歌手でタレントの研ナオコの夫・野口典夫さんが28日に自身のアメブロを更新。お笑いコンビ・ダウンタウンの浜田雅功とタレントの小川菜摘夫婦からの差し入れに感謝をつづった。この日、野口さんは「ご来場ありがとうございます」というタイトルでブログを更新。「今日は練馬文化センター大ホールで梅沢富美男さんとのジョイントコンサート昼・夜2回公演」と説明し、会場や物販の様子を写真で公開した。続けて「楽屋にはお二人から差し入れの暖かい『ちまき』」(原文ママ)と浜田と小川夫婦からの差し入れを公開。「いつもありがとうございます」と感謝をつづり、ブログを締めくくった。
2024年05月29日俳優・山口智子(59)が、25日放送のMBSテレビ『ごぶごぶ』(毎週土曜後1:54※関西ローカル)に出演し、大ヒットドラマ『ロングバケーション』(1996年放送)の思い出を語った。山口が1年以上ぶりにバラエティー番組に登場し、ダウンタウン・浜田雅功とともに新しい大阪の大衆的な食をめぐるロケの後編。移動のバス車内では、清水麻椰アナウンサーも加わり、山口が質問に答えた。還暦を前にした心境を聞かれると「めっちゃハッピー」と表現し、「人生の中で一番元気」と充実感が満ちた。対して、俳優業については「やればやるほど自信はなくなる」「この感じでいけるなんて手応えは恐れ多い。100億年早いわ」としみじみ語った。浜田が「世間的には『ロンバケ』でしょう、あなた。あれはすごかったから」と向けるも、山口は「それはもうスタッフや皆さんの力と、もうキムちゃん(木村拓哉)のキラキラのおかげですよ」と謙虚。木村について「すごい生命体だと思った。皮膚とかもうピッチピチ。すっごいキレイ。輝いてるスターってこういうことをいうんだと思った」と懐かしんだ。『ロンバケ』は社会現象となったが、山口自身は「もともと数字音痴だし、数字言われても意味わかんないから」とけろり。浜田から「自分で見直したんですか?」と聞かれると、山口は「最近見直したんですよ。コロナの時期とかあんまりにも暇だから、見てみようかな、みたいな」と明かし、その感想を「おもしろいねー!すっげーキラキラしてんのよ。何この人たち?」と笑顔で語った。
2024年05月26日ダウンタウン・浜田雅功(60)と俳優・山口智子(59)が、25日放送のMBSテレビ『ごぶごぶ』(毎週土曜後1:54※関西ローカル)に出演し、貴重な“サシ飲み”が実現した。山口が1年以上ぶりにバラエティー番組に登場して、浜田とともに新しい大阪の大衆的な食をめぐるロケの後編。前回に続き、B級グルメの店をめぐった。梅田の商店街を浜田&山口が2ショットで歩き、到着したのは24時間営業の人気居酒屋「堂山食堂」。すっかり打ち解け、テーブルに「ソース焼きそば」が運ばれてくると、浜田は「こんなん食べさせたら、どんどん酒飲みたなる人やで」「何が飲みたいんですか?」と山口にふった。山口が「ハイボールとか」と答えると、浜田は「飲んでいいんですか?こっちはいいんですよ、マネージャーさんが…」と目で確認し、すっとハイボールを注文。自分にも「グラスでいいから生ビール」と頼んだ。山口は「昼から飲みたいタイプなんですよ」とにっこり。浜田が「昼飲んだらちょっとまわり早くないですか?」と聞くも、「すごい蒸発しちゃう感がある」と気さくな素顔をのぞかせた。浜田が「僕はそんな強くないんでね、お酒。酔っ払うというか、ふわーっとはなりますけど。顔にすぐ出るんですよ、赤なって」と自身について語ると、1歳年下の山口が「かわいい」とはにかんでいた。
2024年05月26日タレントの小川菜摘が22日に自身のアメブロを更新。16日に心不全のため亡くなった俳優・中尾彬さんの訃報を受け悲痛な胸中を吐露した。この日、小川は中尾さんの訃報に言及し「お稽古場に向かう車の中で訃報を知り」と説明。「お元気でいらっしゃるとばかり思っていたのでショックでした悲しいです」と悲痛な胸の内を吐露し「1番の思い出は私がまだ結婚前バラエティのロケでラスベガスに行き、2週間近くご一緒した事です」と中尾さんとの思い出を振り返った。続けて、中尾さんについて「優しくてダンディで、おしゃれで気さくで、ダジャレを言ってはスタッフさんや、私を笑わせてくれました」と明かし「凄く楽しかったので今でも鮮明に覚えております」とコメント。「番組でご一緒した時もずっとずっと変わらず優しくしてくださいました」と回想し「私が結婚してからも夫婦共に可愛がって頂きました」と振り返った。最後に「本当にありがとうございました」と感謝を述べ「ご冥福を心よりお祈り致します 中尾さんゆっくりおやすみくださいね」と追悼し、ブログを締めくくった。
2024年05月23日俳優・山口智子が、25日放送のMBSテレビ『ごぶごぶ』(毎週土曜後1:54※関西ローカル)に出演し、ダウンタウン・浜田雅功と貴重なトークを繰り広げる。山口が1年以上ぶりにバラエティーに登場して、浜田と初共演、新しい大阪の大衆的な食をめぐるロケの後編。『ごぶごぶ』恒例、かまぼこ板をくじ引きのように引き、板に書かれたB級グルメの店を訪れる。前編では、斬新な「フレンチおでん」、会員制・予約制の「幻のラーメン」を堪能した。後編では「居酒屋」で浜田&山口のサシ飲みが実現し、その次は「中華」を引き当てる。訪れたのは『ごぶごぶ』でおなじみ、中華とマジックが楽しめる店「マジックバー ランディー」。名物マジシャン・ランディー熱が新作「中国のエビチリ」を2人にふるまい、意外にも本格的な中華の味に山口も大満足する。そして、なにわマジシャンのスゴ技が次々と繰り出され、クールな山口が「ビックリした~!」と思わず声を漏らす。
2024年05月23日ダウンタウン・浜田雅功と俳優・山口智子が、25日放送のMBSテレビ『ごぶごぶ』(毎週土曜後1:54※関西ローカル)で、ポテサラ作りに挑む。山口が1年以上ぶりにバラエティーに登場して、浜田と初共演し、新しい大阪の大衆的な食をめぐるロケの後編。『ごぶごぶ』恒例、かまぼこ板をくじ引きのように引き、板に書かれたB級グルメの店を訪れる。前編では、斬新な「フレンチおでん」、会員制・予約制の「幻のラーメン」を堪能した。後編まず訪れるのは「居酒屋」。浜田と山口が東梅田をレアなツーショットで歩き、24時間営業の人気居酒屋「堂山食堂」へ。山口は「ちょっと!お酒ぐらいほしいよね、居酒屋に来たんだから」と我慢できずに注文し、急きょ浜田とのサシ飲みが実現する。人気のシメ「ソース焼きそば」に続き、運ばれてきたのは、木の棒とジャガイモとハムカツという一品。これぞ、同店名物の「堂山ポテトサラダ」で、なんと自分でジャガイモとハムカツをすり潰して作るという。ビッグスター2人が、ちまちまとポテサラを作る光景は、永久保存版のレア映像となる。
2024年05月23日俳優・山口智子が、25日放送のMBSテレビ『ごぶごぶ』(毎週土曜後1:54※関西ローカル)に出演し、ダウンタウン・浜田雅功と貴重なトークを繰り広げる。山口が1年以上ぶりにバラエティーに登場して、浜田と初共演、新しい大阪の大衆的な食をめぐるロケの後編。『ごぶごぶ』恒例、かまぼこ板をくじ引きのように引き、板に書かれたB級グルメの店を訪れる。前編では、斬新な「フレンチおでん」、会員制・予約制の「幻のラーメン」を堪能した。続いて引いたかまぼこ板に書かれていたのは「居酒屋」。東梅田にある店へ向かう道中では、ドラマ撮影現場の話で盛り上がり、「深夜までの撮影が当たり前!」「怖い先輩俳優が大事な存在だった」と興味深いエピソードが続く。また、その後の移動バス内では、「山口智子への質問コーナー」が実現。今年還暦を迎える山口に「還暦目前に感じる、今の心境は?」や、「俳優人生で自信がついたターニングポイントは?」などを聞く。山口は、木村拓哉とともに主演を務めた月9ドラマ『ロングバケーション』のウラ話も告白する。「大ヒット当時の心境は?」「都心を白無垢姿で大爆走!?」「山口が衝撃を受けたキムタクのスゴ技とは?」など超必見トークとなる。
2024年05月22日ダウンタウン・浜田雅功と俳優・山口智子が、25日放送のMBSテレビ『ごぶごぶ』(毎週土曜後1:54※関西ローカル)で、貴重な“サシ飲み”姿を披露する。山口が1年以上ぶりにバラエティーに登場して、浜田と初共演し、新しい大阪の大衆的な食をめぐるロケの後編。『ごぶごぶ』恒例、かまぼこ板をくじ引きのように引き、板に書かれたB級グルメの店を訪れる。前編では、斬新な「フレンチおでん」、会員制・予約制の「幻のラーメン」を堪能した。続いて引いたかまぼこ板に書かれていたのは「居酒屋」。浜田と山口が東梅田をレアなツーショットで歩き、到着したのは、24時間営業の人気居酒屋「堂山食堂」。メニュー数の多さに驚く2人の前には、人気のシメ「ソース焼きそば」が運ばれてくる。すると、山口は「ちょっと!お酒ぐらいほしいよね、居酒屋に来たんだから」と我慢できずに注文し、急きょ浜田と山口のサシ飲みが実現。山口は「やっぱこれだろ!」と言いながら、2人で乾杯する。
2024年05月22日歌舞伎座「六月大歌舞伎」で、中村獅童の長男小川陽喜が初代中村陽喜(はるき)として、次男小川夏幹が初代中村夏幹(なつき)として初舞台を踏む。そして獅童自身も「思いもよらなかった」と語る憧れの大役に挑むことに。本番を目前に控え、息子たちと過ごすうれしくも忙しい日々を熱く語ってくれた。――ご挨拶回りでお忙しい時期でしょうか。獅童もうね大変ですよ。1日に何十軒と回るので。(中村)時蔵さんご一家と一緒に6月の襲名メンバーでご挨拶に回っているのですが、夏幹は(尾上)菊五郎のにいさんにご挨拶した時、人間国宝で大先輩のにいさんの顔を見るなり、えーっと、とてもここでは言えないようなワードを口走ったんです(笑)。なぜそんなこと言ったかわからないんですが、にいさんは大笑いで、しょっぱなから冷や汗ものでした。――陽喜さんはこの春から小学1年生で、新しい生活が始まりましたから余計にお忙しいでしょうね。獅童陽喜のこと、皆さん「しっかりしてる」って言って下さるけどそうでもないんです。入学式のときも通学路を何度も予習したのに、ずっと他の事を考えているのか、すぐ逆方向に歩いていっちゃう(笑)。かと思うと浅草の平成中村座『極付幡随長兵衛』の長松の時は、顔(化粧)をし終えたら急にしゃべらなくなるから具合が悪くなったのかと心配したら、「しゃべるとお化粧が落ちるから」って。そういう一面もあるんだなと。――昨年12月歌舞伎座での超歌舞伎『今昔饗宴千本桜』では狐の精となって、花道を狐六方で元気よく引っ込んでいきました。獅童人様の前に出て何かをやるのが好きみたいで、1月の襲名披露の取材会で大はしゃぎしてしまったけれどあれが本性です。人前に出ると止まらない。今は初舞台に向けて「6月は丁稚で7月は牛若丸、やるんで!」って自慢して回ってるみたいです(笑)(編集注:陽喜さんは歌舞伎座「六月大歌舞伎」終了後、6月30日より全国巡業する「松竹特別歌舞伎」で上演される『橋弁慶』で牛若丸を勤めることが決定している)。他にもめんどくさいほどこだわりがあってね。出かける時も靴はこうじゃなきゃイヤだと言い出したり。僕もそういう子供だったので、見ていると自分に似ていてイラッときます(笑)。――夏幹さんもその超歌舞伎で初お目見得、小さな押戻のような拵えが可愛くて。獅童あいつはふだんはすごいママッ子なんです。母親が見えるところにいないと大変なのに、楽屋に一歩入ると急にしっかりしちゃう。顔するときも泣かなかったしね。不思議なヤツなんですよ。手前左から)獅童さん長男の小川陽喜さん、次男・小川夏幹さん。「六月大歌舞伎」ではそれぞれ、初代中村陽喜・初代中村夏幹として初舞台を踏む――獅童さんご自身の初舞台のことが重なりますか。獅童僕が初舞台を踏んだのが1981年の、やはり6月なんです。学校を早退して歌舞伎座へ行くので毎日母(小川陽子さん)が着物を着て迎えに来てくれました。学校が井の頭公園にあるのですが、梅雨時の送り迎えですから足元も悪かっただろうな。僕は息子たちよりずっと神経質であがり症で、すぐお腹痛くなっちゃう子供でしたから、学校へ行く途中でお腹痛くなってお医者さんに駆け込んだり。父は歌舞伎役者を早くに廃業したので、僕はお弟子さんがひとりもいない状況から役者人生を始めたんです。だから学校の送り迎えだけではなく、弁当作り、劇場に重たい鏡台を運ぶことから切符売ることまですべて母がやってくれた。本当に大変だったろうなと今になって思います。夢だった6月の萬屋興行――6月の歌舞伎座では萬屋の皆さんがそろって襲名と初舞台のご披露をなさいます。獅童ずっと念願でした。一時は毎年歌舞伎座の6月といえば萬屋公演で、(萬屋)錦之介や(中村)嘉葎雄の叔父は書き物(新作)の芝居で、(中村)時蔵さん、(中村)歌六さん、(中村)又五郎さんが古典をなさって、そこへ淡島千景さんが出られたりして、今思うとなかなか面白い興行をしていた月でした。今回、時蔵のにいさんに「6月、そろそろまた萬屋でやりませんか」と伺うと「いいね、やろうよ」と即決。祖母(三世時蔵夫人)も母も喜んでくれているんじゃないかな。――昼の部の六代目中村時蔵襲名披露狂言が『妹背山婦女庭訓』です。