●「今日を全力で生きよう」という気持ちが強く俳優の山下智久が、映画『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』(Prime Videoにて独占配信中、ディレクターズカット版7月7日より劇場公開)で視覚障がい者という難役に挑んだ。本作に参加したことで人生において何が大切か改めて考え、「もっと情熱的に生きよう」と意識するように。また、近年海外で活動する中でも変化がある一方、「予定調和を裏切りたい」という思いは昔から変わらないという。活躍の場を広げている山下の進化と、変わらぬモットーに迫った。本作は、次第に目が見えなくなる病を患った漫画家・真治(山下)と、彼を支える生まれつき聴覚障がいを持つ女性・響(新木優子)の切なくも温かいラブストーリー。『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン監督が手掛けた。山下は真治を演じるにあたってまず、「目が見えるところから見えなくなる絶望」をどう表現するかなど、彼の心情を大切に。視覚障がい者の感覚や気持ちを知るために、自宅で目隠しをして過ごすこともあったという。「目隠しをして過ごしたことで、耳での情報などにも気づけるようになりましたし、普段どれだけ視覚に頼っているのか改めて気づきました。テクニカルな部分では手の表現を取り入れました。怪我したらいけないので手のひらはあまり使わないらしく、まずは手の甲で触ることを意識しました」王道ラブストーリーを演じるのは、2017年の『ボク、運命の人です。』以来約6年ぶり。「若い頃は受け取りやすい情報だけで判断していましたが、大人になるにつれて裏の感情も考えられるように。目が見えないけれど人を愛するという難しい役でしたが、今の年齢だから表現できるものがあるのかなと思いました」新木とは、劇場版『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』以来約5年ぶりの共演。今回は相手役ということで距離が近くなり、新木の作品に対する強い思いをより感じたという。「以前から努力家な方だと思っていましたが、今回さらに、役を作るために時間をまっすぐ費やす強さを持っている方だなと思いました。彼女の強い思いを現場ですごく感じ、リスペクトしています」そして、本作に参加したことで「今日を全力で生きよう」という気持ちが強くなったと明かす。「人生いつ何が起こるかわからないので、大切な人たちに自分の気持ちをしっかり伝えていこうと思いましたし、もっと情熱的に生きようと思いました。大人になるにつれて自分を型にはめないといけない瞬間があり、自分を抑えて生きてきたような気がしますが、殻を破って情熱を開放していきたいなと。そういうエネルギーをいただいた気がします」作品作りに関しても、妥協したくないという思いが増したという。「自分がこういう決断をしたほうがみんな楽かなと思って妥協することもありましたが、作りたいものに対して妥協せずに進む強さをもう少し表に出してもいいのかなと思いました」また、イ・ジェハン監督と韓国の撮影チームとの仕事は、「カルチャーを取っ払って、本質について共有する感覚があった」と言い、「作品の中で『魂』という言葉も出てくるのですが、思いやり、愛、情熱は世界共通のもの。だからこそこの作品も、日本だけではなく、違う国の方たちにも届くのではないかなと思います」と話した。●昔から変わらぬ思い「いい意味で裏切りたい」本作で改めて俳優業の醍醐味も感じたという。「違う人間を作り上げてそれになりきる作業は、いつまで経っても興味深いなと感じていますし、人間を学ばせてもらっている気がしています。皆さんと議論していく中で自分の視野が広がる感覚も楽しくて、それも作品を作る魅力の一つだと思います」そういった醍醐味は、最近より感じるようになってきているという。「いろんな役を演じ、役を作る上でのアプローチ方法がどんどん出てきて、これやってみよう、あれやってみようと挑戦する楽しさを感じています。また、そういった計算ではなく、現場でその瞬間に生まれるものがあると知ってより楽しくなりました」山下は以前、バラエティ番組に出演した際、大ヒットドラマ『野ブタ。をプロデュース』で演じた彰のチャラいキャラについて、当初は優等生キャラだったものの、本番で監督の要望とは真逆のことをして生まれたと明かしていた。当時“イヤイヤ期”だったため違うことをやったという山下だが、「いい意味で裏切りたいという気持ちはずっと変わっていない」と言い、「天邪鬼なところがあって、子供の頃から予定調和的なのが好きではありませんでした。役も、自分の生き方も、予定調和にならないようにしている気がします」と自己分析。予定調和を壊すことで想像を超えるものを生み出し、多くの人たちを楽しませたいと考えている。「こんな役やらないだろうという役に挑戦するなど、グッドサプライズを届けたいという気持ちは常にあります。そのほうが見ていて飽きないと思いますし、俳優の話だけでなくすべてにおいて、いい意味で裏切っていきたいと思います」最近、予定調和を裏切るような挑戦をして、新しいものが生まれたエピソードを尋ねると、7月19日にリリースするニューアルバム『Sweet Vision』で経験したと明かした。「普段ならやらないような曲をやりたくなって、歌ってみたら意外と歌いやすくて、もしかしたら自分の声にこういう曲も合っているのかなと。そういう風に自分のイメージとは違うものにも挑戦していこうと思います」●海外への思いと進出後の変化「肩の力が抜けた」『THE HEAD』(2020)で海外ドラマ初出演を果たし、海外でも着実に活躍の場を広げている山下。全編英語の役を演じたり、海外での取材会で通訳なしで対応したり、勉強を重ねてきた英語を存分に生かしている。海外に対する興味は、子供の頃にすでに芽生えていたという。「同じ年齢くらいのアメリカ人の親戚が夏休みによく遊びに来ていて、土足で家に入ってくるなどカルチャーの違いに衝撃を受け、いつか自分も違うカルチャーを見てみたいと興味を持つようになりました」そして、芸能界に入って海外のエンターテインメントにも触れる中で、より具体的に海外で活動したいと考えるように。「新しい世界を見たい」という好奇心はずっと続いている。ワールドワイドに活躍する中で変わったことを尋ねると、「肩の力が抜けた」と告白。「それまでは気を遣いすぎていて、いい意味でも悪い意味でも型にはまっていた自分がいましたが、とらわれなくていいと思うようになりました」と語る。はっきりと本音を言う外国人と接する中で、力を抜けるようになっていったのだという。「日本だと『疲れてないですか?』と聞かれたときに、少し疲れていてもみんな『疲れてないです』と答えますが、外国人は『疲れた』『疲れているけどやるしかない』と正直に答える。そういう姿を見て、肩肘張らずリラックスできるようになってきたのかなと思います」本作の主人公・真治は視力を失うことで人生のどん底を味わう。山下にとっての“どん底”経験を尋ねると、「挫折はいっぱいありますよ。数えきれないです」と言い、「ずっと男性社会で生きてきたので競争が激しく、大変な挫折を何度も経験しながら、立ち上がるたびに強くなっていると思います」とたくましい。その強さはマイケル・ジョーダンの生き様から影響を受けているようだ。「NBAで一番成功した人はマイケル・ジョーダンですが、実は一番失敗した人もマイケル・ジョーダン。それだけ一番シュートを打った人が成功に近いということで、挫折しても何回でも立ち上がると成功に近づくという哲学を教えてもらった気がしていて。失敗は成功するための試練だと思うようにしています」●内に秘めた熱さを表に出して「もっと情熱的に」現在38歳の山下。今後どのようになっていきたいか尋ねると、「自分に素直に情熱的に生きていこうと思います。内に秘めた熱さはずっと持っていたタイプだと思いますが、それをもっと表に出していきたい」と回答。やはり本作が自身に与えた影響はとても大きいようだ。そして、「一つ一つの出会いを大切にしていきたい」と続け、企画・プロデュースへの意欲も見せた。「先のことは予知できないので、だからこそ一つ一つの出会いを大切にしていくしかないのかなと。作品との出会いもそうですし、本を読んでこれを実写化したいと思うような出会いがあるかもしれないですし、自分で企画をして0から作っていく作業もしていきたいなと思っています」山下は本作の主題歌「I See You」も担当している。「映画の撮影が終わったあとに制作にとりかかったので、役のDNAが意識的にも無意識的にも入っていて、歌詞も深く、熱い情熱を感じました。映画同様、そういう思いが詰まった楽曲で、僕なりの情熱を込めました」そして、「英語詞ですが、“僕の血液に君が流れている”という表現がすごく情熱的だなと思い、僕の中で強く残っています。どうせ愛するならそれぐらい情熱的に愛するのがロマンチックだなと思いました」さらに、「人生1回しかないですし、当たり前がいつ当たり前じゃなくなるかわからないという経験を僕らはここ数年でしてきた。そういうタイミングだからこそ、もっと情熱的に自分にも人にも素直に生きていこうと思えたので、このタイミングでこの映画に出会えたのも運命だなと思います」としみじみ。最後にファンに向けて、「いつも応援していただきありがとうございます。『SEE HEAR LOVE』は日本チームと韓国チームが心を一つにして、たっぷり情熱を注いで作り上げたラブストーリーです。作品を見た後に、大切な人に連絡したくなるような温かい作品になっていますので、世代問わず見ていただきたいです」とメッセージを送った。■山下智久1985年4月9日生まれ、千葉県出身。1996年より芸能活動開始。俳優として数々のドラマや映画の主演を務めるほか、アーティストとして音楽活動も精力的に行い、活躍の場を海外にも広げている。主な代表作にドラマ『野ブタ。をプロデュース』(05)、『クロサギ』(06)、『コードブルー ‐ドクターヘリ緊急救命』シリーズ、映画『あしたのジョー』(11)、『近キョリ恋愛』(14)など。『THE HEAD』(20)で海外ドラマ初出演を果たし、ハリウッド映画『マン・フロム・トロント』(22)に出演、今年9月に配信される『神の雫/Drops of God』で海外ドラマ初主演を務める。昨年はドラマ『正直不動産』も話題を呼び、2023年度冬に『正直不動産スペシャル』も放送予定。High Hope Entertainment 所属。
