強制わいせつの容疑で書類送検されたTOKIOの山口達也(46)が4月26日、東京都内のホテルで緊急会見を開いた。黒のスーツに身を包んだ山口は冒頭、1分近くにわたり頭を下げて謝罪した。 肝臓の数値に異変があり、1月中旬から入院していたという山口。退院当日である2月12日は、病院から仕事へ向かった。午後からは自宅に戻ったが、退院を理由に飲酒。親交のあった女子高校生であるA子さんに電話で呼びかけ、自宅マンションへと誘った。A子さんの友人もいたというが、すでに酩酊状態の山口はA子さんに無理やりキス。泥酔した山口が目覚めたときには、少女たちはもういなくなっていた。 その後、A子さんは被害届を提出。山口が状況を把握したのは3月末だという。 会見のなかで何度もA子さんに苦しみの日々を送らせたこと、これからも苦しめてしまうかもしれないということについて「申し訳ない」と繰り返した山口。ジャニーズ事務所の顧問弁護士がA子さんの両親からのコメントを読み上げると、山口の目からは涙がこぼれた。 その内容は「今回、娘が被った事は、親としては決して許せるものではありません」としつつ「この過ちで1人の人間の未来がすべて奪われてしまうことは、私たちも望んでいません」という両親からの願いだった。 「携帯を開いていない。テレビもつけれる状態じゃない」という山口。今回の件について、他のメンバーにはまだ直接何も伝えていないという。メンバーへの思いを訊ねられると「城島茂、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也……」と途切れ途切れに名前を読み上げ、声を絞り出した。 「ジュニアのころを入れると30年。同じ人生の半分、彼らと戦ってきて助けて助けられてTOKIOはここまできた。しかし私の身勝手な件で彼らがどれほどつらい思いをしているのかを考えると、どうしていいか分からない」 続けて、こう心境を吐露した。 「彼らがいて、私がいる。甘い考えかもしれないが、怒ってくれるのも彼らぐらいしかいない年にもなった。彼らを信じてもし待ってくれている場所、私の席がそこにあるのであればまたTOKIOしてやっていけたら」 またファンに向けて謝罪した。 「本当なら子供たちの手本になるような人間にならないといけなかったのですが、そのファン全ての人、支えてくれる関係者やスタッフの人々にも謝っても謝りきれません」 退院した当日に飲酒した「自分の甘さ」が今回の件を招いたと発言した山口は「とにかく早く公の場に出なければと言う思いでやってきた」と会見の理由について明かした。そして「被害者のご両親の言葉に本当に救われました。本当に申し訳ございません」と改めて謝罪し、深々と頭を下げ退場した。 今回の件について、TOKIOのリーダーである城島茂(47)はコメントを発表。「山口達也の犯した行為は例え示談が成立したとしても、大人として、そして離婚したと言えども二児の父親である以上、決して許されることではありません」と、山口を戒めた。 「グループをまとめるリーダーとして、男として情けない限りです。同じメンバーとして山口達也には今回のことを誠心誠意償うことを望みます」 ネットでも悲しみの声が上がっている。 《グループに対する思いが半端じゃないのが伝わるのに、酒にのまれたとはいえ何てことしちゃったのかとほんと残念でしかたない》 《残念といか切ないというか寂しいというか……》 《福島の食べ物を率先して食べたり、復興に尽くしてきた姿をずっと見てきた。建設は一生、破壊は一瞬。本当に残念だ》
2018年04月26日アイドルグループ・TOKIOの山口達也(46)が、強制わいせつ容疑で書類送検されたと報じられたことを受け、NACK5は25日、山口がパーソナリティーを務める『山口達也 TOKIO WLKER』の29日放送回を休止することを発表した。同局の公式サイトに「4月29日(日)の『山口達也 TOKIO WALKER』の放送はお休みします。午前7時からは『びーさんぼーいず~Be SUNDAY BOYS~』を放送します」とコメントを掲載した。なお、NHKも同日、山口が司会を務めるEテレ『Rの法則』(毎週月~木曜18:55~)の25日・26日の放送を中止し、別番組に変更することを発表した。来週以降は「検討中」とのこと。
2018年04月25日《木村拓哉と山口智子の共演には感動したな~ロンバケ世代にはたまらんです》《知る人ぞ知る!キムタクと山口智子の懐かしいツーショット!》 視聴者たちを歓喜させたのは、2月22日に放映されたドラマ『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)第6話のラストシーン。木村拓哉(45)が演じる島崎章の元妻役として、山口智子(53)が登場したのだ。 ドラマ『ロングバケーション』(フジテレビ系)といえば’96年に平均視聴率29.6%を記録し、ドラマ史の金字塔を打ち立てた作品。当時“月曜日はOLは街から消える”とも言われ、社会現象にもなった。 3月1日放送予定の第7話は、山口が演じる元妻を中心としたストーリーとなるという。 「ロケ現場で山口さんは、息子役の田中奏生くんと肩を寄せ合って談笑していました。そこに撮影を終えた木村さんが笑顔で駆け寄ってきたのですが、まるで本当の家族のように見え、実に微笑ましかったですね」(制作関係者) まるで家族のようだったという『BG』ロケ現場での木村と山口だが、22年前のロンバケ撮影現場では、まるで本当の恋人同士のようだったという。当時を知るテレビ局関係者は次のように語る。 「木村さんと山口さんは、現場で会うと必ずハグをしていましたし、山口さんが『セナ~!』と叫んで、後ろから木村さんに抱きつくこともよくありました。クランクアップのときには、山口さんが木村さんに『いつかまた共演したいね!』と笑顔で言っていたのが印象的でした」 22年越しについに果たされた“約束”。だが実は、木村自身もごく最近まで、この再共演のことを知らされていなかったという。前出の制作関係者は言う。 「第4話で、木村さんが離婚した妻に電話をかけるシーンがありました。その撮影が終わった後に、木村さんは『いったい俺は誰に電話をしているんだ!?』と苦笑いしていました。まだこの時点で元妻役は確定しておらず、プロデューサーは山口智子さんサイドと水面下で交渉中だったそうです。ようやくキャスティングが決まったときには、木村さんも『山口さん!?ホントに?』と驚いていたそうです」
2018年02月28日加藤和樹が主演を務める『罠』が、7月13日に東京・かめあリリオホールにて開幕した。【チケット情報はこちら】本作は、フランスの劇作家ロベール・トマによるサスペンス劇。新婚3ヶ月の夫ダニエル(加藤)は行方不明になった妻エリザベートを待っていたが、戻ってきた妻(白石美帆)は全くの“別人”で――。2009年版では加藤が舞台初主演を務め、翌2010年には深作健太の舞台初演出作品として再演された本作。今回も深作が演出を手がけ、加藤は7年ぶり3度目のダニエル役挑戦となる。7年ぶりに同役を演じる心境を問われた加藤は、6人の男女による騙し合いが連続する内容に、当時を「人間不信に陥った」と振り返った。だが今回、深作と改めて作品について語ったエピソードを披露。「より深めていく部分と、新たに参加されるキャストの方々と新しいものを作るという気持ちで稽古に臨むことができました」と胸を張る。深作は見どころを聞かれ、「会話劇はキャラクターの作り込み方がカギになる」と前提した上で「今回はひとりひとりが裏の裏、表にまで何層も厚みのある人物像を作り上げました。6人が織りなすドライブ感を楽しんでください」とアピール。8年ぶりに同役に臨む白石も「深作さんが核となる部分の解釈を掘り下げてくださいました。ダニエルに対するエリザベートの愛も、五感を通じてより広がった気がします」と自信を覗かせた。ステージ上には、夫婦がバカンスで訪問している山荘が。その一室を舞台に、偽妻の登場に苛立ちを隠せないダニエルをはじめ、真実を求めるカンタン警部(筒井道隆)、エリザベートと付き添いのマクマシン神父(渡部秀)、絵描きのメルルーシュ(山口馬木也)、看護師のベルトン(初風緑)が代わる代わる登場し、緊迫感に満ちた心理戦を展開した。加藤は、圧倒的な現実に憔悴しきったダニエルを好演。次第に服装が乱れていき、シャツは胸元がはだけるほど。頭からストールをかぶり、虚ろな表情で夢遊病のように室内をさまようかと思えば、突然狂ったように叫び出すひと幕も。ダニエルを翻弄するエリザベート役の白石は、時に悠然と、時に朗らかな笑みを浮かべ、周囲に自身を“妻”と認めさせる工作を行う。一方でピストルや毒薬に向き合う、凍りついた表情にも注目だ。本作は今後、7月15日(土)・16日(日)に兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール、8月8日(火)から15日(火)まで東京・サンシャイン劇場に巡演する。取材・文:岡山朋代