劇中での口上もありますね。獅童僕の初舞台の狂言も『妹背山』でね。豆腐買いおむらが(十七世中村)勘三郎のおじさまで、僕が娘のおひろで、おじさまが毎日手を引いて出てくださったんです。ある日おじさまが、まだ本舞台で口上を述べている僕をおいてひとりでどんどん花道へ歩いて行っちゃうんですよ。で、「あ、いけないいけない。あの子をおいてきちゃった」って言って戻ってくる(笑)。そんな感じでその日その日で芝居を変えてくるんです。そこで見事にお客さんがドッと沸くのをま近で見て「ああ、すごいな」と。――初舞台にして既に獅童さんはそんな場面を日々目の当たりにしていたんですね。獅童僕の記憶に強烈に焼き付いています。お客様に喜んでいただくために毎日ああしよう、こうしようと考えるおじさまの姿。哲明にいさん(十八世中村勘三郎)もそうでしたが、とにかくお客様ファースト。決まったことだけやるのではなくてね。――今回はその『妹背山』で、お三輪をいじめる官女たちに、小川家の、それも立役の皆さんがずらりと顔を揃えます。獅童これも「小川の立役だけでいじめの官女ができるんじゃねえか。せっかく大勢いるんだからやろうよ」って、歌六のにいさんの一声で決まりました。――そして『魚屋宗五郎』の宗五郎です。初役ですね。獅童哲明にいさん(十八世中村勘三郎)が宗五郎のときに三公(小奴三吉)をやらせてもらったんですが、まさか自分が歌舞伎座で宗五郎をさせてもらうとは思ってもみませんでした。『魚屋宗五郎』といえば音羽屋さん、菊五郎劇団のイメージですよね。だけど(寺島)しのぶちゃんが繋げてくれて、菊五郎さんが「お前、歌舞伎座で宗五郎やれよ。俺が教える」って言ってくださって。まさかそんなこと言われると思わなかったので、「え?」と。人間ってあまりにも思いがけないことを聞くと「にいさん酔ってる?」って思っちゃって、本当のことだと思えないんですよ。その後数日かけてだんだんと実感して、次第に震えるような思いに変わりました。菊五郎のにいさんが先代の(二世尾上)松緑さんに習った宗五郎、今はそれを教わるありがたさをかみしめています。2024年歌舞伎座「六月大歌舞伎」『魚屋宗五郎』特別ポスター――宗五郎といえば立役にとって憧れのお役ではないかと思うのですが、獅童さんにとってはどんなところに惹かれますか。獅童人間らしいじゃないですか。「酔って言うんじゃねえけど」って言うあたり、酒乱なんだけど優しい人、憎めない人。ただ、だんだん酔っていくところが喜劇っぽくなってしまってはいけないのかなとは思っていますが、それはあくまで今僕が勝手に考えていること。明日(菊五郎の)にいさんに教わるんです。宗五郎の心情や勤めるにあたっての心づもりをしっかり教わってこようと思います。――この狂言の前が『山姥』。獅童さんが源頼光、陽喜さんが渡辺綱、夏幹さんが卜部季武で初舞台となります。かわいい武者姿で登場するのですね。獅童僕はこの後が大変。『山姥』では白く塗ってるから休憩でそれを落として宗五郎の拵えしなきゃいけないでしょ。あとは、脇毛問題。僕、もともと体毛が薄くて微妙なんです。あるならガッツリあった方がいいのかな。でも最近は脱毛するのが当たり前の世の中なので、いっそのことなくてもいいのかなと考え中なんです。どっちがいいと思う? 日によって変えようかな(笑)。――ではそれは拝見してのお楽しみということで(笑)。陽喜さん、夏幹さんが、それぞれ与吉と長吉という丁稚で登場します。丁稚の、あの「酒が好きだから酒屋に奉公してるんだ」という生意気な台詞をおふたりが言うなんて、想像するだけで可愛くてニヤニヤします。獅童おそらく台詞は一緒に言うのではなくて、割って(ふたりで分けて)言うことになりますね。酒樽を持つのは陽喜かな。とにかく『妹背山』に豆腐買いのおむらで出てくださる仁左衛門のにいさんをはじめとしたみなさん、そして久々に小川家勢ぞろいでしょ。とても面白い並びの月になると思いますよ。楽しみになさっていてください。このインタビュー終了後、陽喜さん、夏幹さんが朗らかに登場。3人の撮影が始まった。獅童さんに絡みながら楽しいポーズを取る陽喜さんと夏幹さん。陽喜さんは学校から戻ったばかりなのに元気いっぱいだ。今回は超歌舞伎とはまた違う古典の世話物のお役。「(超歌舞伎は)立廻りがたくさんあって楽しかった。今度はお化粧も衣裳も変わるけど全然大丈夫!」と陽喜さん。夏幹さんも「(お芝居は)お客さんがいっぱいで楽しい!」と目を輝かせた。「六月大歌舞伎」は東京・歌舞伎座で6月1日(土)~24日(月) まで。取材・文:五十川晶子撮影:興梠真帆ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★中村獅童さん・陽喜さん・夏幹さんのポラを抽選で1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<公演情報>歌舞伎座「六月大歌舞伎」【昼の部】11:00~川村花菱 作齋藤雅文 演出一、『上州土産百両首』二、『義経千本桜』所作事 時鳥花有里六代目中村時蔵 襲名披露狂言三、『妹背山婦女庭訓』三笠山御殿劇中にて襲名口上申し上げ候【夜の部】16:30~曲亭馬琴 原作一、『南総里見八犬伝』円塚山の場初代中村萬壽 襲名披露狂言二、『山姥』五代目中村梅枝 初舞台劇中にて襲名口上申し上げ候河竹黙阿弥 作新皿屋舗月雨暈三、『魚屋宗五郎』初代中村陽喜初代中村夏幹初舞台2024年6月1日(土)~6月24日(月) ※11日(火)、17日(月) 休演会場:東京・歌舞伎座チケット情報()公式サイト
2024年05月20日俳優の山口智子(59)が、11日放送のMBSテレビ『ごぶごぶ』(後1:54※関西ローカル)に出演し、初共演となったダウンタウン・浜田雅功(61)と大阪を街ブラしながら貴重なトークを繰り広げた。山口がバラエティー番組に出演するのは1年以上ぶりで、今回のゲストが山口だと分かった浜田も「うわーっ!」と驚き、「こんなとこ出たアカンよ!」とツッコんだ。山口は「憧れていた」という街ブラにノリノリで、バラエティーらしい“どなり”も披露。新しい大阪の大衆的な食を体験したいと、ロケの行先は、かまぼこ板をくじ引きのように引き、書かれた場所を訪れる、恒例の「かまぼこ板企画」で決定。1軒目に「おでん」に続き、2軒目に「ラーメン」を引き当てると、「ラーメン来た!」と盛り上がった。目指すは、北浜の完全予約制、看板もないラーメン屋。取材NGの店で、今回限りOKが出たという。キョロキョロと界隈を探し歩く、レアな2ショットが実現した。ようやく店を見つけてカウンターに並び、浜田が「普段ラーメン屋さんとか行くんですか?」と聞くと、山口は「おとといぐらいに一人で夜中散歩して、すごいお腹空いて、食べちゃった。夫にすっごい呆れられて」と飾らず。その夫・唐沢寿明の話題にもなり、浜田が「何回か一緒に仕事させていただいて」「ガキ(の使いやあらへんで!)とかも来てもうたことあるし、あの時はえらいはっちゃけてましたよ」と向けると、山口は「はっちゃけてるっていうか、はっちゃけすぎて生放送禁止になった男です」とぶっちゃけた。浜田が「ホンマ?」と驚くと、山口は「ホンマ、ホンマ」と関西弁で乗っかり、「ほんとに何言うかわからないから、だから今もうほとんど生は出てないんじゃないですか。(唐沢は)下町出身だから、自分の中学生の先輩が毒蝮三太夫さんというのが自慢なんですよ。ババア、コノヤロウ!って、ああいう芸風を受け継いでいるんですよ。一種のお土地柄の下町の芸能だよね、あそこまでいくと」と笑わせていた
2024年05月13日俳優の山口智子(59)が、11日放送のMBSテレビ『ごぶごぶ』(後1:54※関西ローカル)に出演し、ダウンタウン・浜田雅功(61)と初共演。放送日は、浜田の61歳の誕生日と重なり、貴重な2ショット大阪ロケが実現した。ロケの出発地点・MBS本社前に人だかりができる中、今回のゲストが山口だと分かった浜田は「うわーっ!」と驚き、まじまじと顔を見つめて「よう出てきたな~!こわ~!」と仰天。「久しぶりに“初めて感”の人」と表現し、年下の山口に対して珍しく敬語も飛び出した。対する山口は「すっごいお会いしたくて。同世代を生きた仲間じゃないですか」と“浜ちゃん”呼びでタメ口もまじえ、「今回お声かけていただいたから、喜んで来ちゃった」とハイテンション。浜田は「こんなとこ出たアカンよ!」とツッコんだ。山口がバラエティー番組に出演するのは、1年以上ぶり。今年還暦を迎えるが「赤ちゃんのように生まれ変わる年」と知り「なんでも初めてのこと、やったことないことにむっちゃチャレンジしたくなって」と前のめり。大阪は、連続テレビ小説『純ちゃんの応援歌』(1988年)の撮影で過ごしたというが、「仕事がすべてでしんどい記憶しかないから、それを覆したい」と張り切った。浜田は「1発目でここは違う!」とツッコみ、「あんまりいいとこないですよ、大阪は」と苦笑いする場面も。山口は新しい大阪の大衆的な食を体験したいと、ロケの行先は、かまぼこ板をくじ引きのように引き、書かれた場所を訪れる、恒例の「かまぼこ板企画」で決定。1軒目に「おでん」を引くと、山口は「うわっ!午前中からおでん?イイね!」とはしゃいだ。山口はバラエティーロケの“どなり”も披露し、浜田とともに「大阪B級『おでん』へかまぼこ板でレッツゴー!やで」と全力。浜田が「貴重やで、(山口の)こういうロケを見たことがない」と驚くと、山口も「やったことないかも。でもね、すごくやりたくて、いつもテレビで憧れてた」とノリノリ。道中では、気軽に梅田や北浜を歩き、大阪ならではの「100円自販機」を見つけて「さすが商人(あきんど)」と目を丸く。しかも番宣が絡まない出演で、浜田が「余計にびっくりしてるんですよ」と向けると、山口は「次の露出予定何ひとつないよ。仕事ください、皆さん」と呼びかけていた。
2024年05月13日俳優の山口智子(59)が、11日放送のMBSテレビ『ごぶごぶ』(毎週土曜後1:54※関西ローカル)に登場し、ダウンタウン・浜田雅功(60)と大阪ロケを繰り広げる。山口は、1988年のNHK連続テレビ小説『純ちゃんの応援歌』でヒロインとしてデビューし、『スウィート・ホーム』(94年)や『ロングバケーション』(96年)などの大ヒット作に出演。映画『居酒屋ゆうれい』(94年)では「第18回日本アカデミー賞」優秀主演女優賞に輝いた。バラエティー番組への出演は1年以上ぶりとなり、鮮やかな金髪で登場する。しかも、浜田とは初対面。浜田が後ろ姿に「え…?」反応すると、顔をのぞきこみ「うわぁ!!」とまさかの山口に驚がく。山口も「浜ちゃんだ!」「うっそ~!」と驚く。浜田が昨年迎えたのに続き、今年は山口が還暦を迎える。干支が一巡して、赤ちゃんのような気持ちで生まれ変わる年とあって、山口は「新しいことを知りたい!体験したい!」と『ごぶごぶ』の出演オファーを引き受けたと明かす。道中では、山口が浜田に「初対面ですが…実は以前、浜田さんと会っている」と告白。なんと30年以上前、山口は今でも忘れられない衝撃的な「浜田との出会い」をしていたという。さらに、名作ドラマや名優の裏話があふれだすほか、「山口智子は普段ラーメン店に行くの?」「山口の夫・唐沢寿明はどんな人?」「浜田の話術はどうやって磨いたの?」などプライベート・トークで大盛り上がりとなる。ロケは題して「浜ちゃん&智ちゃんが大阪で『こんなのはじめて~』大阪B級グルメかまぼこ板~!!!」。新しい大阪の大衆的な食を体験したい山口のため、恒例「かまぼこ板企画」を実施。かまぼこ板には「ハンバーグ」「サンド」「おでん」「中華」「ラーメン」「居酒屋」が書かれ、引いた板に書かれたB級グルメを訪れる。
2024年05月09日ダウンタウン・浜田雅功(60)と俳優・山口智子(59)が、11日放送のMBSテレビ『ごぶごぶ』(毎週土曜後1:54※関西ローカル)で初対面し、大阪ロケを繰り広げる。山口のバラエティー番組への出演は1年以上ぶりとなり、鮮やかな金髪で登場。浜田は後ろ姿に「え…?」反応すると、顔をのぞきこみ「うわぁ!!」とまさかの山口に驚がく。山口も「浜ちゃんだ!」「うっそ~!」と驚く。浜田が昨年迎えたのに続き、今年は山口が還暦を迎える。干支が一巡して、赤ちゃんのような気持ちで生まれ変わる年とあって、山口は「新しいことを知りたい!体験したい!」と『ごぶごぶ』の出演オファーを引き受けたと明かす。ロケでは、新しい大阪の大衆的な食を体験しようと、恒例くじ引き形式の「かまぼこ板」を引き、B級グルメめぐり。2番目に引いた板には「ラーメン」と書かれ、山口は「ラーメンきたぜ!」とハイテンション。向かったのは北浜で、テレビ初登場で今後もテレビ取材はNG、しかも会員制・予約制、場所も隠れ過ぎという幻のラーメン店。看板などの手がかりがまったくない店を浜田と山口は「何を頼りに探せばいいの?(ラーメンの)匂い…?」「通り過ぎてんの!?」と街をくまなく見回すが、なかなか見つけられず。やっとの思いで見つけた店は、なんとメニューも魔訶不思議な「カチョエぺぺ風・かけそば」だった。チーズと豚肉から出汁を取った珍しいラーメンに、山口は「豚肉!?チーズ!?」とびっくり。しかも具なしの「麺とスープだけ」。浜田は「おいしい!」と絶賛、山口は「ほんとにチーズなの?」と驚きを隠せない。
