「もう34年も前の作品ですか!当時は30代半ばで、職場の若い先輩役から課長役が増えていったころですね」こう振り返るのは宅麻伸さん。80~90年代は、とにかく女性にモテる役が多かった印象だ。「でも、20代の若いころは新人刑事役が多かったし、戦争を扱う作品では丸刈りになっていたし、わりと泥くさい感じだったんです。それが『抱きしめたい!』のスペシャル版(1989年、フジテレビ系)で、いきなりタキシード姿でピアノを弾いたりする役に。生まれて初めてモテる役を演じたのはこのときです」こんな経緯が『クリスマス・イヴ』の脚本家、内館牧子さんの目に留まったのだろう。「ボクにとって内館先生の作品は同作が初めてでした。たしかに“モテる上司”としては描かれているのですが、さらに“女たらし”の要素も加わっていました。どうも内館先生のボクに対する印象は、女性にだらしない男性のようです。その後、内館先生の作品に出演したのは『都合のいい女』(1993年)ですから(笑)」『クリスマス・イヴ』では吉田栄作の上司を好演した。「撮影の待ち時間に、栄作君はよく『アメリカで勝負したい』と言っていました。大きな夢を語る好青年という印象で、その後、本当に渡米するのだからすごいなと思いました」銀行員役だったため、現場の吉田はスーツ姿だったが、撮影を終えて現場から帰るときにはTシャツ&ジーパンに。「そう、爽やかで“やっぱり、栄作君はコレだよな”と思っていました。ボクもこんな“爽やか路線”で行きたかったのですが、台本を読むと、どんどん女たらしに拍車がかかるんです」妻(羽田美智子)がいるにもかかわらず、職場では清水美砂演じる愛人と不倫関係。しかも、吉田の恋人役・仙道敦子にも手を出してしまうのだ。「今でも忘れられないのが、ボクの自宅でこの3人が一堂に会するシーン。“どうやって演じるの、これ!”って。プロデューサーや演出家の方々の案だと思うのですが、妻役の羽田君が気まずい雰囲気が流れる室内で、くるみを黙々と割り続けるんです。それがものすごく緊迫感を与えて、役を忘れておびえてしまいました」こうした役どころがハマり、代表作となる『課長島耕作』(1993~1998年、フジテレビ系)でも“モテ男”“課長”ぶりを存分に発揮することになったのだ。『クリスマス・イヴ』(TBS系・90年~)大手都市銀行の総合職社員・藤井剛(吉田栄作)と一般職の女性(仙道敦子)の行内結婚を巡る恋愛模様を描く。エリートの象徴が都銀の総合職だったり、結婚と仕事の2択に悩んだり、クリスマス・イヴが一大イベントだったり、できる上司がすぐ不倫したりと、バブルみの強い作品。【PROFILE】たくましん1956年、岡山県生まれ。1979年、『七人の刑事』の刑事役で本格的に俳優デビュー。『どうする家康』のような渋みのある役から、『勇者ヨシヒコと魔王の城』のユーモラスな役まで幅広く活躍している。
2024年06月02日映画『ミッシング』(5月17日公開)の公開御礼舞台挨拶が30日に都内で行われ、石原さとみ、青木崇高、有田麗未が登壇した。同作は、吉田恵輔監督(※吉はつちよし)によるオリジナル作で、とある街で起きた少女の行方不明事件を描く。娘が行方不明になった時、母・沙織里(石原)はネット上で誹謗中傷の投稿がなされ、苛立ちを募らせていく。さらに日が経つにつれ、夫・豊(青木崇高)との温度差も感じ始め、言動も次第に過剰になり、いつしかメディアが求める“悲劇の母”を演じてしまう。一方、地元テレビ局の記者・砂田(中村倫也)には局上層部の意向で、視聴率獲得の為に世間の関心を煽るような取材の指示が下ってしまう。それでも沙織里は「ただただ、娘に会いたい」という一心で、世の中にすがり続ける。○■石原さとみ・青木崇高、映画『ミッシング』公開御礼舞台挨拶に登場イベントでは、娘・美羽を演じた有田がサプライズで登場。有田が会場に姿を現すと、石原と青木は「おぉ~~!」と声を上げ、驚きの表情を見せる。壇上で再会を果たすと、青木は思わず涙を流し、それを見た石原も目に涙を浮かべていた。涙が止まらない青木は「(沙織里と豊は)この瞬間をずっと待ち望んでいますからね……」と役に感情移入した様子で話し、石原も「大きくなったねぇ~」と感慨深い表情で有田に語り掛けた。撮影時の思い出について聞かれた有田が「いちばん最初の日に公園で遊んだことと、待ち時間にトランプとしりとりをやったのが楽しかったです」と話すと、石原も「楽しかったね~! 公園でも走り回ったね! 楽しかったね……懐かしいね」と当時を振り返る一幕も。最後に3人は退場時には本当の家族さながらに手を繋ぎながら降壇し、イベントを締めくくった。
2024年05月30日2023年12月15日に開催された企画ライブ『長い一日』終演後に発表されたイベントシリーズ『小林私の五日間』。当初は新しい音楽の楽しみ方を提案するイベントとして、Vol.1の「小林私とマターリ歌う日」のみの内容発表だったが、回を追うごとにいわゆる音楽ライブとしては逸脱した、毎回趣向の異なるライブを展開した。果たして『小林私の五日間』とは何だったのか?レポートで振り返る。Vol.1「小林私とマターリ歌う日」『小林私の五日間』と題されたシリーズライブのVol.1はタイトルの「小林私がマターリ歌う日」にふさわしく、ステージ上には小林の部屋を模したソファ、お菓子や飲み物が乗ったテーブル、ヨギボー、そしてアコギ2本とスタンドマイクがセットされている。明らかにまだ開演していないステージに小林が拍手もなく現れ、ソファに座りまんじりとも動かない謎の時間を経て照明が明るくなると「皆さんが何を期待しているかわかりませんが、何も起こらない日にしようとしています」という第一声。事前に飲食OK(ただし、麺類やスープ類などの汁物、匂いや音など周囲に影響する可能性のある食材はNG)、スマホいじりOKであることがアナウンスされており、肩肘張らず、汗もかかずなライブを意図したことがわかる。オープンチャットが並走していることも現場で共有して、いよいよ開演である。ちなみにオープンチャットの知見は現場で拾いきれないゲームの内容などを補完する意味で非常に良かった。15分ほど誰にむけるでもなく喋り続けたのち、やおら「可塑」を歌い始めると、何か忸怩たるものがジェットコースター級の展開で駆け巡る。オタクの会話のメカニズムを滔々と喋った後、本日2曲目は比較的新しい「鱗角」を披露する。メロディと言葉が先にあり、コードは後付けなのだろうなという予想が立つぐらい、言葉が怒涛のように溢れているのだ。一人喋りの達人たる小林も少々ネタが尽きてきた様子で、「何やろっかなあ」という独り言を発した自分を自嘲していた。「俺はこれから普段やらない曲をやるので、皆さんは好きにしてください」というくだり以降、少しライブステージらしい流れに突入。3曲目はエレクトロスウィングっぽい「Two man cell.」で、言葉が止まらない感じのラップ調がレアな1曲だ。割と演奏がコンスタントになってきたところでレアな選曲の「香日」を演奏する。曲間にビーリアルの時間でした!」と、突然、SNSに投稿する唐突さも忘れない。そしてしばらくライブで封印していた「生活」の演奏はオーディエンスのリアクションから類推するに確実に刺さっていたようだ。この日、ナマで「生活」を聴けた満足感は高い。終盤には空腹に耐えかねたのかスープパスタを作り、待っている3分間の間に「そして大人を」を歌う。さらにヨギボーエリアに移り、クラシックギターで「スープが冷めても」を披露し、空腹の不安より恋愛の不安を求めている感じがスープパスタを食した後のムードとリンクしたように映った。偶然なのだろうか……。そしてふと予定の90分をゆうに超過していることに気づき若干焦り始めた小林はコードの記憶が怪しいと言いながら歌のパワーで「遊歩する男」、これまでとは違うスイッチが入ったように「加速」と続けた。絶唱しつつも止まりがちな演奏でも決して逃げない。いや、そもそも自分の部屋で相手が見えない配信者として歌を放ってきた彼の態度はライブステージでも変わらないということだろう。ラストは新曲「スパゲティ」をぶん投げるような歌唱で披露した。遠心力と求心力がせめぎ合うような歌だなと改めて思う。リスナーの集中力も凄まじい。「マターリ歌う」と題しつつ、ライブのスタイルが予定不調和であればあるほど、曲の強さが際立つことを再認識したシリーズ第1回だった。Vol.2 もののけ監修ライブ「診る」Vol.2は小林のYouTube配信に突如現れることで知られる、イケボ弾き語り生主・東雲涼雅(しののめりょうが)を構成作家のもののけが密着取材した映像を小林、もののけの解説とともに鑑賞するという、シリーズの中でもかなり謎な回である。ちなみに Vol.2以降、オープンチャットはリスナー同士の情報交換と交流の場となり、小林ともののけがチャットのコメントをキャッチアップすることで、楽しみ方の幅が広がっている。スクリーンを挟んで小林ともののけが映像について突っ込むスタイルなのだが、まず東雲のプロフィールが映し出され、小林曰く「うっすいプロフィール」(アーティストを目指したきっかけが「みんなの笑顔が見たくて」などのことだろう)に場内に同感の笑いが起こる。そこから終日密着がスタートし、まずは東雲の自宅から。家財道具のない部屋にポツネンと置かれた電子レンジが物入れだったり、東雲のピザの食べ方のクセが強すぎたり、都度映像を止めて小林が突っ込んでいく。その間、オープンチャットには「これ(オモコロのライター)鎧坂さんの部屋じゃない?」とXの投稿をアップ。リスナーも総力戦で参加するのが2回目にして恒例になってきた。Vol.2 もののけ監修ライブ「診る」よりさらにレンタカーで川原に移動し歌う練習。運転すると気弱な東雲の態度が変わることやたいして声量がないことに対するツッコミは小林からもリスナーからも当然の如く起きる。喫茶店に移動し、「こういうところで作詞するのは憧れ」と言いつつ、その実、バズった他人のツイートを若干改変した内容を投稿しているだけという気弱かつ狡猾な側面を見せたりして、どんどんイケボ弾き語り生主のメッキが剥がれていくのだった(そもそもイケてるアーティストだと誰も思っていないフシもあるのだが)。終日密着らしく、その後は東雲おすすめのラーメン店(とはいえチェーン店)、ゲームセンターでなぜかレトロなゲームばかりに手を出し、ボーリングでは隣のレーンの高校生に笑いを持って行かれ、カラオケではここでも「売れている曲だから」という理由でVaundyの「怪獣の花唄」にチャレンジしたり(著作権の関係で音声はなし)、東雲の軸のなさが暴かれていく。終日密着のラストは東雲の弾き語りライブだったが、その詳細は映し出されておらず、楽屋に戻り、撮影終了を告げると人格が一変。どれが実像でどれが虚像なのだろうか?という疑問だけを残すモキュメンタリーだった。映像のエンディングはもののけ作詞、小林作曲によるイベントタイトルと同名の「診る」に乗せたクレジットが流され終了し、一体我々は何を見せられたのだろう?という気持ちと同時に東雲涼雅をお題にこれほど笑える時間が共有されたという事実も残った。もののけが美麗なコーラスを添えた「花も咲かない束の間に」の弾き語りでこの日は終演した。Vol.3 絶対中止になるライブVol.2当日に発表された第3弾ライブのタイトルは「絶対中止になるライブ」。その時点で10組以上の出演者が決まっているにも関わらず、このタイトルは何を意味しているのか?SNSやグループチャット上でさまざまな憶測が飛び交う中、同時に出された小林のコメントが下記の内容だ。「俺が通っていた高校は山のなかに生えるように立っていて、電車やバスを使い、往復2時間かけて通っていた。ある大雪の日にいつもは直行するはずのスクールバスが停車した。違和感に車内は少しざわざわとした。「学校から連絡です。今日は休校になったそうで、今から駅に引き返します。……あまりはしゃがないように」運転手からのアナウンス、一瞬の静寂を切り裂くように歓喜の渦が巻き起こった。俺はコロナ禍発のアーティストだ。様々な理由で中止になったライブを見てきた。開催するだけがライブではない。当日へ向かう力が宙に放られたときのカタルシスを、どんなに楽しみな予定さえ少しだけ憂鬱に思ってしまうお前達と共有したく思う。俺はこのライブを開催させる。そして、必ず中止にする。」中止になるライブのチケットは販売されず、しかし10数名まで出演者が膨れ上がった当日のタイムテーブルが発表され、なんと開演から終演まで30分しかないにも関わらず、ライブ以外にビンゴ大会などの余興も組み込まれている。一人持ち時間2分もないじゃないか……と、誰しも突っ込むのが当然な密度になっている。さらに前日にはレトロリロン、気鋭のシンガーソングライターjo0ji、茶封筒らの名前も。もう持ち時間1分もないのではなかろうか……。リスナーは当日に向けてグループチャットで「絶対中止になるライブを見たい」とか「こばやんは絶対中止になるライブをある意味やりたがってる」とか「中止になったら空いた時間をどう遊ぶのか報告会したい」とか、完全に小林の主旨を汲んでいる。Vol.3「絶対中止になるライブ」ビジュアルそして4月24日正午。公式から中止のアナウンスがX上に流れると、SNS上には中止を惜しむ出演者の投稿が溢れた。また、会場の池袋Club Mixaまで足を運んだリスナーが撮影した中止のフライヤーがグループチャットに投稿されたり、過日の「診る」で明らかになった東雲涼賀が訪れた場所の聖地巡礼に切り替える人も。