリフを使わないのは、その余白作りのひとつでもあります。――いまのドラマや映画は、ともすると状況から感情まで言葉で説明していたりする。村田さんの作品は、もっと子どもの感性や解釈を信じて大人が大切にしてほしいというメッセージを含んでいるような気さえしてきます。説明し尽くしてしまうと、お互いわかっているわけですから、話さなくても良くなってしまって、対話が生まれない気がするんです。それはそれで同じ思いを共有したことになるのかもしれないですけれど、僕の作品を親子でみてくれたら、親子で対話する時間ができてくれたらと思っています。そういう作品でありたい。“あのシーンはどんなことを感じた?”とか、“あの子はあのとき、どんなこと考えてたんだろう?”とか、解釈を相手に委ねることで、会話が生まれる気がする。わからないならばわからないなりに考えて、そのことについて対話する方が豊かな時間になるような気がするんですよね。■子どもに「自由に考えていいんだよ」と感じてほしい今回の特集は、すごく子どもの想いを大切にした作品が多く見受けられます。――創作の上で、子どもに向けて考えていることがあるのでしょうか?先ほどの話につながるんですけど、小さな子どもがパパやママと会話ができる余白を残しておくことは大事にしています。たとえば、学校の美術の授業で、運動会がお題目だったとします。すると、玉入れやリレーの様子とわかる絵を描いた人が正解でいい点数がとれる。でも、ほんとうは生徒一人一人で運動会の見え方も違うはず。へんな話、そのときの気分を色で表した抽象的な絵があったりしてもいい。そういうことを考える子どもの自由な発想を肯定してあげたい気持ちが自分にはどこかあって。一定のルールではない、“自由に考えていいんだよ”と感じてもらえる作品にしたいなと常に思っています。目に見えることがすべてじゃない。この世の中には目に見えない世界もあって、思わずいろいろと空想する子どものイマジネーションを刺激するような作品になればなと思っています。■自分の気持ちが置き去りになる「速さ」と自分を見失わない時間――大人に向けて意識していることはあるのでしょうか?その記憶にコミットするというか。さきほど、おっしゃっていただきましたけど、記憶の扉をノックするというか、たとえば忘れかけていた感情とかあのころの体験が思い出されるものになればと。今回上映される中では、娘を亡くしたピアニストがちょっとした夢へ誘われる『朱の路』、大人になっても忘れられない思い出を見つめた『白の路』という<路>シリーズがそういったノスタルジーが顕著に出ていると思います。――たとえば下町の理容店を舞台にした『家族デッキ』など、ノスタルジックな世界の作品が多いのはその理由が大きいのでしょうか?僕は1974年生まれなんですけど、とにかく子どもの数が多い世代でした。受験にしろ、就職にしろすべてが競争で。全部を勝ち抜かないといけなかった。いま思い起こしても喧噪のなかにいて、せわしない感覚がある。でも、僕は谷根千と呼ばれるエリアが地元なんです。そこは戦時中、空襲にあわなかったので、そのままの古き良き昭和の風情がいまだに残っている。時間がとまったような雰囲気があって。少年時代、子どもながらにその町に流れるゆったりした時間が心地よかった。受験戦争など周りに一生懸命ついていかなければと焦る自分がいる一方で、その下町のゆったりとした時間と空間があったおかげで自分を見失わずにすんだところがある。その原体験が作品には少なからず反映されている気がします。――たしかに、作品はどれもゆったりとした時間が流れています。どういったことを大切にされたのでしょうか?いまどきの作品は、物語もバンバン進んでいくし、ワンシーンにつめこまれている情報量もすごい。たぶんひと昔前と比べたら、スピードも情報量もそうとうアップしているはず。でも、それに人もついていけるようになっている。ゲームとかやっているとすぐなれますよね。それを否定する気はないんですけど、僕自身はもっとゆったりした時間に身を置くときがあってもいいのではないかなと。僕のなかで「速い」という感覚は、自分の気持ちが置き去りになって、流れにのらないといけないというときに感じるもののように思うんです。そこで大切なことを取りこぼしたり、見落としたりすることがあるんじゃないかなと。用意されたものを敏速にこなすのではなくて、一度立ち止まってじっくり考えて、そこになにかを見つけたり、得難い体験したりすることが大切なんじゃないかなと思うんです。だから自分の作品は、ゆったりとした時間が流れるようにしているところはあって。知らず知らずのうちに見過ごしていることや抜け落ちてしまうことをくみ取りたい。たとえば、お母さんが子どもに絵本を読み聞かせるするときのような1ページ1ページをめくっていく流れを意識しています。■コミュニケーションが苦手な僕がみつけた「居場所」村田さんの作品は、ゆったりとした時間が流れているからこそ、観客としても映像の隅々まで目が届いて、いろいろと思いを巡らせることができるのではないだろうか。そしてこのゆったりした時間というのは、心地よい時間。それは心地よい場所にもつながっているのかも。――村田さんの作品は、自分にとっての「心地のいい場所=居場所」について触れているのも共通テーマなのでしょうか?僕は子どものころ、みんなと一緒に遊んだり、騒いだりするのが得意じゃなくて。家でひとりでなにかやっていることが好きでした。大学でアニメーションをはじめたときも、研究室のはじっこを貸してもらって、ひとりでちまちまと(笑)撮影していました。でも、ひとりでいるのが不思議と苦ではない。安息の地でした。いまも基本ひとりというか。もちろんスタッフにいろいろ手伝ってもらうんですけど、僕のスタジオとスタッフのスタジオは別に用意していて、ほどよい距離をとっています。昔から自分の世界でいろいろとモノづくりするのが性に合っているんです。ある意味、コミュニケーションが苦手なことが許される、この仕事が見つけられてほんとうに良かったといまでも思っています。見つけられなかったらどうなっていたことかと(笑)。でも、人それぞれ、だれにでも居場所って必ずあるはず。内向的な僕も見つけられましたから(笑)。そういう僕の意識がどこか作品に反映されているところはあると思います。■自分自身が身を置く場所と別世界がとなりにある感覚もうひとつ村田さんの作品の大きな特徴は、「コマ撮り」。たとえば森の中だったら木から草、土まで手作り。もちろん登場する人形もひとつひとつ手作りのパペット・アニメーションであることです。――CG全盛となったいまとなっては、珍しい手法ですね。子どものころから漫画が好きで漫画家に憧れていた時期がありました。また、映画も好きで、映画制作に憧れてもいたんですけど、映画って大所帯じゃないですか。ですからコミュニケーション能力の低い自分としては厳しい(笑)。ちょうど大学のころ、マッキントッシュが出てきて、個人での映像制作がしやすい環境が整ってきた。