湯原昌幸歌手の湯原昌幸(77)が代官山の鳳鳴館で『芸能生活60周年新曲「たそがれロマン」発売記念ディナーショー』を行った。湯原は今月5日に喜寿の77歳を迎え、芸能生活は60周年を迎える。湯原は歌手・女優の荒木由美子(64)と1983年に結婚。当時は13歳の歳の差婚で世間を騒がせた。湯原は「(荒木)由美子との結婚も40周年を迎え、デビュー60周年、喜寿の77歳と周年づくしの年になった。また最近世間では昭和がブームになっている。僕にとって勝負の年だ」と語る。ライブでは新曲「たそがれロマン」をはじめ、自身ヒット曲「雨のバラード」「人生半分」やグループサウンズメドレーを含め約20曲を熱唱。ゲストには妻の荒木由美子、ラジオ等で親交がある歌手でお笑い芸人のタブレット純(49)が参加した。荒木と湯原は新曲のカップリング曲「Fu・Ta・Ri」を熱唱。夫婦が出会えた奇跡に感謝し、これからの益々の夫婦円満を誓った。タブレット純は、湯原がデビュー当時に在籍していたスウィング・ウエストの楽曲「さいはての涙」や自身が在籍していた和田弘とマヒナスターズ「誰よりも君を愛す」を歌い上げた。2024年3月6日にテイチクから新曲「たそがれロマン」が発売。「最近の楽曲は自分が作成当初から関わっていたけど、今回の新曲の『たそがれロマン』はディレクター、作詞家・作曲家に完全に委ねた作品。皆の力が合わさり、素晴らしい作品になった。是非、皆様に聞いて頂きたい」と意気込んだ。-公演概要-湯原昌幸芸能生活60周年 新曲「たそがれロマン」発売記念ディナーショー公演日:2024年3月8日(金)会場:代官山鳳鳴館湯原昌幸 デビュー60周年記念プレイリスト公開!!「60周年ベストセレクション~たそがれロマン~」デビューから湯原が歩んできた珠玉の音楽生活60周年を詰め込んだ18曲のプレイリストが初公開!Apple Music・Spotify・KKBOX・YouTube Music・Amazon Musicにて公開中(LINE MUSIC随時公開予定)湯原昌幸 60周年ベストセレクション~たそがれロマン~ : 商品情報「たそがれロマン」湯原昌幸2024年3月6日発売「たそがれロマン」TECA-24010/ 定価:¥1,700(税抜価格 ¥1,545) / シングルCD【収録内容】1.たそがれロマン作詞:さくらちさと作曲:森 正明編曲:鈴木 豪2.虹の道作詞・作曲:湯原昌幸編曲:宮澤 謙3.雨のバラード(弾語り・バージョン)※ボーナストラック作詞:こうじはるか作曲:植田嘉靖編曲:鈴木 豪4.Fu・Ta・Ri (デュエット:湯原昌幸&荒木由美子)※ボーナストラック作詞・作曲:伊藤 薫編曲:宮澤 謙5.たそがれロマン(オリジナルカラオケ)6.虹の道(オリジナルカラオケ)※配信サービス一覧はこちら 湯原昌幸「たそがれロマン」Music Video湯原昌幸 / TEICHIKU RECORDS : 湯原昌幸ハブ・マーシー : 湯原昌幸オフィシャルブログ「湯原昌幸の一粒万倍!!」 Powered by Ameba : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月08日ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」が、アニメ『推しの子』のキャラクターソングなどを手掛けるクリエイター・小野寺祐輔氏と初コラボレーションしたオーディションイベント「あの『推しの子』も! 超人気アニソンクリエイター! 小野寺祐輔楽曲提供オーディション」を、13日より開催している。同イベントは、「17LIVE」で活躍中もしくは活動予定で、参加条件を満たせば誰でも参加が可能(※)。13日から28日の期間において開催されるアプリ内イベント「楽曲提供争奪戦」にて、上位7名に入賞 し、「オーディション出演権」を獲得したライバーの中から、見事最終オーディションで選ばれたグランプリ1名には、小野寺祐輔氏による楽曲提供権のほかオリジナルリリックビデオ制作権が贈呈される。また、制作した楽曲は、池袋ハレザビジョンにて1週間放映される。さらに、「楽曲提供争奪戦」ランキング1位入賞者には、作曲家・ぎゃぷいち氏による楽曲提供権、上位3 名には 「Vocal Magazine Web」へのインタビュー記事掲載権が贈呈される。(※イベント終了時点で認証及び準認証のライバー(V ライバーを含む)登録が済んでいる、収録又は撮影等の指定された日程、場所へ参加できる)
2023年11月14日せんだみつお菅原 進湯原昌幸夏木ゆたか(左→右)歌手・湯原昌幸(76)が9月3日、新宿ケントスにて「昭和歌謡音楽時代」と題したライブを開催した。当日は、70年代の大人気番組「せんみつ・湯原ドット30」で共にMCを務めたせんだみつお(76)、そのせんだみつおが以前所属し活動していたビリー・バンバンのメンバー菅原 進(75)、そして歌手デビューから司会者・バラエティに転向した夏木ゆたか(74)が集結、全28曲を熱唱した。かつてデビュー間もない若かりし頃、銀座三越のイベント会場で腕を競わせていたという共通点がある4人が同じステージに立つのは今回が初めて。総合司会をせんだみつおが務め、“青春歌謡”を夏木ゆたか、“フォークソング”を菅原 進、“グループサウンズ”を湯原昌幸が、それぞれの時代を駆け抜けた戦友ともいえる4人が懐かしい昭和の世界へと会場を誘った。本番前の会見でせんだは「昭和はエネルギーがあった。今日より明日、明日より明後日が明るいはずだと思えたのが昭和でしたね」と当時を思い返した。湯原も「確かに、昭和は今よりも物が少なくて貧しい時代もあったけれど、ある意味豊かな時代でもありまっしたね」と語った。そして、菅原と夏木も「初めて出会ったときから50年60年経ったけれど、こうして初めて同じステージに立てることがとても嬉しい」と笑顔を見せた。4人合わせて301歳。健康の秘訣は「きちんとした食事と睡眠」と語る湯原は「これからも老体にムチうってみんなで頑張っていきます」と笑いを誘った。――――――――――――――――――――――――――――――――――――■イベント情報9月3日(日)「昭和歌謡音楽時代」会場:新宿ケントス商品情報「何もない手のひらは」「何もない手のひらは」好評発売中TECA-22040/定価:¥1,350(税込)/シングルCD(マキシシングル仕様)収録内容:1. 何もない手のひらは2. おやじの勲章3. 何もない手のひらは(オリジナル・カラオケ)4. おやじの勲章(オリジナルカラオケ)【MV】湯原昌幸 / 何もない手のひらは湯原昌幸 / TEICHIKU RECORDS : 湯原昌幸ハブ・マーシー : 湯原昌幸オフィシャルブログ「湯原昌幸の一粒万倍!!」 