2024年05月09日ダウンタウン・浜田雅功(60)と俳優・山口智子(59)が、11日放送のMBSテレビ『ごぶごぶ』(毎週土曜後1:54※関西ローカル)で初対面し、大阪ロケを繰り広げる。山口のバラエティー番組への出演は1年以上ぶりとなり、鮮やかな金髪で登場。浜田は後ろ姿に「え…?」反応すると、顔をのぞきこみ「うわぁ!!」とまさかの山口に驚がく。山口も「浜ちゃんだ!」「うっそ~!」と驚く。浜田が昨年迎えたのに続き、今年は山口が還暦を迎える。干支が一巡して、赤ちゃんのような気持ちで生まれ変わる年とあって、山口は「新しいことを知りたい!体験したい!」と『ごぶごぶ』の出演オファーを引き受けたと明かす。ロケでは、新しい大阪の大衆的な食を体験しようと、恒例くじ引き形式の「かまぼこ板」を引き、B級グルメめぐり。最初のかまぼこ板では「おでん」を引き、浜田&山口がレアなツーショットで歩きながら、梅田のど真ん中へ。ホワイティうめだにあり、斬新な「フレンチおでん」を提供している「赤白」を訪れる。「赤白」は、ワインとフレンチおでんを楽しめ、連日行列ができる有名店。まずは同店の定番、フレンチおでんを食べることに。2人の前に出てきたのは、ポルチーニ茸のクリームソースがかかったおでんの大根。大人気のフレンチおでんに、浜田も山口も「おいしい!」「うまっ!」と声を上げる。
2024年05月09日俳優の山口智子(59)が、11日放送のMBSテレビ『ごぶごぶ』(毎週土曜後1:54※関西ローカル)にゲスト出演し、ダウンタウン・浜田雅功(60)と初対面を果たす。山口は、1988年のNHK連続テレビ小説『純ちゃんの応援歌』でヒロインとしてデビューし、『スウィート・ホーム』(94年)や『ロングバケーション』(96年)などの大ヒット作に出演。映画『居酒屋ゆうれい』(94年)では「第18回日本アカデミー賞」優秀主演女優賞に輝いた。バラエティー番組への出演は1年以上ぶりとなり、鮮やかな金髪で登場する。浜田は、女性ゲストの後ろ姿に「え…?」反応すると、顔をのぞきこみ「うわぁ!!」とまさかの山口に驚がく。山口も「浜ちゃんだ!」「うっそ~!」と驚く。2人はなんと初対面で、浜田は「なんで山口さんがこんなところに?」と尋ねる。昨年、還暦を迎えた浜田に続き、今年は自身が還暦を迎え、「還暦仲間・同級生意識がある」という山口。60歳は干支が一巡して、赤ちゃんのような気持ちで生まれ変わる年とあって、「新しいことを知りたい!体験したい!」と思い、『ごぶごぶ』の出演オファーを引き受けたと明かす。ロケの行先は、恒例の「かまぼこ板企画」で決定し、題して「浜ちゃん&智ちゃんが大阪で『こんなのはじめて~』大阪B級グルメかまぼこ板~!!!」となる。新しい大阪の大衆的な食を体験したい山口のため、くじ引き形式で、かまぼこ板に書かれたB級グルメを訪れる。かまぼこ板には「ハンバーグ」「サンド」「おでん」「中華」「ラーメン」「居酒屋」が書かれ、最初は「おでん」を引き当てる。
2024年05月09日タレントの小川菜摘が11日と12日に自身のアメブロを更新。タレントの榊原郁恵から貰った品で作った料理を公開した。11日のブログで、小川は自宅のテラスで花を育てていることを明かし「芽が出たり花が咲いたり実を付けたり それがとても嬉しい」と述べつつ、昨年2種類の紫陽花を植えたそうで「小さな蕾発見 どんな色の花が咲くんだろ」と楽しみにしている様子でコメント。「以前寄せ植えしたクレマチスも花が咲きました」と花の写真とともに報告し「水やりが楽しい」とつづった。12日には「スパムおにぎり」と題したブログを更新し「甘めの卵焼きを作って 五穀米に昆布を混ぜて」と調理工程の様子を写真とともに説明。「榊原郁恵さんに頂いためちゃくちゃ美味しい海苔で巻けば」と榊原から貰った品を使用したことを明かしつつ「大好き スパムおにぎり」と完成した料理の写真を公開し、ブログを締めくくった。
2024年04月13日<TBSドキュメンタリー映画祭2024>ライフ・セレクション上映作品『私の家族』監督・語り:久保田智子(c)TBS================久保田智子さんが監督を務めた映画『私の家族』は、久保田さん・夫の典昭さん・特別養子縁組で迎えた娘「はなちゃん」(仮名)という三人家族の軌跡、そして久保田さんの両親との関係性を再構築する対話を捉え、家族のあり方に真摯に向き合った作品です。当事者であり、取材者であり、監督でもある久保田さんに、この作品に込めた思いを聞きました。「原爆が落ちた日」のことばかり聞いていた自分職業柄、「人の話を聞く」のは得意な方だと思っていたという久保田さん。オーラル・ヒストリーを学び、重要なことに気づいたといいますーー映画『私の家族』には、久保田さんが結婚して築いた「家族」との会話はもちろん、ご実家のご家族との会話もたくさん出てきます。久保田智子さん(以下、久保田)じつは私の実家では、家族の会話があまりにも少なかったんです。長くそれを問題とも思っていませんでした。でも振り返ると、私自身、父母や妹、そのほかの人たちの話をきちんと聞いてきたつもりでしたが、相手の気持ちをわかっていなかったなと思うこともあり、人の話を聞く難しさを感じていました。「インタビュー」は自分にとって仕事でもあったので、夫の海外赴任に伴うニューヨーク滞在時に「オーラル・ヒストリーを学んでみよう」と思ったんです。オーラル・ヒストリーというのは簡単に説明すると、様々な出来事の体験者に聞き取りし、研究する学問です。==========【オーラル・ヒストリー】文字史料では明らかになりにくい対象や領域について、当事者やその関係者にインタビュー形式などの調査を行い、既存の口述史料の分析を行うことでアプローチする研究方法。==========ーー実際に学ばれてみて、「話を聞くこと」の意識が変わりましたか?久保田話を聞くこと自体の難しさはあるとしても、それでも私は職業的に得意なほうだろうと思ってたんですね。だけど本当はそうじゃないのかも……ということに気づかされました。私は戦争体験者に戦争の記憶を聞くインタビューを長く続けてきたのですが、語り手によって見ている景色が全然違ってくることがわかったんです。たとえば広島への原爆投下について私が持っていたイメージは、教科書的な知識から得たものにすぎないのに、それでわかった気がしていました。でも、それぞれの方の生活にどんな影響を与えたのかを丁寧に聞くと、その人ごとに違うストーリーがある。もっと言うと、原爆が落ちた当日のことだけでなく、それ以降にも大変な思いがあって、それを含めて「被爆した大変さ」です。それなのに自分はどうして原爆が投下された日のことばかりを聞いていたのか。それはメディアで表現しやすく、自分にとって印象的な日だからです。私は間違っていたと思いました。ーー大切なのは、思い込みやバイアスをなくして相手の話をそのまま聞く、ということでしょうか。久保田そうだったんです。ライフストーリーアプローチというのですが、1人の人間として誕生から現在までの人生を振り返ってもらうと、その人にとって「原爆が投下された日」は一つのコマでしかない。その日以外のところに、たくさんの思いが散らばっています。人の話って、こうやってじっくり、自分の思い込みを抑えながら聞くことで、やっと理解が深まるんだということを知りました。「どうしてそう思うのか」を一緒に探っていく<TBSドキュメンタリー映画祭2024>ライフ・セレクション上映作品『私の家族』監督・語り:久保田智子(c)TBSーーそのことに気づいてから、ご両親との会話は変わりましたか。久保田先にお話しした通り、私は家族と本音での会話がなかったと思っているんですが、オーラル・ヒストリーを学んで、本音の会話は対等な関係じゃないと難しいことに気づきました。上下関係があると下の人が上の人に気を遣ってしまうので、対等な会話はすごく難しいんですね。親が子どもに寄り添えば対等に話せるのですが……。ーー確かに子どもは力関係で大人に敵いません。そのままでは対等な関係になれませんよね。久保田そう、絶対になれません。だから大人がきちんと意識して、子どもが委縮せず対等に話せるようにする必要があります。そうして生まれるのが、会話……というか対話「ダイアローグ」です。そうでない会話はじつは独白「モノローグ」で、一方的なものになりかねません。世代的なものもあるかもしれません。昔は特に年功序列の社会で、学校教育でも先生が生徒に向けて一方的に話(モノローグ)を聞かせるのが普通でした。今では子どもの声に耳を傾けること、子どもの主体性を促すことが推奨されるようになってきていますが、私の親世代では一般的ではありませんでした。ーー「対話」というのは、具体的にはどのようにしたらできるのでしょうか?久保田オーラル・ヒストリーでは、「何を問いかけるか」を重視します。そして、まだ言語化されていない部分を共同作業で言葉にしていきます。具体的には「なぜそう思うんですか?」という質問を重ねます。たとえば「沖縄戦」というテーマについて、話すとしましょう。年号や結果どうなったかなど教科書的な知識で答えられる問いをするのではなく、「なぜ沖縄戦が起きたと思いますか?」と、シンプルな正解のない問いかけをします。すると、その人の答えから「どうしてそう思うのか」を一緒に探っていくことができます。そういう対話の深め方をしていくんです。これは親子関係でも同じです。子どもの動機や気持ちが知りたい場合には「どうしてそう思ったの?」と聞く。同じように、自分が子どもに何かを禁じたり、すすめたりする場合には、子どもの「なぜ」を解消するために理由をしっかり説明することが必要です。ーーなるほど。でも我が子に対して、毎回きちんと丁寧に対話できるかというと……多くの保護者が心配になるのではないでしょうか。久保田「なぜ?」に答えるのは、すごく大変だし、面倒くさいことですからね。「これはなんですか?」に「水です」と答えるのは簡単だけれど、「これをなぜ水だと思うんですか?」と問いかけられたら、面倒くさいじゃないですか(笑)。そんなやり取りをするのが面倒だから、お互いに勝手に判断することが出てくる。特に家族という親密な間柄だと、それまでの積み重ねもあって「この子はいつもこうだから」「またワガママ言ってるんだね」って済ませてしまうことがあります。こうした決めつけをしないようにすることが大切です。親子関係の悪循環をほどくかつては親子の会話が極端に少なかった、と久保田さん==========「父は子どもの頃、怖くて対話ができない人だと思っていた」「母は私にとってネガティブ思考が強い人。『そんなの無理じゃない?』とよく言われていた」という久保田さん。映画『私の家族』では、そんなご両親との“対話”も映し出しています。==========ーー久保田さんはなぜ、ご実家の家族と対話をやり直そうと思われたのでしょう?久保田うーん。いろいろあるんですけど、やっぱり私は親や家族が好きなんだと思います。そして、「わからない」と思う相手こそ、その背景に面白さがあると思うんです。予想通りのことを言う人より、思いもよらないことを言った人の背景を聞くほうが面白いんですよね。つまり、水を「これは水じゃないよ」と言う人。そこには「その人の事実」があるんです。「その事実がどうして生まれたのか」という部分に面白さがあります。私はうちの両親に対して「どうしてこんなにダメダメ、無理無理って言うんだろうな〜」と思っていて、そういう理解できない部分に好奇心が湧いたのかもしれません。ーー実際にご両親の話を聞くにあたって、どんなことを意識しましたか。久保田先ほど親子は上下関係があると言いましたが、子どもが成人して自立し親が年をとると、今度は親より子どものほうが力関係で上になることがあります。うちの場合も私が就職してから、「うちの子はテレビに出てるし偉いのかな」と親が思ったらしく、ずいぶん前から私のポジションが上になっているように感じていました。対等な会話をするためには、今度は大人になった子どもが親に寄り添う必要が出てくる。そうしないと親の本当の気持ちはわかりません。だから、こちらから寄り添うことを心がけました。ーーお母様が久保田さんに「あなたのほうがずっとしっかりしてる」とおっしゃる場面が印象的でした。このときはどう思われましたか?久保田「お母さんがしっかりしてないから、私がしっかりしなきゃって思ってたんだよ!」と思いました(笑)。実家で暮らしていた頃の私は、なんでも自分でしなきゃって気持ちが強かったんですね。進学する高校や大学を選ぶときも全く親に相談しなかったし、就職活動をしてアナウンサーになるのも内定が出るまで言いませんでした。親に頼れないことだというだけでなく、言ってもきっと応援してもらえないと思っていたからです。ーー希望を伝えても、「ダメダメ」「無理無理」と否定されるかもしれないと思われていたのでしょうか。久保田そう、それが怖かったんだと思います。頑張っている時にネガティブなことを言われたらつらいなあって。