お笑いコンビ・ますだおかだの岡田圭右(48)の妻で、タレントの岡田祐佳(45)が29日、自身のブログを更新し、別居報道について言及した。祐佳は「この度は、私たちの夫婦の事で 応援いただいているいる方々や日頃お世話になっている方々に多大なるご心配 ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した上で、「報道の通り 去年の秋頃から 主人は家を出ていき 現在別居状態でございます」と別居を認めた。そして、「夫婦間の問題なので きちんとお互い向き合い 話し合い 問題解決したいと思っております」とし、「隆之介、結実の関係者の方々 ファンの皆様にも ご心配おかけしてしまい申し訳御座いません」と、俳優として活動をはじめた長男・隆之介、タレントとして大活躍中の長女・結実の関係者やファンに対しても謝罪した。夫の圭右も、同日放送されたTBS系『ゴゴスマ~GO GO!Smile!~』に生出演し、別居を認め、時期については「今年に入ってからくらい」と説明。「夫婦いろいろあんのよ。お互い我慢したり、無理をしたり…」などと話していた。
2017年08月30日お笑いコンビ『ますだおかだ』の岡田圭右さんと、妻で元お笑い芸人の岡田祐佳さんが半年前から別居していることがわかったと、女性週刊誌『女性自身』が報じています。『女性自身』が岡田さんに直撃取材したところによると、岡田さんは別居の事実を認め、原因は『夫婦間のややこしい話』と返答。子どもたちの前で夫婦喧嘩を見せるわけにいかないため、家を出て別居しているということです。妻・祐佳さんは娘である岡田結実さんのブレークをきっかけに芸能界復帰を果たしており、その件で喧嘩になることが増え、岡田さんは『今後の人生の考え方で、夫婦に摩擦が生じたのだと思います』としています。離婚についても、『子どもたちが大人になって家を出てから考えます』とした上で、『きちんと話し合って、よい方向に進めばいいなとは思っています』と答えたということです。この別居報道についてネット上では、岡田さんに同情の声が多く寄せられています。●ネット上では「堅実そうな岡田と不釣り合いな妻」と批判の声『岡田圭右さんはすごく真面目そうだから、奥さんと合わなかったのかもね』『子どものバーターで呼ばれた母親が、勘違いしてその気になっちゃったんだね』『岡田は堅実に生きていきたいんだろうね』『岡田の奥さんをテレビで見たとき、ガツガツしたとこが不快だった。だから岡田の気持ちがわかる』『岡田は娘の話題はネタにしないとか、ポリシーを持ってそうだけど母親はソッコーで便乗してるからね』『嫁出たがりだからねー。岡田を潰しかねない』『改めて岡田さんがしっかりしてるなと思った。それに比べて奥さんは……』『奥さんのテレビの出方が悪いと思う。自分が人気あると勘違いしてる』『奥さんが娘と旦那の足を引っ張ってるとこある』『岡田さんの堅実ぶりがわかる。いいお父さんだよね』『「親子共演はしない」ってポリシー持ってる旦那さんと、娘のブレークに便乗してテレビに出てくる奥さん…うまくいくはずない』『奥さん、岡田さんが優しいのをいいことにやりたい放題』『娘がいなきゃ奥さんに需要なんてないのに、勘違いしすぎ』『堅実そうな岡田さんと、不釣り合いな妻だな』など、ネット上では岡田さんへの同情の声と奥さんへの批判の声が多数あがっていました。岡田さんも娘の結実さんも順風満帆な芸能活動を行っているようですが、その裏では奥さんに苦労させられていたのでしょうか。娘のブレークをきっかけに芸能界復帰を果たした奥さんが今後、岡田さんと結実さんの足を引っ張ることがなければいいのですが……。※画像はイメージです。●文/ぶるーす(芸能ライター)
2017年08月29日インタビューにて、挑戦することは怖くないかと尋ねると、「好きです」と、山崎育三郎は即答した。巷では、愛情と尊敬の念を込めて「育サマ」と呼ばれている男の、真っすぐな視線が突き刺さる。若い頃から踏んだ舞台は数知れず、心の奥深くにまで訴えかけるような歌唱力、兼ね備えた演技力は他の追随を許さず、やがてテレビ界からのオファーへとつながった。映像では初主演を務めることになった「あいの結婚相談所」は、山崎さんのさらなる挑戦の一手になるに違いない。「初主演は、いつかチャレンジしたいと思ってはいましたので、すごくうれしいです。いままで様々なドラマに出演しましたが、主演という立場では参加したことがなかったので、果たしてどんなことが待っているんだろうと、楽しみのほうが大きいです」と、穏やかな笑みを浮かべて語る山崎さん。出演する「あいの結婚相談所」は、7月28日(金)からスタートするテレビ朝日の金曜ナイトドラマ枠。元々、金曜ナイトドラマ自体、視聴者として楽しんでいたという。「金曜ナイトドラマはチャレンジと言いますか、新しいものを作られているイメージがありました。単純に面白いなあと思って、視聴者としてよく見ていたんです。今回は、これまでの中でも一番チャレンジな作品みたいですよ(笑)」。山崎さんが説明してくれたように、加藤山羊作画、矢樹純原作の人気コミックを映像化する「あいの結婚相談所」は、“入会金200万円で成婚率100%”を謳う結婚相談所を舞台に、ワケアリの男女を結婚へと導く痛快ドラマ。山崎さん演じる元動物行動学の准教授にして結婚相談所所長の藍野真伍が、アシスタントのシスター・エリザベス(高梨臨)とともに毒舌をかましながら暗躍する。クランクイン前に行ったインタビューだったこともあり、キャラクターについては「未知数です」と笑った山崎さん。「ミュージカルドラマではないんですが、歌あり、ダンスあり、ピアノで弾き語りもあるんです」と、まさに山崎さんの真髄を堪能できる作品に仕上がりそうだ。「今回は、楽曲もすべてオリジナルで1から作るんです。『ラ・ラ・ランド』や『美女と野獣』のようなミュージカル映画がブームになっていますが、日本のオリジナルドラマでやることはいままでになかった。ずっとやりたいと思っていましたし、新感覚ドラマになると思っています。自分のすべてを出し切らないとできない作品なので、全身全霊で挑むつもりです」。舞台上で歌うことと、カメラの前で歌うことは、全く異なるものだと山崎さんは続ける。「ミュージカルは劇場が広いので1,000~2,000人のお客様を前に歌いますが、テレビの前で同じことをやると、トゥーマッチだと思うんです。歌いあげるというより、藍野の目の前にいる人とのキャッチボールの歌になるので、自分でもいままでにない表現になっていくのかな」と、これから始まる撮影に期待を寄せる。話を聞けば聞くほどチャレンジングな内容だが、冒頭の通り「挑戦は好き」というアグレッシブな気持ちがある。そもそもミュージカル界の俳優がテレビドラマに出演することこそが、一大事だった。「テレビの世界に挑戦するとなったとき、『山崎がテレビにいった…!』と、ミュージカル界でははじめ衝撃が走ったんです。僕らの大先輩にあたる市村正親さん、鹿賀丈史さん、石丸幹二さんたちはすごくご活躍されていますが、それからの世代で、ミュージカル俳優でテレビでも活躍する人はいませんでした。20年くらいいない中で、急に僕が出ることになったんです」と、数年前をふり返る。当然、チャレンジにはリスクも伴う。「20代の頃、ミュージカルをやっていると2~3年先までびっちりスケジュールが入っていたんです。だけど、映像をやるためには、ミュージカルをやらずに(年数を)空けておかなければいかなかった。はじめは…すごく怖かったです」。売れっ子がスケジュールの数年を突然空白にして、保証もない世界に踏み出すのは容易なことではない。思い切って飛び込んだ先には、「下町ロケット」で見せた涙の演技、「お義父さんと呼ばせて」の徹底したコミカルなキャラクター作り、「グッドパートナー 無敵の弁護士」では厳しい上司に必死でついていく女の子好きのキャラ、「あなたのことはそれほど」での切ない同性愛者の表情など多くの顔を見せ、現在の活躍に至る。山崎さんの演技は視聴者をドラマの世界に引き込む力を持つ、うれしいハイリターンの結果となった。「いろいろチャレンジをしましたけど、その先に新しいものに出会えますし、自分でも知らなかった自分に出会えることがありました。ここ数年で、環境がとても広がったんです。怖いことはありますが、この先もどんどんチャレンジはしていきたいです」と、語る姿が頼もしい。あえての質問。いま、一番の不安を挙げるなら?「僕、寝ないとダメなタイプなんです(笑)。出番・スケジュール・体力的にも『ドラマの主演は本当に寝られないよ』、『本当に大変だよ』とは聞いているので、それだけは戦々恐々としています(笑)」。チャーミングな発言も育サマの魅力だ。金曜ナイトドラマ「あいの結婚相談所」は7月28日(金)より毎週金曜23時15分テレビ朝日系にて放送。(※一部地域を除く)。(photo / text:Kyoko Akayama)