Powered by Ameba : instagram投稿 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年09月05日ロックバンド・GLAYのHISASHIが、『孤独のグルメ』の原作者・久住昌幸とスペシャルトークライブを行うことが10日、明らかになった。テレビ東京と扶桑社、電通の3社が「ひとり飯をみんなで楽しむプロジェクト」を立ち上げ、その第1弾として12月2日から「『孤独のグルメ』オリジナル デジタルトレカラリー」キャンペーンを実施している。プロジェクトのスタート記念として12月15日に『孤独のグルメ』原作者の久住昌之のトークライブを実施し、スペシャルゲストとして同作に登場した店を訪れるほどの大ファンであるGLAYのHISASHIが登場することが決定した。原作者としてだけでなく音楽家としての顔も持つ久住とHISASHIが「ひとり飯」を語る。『孤独のグルメ』オリジナル デジタルトレカラリーは『孤独のグルメ』シリーズに登場した店舗のうち指定の対象店舗で飲食した人を対象に、オリジナル デジタルトレカをプレゼントするというもので、トークライブでは対象として新たな3店舗も公表される。
2022年12月10日新国立劇場で2017年に上演された、小野寺修二カンパニーデラシネラ『ふしぎの国のアリス』が再演される。構成・演出を手がけ、自らも出演する小野寺は、マイムをベースとした身体表現で独特の世界を打ち出し、数々の作品を発表しているアーティスト。再演の舞台を前に、オンラインで話を聞いた。「不条理を形にしたような作品。大好きでした」と、原作、ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』について語る小野寺。言葉を介さずに物語や情感を伝える独自の表現を追求しながら、「当時は言葉を使うことに興味があって、キャロルのテキストを子供たちに聴かせたいと、作中にはかなり言葉を入れました。難しくてよくわからない言葉も、子供たちが受け取ってくれたことが新鮮で、“意味合いだけではない何か”ってあるんだなと感じたものです」と、5年前の初演を振り返る。そこここに驚きや笑いが散りばめられた彼ならではの『アリス』は、幅広い世代の観客を魅了。客席には、この物語に初めて触れるという観客も多くいただろう。「ウサギの穴に落ちて、大きくなったり小さくなったりと、『アリス』の世界はいろんなところに飛んでいきますが、それが世界としてちゃんと成り立つための、言い方、ものの動かし方、皆の配置や歩き方などを丁寧にやることで、お客さんは意外にすんなりと入ってきてくれます。視覚的な面白さのある物語ですから、今回はそこをもっとお伝えしたくて、ほぼ喋らないようにしようと考えているんです」本来、この再演は2020年に実現するはずだったが、新型コロナウイルス感染症の拡大によりリハーサル半ばで中止に。「もう1回やれるなんて思ってもみなかった!」と、喜びを隠せない様子だ。「アリスはどんなことにも臆さず、自分からどんどん向かっていくところが魅力的。今僕たちはまさに不条理の中で生きているけれど、もっと楽しくとか、より能動的に何かを受け取るということを彼女から学ぶべきではないか。この作品はまさに今、やるべきことだと感じていて、何かしらお伝えできるよう頑張りたい。心からそう思います」昔読んだ原作はうろ覚え、ワクワク感も忘れがちという大人も、きっと夢中にさせる舞台になる。小野寺も「自分の中で忘れかけていたものを思い出す時間になってくれれば」と、穏やかな笑顔を見せた。公演は3月18日(金)〜21日(月・祝)、新国立劇場小劇場にて。チケットは発売中。文・加藤智子
2022年03月09日竹野内豊主演「イチケイのカラス」の10話が6月7日放送。被害者の少年を演じた小野寺晃良に大きな注目が集まるとともに、被告役の板尾創路の“素性”に過去の番組を思い出す視聴者からの声も多数SNSに投稿されている。竹野内さん、黒木華、新田真剣佑、山崎育三郎、桜井ユキ、水谷果穂、升毅、中村梅雀、小日向文世らが出演。絶対に冤罪を生むことのないよう、自らの足で現場検証を行い、事件の真相を明らかにしていくという異端な刑事裁判官、入間みちおに竹野内さんが扮し、みちおが裁判官を務める東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称イチケイ)の面々や検察官たちが、みちおに振り回されながらも、最後には真実にたどり着いていく様を描いてきた本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回はみちおの弁護士時代の同僚、青山(板谷由夏)が国選弁護人を務める裁判をみちおたちが担当することに。それは被告人が素性を明かさない“名無しの権兵衛”だという傷害事件。事件は被告が当時17歳だった被害者の朝倉純(小野寺さん)の胸部を工具で殴打し、ケガをさせたというもの。路上生活者だった被告は、河川敷で路上生活者仲間とバーベキューをしていた際、被害者の純を含む5名の少年たちから石を投げつけられる。被告は少年たちを追いかけ、純を捕まえて注意するが、そのことに腹を立てた少年たちは再び投石。路上生活者のひとりにケガをさせてしまう。純を探し出した被告人は、もみ合いになった際に彼が持っていたスパナを奪って殴りつけたという。純は肋骨が折れるほどの大ケガだったが被告は、第1回公判で被告人(板尾創路)は名前はもちろん、自らの素性を明かすことを拒み、自分は殴ってないと答え…というのが今回のストーリー。純を演じた小野寺さんは「賭ケグルイ双」や「年の差婚」「ホリミヤ」などに出演している若手俳優。以前から小野寺さんに注目していた視聴者からの「イチケイのカラス出てたの小野寺晃良くんだよね??こんな大きくなってたんやな~」「イチケイのカラスに小野寺晃良くん出てる~~成長したなあ」「今回のイチケイみたいなヤンチャな役もかわいい」といった声まで多数の反応がSNSに投稿されていく。職権が発動され被告の素性が明かされる。被告の御手洗は青山の母が看護師をしていた田舎の病院の医師で、17年前、危険な妊婦の出産の際に、胎児を救うことはできたが母体を死なせてしまい、それをきっかけに行方をくらましていた。さらに法廷で御手洗が無資格医師だったこと。純が17年前に御手洗が救った子どもだったことがわかる…。板尾さんが無資格医師を演じたことに、「イチケイのカラス、板尾創路のブラックジャックじゃん」「板尾さんの素性とかがもう「板尾創路のブラックジャック!」すぎ」かつて板尾さんが過去にお笑い番組でやっていた企画を思い出した視聴者からの声も多数投稿されている。(笠緒)