2023年07月09日俳優の山下智久と女優の新木優子が7日、都内で行われた映画『SEE HEAR LOVE見えなくても聞こえなくても愛してる』劇場公開初日舞台挨拶に、深水元基、イ・ジェハン監督とともに登壇した。本作は、次第に目が見えなくなる病を患った漫画家・真治(山下智久)と、彼を支える生まれつき聴覚障害を持つ女性・響(新木優子)の切なくも温かいラブストーリー。『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン監督が手掛けた。七夕ということでキャスト陣は浴衣姿で登場。山下は「先週までアジアを回らせてもらったんですけど、帰ってきて浴衣を着て、日本に帰ってきたなという気持ちがして、僕自身も着る機会がないので、七夕の日に浴衣を着えていることをとてもうれしく思っています」と喜んだ。新木も「着る機会がなかったので、こういうイベントで、しかも七夕の日に着物を着て作品とともに舞台挨拶ができることがうれしいですし、忘れられない1日になるなと思いました。すごくうれしいです」とにっこり。深水は「普段プライベートで着ることはないんですけど、時代劇とかでしか着ないので、七夕の日に着付けしていただいたので、今日はみんなにいっぱい写真を撮ってもらいたいなと思います」とお茶目にコメントした。キャスト陣の浴衣姿を見て、イ・ジェハン監督は「私も着てみたいと思います。韓国に帰る前に1着買いたいと思います」と話していた。映画『SEE HEAR LOVE見えなくても聞こえなくても愛してる』は、Prime Videoで独占配信中、7月7日よりディレクターズ版劇場公開。
2023年07月07日山下智久主演、Prime Videoにて独占配信中の『SEE HEAR LOVE見えなくても聞こえなくても愛してる』のディレクターズカット版が7月7日(金)より全国の劇場にて公開された。『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン監督が手掛ける本作は、次第に目が見えなくなる病を患った漫画家・真治(山下智久)と、それを支える生まれつき聴覚障がいを持つ女性・響(新木優子)の切なくも温かい愛に溢れた物語。山下さん、新木さんを支えるキャストには、ヒロイン・響に片想いする社長・植村大輔に高杉真宙。山下さん演じる漫画家のアシスタントで、彼に想いを寄せる中村沙織に山本舞香。医療サポートタクシーの強面運転手で、実は真治の漫画「ONLY FOR YOU」のファンである菅原哲也役に深水元基。響と親しくなるジャズカフェのオーナーで、実は高杉さん演じる社長の秘書である遠山恵役に山口紗弥加。真治が描く漫画の出版社の社長役に菅原大吉。そして真治の唯一の家族で、破天荒でありながら孫に深い愛を注ぐ祖母・泉本多恵役に夏木マリと、多彩な顔ぶれが勢ぞろい。7月7日より公開される劇場版では、配信とは異なるディレクターズカット版となっており、特別映像が本編の最後に用意されている。また、入場者特典は全9種類のポストカード3枚セットが配布される(※ランダム配布・数量限定)。『SEE HEAR LOVE見えなくても聞こえなくても愛してる』はPrime Videoにて配信中。ディレクターズカット版は全国の劇場にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:SEE HEAR LOVE見えなくても聞こえなくても愛してるディレクターズカット版 2023年7月7日より公開©2023「SHL」partners
2023年07月07日山下智久の海外ドラマ初主演作「神の雫/Drops of God」より、ティザービジュアルが到着した。世界的ワインの権威アレクサンドル・レジェが亡くなった。パリで暮らす彼の娘カミーユと、彼に師事していた遠峰一青は弁護士に呼び出され、彼の遺言を聞く。それは、ワインに関する3つのテストの勝者どちらかに、総額1670億円にも及ぶ世界最大のワインコレクションを含む莫大な遺産を譲るという驚くべきものだった――。本作は、ワインブームに火を付けた伝説的大人気漫画「神の雫」(作・亜樹直画・オキモト・シュウ/講談社)のドラマ化。世界随一のグローバルテレビジョンスタジオ「レジェンダリー・テレビジョン」(アメリカ)と、高品質なテレビ番組を世界中の視聴者に届ける独立系製作配給会社「ダイナミック・テレビジョン」(アメリカ)、フランス国営放送局グループの「フランス・テレヴィジオン」、そして「Hulu Japan」の4社が共同製作を行った日仏米共同製作の国際連続ドラマだ。原作漫画で物語の中心となっている“神咲雫”という男性キャラクターは、今作ではフランス人女性・カミーユに置き換えられ、主人公は山下さんが演じる聡明なワイン評論家・遠峰一青として大胆アレンジした。フランスと日本を舞台にした本作は、フランス・イタリア・日本など、世界各国で約10か月の長期間に及び撮影。日仏英の多言語で展開される。今回完成したティザービジュアルは、アレクサンドル・レジェ(スタンレー・ヴェベール)の一人娘で、彼が遺した遺産をかけて一青と闘うことになるカミーユ(フルール・ジェフリエ)が、一青とフランスの雄大なブドウ畑に佇んでいる姿が写し出されている。家業を継ぐことに抵抗を覚え、自らワインの道を選んだ“ワインに人生をかけた男”一青と、過去のトラウマから一切ワインを受け付けない体質だが、父親譲りの人並外れた味覚や嗅覚を持つ“ワインに運命を狂わされた女”カミーユ。総額1670億円にも及ぶ、世界最大のワインコレクションをかけた2人の対決に注目だ。Huluオリジナル「神の雫/Drops of God」は9月15日(金)よりHuluにて独占配信開始(全8話)。(シネマカフェ編集部)
2023年07月03日山下智久が主演を務める映画『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』がPrime Videoにて独占配信中。映画『私の頭の中の消しゴム』で広く名前を知られるイ・ジェハン監督が演出を手掛け、山下が約6年ぶりに本格的なラブストーリーの主人公を演じることでも注目を集めている本作。山下が扮する泉本真治は漫画家という職業で、ようやく自分の作品が世に認めれる兆しが見えた矢先に聴覚障害を発症してしまう。人生に絶望し、自らその命を絶つことも考えるが、そんな彼を支えるのが生まれつき耳の聞こえない新木優子が演じる相田響。視覚と聴覚に障害がありながらも心を通わせていく二人の姿が、イ・ジェハン監督の緻密で繊細な演出の下で描かれる。視覚障害という身体的ハンディキャップに加え、さまざまな局面で難しい心理表現が求められる真治というキャラクター。山下はどのように役と向き合ったのか、また本作の主題歌「I See You」を歌う彼が、音楽活動に対する想いも語ってくれた。「想像しきれないぐらいのショックはあるんじゃないか」──本作に対してはどのようなアプローチから入りましたか。シンプルに目隠しをして生活してみるとか、アクティングコーチに相談して技術的なアプローチ法を試してみるとか、視覚障害の方の役が出てくる作品を観るとかもしましたけど、一番はやはり監督と話し合うことだったと思います。今回、衣装合わせを3回くらいしたんですけど、今までで一番じゃないかと思うくらいいろんなパターンを試して。そのくらい、監督はディテールまでこだわる方で、監督の視点からは明確なものが見えているんだろうなと感じました。監督のスポットに入るまで、衣装に限らず何に対してもそういうプロセスを繰り返していたような気がします。それから、実際に視覚障害がある方とお会いする機会も設けていただきました。生まれつき見えない方もいれば、真治のように途中から見えなくなってしまった方もいて、お話をさせていただいても、まるで見えているように感じる方もいれば、そうでもない方もいて、人によってさまざまな状況があることを改めて感じました。──真治の心情を理解する上でヒントとなったことは?やはり視覚障害がある方から実際に聞いたお話はキャラクターを作っていく上ですごくヒントになりました。その方も視覚を失ったときは自分から命を絶ってしまおうかと思うぐらいの絶望を味わったそうです。ただそれでももう一度立ち上がろうと思えたのは、家族の支えだったと聞いて。「やっぱり人なんだな」ということをすごく感じました。『SEE HEAR LOVE』 (C)2023「SHL」partners──もし自分が視覚を失ったとしたら……。怖いですね。自分の家の中でさえ目隠しをしたら何がどこにあるか全くわからなかったので、想像しきれないぐらいのショックはあるんじゃないかと思います。それだけ視覚に頼って生きているってことで……。この作品では視覚を失ったことで気付けることや、感じるものがあるということを一つのテーマとしているのですが、やっぱり想像するとすごく怖いです。──視覚を失ってしまう真治という役を通して、ご自身の中で感じたことはありますか。周りにいてくれる人の大切さをより実感しました。目隠しをして外を歩くこともやってみたんですけど、ホントに周りの人がかけてくれる声だけが頼りというか、こんなにも聞くことに集中したことはないと感じました。そういう意味で、視覚があるときとは全く違う神経を使うんだろうなって。見えない方は相手の声のトーンで嘘をついているとかの感情がわかるらしいんですけど、その感覚も少しわかりました。監督業に興味?「修行を積んだらやってみたい」──イ・ジェハン監督との作品作りではどんなことを感じましたか。監督の作品のファンでもありましたし、一言では言い表せないんですけど、ご一緒させてもらって僕が気づいたのは、小さいものが小さくないんだなと。例えば、小物一つ撮るときも明確に撮りたいものがあって、テイクを何度も重ねるんです。僕はテレビドラマの現場で育ってきたので、小物は本当に小物扱いというか(笑)。けど監督の場合は小さいものをすごく大きく捉えていて、小物が主役のこともある。そのぐらいディテールが持つ影響力を知っている方なんだと思います。それは小物に限らず、僕らの表情を撮るときも、カメラアングルや光、使うレンズ、そういうすべてのところに反映されています。(イ・ジェハン監督の代表作の一つ)『私の頭の中の消しゴム』(2004年公開)は、僕が高校生のときの映画なんですけど、今回、改めて観直してみると、当時は気づけなかったことに気づけることもあって。レイヤーって言うんですかね、一つのシーンの中に何層ものレイヤーが重なっていて、それが見えてくるんです。今回撮影をしている時も、レイヤーをすごく意識されているんだと感じました。キャラクターの感情とか、そのときの状況とか、それこそカメラアングルとか、レンズとか、そういうこだわりが何層もあるから、時が経っても色あせないものになるんじゃないかと思いました。あとはトラブルがあったときの対処法が素晴らしかったです。トラブル自体を活かすこともあれば、発想を全く変えることもあるのですが、マイナスをプラスに持っていける人。もちろん悩まれるし、時間もかけられますけど、そこはすごい特技なんじゃないかと思いました。──演出で印象に残っていることはありますか。たくさんあります。毎日が楽しかったです。自分が思っていたことと真逆のことを言われてハッとすることもあったんですけど、正反対のようで実は近いというか。長所と短所が同じところにあるような、うまく言葉で説明できないんですけど、そういう気づきが随所で味わえました。──具体的な動きとかではなく、心情的なところを演出されるんですね。もしかしたら人によって違うのかもしれないですけど、僕にはそういう演出方法でした。監督からは「最低でも5テイクはやりたい」と言われていて、良くても悪くても5テイクは撮るんです。だからその中から1つを選んで繋げていくことを考えると、壮大なパズルというか、工程が何百、何千ってあるので、監督っていう仕事のすごさをのぞかせてもらった気がします。役者のコンディションとか、声のトーンとか、表情も数えきれないほどあるので、それが上手くバチっとハマるって奇跡的なことだと思うんです。