2017年07月17日タレントの岡田結実が4日、都内で行われた2017年度「納豆クイーン」表彰式に出席した。2002年より行われている全国納豆協同組合連合会主催の同イベントは、毎年7月10日の"納豆の日"をPRすることを目的に、健康的で納豆好きな著名人を「納豆クイーン」として選出。歴代クイーンには初代の菊川怜をはじめ、和田アキ子や上戸彩、吉田羊などがおり、今年の納豆クイーンには岡田結実が選ばれた。赤いワンピース姿で表彰式に登場した岡田は「小さな頃から家の冷蔵庫を開いたら納豆が必ず入っていました。納豆クイーンになれるとは思いませんでしたが、うれしいし家族みんなが喜ぶと思います」と喜んだ。表彰式ではイメージキャラクターのねば~る君とうめねばちゃんと会うことができ、「テレビで見てて、愛おしいと思っていたので、まさか会えるとは思いませんでした。舞台袖で名前を呼ばれてうれしかったです」と笑顔を見せつつ、「うめねばちゃんは小声で『うめ、うめ』って言ってました。まだキャラを探している最中だと察しました」と笑いを誘った。囲み会見では父・圭佑の話題となり、「家でギャグをするのは見たことがないです。小学校の頃は、父が芸人さんだと知らなかったですし」と明かし、「知るようになってから家のテレビで父のネタを見た時、バッシングしてお父さんがスネて怒ったので、何も言わないようにしています。今はスルーという感じですね(笑)」と岡田家の暗黙のルールを暴露。また、最近は殺陣に熱中しているようで「人前に出た時に様になるようにという目標を持ち、お仕事としてつながればと思っています」と意欲を見せていた。なお、同イベントには8代目ミス納豆に選ばれた三田寺理紗、日野麻衣、avex納豆部の花村想太(Da-iCE)、井澤勇貴、武子直輝も登場した。
2017年07月04日タレントの岡田結実が24日、都内で行われた「2017年度 E-ライン・ビュティーフル大賞」に出席した。今年で21回目を迎える同賞は、日本成人矯正歯科学会が女性タレント1,000人の中から選考を行い、横顔の美しい女性を選ぶというもの。昨年は江口ともみが受賞し、過去には米倉涼子や武井咲、剛力彩芽などが選ばれている。今年の同大賞を受賞した岡田は、トロフィーや花束などを授与され、「この度はこのような素晴らしい賞をいただき、まことにありがとうございます」と喜びを語った。続けて、「数々の受賞者の皆さんの中でも、事務所の先輩がたくさんいます。そのような賞に選んでいただき、『あぁ~!』って震えて早く痩せなきゃと思ったんですが、さっきもジュースを飲んじゃいました(笑)」とぶっちゃけて笑いを誘う場面も。気を取り直して「この賞に恥じないように芸能界で輝ける人であるようにまい進していきたいと思います」と気を引き締めていた。横顔の美しい女性に贈られる同賞。家族からは「結実は横顔がキレイだもんね」とよく言われるそうで、横顔を美しく見せるために「食事はよく噛めというのが家訓なので、よく噛んで鍛えています!」と"横顔美人"になる秘けつも。また、歳が近い将棋の藤井聡太四段ら同世代の活躍に「刺激を受けています。自分の中の炎がメラメラとしたものがあり、私も自分自身の夢を目指して頑張らなきゃいけないと燃えています」と決意を新たにして「休みの日に一日中寝ていたらダメだと思いますし、父(岡田圭右)の娘としてじゃなく、"岡田結実"として見てもらえるようになりたいです」と目を輝かせていた。
2017年06月25日俳優の山崎育三郎が17日、帝国劇場で行われたミュージカル『レ・ミゼラブル』の日本初演30周年記念日 スペシャル・カーテンコールに登場した。同作はフランスの作家・ヴィクトル・ユゴーの同名小説を原作に、1985年ロンドンで初演。以来、世界中で上演されており、日本では1987年6月17日に初演を迎えた。19世紀初頭のフランスを舞台に、社会情勢や民衆の生活を描いていく。山崎はマリウス役で2007年から2013年まで同作に出演していた。日本初演からちょうど30周年を迎えた同作に、現役・OB合わせて約150名の役者が集まった。森公美子と岡幸二郎によるMCで、マリウス役への思い入れを聞かれた山崎は「10年前の6月にデビューさせていただき、オーディションのことを思い出しまして」と振り返る。「レミゼが大好きで、ここにいる皆さんの大ファンで、ずっと客席で見ていたんですね。皆さんに負けない『レミゼ』オタクで、最初から最後まで全部歌えるんです」と語る山崎。森から「時間がない」というジェスチャーをされながらも、「それくらい大好きで、審査では『カフェ・ソング』だけでいいと言われたのに、『マリウスの歌、全部何も見ないで歌えます』と言ったら合格しました! それくらい思いが強いことを伝えたかったです」と熱弁した。森が「今度はバルジャンも狙えるし、ジャベールも」と他の役のオーディションの可能性について示唆すると、山崎は「頑張ります!」と宣言。会場からは拍手が起こっていた。
2017年06月17日岡田准一(V6)主演の映画『追憶』が5月6日(土)に公開を迎え、都内劇場にて舞台挨拶が開催。岡田さんをはじめ、柄本佑、安藤サクラ、木村大作カメラマン、降旗康男監督が舞台挨拶に登壇した。『駅 STATION』、『鉄道員 ぽっぽや』など、数々の名作を世に送り出した降旗監督×木村カメラマンのコンビ16作目となる本作。兄弟のように育ち、刑事、事件の容疑者、そして加害者と言う立場で再会を果たした3人の男たちの抱えるある“秘密”が解き明かされていく。岡田さんは、降旗監督、木村カメラマンという映画界の生ける“伝説”と仕事をして「言葉は悪いかもしれないけど、日本のおじいちゃんたちが元気だよって感じました。大先輩たちに教えを請い、たくさんのことを学びました」と強い思いを口にしたが、木村カメラマンは「おじいさんではありません!」とマイクを使わずに地声で反論し、会場は笑いに包まれる。岡田さんは「すいません、言い方が…(苦笑)」と謝罪しつつ「今日、こうして降旗監督と大作さんと一緒にいられることが重い。大作さんがスーツを着てこられて(笑)、カッコいいです」と幸せを噛みしめる。柄本さんと安藤さんは、夫婦そろっての舞台挨拶登壇。第一子妊娠中の安藤さんは、ふっくらしたお腹で登場し、岡田さんと同様に降旗監督、木村カメラマンの作品への出演について「小さいときから、歴史の中の人、映画史の中の存在だったので、一緒にこうして並んでいるのが不思議な感覚です。自分も監督たちのようにずっと楽しく映画に携わっていきたいという希望をいただきました」と喜びを口にした。この日は、“追憶”にちなんで、登壇陣が25年前、もしくは25歳前後のころの写真を持参!当時はほかに持っている人がいなかったというディレクターズ・チェアに腰かけた、若き日の木村さん、映画会社に入ったばかりの頃の監督、自転車で顔を擦りむいた直後の柄本さん、お化けのモノマネをしているかのような安藤さん、そして漫画本を読んでいる小学生の頃の岡田さんの写真に、会場からは笑いや歓声が上がっていた。そして、岡田さんらキャスト陣からは、感謝の思いを込めて監督と木村さんに帽子をプレゼント。木村さんは「こういう帽子かぶるの、生まれて初めてだよ。イマドキの若い人、こんな帽子多いじゃない?でもあれより、我々の方が合ってるよね?年輪があるから」とゴキゲン。降旗監督はキャスト陣の気持ちが「重いです」と嬉しそうに笑みを浮かべる。岡田さんは「これからもまだ、何本も撮っていただきたいです!」と語り、会場は温かい拍手に包まれていた。『追憶』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:追憶 2017年5月6日より全国東宝系にて公開(C) 2017映画「追憶」製作委員会
2017年05月06日俳優の岡田准一(36)が広告モデルを務めている大阪府にあるテーマパーク「ひらかたパーク」の新CMが話題を呼んでいる。27日にはTwitterのトレンド上位に「岡田准一」がランクインを果たしており、「ひらパー兄さんを4年かけて極めていく岡田准一の成長ムービー」というツイートとともに拡散が広がっている。 ひらかたパークは2013年4月よりイメージキャラクターとして地元枚方市出身である岡田を起用。岡田は「ひらパー兄さん」として親しまれてすでに4年経っているが、関西地域での放送とあって他地域ではほとんど知られていない。岡田はCM内でコミカルなひらパー兄さんを演じている。 CMを初めて見たというファンからは「これがあの岡田准一なの!?」「捨て身で大好き」「この仕事を引き受ける岡田くんの地元愛がすごい」「やめて!もう岡田准一を普通にみれなくなる」との驚きの声が上がっている。 いっぽう、関西地域でひらパー兄さんがお馴染みとなっているファンからは「さすがひらパー兄さん!」「ひらパー新CM最高!」「岡田くんはもはや私の中でひらパー兄さんでしかない」との反応が上がっていた。 ひらかたパークの新CMはWEBサイトで確認することができる。