だから親に相談しないで1人で決めてきました。だけど、もしも親がきちんと話を聞いてくれて頼りになっていたら、私はこんなにしっかりしていなかったかもしれない。裏を返せば、私がなんでも自分でしっかりやろうとしてきたから、母は私と関わりづらいというか、必要とされていないと思ったのかもしれない、とも思いました。そうして親子で会話ができなくなって、すれ違いの溝が深まり、誤解されたまま関係性が崩れていく……という悪循環だったんでしょうね。初めて知った、母の本音プライベートな部分に深く踏み込んだ作品作りをするにあたって、「当事者」であり「取材者」である観点から悩んだことも……ーー映画の中でお母様は、自身が子ども時代に厳しくされてきた、褒められてこなかったから……と本音をおっしゃっていましたね。久保田それを聞いて、母から私へのネガティブな発言は、母にとっては「娘を守るための手段」だったんだと思いました。その方法を、良かったとは思いません。でも、母は別に私のことを本当にダメだと思っていたり、期待していなかったりしたわけじゃない。ここに気づけたのは大きかったです。「失敗した時につらいから、その前にやめといたほうがいい、心構えをしたほうがいい」というのは母が自分の育つ過程で得た「自分の守り方」で、同じことを私にもしていたわけです。こうして母を理解できたことで、今も似たようなことを言われますが、「ああ、なるほどね。そんなふうに思うんだ」と穏やかに受け止められるし、「でも、私はそう思わないよ」と素直に意見を言えます。ーーお父様は車の中で、そんなお母様への尊敬の気持ちも表していましたね。ご家族との関係性は大きく変わりましたか?久保田もちろん!今はすごくいい関係になりました。じゃないと、こんな映画出せません(笑)。よくOKしたなって思いましたもん、うちの親も。だけど不思議なもので、インタビューすると驚くほど話してくれるんです。昔は父も母も仕事や家事や子育てに追われていてそれどころじゃなかったけれど、今は語りたいことがあるんだなあって。もしかしたら話を聞かれてこなかった寂しさっていうのもあったのかもしれません。今、それをきちんと聞いてあげるのも、お互いにとって大切だなと思います。ーーそうした場面も含めて非常にプライベートな部分に踏み込んだ作品ですが、制作していて悩まされたところはどこでしょうか?久保田当事者でありながら取材者であるというのが、難しい部分だと思いました。当事者としては「これを出していいの?」と迷う部分も、取材者としては「あれもこれも出したい!」と思いますし、線引きが大変で……。その辺りは編集時に、信頼できるプロデューサーや手伝ってくださった方々に相談しながら、取捨選択しました。また、自分が当事者で取材者だと、なんとなく良い感じのことを言えるし、視聴者側から求められるだろう映像を撮ることも可能です。でも、そんなことをしたらノンフィクションではなくフィクションになって何も残りません。できるだけそうならないよう、映画のためでなく、普段から撮りためていたプライベートな映像を使うようにしました。ーーこのような形で映画化することに対するご家族の反応はどうだったんでしょうか?久保田夫も娘も応援してくれていて、父や母、妹の子どもである姪たちも賛成してくれました。家族の合意があったから公開することができました。ただ、娘が将来なんて言うかな?というのは、一つの懸念点です。成長に合わせて気持ちは変わりますから……。完成した映画はまだ見せていないのですが、家族みんなで一緒に見たいと思っています。ーーそれは素敵ですね。直接言ったことはないというお父様からお母様への思いも、とうとう伝わっちゃいますね。久保田映画の中で父が母への気持ちを話していることを伝えたら、うちの母は「あら、ばからし!」って言っていました(笑)。でも今、私たちの家族には、はなちゃんや姪たちもいて、みんな仲良くてとても幸せです。(取材・文=大西まお、撮影=尾藤能暢)久保田智子(くぼたともこ)1977年広島県生まれ。大学卒業後、2000年にTBSに入社。アナウンサーとして活躍後、2017年TBSを退社、夫とともにNYへ。コロンビア大学にてオーラルヒストリーを学び、修士号を取得。2019年、特別養子縁組で娘を迎える。2020年に帰国し復職後は報道局デジタル編集部に所属。監督を務めた初のドキュメンタリー映画『私の家族』が3月15日~公開。TBSドキュメンタリー映画祭20242024年3月15日(金)より東京、大阪、名古屋、京都、福岡、札幌の全国6都市で順次開催。第4回の開催となる映画祭では、人種や戦争、社会問題など現代を取り巻く重要なテーマを考える今だから見るべき作品を選んだ「ソーシャル・セレクション」、家族の形や身体的な障害など、多様な生き方や新たな価値観を見出せる作品を選んだ「ライフ・セレクション」、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚など、感覚を司る表現者たちやテーマを通して新たな感性に出会える作品を選んだ「カルチャー・セレクション」と、3つのテーマに沿って選出された15作品を一挙上映する。<TBSドキュメンタリー映画祭2024開催概要>★東京=会場:ヒューマントラストシネマ渋谷|日程: 3月15日(金)~3月28日(木)★大阪=会場:シネ・リーブル梅田 |日程: 3月22日(金)~4月 04日(木)★名古屋=会場:センチュリーシネマ|日程: 3月22日(金)~4月 04日(木)★京都=会場:アップリンク京都 |日程: 3月22日(金)~4月 04日(木)★福岡=会場:キノシネマ天神|日程: 3月29日(金)~4月11日(木)★札幌=会場:シアターキノ |日程: 3月30日(土)〜4月11日(木)公式サイト: 公式X:@TBSDOCS_eigasai久保田智子初監督作品『私の家族』<TBSドキュメンタリー映画祭2024>ライフ・セレクション上映作品『私の家族』監督・語り:久保田智子(c)TBSSTORY2019年に特別養子縁組で新生児の娘を家族に迎えた久保田は、2歳になった娘に対し、生みの母の存在や出自について伝える“真実告知”を行うことを決意する。さらに、自身の両親・家族の過去とも向き合い、さまざまな対話を重ねる中で、久保田がたどり着いた“真実”と伝え方とは……。
2024年03月08日<TBSドキュメンタリー映画祭2024>ライフ・セレクション上映作品『私の家族』監督・語り:久保田智子(c)TBS================20代のときに自身が不妊症で子どもを持つことが難しいとわかったという久保田智子さん。2019年に生後まもない女の子・はなちゃん(仮名)を特別養子縁組で迎え、家族になりました。久保田さんが監督を務めた映画『私の家族』は、久保田さん・夫の典昭さん・はなちゃんという三人家族の軌跡、そして久保田さんの両親との関係も含め、家族のあり方に真摯に向き合った作品です。当事者であり、取材者であり、監督でもある久保田さんに、この作品に込めた思いを聞きました。プロポーズされて「特別養子縁組を考えてる」と話したらドキュメンタリー番組がきっかけで、一気に「特別養子縁組」への理解が深まったという久保田さんーー久保田さんが初めて「特別養子縁組」を意識されたのはいつ頃ですか?久保田智子(以下、久保田)20代後半に、テレビで特別養子縁組のドキュメンタリーを見たことがきっかけだったように思います。もともと制度自体は知っていましたが、養子を迎えて幸せそうに暮らしているご家族の姿を見て「こういう選択肢が本当にあるんだ!」と。「制度」としてしか知らなかったものが、実際の映像を見ることによって解像度が上がって自分ごとになったんですね。ーーパートナーの「のりさん」とは結婚を決めた段階で「特別養子縁組」についても話し合っていたのですか。久保田夫にプロポーズされたとき、子どもができないことは伝えていました。同時に、私としては特別養子縁組を選択肢に入れたいと思っていることも話したんですけど、明るく「ああ、そうだね!いいと思う!一緒に考えていこう!」と(笑)。夫は何に関してもフラットで肯定的。「これもいいよね!」「あれもいいよね!」「その選択肢もありだね!」というタイプです。私は考えすぎて重苦しいタイプだから、夫婦ですごくバランスが取れていると思います(笑)。ただ、夫の仕事の都合でニューヨークへ行くことが決まっていたので、すぐなんらかのアクションを起こしたわけではありませんでした。ーーニューヨークから帰国して、すぐ行動に移されたのでしょうか。久保田はい。2018年12月に帰国し、「とりあえず話を聞きに行ってみよう」と、養親になるための説明会に夫婦2人で行きました。私は随分前から特別養子縁組制度を人生の選択肢に入れていたし、調べ物が得意なので、ある程度の知識を持っていましたが、夫はまだそこまででもなかったので、とりあえず説明を聞いたのがよかったです。ーーその時点では、久保田さんとのりさんとで知識量にかなり差があったんでしょうか?久保田そうです。私としては「ご縁があったら、すぐにでも迎えようよ!」という気持ちだったんですが、夫は「ちょっとだけ待って!きちんと調べて考えをまとめるから」と。彼は何事も軽やかに肯定的に受けとめるのですが、いざとなれば真剣に調べて考えます。今思えば、真摯な態度だったなと思います。2歳から伝えてきた「生みの母」の存在<TBSドキュメンタリー映画祭2024>ライフ・セレクション上映作品『私の家族』監督・語り:久保田智子(c)TBSーーその後、ご夫婦で意見が一致して、養親の登録まで進まれたのですね。久保田はい。養親の登録をするにあたって、特別養子縁組や子育ての研修を受けたのですが、これがとても良い内容でした。実は夫婦だけで話していると、「お互いがどこまで理解できているのか」がわかりづらいんです。でも、相談員さんが私たちにいろいろな質問をしてくれることで、夫婦双方の理解度や、気持ちがよくわかりました。ーーどのような質問をされるのでしょう?久保田たとえば「どうして子どもを育てたいのですか?」だったり、子育てについても赤ちゃんの育て方だけでなく「もしも反抗期に荒れたらどうしますか?」など先まで見据えたことを聞かれたりします。そういうひとつひとつが本当にためになることばかりで充実した研修なので、特別養子縁組を希望する人だけでなく、子育てする人みんなが受けられたらいいのにって思いました(笑)。ーー単に知識が得られるだけでなく、夫婦の相互理解も深まりそうですね!久保田そうなんです。夫婦2人だと話しづらいようなことも正直に話し合えたし、研修終了後にも2人でさらに深く掘り下げることができました。特別養子縁組をしたいけれど迷っているという方には、ぜひ一度説明会などに行ってみることをおすすめしますし、そのうえで率直に話をしてみてほしいと思います。==========養親登録を経て、2019年にご夫婦で赤ちゃんを迎えました。初めて産院へ会いに行ったとき、はなちゃんは生後5日め。病院で泊り研修の後、自宅で一緒に生活を始めました。==========ーーはなちゃんが2歳になった頃から久保田さんは、「生みの母」がいることを子どもに伝える「真実告知」をされています。久保田養子縁組についていつ伝えるかは家庭によるのですが、今は「子どもが自然に受け入れられるように」という考えから、多くの養親が幼いころから真実告知をしています。私が特に気をつけているのは、その伝え方です。特別なことではなく当たり前のこととして伝えたいので、生活の中でたとえば寝る前などに自然な流れでお話しています。産んでくれた人をどう表現するかについてはよく考えました。「ママが2人いるんだよ」と言うと、娘が戸惑うかも知れないと思ったんです。私は自分自身のことを母とは呼ばないので、産んでくれた人と言う意味を込めて「生みの母」という呼び方をすることにしました。伝え方や呼び方については夫とも共有し、混乱がないように気をつけています。ーー何年にもわたって、はなちゃんをはじめご自身の家族を撮影した映画『私の家族』の企画は、いつ頃スタートされたのでしょうか?久保田昨年のTBSドキュメンタリー映画祭への出品も考えていたのですが、なかなか内容がまとまらなくて構想に一年がかかりました。ーーどのシーンでも、はなちゃんの笑顔がとても自然でかわいらしいことが印象的でした。久保田じつは、この作品の映像の多くは、映画のために撮ったものではなく、私が日々ライフワークとしてスマホなどで撮ってきたプライベートなものなんです。血のつながりはありませんが、私たち家族は日々を積み重ねて絆を積み重ねる。毎日必ず動画や写真を撮り、アーカイブしてきました。基本はホームビデオだから、全員の表情や発言が自然だし、とてもリアルなのだと思います。「自分勝手」という表現は事実と異なる特別養子縁組は「可哀想なこと」ではなく「幸せなこと」だと知ってもらいたいーー『私の家族』では、はなちゃんとは直接関係のない方ですが、特別養子縁組で子どもを託した「生みの母」の女性が出演されていますよね。久保田これは『news23』の取材で撮った映像を使わせてもらいました。