さらにそこに前後のシーンとのバランスとかもあるし、ちょっと今の自分にはできないと思いました。──“今”とおっしゃいましたが、監督業にも興味が?修行を積んだらやってみたいです。5年後とかなら(笑)。主題歌には「意識的にも無意識的にも役としての魂のようなものが注げた」──これまでもラブストーリーの主人公をいくつも演じられてきましたが、30代になって変化を感じる部分はありますか。20代の頃と比べるとちょっと(キャラクターが)現実的になったのかもしれないです。若いときは先が見えていなくて、「その瞬間を全力で」という感じだったんですけど、今は、現在だけじゃなくて5年後、10年後まで視野に入れながら相手を見ている気がします。──響役の新木優子さんとの共演はいかがでしたか。新木さんとは以前、共演(『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』シリーズ)したこともあってよく知っていたし、たくさんサポートをしていただきました。すごく集中して撮影をしていたので、現場がピリッとすることもあったんですけど、そういうときに場を和ませてくれたり。新木さんじゃなきゃ成り立たないところも多かったので、とても感謝しています。『SEE HEAR LOVE』 (C)2023「SHL」partners──山下さんが歌う主題歌「I See You」についても教えてください。映画の世界観ととてもマッチした楽曲ですね。歌詞を何度も変更して、レコーディングも何度もやって、すごく時間をかけました。歌詞に映画の中に出てくる詩のエッセンスを入れているんですけど、その詩はもともとドイツ語で書かれたものだったんですね。そしたら映画のスタッフさんにドイツ育ちで、ドイツ語がネイティブな日本人の方がいたんです。監督はもともとドイツ語を英語に訳したものから理解していたらしいんですけど、ドイツ語のニュアンスをそのまま伝えることができる方がいたことで、歌詞もそのニュアンスに合わせて微妙にマイナーチェンジをしました。ドイツ語がネイティブの方って珍しいので、そこでもすごく恵まれているなと思いました。それから、ミュージック・ビデオは映画と同じカメラマンさんに撮っていただいたので、本当に映画の遺伝子を持った曲になったと思います。作曲は韓国のプロデューサーさんなんですけど、作詞にも別の韓国の方が参加していたり、いろんなエッセンスが詰まっています。映画の撮影後に楽曲制作を行ったので、意識的にも無意識的にも役としての魂のようなものが注げたのではないかと思います。──改めて、完成作を観たときの感想を聞かせてください。自分が出ている作品を観ることって結構しんどいんです(苦笑)。自分のことが気になって客観的に観られないなんですけど、今回に関してはなぜかお客さんとして観ることができました。なんで今回は感情移入ができたのか自分でもよくはわからないんですけど、この作品の世界観のおかげなのかなと。先ほどお話したさまざまなレイヤーが没入させてくれたのかなと思います。それから、先ほど話したように何百、何千というパターンがあるものを、決まった時間の中に収めなくてはいけないので、監督はすごく大変だったんだろうなと感じました。現場でも全然寝ていなかったんですけど、編集も寝ずにしてくださったんだと思います。「このシーンを切って、ここを使うことにしたんだ」というところもあって、撮影時とは少し違う部分もあるんですけど、バランスを考えた上で一番きれいにまとまっていて、これでより良くなったんだと思えました。(本作は)映画館での公開も決まったので、大きなスクリーンで観ていただけるとまた一味違うとも思うんです。映画館バージョンは時間も少し長くなっているので、ぜひ映画館でも観ていただきたいです。5年後に聴いても色あせないものを作りたい──真治は自分の漫画なのに周囲の思惑から自分の思うような作品を書くことができないジレンマに苦しみます。どんな仕事でもあるとは思いますが、特にエンターテインメントのお仕事は自分の理想通りにすべてが進むことはほぼないですよね。理想と納得の狭間で、どこかにラインを引くことになると思うのですが、山下さんの中にその基準のようなものはありますか。難しいですね。全部に当てはまるものでもなかったりするのですごく難しいな。それに納得すらできていないこともありますから(苦笑)。例えば、この作品に関しても自分ができる枠の中では100%というか、100%を超えるものはやったけれど、それでももっと時間があったらなとか、もっと製作費があったらなとか、望めば望むだけキリがない。もう仕方のないことなんですよね。だからそのときの、その状況で自分が100%以上のものを出せたということで、どこかで納得しているのだと思います。ただいつも満足はできていないです。満足ができないから次にまたやりたいというところにつながっているのかもしれないし。もし満足をしてしまったら止めてしまうのかもしれない。満足したことがないからちょっとわからないけど(笑)。──そのような中でも、音楽活動の方がご自身の意志も反映しやすく、理想に近づけることも多いのかな?とも思うのですが。そうですね。けどそれもまた難しいですね(苦笑)。自分の理想からはまだまだ遠いところもあるし、「もっと時間があったら」とか、欲が捨てきれない。欲を捨てたら終わりなのかもしれないけど。──一つ作品を作ると、さらにまたその上の段階が見えてくるような?一つ何かが出来上がった瞬間に、僕自身はもう次に向かっているんです。だから今の段階で聴くと「これで大丈夫だろう」と思う曲も、半年後に聴いたら「こうすれば良かった」ってなる可能性が高い。だからそんな中でも、10曲のうち1曲とかでもいいから、5年後に聴いても色あせないものを作りたいという想いはあります。そういう欲求で作り続けているというのもあるかもしれないです。今回のアルバム(『Sweet Vision』7月19日発売)に関して言うと、コロナ禍もあってずっとライブができていなかったのが、久々にツアー(『TOMOHISA YAMASHITA ARENA TOUR 2023 -Sweet Vision-』8月より3カ所6公演開催)ができることになったので、そこにめがけて作れたのは良かったなと思っています。ただそれも、アルバムが出来たからツアーをやる方が理想の流れではあって(苦笑)。次はそうできたらいいなって思っています。──理想は尽きないですね。そうですね(笑)。けど今回のようにツアーのために急いでつくらないといけないという想いがあったから、全力を注げた可能性もあるので、ホント、正解はわからないんですけどね。それぞれの収録曲に関しては、ライブに向けて作ったものもありますし、以前から作っていたものもあります。──特に締切がないときに作る曲は、どんなふうに生まれるのですか。仕事に余裕があるときにプロデューサーさんの家に行って一緒に制作をしておいたものを使ったり、自分からプロデューサーさんに「こんな曲がやりたい」というのを言葉で想いを伝えて、それを形にしてもらったり、あとはデモを聴いて「これがいい!」っていうケースもあるし、いろいろありますね。──「こんな曲がやりたい」とか、「これがいい!」というのはご自身のモードですか? それとも流行りやシーンの流れなども汲むのでしょうか。今の自分のモードです。どんなものが流行っているかとかはわかっていますけど、変わるのも早いし、そういうことを気にしていたら自分に迷いが生じてしまうので。それに人それぞれ好きな音楽は違いますから、僕は自分にハマるもの、自分のフィルターを通して生み出すことが合っているのかなと思っています。写真撮影中、ご自身でセレクトした音楽をかけていた山下さん。洋楽だったので普段から洋楽を聴くことが多いのかとお尋ねすると、「洋楽も邦楽も聴きますよ」とのお返事で、サブスクのプレイリストなどを利用してジャンルにとらわれずに音楽に触れているそうです。映画はもちろんですが、ラストに流れる山下さんの歌声がとても心に響きます。エンドロールが終わるまでじっくり楽しめる作品です。文=瀧本幸恵撮影=コザイリサヘア&メイク=北一騎(Permanent)スタイリスト=百瀬豪<作品情報>『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』Prime Videoにて独占配信中ディレクターズカット版:7月7日(金) より劇場公開オフィシャルサイト:『SEE HEAR LOVE見えなくても聞こえなくても愛してる』予告映像
2023年07月01日山下智久主演、Prime Videoにて独占配信中の『SEE HEAR LOVE見えなくても聞こえなくても愛してる』のアジア地域を巡るプロモーションツアーがスタート。6月22日には、山下さん、新木優子がイ・ジェハン監督、原作者のNASTY CATとともに韓国・ソウル市内の映画館MEGABOX COEXで行われた舞台挨拶に登壇。また、本作のディレクターズカット版が7月7日(金)より日本で劇場公開されることも決定した。上映後の舞台挨拶となり、映画の感動に浸る観客の熱気に満ちていた会場には、「Only For You」とつづった手作りのステッカーを持参して応援するファンも多く見受けられ、山下さんと新木さんが姿を現すと大歓声が沸き起こった。2人が指ハートをファンに送り、会場は終始、興奮しきり。山下さんは韓国語で「皆さんにお会いできてうれしいです」と挨拶し、「今日はお忙しい中、来てくださって本当にありがとうございます」と感謝を伝えた。新木さんも「皆さんにとてもお会いしたかったです」と韓国語と挨拶、「監督と一緒に韓国の舞台挨拶に来られてうれしいです。今日は少しの時間ですが、皆さんとこの映画のことをたくさん共有できたらいいなと思っています」と笑顔を見せた。「皆さんの感想がとても気になります」と会場を見渡したイ・ジェハン監督は、「本作は日本と韓国合作のグローバルな映画です。言語が異なっても、一緒にこうやって立っていることが感動的です」と日本から駆けつけた山下さんと新木さんとの登壇に感激しきり。原作者のNASTY CATも、「本日お越しいただいた皆さん、そして日本からはるばるお越しいただいた皆さん、本当にありがとうございます」と感謝を述べた。イ・ジェハン監督「目まぐるしい世の中で、この美しい作品を作ることができてよかった」本作で山下さんが演じたのは、視覚を失ってしまう漫画家・真治。一方の新木さんは生まれつき耳が聞こえない響を演じている。役作りについて話が及ぶと、山下さんは「実際に目の不自由な方にお会いして、いろいろとインタビューをさせていただきました。また自宅では、目隠しをして時間を過ごしてみました。家の中だけとはいえ、すごく恐怖を感じました」と回想。「そういった準備を積み重ねつつ、監督からアドバイスをいただきながら、少しずつこの役を探求していきました」と明かす。新木さんは「どうすればいいんだろうなと考えたときに、水の中に潜るということが、音を遮断できる唯一の方法だと考えて。お風呂の中に潜って、何も聞こえないという時間を体験する練習をしました」と試行錯誤を重ねたとい、「この役を通して学ぶことがたくさんありました」と特別な経験をしたと語った。