2021年06月08日出演、振付、演出とたくさんの舞台にさまざまな形で求められ続けている小野寺修二。現在公演中の話題作『FORTUNE』のステージングも担当している。そんな彼のホームであるカンパニーデラシネラの新作公演『どこまでも世界』が2月27日(木)から3月1日(日)までKAAT 神奈川芸術劇場 大スタジオにて上演される。今作について小野寺は、「台詞のない舞台、をつくろうと思っています。言葉をすべて省くことで、思いも寄らない着地をしたり、複数の回答が生まれたり、やってみる程なるほどそうかと気付くことがあります」とコメントしている。小野寺の作品は、とても雄弁だ。そこに言葉がなくとも、観る側はステージに立つ人々の動きから、表情からたくさんのものを受け取る。それに付随して緊迫感も、笑いも、そして感動も生まれる。けれども、そこには明確な正解があるわけではない。小野寺のコメントにあるように、演じる側に複数の回答があるのと同様、観客ひとりひとりにとってもそれぞれの受け取り方がある。観る側が自分だけの答えを見つける面白さ、表現に触れることの豊かさを、カンパニーデラシネラの作品は私たちに提供してくれる。カンパニーデラシネラはこれまで、公演ごとにメンバーを選ぶ形で上演が行われてきた。けれども今年度からはメンバーが固定された新体制として再出発している。前作『見立てる』で台詞が削られ、身体の表現によって作品が立ち上がっていたが、今作ではそこからさらに進化して、虚構と現実がシームレスに連なっていく世界が描かれるという。カンパニーデラシネラ『見立てる』舞台の可能性を追求し続ける今作は、他では味わうことのできない体験になるだろう。文:釣木文恵
2020年02月25日史上初の快挙となる直木賞と本屋大賞のW受賞を果たした恩田陸の小説を、松岡茉優や松坂桃李出演で映画化する『蜜蜂と遠雷』。この度、本作に出演し4人のピアニストたちのドラマを彩る新たなキャストが発表された。松岡茉優、松坂桃李、森崎ウィン、鈴鹿央士がピアニストを演じる本作。今回新たに発表されたキャストは9名。松坂さん演じる高島明石の妻で、夫のコンクール挑戦を献身的に支える満智子役には、石川慶監督とは『愚行録』に続き2度目のタッグとなる臼田あさ美。森崎さん演じる優勝大本命のエリート、マサル・C・レヴィ・アナトールと同じ音楽院に通い、マサルにアドバイスを贈りながら自身もコンクールに参加するジェニファ・チャン役を、『ウルヴァリン: SAMURAI』でハリウッドデビュー後、多くのハリウッド作品に出演する福島リラ。松岡さん扮する元・天才少女・栄伝亜夜とひょんなことから出会うピアノ調律師役に、『愚行録』や「おっさんずラブ」の眞島秀和。謎のクロークの女役に、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」や『小野寺の弟・小野寺の姉』など、独特の存在感で見るものを釘付けにする片桐はいり。作中でコンクール曲となっているオリジナル楽曲「春と修羅」の作曲家・菱沼忠明役に名バイプレーヤーの光石研。そのほか、コンクール会場の責任者で、7年前の亜夜の突然の失踪時から彼女を見守る田久保寛を平田満。芳ヶ江国際ピアノコンクールの審査員を務めるマサルの師、ナサニエル・シルヴァーバーグをポーランドの名優アンジェイ・ヒラ。コンクールの審査員長でピアニストたちの命運を握る嵯峨三枝子を斉藤由貴。コンクールの最終選考でオーケストラの指揮を執る世界的指揮者・小野寺昌幸を鹿賀丈史が演じる。日本だけでなく世界で活躍する俳優陣も加わり、ドラマをより盛り上げてくれそうだ。『蜜蜂と遠雷』は10月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:蜜蜂と遠雷 2019年10月4日より全国にて公開
2019年07月09日史上初の快挙となる直木賞と本屋大賞のW受賞を果たした恩田陸原作小説『蜜蜂と遠雷』が、松岡茉優主演で映画化。映画『蜜蜂と遠雷』として2019年10月4日(金)に全国公開する。原作は"映像化不可能"と言われた恩田陸の小説原作は、史上初の快挙となる直木賞(第156回)、本屋大賞(2017年)の"W受賞"となった恩田陸の「蜜蜂と遠雷」。国際ピアノコンクールを舞台に、亜夜、明石、マサル、塵(じん)という世界を目指す若き4人のピアニストたちの挑戦、才能、運命、そして成長を描いた物語だ。4人のメインキャラクター元天才少女・亜夜(松岡茉優)主人公はピアノの元天才少女・亜夜。彼女が演じるのは、かつて国内外のジュニアコンクールを制覇するも、13歳のときに母を亡くし、ピアニストになることから長らく逃げてきた。7年前の突然の失踪から再起を目指し、コンクールにチャレンジする。亜夜を演じるのは松岡茉優。2017年公開の『勝手にふるえてろ』で日本映画プロフェッショナル大賞 主演女優賞受賞、是枝裕和の『万引き家族』にも出演していた。高島明石(松坂桃李)明石は、社会人で妻子を持ち。それでも夢を諦めきれず、最後のチャンスと決意してコンクールにエントリーする。演じるのは『孤狼の血』などの話題作に出演する松坂桃李。マサル(森崎ウィン)音楽エリートとして超名門音楽院に在籍し、優勝候補最有力の重圧に挑むマサル役に森崎ウィン。人気と実力を兼ね備えており、コンクールの優勝大本命と言われる。風間塵(鈴鹿央士)“ピアノの神”と呼ばれた今は亡き世界最高のピアニストの「推薦状」を持つ。コンテストに参加した経歴もない“異端児”の謎の少年。演じるのは、『メンズノンノ』モデルとして活動し、ドラマ「なつぞら」や映画『決算!忠臣蔵』にも出演する、新人俳優の鈴鹿央士。鈴鹿は『蜜蜂と遠雷』が銀幕デビュー作となる。コンテスタントたちの課題曲として物語を彩るのは、オリジナル楽曲<春と修羅>。公開された特別映像には、4人のメインキャラクター達が、それぞれの想いを抱えながら、凛とした姿でピアノを演奏する姿が映し出されている。その他キャラクター高島満智子(臼田あさ美)明石(松坂桃李)の妻として、夫のコンクール挑戦を献身的に支える女性。ジェニファ・チャン(福島リラ)福島リラは、マサル(森崎ウィン)と同じ音楽院に在籍。マサルにアドバイスを贈りながらも自身もコンクールに参加する。演じるのはトップモデルとして活躍したのに女優としても活動する福島リラ。『ウルヴァリン』などに出演。小野寺昌幸(鹿賀丈史)小野寺昌幸は、世界的指揮者。コンクールの最終選考でオーケストラの指揮を執り、亜夜らピアニストたちを叱咤。演じるのは鹿賀丈史。仁科雅美(ブルゾンちえみ)松坂桃 李が演じる高島明石の同級生で、明石の国際コンクールへの挑戦を密着しているジャーナリスト。