2016年1月9日より上映を開始したアニメ映画『KING OF PRISM by PrettyRhythm』(通称:キンプリ)のCD予約購入者イベントが3月21日、東京・秋葉原UDXシアターにて開催され、メインキャストたちが登壇した。今回のイベントは、4月27日発売のCD「劇場版KING OF PRISM by PrettyRhythm Song&Soundtrack」を特定の店舗で予約することにより、先着で参加することができるイベント。告知はイベント参加券配布当日の朝だったが、店舗には多くのプリズムエリート(監督・菱田正和が命名した『プリティーリズム』シリーズや『キンプリ』ファンの総称)たちが押し寄せ、人気の高さがうかがえた。イベントは4部制に分かれており、1部・2部には一条シン役の寺島惇太、十王院カケル役の八代拓、西園寺レオ役の永塚拓馬が、3部・4部には一条シン役の寺島惇太、鷹梁ミナト役の五十嵐雅、大和アレクサンダー役の武内駿輔が登壇。1部・3部では『劇場版プリパラ み~んなあつまれ! プリズム☆ツアーズ』のルート4「胸キュン! プリズムボーイズツアー」を登壇者たちと一緒に応援上映(サイリウムを振っても声を出してもOK)を楽しみ、2部・4部では『キンプリ』についてのトークを行った。まず1部・2部で、『キンプリ』のメインとなる「プリズムショー」について聞かれると、寺島は「すごいことをやっているので、飲み込むのに時間がかかるなと思いました。自転車のシーン(プリズムジャンプ:二人で行こう! 純愛トキメキサイクリング)では、台本を読み飛ばしたのかなってくらい唐突にはじまるのでびっくりしました。あの難解な書物(台本)はプリズムエリートじゃないと解読できない。公道での二人乗りは禁止だよ、って意外と真面目なことも言ってるし(笑)」と劇中でのシンと同じく、初めてプリズムショーに触れたときの心を揺さぶられた様子を語っていた。永塚も「初めてプリズムショーを見たのは、アフレコ現場で寺島さんが汗だくで演じているシーンでびっくりしました。プリズムショーとは何か、と聞かれても答えられないですね。とにかく煌めきを感じてください、と言うしかないです(笑)」とのこと。主題歌「ドラマチックLOVE」収録の話では、八代は「キーが高くて、特にサビは何度も録りなおしました。僕が演じているキャラクターは、本名の一男(カズオ)がダサいから、カケルと名乗っているのですが、スタッフさんに『一男のカッコいい部分を出してください!』って言われて、そこはカケルでいいんじゃないの? って思いました(笑)」と収録時の苦労の様子を明かした。また、八代演じる十王院カケルは資産200兆円の十王院財閥の御曹司という設定から、「キンプリランド」を作って欲しいという話で盛り上がり、寺島から「黄色いバラのマスコットがいいですね。電車から黄色いバラのマスコットが出てきて、みんな叫んじゃうの。あとレオと(太刀花)ユキノジョウの温泉ツアーとかね」といった案も飛び出し、盛り上がりを見せていた。続く3部・4部では、自身演じる鷹梁ミナトという、優しい兄貴肌のキャラクターとは裏腹に五十嵐のトークが冴え渡る回となった。電池式の光るバラと食品サンプルのセロリを持ち、客席にアピールを繰り返しながら登壇した五十嵐。劇中でミナトはシンの苦手な食べ物・セロリを食べられるように調理するため、熱を通し独特の臭みだけを消して提供するというシーンがある。そのことから劇場で応援する際に、サイリウムではなく食品サンプルのセロリを振るという文化も誕生し、それを受けた五十嵐は以前、生のセロリを劇場に持ち込んでしまいプリズムエリートに注意されたことを告白。五十嵐は、自ら同級生が営んでいる劇場近くの飲食店でミニコラボを企画するなど、地元・静岡の映画館を盛り上げようと独自に動いた結果、ついには静岡の映画館が観客に食品サンプルのセロリを貸し出すまでに至ったという。また、いまだ母親に『キンプリ』のことを説明できていないという武内に対して、五十嵐は「ぜひ静岡に見に来てください、セロリも持って行ってください」とセロリを手渡していた。さらに五十嵐は、イベント当日に初めて会ったという武内に対し、「アレクサンダーは劇中でグっと心を掴まれたキャラクターなので、武内さんに会ったときに『アレクサンダーだ!』とファンのような気持ちになりました」と一回り以上年下の武内のことが気になって仕方ない様子を見せていた。そして、「ドラマチックLOVE」の話では、サビ前の「恋した」というセリフを収録する際に、女性をキュンとさせるよう「耳元でささやくバージョン」、「後ろから抱きしめてささやくバージョン」などシチュエーションの指示をもらっていたという思い出話に花を咲かせる寺島と五十嵐。登壇者の中で唯一「ドラマチックLOVE」を歌っていない武内が、五十嵐を後ろから抱きしめ、ファルセットボイスで「恋した」を披露するシーンもあり、客席からは男女問わず黄色い声が上がっていた。最後に、劇中で「EZ DO DANCE」を歌った武内は、「『EZ DO DANCE』は僕が生まれる前の作品ですが、EDMが好きなのでよく拝聴しておりました。『プリティーリズム・レインボーライブ』でDJ.Coo役の森久保祥太郎さんが歌ったバージョンを聴き、収録に挑みました。DJ.Cooもアレクと同じストリート系のプリズムスタァですし、おそらくアレクも憧れていたのではないかと。アレクなりの『EZ DO DANCE』はどんな歌い方になるかなと考え、試行錯誤しながら歌いました」とまとめ、興奮さめやらぬ中イベントは終了した。○「KING OF PRISM by PrettyRhythm」Blu-ray&DVD●発売日:6月17日●価格初回生産特装版Blu-ray+CD 12,960円(税込)初回生産特装版DVD+CD 11,880円(税込)通常版Blu-ray 7,344円(税込)通常版DVD 6,264円(税込)●収録内容初回生産特装版Blu-ray DISC/DVD・本編59分・特報&PV集・初日舞台挨拶映像(出演:寺島惇太、畠中祐、五十嵐雅、永塚拓馬、内田雄馬)・劇場先付映像集「次世代プリズムスタァ選抜総選挙」3種「愛をいっぱい届けてね! オーバー・ザ・バレンタイン上映会」「一条シン&如月ルヰ 生誕上映会」「愛をいっぱいありがとう! ホワイトデー上映会」「今夜は寝かせちゃう! グンナイ 全国4都市トキメキ一挙上映ツアー」)・CD:劇中挿入歌 本編用編集バージョン他通常版Blu-ray DISC/DVD・本編59分・特報&PV集収録内容ならびに収録順は変更になる場合あり●特典初回生産限定版は三方背ケース入り、特殊ケース仕様。縮刷絵コンテ集(アバンパートのみ収録)、特製ブックレットが初回封入通常版は特製ブックレットが初回封入●CD「劇場版KING OF PRISM by PrettyRhythm Song&Soundtrack」発売日:4月27日●キンプリファン感謝祭開催決定!開催日:4月29日・30日会場:池袋サンシャインシティ展示ホール内容:ミュージアム&物販イベント開催●アニメイトコラボ決定・アニメイトカフェキッチンカー開催日:4月29日~6月12日・アニメイトカフェショップ京都開催日:6月1日~7月18日内容:特典付きオリジナルドリンクや限定グッズの販売等。詳しくはアニメイトカフェホームページにて(C)T-ARTS / syn Sophia / キングオブプリズム製作委員会
2016年03月24日2016年1月9日より上映を開始したアニメ映画『KING OF PRISM by PrettyRhythm』(通称:キンプリ)が公開3カ月目に突入したことを記念し、3月9日に「公開3カ月突入! サンキュー上映会」が新宿バルト9にて開催された。当日は、主人公の一条シン役・寺島惇太、菱田正和監督、キャラクター原案&デザインを担当した松浦麻衣、タツノコプロの依田健プロデューサー、エイベックス・ピクチャーズの西浩子プロデューサーが登壇した。応援上映後の舞台挨拶ということもあり観客席はサイリウムの光で輝いており、寺島の登場時にはシンのカラーである赤の、菱田の登場時には作中に登場する敵対勢力・プリズムスタァ養成所「シュワルツローズ」の総帥・法月仁に合わせて青のサイリウムで迎え入れられた。登壇後、真っ先に菱田が「グロリアスシュワルツ!」と片手を天高く掲げながら叫ぶと、観客たちも青いサイリウムを力いっぱい振りながら「グロリアスシュワルツ!」と返す。このやり取りは、菱田が舞台挨拶時に行う恒例のコールアンドレスポンスとなっている。これも作中での法月仁のものを真似ている。「シュワルツローズ総会」という名目で舞台挨拶を行った際、菱田が法月仁に扮して出演した際に定着したものだ。本人調べによると菱田が舞台挨拶に登壇するのはこれで17回目、もはや観客との息はぴったりだしかし、ここまでの道のりはけして平坦なものではなかったことを振り返る登壇者たち。