2017年07月18日25日、お笑いコンビ爆笑問題の田中裕二(52)の妻でタレントの山口もえ(39)が第三子となる女児を出産したことを自身の公式ブログで報告した。 山口は、「ご報告」と題したブログを投稿。「皆さまにご報告があります。わが家に第三子となる2,890グラムの次女が誕生しました」とし「当日は家族皆が見守る中元気な産声をあげ誕生してくれました。立ち会っている間応援をしながら私に飲みものを飲ませてくれたり汗をぬぐってくれたり笑わせてくれたり……笑とても至れり尽くせりの出産となりました」と様子を明かした。 さらに「この誕生の瞬間を忘れずにこれからも家族五人力を合わせ楽しく仲良く過ごしてゆきたいと思っております。」とつづっている山口。最後に長男が手書きで書いたメモを公開。『あかちゃんのやることだっこするないたらよしよしする』というもので、山口は「たまらんです」とコメント。ほのぼのとした家族の一コマを見せた。 これに対しネットでは「おめでとうございます!」「田中さん、猫以上に可愛がりそう」「再婚したご夫婦が幸せになっている姿を見るのはとても嬉しい!」「素直に嬉しい。いいご夫婦・ご家族だとおもうから」「長男くんの手書きメモかわいい!」など反応を見せている。
2017年05月25日小栗旬、西島秀俊共演で、第1話から大迫力のアクションシーンを披露してきたドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」の第6話が、5月16日(火)放送される。今夜は小栗さんと西島さんが5人の敵と大乱闘、これまでで最もド派手なアクションシーンが繰り広げられるという。小栗さんや西島さんをはじめ、田中哲司、野間口徹、新木優子ら「公安機動捜査隊特捜班」の活躍を、直木賞作家の金城一紀が描いた骨太なアクションエンターテインメント。第6話では、11年前に起きた地下鉄無差別爆破テロの容疑者・里見(山口馬木也)が、偶然都内の防犯カメラに映り込み、テロの再発を防ぐため里見の行方を追う特捜班。さらに、鍛治(長塚京三)は警視総監の乾(嶋田久作)に呼び出され、里見を拘束するため特捜班をうまく使うよう圧力をかけられていた。11年間、里見が完璧に姿を隠していたことについて不審に思った稲見に、事件当時公安部に所属していた田丸が「あるうわさ」を口にし…というストーリー。果たして、里見の過去に秘められた衝撃の事実とは?11年前のテロ決行日が近づく中、特捜班は里見の真の狙いを突き止めてテロを未然に防ぐことができるのか?今回も見逃せない回となりそう。そして今夜の注目ポイントは、里見を追う稲見と田丸が、5人の敵とホームセンター内で繰り広げる壮絶な大乱闘!稲見の「出たとこ勝負でいきましょうよ」という言葉に対して、田丸は不敵な笑みを浮かべながら「行くか」と答え、5人の敵に向かっていくのだ。ホームセンターを貸し切って行われたこのシーン。様々な物が散乱し、棚や荷台が倒れる中、これまでの話数の中で最もド派手な格闘アクションで繰り広げられているという。約1分半に及ぶ、息つく間もない高速バトルシーンをぜひお楽しみに。なお、今回も公式Twitterでのスペシャル企画も実施される。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年05月16日ラグ&ボーン(rag & bone)が行なう、アーティストサポートプロジェクト「ハウストン プロジェクト」(HOUSTON PROJECT)に日本人アーティストである山口歴が起用される。同プロジェクトはニューヨークのイーストハウストンストリートにあるラグ&ボーンの店舗外壁をキャンバスとしてアーティストに提供するというクリエイティブな取り組み。今回起用される山口は、独自に生み出した多色の絵の具の筆跡を切って貼り合わせる「カット&ペースト」手法を使い、まるで生き物のごとく飛び出すような唯一無二の3Dアートを得意とする。
2017年01月25日シェイクスピア作品の中でも特に人気が高い名作『ハムレット』を、内野聖陽主演で上演する。演出は『レ・ミゼラブル』オリジナル版演出で知られ、英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクターである巨匠ジョン・ケアード。本作の製作発表が1月10日、都内にて開催された。舞台『ハムレット』チケット情報ジョンは以前より内野に「いつかハムレットをやるべき」と強く薦めていたという。その理由を「ハムレットはシェイクスピアが描いた中でも一番大きな役。若い役と思われているかもしれませんが、本当は経験豊かで技術がある人がやらなきゃいけない。この物語は哲学を描いているから、“ただ稽古でやったことをやる”のではなく、シェイクスピアの描いたことについて考えられる人じゃないと出来ない。内野さんはそういうことが出来る人」と熱弁。これに対し内野は「(考えることは)一番苦手」と笑いながらも、「ハムレットはもっと若い人がやるべきと思う人がいるかもしれませんが、そうじゃないんだぞというのを、今回必ずお見せします」と力強く意気込む。また名匠ジョン・ケアードについて「彼の“どんなキャラクターにも、特殊な役にも、それぞれ共感できるところがないといけない”という考え方が大好き。この作品にも難しい部分はあるかもしれないが、万人に共感できるところもたくさんある、豊かな作品になるのでは」と期待を話した。ちなみに劇中、ハムレットは「太っている」という描写があると訊き「(『真田丸』の家康役のために)16キロ太って必死にいま痩せようとしてたのに、気が緩みました(笑)」と内野。会見ではジョンによる構想も語られたが、中でも注目は、30人ほどの登場人物を、わずか14名のキャストで演じきるということ。内野含め、ほとんどの俳優が複数役を演じ、そのことで演劇的構造を浮かび上がらせる仕組み。「内野さんも(ハムレットが死んだ後)フォーティンブラスとして戻ってきてもらいます。もともと僕は、ハムレットの死後、全然知らない人(フォーティンブラス)が国をとっていってしまうのが疑問でした。ハムレットが自分がなるべきだった王として復活した…となると、この劇のテーマである“蘇る死と生の関係”というものがクリアに見えてくるんじゃないか」と語るジョンに、出演者自身も興味深そうに耳を傾けていた。なお、ヒロイン・オフィーリア役は、オーディションでこの役を掴んだという貫地谷しほり。「本当に今、ここに立てていることが嬉しい」と喜びを語った。ほか出演は北村有起哉、加藤和樹、山口馬木也、今拓哉、壤晴彦、村井國夫、浅野ゆう子、國村隼ら。公演は4月9日(日)から28日(金)まで、東京芸術劇場 プレイハウスにて上演(4/7・8にプレビュー公演あり)。チケットは1月14日(土)に一般発売を開始。その他兵庫・高知・福岡・長野・愛知公演あり。
2017年01月10日2014年に初演され、映画版公開と併せての再演が話題を呼んでいる、マキノノゾミ脚本・堤幸彦演出『真田十勇士』が、11日に開幕。公演に先立ち、10日にゲネプロが行われた。【そのほかの画像はこちら】その場しのぎの生活をしていた抜け忍びの猿飛佐助(中村勘九郎)はひょんなことから、世評とは裏腹に、知謀も自信もなさそうな真田幸村(加藤雅也)と出会い、自らの才智で彼を立派な武将に仕立てることを思いつく。そのために必要なのは、幸村を盛り立てる十人の家臣、真田十勇士。こうして、佐助のかつての忍び仲間・霧隠才蔵(加藤和樹)、才蔵の手下である三好清海(駿河太郎)と三好伊三(荒井敦史)、関ヶ原の合戦も経験した由利鎌之助(丸山敦史)、仕官先を探して流浪していた筧十蔵(高橋光臣)、幸村のかねてよりの家臣である海野六郎(栗山航)、幸村の長男・大助(望月歩)とその家来・望月六郎(青木健)、お調子者の根津甚八(村井良大)の十人が集結する。しかし、徳川方の忍び集団の首領・久々津壮介(山口馬木也)や彼の部下・仙九郎(石垣佑磨)や彼の娘の火垂(篠田麻里子)らが佐助と才蔵に襲いかかる。折しも、大坂夏の陣、開戦前夜。豊臣秀頼(村井良大/2役)を守ろうとする淀殿(浅野ゆう子)に頼まれ、幸村らは豊臣方に加勢するがーー。幕開きから力強い太鼓の打音が響くこの舞台は終始、とにかくダイナミック。カラフルな照明、盆の回転と共に変幻自在に形を変える美術、ワイヤーアクション、そして、多彩で細密なプロジェクションマッピング。まるでCG映画かゲームを見るような躍動感と爽快感いっぱいの大スペクタクルになっている。とはいえ、このプロダクションに迫力と説得力を与えているのは、何より、ハイテクに負けないエネルギーを投入する、俳優たちの生の身体。彼らが客席通路を走れば、観客はその風を肌で感じることができる。次から次へと飛び出す時事ネタも、生の舞台ならでは。特筆すべきは、普段は愛すべき三枚目ながら、神出鬼没ぶりを体現し、圧倒的な存在感で舞台をまとめ上げる佐助役・勘九郎。驚いてあごがはずれる、といったマンガ的表現もこなしながら、ふとした瞬間、とてつもないカッコよさを放つ。一方、歳蔵役の加藤は、冷静沈着な二枚目ぶりだが、ここぞというところで友情に厚く情熱的な素顔を見せる。個性あふれる十勇士が、夏の陣を前に杯を交わすシーンには心躍らずにはいられない。戦場での、勘九郎と山口が崖の上で見せる歌舞伎風の立ち回りや、加藤と石垣とのワイヤーでの戦闘場面は圧巻だ。歴史を知る観客にとって、豊臣方の末路は一目瞭然だ。しかし、力強い彼らの姿は、不可能を可能にし、嘘を真にしそうな勢い。果たして、彼らは絶体絶命のピンチを脱し、”奇跡”を起こすことができるのか??東京公演は10月3日(月)まで東京・新国立劇場 中劇場にて。その後、神奈川、兵庫を周る。チケットは発売中。取材・文:高橋彩子