“実写化不可能”と言われたピアノ演奏を実力派ピアニストが担当これまで「映像化不可能」言われ、恩田文学の集大成でもある『蜜蜂と遠雷』を、新鋭・石川慶監督が映像化に挑む。全く異なる背景を持つ4人のピアニストに音が吹き込まれる。“実写化不可能”と言われた『蜜蜂と遠雷』の中で奏でられるピアノの音を担当するのは、河村尚子、福間洸太朗、金子三勇士、藤田真央といった、第一線で活躍する実力派ピアニスト。また、作中でコンクール曲として登場するオリジナル楽曲「春と修羅」の作曲を手掛けたのは、ロンドンを拠点に国際的に活躍する現代音楽の作曲家・藤倉大。“本物の音”を追求した、贅沢な映画音楽が物語を盛り上げる。インスパイア―ド・アルバムが発売公開に先駆けて、2019年9月4日(水)より本作のインスパイア―ド・アルバムが発売。亜夜、明石、マサル、塵が劇中のコンクールで演奏する楽曲を収録した全4種類で用意し、劇中で演奏されるオリジナルのコンクール課題曲『春と修羅』もキャラクター別に収録する。『蜜蜂と遠雷』あらすじ芳ヶ江 よしがえ国際ピアノコンクールは「ここを制した者は世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝する」というジンクスをもち、近年高い注目を浴びている。ピアノの天才達が集まるコンクールの予選会に、若き4人のピアニストが現れる。7年前の突然の失踪から再起を目指す元・天才少女、英伝亜夜。“生活者の音楽”を掲げ、最後のコンクールに挑むサラリーマン奏者、高島明石。人気実力を兼ね備えたマサル。今は亡き“ピアノの神”からの「推薦状」を持つ謎の少年・風間塵。熱い“戦い”を経て、互いに刺激し合い、葛藤し、成長を遂げ”覚醒”していく4人。その先に待ち受ける運命とは?作品詳細映画『蜜蜂と遠雷』公開日:2019年10月4日(金)原作:恩田陸「蜜蜂と遠雷」(幻冬舎刊)監督・脚本:石川 慶出演:松岡茉優、松坂桃李、森崎ウィン、鈴鹿央士、臼田あさ美、福島リラ、眞島秀和、片桐はいり、光石研、平田満、アンジェイ・ヒラ、斉藤由貴、鹿賀丈史、ブルゾンちえみ配給:東宝■インスパイア―ド・アルバム発売日:9月4日(水)価格:全4種 各3,000円+税
2018年10月25日小野寺修二と首藤康之が初めてタッグを組んだ『空白に落ちた男』(2008年)から10年目。節目となる今年、6月に第4弾『斜面』が上演される。【そのほかの画像はこちら】その日、稽古場では首藤とろう者の舞踏家・雫境(だけい)とが対峙するシーンが作られていた。小野寺と首藤を中心として、「足を一歩前に踏み出す」「視線を外す」「居住まいを正す」など、細やかな動きひとつひとつに対し、その瞬間の感情についての意見が飛び交う。登場人物はセリフを発しないが、稽古で交わされる言葉は尽きない。稽古を終えたふたりに話を聞いた。首藤は「今日の稽古で腑に落ちたのは、“思わず”動く、その瞬間に真実が見えるということ。小野寺さんの作品は、ストーリーやキャラクターを前面に出すのではなく、真実を追求するものだと思うんです。そのためには自分をさらけ出す必要があるから勇気も必要だけれど、ぼくはそこに豊かさと楽しさを感じています」と話す。それを受け小野寺は「首藤さんとの企画が立ち上がるときは、必ず僕が変化を求めているときなんです。それは、偶然というにはうまくできすぎているほど(笑)。毎回それぞれ“自分になにができるのか”を考え、新たなチャレンジをしていますが、とくに今回は10年目ということもあって、気持ちも新たに作品に向き合っていますね」と語る。10年の間に作品を重ねたふたりだが、首藤は「最初は小野寺さんの言ってることが全然わからなかった」と笑う。「10年経って、ちょっとだけ小野寺さんの世界の住人になれたかなという嬉しさを感じています」というと、小野寺がこう続ける。「先日の稽古で、首藤さんが雫境くんに“もっときたなくしてみて欲しい”と言っていたんです。それは僕が最初の頃、首藤さんによく話していた言葉。当時は“意味がわからない”と首を傾げていた首藤さんが、今回その言葉を共演者に伝えていたのが印象的でした」。すかさず首藤が「“きたないはきれい”ですからね」と付け加えた。日本を代表するバレエダンサーである首藤と、パントマイムを礎にジャンルを超えた活躍をしている小野寺。ともにベテランといえる立場にありながら、稽古場では何かを発見したかのような「そうか!」という声が度々上がった。ふたりがフレッシュに〈動き〉と向き合っている証左だ。「いまはひとつひとつの動きの意味をじっくり探っている。スタート地点に立つまでの時間を大切にしたぶんだけ、走り出したらすべてが繋がってゆく気がします」という首藤と、「今回、マイムが大好きになりました。マイムの面白さを、首藤さんという表現者を通じて伝えたい。“やっぱりこのふたりでやったら面白いね”といわれるものを見せたいと思っています」という小野寺。このふたりにしかつくりえない舞台が期待できそうだ。NAPPOS PRODUCE『斜面』は6月9日(土)から17日(日)まで東京・東京芸術劇場 シアターウエストにて上演。取材・文:釣木文恵
2018年05月21日「関ジャニ∞」丸山隆平が映画単独初主演を果たす、西田征史監督作『泥棒役者』。この度、西田監督初監督作品となった『小野寺の弟・小野寺の姉』から、向井理と片桐はいり扮する“小野寺姉弟”がカメオ出演することが明らかに。あわせて、仲良すぎのコメント映像も到着した。『小野寺の弟・小野寺の姉』は、2014年に公開された西田監督の監督デビュー作。向井さん演じる弟・進と、片桐さん演じる姉・より子、“日本一不器用な姉弟”の日常を描いた作品だ。そして今回、その小野寺姉弟が西田監督最新作『泥棒役者』にカメオ出演することが明らかに。2人は、劇中の重要なシーンで登場するそうで、その変わらぬ姉弟のやり取りには思わずニヤニヤしてしまうこと間違いなし。また到着した映像では、「タマとミキ」の絵本を片手に『泥棒役者』を観に行こうと話し始める小野寺姉弟が描かれる。タイトルの泥棒と聞いて、「怖いやつダメだもん」と尻込みするより子を、「怖くない、怖くない」と諭す進。そして、映画について「どういうのなの?」とより子から聞かれた進は、「ラブコメ」と答えるという内容だ。この映像は、即興芝居風になっており、2人は完璧に(?)“役者”になりきっている。またコメント部分でも、2人にしか醸し出せない空気感に思わずクスりとしてしまう映像となっている。『泥棒役者』は11月18日(土)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:泥棒役者 2017年11月、TOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開(C) 2017「泥棒役者」製作委員会