彼女は私が特別養子縁組で子どもを育てていると公表した後に、メールをくださった方なんです。彼女は養親について知りたいという気持ちがあり、私も「生みの母」についてもっと知りたいと思っていたので、3〜4年間メールのやりとりを重ね、番組の企画でやっとお会いすることができました。ーー「生みの母」という立場の女性、そして「養親」という立場の久保田さん。メールのやり取りと取材での対話を通して、どのようなことを考えられましたか?久保田もっとも考えさせられたのは、「生みの母」の声が可視化されていないことでした。それぞれの「生みの母」には、病気や経済的な問題など様々な事情があるにもかかわらず、「私は子どもを特別養子縁組に出しました」ということはなかなか言えません。だから「生みの母」の思いや状況は知られていません。なぜ言えないのかというと、周囲から責められかねないからです。すると、どういうことが起こるかというと、子どもを産んだのに育てないのは「自分勝手なんだ」「甘えがある」などとさらに誤解されてしまう。「自分勝手」と表現するなら相手の男性はどうなのかと思いますし、「甘え」などではなく本当に困難な状況があるのに……。そうして、さらに声があげられなくなるという悪循環です。ーー確かに「養親」以上に「生みの母」の話を聞く機会は非常に少ないと思います。久保田本来なら特別養子縁組を選択肢に入れることができたはずの人が、制度を知らないため、また周囲から責められるなどの理由で、困難な状況下で出産・子育てし、追い詰められているケースもあるのではないか……と思います。ですから、特別養子縁組をするしないに関係なく、多くのみなさんに当事者の声を聞いてほしいのです。ーーそれは本当に大切なことですね。子どもたちを守るためにも広く知られてほしいことです。久保田さんの映画制作の動機は、そうしたところにあったのでしょうか。久保田そうですね。特別養子縁組に関わる人たちの声を知ってもらいたい、という思いがすごくあります。そして、特別養子縁組という選択肢の側面も知ってもらえたら。子どもの幸せが第一ですが、産んだ人も新たな一歩を踏み出すきっかけになり、養親も子どもとの生活へと歩き出すことができる。特別養子縁組は、この三者を前向きに支えてくれる制度です。この制度の理解が広まることで、どうにもならない状況に追いやられている人に新しい選択肢が生まれるのではないかと思います。なにより、制度へのネガティブな誤解が訂正されることで、養育を委託された子どもが「自分は望まれて生まれ、望まれて新たな家族のところに来た」と思えます。「きちんとしたママ」って、何だったのかな?<TBSドキュメンタリー映画祭2024>ライフ・セレクション上映作品『私の家族』監督・語り:久保田智子(c)TBSーー最後に、久保田さんにとって「母」とはどういうものでしょうか。映画の中で「ママごっこをしてるような虚構感」と口にする場面がありましたが、じつは出産を経験した私も、子育てが始まった当初は同じように感じていたことがあって、共感しました。新生児期からはなちゃんを育てている久保田さんを見て、「全然変わらない、同じだ」とも思います。久保田ええ!そうなんですね?そうなんだ……。当時の私は、自分がはなちゃんを産んでいないことに、劣等感があったと思うんです。妊娠期間がなかったので、急に母になった戸惑いもあったのかもしれません。「きちんとしたママにならなきゃ!」「私は本当にママなのかな?」という気負いがありました。でも、その「ママ」って、何だったのかなと、今では思います。「母乳じゃなくて育児用ミルクでいいのかな」と悩んだこともあったけれど、そんなのどっちでもよかった。やさしく穏やかな「理想のママ像」があったけれど、人は必ずしもそういうふうではいられませんし、私もイライラしたり、ついつい叱りすぎてしまうこともあります。でも、試行錯誤しながらも、日々を積み重ねていく中で徐々に、自分たちらしい関係性でいいんだ、と思えるようになりました。ママはママですから。ーー「ママはママ」、間違いなくそうですよね。久保田今、娘は夫のことを「ダダ」でも「パパ」でもなく、名前で「のり」って呼んでいるんですけど、そのうち私のことも「ママ」ではなく「智子」って呼ぶのかもしれません(笑)。それはそれで私たちの家族像ですから、いいのかもしれないなって。お互いが生きていく上で大切にしあえて、ほどよく依存しあえて、手助けし合える……そういう関係性が家族だと私は思います。あえて言えば私は「ママ」という役割なんですが、役割分担もあるようなないようなもので、私の実家でもその役割は流動的に変わってきました。そう考えると、最近は「ママ」という像からも解放されつつあるのかもしれません。(取材・文=大西まお、撮影=尾藤能暢)久保田智子(くぼたともこ)1977年広島県生まれ。大学卒業後、2000年にTBSに入社。アナウンサーとして活躍後、2017年TBSを退社、夫とともにNYへ。コロンビア大学にてオーラルヒストリーを学び、修士号を取得。2019年、特別養子縁組で娘を迎える。2020年に帰国し復職後は報道局デジタル編集部に所属。監督を務めた初のドキュメンタリー映画『私の家族』が3月15日~公開。TBSドキュメンタリー映画祭20242024年3月15日(金)より東京、大阪、名古屋、京都、福岡、札幌の全国6都市で順次開催。第4回の開催となる映画祭では、人種や戦争、社会問題など現代を取り巻く重要なテーマを考える今だから見るべき作品を選んだ「ソーシャル・セレクション」、家族の形や身体的な障害など、多様な生き方や新たな価値観を見出せる作品を選んだ「ライフ・セレクション」、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚など、感覚を司る表現者たちやテーマを通して新たな感性に出会える作品を選んだ「カルチャー・セレクション」と、3つのテーマに沿って選出された15作品を一挙上映する。<TBSドキュメンタリー映画祭2024開催概要>★東京=会場:ヒューマントラストシネマ渋谷|日程: 3月15日(金)~3月28日(木)★大阪=会場:シネ・リーブル梅田 |日程: 3月22日(金)~4月 04日(木)★名古屋=会場:センチュリーシネマ|日程: 3月22日(金)~4月 04日(木)★京都=会場:アップリンク京都 |日程: 3月22日(金)~4月 04日(木)★福岡=会場:キノシネマ天神|日程: 3月29日(金)~4月11日(木)★札幌=会場:シアターキノ |日程: 3月30日(土)〜4月11日(木)公式サイト: 公式X:@TBSDOCS_eigasai久保田智子初監督作品『私の家族』<TBSドキュメンタリー映画祭2024>ライフ・セレクション上映作品『私の家族』監督・語り:久保田智子(c)TBSSTORY2019年に特別養子縁組で新生児の娘を家族に迎えた久保田は、2歳になった娘に対し、生みの母の存在や出自について伝える“真実告知”を行うことを決意する。さらに、自身の両親・家族の過去とも向き合い、さまざまな対話を重ねる中で、久保田がたどり着いた“真実”と伝え方とは……。
2024年03月07日歌手でタレントの研ナオコの夫・野口典夫さんが28日に自身のアメブロを更新。お笑いコンビ・ダウンタウンの浜田雅功とタレントの小川菜摘夫婦からの差し入れを公開。この日、野口さんは「昨日は神戸国際会館 昼・夜2回公演」と説明し「沢山のご来場ありがとうございました」と会場の写真とともに感謝のコメント。「皆さんお疲れ様でした」と述べつつ「おかあさんもメイクを落として大阪へ移動」とメイクを落とす研の後ろ姿とともに予定を明かした。続けて「一夜明け今日は大阪」と報告し「楽屋に入ると温かいたこ焼きの差し入れが」「浜田雅功さんと小川菜摘さんから」と差し入れの写真を公開。「共演の門戸竜二さんからは大阪名物ぶたまんの差し入れ」と他の差し入れも紹介し「いつもありがとうございます」と感謝を述べ「今日も頑張りましょう」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「お疲れ様」「律儀ですね」「温かい差し入れで頑張れますね」などのコメントが寄せられている。
2024年02月29日スパイク・小川暖奈さんが、2024年春夏「モテコスメ大賞」受賞コスメから、春めきくすみネイルに挑戦!ネイルはファッションの一部。服によって塗り替えます。普段のメイクは、自身のパーソナルカラー“ウィンター”に合うピンク系を貫いている小川暖奈さん。『女芸人No.1決定戦 THE W 2023』では決勝戦進出の実力を持ちながら、洋服のデザインを手がけるなどクリエイターとしての才能も光る。「ネイルデビューは中1の頃。母の、ピンクや真っ赤の爪をいつも見ていたので、私もやりたくなったんです。それで『塗ってみたい』と言ったら母が『やっと娘にネイルできる日が来たか』って。エモい話です(笑)」ジェルネイルをすることもあるが、セルフネイルも得意なのだそう。「冬でも気分を上げるために、手も足もやっています。左右で違う色を塗ったり、模様を描いたり。服に合わせて塗り替えるのも好きで、ネイルはファッションの一部です」春めきくすみネイル1、くすみニュアンスで指先に新しい春を 賞【Celvoke】クレイヴド ネイルポリッシュ 11大人かわいいカラーはワンピを着てデートに!一度塗りならシアーに、二度塗りでミントカラーが引き立つ春カラー。圧迫感を軽減する酸素透過性処方、速乾タイプで、ローズマリー葉エキスなど天然由来成分を配合。「塗り重ねる回数で違う色みを楽しめ、手もきれいに見えます。かわいくて大人っぽい色なので、ワンピースを着てデートする日に塗りたい」。¥2,640(セルヴォーク TEL:03・5774・5565)「肌になじみつつ、個性を感じる絶妙なカラーです。年齢性別関係なく万人受けしそうだから、ヘビロテ間違いなし!」2、春気分を大満喫して気分アゲアゲ 賞【REVLON】ウルトラ HD スナップ! 002デニム合わせでカジュアルかつ個性的に、が気分。速乾&ひと塗りで高発色が叶う高機能ネイル。78%自然由来成分で爪をすこやかにケア。ヴィーガン仕様。「レブロンのネイルは速乾なところが便利で、何本か持っていますがイエローは初。春らしくて好きです。デニムパンツと白T&デニムジャケットでカジュアルに、個性的に装いたい」。¥1,100 2/29限定発売(レブロン TEL:0120・803・117)「媚びないイエローは、1色でおしゃれに仕上がる便利なカラー。重めのコートが必要な時期からでも、差し色に使えそう!」3、変化する青で表情豊かに彩る 賞【Ducato】ネイルマイン 18落ち着いた青ネイルはあえて古着合わせが。“夜空に映える”がテーマの新色で、動物由来の原料不使用のヴィーガン処方。「青のネイルが好きで、ネイビーから水色まで幅広い青を愛用中。これは青にもグレーにも見える落ち着きカラーで、ツヤっぽさも素敵。ジャージパンツにワンピを重ねてジャケットを羽織る、全身古着スタイルが似合うかも」。¥495 限定発売(シャンティ TEL:0120・56・1114)「派手すぎない色みなので、これまで青系の色が苦手だった人にもおすすめ。ステージに立つときにも塗りたいです」Haruna Ogawaお笑いコンビ・スパイクのボケ担当。相方は松浦志穂。2022年にはブランド『STOF』とのコラボでファッションデザイナーに抜擢されるなど、幅広く活躍。※『anan』2024年2月28日号より。写真・恩田はるみスタイリスト・大島有華取材、文・若山あや(by anan編集部)
2024年02月24日俳優の梅沢富美男が21日に自身のアメブロを更新。タレントの小川菜摘から貰った沢山の差し入れを公開した。この日、梅沢は「今日の渋谷公演、満員御礼を頂きました」と報告。「沢山の方からお花もありがとうございます!」と祝い花の写真を複数枚公開し「本当に嬉しい1日でした!」と感激した様子でコメントした。続けて更新したブログでは「小川菜摘さんからはお花だけじゃなく、沢山のサンドイッチの差し入れも頂きました!」と報告し、小川からの差し入れの写真を公開。「みんなで美味しく頂きました」と述べ「ありがとうございます!」と感謝をつづり、ブログを締めくくった。
2024年02月21日タレントの小川菜摘が3日に自身のアメブロを更新。昨年末から体調を崩していたことを告白した。この日、小川は「すっかりご無沙汰です」というタイトルでブログを更新。「ブログご無沙汰しちゃってました」と切り出し「純烈座長公演 明治座 新歌舞伎座と57ステージ誰1人欠ける事なく終える事が出来ました」と報告した。続けて、自身について「実は昨年末から体調を崩してしまい 年明け6日からの初日公演に間に合うのかと、ハラハラしていました」と明かしつつ「インフルエンザでもコロナでもなかったのでなんとか間に合いました!」と説明。「連日満員のお客様の応援に励まされ楽しく楽しく終える事が出来ました」と述べ「スタッフ、キャストお客様全ての皆様に感謝申し上げます」とつづった。また「今回も素敵な出会いがたくさんありました」と明かし「演劇で繋がる人の輪 これからも大切にしたいと思います」とコメント。「次の舞台は6月 詳細はまた改めてお知らせいたします」と述べ「今年も舞台が2本決まっております身体作りしなくちゃ、、、怠け過ぎてたのでね」とお茶目につづり、ブログを締めくくった。