2016年09月15日AKB48の元メンバーで女優の篠田麻里子が11日、中村勘九郎主演の舞台『真田十勇士』の囲み取材及び公開舞台稽古に登場。会見には他に勘九郎、加藤和樹、高橋光臣、村井良大、駿河太郎、荒井敦史、栗山航、望月歩、青木健、丸山敦史、石垣佑磨、山口馬木也、加藤雅也、浅野ゆう子、演出の堤幸彦が出席した。同作は映画監督の堤幸彦が演出、劇作家のマキノノゾミが脚本を担当し、2014年に勘九郎&松坂桃李のコンビで初演。勘九郎主演の映画版も2016年に公開される。大掛かりなセットに、出演者陣の総出演の大立ち回り、また十勇士の名乗りやプロジェクションマッピングなど、エンタテインメント性豊かな作品となっている。篠田はAKB48卒業後、初の舞台となるが、今回はくノ一役としてアクションや殺陣にも挑戦。「刀を持って動くのが自分としては初めてだったので、どうしてもダンスっぽくなってしまう」と稽古を振り返った。そして篠田は「『本当に殺す気でいかないと成り立たないよ』と言われて、なおかつリアルでやっちゃうと怪我しちゃうので」と、バランスをとりながら自分の気持ちを載せることが「勉強になった」と語った。初演時、映画版と別の役を演じることになった、霧隠才蔵役の加藤和樹は「稽古当初は前の役が残っていて、『鎌之助』と呼ばれるとピクッと反応してしまうこともありました」と苦笑する。初演時、そして映画版では松坂桃李が同役を演じているが、「いい味で超えていかなきゃいけないと思っています」と意気込んだ。主演の勘九郎は「"再演"とついていますけど、パワーアップというか、新しい作品になっています」と自信を見せ、「初演を見た方、映画を見た方、初めて出会う方、全ての方々に喜んでいただける作品になったと思っています」とアピール。「必ず損はさせませんので!」と力強く宣言した。東京公演は新国立劇場 中劇場で9月11日~10月3日、横浜公演はKAAT 神奈川芸術劇場で10月8日~10日、関西公演は兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホールで10月14日~23日。
2016年09月11日草間彌生と山口小夜子のドキュメンタリー映画を同時上映するイベント「世界が魅せられたふたりの異才 草間彌生×山口小夜子 ~松本貴子監督ドキュメンタリー特集~」が、9月4日から9月9日まで、東京・恵比寿の東京都写真美術館で開催されることが決定した。同イベントは、9月3日にリニューアルオープンするトップミュージアムこと東京都写真美術館の開館20周年を記念して行われるもの。上映作品は、1960年代に日本を飛び出し、ニューヨークで名を馳せた前衛芸術家の草間彌生を1年半にわたって追い続け、草間芸術の真髄に迫った『≒草間彌生 わたし大好き』と、1970年代にアジア人初のトップモデルとしてパリで活躍した山口小夜子と交友のあった松本貴子監督が、親交のあった人々の証言を集め、残された貴重な映像に触れながら彼女のミステリアスな正体に迫る『氷の花火 山口小夜子』のドキュメンタリー映画2作品。『≒草間彌生 わたし大好き』 (c) YAYOI KUSAMA『氷の花火 山口小夜子』(c) 2015「氷の花火 山口小夜子」製作委員会今回上映される2作品のメガホンをとった松本貴子監督は、現在BSジャパンで放送されている日本初のファッション情報番組「ファッション通信」の立ち上げに参加し、山口小夜子とは1987年に同番組の「山口小夜子特集」で知り合い、その後は、NHK「世界わが心の旅 ベルベルの少女の瞳」やNHK「アントワープ王立アカデミー 一流ファッションデザイナーはこう作られる」の制作で親交を深め、亡くなるまで交流を持ってきた。草間彌生とも20年来の親交を結び、「NHKBSプレミアム 世界が私を待っている 前衛芸術家草間彌生の疾走」、「NHKスペシャル 水玉の女王 草間彌生の全力疾走」など数々の映像作品を制作してきた。また、今回の2作品の同時上映に際して松本貴子監督は、「世界を舞台に闘った二人の日本人女性との出会いは、強烈でした。奇しくも同じおかっぱ髪。私は、映像という分野で関わることが、運命だと感じました。加えて言えば、二人とも“本物”。ドキュメンタリー映画の制作過程には、辛いことも沢山ありましたが、それを上回る掛け替えのない幸せな時間を、味わい尽くすことが出来ました。今回、トップミュージアムで2作品を同時上映出来ることは、この上ない喜びです。異彩を放つ二人の表現者の生き方が、多くの方々の記憶に残ることを願って!天才と美しい女(ひと)は、見飽きない!」とコメントしている。なお、『氷の花火 山口小夜子』が、カナダ・モントリオールで現地時間8月25日から9月5日に開催される「第40回モントリオール世界映画祭」のドキュメンタリー部門正式招待作品に決定したことも今回あわせて発表された。「世界が魅せられたふたりの異才 草間彌生×山口小夜子 ~松本貴子監督ドキュメンタリー特集~」の上映時間や詳細については、東京都写真美術館のオフィシャルサイトで確認出来る。【イベント情報】「世界が魅せられたふたりの異才 草間彌生×山口小夜子 ~松本貴子監督ドキュメンタリー特集~」会場:東京都写真美術館住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内会期:2016年9月4日~9月9日上映作品:『氷の花火 山口小夜子』『≒草間彌生 わたし大好き』休映日:9月5日料金:一般・学生1,500円、シニア・高校生以下・障がい者手帳1,200円
2016年08月28日9月22日(木・祝)から映画『真田十勇士』が公開、そして関西では10月14日(金)~23日(日)まで兵庫県立芸術文化センターで2年ぶりの再演となる同名舞台が幕を開ける。“真田イヤー”と呼ばれる今年、小説×映画×舞台のメディアミックス展開で贈る一大プロジェクトは、いよいよクラマックスを迎える。舞台「真田十勇士」チケット情報映画、舞台とも主演の猿飛佐助を演じる中村勘九郎は、ハードだったという2014年の初演を振り返る。「舞台上を駆けまわり、動き回り、喋り続けて3時間半。1回の公演で体重が3~4キロ減るぐらいでした。十勇士メンバーも同様で、幕が開ける前にはいつも“とにかく怪我だけは気をつけて乗り切ろう”とみんなで掛け声をかけていました。上手くやろうとか、よく見せようという気持ちではなく、1回の公演を乗り切ろうという感じでしたね」。それだけに演出の堤幸彦から「再演」と聞いたときには、「またあのハードな舞台を…とちょっと落ち込みました(笑)」と笑う。だが、「3月に映画を撮り終えて、早くこの舞台版『真田十勇士』の稽古に入りたいと思いました。映画で得たことが今回の再演にも繋がるなと思って」と逸る気持ちを抑えられなくなったという。再演では新たに山口馬木也扮する久々津壮介との一騎打ちが用意されている。「最後のギリギリのところで馬木也さんと一緒にアクションをできるのが楽しみです」と期待を込める。先に公開される映画版では前半をアニメーションで見せるため、「映画をご覧になった方も、この舞台で第一幕を実際の空間で観ることでひとりひとりのキャラクターにさらに感情移入ができると思います。また、再演はさらにパワーアップしたものにしたいと堤さんがおっしゃっていて、舞台美術も増える予定です。今年の秋はとんでもないことになると思いますので、ぜひ楽しみに待っていてほしいです!」と意気込む。舞台『真田十勇士』は9月11日(日)~10月3日(月)の新国立劇場 中劇場での東京公演、10月8日(土)~10日(月・祝)のKAAT 神奈川芸術劇場での横浜公演を経て、10月14日(金)より兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホールに登場する。チケット発売中。ぴあ関西版WEB