それでパペット・アニメーションなら、人形やミニチュアを自分で作って、たとえば風が吹いているというように自分の思うがまま描くことができるなと。2Dのアニメと映画のちょうど中間ぐらいにあるようで、自分に向いていると思いました。――人形にしても小物ひとつもすべて手作りであることに驚かされます。すべてが手作りであるからか、なにかぬくもりがあって愛しい。この情感はCGでは出せないかもしれませんね。撮影のとき、人形も舞台となるセットも僕のすぐとなりにあるわけです。いわば作品の世界の空気を僕も一緒に共有している。いってしまえばその世界に自分自身も身を置いている。そのような感覚が映像に定着して、みてくださる方も別世界ではあるんですけど、その世界がとなりにあるような感じに受け止めてもらえたらなと思っています。■東日本大震災をきっかけに何を伝えるべきなのか心に深く刻まれたのは<生と死にまつわる記憶の旅>シリーズ。このシリーズは東日本大震災と福島原発事故を機に制作がスタートされました。シリーズ5作を予定していて、今回の特集では『木ノ花ノ咲クヤ森』『天地』『松が枝を結び』の3編が上映されます。――どうして東日本大震災について描こうと思ったのでしょうか?東日本大震災と福島の原発事故は、ひとりの人間としてここに生きていることの意味を考えました。また、ひとりの作り手としてこれからなにを伝えていくべきなのか、あらためて考えるきっかけにもなりました。そのなかで、「祈り、信仰、記録」をコンセプトに、この日本で繰り返している時代や時間を広い視点から描けないかと。いまは日本人のアイデンティティを掘り下げるとともに、これから生きていく上で語り継ぐべきもの、忘れてはいけないことを描き、それが語り継がれるものとして残ってくれるものになればと思っています。――とくに震災で生き別れた姉妹の心を見つめた『松が枝を結び』は胸にグッとくるものがありました。じつは僕も双子で、そこが物語の出発点になっています。対のものがときに重なりあい、ときにぶつかりあう。そうした等しい力がきっこうしたときに生まれるパワーや熱みたいなものをとおして、姉妹の結びつきや伝心するものを描ければと思いました。――最後にメッセージをお願いいたします。自由に楽しんでもらえれば、それだけです。作り手としてひとつだけ触れさせていただくと、自然現象をアナログの手法でどこまで精巧に表現できるかは追求しているところなので、ちょっとだけ気に留めおいてもらえるとうれしいです。『村田朋泰特集 夢の記憶装置』3月17日(土)よりシアターイメージフォーラムほか全国順次公開CGを一切用いらず、アナログにとことんこだわる映像作家、村田朋泰の珠玉のパペット・アニメーションを7作品一挙上映。震災で引き裂かれた双子の姉妹を主人公にした最新作『松が枝を結び』から、NHKプチプチ・アニメでおなじみの『森のレシオ』、下町のタカタ理容店に住む七福神の“髪様”がちょっとした騒動を起こす『家族デッキ』など、これまでの創作から厳選された作品が並ぶ。大人は子ども時代の記憶を呼び起こされ、子どもは夢のワンダーランドへと誘われるパペット・アニメーションの数々。大人も子どもも想像を膨らます時間になるはずです。
2018年03月11日北野武監督作の『アウトレイジ 最終章』で音楽を担当した鈴木慶一氏が2日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪で開催された第41回日本アカデミー賞の授賞式に出席し、最優秀音楽賞を受賞した。鈴木慶一氏撮影:宮川朋久マイクの前に立った鈴木氏は、「どうもありがとうございます。本当に驚きました」とコメント。「非常にアバンギャルドな音楽で賞をいただき本当にうれしいです。そして、その方向に『向かえー!』と後押ししてくれたのは北野監督です」と感謝の言葉を伝え、「ポップとアバンギャルドの隙間産業ならぬ狭間音楽を作って、灰になるまで走って行きたいと思います」と意気込みを述べた。また、「最後に一言だけお礼を述べさせてください」と前置きし、「音楽の道のチャンスをことあるごとに作ってくれたおふくろに感謝します。今、極楽に向かう3分の1ぐらいだと思います。だから、聞こえるでしょう。ありがとう」と母への思いで締めくくった。
2018年03月02日女優の広瀬すずが2日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪で開催された第41回日本アカデミー賞の授賞式に出席し、是枝裕和監督作『三度目の殺人』で最優秀賞助演女優賞を受賞した。最優秀賞助演女優賞を受賞した広瀬すず撮影:宮川朋久第39回で新人俳優賞(『海街diary』)、第40回では優秀主演女優賞(『ちはやふる-上の句-』)と優秀助演女優賞(『怒り』)をダブル受賞した広瀬。マイクの前に立つと、「本当にありがとうございます。何をしゃべればいいのか分からないですけど」と驚きをあらわにしながら、「監督はいつも見たことない景色を見せてくださるので、これから少しずつでも恩返しできるように、自分が参加させていただいた作品に少しでも力になる役者さんになれるようにこれからも頑張ります。本当にありがとうございます」と受賞の喜びを語った。是枝監督とのタッグは『海街diary』以来。発表前の司会とのやりとりでは、「前回は台本をいただかなかったので、今回は台本をいただきながらの撮影だったのでちょっと恥ずかしい気持ちになりました」「『海街diary』の時は現場に行くまで何も知らないので、ある意味何も力が入らずでした。今回は"今日やるシーンを知っている自分"が恥ずかしかったです」と撮影当時を思い返した。そんな広瀬についてのコメントを求められた是枝監督は、「いろんな監督さんたちとすごく良い仕事をされたと思います。キャリアを積んで戻って来てまた一緒に仕事ができて、すごく肝が据わったというか。本当に大きく育った。ついていくのに精一杯でした」と絶賛。「かわいい」とメロメロの司会・西田敏行からの「監督、すずちゃん好きでしょ?」に「そうですね、大好きです」と返し、西田からライバル視されて会場の笑いを誘った。一方、『三度目の殺人』で共演した役所広司は、「ほとんど絡みはなかったんですけど、唯一絡んだところは監督が編集でカットしてしまった」とボヤきつつ、印象に残ったシーンとして「雪合戦ですね」と回顧。「広瀬さんはすごく足腰がしっかりしているんですよ。サッカーもバスケットもうまいしね。本当、スポーツウーマンですね」と褒めていた。