2017年04月27日「好き嫌いには味見作戦を! フランス式・好き嫌い克服法とは」 のつづきです。『 フランスの子どもはなんでも食べる 』という本を読み、「なるほど」と思う方針を取り入れているうちに、意外な効果があったのは、生活全般で子供のわがままや主張に振り回されない、ということでした。本によると、フランス人は食に対しては確固たる考えを持ち、子供がどんなに騒いでもそれが揺らぐことはないようです。この本のなかから、フランス式の食育、おもな3つのルールをご紹介しましょう。■その1: 食べ物は「決まった時間」に食卓で食べるフランス式食育では、食べ物は決まった時間に食卓でのみ食べるもので、時間を決めずにお腹が空いた時にダラダラ食べるようなことはしないようです。基本的には、朝食、昼食、グテ(おやつ)、夕食の4回で、お腹が空いても次の時間まで待たせるのです。筆者の次女育てで一番役立ったのは「子供はお腹を空かせても食事時間まで我慢すればいい」ということでした。食への執着が強かった次女は、保育園から帰宅した6時過ぎから大騒ぎ。前もって夕食を準備しておけばよかったのですが、その余裕もなく、とりあえずパンやバナナを食べさせて静かにさせていました。そうすると、当然夕食の準備ができたころにはお腹も満足し、夕食は食べたい物だけを食べる、という悪循環でした。どう考えても夕食前に重たい食べ物をあげすぎだとわかっていたのですが、仕事を終えて疲れた夕方に次女の主張と戦う気力がなかったのです。そんな時に、「子供がお腹を空かせるのは悪いことではない。お腹が空くと次の食事が楽しみになる」という記述を読みました。そして「お腹が空いても子供は我慢ができる」とも書いてありました。あのうるさい次女に我慢させる、ということを考えたこともなかったけれど、とりあえず本の受け売りを試してみました。次女:「お腹空いたー」(ぎゃーぎゃー)筆者:「お腹が空いたの? よかったねー。あと30分でごはんができるから楽しみに待ってて」次女はいつもとは違う筆者の対応に最初は不満そうでしたが、それでもじょじょに前ほど騒ぐことはなくなりました。「お腹を空かせたらかわいそう」という考えで頭がいっぱいだった筆者も、「子供がお腹を空かせれば次のごはんをしっかり食べるから悪いことではない」と少し気持ちが楽になったのを思い出します。そして、次女はちゃんと空腹を我慢することもできる、という発見もありました。 ■その2: 食べ物の決定権は大人が持ち、大人が子供の食に責任を持つ次に大きく変わったのは、食ベ物の主導権。今まではついつい「何が食べたい?」と聞いて子供の食べたい物に合わせがちでした。今でも子供のリクエストは聞くけれど、基本的に決めるのは大人。「えー! 今日魚?」と言われても気にせず、「今日は魚だよ」と答えています。ここでも淡々と答えるようにしていると、意外と子供もあきらめます。カナダ人著者によると北米では「選ぶ知恵をつけること」はよいこととされ、食べる物を子供が自分の責任で決める機会も多いそう。だけど基本的にフランスでは食べる時間も食べる物も大人が決め、大人が子供の食に責任を持つ、という姿勢が強いようです。子どもに甘い日本は、残念ながらやや北米よりでしょうか? 特に、子供が小学生になると、放課後友達の家や公園で何を食べているかは全く親の管理外になってしまいます。ただ、自分の目が届く範囲では、できるだけダラダラとは食べさせず、なるべく食べる時は食卓につくようさせています。(自分は仕事しながらダラダラ食べたりするし、自分がおやつを食べたい時は、おやつ時間でなくてもつい、「これ食べる?」と食べさせ、全く完璧にはできませんが・・・) ■その3: とにかく「食」を楽しむ正直言うと、子供が生まれてから「食は楽しむもの」ということはすっかり忘れていました。手際が悪いからか、なかなかきちんと食卓を完璧に用意してから「さあ食べよう」とはならず、子供や夫に「先に食べていて」といいながら、自分はもう一品作ったり、足りない物を取りに行ったり…。でも食事は「できるだけみんな一緒に食べて楽しむもの」ということを改めて思い出させてくれたのもこの本でした。今でも家族そろって食べられるのは、休日か慌ただしい朝食くらいだけど、そろう時はできるだけ全員食卓について、そこで子供の話を聞いたり、家族で何かを計画したりと、「食事」や「食卓」を中心に家族の絆を強くするのも悪くないな、と思っています。これは著者が編み出した、フランス式の食事ルールです。『 フランスの子どもはなんでも食べる 』カレン・ル・ビロン著/まちとこ:石塚由香子、狩野綾子 翻訳(WAVE出版)カレン・ル・ビロン Karen Le Billionブリティッシュコロンビア大学教授。2011年には、40歳以下にして意義深い成功を収めたカナダ人リーダーを称える国家プログラム「Top 40 Under 40 Award」を受賞。オックスフォード大学で博士号を取得。5冊の学術書と、子どもの味覚のトレーニング・ガイド&料理本『Getting to Yum(美味しく食べ始める)』を出版。家族とともに、カナダとフランスを行き来する生活を送る。ホームページは、「ジェイミー・オリバーの今月の食革命ブログ」にも選ばれた。
2017年04月07日お笑いコンビ・ますだおかだの岡田圭右の長女でタレントの岡田結実が、17歳の誕生日である4月15日に『岡田結実1st写真集(仮)』(東京ニュース通信社)を発売する。同写真集はすべてベトナムでロケを行い、中東部の都市・ダナンでは、ビーチを走り回ったり、ホテルの部屋でゴロゴロしたり、プールでびしょ濡れになって水遊びしたり、コミカルでキュートな写真を撮影。一方、ダナン大聖堂や、ネオンが輝く夜の街では、ドレッシーで大人っぽい衣装を披露した。そのほか、ハン市場、ドラゴン橋、スタジアムなど、ダナンのさまざまな観光名所を訪れ、元気いっぱいで明るい写真を撮影。また、チャンパ王国の遺跡「ミーソン聖域」や、ランタンが印象的な古都「ホイアン」という2つの世界遺産も訪れ、雄大な自然風景や歴史感じる町並みでの撮影を行った。さらに、ベトナム特有の乗り物「シクロ」や、民族衣装「アオザイ」にも初挑戦した。なお、同日に写真集『hungry!!!』(ぴあ)も発売。こちらは、家族やプライベート、恋愛について語るエッセイが充実している。
2017年03月13日ミュージカルを中心にテレビドラマでも活躍中の俳優・山崎育三郎が、2月24日(金)放送の日本テレビ系「アナザースカイ」に出演。かつて留学生活を過ごした思い出の地、アメリカのミズーリ州を15年ぶりに訪れる。同番組は司会を今田耕司と中条あやみが務め、毎回ゲストが自分だけの第2の故郷“アナザースカイ”を訪ねるという旅バラエティ。今回のゲストである山崎さんは、12歳でミュージカル初主演を務めると変声期を迎えるまで舞台やテレビに出演。その後2007年ミュージカル「レ・ミゼラブル」日本上演20周年公演のマリウス役でミュージカル俳優としてデビューすると、同年にはグループとして歌手デビューも果たし、翌年には初主演映画『夏休みのような1ヵ月』が公開。2009年には舞台「パッチギ!」で初のストレートプレイ出演も経験。その後も2010年には歌手としてソロデビュー、コンサートを開催。「嵐が丘」「ロミオ&ジュリエット」「ミス・サイゴン」「モーツァルト!」「エリザベート」と数々の舞台へ出演。最近では「下町ロケット」をはじめ「お義父さんと呼ばせて」「悪党たちは千里を走る」「グッドパートナー 無敵の弁護士」と立て続けにテレビドラマにも出演。現在、フジテレビ系で放送中の「突然ですが、明日結婚します」では西内まりや演じるヒロインにプロポーズし、「flumpool」山村隆太演じるイケメンアナウンサーと恋のバトルを繰り広げるエリート証券マンを熱演。さらに、ディズニー不朽の名作『美女と野獣』の実写版にて、ダン・スティーヴンス演じる野獣の日本語吹き替え声優を務める。そんな山崎さんが今回訪れるのは、自身が高校時代に1年間留学生活を経験した思い出の地、アメリカのミズーリ州。日本人どころかアジア人が1人もいないこの地で、3か月にわたり孤独な日々を過ごしたという山崎さんだが、地元の高校で過ごす中、ある予想外の出来事で一躍学校のスターになったという。その理由とは?変声期を迎えた頃ミュージカルで挫折を経験。このミズーリの地での経験によって挫折を克服できたという山崎さんがお世話になったホストファミリーと涙の再会。そして感謝の歌を披露する。話題の俳優・山崎育三郎をゲストに迎える「アナザースカイ」は2月24日(金)23時~日本テレビ系にて放送。(笠緒)
