TBSスポーツバラエティー番組の収録中に右足を負傷したお笑い芸人・小島よしおが26日、自身の「X」を更新し、復活した姿を披露した。小島は「1ヶ月前の骨折した自分へ もう飛べるようになったよ!」とつづり、観客前で大ジャンプを披露する自身の写真を投稿。「いろんな人に感謝だよ!」と伝えた。この投稿には「驚異的回復力!」「まさに飛んでる」「ジャンプ力すごっ」「強い!」「高すぎない?」といった声が寄せられている。TBSは4月18日、『最強スポーツ男子頂上決戦2024』(5月3日放送)の収録中、小島が負傷し、右足小指付け根骨折と診断されたと発表。「パワーウォール」競技終了後、舞台を降りる際に階段を踏み外し、病院で救急治療を受けたと伝えていた。
2024年05月26日有名インフルエンサーに物怖じせず、自身の考えを発信する姿が話題を呼んでいる「青年革命家」のゆたぼん(15)。そんなゆたぼんに、元迷惑系YouTuberのへずまりゅう(33)が助言をした。さかのぼること5月8日、「幻冬舎」編集者の箕輪厚介氏(38)がXに《GW明けだからか子供が小学校をサボろうとするから学校行けって言ったら、ホリエモンが学校行かなくていいって言ってると返された。むずい》と投稿したところ、ゆたぼんは自身の見解をこうリプライした。《ホリエモンが「学校に行かなくていい」って言ってるからといって学校をサボって、大人になってから困ってもホリエモンは責任を取ってくれない。人生の責任は自分自身。僕も学校は行きたければ行けばいいし、行きたくないなら無理に行かなくていいと思う。でも、楽しめそうなら行ってみてもいいと思う》さらにホリエモンこと実業家の堀江貴文氏(51)が箕輪氏に対して、《行く意味ないじゃん学校》と返したところ、《野菜は美味しいから食べるのと同じで、学校は楽しいから行くんだよ》と野菜好きの堀江氏がたびたび使用する論理を踏まえて伝えた。そこで堀江氏は「ゆたぼんが堀江氏に自分の考えを伝えた」という内容のネット記事を引用し、《箕輪の息子は楽しくないからサボりたいんだろ。文章読めるようになれよ》と投稿。それでも、ゆたぼんは《楽しく行ける時に行けばいいって言ってんだろ。読解力つけろよ》と反論した。またメンタリストのDaiGo(37)が《そして、社会に出ると、仕事は楽しい時に行けばいいでは成り立たないと言うことに気づく絶望》と送ったところ、ゆたぼんは《教育は親の義務で子供は学校に行く権利はあるけど義務はありません。憲法で「すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負う」とあるので、学校と仕事は別ですね》などと言って、筋違いであることを指摘した。そんななか12日、ゆたぼんはXにこうポストした。《親父に、ホリエモンとメンタリストDaiGoさんに対するポストを消せと言われました!でも、僕は消す気ありません。自分の気持ちをポストしただけなので、消す必要ないと思います。皆さんは、どう思いますか?言いたい事も言えないこんな世の中じゃ…》父である心理カウンセラーの中村幸也氏(44)から投稿を削除するよう要請されたと明かしたゆたぼん。アンケート機能を使って「ポストを消すべきかどうか」と尋ねており、意見も募っている。ゆたぼんに対して、リプライ欄には《ゆたぼんが言ってることは間違ってないんやから消さなくてええと思う!!》《消さなくても良いと思います!ゆたぼんの「感じたこと」は誰かに消されたり、強制されることは無いと思いますよ》といったエールが上がることに。いっぽうで《お父さんは、なぜポストを削除するように進言されてるんでしょうか?》《ゆたぼんのアカウントなんだから、好きにすれば良い 親父は親父のアカウントで好きにすれば良い》と幸也氏を疑問視する声も続々と上がることとなった。そんな中、へずまりゅうもゆたぼんにこう返信していた。《ゆたぼん!敵ってのは身近におるからな。親父には気をつけろ》はたして、このアドバイスはゆたぼんにどう響くだろうか?
2024年05月14日小島秀夫の右脳が大好きなこと=を日常から切り取り、それを左脳で深掘りする、未来への考察&応援エッセイ「ゲームクリエイター小島秀夫のan‐an‐an、とっても大好き」。第13回目のテーマは「“りばいばる”を“もう一度”」です。忘れられない歌を 突然聞く誰も知る人のない 遠い町の角でやっと恨みも嘘も うすれた頃忘れられない歌が もう一度はやる「りばいばる」(注1)中島みゆきの曲を研ナオコが歌う『中島みゆき作品BESTアナログ』のバイナル盤が発売された。ターンテーブルにLPを載せ、“りばいばる”というかつてのヒット曲に針を落とした。僕がこの曲を好きなのは、メロディが沁みるだけではない。流行歌には当時の個人的な記憶がいつまでも付いてくる、という歌詞にある。忘れてしまいたかった当時の記憶が、歌と共にフラッシュバックするからだ。いつか君といった 映画がまたくる授業を抜け出して 二人で出かけた哀しい場面では 涙ぐんでた素直な横顔が 今も恋しい雨に破れかけた 街角のポスターに過ぎ去った昔が鮮やかに よみがえる君もみるだろうか「いちご白書」を二人だけのメモリィーどこかでもう一度「『いちご白書』をもう一度」(注2)同じリバイバルでも「『いちご白書』をもう一度」のように、思い出の映画が再び上映されることで、当時の青春時代を懐古するという歌もある。『いちご白書』(1970)は、学生運動を扱ったアメリカンニューシネマの佳作だ。まだカップルとは言えない恋人未満の若い二人が映画を観た記憶を共有する。こういう経験は誰にでもあるはずだ。映画の詳細は覚えていなくとも、当時の淡い思いは大切に胸の奥に仕舞っているはずだ。ビデオもサブスクもない時代、映画は公開時に劇場で観るほか、機会はなかった。そうなると記憶に残るのは映画の内容だけではない。だからこそ、映画館での体験は特別なものになったのだ。朝なのか?夜なのか?どの映画館で?誰と――それは、恋人なのか、初デートなのか?気まずい倦怠期なのか?それとも家族、友達、学校や会社の仲間と一緒なのか?あるいは一人で?さらには、その時の社会情勢や、自分が置かれていた状況、テンション、幸福度が、クラスターの様に映画とひとつの記憶に仕舞われている。劇場映画体験とはそういうものだったのだ。AIが勧めるサブスク映画を、お手軽なスマホやタブレットで消費する今の映画体験には、その感覚はほぼないと言える。一方で、最近は古い映画をデジタル修復してリバイバル上映することが増えた。若者たちは、音楽も映画もサブスクで受動的に消費して、劇場にはあまり足を運ばない。それは映画を巡る生活習慣が変化したからだ。昨今のリバイバル上映は、映画に特別な記憶のある世代を呼び戻すための秘策のひとつとなっている。かつてのフィルムによるリバイバルとは違い、デジタルリマスターした素材を使って修復された上映だ。劇場側の設備も改善され、4K上映が主流になってきている。しかも、驚くのは誰もが知っているような名作や傑作だけではなく、シネフィルたちの眼鏡に適うようなカルト作が多いことだ(注3)。そんな中、マカロニ・ウエスタンの代名詞ともなる「ドル3部作」(注4)の4Kデジタルリマスター版が先日、リバイバル公開された。僕も影響を受けた作品たちだ。中でも一番のお気に入りは、『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗(The Good, the Bad and the Ugly)』。BDで定期的に観直しているものの、劇場の巨大スクリーンでの再会ともなると話は違ってくる。178分という長尺の上映時間のため、予定がなかなか合わず、やむを得ず、平日の午前からの回を予約した。映画館に入ると、驚いた。あきらかにシニアな人たちばかり。中には杖をついて必死に階段を上がってくる人もいる。後方の座席に座ると、白髪と禿頭ばかりが目立つ。仲良く並んでいる老夫婦もいる。僕は感動した。彼らは“映画と共に生きていた”のだ。映画館での特別な体験に、今も価値を感じているのだ。老いても忘れることなく、「ドル3部作」をずっと愛しているのだと。映画が始まる。スクリーンの中の溢れんばかりの欲望と勝機を持て余したクリント・イーストウッドやリー・バン・クリーフたちは、歳をとらず、あの頃のままだ。子供の時の初見は“GOOD”に、悪ガキ時代には“BAD”に、歳をとると“UGLY”に共感する。歳を重ねていくと映画の見方は変わるものの、好きなものは永遠だ。僕らは、映画を観て、過去を回想するだけではない。映画を観ている間、少年少女のように若返るのだ。時間を巻き戻すのではなく、再び生き返る。エネルギーが満ちる。まさにリ・サバイバル。映画にはそんな力もあるのだ。帰宅すると、部屋のターンテーブルには、“りばいばる”が鎮座している。僕は、忘れられない歌を、忘れないようにと、もう一度、回した。注1:「りばいばる」作詞・作曲 中島みゆき1979年にリリースされた中島みゆきの7枚目のシングル。1984年に研ナオコがカバーした。注2:「『いちご白書』をもう一度」作詞・作曲 荒井由実1975年、バンバンが歌い上げたフォークソングの傑作。注3:ダーレン・アロノフスキーのデビュー作『π』(1998)、ブライアン・デ・パルマの初期作品『悪魔のシスター』(1973)、クエンティン・タランティーノのデビュー作『レザボア・ドッグス』(1991)、’70年代SF映画の金字塔である『ソイレント・グリーン』(1973)など、映画ファンのツボを絶妙に突いてくるタイトルが多く上映されている。カルト作品ではないが、あの『ローマの休日』(1953)も昨年70周年記念ということで、劇場での4K版リバイバルを実現している。こちらは城達也と池田昌子による日本語吹替版。注4:「ドル3部作」クリント・イーストウッド主演、セルジオ・レオーネ監督、エンニオ・モリコーネ音楽という伝説のマエストロたちによる3作品『荒野の用心棒』『夕陽のガンマン』『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』のこと。JASRAC出2402943‐401今月のCulture FavoriteTBS系で放送中のドラマ、日曜劇場『アンチヒーロー』の撮影現場で、長谷川博己さんと一緒に。こじま・ひでお1963年生まれ、東京都出身。ゲームクリエイター、コジマプロダクション代表。’87年、初めて手掛けた『メタルギア』でステルスゲームと呼ばれるジャンルを切り開き、ゲームにおけるシネマティックな映像表現とストーリーテリングのパイオニアとしても評価され、世界的な人気を獲得。世界中で年間最優秀ゲーム賞をはじめ、多くのゲーム賞を受賞。2020年、これまでのビデオゲームや映像メディアへの貢献を讃えられ、BAFTAフェローシップ賞を受賞。映画、小説などの解説や推薦文も多数。ゲームや映画などのジャンルを超えたエンターテインメントへも、創作領域を広げている。「The Game Awards 2023」にて発表した、最新作『OD』の公式ティザートレーラーが、KOJIMA PRODUCTIONSの公式YouTubeチャンネルで公開中。『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』の第2弾トレーラーが公開中。先日、完全新作オリジナルIP『PHYSINT(Working Title)』の制作を発表。次回は、2400号(2024年6月5日発売)です。※『anan』2024年5月8日‐15日合併号より。写真・内田紘倫(The VOICE)(by anan編集部)
2024年05月11日5人組グループ・Aぇ! groupの小島健が、あす12日放送の日本テレビ系『超無敵クラス』(毎週日曜後0:45~後2:00)にゲスト出演する。「友達と切れば怖くない!超無敵!みんなでイメチェン」では、憧れのキラキラ10代モデルや俳優みたいにすてきな髪型にしたいと思っても一歩を踏み出せない高校生が、新しい自分に変身するのを応援する新企画となる。1日だけオープンする「超無敵美容室」で、みづき(森崎美月※崎=たつざき)とSNSでも話題の人気美容師が地方の高校生のイメチェンを全力サポートする、今回の舞台は、群馬・樹徳高等学校。学園のマドンナがポニーテールからばっさりショートに。さわやか男子もおしゃれツーブロックになる。1人だとハードルが高いイメチェンも、同級生や部活メンバーなど心許せる友達と一緒なら勇気を出してチャレンジできる。クラスメイトの気になる反応とは。小島は「(親友の後ろに)隠れていた男子が、髪切った翌日に隣を歩いているのはめちゃめちゃ感動しました!」とイメチェン効果に驚く。「山で生き物の楽園を作る大山璃莉さん 第4弾」では、山の土地を開墾して湿地帯やビオトープなどを手作りする生き物大好き中学生・大山璃莉(りり)さんを取材する人気企画の第4弾を送る。昨年、山で養蜂していた貴重な在来種ニホンミツバチが惜しくも全滅。春になり、再び山にハチを呼び戻すべく、師匠とあがめる“蛾女さん”から翔とともに極意を学ぶ。秘密道具も駆使したリリちゃんの8日間におよぶ「ニホンミツバチ引っ越し大作戦」に完全密着する。果たしてニホンミツバチはやってくるのか。橋本愛も「こんなにハラハラドキドキして見守ることになるとは思ってなくて感情が揺さぶられました!」と緊張の展開を大興奮で見守る。