さらには中止になったにも関わらず、「絶対中止になるライブ」のデジタルパンフレットはオンラインで販売され、ラインナップされていた出演者との対談など、かなりボリューミーな内容が展開していたことにもリスナーから突っ込みが入っていた。Vol.3「絶対中止になるライブ」文言また、当日22時過ぎからYouTubeで「ライブが中止になった男の配信」と題した生配信も実施。そこでは「曲作るのが幸せなだけで、みんなそんなにライブしたいのかな」と、自らのスタンスを語りつつ、ライブそのものについては「歌詞間違えたら良くないとか、俺の前の時代の成功者の話だから。もっと自由な場だろ!」と自論を展開していた(配信の大半は漫画『トリコ』考察だったが)。が。初期から小林を追いかけていたリスナーは「あれを実現したんだな」と勘づいたかもしれない。そう。そもそも彼はこんなツイートを1年8カ月前にしていた。本ツイ(1年8カ月前):上のツイートの引用リツイートが下記だ。派生:(ところで気になるのは空いた時間、小林は何をしたんだろう?)Vol.4 公募ライブ「小林私とおまいら」シリーズVol.4は小林のデビューのきっかけが公募ライブだったことから、いつか自分も公募ライブを実現したかったという経緯で実現した。まずオープニングアクト(!?)として小林がステージに登場し、戦いを勝ち抜いた4名の出演者の選考理由を語る。ちなみに応募件数は108件。小林の楽曲をカバー動画が応募の条件だが、その数とクオリティに驚いた様子だった。そんな応募者の中から小林のお眼鏡に叶い、“おまいら”に厳選されたのは中林宙昊、あちき、蔦田宗汰、神崎の4名。奇しくもこの4名、17歳と18歳という。まず、中林宙昊は「ここでがなっときまーす、みたいな小林私っぽい歌い方ではなく、自分なりの解釈がいいなと」という評価だ。あちきは「まず名前が面白い。そして原曲はスローな「飛日」をアッパーにカバーした意外性、しかもブッダブランドの「人間発電所」等幾つかサンプリングをしている曲で、ラップのフロー的なアプローチも良かった」とのこと。蔦田宗汰については応募動画が顔を下から捉えたものだったことをはじめ、「とにかく面白い」とし、神﨑は「(驚いて)ペットボトルの水をこぼしてしまうぐらい上手い」というのが選考理由だ。すでに楽屋で仲良くしており、小林は年長者の威厳を見せつけるべく(?)スマブラで全員を倒したという。全くおとなげない。選考理由を述べた後、小林は「加速」を披露。歌い始めると一気に場の空気が引き締まり、本家の存在感が光るのだった。Vol.4 公募ライブ「小林私とおまいら」より公募者ライブのトッパーは中林宙昊。登場早々「叶うなら後ろ向いて歌いたい。だって怖くないですか?」と言いつつ、「花も咲かない束の間に」を独特なしゃがれ声のシャウトで聴かせ、オーディエンスの驚きを誘う。どこかチバユウスケを想起させるボーカルだ。続けて「光を投げれば」を披露。弾き語りでありつつ、この人ならではのロックな表現を見せつけ、大きな拍手が沸き起こった。続いては名前の印象とは真逆に高身長のあちきが登場。姉にオリジナルではなく「小林私さんの歌を歌ってるんだから(私じゃなくて)“あちき”ぐらいだろ」と言われたことが名前の由来だと説明し大いに笑わせる。「飛日」の歌い出しで間違え、堂々と「もう一回いいですか?」と言えるあたりも大物感が漂う。そして歌唱は独特のフロウがありユニークだ。もう1曲の「HEALTHY」ではギター巧者なところも見せてくれた。続く蔦田宗汰は短パンで首から白タオルという見るからに懐っこいキャラクターが笑いを起こす。しかも歌に入るまでにかなり喋るのだ。弾き語りの動画だけを送ってもパンチが足りないという理由で、喋りの動画を無言にして送ったという謎の行動も小林のリスナーには好意的に捉えられていた。肝心の弾き語りは「地獄ばっかり」も「スープが冷めても」も、自分の解釈でダイナミックに演奏。ただのお調子者ではないところを存分に見せつけた。最後は小林が上手さに圧倒されたという神﨑が務める。奈良からやってきた彼は東京に到着した途端、鼻血を出し着ていたシャツをお釈迦にしてしまったそうだ。それを「17歳のクソガキです」と自嘲する態度も好ましい。選曲がまだ音源になっていない「目下」と「スパゲティ」だったことにも注目したいのだが、畳み掛けるような言葉の連射も迫力があり、小林私楽曲のカバーであることを超えてステージに釘付けになってしまった。半信半疑でいたオーディエンスも4人の熱演に感銘を受けている様子で、シリーズで最も音楽的なライブになった印象だ。再び登場した小林は「俺ってこんな感じなんだ。俺を見てるみたいな感じ」と非常に楽しそうで、自ずと自身のライブにも熱が籠る。「線・辺・点」でオリジネーターの迫力を見せつけ、「改めまして、シンガーソングライターの小林私です。よろしくお願いしますー」と、自己紹介した後、いつもなら無関係なMCに移行しそうなところを続けて「冬、頬の綻び、浮遊する祈り」へと繋いだ。MCでは小林自身はかなり長い間、ギターのレギュラーチューニングができていなかったことを告白、挑戦者たちのレベルの高さを暗に示唆していた。しかも頼もしさだけじゃなく、4人に対する仲間意識もあるのだろう。この日の小林の弾き語りは勢いと楽しさに溢れていたのだ。スリリングな「遊歩する男」、小林流のシティポップ感がコードワークに伺える「冷たい酸素」、そして久しぶりにライブで披露された「サラダとタコメーター」まで、怒涛の如く駆け抜けるライブを展開したのだった。全ての演奏が終わると、出演者一同で集合写真を撮影する段取りとなり、年長者である小林がちょっと引率者めいた存在に見えたのも非常にレアだった。音楽表現として素直に刺さる演奏をしてくれた4人に対する大きな拍手が収まると、場内にはスーパーの閉店音楽のように「蛍の光」が流れる。直後に背景のスクリーンにはVol.3からVol.1までの振り返り映像が時間を逆回しに映し出され、程なくして「Vol.0」の文字が。小林の影アナウンスで「ご来場、ご観覧の皆様、小林私の五日間はこれにて全公演が終了いたしました」という音声にオーディエンスは当然キョトンとしている。え?まだ4公演しかやってなくね?という意味で、だ。すると明転したステージの背景にVol.0の配信がこの後行われる旨の映像が投影され、この日の公演は終演とあいなった。現地組もグループチャットもしばし「ゼロとは?」と、キツネにつままれていたのは言うまでもない。vol.0『小林私の五日間』と題されていながら、なぜ vol.5がないのか。その答えは5月18日の「vol.4 小林私とおまいら」の終演後に発表された通り、実はvol.1以前の2月7日、すでに開催されていた。それは無観客ライブを映像化するというスタイルをとっていたのだ。「vol.0」開催に向けての小林のステートメントは下記の通りである。例えば諸君が悪の組織に入るとして、あるいは強さで序列が決まる魔法学園の生徒だとして、ないしは真相が闇に包まれた秘密結社の会員であるとして、諸君一人一人に何らかの番号が振られるとしよう。そしてその番号を自ら決めていいとしたら、俺なら迷わず0を選ぶ。0とはそれだけの引力を持つ。「小林私の五日間 vol.0」タイトルは無く、ただナンバーがあるだけ。小林私を含む3人の演者がステージに上がる。事前に言えるのはそのくらいだ。では既に記録された映像「vol.0」を実際に見てみよう。なお、構成や演出はお馴染みもののけによるものだ。一番手は小林私。「自分はコロナ禍アーティストというか、デビューから1年半ぐらい、配信ライブをやっていた。お客さんがいたらいたで、ここ俺の居場所じゃないなと思うけど、いないならいないで、孤独だなと思う。ま、曲やるか」と、弾き語りで「線・辺・点」を披露。小林が弾き語りが好きだという理由を改めて実感する、この組み合わせでしか味わえない生=ライブ感である。続けて「花も咲かない束の間に」の彼流のロマン主義とでも言えそうな世界観が景色を変える。演奏を終えると「無風、みたいなの久々ですね。これは嬉しい」とポツリ。さらに圧倒的な言葉数を吐き出す「並列」を歌い終え、「シンガーソングライター小林私でした」と深々とお辞儀をしてステージを去った。「小林私の五日間 vol.0」より2番手は vol.2「診る」で密着取材映像が公開された東雲涼雅だ。覚えているだろうか。あの映像の中での東雲のライブ場面のくだりを。それがこの「vol.0」ライブだったのである。顔出ししていない東雲はバックライトに照らされ、ライブでも顔は判然としない。か細い声でライブの開始を告げると、1曲目は少しローファイヒップホップのテイストもある「レシピ」という楽曲を披露した。「あんまりライブとかしないので、こういう場は緊張しちゃうんですけど……」と、MCも振る舞いもぎこちない。その割にグッズの宣伝はしっかりやるのが東雲らしい。もう1曲は「行方」という曲で、一転してアッパーでグルーヴィ。サビでの力強い歌唱は少し小林に似ていなくもない声質に感じられた。トリは井上りるるという小学生アーティスト。紅白帽と水筒を首から提げて登場した(見た目は小林私以外の誰でもないのだが)。まず、今日のために作ってきたという「ぶらんこ」という初恋をテーマにしていると思しき素朴な曲を披露した。MCの代わりに書いてきたという作文は“最適な通学路”に関するもので、いきなり噺家のような口調に変貌。シュールなアーティスト性に小林と通じるものを感じずにいられなかった。2曲目は「大事なものを考えながら書いた」と話す、「空中散歩」という小学生とは思えないエレジーっぽい雰囲気の曲で、かなり驚かされる。歌い終わるとぎこちなく走り去り、3マンライブは全て終了した。淡々と進んだ無観客ライブの最後は3人がステージに揃い、お辞儀をして終演と相なったのだが、最後に小林から「ということで、vol.1、2、3、4の裏で事前にこんなことが行われていたとは!ま、ただやりたかったからやったんですけど」と身も蓋もない種明かしが行われた。さらにサラッと今夏の4thアルバムリリースとそれに伴うツアーが開催されることを発表。だがツアーについては……「僕は許した覚えはないんで抗っていくつもりですけど」と、不敵(!?)な表情でステージを後にしたのだった。え?このツアーは果たして実現するのだろうか?なお、グループチャットには「井上りるるめっちゃ良かった」「キャラはあれだけど曲普通に良かった」など、意外に真っ当に評価されており、ちょっとやそっとのことで驚かない小林のリスナー像が伺えたのだった。常々、ワンマンライブが好きではないこと、あくまでも曲を作ることと弾き語りが好きであることを公言している小林私。今回のイベントシリーズはそれでもライブステージを求められる上で、小林が考え得るライブの楽しみ方を可能な限り追求したものだった。それが結果的にライブの定石を覆す試行錯誤が満載されていたのは正しく小林私というアーティストを表していたと言えるだろう。5月25日には今回のシリーズ Vol.2「診る」にも参加した構成作家のもののけと振り返り生配信も実施。シリーズの意図が語られるのか?引き続き注目したいところだ。文=石角友香<小林私主催「小林私の五日間」SET LIST>■2024年2月24日(土) Vol.1「小林私がマターリ歌う日」01. 可塑02. 鱗角03. Two man cell.04. 香日05. 生活06. そして大人に07. 繁茂08. スープが冷めても09. 遊歩する男10. 加速11. スパゲティ■2024年5月18日(土) Vol.4 公募ライブ「小林私とおまいら」小林私(O.A)1. 加速中林宙昊1.花も咲かない束の間に2.光を投げればあちき1. 飛日2. HEALTHY蔦田宗汰1. 地獄ばっかり2. スープが冷めても神﨑1. 目下2. スパゲティ小林私1. 線・辺・点2. 冬、頬の綻び、浮遊する祈り3. 遊歩する男4. 冷たい酸素5. サラダとタコメーター「小林私とおまいら」SET LIST PLAYLIST:■「小林私の五日間」振り返り生配信 Vol.X『語る』日時:5月25日(土) 19:00~出演者:小林私、もののけ 「空に標結う」MV(TVアニメ『ラグナクリムゾン』2ndクールエンディングテーマ)