いまやのべ上映館数は54館(3月9日調べ)と増え続けているが、公開初日は14館、3周目には9館と縮小傾向だった本作。「公開直後、友人と観に行ったんですが、まったく席が埋まっておらず、人がいないシアターを見てこれはまずいぞ……と思っていました。いまのこの埋まっている状況がありがたいと思えるので、あのとき(観客が少ない光景を)見ていてよかったのかな」という松浦。依田も「公開2週目は完全にお通夜。終わった……と正直思っていました。しかし、まさかの3カ月目に突入とは、毎週特典が違うとかならわかりませんけど、こんなこと常識的にありえないと思っています」と感慨深い様子を見せていた。ここで重大なお知らせとして、菱田が一通の手紙を読み上げた。「『キンプリ』を応援するエリート(ファンのことをプリズムエリートと呼ぶ)のおかげで、興行収入が1億を突破しました! ……というお知らせをする予定だったのですが、なんと3月9日で、2億5千万円を突破しておりました!」。歓声は鳴り止まない。「上映から2週目の時点では、最終的に3,000万円くらいいけばいいと思っていたのに」と驚きを隠せない様子の菱田だったが、顔からは笑みがあふれていた。『KING OF PRISM by PrettyRhythm』は、2016年1月9日に公開がスタートした劇場アニメ作品。2013年から2014年にかけて放送していたTVアニメ『プリティーリズム・レインボーライブ』に登場する男子プリズムスタァ、神浜コウジ、速水ヒロ、仁科カヅキの3人組ユニット「Over The Rainbow(オーバー・ザ・レインボー)」を主人公としたスピンオフ作品で、プリズムスタァを目指す個性豊かな後輩キャラクターたちが、女の子をもっともときめかせるプリズムキングを目指してさまざまな試練や困難に立ち向かっていくストーリーとなっている。劇中では、プリズムショーと呼ばれるアイススケートをモチーフとしたパフォーマンスも披露されている。強烈な個性を持つキャラクターたちによるハイクオリティな3DCGのプリズムショーや、コスプレや声援、アフレコOKな、みんなで一緒に盛り上がるイベント「プリズムスタァ応援上映」が話題に。その後、SNSを中心に、徐々に口コミで広まり、上映していない劇場へ問い合わせが相次いだという。2月20日開催のオールナイト上映「今夜も寝かせない!グンナイ トキメキオールナイト上映~アンコール~」のチケット発売の際には、新宿バルト9最大のスクリーン2カ所がわずか数分で完売し、サーバーがダウンするほど予約が殺到するなど大きな盛り上がりを見せ、2月末から3月頭にかけて札幌・名古屋・大阪・福岡で開催された「今夜は寝かせちゃう! グンナイ 全国4都市トキメキ一挙上映ツアー」も大きな盛り上がりを見せたとのこと。「応援の力や、人が集まったときの力をあらためてこの映画で教わりました」と寺島。西も「企画が通らないとき、前売り券が売れないとき、劇場にお客さんが入らないとき、いつも絶望していました。でも、過去のイベントで一緒に記念撮影をしたお客さんの顔や、Twitterでいつもつぶやいてくれている人のアイコンを思い出しながら頑張ってきました」と目をうるませていた。『キンプリ』応援上映の成功の影には、劇場の協力も忘れてはならないとのこと。「応援上映」の紹介ポスターをシアターに張り出し、上映前に劇場スタッフが説明を行い観客の高揚感をあおるなど、制作サイドがコントロールできない部分まで波及していった。一時期の縮小傾向だった週と比較すると、応援上映の動員数は100倍に達するほどの盛り上がりを見せており、1劇場あたりの土日2日間の平均興行収入が100万円を超えることもあるという。菱田は「Twitterで『キンプリはいいぞ』と呼びかけてくれたり、友だちを映画に誘ってくれた人のおかげで今につながったかなと思います。あのとき、あなたが上映に行かなければ……、あなたが友人に声をかけて観に行かなければ……もしかしたらもう上映は終わっていたかもしれない、という状況でしたから」。会場に緊張が走るなか、続ける。「以前『キンプリ』のニコ生に出演した際、『夢を夢で終わらせない。奇跡は起きるものではありません。起こすものです』と言いましたけど、本当は起こるわけがないと思っていました(笑)。本当に奇跡は起こすものなのだとみなさまに教えていただきました。この奇跡を次の奇跡につなげていきたいなと思っています!」と感謝の言葉をつづった。そして、客席からの「ありがとー!」という声援に対し、「こちらこそありがとー!」と、全身を使って応えていた。最後に菱田は、「(『キンプリ』作中で)法月仁が『栄光を掴みとれ!』と言っていましたけど、こんな気分なんでしょうね」と満足気に語り、「最後に万歳三唱ならぬ、グロリアスシュワルツ三唱」を提案。スタッフとキャスト、そして観客が一体となった「グロリアスシュワルツ!」のかけ声でイベントは締めくくられた。(C) T-ARTS / syn Sophia / キングオブプリズム製作委員
2016年03月10日公開初日を迎えたリリー・フランキー15年ぶりの単独主演映画『シェル・コレクター』の舞台あいさつが27日、東京・テアトル新宿で行われ、リリー、寺島しのぶ、池松壮亮、橋本愛、坪田義史監督が出席した。作家アンソニー・ドーアの同名小説を基にした本作は、沖縄の離島を舞台に、盲目の貝類学者(リリー)の静かな生活が、世界に蔓延する奇病を偶然にもイモガイの毒で治したことで揺らいでいくさまを、独特の世界観で描いたファンタジー。立ち見客も出るほどの盛況ぶりだが、会場の微妙な空気を察したリリーは、MCに上映後であることを確認すると、「どうりでお客さんがポカンとしてると思いました」と軽いジャブで笑いを誘いつつ、「企画の段階から映画にならないだろうと思い、撮影が終わると上映はないだろうと思った」、「試写では拍手もなく、しゃべる人もいなかった」などとシニカルなリリー節をさく裂させて会場の笑いを誘った。ところが、坪田監督は「視覚的にも聴覚的にも触発するものを作ったので、お客さんがシーンとするのは悪いことではない。僕の作品がお客さんの体に溶け込んでいる」とにんまり。また、寺島が「わかるものじゃなく感じる映画」と称賛すれば、橋本も「前衛的で実験的な映画に関わることができてとても幸せです」と喜びの表情を見せた。そして池松も「圧倒されたというのが一番しっくりくる。しばらくこういう日本映画を観ていなかったですし、こういう体験したかったんだよなぁと思いました」としみじみ。それぞれが本作に賛辞の言葉を贈った。そんな中、池松の発言から、最終的にカットされたものの寺島の自慰シーンがあったことが明らかに。寺島は本作で学者の運命を翻弄する女性を演じており、「台本を読んだ時に、子供が生まれてもわたしにはこういう役が来るんだとうれしかった。『アンパンマン』の声優じゃないんだ」とにっこり。すると、リリーは「いや、あなたが次やるのは福田和子さんでしょ? (本作は)全然そのラインですよ。アンパンマンの声優の方が相当遠いと思いますよ」と鋭いツッコミ。福田とは、整形を繰り返して時効まで全国を逃げ回った強盗殺人犯で、寺島は「私が求められているところはそこなんだと思ってうれしくて」と、ママになっても落ち着かず、ハードな役を演じられる喜びを噛みしめていた。
2016年02月28日現在公開中のアニメ映画『KING OF PRISM by PrettyRhythm』の大ヒットを記念し、「今夜は寝かせちゃう! グンナイ 全国4都市トキメキ一挙上映ツアー」が札幌・名古屋・大阪・福岡の4都市で2月26日から順次開催されることが決定した。『KING OF PRISM by PrettyRhythm』(略称は「キンプリ」)は、2016年1月9日に公開がスタートした劇場アニメ作品。2013年から2014年にかけて放送していたTVアニメ『プリティーリズム・レインボーライブ』に登場する男子プリズムスタァ、神浜コウジ、速水ヒロ、仁科カヅキの3人組ユニット「Over The Rainbow(オーバー・ザ・レインボー)」を主人公としたスピンオフ作品で、プリズムスタァを目指す個性豊かな後輩キャラクターたちが、女の子をもっともときめかせるプリズムキングを目指してさまざまな試練や困難に立ち向かっていくストーリーとなっている。劇中では、プリズムショーと呼ばれるアイススケートをモチーフとしたパフォーマンスも披露されている。当初全国14館で公開されるや、強烈な個性を持つキャラクターたちによるハイクオリティな3DCGのプリズムショーや、コスプレや声援、アフレコOKな、みんなで一緒に盛り上がるイベント「プリズムスタァ応援上映」が話題に。その後、SNSを中心に、徐々に口コミで広まり、上映していない劇場へ問い合わせが相次いだ。