また「2人の愛の表現のシーンに感動した」という司会者は、イ・ジェハン監督と原作の出会いについて質問。イ・ジェハン監督は「“原作が私を見つけてくれた”と感じています。この原作を読んでいると、私の感情的な部分と重なる部分が多く、『私の頭の中の消しゴム』とも重なる部分がありました。原作の先生も『私の頭の中の消しゴム』が好きだと伺いました」と運命的な出会いだったとコメント。「原作を読んで、良いシーンをスクリーンショットしましたが、同時に原作の有名なシーンをただ映像にするだけが映画ではないと感じています。どうやったら魂を注ぎ込めるのか、どうしたら観客に届けることができるのか、俳優や日本のスタッフ、韓国のスタッフと共有しながら撮影をしたいと思っていました。コロナ禍という大変な時期に撮影をしましたが、多くの困難なことがある、目まぐるしい世の中で、この美しい作品を作ることができてよかったと思っています」と充実感をにじませた。そして原作者のNASTY CATは「すべてのシーンが原作より美しく描かれていて感心しました。特に、響が真治の家に行って、掃除をしながら足の甲を指先で触れるシーンは、初めて2人の距離が縮まる場面で、その関係性が始まったことがよくわかるシーンになっていました」とお気に入りのシーンをあげながら、「監督が苦心して作り上げてくれたことがわかりとてもうれしかったです」とイ・ジェハン監督に敬意を表した。山下智久「監督の情熱をわけていただいた。毎日現場に行くのがすごく楽しみでした」そんなイ・ジェハン監督のもと撮影に臨んだ山下さんと新木さんは、本作の撮影を通して「たくさんのことを学んだ」と口を揃えた。山下さんが「現場でもそうですが、現場に入る前にも、いろいろなことを学びました。今までいろいろな作品に携わってきましたが、今回が一番、衣装合わせを多くした作品です」と話すと、イ・ジェハン監督も思わず大笑い。山下さんは「1日では足りずに、何日かにわけて衣装合わせをしました。そういったことからも、監督のこの作品に対するこだわり、監督の情熱をわけていただいた。毎日現場に行くのがすごく楽しみでした」とふり返り、「真治が前に向かって歩き出そうとする情熱や監督の情熱、現場の情熱が、僕らにも伝わっていた。この作品には僕らの魂がこもっている。ぜひ皆さんに受け取ってもらいたいと思います」と力を込める。そして「たくさんのレイヤーがある作品なので、今日観た気持ちと、次に観た気持ち、10年後に観た気持ち、それぞれ変わって、皆さんに何度も届くような作品になっていると思います。また観ていただけたらうれしいです」と熱っぽくアピールした。新木優子が好きな「真治と響を象徴している」シーンとは新木さんは「目が見えない、耳が聞こえない2人が、どのようにコミュニケーションを取るのかを、3人ですごく話し合いました」と現場でのディスカッションを述懐。「原作の中ではあまり描かれていない、2人の過ごし方や、2人だけの合図みたいなものを、いろいろと考える時間がすごく楽しくて。特に印象に残っているのが、家の前で(真治と響が)お別れをするシーンです。目の前で手を振っても真治は目が見えないので、手を握ってバイバイをする。あのジェスチャーは(真治と響の)2人を象徴しているなと思いますし、あのシーンを一緒に作り上げている時間がとても思い出に残っています」と懐かしむように語る。さらに「現場では、スタッフの皆さんが話す韓国語が飛び交っていて。その中でいっぱい勉強をしました。一番よく聞いて、思い出に残っている韓国語は『最後にもう一回だけ(撮りましょう)』『お腹空きすぎて死にそう』です」と粘りながら撮影した日々を楽しそうに明かし、会場の笑いを誘っていた。最後の挨拶では、NASTY CATが「この場を借りて、この作品を手伝ってくれたお母さん、響のモデルとなった私の奥さん、そしてはるばる日本からきていただだいた皆さんにお礼を伝えたいです。ありがとうございました」とコメント。イ・ジェハン監督が「この映画は、6月9日にPrime Videoで配信されて、いまだにPrime Videoの映画ランキングで1位になっています。俳優、スタッフ含めて、劇場公開まで良い結果になるように頑張りたいです。そして、言語が異なる韓国での上映も調整中だと聞いています。またぜひ劇場でご覧いただけたらうれしいです」とメッセージを送った。山下さんは「今の世の中、デジタルで何でもできてしまって、誰かの声が聞こえて、抱きしめられるということを、当たり前にできなくなっている時代になってきているのかなと思います」と思いを巡らせながら、「僕はこの作品を通して、自分が直接会える人がいることに感謝を忘れずに、一度の人生、この映画のように情熱的に生きてみたいなと思いました。僕らの熱を受け取っていただけたらうれしいと思います」と語っていた。ディレクターズカット版が7月7日(金)より劇場公開&入場者特典解禁この度、配信とは異なるディレクターズカット版が劇場公開されることが決定。劇場でしか観ることができない特別映像が本編の最後に用意されている。入場者特典は全9種類のポストカード3枚セット(※ランダム配布・数量限定)。さらに、6月23日からはティザービジュアルとキービジュアル禁、2種の特別前売り券が明らかに。そして、公開初日の7月7日には、キャスト・監督による舞台挨拶と、ライブビューイングも決定している。『SEE HEAR LOVE見えなくても聞こえなくても愛してる』はPrime Videoにて配信中。ディレクターズカット版は7月7日(金)より劇場公開。(シネマカフェ編集部)
2023年06月23日山下智久初の海外ドラマ作品となった、全世界90か国が震撼した極限の心理サバイバル・スリラー「THE HEAD」Season1の地上波初放送が決定した。2020年6月から世界公開された本作は、辺境の地にある南極の科学研究基地で起こった惨殺事件の真相に迫る、震撼の極限心理サバイバル・スリラー。また来週には、メインキャストの一人として福士蒼汰が出演するSeason2の配信が控えている。先日発表された、6月10日(土)の特番「福士蒼汰と楽しもう!シーズン2配信記念海外ドラマ『THE HEAD』の魅力」放送終了後、同日深夜より、Season1全6話を計6日間にわたり放送。最終話は、Season2の配信がスタートとなる6月17日(土)に放送されるため、Season1の衝撃の結末を楽しんだあと、その続きである“真犯人の因縁の物語”をそのまま配信で楽しめる。主要キャストの一人として出演した山下さんは、今回の放送に関して「『THE HEAD』は海外ドラマへの初チャレンジ作品だったので、自分にとっても色々良い経験をさせてもらいましたし、すごく心に残っている大切な作品です。それがこうして地上波でも沢山の人に届けられることはとても嬉しいです」と喜びのコメント。そして、改めて撮影当時をふり返り「大変なことももちろん沢山ありましたが、それと同じぐらい、ためになることや勉強になることもありましたし、楽しい時間でした」と語る。最後に「『THE HEAD』を観て良い意味でひんやりとして、梅雨のジメジメを吹き飛ばしてもらえたらなと思います。ぜひスリル満点のこの作品を楽しんでもらえたら嬉しいです」と視聴者に向けてメッセージを寄せている。「THE HEAD」Season1は6月10日(土)26時25分~日本テレビにて放送開始。Huluオリジナル「THE HEAD」Season2は6月17日(土)より独占配信。(cinemacafe.net)
2023年06月07日『私の頭の中の消しゴム』『サヨナライツカ』のイ・ジェハン監督が主演に山下智久、ヒロインに新木優子を迎えた映画『SEE HEAR LOVE見えなくても聞こえなくても愛してる』がPrime Videoにて6月9日(金)より独占配信。その配信直前イベントが6月5日(月)、新宿のルミネゼロで行われた。映画の世界観を再現した会場にはレッドカーペットが敷き詰められ、イ・ジェハン監督、山下さん、新木さん、山本舞香、山口紗弥加が熱気の中、次々とレッドカーペットを歩き、会場を華やかに彩った。ステージに立った山下さんは「キャスト、監督、スタッフと力を合わせて、心をこめてつくった作品を観ていただけること、うれしく思っております」とあいさつ。そして新木さんも「こういった配信の作品をスクリーンで観ていただく機会は少ないと思うんですが、観ていただく前に少しでもこの作品の雰囲気を味わっていただければ」と続けた。本作で視覚を失ってしまう漫画家・真治を演じる山下さんは「監督からその都度、ご指導をいただいたので、それで本当に化学反応が起きたのではないか」と自負。真治の役づくりについて「視覚障がいの方にインタビューをさせていただいたり、自分の家で目隠しをしてみて過ごしてみたり。そういう物理的なことで役づくりさせていただきました」と言う。さらにイ・ジェハン監督とのタッグについて、「監督の情熱を分けていただいた感じがありましたし、現場にも熱があった。そんな現場に関われたことは、僕のひとつの大きな経験になりましたし、関わってくれたすべての皆さんに感謝したいと思います」とふり返った。一方、生まれつき耳が聞こえない響を演じた新木さんは、「ろう者の役ということで、わたしにとってはすべて初めての経験でした」と話し、「手話の先生と研究しました。すごく大変でしたが、やりがいがあって、達成感もあって。貴重な経験を過ごさせていただきました」と述懐。さらに劇中ではピアノを披露していることについて「わたしは小学生の時にちょっと弾いていたくらいの経験しかなかったので。今回、一曲弾いてほしいと言われたときには本当にビックリして。本当にやらなきゃと思って。家にピアノを借りて、半年近く。毎日2時間以上欠かさず練習をして。なんとか披露できるくらいにはなったので。そこもぜひ注目していただければ」と笑顔。「俳優を続けていく上で大切にしたいものをたくさんいただきました」と感じたという。2人の共演は、2018年の『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命』以来、5年ぶり。「前回、共演させていただいた時は、役としては距離があったので、見えてなかった部分があったんですけど、今回は手話だったりピアノだったり。本当にそこに時間を費やしてまっすぐ役を作ってくださった。そういう努力家な部分がより強く見えてきましたね」と切り出した山下さん。「撮影は大変だったので、ピリッとする瞬間もありましたが、そこに新木さんがくると場が和んで華やかになる。そんな瞬間を見せていただいて、僕も助けられたなと思います」とコメント。それを受けた新木さんも「そう言っていただいて光栄ですし、最初に共演した時はまだまだ新人という気持ちだったので。まさかこうやって同じ視点に立ってお芝居をする日が来るなんて。本当に光栄でした」と晴れやかな表情。さらに「山下さんが本当に変わらずそこにいてくださったというか。5年前に共演した時から人に対して緊張感を与えないというか。スタッフさんにも、共演者の皆さんにも分け隔てなく気を遣って。そこにいてくださる姿にみんな助けられたし、わたしも助けられました。本当にありがとうございます」と、再共演となった山下さんへの感謝を語った。撮影現場で印象に残ったこととして「1月2月に撮影をしたので、現場が寒かったのでご飯の時間になると笑顔になったなという印象があります」とふり返った新木さん。その言葉に「現場では“おなかがすいた”という言葉を一番言っていたかもね」とイ・ジェハン監督は語り、「あったかいご飯で言うと、山下さんがラーメンや、いろんなもののケータリングで差し入れしてくれたんです。すごくおいしかったです。ありがとうございます」と明かす山本さん。「韓国チームの皆さんがラーメンを食べたいと言っていたといううわさを聞いたので」と返した山下さんも、「韓国チームと日本チームで、言葉の壁はありましたけど、でも言葉の壁を越えていいものをつくりたいという結束力がすごく生まれていた現場だったので。いい経験をさせていただきましたし、日々学びが多かったです」と改めてコメント。そんな日本の俳優陣と組み、「運がいいことに今回組んだ俳優さんは本当にすばらしい人ばかりだった」とイ・ジェハン監督は満足げな表情を見せる。「皆さん、自分の役柄についてちゃんと準備をする姿勢がある」と話し、「一緒に同じ芸術作品をつくっているなと感じさせてくれました。そして何より演じるにあたってちゃんと基本ができているなと思いました」と日本の俳優陣を称賛していた。『SEE HEAR LOVE見えなくても聞こえなくても愛してる』は6月9日(金)よりPrime Videoにて独占配信。(text:cinemacafe.net)