2018年03月02日お笑いタレントの宮川大輔(45)が14日、自身のツイッターを更新。「姪っ子が第一志望の中学校に受かった」と親戚の受験事情について投稿し、「泣いてしまったなぁ」と思わず涙したことを明かした。 この時期は受験シーズン真っ只中。宮川は「泣いて電話かかってきて泣いてしまったなぁ」と姪が無事に第一志望の中学校に合格したことを報告。「頑張りよったんやなぁ。おめでとうやなぁ」と温かくねぎらった。 つづけて、「でもまぁ勉強もやけど、その学校に姪っ子の親友やライバルや思春期に大切な友達がいっぱいいっぱい出来たらええなぁと思います」と新生活を控える姪への希望をつづった。 このツイートには、普段の倍である2万件を超える“いいね”が押され、ファンからは「おめでとうございます!」と祝福のコメントや、「いい話だなぁ」「優しいおじさんで羨ましい」「温かい叔父様の言葉でホッコリします」といった声が寄せられている。
2018年01月15日昨年8月開催の「第15回全日本国民的美少女コンテスト」で8万150通の中からグランプリに選ばれた井本彩花(14)。昨年末のインタビュー(国民的美少女・井本彩花、"8万150分の1"強心臓で挑む『ドクターX』)では、デビュー数カ月とは思えない落ち着いた雰囲気と、何事にも動じない芯の強さを感じた。オスカープロモーション所属のタレントが集う毎年恒例マスコミ向けイベント「晴れ着撮影会」が昨年12月7日、東京・明治記念館で行われた。初めて参加した井本は剛力彩芽ら事務所の先輩と並んでも物怖じすることはなかったが、会見後の取材ではどこかそわそわした様子。実はこの日、女優デビューを飾るドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~』第9話の放送を夜に控えていたのだ。芸能界入りを果たして「夢が叶った」という井本。"女優デビュー直前"にあらためて語った夢とは。○国民的美少女コンテストで変わった人生井本彩花撮影:宮川朋久(『ドクターX』の放送を直前に控え)うれしい気持ちはあるんですが……やっぱり恐いというか、緊張しているんだと思います。リアルタイムで、正座しながら見ます。初めて晴れ着撮影会に参加させていただきました。こうしてきれいな着物を着ることができて、たくさんの先輩方とご一緒できるので緊張よりも楽しみの方が強くて。高橋ひかるさんと一緒に取材を受けたんですが、その時に「ありのままの自分を出せるように、そのままがんばってほしい」とアドバイスしてくださいました。あとは藤田ニコルさんが気さくに話し掛けてくださって、すごくうれしかったです。2017年の漢字一文字は「変」。国民的美少女コンテストで、本当に自分の人生が変わりました。今はとても充実した毎日を楽しく過ごしています。バレエで怪我したことがあって、そのまま続けていたらお医者さんから「治りかけ」と診断されたことがありました。お母さんは送り迎えとかたくさん支えてくれていて大変だと思うから心配かけたくなくて……ケガのことはなかなか言えなくて、本当に痛い時だけ伝えるようにしていました。○将来の夢は「女優」でも、悩み事は普通に相談します。どうやったらうまく笑えるかなとか。撮影やお仕事の感想は必ず伝えます。反省よりも、楽しかった感想が多いかな(笑)。小学校の頃からバレエをやって、将来はそのまま続けるのかなと何となく思っていました。夢の迷いがあったんですが、こうして自分の別の夢が叶って。ここで満足することなく、2018年はいろいろなことにチャレンジしていきたいです。将来の夢は「女優さんになること」。いろいろな作品に出会えるように、レッスンもがんばっていて、「周りの人たちに負けないように」と思いながら、たくさん学ばせていただいています。「役になりきること」を心掛け、他の人の演技を見て良いと思ったことは真似していきたいです。よく「緊張してないね」「落ち着いてるね」と言われるんですが、そういうところは芸能界に入る前と変わっていません。でも、そこまでしっかりしてないんです(笑)。2018年は学園モノとかで元気な女子高生役や、逆に大人っぽい悪女も演じてみたい。自分とは全く逆のタイプ。やれる自信ですか? やります!■プロフィール井本彩花(いもと・あやか)2003年10月23日生まれ。京都府出身。A型。身長162.5センチ。2017年8月開催の「第15回全日本国民的美少女コンテスト」で応募総数8万150通の中からグランプリに選ばれ、芸能界デビュー。
2018年01月11日オスカープロモーション所属のタレントが集う毎年恒例マスコミ向けイベント「晴れ着撮影会」が昨年12月7日、東京・明治記念館で行われ、是永瞳(22)が前回に続いて出席した。2016年9月「第1回ミス美しい20代コンテスト」で4万18通の中からグランプリに選ばれ、昨年『ドクターX ~外科医・大門未知子~』の秘書役で女優デビュー。人気シリーズの現場に飛び込み無事に撮影を終えた今、何を思うのか。○握手をしながら「おつかれさま!」是永瞳撮影:宮川朋久2017年の大きな出来事は、『ドクターX』の出演でした。「監督が厳しい方だから気を引き締めて臨むように」と周りの方から言われていたんですが、監督は私が新人であることをたぶん考慮してくださっていて、自分が思うがまま伸び伸びと演じさせてくださいました。現場では緊張感を持ちつつ、西田敏行さんや他の共演者さんからも声を掛けていただいて、リラックスすることができました。初めてのドラマで演技経験もゼロ。はじまる前の演技レッスンでは先生からいつもダメ出しされていたので不安も感じていました。でも、ドラマを通してちょっとだけ何かをつかめた気がしていて。まだまだなんですが、自分の中では1つステップアップできたような気がします。米倉(涼子)さんとは結局、現場でお会いできなかったんですが、クランクアップの時にごあいさつさせていただいて、握手をしながら「おつかれさま!」と声を掛けてくださいました。「別の作品で一緒に出られたらいいね」と言ってくださって、本当にうれしかったです。○東京五輪に向けて空手を応援晴れ着撮影会は2回目になります。今日も、先輩方と比べてしゃべりがまだまだ下手だなと実感しました(笑)。話しているとオチの部分を見失ってしまって……。隣の岡田結実さんは、さすがバラエティで活躍されているだけあって、すごく面白かったです(笑)。2016年のコンテスト(「ミス美しい20代コンテスト」)でグランプリをいただいて、この世界に入りました。いただいた賞金は、自分へのご褒美として海外でも仕事用に使えるような大きめのキャリーバッグを買って、両親には雰囲気の良いお店の食事をプレゼントしました。2017年は『ドクターX』に出演できたこともそうですが、「TOKYO2020 オリンピック空手スペシャルアンバサダー」に起用されたことも私の中では大きな出来事でした。2018年は演技をもっと勉強しながら、空手の活動にも力を入れていきたいです。■プロフィール是永瞳1995年7月15日生まれ。大分県出身。身長173センチ。O型。12歳から始めた空手は二段。2016年9月、「第1回ミス美しい20代コンテスト」で、4万18通の中からグランプリに選ばれた。「きものクイーンコンテスト2017」のスペシャルサポーターに就任。2017年5月には、「TOKYO2020 オリンピック空手スペシャルアンバサダー」に起用された。