結果、のべ上映館数は47館と公開初日の3倍にまで拡大(2月15日調べ)。また2月14日には、バレンタイン限定企画として主人公の一人・一条シンによるショートメッセージ映像が冒頭に流れるスペシャル上映「愛をいっぱい届けてね! オーバー・ザ・バレンタイン上映会」を全国で実施した。同イベントの1日あたりの動員数は公開初日のおよそ170%を記録し、公開37日目にして(1日あたりの)最高動員数を記録したという。さらに、2月20日開催のオールナイト上映「今夜も寝かせない!グンナイ トキメキオールナイト上映~アンコール~」のチケット発売の際には、新宿バルト9最大のスクリーン2カ所がわずか数分で完売し、サーバーがダウンするほど予約が殺到するなど大きな盛り上がりを見せていた。札幌・名古屋・大阪・福岡にて行われる今回のイベント「今夜は寝かせちゃう! グンナイ 全国4都市トキメキ一挙上映ツアー」は、この大ヒットを受けて開催の運びとなった。○菱田正和監督&一条シン役・寺島惇太氏のコメント★菱田正和監督『プリティーリズム・レインボーライブ』の終盤で、プリズムのきらめき(世界を明るく輝かせる力)が消え、仲間と力を合わせてきらめきを取り戻すシーンがありました。『キンプリ』はそれと同じように、一時は劇場館数や上映回数が減り、どこかで諦めかけていました。でも、皆さんの応援のおかげで、消えかけたと思っていたプリズムのきらめきが輝き出し、こんなふうに全国各地で上映できることになりました。『キンプリ』のニコ生出演時に「奇跡は起こすものです!」と言ってみたものの、本当に起こるとは……。奇跡って起きるんだな……と学びました。ありがとうございます。そして『キンプリ』をこれからもよろしくお願いします!★寺島惇太氏皆さんの応援のおかげで『キンプリ』が盛り上がり、上映館数も増え、さらにたくさんの人に見ていただけるようになって本当にうれしいです!僕が演じている一条シン君も劇中で言っているのですが、「毎日がつまらないな」と思う方にはぜひ『キンプリ』を見ていただきたいですし、つまらなさそうに過ごしている友達がいたら、ぜひ『キンプリ』に連れて行ってあげてください!劇場を出たら、きっと世界が輝いて見えると思います。○「今夜は寝かせちゃう! グンナイ 全国4都市トキメキ一挙上映ツアー」(札幌、名古屋、大阪、福岡)★内容 ※すべて「プリズムスタァ応援上映会」◆『プリティーリズム・レインボーライブ』傑作選 7話(約23分×7)第6話「クールなハートがヒートでビート!」第8話「男の勝負はダンスバトル」第18話「俺はヒロ!絶対アイドル☆愛・N・G」第31話「目指すは勇者!フリーダム!!」第39話「湯けむり!虹色カッパ伝説」第45話「薔薇の革命」第51話「GIFT」※実写パートの上映はなし。※本編のみブルーレイ上映。◆『劇場版KING OF PRISM by PrettyRhythm』(約60分)※各劇場により途中休憩あり。★上映劇場●札幌日程:3月6日(日)上映時間調整中会場:ディノスシネマズ札幌劇場料金(税込):一律2,500円●名古屋日程:2月27日(土) 17:00~21:00予定会場:イオンシネマ名古屋茶屋料金(税込):一律2,500円●大阪日程:2月26日(金)19:00~23:00予定会場:梅田ブルク7料金(税込):一律2,500円●福岡日程:3月4日(金) 19:00~23:00予定会場:ティ・ジョイ博多料金(税込):一律2,500円(C) T-ARTS / syn Sophia / キングオブプリズム製作委員会
2016年02月17日作品数、会員数No.1の映像配信サービス「dTV」から、オリジナル作品として初の「R15」の大人向けドラマ『裏切りの街』が配信されました。内容は平凡な主婦と年下男性による禁断の不倫ドラマ。煮えきらない毎日を過ごす専業主婦の智子と、同棲中の恋人に依存しながら仕事もせずモラトリアムな日々を過ごす菅原。ふとした気の迷いからか、二人は出会い、「なんとなく」ひかれあい、体を重ねていきます。菅原を演じる池松壮亮くんと、智子を演じる寺島しのぶさんの大胆で濃厚な情事シーンはR15指定もうなずける迫力もの。やがて不倫という罪は、残酷すぎる罰として二人を襲うことになるのですが…。どんなに大恋愛からはじまった結婚生活でも、長く続けばときめきは減速し、パートナーに不満を抱くこともしかたありません。そんなとき、現実のわたしたちはどうすればいいのでしょうか。今回は、智子役を演じた女優の寺島しのぶさんにお話を伺いました。■居心地のよさに、年齢は関係ない――女優として、また国際結婚をした妻として、たくさんの価値観に触れてこられた寺島さんにとって、劇中の智子と菅原のような15才も年下の男性との恋愛や不倫をどう思われますか?菅原役を演じた池松くんは一緒にいて楽で、カメラが回っていてもいなくても、気をつかうこともなくリラックスして過ごせました。智子と菅原も、年齢差より「何にひかれたのか」ということが大切だったのではないでしょうか。初めて二人が出会ったとき、智子は自分の年齢に引け目を感じたのか、帰ろうとしましたが、その後、ちょっとした趣味の共通点を見つけたことで、菅原に居心地のよさを感じたのだと思います。そこに年齢は関係なかったのかもしれません。そもそも、どこからが「不倫」なのか、というのも大きな問題です。たとえば、体の関係はあっても、お互いの生活については干渉しないと約束して、割りきった関係は、不倫といえるのか疑問です。やっかいなのは、やはり「心の関係」。心は意識してひかれていくものではないと思うので、いいとか悪いとかではなく、本当に難しいですね。■少し先のことを想像すれば、決断できる――たしかに「心」がひかれあったからこそ、智子と菅原はずるずると関係を続けていってしまったように思います。そんなふうに流されてしまう智子とは真逆で、寺島さんはご自身で道を切りひらかれてきた印象ですが、智子のように「なんとなく」流されてしまう人は、どうやって決断していけばいいのでしょうか。「自分にとっていい」ことをよく考えることだと思います。「自分にとって」というのは、先のことや、周りのこと、居心地の良さなどです。たとえば、智子なら専業主婦なので自由になるお金も限られている。夫から逃げようと思っても先立つものがない。でも、少し先のことを想像できれば、パートに行ったり手に職をつけたりと行動せざるを得ないと思うんですよね。それが、未来の選択肢を広げ、決断していくことにつながるのだと思います。また、守るものがあればがんばれるのかもしれません。――もし智子のように過ちを犯した友人がいたら、なんと伝えますか。「好きなようにすればいい」それしかないんですよね、結局。モラルは別にして、人との出会いは大切な体験だとは思います。でも、その先に続くのは「どうしようもない現実」ですから、「ほどほど」「寸止め」が一番いいと思いますよ。いききってしまったら、終わるしかないですから。でもね、突きつめてしまいたくなる気持ちもわかります。止められないですよね。そうなってしまったら、賢く生きることです。決断して開きなおる強さを持って生きるしかないのかな。■いまある場所で咲くことを考える――最後に女優・母・妻として輝きつづける寺島さんのように、仕事もプライベートも両立させたいアラサー読者にアドバイスをお願いします。とにかく、私の場合は目の前にある敵から倒していけ、です!(笑)仕事もプライベートもがんばりたいなんてね、欲ばりなんだからきっとやらなくちゃいけないことに追われることが多いと思います。よくわかります。でも、1日は短いんです。迷っているうちにあっという間に過ぎてしまう。効率よく「うまくやる」方法もあるのかもしれませんが、結局、目の前のいま、まず「やるべきこと」をバッサバッサと切りたおしていくのが一番早いように思います。いまある場所で咲くことしか、考えられません。――はい! ありがとうございました!実際にお会いした寺島さんは、テレビで拝見していたとおりのさっぱりとしたお人柄で、人生の先輩としてとても励みになりました。禁断の恋愛もあこがれますが、できればドラマを視聴することですませたいものです。ドラマ『裏切りの街』はdTVで独占配信中。ほかにもdTVでは『人のセックスを笑うな』『セカンドバージン』など禁断の恋愛を描いた映画やドラマ12万作品が見放題で配信中(月額500円)。初回31日間は無料お試し中です。・ dTVオリジナルドラマ「裏切りの街」 ※寺島しのぶさんインタビュー衣装協力トップス&パンツ:レ・コパン/サン・フレール(TEL 03−3265−0251)シューズ:レヴィ ケー ショップ/レヴィ ケー ショップ 南青山(TEL 03-3407-0131)ピアス&リング:イー・エム/e.m.表参道店(TEL 03-5785−0760)スタイリスト:中井綾子ヘアメイク:EFFECTOR 片桐直樹