2017年11月13日俳優の草刈正雄が26日、自身のブログを更新。NHK大河ドラマ『真田丸』で演じた真田昌幸が25日放送回で最後を迎え、ブログに多くのコメントが寄せられたことに感謝した。草刈は25日の放送直後にブログを更新し、「真田丸を楽しんでくれてる皆さん!! ありがとう!!」と感謝。「昌幸は天に昇ってしまいましたが、これからもずっと応援して下さい!!」「これからも真田丸宜しく!!」と呼びかけた。この投稿に300以上のコメントが寄せられ、「本当に素晴らしい昌幸でした!」「草刈正雄さんの真田昌幸、本当に本当にほんとーに良かったです!!!」「愛すべき最高の昌幸を世に出してくださりありがとうございました!!」という絶賛の声や、「すっかり昌幸ロスです…」「昌幸ロス……しばらく胸が空洞化です」「昌幸ロスです。昌幸がいないなんて考えられません」と昌幸の死を嘆く声があがった。この反響を受け、草刈は26日に「皆さん。沢山のコメントをありがとう!!」というタイトルでブログを更新。「真田丸38話昌幸、皆さんの感想ありがとう!!」と感謝し、「あまりにも沢山の方が書き込みしてくれたのでゆっくりと読ませてもらいます。本当にありがとう!!」とコメントの数に驚きを示しつつ、感謝の言葉を重ねた。
2016年09月26日向井理と片桐はいりという異色の顔合わせが話題を呼んだ昨年公開の映画『小野寺の弟・小野寺の姉』。本編に加えて80分に及ぶ特典映像と豪華特典を収録したブルーレイ&DVD(特別版2枚組 ブルーレイ 5,800円税別 / DVD 4,800円税別 発売元:ポニーキャニオン)がリリースされた。監督・脚本・原作は映画『怪物くん』やアニメ『TIGER & BUNNY』など、数多くのヒット作を手がけている西田征史。西田はこの作品で第39回報知映画賞の新人賞を受賞するなど、その手腕を存分に発揮。今後さらなる活躍が期待されるクリエイターの一人でもある。物語は早くに両親を亡くして以来、一つ屋根の下で二人暮らしをしているより子(片桐)と進(向井)の姉弟が主人公。過去の失恋が原因となり恋愛に臆病になってしまった33歳の進と、他人よりもこだわりが強すぎ、おまけに生命力も異常なまでに強すぎる40歳のより子。互いにクセがありながらも、ほどよい距離感を保ちながら暮らしていた2人だが、ある日、誤って配達されてきた一通の手紙をきっかけに、それぞれの人生が意外な方向へ転がっていく……。2012年の単行本出版、2013年の舞台版(向井、片桐主演)を経て映画化された、"日本一不器用な姉弟"の恋愛と家族愛を描いたハートウォーミング・ストーリーだ。撮影を振り返っての思い出や作品への思い入れについて、向井は「舞台版の時に3カ月くらい、毎日ずっと稽古で、もちろん片桐さんも一緒で、地方に1週間っていうのもありましたし。舞台の演出も幕が開くと二人芝居から始まる形だったので、幕開け前は二人で必ず握手をしてました。映画は、そういうのがあっての集大成な感じもしますね」とコメント。また、「オーディオコメンタリーはかなり裏話をしているのでおすすめです。また、色々な質問にも答えているので楽しめると思います」と、今回のパッケージ化のオススメポイントをアピールしている。向井のコメントにもあるように、今回リリースされた特別版と通常版には映像特典として向井理と片桐はいり、西田監督によるオーディオコメンタリーとメイキング映像、予告編集を収録。加えて特別版は劇中に出て来るキャラクター・犬のペロ君のポストカード、そして全24ページオールカラーブックレット付と実に盛りだくさんとなっており、作品を見た人はもちろん、初めてこの作品に触れる人にも楽しめる内容となっている。ブルーレイだと特別版と通常版の値段の差は1,100円だが、その分かなり充実したボリュームとなっている。
2015年03月17日前編に引き続き、電子黒板機能付きプロジェクター"CP-TW3003J"の開発を担当した小野寺氏と、プロトラブズ社長トーマス・パン氏との対談をお届けする。後編では、実際の利用シーンと将来の活用方法について話が発展した。○これ一つですべての授業が可能にトーマス・パン氏(以下パン氏):電子黒板機能付きプロジェクターを使いこなせば、これだけで学校の授業を完結させることができますね。単に補佐するものではなく、こうした製品であるのは、どのような理由からでしょうか。小野寺信二氏(以下小野寺氏):黒板に書くような手書きと、デジタル機器として教材を呼び出したり書いたものを保存したりといったことの両方を、画面内の操作だけでシームレスかつ直観的に行えることをめざしたいと思い、開発しました。パン氏:それは学校への導入に際して、従来の考え方では難しい点があったということでしょうか。小野寺氏:機能を増やすと、先生方が使いこなすにはどうしてもトレーニングが必要になります。PCが動かないというだけで混乱してしまう。とはいえ、そのハードルは2年前と比べるとだいぶ下がってきました。スマホやタブレットが普及したおかげで、フラットパネル上での指やペンでの操作が身近になりました。パン氏:確かに、触って操作することに多くの人が慣れてきましたね。そうした教育の現場以外で、注目されている分野はどこでしょうか。小野寺氏:まずはビジネスユースです。書いた画像を保存できるので、会議の情報を容易に共有できますから。企業のお客さまからは、マーカーに近い書き心地や小さい字を書きたいという要望もあります。また、そのほかに美術館や展示会での利用も考えられると思います。双方向性を活かして絵画の関連情報を知ることができる、そんな利用方法も面白いのではないでしょうか。○双方向が創る未来パン氏:ハードウェアとアプリケーションが複雑に関係し合っているこのプロジェクターですが、新しいマーケットを見据えて、ソフトウェアを飛躍させることによりハードを売るという流れも見えてきますね。小野寺氏:一つお伝えできるのは、デジタル教科書です。今、教科書業界で次世代デジタル教科書の共通プラットフォーム開発に取り組んでいるという話もあります。例えば歴史の時間には「関ヶ原の戦い」が動画で見られるなど、電子黒板の上に教科書の内容に関連した動画などのデジタル教材が出せるようになります。このとき、操作やインタフェースがある程度共通化されると、先生方にとっても使い勝手が向上するのではないでしょうか。そのような環境が整い、先生方がアナログ・デジタルを意識せず、双方向のツールとして電子黒板を使い、子どもたちと向き合える、そんな授業のお手伝いができればと思っていますし、こういった進化に、プロジェクターもどんどん対応していきたいと思っています。パン氏:なるほど。