俳優の三浦友和が夫婦の日にあたる2月22日(火)、東京・中央区のヒューマントラストシネマ有楽町で行われた主演映画『死にゆく妻との旅路』(塙幸成監督)のトークイベント付き試写会にゲストで出席。元歌手で女優の妻、山口百恵さんとの現在の夫婦関係について語った。末期がんの妻と約9か月間、ワゴン車で日本各地を旅した後に看取り、保護責任者遺棄致死で逮捕された清水久典さんの実話を綴った手記を映画化したもの。清水さんの役を演じた三浦さんは、司会者から「奥様との関係を見つめ直すきっかけになった?」と聞かれると、「なりましたね。奇跡的な出会いという台詞が出てきますが、そうだと思います。地上に60億以上の人がいて、10代、20代の頃はこんなに女性がいたら選べないよね、とか言っていましたけど、そういうことを超えて結びつき結婚したんですよね」としみじみ。「せっかく出会った人をホント大事にしないと、と痛切に思いました。普段から大事にはしているんですけどね」と百恵さんへの深い愛情をのぞかせた。現在59歳で「あと1年くらいで還暦で、そんなに長く生きられないんだな」と苦笑い。「子供たちは巣立っていった感じですし、これから2人でどう過ごしていくか、話し合っている訳ではないけど、感覚としてそういうことを感じ合っていると思います」と言葉に思いを込めた。観賞後の観客数人から感想が述べられる中、その内のひとりが清水さんが罪に問われたことについて「いいとか悪いとか言えることではないと思います」と述べると、「そうだと思います」と真摯に自身の意見を述べるひと幕も。「いろいろな受け取り方があって、この清水さんの妻の生き方が分からないと言う方もいれば、幸せだと思うと言う方も。いろいろなご意見があるのは監督の狙い通り。この作品は本当に夫婦で観てもらって、夫婦のあり方について考えてもらえれば」と真摯に呼びかけていた。映画『死にゆく妻との旅路』は2月26日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:死にゆく妻との旅路 2011年2月19日よりワーナーマイカルシネマズ金沢、ワーナーマイカルシネマズ御経塚、TOHOシネマズ高岡で先行上映、2月26日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて公開© 2011「死にゆく妻との旅路」製作委員会■関連記事:三浦友和、“妻”石田ゆり子を「素敵な奥さん」と絶賛も18歳差にショック!?深くて繊細かつ壮絶なる愛の実話『死にゆく妻との旅路』試写会に15組30名様ご招待
2011年02月22日12月12日(日)、東京・神田の専修大学にて映画『学校をつくろう』の完成披露試写会が行われ、舞台挨拶に三浦貴大、柄本時生、橋本一郎、池上リョヲマ、近衛はなら主要キャストのほか、原作者の志茂田景樹、神山征二郎監督が勢揃いし、本作への熱い思いを語った。志茂田景樹の小説「蒼翼の獅子たち」(河出書房新書刊)を映画化した本作。明治維新の動乱期を舞台に、“武力”ではなく“学問”の力で、国を変えようと奮闘し、やがて、法律と経済という当時最先端の学問を日本語で教える、日本初となる学校(※現在の専修大学)を作った、相馬永胤、田尻稲次郎、賀田種太郎、駒井重格という4人の男たちの情熱と青春を描いている。この日、集まった主要キャストのうち、三浦さん、柄本さん、橋本さん、近衛さんの4人には“ある共通点”があることが判明!その共通点は「大物俳優(有名人)を親に持つ“二世俳優”」であるということ。三浦友和と山口百恵の次男で、本作が初主演となる三浦さんを筆頭に、柄本さんは俳優・柄本明の次男、橋本さんは役所広司の長男、そして目黒祐樹と江夏夕子の長女である近衛さんと錚々たる顔ぶれが揃っているのだ。三浦さん、柄本さん、橋本さんの3人はこの共通点に対し、「お互い他人とは思えなかった」と答え、最初から特別な“絆”を感じられたことを明かした。そんな“二世軍団”を傍から見ていた池上さんも「待ち時間の他愛のない会話から、急に三浦くんと橋本くんが掛け合いを始めて、さすが“サラブレット”だな、と思った」と特別な“何か”を感じた様子。一方、メガホンを取った神山監督は「親が一流なだけに、演技が下手だったらいじめようかと思ったけど(笑)、そんな必要はなかった。将来が楽しみです」と、キャスト陣の演技を絶賛。三浦さんは最後に、本作について「いまの若い人たちに観てほしい映画。この作品からパワーをもらって帰ってもらえると嬉しい」と力強く呼びかけ、舞台挨拶を締め括った。『学校をつくろう』は2011年2月19日(土)より有楽町スバル座ほか全国にて順次公開。■関連作品:学校をつくろう 2011年2月19日より有楽町スバル座ほか全国にて順次公開