2016年02月05日池松壮亮と寺島しのぶが繰り広げる禁断の恋を描く「dTV」オリジナルドラマ「裏切りの街」。この度、本作の主題歌に「銀杏BOYZ」の「ピンクローター」が起用されることが決定。さらに、官能シーン満載の予告編と劇中の場面写真が解禁された。平凡な日常を送る専業主婦の橋本智子(寺島しのぶ)は15歳も離れた年下男性の菅原(池松壮亮)と出会う。彼には同棲している恋人が、自身には夫がいることを互いに知りながら、はっきりとした目的もないままに中央線沿いの狭い街の中で二人は逢瀬を重ね、遂にはカラダを重ねていく。終わりのない空虚な現実から逃げるようにして身を寄せあう二人の逃避行。しかし、ある出来事をきっかけに二人を待ち受けていたのは、あまりにも非情な現実だった…。本作は、「dTV」が手掛けたオリジナル作品では初となるR15作品。岸田國士戯曲賞を受賞した劇作家で映画監督としても活躍する三浦大輔が演出を手掛け、2010年に上演された同名タイトルの舞台を自らの手で映像化した意欲作。平凡な専業主婦と年下男性による禁断の恋を描いたリアル不倫ドラマだ。フリーター・菅原には、『ぼくたちの家族』『紙の月』などの演技が評価され4つの助演男優賞を受賞するなど、若手きっての演技派俳優・池松さんが、また菅原と禁断の関係に堕ちていく専業主婦・橋本には、『キャタピラー』でベルリン国際映画祭「銀熊賞(女優賞)」を受賞し、リリー・フランキー主演の『シェル・コレクター』も控える演技派女優の寺島さんが扮する。そのほか、中村映里子、落合モトキ、駒木根隆介、平田満、佐藤仁美らがキャストとして名を連ねている。そして今回本作の主題歌が、ストレートな歌詞と情感溢れるメロディで多くの若者の支持を集め、今なお熱狂的なファンの多い「銀杏BOYZ」の楽曲「ピンクローター」に決定。原作である舞台版の主題歌としても起用されており、原作の世界観を見事に表現したロックバラードだ。また今回の起用に関して三浦監督は「原作では『ピンクローター』ありきで物語を拡げていったので、他の曲は映像化に於いても考えられなかったです。『ピンクローター』を書いてくれたから、この物語があると思っています」と楽曲への思い入れを明かした。今回解禁された予告編は、智子と菅原の出会いから、ラストに訪れる非情な現実によって窮地に立たされていく二人の姿まで、本作のスリリングな魅力が垣間見える内容となっている。中でも、一糸まとわぬ姿でお互いを激しく求め合う二人の官能シーンは必見だ。さらに、初公開となった場面写真は、艶やかな“赤”を背景として、初めて体を重ねた二人を切り取った象徴的なワンシーンとなっており、予告編と共に強いインパクトを残す。三浦監督が“いま最も信頼の置ける役者”だと語る池松さんと再びタッグを組んだ本作。まずはこちらの映像から、切なさと虚しさが交錯する登場人物たちの姿を覗いてみて。「裏切りの街」は2月1日(月)よりdTVにて全6話一挙配信(R15指定)。(cinemacafe.net)
2016年01月25日若手きっての演技派・池松壮亮とNHK連続テレビ小説「あさが来た」への出演も記憶に新しい寺島しのぶが、『愛の渦』の監督・三浦大輔のもと、dTV初の“R15指定”となるオリジナルドラマ「裏切りの街」に出演。2月1日(月)より、4K画質にも対応して配信されることになった。平凡な日常を送る専業主婦の橋本智子(寺島しのぶ)は、ある日、15歳も年下の菅原(池松壮亮)と出会う。彼には同棲している恋人が、自身には夫がいることを互いに知りながら、はっきりとした目的もないままに中央線沿いの狭い街の中で、2人は逢瀬を重ねていく。終わりのない空虚な現実から逃げるように身を寄せあう、つかの間の2人の逃避行。しかし、ある出来事をきっかけに2人を待ち受けていたのは、あまりにも非情な現実だった…。本作は、岸田國士戯曲賞を受賞した劇作家・三浦大輔が、2010年に自身のオリジナル脚本、演出で上演した同名タイトルの舞台を自ら映像化。寺島さん演じる平凡な専業主婦と、池松さん演じる15歳年下のフリーターによる禁断の恋愛とその果てを描き、男女の過激な官能シーンをはじめとする原作の持つ刺激的なエッセンスを忠実に再現。さらに、原作では描かれなかった衝撃の結末を新たに加え、dTVオリジナル作品としては“初”のR15指定作品となっている。フリーターの菅原を演じるのは、『紙の月』『海を感じる時』などで日本アカデミー賞「新人俳優賞」など数々の映画賞を受賞した若手実力派の池松さん。また、菅原と禁断の関係に堕ちていく専業主婦の智子を演じるのは、『キャタピラー』でベルリン国際映画祭「銀熊賞(女優賞)」を受賞し、リリー・フランキー主演の『シェル・コレクター』も控える演技派女優の寺島さん。人気、実力申し分なしの2人が体当たりで挑んだ官能シーンのみならず、不倫関係であることを知りながらも罪を重ねていく空虚なキャラクターをそれぞれが見事に演じ切っている。三浦監督といえば、劇作家、演出家としてだけではなく映画監督としても、池松さん主演の衝撃作『愛の渦』などで高い評価を受け、2016年秋には『何者』(原作:朝井リョウ/東宝)の脚本・監督を務めることも決定している。自身でも「僕の舞台作品の中でも最も映像化したかった作品」と語る通り、三浦作品の魅力であるリアリティーを追求した演出と人間の本質をえぐるテーマ性が共存する。池松さんは、「愛の渦に続き、三浦さん渾身の戯曲を映像化出来ることがとても嬉しかったですし、何よりまた三浦組に参加できることがとても光栄でした」とコメント。「人は何度も過ちを繰り返し、取り返しのつかない日々をそれでも生きてゆく。これは、裏切りの街に暮らす、私たち自身の物語です」とメッセージを寄せる。相手役を務めた寺島さんに対して、「凄い方だということは僕が言うまでもなく、沢山の事に身を捧げてきたその人柄の深さを垣間見せてもらうことが出来て、とても刺激的な日々でした」と賛辞を贈ると、寺島さんも「職人のような人でした。2人で目を合わせながら空気を感じながらその場で感じるお芝居をするのは快感でした」と絶賛し、池松さんとの共演をふり返っている。三浦監督はそんな主演2人に対し、「池松くんとはいろんな作品で一緒にやってきて、いま僕が最も信頼を置ける役者さんだと思っているので主役は彼に託しました。寺島さんも同じく、そうです。自分の中で大事な作品ということもあって、2人以外の役者さんのほとんどは、過去に一緒にやったことのある信頼の置ける方々を選びました」と明かす。さらに、「不倫ドラマではありますが、ありきたりなメロドラマではなく、人間の細かい感情の起伏や視点にこだわっているのが従来のそれとは全く違い、見たことのない感触の作品になっていると思います」と語り、人間同士だからこその生々しさを映し出すことに自信を覗かせている。「裏切りの街」は2月1日(月)よりdTVにて全6話配信(※R15指定)。池松壮亮出演『紙の月』「MOZU」シリーズ。三浦監督作品『ボーイズ・オン・ザ・ラン』なども2月配信開始予定。(text:cinemacafe.net)
2016年01月20日2016年1月9日(土)より全国ロードショーとなる劇場版『KING OF PRISM by PrettyRhythm』の入場者プレゼントとして、「プリズムチェンジ☆クリアファイル」「描き下ろしOver The Rainbow色紙風ミニカード」「名シーン フィルム風しおり」3種類の来場者特典の配布が決定。また、12月22日(火)には、ニコニコ生放送にてキャスト出演の特別番組が初めて放送されることもあわせて発表された。劇場版『KING OF PRISM by PrettyRhythm』は、2013年4月~2014年3月に放送されたTVアニメ『プリティーリズム・レインボーライブ』より誕生したボーイズユニット「Over The Rainbow」をフィーチャーした新作アニメ。「Over The Rainbow」は作中に登場するコウジ(cv. 柿原徹也)、ヒロ(cv. 前野智昭)、カヅキ(cv. 増田俊樹)の3人の男の子で結成された唯一のボーイズユニットで、本作では、寺島惇太や蒼井翔太らが演じる新キャラクターを加え、4年に一度開催されるプリズムショーの祭典「PRISM KING CUP」を舞台に、次世代のプリズムスタァを目指す個性豊かな男の子たちが、女の子をもっともトキめかせる"プリズムキング"を目指して様々な試練や困難に立ち向かっていくストーリーが展開される。第1週目(1月9日~)に配布される「プリズムチェンジ☆クリアファイル」は、表面が本邦初公開となる本編先行場面写真、そして裏面は、5枚綴りグループ前売鑑賞券「正装ver.」