2024年02月03日映画『春に散る』(8月25日公開)の公開初日舞台挨拶が25日に都内で行われ、佐藤浩市、横浜流星、橋本環奈、山口智子、哀川翔、小澤征悦、瀬々敬久監督が登場した。同作は沢木耕太郎による同名小説の実写化作。不公平な判定で負けアメリカへ渡り40年振りに帰国した元ボクサーの広岡仁一(佐藤浩市)と、偶然飲み屋で出会い、同じく不公平な判定で負けて心が折れていたボクサーの黒木翔吾(横浜流星)。仁一に人生初ダウンを奪われたことをきっかけに、翔吾は仁一にボクシングを教えて欲しいと懇願し、2人は世界チャンピオンを共に目指し、“命を懸けた”戦いの舞台へと挑んでいく。今作を通してボクシングのプロテストにも合格した横浜は、迫力のボクシングシーンについて聞かれると、「リングに立つとその人の人生が出るんですよ」と明かす。「だから翔吾に関して言えば今この瞬間を大事に悔いなく生きられたらと思ってたし、仲間がいるので、仁さんや仲間の思いを拳に乗せて、一つ一つ大事に闘志に火を燃やしてリングに立っていたので、そういう彼らのファイトを見て、心から皆さんを熱狂させられたらいいなと思っています」と語った。そのシーンを観ていたという小澤も「結構時間をかけて撮ってて、ぶっちゃけて言うと4日かかってるんですよ、最後の試合を撮るのに。流星も窪田もストイックにボクシングをされてて、現場で見てると感動するんですよね。ストイックさがそのまま映画のスクリーンに反映されてる」と絶賛。山口も「物語ではあるけれど、リアルなドキュメンタリー映画でもあると思います。本物だから。本当の輝きだから」とプッシュしていた。また“胸熱”になる瞬間について聞かれると、横浜は「映画」と回答。「胸を熱くするのもそうだし、心を豊かにするのは他にないかなと。胸を熱くさせられましたし、熱くさせる自信があります」と胸を張った。
2023年08月25日女優の山口智子(58)が7月31日、都内で行われた映画『春に散る』のイベントに登場。27年ぶりの実写映画出演となった山口は、この日が50代以上の観客による「大人試写会」だったこともあり、“エイジング”に関する話題で会場を盛り上げた。会場で注目を集めたのは山口の金髪ヘアスタイル。黒髪ストレートのイメージが強い山口だけに、その“激変”ぶりはネット上でも様々な意見が投稿された。《ドラマ『ロングバケーション』のイメージから時が止まってたので、ちょっとビックリ》《58歳なんだから、シワなどあるのは普通。それでも綺麗です》《この髪型似合ってない!!せっかくのストレートが》また、「大人の悩み相談」コーナーでスタイルを維持するためのエクササイズについて聞かれた山口は、「エクササイズというものが大っ嫌いなんですよね。ジムも大嫌い」と回答。さらに、「私にとって一番効果があるのは脳みそを使うことで、ものすごいエネルギー消費量があると実感している」「おすすめはむっちゃ頭を使うことと、むっちゃ感動すること」「夢中になれることでむちゃくちゃドキドキすると、すごくカロリーを消費すると思う」などと熱弁した。そんな人気女優でありながら飾らない姿や話しぶりに対しては、歳をとっても変わらない“山口らしさ”が感じられた。ネット上でも好感の声が数多く上がっている。《あの山口智子さんがもう2年すると60歳か…。ずっと、良い年のとり方をしたいなーと思うときには思い浮かべる人の中の1人です。これからも色々な演技を見たいな。おばあちゃん役とかもいずれ見てみたいかも。》《顔が変わるくらいの過剰なエイジングケアはしてないだけ。歳を重ねただけのシワなどがあって、その時に合う役柄を演じる。ステキな女優さんの生き方だと思います。》
2023年08月03日映画『春に散る』(8月25日公開)の完成披露試写会が19日に都内で行われ、佐藤浩市、横浜流星、橋本環奈、山口智子、瀬々敬久監督が登場した。同作は沢木耕太郎氏による同名小説の実写化作。不公平な判定で負けアメリカへ渡り40年振りに帰国した元ボクサーの広岡仁一(佐藤浩市)と、偶然飲み屋で出会い、同じく不公平な判定で負けて心が折れていたボクサーの黒木翔吾(横浜流星)。仁一に人生初ダウンを奪われたことをきっかけに、翔吾は仁一にボクシングを教えて欲しいと懇願し、2人は世界チャンピオンを共に目指し、“命を懸けた”戦いの舞台へと挑んでいく。27年ぶりの映画出演となった山口は、「信じられないです。時は早いですね」と自分でも驚いている様子。今回出演を決めた理由は「それはもちろん、浩市さんラブですから」と答え、佐藤を照れさせる。山口は「本当に俳優さんとしてすごい尊敬して大好きなんですよ。で、この(自分が演じた)令子という役も、原作を読ませていただいた時に、青春時代に仁一にほのかに恋心を持っていて、同じ青春時代、キラキラの時に、もうラブ! っていう気持ちでハートで見ていた」と設定を明かした。しかし、この会話の前に佐藤が「今回、いろんな人物の設定とか、背景とか、あえて映画で固まってないんですよ。なんとなく観ているお客さんが感じる、わかるという感覚で、僕と山口さんの役も何があったとか一切説明しないんですよ」と話していたため、「そこまで言ってないじゃん! にごしたいんですけども」とツッコミを入れる一幕も。山口は謝りつつ「ちょっと今、自分の感情と重なりながら。浩市さんとは絶対ご一緒したかったので、すごい幸せでした」と振り返った。
2023年07月20日もちもちの色白肌に、きなこカラーの服で。わらび餅のようなみずみずしさを表現してくれた、乃木坂46、5期生のクールな妹・小川彩さん。「チーズとかお餅とか、もちもち食感のものが好きなんですけど特にわらび餅は、スーパーでも見つけたら即買うくらい大好きです」そんなわらび餅への愛が最近になって再び上昇中。きっかけは、この“飲むわらび餅”。「すごくかわいがってくれる(岡本)ひなちゃんが一緒にいるとき飲んでたことがあって『飲んでみる?』と一口くれたんです。飲んだ瞬間『なんだこのおいしいものは!?』って衝撃が走りました。今日いただいた、カップのわらび餅も(一ノ瀬)みくが『あーや、これ好きだよね!』って買ってきてくれて以来、大好きです」お姉さんメンバーの愛情を一身に浴びてすくすく育つ小川さん。「特にみくはお仕事でも私への愛を表明していますが(笑)、オフではそれ以上に愛情表現がすごくて。実際『外では控えめにしてる』って言ってました。とかいって相思相愛なんじゃないの?と言われますが、私は否定しています(笑)」愛されるってどんな気持ち?「それは、愛がなくなってみないことにはわからないかな…」と、小悪魔スマイル。半面人見知りな性格で、当初はなかなか打ち解けられなかったとか。「そこで仲良くなるにはあだ名からだ!と、最初みんなにあだ名を付けて回りました。池田瑛紗は“てれさぱん”、中西アルノは“アルル”、ひなは“なっつ”。次第にあだ名クイーンと呼ばれるようになって、いまはもう5期生みんなにかわいがってもらうように…。いいグループに入ったなあと実感してます。まあ面と向かっては言わないですけど(笑)」春のアンダーライブツアーを完走し、先輩との距離も接近中。「推しメンは阪口珠美さん。珠美さんのダンスが好きで、ステージでちらっと見るとダンスはもちろんお顔もかわいくて…つい見入ってしまう、憧れの存在です」さっぱり味と喉ごしに思わず一気飲み!小川さんが普段から大好きという『きなこととろり』のドリンク。撮影中もちゅるるんと飲んではニコニコ、うれしそうな表情に。「甘そうに見えるかもしれないけど、きなこ味でさっぱりとしているから、つい一気飲みしちゃいます(笑)。抹茶味は今日が初めてだったんですけど、ちょっとほろ苦くて甘すぎずおいしかったです!どちらも下に入っているわらび餅をもぐもぐしながら飲むのが楽しくて…この作りたてわらび餅のとろとろ感はやみつきです」もし小川さんがフレーバーをプロデュースするとしたら?「いちごみるくフレーバー希望です。ついにご卒業されてしまったけど、憧れの齋藤飛鳥さんの初期設定が『いちごみるくが大好きなあしゅりん』でいらしたので(笑)、ぜひ一緒に飲みたいです。大先輩をイジらせていただくようで大変恐縮なんですが、なかなか自分から飛鳥さんとお話をすることができなかったので、わらび餅を機に…!」きなこととろり ヨドバシAkiba店食べる直前に仕上げるわらび餅と、飲むタイプのどちらも初体験の喉ごし。京都発の“生仕立てわらび餅”の人気店。毎日お店で炊き上げる、とろりとしたたり落ちるような食感のわらび餅と、大豆の選定からとことんこだわった深煎りきなこが主役だ。なめらかな喉ごしのわらび餅は悶絶必至!宇治抹茶ラテ¥600深みきな粉ラテ¥550とろりわらび餅 おひとりさま用¥330東京都千代田区神田花岡町1‐1ヨドバシAkiba 1FTEL:03・5577・5284おがわ・あや2007年6月27日生まれ、千葉県出身。5期生最年少。愛称あーや。5期生の番組『超・乃木坂スター誕生!』内のコントでは千葉県出身のメンバーで構成される「チーム千葉魂」の総長。ニット¥7,260(リリー ブラウン/リリー ブラウン ルミネ エスト新宿店 TEL:03・6457・8555)イヤリング(2点セット)¥2,090(ゴールディ TEL:0120・390・705)セットリング¥2,420(アネモネ/サンポークリエイト TEL:082・248・6226)※『anan』2023年6月7日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)スタイリスト・コギソマナ(io)ヘア&メイク・河嶋 希(io)フードスタイリスト・田中美奈子取材、文・大澤千穂池田祐美子(店)(by anan編集部)
2023年06月03日2023年5月24日、プロサーファーの小川直久さんが、がんにより亡くなったことが分かりました。51歳でした。所属事務所である株式会社 LDH JAPANのウェブサイトによると、小川さんは2020年より大腸がんを患っていたとのことです。弊社所属のプロサーファー小川直久が、5月23日(火)に癌により永眠いたしました。数々のタイトルを獲得し、日本のサーフィン界に多大なる影響を与え続けた彼の功績に敬意を表すと共に、皆様におかれましては生前のご厚誼を深謝し、謹んでお知らせいたします。2020年に大腸癌が発覚した際には、本人の強い気持ちで治療を乗り越えて見事に寛解し、再びサーフィン界のためにと想いを募らせ、次回のパリオリンピックでも最年長選手として出場をと意気込んでおりました。弊社としても、その想いを叶えるべくサポートを続けておりましたので、LDH一同大きな悲しみの中に故人を追悼しております。LDHオフィシャルサイトーより引用小川さんは、1995年度の『JPSAグランドチャンピオン』の実績を持つ、日本を代表するトップライダー。小波から大波まで幅広く乗りこなし、7年連続を含む合計8回の『サーファーオブザイヤー』を受賞しました。選手としてだけでなく解説者としても活躍し、日本プロサーフィン連盟副理事長も務めていた小川さん。『日本サーフィン界のカリスマ』とも呼ばれ、多くのファンに支持されてきました。小川さんの訃報に、多くの人から悲しみの声が上がっています。・私がサーフィンを始めた頃、雑誌やDVDでよくお見掛けしました。とても人柄のよさそうな方でした。心よりお悔やみ申し上げます。・こんなに若くして亡くなるのは残念でなりません。・言葉が出ない。若すぎるって。ショックだ。小川さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2023年05月24日今回の「やさしいママのヒミツ」は、シンプルでどんな食卓にも合う、使いやすい器が人気の陶芸家・小川麻美さん。5歳の男の子のママです。山と湖がほど近い自然に囲まれた、まるで北欧のような雰囲気の工房とアトリエを併設したご自宅を訪ね、作品づくりや暮らし、子育てまでお話をたっぷり伺いました。小川麻美(おがわ・あさみ)さん夫の瑞木(みずき)さん、息子の桧(かい)くん(5歳)、愛猫(じん8歳、にこ2歳)の3人と2匹の家族会社勤めをしながら陶芸教室に通い、独学で作陶。2011年より本格的に活動を開始。各地のクラフトフェアや企画展、個展に参加。2017年に夫が勤務する無垢家具の専門店「ソリウッド・プロダクツ」の工房がある相模原に住居と陶工房を構える。Instagram: @asami.o_utsuwa 自然豊かな相模湖へ移住夫の瑞木(みずき)さんが勤める、無垢材を使った家具工房までは自転車で5分ほど。相模湖にほど近い自然溢れるこの地に越してきて、今年でちょうど5年めとなる麻美さん一家。自宅に併設された工房&アトリエで、日々の創作活動をしている麻美さんですが、幼い子どもがいると仕事に集中したり、リフレッシュをする時間の確保がなかなか難しいもの。