2017年02月24日兵庫県神戸市、六甲山の北側、澄んだ空気ののどかな街にオープンしたカフェレストラン「TOIRONI(トイロニ)」。古い日本家屋をリノベーションした店は、天井が高くゆったりとした雰囲気。大きな窓からは北神戸の街並みが眺められ、くつろぎの時間が流れています。このお店は“産育食” コミュニティサイト「月とみのり」を運営する(株)みらいたべるが展開。2008年1月に神戸の街でスタートした小さな企業です。“産育食” とは、「うみそだてる人の食」「もう何もいらないくらい幸せなときも、ひとり寂しく肩を抱くときも、お腹はグーと鳴るものです。たべることは、“みらい” につながることなのです」と、代表の小附孝(こつきたかし)さんが、料理、食を主軸に始められました。公務員、フレンチレストランのシェフ、役者など、さまざまなユニーク(?)な経歴を持つ小附さんは、給食会社で働いていた時に「産院食」に出会います。「妊婦さんが出産するための平均5日間の入院期間で、妊婦さんのための食事、出産後ママになってからの食事があることを知りました。それで、妊娠さんになった! と気づいてから出産そして授乳期まで、ママと赤ちゃんが同じ栄養を分け合って過ごす月日の食事を考えられたら…」。そんな思いで起業。ママの食事が、母体の健康を守るとともに、そのまま赤ちゃんの栄養に…。そんな「うみそだてる人の食」を小附さんは「産育食」と名づけました。妊婦さんたちに “やさしい料理” を「栄養バランスを考えるのが大事と分かっているけれど、体調が悪くて食べられない。料理をするのも辛い…」、妊婦さんにはそんなときが多々あります。そこで小附さんは、産院での食事づくりで培ったたくさんのレシピと、 最新の医学的研究に基づいた栄養学を背景に、産育食という考え方やサービスを社会に提案しています。「我々は妊産婦さんが摂りたい栄養素が入った食事を、産育食と総称していますが、実は『産育食ってこういものです!』という実態はありません。妊産婦さんが摂取した方が良いもの、逆に食べてはだめなものなどをきちんと考えて私たちが作っている料理がやがて、それぞれの家庭でのスタンダードなメニューとなっていけばいいな、という思いで提案しています。『トイロニ』のメニューもそんなふう。ていねいにカツオと昆布からとったお出汁で作る煮物やスープ、豆、芋、海草類も取り入れて、もちろん野菜もたっぷり! かと言って、お肉を控えめに…というわけではなく、そこはバランスを考えて作ってます」「~せねばならない」ではなく「あ! おいしいな」を大切にトイロニではランチも展開しています。メニューは「トイロニランチ」のほか、サラダプレートやパン&デリランチ、2歳以上の子どもが食べることができるキッズプレート850円(チーズオムレツ、ゴロゴロポテト&ソーセージ、お子さまカレー、白ごはん、スープ)、チーズケーキ、シフォンケーキ、タルトなどのスイーツ類も充実。「『これを食べなきゃいけない、野菜をとらなきゃ』とか、『~~せねばならない』という義務にかられて食事をするのではなく、『あ!おいしいな』、『いろいろ食べられて楽しいな』と、食べてもらって、栄養も自然にバランスよくとれてしまう、そんなランチなんですよ」と小附さん。例えば、切り干しダイコンのナポリタン風などアレンジの楽しい「トイロニ」の料理からヒントを得て、「家でも作ってみようかな?」とか「こういう食べ方もあるんだ!」とヒントや発見をみつけてもらえたら…とも話してくれました。広々空間のテーブル横にベビーカーを横付けしたり、ベビーラックを利用したり、子どもと一緒に座れるベンチチェア席もあるので小さなお子様のいるママも安心。授乳やおむつ交換コーナーも設えられているのもうれしい限りです。神戸の郊外カフェレストランで、親子で家族で、栄養バランスのとれたランチを食べながら、の~んびり過ごしてみてください。「TOIRONI(トイロニ)」兵庫県神戸市北区上津台1-5-2tel. 078-983-3901営業時間:10:00~18:00 火曜定休駐車場:8台
2017年01月25日お笑いコンビ・ますだおかだの岡田圭右の長女でタレント・岡田結実が、28日に放送されたTBS系バラエティ特番『余談大賞2016 激動の今年総ざらい!重大ニュース(秘)話祭り』(21:57~23:54)で、タレントの菊地亜美への尊敬の念を明かした。テレビ出演本数が昨年の1本から今年は180本以上と、大ブレイクした岡田。ブレイクの余談として、「たくさんの番組に出演させてもらった結果、売れっ子女性タレントKさんの能力の高さに驚いた!」と打ち明け、その"K"が菊地亜美だと明かした。そして、「ずっとテレビで見ていたダウンタウンさんや東野(幸治)さんというたくさんの芸人の大御所さんに出会って、その方たちもすごくて目指したいなと思ったんですけど、芸人さんを目指すのは申し訳ないなと思ったので、だれを目標に頑張っていこうかと思ったときに…」と前置きした上で、「クイズ番組で、クイズの難しい問題はちゃんと答えて、でも自然にボケたりしていて、その使い分けが完璧すぎて、隣で『うわっ! 神様や!』と思った」と語った。さらに、『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)での共演も振り返り、「さんまさんのボケがハイクオリティすぎてついていけず、場が一瞬静かになったときに、すかさずさんまさんを褒めるコメントをおっしゃって、頭の回転も速いなって。笑いもとっていて、すごいなと思った」と絶賛。「これからも目指していきたい」と言い、「松本人志さん、さんまさん、菊地亜美さん」と並べると、スタジオから「すごい」という声が上がった。ヒロミも、「あいつすげーよな!」と賛同。「ロケ終わって、中居や鶴瓶と飲んでたときに、中居が『相撲とらない?』って。女の子だしテレビにも映ってないから嫌じゃない。そうしたらあいつ、『えー負けませんよ』って」とエピソードを明かし、「いい根性してんなと思った」と笑った。
2016年12月29日お笑いコンビ・ますだおかだの岡田圭右(48)の長女でタレント・岡田結実(16)らオスカープロモーション所属の10人が8日、東京・白金台で行われたマスコミ向けイベント「晴れ着撮影会」に出席した。米倉涼子、上戸彩など人気女優を多数かかえる芸能事務所・オスカープロモーションが、毎年年末に行っている恒例行事。初参加となる岡田は、「ここに立っているという実感が今でもないので、これからも周りの人への感謝を忘れずにがんばりたい」と話し、「もっと先輩方のようにきれいに輝けたら」と目を輝かせる。今年はバラエティ出演が急増した年だったが、「マネージャーさんや周りの方に頼りきって、自立できていない一年だったとすごく思う」「忘れ物をしたり、ブログの期限を守らなかったり。すごくダメだった」と反省。「来年は芸能人である前に、人としてちゃんとした人になりたい」という謙虚な姿勢に、先輩らも「すごい」と感服していた。この日は岡田のほか、武井咲(22)、剛力彩芽(24)、河北麻友子(25)、本田望結(12)、吉本実憂(19)、小芝風花(19)、高橋ひかる(15)、藤田ニコル(18)、是永瞳(21)が出席した。
2016年12月09日食育という言葉が近年浸透していますが、赤ちゃんが食べる離乳食はその初めの一歩。便利な市販のものもさまざまなメーカーから出てきていますが、安心安全な手作りのものを食べさせてあげたいというのも親心。そうは言っても時間がとれない、何かと不安だという人のために、離乳食の作り方の基本や注意するべきポイントをまとめています。離乳食の役割 って?まずは離乳食の役割を理解するところから始めましょう。まずひとつは、「飲む」から固形のものを「噛む」に移行する練習です。母乳を飲むことしかできない赤ちゃんが、固形のものを噛んで飲み込み「食べる」ことができるようになるまでには、段階を踏む必要があります。液体に近いペースト状のものから始め、徐々に固形のものに近づいていきましょう。食べるという行為は栄養素を摂取するという意味でももちろん重要ですが、同じぐらい大事なのが噛む力 を育てること。食べ物をしっかり噛んで食べることの大きな意味の一つは唾液の分泌を良くすることです。しっかり噛んで食事をすることで満腹中枢が刺激されるというのもよく聞く話ですし、しっかり噛むことで脳の血液循環が良くなるという説もあるぐらいなので、噛む力を育てることは重要だといえます。また、離乳食でさまざまな味を経験させてあげることで味覚を育むという重要な役割もあります。食べる意欲を育てて食事の楽しさを教えるためにも、離乳食は欠かせないのです。離乳食の作り方初めて離乳食作りに挑戦するママは、わからないことや不安なことも多いのではないでしょうか。ここでは、離乳食を作る際の注意点や手軽な作り方を紹介します。離乳食に適さない食材月齢によって赤ちゃんが食べられるものは変わってきますが、ここでは10ヶ月〜1歳になっても控えた方がいい食材を説明します。まずは消化しにくいもの。いくら健康に良いと言われていても、玄米などの雑穀米はやめておきましょう。内臓機能がまだ完璧でない赤ちゃんにとっては負担になってしまいます。イカ・タコ・貝類などの魚介も加熱すると固くなるものが多いので消化がしにくいので注意しましょう。塩分が高いものも厳禁です。ラーメンなどは手軽そうですが、赤ちゃんにとっては味が濃すぎます。また、さまざまな食材に合わせやすいしらす干しも塩分が高い食材です。基本的に干物は控えた方がいいでしょう。そして、要注意なのがアレルギーを起こしやすい食品です。そば、カニ・エビなどは、幼い頃は控えておいた方がいいでしょう離乳食を作る際の注意点料理を作るときには当然のことですが、赤ちゃんの離乳食作りの際にはいっそう気をつけて欲しいのが衛生面です。赤ちゃんが大人よりも菌への抵抗力が弱いのはもちろんのこと、離乳食は水分が多い一方で塩分が少ないため菌が繁殖しやすい状態とも言えるのです。