を入れると、キャラクターたちが白タキシード姿となる"着せ替えイラスト"が描かれており、一糸纏わぬ姿の「Over The Rainbow」とシン、ルヰの姿が衝撃的な前売券を、まさに「正装」である白タキシードを着こなす5人に着せ替えて楽しむことができる。2週目(1月16日~)に配布されるのはキャラクターデザイン・松浦麻衣氏による描き下ろしの美麗イラストを使用した、「描き下ろしOver The Rainbow色紙風ミニカード」。コウジ、ヒロ、カヅキが拳を突き上げているイラストが、3人の仲の良さをあらためて感じさせる。3週目(1月29日~)には、「名シーン フィルム風しおり」を配布。『KING OF PRISM』本編の名シーンをフィルムのように1コマずつ楽しめる、劇場版ならではの特典となっている。ランダムで全48種類用意される予定。また、12月22日(火)に、ニコニコ生放送にて『KING OF PRISM』の公開を記念した初の特別番組「劇場版『KING OF PRISM』公開直前! エーデルローズ第2次入学説明会」の放送も決定。新キャラである一条シン役の寺島惇太、『プリティーリズム・レインボーライブ』と『KING OF PRISM』の両方に登場し、物語の架け橋となるキャラクターである涼野ユウ役の内田雄馬、そして菱田正和監督が出演し、劇場版公開前に一足早く、『KING OF PRISM』の世界が紹介される。(C)T-ARTS / syn Sophia / キングオブプリズム製作委員会
2015年12月17日2016年1月9日(土)より全国ロードショーとなる劇場版『KING OF PRISM by PrettyRhythm』。その公開に合わせて、投票企画【PRISM KING CUP 次世代プリズムスタァ選抜総選挙】の開催が決定した。また、寺島惇太・斉藤壮馬・蒼井翔太・武内駿輔をはじめとした新キャラクターのボイスが初公開されたほか、さらに新キャラクター情報として浪川大輔が演じる"管理人"の情報も発表された。劇場版『KING OF PRISM by PrettyRhythm』は、2013年4月~2014年3月に放送されたTVアニメ『プリティーリズム・レインボーライブ』より誕生したボーイズユニット「Over The Rainbow」をフィーチャーした新作アニメ。『プリティーリズム・レインボーライブ』は、"プリズムショー"と呼ばれるアイススケートをモチーフとしたパフォーマンスショーを中心に、少女たちの友情や成長を描いた女児向け作品で、「Over The Rainbow」は作中に登場するコウジ(cv. 柿原徹也)、ヒロ(cv. 前野智昭)、カヅキ(cv. 増田俊樹)の3人の男の子で結成された唯一のボーイズユニットとなっている。女児向け作品にもかかわらず、彼らを取り巻くドラマティックなストーリーは老若男女、多くの人に支持され、放送終了から2年を経た今も変わらぬ声援に応え、劇場版の制作が決定した。4年に一度開催されるプリズムショーの祭典「PRISM KING CUP」を舞台に、次世代のプリズムスタァを目指す個性豊かな男の子たちが、女の子をもっともトキめかせる"プリズムキング"を目指してさまざまな試練や困難に立ち向かっていくストーリーとなる。公開初日の1月9日より開催される投票企画【PRISM KING CUP 次世代プリズムスタァ選抜総選挙】は、劇中でも実際に行われる、本編と連動した来場者参加型の投票企画。劇場来場者特典となる投票券は、選ばれたプリズムスタァが出演しプリズムショーで競い合う、"プリズムショー界のオリンピック"ともいえるスペシャルな祭典「PRISM KING CUP」へ、ファン投票で総選挙を勝ち抜いた新進気鋭のプリズムスタァ候補生を特別に出演させることができる、貴重な1票を投じられる投票券となる。また、劇場では候補者のキャラクターが投票を呼びかける「プリズム投票ボイス」も週替りで聴くことが可能。心に感動を与えるのは誰か? そして見事グランプリに輝き夢の舞台に立てるのは誰か? 男の子たちの熱き戦いがスタートする。なお、対象キャラクターは以下の9名となる。一条シン(cv. 寺島惇太)太刀花ユキノジョウ(cv. 斉藤壮馬)香賀美タイガ(cv. 畠中 祐)十王院カケル(cv. 八代 拓)鷹梁ミナト(cv. 五十嵐雅)西園寺レオ(cv. 永塚拓馬)涼野ユウ(cv. 内田雄馬)如月ルヰ(cv. 蒼井翔太)大和アレクサンダー(cv. 武内駿輔)公式サイトでは、投票企画にエントリーしている9名のプリズムスタァ候補生たちのキャラクターボイスを公開中。キャラクターそれぞれの個性を感じられる自己紹介ボイスとなっている。さらに、浪川大輔が演じる新キャラクター、プリズムスタァ養成所・エーデルローズの「管理人」も公開。いつも風呂掃除をしていて、たまに夜食を作ってくれるプリズムスタァ候補生たちのお兄さん的キャラクターとなる。いよいよ公開まであと1カ月に迫った『KING OF PRISM』だが、2015年12月22日(火)には特別無料試写会の開催も決定。参加方法など詳細は公式サイトをチェックしてほしい。(C) T-ARTS / syn Sophia / キングオブプリズム製作委員会
2015年12月11日2016年1月9日より全国公開される、劇場版『KING OF PRISM by PrettyRhythm』にて、本作からの新キャラクターとなる7人のキャストが、寺島惇太、斉藤壮馬、畠中 祐、八代 拓、五十嵐雅、永塚拓馬、内田雄馬に決定した。劇場版『KING OF PRISM by PrettyRhythm』は、2013年4月~2014年3月に放送されたTVアニメ『プリティーリズム・レインボーライブ』より誕生したボーイズユニット「Over The Rainbow」をフィーチャーした新作アニメ。『プリティーリズム・レインボーライブ』は、"プリズムショー"と呼ばれるアイススケートをモチーフとしたパフォーマンスショーを中心に、少女たちの友情や成長を描いた女児向け作品で、「Over The Rainbow」は作中に登場するコウジ(cv. 柿原徹也)、ヒロ(cv. 前野智昭)、カヅキ(cv. 増田俊樹)といった3人の男の子で結成された唯一のボーイズユニットとなっている。女児向け作品にもかかわらず、彼らを取り巻くドラマティックなストーリーは老若男女多くの人に支持され、放送終了から2年を経た今も変わらぬ声援に応え、劇場版の制作が決定。4年に一度の「プリズムキングカップ」を舞台に、個性豊かな男の子たちが、女の子をもっともトキめかせる"プリズムキング"を目指して様々な試練や困難に立ち向かっていくストーリーとなる。今回発表されたのは、「Over The Rainbow」の後輩として新たにエーデルローズの新入生として入学するキャラクターを演じるキャスト陣。速水ヒロのようなプリズムスタァになりたい「一条シン」に寺島惇太、歌舞伎界のプリンセス「太刀花ユキノジョウ」に斉藤壮馬、カヅキに憧れて入学したストリート系ブレイクダンサー「香賀美(こうがみ)タイガ」に畠中祐、十王院財閥の跡取りで超リッチな「十王院カケル」に八代拓、兄貴肌でみんなの悩みを聞いてくれる唯一の存在「鷹梁ミナト」に五十嵐雅、女の子みたいな妹系男の子「西園寺レオ」に永塚拓馬、「ハッピーレイン♪(プリティーリズム・レインボーライブ内ユニット)」のメンバー・涼野いとの弟「涼野ユウ」に内田雄馬と、人気の若手男性声優が顔を揃えている。○劇場版『KING OF PRISM by PrettyRhythm』登場キャラクター■神浜コウジ (みはま こうじ)cv. 柿原徹也天才作詞作曲家。作った歌には悪魔的とも言われるほどの魅力があり、海外からもオファーが殺到し多忙な日々を暮らしている。■速水ヒロ (はやみ ひろ)cv. 前野智昭女性から圧倒的な人気を誇る、絶対アイドル。ヒロのファンは黄色いバラを贈ることが通例になっており、ライブの度に会場には黄色いバラがあふれる。■仁科カヅキ (にしな かづき)cv. 増田俊樹ストリートのカリスマ。黒川冷に憧れてプリズムスタァになった。後輩の面倒見がよく、いつでも真っ直ぐで熱い心の持ち主。男子からも絶大な人気を誇る。■一条シン (いちじょう しん)cv. 寺島惇太速水ヒロのようなプリズムスタァになりたいと、エーデルローズに入学。いつも明るく楽観的。天性の輝きを備えている。純粋。■太刀花ユキノジョウ (たちばな ゆきのじょう)cv. 斉藤壮馬歌舞伎界のプリンセス。女性を演じるプロフェッショナルで男女の違いについて熟知している。自分の殻を破るためプリズムショーの世界に入る。■香賀美タイガ (こうがみ たいが)cv. 畠中 祐カヅキに憧れて入学したストリート系ブレイクダンサー。硬派で素行不良。女性に触られると拒否反応が出て制御不能になる。祭りが大好き。■十王院カケル (じゅうおういん かける)cv. 八代 拓本名は一男(かずお)。