2018年01月08日オスカープロモーション所属のタレントが集う毎年恒例マスコミ向けイベント「晴れ着撮影会」が昨年12月7日、東京・明治記念館で行われ、井頭愛海(16)が4年ぶりに出席した。当時は、女優デビューを果たした映画『おしん』が公開されたばかりの頃で、同事務所の先輩・上戸彩との共演を経て、「もっと演技を磨きたい」「『井頭愛海みたいな女優になりたい』って言ってもらえるようになりたい」と語っていた井頭。2017年はNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』で15歳から40歳までを演じ、女優としての成長ぶりを印象付けた。初めての「晴れ着撮影会」から4年。自身の成長過程と共に、朝ドラの撮影秘話を語ってもらった。○『べっぴんさん』前代から引き継ぐプレッシャー井頭愛海撮影:宮川朋久晴れ着撮影会は4年ぶり。ここの場所に立たせていただけるのは本当にありがたいことです。なかなかできない経験というか、自分ががんばってきたことを認めてくれたような気持ちです。実はこういう記者会見はすごく苦手で。4年前もすごく楽しかったんですけど、その楽しみと不安で昨日はほとんど眠れませんでした(笑)。でも、この日をすごく楽しみにしていました。2017年は『べっぴんさん』に出演させていただきました。オーディションを受けてからしばらく時間が経ってたので、「きっと受からなかったんだろうな」と落ち込んでいたんですけど、出演が決まって本当にうれしくて。小さい頃から憧れていた朝ドラなので「よし! がんばろう!」と気合いが入りました。でも、撮影がスタートするとすごく大きな壁がいくつもあって。心が10回ぐらい折れたんです(笑)。お芝居が自分の思い通りにいかなかったり、お稽古でも自分との闘いですごく落ち込んじゃったりしたことがあって。撮影前に一度心が折れて、立ち直ってから撮影に臨めたんですが、途中参加でもあったので現場になじめるのかも不安でした。私が演じさせていただいたさくらは、年代別に5代ぐらいに分かれていて、私より前の時代を演じた子たちの意志をきちんと繋げられるのかもプレッシャーでした。最初にごあいさつした時に前の世代のさくらを演じた子が、すごく名残惜しそうで。きっと寂しさもあると思うんですけど、バトンの重みを感じました。その時に支えてくださったスタッフさん、ご飯に誘ってくださった共演のみなさん。撮影が終わる時には、本当の家族になれたような気がしました。いい人ばかりで、「なんて私は幸せ者なんだろう」と感謝の気持ちでいっぱいでした。○4年前の『おしん』時代から変わったこと『べっぴんさん』では15歳から40歳までを演じさせていただいたんですが、最初はどこまで演じるのかも決まっていなくて、それでオーディションの結果が遅れたそうなんですが、「25歳の設定で演じてみて」と言われた時に何をどう変えればいいのか自分の中で分からなくて。お芝居をそこまで経験していないので不安もありましたが、環境が変わる前後の役の雰囲気を変えてみたり、視聴者の方は気づかないかもしれないんですけど、作業の手を汚してみたり、いろんな工夫をしました。これは現場で学んだこと。例えば走るシーンだったら、直前まで走っている方がいて、そういう部分は取り入れさせていただきました。前回、取材していただいたのは4年前の晴れ着撮影会だったんですね? ちょうど『おしん』が公開されたばかりの頃。以前はカンペに書いたことしか言えないような感じで(笑)、この質問にはこの答えみたいにガチガチに考えていたんですが、1通りから2通り、3通りと答えられるようになって、少しだけ成長できたのかなと思います。2018年は2017年の自分を超えていきたいです。2017年はたくさんの方から刺激を受けて吸収できたので、吸収するだけじゃなくて、それを自分なりに発揮していって、観てくださった方の印象に残るような女優さんになっていければいいなと思います。■プロフィール井頭愛海(いがしら まなみ)2001年3月15日生まれ。大阪府出身。身長158cm。O型。2012年に第13回全日本国民的美少女コンテストで審査員特別賞を受賞。翌年1月に同コンテストのファイナリストで結成された次世代ユニット・X21に加入し、同年10月公開の映画『おしん』で女優デビュー。2017年はNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』のほか、ドラマ『明日の約束』などに出演した。
2018年01月07日オスカープロモーション所属の女優が集う毎年恒例マスコミ向けイベント「晴れ着撮影会」が昨年12月7日、東京・明治記念館で行われた。その会見で女優・小芝風花(20)が語ったのは、1年を通してあらためて実感したという「縁」の大切さ。終了後、詳しく話を聞くとNHK連続テレビ小説『あさが来た』や『マッサージ探偵ジョー』が次の仕事に繋がったエピソードを明かしてくれた。○マネージャーの教え「人のつながりは大事に」小芝風花撮影:宮川朋久あっという間の一年でした! 充実してたんだと思います。年齢的にも二十歳を迎えたこともあって、やっぱり「縁」は大事にしなきゃと実感した年でした。チーフマネージャーさんからも、「人のつながりは大事にしなさい」と言われいます。つい先日なんですが、主演に起用していただいた映画『天使のいる図書館』のウエダアツシ監督がTSUTAYAの映画コンテストで準グランプリを受賞されて、直接知らせてくださってすごくうれしかったです。「その作品に私ぐらいの年齢の役はないですか?」という話はさせていただきました(笑)。『あさが来た』でお世話になったプロデューサーさんが広島のNHKに行かれてて、その方がヒロシマ8.6ドラマ『ふたりのキャンバス』で声を掛けてくださいました。2018年1月からスタートするドラマ10『女子的生活』も、『あさが来た』の監督が「今までの小芝とは違う役をやらせたい」と小悪魔っぽい役に。『マッサージ探偵ジョー』の根本(和政)監督もツインテールのアグリとは違う役で使ってみたいとおっしゃってくださって、1月13日から放送される『新・ミナミの帝王 ニンベンの女』でシリアスな役をくださいました。2017年は、一度お仕事した方とお仕事で再会する機会が多い一年でした。今までも1つ1つ一生懸命向き合ってきたつもりだったんですが、それが少しずつつながってきたのかなと思います。「また仕事したい」と言われるのはすごく光栄なことですし、期待以上に応えたいと思い続けた一年でした。○『女子的生活』の役は自分と真逆1月5日スタートの『女子的生活』(NHK・毎週金曜22時~22時49分)の役は一見おっとりした印象なんですが、世間体を気にせず自分のやりたいことに敏感で素直な子。私とは全く違う役です。私にとっては憧れというか、こういうふうに生きることができたらすごく楽しいんじゃないかなと思います。でも、10代のころよりは、私も少しだけ息を抜けるようになったというか。