食材選びに気をつける、手洗いをしっかりするというのはもちろんのこと、調理器具は野菜類と肉や魚で分け、しっかりと加熱するようにしましょう。赤ちゃんの食器も清潔に保ち、他の食材を触った箸やスプーンは使わないように気をつけましょう。また、離乳食は味付けをごくごく控えめに。大人が味見したら味がわかるかわからないかぐらいで十分です。特に、塩分は過多にならないように気をつけてください。離乳食を手軽に手間をかけてあげたいと思っても、毎日の雑事に忙しかったり、上の子供がいる家庭などでは、離乳食ばかりに時間を割くのは難しいと思います。そこでぜひ活用して欲しいのが、フリージングとベビーフード 。離乳食は一度に与える量が多くないため、まとめて作っておいて冷凍保存しておくのが便利です。毎日同じ献立ばかりにならないように気をつける必要はありますが、毎回その都度作らなければいけないわけでもありません。密閉容器で小分けにして冷凍し、解凍するときには必ず火を入れてください。基本的に、一週間程度で使い切るのが目安です。 また、ベビーフードもぜひ有効活用を。ベビーフードを一部取り入れたり、献立の参考にしてみたり、上手に取り入れてみてはいかがでしょうか。笑顔でごはん、が一番気をつけなければいけないことがたくさんあって大変な離乳食作りですが、長い目で見てみればほんの一年足らずのことです。赤ちゃんと向き合える限られた時間を大事にしてください。赤ちゃんと一緒に笑顔で食卓を囲むことが何よりも大切です。
2016年12月08日お笑いコンビ「ますだおかだ」の岡田圭右の長女でタレントの岡田結実とカリスマ恋愛コラムニストで作家のLiLyが9月27日(火)、都内にて開催された映画『世界一キライなあなたに』の公開記念トークイベントに出演。岡田さんが、LiLyさんのアドバイスに感激した。同作は、自分らしく生きていくことを教えてくれる、感動のラブストーリー。26歳にして失業中、将来の展望が全く見えない女主人公のルーは、超ハンサムな大富豪ウィルに出会う。しかし、ウィルは不慮の事故で生きる希望を失っていた…。トークでは恋愛観が話題にあがり、16歳の岡田さんは「私が頑張っているときに一緒に刺激し合える人と恋愛してみたいなと思いました。自分の“よきライバル”という人と」と思いを告白。34歳で母親であるLiLyさんは、岡田さんの言葉にうなずき「年齢に関係なく、明日にでも誰かを愛するかもしれません」と岡田さんに優しく声を掛けた。続けて、「でも、そうしたら大人は『かわいい!』とか、『若いね!淡いね!青春だね!』とか言うと思うのですが、そういうのに惑わされなくてよくて。案外、大人の方が人を愛することを忘れていたりします」と語った。さらにLiLyさんは、「ピュアなときほど人を愛せるから、『青春』とか、『かわいい』とか、『淡い』とか言う大人に騙されずに、『本気で愛してる!』みたいなのは明日からでもできると、それを伝えたかったです」と、岡田さんにエールを送り、その言葉を聞いた岡田さんは「すごく泣きそう!有難い言葉を頂いたので」と目を潤ませていた。そんな岡田さんが、自身にとって恋とはどんな存在かを発表する企画があった。岡田さんは「恥ずかしいなあ!」と悲鳴をあげながらも、「恋とは人生を豊かにする調味料の一つである」と回答。すると、LiLyさんは、「実際、恋ってやばいから」とキッパリ。「仕事を頑張って、向上心にあふれて、そういったすべてが飲み込まれるような恋をして、それで仕事が手に付かなくて、どんどんレギュラーとかが減って行って…となるかもしれません」と岡田さんに語り聞かせ、「それが、いい女優になる秘訣だよ!」と付け加えた。LiLyさんの話を半ば目を丸くしながら聞いていた岡田さんは、「恋をしている友だちを見ると『かわいいな』と思うのです。だから恋をすることは大事なのだなと、フワフワ思いながら生きています」と、独特の言葉遣いで心境を語っていた。映画『世界一キライなあなたに』は、10月1日(土)より、新宿バルト9ほか全国にて公開。(竹内みちまろ)
2016年09月27日お風呂タイムは、親子の大切なコミュニケーションの時間。毎日20~30分でも、子どもの成長を育むポイントがたくさんあります。「浴育」を通じて楽しく入浴することで、子どもがお風呂を好きになってくれるかもしれません。今回は、そんな浴育を手助けしてくれるおすすめグッズを紹介します。■お風呂の壁は大きなキャンパス「お風呂クレヨン」浴育で特におすすめしたいのは、定番の「お風呂クレヨン」です。お風呂の壁にお絵描きができて、スポンジで洗い流せるので、簡単に繰り返し遊べます。ノートや画用紙と違って、壁一面に好きなだけお絵描きできるから、子どもも大喜び! のびのびと遊ばせることで、思わぬ才能が開花するかもしれません。■スポーツへの興味を育む「ミニバスケットゴール」親としては体を動かして遊んでほしいものですが、最近では公園に行ってもゲーム機で遊ぶ子が増えてきているようです。小さいころからボールに触れ合うことで、スポーツへの興味をもつきっかけになるかもしれません。吸盤式のミニバスケットゴールは、簡単にお風呂の壁に取り付けられます。まずはボール遊びをして、成長とともにゴールへ投げ入れる楽しみを覚えていくことでしょう。親子でキャッチボールをしたり、ゴールを狙いあいっこすれば、子どもの挑戦意欲が育めそうです。 ■記憶力がUPするかも!? 「おふろでペタペタ!」シリーズトミカやプラレール、トーマスなど、子どもに人気のキャラクターが絵柄の「おふろでペタペタ!」シリーズは、お湯にぬらしたパネルをお風呂の壁や窓にはって遊べるオモチャです。付属のおふろシートを壁に貼れば、シートの図柄とパネルを合わせながら遊べるので、パズルのような図形遊びの入門編に。パズルは想像力や観察力、集中力、思考力を高めてくれるそう。子どもの脳を刺激する要素が盛りだくさんです。■お風呂でも読み聞かせを「ビニール素材の絵本」お風呂で楽しめる、ビニール素材の絵本もあります。赤ちゃんのときから楽しめる絵だけのものや、ストーリーがある絵本ももちろんあり、お風呂のなかでも読み聞かせができる優れものです。なかには、温度の変化によって絵の色が変わる面白い本もあります。浴育グッズがあれば、お風呂が苦手な子も、ゆっくり湯船につかるようになるかもしれません。浴育をきっかけに、親子のコミュニケーションの時間を増やしていけたらいいですね。
2016年09月14日ここ最近、ドラマにバラエティ番組にとひっぱりだこのミュージカル界のプリンス、山崎育三郎が主演するミュージカル『プリシラ』の製作発表会見が9月7日、東京スカイツリーの下で開催された。山崎のほか、出演するユナク(超新星)、古屋敬多(Lead)、陣内孝則が劇中のド派手なドラァグクイーン姿で登壇。見どころや意気込みを話した。ミュージカル『プリシラ』チケット情報原作は3人のドラァグクイーンが、1台のバス「プリシラ号」で旅をするドタバタ珍道中を描いたオーストラリア映画。2006年には同じくオーストラリアでミュージカル化され、その後世界15か国以上で上演されてきた作品が、満を持して日本へ初上陸する。マドンナやドナ・サマーなどの往年のヒット曲が散りばめられていることも人気のひとつだが、この日の会見でも劇中で使用されるナンバー『GO WEST』をバックに、キャストが登場。その姿は、自身の頭の3倍以上はありそうなカラフルなカツラに、ド派手な衣裳だ。「今日初めて衣裳をつけて、頭が重くてびっくり。しかも歩きづらい。本番はこの格好で踊りながら歌うので、かなりリハーサルが必要なんじゃないかな」(山崎)、「マネージャーには本番まで20キロ痩せろといわれ、今日は腋毛をそってこいと言われ…。再来年還暦なんですけど、還暦前にやる仕事じゃない!」(陣内)と、なかなか苦労をしているよう。しかしそんなぼやきを言いながらも、陣内などはところどころ「アタシはね…!」と女性っぽい言葉遣いが混ざったり、本人たちもノリノリで楽しんでいる様子が見て取れた。見どころとしては、ユナクが「衣裳も派手でステージも美しい。本当に目で見て楽しめて、心は癒される作品。家族の愛や友情、色々なものが描かれています」、古屋が「(3人の仲間たちが)仲が悪いようでめちゃくちゃ良かったりと、人情のある物語。早くみんなと打ち解けて自然な空気が出せたら」とそれぞれ語る。山崎も「音楽も名曲ぞろいで、ショーアップされた部分もありますが、それだけではなく、3人がバスで旅をする中で家族や愛、自分自身のことを見つめ直します。一度きりの人生をどう生きていくのかという大きなテーマも描かれて、最後にはちょっと泣ける。笑いから涙まで詰め込まれた、これぞミュージカルといった作品」と話した。なおこの日から、劇中で登場するバス“プリシラ号”さながらのピンクのバス・プリシラ号が都内を回遊。その出発式も行われた。MCとして会見に登壇した(本作にも出演する)キンタロー。も「プリシラ号を見つけたら、金運・恋愛運・仕事運がアップする…かも!?」とアピール。ファンの方はぜひチェックを。ユナクと古屋はWキャスト。公演は12月8日(木)から29日(木)まで、東京・日生劇場にて。チケットは9月17日(土)に一般発売を開始する。