十王院財閥の跡取りで超リッチ。女の子の気を引くことにしか興味がなく、モテたいがためだけにエーデルローズに入学。根はオタク。■鷹梁ミナト (たかはし みなと)cv. 五十嵐雅心も体もでっかい太平洋で平和を好む。兄貴肌でみんなの悩みを聞いてくれる唯一の存在。コウジ直伝のレシピを譲り受けており、寮の料理担当でもある。■西園寺レオ (さいおんじ れお)cv. 永塚拓馬女の子みたいな妹系男の子。いつもナヨナヨしていてユキノジョウを兄であり師匠と慕う。いつか男らしくなりたいといつもユキノジョウにくっついて修行中。■涼野ユウ (すずの ゆう)cv. 内田雄馬「ハッピーレイン♪」のメンバー、涼野いとの弟。頭脳明晰で、エーデルローズを心配し入学を決意する。クールを装うが、姉譲りのツンデレ。メインキャストとなる「Over The Rainbow」を演じる3名のキャストからは「初めてキービジュアルを観た時いよいよ本当にコウジ、ヒロ、カヅキの物語が動き出すのかと心が躍りました」(柿原徹也)、「どういうストーリーが待っているのか、わくわくしながら収録を楽しみにしていました」(前野智昭)、「公開に向けたくさんの人に知ってもらいまたプリリズの世界を大きくしていきましょう!」(増田俊樹)といった、「Over The Rainbow」の復活を心待ちにしているコメントが届くなど、いよいよあと2カ月に迫った公開がファンならずとも待ちきれない期待の作品となっている。○「Over The Rainbow」メインキャスト陣からメッセージ■柿原徹也 (神浜コウジ役)久しぶりにプリティーリズムでコウジを演じられると聞いて驚きと共に喜びが湧いてきました。早くアフレコに入りたいですね。初めてキービジュアルを観た時いよいよ本当にコウジ、ヒロ、カヅキの物語が動き出すのかと心が躍りました。また新登場になるであろう男の子2人の存在も気になりますね。お楽しみに!■前野智昭 (速水ヒロ役)またヒロを演じられることが本当に嬉しいです。オーバー ザ レインボーとしてまた3人で歌えることも楽しみですし、このグループの活動は今後もずっと続けていきたいです。どういうストーリーが待っているのか、わくわくしながら収録を楽しみにしていました。きっと皆様に満足して頂ける作品になると思いますので今後とも応援して頂けたら嬉しいです。■増田俊樹 (仁科カヅキ役)本編が終わってから大分経っての続編と、メインキャラが男に変わったことにびっくりしました。アニメ放送の時から男子側も描かれていたのでその頑張りが繋がったのだと嬉しく思いました。僕が演じている「カヅキ」は、熱すぎて真面目すぎていい奴すぎる生き様フリーダム! 心にバーニング! そんなキャラでしたね。劇場版でも、変わらない信念をカヅキには持っていて欲しいです。どんな困難が来てもフリーダムを忘れずに。コウジ、ヒロとまた三人で出演できるのがとても楽しみです。公開に向けたくさんの人に知ってもらいまたプリリズの世界を大きくしていきましょう!前野智昭が演じる"ヒロ様"のナレーションが入った本予告も解禁となり、徐々に明らかになっていく彼らの新たな伝説『KING OF PRISM by PrettyRhythm』は、2016年1月9日(土)より新宿バルト9ほかにて全国ロードショー。○劇場版『KING OF PRISM by PrettyRhythm』本予告(C) T-ARTS / syn Sophia / キングオブプリズム製作委員会
2015年11月07日歌舞伎役者の父、女優の母の間に生まれた、まさに女優になるべくして生まれたともいえる存在、寺島しのぶさん。5月には歌舞伎座千秋楽に息子の眞秀(まほろ)君が初登場するなど、華やかなニュースが報じられる一方で、子育てする母として普通の感覚も持ち合わせています。そんな寺島さんに、家とのこと、結婚のこと、育児のことを、語ってもらいました。***――梨園の家の生まれというと、何不自由なく育ったお嬢様のイメージがありますが、ものすごく普通の感覚を持たれているんですね。寺島:その点はすごく母に感謝しています。母はとても苦労した生い立ちの人ですし、役者の家に生まれたからといって特別じゃないんだって育てられてきたんです。もちろん、いい学校に行かせてもらったし、何不自由ない生活をさせてはもらいましたけれどね。ただ、それも家によって違って、なかにはラップひとつめくれないっていうお嬢様もいらっしゃいます。――歌舞伎に対して、ご自身を部外者だとおっしゃるのも意外です。寺島:あくまでもうちの場合は、ですけれど、歌舞伎役者になるために育てられた弟と、娘の私とでは父の扱いが違いましたからね。私はひとり暮らしも夜遊びも怒られなかったけれど、弟は許されなかったんです。だからといって、父は娘をかわいそうだと思っているそぶりも見せなくて。でも、だからいまの自分があるわけで、ある意味自由に自分の道を切り開いていけたとも思うんです。それがなかったら、こういう女優にはなっていなかったと思います。――下積みを経験し、苦労してご自身で掴み取ったいまのキャリアです。当然、子育てなどのためにそれを手放すとなれば苦渋の決断ですよね。寺島:そうなんです。私にはこのキャリアがすべて。どんなに悩むことがあっても、仕事がそのモヤモヤを忘れさせてくれる。楽しいし、自分だけの時間だし、絶対にあってほしいもの。辞めたら私じゃなくなっちゃうんじゃないかと思うくらい。だって、芝居のほうが生活よりも楽しいんですよ。――それ、言って大丈夫ですか?寺島:ふふふ(笑)。仕事は、変身してその役になりきって、何でもやっていいわけですから、楽しいし簡単ですよ。そりゃあもがくこともあるし、何かを生み出す厳しさはあるけれど、しょせん自分が好きでやってることですからね。でも、日常生活は現実。幸せもあるけれど、喧嘩すれば辛いし、子供のことでも悩むし、自分以外のことがたくさん降りかかってきます。今回のことだって、ずっと寺島家から逃れたいと思ってきた私が、ようやく離れられたと思ったところで、今度は子供のことで寺島家に戻ってきているわけで…。――外国の方と結婚されたのは、どこかに寺島家から逃れたい気持ちがあったからですか?寺島:あったと思いますよ。これが日本人の旦那だったら、結局は逃れられずにいたと思いますし。――いまのご主人に会うまでは、外国の方が苦手だったとか。寺島:そうなんです。ただ、最初にローランに会った時、お父ちゃんに似てると思ったんですよ。どんなことがあっても、この人といると生き残れる、というような。――ということは、理想の男性は菊五郎さんだった、と?寺島:そうなのかなぁ。私が小さい頃から、家にいても父は役者で、いわゆる世間のお父さんとは違っていたと思います。一方のローランは、私がパニックになれば、物事を順序立てて話してくれて、落ち着かせてくれるような人で、彼といると父親ってこういう存在なのかなって思わされます。子供の頃から誰にも言えなかったいろんな感情を、彼にはぶつけられるし、「苦しみを味わった人が女優になる資格があるんだ」とかありがたい言葉まで言ってくれる。言われた私は滝のような涙ですよ。もうこれは、父性というよりも母性に近いのかもしれませんが。◇てらじま・しのぶ1972年12月28日生まれ、京都市出身。歌舞伎俳優の尾上菊五郎を父に、女優の富司純子を母に持つ。試験を受けて入団した文学座で活動の後、蜷川幸雄や久世光彦などの舞台で注目を集める。’10年に『キャタピラー』でベルリン国際映画祭銀熊賞(最優秀女優賞)を受賞。※『anan』2015年7月8日号より。写真・津留崎徹花スタイリスト・中井綾子(コンテンポラリー・コーポレーション)ヘア&メイク・鈴木節子(SHISEIDO)インタビュー、文・望月リサ
