門脇麦主演ドラマ「ながたんと青と -いちかの料理帖-」3月31日(金)今夜放送の第2話より、関西ジャニーズJr.の吉川太郎と小柴陸が登場。これに先駆け、同じくジャニーズJr.の作間龍斗との共演シーンの現場レポートとコメントが到着した。本作は、戦後間もない京都を舞台に、門脇さん演じる料理人・桑乃木いち日が、経営難の実家の料亭「桑乃木」を立て直すため、大学生・周(作間龍斗)と政略結婚し、料亭再建に挑む中で絆を育んでいく“グルメラブストーリー”。ドラマ初出演となる吉川さんが、周の大学の友人・谷口。小柴さんが同じく周の大学の友人・赤松を演じる。いち日の前では大人びていてクールな周が、19歳の青年らしい年相応の自分を見せられる相手だ。2人が登場する第2話のロケーション撮影は、2022年7月上旬、京都の名門大学の講義室で行われていた。朝9時、作間さんが登場し、黒縁眼鏡をかけた瞬間、周になった。そこへ周の同級生・谷口役の吉川さん、赤松役の小柴さん、有川役の篠田諒が合流。撮影するのは、大学の講義室で周がいち日特製の「だし巻き卵のサンドイッチ」を食べようとしたところ、同級生3人がその愛妻弁当をうらやましがるというシーン。まずは段取りから始まり、吉川さんが食べるお弁当をのぞき込む小柴さん。ドラマや舞台の経験も豊富な小柴さんはリラックスした様子。そしてテスト。いち日の年齢を知り、同級生3人は口をそろえて驚くのだが、その驚くタイミングを何度も確認する監督。また、「僕の立ち位置、ずっとここで大丈夫ですか?」など、疑問点はすぐに確認する小柴さんと、監督の指示に素直に答える吉川さん。ドラマ現場での経験値の差はあるものの、2人とも真摯に撮影に取り組む姿勢が伝わってくる。そして、京都弁ネイティブの小柴さんが篠田さんのセリフのイントネーションをチェックするという場面も。撮影の合間には、作間さんが小柴さんに話しかけたり、またその逆もあり、2人の仲のよさも垣間見えたという。別の名門大学へ場所を移動し、午後から撮影したのは、周が幼なじみで義姉の鈴音(久間田琳加)と大学構内を歩いていたところ、谷口と赤松にばったり出会うという、第9話(5月19日放送)のシーン。作間さんは、緑のセーターに紺のスラックスという、真夏には辛い衣装だが、暑さを感じさせない涼やかな表情を見せ、小柴さんと吉川さんはノートを小脇に抱えた凜々しい学ラン姿に。周と同い年なのに義姉であることに、「え、お姉さん?」と驚く谷口と赤松。午前のシーンと同じく、その驚き方について監督から細かく指示を仰いだ。本番は、泣いてしまった赤ちゃんの手を取り優しくあやす作間さんに対し、その様子を小柴さんと吉川さんが愛おしそうに見つめる一幕も。合間には3人で軽くダンスをする様子も見られたとか。年上のキャラクターに囲まれていることが多い周だが、この日は同級生、しかも同じジャニーズJr.の仲間がキャストとあって、役としても作間さん自身としても、若者らしい笑顔やリラックスした表情が印象的だったようだ。▼吉川太郎×小柴陸インタビュー――出演オファーを聞いた時のお気持ちを教えてください。吉川:僕はドラマ初出演なので、聞いた時は「え、僕?間違えてないかな?」と思いました。小柴:僕たちは関西ジャニーズJr.内のAmBitiousという9人組のグループに所属しているのですが、どうして僕たち2人なんだろうと不思議でした。でも台本を読んでみると、谷口と赤松は大学生なので、現役大学生の僕たち2人を選んでいただいたのかなと納得しました。吉川:うん、それは大きいかもしれないですね。小柴:それに、太郎(吉川)はこの昭和の学生服、昭和の髪形がすごく似合ってると思うんですよね。吉川:え、うれしい、ありがとう。小柴:僕自身もこういう髪形(七三分け)は初めてなので、新鮮な気持ちです。――台本を読まれた感想を教えてください。吉川:初めて読んだ時は面白くて、止まらなかったです。