教材を共有すれば、どんな先生であっても教え方を標準化することができますね。ここには非常に大きな夢があるように感じます。ものづくりの会社をやっている身としては、社内のトレーニングに使いたいですね。適切なガイドをすることで、誰が作っても高い品質のものができるようになる。そういった教育が、インタラクティブ機能を持ったこのスクリーン上で可能になりますね。小野寺氏:「表示するだけ」のプロジェクターにとどまらず、「双方向」というキーワードのもと、より広い用途で使っていただきたいですね。○アナログとデジタルをなめらかにつなぐパン氏:こちらの製品は2014年7月に発売されたばかりですが、反響はいかがですか?小野寺氏:主に教育関係の方に使っていただき、おおむね好評を得ています。しかし、課題もあります。今までマーカーでホワイトボードに書かれていたというお客さまからは、応答性をもっとあげてほしいという声がありました。人は字を書くとき、書いた軌跡を瞬時に判断し、次に書き始める位置を決めていきますが、電子黒板への指や電子ペンでの入力は、どうしても遅延が発生してしまうので、自分がいつも書いている文字と少し違ってきます。センサーのレスポンスやセンシティビティをさらに上げるのが今後の課題です。パン氏:もっと細かく、素早く反応してほしいというわけですね。ただ、解像度も処理速度も上げるとなると、コストとの兼ね合いが難しくなるのではないでしょうか。小野寺氏:確かにそうですが、お客さまからの要望でもあり、理想としては、アナログペンと同じような感覚でデジタルを使えるというところまで持っていきたいと考えています。また、今は平らな面に限られていますが、将来的には曲面や凹凸面など、さまざまな場所で操作可能な「投写する表示装置ならではの機能」を開発したいと思っています。○製品づくりで忘れないことパン氏:お話をうかがっていく中で、この電子黒板機能付きプロジェクターは単なるツールではなく、一つの文化になっていく可能性を秘めた製品だと感じました。また、ものづくりをしている者として品質へのこだわりと苦労にはとても共感できます。日立さんはパートナーさんとの関係をきちんと構築し、最後までやり抜いて日立の高品質な商品として市場に送り出している。この点はとても印象的でした。小野寺氏:ありがとうございます。「品質を守る」は、入社以来ずっと言われてきたことです。今後も品質を守りながら、パートナーの皆さんと一緒にものづくりを進めていきたいと思っています。「製品はお客さまのためにある」のだとわれわれは考えています。
2014年12月24日古味直志氏による漫画で、2014年1月~5月に放送されたTVアニメ『ニセコイ』に登場する「小野寺小咲」と「鶫誠士郎」が、2.5頭身のデフォルメフィギュア「ねんどろいど」シリーズで立体化され、「GOOD SMILE ONLINESHOP」にて予約受注がスタートしている。価格は3,704円(税抜)。2015年2月に発売される『ねんどろいど 小野寺小咲』は、特徴的な凡矢理高校の制服を丁寧に作り込んで立体化。表情パーツには、優しい「笑顔」に加え、ちょっと困ったような表情が小咲らしい「恥ずかし顔」やコミカルな「慌て顔」を用意している。さらに「通学かばん」や物語の鍵となる「約束の鍵」などオプションパーツも豊富に用意しており、ドキドキの告白シーンや登校シーンなど、劇中のさまざまなシチュエーションを再現できる。そして、2015年4月に発売される『ねんどろいど 鶫誠士郎』は、「ビーハイブ」の腕利きヒットマンを立体化。動きやすさ重視のブレザー系男子制服はもちろん、トレードマークでもある大きなリボンや銃もデフォルメながらも細部まで細かく造形されている。表情パーツにはクールな「通常顔」、コミカルな「慌て顔」や女の子らしい「恥ずかし顔」を用意。そのほか銃や劇中で登場したYシャツ姿の上半身が付属し、『ねんどろいど 小野寺小咲』と合わせて、劇中シーンを楽しめる。原型制作は、ともに七兵衛が担当。商品価格は3,704円(税抜)で、「GOOD SMILE ONLINESHOP」の受注締切はともに、11月26日21:00。商品の発売および発送は、『ねんどろいど 小野寺小咲』が2015年2月、『ねんどろいど 鶫誠士郎』が2015年4月を予定している。(C)古味直志/集英社・アニプレックス・シャフト・MBS
2014年11月03日俳優の向井理と女優の片桐はいりが30日、都内で行われた映画『小野寺の弟・小野寺の姉』(公開中)の大ヒット御礼舞台あいさつに出席した。『小野寺の弟・小野寺の姉』は、両親を亡くしてから、一軒家で暮らす不器用な姉弟の恋を描く、温かい人間ドラマ。向井、片桐の他、山本美月、及川光博、ムロツヨシ、寿美菜子、麻生久美子、大森南朋ら豪華キャストが出演。実写映画『怪物くん』(2011年)や、アニメ「TIGER&BUNNY」などの脚本を手掛けた西田征史監督がメガホンをとった。ぴあの出口調査で満足度ナンバー1になったことについて向井は「すごくうれしいです。満足度ってバロメーターなので」と大喜び。姉弟役ということで、似ている部分を尋ねられると、片桐は「体温が同じでした。体温というか、作品に対するモチベーションの温度が、同じでした。それは奇跡的なこと」と言うと、向井もうなずき「気負いがなかった。だらけているわけじゃないけど、西田さんがメガホンをとっていたからだと思います。一軒家で撮影していて、昭和のノスタルジーみたいな感じ。今回は脱力系のお芝居が必要とされていたので、そこの調節が似ていたかなと思います」と、撮影を振り返った。続いて、向井と片桐の仲良しぶりがわかるエピソードを、西田監督が披露。「一軒家に控室があり、呼びに行ったら、ふたりが横で寝てるんです。男と女じゃないですか!主演女優と、主演男優でしょ!?2人が無防備に寝てるのを見て、姉弟みたいだなと思いました」と感心。2人は覚えてないようだったが、片桐は「でも、これだけいっしょにいて、何の噂もなかった(苦笑)。悔しいな」と恨み節を口にし、会場は爆笑の渦に。3人とも続編についても前向きで、向井が「何でもできると思うんです。西田さん次第で」と言うと、片桐も「寅さん映画みたいに46作!」と西田監督にラブコールし、会場からも拍手が上がる。また、クロストークの後、向井たちから、感謝の気持ちを込めて、スペシャル映画グッズが当たる抽選も行われ、大盛況のまま、幕を閉じた。