2024年05月25日⼤巻伸嗣《Gravity and Grace》光と⾳と⾝体のパフォーマンス 「Echo of Resonance in dark playground」を5/12に実施します。日比谷公園にて開催中のアートインスタレーションイベント「Playground Becomes Dark Slowly」について、最終日の5⽉12⽇(⽇)に、大巻伸嗣の作品《Gravity and Grace》が光り輝く草地広場にて、ダンサーと雅楽奏者によるパフォーマンス「Echo of Resonance in dark playground」が開催されることが決定いたしました。光、音、身体が交差しながら、「Playground Becomes Dark Slowly」のフィナーレを飾ります!【光と⾳と⾝体のパフォーマンス 「Echo of Resonance in dark playground」概要】【開催日】5⽉12⽇(⽇)【開始予定時刻】 10:30/21:00の2回公演【場所】⽇⽐⾕公園 草地広場【観覧料】無料【予約】不要※当⽇の周辺状況によって、公演時間は多少前後することがあります。※12:00~20:00の時間帯も、⾃然発⽣的にパフォーマンスが⾏われる可能性があります。※⾬天・荒天時には中⽌する可能性がございます。あらかじめご了承ください。日比谷公園「Playground Becomes Dark Slowly」について(特設サイト)日比谷公園|Playground Becomes Dark Slowly : 【⼤巻伸嗣「Gravity and Grace」について】Photo by Keizo Kioku哲学者のシモーヌ・ヴェイユ(Simone Weil|1909-1943)の箴⾔集『重⼒と恩寵』に由来する〈Gravity and Grace〉。花や葉脈、⾃然の波を想起させる流線の紋様が刻まれた7mに及ぶ巨⼤な壺。その中からは鮮烈な光が放たれます。しかしその⼀⽅で、光と影が織りなす「美しさ」という恩寵の背後には、巨⼤なエネルギーに伴うリスクもまた⾒え隠れします。国⽴新美術館の展⽰室で展⽰されたことが記憶に新しいですが、公園での展⽰となる今回は、壺の紋様の影と公園の⽊々や遊具の影が交差しながら伸びていく異なる趣をみせるでしょう。<⼤巻伸嗣インタビュー映像はこちら><⽇⽐⾕公園「Playground Becomes Dark Slowly」作家インタビューはこちら>【出演者プロフィール】■⽩井剛(振付家 / ダンサー)Photo by Hatori Naoshi1998年ダンスパフォーマンスを中⼼に複合的で広義な「ライブ」を探求する集団『study of live works 発条ト(ばねと)』を、⾳楽家・制作者らと共に設⽴。その作品が当時コンテンポラリーダンスの国際的登⻯⾨とされた「バニョレ国際振付賞」を国内最年少で受賞する。2006年、新たな活動単位『AbsT』を設定。物質・⾳・光・⾔葉・物語など、あらゆる「他者」と併存/交感し、繊細さと危うさが交錯する独⾃の⾝体性や、時間・空間・存在へのまなざし/構築性が評価され、国内外の振付家や演劇作品への出演/振付、 ⾳楽家・美術家・映像作家など様々なアーティストとのコラボレーションも多く企画された。[受賞歴]バニョレ国際振付賞 (2000)舞踊批評家協会賞 (2005)TOYOTA Choreography Award次代を担う振付家賞 (2006)⽇本ダンスフォーラム賞 (2006/2011)⽂化庁メディア芸術祭アート部⾨ 審査委員会推薦作品選出 (2011)シンガポール“Straits Times” 紙「2015 Best Arts」ダンス部⾨選出 (2015) ■鈴⽊⻯(振付家 / ダンサー)©︎Takayuki Abe横浜に⽣まれ、⼭梨・和歌⼭・東京で育つ。英国ランベール・スクール卒。在学中、Rambert Dance Companyの全英ツアーにおいてイツィック・ガリーリ振付『A Linha Curva』に出演し全英ツアーに参加。卒業後、Phoenix Dance Theatreに⼊団、カンパニーに振り付けられた作品のほとんどに主要メンバーの⼀⼈として出演。2012年に退団後、ロンドンオリンピック開会式においてアクラム・カーン振付セクションに出演。帰国後、⽇本を拠点にフリーランスのダンサー・パフォーマーとしてシディ・ラルビ・シェルカウイ、フィリップ・デュクフレ、平⼭素⼦、近藤良平、テロ・サーリネン、インバル・ピント/アブシャロム・ポラック、エラ・ホチルド、トリスタン・シャープス、キミホ・ハルバート、夏⽊マリなどの作品に出演。2021年、愛知県芸術劇場にてコロナ禍で現代社会における「⾝体の不在」をテーマに3つの新作を発表。22年、インド、国内で再演を重ねたほか、欧州⽂化都市リトアニアのコンテンポラリー ダンスカンパニーAURA Dance Theatreから委嘱を受け、『Proxy』の改訂版『Esybė』を振付。23年、愛知県芸術劇場×DaBYダンスプロジェクトにて『Rain』を現代美術作家の⼤巻伸嗣、サウンドアーティストのevalaとともに創作。国内4ヶ所、⾹港のNew Vision Arts Festivalにて上演する。同年、「⼤巻伸嗣 Interface of Being 真空のゆらぎ」(国⽴新美術館)にて、パフォーマンスへのディレクション/出演を担当。[受賞歴]ソロ作品『Agnus』:神楽坂セッションハウスより第3回セッションベスト賞を受賞。横浜ダンスコレクション2017コンペティションⅠでは、ソロ作品『BU』で「若⼿振付家のためのフランス⼤使館賞」、「MASDANZA賞」、「シビウ国際演劇祭賞」をトリプル受賞。■⾳無史哉(笙、雅楽奏者)Photo by Ijtコンピュータ⾳楽研究時に雅楽と出会い笙を⼿に取る。笙、楽箏、右舞、古代歌謡を豊英秋⽒(元宮内庁式部職楽部⾸席楽⻑)に師事。2015年に「花舞⿃歌⾵遊⽉響雅楽団」を共同設⽴、雅遊びとしての雅楽公演を展開。古典雅楽の研鑽・演奏を重ねる⼀⽅で、笙や雅楽の多様なあり⽅を模索・提⽰している。Tim Heckerワールドツアー、蓮沼執太フィル、映画、ゲーム、TV番組、空間や映像のための⾳楽、ノイズやジャズバンドとのセッション、ペルシャ古典⾳楽やクメール舞踊など各国の古典芸能と雅楽のコラボレーション、近作では「SHOGUN 将軍」など、国内外の⾳楽プロジェクトへの参加多数。「Playground Becomes Dark Slowly」開催概要【会期】2024年4⽉27⽇(⼟)〜5⽉12⽇(⽇)【会場】⽇⽐⾕公園(千代⽥区⽇⽐⾕公園)【時間】9:00〜22:00(最終入場 21:45)【⼊場】無料・予約不要【主催】東京都(花と光のムーブメント)【企画】⼭峰潤也【制作・運営】エイベックス・クリエイター・エージェンシー株式会社、株式会社ライツアパートメント【協⼒】公益財団法⼈東京都公園協会※気象災害等により、イベントや⼀部サービスを中⽌・休⽌・変更することがあります。※ご来園前に「Playground Becomes Dark Slowly」特設サイト・公園協会X(旧Twitter)にて最新情報をご確認ください。日比谷公園「Playground Becomes Dark Slowly」特設サイト日比谷公園|Playground Becomes Dark Slowly : 花と光のムーブメント特設ページ花と光のムーブメント : ⽇⽐⾕公園について【住所】 千代⽥区⽇⽐⾕公園【交通】●東京メトロ丸ノ内線・千代⽥線「霞ヶ関」下⾞(B2)出⼝すぐ●東京メトロ⽇⽐⾕線・千代⽥線・都営地下鉄三⽥線「⽇⽐⾕」下⾞(A10・A14)出⼝すぐ●東京メトロ有楽町線「桜⽥⾨」下⾞(出⼝5) 徒歩5分●JR「有楽町」下⾞ 徒歩8分【問い合わせ先】⽇⽐⾕公園サービスセンター〒100-0012 千代⽥区⽇⽐⾕公園1-6TEL 03-3501-6428(開所時間8:30〜17:30)日比谷公園公式HP : 日比谷公園公式X(旧Twitter) : 本件/メディア内覧や取材に関するお問い合わせPlayground Becomes Dark Slowly PR事務局(エイベックス・クリエイター・エージェンシー株式会社)E-mail: hibiya_park@av.avex.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年05月10日森山未來が主人公の化け猫を演じるアニメーション映画『化け猫あんずちゃん』より、予告編とポスタービジュアルが到着。青木崇高、市川実和子ら追加キャストも明らかになった。化け猫のあんずちゃんと少女・かりんが出会い、逃走劇を繰り広げる今回の映像。主題歌は佐藤千亜妃の書き下ろし楽曲「またたび」に決定し、予告編で音源初解禁となった。また、かりんを捨てた父親・哲也を青木さん、かりんの母・柚季を市川さんが演じることが明らかに。ロトスコープ作品初参加の2人は、「あの撮影がアニメーションとどう繋がっているのか、想像すらできていない仕上がりが本当に楽しみで待ち遠しい」(青木さん)、「『あんずちゃん』の世界のような脱力感あふれる現場で、和やかに過ごしていた。アニメでも、その力の抜けたゆるい空気を楽しんで」(市川さん)とコメントしている。さらに、あんずちゃんの育ての親であるおしょーさんを鈴木慶一(ムーンライダーズ)、あんずと運命をかけた勝負を行う貧乏神を水澤紳吾、洞窟に集う妖怪の仲間・たぬきを澤部渡(スカート)が演じ、吉岡睦雄、宇野祥平ら名バイプレーヤーたちも集結。また、劇中の音楽は鈴木さんが担当している。本作のポスタービジュアルは、お寺でのひとときを過ごすあんずちゃんとかりんの1コマと思いきや、地獄も垣間見える。久野遥子監督がデザインし、アートディレクターのJulien De Manが手掛ける鮮やかな色彩と背景が織りなす、珠玉の1枚となっている。『化け猫あんずちゃん』は7月19日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:化け猫あんずちゃん 2024年7月19日より全国にて公開©️いましろたかし・講談社/化け猫あんずちゃん製作委員会
2024年05月08日5人組グループ・嵐の相葉雅紀とお笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇が、14日放送の日本テレビ系新番組『モノマネMONSTER』(後7:00~後9:00)でMCを務めることが6日、発表された。同番組では、ものまねのジャンルや見せ方などによって賞を細分化し、各部門ごとに卓越したネタを披露。最優秀作品を決定する。各部門のエントリーは、選抜されたツワモノばかり。見た目とその歌声のギャップを楽しむ「ギャップ部門」、本家のステージと見間違えるほどショーアップされた「ガチ歌部門」、見たことないけどそうかもしれない芸能人の裏側を模写する「多分こうだろう部門」などで競う。ものまね芸人たちがスタジオを飛び出し、一般人を巻き込んだ戦いもあり、「勝手にアンコールライブ部門」では、ファンを巻き込み、街頭でミニライブも開催する。ものまね番組初挑戦の相葉は「ものまねのMCを初めてやりましたが、クオリティの高さと幅の広さがすごかったです!エンターテインメントの力を直で感じ、笑い転げました」と手応え十分。吉村は「全く新しい斬新すぎる内容とテンポ感!すごい人達が集まったら、こんなすごい事になりました。最高の番組です!」とアピールした。進行は、同局の黒田みゆアナウンサーが務める。
2024年05月06日清⽔崇が監督を務めるホラー映画『あのコはだぁれ?』が、2024年7⽉19⽇(⾦)に公開される。主演は渋⾕凪咲。Jホラーを牽引する清⽔崇の新作学園ホラー映画『あのコはだぁれ?』は、『呪怨』シリーズをはじめJホラーを牽引してきた清⽔崇が監督を務める学園ホラー映画。夏休み、補習授業を受ける男⼥5⼈の教室でいないはずの“あのコ”が怪奇を巻き起こし、予想のつかない恐怖に巻き込んでいく様子を描く。GENERATIONS(ジェネレーションズ)が出演した2023年の映画『ミンナのウタ』のDNAを引き継ぐストーリーが繰り広げられるという。渋⾕凪咲が映画初主演主演を務めるのは、本作が映画初主演となる元NMB48の渋⾕凪咲。⻘春サバイバルドラマ「だが、情熱はある」や情報番組「DayDay.」などで活躍する渋⾕凪咲が、臨時教師の君島ほのか役を演じる。また、映画『違国⽇記』の早瀬憩や、映画『君たちはどう⽣きるか』で主人公の声優を務めた⼭時聡真が生徒役に。そして染⾕将太、松尾諭、クワバタオハラの⼩原正⼦、マキタスポーツなど、バラエティ豊かなキャストが集結している。映画『あのコはだぁれ?』人物紹介主人公・君島ほのか…渋⾕凪咲夏休みの補習クラスを担当する臨時教師。三浦瞳…早瀬憩前川タケル…⼭時聡真補修授業を受ける生徒。補修クラスの生徒…荒⽊⾶⽻、今森茉耶、蒼井旬君島ほのかの恋人…染⾕将太映画『あのコはだぁれ?』あらすじとある夏休み、臨時教師として補習クラスを担当することになった君島ほのかの⽬の前で、ある⼥⼦⽣徒が突如屋上から⾶び降り、不可解な死を遂げてしまう。“いないはずの⽣徒”の謎に気がついたほのかと、補習を受ける⽣徒・三浦瞳、前川タケルらは、“あのコ”にまつわるある衝撃の事実にたどり着く。彼らを待ち受ける、予想もつかない恐怖とは?【作品詳細】映画『あのコはだぁれ?』公開日:2024年7⽉19⽇(⾦)出演:渋⾕凪咲、早瀬憩、⼭時聡真、荒⽊⾶⽻、今森茉耶、蒼井旬、穂紫朋⼦、今井あずさ、⼩原正⼦、伊藤⿇実⼦、たくませいこ、⼭川真⾥果、松尾諭、マキタスポーツ、染⾕将太監督:清⽔崇原案・脚本:⾓⽥ルミ、清⽔崇