2015年07月02日独特の存在感を放つ女優・寺島しのぶさん。一児の母でもある寺島さんに、子育て、そして女優業について聞きました。***――フランス人のご主人、ローラン・グナシアさんとの間に生まれた眞秀(まほろ)君が、5月の歌舞伎座千秋楽に初登場し、ニュースになりました。やはり舞台に立たせたいというお気持ちがあったんですか。寺島:私より本人がね…歌舞伎が大好きなんですよ。で、好きになっちゃった以上、機会があればと思っていたら、たまたま今回こうなって。ただ、いざ出るとなったら本っ当に大変でした。歌舞伎の世界は、私がやっている舞台のカーテンコールに出るのとはわけが違いますから、あの数秒のために父の共演の俳優さん、お弟子さん、舞台の裏方さんといった関係各所へのご挨拶やらお礼やらが…。私は朝ドラ(次クールの『あさが来た』)の撮影が入っていたので、代わりに母がやってくれていたんですが、もう…話を聞いているだけで倒れそう。これがもし初舞台なんてことになったら、もっとエラいことになるはず。そしたら私、仕事なんかしてられないですよ。実際、母は弟(尾上菊之助さん)のために数年間は女優の仕事を休みましたしね。それに、まだ2歳の、自我が目覚めていない時に親がレールを敷いちゃうっていうのもどうなんだろう、とも思うんです。歌舞伎の家に生まれれば、そうも言ってられないけれど、彼は違うわけだから、自分の意思で自由に将来を選ばせてあげたいし。――もし眞秀君に「歌舞伎役者になりたい」と言われたら?寺島:できることは、どんなに頑張ってでもやるつもりではいます。でもじゃあ、現実にできるのかってことですよ、私が。この女優のキャリアを捨てられるのかっていう選択を迫られることにもなりますからね。そこの答えが全然出ないんです。自分がどんなにコンプレックスを感じたり悲しい思いをしても、自分が立ち直ればいいだけのことだけど、それが息子のこととなるとね。歌舞伎が好きは好きだけど、そこをどう見極めて親がサポートしてあげるのがいいのか…。正直、今回のことで心が折れましたからね~。まあそれはそれで、自分としては面白がっていたりもするんですけれど。――育児のために仕事を休まれる女優さんもいらっしゃいます。そういう選択肢を考えたことは?寺島:うーん…現実的な話、子供を育てていくためにはお金が必要ですよね。主人が莫大なお金を稼いでくるわけじゃないので、ふたりで働かなきゃこの子は育てられないわけです。それって、ごく普通のことですよね。私が仕事を辞めたら、たぶん子供に自由な将来を選ばせてあげられないと思いますし。◇てらじま・しのぶ1972年12月28日生まれ、京都市出身。歌舞伎俳優の尾上菊五郎を父に、女優の富司純子を母に持つ。試験を受けて入団した文学座で活動の後、蜷川幸雄や久世光彦などの舞台で注目を集める。’10年に『キャタピラー』でベルリン国際映画祭銀熊賞(最優秀女優賞)を受賞。※『anan』2015年7月8日号より。写真・津留崎徹花スタイリスト・中井綾子(コンテンポラリー・コーポレーション)ヘア&メイク・鈴木節子(SHISEIDO)インタビュー、文・望月リサ
2015年07月02日俳優の寺島進が3日、東京・後楽のTOKYO DOME CITY HALLで行われた映画『エイプリルフールズ』(4月1日公開)の完成披露試写会に出席し、上映前に舞台あいさつを行った。本作は、脚本家・古沢良太と石川淳一監督のドラマ『リーガルハイ』コンビが再びタッグを組んだ作品。1年に1度だけ嘘をついてもいい日"エイプリルフール"に、小さな嘘をきっかけに街中で起こる大騒動が描かれる。総勢27人の豪華キャストが出演することも話題になっており、この日は石川監督をはじめ14人(戸田恵梨香、松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、大和田伸也、窪田正孝、寺島進、浜辺美波、山口紗弥加、高嶋政伸、矢野聖人、木南晴夏、富司純子)の主要キャストが集結した。この日、隣の東京ドームではアメリカのロックバンド・KISSがライブを行っていたことから、寺島は「ようこそ! 今日は永遠の不滅のロックバンド・KISSのコンサートに来てくれてどうもありがとうございます」となりきってあいさつすると、会場からは笑いと共に拍手が起こり、「これから盛り上がります。2時間、ヨロシク!」と結んで会場を盛り上げた。寺島が普段のイメージとは違うことから、ユースケ・サンタマリアは「すみません。寺島さん一杯引っ掛けているみたいなんで。申し訳ございません」とイジり、タジタジの寺島。誘拐犯・宇田川勇司(寺島)に娘を誘拐される母・江藤絵里子を演じた山口紗弥加が、「撮影期間は1日だけだったのに、本当に寺(島)さんと夫婦だったんじゃないかって思うくらい」「すごく幸せな現場でした」と撮影を振り返ると、寺島は照れながら額の汗をハンカチで拭った。一方、その娘役を演じた浜辺美波は、寺島との共演について「すごく緊張したんですけど、すごくしゃべりかけてくださって」とエピソードを明かし、「寺島さんが大好きになりました」と告白。客席から「ヒュー!」と祝福の声が上がると、寺島は大量の汗を必死に拭き、ユースケは「寺島さんの汗が止まらないんですよ」「ピカピカになっちゃって」と再びイジって会場の笑いを誘った。
2015年03月04日映画『25 NIJYUーGO』の先行上映舞台あいさつが先月31日、都内で行われ、キャストの哀川翔、寺島進、高岡早紀、小沢仁志、小沢和義、井上正大と鹿島勤監督が出席した。東映Vシネマ25周年記念作品の本作は、"Vシネの帝王"こと哀川翔主演のVシネマ。不良刑事コンビ、横領事件の容疑者、広域暴力団、ホステス、チャイナマフィア、殺し屋ら25人の悪党たちが、訳ありの現金25億円を巡るバトルを繰り広げる――というストーリーで、映画は全国公開中。主演の哀川は、Vシネマ25周年記念作品に、「25年経ったけどあっという間。Vシネマは、昔やっていたテーマが今でもできるから続いてるんだと思う」としみじみ語り、「自分たちがやってきた道筋を感じていただければ。メッセージが詰まってるから油断して泣かないように」と熱い想いをアピール。一方、劇中で哀川とコンビを組む寺島は、「来年3月に第2子の男の子が誕生します。25年経ってから、うちの息子が見て『お父さん、格好良い!』と思ってくれれば」とサプライズ発表するも、哀川に「もう死んでんじゃねーの?」と突っ込まれ、「死なないよ! まだまだやるよ!」と苦笑いしていた。また、舞台あいさつで寺島は、「最後のドンパチやっているところに、ゴジラがやってきてスタローンも出てくる」とアピールする小沢に、「そんな予算ねーよ!」と突っ込み、25歳だという井上にも、「Vシネマに俺がデビューした時にオギャーって産まれたの?ふざけんなよな」とこぼすなど、丁々発止のやりとりに会場は大爆笑。その様子に、にこやかな笑みを浮かべていた高岡は、「みんな怖いんですよね~。良い意味で面白く楽しかった」と初めてのVシネマ撮影を振り返り、「みなさんユニークでひょうきん。小沢(仁志)さんとか、見た目は怖いけど、中身は優しいおじさん」と暴露。続けて、鹿島監督も「基本的に顔は怖いけど、言うことは聞いてくれる人たち」と称していた。
2014年11月01日TBS系連続ドラマ「女はそれを許さない」の制作発表会見が10月16日(木)に同局で行われ、主演の深田恭子、共演の寺島しのぶ、溝端淳平、吉沢悠、加藤雅也、竹中直人、松重豊、上川隆也が出席した。ドラマタイトルにちなんで「許せない」ことを聞かれた寺島さんは、一部週刊誌で報じられた深田さんとの“不仲説”を挙げ、「深田さんと私の仲が悪いと週刊誌に書かれたことは根も葉もない噂。本当に仲が悪くなったら言いますから。根も葉もないことは書かないで」とゴシップを一蹴。寺島から「(報じられたこと)知らないの?」と聞かれた深田さんは、「知らないです。え~」と寝耳に水といった様子で目を丸くしていた。同作は、法廷に立つ勇気のないペーパー弁護士・岩崎麗(深田さん)とグレーな手腕から活動資格を剥奪された元エリート弁護士・海老沢凛香(寺島さん)がコンビを組み、マタハラ(※マタニティーハラスメント)や結婚詐欺など悩める女性を救っていく痛快ドラマ。弁護士役は初挑戦の深田さんは「とてもやりがいのある役で、現代の社会性をテーマにしたお話。自分自身楽しみしております。胸のすくような爽快感あふれるドラマをお届けできれば」と劇中衣裳である弁護士ルックも様になっているよう。役柄上、法律用語など難解なセリフ回しもこなすことになるが「演じている麗という女性は、人の役に立ちたいという気持ちの強い女性。依頼人の気持ちを代弁するような形なので、そこまで大変なセリフは出てきてないけれど、これから先が怖い…」と今後の撮影に戦々恐々としていた。一方、6年ぶりの民放連続ドラマ出演となる寺島さんは「シャキシャキした役が苦手で、昨日も5回くらいNGを出してしまいました」とイメージとは裏腹な素顔を覗かせながら、「だから麗のようにポワァンと喋れたらいいのに…と恨めしく見ています」と深田さんの役どころが羨ましそうだった。ドラマ「女はそれを許さない」は10月21日(火)スタート/毎週火曜22時~TBS系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年10月16日映画『イン・ザ・ヒーロー』の完成披露試写会が8月11日(月)に開催!主演の唐沢寿明を始め、福士蒼汰、黒谷友香、寺島進、日向丈、加藤雅也、和久井映見、杉咲花、武正晴監督が上映前の舞台挨拶に登壇した。アクション映画や特撮ヒーロー作品において、日陰の存在ながら欠かすことのできないスーツアクターとして作品を支える者たちの奮闘、熱いドラマを描き出す。唐沢さん自身、若い頃に「仮面ライダー」などの特撮ヒーロー作品でスーツアクターを演じた経験があっただけに、スーツアクター25年の主人公を強い思い入れを持って演じたよう。