2014年10月31日飛ぶ鳥を落とす勢い、とはまさにこのこと。向井理さんがすごい勢いで活躍しまくっているのはご存じの通り。先日、あるお仕事でインタビューをしましたが、あのちっちゃなお顔を目の前にして、「確かに、カッコいい」と認めざるを得ませんでした。そして、取材の際に撮影した写真がまたカッコいい。映画でも、TVでも、CMでも、グラビアでも文句なし。でも、“何をやってもカッコいい”という評判は、もしかすると、俳優にとってはちょっとやっかいなものなのかもしれません。美しすぎた若き日のブラピが、デビューからしばらくは奇妙な役ばかりやっていましたが、やはり真剣に演技へと向かっていこうとすると、外見がイカし過ぎなのは考えもの。そこばかりに目が行き、正当な評価がされにくい。贅沢な話ではありますが、本人たちにとっては深刻な事態。あえて、個性的な役に挑むのは当然の流れといえます。そこで映画『小野寺の弟・小野寺の姉』。ここで向井さんが演じるのは、早くに両親を亡くしてから、姉・より子(40歳)と一軒家で共に暮らし続けている小野寺進(33歳)。不器用で内気、恋に奥手な進と、弟の幸せを願い続け自分の幸せを後回しにしてきた姉の、互いを思いやる心が何とも胸に染み入る物語です。進は、いつも髪に寝ぐせをつけ、ファッションにもそれほどこだわらない黒縁眼鏡男。“崩れた”というには、まだまだ“向井理”の原型を残し過ぎですが、決してイケメンではない役で、ぼそぼそと喋る完全な理系。ご自身も、わりと“暗い”らしく(本人談)、さらに親しくしている西田征史監督が彼のために書いた役だそうで、本人に近い部分も多いとか。この世界に入っていなかったら、彼はこんな感じで生きていたのかな…という“もうひとつの可能性”を探ってみるのも、本作の面白い見方かもしれません。とはいえ、向井さんじゃなく小野寺進だって、現実に近くに居たら十分に“射程圏内”という人は多いはず。姉の優しさにより育まれた彼の思いやり溢れる性格は、人によっては物足りなかったり、分かりにくかったりするかもしれません。ちゃんと好きなら好きだと言って欲しいし、自分からデートに誘って欲しいし、二人の関係がなかなか進められない理由があるならそれもきちんと説明して欲しい。そう思うのが女性でしょう。でも、日本人は昔から、察する文化を共有してきたのだから、こんな風に不器用な人の気持ちを察することは比較的得意なはず。みなまで言わない、そういう奥ゆかしさがカップルの中にあってもいいし、それができる間柄も素敵だと思うのです。親しい仲にも、距離はあっていい。実は、進とより子の関係も、親しいばかりでなく距離があります。それは、冷めているからではなく、思いやりや敬意があるからこそ生まれる距離。それを大切にできる人たちは、人を慮ることができるし、誰にでも優しくて調子ばかり良い器用な人よりは、ずっと誠実な感じがするのです。外見ばかり気にしていておしゃれ過ぎる男性も、ちょっと浅い気がしますし。進の寝ぐせだけはどうにかしてほしいですが、これは女性が毎朝何とかしてあげられそうですからね。つまり、私は好きなんです。不器用でちょっと距離感がある進のような人が。そういう人が徐々に距離を詰めてきたとき、さらに喜びを感じたりして。明け透けでない相手の心をさぐるのも楽しいもの。向井理≒小野寺進の魅力から、イカしすぎない男性の魅力に目覚めてみては?(text:June Makiguchi)■関連作品:小野寺の弟・小野寺の姉 2014年10月25日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2014『小野寺の弟・小野寺の姉』製作委員会
2014年10月27日「ぴあ」調査による2014年10月24日、25日のぴあ映画初日満足度ランキングは、向井理と片桐はいりが主演した『小野寺の弟・小野寺の姉』がトップに輝いた。2位にデンゼル・ワシントンが『トレーニング・デイ』の監督と再タッグを組んだ主演最新作『イコライザー』が、3位にヨガを通して変わっていく女性の姿を描いた『シャンティ デイズ365日、幸せな呼吸』が入った。その他の写真1位の『小野寺の弟・小野寺の姉』は、生真面目な姉と引っ込み思案で奥手な弟の恋と人生を描いた作品。監督は『TIGER&BUNNY』の脚本家、西田征史。出口調査では「ほのぼのと心温まる姉弟の物語で、片桐はいりの素朴で味のある演技がよかった」「姉弟ふたりの掛け合いが本当におもしろかった。笑えて、ラストはうるっとくる締め方で泣きそうになった」「のんびりとした映画だったが、自分のことを振り返り、改めて身近にいる人たちの大切を感じた」「思いやりの心、ありがとうの気持ちが描かれているので心に余裕がない人に観てほしい」など、10代から60代までの観客から支持を集めた。2位の『イコライザー』は、ワシントンが仕事請負人として夜な夜な世の不正を抹消していく男を演じたアクション映画。観客からは「寡黙だがやるときはやるという主人公のキャラと、デンゼル・ワシントンの落ち着きがあってタフで強いという雰囲気がマッチしていてよかった」「デンゼル・ワシントンの力強いアクションが観られて大満足! 伏線をしっかり回収したストーリー構成もよい」「観終わったあとに余韻を残す“静”のあるアクション映画。本で主人公の心理を表現するなど、いろいろな工夫があっておもしろかった」「身の回りの物を使って敵を倒すなど、映画的におもしろい要素が多くある作品」などのコメントが寄せられた。(本ランキングは、10月24日(金)、25日(土)に公開された新作映画7本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2014年10月27日「今回ほど、自分自身と役の境目がなかったことはないですね」。映画『小野寺の弟・小野寺の姉』で演じた進という役柄について、向井理はそう語る。朝ドラから漫画原作の映画までタイプの異なる幅広い役をこなし、自然に役に溶け込むがゆえ、どの役からもなかなか彼自身の“素”が見えないが、本人の言葉を信じるなら、本作で見せている姿が、まさにプライベートでの向井理そのものということになる。その他の写真両親の死後、2人で生きてきた姉のより子と弟の進が反発し合いながらも互いの幸せを願い奔走する姿、各々の不器用な恋愛模様を絡めつつ描き出す本作。向井にとって特別な作品となったようだ。原作は本作で長編初監督を務めた西田征史自身による小説。映画に先立ち昨年、映画と同じく向井と片桐はいり主演、西田演出による舞台版が上演されたが、5年ほど前から映画化を含めた企画が決定していたとあって「やっと来た、という思いだった」と明かす。舞台版が姉弟に降りかかる非日常的な事件を描いたのに対し、映画で描かれるのは他愛のない日常。それを踏まえ、向井が意識したのは「より子との距離感」だった。「2人が一緒にいて話しているシーンはもちろんですが、セリフなしでより子を見ている進の表情からより子の人物像が見えてきたり、一人でいる時でも何となく互いへの愛情が見えてくる、そんな雰囲気を出せればと思ってました」。