2016年09月08日最近は、食育やコミュニケーションのために、子どもといっしょにクッキングを楽しむママが増えているようです。「そろそろチャレンジしてみようかな」と思っているママに向けて、始め方や親子クッキングのメリットを紹介します。■料理に興味が出てくる3~6歳からスタート親子クッキングの始めどきは、子どもが料理に興味を持ち始める3~6歳ごろ。ちなみに我が家では、子どもが3歳のとき、家事を何でも自分でやりたがるようになったため、流れに乗って料理も始めてみました。それより小さい1~2歳の子には、包丁デビューは早いかもしれません。でも、ママが料理をしている様子に興味を示すようなら、プチトマトのヘタを取る、レタスをちぎるなどの簡単なお手伝いをやらせてあげるといいでしょう。■ケガをしにくい子ども用包丁はマスト親子クッキングを始めるにあたって、まず用意したいのは包丁です。3~6歳の幼児には、刃先が丸く、指がスパッと切れない設計になっている子ども用の包丁が安心。ただ、硬いものが切りにくいので、小学校になったら小さめの普通の包丁を買い直すといいかもしれません。それ以外の道具は家にあるものでかまいませんが、かわいいデザインのまな板やエプロンもそろえてあげると、より子どもの意欲が高まります。最初のうちは、子ども包丁でも切りやすい果物を使ったものがおすすめです。我が家では休日の朝食用に、子どもにバナナを切ってもらって、バナナヨーグルトを作っています。子どもが盛り付けまで担当し、「はい、どうぞ」と張り切って家族全員に配ってくれるので、大人の気分も和みます。そのほか、イチゴや缶詰のミカンなど、いろいろな果物を刻んで生クリームと合わせたフルーツサンドを作るのも休日の楽しみ。こねて丸める過程が楽しい白玉だんごや肉だんご、ラップで握って作るおにぎりも、親子クッキングには最適です。■子どもの能力向上と親子のコミュニケーションにつながる親子クッキングは、子どもにさまざまな良い影響をもたらすといわれています。食材の形や種類、料理ができる過程を知ることが食育になるのはもちろんのこと、料理を通して、集中力や表現力、思考力などの能力も高まるのだとか。また、自分で切って調理することで、嫌いだった物が食べられるようになったという話もよく耳にします。そして何より、親と子のコミュニケーションの機会が増えるのが大きなメリットです。忙しいママは、子どもがなかなかうまくできないとイライラしてしまうかもしれませんが、効率より楽しむことを重視して、ゆったりした気持ちで接することが大切。そのためにも、親子クッキングは、気持ちに余裕がある休日に行うのがいいでしょう。一方で、好奇心が強く飲み込みの良い子の場合、すぐに包丁の使い方を覚えてグングン上達し、勝手に火をつけたり大人用の調理器具を使ったりと、大胆なことをやってのけることもあります。幼児とのクッキングの際には、油断して目を離さないようにしたいですね。
2016年07月16日お笑いコンビ・ますだおかだの岡田圭右(47)の長女でタレントの岡田結実(16)が、31日に放送された日本テレビ系トーク番組『踊る!さんま御殿!!』(毎週火曜19:56~20:54)に出演。父について「面白くない」とコメントした。結実は、「お父さんテレビ見ててどうなの?」と聞かれ、「あんまり面白くない」と笑いながらバッサリ。家では、おもしろいことをやらず、「ずっとまじめにゴルフの番組を見ています」と言い、「むしろ、家では一番つまらない」と語った。また、「学校では猫かぶっている。静かで清楚キャラぶっているが、最近バレてきていつ先生にネタを振られるとか、そういう不安が…」という悩みを告白。それでも、この日は父のギャグを披露する気で来たと言い、学校でも振られたらやると宣言した。最後に、父のおなじみの「閉店ガラガラ」をテレビ初披露。全力っぷりにスタジオから拍手が起こった。
2016年05月31日美容&健康メニューとしてすっかり人気が定着したスムージー。最近は、野菜不足の解消や手軽な調理体験にもつながるということで、子どもの「食育」にスムージーを取り入れる動きも増えている。店舗やレシピサイトなどでも新しいスムージーメニューが続々と登場しており、今後ますます注目度の高まる飲み物となりそうだ。今回トレンド総研は、こうした子どもの食育につながるスムージーを『食育スムージー』と名付け、子どもが喜ぶ『食育スムージー』レシピについて紹介した。管理栄養士に聞く、おいしい『食育スムージー』を作るコツは?トレンド総研のレポート内で、管理栄養士・柴田真希さんは、『食育スムージー』のメリットや楽しみ方、おすすめレシピについて以下のようにコメントしている。「スムージーはカラフルで見た目にも楽しく、食感もやさしいので、お子様にぴったりの飲み物。組み合わせも自由なので、苦手な野菜と好きな果物を組み合わせたり、好みに応じて野菜の分量を調整したりもできます。」しかし、大人と同じレシピだと、子どもが抵抗を感じてしまうことも。「野菜の風味がダイレクトに感じられると、子どもにとっては飲みにくい場合もあります。ポイントは、野菜の苦みやクセをおさえるアレンジをすること。まずは抵抗を感じない程度に野菜の量を少なくし、徐々にボリュームを増やしていくと、苦手野菜の克服にもつなげられるかもしれません。」そんな柴田さんが教える、おすすめの『食育スムージー』レシピがこちら。野菜を使った『食育スムージー』レシピ「カルピス」でつくるセロリとパインのスムージー「子どもが苦手な野菜」として名前があがることが多い「セロリ」。そんなセロリも、「カルピス」を加えることで独特の臭みが消え、味がまろやかに。飲みやすさが格段にアップします。【材料】※1~2人分セロリ:1/2本(50g)パイナップル:100g、「カルピス」:30mlヨーグルト:100g【作り方】1:セロリとパイナップルは一口大に切る。2:全ての材料をミキサーにかけ、グラスにそそぐ。にんじんのチョコバナナスムージー苦手な子どもも多いにんじんは、子どもが大好きなチョコレートと組み合わせて、おやつ感覚で楽しめるスムージーに仕上げるのがポイント。【材料】※1~2人分にんじん:1/3本(50g)バナナ:大1/2本(75g)、チョコレート:10g豆乳(牛乳でも可):100ml【作り方】1:バナナを一口大に切る。にんじんを薄切りにする。2:全ての材料をミキサーにかけ、グラスにそそぐ。どちらも短時間で手早くできるので、忙しいママにもぴったりのレシピ。お子さんの野菜不足解消&苦手野菜の克服に、そしてママやパパは美容と健康のために、ぜひ毎日の生活にスムージーを取り入れてみては?【参考】※トレンド総研
2016年05月17日久しぶりにマニキュアをつけたけれど、なんだかキレイに見えない! その原因は地爪にあるかもしれません。爪に筋が入っている、二枚爪になりやすいなど、爪に関するコンプレックスは「爪育」で解消できます。美しい「すっぴん爪」を手に入れるケアにチャレンジしてみませんか?爪にも保湿が必要爪が乾燥していると、割れやすくなったり、縦に線が入ってしまうことも…。これではマニキュアをつけても台無しですよね。爪育の基本は保湿から。化粧水などで潤いを与えてから、オイルやクリームを使ってケアしてあげましょう。爪全体をマッサージするように、オイルを塗りこんでいきます。このとき、表面だけではなく、裏側にもしっかり塗りましょう。爪専用のオイルもありますが、伸びと浸透の良いアボカドオイルやホホバオイルを使うのもいいですね。それから、ハンドクリームで爪を含めた手全体をケアして仕上げます。甘皮の処理などをしたほうがより美しく見えますが、そこまで手が回らなくても大丈夫。まずは爪にうるおいと栄養をチャージすることから始めてみましょう。 爪切りではなく「やすり」を使う爪が伸びてきたら、「ネイルファイル」や「エメリーボード」といわれる“やすり”を使います。爪切りを使えば楽なのですが、何層にも重なる爪を傷つけやすく、二枚爪の原因になってしまうことも。美しさを保つためには、このひと手間が重要なのです。爪の長さを整えるときには、エメリーボードを使います。乾燥している爪には目が細かいものを、厚みのある爪には粗いものを選ぶといいようです。爪の状態によって使い分けられるように、いくつかそろえておきましょう。このエメリーボードに爪をあてて削るわけですが、左右に往復させずに一方向のみに削るのがポイント。スクエアなら直角に、ラウンドなら45度の角度であてていきます。力が強すぎると爪に負担がかかるので気をつけましょう。爪の表面には、スポンジタイプの爪やすり「バッファー」を使います。まずは目の粗いものから使い、細かいもので整えていきます。独身時代と違って、ママになるとネイルケアにまで意識が向かなくなりがちですが、手は意外と他人から見られているもの。爪育で、自爪がキレイになれば、ネイルケアをしてもしていなくても、キレイな爪をキープすることができます。ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?