2024年05月11日茶道思考(R)講座を提供している株式会社スモールウィン(所在地:神奈川県横浜市神奈川区、代表取締役:小山匡子)は、茶人の求めたハンドクリーム「茶みゆ」をご購入いただいた方を対象に、2024年5月12日まで母の日の“無料プレゼント”キャンペーンを開催しております。〈「茶みゆ」詳細〉URL: 茶人が求めたハンドククリーム■母の日の“無料プレゼント”キャンペーン概要(1) 4本以上ご購入で1本無料プレゼント(2) ギフトラッピング無料※キャンペーンは2024年5月12日まで※通常価格は、ハンドクリーム1本3,245円(税込)、ギフトラッピング(袋・タイ・タグ)300円(税込)キャンペーン概要■茶人の求めたハンドクリームとは茶人は、所作の美しさから手元が着目されています。しかし、茶碗を洗ったり、炭や灰に触れたりと手が荒れに悩まされています。でもべたついたり、においが強かったりするハンドクリームは使うことができません。落ち着くほのかな和の香りで、べたつかず茶碗や着物を触っても問題がないことに加え、手荒れを防ぐ保湿感が高いものがハンドクリームには求められていました。“茶の湯”は味や香りだけではなく、所作や茶器の趣など空間すべてでもてなすもの。そんなすべてを慈しみ大事にあつかう茶人の想いを形にしたのが、茶みゆハンドクリームです。■原料は茶の魅力を余すことなく茶実油を使用「茶みゆ」ハンドクリームは、天空の茶畑と言われる岐阜県揖斐川町の耕作放棄茶畑からとれた茶の実の油「天空の茶畑(R)オイル」を配合し、保湿と香りにこだわったハンドクリームです。耕作放棄をされた茶畑を活かすという社会課題に向き合いながら、茶の魅力を伝える「茶みゆ」ハンドクリームです。■開発の背景は、工学博士の茶道家の視点茶みゆハンドクリーム開発者である小山匡子は、茶人と化粧品原料技術者の経歴を持つことより、茶の持つ力を多くの人に伝えたい、耕作放棄茶畑を活かしたい、そんな思いから茶の実から採れるオイルを原料としたハンドクリームの開発にいたりました。技術者として、Scientificに保湿に有用な成分を配合しました。天空の茶畑(R)オイルだけでなく、保湿成分や香りもこだわり抜いた製品になっています。■今回のキャンペーンはお客様の声から「プレゼント用の包装はないの?」「お茶のお仲間に配りたいので沢山購入したいのだけれども」という声と共に、ご自分で使って納得され、お母様やお仲間にも「茶みゆ」が広まっています。《茶みゆハンドクリームを愛用してくださるお客様からの声》・50代/女性着物を着るので、どうも手に何か塗ってしまうと不都合なのですが、ここのところ、指が荒れてきてしまって困ったなあ、と思ってたところに、「茶みゆハンドクリーム」に出会いとってもよかったのでリピートします。・40代/女性つけ心地は、ベタつかないのに保湿をしっかりしてくれる。手荒れだらけの私にはとってもありがたいです。・60代/女性このしっとり感は半端ないです。とろりと柔らかいテクスチャーで、濃厚な感じはハンドクリームでは今まで未体験かも。・40代/女性香りがほんと、良いです。塗ったあとすぐサラッとするので、お仕事中に何度も使えます。・50代/男性指先のガサガサがない。ここが凄い!いつもは手が白くなる位塗っても、朝はガサガサになっていたのに、今日はそれがありませんでした。■開発者プロフィール自然派化粧品の原料のアミノ酸系とグリセリン系原料を研究している唯一の技術士(化学部門)で、博士(工学)です。大学で化学を専攻した後、会社員として約30年間、数々の化粧品原料や、スキンケア商品を開発してきました。また、小学生の時から茶道を嗜み、現在は、ビジネスに生きる茶の湯の精神「茶道思考」を提唱しセミナーにて、多くの人に茶道に興味をもってもらう活動を行っています。■会社概要商号 : 株式会社スモールウィン代表者 : 代表取締役 小山匡子所在地 : 〒221-0005 神奈川県横浜市神奈川区松見町四丁目944-25設立 : 2021年10月事業内容: 化粧品原料技術コンサルタント、茶道思考セミナーの提供ハンドクリーム「茶みゆ」販売資本金 : 500万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年05月08日「大阪コミックコンベンション 2024」では、小島秀夫とマッツ・ミケルセンの対談が行われる。11名のセレブが来日し、いよいよ今週末に開催される「大阪コミコン 2024」。今回の対談は、5月5日(日・祝)のマッツのセレブ・ステージ内にて実施。対談相手となる小島さんは、「メタルギア」「ボクらの太陽」シリーズなど数々の名作を生み出したゲームクリエイター。小島秀夫大ヒットビデオゲーム「DEATH STRANDING」では、同イベントで来日予定のノーマン・リーダスが主演し、マッツはメインキャラクターを担当。プライベートでも親交のある2人の夢の対談が実現する。ほかにも、『あのコはだぁれ?』主演の渋谷凪咲が登壇するホラー映画好きに人気の「“怖(こわ)”コン」の実施も決定。「東京コミコン2023」で完売となった「COMIC CON LOTTERY」は発売中だ。「大阪コミックコンベンション 2024」は5月3日(金・祝)~5日(日・祝)インテックス大阪にて開催。(シネマカフェ編集部)
2024年05月02日小島秀夫の右脳が大好きなこと=を日常から切り取り、それを左脳で深掘りする、未来への考察&応援エッセイ「ゲームクリエイター小島秀夫のan‐an‐an、とっても大好き」。第12回目のテーマは「コルギなソウル(魂)」です。ホテルのカーテンを開けると、ソウルは一面の雪景色になっていた。キャスティング関連でのわずか2日間の訪韓。午前中だけ予定が空いていたのもあり、繁華街の明洞(ミョンドン)へと向かった。焼肉屋やチヂミのハングル文字に紛れて、日本語の看板が目に入る。「韓国式エステ」。ここだ。急な階段を2フロア分、上がる。店に入ると店長らしきおばちゃんが日本語で話しかけてくる。「ギンジャ(銀座)だと、この倍の値段。うちは安いよ」と、160分の極上コースを猛烈に薦めてくる。午後から大事なミーティングがある。2時間以上のコースは避けたい。“ヒーリング・コース”を希望したが、おばちゃんの強引な推しで、話題の“顔骨気(コルギ)コース”を体験することになった。おばちゃんに連れられ、更衣室へ。指示通り、パンツ一丁になり、その上に紙パンツを履いて、チャイナドレスのような刺繍の入ったピンクの施術着を羽織る。外に出ると、別のおばちゃんが待ち受けており、階段を上らされる。曲がりくねった廊下を進むと、ドラム式の乾燥機が並んでいる小部屋に突き当たる。そこにはまた別のおばちゃん達が待機している。まさか乾燥機に足を入れるのでは?と構えたが、杞憂だった。用意されたお湯に足を浸けて、洗浄。再び階段を上り、逃げ場のない突き当たりの部屋へ通される。硬いベッドに仰向けに固定された後、店自慢の“顔骨気コース”が、いよいよスタートする。まずは、クレンジングと足つぼマッサージ。続いて、顔にクリームを塗られる。何度も何度も塗り込まれる。目隠しをされているので、何を塗られているかは、わからない。そして、唐突に骨気テラピー(注1)が始まる。かなり痛いとは事前に聞いていた。おばちゃんは、器具を使わず、指先だけで親の仇の様に攻めてくる!「イタタタ!!」と、思わず声を出して訴えるが、日本語は通じない。ところが「イタイ、イタイ」と、楽しそうにオウム返ししながら手を緩めずに続ける。我慢するしかない。続くフェイスリンパマッサージにも耐え抜き、ホワイトニングパックにシフト。同時に、空気圧による自動の骨盤マッサージが始まる。その間に、肩・肩甲骨の指圧とデコルテ、首、肩リンパマッサージ。最後に頭皮マッサージ。これで終了か、と安堵していると、入れ替わりに別のおばちゃんが迎えにやって来る。「全部脱いで、これを頭から被って。パンツも脱いでスッポンポンに」と黄色い布を渡される。まだ終わりじゃないの?よく見てみると、布の中央に穴が開いていて、そこに首を入れて着るらしい。中でパンツを脱いで、全裸になる。まるで貫頭衣(注2)ではないか?逡巡している間もなく、巨大なてるてる坊主と化したまま、階段を上らされる。いや、下りたのかもしれない。ここは、エッシャーの絵のような迷宮なのだ。最後に待っていたのは、骨気と人気を二分する“よもぎ蒸し”(注3)。部屋に向かうと、おばちゃんが入口にひとり、岩のように座っている。縦に長い部屋内には、真ん中に穴が開いた陶器製の丸い椅子(座浴器)がぞんざいに並べられている。複数の椅子とセットになるように、それぞれに丸テーブルが用意されている。奥には、てるてる坊主から首だけ出した先客の女性2人が、日本語で談笑している。女性もいるの?大丈夫?と面食らっていると、反対側の椅子へと何の説明もなく、誘導される。てるてる坊主の裾を広げて、座浴器に跨る。その下に火種があり、そこによもぎ(韓方薬/ハニャッ)が焚べられている。跨ると、肛門よりも陰嚢が熱い。蒸すというより、熱い。冷やさないといけない大切な器官。これって、男性がやって大丈夫なの?と、顔を上げると、おばちゃんは、目の前にお茶とお菓子を置いて戻っていく。ちょっと、待って!これ何分のコースだったっけ?泌尿器系の改善どころか、睾丸の生産機能がイカれてしまう!経過時間を知りたくて、見回すものの、時計は何処にもない。スマホは持ち込みOKとは知らず、ロッカーに置いてきてしまったのだ。隣では先客達が、楽しそうに自撮りをしている。あなたたち、これ熱くないの?僕はおばちゃんの顔色を窺いながらも、耐え続ける。あと何分だろう。先客は、出されたお菓子を頬張り、お茶を飲み干す。するとおばちゃんに連れられて、部屋を出ていく。なるほど、お茶を飲むのが合図で、蒸し終了なのか!と思い、手をつけていなかったお茶を飲み干す。なんと、おばちゃんはまた新しいお茶を運んでくるではないか。飲んでも終わらない?まさに地獄蒸しだ。結局、40分以上蒸されて終了。股間が熱いので、座る位置を何度も変更。座浴器の縁を移動し続けたおかげで、かなりの汗をかいた。受付に戻ると、あのおばちゃんが待ち構えていた。「お客さんの顔、ずいぶんと白くなった、小顔にもなったわよ」と、優しく笑う。ああ、この感覚。知っている。これ、嫌いじゃない。いや、むしろ好きだ。必要以上に相手を気遣うことが接客だとされる令和の時代にはない、粗暴だが、温かさのあるエネルギーが骨に染みた。またここに来ようか。ここはソウルだが、ここにはソウル(魂)がある。おばちゃんの言葉に、少しはその気になったものの、午後に韓国の人気女優さんと並ぶと、毎日、顔骨気に通っても勝てないと思った。彼女の顔はずっと小さかった。注1:骨気テラピー手や腕を使って骨を刺激し、老廃物の排出、リンパの流れや血行の促進にアプローチする韓国発祥の美容法。小顔や顔色が明るくなるなどの効果が期待できる。注2:貫頭衣生地の中央に穴を開け、そこに頭を通して着用する衣類のこと。注3:よもぎ蒸し韓国の伝統的な民間療法。よもぎなど韓方薬などを煮立て、蒸気を下半身に当てることで体を内側から温める。今月のCulture Favorite顔骨気前の小島監督と、『はちどり』などで知られる俳優のパク・ジフさん。顔骨気後の小島監督。顔がスッキリ!その後、『モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン』などに出演するチョン・ジョンソさんと。こじま・ひでお1963年生まれ、東京都出身。ゲームクリエイター、コジマプロダクション代表。’87年、初めて手掛けた『メタルギア』でステルスゲームと呼ばれるジャンルを切り開き、ゲームにおけるシネマティックな映像表現とストーリーテリングのパイオニアとしても評価され、世界的な人気を獲得。世界中で年間最優秀ゲーム賞をはじめ、多くのゲーム賞を受賞。2020年、これまでのビデオゲームや映像メディアへの貢献を讃えられ、BAFTAフェローシップ賞を受賞。映画、小説などの解説や推薦文も多数。ゲームや映画などのジャンルを超えたエンターテインメントへも、創作領域を広げている。「The Game Awards 2023」にて発表した、最新作『OD』の公式ティザートレーラーが、KOJIMA PRODUCTIONSの公式YouTubeチャンネルで公開中。『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』の第2弾トレーラーが公開中。先日、完全新作オリジナルIP『PHYSINT(Working Title)』の制作を発表。次回は、2396号(2024年5月1日発売)です。※『anan』2024年4月10日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)(by anan編集部)
2024年04月17日3人組YouTuberのばんばんざい(ぎし、みゆ、るな)が20日、京セラドーム大阪で開催された「KANSAI COLLECTION 2024 SPRING&SUMMER」に出演した。ファッションブランド「MURUA」のステージ。ぎしは黒Tシャツにベージュのワイドパンツ、みゆは胸元のぞくトップスにスカート、るなはミニスカートで美脚を披露した。普段のランウェイは元気いっぱいに笑顔弾けるが、今回はシックな雰囲気に合わせてクールに。笑顔もほほ笑みまでにとどめてギャップで魅了した。「KANSAI COLLECTION」(関西コレクション)は、2011年2月に大阪で誕生したファッションとエンターテインメントのイベント。26回目となる今回は、「I LOVE ENTERTAINMENT」をテーマに、ファッションショーやアーティストライブなどを展開する。撮影:蔦野裕