2016年08月18日名将・真田幸村の武功は真田十勇士のひとり、猿飛佐助の作戦だったとの発想で2014年に初演された、マキノノゾミ脚本・堤幸彦演出『真田十勇士』。今年、その映画版の公開と同じ9月に舞台版の再演が決定。製作発表会見が行われた。舞台『真田十勇士』チケット情報猿飛佐助を演じる中村勘九郎は「キャスト、スタッフが不可能に挑み、成功させようという気持ちが溢れた舞台。あの空間にまたいられるのは幸せ」と力強く語る。霧隠才蔵役には、初演と映画版で由利鎌之助を演じた加藤和樹。「新『真田十勇士』を作るべく、舞台上でこの役を精一杯生きたい。間違いなく人生を変える作品です」と意気込む。佐助、才蔵と共に活躍する真田十勇士は以下の8名だ。筧十蔵には高橋光臣。「前回(稽古場で)ゲイキャラになり、映画、再演に引き継がれます。今回はどこに恋心を抱くのか、楽しみにしていただきたい」。根津甚八には村井良大。「初演、映画版では海野六郎を演じました。今回は豊臣秀頼と二役。“早着替え”で舞台袖でも走ります」。三好清海を演じる駿河太郎は「2年前にこの作品を経験して舞台が楽しくなりました。初演を超える再演にしたい」。三好伊三役を演じる荒井敦史は「これだけ動き回る舞台に出られる機会はそうない。映画でも関西弁に苦労しましたが、関西公演に向けて頑張ります」。海野六郎役には栗山航。「初参戦なので怖くもありますが、真田家譜代の家臣のひとりとして誇りを持って演じたい」。真田大助を演じるのは望月歩。「いつかは舞台をと思っていました。初舞台で緊張しますが、精一杯頑張りたいです」。望月六郎役の青木健は「忠誠心や剣術指南役としての威厳や品格を追究し、新しい望月六郎を表現をと考えています」。由利鎌之助役の丸山敦史は「先代(?)の加藤さんに負けないよう、そして十蔵さんの心を掴めるよう、思いっきり演じたいです!」。佐助と才蔵の幼馴染の女忍・火垂を演じるのは、AKB卒業後、初舞台の篠田麻里子。「大変だったり不安だったりするほど燃える。私にしかできない火垂を演じたい」ときっぱり。十勇士に立ちはだかる久々津壮介役には、山口馬木也。「僕は初演時、もうひとつの舞台『真田十勇士』(宮田慶子演出)に出ていた。今回はその共演者から『裏切り者』『楽しんでこい』と言われました」。仙九郎には、初演、映画版に続いての石垣佑磨。「佐助、秀頼、才蔵、火垂と同門の幼馴染で、真田十勇士に嫉妬し、戦う宿敵。前作以上に彼らを苦しめようと思っています」。真田幸村役には、加藤雅也。「今回はステージもさらに大きくなる。修行僧のような生活を送り、必ず成功させたい」。そして、淀殿には浅野ゆう子。「堤監督にお掃除のおばさん役でいいから出してほしいと耳元でささやき続けてこの役をゲットしました。笑っていただけるパートを担い、あとは若い皆様に守っていただきます」と笑いを誘った。公演は9月11日(日)から10月3日(月)まで東京・新国立劇場 中劇場にて。その後、神奈川・兵庫でも上演。取材・文:高橋彩子
2016年08月02日TOKIOの山口達也(44)が、27日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『TOKIOカケル』(毎週水曜23:00~23:30)を欠席した。この日は、俳優の遠藤憲一とHey! Say! JUMPの中島裕翔がゲストとして登場。冒頭で国分太一が「お二人にまず最初に報告があるんですけど」と切り出し、「すいません。今日、山口さんが欠席でございます」と伝えた。そして、「これが、これなもんで」と目が腫れていることをジェスチャーで表現し、「自転車で事故っちゃったらしくて」と説明。「もう44歳なのにね」と笑わせた。山口は今月4日、日本テレビ系『ZIP!』に左目に眼帯をした姿で出演。「自転車で転びまして。顔から。ちょっとケガをしました」と話していた。
2016年07月28日元AKB48のメンバーで女優の篠田麻里子が27日、都内で行われた歌舞伎俳優・中村勘九郎主演の舞台『真田十勇士』の製作発表会見に出席した。同作は映画監督の堤幸彦が演出、劇作家のマキノノゾミが脚本を担当し、2014年に勘九郎&松坂桃李のコンビで初演。勘九郎主演の映画版も2016年に公開される。話を聞いた時に「絶対やりたい」と即答した篠田だが、会見前にマキノや堤から「すごく大変だよ」と言われ「今、この場が不安でたまらないです」と心情を吐露。篠田は「でも、無理だよって言われるほど燃えてくるので」と語り、「最後の仕事だと思うぐらいの気持ちで頑張りたいと思います」と宣言すると、その決意の強さに出演陣からもどよめきが起こった。映画版では、篠田と同役を元AKB48メンバーの大島優子が演じるが「仲間として、映画から、舞台からと盛り上げられるのは嬉しいことだね、と話しました」と、元メンバー同士の交流を明かした。また、再演が決まった際の勘九郎の気持ちは「マジか」。勘九郎は「映像にならないかなと話していたら映画になって、良かったねと話していたら、再演が付いてきちゃった」と正直な心境を説明し、「本当に大変な舞台なんです」と苦笑した。加藤も初演と違う役でのオファーに「マジか」と驚いたと語るが、「監督の思いを受けて、最後までしっかり努めたい」と意気込んだ。会見には他に高橋光臣、村井良大、駿河太郎、荒井敦史、栗山航、望月歩、青木健、丸山敦史、石垣佑磨、山口馬木也、加藤雅也、浅野ゆう子、脚本のマキノノゾミ、演出の堤幸彦、日本テレビ放送網 取締役執行委員事業局長 中山良夫が出席した。東京公演は新国立劇場 中劇場で9月11日~10月3日、横浜公演はKAAT 神奈川芸術劇場で10月8日~10日、関西公演は兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホールで10月14日~23日。
2016年07月27日NHK大河ドラマ「真田丸」の人気と共に“真田イヤー”と言われる今年、あの超大作『真田十勇士』が帰ってくる。2014年、“大坂の陣”400年に製作された、主演・中村勘九郎、演出・堤幸彦のスペクタクル時代劇だ。今回は7月に小説が出版、9月には映画が全国公開、そして舞台が関西で10月に上演されるというスペシャルプロジェクトで再登場。舞台「真田十勇士」チケット情報忍びの里を抜けた猿飛佐助が真田幸村と出会い、世間で噂の英雄と実像との違いに悩む彼に「嘘も突き通せば真実になる!」と押しかけ臣下に。かつての忍びの仲間・霧隠才蔵ら十勇士を集め、幸村を本物の天下の名将に仕立て上げることに…。脚本は演劇界の重鎮・マキノノゾミ。壮大な世界観と厚みのある人間ドラマに豪華キャストを配し、堤のド派手な演出で痛快娯楽アクション時代劇を作り上げた。今回は、主演の勘九郎、幸村の加藤雅也ら継続メンバーに、篠田麻里子、浅野ゆう子、山口馬木也らが新たに参加する。前作と映画で槍の使い手・由利鎌之助役だった加藤和樹は、今回の舞台では、前回松坂桃李が演じた霧隠才蔵役で出演。ミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』大阪公演で主演中の加藤に話を聞いた。「再演と聞いて、同じ由利鎌之助だと思っていたのに、『才蔵で』と言われて『えっ!?いやいや、それは…』って。びっくりでした、ほんとに(笑)」。堤や勘九郎の期待を背負い「勘九郎さんの相棒を務めるわけですから、必死で喰らいついていきます。そして、桃李くんの意志でもある、見ていて惚れ惚れするような才蔵を。桃李くんの才蔵を楽しみにしていた人たちにも、僕で良かったと言われる才蔵を作り上げたいですね」と意気込む。作品は、プロジェクションマッピングを効果的に用いるなど、エンターテインメントを駆使した堤の演出も話題だ。忍者ならではの奇想天外なアクションの中、加藤はフライングにも初挑戦。「高いところは大好きです(笑)。アクションもカッコ良くキメたい」。また、佐助と才蔵の幼馴染の女忍び・火垂(ほたる)との愛も描かれる。火垂には、グループ卒業後初舞台となる篠田麻里子。「惚れられつつ、命を狙われつつ…ちょっと危険な関係の中での愛情関係も見えたらいいなと」。中でも最大の見どころは合戦シーン。「夏の陣は、もうずうっと走りっぱなしで。手に汗握る壮絶な立ち回りが生で観られます。初演を観た人も初めて観る人も、絶対に笑って泣ける作品。今回、同じ作品を映画と舞台で同時期に観られるって、贅沢ですよね。お客さんの期待度も上がってる分、その期待をもっといい意味で裏切るようなものにしなきゃいけないと思っています」。アーティストデビュー10周年の加藤に、大きな挑戦が待っている。公演は、9月11日(日)から10月3日(月)まで東京・新国立劇場 中劇場、10月8日(土)から10日(月・祝)まで神奈川・KAAT 神奈川芸術劇場 ホール、10月14日(金)から23日(日)まで兵庫・兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホールにて上演。チケットは発売中。取材・文:高橋晴代
2016年06月21日山口もえが総料理長6月9日(木)から6月22日(水)の期間、港区青山にてタレントの山口もえが名誉総料理長を務める「オイル de ヘルシーカフェ」がオープンする。オイルを「健康に良く積極的に摂りたいもの」とする新しい意識をアピールし、栄養豊富で美味しいメニューを提供するカフェだ。6月9日(木)にはカフェのオープニング記者発表会と内覧試食会が開催され、山口もえも登場。オイルと一緒に摂取することでカルシウムの吸収や沈着を助けるビタミンK2・ビタミンDといった脂溶性栄養素について説明をうけ、「摂れているつもりで摂れていない栄養があったことにビックリしました。今までもったいないことをしていたかもしれない」(プレスリリースより引用)とコメントした。オイルの魅力、もっと知りたい!カフェのメニューには、野菜などの脂溶性栄養素の吸収率をアップさせる「AJINOMOTO 毎日(R)栄養オイル ビタミンK2&ビタミンD」と、食事からしか摂れない必須脂肪酸を配合した「AJINOMOTO 毎日(R)栄養オイル DHA&EPA」を活用。彩りの良い前菜やサラダ、パスタやピザなど全10品のメニューを提供する。■「オイル de ヘルシーカフェ」概要期間: 2016年6月9日(木)~6月22日(水)店舗所在地: Royal Garden Cafe 青山東京都港区北青山 2-1-19電話番号: 03-5414-6170営業時間: 11:00-23:00 (ラストオーダー22:00)定休日: 年中無休(プレスリリースより抜粋)(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社J-オイルミルズプレスリリース※山口もえさんが名誉総料理長に就任! 不足しがちな栄養素をオイルで摂れる 「オイル de ヘルシーカフェ」オープン/@Press