2023年06月06日俳優の山下智久が5日、都内で行われた映画『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』(Prime Videoにて6月9日より独占配信)の配信直前イベントに、新木優子、山本舞香、山口紗弥加、イ・ジェハン監督とともに登壇した。本作は、次第に目が見えなくなる病を患った漫画家・真治(山下智久)と、彼を支える生まれつき聴覚障害を持つ女性・響(新木優子)の切なくも温かいラブストーリー。『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン監督が手掛けた。山下は「真治は目が見えるところから見えなくなってしまうという絶望を表現することも大事だと思いましたし、技術的に目が見えない風に、どうしたらそこに説得力が生まれるのか考えました」と述べ、「実際に耳に障害がある方にインタビューさせてもらったり、自分の家で目隠しして数時間過ごしてみたり、そういう物理的なことも役作りとしてやらせていただきました」と明かした。主題歌「I See You」も担当した山下。「非常に光栄なことだなと思っています。すごくプレッシャーもあったんですけど、『SEE HEAR LOVE』の遺伝子をそのまま受け継いだような楽曲になっているので、そこに自分が携われたこと、うれしく思っています」と語った。さらに、本作について「魂という言葉が出てきます。僕たちの中の中にある魂みたいなもの……ここで誰かを愛すという、本当に熱くて深くて情熱的な作品に仕上がっていると思います。昨今、デジタルでいろんなことができてしまう時代になっていますが、自分の中にもともと備わっていた情熱みたいなものを呼び起こしてくれた作品になっていると思います」と紹介。「見終わったあとに皆さんの大切な人に連絡したくなるような作品になっていると思いますので、僕らの思い、魂を受けとっていただけたらうれしいです」とメッセージを送った。
2023年06月05日女優の山本舞香が5日、都内で行われた映画『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』(Prime Videoにて6月9日より独占配信)の配信直前イベントに、主演の山下智久をはじめ、新木優子、山口紗弥加、イ・ジェハン監督とともに登壇した。本作は、次第に目が見えなくなる病を患った漫画家・真治(山下智久)と、彼を支える生まれつき聴覚障害を持つ女性・響(新木優子)の切なくも温かいラブストーリー。『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン監督が手掛けた。山下演じる漫画家のアシスタントで、彼に思いを寄せる中村沙織を演じた山本は、「目が見えているときも一緒にいるし、見えなくなってからもアシスタントとして支えているので、『本当に見えてないの!? 見えてないってどういう感じなの!?』って理解ができない沙織の心情もちょっとずつ出せているのかなと思っています」と述べ、「本当に山下さん演じる真治を大切に思っている役柄です」と説明した。山本はまた、「山下さんがラーメンの差し入れを入れてくださったり、いろんなケータリングの差し入れをいれてくださって、すっごくおいしかったです! ありがとうございました。本当においしかったラーメン」と山下に感謝。新木も「本当においしかった」と笑顔を見せた。山下が「ちょっと噂で、韓国チームのスタッフさんが『ラーメンは食べたい』というのを聞いたので」とラーメンの差し入れをした理由を説明すると、山本は「すごいですよね、やっぱり山下さんって」と山下の座長ぶりに感嘆。そして山下は「韓国チームと日本チームと言葉の壁はもちろんありましたけど、言葉の壁を越えていいものを作りたいという結束力がすごく生まれていた現場だったので、いい経験をさせていただきました。日々学びが多かったです」と語っていた。
2023年06月05日俳優の山下智久と女優の新木優子が5日、都内で行われた映画『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』(Prime Videoにて6月9日より独占配信)の配信直前イベントに登壇。5年ぶりに共演した感想を語った。本作は、次第に目が見えなくなる病を患った漫画家・真治(山下智久)と、彼を支える生まれつき聴覚障害を持つ女性・響(新木優子)の切なくも温かいラブストーリー。『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン監督が手掛けた。山下と新木は、劇場版『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』以来、5年ぶりの共演。山下は「前回共演させていただいたときは役としても距離があったので見えてない部分もあったと思いますが、今回より近くで共演させてもらって、手話やピアノだったり、そこに真っすぐ時間を費やして役を作る努力家な部分がより強く見えてきたのでリスペクトを抱きました」と述べ、「大変な撮影だったのでピリッとしている瞬間もありましたが、新木さんが来てくれると場が和んで華やかになる、そういう瞬間を見せていただいて、僕も助けられたなと思います」と語った。新木は「そう言っていただけてすごく光栄です。最初に共演させていただいたときは、まだまだ新人な気持ちだったので、まさかこうやって同じ視点に立ってお芝居をする日が来るなんて本当に光栄でした」とほほ笑み、「山下さんが変わらずそこにいてくださったというか、5年前に一緒に共演させていただいた当時から、人に対して緊張感を与えない、誰に対しても分け隔てなく気を使っていてくださる姿にみんな助けられていましたし、私はすごく助けられていました」と感謝していた。イベントには、山本舞香、山口紗弥加、イ・ジェハン監督も出席した。
2023年06月05日「目が見えないことをどう表現するのか……役づくりも苦労しましたし、演じていてもとても大変でしたが、だからこそチャレンジのしがいがありました」そう話すのは、最新主演映画『SEE HEAR LOVE見えなくても聞こえなくても愛してる』(6月9日、Prime Videoにて独占配信開始)で次第に目が見えなくなる漫画家・泉本真治を演じた山下智久(38)。視覚障害者の話を聞いたり、目隠しをして日常生活を送ったりとさまざまな方法で役をつかんでいった。「いちばん意識したことは、手の動きです。目が見えないと本当に音だけが頼りで、匂いや感触というものに敏感になることを実感して、この作品のテーマでもある“何かを失えば何かを得る”とは真理を突いているなあと思いました」約6年ぶりとなるラブストーリーは、生まれつき聴覚障害のある相田響(新木優子)とのせつなくも温かい愛にあふれた物語だ。「真治が彼女に引かれたのは、目が見えなくても感じられるほどの大きくて深い愛があったからだと思います。自分のことよりも相手のことを大切に思えるってすごく素敵だし、そんな女性がいたら心が動かされますよ」30代の恋愛は、20代とは違うとも。「若いときはドキドキした気持ちのほうが勝っていたけれど、大人になると、人としてきちんとした土台があって、知識も経験も豊富かどうかを重要視するようになりました。人生において、好きな人と時間を共有したいと思えばそれは本物だと思います」高校時代に映画『私の頭の中の消しゴム』を見て以来、ファンだったイ・ジェハン監督とタッグを組んだ本作。「いい意味で文化の壁を越えられた」と語る山下に今後の展望を聞いた。「国、場所を問わず、いろんな方と仕事をしていきたいという思いは変わらないですね。いい作品、いい役にめぐり合えたとき、ちゃんとその役と向き合えるように自分を高めておくということは続けていきたいと思います」
2023年06月04日『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン監督が主演に山下智久を迎え、Prime Videoにて独占配信する映画『SEE HEAR LOVE見えなくても聞こえなくても愛してる』。この度新たに場面写真が解禁、さらにPrime Videoにてアジア各国での配信・公開が決定したことに伴い、6月下旬より山下さんと共演の新木優子がアジア地域を巡るプロモーションツアーを行うことも発表された。本作は、次第に目が見えなくなる病を患った漫画家・真治(山下智久)と、それを支える生まれつき聴覚障がいを持つ女性・響(新木優子)の切なくも温かい愛に溢れた物語。俳優・アーティストとして国内外での活躍が目覚ましい山下さんが、王道ラブストーリー作品を演じるのは実に6年ぶり。また、映画やドラマなど多数出演、現在は「ディオール(Dior)」のジャパンアンバサダーとしても活躍する新木さんの人気はアジアを中心とした国々でも高まっている。今回解禁されたのは、山下さん演じる漫画家・真治と、新木さん演じる響の温かい愛の溢れた1枚。1人になり孤独と恐怖に襲われた真治を優しく支える響。2人の不思議な共同生活と、織りなす切なく温かいラブストーリーに期待が高まる。さらに、そんな山下さんと新木さんがアジア地域をプロモーションで巡るツアーが決定。ツアーは韓国、香港、台湾、タイ。期間は6月22日から6月28日。全世界配信される本作を山下さんと新木さんがそれぞれの国を訪れ、舞台挨拶を行い直接観客に届ける。また、韓国ではイ・ジェハン監督も登壇予定となっている。『SEE HEAR LOVE見えなくても聞こえなくても愛してる』は6月9日(金)よりPrime Videoにて独占配信。(text:cinemacafe.net)