2024年03月20日小島秀夫の右脳が大好きなこと=を日常から切り取り、それを左脳で深掘りする、未来への考察&応援エッセイ「ゲームクリエイター小島秀夫のan‐an‐an、とっても大好き」。第11回目のテーマは「推しも推される関係」です。1月、トレント・レズナーのスタジオへ訪問し、彼とアッティカス・ロスの2人と数時間に渡り貴重な時間を共有した。さらに「ナイン・インチ・ネイルズ」(注1)のファーストCDと『ソーシャル・ネットワーク』のサントラ盤CDにそれぞれサインを貰った。2016年のE3にて『デス・ストランディング』(以下『DS』)のティザー映像(注2)を初めて発表した後、コジプロ公式アドレス宛の方に、トレントから「私はヒデオの大ファンです。デスストの音楽にとても興味があります」というメールが入った。当時はまだ、精査をする担当者も不在だった為、「本当に本人からだったのか?」もわからない状態でフェードアウトしてしまった。勿論、僕にとっての彼は、ずっと“推し”だった。それからも行く先々で「トレントはヒデオのファンだ」という話を耳にした。『DS』のパフォーマンス・キャプチャー中にノーマン・リーダス(注3)からも「友達のトレントが、ヒデオの大ファンなので、明日にでもこの撮影現場に来るかもしれない」と、聞かされた。しかし、実際には彼は現れず、僕の方もやはり耳半分な状態だった。ところが、昨年末に、知人のジェフ・キーリー(注4)から「トレントが逢いたがっている!」と、直接の連絡先のメールアドレスが届いた。1月にちょうどロスに行く予定があったので、漸く逢う機会を得た。トレントは、僕を待ち受けていて、こう言った。「『MGSV』(注5)は、219時間プレイ。『DS』は発売された時にやり終えて、今はまたPCでディレクターズカットを再プレイしている!何度も言うけど、いくつかのアルバム制作を妨げたのは、ヒデオのせいだよ(笑)」お互い“推し”であったにも関わらず、実際に邂逅するまでに8年を要した。“推し”と“推し”が日常生活で偶然出逢うということは、まずあり得ない。昔は、対談などを活用して、“推し”に会う機会を作った。偶然を待っているだけでは、容易に“推し”に出逢えなかったのだ。ところがSNS時代になって、そんな“推し”との繋がり方は、大きく変わった。SNSというツールが“推し”と“推し”を容易に、効率的に繋げてくれるようになったのだ。例えば、ある本を読む、映画を観る、音楽を聴く、作品を見る。僕はその“推し”の感想をSNSに投稿する。すると、その“ラブコール”は世界中を瞬時に駆け巡り、その日のうちに、ほぼ間違いなく、“推し”にダイレクトに届くのである。僕がフォローすれば、相手もフォローしてくれる。そうなると、DMで直接話が出来る。仲良くなり「今度、どこかで逢いましょう!」と約束する。いずれ直接、歓談することが出来てしまう。“推し”同士は、エージェントやマネージャーをすっ飛ばすので、話がはやい。そうやって“推し”も“推される”関係を築いた小説家、映画監督、アーティスト、ミュージシャン、俳優、クリエイターは数えきれない。『DS』の日本語版音声に、津田健次郎さんへサム役のオファーをしたのも、まさにこういう経緯によるものだ。10年くらい前のSNSでは、今ほどの即効性も確実性もなかった。しかし、「HIDEO KOJIMAというゲームクリエイターが、あなたの作品を推しているよ」と、僕のファンと相手のファンたちが間を取り持って、うまく繋いでくれた。僕と相手を“推す”人たちが協力し合い、“推し”同士を繋いでくれたのだ。色々と問題はあるSNSだが、“推し”を推しはかる人たちにとっては、“推し”と“推し”が繋がることができる最強のツールでもあるのだ。勿論、相手が僕の事を知らない片想いの場合もある。例えば、パク・チャヌク監督(注6)。韓国映画『オールド・ボーイ』を観て、パク監督に惚れたのは20年前。どうしても彼に逢いたかった僕は、人を介してパク監督に連絡をとって貰った。韓国に飛ぶと、パク監督は『親切なクムジャさん』のラストシーンを玉川(オクチョン)という場所で撮影中とのこと。ソウルから車を飛ばして3時間あまり。零下16度の現場で“推し”に邂逅した。現場近くのレストランで通訳もなく、韓国料理を咀嚼しながら、身振り手振りで対話した。お互いが、好きな作品のことを夢中で話していると、通じるものがいくつもあることが分かった。いつしか“推し”と“推し”は、人種や言語を超えて繋がっていた。僕らは、同じものを“推し”て、創作の世界に入ったのだと理解し合った。いつの間にか“推して”いるつもりが“推される”、初めて会ったのに、幼馴染のような関係になっていた。以降、パク監督とはずっと特別な関係が続いている。“推し”とは誰かにゾッコンとなり、好きなことを公言し、行動を起こし、生涯応援することだ。同時に、それは、新たなクリエイティブにも繋がる。“推し”もまた一つの創作なのだ。好きという気持ちは世界共通だ。同じものを“推す”情熱が、見知らぬ者同士を繋いでくれる。全身全霊をかけて“推し”ていれば、いつかは“推し”からも“推される”機会がやってくる。“推し”も“推される”関係は、誰にとっても夢ではない。今日も僕は誰かを“推し”続ける。注1:ナイン・インチ・ネイルズ1988年に活動を開始した、トレント・レズナーによるプロジェクト・バンド。注2:アメリカで開催されていた世界最大級のゲームの祭典であるE3において、小島監督の新作として、そのタイトルとノーマン・リーダスが主演であることが発表された。単なる予告編とは異なり、謎に満ちた映像が世界中の注目を集めた。注3:ノーマン・リーダス俳優。『ウォーキング・デッド』『処刑人』などに出演。『デス・ストランディング』のサムを演じている。注4:ジェフ・キーリーゲーム業界のアカデミー賞ともいわれるThe Game Awards(TGA)のプロデューサーであり司会者。小島監督のよき理解者であり友人。注5:MGSV小島監督のゲーム『メタルギアソリッドVファントム・ペイン』のこと。注6:パク・チャヌク監督『オールド・ボーイ』『親切なクムジャさん』のほか、『お嬢さん』『別れる決心』など数多くの映画を手掛ける。今月のCulture Favoriteトレント・レズナー、アッティカス・ロス両氏と。『犯罪都市 NO WAY OUT』に出演するマ・ドンソク氏と。4年ぶりにソウルで再会したパク・チャヌク監督と。こじま・ひでお1963年生まれ、東京都出身。ゲームクリエイター、コジマプロダクション代表。’87年、初めて手掛けた『メタルギア』でステルスゲームと呼ばれるジャンルを切り開き、ゲームにおけるシネマティックな映像表現とストーリーテリングのパイオニアとしても評価され、世界的な人気を獲得。世界中で年間最優秀ゲーム賞をはじめ、多くのゲーム賞を受賞。2020年、これまでのビデオゲームや映像メディアへの貢献を讃えられ、BAFTAフェローシップ賞を受賞。映画、小説などの解説や推薦文も多数。ゲームや映画などのジャンルを超えたエンターテインメントへも、創作領域を広げている。『HideoTube (ヒデチュー):特別版』小島監督が、津田健次郎さん、宇内梨沙さんと、コジマプロダクションが発表した様々なトピックについて語り尽くす。次回は、2392号(2024年4月3日発売)です。※『anan』2024年3月13日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)(by anan編集部)
2024年03月09日2023年2月23日に、お笑いタレントの小島よしおさんが、情報番組『news おかえり』(ABCテレビ)に出演し、第1子の男児が同月17日に誕生していたことを発表しました。赤ちゃんの体重は3千g前後が平均のところ、4千g越えだったとのこと。同番組のX(Twitter)アカウントは、改めて小島さんに祝福のコメントを贈るとともに、小島さんと赤ちゃんの様子が伝わる1枚を投稿しています。 #ABCテレビ #6ch ❣️ #newsおかえり 午後3時40分✅番組最後にうれしい報告がなんと、我らが小島さんにベビーピーヤ誕生㊗️4000g超とのことで奥様も本当によくがんばりましたね✨ #ベビー水着 をいつか親子共演を見られる日が、、くるかも⁉️おめでとうございました #小島よしお pic.twitter.com/OtRcN0csDb — news おかえり【公式】 (@news_okaeri_abc) February 23, 2024 番組から贈られた、赤ちゃん用の水着を手に笑顔の小島さん。背後には、赤ちゃんの手に自身の小指を添えた記念写真が写っています。おめでたいニュースに、ファンからは「ビッグな赤ちゃんですね!おめでとうございます!」「優しくて楽しいお父さんとか最高」「親子共演、ぜひ見たいです!」などの声が寄せられました。数えきれないほどの子供たちを笑顔にしてきた小島さんは、子育てにおいても大活躍することでしょう。ユーモアあふれる、家庭でのエピソードを聞ける日が楽しみですね![文・構成/grape編集部]
2024年02月24日2023年、「バブみピンク」というワードがトレンドとなり、バブみピンクカラーのコスメがたくさん発売されました。淡くかわいらしいカラーなのですが、大人にはちょっと使いづらいと思っているかたも多いのではないでしょうか。そこで、コスメマニアが大人でも使いやすい「バブみピンクコスメ」を紹介。使いかたもあわせて解説いたします!「バブみピンク」って?2023年から多く見かける「バブみピンク」というワード。赤ちゃんのようにふわふわとした、淡くやわらかいピンクカラーのことを指します。“バブみ”という言葉から、大人には使いづらいというイメージを持っているかたが多いのですが、まったくそんなことはありません!アイテム選びと使いかたを間違えなければ、大人メイクに取り入れてもすごくかわいいカラーなんです。そこで今回は、筆者おすすめのバブみピンクカラーコスメと、その使いかたを解説。春っぽいメイクにもぴったりなので、ぜひマスターしてみてくださいね。8色アイパレットで色合いを自在に調整©比嘉桃子バブみピンクのアイシャドウには、かわいらしくなりすぎたり、腫れぼったく見えたりと、使い勝手が悪い印象を持っている人も。そんなかたにおすすめなのがキャンメイクから発売している「プティパレットアイズ」の「03ミニョンヌリボン」というカラー。ピュアで旬なピンクメイクにぴったりのカラーが8色詰まっています。©比嘉桃子パレットで見ると似たようなカラーに見えるのですが、使ってみるとそれぞれに個性があるため、このパレットひとつでさまざまなニュアンスのメイクが可能。使いかたを工夫することで、自分らしいバブみピンクを作り上げることができます。筆者は上段左から2番目のカラーと、下段左から3番目のカラーを使うのがお気に入り。かわいらしいピンクに、ちょっとくすんだピンクを重ねることで大人な雰囲気を出すことができます。ラメカラーを使うと甘い印象になるので、落ち着かせたい時はマットカラーのみで仕上げるのがおすすめ。パーティーなど華やかな場ではラメを追加してみるなど、シーンによって使い分けてみてください。<商品情報>キャンメイク プティパレットアイズカラー:03 ミニョンヌリボン価格:¥1,078青みピンクのチークで透明感をプラス©比嘉桃子チークには血色感をプラスする役割があるのですが、つけすぎると時代遅れな印象を与えてしまうことも。とはいえ量が少ないと、せっかくかわいらしいカラーのチークをつけていても目立たなくなってしまいます。そこでおすすめなのが、KiSS「クリアルディ ブラッシュ」の「01 アイシーオーロラ」というカラー。透明感のある青みピンクカラーで、しっかりつけても今っぽい印象に仕上がります。©比嘉桃子写真は分かりやすいようにしっかりめに塗布したのですが、それでもふんわりかわいらしい発色。儚げな印象を与えられる、バブみピンクメイクにぴったりのカラーです。最初はブラシで頬全体にふんわりとのせ、頬の高い位置は指でちょんちょんとつけるのがおすすめ。ハイライトのような輝きを兼ね備えており、グラデーションをつけることでツヤ感と立体感も手に入ります。肌のくすみが気になるかたにもおすすめのカラー。ドラッグストアでも展開されているため、ぜひ気軽に手に取ってみてください。<商品情報>KiSS クリアルディ ブラッシュカラー:01 アイシーオーロラ価格:¥1,650マットなリップで落ち着いた印象に©比嘉桃子バブみピンクカラーのリップはとてもかわいらしいのですが、ちゅるんとした質感のものは甘くなりすぎることも。より落ち着いた印象で取り入れたいかたには、マットタイプのリップがおすすめです。Too Cool For School「アートクラス フィックシングブラーリップ」の「06 ピータルピンク」は、マットで落ち着いた印象のバブみピンクカラー。大人な印象のまま、流行ピンクを取り入れることができます。©比嘉桃子甘めの粘膜色でありながら、マットな質感で品のよさも感じられるカラー。一度塗りでヌーディーに、重ね塗りでより大人かわいい印象に仕上がります。バブみピンクカラーのリップは、オーバーリップで使うのが大人っぽく見えるポイント。まずは唇の輪郭を少しオーバー気味になぞり、仕上げに中央まで塗りつぶします。印象を変えたい時は、他のカラーとグラデーションで使うのもおすすめ。中央に少し濃いめのカラーをプラスし、指でポンポンとぼかせばぷっくりと立体感のあるリップメイクが楽しめます。<商品情報>Too Cool For School アートクラス フィックシングブラーリップカラー:06 ピータルピンク価格:¥1,400プチプラでトレンドカラーをゲット!©比嘉桃子今回ご紹介したバブみピンクカラーのコスメは、どれも1,000円台で購入できるプチプラコスメ。今までピンクカラーにあまり挑戦してこなかったかたでも気軽に挑戦できるのではないでしょうか。淡く優しい色合いのコスメは、春になるにつれてより盛り上がりを見せるはず。ぜひ今のうちから取り入れてみてくださいね。筆者情報比嘉桃子1992年生まれのフリーライター。化粧品検定1級を保有しており、美容ジャンルを中心に執筆中。いち消費者としてもコスメやスキンケアを愛する美容オタク。文、写真・比嘉桃子