僕は昭和の時代感が好きなんです。この物語は日常を美しく描いていて、とてもすてきだなと思いました。小柴:姉さん女房、好きですねえ(笑)。映画のような雰囲気のしっとりとしたいいお話だなと思いました。――周の同級生・谷口と赤松を演じるにあたってどのような役作りをされましたか?小柴:僕は元々、京都に住んでいるので、言葉の上で苦労することはありませんでした。昭和だからといって昔っぽさを出そうというより、現役大学生感を出すことの方が自然かなと思ったので、自然体を心がけました。吉川:僕も京都に近いところに住んでいるのですが、イントネーションには気をつけました。初めてのお芝居なので、緊張して「芝居っぽい話し方」にならないように。そして逆に標準語にならないように。小柴:そうなんや。太郎はいつも通りやったで。でも最初のシーンはめちゃくちゃ緊張してた(笑)。熱を出した周を同級生3人で見舞いに行くシーンが、僕たちが最初に撮影したシーンなんですけど、太郎、ガチガチやったな(笑)。吉川:セットの中にちゃんと昭和の家があって。部屋の中にいる僕たちの周りにたくさんのスタッフさんがいたので、めっちゃ緊張しました。小柴:というわけで、普段とは違う昔の学生服、髪形をしているので、アイドルとしての僕たちを応援している方には、そのあたりを楽しみにしていただけたらと思います。吉川:見逃さないように全話じっくり見てください!▼作間龍斗×吉川太郎×小柴陸インタビュー――作間さんはジャニーズJr.内のHiHi Jets、小柴さんと吉川さんは関西ジャニーズJr.内のAmBitiousにそれぞれ所属されていますが、以前から交流はあったのですか?作間:小柴とは以前、東京で撮影した連続ドラマで共演していて、太郎とは初対面です。小柴:うわ、小柴(→)って言われた(笑)。僕、普段は陸って呼ばれてるんですけど、東京のJr.の人たちは名字で呼ぶんですよね。しかも関西ではイントネーションが小柴(↓)なんですけど、東京では小柴(→)なんですよね。作間:そうなんだ。小柴(→)じゃなくて、小柴(↓)ね。太郎とは、ジャニーズJr.が200人くらい集まった東京ドームでのコンサートに、お互い「いただろう」ってぐらいで、話をしたのは、ホントに今回が初めてだよね。小柴:太郎、東京のJr.と初めてしゃべってんな。吉川:はい、初めてです。作間くんは大人っぽいなと思いました。年齢は僕の方が1つ上なんですけど。作間:太郎って先輩顔じゃないですか(笑)。だから最初はめちゃめちゃ敬語使ってたんですけど、僕の方が先輩だったんですよ。小柴:そんなん言うたら、オレが一番先輩やんか(笑)。作間:まあ、1年だけね。小柴は東京のドラマでもこんな感じだったんで、今回もいつも通り小柴風吹かせてるな、って感じですね(笑)。小柴:作間は裏も表もずっとクールな感じ。僕がボケても全然つっこんでくれへん(笑)。さっきも「僕の持ちギャグ一緒にしよう」って誘っても「はいはい」って流されたし。関西じゃありえへんで。作間:え、そうなの?小柴:ほらあ(笑)。それにしても作間の演技は自然やなと思いました。周を演じててもまったく違和感がない。吉川:僕なんか初対面やから、周なのか作間くんなのか、見分けがつかない(笑)。作間:そうだね。周に関しては特に役作りしてる、ということはなく、自然体で演じさせてもらっています。――3人の共演シーンの見どころを教えてください。作間:大学の教室でお弁当を食べるシーンです。物語全体を通して、周と年が近いキャラクターがあまりいないので、19歳という年相応な空気感と言いますか。いつもはクールで少し上から目線な周が、谷口と赤松にはちょっとイジられたりするので。演じていて、僕自身が癒やされました。特に太郎がお弁当を食べてるところが面白すぎて(笑)。小柴:面白かったよな。普通にご飯食べてる感じが。何食べたん?吉川:トマトと揚げ物と白米。おいしかったです。