2010年12月13日明治安田生命保険は、「いい夫婦の日(11/22)」を前に、全国の20~59歳までの既婚男女1,084人を対象としての、インターネットによるアンケート調査結果を発表した。これによると、夫婦の関係では、配偶者からの愛情を感じている人(81.8%)、夫婦円満だと思う人(83.8%)と、ともに8割以上が円満な関係にあるという。ただ、「夫に不満がない」という妻(18.6%)に対し、「妻に不満がない」とした夫(41.4%)が2倍以上いたことから、夫婦間にギャップが見られるという。夫婦円満の秘訣は、プレゼント・食事より会話・感謝夫婦円満の秘訣については、プレゼントや一緒の食事より、8割近くが「よく会話する」「感謝の気持ちを忘れない」などを挙げ、夫婦間の会話が大切のようである。図から、少しでも会話があれば一気に愛情の度合いが増すようだ。毎月の「おこづかい」の平均は、昨年から約1,000円増え、28,945円と持ち直している。ただ、妻の24,002円は増えたものの、夫の33,833円は減っているという。配偶者に内緒でためている「へそくり」の金額は、持っていない人も含めた平均で、夫34万8千円に対し妻は3倍の98万6千円だったという。同じ質問をした06年と比べ夫が約2割減る一方、妻は3割以上増え格差が拡大しており、これは妻の防衛とみるのが妥当なようだ。また、理想の夫婦では、「三浦友和・山口百恵」夫婦が5年連続しての1位となったとのこと。
2010年11月19日俳優、三浦友和と元歌手・山口百恵さんの次男・三浦貴大(たかひろ)が5月29日(土)、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われた、俳優デビュー作の映画『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』(錦織良成監督)の初日舞台挨拶に、主演の中井貴一、高島礼子らと出席した。満場の観客約800人を前に「とても思い入れの深い作品で、こんなに多くの方に観ていただけるなんて、感謝の気持ちでいっぱい。昨日はすごく緊張して、緊張9割、楽しみ1割、な感じでした」とさわやかな笑顔。中井さんに「デビュー作は当たることが大切。貴大のためにもよろしくお願い申し上げます」と売り出され、思わず吹き出しながらも、客席に深々と一礼。観客の笑いを誘った。同作は、出雲のローカル鉄道を舞台に、50歳を目前にして子供の頃の夢だった電車の運転士を志した男とその家族の絆を描く物語。実際の子供の頃の夢を聞く質問に、貴大さんは「なかったです…スミマセン。どれだけ考えても出てこない」と苦笑い。俳優のレールを走り出した心境を聞かれると「それが一番の夢だったので、いろんなことを勉強させてもらっていて、恵まれています」と実直な言葉。中井さんは「『夢のひとつでも言えるようにしとけ』って言ったのに」と突っ込みながらも「でも言わないのが彼の良さ。純朴でしょう?普通、上手いこと言ったりするもんなのに」と温かい眼差しを向けた。また中井さんは、自身の俳優デビュー時をふり返り「先輩に『デビュー作を抜ける作品は出てこない』と言われたことがありますが、芝居を30年以上続けてきて、台本の読み方が上手くなったりはありますが、実際に出てこない。何も考えず、純粋に向き合えるのはデビュー作だけ」としみじみ。「これは貴大に話しました」と言い、可愛い後輩と見つめ合った。一方、劇中にひっかけ、キャスト陣がそれぞれ家族に対する想いを綴った伝言板が登場。高島さんが「家族の幸せは私の幸せだ〜」と読み上げると、中井さんは「高知(東生※高島さんの夫)いいナ〜」とニヤニヤ。高島さんは照れくさそうな表情を浮かべていた。『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』は全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語 2010年5月29日より全国にて公開© 2010「RAILWAYS」製作委員会■関連記事:【ハリウッドより愛をこめて】TBSドラマ「JAPANESE AMERICANS」撮影に同行!いくつからでも人生は変えられる『RAILWAYS』切符型ストラップを3名様プレゼント三浦友和&百恵の次男、中井貴一のアドバイスに感銘舞台挨拶付き『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』完成披露試写会に25組50名様ご招待ユーミン、49歳で電車の運転士になった男を描く映画の主題歌を書き下ろし
2010年05月29日