2024年02月15日小島秀夫の右脳が大好きなこと=を日常から切り取り、それを左脳で深掘りする、未来への考察&応援エッセイ「ゲームクリエイター小島秀夫のan‐an‐an、とっても大好き」。第10回目のテーマは「人生をストーリーテリングする」です。先日、配信されたSIEのイベント『State of Play』(注1)にて、『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』の第二弾トレーラー(注2)を全世界に向けて公開した。今回も、企画、構成、画面選び、セリフ選び、コピー、音付け、編集、ディレクション、MIXなどを贅沢にひとりで楽しんだ。ほぼ1年ぶりの編集作業だった。トレーラーの尺は9分39秒。ちょっとした短編作品とも言える。発売前だが、僕にとっては、これも作品(ゲーム)の一部なのである。ゲームのプロモーション映像は普通であれば、TVCMや映画の予告編と同じく、外部の映像専門会社に委託する。なぜそれをゲーム制作者の僕がするのか?技術、納期、バジェットなど、裏事情は色々あるが、最大の理由は、やはり編集という行為が好きだからだ。ゲーム創りは高度で複雑、生き物の様に日々進化する。だから、飽きることはない。とはいえ、ゲームはインタラクティブだ。見るもの、見せるもの全ては創り手側にはなく、プレイヤーの行動に依存する。一方で、映像は創り手の思惑通りにタイムラインを操作できる。何を見せて、何を見せないか?さらにはそのタイミングも。だから、たまにはタイムラインを自分で制御した旧来の映像作品で、観客を驚かせたいと、僕は編集機の前に座る。自分だけのペースで完結した作業が出来る事も大きい。チームを動かす仕様書もミーティングも不要だ。僕が初めて編集機に触れたのは、中学生の頃。当時は家庭用のビデオカメラもまだない。友人の父親が持っていた8mmスーパー8カメラを借りて、つまらない自主映画で戯れていたアナログの時代。編集映像が覗ける画面(フィルムエディター)も付いていない、ただのフィルムスプライサー(注3)とスプライシングテープ(注4)での切り貼りを行っていた。切りすぎるとフィルムがダメになる。うまく繋げないと映写機に引っかかる。デジタル世代では当たり前の「undo」(注5)が効かない。だから、細かな編集はできない。あの頃は正直、面白いとは思わなかった。’90年代、ゲーム制作現場にもMacが導入されるようになった。当時の編集環境はMacとAdobe Premiere。しかも、今とは違うノンリニア編集なので、編集中の結果(レンダリング)は、かなりの時間を待たされ、完成した映像の解像度も低いものだった。それでもアナログ時代とは違い、デジタル編集は魔法のようだった。トレーラーやPV、CMに使う素材編集、ゲーム内に入れる実写映像などなど。ここから今に続く、僕の編集人生がスタートしたとも言える。人は時間を超えることも、遡ることも出来ない。タイムマシンやタイムワープといった“SFガジェット”は、現実には実現しそうもない。過去や未来への時間旅行は、宇宙人や魔法の力を借りない限り、無理なのだ。僕らの人生も同じだ。過去を振り返ったり、未来を想像することは出来ても、人生というタイムラインを入れ替えたり、嫌な過去を消したり、楽しかった頃を強調したりは出来ない。さらにゲームの様に生きた人生を何度もやり直し(リプレイ)することも出来ない。ところが、映像の中であれば、時間を自由に行き来出来る。カットを繋ぎ、入れ替えるだけで、時間を自在に旅することが出来る。A“ある家の玄関の前でキスをしている男女”のカット。B“お洒落なレストランで見つめ合いながら食事をする男女”のカット。この二つを並べ替えるだけで、印象は大きく変わってくる。ABだと、既に付き合っているカップルが家から出てきて、何かの記念日にレストランで祝うという物語に見える。AとBを並び替えてみる。レストランで食事をしてから、どちらかの家まで送っていき、そこで初キスをする。食事を経て、男女に恋が芽生えたというドラマティックな物語が産まれる。さらにキスシーンが夜で、レストランが昼だとすると、時間経過も大きく変わる。ABだと、二人がレストランに行くのは一泊した翌日の昼になり、彼らの愛の営みまでも連想できる。BAだと、レストランで話をしているうちに夜になり、どちらかの家まで送り、キスをしているということに。AとBの間に太陽が昇る、あるいは沈むカットを入れる(街の明かりが灯る/消えるカットでもいい)と、さらに物語を強くすることができる。編集によって、時間の操作だけではなく、二人の関係や物語をも決定出来るのだ。リアルな人生はやり直せない。しかし、想像力で編集をしてみれば、そこからまた違ういくつものストーリーを紡ぎ出せるはずだ。そのことで、よりよい未来を想像・創造が出来る。人生を素材としたストーリーテリングだ。“編集”とは僕にとってのタイムマシンであり、人生を物語ることでもあるのだ。注1:State of Play最新のゲームトレーラーやゲームプレイ映像など、PlayStationに関する情報をインターネット上で配信する番組。注2:小島秀夫監督が現在制作しているゲームの最新ティザートレーラー。注3:フィルムスプライサーフィルムを切ったり繋いだりする器具。注4:スプライシングテープ粘着剤が付きづらいものにも接着する、繋ぎ用の粘着テープ。注5:undo直前に実行した操作や処理を取り消し、元の状態に戻すこと。今月のCulture Favorite『ザ・ホエール』などを手がけるダーレン・アロノフスキー監督。俳優のマッツ・ミケルセンが来社。『DEATH STRANDING』でサムの声を演じた津田健次郎さんと。こじま・ひでお1963年生まれ、東京都出身。ゲームクリエイター、コジマプロダクション代表。’87年、初めて手掛けた『メタルギア』でステルスゲームと呼ばれるジャンルを切り開き、ゲームにおけるシネマティックな映像表現とストーリーテリングのパイオニアとしても評価され、世界的な人気を獲得。世界中で年間最優秀ゲーム賞をはじめ、多くのゲーム賞を受賞。2020年、これまでのビデオゲームや映像メディアへの貢献を讃えられ、BAFTAフェローシップ賞を受賞。映画、小説などの解説や推薦文も多数。ゲームや映画などのジャンルを超えたエンターテインメントへも、創作領域を広げている。「The Game Awards 2023」にて発表した、最新作『OD』の公式ティザートレーラーが、KOJIMA PRODUCTIONSの公式YouTubeチャンネルで公開中。『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』の第2弾トレーラーが公開中。先日、完全新作オリジナルIP『PHYSINT(Working Title)』の制作を発表。次回は、2388号(2024年3月6日発売)です。※『anan』2024年2月14日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)(by anan編集部)
2024年02月10日小島秀夫の右脳が大好きなこと=を日常から切り取り、それを左脳で深掘りする、未来への考察&応援エッセイ「ゲームクリエイター小島秀夫のan‐an‐an、とっても大好き」。第9回目のテーマは「トラウマの向こうにある“好き”」です。先月のTGA(注1)で『OD』という新作ゲームを発表した。究極の“恐怖”を扱う非常に“とんがったゲーム”を目指した野心作である。昨年の秋には、この『OD』の特別企画合宿を熱海で行った。僕は子供の頃から、怖がりだった。それは今も変わらない。人には見えないものが見える、聞こえない音が聞こえる。と言っても、霊能力者ではない。感受性の強さゆえに、あらゆる刺激に過敏に反応してしまうのだ。森の木々が人に見えたり、天井のシミが歪んだ顔に見えたり、柱の影が巨大な化け物に見えたりする。だからホラー映画もオカルトも怪談も苦手だ。だが、怖がりだからこそ、誰よりも怖いものが創れるというメリットがある。ヒッチコックやスピルバーグがそうであるように。コナミ在籍時代に『P.T.』というホラーゲーム(注2)の体験版を創った。配信後、制作が中止となったこともあり、今でも多くのフォロワーが影響を受け“伝説のホラー・ゲーム”として語り継がれている。スタッフと一緒なら、怖がりの僕でも冷静に観られるかもしれない。そう思い、ある映画のBD(注3)を倉庫から発掘、熱海での合宿に持参した。どうしても観られない作品、僕のオールタイムベスト級の“怖い映画”だ(別の映画を観たいというスタッフの意見を優先し、観る機会は逃した)。それが『エクソシスト』(1973)だ。監督はウィリアム・フリードキン。昨年の8月、ロサンゼルスの自宅で肺炎と心不全のため、87歳で死去した。言わずと知れた映画界の巨匠だ。僕も多くの影響を受けた。中でも『フレンチ・コネクション』『恐怖の報酬(リメイク版)』『L.A.大捜査線/狼たちの街』などがお気に入りだ。映画を通じて、マイク・オールドフィールド(『エクソシスト』の挿入曲)やタンジェリン・ドリーム(『恐怖の報酬』のOST担当。注4)といった“プログレッシブ・ロック”という前衛音楽を教えてくれたのも彼である。訃報を聞いた夜、彼を悼んで作品を観直した。だがそれほどまでにリスペクトしている監督なのに、どうしても『エクソシスト』だけは怖くて観られない。それが日本で公開されたのは小学5年生の時。北米のわずか26館からスタートした映画は、評判が評判を呼び、世界中で空前の大ヒットを記録した。あまりの怖さに退出者が続出、心臓発作で死人が出たとの噂も飛び込んできた。口から嘔吐物を飛ばす!十字架を陰部に突き立てる!首が360度回転する!という映画の常識を超えた過激さに途中退席したという知人からの生の鑑賞譚も聞いた。「悪魔祓い(エクソシスト)」という単語さえもが、未知なる恐怖の対象だった。既にかなりの映画マニアだった僕でも鑑賞は無理だと思った。ある日、中学生だった2歳上の兄が原作本を買ってきた。その表紙のイラストがまた怖かった!青い背景に丸い窓があり、悪魔に憑依されるリーガンらしき少女のイラスト(似ていない)が載っている。左手は吊り革のようなものを握り、そのサークルの中に、笑みを浮かべた少年の頭部が逆さまに描かれている。ゾッとするイラストだった。それが本棚にあるだけで、僕は兄の部屋には入れなくなった。そこに邪悪な霊が宿っているかのようで。6年後、禁断の映画『エクソシスト』がTVで放映されることとなった。いつまでも逃げてはいられない。高校生になった僕は、決意してテレビの前に座った。日本語音声なので、少しは怖さも紛れるだろう。しかし、映画には恐怖した。以降、“最も怖い映画”として、2度と観ることはなかった。熱海の合宿後、『エクソシスト』の正統派続編と言われる話題の『エクソシスト 信じる者』が公開された。向き合うには今しかない。そう思い、10年前に購入していた『エクソシスト』製作40周年記念エディションのBDの封を開けた。60歳を超えて観直した『エクソシスト』は、怖いどころか、猛烈によく出来た映画だった。フリードキンの演出、特殊効果、音響、カメラ、役者の演技、ディテール。どのシーンも素晴らしく、完璧だった。邪悪なものに立ち向かう、人間の勇気と愛を描いた良質なドラマだったのだ。世界中で大ヒットし、今も語り継がれているのも、オカルト映画だからではなかったのだ。フリードキン監督、ごめんさない。50年間も誤解していました。あなたはやはり天才です。私は永遠にあなたを“信じる者”です。そして今、僕の眼の前に、トラウマとなったあの原作本がある。文庫版が復刊されたのだ。例の怖かった単行本の表紙は、貞子のような写真に変わっている(注5)。昨年11月に出た『エクソシスト』のソフト(注6)も購入した。原作を読んだ後に観直すつもりだ。それもフリードキンの音声解説付きで。この作品をもっと知りたいと思う。もっと好きになりたいと思う。怖さは未知から来るからだ。これから僕は、あるお祓いの儀式をする。トラウマとなった原作を読むことで“悪魔祓い”をするのだ。その“トラウマ”を乗り越えた向こうに、本当の“好き”が待っている。注1:TGAThe Game Awardsの略称で、毎年12月にアメリカで開催されるビデオゲームイベント。注2:『P.T.』プレイアブル・ティザー。2014年8月14日に無料配信され、絶賛された小島秀夫監督作品のホラー・ゲーム。注3:BDBlu‐ray Discのこと。注4:OSTオリジナルサウンドトラックのこと。注5:ウィリアム・ピーター・ブラッティの原作は、1973年に新潮社から翻訳が出版され(吊り革を握った少女のイラスト)、1977年に新潮文庫版(リーガンの顔がトレースされたイラスト)、1999年に創元推理文庫版が出版され、2023年の復刊で現在のカバーになった。注6:ディレクターズカット版&オリジナル劇場版〈4K ULTRA HD&ブルーレイセット〉(4枚組/ペーパープレミアム付き)今月のCulture Favorite新作『OD』のトレイラーに登場するハンター・シェイファー。ティモシー・シャラメと。『OD』でタッグを組むジョーダン・ピール監督と。こじま・ひでお1963年生まれ、東京都出身。ゲームクリエイター、コジマプロダクション代表。’87年、初めて手掛けた『メタルギア』でステルスゲームと呼ばれるジャンルを切り開き、ゲームにおけるシネマティックな映像表現とストーリーテリングのパイオニアとしても評価され、世界的な人気を獲得。世界中で年間最優秀ゲーム賞をはじめ、多くのゲーム賞を受賞。2020年、これまでのビデオゲームや映像メディアへの貢献を讃えられ、BAFTAフェローシップ賞を受賞。映画、小説などの解説や推薦文も多数。ゲームや映画などのジャンルを超えたエンターテインメントへも、創作領域を広げている。「The Game Awards 2023」にて発表した、最新作『OD』の公式ティザートレーラーが、KOJIMA PRODUCTIONSの公式YouTubeチャンネルで公開中。次回は、2384号(2024年2月7日発売)です。※『anan』2024年1月17日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)(by anan編集部)
2024年01月13日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する今日の夕食にオススメの献立は、 「茶がゆ」 「ユリネと豆腐のグラタン」 「アサリと小松菜の酒蒸し」 「ヨーグルトのハニーキウイソース」 の全4品。 サツマイモが入った茶がゆに、ヨーグルトのデザートを添えて。 【主食】茶がゆ ほうじ茶の香ばしい香りとサツマイモの甘さが、ほっとする味です。 調理時間:20分 カロリー:374Kcal レシピ制作:家庭料理研究家 近藤 瞳 材料(2人分) ご飯 茶碗1杯分 サツマイモ 1本 お茶 (ほうじ茶)700~800ml 【下準備】 サツマイモはひとくち大に切り、水にさらす。 ご飯は水洗いして、ザルに上げる。お茶は、常温に冷ましておく。 【作り方】 1. 鍋にサツマイモとお茶を入れて、中火にかける。沸騰したら、弱火にしてご飯を加える。15~20分加熱する。 【副菜】ユリネと豆腐のグラタン ユリネを和風のグラタンに。ホクホクおいものような食感です。 調理時間:10分+焼く時間 カロリー:333Kcal レシピ制作:家庭料理研究家 近藤 瞳 材料(2人分) ユリネ 1個 酢 少々 木綿豆腐 1/2丁 白ネギ 10cm 薄口しょうゆ 小さじ3/4 バター 10g 小麦粉 大さじ2 豆乳 (成分無調整)300ml 塩コショウ 少々 顆粒だしの素 小さじ3/4 ピザ用チーズ 40g 刻みのり 適量 【下準備】 木綿豆腐は厚さ1cmに切り、ひとくち大に切る。熱湯でサッとゆでて、ザルに上げる。 ユリネは1枚ずつはがし、水洗いする。木綿豆腐をゆでた熱湯に酢を加えて、かためにゆでてザルに上げる。 白ネギは斜め薄切りにする。グラタン皿に分量外のバターを薄くぬる。 【作り方】 1. 鍋にバターを熱して、溶けたら白ネギを加えて炒める。しんなりしたら、小麦粉を加える。弱めの中火で、粉っぽさがなくなるまでしっかり炒める。 2. 泡が出てきたら、豆乳を一気に加えて泡立て器で混ぜる。ダマがなくなり、トロミがついたら顆粒だしの素、薄口しょうゆを加える。塩コショウで味を調える。 3. グラタン皿に、木綿豆腐とユリネを入れて(2)をかける。ピザ用チーズをのせて、250℃で10~15分焼く。焼き上がったら、刻みのりを散らす。 【副菜】アサリと小松菜の酒蒸し シンプルな味付けで、小松菜がたっぷり食べられます。 調理時間:10分 カロリー:36Kcal レシピ制作:家庭料理研究家 近藤 瞳 材料(2人分) アサリ (砂出し)150g 小松菜 1/2束 酒 大さじ2 塩 少々 【下準備】 アサリは殻をこすり合わせて水洗いし、ザルに上げる。 小松菜は根元を切り落として3cmに切る。 【作り方】 1. 鍋にアサリと酒を入れて、蓋をして中火で加熱する。沸騰後、小松菜を加えて弱火にする。アサリの殻が開いたら塩で味を調え、器に盛る。 【デザート】ヨーグルトのハニーキウイソース 消化酵素を含むキウイは、食後のデザートにオススメです。 調理時間:5分+漬ける時間 カロリー:118Kcal レシピ制作:家庭料理研究家 近藤 瞳 材料(2人分) キウイ 1個 ハチミツ 小さじ4 プレーンヨーグルト 150g ミントの葉 適量 【下準備】 キウイは皮をむいてイチョウ切りにする。フォークで粗くつぶして、ハチミツをからめて10分程度置く。 【作り方】 1. 器にプレーンヨーグルトを入れ、準備したキウイをのせる。ミントの葉を添える。