学生の頃は特に、がんじがらめだったような気がします。事務所に入って「基礎を学ばなきゃ!」という思いも強くて、友だちと遊ぶ時間もほとんどなかったんです。それはすごく後悔していて。最近は友だちとの時間も作ることができて、すごく楽しいです。プライベートはプライベートで、自分は自分。言いたいことも言えないでモヤモヤするよりは、何事も思いきろうと。20歳になってお付き合いの幅が広がって、打ち上げでスタッフさんとお酒を飲むと距離が近くなって、いろいろな話をしてくださいます。その道のプロの方々の意見を聞けるのは、すごく勉強になりますね。2018年は、とにかくお芝居の一年にしたい。2017年は女子高生役コメディ色の強い役からシリアスな役まで。舞台にも立たせていただきました。いろんな役をやらせていただいたのがすごくうれしくて、いつも初めての役に不安はあるんですけど、挑戦している気持ち。監督と話し合って作り上げるのがすごく楽しくて、2018年はそういう機会がもっともっと増えたらいいなと思います。作品と人は「ご縁」。だからこそ1作品1作品、1人1人との「ご縁」を大切にして次の作品につなげていくことは、これからも心掛けていきたいです。■プロフィール小芝風花(こしば・ふうか)1997年4月16日生まれ。大阪府出身。2011年「ガールズオーディション2011」でグランプリを獲得。2012年にドラマ『息もできない夏』(フジテレビ系)で女優デビューを果たした。初主演映画『魔女の宅急便』(2014年)での演技が評価され、第57回ブルーリボン賞・新人賞を受賞。そのほか、NHK連続テレビ小説『あさが来た』、『早子先生、結婚するって本当ですか?』(フジテレビ系)、『下剋上受験』(TBS系)、『マッサージ探偵ジョー』(テレビ東京系)、『ふたりのキャンバス』(NHK)など。
2018年01月05日オスカープロモーション所属のタレントが集う毎年恒例マスコミ向けイベント「晴れ着撮影会」が昨年12月7日、東京・明治記念館で行われ、女優の吉本実憂(21)が出席した。今年の印象深かった出来事について、ロングヘアをカットしたことを会見で挙げた吉本。そこにはどのような思いがあったのか。終了後に話を聞くと、自らハサミを入れたことに「自分で分岐点を作れるくらい強くなりたい」という言葉が重なった。○初めて自分の髪をザクッ!「楽しかった」吉本実憂撮影:宮川朋久2017年は30センチ髪を切って気持ちにも変化がありました。ドラマの役作りで、ロングからボブに。もともと原作が好きだったんですが、そのオーディションを受けている時、「このまま受かったら髪切るのかな」となんとなく予感はしていました。それから、「受かりたい!」と同時に「髪を切りたい!」になってしまって(笑)。最初にハサミを入れる時は、自分でやらせていただいて、すごく緊張しました。初めて自分の髪をザクッと切って、楽しかったなぁ(笑)。小さい頃は、お母さんの影響でモンチッチみたいな髪型でした。物心ついた時から仕事をはじめる前までずっと今ぐらいの長さなので、こっちの方が自分らしくいられるような気がします。○X21卒業で知った新たな自分2017年はX21を卒業した年でもありました。自分はリーダーに向いてないとずっと思っていて、自分の成長や変化はそこまでなかったような気がします。リーダーの役目を何も果たせなかったんですが、ずっと自分が心掛けていたのは「背中で見せる」。誰よりも努力してパフォーマンスを磨いていったら、みんながついて来てくれるんじゃないかとずっと意識していました。卒業してから、伝わっていたんだと分かりました。「本当はもっと一緒にしゃべりたかった」とか、「このパフォーマンスが好きだった」とか伝えてくれて、みんな意外と私のことを考えてくれてたんだなって。X21のグループメールがあって、卒業して4カ月ぐらいしてからやっと抜けたんですが、私も伝えたいことが止まらなくて。自分のそういう一面を知ることができて、さびしさも感じました。○国民的美少女コンテストグランプリの"運命"2018年は音楽劇の舞台『三文オペラ』(KAAT神奈川芸術劇場・1月23日~2月4日)からスタートします。オーディションは2日前に聞かされたんですが、ずっと舞台に挑戦してみたかったので楽しみでした。その場でもらった台本で演出家の方とお芝居をしたんですが、大声を出したりして対抗していたらすごくスカッとして。何曲か歌う音楽劇です。今、必死に覚えています。2017年は女子高生役、OL役、町娘役、不良役……いろいろな役を演じさせていただきました。自分じゃない人格になるというか、その役の人生を歩ませていただいて。フィクションとはいえそこには大切なことが詰まっていて、やっぱりお芝居は深くて面白いと思います。もちろん、作っている時の不安やプレッシャーもあるんですけど、お芝居をしてカットがかかるとストレスを発散していることに気づきます。国民的美少女コンテストでグランプリをいただいたこともそうですが、今までは運命に頼って生きてきた身なので、自分で分岐点を作れるくらい強くなって、自分で何かをつかみとれるくらいになりたいです。■プロフィール吉本実憂(よしもと・みゆ)1996年12月28日生まれ。福岡県出身。身長160cm。AB型。2012年に第13回全日本国民的美少女コンテストでグランプリを受賞。2014年のNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』に抜てきされた後、『アイムホーム』(テレビ朝日系)、『表参道高校合唱部!』(TBS系)、『5→9~私に恋したお坊さん~』(フジテレビ系)、『時をかける少女』(日本テレビ系)、『とと姉ちゃん』(NHK)、『クズの本懐』(フジテレビ系)、『ウチの夫は仕事ができない』(日本テレビ系)、『さくらの親子丼』(フジテレビ系)などに出演。
2018年01月04日オスカープロモーション所属の女優が集う年末恒例マスコミ向けイベント「晴れ着撮影会」が昨年12月7日、東京・明治記念館で行われた。役者業のほか、フィギュアスケート選手としても日々鍛錬を積み重ねている本田望結(13)は、2017年にある決断をしようとしていた。それは「女優」と「スケート」どちらかに専念すること。しかし、自問自答を繰り返す中で「両立」という答えにたどり着く。彼女の中で、一体何が起こっていたのか? 会見後に話を聞いた。○スケート中心の生活でも不調に本田望結撮影:宮川朋久晴れ着撮影会の場でもお話したんですが、やっぱり「スケート」と「演技」で1つなんだと思います。スケートを見てお芝居を応援してくださる方もいれば、お芝居をする私のことが好きでスケートを応援してくださる方もいらっしゃるので、2つで1つ。中途半端でどっちつかずなのはよくないので、2017年はどちらかに絞った方がいいんじゃないかなと考えていた時期もありました。4月~5月のスケートの大会であまりうまくいかなかったんですが、スケートを中心に生活しての結果でもありました。