小柴:お箸をキレイにもってみようとか、演技的なことは考えた?吉川:いや、特に…。小柴:じゃあ、食事シーンじゃなくて、ただの「食事」やな(笑)。作間:そうただの食事(笑)。でもね、このドラマの料理は、見た目だけじゃなくて本当においしいんですよ。だから、夢中で食べちゃうのも分かる。僕が教室で食べたサンドイッチもだし巻き卵の厚みがすごくて。小柴:ほんまにだしきいてるん?作間:うん。小柴:いいなー、食べたかった。作間:ということで、3人の同級生らしい空気感と、太郎のただの「食事」が見どころですね(笑)。連続ドラマW-30「ながたんと青と -いちかの料理帖-」は毎週金曜日23時~WOWOWにて放送、各月の初回放送終了後同月放送分を一挙配信(全10話)。(cinemacafe.net)
2023年03月31日株式会社労働教育センターが運営をする「カレンダー倶楽部」は、毎年発売しているカレンダーの中から『気まぐれニャンコ』・『気まぐれ小柴』・『京都プーゼ フラワー』(各1,430円(税込))の3シリーズを、「マンスリー手帳」として新発売。2022年11月上旬に全国の書店、Amazonなどのネットショップで販売開始いたします。人気フォトグラファー&フローリストが手掛けるマンスリー手帳『ニャンコ』と『小柴』は、小さな生き物撮影を得意とする夫婦フォトグラファー湯沢 祐介&小川 晃代、『京都プーゼ フラワー』は京都で人気のフローリスト・2019年 G20大阪サミット首脳会談の花を担当した浦沢 美奈によるもの、カレンダーでもとても人気のある方々です。■「マンスリー手帳」について「マンスリー手帳」は、A5サイズのノートタイプで、持ち歩きに邪魔にならない薄型の実用的なアイテムです。ソフトカバーが付いているので、1年間使用しても折れたり汚れたりしにくくなっています。毎月見開きの左ページが全面写真で、右ページがマンスリーカレンダーなので、写真を見て楽しみながらスケジュールが書き込めます。その他メモページにもワンポイントで写真が入っていて、書き込むのが楽しくなる、飽きのこない手帳です。猫好き、柴犬好き、お花好きの方へのプレゼントとしても喜ばれます。■『気まぐれニャンコ』特長:モフフワなかわいい「こねこ」の愛らしい写真を集めた手帳。メモページにも寝転んだり、歩き回ったりするかわいいポーズの「こねこ」の写真がキリヌキで入っています。■『気まぐれ小柴』特長:コロコロ動きまわる、かわいくて、ちっちゃいシバイヌの手帳。メモページにも眠ったり、遊んだりする小柴の写真が入っています。■『京都プーゼ フラワー』特長:シックでスタイリッシュなフラワーアレンジメントが人気の浦沢 美奈の写真。季節にあわせたフラワーアレンジメントやフラワーリースが毎月楽しめます。メモページにもワンポイントの写真が入っています。■商品概要商品名: 2023マンスリー手帳『気まぐれニャンコ』『気まぐれ小柴』『京都プーゼ フラワー』価格: 各1,430円(税込)種類数: 全3種セット内容: ソフトカバー付き商品サイズ: A5サイズ(148mm×210mm)厚さ約4mm商品素材: 紙・ソフトビニール生産エリア: 日本販売ルート: 全国の書店、インターネットショップ、他発売: 2022年11月上旬発売元: 株式会社労働教育センター(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2022年11月07日東京大学特別栄誉教授の小柴昌俊さんが11月12日、老衰のため亡くなった。94歳だった。小柴さんは観測装置「カミオカンデ」を建設し87年、同装置によって超新星爆発で放出されたニュートリノを世界で初めて検出。ニュートリノ天文学を開拓したことが讃えられ、02年にノーベル物理学賞を受賞している。さらに97年に文化勲章、03年には勲一等旭日大綬章も受賞するなど華々しい経歴を持つ小柴さん。