2016年06月15日タレントの山口もえが、きょう26日に放送される読売テレビ・日本テレビ系バラエティ番組『ダウンタウンDX』(毎週木曜22:00~23:00)に出演。夫の爆笑問題・田中裕二のノロケ話を披露する。山口は、以前の田中のことを「全然タイプじゃなかったんです」と述懐。しかし、「噛めば噛むほど味が出るスルメみたいな人。どんどん好きになっているんです」とノロケながら、結婚後の田中の変化を明かす。一方、同じく芸人の妻である、オリエンタルラジオ・中田敦彦夫人の福田萌は、2歳半の娘が、両親がテレビの仕事をしていることが分かってきたことを紹介。しかし、オリエンタルラジオがテレビに出ていても、相方の藤本慎吾を応援してしまうそうで、「PERFECT HUMANを見たいときも『慎吾君が見たい』って…。パパはピリピリしています」と、微妙な家庭状況を報告する。今夜の放送は"仲良しスペシャル"と題し、ほかにも東尾修&石田純一、江原啓之&岡本知高、ケンドーコバヤシ&ハリウッドザコシショウ、関根勤&岩井ジョニ男、西川俊介&矢野優花が出演する。
2016年05月26日内博貴が主演するミュージカル『グレイト・ギャツビー』の製作発表会見が5月20日、都内にて行われた。共演は相葉裕樹、愛原実花、大湖せしる、山口馬木也ほか。演出は錦織一清、脚本は『マッサン』の羽原大介が手掛ける。ミュージカル『グレイト・ギャツビー』チケット情報原作はF・スコット・フィッツジェラルドの代表作にして、アメリカ文学を代表する傑作小説。“狂騒の20年代”と呼ばれた1920年代のNYで、毎週末、絢爛豪華なパーティを繰り返す謎の大富豪、ジェイ・ギャツビー。彼は何のためにそんなことを繰り返しているのか。その裏には、あまりにも純粋な愛があった――。1974年にロバート・レッドフォードが、そして2013年にはレオナルド・ディカプリオが主演した映画もあまりにも有名だが、そのディカプリオ版を観た内が、自らプロデューサーに舞台化を提案したという。内は「映画を観終わってすぐ、これをミュージカルにしたら面白いんじゃないか、とビビっと来た。それから、やりたいやりたいと言い続けてきました。言い続けると、夢は叶うものですね」と感慨深げに話す。この物語のどこにそんなにほれ込んだのか、という問いには「デイジーというひとりの女性への熱い思い。“そんなに人を愛せる?”と、僕自身、そんな経験がないからこそ惹かれた」と内。自身とギャツビーとの共通点は「今は思いつかない」と話すも、演出の錦織からは「女にだらしない男が一途な男を演じるとマスコミが喜ぶから、そんな大俳優になってください!」というユニークなエールが贈られていた。その錦織は「25年前だったら、僕がギャツビーを演じられたのではと、(内に)嫉妬する」と話し会場を沸かせていたが、「アメリカが希望に燃えていた時代を描き出したい」と意気込みを。ヒロイン・デイジーを演じる愛原実花は「与えられた課題をこなすだけでなく、自発的にデイジー像を作っていきたい」と話していた。公演は7月2日(土)から10日(日)まで、東京・サンシャイン劇場にて。その後、愛知・京都・兵庫公演あり。チケットは5月28日(土)に一般発売を開始する。
2016年05月23日“真田イヤー”と言われる今年、舞台『真田十勇士』がパワーアップして帰ってくる。さらに公演と同時期に映画公開と出版化されることも決定、【映画×舞台×小説】という、まさに最高のメディアミックスが実現。日本映画界、演劇界、出版界、しいてはエンタテインメント界にとってスペシャルなプロジェクトが始動する。舞台「真田十勇士」チケット情報舞台は2014年の初演と同じく、演出(監督)を堤幸彦が手がけ、脚本を演劇界の重鎮マキノノゾミが担当。壮大な世界観と濃密な人間ドラマを描ききる。そして主人公・猿飛佐助を演じるのは、初演に引き続き同時期公開の映画でも同役を務める中村勘九郎。歌舞伎に留まらず、映画・ドラマ・CM など幅広い分野への挑戦を続けている勘九郎。本公演でも抜群の存在感でパワーアップした佐助を演じるに違いない。佐助とともに『真田十勇士』を支える霧隠才蔵には加藤和樹が登板。初演と映画版では由利鎌之助を演じた加藤和樹が新たな相棒役として挑む。実は腰抜けの武将であったという真田幸村には、初演・映画版同様、加藤雅也。佐助と才蔵の幼馴染で女忍びとしてふたりを翻弄する火垂を、グループ卒業後初舞台となる篠田麻里子が務め、豊臣秀吉の妻・淀殿を浅野ゆう子が演じるなど、再演も魅力的なメンバーが揃った。その他、高橋光臣、村井良大、駿河太郎、青木健、石垣佑磨など、舞台初演・映画版より継続して出演のメンバーに加え、荒井敦史、望月歩は映画版より引き続き、さらに、栗山航、丸山敦史、山口馬木也らの新規参戦が決定!この秋、かつてない豪華メンバーでお届けするスペクタクルな舞台『真田十勇士』をお見逃しなく!公演は、9月11日(日)から10月3日(月)まで東京・新国立劇場 中劇場、10月8日(土)から10月10日(月・祝)まで神奈川・KAAT 神奈川芸術劇場 ホール、10月14日(金)から10月23日(日)まで兵庫・兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホールにて上演。東京・神奈川公演は6月4日(土)より、関西公演は6月12日(日)より、チケット一般発売開始。なお、チケットぴあでは、5月13日(金)11:00まで関西公演のいち早プレリザーブ(ぴあプレミアム会員限定)を実施中。さらに、5月16日(月)11:00まで東京・神奈川公演、5月17日(火)11:00まで関西公演のプレリザーブ(先行抽選)の受付実施中。
2016年05月11日元AKB48で女優の篠田麻里子が、舞台『真田十勇士』に出演することが30日、発表された。篠田は2013年のAKB48卒業後、初舞台となる。主役の十勇士・猿飛佐助を演じるのは歌舞伎俳優の中村勘九郎。同じく十勇士の霧隠才蔵役には、4月からミュージカル『1789』で主演を務めるなど、様々な舞台で活躍する加藤和樹が決定した。篠田は2人を翻弄する女忍び・火垂を演じる。同作は映画監督の堤幸彦が演出、劇作家のマキノノゾミが脚本を担当し、2014年に中村勘九郎&松坂桃李のコンビで初演。同キャスト・同スタッフでの映画版も2016年に公開される。映画版『真田十勇士』で火垂役を演じるのが、元AKB48で篠田とともに活躍した大島優子で、篠田と大島は同じ役を演じることになる。舞台版ではほかに、真田幸村役の加藤雅也、豊臣秀吉の妻・淀殿役の浅野ゆう子が出演する。更に、高橋光臣、村井良大、駿河太郎、荒井敦史、栗山航、望月歩、青木健、丸山敦史、石垣佑磨、山口馬木也らが舞台を彩る。東京公演は新国立劇場 中劇場で9月11日~10月3日、横浜公演はKAAT 神奈川芸術劇場で10月8日~10日、関西公演は兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホールで10月14日~23日。映画公開と舞台公演にあわせ、2016年夏に小説版の発売も予定している。
2016年03月30日舞台と映画が同時期に開幕・公開という史上初のメディアミックスが実現する中村勘九郎主演「真田十勇士」。この度、篠田麻里子、浅野ゆう子、加藤和樹、加藤雅也らが出演することが決定し、舞台版のキャストの全貌が明らかになった。豊臣・徳川の最後の決戦「大坂の陣」から400年となる2014年、日本テレビ開局60年特別舞台として大ヒットを記録した「真田十勇士」が、“真田イヤー”と言われる2016年、舞台公演と同時期に映画公開と出版化されることも決定し、「映画×舞台×小説」という、史上初の画期的な試みが話題となっている。9月11日(日)の新国立劇場を皮切りに上演される本舞台は、2014年の初演と同じく堤幸彦が演出を手がけ、脚本は演劇界の重鎮・マキノノゾミが担当し、壮大な世界観と濃密な人間ドラマを描く。主人公・猿飛佐助を演じるのは、初演から引き続き、中村さんが本舞台そして映画でも好演する。そして今回新たに発表されたキャストには、「真田十勇士」を支える霧隠才蔵役に、初演と映画版では由利鎌之助役を演じた加藤和樹が、卓抜した運動神経とアクション力を武器に、新たな相棒役として挑戦。また、映画版では大島優子が演じる佐助と才蔵の幼馴染みで女忍びとして2人を翻弄する火垂役を、「AKB48」卒業後初舞台となる篠田さんが、豊臣秀吉の妻・淀殿役に浅野さんがキャスティングされた。さらに、真田幸村役には、初演、映画版同様加藤雅也が続投するほか、高橋光臣、村井良大、駿河太郎、青木健、石垣佑磨など、舞台初演・映画版より継続して出演のメンバーに加え、荒井敦史、望月歩は映画版より引き続き、さらに、栗山航、丸山敦史、山口馬木也らの新キャストが顔を揃えた。舞台「真田十勇士」は9月11日(日)より東京・新国立劇場にて、10月8日(土)より横浜・KAAT 神奈川芸術劇場にて、関西・10月14日(金)より兵庫県立芸術文化センターにて公演。