とはいえ冒頭の発言でも分かるように、役を作りこむといった作業は一切なく、西田からも細かい注文も片桐と姉弟関係について話し込むということも全くなかった。「何も考えてなかったというのが正直なところです(笑)。舞台の上で少し緊張してスタンバイしている僕らの姿や、撮影の合間にベラベラと話している様子を見て、西田さんには僕らが本当に姉弟に見えたそうです。作りこんで役に寄せるのではなく、自然に築いてきた関係をそのまま映像に乗せたという感じでした」。2010年の『ゲゲゲの女房』への出演と前後して巻き起こった“熱狂”から数年。いまなお人気は衰えることを知らないが、周囲の喧騒をよそに当人は「僕自身はデビューしてから何も変わってないというのが正直な思い」と冷静そのもの。ただ、本作の西田然り、同じ監督・演出家と2度目、3度目となる仕事が増えてきたことに喜びと責任を感じている。「一度呼ばれて、次もまたその次の作品でも呼ばれるものを常に提示していきたいです」。『小野寺の弟・小野寺の姉』10月25日(土)新宿ピカデリーほか全国公開取材・文・写真:黒豆直樹
2014年10月23日映画『小野寺の弟・小野寺の姉』の試写会が10月14日(火)に開催され、主演の向井理と片桐はいりが揃って舞台挨拶に登壇した。不器用ながらも互いを思いやる姉弟の姿を描いたハートウォーミングコメディ。親を亡くして以来、2人で暮らしてきた小野寺姉弟のなかなか進まない恋模様などを描き出す。公開前に映画をアピールする絶好の機会ながら、向井さんも片桐さんも劇中のテンションそのまま自然体ののんびりしたムード。片桐さんが「眠くなるような…いや、家でくつろいでいるような感じで観ていられる映画が出来ました」と言えば、向井さんも「何もない…いや、ストレスなく観られる映画です!」とまさかのネガティブPRかという失言まじりで映画を紹介し笑いを誘う。ダメ男気味の進を演じる上で、向井さんには意外な苦労があったそう。役柄的にどちらかと言えばヒョロッと弱々しいイメージの進だが、ちょうど本作の撮影の時期は、向井さんが元プロボクサーの警官を演じたドラマ「S -最後の警官-」の撮影と重なっていたそうで当時、向井さんの肉体はムキムキ!「大変でしたよ。緩い服を着ないと(筋肉が)浮いちゃう…」と苦笑交じりにふり返ったが、“姉”からすかさず「筋肉自慢?」と茶々が入る。さらに片桐さんは「シャワーシーンもありますので!」と向井さんの隠れマッチョ(?)ぶりを発見するチャンスとばかりにファンの期待を煽る。片桐さんは、改めて向井さんについて「みんなが弟にしたいキャラ。いつもこっちが勝手なこと言ってても微笑んで受け止めてくれる」とその度量の広さ、懐の深さを絶賛。向井さんは片桐さんについて「自然体でいられるのがすごい。作っているわけでも天然でもなく、素でそこにいられる強さを持っている」と評する。初共演の時から現場で自然に仲良く言葉を交わしていたそうで、その時には舞台や本作の企画もすでに動き出しており「常にこの作品のことが頭の隅にあった」と向井さん。片桐さんは「その間に“ゲゲゲ(=向井さん出演の朝ドラ『ゲゲゲの女房』)”も“じぇじぇじぇ(片桐さん出演の朝ドラ『あまちゃん』)”もあり、向井理の成長を見てきました。ずいぶん変わりましたよ」と“弟”の成長に目を細めていた。『小野寺の弟・小野寺の姉』は10月25日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:小野寺の弟・小野寺の姉 2014年10月25日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2014『小野寺の弟・小野寺の姉』製作委員会
2014年10月15日片桐はいりと向井理が姉弟役で共演する舞台、『小野寺の弟・小野寺の姉』が7月に開幕。そこで小野寺の姉・より子役の片桐はいりと、小野寺の弟・進役の向井理にそれぞれ話を訊いた。舞台『小野寺の弟・小野寺の姉』チケット情報すでに『ママさんバレーでつかまえて』『ハングリー!』でも共演を果たしている片桐と向井。向井は片桐について、「本当にすごい人」と切り出し、「僕が心から尊敬していることを、はいりさんは全然感じていないと思いますけど(笑)。そんなはいりさんと、特に舞台でご一緒出来るのは本当に楽しみですし、同じくらい怖くもあります」と明かす。それについて片桐は、「向井さんは私と真逆の人。不器用な私と違って、何でもサラリとこなせてしまう。自分とは全然違うタイプだからそう思うのではないでしょうか…」と、遠慮がちに語る。今回作・演出を手がけるのは、『ママさん~』でもそのふた役を担った西田征史。実は片桐にとって西田作品は、「最大公約数をつかむような、かなり難易度の高いもの」らしい。「私が考えつかないような角度から、西田さんの笑いは生まれていく。どちらかと言うと私は、ピンポイントを狙うような芝居に慣れているので、そこはもうちょっと間口を広げていかないと難しいかなと思います」と、現段階での課題を挙げる。さらにあまりやったことのない、物語の主軸を担う人物だけに、「そういう“わきまえのある主役”というのを(笑)、向井さんに教えてもらいたいです」と続ける。その向井にとって西田は「兄貴みたいな存在」であり、「ちゃんと笑えて、意外に泣ける。すごく緻密で愛のある作品を作られる方。そんな西田さんが長年温めていた作品に参加できるのは、すごく嬉しい」と目を輝かせる。また舞台では初のコメディということで、「そこは今まで全部はいりさんに持っていかれたところなので、今回はぜひ僕も取りにいきたい」と意欲を見せる。向井が演じる進は、姉に翻弄されながらも能天気で自由な、ちょっと内気な男性。自らのことを「あまり快活ではない」と語る向井だけに、「あまり違和感なくできるのでは」と笑う。片桐演じるより子は、本人いわく「思いの分量が多過ぎる人」。また足し算ではなく引き算していく役だと考えており、「今回はちょっと薄味にチャレンジしてみようかなと。『私の出汁、どれくらい出てますか?』ってことをはかられる場所になると思います」と話し、ベテラン女優のさらなる飛躍を予感させた。公演は7月12日(金)から8月11日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場、8月22日(木)から28日(水)まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて。東京公演のチケットは発売中。大阪公演は5月18日(土)午前10時より一般発売開始。なお、チケットぴあでは大阪公演のインターネット先行抽選を5月1日(水)午前11時より受付。取材・文:野上瑠美子
2013年04月26日