2024年01月07日正月の元日から3日までの『三が日』は、新しい年がよい1年になることを祈り、多くの人が初詣に行きます。初詣で参拝した後は、おみくじを引くのもまた、楽しみの1つ。おみくじは、その年の運勢が書いてあるので、開ける時にはドキドキしますよね。2024年1月3日、お笑いコンビ『ジャルジャル』の後藤淳平さんが、Instagramを更新。初詣で引いた、おみくじに書かれている内容が話題を集めています。※写真は複数枚あります。左右にスライドしてご覧ください。 この投稿をInstagramで見る ジャルジャル 後藤 淳平 ごとうじゅんぺい(@jarujaru_jjg)がシェアした投稿 見事に大吉を引き当てた後藤さん。おみくじには、「災自ずから去り福徳集まり…」と記されており、相方である福徳秀介さんの苗字と被っていたのです!『福徳』とは、「財産や幸せに恵まれる」という意味があり、縁起のいい言葉です。しかし、後藤さんは「福徳は一人でじゅうぶんです」とツッコミを入れていました。後藤さんのおみくじに、ファンからは、このような反響が寄せられていました。・本当に縁起のよすぎる苗字ですよね。・福徳さんが集まることを想像したら笑ってしまった。・今年も『福徳』をたくさん集めて人々を笑かしてください!・私も大吉でした!『福徳』を集められるといいですね。後藤さんの『福徳』被りに対する見事なツッコミは、新年早々に笑いを届けてくれました。相方の名前が書いてある、おみくじからは、2人の運命を感じさせますね![文・構成/grape編集部]
2024年01月05日引いたおみくじは、どうすればいいの?引いたおみくじを神社で結ぶか、それとも大切に持って帰るか、迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。よく「大吉は“福を持って帰る”ため結ばない、凶や大凶は逆に“家に災いを持ちこまない”方がいいから結ぶ」などと聞きますが、はたして正解はあるのでしょうか?実はおみくじをどうするのかについて、決まったルールはありません。結んでもよし、持って帰ってもよし、引いた人の自由なのです。なぜおみくじを結ぶの?そもそも、なぜおみくじを神社で結ぶのか、その意味合いが気になる方もいるでしょう。おみくじを結ぶのは、「神社と縁を結ぶ」という意味合いがあります。ひいては、神様との縁を結び、「物事を良い方向に導いていただけるように」との願いが込められています。結ぶ場合は、神社で指定された場所で結びましょう。また、せっかく引いたおみくじなので、運勢の結果だけ見ておしまいにするのではなく、どんなことが書かれているのか一度は熟読してから結ぶと良いですよ。持ち帰ったらどこに置いておけばいい?引いたおみくじを持ち帰る場合は、手帳に挟むなどして大切に保管するか、すぐ目につく場所に貼っておくことをおすすめします。おみくじには吉凶の結果だけでなく、今後の指針や戒めとなることが書かれているので、何度も読み返してみてはいかがでしょうか。となると、持ち帰ったおみくじはいつまで保管するものなのか、ということも気になってきますよね。持ち帰った場合は、1年ほど経過した後お焚き上げをしてもらう、もしくは、おみくじを引いた神社で結ぶと良いでしょう。(マイナビ子育て編集部)※画像はイメージです
2024年01月03日おみくじの順番には2種類の解釈がある結論から言うと、実はおみくじのラッキー順は地域によって異なることもあり、複数のパターンが存在します。つまり……実は正解はないということなんです!スタンダードなおみくじには「大吉から大凶まで」7種類の結果がありますが、順番には2通りのパターンが存在します。パターン1【吉の方が中吉より上】縁起の良い順から、大吉>吉>中吉>小吉>末吉>凶>大凶となります。「吉」が2番目で、「中吉」よりも上に来ています。「小吉」は4番目、「末吉」は5番目です。パターン2【吉がなんと小吉の下!?】縁起の良い順から、大吉>中吉>小吉>吉>末吉>凶>大凶となります。なんと、パターン1では2番目だった「吉」が、パターン2では4番目までランクを落としてしまっているではありませんか!「小吉」は3番目で、「吉」よりも上に来ています。「末吉」が5番目、「凶」が6番目、「大凶が」最下位の7番目であることは、パターン1と共通しています。「浅草寺」のユニークな序列また、東京・浅草寺のおみくじは、ラッキーな順に、大吉>吉>半吉>小吉>末小吉>末吉>凶となっています。同じ7種類ですが、「中吉」「大凶」はなく、代わりに「半吉」「末小吉」があります。おみくじを引いた時の心構え新年早々に引くおみくじは、この先の一年を丸ごと占っているようにも感じてしまい、結果に一喜一憂することもあるでしょう。しかし、おみくじで大切なのは、吉凶の結果以上に「どんなことが書かれているか」ということ。結果のみにとらわれてしまうのは、実はナンセンスです。どんな結果のおみくじにも、今後の生活指標となり得るアドバイスや戒めが色々と書かれているので、ぜひじっくりと読んでみてはいかがですか?まとめ今回はおみくじの縁起の良い順番について解説しました。実は色々なパターンがあるとは驚きですね!2024年の初詣でおみくじを引く予定のある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。(マイナビ子育て編集部)※画像はイメージです<関連リンク>→【2023年度版】厄年は何歳? 前厄・本厄・後厄の年齢と数え方は? 厄払いのタイミング、封筒の書き方や相場も解説→初夢でタバコは縁起がいい!? 「一富士二鷹三茄子」には続きがあった! 由来と意味を解説→お年玉で1万円はあげすぎ!? お年玉の金額の相場、知ってる?
2024年01月02日いま世界で最も話題のホラー映画『TALK TO ME』を手がけたフィリッポウ兄弟と、世界的ゲームクリエイターである小島秀夫監督の鼎談を実施!作品のことから、お互いのもの創りへの考えまで、終始ハイテンションで楽しいトークをお届け。――フィリッポウ兄弟と小島監督の出会いを教えてください。小島秀夫(以下、小島):『TALK TO ME』のティザーが公開されて、こいつはすごい!と。その後にYouTubeを見たら、特殊メイク、VFX、アクションと色々な要素が全部入っていて、しかもクオリティが高くて驚いた。この世代には勝てない、会ってみたいと思って連絡しました。マイケル:大ファンだったので、光栄すぎて慌てましたね(笑)。――小島監督のゲームをプレイしていたんですか?ダニー:もちろん!マイケル:『P.T.』(幽霊の住む屋敷の廊下をループしながら探索するホラーゲーム)は本当に素晴らしい。超クール!ダニー:小島監督は、すごく存在感がある人で。マイケル:でも、いつも楽しくて緊張感なく話せるんだよね。クリエイティブな頭をしているので、刺激を受けます。小島:ずっとテンションが高くて。僕は60歳なので羨ましい。マイケル:もし小島監督が棺桶に入ったらエナジーを与えに行くので呼んでください。小島:(笑)。敬愛するジョージ・ミラー監督も双子ですが、二人に会って初めて双子っていいなと思いました。2馬力でしょ。1人で20時間働いても時間が足りないから。たとえば、現場で俳優Aと話をしていると、その間、俳優Bとは話せない。でも双子なら同時にできるので。マイケル:たとえば何かアイデアが浮かんで、すごくクレイジーだから、他の人みんなに「できるわけないよ」と言われても、双子だから「いや、できるよ」と言えるところが強みの一つ。一応、現場ではダニーが監督で彼が演出について話します。二人が監督で入ると、「え、さっきダニーが言っていたことと違う」となっちゃうから。ダニー:喧嘩をする時は、みんなの前ではせず、スマホでテキストを打って見せる感じ。マイケル:で、僕は見ないふりをするっていうね(笑)。――YouTuberとしても活躍するフィリッポウ兄弟ですが、小島監督が作品を作り始めた時代とは、もの創りの環境がかなり異なるように思います。小島:まず発表の場があることが違いますよね。僕らの時は、脚本を書いて、カメラを調達して、友だちを騙して集めて(笑)、現像して、編集して…なので、お金もものすごくかかります。でも、今はデジタルだから、カメラもライティングもCGも全部できるし、世界中の人が見ているネットで発表できます。ダニー:今みたいに発表する場がないために埋もれてしまった、いいアイデアがいっぱいあるかと思うと悲しいね。マイケル:以前、小島監督に聞いた、子どもの頃に映画作りをしたという話がすごく面白くて、映画化したいくらい。もちろん、小島さんにも出てもらう!小島:(笑)。内臓が飛び出るシーンを撮るのに、肉屋で腸を買ってきたりとかね。実際、現場でやってみたら、人間のじゃないので大きすぎて使えなくて。ダニー&マイケル:あはははは。マイケル:夕日の話も最高!小島:夕日のシーンが必要だったけどなかなか撮れなくて、友だちのお父さんが撮っていた夕日のフィルムを切りました(笑)。――『TALK TO ME』を観ていかがでしたか?小島:ホラーというより降霊版ドラマ『ユーフォリア』という印象です。パーティ、セックス、ドラッグ、その向こうに降霊があるという。YouTubeは、導入がゆっくりしていると、視聴者が飛ばしたりするじゃないですか。でも今作は最初から編集がされていないワンショットで入っていくので、作り方を変えているのかなと。マイケル:ドラマとホラーの両方を偏りなく、バランスよく作りたかったんです。ホラーもバイオレントな要素も、ストーリーにおいて必要なものだけを入れました。弟のライリーが煉獄に行くというホラー要素の強いシーンも、2分30秒くらいあったのを15秒くらいに短くしたり。ダニー:フレームごとに細かく見ていくと、ものすごいシーンが間に入っていたりもします。小島:手が作品のアイコンとしてあることや、死者との繋がり、友だちや親とのコネクションなど、僕の作った『DEATH STRANDING』と近いところもあって驚きました。僕は、主人公が元彼と手を合わせるシーンが好きなんですけど、ビジュアルで見せていく場面なので、「I miss you」とか言わせたりしそうなところなのに、やらないのがいい。ダニー:僕もそのシーンが好きで、長引かせたいと伝えていたところなので、嬉しいです。マイケル:僕は切りたかったし、「I miss you」と言わせたかったけどね!3人:(爆笑)小島:病院の街灯が消えるシーンも撮影が難しいと思うんですけど、ワンショット撮影に慣れているんだろうなと。ダニー:でも、そのシーンは難しくて14テイクかかったかな。小島:十分、少ないですよ!ダニー:えー!マイケル:オープニングのパーティシーンは大規模なものにしたかったので、毎日インスタグラムで人を募集したところ、ものすごい人が集まってしまって。当日、Wデッカー(2階建てバス)が何台も必要だったり、さらに、現場に人が勝手に入ってきたりもして、カオスに(笑)。でも、いい絵になりました。小島:僕らもゲームなので、なるべくワンショットを狙うんですけど。今作は本当にいきなりワンショットから始まるので、現代の若者たちへの映画という感じがします。アメリカン・ニューシネマに続く、YouTube・ニューシネマになるんじゃないでしょうか。――印象的な手のビジュアルは、どのように仕上げたのでしょう。マイケル:最初は指の角度やフォルムも違いましたね。ダニー:あと、木の台に載っていたけど、腕の部分を重くして自立するようにしたり。“人と触れ合いたい”という気持ちを表現した仕上がりになりました。小島:なぜ、左手なんですか?ダニー:歴史的に悪者の手は左じゃないですか。マイケルは悪いやつなので左利きです。マイケル:でも、左利きの人ってクリエイティブだよね!3人:あははは。――影響を受けたホラー映画はありますか?ダニー:『エクソシスト』とか。『リング』は前に書いた短編にすごく影響を受けています。マイケル:『殺人の追憶』も。色々なジャンルが混ざっているところがいいです。小島:僕は悪魔とか日本の幽霊が一番怖い。ゾンビは存在するから物理的に攻撃ができるので怖くないんです。ダニー:僕は幽霊でも殴るかな。3人:あははは。マイケル:小島監督の『P.T.』は、幽霊屋敷の2階にリサがいるところが怖いよね。小島:子どもの頃、よくテレビで映画を放送していて、解説者の話があるんです。でも、夕方と夜中の映画番組に解説はなく、異国の映画が突然、前情報もなく始まるのがむちゃくちゃ怖くて。『P.T.』は、架空のスタジオの名前を使うなど、そういう怖さを利用しています。ダニー&マイケル:なるほど!小島:映画『鬼婆』(熱狂的人気を誇る1964年公開のホラー作品)もテレビで観ました。ダニー:『鬼婆』は観てなくて。