映画『真田十勇士』は9月22日(木・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月30日新国立劇場にて一挙再演する「鄭義信 三部作」の第二弾『たとえば野に咲く花のように』が4月6日(水)より上演される。ともさかりえ、山口馬木也、村川絵梨、石田卓也ら実力派キャストを迎え、1951年の九州の港町を舞台に、戦争の傷を抱えた男女の愛憎を描き出す。初日まで約3週間に迫った3月下旬の稽古場を取材した。舞台『たとえば野に咲く花のように』チケット情報戦争で失った婚約者を想い続ける在日朝鮮人の満喜(ともさか)、自身も戦争の傷を抱え、自分と同じ目をした満喜に惹かれる康雄(山口)、その婚約者のあかね(村川)、康雄の弟分で、あかねにぞっこんの直也(石田)。出口のない四角関係が本作の軸となるが、この日、稽古が行われたのは、物語の終盤、街を出る決意をした康雄とそれを引き留めようとする直也、康雄の心変わりを許せないあかねらの感情が激しくぶつかり合うシーンから、満喜が康雄への愛情をようやく垣間見せる印象的なシーンへとつながるクライマックスの場面。「鄭義信 三部作」の中でこの『たとえば野に咲く~』のみ、鄭以外――2007年の初演に続き、鈴木裕美が演出を務める。稽古から気付かされるのは、鈴木が、鄭による脚本上の登場人物たちの感情の流れ、それに伴い発せられるセリフに対し、絶対的ともいえる信頼を置いているということ。ひとつの言葉が“導火線”となり、相手を刺激し、またそれが次に…という感情の流れに寄り添い、アクションの動きさえもつけていく。鈴木曰くこのシーンの登場人物は「次の一手がどうにもならない=どう生きていけばわからずにいる者たち」。戦争、喪失、貧しさ、また始まった戦争(=朝鮮戦争)に翻弄され、生きることもままならず、やるせない思いが怒りと悲しみに火をつけ、混乱を呼び起こし――激しく爆発する。新たな地へ踏み出そうとする者(=康雄)と、変わってしまったことを受け入れられず、しがみつこうとする者(=直也、あかね)、そのぶつかり合いにさらに翻弄される者(=満喜)。四角関係の極みだが、それぞれの感情が痛いほどに突き刺さってくる。セリフは全編九州弁で、稽古場での鈴木の演出の指示にも九州弁が混じるが、東京でもなく、かといって遠い異国の話でもなく、60年以上前、復興への歩みのさなかのこの国の地方の片隅のコミュニティをしっかりと心に焼きつける。「せからしか(=やかましい!黙れ!の意)」など、その地方のものでなければ耳慣れない言葉がたびたび出てくるのに、すんなりと入ってくるのが不思議だが、やはり、セリフのひとつひとつに寸分の無駄もなく感情が乗せられているからこそ伝わってくる。出口のない感情の生々しいぶつかり合いが彼らをどこに連れていくのか? 公演は4月6日(水)より東京・新国立劇場小劇場にて開幕。取材・文・撮影:黒豆直樹
2016年03月25日タレントの山口もえが3月9日(水)、都内で行われた『しまじろうと えほんのくに』の完成披露試写会に出席。語呂合わせで“サンキューの日”にあたるこの日、山口さんは「子どもが生まれて、両親に感謝することが増えた。今日は両親に感謝したい」と話していた。ベネッセコーポレーションの幼児向け教育ブランド「こどもちゃれんじ」の人気キャラクタ“しまじろう”が活躍する劇場用映画の第4弾。山口さんは、しまじろうから花束を手渡され、ハグされると「すごく幸せ。ありがとうの気持ちが伝わる」と笑顔を見せた。また、自分自身は「(オウムの)とりっぴいに似ている」といい、「おっちょこちょいで、あわてん坊なところが似ている」と理由を説明していた。劇場版『しまじろう』シリーズは、親子一緒に劇場で映画を楽しむ「ファーストシネマ」をコンセプトに、上映中に途中休憩を設けたり、上映時の照明を明るくしたりと、子どもの映画館デビューを後押しする工夫が施されており、山口さんは「私も家族と一緒に行った初めての映画館をよく覚えている。今日が親子のよい思い出になれば」と話していた。また、舞台挨拶には奄美市出身の音楽ユニット「カサリンチュ」が駆けつけ、映画のテーマソング「たいせつなひと」を披露した。『しまじろうと えほんのくに』は3月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月09日●山口県に新たな宇宙電波望遠鏡をつくるKDDIと山口大学は1月26日、KDDI山口衛星通信所にある大型パラボラ・アンテナを、衛星通信用から電波望遠鏡へ改造し、ブラックホールなどの宇宙観測研究に活用すると発表した。KDDIは2001年にも別の大型パラボラ・アンテナを国立天文台に譲渡しており、電波望遠鏡に改造され、現在は山口大学が研究に使用している。同大学では今回借用するアンテナと組み合わせることで「山口干渉計」を構築。日本最大級の電波干渉計として、ブラックホールなどの宇宙観測研究に挑む。今回は同日に行われた記者会見の模様から、KDDI山口衛星通信所の来歴や電波望遠鏡の概要、観測により期待される成果などについて見ていきたい。○見渡す限りのパラボラ・アンテナ、世界の通信を支える西の関門局KDDI山口衛星通信所は山口県山口市仁保中郷という、周囲を山に囲まれた、緑豊かな場所にある。敷地内には大小さまざまなパラボラ・アンテナが立ち並び、これらのアンテナによって、静止通信衛星「インテルサット」や「インマルサット」からの通信を受け止め、通信先へ中継する役割を担っている。KDDIは1963年(当時はKDD)に、茨城県に「茨城衛星通信センター」(当時は茨城衛星通信所)を開所し、日米間の衛星テレビ通信の中継を行っていた。開所直後、米国との衛星通信実験が行われた最中に飛び込んできたのが「ケネディ大統領の暗殺」という衝撃的なニュースだったことは、歴史の教科書に載るほど有名な事件である。しかし、同通信所は主に太平洋を挟んだ米国との通信用に造られたため、日本の西側にある欧州やアフリカなどとの交信はできなかった。そこで山口県に新しい衛星通信基地が造られることになり、1969年5月に開所したのがこのKDDI山口衛星通信センター(当時はKDD山口衛星通信所)である。山口県からであれば太平洋だけでなく、インド洋上空の衛星との通信もでき、また台風や地震などの災害に見舞われる可能性も少ないこと、さらに周囲を山に囲まれていることで通信にとって厄介な雑音も少ないことなどが、この地が選ばれた理由だという。その後、2007年に茨城衛星通信センターは閉所され、同所が担ってきた機能はすべて、この山口衛星通信センターに統合されることになった。現在では日本最大にして、世界でも有数の大きさをもつ衛星通信基地となっている。○衛星通信アンテナから電波望遠鏡へ山口衛星通信センター内には、合計で24基のアンテナが並んでいる。その中でもひときわ目を引くのが、アンテナの直径(口径という)32mと34mの大型パラボラ・アンテナである。32mの「山口第4アンテナ」は1979年に、34mの「山口第2アンテナ」は1980年に建設され、衛星テレビや国際電話、国際データ通信など、さまざまな通信を国内外へ中継し続けてきた。しかし現代では、海底ケーブル網が発達したことや、通信衛星の性能が上がり、より小さなアンテナでも通信ができるようになったことなどを受け、大型アンテナは衛星通信としての役目を終えることになった。しかし、アンテナそのものの役目はそこで終わらなかった。新たに「電波望遠鏡」として、第二の人生を歩み始めることになったのである。「望遠鏡で宇宙を見る」には、大きくふたつのやりかたがある。ひとつは市販の天体望遠鏡や、あるいはハワイにある「すばる」望遠鏡のように、可視光、つまり人間の目に見える光で観測する方法。そしてもうひとつが、赤外線やX線、ガンマ線、電波といった、人間の目には見えない電磁波で観測する方法である。天体はあらゆる電磁波を出しているため、可視光だけでは見えなかったことが、他の電磁波を使うと見えるようになる。電波望遠鏡では宇宙の天体からやってくる電波を捉える必要がある。一方、衛星通信用のアンテナも、宇宙の人工衛星からやってくる電波を捉えるように造られている。両者は受信機器など細かな点は異なるものの、設備をそのまま共有することができる。まず2001年に、山口第4アンテナの運用が終わり、国立天文台へ無償譲渡されることになった。その後、電波望遠鏡にするための改造が行われ、2002年から「第1電波望遠鏡」として運用が始まっている。現在は国立天文台との協定により、山口大学と共同で研究に活用されている。第1電波望遠鏡では、単体での観測はもちろん、国内や中国、韓国、台湾などにある他の望遠鏡との連携による観測も行われており、東アジア地域における観測の中核的な存在にある。これまで星が誕生する様子やブラックホールの観測が行われており、2011年には形成中の星の周囲にあるガスが、回転し、中心の星へ向けて落下している様子を検出することに成功している。そして山口第2アンテナもまた、2015年に運用を終えることになり、「第2電波望遠鏡」として活用されることになった。第2電波望遠鏡は単体でも運用されるほか、隣接する第1電波望遠鏡と連携することで「干渉計」という仕組みを構築でき、単一の望遠鏡では達成できないほどの高い能力で、宇宙を観測できるようになる。●「山口干渉計」の誕生へ○山口第2アンテナも電波望遠鏡に第2電波望遠鏡は1980年に山口第2アンテナとして建設され、インド洋上の静止軌道に配備された通信衛星「インテルサット」との通信で運用が開始された。