2024年05月03日緑豊かなゴールデンウィークの日比谷公園で、大巻伸嗣、永山祐子、細井美裕によるアートインスタレーションが繰り広げられる「Playground Becomes Dark Slowly」が4月27日(土) から5月12日(日) まで開催される。「Playground Becomes Dark Slowly」は、東京都が実施している四季を通じた花と光の演出によって公園の新しい楽しみ方を提案する「花と光のムーブメント」に、「アート」を掛け合わせる新しい試み。山峰潤也がキュレーターを務め、「公園という都市の隙間の中で変化していく日の光を感じながら、自然への想像力を駆り立てること」をコンセプトに大巻伸嗣、永山祐子、細井美裕が、それぞれインスタレーションを展開する。日中は永山祐子の「はなのハンモック」を中心としたプレイグラウンドが第一花壇に登場。夜の草地広場では大巻伸嗣の「Gravity and Grace」が幻想的な光を放ち、また園内各所には、細井美裕が日比谷公園の音を収集し、再構築したサウンドインスタレーション「余白史」が設置され、一日を通して公園での新たなアート体験を楽しむことができる。大巻伸嗣「Gravity and Grace」(“Art Fair Philippine 2019” “10 days of Art” Manila city, Philippine, 2019)大巻伸嗣による日比谷公園のためのスケッチ永山祐子建築設計「はなのハンモック」CG パース細井美裕「余白史」(サウンドインスタレーション)作品イメージ4月27日(土)、5月4日(土・祝)、5月11日(土) には、光の粒を携えた花一輪を来場者自らが心字池の水辺に浮かべ、「花と光の群像」を作り出す永山祐子によるワークショップイベント「はなの灯籠」も開催。会期中の土・日・祝には、キッチンカーの出店も予定されている。永山祐子建築設計「はなの灯籠」CG パース<開催概要>「Playground Becomes Dark Slowly」会期:2024年4月27日(土)~5月12日(日)会場:日比谷公園時間:9:00~22:00入場:無料・予約不要公式サイト:
2024年04月25日最近よく耳にする“AI時代の子育て”というフレーズ。AI(人工知能)の発展によって、将来的にいまある仕事がほとんどなくなる時代が到来し、従来のような詰め込み型の教育では立ち行かなくなる、ということなのですが…。親としては経験則が通用しないため、家庭で何にどう取り組めばいいのか、戸惑うばかり。正解のない子育てだからこそよほどの軸がない限り、周囲の情報に流されてしまう状況ではないでしょうか。中学受験が過熱しているのも、不透明な未来だからこそ、早いうちに何か身に付けさせたいという焦りのように見えます。しかし、最終的には“どんな時代であっても子どもがたくましく生きてくれたらそれでいい”というのが親心。そのためにいまどんな力が求められ、親は何を心がけたらいいのか−−。「将来“メシが食える大人”そして“魅力的な人”を育てる」という理念を掲げる学習塾「 花まる学習会 」の代表・高濱正伸さんが「AI時代を生き抜くために必要な“最高の頭脳”の育て方」について講演会をされるというので、お話を伺ってきました。高濱正伸さん花まる学習会代表、NPO法人子育て応援隊むぎぐみ理事長。算数オリンピック作問委員。日本棋院理事。ニュース共有サービス「NewsPicks」のプロピッカー。武蔵野美術大学客員教授。環太平洋大学(IPU)特任教授。1959年熊本県人吉市生まれ。県立熊本高校卒業後、東京大学へ入学。東京大学農学部卒、同大学院農学系研究科修士課程修了。1993年「花まる学習会」を設立、会員数は23年目で20,000人を超す。将来しあわせに生きるための “最高の頭脳”とは?「会場にいるみなさんは、いま好きなことをして生きていますか? お年頃になったから結婚、出産、子育てと流されている人が大半。何回生まれ変わってもいまと同じ仕事をしたいという大人ってほとんどいないですよね」と、いきなりドキッとするような質問を投げかける高濱さん。そして、「最高の頭脳というのはズバリ、どんな時代でも自分の生きたいように生きていける“実力”を持っていること。起業家になろうと思えばなれるし、公務員になろうと思えばなれる。自由自在という言葉とイコールです」と続けます。それは、たとえAIなどに仕事を奪われても、ほかのたくさんの選択肢の中から自分がやりたい仕事を選べる状態にあるということ。もしなかったとしても自ら作り出す力があれば、好きな仕事をしてしあわせに生きていけます。「何をやりたいかは、自分の心が決めるものなので騙せない。答えは自分の中にしかありません。しかし、自分の好きなことに忠実でいないと、少しでもランキングが高いところ、少しでも偏差値が高いところと目の前の数値に惑わされ、大人になったときに確かなものが何もなくなってしまいます。だから、まずは子どものすぐ側にいる大人が生き生きと、自分の好きなことに没頭している姿を見せることが大切ですよ」と高濱さん。保護者に対しても温かなアドバイスを送ります。ちなみに、花まる学習会では毎回の授業で子どもたちが作文を書いているのですが、これは文章力をつけるためではなく、自分の心を見失わないため。作文を書くことで自分と向き合い、内面をモニターしつづけることで自分の道を迷わず選ぶことができるようになるのだとか。もしお子さんが自分のことをなかなか決められないという場合は、選択肢を2つくらいに絞ってどちらがいいのか決めさせることからスタートするといいそうですよ。AI時代に必要な3つの実力とは?では、最高の頭脳である“自分の生きたいように生きていける実力”とは何なのでしょうか。子どもたちが生きていく未来は、変化の連続。昨年、生成AIやチャットGPTが流行語にノミネートされたとおり、AI時代はもう目の前です。「これからはいかに“問いを立てられるか”が重要。企業側も与えられた問題に対処するだけでなく、社会のニーズからどんどん新しい問題を見いだし、仕事を生み出せる人を求めています。そのためには、・基礎力・思考力(or べき力)・心の3つが必要。なかでも重視すべきなのは“思考力”です」(高濱さん)じつは、高濱さんが花まる学習会をつくった理由も、この思考力を育むため。予備校で講師をしているときに、従来の機械的な教育で子どもたちは自立して生きていけるのか、という不安を感じたことに端を発します。「計算や文字を書くといった“基礎力”はもちろん大事。とくに子どもが小さいうちは、掛け算が人より早くできた! とか、基礎力の部分ができるとうれしくなる気持ちもわかります。でも、大人になるまでにはだれでもできるようになることなので焦る必要はなし。あくまでこれは基礎だとわかったうえでやることが重要です。答えを早く出すということをやりすぎて、証明問題から伸び悩む子もいます。それよりもこれからの時代を生き抜くためには、だれも思い浮かばなかったような問いを立てられる、世界を変えるような博士の力=思考力が求められています」(高濱さん)余談ですが、図形や証明問題が苦手・嫌いという子は、やらなくていい理由を作っているだけ。小学校を卒業するまでは苦手・嫌いを作らせないことも大切なのだとか。そして、子どもが苦手・嫌いを作る原因となっているのが「うちの子、図形が苦手で…」というような母親同士の何気ない会話であることも多いそう。お母さんは肝に銘じて注意するようにしましょう。思考力を養うためにいまから家庭でできること思考力=博士の力と聞くと、“親自身がそんなタイプじゃないのに、どうやって子どもに教えればいいの⁉︎”とか“家庭で育むのは難しそう…”と思いますよね。でも、高濱さんは極めてシンプルな方法を提示します。「思考力を育てるには、何もない自然の中に子どもを放り込む、野外体験が一番! 心配しなくてもゼロイチの環境に身を置けば、子どもたちは自然と“ここに基地を作ろう!”とか“どの枝が武器になるか”など、工夫して遊びはじめます。外遊びは親が思っている以上の財産になりますよ」(高濱さん)外遊びは親が意識的に連れて行く必要があります。でも都市暮らしで忙しいとなかなか難しいことも。それならいっそ自然が多い地域に移住するという手もありますが、それも現実的ではないという場合は「花まる学習会の野外体験プログラムのような信頼できるどこかに預けるなど、プロに任せてしまっていい」と高濱さんはいいます。さらに、野外体験以外にも思考力を鍛える方法があるのだとか。それがスポーツやボードゲームです。「スポーツの中でもとくにサッカーはパスを出すときに無数の補助線が描ける。相手のパスを見極めることも必要ですし、じつは思考力がどんどん伸びるんです。将棋や囲碁といったボードゲームは、終わったあとに感想戦をやるといいですよ。これはお父さんの方が相手に向いていることが多いです。なぜなら理屈っぽいから(笑)。親子で将棋をやっている子は、このときなぜこうしたかということを口頭言語で論理的に簡潔に説明できるようになるのでとてもいいです。迷路やパズルに没頭して、マイペースに遊び込むことも大切。問題を作らせるのもおすすめです」(高濱さん)30年以上教育の現場に立ち、算数オリンピックの作問委員でもある高濱さんによると、最高の頭脳を持つ子は、かならず自ら問題を作りはじめるのだとか。5~6歳位の男の子でよくものすごく緻密な迷路を作る子がいますが、あれはいい芽が出ている証拠なのだそう。これを聞いて内心ガッツポーズをしている方もいるのではないでしょうか。入試に強い“べき力”も武器になる!ちなみに、思考力と並んで“べき力”というのも必要な力ということですが、これは高濱さんが考えた造語で“やるべきことをやる力”のこと。入試に合格するためには思考力よりもこちらの方が有効ともいわれているそう。「与えられたことを正確にきちんとこなす力は、公務員や医師になるためには必要。こちらの能力も十分武器になります。どちらが得意か見極めて、選択していけばいい」と高濱さん。そのためには世間のやり方に合わせていくのではなく、日頃から我が子をよく観察する必要があります。そして、自分の生きたいように生きるためにもうひとつ欠かせないのが、心。この心を育むためにも、子どもをよく見ることが大切だと高濱さんはいいます。「花まる学習会が続いた理由は、子どもの“心”に焦点を当てつづけたから。子どもが飽きずに楽しめることを追求してやってきたからです。いまはいろいろな教育メソッドがあるので飛びつきたくなりますが、何かをやらせたときに“我が子の目が輝いているかどうか”で判断していけば、大幅に間違うことはないはずです」(高濱さん)さらに子どもの心を育むためには、絶対的な愛情や自己肯定感、強さが必要ということですが、そのために親ができることについては、高濱さんの別の講演会でくわしくお話しされているそうです。5月19日に東京都北区で開催される高濱さんの講演会「父親だからできること(午前・男性限定)」/「生き抜く力をつけるほめ方叱り方(午後)」でも、子どもとの関わり方についてお話しされるそうなので、興味のある方はぜひ参加されてみてはいかがでしょうか。AI時代という未知なワードに右往左往してしまいがちですが、今回の講演会で、まずは身近な外遊びやスポーツ、ボードゲームや迷路などをつうじて、目の前の子どもが好きなこと、夢中になれること、得意なことを、プロの手を借りながら探究していけばいいのかもしれないと少し気持ちが軽くなりました。【先着順】だれでも参加できる!高濱さんの講演会申込受付中「父親だからできること(男性限定)」日時:2024年5月19日(日)10:30~12:00会場:赤羽会館参加費:1名2,000円(税込)定員:646名(先着順)申込締切:2024年5月13日(月)19:00詳細&お申し込み: ※男性限定の講演会です「生き抜く力をつける ほめ方叱り方(午後)」日時:2024年5月19日(日)14:00~15:30会場:赤羽会館参加費:1名500円(税込)定員:646名(先着順)申込締切:2024年5月13日(月)19:00詳細&お申し込み:
2024年04月22日脚本開発“WDR プロジェクト”制作ドラマ「3000万」が、安達祐実、青木崇高出演で放送されることが決定した。“WDR プロジェクト”は、2022年、NHKで新たに立ち上げた“脚本開発に特化したチーム”。海外では、シリーズドラマを制作する際、複数の脚本家がライターズルームという場に集い、共同執筆することが一般的。同プロジェクトでは、脚本家4人を選出し、互いのアイデアを掛け合わせ、各々の持ち味をかけ算することで、より完成度の高いドラマ脚本を開発。20本のオリジナルドラマを企画し、その中から選出された1本が、思わぬアクシデントと出来心をきっかけに、人生が激変してしまう家族を描く物語「3000万」。ちょっとした選択ミスや過ちで、やり直しは認められなくなるのか。海外ヒットドラマの手法を持ち込み、誰もが余裕のない社会の痛みをえぐり出す。やみつきになるエンターテインメントドラマが誕生する。今回脚本を担当した4人は、「完璧ではないけれど、どこか愛らしい登場人物が繰り広げる物語を、ハラハラドキドキしながら味わっていただけたら嬉しいです」(弥重早希子)、「イッキ見したい物語が出来上がったと思います」(名嘉友美)、「一同、とにかく面白い!と思っていただけるドラマをお届けしたい一心で日々取り組んでおります」(山口智之)、「視聴者の皆さまには、少しでも前のめりに、できれば画面に釘付け状態になってくれたらと願っています」(松井周)とそれぞれコメントしている。「3000万」は10月5日より毎週土曜日22時~総合ほかにて放送(全8回)。(シネマカフェ編集部)