小島:僕はフィッリポウ兄弟が『鬼婆』を観てると知って、この人たちイケてると思ったけど、マイケルさんだったんですね。マイケル:(小島監督とグータッチして)クールなのは僕!ダニー:わ、絶対観なきゃ。『TALK TO ME』母を亡くし、日々、寂しさを募らせていた17歳のミア。高校の同級生たちの間で降霊を楽しむ「憑依チャレンジ」が流行っていると知った彼女と親友のジェイドは、集まりに参加。久しぶりに生きる実感を味わい、虜になってしまう。しかし、ある時、守らなければならない“90秒ルール”を破ってしまい…。12月22日から丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国でロードショー。©2022 Talk To Me Holdings Pty Ltd, Adelaide Film Festival,Screen Australiaダニー&マイケル・フィリッポウ兄弟映画監督、YouTuber。1992年11月13日生まれ、オーストラリア出身。ジャンル映画愛溢れるハイテンションな動画が人気のYouTubeチャンネル「RackaRacka」を運営する双子。『TALK TO ME』で長編監督デビュー、A24製作で続編『TALK 2 ME』も決定。ゲーム『ストリートファイター』の実写化作品の監督に抜擢されたことも話題に。こじま・ひでおゲームクリエイター 1963年生まれ、東京都出身。コジマプロダクション代表。’87年、初めて手掛けた『メタルギア』でステルスゲームと呼ばれるジャンルを切り開く。独立後初となる『DEATH STRANDING』が世界的に話題となり、現在は『DEATH STRANDING 2』を制作中。映画、小説などの解説や推薦文も多数。※『anan』2023年12月27日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2023年12月23日コーヒーチェーン店の『スターバックス』(以下、スタバ)では、店員がドリンクのカップにメッセージを書いてくれる時があります。お笑いタレントの小島よしおさんは、スタバのカップに書かれた、あるメッセージをX(Twitter)で紹介しました。小島さんがドリンクと一緒に受け取ったメッセージとは…。オッパッピー仕事頑張るぞ珈琲 pic.twitter.com/nZMVGr0wYv — 小島よしお (@yoshiopiiya) December 17, 2023 仕事頑張ってください!オッパッピー!『オッパッピー』とは、小島さんの持ちネタの1つ。白目を剥きながらポーズを決めて、「はい!オッパッピー」というセリフが特徴です。メッセージを書く店員が、小島さんのことに気付いたのでしょう!さりげなく「仕事頑張ってください!」とつづられた、応援メッセージに心が温まりますね。投稿を見た人からは、多くのコメントが集まりました。・スタバの店員もグッジョブですね。・写真を見て元気が出ました!・小島さんも頑張ってるから、私も仕事を頑張るぞー!店員の粋な心づかいが、仕事の励みになったという小島さん。小島さんだけでなく、投稿を見た多くの人が元気をもらったようですね。[文・構成/grape編集部]
2023年12月20日小島秀夫の右脳が大好きなこと=を日常から切り取り、それを左脳で深掘りする、未来への考察&応援エッセイ「ゲームクリエイター小島秀夫のan‐an‐an、とっても大好き」。第8回目のテーマは「“ヒデミス”と“推し活”」です。この冬、全国の書店では、その年のベスト作品をセレクトした恒例のミステリー・フェアが催される。有名なものは、文藝春秋の「週刊文春ミステリーベスト10」、宝島社の「このミステリーがすごい!(このミス)」、原書房の「本格ミステリ・ベスト10」、早川書房の「ミステリが読みたい!」など。1年間に出版された国内外のミステリーのお薦め新刊リストが出揃う。もはや冬の恒例行事だ。埋もれてしまう“物語”をもう一度、人の眼に触れさせる貴重な機会となる。“僕の身体の70%は映画でできている”と、公言してきたが、“身体の70%は読書でもできている”と、言い換えていいほど、僕は本が好きだ。手軽なエンタメが日常にいくらでも散らばっているSNSやサブスクの時代に、読書人口は激減している。果たして、それでいいのだろうか。本を好きになればわかる。読書は、僕らの人生や未来を間違いなく、豊かにしてくれるのだ。本を読む習慣をつけるにはどうすればいいのか?まず、本屋に出向くこと。交通費も手間も時間もかかる。帰宅時には、荷物にもなる。そのリスクと負担があってこそ、慎重に本をセレクトできる。注意点は3つ。必ず自分の財布で購入する。買う本は自分で選ぶ。買った本は興味を失う前に読む。本はナマモノ、興味を失うと積み本というただの置物に変わってしまう。星の数ほどもある本の中から、自力で“当たり”を引くことができれば、必ず次の読書へと繋がる。重要なのは、“当たり”を見極める経験を積むことだ。小説やノンフィクションは、あくまでも人が書いたものだ。だから、その9割は“ハズレ”ばかり。しかし、残りの1割には至極の“当たり”が潜んでいる。では、“当たり”はどうやって引けばいいのか?雑誌や電子書籍ではない紙の本は、年間7万冊(部数ではない)も出版されている。7万種類の新種が書店で産声を上げている。毎年、デビューする7万人の推し候補の中から、自分の推しを如何に見つけ出すのか?それにはフェアが最適だ。出版社の人、書店員、書評家たちは、この世で一番、本を読んでいる。本に厳しく、愛してもいる。彼らがセレクトし薦めている本に間違いはないはずだ。その中から、自分が選ぶ。これなら、難しくはないだろう。コロナ禍の2021年、早川書房の塩澤編集長(現シニアエディター)から、提案があった。「小島さんが選んだ本のフェアを、出版社を超えてやりませんか?」と。以前にも僕が選んだハヤカワ文庫のブックフェアをしたことがある。コロナ禍でもあったので、本で人を助けたい!と思い、快諾した。そうやって誕生したのが、“ヒデミス”だ。正式名称は、「ヒデミス! 小島秀夫が選んだミステリー・ゴールデン・ダズン」。“ダズン”なので12作品。今年で3回目になる。コロナ禍前は毎日、本屋に通っていたが、コロナ禍後は週末に本屋を数軒回るくらいにまで減った。それでも旧刊の買い直しも含め、1年に150冊くらい(漫画や画集、ムック本は除く)は購入する。献本や、コメントや解説用のプルーフやゲラも、毎日のように届く。本には困らないが、全てを読むわけにはいかず、半分くらいが倉庫入り。積み本が“罪本”になる。心の痛むところだ。昔は、待ち合わせや電車の移動などのちょっとした隙間の時間に読書をしたが、今ではスマホに余暇を奪われる。特に今年は、海外出張が頻繁にあったので、読めたのは100冊程度だった。例年に比べるとかなり少ない。書評家や書店員、作家たちと比べると圧倒的に少なく、精度は低くなってしまう。辞退しようかとも考えたが、塩澤さんの励ましもあり、続ける決意をした。そんなこともあり、今年は13作にさせてもらった。“ヒデミス”の常連作家もいるが、純粋なミステリーだけではなく、文学系の作品やSF、ホラー、ハードボイルドなどを含む、広い意味での“ミステリー”をバランスよく選択したつもりだ。この中から選ぶのはあなただ。誰の意見も聞かず、自分で決めて欲しい。ハズれても気にしない。“当たり”を引くまで読み続ける。“当たり”があれば、読書はあなたの生活の一部となるはずだ。すると、13冊では足らなくなる。もっと面白い、自分だけの本が読みたくなる。その経験をもとに、自分の好きな本を選んでみよう。他のブックフェアや帯コピーなどを参考にしてもいい。膨大な量の本の中から、自分だけの“好き”を見つける。その出逢いは、偶然ではない。それが本と出逢うということだ。そして、面白かった本は、家族や友人たちに薦め、SNSで推してみるといい。読書とはまた異なる喜びが得られるはずだ。これがヒデオのミステリーだ。「ヒデミス! 小島秀夫が選んだミステリー・ゴールデン・ダズン」選出リスト1、『ミン・スーが犯した幾千もの罪』トム・リン2、『真珠湾の冬』ジェイムズ・ケストレル3、『踏切の幽霊』高野和明4、『頰に哀しみを刻め』S・A・コスビー5、『わたしたちの怪獣』久永実木彦6、『卒業生には向かない真実』ホリー・ジャクソン7、『生存者』アレックス・シュルマン8、『怪獣保護協会』ジョン・スコルジー9、『8つの完璧な殺人』ピーター・スワンソン10、『トゥルー・クライム・ストーリー』ジョセフ・ノックス11、『ナイフをひねれば』アンソニー・ホロヴィッツ12、『グレイラットの殺人』M・W・クレイヴン13、『この密やかな森の奥で』キミ・カニンガム・グラント※リストは発売日順今年の選出リストがこちら。小島監督が“ヒデミス”を語る配信がトーハンのYouTubeチャンネル「出版区」で配信中。今月のCulture Favorite映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズなどでおなじみの俳優、イライジャ・ウッドとのツーショット。西島秀俊さんとの一コマ。二人が並んだ姿は、SNSで大きな話題を呼んだ。こじま・ひでお1963年生まれ、東京都出身。ゲームクリエイター、コジマプロダクション代表。’87年、初めて手掛けた『メタルギア』でステルスゲームと呼ばれるジャンルを切り開き、ゲームにおけるシネマティックな映像表現とストーリーテリングのパイオニアとしても評価され、世界的な人気を獲得。世界中で年間最優秀ゲーム賞をはじめ、多くのゲーム賞を受賞。2020年、これまでのビデオゲームや映像メディアへの貢献を讃えられ、BAFTAフェローシップ賞を受賞。映画、小説などの解説や推薦文も多数。ゲームや映画などのジャンルを超えたエンターテインメントへも、創作領域を広げている。「The Game Awards 2023」にて発表した、最新作『OD』の公式ティザートレーラーが、KOJIMA PRODUCTIONSの公式YouTubeチャンネルで公開中。次回は、2380号(2024年1月10日発売)です。※『anan』2023年12月13日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)(by anan編集部)
2023年12月16日神奈川・相模原のアウトドア複合リゾート「さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト」では、光り輝くイルミネーションの中、音楽ライブや花火とともに新年を迎える「さがみ湖イルミリオン カウントダウンパーティー」を、2023年12月31日(日)20:00から2024年1月1日(月)0:05までの期間で開催する。「さがみ湖イルミリオン」カウントダウンパーティー「さがみ湖イルミリオン」は、関東三大イルミネーションに認定されるイルミネーションイベントだ。2023年を締めくくる今回は、年越しのカウントダウンイベントを開催。約600万球のイルミネーションが広がる園内では、2023年のヒットソングメドレーを届ける「DJ タイム」で、音楽とともに1年の出来事を振り返る。また、アイドルグループが登場する音楽ライブや、豪華賞品があたる「大抽選会」の開催も見どころだ。盛り上がりが最高潮となった0時ちょうどには、色鮮やかな花火が華やかに吹き上がる。DJや音楽ライブ、さらに煌めくイルミネーションと花火で、新年の訪れを盛大に祝う年越しイベントとなっている。【詳細】さがみ湖イルミリオン カウントダウンパーティー 2023-2024開催日:2023年12月31日(日)~2024年1月1日(月・祝)開催時間:20:00~24:05 (予定)場所 :さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト 園内特設ステージ住所:神奈川県相模原市緑区若柳1634観覧料:無料※別途、「さがみ湖イルミリオン」入園料がかかる※大抽選会の参加は別途料金がかかる、詳細はWEB サイトを確認料金:・入園料大人 2,000 円、小人 シニア 1,300円、愛犬 1,300 円・イルミパス 大人 2,900 円、小人 シニア 2,300 円・フリーパス 大人 4,500 円、小人 シニア 3,700 円※小人は3歳~小学生以下、シニアは60歳以上※料金は時期により異なる【問い合わせ先】さがみ湖リゾート プレジャーフォレストTEL:0570-037-353
2023年12月16日大ヒットゲームを手掛けてきたクリエイターの小島秀夫に密着したドキュメンタリー『HIDEO KOJIMA:CONNECTING WORLDS』がディズニープラス「スター」にて2024年春より独占配信されることが決定した。世界中で大きなブームを起こし、日本のみならず世界で熱狂的なファンを産み出した「DEATH STRANDING」、「メタルギアシリーズ」を誕生させた、世界有数のゲームクリエイター小島秀夫。本作では、独立スタジオの設立から「DEATH STRANDING」を完成させるまでの創造過程に迫り、小島監督が創造した作品を通して、ゲームを芸術の視点から見た時の影響力や可能性を探る。小島監督をはじめ、本作を彩る豪華出演陣として、ジョージ・ミラー、ギレルモ・デル・トロ、ノーマン・リーダスらをはじめ、ニコラス・ウィンディング・レフン、グライムス、ウッドキッド、「チャーチズ」、押井守、三上真司、塚本晋也など、映画や音楽のシーンで活躍する様々なアーティストやクリエイターがコメンテーターとして本編に登場。彼らが小島監督の素顔をどのように語るのか。著名クリエイターから見た視点ならではの素顔にも注目だ。解禁されている予告編では小島監督と共に仕事をしたノーマン・リーダスが交流をふり返り、「まるでウィリー・ウォンカと一緒にチョコレート工場に入る感じだ」と評し、ギレルモ・デル・トロも「ゲームは芸術でそれを仕切る唯一の指揮者は『作家』なんだ」と、彼の持つ作家としての創造性を力説。「誰もが見たことのないものを作りたい」「人は自分でプロデュースするしかない」と笑顔で語る小島監督の姿が印象に残る。会議中の場面も和気藹々とした空気となっており、彼の人柄が窺えるシーンが描かれている。『HIDEO KOJIMA:CONNECTING WORLDS』は2024年春、ディズニープラス「スター」にて独占配信。(シネマカフェ編集部)