こんなにがんばって成績が良くならないということは、どちらかを選んだ方がいいかなって。でも、それは調子が悪かったということではなくて、自分が失敗したから。全体の調子が悪いわけでもなく、スケートに集中した結果だったので、お芝居のせいではないんです。それを私は、スケートがうまくいかない原因を「両方やっているから」と勘違いしていました。それに気づいて、「絶対に2つのことをがんばらなきゃ!」と思いました。これは自分の中で導き出した答え。誰かに相談したかったんですけど、自分の中で答えが出てしまったので。ジュニアに上がって「勝とう」という強い気持ちが必要と思っていたんですけど、そう考えると自分はダメみたいで「自分のために滑ろう」と決めて、次の大会からすごく成績が良くなりました。苦しかったのは……きっと考えすぎていたんだと思います。いつもなら、「ダメだったなぁ」「もっとがんばんなきゃ」と終わったことが、「大人になる」ということを考えすぎて。今振り返ると、そんなに大ごとでもなかったのかなと感じています。一年に数回、必ずそういうことはあって何度も経験していたはずだったんですけど……気持ちで揺さぶられてしまうタイプなんです。調子が悪くても気持ちでうまくいくこともありますし、その逆も。○「二足のわらじ」でもなく「二刀流」でもないきっと2つのことは誰でもできると思うんです。その両方で一流になってはじめて、「二刀流」や「二足のわらじ」と言われる資格があるんだと思います。だから、私の中では自分は全く「二刀流」ではないです。大谷(翔平)選手のように2つのことを完璧にできる人になりたい。でも、2つのことをするということは1つのことに集中している人に比べて不利になりますし、周囲の目も厳しくなります。同じスポーツではないですが、それをすでに叶えていらっしゃる方がいるので、私もがんばろうという気持ちになれます。ゴールは全然決めていません。いつスケートをやめたらいいのか。いつ1つに絞るべきなのか。今のところゴールが全く分からなくて……それが不安でもありますが、いつか答えが出るものだと思ってがんばっています。何かを辞める時、それは誰にでも起こることだと思いますが、いつか答えが見つかると信じたいです。2017年はノービスからジュニアに上がることが目標でした。そして、年始には初めてドラマの主演をさせていただいて。今まで目指していたことが達成できた年でした。2017年はスケートばかりでしたが、すごく楽しい一年。2018年はもう少し高い目標を目指したいと思います。■プロフィール本田望結(ほんだ・みゆ)2004年6月1日生まれ。京都府出身。特技はフィギュアスケートと水泳。2011年10月期のドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)の出演を機にブレイクし、以後、『コドモ警察』(TBS系)、『サマーレスキュー ~天空の診療所~』(TBS系)、『瀬戸内少年野球団』(テレビ朝日系)などに出演。2017年は『探偵少女アリサの事件簿』(テレビ朝日系)で連続ドラマ初主演を務めた。
2018年01月03日オスカープロモーション所属のタレントが集う年末恒例マスコミ向けイベント「晴れ着撮影会」が昨年12月7日、東京・明治記念館で行われ、女優・剛力彩芽(25)はいつもと変わらない笑顔を見せていた。しかし、会見では自らを戒めるような反省点にも言及。それは、同席した後輩女優たちにとってお手本ともいえるコメントだった。2017年はドラマ出演やレギュラー番組をこなす一方、休みも多く取れた年だった語った剛力。会見では「人としてもまだまだ成長が足りない」「自分をあらためて見つめ直す時間が増えた」と振り返っていたが、果たしてその真意とは。終了後のインタビューで探った。○現場で実感「ちょっと人見知りが出てしまう」剛力彩芽撮影:宮川朋久2017年を漢字一文字で表すと「楽」。最高の言葉ですよね(笑)! お仕事をしつつ、お休みをもらえた1年だったんですが、本当に時間の使い方がヘタだと実感しました。お休みの時の家での過ごし方や、仕事の時でも現場での過ごし方とか。やらなきゃいけないことがあってもダラッとしちゃったり(笑)、力入れる必要ないところに時間をかけてしまったり。ただ、それが時間ができることによってちょっとずつ改善していくというか。ゆっくり考えたりもできるので、時間の大切さを実感した年でもありました。誕生日の前日には高尾山に行きました。友だちがお祝いをしてくれて、私の「登山に行きたい!」という希望を叶えるために協力してくれたんです(笑)。すごく気持ち良かったな。今、すっごく台湾に行きたくて、友だちと母親両方を誘っています。現場では周りの方々としっかりコミュニケーションできないというか、なかなか積極的になれなくて。ちょっと人見知りが出てしまうので、そこは自分の中でのまだまだ足りない部分です。自分の相談したいこともあるけど、「いま忙しいかなぁ」とか気にしてしまったり。あとで悔やむこともあります。主演をやらせていただいた時は、みなさんが疲れている中でも「どうやって楽しい雰囲気にできるのか」、永遠の課題かもしれませんが、いつも悩んでいます。特にドラマの現場は時間に追われてしまうので。○25歳になる直前の心境変化2016年に舞台をやらせていただいた時、京都の芸子さんにお会いしたんですが、本当にすごい職業だと感じました。そして、2017年は『女囚セブン』で囚人にも(笑)。『レンタルの恋』ではコスプレをさせていただいたんですが、人に尽くすことの大変さも知りました。空気を読むことの大切さ、それも現場を通して学んだことです。私は現状を、「好きなことを仕事でやらせてもらってる」と受け止めています。でも、もっと自分の言葉で自分の思いを伝えられるようになりたいですね。今までも自分の言葉ではあったんですが、どこかで隠していた部分があったというか。こうしたイベントや会見もそうですし、アーティスト活動では歌詞を書いたりして、お芝居でも、やりたくても言えなかったことをもう少し出していきたいです。25歳になる直前ぐらいに、そういう心境の変化がありました。後輩に何かを伝えるなんて……と遠慮していたんですが、先輩・後輩関係なく、今まで経験していたことを悩んでいる人に伝えるのは大事なことなんじゃないかと思うようになりました。「先輩だからアドバイスする」ではなくて、私の経験してきたことを1つの意見として伝える。今まで先輩にそのようにしていただいたので、そこは真似していきたいです。常にワクワクしていたい。2018年もとにかく楽しめる一年にしたいです。そして、自分が思っていることが実現できたらいいな。「プロデュース」みたいに大きなことは言えないんですが、そういう企画を考えたり、新しいことにチャレンジしていきたいと思います。まずはファンクラブイベントとかで、何か企画してみようかな。それから、オスカーの中では番組共演などで特に後輩と絡んでいると思うので、もっともっと後輩の魅力も伝えていきたいです。■プロフィール剛力彩芽1992年8月27日生まれ。神奈川県出身。2008年から2013年まで、雑誌『Seventeen』の専属モデルとして活動。2011年の本格的な女優デビュー作となったドラマ『大切なことはすべて君が教えてくれた』(フジテレビ系)を機に注目される存在に。2017年は、『レンタルの恋』(TBS系)、『女囚セブン』(テレビ朝日系)などのドラマに出演した。