2024年04月20日栃木ゴールデンブレーブスの川崎宗則が13日、ABEMAの「ドジャースVSパドレス」戦生中継に登場。ドジャース・山本由伸のカーブについて語った。○山本由伸のカーブは「特殊」同日、本拠地・ドジャースタジアムで2度目の登板となったドジャース・山本由伸。縦に割れるカーブとして話題を呼ぶ山本の魔球“ヨーヨーカーブ”について、試合開始前に川崎は「ちょっとこのカーブ、特殊なんです」と解説。「加速系なんで、ダルビッシュ有選手などともちょっと違う。新しいカーブなんで、カーブという名前を今日変えようかなと」とコメントし、視聴者に別名の募集を呼びかけた。そして、視聴者から「ブーメランカーブ」「ドライブカーブ」「シュイーンカーブ」などの案が多数寄せられると、川崎は「発想力がすごい!」「ABEMA視聴者のみなさん頭いいですね」と感心。そんな中、一味変わった「カナリマガール(=かなり曲がる球)」といった回答に、川崎は「俺のアメリカ1年目みたいな英語力(笑)」と笑みを浮かべた。さらに、東洋(日本)からやってきた”ということにもかけたと思われる「東洋カーブ」というコメントを発見した川崎が、広島東洋カープの応援歌を歌い出すと、実況を務めた清水俊輔アナウンサーからは「大喜利状態になってますね」とツッコミが入れられた。なお、生中継スタジオには、川崎と同い年の糸井嘉男氏も登場し、81年世代コンビで試合を盛り上げていた。【編集部MEMO】2024年のレギュラーシーズン公式戦324試合の生中継が決定したメジャーリーグベースボールを中心に、現在生中継しているプレミアリーグやブンデスリーガなど注目スポーツの最新情報を届けるABEMA。“スポーツの熱狂を先取りする”ことを目指す新感覚のスポーツ番組『ABEMA スポーツタイム』(毎週日曜22:00〜)も配信中。
2024年04月15日演歌歌手の小林幸子が9日に自身のアメブロを更新。ものまねタレントのコロッケからの差し入れを公開した。7日のブログで、同日に開催されたコロッケ主催の能登半島地震復興チャリティーイベント『コロッケ遊園地 in 熊本!! 笑顔ある未来へ』に出演したことを報告していた小林はこの日、コロッケから差し入れがあったことを明かし「ちくわサラダ?だったかな ちくわの中に、ポテトサラダが入っていて揚げられています」と紹介した。続けて「熊本の皆さんには、当たり前の食べ物で、おべんとうのヒライさんの定番商品だとか」と述べ「ポテサラが入ってることで、子どもが食べやすそう」とコメント。「本当ならビールを頂きたいところだけど、我慢しました」とつづり、差し入れされた品を食べる自身の写真を公開した。また「熊本空港が凄い!!」と述べ、出発するまでの時間を満喫したことを説明。「地震の被害に遭い、昨年新しくなった空港!充実しすぎ」とコメントし「フードコートもお土産屋さんもおしゃれ お寿司屋さん、ラーメン屋さん、クラフトビールの店、馬肉の店などなど、沢山あります」と空港内の様子を明かした。また「今回発見して、美味しかったのが」と述べ、五木屋本舗『手づくり油揚げかりふわ』と「からし蓮根味のポップコーン」を紹介。「両方お土産にも最適」だといい「おいしかった~!!!!熊本空港、ぜひ行ってみてー」と呼びかけ、ブログを締めくくった。
2024年04月10日6月14日(金) に公開される映画『蛇の道』のキャスト第2弾として、西島秀俊、青木崇高が出演することが発表された。本作は、1998年2月21日に日本で劇場公開された黒沢清監督によるサスペンス映画『蛇の道』を、日仏共同製作にてセルフリメイクしたもの。何者かによって8歳の愛娘を殺された父、アルベール・バシュレ(ダミアン・ボナール)が、偶然出会った精神科医の新島小夜子(柴咲コウ)の協力を得て、犯人を突き止め復讐することを生きがいに、殺意を燃やす。西島が演じるのは、パリで精神科医として働く小夜子の元に通う患者・吉村役。西島は、「黒沢監督と再びご一緒できたこと大変嬉しく思います。あの復讐の物語が再び描かれる、しかも舞台はフランスということを聞き、驚き興奮しました。復讐の果てにはいったい何があるのかが描かれています。これまでに見たことのない物語が待っていると思います」と語る。青木崇高は、小夜子の夫・宗一郎を演じる。青木は、「国内外に多くのファンを持つ黒沢清監督の作品に関われたこと、同じ日本人としてとても誇らしく思いました。この映画を世界のより多くの方に観ていただきたいです」とコメント。黒沢監督は、「西島さん、青木さん共に、この映画に素晴らしい多様性と華やかさと、そしてただならぬ緊張感とをもたらしてくれました」と語っている。■黒沢清監督 コメント西島さん、青木さん、共にたった1日のパリロケでしたが、この映画に素晴らしい多様性と華やかさと、そしてただならぬ緊張感とをもたらしてくれました。現場では、柴咲さんも久しぶりの日本語の芝居でずい分リラックスしていらっしゃいましたが、いざカメラが回り始めると、互いの腹を探り合うような、お二人との不穏なやりとりに、フランス人スタッフたちもただただ圧倒されていたようです。■西島秀俊(吉村役)コメント黒沢監督と再びご一緒できたこと大変嬉しく思います。『蛇の道』はとても好きな作品です。あの復讐の物語が再び描かれる。しかも舞台はフランスということを聞き、驚き興奮しました。私が演じた吉村は、監督が実際に会ったことのある人物にインスパイアされて出来上がったと伺い、現場で一緒に人物像を作り上げていきました。作品をご覧になる皆様に吉村という人間がどのように映るのかとても興味があります。そして柴咲さんと再び共演し、その鋭い感性と高い集中力に引き込まれる事で、小夜子と吉村の独特の緊張感を生み出すことが出来たのではないかと感じています。『蛇の道』は復讐の果てにはいったい何があるのかが描かれています。これまでに見たことのない物語が待っていると思います。■青木崇高(宗一郎役)コメント緊張と狂気をはらんだ物語とは全く違って、現場の雰囲気は監督のお人柄が映し出されているような、とても温かく心地のよいものでした。フランスの現地スタッフに敬意を払いながら、1カットずつ丁寧に撮られる姿はとても印象的でした。主演の柴咲さんは、撮影前からしばらくフランスで生活されていたからなのでしょう、佇まいがしっかりと馴染んでいて、大変驚きました。また立ち姿がとても美しく感じました。国内外に多くのファンを持つ黒沢清監督の作品に関われたこと、同じ日本人としてとても誇らしく思いました。この映画を世界のより多くの方に観ていただきたいです。<作品情報>『蛇の道』6月14日(金) 公開(C)2024 CINÉFRANCE STUDIOS – KADOKAWA CORPORATION – TARANTULA
2024年04月09日4月6日(土)・7日(日) に横浜赤レンガ倉庫で開催された『小林聡美NIGHT SPECTACLES チャッピー小林と東京ツタンカーメンズ』が、WOWOWにて8月にノーカットで放送・配信されることが決定した。俳優によるコンサート「NIGHT SPECTACLES」シリーズの第2弾となる本イベントでコンサートを初開催したのは女優・小林聡美。異国の情緒あふれる赤レンガ倉庫を舞台に、小林が選曲を行ったディープな昭和歌謡に加え、この日のために制作されたオリジナル楽曲を含む15曲が披露された。演出は長きにわたり音楽活動を行い、自身のコンサート演出も行う小泉今日子、音楽監督はスカパラ創始者でもある音楽家ASA-CHANGが担当した。錚々たる布陣を迎え、舞台に立ったのは「チャッピー小林と東京ツタンカーメンズ」というこの公演限りの架空のグループ。さらに、ゲストとして阿部サダヲが登場し、小林とのデュエットを披露した。<番組情報>『小林聡美NIGHT SPECTACLES チャッピー小林と東京ツタンカーメンズ』2024年8月に放送・配信予定出演:小林聡美、東京ツタンカーメンズゲスト:阿部サダヲ演出:小泉今日子
2024年04月08日シンガーソングライターの小林私が主催する全5公演の主催イベントシリーズ「小林私の五日間」の第3弾・第4弾イベントの情報が発表された。「小林私の五日間」は、小林が一風変わったコンセプトをもって開催する実験的なイベント。先日行われた第1弾『小林私がマターリ歌う日』は公演中の飲食自由、スマホ操作もOK。みんなで“マターリ”ライブを観ようというゆるい空気感で開催。本日開催された第2弾『診る』では、小林私の配信に度々登場している“東雲涼雅”(しののめりょうが)という謎の歌い手に密着した映像をみんなで見守るイベントとなっている。第3弾『絶対中止になるライブ』は、小林が2022年から構想していた企画。「当日何かしらの理由で絶対に中止になるライブを開催したい」という小林の熱い思いに賛同してくれたアーティストたちの出演が決定しており、出演アーティスト第1弾としてGanbare Masashige、小林右京、才能、三四少女、セルフィッシュガール、たべおてんちょう、ねもと。(from ちんばす)、まっこい、もののけ、鎧坂,、Roy’s clubの参加が発表された。出演者は今後、4月15日(月) に第2弾、4月18日(木) に第3弾をSNS上で発表する。vol.3『絶対中止になるライブ』ビジュアル第4弾『小林私とおまいら』は、出演者を一般公募する対バン企画。小林が初めてきちんとしたライブに出演したきっかけが公募ライブだったことから、小林のルーツといえる公募イベントの主催が決定。本日より応募受付がスタート。vol.4公募ライブ『小林私とおまいら』ビジュアル<小林私からコメント>■vol.3『絶対中止になるライブ』について俺が通っていた高校は山のなかに生えるように立っていて、電車やバスを使い、往復2時間かけて通っていた。ある大雪の日にいつもは直行するはずのスクールバスが停車した。違和感に車内は少しざわざわとした。「学校から連絡です。今日は休校になったそうで、今から駅に引き返します。……あまりはしゃがないように」運転手のアナウンス、一瞬の静寂を切り裂くように歓喜の渦が巻き起こった。俺はコロナ禍発のアーティストだ。様々な理由で中止になったライブを見てきた。開催するだけがライブではない。当日へ向かう力が宙に放られたときのカタルシスを、どんなに楽しみな予定でさえ少しだけ憂鬱に思ってしまうお前達と共有したく思う。俺はこのライブを開催させる。そして、必ず中止にする。■vol.4『小林私とおまいら』について小林私を始めるよりも前のこと、初めてきちんとステージに立ったきっかけが『中原くん×「あなた」×井上緑 』という公募企画でした。今もなお敬愛する大先輩・中原くんと相まみえるべく、その座を勝ち取りました。そんで色々あってプロになりました。それから、いつか俺も公募ライブを主催出来ればという思いを今回実現してみようという次第です。小林私とステージ立ったから何があるってこたないんで、まあ、あんま気張らずに。おまいらの応募、待ってるぜ!<イベント情報>小林私主催イベントシリーズ「小林私の五日間」Vol.3『絶対に中止になるライブ 』4月24日(水) 東京・池袋Club Mixa開場 17:30 / 開演 18:00※チケット販売なし出演者:Ganbare Masashige、小林右京(歴史は踊る / Sad Happy Birthdays)、才能、三四少女、セルフィッシュガール、たべおてんちょう、ねもと。(from ちんばす)、まっこい、もののけ、鎧坂,、Roy’s club and more…Vol.4 公募ライブ『小林私とおまいら』5月18日(土)※小林私と一般公募者による対バンイベント【チケット料金】会場:3,800円配信:1,500円公式サイト:
2024年04月06日魚が泳ぐ水槽の上で野菜を育てる、斬新な農業システムを活用し、俳優業の傍ら農業に挑戦する小林涼子さん。さらに農業と福祉の連携を生み出す「農福連携」にも取り組む小林さんの活動のベースにある思いに迫る。循環型農業新潟で農業に携わり、社会課題が自分ごと化。幼少期から子役として芸能活動をスタートし、これまでに多数の映画やドラマに出演してきた小林涼子さん。俳優として多忙な生活を送りながら、生まれ育った世田谷で大好きな農業に従事したいと、桜新町のビル屋上にファームを開園し、循環型農業に取り組んでいる。「小さい頃からずっと俳優の仕事をしてきて、ちょっと疲れてしまった時期があるんです。そんな時に両親と一緒に、新潟でお米を作っている父の友人の稲作のお手伝いをすることになったんです。最初は『仕事のリフレッシュになりそう!』ぐらいの軽い気持ちだったのですが、土に触れながらお米を作る楽しさや、収穫後に食べた新米があまりにも美味しくて感動して、農業に興味を持ち、農繁期に頻繁に田んぼへ向かうようになりました。そこは高齢者の多い地域で後継者不足が問題になっていて、通うたびに農業を維持していく難しさを知るように。また私の家族が体調を崩し、田んぼの手伝いが一時難しくなったこともあり、体を壊すと離農せざるを得なくなってしまう厳しさを痛感し、初めて社会課題が自分ごと化されたんです」農業に触れることでたくさんのものを与えてもらったと感じた小林さんは、何か恩返しがしたいとの思いで、持続可能な農業のカタチを目指して起業。「まずは慣れ親しんだ世田谷の地に『AGRIKO FARMPW 桜新町』を開園し、都市農業に挑戦することに決めました。そこでビルの屋上や狭い敷地など本来農地ではなく、土のない場所でも農業を行える『アクアポニックス』を採用しました。これは、魚の養殖を行い、水中に含まれる魚の食べたエサの残りや排泄物をバクテリアが分解し、それを植物が栄養として吸収することで水槽の水もきれいになり、野菜も魚もすくすく育つという、まるで“小さな地球”のような循環型の農業システム。農薬や化学肥料は使用せず、循環に必要な栽培設備には、放置竹林に悩む地域から竹を譲り受けたり、建築現場で使用できなかった廃材などを活用しています」どんな人も関われるバリアフリー農業を!また小林さんは、新潟で実際に農業と触れ合い、近年日本では後継者不足で辞めざるを得ない農家が多い事情を知り、「“バリアフリー”な農業を」との思いを抱き、「農福連携」にも積極的に取り組んでいる。