2023年12月08日あなたは、「ゆ」から始まる食べ物をいくつ思いつきますか?この記事では、料理・野菜や果物・お菓子・飲み物など、「ゆ」から始まる2文字・3文字・4文字・5文字・6文字以上の食べ物をまとめて紹介します。しりとりやクロスワード、古今東西ゲームなどで役立ててくださいね。■【料理・食材編】ゆから始まる食べ物まずは、「ゆ」から始まる料理・食材を紹介します。*・湯葉・ゆかり:三島食品が販売する赤ジソのふりかけ・ユッケ・湯漬け:ご飯に熱い湯をかけた食べ物・ゆでだこ・湯豆腐・ゆで豚・ゆし豆腐:沖縄の柔らかいおぼろ状の豆腐料理・ゆで卵・雪見鍋:大根おろしをたっぷり入れた鍋・ユーリンチー(油淋鶏)・ゆかりごはん:赤しそのふりかけを混ぜたごはん・柚子胡椒・湯だめうどん:冷水で締めてから再度お湯で温めたうどん・幽庵焼き:調味液に漬けた魚を焼いた料理・柚子ちりめん:柚子で味付けしたちりめんじゃこ・ゆで落花生・ゆり根きんとん:ゆり根を裏ごしして甘く味付けしたきんとん・ゆり根まんじゅう:裏ごししたゆり根を片栗粉などで団子にしてあんをかけた料理・ユッケジャンスープ*▶次のページでは、「ゆ」から始まる野菜や果物を紹介します。■【野菜・果物編】ゆから始まる食べ物続いては、「ゆ」から始まる野菜や果物を紹介します。*・柚子・ゆり根:オニユリやヤマユリの球根部分・ゆきな(雪菜):雪の中で栽培される伝統野菜・ユウガオ:カンピョウの原料である野菜・夕張メロン*▶次のページでは、「ゆ」から始まるお菓子を紹介します。■【お菓子編】ゆから始まる食べ物続いては、「ゆ」から始まるお菓子を紹介します。*・ゆべし:味噌、砂糖、米粉の生地にくるみや柚子を入れた和菓子・雪の宿:三幸製菓が販売するミルククリームをかけたせんべい・ゆであずき・柚子ジャム・雪見だいふく:ロッテが販売するアイスをもちで包んだスイーツ・柚子シャーベット*▶次のページでは、「ゆ」から始まる飲み物を紹介します。■【飲み物編】ゆから始まる飲み物続いては、「ゆ」から始まる飲み物を紹介します。*・柚子茶・雪国:ライムとウォッカとホワイトキュラソーを組み合わせたカクテル・雪印コーヒー:雪印メグミルクが販売する乳飲料*□ゆから始まる食べ物はいろいろな種類がある!「ゆ」から始まる食べ物は、「雪」や「ゆで」などの言葉が先頭にくる言葉がたくさんあります。クロスワードパズルなどで、ぜひ「ゆ」がつく食べ物が必要な時に思い出してください。(にほんご倶楽部)※画像はイメージです
2023年11月14日小島秀夫の右脳が大好きなこと=を日常から切り取り、それを左脳で深掘りする、未来への考察&応援エッセイ「ゲームクリエイター小島秀夫のan‐an‐an、とっても大好き」。第7回目のテーマは「フィジカルなクローゼット」です。クライテリオン・コレクション社(注1)が運営する「Closet Picks」という人気企画がある。クライテリオン社のNY本社にある映画ソフト棚にゲストを迎え、各人が選んだフェイバリット作品を映像配信で紹介するのだ。映画監督は勿論、世界中の映画関係者が呼ばれる。その名誉ある“クローゼット”の案内人に指名された。ゲーム業界からの参加は初めてだという。あえて’50~’60年代の邦画を選んだ。黒澤明、小津安二郎、溝口健二、小林正樹、新藤兼人、勅使河原宏、中川信夫らの作品の中から特にお薦めの映画を9作品。誰もが名前くらいは聞いたことがあるはずだが、これらの名匠たちの作品を日本で観ることは難しい。サブスクや、BD(ブルーレイディスク)で鑑賞できる作品は限られている。ところが、米国のクライテリオン社からは、多くの邦画の傑作がBD化されている。海外のクリエイターたちは、これらの邦画を当たり前のように観ては勉強を重ねている。この皮肉な事実を伝えたかったのだ。子供の頃、映画を個人で所有することは、“夢”だった。劇場かTVで観ることしかできない。瞬きも惜しんで、映画のワンカットずつを記憶した。映画は、特別な体験だったのだ。学生時代の1970年代後半、ようやく家庭用ビデオが発売される。映画を個人で所有できる!これは人類が月面に降り立つのと同じくらい、衝撃的だった。ただし、当時のVHSソフトは、個人で購入するには高価だった。レンタルか、ダビングで我慢するしかない。ビデオテープは観るたびに、ダビングするたびに劣化してゆく。その後、レーザーディスクが登場。シネフィルはこぞって、高画質な映画を買い揃えた。映像特典も魅力だった。10年後、DVDが爆発的に家庭に浸透。DVDは何度観ても劣化しないが、まだまだ劇場クオリティには程遠かった。それでも映画ファンたちのクローゼットは拡大していった。続いてTVの進化と相まって、さらに高画質なBDが登場する。現在では、過去の名作群が、4K UHDやフィルム素材からデジタル修復(リストア)された至福のラインナップが次々と登場している。映画ファンたちのクローゼットは、まさに物理的に――フィジカルにヤバくなってきている。デジタル化してサーバーに保存すれば、“クローゼット問題”は解決するだろう。サブスクならば、買い直しの必要もない。しかし、サブスクへの不信感は否めない。たとえば、音楽。僕は未だにCDを買い、パソコンを経由してWALKMAN(注2)に取り込んだ曲を聴いている。CD化されていない過去の楽曲やデジタル配信のみの新曲は聴きようがない。だからサブスクでの体験は斬新だった。楽曲は豊富で手軽だ。フィジカル化されていない懐かしい曲との再会に喜びもした。確かに便利だ。しかし、既にサーバーにあるものを引き出して聴くだけ。自分だけのコレクションをそこに追加することはできない。錯覚をしてしまいそうだが、“自分のもの”ではない。他人が所有し、運営するデータベースの蛇口を捻る権利を一時的に付与されているだけなのだ。サブスクの映画も同じだ。国や企業、団体、時代や規範が蛇口の権限を握る。蛇口を規制され、いくら捻っても“自分のもの”が、出てこない未来は起こりうる。自分だけが好きなもの、自分だけの思い出が、一方的に他者に否定されてしまうリスクがある。イーロン・マスク氏がツイッター社を買収、「X」と名称を変えた際、ある噂が流れた。「10年以上前の投稿画像データは全て消される」と。幸いデマではあったが、それはいつ起こってもおかしくはない。政変や紛争、大災害などでサーバーが沈黙したら、蛇口どころか、何も残らない。デジタル版『華氏451度』(注3)さえ現実になりかねない。しかし、化石や壁画、ピラミッド、彫刻などフィジカルなものは、風化しても何千年もの時を超えて残る。それらには歴史の残り香がある。肌触り、重量、匂いがある。デバイスを必要とせず、思いを馳せることができる。劉慈欣の『三体』の、“文明のなかで最も残るメディアは石に刻まれた文字だ”、という記述を思い出した。僕のクローゼットは、資料置き場とは異なる。単なる資料ならば、デジタルの方が機能的だ。そこは、映画や本や音楽たちとの“思い出”を保管する場所なのだ。好きなものを所有する。それは独占欲ともまた違う。モノは場所を取るし、劣化し、色褪せるから、手入れも必要。永遠ではない。老化する肉体を持った僕ら人間たちと同じだ。厄介だけれど愛すべき存在。その大好きなものをいつも側に置きたい。好きな時に触って、眺めては、過去と繋がっていたい。だから、僕には好きなものたちを仕舞う“フィジカルなクローゼット”が必要なのだ。そうは言っても、個人が所有できる映画の数は、たかがしれている。企業が運営するサブスクには敵わない。だからこそ、そこは“僕だけのクローゼット”なのだ。そこには、僕の人生が並んでいる。「Closet Picks」出演で頂いた北米盤の名作たちをクローゼットに並べてみる。また“思い出”たちが、僕の元に戻ってきた。注1:アメリカのソフトメーカーで、歴史的に重要な名作映画のディスクを販売。古典作品のリマスターなども行っており、映画ファンからの信頼も厚い。注2:SONYのポータブルオーディオプレーヤー。注3:レイ・ブラッドベリの小説で、本の所持や読書が禁じられた架空の社会が描かれている。今月のCulture Favoriteクライテリオン・コレクション社「Closet Picks」の一コマ。Photo courtesy of the Criterion Collectionモーションキャプチャーの現場での、押井守監督との一枚。ロンドンで会ったアレックス・ガーランド監督と。こじま・ひでお1963年生まれ、東京都出身。コジマプロダクション代表。’87年に初監督作『メタルギア』でデビュー。独立後初となるタイトル『DEATH STRANDING』が世界で大きな話題を呼んだ。現在、その続編となる『DEATH STRANDING 2』の制作中。ドキュメンタリーフィルム『HIDEO KOJIMA ‐ CONNECTING WORLDS』の予告編が、KOJIMA PRODUCTIONSの公式YouTubeチャンネルで公開中。次回は、2376号(12月6日発売)です。※『anan』2023年11月15日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)(by anan編集部)
2023年11月11日東山【京料理ほうざん】二条城【京ゆば処静家二条城店】祇園四条【京料理いそべ】祇園四条【豆腐料理とおばんざい京都豆八】蹴上【南禅寺料庭八千代】東山【京料理ほうざん】気軽にほっこり、湯豆腐と京料理、伏見の銘酒をともに味わう湯豆腐がリーズナブルに味わえるコース『司会席』地下鉄の東山駅から徒歩5分。【京料理ほうざん】は、東山エリアの有名社寺にも近く、散策の道すがら、手頃な価格で湯豆腐やゆば、京料理が楽しめる懐石のお店です。山科の老舗豆腐店から仕入れる豆腐は、大豆の風味が濃厚。湯豆腐単品はもちろん、ゆば刺しなど全10品が付く湯豆腐懐石コース『司会席』もオススメです。テーブル席とカウンターで気軽にくつろげる雰囲気純和風の暖簾をくぐると、店内はテーブル席がメインのカジュアルな和空間。カウンター席は壁に面しているので、一人でも気兼ねなく過ごせます。「ほっこり温か、気持ちがくつろげる接客が目標」という大女将が厳選した日本酒は、すべて伏見の老舗酒蔵【増田徳兵衛商店】のもの。湯豆腐とともにぜひ味わってみてください。京料理ほうざん【エリア】祇園【ジャンル】和食【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】東山駅 徒歩5分二条城【京ゆば処静家二条城店】国産大豆100%、自家製の京ゆばを『ゆば尽くし』のコースで満喫一人鍋で贅沢に味わう『ゆば煮鍋』(コース内の一品)地下鉄二条城駅から徒歩1分。【京ゆば処静家二条城店】では、自家製ゆばを『ゆば尽くし』のコースで味わえます。提供される京ゆばは国産大豆100%の特製豆乳を使い、本店の美山工房で丁寧に手づくり。大豆の旨みがつまった京ゆばを、刺身、陶板焼き、サラダ、佃煮、プリンなど、さまざまな調理法で満喫できます。全席カウンター。通な料理を気軽なスタイルで店内はカウンター席のみで全9席。京都らしい趣と高級感がありながら気軽に楽しめ、デートにも一人でも利用しやすい雰囲気です。メニューはコースのみのため、ディナー・ランチを問わず事前予約は必須。「席のみ予約」で来店時にコースを選ぶこともできます。京ゆば処静家二条城店【エリア】二条城【ジャンル】和食【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】二条城前駅 徒歩1分祇園四条【京料理いそべ】円山公園の四季の風情とともに味わう、自家製「京生ゆば」のコース旬の食材と自家製の生ゆばの椀物『甘鯛の高台寺蒸し』(食材は季節によって変わります)京阪祇園四条駅から徒歩10分。八坂神社に隣接する円山公園内にある創業50余年の日本料理店【京料理いそべ】。店舗内併設のゆば厨房で毎日一から手づくりで仕上げる「京生ゆば」は、国産100%の大豆で濃厚かつクリーミーな味わい。そんな自家製ゆばをふんだんに取り入れた懐石コースやお弁当(3日前までに要予約)などが揃います。広々とした店内。窓が大きく円山公園の自然を身近に感じられる知恩院や高台寺など、人気の東山エリア散策にとても便利なロケーション。広い店内は、一人から最大40名まで対応可能。円山公園の自然を目の前に、さじき席や座敷など、京都らしい空間でゆっくりくつろいで食事ができます。2Fの座敷はママ会も歓迎、ベビーカーの預かりなど、子ども連れにやさしいサービスもあります。京料理いそべ【エリア】円山公園/高台寺/清水寺【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】4000円【ディナー平均予算】7000円【アクセス】祇園四条駅 徒歩10分祇園四条【豆腐料理とおばんざい京都豆八】先斗町の町家で、京・豆腐料理の“いま”を味わい尽くす!豆八オリジナルの豆乳湯豆腐『ぶぶ豆腐』京阪祇園四条駅から徒歩3分。【豆腐料理とおばんざい京都豆八】は、独創的な豆腐料理とおばんざいが楽しめるオシャレな町家和食店です。オリジナルの豆乳湯豆腐『ぶぶ豆腐』は、単品でもコースにも登場する看板メニュー。京都美山産の大豆と水だけを使った、豆腐のような弾力の『くみあげゆばのさしみ』もオススメです。京町家らしい座敷席。掘ごたつの個室やカウンター席もあり京町家の雰囲気ある店内は、京都らしく居心地のいい空間。1Fはゆったり座れるカウンター席と掘りごたつ式の個室、2Fは靴を脱いでくつろげる座敷と、シーンに合わせて選べます。ヘルシーな豆腐料理やおばんざいがリーズナブルに楽しめ、交通のアクセスも抜群。デートに、女子会に、気軽に利用できるお店です。豆腐料理とおばんざい京都豆八【エリア】木屋町/先斗町【ジャンル】創作和食【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】4500円【アクセス】祇園四条駅 徒歩3分蹴上【南禅寺料庭八千代】季節の彩りを映す庭園美を愛でつつ『南禅寺名物湯豆腐』を堪能創業当時から変わらぬ味を守り続ける『南禅寺名物湯豆腐』地下鉄の蹴上駅から徒歩5分、南禅寺の参道に店を構える【南禅寺料庭八千代】。看板メニューの一つ『南禅寺名物湯豆腐』は、滋賀県産の大豆・一等「福豊」と京都の地下水を使用し、昔ながらの手づくりにこだわった豆腐を使用しています。