劇中で見せる激しいアクションに関しても「昔、やってたことなので、それができるかどうかでしたが、稽古中はケガもしましたよ。一生懸命頑張っても初老なんでね」と苦笑交じりにふり返る。同じく、スーツアクター仲間の男を演じた寺島さんは、会場を見渡し、福士さんファンの若い女性客が多いのを目にして「お前ら『蒼汰、蒼汰』って」と怒号まじりに毒づき、これに唐沢さんが「警察を呼んで(苦笑)!」と対応して会場は笑いに包まれる。ちなみに、唐沢さんと寺島さん、そして加藤さんは全員、1963年生まれの同い年!寺島さんがその事実を明かすと、客席は「えーっ!!」と驚きに包まれた。そんな“同級生”唐沢さんについて、寺島さんは「50代のヒーローが生まれた。素晴らしかったです」と大絶賛。もう一人の“同級生”加藤さんは劇中は唐沢さんを駆りたてるハリウッド映画プロデューサーを演じたが、唐沢さんの体を張ったアクションを目の当たりにし「向こう(=スーツアクター役)の役に選ばれなかったことに、最初は『オレももうダメになったのかな?』という思いもありましたが、『いや、あれは実際にやったら大変だぞ…』という思いで見ていました。最後のシーンは本当にすごいシーンになってます」と惜しみない称賛を送った。唐沢さんは「いまどきCGとかですごい映像があるのに、アナログで一生懸命、立ち回りをやってる。ワイヤーだってあるのに、使わずに昔のように本当に飛び降りてる。懐かしくもありつつ『またやるのか!』という思いもありました。でも(スーツアクターなので)顔が映ってないのよ(苦笑)。でもそれがこの映画のテーマ。やり続けること、一生懸命やることって実は感動的だと教えてくれる。いい年して、25年やり続けているところが心を打つと思う」と熱く語る。福士さんは、劇中のようにもしもハリウッドからアクション映画のオファーが来たら?という問いに「ぜひやりたい。アクションも好きなので」と意欲を口にするが、事務所の先輩でもある唐沢さんは「だったら、吹き替えはオレがやりますよ!」とかわいい後輩のために、顔の見えないところで一肌脱ぐことを約束し、会場を沸かせた。『イン・ザ・ヒーロー』は9月6日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年08月12日寺島しのぶを主演に迎え、映画監督の廣木隆一が手がけるWOWOWの新作ドラマW「ソドムの林檎~ロトを殺した娘たち」の制作発表記者会見が、3月19日(火)東京・帝国ホテルで行われ、寺島さんに廣木監督を始め、木村文乃、溝端淳平、石橋杏奈、野村周平ら主要キャストが登壇した。編集者の万里(木村文乃)は、口論が原因で別れた元恋人が自殺したと聞き、訪れた葬儀の場で、婚約していた女性の存在を知る。彼女の名前は宮村恵(寺島しのぶ)。婚活サイトで知り合ったという恵が気になった万里は、男性を装い、サイトに登録。やがてコンタクトに成功し、恵のマンションに向かった万里が見たのは、独特の風貌と“匂い”がする恵が警察に連行される姿だった…。本作で描かれるのは、外見の美しさゆえに偽りの愛を受け、それを憎んで自らの顔を醜く整形した女性・恵と、(容姿が)醜ければ愛されないと思い、美しい女性へと変貌した万里の2人の女性が抱く“愛されたいという欲求”と“女の業”。昨日で無事クランクアップを迎えたそうだが、その女性独特の心の闇を描き出したストーリーとあって、撮影をふり返ったキャスト陣は全員「とにかく難しかった…」と口を揃える。寺島さんは、「(観客に)優しい作品が多くなったこの時代に、こんなにも突き放した、媚を売らない作品ができたことが嬉しかった。でも、なぜ主人公の恵がこんな事件を起こすのか、全く分からなくて、しかも廣木監督も分かってなくて、とにかく難しかったです…」と難役に悪戦苦闘した日々を述懐。さらに、高校生時代を演じた石橋さんは“醜くなる”整形手術を受けた後の姿として大人になった恵役を演じたが、「整形後という役柄です…こういう役を引き受ける女優さんは少ないと思います。廣木監督とは4回目だと思いますが、私のブサイクな顔をいっぱい知っているので、ブサイクな私をいっぱい撮っていると思います」と語った。劇中でスポーツ紙記者・健吾役の溝端さんは、この目を塞ぎたくなるような深すぎる女性たちの闇に「オレはもう恋愛したくねぇ…」と虚ろな目で挨拶し会場を笑いで包んだ。さらに、劇中に登場する綺麗ではないが家庭的な恵と、美しいが家庭的ではない万里にちなんで「どちらの方がタイプ?」と、取材陣から質問が飛ぶと「両方がいいなぁ」と欲張りつつ、「でも、僕は自由に外で好きなことをしている女性の方が好きなので、美しさを取ります!」と女優陣を前にして気まずそうに答えていた。ドラマW「ソドムの林檎~ロトを殺した娘たち」は毎週土曜夜10:00 全4話で、3月23日(土)よりスタート。(※第1話は無料放送)(text:cinemacafe.net)
2013年03月19日先日、亡くなった若松孝二監督のお通夜および告別式が10月23日(火)、24日(水)に都内で営まれ、井浦新、寺島しのぶ、佐野史郎、高岡蒼佑、高良健吾ら若松作品に出演した俳優陣など多くの映画関係者が参列し故人を偲んだ。若松監督は12日(金)に自動車にはねられ、搬送された病院で17日(水)に息を引き取った。祭壇には今年公開された『海燕ホテル・ブルー』の伊豆ロケの際に撮られたトレードマークのサングラスをかけて笑顔を浮かべた監督の遺影が置かれ、生前に好んだ黄色い花で埋め尽くされた。佐野さんは8月に行われた湯布院映画祭で監督と顔を合わせ、「同じ部屋に泊まって、遅くまで語り合った」という。「教わったことを少しずつでも伝えていけたらと思います」と語った。通夜に足を運んだ高岡さんは、遺作となった『千年の愉楽』の主要キャストに抜擢されたが「監督は『ひとりで戦っている面白い奴がいる』って感じで面白がって使ってくれたんだと思う。会うといつも褒めてくれて『お前は大丈夫だ』って言ってくれた」と感謝の思いを口にし「(別れが)こんな形で悔しい」と唇を噛んだ。同じく通夜の参列者のひとり、奥田瑛二は若松作品への出演はなかったが、長年の飲み仲間だったそうで「なぜ?という思いしかない…」と沈痛な表情。「近年の尋常じゃない多作は生き急いでいたのかな?でも120%生きた方だったと思う」と語り、「1作も一緒に仕事をすることはなく終わってしまって残念です」と無念をにじませていた。参列者の中には『餌食』(’79)、『水のないプール』(’82)で若松作品の主演を張った内田裕也の姿も。「突然の死で、若松のオヤジらしいっちゃらしい。こんな早く死んでんじゃねーよ、バカヤロー!」と寂しそうな表情を見せた。24日の告別式では『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』以来、多くの若松作品に出演してきた井浦さんが弔辞を読んだ。井浦さんは先日行われた釜山国際映画祭で監督と共に渡韓。帰国後の事故に遭った12日夜も新宿で一緒に飲んだそう。井浦さんに見送られた後に、監督は道路を横断しようとして車にはねられた。井浦さんは「あれが最後の別れになるなんて思いませんでした」と涙まじりに語り、「たくさんの言葉をいただき、僕の人生を変えてしまうくらいの経験をさせていただきました」とわずか6年ながらも濃密な若松監督と過ごした時間をふり返った。式後に改めて報道陣の取材に応じた井浦さんは「『僕らは前進します』ということを伝えた」と監督に語りかけた思いを明かした。寺島さんは「付き合いは短かったけど、かけがえのない時間でした。しょっちゅう現場で怒鳴るし、グサッと来るようなことを言うけど、正直な方だからその分、人と向き合ってくれた」と語る。ベルリン国際映画祭で主演女優賞に輝いた『キャタピラー』は「子供が欲しくて1年ほど休もうかと思ってたときにいただいた台本だった」と明かし、「監督も事情を知っていたから、子供が生まれたときは一番に電話をくれた。『千年の愉楽』も産婆さんの役だったので『子供連れて舞台挨拶してよ』と仰られて、それが最後になってしまった」と声を詰まらせた。通夜には800人、告別式には600人もの人々が足を運び、最後は生前の監督の望み通り、参列者の大きな拍手に見送られて棺を乗せた車は葬儀所を発った。■関連作品:千年の愉楽 2012年秋、全国にて公開海燕ホテル・ブルー 2012年3月24日よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開© 若松プロダクションCATERPILLARキャタピラー 2010年8月14日より公開© 若松プロダクション実録・連合赤軍−あさま山荘への道程 2007年12月22日より名古屋シネマスコーレにて先行上映、2008年3月15日よりテアトル新宿、テアトル梅田にて公開© 若松プロダクション
2012年10月24日