「大変な農作業もみんなで分担できれば、もう少しラクに続けることができるはずなので、誰でも簡単に管理できるバリアフリーな農業を目指したいと考え、農林水産省認定の農福連携技術支援者を取得したんです。農福連携とは、障がい者が農業分野での活躍を通じ、自信や生きがいを持って社会参画を実現していく取り組みのこと。FARMでは主に障がい者の方が働いており、子育て世代の女性がサポートを行っています。障がい者の方々と働く中で感じたことは、できないことや苦手なことはもちろんあるけれど、豊かな才能を持っている人が多いということ。農園には絵を描くのが上手な方がいて、それをどうにか世に出したいと思い、『パラアート』として様々なプロダクトに活用しています。農業の領域を超えた活動が生まれていて、今後ももっと可能性を広げていきたいと考えています」昨年夏には2拠点目となる農園「AGRIKO FARM 白金」をオープン。俳優業も忙しい中、どちらも両立できているのは、いろんな人が協力してくれてるおかげ。楽しさや嬉しさ、大変さもみんなで共有できているのが、心の大きな支えになっているからと話す。「社会や地球のことを考えるって大きすぎて難しく思えるかもしれませんが、自分ができることをしながらこの先も幸せに生きるために楽しいこと、嬉しいことを積み重ねていくことが結果、地球の未来のためになっていると考えると、無理なく続けていける気がするんです。それが、私が思うそもそものSDGsの考え方だと思っています」循環型農業とは?本来ならば廃棄するものを肥料として活用し、資源を循環させ環境負荷の軽減を目指す農業システムのこと。そのひとつのカタチとして、アメリカで発祥したのが始まりといわれている水産養殖と水耕栽培のシステムを組み合わせた「アクアポニックス」という農法が、環境にやさしい次世代の循環型農業として注目されている。廃棄バナナを加工したエサを与えて魚を養殖。農園で養殖しているのは「ホンモロコ」という淡水魚。廃棄されるバナナを加工したエサを与えているため栄養満点で、臭みもなく、身もふっくら。“ビル産ビル消”で収穫した作物を即出荷。収穫されたばかりのエディブルフラワー。出荷後、同ビル1階のカフェ『OGAWA COFFEE LABORATORY 桜新町』に届けられる。新鮮な美味しさを味わう。まさに“FARM to TABLE”。農園で栽培されたエディブルフラワーや野菜、魚は、カフェのスイーツやランチコースの一部に使用される。Sustaina DepartmentAGRIKOが運営するオンラインショップが今月オープン。商品が生まれる背景や生産環境がサステナブルであることにこだわって厳選。購入することで売り上げが全国の生産者や職人の支援となる!こばやし・りょうこ1989年11月8日生まれ、東京都出身。株式会社AGRIKO代表。農福連携技術支援者。循環型屋上ファーム「AGRIKO FARM PW 桜新町」「AGRIKO FARM白金」を運営。俳優としては、4月スタートの連続テレビ小説『虎に翼』(NHK)へ出演。※『anan』2024年3月13日号より。写真・中村香奈子取材、文・鈴木恵美(by anan編集部)
2024年03月07日指揮者の小林研⼀郎が海外デビュー50年を記念して、6月から7月にかけてハンガリー・ブダペスト交響楽団と日本ツアーを開催する。今年は、小林が1974年に第1回ブダペスト国際指揮者コンクールで優勝してから50周年。この鮮烈なデビューで共演した楽団が、今回ツアーを共にする「ハンガリー・ブダペスト交響楽団」だ。プログラムは、1974年のコンクール優勝時に演奏したロッシーニの歌劇「セビリアの理髪師」序曲から始まる。リストの「ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調」ではソリストに、2022年にロン=ティボー国際コンクールで優勝した亀井聖矢(かめいまさや)を迎える。後半は、チャイコフスキーの交響曲第4番を披露。“炎のマエストロ”の愛称で親しまれる小林研⼀郎の情熱を感じられる一夜になりそうだ。三井住友海上プライマリー生命 Presents小林研一郎 指揮 ハンガリー・ブダペスト 交響楽団■チケット情報()7月2日(火) 19:00開演サントリーホールロッシーニ:歌劇「セビリアの理髪師」序曲リスト:ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調 S.124/R455 ピアノ:亀井聖矢チャイコフスキー:交響曲第4番 ヘ短調 Op.36
2024年02月20日NHK Eテレ「おはなしのくに」では、青木崇高、もう中学生、荒川良々が一人芝居する新作3本を放送する。読み聞かせや読書の楽しさを伝える、幼稚園・保育所から小学校3年生向けの番組「おはなしのくに」。2月~3月には、新作となる「ごんぎつね」、「注文の多い料理店」、「一休さん」を放送。「ごんぎつね」『犯罪都市 NO WAY OUT』『ミッシング』の公開を控える青木さんが今回一人芝居する作品は「ごんぎつね」。演じるのは、いたずら好きなキツネの“ごん”、“ごん”にうなぎを盗まれる男・兵十(ひょうじゅう)。2人のすれ違いから、自分の気持ちを伝え、相手に理解してもらうことの大切さと難しさを伝える。「ごんぎつね」さらに、宮沢賢治の名作「注文の多い料理店」をもう中学生さんが案内。もう中学生さんのイラストで創り出される世界観にも目が離せない。一休さんの大人時代と子ども時代を荒川さんが演じる「一休さん」は、「つの字問答」と「ついたての虎」のとんち話2本となっている。▼NHK Eテレ「おはなしのくに」放送日程・青木崇高×「ごんぎつね」放送予定:2月8日 (木)午後4:50~5:00再放送予定:2月26日 (月)午前9:15~9:25・もう中学生×「注文の多い料理店」放送予定:2月22日(木)午後4:50~5:00再放送予定:3月4日(月)午前9:15~9:25・荒川良々×「一休さん」放送予定:3月7日(木)午後4:50~5:00再放送予定:3月11日(月)午前9:15~9:25(シネマカフェ編集部)
2024年02月01日安達祐実、倉科カナ、渡邊圭祐主演で贈る『三日月とネコ』の追加キャストとして小林聡美、山中崇、石川瑠華らの出演が解禁。また、2月22日の“猫の日”に完成披露試写が行われることが決定した。本作は、「第1回 anan 猫マンガ大賞」の大賞受賞作を実写映画化。熊本地震をきっかけに出会った、恋人でも家族でもない、境遇もバラバラな猫好き男女の3人暮らしを描いていく。追加キャストには、実力派の豪華俳優陣が集結。映画『かもめ食堂』や人気ドラマシリーズ「やっぱり猫が好き」など数多くの作品で活躍する小林聡美が、小説家の網田(おうだ)すみえ役を演じる。小林聡美離婚歴のある編集者の長浜一生(ながはま いっせい)役に、「VIVANT」「ブラックファミリア」などのドラマのほか、映画や舞台でも活躍する山中崇。山中崇また、映画『市子』や『猿楽町で会いましょう』などで高い評価を受けている石川瑠華が牛丸(うしまる)つぐみ役に。石川瑠華そのほか、柾木玲弥、日高七海、小島藤子、川上麻衣子ら個性豊かな面々が脇を固める。追加キャストよりコメント到着【小林聡美】網田すみ江を演じさせていただきました。自分らしく生きる道を模索する主人公たちに「生き方は、人の数だけある」と背中を押す、なんだか頼もしい大人でした。この映画がみなさんの背中も押してくれますように。【山中崇】「熊本には本屋さんが全然なくて、それでお店始めたんです」撮影の合間にふと入ったちいさなお店で、店主はそう話していました。あたたかな作品がたくさん並んでいました。この作品も、きっとあなたにとってあたたかい、はずです。【石川瑠華】名前をつけて分類するのであればアセクシャルという生き方をするつぐみちゃんを演じることは、自分を一から考える機会になりました。現場の雰囲気は原作の温度感をそのまま感じられるような温かさだったので、この映画にもそれが映っていたらいいなと思います。なお、2月22日(にゃん・にゃん・にゃん)の“猫の日”に完成披露試写が決定。ユナイテッド・シネマ豊洲にてキャストの舞台挨拶も予定されている。『三日月とネコ』は5月24日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:三日月とネコ 2024年5月24日よりTOHOシネマズ日比谷ほかにて公開©2024 映画「三日月とネコ」製作委員会 ©ウオズミアミ/集英社
2024年01月29日オリックスからドジャースに移籍した山本由伸の入団会見が28日、「ABEMA NEWSチャンネル」にて、ノーカット生中継された。○■大谷翔平の言葉を引用過去に前田健太や黒田博樹ら日本人投手が背負った、背番号「18」のドジャースのユニフォームに袖を通して会見に臨んだ山本。周囲の人々への感謝や入団への決意を語り、「今日からは本当の意味で憧れるのをやめなければなりません。自分自身が憧れてもらえる選手になれるよう頑張ります」と、今年3月に開催されたWBCの決勝戦前に、ベンチ裏で大谷翔平がチームに投げかけた言葉を引用して決意を新たに語った。○■交渉面談で大谷翔平からかけられた言葉記者から「ドジャースを最終的に選んだ決め手は?」と聞かれると、山本は「自分の中で勝ちたい、勝ち続けたいというのを優先していた気持ちなので、それに一番近いのはドジャースなのかなと思い決めました」と回答。また、交渉の過程で大谷と面談した際には、「悔いのない決断を。わからないことがあったらなんでも聞いてね」という、自身を気遣う発言があったことを明かした。○■秘めていたメジャーへの思いを口にこれまで多くの日本人投手がドジャースで活躍をしていることが決断に影響したのかと記者から聞かれると、「それが理由で決断したわけではないが、僕が19歳の時にここでプレーオフを観戦して、前田健太さんが登板しているのも実際に見て、その時からメジャーへの思いは強くなりました」と若かりし頃の自分を振り返り、秘めていたメジャーへの思いを口にしていた。(C)AbemaTV, Inc.【編集部MEMO】オリックス・バファローズから米大リーグのロサンゼルス・ドジャースに投手史上最高額となる12年、総額3億2,500万ドルの超大型契約で移籍した山本由伸。2021年にNPB史上8人目、令和では初の投手5冠を達成。2022年はNPB史上初となる2年連続の投手5冠を達成、2023年にはNPB史上初となる3年連続の投手4冠を達成し、歴代最長タイとなる3年連続で沢村栄治賞・MVPも受賞した。
2023年12月28日日本時間2023年12月28日、アメリカのプロ野球チームである『ロサンゼルス・ドジャース(以下、ドジャース)』が、日本のプロ野球チーム『オリックス・バファローズ』で活躍していた、山本由伸投手の入団を正式に発表。山本投手は同日、ドジャースの本拠地である『ドジャースタジアム』にて入団会見に臨みました。サンケイスポーツによると、山本投手は入団会見にて、次のように決意表明を述べたといいます。山本は同日にロサンゼルスの本拠地ドジャースタジアムで入団記者会見に臨み「歴史的なチームの一員になれて興奮している。憧れをやめなければならない。自分自身が憧れてもらえるような選手になれるよう頑張る」と新天地での決意を語った。サンケイスポーツーより引用山本投手は「歴史的なチームの一員になれて興奮している」と自身の想いを語った後、「憧れをやめなければならない」と発言したのです。この言葉は以前、同じく『ドジャース』への入団が決まっている大谷翔平選手が、同年行われた野球の世界大会『ワールド・ベースボール・クラシック(通称:WBC)』の決勝戦を前に円陣で発した言葉。「憧れるのをやめましょう」「憧れてしまったら、超えられない」と、選手たちを鼓舞した大谷選手の『金言』は、大きな話題を呼びました。「かっこよすぎて震えた」WBC決勝前の円陣で、大谷翔平が放った『金言』同じくWBCの舞台に立ち、大谷選手の言葉を聞いていた山本投手も、その言葉を胸に刻んでいたのでしょう。「自分自身が憧れてもらえるような選手になれるように頑張る」と、強い意志を示しました。山本投手の発言は注目を集め、ネット上でさまざまな声が上がっています。・かっこよすぎて泣いた。正式入団おめでとうございます!・日本の誇りです。ありがとう!・寂しさとワクワク感と感謝と…いろいろな感情が混ざって言葉にできない。これからもずっと応援してる!大谷選手と同じく『ドジャース』に入団した、山本投手の今後の活躍にも、期待が高まりますね![文・構成/grape編集部]