2018年01月02日中井貴一と佐々木蔵之介がW主演を務める映画『嘘八百』から、この度、不運をつかまされてきた親の娘・息子を演じた森川葵と前野朋哉の新映像がシネマカフェに到着した。本作は、千利休を生んだ茶の湯の聖地、大阪・堺を舞台に、イカサマ古物商と落ちぶれた陶芸家が幻の利休の茶器という“真っ赤なウソ”で仕掛ける一発逆転の大勝負を描く開運エンターテインメント。今回到着したのは、佐々木さん演じる腕は立つのに落ちぶれた陶芸家・佐輔と妻・康子(友近)の息子、誠治役の前野さんと、中井さん演じる空振りばかりの古物商・則夫の娘、いまり役の森川さんの出演シーン。映像では、黙々とすき焼きを食べている最中、誠治が「好きなんです!」と叫ぶところからスタート。そして、いままで見たことのない誠治の大胆な姿に、「よう言った!」と喜ぶ佐輔と康子。しかし、そんな佐輔一家の姿を見て則夫はいまりに帰ろうと促すが、当のいまりは「帰らない!」と宣言!「初めてだから…こんな気持ち」と笑顔を見せる。本作では、この若き2人の愛の行方にも注目だ。『嘘八百』は2018年1月5日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年12月27日2018年5月より、M&Oplaysプロデュース「市ヶ尾の坂-伝説の虹の三兄弟」を上演することが決定。大森南朋、麻生久美子、三浦貴大らを迎え、ミステリアスな家族の物語を描いていく。1992年、市ヶ尾の坂で暮らす三人兄弟がいた。田園都市計画の名の下、無くなることを余儀なくされている兄弟の家。状況に抗うすべとてなく懸命に生きていこうとする母なき兄弟と、3人と触れ合うことになった母になることが出来ぬ美貌の人妻の、絵合わせのような家族劇。この公演は、作演出家の岩松了と「M&Oplays」が定期的に行っている公演で、1992年に「竹中直人の会」で上演された「市ヶ尾の坂」を、今回“新演出”で26年ぶりに再演する。本舞台に出演するのは、現在放送中の人気ドラマ「コウノドリ」に出演し、2013年の「不道徳教室」以来4度目の岩松作品となる大森南朋、2009年の「マレーヒルの幻影」で初舞台を経験した麻生久美子、『劇場版 SPEC』『進撃の巨人』などに出演し、今回が初の岩松作品となる三浦貴大。そして森優作、池津祥子、さらに岩松さんも加わり創り上げる。岩松作品に参加するにあたって大森さんは、「いつも何年か毎に、岩松さんの舞台に出させて頂くと、“ゆるまったなにか”が戒められたように感じます。今回も“ゆるまったなにか”を持参して戒めてもらおうと思っているのでよろしくお願いします」とコメント。いまからドキドキしていると明かした麻生さんは、「岩松さんに初舞台を踏ませて頂いてから、もう8年。舞台に立つことがこの上なく怖い私ではありますが、同時に岩松さんの書いた台詞を言葉にすることが出来る喜びもいつも感じています。今作もしっかりと岩松さんについて行き、出来る限り楽しんでやらせて頂ければと思っております」と意気込み。一方、岩松作品初参加となる三浦さんは、「台本を読んですごく素敵な本だなと思いました」感想を述べる。また「舞台は3本目なのですが初めての日本人役にどうしていいのか少し戸惑いを感じています」と不安要素もあるようだが、「皆さんと一緒に作品に出られるのが楽しみです」と話している。なお、本公演は東京公演終了後、宮城、福島、大阪ほかにて地方公演も実施。チケットは来年3月中旬の発売を予定している。M&Oplaysプロデュース「市ヶ尾の坂-伝説の虹の三兄弟」は2018年5月17日(木)~6月3日(日)本多劇場(東京公演)にて上演。※地方公演あり(cinemacafe.net)
2017年12月08日大森南朋、鈴木浩介、桐谷健太と豪華トリプル主演で、地方都市の闇に生きる男たちのヒリヒリとする葛藤と衝突を描いた入江悠監督オリジナル最新作『ビジランテ』。この度、本作の予告映像が公開された。今回到着した予告映像では、別々の世界で生きてきた兄弟3人が父親の死をきっかけに再開する場面からスタート。大森さん演じる長男・一郎が、鈴木さん演じる次男・二郎に「誰だお前」と言い放つシーンや、二郎の妻演じる篠田麻里子の姿、一郎と桐谷さん演じる三郎が殴り合うシーンなどが収められている。閉鎖的な地方都市で、土地や家族という逃れられない悪循環の中窮地に追い込まれていき、狂気に満ちた愛憎をぶつけ合う彼ら。そして、事態は凄惨な方向へ向かっていく――。『ビジランテ』は12月9日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月10日『アウトレイジ 最終章』のジャパンプレミアが9月25日(月)、都内で行われ、北野武監督をはじめ、西田敏行、大森南朋、ピエール瀧、松重豊、大杉漣、塩見三省、白竜、名高達男、光石研、池内博之、金田時男、岸部一徳という“顔面世界遺産”総勢13名が集結した。裏社会の男たちの抗争を描いた究極のバイオレンス・エンターテインメント『アウトレイジ』シリーズの最新作。第74回ベネチア国際映画祭のクロージング作品として、最終日の9月9日(現地時間)に行われた授賞式後、ワールドプレミアされ、喝采を浴びたばかりだ。北野監督は「長続きさせようと思えばできたのですが、ここで一回締め」とシリーズ完結への思いをコメント。次回作は自身の小説を原作にした“純愛映画”を準備中だといい、「ヨーロッパ行くと『たけしはバイオレンス映画に最近興味はないのか?』って言われるんだけど、(次回作は)失敗すると思うので、またバイオレンスに戻ろうと画策している」と不敵な笑みを浮かべていた。関東「山王会」vs関西「花菱会」の巨大抗争後、裏社会のフィクサーである張会長を頼り、韓国に渡った大友(ビートたけし)は、「花菱会」幹部が引き起こしたトラブルをきっかけに、起死回生の一手を打ち、すべての因縁に決着をつけるべく日本へと舞い戻る。ついに幕を開ける「張グループ」「花菱会」「山王会」「警察」による全面戦争の結末は?新たにシリーズ参戦を飾った大森さんは、「ずっと監督のファンでしたので、夢かなって最高の時間だった」といまも興奮しきり。「第1作に加瀬亮くんが出ていて、ずっと嫉妬がありまして…。第2作のビヨンド(『アウトレイジ ビヨンド』)には桐谷健太くんと新井浩文くんが出ていて、嫉妬を通り越して、恨みつらみがあった(笑)」とふりかえった。