2023年05月31日主演に山下智久、ヒロインに新木優子を迎え、Prime Videoにて6月9日(金) より独占配信される映画『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』の本ビジュアルと90秒の本予告が公開された。本作は、次第に目が見えなくなる病を患った漫画家・真治(山下)と、それを支える生まれつき聴覚障害を持つ女性・響(新木)の切なくも温かい愛に溢れた物語。監督は、映画『私の頭の中の消しゴム』を手掛けた恋愛映画の名手、イ・ジェハンが務める。4月に公開されたティザーでは、響が優しく真治の頬に手を当てるシーンが切り取られていたが、本ビジュアルでは、響が真治の肩にそっともたれかかり、それぞれが未来を見ているようなビジュアルに。目の見えない真治を響が優しく包みこむイメージから、共に寄り添い合いながら生きていく、そんな強い意志を感じるビジュアルとなっている。90秒の予告はより物語に踏み込んだ内容になっており、目が見えなくなってしまう真治の苦悩、響との運命的な出会い、そして障害がある中でも乗り越えようとする、2人のかけがえのない愛を丁寧に描く。特に目が見えなくなってしまった恐怖にかられる山下の迫真の演技には注目だ。また、真治、響を取り巻くキャラクター陣も今回の予告編で初お披露目となる。さらに、山下が歌う主題歌「I See You」の音源も初解禁。同曲は、6月2日(金) よりAmazon Musicで先行配信され、6月9日(金) より各種ストリーミングサービスで配信リリースされる。■山下智久 主題歌コメントとても情熱的で、そして深い、真実の愛を歌うようなバラードに仕上がりました。映画と繋がっていますので、皆さんに早く聞いていただくのが楽しみです。山下智久 コメント動画『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』予告映像<作品情報>『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』6月9日(金) Prime Videoにて独占配信監督・脚本:イ・ジェハン出演:山下智久、新木優子/高杉真宙、山本舞香/深水元基、渡辺大(友情出演)、加藤雅也(友情出演)、菅原大吉/山口紗弥加、夏木マリ主題歌:山下智久「I See You」公式サイト:
2023年05月15日主演の山下智久が主題歌「I See You」も担当する話題のラブストーリー『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』。この度、山下さんと新木優子が紡ぐ愛が温かなシーンの場面写真が解禁となった。『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン監督の最新作となる本作。今回解禁された5点の場面写真は、主演の山下さん演じる次第に目が見えなくなる病を患った漫画家・真治と、真治を支える生まれつき聴覚障がいを持つ女性・響(新木優子)の姿を捉えたもの。そしてタクシーの運転手で、真治の描く漫画のファンである菅原哲也(深水元基)、破天荒でありながら孫に深い愛を注ぐ祖母・多恵(夏木マリ)の面々も写し出されている。どのシーンも視力を失った真治をサポートする様子がうかがえる温かいシーンで、どこか心が和むような場面写真となっている。そんな真治と響たちの関係に、響に片想いする社長・植村大輔(高杉真宙)や真治のアシスタントである中村沙織(山本舞香)、社長の秘書である遠山恵(山口紗弥加)らはどのように関わっていくのか。そして、ずっと続くと信じていた2人の関係はどうなっていくのか。人間関係の深みを見せる重層的な物語が期待されている。『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』は6月9日(金)よりPrime Videoにて配信。(text:cinemacafe.net)
2023年05月09日山下智久主演のラブストーリー映画『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』が、6月9日(金)よりPrime Videoにて独占配信。この度、ティザービジュアルと特報映像も公開された。『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン監督が手掛ける本作は、次第に目が見えなくなる病を患った漫画家・真治(山下さん)と、それを支える生まれつき聴覚障がいを持つ女性・響(新木優子)の切なくも温かい愛に溢れた物語。この度解禁となった特報では、ベンチに座る真治の側で、屈託のない笑顔を見せる響と、そんな彼女を感じて静かに笑みをうかべる真治の姿が映し出される。たった30秒ではあるが、美しくも儚い世界観にぐっと引き込まれる映像となっている。またティザービジュアルでは、響が優しく真治の頬に手を当てるシーンが切り取られ、運命的に出会った2人の幸せな時間を感じさせる。『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』は6月9日(金)よりPrime Videoにて独占配信。(cinemacafe.net)
2023年04月27日『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン監督が山下智久を主演に迎え描くラブストーリー『SEE HEAR LOVE見えなくても聞こえなくても愛してる』が6月9日(金)よりPrime Videoにて独占配信スタートすることが決定し、ティザービジュアルと特報が解禁された。本作は、次第に目が見えなくなる病を患った漫画家・真治と、それを支える生まれつき聴覚障がいを持つ女性・響の切なくも温かい愛に溢れた物語。視覚障がいのある漫画家・真治に王道ラブストーリー作品を演じるのは実に6年ぶりとなる山下智久が扮し、真治を支える生まれつき耳が聞こえない女性、相田響を新木優子が演じる。そのほか共演に高杉真宙、山本舞香、深水元基、山口紗弥加、夏木マリと多彩な顔ぶれが揃う。この度初めての映像解禁となる30秒特報に登場するのは、ベンチに座る真治のそばで屈託のない笑顔を見せる響と、そんな彼女を感じて静かに笑みをうかべる真治。たった30秒ではあるが、恋愛映画の名手、イ・ジェハン監督が手掛けるふたりの美しくも儚い世界観にぐっと引き込まれる映像に仕上がっている。また、ティザービジュアルには新木優子演じる響が優しく真治の頬に手を当てるシーンが。運命的に出会ったふたりの幸せな時間を感じさせるビジュアルが印象的だ。『SEE HEAR LOVE見えなくても聞こえなくても愛してる』特報映像『SEE HEAR LOVE見えなくても聞こえなくても愛してる』()6月9日(金)Prime Videoで独占配信(C)2023「SHL」partners
2023年04月27日山下智久が、海外ドラマ初主演作「神の雫/Drops of God」を引っ提げ、ヨーロッパを代表するドラマシリーズイベント「Series Mania 2023」に参加した。日本のワインブームに火を付けた漫画「神の雫」の実写ドラマ化「神の雫/Drops of God」。フランス・イタリア・日本など世界各国で約10か月の長期間に及び撮影され、仏英日の多言語で展開する国際ドラマ。原作で物語の中心となっている神咲雫という男性キャラクターが、フランス人女性・カミーユになり、主人公は山下さん演じる聡明なワイン評論家・遠峰一青となる。物語は、世界的に有名なレジェ・ワインガイドの創設者・著者であり、ワイン学の権威でもあるアレクサンドル・レジェが、東京の自宅で息を引き取るところからスタート。両親が離婚して以来、アレクサンドルに会っていなかった一人娘のカミーユ(フルール・ジェフリエ)は、彼が遺した膨大なワインコレクションを相続するためには、アレクサンドルの弟子・一青との対決に勝つことが条件だと知る――というあらすじ。今回本作が、「Series Mania 2023」のInternational Competition部門にノミネート。「Series Mania」のInternational Competition部門に、日本が制作に関わるドラマ作品がノミネートされるのは、初の快挙だ。2010年にフランスで始まった「Series Mania」は、ヨーロッパを代表する大規模イベント。全世界の監督、作家、そしてドラマが好きな各国の視聴者が集まり、最高のシリーズを選定する。現地時間3月19日14時半からは、山下さんによる講演イベント「マスタークラス」が開催され、20時からは山下さんほかキャストやスタッフがレッドカーペット、舞台挨拶、上映会後のQ&Aセッションに参加。「マスタークラス」では、現地フランスのファンが開場前から長蛇の列をなし、満席の大盛況。黄色い歓声が飛び交い、中には山下さんの名前入りうちわを持参するファンや涙ぐむファンも見られた。レッドカーペットで山下さんは、長期の撮影を共にし、未だに2日に1回程度はメッセージでやり取りをしているという共演者や制作陣と共ににこやかに歩き、快くサインに応じる姿も。その後、第1&2話の上映会後に開催されたQ&Aセッションでは、山下さんが「原作では男性のキャラクターを女性に置き換えた点がとても斬新だし、ワインを通して人間を学んでいくというストーリーに僕自身とても惹かれました」「ワインは知れば知るほど分からなくなる、奥が深い点が魅力だと思います。フランスで撮影中にワインと恋に落ちて、日本に帰ってすぐにワインセラーを買いました」と告白。一青と莫大な遺産をかけて対決に挑むカミーユ役のフルールは、「母国語ではない言語で演じることは、一見制約が増えるように思えて、実はその分可能性が広がると考えています。多言語で演じることで、声もリズムもイントネーションも変わるし、演技の幅が広がって新しい自分の可能性が見えたように感じました」と語ると、山下さんも「本当に世界を広げてくれた作品だと思います。そして何より、言語もカルチャーも違う出演者やスタッフが一つの目的に向かっていく過程が本当に楽しかったですし、一生忘れられない、僕の人生にとって大切な時間になりました」と話し、会場からは拍手の渦が巻き起こった。Huluオリジナル「神の雫/Drops of God」は9月、Huluにて独占配信予定(全8話)。(cinemacafe.net)
2023年03月28日俳優の山下智久が主演を務める、映画『SEE HEAR LOVE〜見えなくても聞こえなくても愛してる〜』(Prime Video にて2023年に独占配信予定)の新キャストが7日、発表された。『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン氏が監督を務め、次第に目が見えなくなる病を患った漫画家を山下、彼を支える生まれつき聴覚障害を持つヒロインを新木優子が演じる同作。今回新たに、高杉真宙、山本舞香、深水元基、山口紗弥加、夏木マリらの出演が明らかになった。高杉が演じるのは、ヒロイン・響に片想いする社長・ 植村大輔。そして山下演じる漫画家のアシスタントで、彼に思いを寄せる中村沙織に山本。医療サポートタクシーの強面運転手で、実は真治の漫画「ONLY FOR YOU」のファンである菅原哲也役に深水。響と親しくなるジャズカフェのオーナーで、実は高杉演じる社長の秘書である遠山恵役に山口。そして真治の唯一の家族で、破天荒でありながら孫に深い愛を注ぐ祖母・泉本多恵役を夏木マリが演じる。