その後約35年間にわたって、インド洋と太平洋上の静止衛星とを結んだ、国際電話や国際データ通信、国際テレビ伝送などの国際通信サービスで活躍した後、2015年に運用を終了した。そして山口大学の要望に応じ、昨年11月にKDDIと山口大学との間で第2アンテナの賃貸借契約が結ばれた。契約期間は今月から来年3月までの1年3カ月で、その後も必要に応じて更新が行われていく予定になっている。第2電波望遠鏡のアンテナの口径は34mで、これは国内第3位の大きさを誇る。その表面は432枚のアルミ製パネルで構成されている。内部にはセンサーとヒーターが内蔵され、雪などが積もると自動的にヒーターの電源が入り、雪を溶かすようになっている。また熱による膨張や収縮に対応するため、パネル同士の間は若干隙間が開けられている。高さは最大42mで、重量は430トン。電動モーターによって土台を360度回転させることができ、方位を自由に変えることができる。またアンテナの上下の角度(仰角)は0度から90度まで、こちらも自由に変えることができる。もっとも、衛星通信で使われていたころは、静止衛星は上空の一点でほぼ静止しているため、アンテナを頻繁に動かす必要はなかったので、電波望遠鏡になって初めて真価を発揮することになる。同大学の藤沢健太(ふじさわ・けんた)教授は、「ひとつの大学がこれほどの規模の望遠鏡を使えるというのは、あまり例が無いこと」と語る。あまり、というのは、実は茨城大学も、前述の閉鎖されたKDDI茨城衛星通信センターにあった大型パラボラ・アンテナの提供を受け、電波望遠鏡に改造して研究に使用しているためである。したがって山口大学と茨城大学とはお互いに仲間同士であり、またライバル同士でもあるという。今後は実際に電波望遠鏡に改造するために必要な、駆動部や受信機、電波信号分析システムなどの開発が行われることになっている。計画では今年中に工事を終えて観測を開始し、2017年にも何らかの成果を発表したいとしている。○山口干渉計第2電波望遠鏡ができたことによる最大の特長は、隣接する第1電波望遠鏡との共同で、「干渉計」という仕組みを構築することができる点にある。望遠鏡で対象を細かく見ようとすると、口径を大きくする必要がある。たとえば可視光を見る望遠鏡の場合、市販の天体望遠鏡でも高性能なものは筒の部分が太くなっており、ハワイにある世界最高性能の望遠鏡である「すばる」は8.2mもの口径をもっている。電波望遠鏡でも口径が大きいほうが、より遠くの天体を鮮明に見ることができる。では、直径34mの第2電波望遠鏡は、直径8.2mの「すばる」よりもはるかに良く見えるのかといえば、実はそうではない。そこには光と電波の波長の違いがある。電波のほうが波長が1000倍以上も長いため、仮に「すばる」と同じだけ細かく見ようとすると8.2m x 1000 = 8200mという、途方も無い大きさの口径が必要になってしまう。そこで、離れたところに置いた2基以上の望遠鏡を使い、同じ対象を同時に観測する「干渉計」という仕組みを使うことで、単一の望遠鏡では到底実現不可能な大きさの口径を、擬似的に作り出すことができる。山口大学では、第1電波望遠鏡と第2電波望遠鏡で干渉計を構築。「山口干渉計」と名付け、これまで誰も見たことがない宇宙の姿の解明に挑む。もっとも、第1と第2電波望遠鏡の間の距離は110mほどと近いため、角度分解能(どれだけ細かく見られるかを角度で示したもの)は小さい。しかし、周波数に対して連続的に放射強度が変化している「連続波天体」に対する感度はとても高くできるという特長をもっている。おおまかな数字で言うと、第1電波望遠鏡だけで観測したときと比べ、100倍近い感度で観測できるようになるという。藤沢教授はこの性能向上について、「たとえば星が爆発している様子などは、これまで第1電波望遠鏡だけでは見られなかった。それが感度が100倍になることで捉えることができるようになり、またブラックホールなどの観測でも新しいものが見えてくるだろう。また、今まで見られなかった天体も見えるようになる。とにかくいろいろ見えるようになる」と語る。藤沢教授らが着目しているのは、天体の明るさが短時間に大きく変化するような「爆発現象」である。その中でもとくにブラックホールに興味があるという。ブラックホールとは、星が爆発したあとに残される小さいながら重力の大きな天体で、その重力で光をも吸い込んでしまうことから「ブラックホール」と呼ばれており、研究者から大きな注目を集めている。しかしブラックホールは、この天の川銀河の中に100万個から1億個ほどあると考えられているものの、これまで見つかっているのは50個ほどに過ぎない。これを山口干渉計で探査し、より多くのブラックホールが見つけたいという。藤沢教授は「ブラックホール研究に新しい流れを作りたい」と意気込みを語った。ただ「ブラックホール」を見つけたいとは思うものの、最初から狙ってうまくいくかどうかはわからない。そこで手堅い研究対象として、星の表面の爆発現象の観測も行いたいという。例えば、太陽は常に一定の明るさで眩しく光っているように見えるが、実はときどき表面で大爆発が起こることがある。これがなぜ起こるのかは完全にはわかっていないが、近年の研究で、電波を使って観測することでより顕著に見えることがわかっており、山口干渉計でもこの現象に着目し、研究をしていきたいとしている。○KDDI山口衛星通信センターは一般の見学も可能KDDIグローバルネットワーク・オペレーションセンターの河合宣行(かわい・のぶゆき)副センター長は「第1電波望遠鏡と合わせて観測が行われることで、今後の世界的な天文研究へ貢献することができる。また地元山口大学の要望に応えることにより、当社の地元貢献に寄与することもできる。当センターの30m級アンテナは国内でも有数の施設であり、施設見学に来られるお客さまにとっても魅力的な価値の維持、向上につながる」としている。なお、KDDI山口衛星通信センターは一般公開されており、アンテナの近くまでは入れないが、遠目からでもその迫力は十分に伝わる。また、センター内には広報施設「パラボラ館」もあり、KDDIによる衛星通信や海底ケーブル通信への取り組みの歴史や現状、技術の仕組みなどについて学ぶことができるようになっている。牧尾さんは「電波望遠鏡による観測結果や成果についても、パネルなどを置くコーナーを設けることで、子供たちに宇宙のこと、電波のことの関心を高めていただけると期待している」と語った。【参考】・KDDI、衛星通信用のパラボラアンテナを活用して山口大学の宇宙観測研究に協力・KDDIパラボラ館・宇宙電波観測センター > 山口32m電波望遠鏡・2015年度VERAユーザーズ・ミーティング@水沢 山口干渉計 藤沢健太(山口大学)・電波干渉計のしくみ - アルマについて - アルマ望遠鏡 国立天文台●写真集
2016年01月29日新国立劇場にて過去に上演され、戦後まもない日本社会でたくましく生き抜く人々の姿を在日コリアンの視点を絡めて描き、大きな反響を呼んだ鄭義信作の『焼肉ドラゴン』『たとえば野に咲く花のように』『パーマ屋スミレ』。この3作が3月から6月にかけて新国立劇場で一挙再演されることになり、1月19日に制作発表会見が行われた。鄭義信三部作 チケット情報会見には鄭義信、新国立劇場芸術監督の宮田慶子、『焼肉ドラゴン』からナム・ミジョン、ハ・ソングァン、馬渕英里何 、中村ゆり、高橋努、『たとえば野に咲く花のように』から演出の鈴木裕美、ともさかりえ、山口馬木也、村川絵梨、石田卓也、『パーマ屋スミレ』から南果歩、根岸季衣、村上淳、千葉哲也の総勢16名が出席した。『焼肉ドラゴン』と『パーマ屋スミレ』は鄭が自ら演出も務め、今回の三部作連続上演を「光栄の至り」と喜びをかみしめる。3作ともキャストの一部を入れ替えての上演となるが「新たな、錚々たるキャストのみなさんと新しく作るということで、喜びと不安、期待でいっぱいです」と意気込みを口にした。『焼肉~』はすでに本読み稽古がスタートしており、初演時に客席で鑑賞し、感動に打ち震えたという馬渕は、エネルギーあふれる脚本との格闘に「読んでるだけでボロボロになります(苦笑)。嬉しくて仕方ないんですが、本を開くと疲れます…」と苦笑いしながらも、「この作品の一員になれる幸せを噛みしめつつ、初演、再演以上の新しい『焼肉ドラゴン』を作れるよう稽古を重ねたい」と力強く語る。『たとえば野に咲く~』主演のともさかは「新国立劇場も鄭さんの作品も(鈴木)裕美さんの演出も初めての“初めて尽くし”です」と緊張の色を浮かべ、「どんな新しい景色が見られるか、楽しみ半分、恐ろしさ半分です」と語る。初演に続いて演出を務める鈴木は「演劇、俳優の力を信じている本だと思います。どの人物も美しさと頭の悪いところが、両方とも描かれている」と改めて鄭の作品の魅力を語った。4年前の『パーマ屋~』初演以来「誰よりも再演を熱望してきた」と自負する南は感慨もひとしおのよう。「鄭さんは『アジアで二番目にしつこい演出家』とご自分で仰ってましたが、北半球で一番ではないかと思います(笑)」とキッパリ。これには鄭も「アジアで一番になるように頑張りたい(笑)」と応戦。南はさらに「人生を懸けてもいいと思えぶつかりがいのある山で、役者にとって最高の幸せであり、不幸であり(笑)、試練!今後、こういう役に出会う機会はないかもしれないという思いで一期一会を感じています」と本作への特別な思いを吐露し、並々ならぬ意気込みをうかがわせた。『焼肉ドラゴン』は3月7日(月)から27日(日)、『たとえば野に咲く花のように』は4月6日(水)から24日(日)、『パーマ屋スミレ』は5月17日(火)から6月5日(日)まで、新国立劇場小劇場にて上演。なお、チケットぴあでは三部作特別割引通し券を1月21日(木)まで発売中。