西田さんは頸椎亜脱臼で約4か月にわたる入院生活を経て、本作の撮影に参加しており「(撮影)初日は皆に抱えられながらでしたが、北野監督に気遣いいただき、花菱会を盛り立てていただいた」と感無量の面持ち。2014年に脳出血で倒れ、昨年復帰した塩見さんは「前作に続き、北野監督と仕事できたことは私にとって最高の喜びであり、最高の時間でした。グッとくる映画です!」と力強く語っていた。『アウトレイジ 最終章』は10月7日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月25日お笑いタレントの宮川大輔が21日、都内で行われた映画『泥棒役者』(11月18日公開)の完成披露試写会に、丸山隆平(関ジャニ∞)、市村正親、ユースケ・サンタマリア、石橋杏奈、片桐仁、峯村リエ、西田征史監督とともに登場した。同作は2006年に脚本家・西田征史が作・演出した舞台を映画用にリライトし、監督も西田が務める。泥棒を引退し、溶接行員として真面目に働きながら恋人と暮らしていた青年・大貫はじめ(丸山)が、とある豪邸での騒動に巻き込まれ、「豪邸の主人」「売れっ子絵本作家」「編集者」を演じる羽目になってしまう。丸山を脅す現役の泥棒を演じた宮川は、撮影中に19歳の時に付き合っていた元カノに遭遇。「駅前で俯瞰のシーンで、スタッフさんがどこかの上から撮ってる」というシチュエーションだったため、撮影中だと気づかれず「僕がセリフ言おう思ったら『大ちゃん!!』って」と、久しぶりの再会について語った。宮川が「『どうしたのその格好!』言われて。元カノが! ほんまドッキリかと思いました」と思い返すと、丸山も「ぐいぐい来ましたもんね」としみじみ。宮川がさらに「(役作りで)『歯、汚いじゃん!』って言われて。そのあとものすごいやりにくくなりましたね。奇跡が起こりましたよ」とアピソードを披露すると、ユースケから「結局そのあと、よりを戻したそうです」と勝手にまとめられ、「あっちにも家庭が。子供の写真まで見せられましたもん」と焦っていた。このエピソードには、西田監督も「音声が聞こえてないのでわかんなかったです」と驚いた様子。宮川は「マル(丸山)だけに言いましたけどね」と振り返っていた。
2017年09月21日モデルの新川優愛が2日、さいたまスーパーアリーナで開催された「マイナビ presents 第25回 東京ガールズコレクション 2017 AUTUMN/WINTER」(以下TGC)に出演した。新川は「snidel」ステージのトリを飾り、胸元がざっくり開いたピンクのチュールワンピースに身を包んで登場。美バストをのぞかせながら優雅にランウェイを歩き、観客を魅了した。同ステージでは、森星がトップバッターを務め、ミニスカート姿で美脚を披露。そのほか、トラウデン直美、林田岬優、さらに、16人の外国人モデルがランウェイを華やかに彩った。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催されている国内最大規模のファッションイベント。25回目となる今回は、「BEYOND」をテーマに、ファッションショーをはじめ、アーティストライブやスペシャルステージなどを展開し、会場には約3万4,600人の観客が詰めかけた。撮影:宮川朋久
2017年09月06日モデルのマギーが2日、さいたまスーパーアリーナで開催された「マイナビ presents 第25回 東京ガールズコレクション 2017 AUTUMN/WINTER」(以下TGC)に出演した。「Lilly&Emma」ステージのトップバッターを務めたマギーは、超ミニ丈の花柄のオフショルダーワンピースで美脚を大胆披露。胸元や美背中もあらわにしたセクシーな姿で観客の視線を集め、ランウェイの先端では投げキスで会場を沸かせた。また、「DRWCYS」ステージでもトップバッターを務め、黒のフレアスカートにキャミソール、チェック柄のトレンチコートというコーディネートを披露。大きく開いた胸元で大人の色気を漂わせた。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催されている国内最大規模のファッションイベント。25回目となる今回は、「BEYOND」をテーマに、ファッションショーをはじめ、アーティストライブやスペシャルステージなどを展開し、会場には約3万4,600人の観客が詰めかけた。撮影:宮川朋久
2017年09月05日女優でモデルの中条あやみが2日、さいたまスーパーアリーナで開催された「マイナビ presents 第25回 東京ガールズコレクション 2017 AUTUMN/WINTER」(以下TGC)に出演した。中条は「BE RADIANCE」のトップバッターを務め、リボンベルト付きのミニ丈のフレアワンピースにフェイクファーのジャケットを羽織ったファッションで登場。堂々としたウォーキングを披露し、9頭身のプロポーションと美脚で観客を魅了した。同ステージには、鹿沼憂妃、堀田茜、衛藤美彩(乃木坂46)、松井愛莉らも出演。大石絵理は、俳優の綾野剛や菅田将暉に似ているとSNSで話題となった花沢将人と2ショットでランウェイを歩いた。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催されている国内最大規模のファッションイベント。25回目となる今回は、「BEYOND」をテーマに、ファッションショーをはじめ、アーティストライブやスペシャルステージなどを展開し、会場には約3万4,600人の観客が詰めかけた。撮影:宮川朋久
2017年09月05日モデルの飯豊まりえが2日、さいたまスーパーアリーナで開催された「マイナビ presents 第25回 東京ガールズコレクション 2017 AUTUMN/WINTER」(以下TGC)に出演した。飯豊は、世界初となる感情を認識する「コグニティブドレス」のファッションショーに登場。このドレスは、来場者によるTGCに関するツイートに込められた感情を人工知能が分析し、最も強力だった感情の情報がドレスに送信され、LEDライトとしてリアルタイムでドレスを彩るというもので、喜び=ピンク、感動=赤、快い=青などと色で感情が表現された。飯豊はトレンディエンジェル・斎藤司のエスコートでランウェイを歩き、さまざまな色に光り輝くドレスで魅了。美しいデコルテも披露した。頭には、ダイヤモンドが散りばめられた総額3億円のティアラが輝き、トークタイムでその金額を飯豊が明かすと、会場から驚きの声が。飯豊本人も「びっくりした」と話した。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催されている国内最大規模のファッションイベント。25回目となる今回は、「BEYOND」をテーマに、ファッションショーをはじめ、アーティストライブやスペシャルステージなどを展開し、会場には約3万4,600人の観客が詰めかけた。撮影:宮川朋久
2017年09月05日