2023年12月28日「存在するとはいかなることか」という問いを掲げ、観る者の身体の感覚を揺さぶるような大規模なインスタレーションを創り出す現代美術家・大巻伸嗣(おおまき しんじ/1971−)。日本はもとより、世界各地を舞台に活躍を続ける大巻の大型個展が、東京・六本木の国立新美術館で、11 月1日(水)から12 月25日(月)まで開催される。現代社会がどのような歴史を経て今に至り、現在どのような問題を抱えているかを深く考察し、その思考をもとに作品の着想を得てきた大巻は、2011年の東日本大震災と福島の原発事故に大きな衝撃を受け、2016年に《Gravity and Grace》の制作を開始した。原子力という諸刃の剣を抱える現代社会を批評するこのシリーズのタイトルは、フランスの哲学者シモーヌ・ヴェイユの箴言集『重力と恩寵』に由来している。今回の展覧会の大きな見どころのひとつは、この《Gravity and Grace》の最新バージョンが登場すること。様々な動植物からなる繊細かつ濃厚な文様を施された大きな壺から放たれる強烈な光と、それが生み出す影は、核分裂反応の爆発的なエネルギーの象徴とも言える光と原子力が引き起こした未曽有の人災を示唆する。その魅惑的な光と、そこに吸い寄せられる人々の姿を通じて、エネルギーに過度に依存した今日の社会を批評しているのだ。同展ではこのほか、人の意識と切り離せない「言語」をリサーチするなかで考察されてきた「生きるとはいかなることか」という根源的な問いに基づいて、新型コロナウイルス感染拡大の時期に制作された新作の映像インスタレーションも発表される。3.11とパンデミックに挟まれた約10年の間に大巻が探求してきた文明と自然、生と死への考察の深化が、国立新美術館の広大な空間を活かしたダイナミックな展示で目の当たりにできるのが、同展の大きな魅力だ。同展ではまた、立体造形、光、映像、音響を駆使した巨大なインスタレーション3作品とともに、その圧倒的空間を創出するために描かれた無数のドローイングが展示されるほか、会場内ではパフォーマンスや詩人・関口涼子とのコラボレーションによるプログラムも予定されている。大巻が創り出す現代の「総合芸術」を体感しに、ぜひ会場を訪れたい。<開催情報>『大巻伸嗣Interface of Being真空のゆらぎ』会期:2023年11月1日(水)〜12月25日(月)会場:国立新美術館企画展示室2E時間:10:00〜18:00、金土は20:00まで(入場は閉館30分前まで)休館日:火曜料金:無料公式サイト :
2023年10月17日鼻を擦らずに毛穴汚れを取るデイリー毛穴ケア小林製薬株式会社(以下、小林製薬)が鼻用の洗浄料「ケアナボン ひたし洗い液」を、9月28日に全国で発売する。「ケアナボン ひたし洗い液」は、鼻を擦らずに毛穴汚れを取るデイリー毛穴ケア洗浄料だ。洗浄料を入れた専用カップに鼻をひたすだけで、洗顔やクレンジングでも落としきれない毛穴汚れを、崩壊・洗浄する。小林製薬によれば、洗浄料は肌にやさしい低刺激設計となっているので、毛穴の黒ずみの元になる角栓汚れのデイリーケアにおすすめだとしている。一部地域でのテスト販売で大きな反響も「ケアナボン ひたし洗い液」は、2022年から一部地域でテスト販売が行われ、多くのメディアやSNSで取り上げられるなど、大きな反響を呼んでいる。SNSの動画は、累計1000万回再生に上り、「取れた汚れが見えるからクセになる」や「鼻の汚れが取れてスッキリ!」、「欲しいのにどこにも見当たらない!」といった声が上がった。同洗浄料の1個あたりの内容量は300mLで、税込み価格は1,320円。9月28日から全国の薬局・薬店・ドラッグストアなどで販売が開始される予定だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※小林製薬株式会社 プレスリリース
2023年09月25日板谷由夏が連続ドラマ初主演する完全オリジナルの復讐ミステリー「ブラックファミリア~新堂家の復讐~」の新堂家キャストとして、山中崇、森崎ウィン、渡邉理佐、星乃夢奈が出演。“なりすまし”一家・新堂家のメインビジュアルも解禁となった。本作は、謎の死を遂げた女子高生の家族が、愛する娘の死の真相を追うため、ホームパーティーが行われた実業家一家やその関係者に様々な姿になりすまして近づき、意外な真実を暴き復讐していく、“なりすまし”一家による復讐ミステリー。板谷由夏演じる主人公・新堂一葉の夫で、家族思いの優しい新堂家の父・新堂航輔を山中崇、新堂家に居候している一葉の弟・五十嵐優磨を森崎ウィン、一葉の娘で、好奇心旺盛な姉・新堂沙奈を渡邉理佐、一葉の娘で、不審死を遂げる女子高生の妹・新堂梨里杏を星乃夢奈がそれぞれ演じる。山中さん演じる航輔は、昔はフリーでヘアメイクをしていたが、徐々に仕事の発注がなくなり、10年前に志半ばで引退。その後は、歓楽街の美容院で働いている。女優を目指していた梨里杏を内心応援したいと思いつつ、一方で「普通の幸せを手にして欲しい」という思いから、表向きは反対していた。山中崇/新堂航輔役「復讐を誓っている、ある意味で悪魔との契約をしている新堂家ですが、その中でも家族の面々を支えている存在なのかな」と、山中さんは自身の役どころを表現。「悪魔との契約には代償があると思うのですが、その代償を家族ができるだけ受けないように防ぐ、縁の下の力持ちのような、中心にいる妻(一葉)をいろんな意味で支えていくような夫なんじゃないかな、と思います」と語る。森崎さん演じる優磨は一葉の弟。内向的で寡黙な性格。大学を卒業後、やりたいことが見つからずフリーターに。ギャンブルにハマって金がなくなり、実家にも見放されて途方に暮れていたところ、見かねた一葉に声をかけられ、そのまま新堂家に転がりこむことに。その後、梨里杏とのある出来事がきっかけで改心。必死の就活が実って就職が決まり、梨里杏に報告しようと思っていた矢先、梨里杏が死んでしまう。森崎ウィン/五十嵐優磨役「人生の新たな第1歩を踏み出すためのきっかけを与えてくれたのが梨里杏。その梨里杏に対する思い、家族に対する思いもあり、次の扉を開ける勇気がないくすぶった現状があり...、と、すごく葛藤している役柄なのかなと思っています」と森崎さんはコメントする。渡邉さんが演じるのは、一葉と航輔の長女で梨里杏の姉・沙奈。高校卒業後にバイト代を貯めて梨里杏に通学用のバックパックを買ってやると、梨里杏はそれを3年間ボロボロになるまで大切に使っていたという。短大を卒業して旅行会社に就職する予定だったが、梨里杏の死後、新堂家が炎上してしまったことにより、内定を取り消されてしまう。渡邉理佐/新堂沙奈役「梨里杏が亡くなって家族が混乱している中でも、1番早く前を向いて、妹の死に対して向き合っているのが沙奈なのかな、という印象があるので、そこをうまく表現できたら」と渡邊さん。「強く前に進んでいく家族の姿に注目して、ご覧いただきたい」という。そして、星之さん演じる梨里杏は、幼い頃から家族の愛情を一心に受け、可愛がられて育った。勉強もスポーツも出来る万能タイプで、クラスでは常に人気者。中学校の文化祭で劇をやったことをきっかけに女優を夢見るようになり、高校では演劇部に所属。同時に芸能プロダクション主催のオーディションに合格し、いよいよデビューというところで、突然、不審死してしまう。星乃夢奈/新堂梨里杏役星之さんは「梨里杏のキャラクターは自分自身とも結構似ている部分がある」と言い、「今回、死に関わるところも含めて、謎を多く抱えた役は演じるのが初めてなので、その謎の部分...視聴者の皆さんに『何でこの子が?』と思わせられるようなお芝居ができるように頑張りたいです」と意気込みをコメントしている。プラチナイト木曜ドラマ「ブラックファミリア~新堂家の復讐~」は毎週木曜23時59分~、10月5日(木)の初回放送のみ深夜0時9分~読売テレビ・日本テレビ系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年09月14日Jホラー界の巨匠・清水崇監督の最新作として発表された映画『ミンナのウタ』。長らく内容・キャストが解禁されず多くの謎に包まれていたが、先日、ダンス&ボーカルグループ・GENERATIONSが本人役で主演を務めることが明らかになり、大きな話題を集めている。○■映画『ミンナのウタ』撮影現場を取材同作は、現実とフィクションが曖昧になった世界で、カセットテープから流れる“とあるメロディー”を聴いた人々が自らも口ずさむようになり、GENERATIONSも次第に“呪いのメロディー”の恐怖に巻き込まれていくサスペンスホラー映画となっている。ラジオ局の倉庫で30年前に届いたまま放置されていた、「ミンナノウタ」と書かれた一本のカセットテープ。同局でパーソナリティを務める小森隼は、カセットテープが見つかった直後の収録中に不穏なノイズと共に「カセットテープ、届き……ま……した……?」という声を耳にし、ライブを控える中、突然姿を消してしまう。マネージャーの凛(早見あかり)は、事態を早急かつ秘密裏に解決するため、元刑事の探偵・権田(マキタスポーツ)に捜査を依頼。聞き取り調査を進めると、失踪した小森がラジオ収録の際に聞いた「女性の鼻歌のような、妙なメロディー」が「頭から離れない」と言っていたことが判明し、他のメンバーもリハーサル中に“少女の霊”を見たと話す。そして、次々にメンバーが姿を消していく中、リーダーの白濱亜嵐、凛、権田は、少女の霊が“さな”という女子中学生だということにたどり着き、“呪いのメロディー”が生まれた原因解明に乗り出す。2023年3月某日、白濱亜嵐、マネージャー・凛、探偵・権田が、生前の“さな”が住んでいた家を訪れるカットを撮影。現場には、すでに廃墟となった家の玄関、2階にある“さな”の部屋、2階へとつながる階段のセットが建て込まれた。落ち葉や土埃など汚しの加工で劣化した家を再現し、セット内には重苦しい空気が漂う。しかし、セット脇でスタンバイをしている白濱、早見、マキタの3人は、このセットを前にしても和気あいあいとした雰囲気で談笑。また、撮影が始まろうとした矢先に「監督のトイレ待ちです!」とのアナウンスで笑いが起こるなど、作風に反して常に明るい雰囲気で撮影は進んだ。本編では残念ながらカットされてしまったが、廃墟に足を踏み入れた3人が、“さな”の鼻歌にいつの間にか同調して“呪いのメロディー”を口ずさんでしまうシーンでは、耳に残る“呪いのメロディー”が静かな廃墟セット内に響き渡る。しかし、マキタの鼻歌のテンポが白濱・早見と合わず、カットがかかると、現場からは笑いが。その後、映像をチェックしている間に、マキタが白濱と早見から“呪いのメロディー”の鼻歌指導を受ける姿も見られた。そして、“さな”の過去が現実として目の前で起こり、早見演じる凛が階段を勢いよく駆け上がるシーンでは、清水監督とキャスト3人で入念なリハーサルが行われる。本番では早見が勢い余って階段を踏み外してしまうこともあり、白濱とマキタが心配そうに声をかけるなど、チームワークの良さもうかがわせた。○■清水崇監督が新たなホラークイーン・さなに込めた思い清水監督に同作について話を聞くと、GENERATIONSとホラー映画を撮ることになった当初は「GENERATIONSのことをあまり知らなかった!」と告白。しかし、「僕はいつも入口はそういうのが多いんですよ(笑)。3Dとか4DXも興味ないとか言いながら、やってみると楽しい(笑)。できあがってみると新しいことが勉強できたなと思うので、今回も楽しんでやらせてもらっています」と笑顔を見せる。GENERATIONSが本人役で出演するアイデアは「誇張している部分もありますが、本人たちに伝えたところ、楽しんでくれそうだった」といい、「メンバー同士がなんと呼び合っているか、一人称の聞き取りから始めました。本人たちと話しながら、作り上げていった作品です」と映画を観るファンが違和感を持たないようにリアリティを追求しながら撮影していったという。また、今作のホラークイーン“さな”についても、「“さな”の善悪は社会的に受け入れられないだけであって、彼女の中の善悪、純粋な気持ちで生きているという部分を描きたい」と話す。当初は高校生の設定だったが、“さな”の純粋な危うさをより表現するために中学生に変更したそう。「危うい年頃は、やっぱり13~15歳くらいだろうと。そこは観てくれた方が当時を振り返ったり、今の自分と照らし合わせたりして“この子の気持ちわかるなぁ”と思ってくれたら嬉しいです」と貞子に続く新たなホラークイーン・さなに込めた思いを語ってくれた。
2023年08月12日エンダースキーマ(Hender Scheme)が東京・蔵前に展開するオルタナティブスペース「隙間」では、村山伸の個展「Poetry in Losing」を、2023年8月5日(土)から13日(日)まで開催する。過去と未来のはざまで村山伸は、服飾の背景のもと、身の回りにある材料を用いてマスクなどの「ソフトスカルプチャー」を手がけてきたアーティストだ。自身の作品制作と並行して、ケンドリック・ラマーや小沢健二といったアーティストへの作品提供、ファッションブランドとのコラボレーションなども行ってきた。1977年に生まれた村山は、15年間にわたってニューヨークで活動を続けたのち、2023年に日本に拠点を移している。村山自身が過去と未来のはざまに位置付けたという個展「Poetry in Losing」では、ニューヨークで制作された作品に加えて、エンダースキーマの「manual industrial products」のシューズを用いたマスクなど、本展のための新作を展示する。展覧会概要村山伸「Poetry in Losing」会期:2023年8月5日(土)〜13日(日)会場:隙間住所: 東京都台東区蔵前3-11-2 1F時間:12:00〜19:00