2016年04月27日もうすぐゴールデンウィーク。今年は中日を休めば10連休の大型連休。ゆっくりと羽を伸ばすにはもってこいです。どこかにおでかけしたいけれど、まだなんの予定も立てていない、子どもが小さくて遠出へのおでかけは大変…という方もいらっしゃるかもしれません。そこで、都内からちょっと足を伸ばすだけで自然と触れ合えて、食育にもなるスポットをご紹介します。■採って、食べて、遊べる! 収穫体験ができるスポットお花畑&いちご狩り 「花と幸せのテーマビレッジ ハイジの村」(山梨県)南アルプスをのぞむ山梨県北杜市にある、県立のテーマビレッジです。広大な敷地いっぱいに広がるお花畑とヨーロッパ風の建物は、まさに「アルプスの少女ハイジ」を思わせる世界。ゴールデンウィーク前後は約25万株のチューリップが見頃のほか、1月~5月8日までは、「ハイジの野菜畑」でいちご狩りが楽しめます。また、園内には遊具で遊べる「キッズガーデン」やロードトレインなど、小さい子が飽きない設備が充実。授乳室も完備されているので赤ちゃん連れでも安心です。<花と幸せのテーマビレッジ ハイジの村>入園料:高校生以上510円 小中学生250円いちご狩り料金:小学生以上1,200円 3歳~就学前800円(4月11日~5月8日/30分食べ放題)所在地:山梨県北杜市明野町浅尾2471アクセス:JR中央線韮崎駅からタクシーで約20分/中央自動車道韮崎ICから車で約15分 公式サイト 一箇所でさまざまな体験ができる 「小松沢レジャー農園」(埼玉県)冬~春にはいちご狩り、夏はぶどう狩り、秋にはさつまいもやジャガイモ堀りと、シーズンに応じた野菜、フルーツの収穫体験ができる埼玉県秩父市の「小松沢レジャー農園」。収穫だけでなく、そば・うどん打ちや餅つき、マス釣りなど食にまつわるさまざまな体験メニューがそろっています。ゴールデンウィーク期間にはいちご狩りやマスのつかみ取り、通年で行っているしいたけ狩り体験ができます。いちごはその場でぱくり。また、いちご狩り期間中に餅つき体験を予約すると、つきたてのお餅でいちご大福作りを体験することもできます。マスやしいたけは、無料の炭火焼コーナーで焼いて食べることも可能。採りたて新鮮な食材を、その場でいただけるのがうれしいですね。<小松沢レジャー農園>いちご狩り料金:小学生以上1,000円 3歳~就学前500円(4月11日~6月下旬/30分食べ放題)マスつかみ取り料金:500円(1匹/加工料込み)しいたけ狩り料金:500円(200g/持ち帰り)所在地:埼玉県秩父郡横瀬町大字横瀬1408アクセス:西武横瀬駅からタクシーで約10分(無料送迎バスあり・要連絡)/関越道花園ICから車で約50分 公式サイト 都心からのアクセスも◎な潮干狩りスポット「海の公園」(神奈川県)春先から6月頃にかけてのレジャーといえば、潮干狩りも欠かせません。神奈川県横浜市、八景島近くにある「海の公園」では、アサリやマテ貝などを採取することができます。5月初旬の潮干狩りに適した日時は、5月5日~8日の午前中(詳しくは公式サイトからご確認ください)。ひとりあたり2kgまで、小さい貝は採取しないなどのルールを守りながら、子どもも大人も宝探し感覚で潮干狩りを楽しんでみては。公園には温水シャワーや更衣室もありますが、ゴールデンウィーク中は混雑するので濡らしたホットタオルなどを用意していくと安心です。<海の公園>所在地:神奈川県横浜市金沢区海の公園10番アクセス:金沢シーサイドライン海の公園駅、海の公園柴口駅、八景島駅から徒歩約2分/横浜横須賀道路並木ICから車で約10分 公式サイト ■大人にも人気! 作って、食べられる「工場見学」スポットしょうゆづくり体験も。「彩の国 醤遊(しょうゆ)王国」(埼玉県)埼玉県日高市にある「彩の国 醤遊(しょうゆ)王国」は、いま話題の工場見学+体験ができるスポットです。工場案内では、醤油がつくられる過程のひとつ、もろみの撹拌(かくはん)風景を実際に見ることができるほか、無料の「しぼり体験」もあり、子どもの食育にぴったりな内容です。工場案内は平日5回、土日祝日7回30分おきに開催されていて、予約せずに参加できる手軽さも◎です。1週間前までに予約をすれば、自分でしぼった生醤油をその場で瓶詰めし、お持ち帰りできる「自分しぼり」も。売店にある「醤油ソフト」や「醤油プリン」など、珍しい醤油スイーツも試してみたくなりますね。<彩の国 醤遊(しょうゆ)王国>工場案内料金:無料(自分しぼりは有料・要問合せ)所在地:埼玉県日高市田波目804-1アクセス:東武大家駅から徒歩約20分/関越道鶴ヶ島ICから車で約20分 公式サイト 「かまぼこの里」(神奈川県)箱根の名物、かまぼこをメインに買い物や食事、体験ができる「かまぼこの里」は、神奈川県小田原市、箱根のふもとにある観光施設です。施設内にある「かまぼこ博物館」で人気を博しているのが、かまぼこ、ちくわを職人さんといっしょにつくる手づくり体験。1日に5回(ちくわ手づくり体験は6回・水曜のみ)開催されていて、各回予約制となっています。体験のほか、かまぼこの歴史が学べたり、かまぼこ職人の技をガラス越しに見学できるコーナーもあり、見ごたえたっぷりです。<かまぼこの里>体験料金:かまぼこ・ちくわ手づくり体験1,500円(水曜以外)ちくわ手づくり体験500円(水曜のみ)要予約所在地:神奈川県小田原市風祭245アクセス:箱根登山鉄道鉄道風祭駅から徒歩約2分/小田原箱根道路箱根口ICから車で約1分 公式サイト いずれの施設も、事前にお問い合わせのうえおでかけすることをおすすめします。今年のゴールデンウィークは、子どもと楽しく、美味しく、食にまつわる体験をしてみてはいかがでしょうか。
2016年04月19日天然の美容食と言われるアーモンドやクルミなどのナッツ。ダイエットやアンチエイジングに効果が高いことが知られていますが、最近は腸内フローラ(腸内の善玉菌と悪玉菌などのバランス)を整える「育腸」食品としても脚光を浴びています。食物繊維たっぷりのナッツを、オリゴ糖の含まれたハチミツでマリネ。ヨーグルトにかけて食べれば、パーフェクトな「育腸」レシピに!ナッツのハチミツ漬け調理時間15分+漬ける時間 1人305Kcalレシピ制作:家庭料理研究家 近藤瞳<材料 2人分>ナッツ(クルミ、カシューナッツなどお好みのもの) 60gハチミツ 80~100g<作り方>1、ナッツは大きければ食べやすい大きさに割り、160℃のオーブンで8~10分焼く。2、ナッツを瓶に入れて、浸る量のハチミツを加える。一晩~3日程度置く。コツ・ポイント ここではガスオーブンを使用しています。オーブンにより、温度や焼き時間には違いがあるので、ふだんからおうちのオーブンの癖を知っておくようにしましょう。漬け込んだナッツは、ヨーグルトはもちろん、パンケーキと合わせたり、ドライフルーツやチーズと組み合わせてオードブルやワインのおつまみにも!