利尻昆布と枕崎産の本鰹節をふんだんに使っただしも、得も言われぬ味わいです。美しい庭園を眺めながらゆったり過ごせる座敷「料庭」と称するとおり、美しい庭を眺めながら上質の日本料理が楽しめる優雅な空間。京都でも指折りの景色である、東山を借景とした小川治兵衛作の庭園を堪能できます。広々とした座敷や歌舞伎の寄席に倣った掘りごたつ席など、異なる顔がある店内は、京都を訪れるたびにまた行きたくなるお気に入りの場所になりそうです。南禅寺料庭八千代【エリア】岡崎/平安神宮/南禅寺【ジャンル】和食【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】蹴上駅 徒歩5分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2023年10月25日株式会社ぷろだくしょんバオバブが、声優の一城みゆ希さんが多臓器不全のため、2023年10月24日に急逝したことを公表しました。76歳でした。一城さんは外画の吹き替えのほか、アニメ『名探偵コナン』(読売テレビ・日本テレビ系列)のジョディ・スターリングや、ディズニーアニメ『101匹わんちゃん』のクルエラ・デ・ヴィル役などの人気キャラクターを演じてきました。訃報を受け、『名探偵コナン』の工藤新一と怪盗キッド役を務める、声優の山口勝平さんは、次のようにコメントをしています。一城みゆ希さをの訃報が届きました。言葉になりません。FOXの稽古場で、スタジオで、飲み会で、いつも聞こえてくるみゆ希さんの明るい笑い声が大好きでした。家族ごといっぱい可愛がっていただきました。ありがとうございました。おつかれさまでした。寂しくなります。。。心からのご冥福を— 山口勝平@「勝平大百科 50キャラで見る僕の声優史」発売中です❗️ (@ENma_Dororon) October 24, 2023 ほかの共演者からも「信じられない気持ちでいっぱい」などの声が上がったほか、ファンからは「力強いジョディ先生の声が大好きでした」「レジェンド声優として尊敬していました。とても悲しいです」といったお悔やみの言葉が多数寄せられています。一城さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2023年10月25日小島秀夫の右脳が大好きなこと=を日常から切り取り、それを左脳で深掘りする、未来への考察&応援エッセイ「ゲームクリエイター小島秀夫のan‐an‐an、とっても大好き」。第6回目のテーマは「60歳をどう生きるか」です。夏の終わり、初めてシニア料金で映画を観た。入口で身分証明書の提示もなく、変わりない鑑賞だった。この8月24日で“還暦”を迎えた。そもそも還暦とはなんなのか?石器時代の平均寿命は15歳だというから、60歳という年齢はとてつもない。しかし現代の日本人男性は平均して81歳まで生きるという。それを思うと、60歳がめでたいのかわからなくなる。たまたま誕生日は、セルビアでキャストの撮影をしていた。現地のスタッフにお祝いをして貰った。帰国後には、コジプロで“監督還暦祝いの会”を開催していただいた。赤い革ジャン、赤いベルト、赤い靴、赤いヘッドホンを装着、全身が真っ赤に。僕の顔も赤くなる。そして、M78星雲から、真っ赤なウルトラセブンのサプライズ登場まで!僕の家系には、男性に早死の傾向がある。親父は45歳で亡くなった。親戚の叔父たちが長生きした記憶はない。だから幼い頃から、寿命への漠然とした強迫観念があった。自分が父親の45歳を超えた時には、なんとも言えない気持ちになったものだ。親父を超えて生き続けている。自分はもう大丈夫だ。そこから死の恐怖を意識はしなくなった。ただコロナ禍を経て、誰もが平等に死ぬことを悟った。自分も例外ではなく、いつかは死ぬ。あのタイムリミットを思い出した。さらに、2020年に大きく体調を崩すことがあった。生涯で初めて、「制作はもう続けられないかも?」と最悪の未来をも考えた。僕のリタイア後もコジプロを存続させる必要がある。そこで、企画草案メモが詰まったUSBを秘書に、遺書を付けて渡した。「何かあればこれを。これで数年は持つはずだ」と。幸い、体調は回復、現場に復帰することが出来た。死なないまでも、物創りが出来なくなることはあるのだと、自覚を新たにした。僕が業界に入った1986年時には、「ゲーム開発の寿命は20代後半まで」と言われていた。柔軟な頭脳と体力が求められる、長くは携われない職業なのだと。会社員として、一発当てたゲーム開発者は、所属長に抜擢される。マネージメントを覚え、管理職に就く。さらに、経営陣として参画する場合もある。僕はKONAMIでは二足の草鞋を履くことを選んだ。「経営と制作(開発)のどちらもやる、だから現場も続けさせてください」と。50歳を過ぎて、独立スタジオを立ち上げたのも、現場でクリエイトを続けるためでしかない。ゲーム業界では、60歳を超えて現場で物創りをベタでしているクリエイターはほとんどいない。ところが、これが映画業界となるとまるで話が違ってくる。今も現役で活動を続けている巨匠たちがいる。スティーブン・スピルバーグは76歳、ジョージ・ミラーは78歳。デヴィッド・クローネンバーグ、ポール・バーホーベン、リドリー・スコット、ブライアン・デ・パルマ、ダリオ・アルジェント、ミヒャエル・ハネケ、マーティン・スコセッシ、マイケル・マンたちは、80歳を超えている。ウィリアム・フリードキンは87歳で亡くなったが、最期まで映画を撮り続けていた。宮崎駿監督は82歳で『君たちはどう生きるか』を創った。『千と千尋の神隠し』が60歳の時の作品なので、その後の約20年間で5本を創ったことになる。僕が宮崎さんのように80歳まで現役を続けられたとしよう。どんな作品を、何作創るべきか。現在、僕がどっぷりかかわっているオリジナル作品は、『DS2』と“とんがったゲーム”の2本。同時進行もあるだろうが、20年でせいぜい5、6本だろうか?隠居生活は頭にはない。生涯現役で物創りを続けたい。映画やアニメ、PVのオファーは、KONAMI在籍中からいくつもあった。独立後は格段に増えた。だが、コジプロを立ち上げて社員を抱えている以上、映画創りでスタジオを数年開けることも、抜けることも許されない。残りの人生をどうするか?ゲームか?映画か?選択を迫られる。ここ数年はそのストレスが尋常ではなかった。それを朋友ギレルモ・デル・トロに相談する機会があった。「ヒデオが創っているものは、唯一無二の“映画”だ。今のままの物創りを続けるべきだ」と、彼は応えた。そこでこの先10年の優先順位を決めた。映画の企画はとりあえず保留、独立後、オリジナルの3作目となる大作ゲームの企画を頭の中だけで始めた。宮崎さんの最終作品が北米でも上映された時に、デル・トロがSNSで発した言葉が素晴らしい。“I will joyfully watch his latest rather than his last.”――最後の作品としてではなく、彼の最新作として楽しむつもりだ。寿命は自分で決めるものではない。作品もそうだ。これからの僕の作品も、常に最新作として生まれてくるのだ。60歳とは、ただの通過点でしかない。“シルバー”な隠居ではなく、“燻銀”の現役でいたい。今月のCulture Favoriteセルビアの撮影スタッフに現地で還暦を祝ってもらった時の一枚。還暦祝いのプレゼントでもらった紅革ジャン。ケータリングサービス「ライムンダ」さんの、真っ赤なオリジナル誕生日ケーキ。こじま・ひでお1963年生まれ、東京都出身。コジマプロダクション代表。’87年に初監督作『メタルギア』でデビュー。独立後初となるタイトル『DEATH STRANDING』が世界で大きな話題を呼んだ。現在、その続編となる『DEATH STRANDING 2』の制作中。ドキュメンタリーフィルム『HIDEO KOJIMA ‐ CONNECTING WORLDS』の予告編が、KOJIMA PRODUCTIONSの公式YouTubeチャンネルで公開中。次回は、2372号(11月8日発売)です。※『anan』2023年10月18日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)(by anan編集部)
2023年10月21日MUSIC&RELAXをコンセプトとした、自然の中でシートを広げてゆったりと音楽を楽しむピクニックスタイルのミュージックフェス『Chillin’ Vibes 2023』が、10月21日(土)大阪・万博記念公園もみじ川芝生広場にて開催される。『Chillin’ Vibes 2023』 チケット情報追加アーティストとして、MONKEY MAJIK、Welcome Actを担当するみゆなの出演が決定した。その他、HY、高橋優、BEGINらに加え、真壁陽平(Guitar)、隅倉弘至(Bass)、神谷洵平(Drums)、伊澤一葉(Keyboard)らによるChillin’ Vibesオリジナルバンド、Chillin’ Vibes Band「Ma-bouz(マボウズ)」がclaquepot、JQ from Nulbarich、ビッケブランカ、吉澤嘉代子ら計4組のゲストボーカルを迎えてパフォーマンスを行う豪華ラインナップ。チケットは、10月20日(金)23:59まで先行先着プリセールを実施中。(インバウンド向けのチケット販売も実施中)さらに、公演チケットに加え、会場往復送迎&ホテル付オフィシャルツアーチケット発売中!こちらのツアーは観覧エリア前方にて優先観覧エリアが設けられるほか、太陽の塔入館券も付くお得なプランとなっている。料金や詳細は、公式サイトをチェック!!今後も新情報を発表予定なのでお楽しみに。
2023年10月10日私たちの日常生活に、必要不可欠な存在ともいえる、スマートフォン(以下、スマホ)。便利な機能が豊富に備わっていますが、使い方を誤ると、トラブルのもとになってしまうこともあります。小島よしおが1年近く設定していた、『ある機能』とは…お笑いタレントの小島よしおさんが、2023年10月5日に、自身のX(Twitter)を更新。気付かぬうちに、スマホである失敗をしていたことを明かしました。小島さんは、なんと1年近くの間、スマホを『おやすみモード』に設定していたといいます。いつのまにか携帯のおやすみモードが設定されていて9時から17時までの着信が全て話し中になってしまってました前に携帯を買ってからと考えるとおそらくもう1年近く もしかすると何度も電話をかけてくれた知人もいるかもしれない(今回たまたまそれを知ることができて調べてみて発覚)…— 小島よしお (@yoshiopiiya) October 5, 2023 『おやすみモード』とは、着信や通知による音やバイブレーションを、一時的に制限する機能のこと。着信音が鳴らなくなるため、小島さんは今まで、9~17時の間にかかってきた電話に、気付けなかったのだとか。何度電話をかけても繋がらないと、相手を不安にさせたり、時にはイライラさせてしまうこともあるでしょう。小島さんは知人からの連絡に気付けず、「スマホの使い方を熟知していないと、相手に迷惑をかけてしまう」と、反省しているようでした。【ネットの声】・『おやすみモード』って、そうなってしまうのですね。・友人も「あぁ、忙しいんだなぁ〜」って思っただけですよ、きっと!・このタイミングで、気付けてよかったですね!仕事上の都合や押し間違いなどによって、設定を変えてしまうことはあるでしょう。知人や仕事の相手などに迷惑がかからないよう、たまにはスマホの設定を見直してみるのも、いいかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2023年10月06日ホノルルマラソン日本事務局では、2023年12月10日(日)に開催する「ホノルルマラソン2023 応援サポーター&ランナー」として、お笑いタレントの小島よしおさんを任命いたしました。小島よしおさんメイン画像小島よしおさんは、フルマラソンに参加するほか、大会前日の「カラカウアメリーマイル」にも参加します。フルマラソンでは、サブ4の実力を持つ小島よしおさん。マラソン当日は、応援サポーターとして、参加者みなさんの完走を達成するサポートとなるよう、ランナーの皆さんに声掛けをしながら走っていただく予定です。ランナーの皆さんにはコース上で、小島さんからダイレクトに応援の声掛けをもらえるチャンスがあるかも。今回の応援サポーターの就任にあたり、「ホノルルマラソン2023 応援サポーター&ランナーに選んでいただいたことを本当にうれしく思います。ホノルルマラソンと聞いて頭に浮かぶのは、みんなが実に楽しそうに走っているということです。もちろん自分の記録と戦っている人もいるとは思いますが、すべての人が“すてきな想い出をつくりに来て、間違いなくつくることができている”そんな印象です。ホノルルマラソンの目標は、一緒に走るランナーのみなさんをひとりでも多く楽しませること。もちろん自分も楽しみながら。鼓舞できるようなギャグもいっぱい持っているので、みんなが笑顔になる、元気になれる、そんなランにしたいですね。」と抱負を語っています。定員もなく、制限時間もないランの祭典ともいえるホノルルマラソン。ホノルルマラソン日本事務局では現在参加ランナー募集中です。料金がお得な第1期エントリーの締め切りは10月11日となります。大会概要は公式サイト をご覧ください。【小島よしおさんプロフィール】1980年生まれ。沖縄県生まれ千葉県育ち。早稲田大学卒業。2007年に「そんなの関係ねえ」のギャグでブレイク。ランニングは2016年10月にゲスト参加した大町アルプスマラソンをきっかけに本格的に始動。コロナ禍でも一人、LSDやスピード走を続け月に150km以上走っていた。<自己ベスト>フルマラソン3時間59分59秒(2017年おかやま)ハーフマラソン1時間41分14秒(2017年仙台国際)今年、TBS春のオールスター感謝祭の名物企画“赤坂5丁目マラソン”で初優勝。インタビューでは、「テレビの前のピーヤ達、努力は裏切らないよ!」と呼びかけた。小島よしおさんプロフィール【一般の方からの大会に関するお問い合わせ先】ホノルルマラソン日本事務局E-mail: info@honolulumarathon.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月28日