2023年07月30日東京芸術大学卒業の演奏者佐々木崇(ピアノ)・長岡聡季(ヴァイオリン)・森山涼介(チェロ)が登場Musik Wald コンサート企画主催、『佐々木崇珠玉の室内楽コンサートvol.6~ロマン派の諸相~』が2023年9月15日 (金)にウェスタ川越リハーサル室(小ホール)(埼玉県川越市新宿町1-17-17)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ 「クラシック音楽は難しい」という方にもクラシック音楽を好きになってもらうために作品の魅力を伝えていく演奏会。出演者はすべて東京芸術大学を卒業した実力者ばかり。多くのクラシックコンサートが有名な曲ばかりを取り上げる中、有名無名に関わらず、色々なクラシック音楽の作品を掘り下げていく。演奏者とのトークを交えて作品の魅力を少しでも発信していきたいと考えています。クラシック音楽は作品自体が作曲家の深い考えの元に作られています。それぞれの作曲家の作品の意味を理解したいと演奏者も沢山練習を重ねます。そうして演奏者は本番でその作品のその時の解釈を伝えます。演奏者はその作曲家の思いを演奏を通じて聴きに来てくださる方々と共有出来たらとても嬉しいです。【出演】ピアノ:佐々木崇ヴァイオリン:長岡聡季チェロ:森山涼介佐々木崇プロフィール埼玉県川越市出身。3歳よりピアノを始める。埼玉県立大宮光陵高校音楽科を経て、東京藝術大学音楽学部に入学。その後、同大学院修士課程を経て、同大学院博士課程に進み、論文「R.シューマンの初期ピアノ曲のモットー構想-象徴的核音型の回帰手法をめぐって-」で博士号を取得し2011年に卒業。在学中には東京藝術大学ピアノ科のティーチングアシスタントを務める。1997年、第5回ヤングアーチストピアノコンクールEグループ金賞をはじめ、同大学在学中には、第3回日本演奏家コンクール大学の部第1位、第12回彩の国埼玉ピアノコンクールF部門銀賞、第6回東京音楽コンクールピアノ部門第3位など数々のコンクールで優勝・入賞を果たす。さらに、第6回ショパン国際ピアノコンクールin Asiaファイナリスト、第1回高松国際ピアノコン クールセミファイナリスト。2008年に川口リリアホールにて、また2011年、2016年に上野の東京文化会館にてソロリサイタルを開催、2015年には日本フィルハーモニー交響楽団と共演し、いずれもその美しい音色と抒情性を備えた音楽性を高く評価された。2015年年末白寿ホールの主催するコンサート「迫昭嘉の第九vol.1」において師である迫昭嘉氏と共演、好評を博す。2012年から地元川越で毎年リサイタルを開催し、2013年には函館公演も実現するなど精力的に活動を拡げている。また2016年より日フィルのメンバーと共演するなど室内楽にも力を入れている。2018年より6年に渡りシューマンの主要なピアノ曲と室内楽すべてを取り上げる佐々木崇シューマンリサイタルを開催中である。ピアノを、故真継豊子、赤間亜紀子、荻野千里、播本枝未子、迫昭嘉、大野眞嗣、ディーナ・ヨッフェ各氏に師事し、アンジェイ・ヤシンスキー、ヴァディム・サハロフ、パーヴェル・ネルセシアン、エフゲニー・ザラフィアンツ、アンナ・マリコワ各氏のレッスンも受講する。元東京藝術大学ピアノ科非常勤講師、ヤングアーチストミュージックアカデミー講師。アルバム「佐々木崇プレイズシューマン」(DLTS0001)「佐々木崇プレイズショパン」(DLTS0002)「R.シューマン交響的練習曲」(KKTS0001)好評発売中。公演概要『佐々木崇珠玉の室内楽コンサートvol.6~ロマン派の諸相~』公演日:2023年9月15日 (金)18:00開場/18:30開演(※上演時間:約2時間)会場:ウェスタ川越リハーサル室(小ホール)(埼玉県川越市新宿町1-17-17)■出演者ピアノ:佐々木崇ヴァイオリン:長岡聡季チェロ:森山涼介■チケット料金一般:3.000円学生:2,000円(全席自由・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月24日声優の小林親弘が、9月3日(日)東京証券会館ホールにて、自身初となるバースデーイベント『小林親弘バースデーファンミーティング2023』を開催する。今年40歳の節目の年を迎える小林が「日頃から応援してくださるファンの皆さまに直接感謝を伝える機会を」と自ら企画。小林の年表振り返りコーナーや、ファンからの質問に答えるコーナー、プレゼント抽選会などを実施予定。ゲストには、プライベートでも小林と仲の良い榎木淳弥と畠中祐を迎え、ゲストを交えた特別な企画も準備しているとのこと。最後には小林本人によるお見送りもあり、ファンにはたまらない一日となるだろう。チケットの先行抽選は、6月17日(土)10:00より申込受付を開始。当日会場で受け取れる非売品ブロマイドの特典付き。『小林親弘バースデーファンミーティング2023』開催日時:2023年9月3日(日)【第1部】開場12:45/開演13:30【第2部】開場16:45/開演17:30会場:東京証券会館ホール出演:小林親弘ゲスト:榎木淳弥、畠中祐公式Twitter:@chikahiro_fmt
2023年06月16日『呪怨』『犬鳴村』の清水崇監督最新作『ミンナのウタ』の主演を「GENERATIONS from EXILE TRIBE」が務めることが分かった。全員が本人役で、ホラー映画に初出演する。これまで謎に包まれてきた本作だが、今回ついに新情報が明らかに。劇中ではライブを控えた「GENERATIONS」の活動の裏側や日常も描かれ、現実とフィクションが曖昧になった世界で“呪いのメロディー”恐怖が襲いかかる。そして、「GENERATIONS」メンバーらと共に、彼らのマネージャー・凛役で早見あかり、謎を追う探偵・権田役でマキタスポーツが出演する。また、YouTubeにアップされた新予告編で出演キャストと共に初めて明かされるのが、本作のストーリー。小森隼がパーソナリティを務めるラジオ番組に届いた1本のカセットテープ。番組収録中に「カセットテープ、届き…ま…した…?」という少女らしき声を耳にした彼は、突然姿を消してしまう。凛に依頼され、権田が調査を始めるが、メンバーの周りで次々と不可解な事件が起こり…。映像は、ライブ映像から始まるが、ノイズと共に一転、「聞いてよ!!」の絶叫が響き渡る。清水崇監督の原点回帰を彷彿とさせ、Jホラーの真髄となる背筋が凍るような不気味な映像により、メンバーたちが“さな”の奏でる呪いのメロディーに取り込まれていく姿が描かれていく。音楽を呪いの元凶とした、視覚と聴覚に訴える体感型の超絶ホラーとなる本作。「GENERATIONS」の主題歌「ミンナノウタ」は、この映画のために書き下ろされた楽曲で、カセットテープを再生することから始まるこの主題歌は、さなの想いを歌詞で表現した内容になっている。なお本作は、韓国で開催される「富川ファンタスティック国際映画祭」のクロージング作品としてワールドプレミア上映が決定している(英語タイトル『SANA』)。<GENERATIONS from EXILE TRIBEコメント>・白濱亜嵐ホラー好きなので、めちゃくちゃ怖くなるといいなと思って撮影しましたが、怖くて楽しめる映画が完成しました。清水監督が自由に演技させて下さり、本人役として出演したリアリティーのある作品となっています。ぜひ劇場に足を運んで、GENERATIONSがああなったりこうなったりする様子を楽しんで下さい!・片寄涼太メンバー全員が初めてのホラー映画出演で、しかも全員本人役ということが、GENERATIONSにとって新しい挑戦になりました。メンバーの素の表情の中で起きるぞっとした瞬間がたくさん詰め込まれた映画になっているので、ぜひ楽しんで頂けたら嬉しいです。・小森隼個人的にお芝居の経験が今まであまりなかったので、たくさんの方に支えて頂きながら乗り切れました。刺激的で衝撃的でぞっとする、そんな作品になっているので、全てのシーンにご期待ください。・佐野玲於主演させて頂く映画が「ホラーです」と言われ、「あ、ホラー映画!?」とパニックになり、さらに“本人役で全員出演、監督は清水監督”と聞き、ますますパニックになりました(笑)。8月にちょっとでも涼みたいと思っているそこのあなた、本作は恐怖で極寒の地となりますので、ぜひ映画館へお越し下さい。・関口メンディーGENERATIONSがデビュー10周年の今年、これまでの活動ではなかった「ホラー」や「音楽」など色々なものを絡めた新しい作品としてお話をいただき、すごく嬉しかったです。皆さんに楽しんで頂ける作品になりましたので、ホラーが苦手な方も少し勇気を出して映画館に足を運んで頂ければと思います。・中務裕太メンバーと一緒に芝居するのが恥ずかしいという気持ちや不安もありましたが、撮影はとても楽しく、すごく良い経験になりました。感情がジェットコースターのように激しく動く作品になっていますので、『ミンナのウタ』を観て色んな感情を抱いて頂き、楽しんで頂ければなと思います。・数原龍友自分は俳優業はやらないので、主題歌で参加させて頂けるとお話をもらったとき、わくわくしました。GENERATIONSとして、恐怖・叫び・苦しみなど映画に寄り添ったエッセンスを取り入れて自分たちの歌声で一つの楽曲を作り上げることが初めてだったので、楽しかったです。みんなを「怖っ」と思わせたいなという想いで作った楽曲なので、ご期待ください。『ミンナのウタ』は8月11日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ミンナのウタ 2023年8月11日より公開©2023「ミンナのウタ」製作委員会
2023年06月15日『犬鳴村』の清水崇監督最新作『ミンナのウタ』よりティザービジュアルと特報映像が解禁された。本作は、『呪怨』シリーズを手掛け、近年では『犬鳴村』など「村シリーズ」をヒットさせたJホラーの巨匠、清水崇監督の最新作。この度、一度聴いたら伝染する呪いのメロディーを奏でる、少女・さなの怪異をとらえたティザービジュアルと特報映像とともに、いまだ謎に包まれている本作について新情報が解禁された。【新情報1】“少女S”の正体は、女子中学生卒業アルバム写真に写った“少女S”。不穏な雰囲気のみ明かされていた少女が、“さな”という女子中学生であることが分かった。さなは、カセットテープレコーダーで“命が消える音”を集めるという。その音を一度聴いてしまった者は、メロディーに取り憑かれ、自らも口ずさんでしまう、という…。【新情報2】少女・さなの鋭い眼光が印象的なティザービジュアル解禁解禁されたティザービジュアルは、さながカセットテープに手を伸ばし、“命が消える音”=“呪いのメロディー”をいまにも世に放とうとする様子がうかがえる。学生服の襟元には、赤い血痕のようなものが付着しており、表情までは読み取れないが、見開かれたその鋭い眼差しに目を奪われる。【新情報3】視聴注意!特報映像解禁特報映像は、とある女性が一本のカセットテープを手にするところから始まる。少女・さなのものらしき不可解なノートや、「SANA」と書かれたカセットテープレコーダー、“ワタシのユメ”という作文には、「自分の歌で、私の世界に惹き込む…」と“呪いのメロディー”誕生の真相を思わせる意味深な文章。「カセットテープ…届き…ま…した…?」という少女の声に続き、耳に残る不気味なハミングのメロディー、そして薄暗い階段の奥には、少女・さならしき姿が映し出されている。映像内で流れるメロディーは、取扱注意・イヤホン視聴推奨、とのこと…。【新情報4】“さな”のInstagramアカウントが公開同じく公開されたのは、さなのInstagramアカウント。投稿数はすでに120を超える。「どんなオトかな」「届いタかナ」「わ夕しが聞きたいのはこのオトじゃナい」など不気味なメッセージと共に投稿されている。このアカウントにさなの正体に迫る手がかりが隠されているかもしれない。今後の彼女の動向にも要注目だ。【新情報5】本作のメガホンを取った清水崇監督のコメント到着『呪怨』で“伽耶子”を生み出した清水監督は、「本作のダークヒロイン:“さな”は少し毛色が違います。貞子/伽椰子に続くホラークィーンに“さな”ちゃんが、彼女の歌声共々仲間入りさせてもらえる事を願って――寄り添ってくれないと、あなたの家にもデモテープが届くかもしれません」とコメント。ポスト貞子/伽耶子となる、“さな”誕生の瞬間に期待したい。【新情報6】未解禁キャストについてティザービジュアルや特報映像のキャスト・スタッフ表記部分は塗りつぶされている。“呪いのメロディー”に、巻き込まれてしまう人物とは一体誰なのか。その“メロディー”から逃れる手立てはあるのか…。これらの断片的な手掛かりから、ぜひ映画の全貌を読み解いてほしい。<清水崇監督 コメント全文>「ホラーのダークヒロインと言えば、背景に悲劇を纏った女性が多く、ここ数年の拙作でも、彼女らのいたたまれない過去をミステリー仕立てで描いてきました。……が、本作のダークヒロイン:“さな”は少し毛色が違います。貞子/伽椰子に続くホラークィーンに“さな”ちゃんが、彼女の歌声共々仲間入りさせてもらえる事を願って――寄り添ってくれないと、あなたの家にもデモテープが届くかもしれません。さて、ところで本作の主演はどんな方でしょう?ヒント:ここ最近、僕の映画では、アーティスト出身の方が主演での作品づくりが続いています。しかも何故か、TVのあるバラエティ番組で怖がらせた方が続いており…………あ、プロデューサー!?……すいませんーこれ以上はまだ言いません……あ、お、おいっ放せ!言わない!言わないからぁ!!!!」清水崇:映画監督『ミンナのウタ』は8月11日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミンナのウタ 2023年公開予定©2023「ミンナのウタ」製作委員会
2023年04月17日