どのようにバランスをとっているのでしょうか。早速、麻美さんの平日のスケジュールを見てみましょう。 5:30〜6:00 : 起床。ランニングまたはウォーキング 6:30 : 夫の弁当作り 7:00 : 夫が出勤。朝食を摂りながら、ネットでニュースを読む 7:45 : 息子を起こして登園支度 9:00 : 保育園に送る 9:20 : 帰宅。ひと息つく 10:00 : 制作開始 12:30〜13:30 : 昼休憩 13:30 : 仕事再開 17:00 : 保育園にお迎え 17:30 : 家事 18:00 : 入浴、夕食準備 21:00 : 就寝「自宅で仕事をしていると、時間に追われてなかなか運動をすることができないので、できるだけ朝早くから動きたいと思っています。気候がいいときは朝から歩いたり、ランニングをしたり。自分のための時間を確保するように心がけていますね。息子のお迎えは基本的に私が担当していますが、忙しいときは夫にお迎えをお願いすることも。夫は土日も仕事、水曜休みで子どもと時間がなかなか合わないので、夕食の時間は家族が揃う大切な時間です」ご自宅のキッチンと、扉一枚を隔てた場所に工房を持つ麻美さん。仕事と家事のメリハリはあまり意識していないのだとか。「家の3分の1が工房で、平屋にしたのは夫のアイデア。作陶をしながら家事をするのに階段の昇り降りがあると大変なので、全部が繋がっているのはいいなと思います。17時になったら仕事を切り上げるようにしていますが、本当はもう少し時間を捻出したいですね。子どもを寝かしつけてからやろうと思っても、一緒に寝てしまうことが多くて。だから朝早く起きて、時間を作るようにしています」麻美さんの工房は、キッチンに隣接。行き来しやすいつくりに。「作陶には静かな場所がいいので、私は自然がたくさんあれば移住先はどこでもいいなと思っていました。窯を置くとなると煙も出るので、住環境が一番重要。引っ越しと妊娠出産が重なったので、家はとりあえずシンプルな作りにしました。少しずつ手を加えていければと思っています」会社員をしながら始めた陶芸日常に寄り添う、普段使いの器を作りたい母の影響もあって、20代前半から器が好き。会社員として働きながら趣味で陶芸教室に通っていたという麻美さん。ある先生との出会いにより、焼きものの魅力にどんどんはまっていったのだとか。アトリエに並ぶ麻美さんの作品。自然にできた模様がかっこいい。「自分の好きなものが形になる喜びが、すごく大きかったです。だんだん自分の作りたいものができるようになって、教室の展示会で販売したら売れて。『もっとやりたい!』という私の気持ちに気づいた先生が応援してくれました。先生のプラス思考のやさしい人柄や、楽しそうにものづくりをする姿にも惹かれ、次第に“ものを作って暮らすこと”に強い憧れを抱くようになったんです。とにかく販売できる機会をたくさん探して、工房と窯を自分で構えるまでがむしゃらに突き進みました」右のポットや小皿は先生から学んだ“炭化焼成(たんかしょうせい)”という焼き方の作品。燻して焼くことで、グラデーションができ、かっこいい風合いがでるのだそう。麻美さんが作るのはシンプルで使いやすい日常の器。マットな釉薬で、素朴ながらも洗練された雰囲気があり、ほかの器とも合わせやすいおおらかさが魅力です。「もともと、シンプルで少し味わいやアクセントのあるものが好き。リムの部分に少し模様を入れています。器作りでは、ろくろの他に石膏の型を使ったりもしますが、どうしても揺らぎが出てしまう。でもそのいびつさがいいなと思っています。小さめのオーバルの器はケーキを乗せても、鮭を乗せてもいいし、卵焼きもうまく収まって、取り皿にも使えます。そんなふうに自由に気兼ねなく使える日常の器を作りたいですね」最近は、猫のフードボウルやピアスなどのアクセサリー、陶板作りにも挑戦。「焼きもので作れるものはないかなと、常に考えています」成長していく子どもにも“作り手のぬくもり”を感じて欲しいキッチンのほか、ダイニングテーブルなどは夫の瑞木さんの会社で手がけたほか、棚や小物類は麻美さんが瑞木さんにお願いして作ってもらったものも多いのだそう。瑞木さんがDIYで作った食器棚。リビングからの見え方も考えたそう。「包丁のホルダーやキッチンペーパーホルダー、オーバルボックスも欲しいと思って作ってもらいました。キッチンは扉をつけず、オープンにしていると使いやすいですね。市販の収納道具に合わせて高さを決めたり、うまく組み合わせるように考えるのも好きです」自慢のキッチン。自由に使えるように、あえてオープンなスペースも確保。「器に興味を持ち始めた頃に買ったのはカップ。自分で選んでお茶を飲んだときに空気が変わった感じがして、“器ってすごい!”と感動しました」そんな体験からか、息子のかいくんにも小さな頃からあえて陶器のお茶碗を使っていたのだとか。子どものために唯一作ったのは大好きな車を彫ったお皿。すごく喜んでくれました。「お茶碗はやはり割ってしまいましたが、割れるという経験をさせることも、ものを大切にする上で必要なことだと思います。(※もちろん怪我のないよう念入りに掃除)その後、“これママが作ったの?”と興味を持ってくれました。息子は食べることにあまり興味がないのですが、器から興味を持ってくれたらいいなと思っています」小さな子どもがいると、割れないものを…とつい無難な器選びになることも。暮らしを彩る器選びのコツは、日々使うカップや飯椀、お花が好きなら花器など身近なものから揃え、そこから必要なものを少しずつ、普段の料理を想像しながら買い揃えていくのがおすすめだそう。自然が近いからこそ感じる「地球環境」の変化広い庭では瑞木さんが畑で野菜を作り、麻美さんは庭づくりを始めようと準備中なのだとか。かいくんもパパの畑に興味津々。収穫した野菜を食べる体験を楽しんでいるそう。「田舎に来て、ここでしかできないことを楽しもうと決めました。忙しいなかで庭いじりをしたり、自然に触れることは大きな変化でした。野菜作りをしていると季節を感じられるのもいいところ。庭で育てた野菜をどうやって食べようか、いつも楽しみですね。炒めても茹でても、生でも食べられるケールは万能野菜。茎ブロッコリーは息子も大好きだし、夏は枝豆が最高においしくて枝豆だけ育てたいくらい(笑)。夫は少し珍しい野菜を育てるのが好きなようで、子どもの頃は野菜が嫌いで食べなかったのが信じられないですね」寒い季節は薪ストーブを入れて火の揺らぎに癒されたり、季節ごとに移り変わる山々の景色も楽しみだという麻美さん。自然に囲まれて暮らす日々のなかでも、最近は地球の温暖化が気になっているといいます。「以前は寝室にだけエアコンを設置。リビングの窓を開ければ風が入ってくるので、夏はそれでも過ごせていたのですが、去年の夏は暑くてとても耐えきれず… エアコンをもう一台追加しました。ここに越してきてからも、環境の変化を肌で感じています。環境のために自分たちでも無理なくできることを考えて、まずは生ゴミのコンポストをやろうと思っています。堆肥は畑にも使えるのもいいですよね」子どもたちの未来にも影響する環境問題に、どんなことから取り組めばよいのか考え始めていたという麻美さんに、“人と地球にやさしい”サラヤの「ヤシノミ」シリーズを試していただきました。無香料・無着色・植物性、“人と地球にやさしい”がコンセプトのサラヤの「ヤシノミ」シリーズ。ヤシの実由来の植物性の洗浄成分で、洗った後の排水は微生物によって水と二酸化炭素に素早く分解。地球に還ります。もともと石けん系の食器用洗剤を使っていたという麻美さんですが、仕事の忙しさから汚れ落ちに特化した洗剤に替えてしまっていたのだそう。「『ヤシノミ洗剤』は、泡切れがいいところがすごくいいですね。私は汚れがちゃんと落ちたら、必要以上に泡立たなくても全然いい、と思っています。食器用洗剤はこの2種類。通常の汚れには「ヤシノミ洗剤」(左)を、油汚れには「ヤシノミ洗剤プレミアムパワー」(右)がおすすめ。 楽天で買う | amazonで買う | 公式通販で買う とくに猫用のフードボウルを洗うときは、泡残りや匂い残りが逆に気になって、洗剤を使わず“水洗い”をしていたくらいなんです。無香料で植物性の『ヤシノミ洗剤』なら、すっきり洗えて匂いも残らず、清潔感を保てますね。普段の食器洗いは『ヤシノミ洗剤』で十分。頑固な油汚れの時は『ヤシノミ洗剤プレミアムパワー』を使っています。汚れ具合にあわせてこの2本を使い分けることで、必要以上の洗剤を排水に流さずに済む、というのも気に入っています」左:洗浄成分の濃度16%で、汚れに適した量で洗える便利なポンプ式ボトル「ヤシノミ洗剤」440円(税込) 右:洗浄成分濃度が26%、油汚れに強い「ヤシノミ洗剤プレミアムパワー」275円(税込)。どちらも「手肌へのやさしさ」と「洗浄力」の両立を実現。仕事柄、年中手が荒れがちだったという麻美さん。これまではあまり構うこともできなかったのだとか。「仕事で土を触るので、1日のなかで手を洗う回数がとても多いんです。洗浄力の高い食器用洗剤を使っていたほか、寒い冬はぬるま湯を使ってろくろを回すことも、手荒れの原因になっていたのかも。今回『ヤシノミ洗剤』と一緒に使い始めた『ヤシノミ キッチンハンドクリーム』は、つけた後に家事ができるのが心強いですね。ベタベタするとそのまま食材を触れませんが、無香料でサラッとしていてとても使いやすいです」無香料・無着色のハンドクリーム「ヤシノミ キッチンハンドクリーム」660円(税込)。ヴェールをまとうように洗剤や水、お湯の刺激から手肌を守ります。 楽天で買う | amazonで買う | 公式通販で買う 食器用と同じコンセプト、無香料・無着色・植物性の「ヤシノミ」ランドリーシリーズも麻美さんに試していただきました。左:「ヤシノミ洗たく洗剤」548円(税込)、右:「ヤシノミ柔軟剤」548円(税込)洗たく洗剤は高い洗浄力とすすぎ性に優れ、繊維に余計なものを残しません。柔軟剤も無香料でふんわりなめらかな肌触りと吸水性を両立。どちらも合成香料や着色料、抗菌剤など無添加。蛍光増白剤(蛍光剤)、漂白剤も無配合で色柄や風合いを守ります。 楽天で買う | amazonで買う | 公式通販で買う 洗濯洗剤の強い香料が苦手だという麻美さんは、以前からできるだけ無香料のものを選んでいたといいます。「環境にもやさしいものを使っていましたが、詰め替え用の洗剤がなかなか売っていなくて。子どもが生まれてからは、結局近所のドラッグストアなどで手軽に買えるものになっていました」鼻が敏感な愛猫たちのために、香りのあるものは控えたい麻美さん。「ヤシノミ洗たく洗剤」なら、安心して猫の毛布も洗えるそう。「これまで使っていた柔軟剤もそれほど香りのことは気になっていませんでしたが、無香料で植物性の『ヤシノミ柔軟剤』の方が、さっぱり感のある洗い上がりになる気がしています。特にタオルを洗ったときに感じたのですが、今まで使っていた柔軟剤はやや“しっとり感”のある仕上がりに感じて… もしかしたら必要以上に柔軟剤が残っているのかも? と。肌にはなるべく刺激が少ないほうがいいですよね。これからは吸水性が損なわれず自然なふんわり感のある『ヤシノミ柔軟剤』を選んでいきたいな、と思いました」サラヤの「ヤシノミ」シリーズの売上の1%(※メーカー出荷額)は、原材料のひとつであるパーム油(植物油)の原産国であるマレーシア・ボルネオ島で、野生動植物の保護と生息域の確保に使われる。使うことで環境保全活動に気軽に参加できる仕組み。また原料の循環サイクルにまで目を向け、原料の生産地であるマレーシア・ボルネオ島の環境保全活動に取り組んでいるサラヤの活動にも賛同したい、と麻美さん。「『ヤシノミ』シリーズの売上の一部が環境保全活動に使われていることを、今回初めて知りました。毎日の食器洗いやお洗濯で、気軽に環境保全活動に関わることができるのは嬉しいですね。子どもたちの未来のためにやれることが、またひとつ増えました」ものづくりが身近にあるのびのびとした子育て夫婦ともに穏やかで、やさしい雰囲気の麻美さん夫妻。土日が仕事のため一緒に過ごすことができない瑞木さんは、休日にはかいくんと出かけたり、麻美さんが忙しいときは学校の懇談会や授業参観に参加するなど、それぞれ確保できる時間で子どもと向き合っているのだそう。「あえて話し合う時間は作ったりしていませんが、子どもがこういうことができるようになったとか、おもしろかったことは日々話して共有しています。もちろん夫婦で意見の衝突はありますが、私は笑いながらその都度言うようにしました。冗談っぽく言うのがポイントです(笑)。土日は1人で子どもを見るのが大変なので、実家に行くことも多いですね。母には協力してもらって助かるし、息抜きにもなります」瑞木さんの仕事場、家具工房「ソリウッド・プロダクツ」には、かいくんがワクワクする木材や重機がたくさん。そんな麻美さんが、いつもやさしいママでいるために心がけているのは、「息子がやりたいことはできるだけさせてあげる」こと。「好奇心が旺盛なので、一緒にできることは時間があればやりたいなと思っています。今は車に夢中ですが、自然の中で遊んだり、暮らしの延長で畑をやったり、一緒に陶芸をしたり。そういうことをしながらのびのびと育ってくれたら。子どもには人のことを考えられるやさしい子になってほしいですね。あとは元気でいてくれたら十分。一人っ子だから甘えん坊なところはありますが、甘えさせるところは甘えさせて、怒るときは怒る、メリハリをつけたいなと思っています。朝も土日もほとんど2人でいることが多いので、やさしくするのが大変な部分もありますが(笑)。本人の言うことにはできるだけ耳を傾けていきたいと思っています」子どもたちの未来のために“人と地球にやさしい”ヤシノミ生活を「毎日使うものだからこそ、地球のために洗剤にできること」をひたすらに考え続けて50年。昔も今も。そしてこれからも「人と地球にやさしい」をコンセプトにヤシノミシリーズはあなたの暮らしにそっと寄り添い続けます。 無香料、無添加のヤシノミシリーズとは 【売上1%で、ボルネオ環境保全を支援】ヤシノミシリーズの売上1%はマレーシア・サバ州政府公認の国際NGO「ボルネオ保全トラスト」を通じて野生動植物の保護と生息域の確保に使われています。また、ヤシノミシリーズをはじめとするサラヤ製品では、違法労働や違法伐採によって作られた植物油ではなく、環境と人権に配慮したRSPO認証油の生産を支援しています。 サラヤのボルネオ環境保全活動とは? \ネットで買う/ Amazonで買う 楽天で買う 公式通販で買う \店舗で買う/ 「ヤシノミ」シリーズ販売店検索 取材/文:赤木真弓 撮影:林ひろし(@asami.o_utsuwa 画像以外)[PR] サラヤ株式会社