2023年03月07日山下智久主演映画『SEE HEAR LOVE~見えなくても聞こえなくても愛してる~』に、高杉真宙、山本舞香、深水元基、山口紗弥加、夏木マリらが出演していることが発表された。『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン監督が手掛ける本作は、次第に目が見えなくなる病を患った漫画家を山下さん、彼を支える生まれつき聴覚障害を持つヒロインを新木優子が演じる切なくも温かい愛に溢れたラブストーリー。新木優子『SEE HEAR LOVE ~見えなくても聞こえなくても愛してる~』©2023「SHL」partners原作は、電子マンガ・ノベルサービス「ピッコマ」で100万以上いいね!を集めた人気ウェブ漫画家NASTY CAT作の「見えなくても聞こえなくても愛してる」。ドラマ、映画、舞台にバラエティまで出演オファーが相次ぐ高杉真宙が演じるのは、新木さん演じるヒロイン・響に片想いする社長・植村大輔。そして山下さん演じる漫画家のアシスタントで、彼に想いを寄せる中村沙織に若き実力派としてTVに映画に引っ張りだこの山本舞香。医療サポートタクシーの強面運転手で、実は真治の漫画「ONLY FOR YOU」のファンである菅原哲也役に深水元基。響と親しくなるジャズカフェのオーナーで、実は高杉さん演じる社長の秘書である遠山恵役に山口紗弥加。真治が描く漫画の出版社の社長役に菅原大吉。そして真治の唯一の家族で、破天荒でありながら孫に深い愛を注ぐ祖母・泉本多恵役に夏木マリと、演技に定評がある多彩な顔ぶれが勢ぞろい。屈指の実力派キャストが加わり、人間関係の深みをもった重層的な物語を作り上げる。『SEE HEAR LOVE ~見えなくても聞こえなくても愛してる~』は2023年、Prime Videoにて配信予定。(text:cinemacafe.net)
2023年03月07日俳優の山下智久が6日、都内で行われた「BVLGARI AVRORA AWARDS 2023」国際女性デー 発表記者会見に出席した。ブルガリ ジャパンは、今もっとも輝く女性たちとその取り組みを讃え支援する「BVLGARI AVRORA AWARDS2023」の受賞者発表に先駆け、3月8日の国際女性デーを記念し会見を実施。同アワードの2022年度受賞者である小谷真生子氏と、同じく2022年度受賞者でブルガリアンバサダーの森星、ブルガリアンバサダーの山下智久が出席した。イタリアでは、3月8日の「FESTA DELLA DONNA(フェスタ・デラ・ドンナ=女性の日)」に、男性が日頃の感謝を込めて、母親やパートナー、会社の同僚の女性たちにミモザを贈るという。山下の誕生日である4月9日の誕生花もミモザで、山下は「昨日知りました」と話した。ミモザの花言葉は「友情」と「秘密の恋」。司会者から「秘密の恋はされていますか?」と聞かれると、山下は「秘密の恋というか……」と少し微笑み、「今、映画の撮影をしていまして、そちらでは恋をさせていただいています」とかわした。その映画とは、2023年にPrime Videoで独占配信される主演映画『SEE HEAR LOVE ~見えなくても聞こえなくても愛してる~』。「ずっと撮影させていただいていて、ちょうど終わったばっかりです」と明かした。そして、「僕は盲目の漫画家の役なんですけど、僕が恋をするヒロインの方が耳が不自由で、目が見えなくても耳が聞こえなくても、その2人がどう愛を育んでいくのかというお話です」と紹介し、「目が見えないということを毎日毎日想像して、その中で愛を描いていく作業がとても勉強になりましたし、充実した時間を過ごさせていただいたので、出来上がりが楽しみです」と語った。
2023年03月06日山下智久主演のドラマ「正直不動産スペシャル」の放送が決定した。連載中の漫画を原作とした、不動産取引の裏側を描くドラマの特別編を制作。山下さん演じるやり手の不動産営業マン・永瀬財地は、ある日、祠と石碑を壊した祟りによって嘘がつけなくなり、正直さだけを武器に公私ともに悪戦苦闘の日々を送っていた。かつて、自分の家庭崩壊を登坂社長(草刈正雄)に救われ、この仕事を志した永瀬財地。悪徳な不動産屋によって家族が崩壊した過去を持つが、“カスタマーファースト”で頑張ってきた月下咲良(福原遥)。今回は、永瀬が「競売・家の差し押さえ」の危機に瀕した親友一家を、月下は「原野商法」の魔の手が迫る大切な祖父を、救い出すべく家族の絆を守るために奮闘する。「皆さんのもとにまた永瀬としてお会いできるのを嬉しく思います」と喜んだ山下さんは、「皆様の期待に応えられるよう、そしていい作品をお届けできるよう最高のスタッフと力を合わせて全力で挑んで参ります。どうか楽しみに待っていてください」とメッセージを寄せている。また、月下咲良役の福原さんは「あの真っ直ぐで天真爛漫な月下として、永瀬先輩との楽しい掛け合いがまたできるんだなぁ!と思うと今からドキドキワクワクが止まりません!」と語り、「正直不動産スペシャルを、皆様に楽しんで頂けるよう全力で頑張りたいと思います!」と意気込んでいる。「正直不動産スペシャル」は2023年度冬、NHK総合テレビ(90分)・BS4K(100分特別編集編)にて放送予定。(cinemacafe.net)
2023年02月28日2022年に放送されたドラマ『正直不動産』(NHK)のスペシャル版の制作が、2023年2月28日に発表されました。山下智久さんを主演に迎えた同作は、たたりによりウソがつけなくなった営業マン・永瀬財地を主人公にした、人間ドラマ。山下さんのほか、2022年後期の連続テレビ小説『舞いあがれ!』のヒロインを務める福原遥さん、市原隼人さん、草刈正雄さんら個性豊かな俳優陣も話題になりました。今回、制作が決定したスペシャル版でも、山下さん演じる永瀬と福原さん演じる月下の『名コンビ』は健在。永瀬は、競売と家の差し押さえの危機に瀕した親友一家を、月下は大切な祖父を救い出すべく、ともに家族の絆を守るために奮闘するといったストーリーが展開されます。ついに発表!嘘がつけないあの男が 帰ってくる!【 #正直不動産スペシャル 】2023年度 冬放送予定続編制作記念待てないあなたに・・・シーズン1をギュギュっと濃縮してお届け! #正直不動産 #山下智久 #福原遥 pic.twitter.com/Y8wD3PtbHV — NHKドラマ (@nhk_dramas) February 28, 2023 放送は、2023年の冬。2022年に放送された『正直不動産』も人気だっただけに、今度はどんな人間ドラマが展開されるのか、今から期待がかかります。[文・構成/grape編集部]
2023年02月28日寒空の下、白シャツに紺のパンツという薄手の服装で、ビルから出てきたのは山下智久(37)。スタッフの男性からロングコートを受け取って羽織ると、食事休憩へ。1月下旬、都内で撮影されていたのは山下の主演映画『SEE HEAR LOVE~見えなくても聞こえなくても愛してる~』(Amazon Prime Videoにて’23年配信予定)だった。人気漫画の実写化で、視力を失う病いにかかった漫画家(山下)と、耳の聞こえない女性(新木優子)との出会いを描くラブストーリー。「ただ、この現場の雰囲気があまりよくなくて……」と製作関係者は漏らす。その原因は、監督にあるようだ。「今回、メガホンをとるのは日本でも大ヒットした韓国映画『私の頭の中の消しゴム』(’04年)を手掛けた、イ・ジェハン監督。山下さんは『以前から、イ・ジェハン監督のファン』と話していて、憧れの監督とタッグを組めることを喜んでいます」(映画関係者)日本のスタッフと韓国のスタッフが入り交じった現場の様子を、前出の製作関係者はこう明かす。「監督が、路上喫煙禁止区域なのに煙草を吸うので、日本のスタッフが注意したのですが、聞いてくれなかったり……。かと思えば、監督がフラッといなくなってしまい、探し回る羽目になったことも。『知らない人が現場に入り込んでいると思ったら監督の友達だった。関係ない人を呼ぶなんて!』と呆れているスタッフもいました。通訳を介さないと言葉が通じず、コミュニケーションがとりにくいこともあり、日本側のスタッフが監督に振り回されて、現場はピリピリと凍てついた空気になっているんです」そもそもこだわりが強く、一筋縄ではいかない監督のようだ。「イ・ジェハン監督は納得するまで、何時間でもねばるタイプ。別の作品では最長30時間、撮影が続いたことも。一緒に仕事をしたことのある西島秀俊さんは監督を『完璧主義者で狂気の人』と言っていました」(前出・映画関係者)そんななかでも山下は現場のピリピリムードに左右されず、演技に集中しているという。「カットがかかっても、山下さんから『もう一度やりたい』と提案されることもあり、意欲の高さを感じますね」(前出・製作関係者)山下は、’20年にジャニーズ事務所から独立する以前より海外への意識が強く、独立後も海外の作品や外国と日本の合作への出演を重ねてきた。そうした経験によって《僕自身も、人それぞれであることに疑問を抱かなくなった》(「ニューズウィーク日本版」’22年9月7日配信)と語っている。いまや国際派俳優の彼にとって、目の前の“日韓衝突”も慣れっこなのかもしれない。
2023年02月09日「コンサートをやらしていただきます。やった!やっとですよ!うれしい」1月27日、Twitterにアップした動画の中で、嬉しげに語ったのは山下智久(37)。今年の夏にアルバムを発売し、それに伴うライブツアーを行うことを発表した。2020年10月末にジャニーズ事務所を退所して以降、初めてのツアーとなる山下だが、俳優活動も順調のようだ。1月13日に、2023年内にAmazon Prime Videoで独占配信予定の映画『SEE HEAR LOVE~見えなくても聞こえなくても愛してる~』で主演を務めることが発表されたばかり。マンガ・小説アプリ「ピッコマ」で高評価を集めた、人気ウェブ漫画「見えなくても聞こえなくても愛してる」を実写映画化した作品で、監督を務めるのは2005年に日本で公開され大ヒットした映画『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン氏。山下は、ヒロインの新木優子(29)演じる耳の聞こえない女性・相田響と出会う、徐々に視力を失う病に罹った漫画家を演じる。出演に際し、山下はこうコメントしている。「以前から、イ・ジェハン監督のファンでもありましたので、今回のお話を頂いた時、とても光栄に思ったのと同時に、この作品を見て下さる方に何を受け取ってもらえるか深く考えました」昨年4月放送のドラマ『正直不動産』(NHK)では主演を演じ、同時期にWOWWOWで放送されたドラマシリーズ『TOKYO VICE』では主要キャストに抜擢された山下。その後も、昨年12月に配信されたNetflixドラマ『今際の国のアリス』シーズン2にも、キーマンとして出演し、2023年中に公開、配信予定の人気漫画を原作とする実写ドラマ『神の雫/Drops of God』でも主演を務めることが決まっているなど引っ張りだこ。ジャニーズ退所後も変わらずに第一線で活躍し続ける山下。しかし、山下の意識は大きく変わっていたようだ。本誌は、その片鱗を目撃している。昨年4月、ドラマ『TOKYO VICE』の会見終わりに夕方の都内で、カジュアルなスタジャン姿の山下が向かったのは牛丼チェーン「すき家」。店員も客も彼の存在に気づく様子はなく、牛丼3人前を自ら注文し、テイクアウトしていった。そして送迎車に戻っていた山下だが、なんとスタッフの分まで自ら買い出しに行っていたのだ。そんな山下について、当時ある芸能関係者は「事務所独立前後から変わった」と話していた。「“自分でなんでもやろう”という姿勢に変化したように感じます。独立を発表する1~2年前からでしょうか。海外に1人で仕事の打ち合わせに行っていたこともありました。付き人もなく、深夜の羽田空港にひっそりと帰国する姿など、アイドルとしての全盛期にはありえなかったことでしょう。独立後は妹さんが空港まで送り迎えすることもあったようです」苦労を乗り越えた山Pのさらなる活躍に期待が高まる。