そのいっぽうで、4歳のときに実の母親を亡くしている。「お父さんはもともと軍人で、戦後は公職追放された人だったそうです。ですから小柴さんは学生時代から1歳上のお姉さんとともに、家族の生活を支えていたそうです」(全国紙記者)そんな苦学生だった小柴さんの研究人生は、2人の恩師に支えられたものだった。「小柴さんは、65年にノーベル賞を受賞している物理学者の朝永振一郎先生を人生の師としていました。東京大学の物理学科に入った年に会いにいって意気投合。『とにかく相性が良かった』といい、朝永先生から怒られたこともなかったそうです。大学卒業時の成績は優が2つだけでしたが、小柴さんは小谷正雄先生のもと東大の助教授に。先生同士、同じ理論の仕事を一緒にしていたため『成績はダメだけど』と朝永先生が推薦してくれたのだと小柴さんは考えていました。ですから、『2人には頭が上がらない』と話していました」(前出・全国紙記者)その研究人生に重要人物がもう1人いる。それは、妻の慶子さんだ。慶子さんは03年、本誌の特集ページ「あなたへの遺言状 第21回」に登場。そして様々なエピソードを明かしている。2人が結婚したのは小柴さんが33歳のとき。慶子さんは28歳だった。「彼の生い立ちと夢が重なり合って、周りの人にはない魅力を感じたものです」「彼のほうは、私と結婚するときに『親や弟のことよりも自分自身の生活なのだ』と気持ちを切り替えて、結婚に踏み切ったようです。私のほうは、最終的には“この人を支えてあげたいなぁ”と思っての結婚でした」交際時からデートに行く機会は滅多になかった。また結婚後に即渡米。のちに現地で子育てすることになったものの、それでも小柴さんは研究に夢中。そんな様子から慶子さんは「マサトシはワイフを放ったらかし」と近所の人に心配され、「家で一緒に食事をしよう」とたびたび誘われたという。しかし病院を経営していた父のもと“お嬢様”として育てられ、世間知らずなところもあったという慶子さんは「私も大勢の人に支えられているんだなぁ」と生まれて初めて実感し嬉しかったという。「40歳くらいまでは、主人に愛されているというよりも、私が主人を支え尽くしたという気持ちが正直なところですね」とも本誌で述べていた慶子さん。いっぽう小柴さんと結婚したことで多くの縁が生まれた。そのため本誌を通して小柴さんに、こんな言葉を贈っていた。「とても感謝しています。幸せな人生でございます」周囲の助けを借りながら研究に打ち込んできた小柴さん。天国でも満足の笑顔を見せていることだろう。
2020年11月21日2020年11月12日、ノーベル物理学賞を受賞した東京大特別栄誉教授の小柴昌俊さんが亡くなりました。94歳でした。小柴さんは『ニュートリノ』という素粒子の一種の観測に世界で初めて成功した人物。『ニュートリノ天文学』という新しい研究分野を開拓した功績で2002年にノーベル物理学賞を受賞しました。産経ニュースは、小柴さんの功績を次のように伝えています。小柴さんは、地球から16万光年離れた大マゼラン星雲で起きた超新星爆発で発生し、地球を貫き届いたニュートリノ11個を、岐阜県北部の神岡鉱山の地下に建設した素粒子観測装置「カミオカンデ」でとらえた。これにより、宇宙のチリが集まって星が誕生し、太陽より数倍大きくなると超新星となって爆発、爆発エネルギーの大半がニュートリノに変わるとしていた超新星爆発理論の大筋が確認された。また、よく分かっていなかったニュートリノの性質への理解も進んだ。産経ニュースーより引用ネット上では「長い間科学のためにありがとうございます」「理論上の存在でしかなかったニュートリノを、巨大装置を作って実際に発見した。本当にすごい人」といったコメントが寄せられました。宇宙の謎を解き明かす一歩を切り開いた小柴さん。その功績は未来永劫語り継がれることでしょう。心より、お悔やみを申し上げます。[文・構成/grape編集部]
2020年11月13日