2023年04月12日ダウンタウンの浜田雅功(59)と、女優の小川菜摘(60)が別居していると、1月17日発売の『FLASH』が報じた。記事によると昨年12月、小川は都内の高級賃貸マンションへと帰宅。いっぽう、浜田は成城の自宅に残ったままだったという。高級マンションを生活拠点にしている理由については、「舞台活動に集中するため」といった話も。小川の所属事務所は別居を否定しなかったものの、詳細は回答しなかったという。これを受け小川はInstagramを更新。目をつぶって口を尖らせたイラストとともに、《え?(笑)んなアホな》とコメント。明言こそしなかったものの、報道を受けての発言とみられている。浜田といえば、2014年にグラビアアイドルとの別宅での不倫デートが報じられていた。その際にも小川はブログで離婚を否定し、《意気消沈ゴリラになっています》とコメント。あえてイジることで、明るく決着をつけたのだった。そこから9年。今度は妻側が別宅で生活しているようだが、興味深いのはこの“別居疑惑”報道に対して多くの人が好意的ということ。《どちらかが一緒にいると苦痛になるなら、距離をおいて別居もありだと思います》《時には、奥様も自由に自分の時間がほしいでしょう》《良い距離感だと思います》など、男女問わず“別居という選択”を支持しているのだ。この空気の変化は時代によるものなのか。恋愛ジャーナリストのおおしまりえさんは「近年、“熟年夫婦のあり方”が変化しています。熟年夫婦が抱える問題も表面化してきており、こうした妻側の一歩もポジティブな解釈ながされるのでは」と話す。一体、どういうことなのか。話を聞いた。■離婚は面倒。でも一緒にはいたくない今回の報道は疑惑ということですが、浜田さんご夫婦に限らず最近は熟年夫婦のあり方が変化。「離婚や同居か」という二択ではなく、グラデーションが生まれてきているように感じます。これまで話を聞いた方のなかに、“建設的な家庭内別居”をしているご夫婦がいました。仲は良くないけれど、いがみあったり無言を貫いたりするほど不仲ではない。シンプルに今の生活や価値観が合わない2人だけど、離婚するほどのエネルギーは互いにない。離婚は面倒だけど、一緒にはいたくない。そんな2人が取った選択は、建設的な家庭内別居だそうです。具体的には食事だけ時間を決めて一緒に取るけれど(作るものは妻の都合)、それ以外はいっさい干渉しないとルールを決めているとのこと。そんな緩やかな取り決めで快適になるのか疑問でしたが、これが上手くいっているそうです。■熟年離婚の割合は増加傾向にある「熟年離婚」という言葉が当たり前になって久しいですが、近年は離婚件数全体における熟年離婚の割合は増加傾向にあります。離婚割合が増えているのであれば当然、水面下では離婚予備軍とでも呼ぶべき不満を抱えた夫婦がゴマンといるのは明らかです。また最近は「夫源病」と呼ばれる言葉がちょっとした流行です。夫が原因となって、妻側に健康不調が出る。これが夫源病の症状だといいます。タレントの上沼恵美子さん(66)もまさに同様の悩みを抱えた結果、今では「別居して週末だけ会う」という生活を公言しています。コロナ禍となり、夫が自宅にいる時間がさらに増えました。一般の方々の中にも、こうした症状を感じる方は多いのではないでしょうか。そうした問題が夫婦に起きたとき、金銭的な余裕がある夫婦ほど「前向きな別居をして、自分らしい人生を歩んでみよう」と考えるのは自然なことです。ちなみに別居をきっかけに関係が上手くいくケースと上手くいかないケースには、明確な違いがあります。それは、「ちゃんと話し合って決めている」ということ。どちらかが不満を抱いて“なし崩し”的に別居が始まるケースは大体、その後も上手くいきません。結局、離れ方にも“夫婦の質”のようなものが現れる。そう思いながら今回の報道を見ていくと真相こそ定かではないものの、少なくとも年末年始などは一緒に過ごしている様子。ですからなんだかんだ、この夫婦は上手くいってそうだなと個人的には思うのでした。(文・おおしまりえ)
2023年01月22日「またあの快感が味わえます!」リサイタルに、そしてオーケストラとの協奏曲に、ソリストとして幅広く活躍する小川典子が1年ぶりに歌曲に挑む『歌曲でめぐる世界~ことばと愛~』。もちろんピアニストが歌うという意味ではない。隠岐彩夏(ソプラノ)と寺田功治(バリトン)との共演でシューマン《詩人の恋》(全曲)など世界のさまざまな歌曲を演奏する。かねてからずっと歌曲のピアノを弾きたいと考えていたという彼女だが、「器楽と声楽では住む世界が違う」と、なかなか歌との接点を見つけられずにいた。念願叶って、市原愛(ソプラノ)とともにシューマン《女の愛と生涯》を中心とする歌曲リサイタルを実現したのが1年前の2月だった。「その終演後の舞台裏で、プレトークをお願いした音楽評論家の奥田佳道先生を中心にすっかり盛り上がりまして(笑)。私のピアノが声楽との共演にすごく合っているとおっしゃってくださったんです。歌に寄り添いつつ、ピアノが主張する場面でも逸脱した表現にならずに、まずまず合格だったのかなと思います。その時すでに、次は《詩人の恋》という話が出ていたんです」《詩人の恋》は通常男声が歌う歌曲集。共演者としてまっさきに名前が浮かんだのが寺田だった。初共演ではあるが、寺田はかつて、小川が教授を務める英国ギルドホール音楽院で学んでおり、旧知の仲。「直接交流があったわけではないのですが、同じ東京音大出身ということもあり、彼の存在は当時からよく知っていました。ギルドホール音楽院のオペラ科はイギリスでものすごく有名で、学内でもオペラ科の学生が歩くとみんなが振り向くぐらい注目されているんです。寺田君はその中でも目立っていましたから」そして、ぜひ華やかな女声にも歌ってもらいたいと、目下大躍進中のソプラノ隠岐の出演が決まった。彼女はシューマンの歌曲研究で博士号を取得しているスペシャリストでもある。「そうしたら彼らはすごく仲がいいということがわかって、私もうれしかったですね(※2016年の日本音楽コンクールでは二人が競い合い、隠岐が第1位に、寺田が第2位に輝いている)。隠岐さんが加わってくださったことで選曲に広がりも出て、二重唱も歌ってもらえることになりました」「ことばと愛」という公演タイトルどおり愛の歌が並ぶプログラムは、前半が寺田の《詩人の恋》。後半に隠岐が加わり、彼女のドイツ歌曲や、寺田の歌う英国のジェラルド・フィンジとラフマニノフのロシア歌曲。さらに二人のフランス歌曲や武満のソングを含む日本歌曲。最後に歌われるシューマンやメンデルスゾーンの二重唱曲を聴く機会は案外少ないから、これは貴重だ。「プログラムを決めるのは非常に大変でした。お二人ともとても喜んでくれて、特に寺田君がたくさんの曲を候補に挙げてくれたんです。『とりあえずこんな感じですかね?』と送ってもらったのが、とりあえずどころか膨大なリストで。ものすごく削ってやっと収まりました。面白かったのは寺田君が、ソロで弾いている私のことを、『単体で弾いている人』という言い方をするんですね(笑)。その“単体ピアニスト”との共演だからこそこれが歌いたいということを考えて曲選びをしてくれたので、ピアノがチームの一人として大きな役割を担わせてもらえる選曲になっていると思います」なお、先述の小川の言葉にあるように、この歌曲シリーズ第2弾が実現するきっかけを作ったとも言えるのが奥田佳道氏。今回はプレトークだけでなくコンサート本編にも出演して、曲間に作品解説を担当する予定だ。歌曲のどんな魅力がソロ・ピアニストに“快感”をもたらしているのだろう。「やはりまず言葉ですね。器楽ではありえない、直接言葉で訴える表現。器楽奏者からすると、毎日の練習から“言葉”とともに生きているというのは、もはやひとつの感動です。そこに自分の声を吹き込んでいくのはどういう感覚なのでしょうね。その言葉の流れにピアノをつけていくのは、ピアニストにとって深い喜びを得ることができる音楽作りです。このあいだ3人でZoomで打ち合わせをした時にも、寺田君と隠岐さんが言葉や発音について、実は英語の発音を歌に乗せるのが一番難しいとか、いろんな会話で盛り上がっていらして、そういうことを聞けるのも私は楽しみ。普段は聞けない声楽家同士ならではのやりとりがとても興味深いです。そして呼吸も。もちろん器楽演奏にも通じることなのですけれども、どの言葉に重きを置いてどこでブレスするのかというのは声楽特有。特にピアノは呼吸感の少ない楽器だから、歌の呼吸はすごく勉強になります。あとは、メロディの大切さをあらためて感じますね。もちろんピアニストもみんなそれはわかっているのですけれど、ピアノを勉強していると、上級クラスの難しい曲を弾くぐらいの時期から、すべての音をしっかり、はっきり弾こうと意識するあまり、結果として全部が平板になってしまうということが多々あるんです。その時に、どこにメロディがあって、どの音が伴奏なのか、バランスよく音の優先順位を理解するのには、歌曲を経験するのが一番いい勉強になる。学生や若いピアニストの皆さんも絶対に経験したほうがいいと思います」会場のミューザ川崎シンフォニーホールは1,997席の大規模ホールだが、親密さが求められる歌曲でも歌いやすいと、歌手たちに好評なのだそう。「歌っていてとても気持ちがいいと、声楽家の方々がみなさん口を揃えておっしゃいます。ミューザ独特のフレンドリー感というか、広いけれども、お客さんを近く感じることができる、独特の雰囲気を持っていると思います。やはり音響がいいということはとても大切で、声がちゃんとお客様まで届くので、そのことはあまり心配していません。バランス的にも、私があまり萎縮して小さく弾く必要はないと思います」歌曲について、声楽との共演について語る彼女は実に楽しそう。並々ならぬ“歌曲愛”を感じる。その愛の深さゆえか、仲のいい友人であるピアニストのキャサリン・ストット(ヨーヨー・マの名共演者として知られる)がソプラノ歌手と《冬の旅》を演奏すると聞いた時には、羨ましすぎて嫉妬さえ覚えたのだと笑う。「それを本人に伝えたら、あなたもやったほうがいいわよ!と言われました(笑)」歌手たちとの共演で多くのものを受け取っているという彼女。一方で、器楽奏者の視点からの歌曲へのアプローチもまた、声楽家たちにさまざまな刺激を与えているのは間違いない。公演ではその相互の化学反応が、3人の歌となって立ち上ってくる瞬間に出会えるはず。必聴だ。2022年2月に開催された『女の愛と生涯』の模様 (c) Tomoko Hidaki『歌曲でめぐる世界~ことばと愛~』2月25日(土) 14時開演ミューザ川崎シンフォニーホールバリトン:寺田功治ソプラノ:隠岐彩夏ピアノ:小川典子奥田佳道(音楽評論家)曲目・演目<ドイツ歌曲>シューマン:詩人の恋 op. 48(寺田)シューベルト:アヴェ・マリア D. 839(隠岐)モーツァルト:すみれK. 476(隠岐)ブラームス:子守歌 op. 49-4(隠岐)<英国歌曲>フィンジ:花輪を捧げようop. 18から抜粋(寺田)<ロシア歌曲>ラフマニノフ:いや、お願いだ、行かないでop. 4-1(寺田)ラフマニノフ:美しい人よ、私のために歌わないでop. 4-4(寺田)<フランス歌曲>ドビュッシー:艶なる宴Ⅰから月の光(寺田)フォーレ:秘密op. 23-3(隠岐)<日本歌曲>村下孝蔵:初恋(隠岐)武満徹:小さな空(寺田)■チケット情報文:宮本明
2023年01月12日