2016年01月20日山口フィナンシャルグループは10日、ジェーシービー(以下JB)とデビットカード発行にかかる提携に合意し、2016年春頃を目処に、グループ3行(山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行)において、全世界のJCB加盟店で利用可能なデビットカードの取扱いを開始する予定だと発表した。○JCBデビットカードの基本的な商品性対象者:個人の顧客向け利用方法:原則として預金口座の残高を上限としてカードの利用が可能利用可能加盟店:クレジットカードと同様に、日本国内や世界各国のJCB加盟店で利用が可能。一部利用できない加盟店がある支払方法:1回払いのみ山口フィナンシャルグループによると「デビットカード利用の都度、あらかじめ登録していただいたメールアドレスへの通知や、後日Web上にて利用履歴を確認できるサービスも提供する」としている。
2015年12月14日楽天はこのほど、旅行予約サイト「楽天トラベル」にて「山口県を旅した人が選ぶ!山口県・旅めしランキング」を発表した。同ランキングは2014年9月1日~2015年8月31日の期間、同サイトにて同県の宿泊施設に宿泊した863人(同県居住者は除く)を対象に実施したアンケート結果をもとに算出している。アンケート期間は2015年9月11日~15日。1位となったのは「ふぐ料理」。日本で水揚げされる天然ふぐの8割以上が、山口県下関市で集まるという。同市内では多くの店舗がふぐを提供しており、クチコミには「ふぐ料理を安く美味しく楽しめた」「ふぐが美味しすぎた」といった声が数多く挙がった。2位には、「瓦そば」がランクインした。同メニューは、熱した瓦の上に茶そばと具を乗せた料理で、下関市豊浦町の郷土料理として知られているという。専門店や鉄板焼き店のほか宿泊施設でも提供している所が多いとのこと。3位は、「剣先イカ料理」。剣先イカは、ふぐに並ぶ同県の特産品として知られており、柔らかく肉厚で甘みのある身が特徴。刺身のほか天ぷら、焼物、塩辛などさまざまな料理で楽しめるという。そのほか、4位に「岩国寿司」、5位に「はぎ蒲鉾(かまぼこ)」、6位に「見蘭牛(けんらんぎゅう)料理」、7位に「うに料理」、8位に「はも料理」、9位に「笠戸ひらめ料理」、10位に「おばいけ(鯨肉)」がランクインした。
2015年12月04日本州最西端の都道府県である山口県。瀬戸内海の各県や九州にも近いこの県の名字傾向を「山口県の名字ランキングベスト30」から見てみよう。○1位は全国7位の「山本」さんに「山口県の名字ランキングベスト30」第1位は、県内におよそ2万8,700人みられる「山本」さんとなった。「山本」さんの全国順位は7位で、全国人数はおよそ106万5,000人。同姓は山口県以外にも、富山県、石川県、奈良県、和歌山県、岡山県、広島県、高知県で県内順位が1位となっている。また鳥取県、島根県でも2位と中国地方に多くみられ、山口県出身者では歌手の「山本 譲二(やまもとじょうじ)」さんが有名。2位は、全国で4番目に多い名字「田中」さんで、全国におよそ134万9,000人がみられる。山口県にはおよそ2万3,300人が住んでおり、同県出身の有名人には、なでしこジャパンの「田中 陽子(たなか ようこ)」選手がいる。3位は県民数およそ2万2,200人の「中村」さん。プロ野球のロッテオリオンズ(現千葉ロッテマリーンズ)、太平洋クラブライオンズ・クラウンライターライオンズ(現埼玉西武ライオンズ)でオーナーを務めた「中村 長芳(なかむら ながよし)」氏も山口県の出身だ。また、全国順位が30位以下である一方、山口県では30位以内となった名字は、4位「藤井」さん(全国順位45位)、5位「原田」さん(52位)、7位「西村」さん(44位)、9位「藤本」さん(81位)、10位「河村」さん(263位)、13位「藤田」さん(34位)、14位「福田」さん(42位)、15位「田村」さん(56位)など17個となった。特に10位の「河村」さんは、全47都道府県のうち山口県でのみベスト30となっており、全国最多のおよそ1万1,000人が同県に居住している。○「道重」さんは希少姓!山口県出身の有名人には、元モーニング娘。の「道重(みちしげ) さゆみ」さんがいる。「道重」さんは全国人数およそ90人と、とても珍しい名字だ。また、漫画家の「弘兼 憲史(ひろかねけんし)」さんも山口県の出身。「弘兼」さんも全国人数はおよそ150人と珍しく、そのうちおよそ50人が山口県にみられる。歴史上の人物「吉田 松陰(よしだ しょういん)」の妹「杉 文(すぎ ふみ)」と結婚した幕末の長州藩士に「久坂 玄瑞(くさか げんずい)」がいるが、現在全国におよそ400人いる「久坂」さんのうち、山口県に最多のおよそ80人が住んでいる。同じく長州藩士の「高杉 晋作(たかすぎ しんさく)」の名字「高杉」さんも、全国順位1,183位に対し、山口県では473位と多い。長州藩主の名字「毛利」さんの全国順位は606位で、山口県では1,467位だった。また、山口県にみられる珍しい名字としては、「勘解由小路(かでのこうじ)」さん(全国人数およそ10人)や、「渦巻(うずまき)」さん(全国人数およそ10人)、「金魚(きんぎょ)」さん(およそ20人)、「馬酔(あせぼ)」さん(およそ40人)、「二家本(にかもと)」さん(およそ160人)、「湯面(ゆうめん)」さん(およそ160人)、「蕗(ふき)」さん(およそ220人)、「三分一(さんぶいち)」さん(およそ430人)、「目(さかん)」さん(およそ730人)などが挙げられる。県名と同じ「山口」さんの全国順位は14位で、全国人数はおよそ64万9,000人と、都道府県名と同じ名字の中では全国で最も多くみられる。山口県の地名も「山口」さんのルーツの1つであるとされているが、山口県での順位は98位で、県民数はおよそ2,300人と多くはない。「山口県の名字ランキングベスト30」をみると、全国順位1位の「佐藤」さん(県内順位49位)、2位「鈴木」さん(122位)、3位「高橋」さん(36位)がランクインしない結果となった。また、隣接する広島県のランキングと60%(18件)の名字が共通となる特徴もみられた。※ランキングは、月間700万アクセスの「名字由来 net」アプリと「名字由来 net(Web)」の名字データベースから、電話帳データをもとに山口県で実世帯が確認できるもののみを集計し、人数の多い順に抽出。100人未満四捨五入により算出している。本文と写真は関係ありません○筆者プロフィール: 名字由来net(リクルーティング スタジオ株式会社)月間700万アクセスの「名字由来net(アプリ・Web)」や月間200万アクセスの「無料 赤ちゃん名づけ」アプリなど名字・名前・家系図に特化したサービスをアプリとWebで提供している。「名字由来net」はApp Store総合第1位200万DL、「無料 赤ちゃん名づけ」はApp Store、Googleplayジャンル第1位の実績。名字情報を活かした人気シミュレーションゲームアプリ「戦国村を作ろう!」、「世界村を作ろう!」に引き続き、2015年3月には「幕末村を作ろう!」をリリースした。また、調査・作成した家系図デジタルデータを半永久的に保管・管理できる「家系図作成サービス(生涯データサポート)」をスタート。さらに、2015年から日本初の「簡易武士調査」サービスを開始し、9月には「武士診断クイズ~天下統一! 戦国国盗りゲーム~」アプリを新たにリリースした。
2015年11月16日山口フィナンシャルグループの山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行は27日、接客ロボット"Pepper(ペッパー)"を新しく採用すると発表した。○20体の接客ロボットが教育・研修後に配属先の銀行に出向このたび採用するのは接客ロボットは、ソフトバンクのPepper for Biz。採用数は20体。配属先は、山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行の支店・出張所となる。配属日程は、11月に山口フィナンシャルグループで採用し、教育・研修の修了後、順次、配属先の銀行に出向させる予定だという。山口フィナンシャルグループによると、「20体を法人向けで導入し、来店されたお客様への挨拶、キャンペーンや商品の説明、またゲームなども内蔵されているのでお子様のお相手など、幅広く対応していく。今後は、たとえば住宅展示場などでの住宅ローン相談のコーナーや大学などでの新規口座開設のイベントなどにも出張していく予定」としている。
2015年10月29日