2023年02月03日「Prime Video」にて配信予定の山下智久主演ラブストーリー映画『SEE HEAR LOVE ~見えなくても聞こえなくても愛してる~』。この度、本作のヒロイン役を新木優子が務めることが分かった。本作は、山下さん演じる次第に目が見えなくなる病を患った漫画家・泉本真治と、それを支える生まれつき聴覚障がいを持つ相田響の切なくも温かい愛に溢れたラブストーリー。劇場版『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』以来、5年ぶりの共演となる山下さんと新木さん。「直感的にこの作品に参加したいと感じました」とオファー時をふり返る新木さんは、「クランクインをした日から、韓国のスタッフさんや日本のスタッフさん入り混じっての撮影の雰囲気も良く、監督や山下さんともカットごとにたくさんのディスカッションをして、撮影が進むにつれて少しずつ響という役を掴めているような色んな手応えを感じる部分もあり、早く繋がった映像を見たい気持ちでいっぱいです」と撮影の様子を明かす。そして、「目が見えなくなってしまった真治と、元から耳が聞こえない聾者である響。それぞれが人生に新しい希望を見つける瞬間に私はすごく心を動かされました。そんなところが見てくださる方にも伝わって新たな希望が生まれる、そんな作品になるように監督と山下さんをはじめとするキャスト、全てのスタッフの皆さんと全身全霊で素敵な作品を作り上げていけたらと思います!」とコメントしている。また今回、柔らかいパーマがかった髪の毛が印象的で、目を丸くしている表情や、楽しげに公園を歩く天真爛漫な性格が伝わってくる場面写真も公開。さらに、落ち葉に囲まれた公園で、目の見えない真治の頭の上に落ちた葉に響が手を伸ばす2ショットも到着。そして本日より、公式サイトもオープンした。『SEE HEAR LOVE ~見えなくても聞こえなくても愛してる~』は2023年、Prime Videoにて配信予定。(cinemacafe.net)
2023年02月01日山下智久が韓国映画『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン監督のもと、人気ウェブ漫画家NASTY CAT作の「見えなくても聞こえなくても愛してる」の実写映画化『SEE HEAR LOVE ~見えなくても聞こえなくても愛してる~』に主演。Prime Videoにて独占配信されることが決定した。今作は次第に目が見えなくなる病を患った漫画家と、生まれつき聴覚障がいを持つ女性の切なくも温かい愛に溢れた日韓共作で贈るラブストーリー。主演を務めるのは、約6年ぶりに王道ラブストーリー作品を演じる山下智久。「今際の国のアリス」シーズン2や「THE HEAD」など、言わずと知れた日本を代表する俳優で近年では世界を股にかけ活躍している。そんな山下さんが今作で自身初の漫画家、そして視覚障がい者役に挑む。ハリウッド映画『The Man From Toronto』(原題)の撮影に参加するなど、海外作品へも意欲的に参加し、国内外で活躍する山下さん。さらには音楽活動も精力的に行い、俳優としての存在感を増しながらアーティストとしての活躍も目覚ましい。本作では韓国の監督・スタッフらと作り上げる、俳優としての新境地に期待が高まる。そんな山下さんは今回の作品について「人生で何を大切にするべきか、真実の愛をそっと見せてくれるような優しい作品にしたいと思いました。完成を楽しみにして頂けたら幸いです」とコメント。「以前から、イ・ジェハン監督のファンでもありましたので、今回のお話を頂いた時、とても光栄に思ったのと同時に、この作品を見て下さる方に何を受け取ってもらえるか深く考えました」とも明かす。監督を務めるイ・ジェハンは、ラブストーリーの金字塔『私の頭の中の消しゴム』を手掛けた恋愛映画の名手。2010年には日本で撮影した『サヨナライツカ』を監督。以降『戦火の中へ』『第3の愛』『オペレーション・クロマイト』など幅広い作品を演出し、グローバル感覚を備えた監督として評価されている。監督は「日本を代表する情熱的な俳優・山下智久さんと作品をご一緒することができて本当に光栄です」とコメントし、山下さんとの初タッグを楽しみにしている様子。「『SEE HEAR LOVE』を通して『見る』というものが何なのか、『聞く』というものが何なのか、そして『愛する』というものが何なのかを濃密に追求し、掘り下げていきたいと思います」と語る。本作は、1月10日よりクランクインし、現在撮影中。あらすじ漫画を描いて生計を立てている漫画家、泉本真治は病を患い、視力を徐々に失うことになる。それにより、やっと軌道に乗って人気がでてきた連載漫画も休載。一緒に暮らしていた祖母の面倒も見切れなくなっていく…。1人になった真治は孤独と恐怖に襲われ、ベランダから身を投げ出そうと考える。そんなとき、真治の漫画のファンで、耳が聞こえない相田響に助けられる。こうして出逢った真治と響が支え合いつつ、切なくも温かいラブストーリーを織りなす。『SEE HEAR LOVE ~見えなくても聞こえなくても愛してる~』は2023年、Prime Videoにて配信予定。(text:cinemacafe.net)
2023年01月13日「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展プレビューが19日、東京都現代美術館で行われ、山下智久、吉沢亮、横浜流星らがフォトコールに参加した。パリ装飾芸術美術館やロンドン、ニューヨークなど世界を巡回してきた「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」が、12月21日~2023年5月28日に東京都現代美術館にて開催。ディオールと日本の絆を称える特別な展覧会となっている。このたび、同展の開催を記念し、プレビューを開催。ディオールのアンバサダーを務める新木優子、Cocomi、柴咲コウ、水原希子、中谷美紀、山下智久、横浜流星、吉沢亮をはじめとする豪華芸能人が来場し、オープニングを華やかに彩った。また、東京都現代美術館で開催されることを受け、小池百合子都知事も訪問した。
2022年12月19日メインキャストの一人として福士蒼汰が出演することでも話題のドラマ「THE HEAD」Season2のエンディングテーマ曲を、山下智久が担当することが分かった。Season1で重要キャラクターとなった研究員Akiを演じ、自ら作詞したエンディングテーマ曲「Nights Cold」でもドラマを盛り上げた山下さん。今作のエンディングテーマ、自ら書き下ろした「DANCING IN A DREAM」は、まどろむように幻想的なメロディーと、山下さんの透き通るファルセットが印象的な切ない愛の歌。中でも特にぐっと響いてくるのが、山下さん自身が「ドラマの舞台である“隔絶された世界”からインスピレーションを得て」綴った歌詞。「まやかしばかりの夢のような世界の中でも愛する人とつながっていたいという願い」が込められている。陸地から最も離れた場所=太平洋の真ん中を航海する“ある科学ミッションを担った巨大貨物船”を舞台に、善と悪がぶつかり合う震撼の事件をスリリングに描写する本作は、12月22日(木)から順次、約30の国と地域をカバーする「HBO Max」をはじめ、ベルギー、フランス、ラトビア、ギリシャ、カナダ、エストニア、オーストリアで放送&配信スタートする。山下智久コメントドラマの舞台である太平洋上の貨物船という“隔絶された世界”からインスピレーションを得て、歌詞のイメージを膨らませていきました。海の底や地の果てといった極限の状況下でも思いを寄せ続ける切ない愛の歌です。まやかしばかりの夢のような世界の中でも愛する人とつながっていたいという願いを描いています。自分が前作に出演した頃に比べて、世界はガラッと変わってしまいました。ある意味で極限の状態に置かれた時代の中で、自分の中からわき出てきた言葉をずっとノートに書き溜めてきました。同じように極限の状態を乗り越えてきた世界の皆さんに、この曲が届けられることを嬉しく思います。1人でも多くの皆さんに聴いてもらえたら、と願っています。また、今回1日だけでしたがマドリッドでの撮影に臨み、みんなと久しぶりに会えたことは思わぬ喜びでした。Huluオリジナル「THE HEAD」Season2は2023年初夏、独占配信予定(全6話)。(cinemacafe.net)
2022年12月17日山崎賢人、土屋太鳳、村上虹郎、三吉彩花、桜田通、仲里依紗、山下智久らが出演するサバイバルドラマ「今際の国のアリス」シーズン2より、スペシャル映像とバラエティ豊かなディスプレイアートが公開された。今回の映像は、通常は「Netflix」のサービス上でのみ見ることができる予告編。静寂な渋谷から一転、銃声とともに“げぇむ”「さばいばる」がスタートし、ミラの「みんなで“げぇむ”を一緒に楽しみましょう!」という掛け声をきっかけに、「どくぼう」「すうとり」「ちぇっくめいと」と、シーズン1より難易度もスケールもアップした“ねくすとすてぇじ”の“げぇむ”の数々が映し出される。また今作では、市街地で繰り広げられるド派手なカーアクションシーンにも注目となっており、映像では無差別に銃弾を放つゲームマスター・スペードのキングから逃れるため、怒涛のカーチェイスが見られる。炎や爆風、倒壊するビル、荒廃し植物化した東京の街も垣間見え、緻密に設計され細部までこだわられた美術セットとVFXの融合によって表現される世界観は圧巻。そして合わせて、「Netflix」のサービス上でメンバーごとにパーソナライズされて表示されるディスプレイアートが公開。個性豊かなキャラクターや印象的なシーンが切り取られているビジュアル。どのアートが表示されるかは、各メンバーの視聴履歴に基づいてアルゴリズムにより最適化されているため、このように並べて見ることができるのは貴重。これ以外にも数多くのディスプレイアートが用意されており、自分のアカウントにどのアートが表示されるか、要チェックだ。Netflixシリーズ「今際の国のアリス」シーズン2は12月22日(木)より独占配信。※山崎賢人の「崎」は、正しくは「たつさき」(cinemacafe.net)
2022年12月16日