2016年04月13日ミュージカルや演劇を中心に活躍している俳優、井上芳雄、浦井健治、山崎育三郎によるユニット「StarS」が人気クリエイター・福田雄一とタッグを組み、ミュージカルコメディに挑戦することが8日、明らかになった。今回、脚本・演出を手がける福田をして"エンターテインメントの帝王"と言わしめるミュージカル。そのミュージカルでトップスターとして活躍する3人だが、実は今までStarSとしての音楽活動以外で共演がないという。はたして3人そろってのミュージカルコメディーでどのような化学反応が起こるのか? それぞれの魅力を大いに引き出し、歌&ダンスあり、笑いあり、涙あり? の福田節がさく裂する極上のコメディーになることは間違いない。ミュージカルファンだけでなく、誰もが楽しめる懐かしくて新しい番組に期待したい。ミュージカルコメディ『トライベッカ』は4月放送予定。
2016年02月09日-------------------------------------------大学1年生のみなさん! 「大学デビューのホントのところ」、知りたくないですか? 本連載は、かつて大学デビューに半分成功・半分失敗したトミヤマユキコ(ライター・大学講師)と清田隆之(恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表)が、過去の失敗を踏まえ、時に己の黒歴史を披露しながら、辛く苦しい学生生活を送らないためのちょっとした知恵をお授けする。そんな連載です。-------------------------------------------○高校の文化祭とはまったくちがう「学祭」11月になりました。学祭シーズンの到来です。開催日が近づくにつれて学内全体がザワついてゆくあの感じ、お祭り大好き人間にとってはたまらないことでしょう!また、お祭りなんか嫌いだという人も、学祭に合わせた臨時休講があったりして、夏休みがもう一度戻って来たかのような高揚感を味わえますから、文句は言えませんよね。学祭が中学・高校の文化祭ともっとも異なるのは、できることの規模がデカかったり、幅が広かったり、ということ。全てが先生の許可のもとに進んでいく文化祭とは違って、学祭では、予算の組み方から、出し物の内容まで、かなりの部分を学生だけで決めることができます。そして、学生の身分でありながら「プチ社会人」として外部の人たちとやりとりすることで、経験値を上げたりもできます。とくにイベントサークルなどは、芸能人やミュージシャンを呼んだりできるので「学生なのにこんなデカいことできた!」という達成感を味わえます。バイトやインターンもプチ社会人だと言えますが、その多くは日常的な業務の域を出ません。それに対して、学祭はその名の通りお祭りなので、非日常的だし、苦労もあるけれど、基本とても楽しい。楽しくて経験も積めるなんて、めっちゃお得! ということで、イベントサークルは大変人気があるようですが、かなり危ういところがあるのもまた事実です。○「学生だから」は自分から言ってはいけないたとえば、依頼時に「学生の企画だからノーギャラで」と言い出す学生がけっこういますが「学生=貧乏=ノーギャラ」という図式を素直に信じる大人なんて、そうそういません……。だいたい、イベントが成功したら、打ち上げと称してひとり3,000円くらい使って飲み会とかやるワケじゃないですか。そのお金があるのなら、ギャラ払えるよね? という話です。もしノーギャラでもOKしてくれる人がいたとすれば、それはものすごい聖人君子……である場合はごく少なくて、たいていは、仕事としてではなくボランティアとして、学生のプチ社会人ごっこに付き合ってくれているのだと考えるべきでしょう。まぁ宣伝になるからいいや、ぐらいのテンションで、やっつけ仕事をしている場合も少なくない。相手が学生だろうとなんだろうと、ちゃんと仕事がしたいと思っている人ほど、「学生企画だからノーギャラで」という態度に疑問を持っています。このことについては、文筆家の岡田育さんが「どうして彼らは「お金」を払いたがらないのか」という大変すばらしい文章を書いてらっしゃいますので、各自チェックするように!「少ないかも知れないけどギャラは払います!拙いかも知れないけど社会人と同じように動きます! よろしくおねがいしゃっす!」という気合いを見せてくれたら、多少のことは許せるし、なんなら応援だってしちゃうんですよ、大人は。「学生だから」と言うのは、学生側が言っていい言葉ではないのです。それは、大人たちがあなたたち学生を慰め、励ますために使う言葉なのです。○「社会人気取り」として記憶に残らないためにしかし! プチ社会人ぶりを批判されたくないからといって、決して小さくまとまってはダメですよ! 学生のうちにちょっと背伸びしてプチ社会人的なことをするのは、決して悪いことではありません。野心的な学生は、掛け値ナシに、とてもいいものです。野心的といえば、わたしの大好きな安野モヨコさんの『働きマン』(講談社)の第13話に、こんなセリフが出て来ます。たいていのヤツはボールを「入社」に向かって投げるから/最高でも「届く」で普通はもっと手前で落下する/ところが目標を「入ってから何をするのか」「どうなりたいのか」に設定すれば/自ずと遠くへ投げるから結果として「入社」は飛び越えているこれは就職活動に関することなので「入社」というワードが入っていますが、ここを「イベントの成功」に変えてみてください。イベントがやれればなんでもいいとばかりにいい加減なことばかりする学生の球は、確実に手前で落ちます。でも、目標を遠くに定め、全力で球を投げれば、見える世界は大きく変わります。わたしにも経験があるのですが、イベントを企画した学生が、その後社会人になってかつてのゲストに再会し「ああ、あの時の君か!」となることや、それが新たな仕事につながることは珍しくありません。つまり、「あの時がんばってた君」として好意的に思い出してもらえるか「社会人気取りだった君」として思い出されてしまうかは、過去の自分がどんな球を投げていたかにかかっています。「学生だから」と甘えたことを言えば言うほど、再会したときに恥ずかしい思いをする可能性が高いのです。逆に、めちゃくちゃ失敗して怒られたとしても、あくまで大人のスケールでがんばってさえいれば、再会の恥ずかしさは半減します。たかが学祭、されど学祭。プチ社会人としての投球スタイルには十分注意してください。なお、学祭に一切関わらず、家でゴロゴロしている諸君。君たちもある意味で正しい。どうせ卒業すれば、嫌でも大人の世界で、大人のスケールで生きていくハメになるのですから。全力で学生時代を学生らしく生きるのも、アリだと思います……と学生時代1度も学祭を経験せぬまま大人になってしまった(大学の都合で学祭がなかった)わたしからお伝えしておきますね。ではまた来月!トミヤマユキコライター・大学講師。「週刊朝日」「文學界」でブックレビュー、「ESSE」「タバブックス」でコミックレビューの連載を持つライター。早稲田大学などでサブカルチャー関連講義を担当する研究者としての顔も持っている。「パンケーキは肉だ」を合い言葉に、年間200食を食べ歩き『パンケーキ・ノート』(リトルモア)にまとめた。Twitter @tomicatomica清田隆之/桃山商事1980年、東京生まれ。失恋ホスト、恋のお悩み相談、恋愛コラムの執筆など、何でも手がける"恋バナ収集ユニット"「桃山商事」代表。男女のすれ違いを考えるPodcast番組『二軍ラジオ』を更新中。雑誌『精神看護』やウェブメディア「日経ウーマンオンライン」「messy」などでコラムを連載。著書に『二軍男子が恋バナはじめました。』(原書房)がある。Twitter @momoyama_radio
2015年11月04日ブラジャーこそ、お胸の秘めたるポテンシャルを最大限に引き出し、“魅せるお胸”を作ってくれる頼れる味方。着け心地の良さはもちろん、育乳の機能もUPした次世代ブラの最前線を追います!そこで、ランジェリーコンシェルジュ・山田奈央子さん、ランジェリーアドバイザー・薦岡摩梨奈さん、ライター・板倉ミキコさんにオススメの育乳ブラについて話を伺いました。■ブラデリスニューヨークstep13ステップで、胸を育てていくブランド。ステップ1は、幅広のワイヤーでお肉をしっかりカップに集め、バージスライン(バスト下の輪郭)を作る。「ステップ1でベースができたら、美しい谷間を作るステップ2、高さと丸みを作り上げるステップ3と進みましょう」(山田さん)。■シャルレ美意識ブラジャー揺れを抑えて大胸筋を鍛える独自のデザイン。「腕を回したり上げるたびに心地よい負荷がかかって、大胸筋を鍛えるサポートをしてくれるなんて画期的。アンダーが幅広いので安定感もあり、よくカラダを動かす時にも使えそう」(板倉さん)。■RINZ育乳ブラヨーロッパで補整ブラとして歴史あるブランドの日本企画バージョン。「ハミ肉を横からサポートしてすっきり見せつつ、バストに立体感を出してくれます。安定感があり、長時間キレイなバストをキープ」(山田さん)。◇ブラデリスニューヨークstep1エイミーブラ¥7,800(ブラデリスニューヨークTEL:0120・02・5629)◇シャルレ美意識ブラジャー¥8,000~(シャルレTEL:0120・11・4860)◇RINZ育乳ブラ。¥9,500(RINZ/パリス インターナショナルTEL:06・6374・1791)※『anan』2015年9月16日号より。写真・多田 寛文・板倉ミキコ
2015年09月14日日本マクドナルドは、小・中学校の食育授業を支援するウェブ教材「食育の時間」に、食とスポーツを総合的に考える、子どものための“スポーツ食育”を題材にした新コンテンツ「放課後~スポーツを全力で楽しもう!もっと強くなれるヒミツ」を新設した。同社では、2005年7月にNPO法人企業教育研究会と共同で「食育の時間」を制作。未来を担う子どもたちがバランスの良い食生活を送るための知識を身につけ、食を選択する力を養ってもらうことを目的に、ウェブ教材として公開している。今回、取り組みが10年を迎えるにあたってコンテンツを新たに追加。「放課後~スポーツを全力で楽しもう!もっと強くなれるヒミツ」と題して、昨今の授業時間の増加や通塾等で忙しく毎日を過ごしている子どもたちのために、授業以外でも自主的に楽しく考えながら学べることを念頭に教材が開発された。“スポーツ食育”をテーマにした新コンテンツは、練習をより効果的にし、試合で活躍するには、毎日の食事や正しい生活習慣の積み重ねが大切であることを自ら考え、学べる内容。また、読み物スタイルのデジタルブックコンテンツも今秋以降に導入されるという。新コンテンツは、食育授業に45分を割けないことが多いという教員からの声をもとに制作給食の時間や朝の学習時間などの比較的短い時間でも活用できるサブ教材として追加していく予定だ。なお、「食育の時間」は、子どもたちにとって身近で大切な食にまつわる生活習慣や食生活を、テーマ別に時間割で構成されている。また、教材の提供だけでなく、「食育授業支援事務局」を設置し、授業を実施するにあたっての相談や授業用教具の貸し出し、モデル指導案の配布など、教員向けに授業づくりのサポートも行ってきた。2005年の取り組み開始以降、同教材を活用した授業 の受講児童・生徒数は、報告を受けている限りでも延べ13万人にものぼるという。実際に同教材を利用している茨城県鉾田市立串挽小学校 養護教諭の山口真理先生は、「給食時に野菜の栄養について指導した際、いつもは野菜を一口も食べない数人の子供たちがその日の給食の野菜を完食する姿が見られました。」とコメントしている。
2015年07月08日---------------------------------------------------------------------------初恋、結婚、就職、出産、閉経、死別……。人生のなかで重要な「節目」ほど、意外とさらりとやってきます。そこに芽生える、悩み、葛藤、自信、その他の感情について気鋭の文筆家、岡田育さんがみずからの体験をもとに綴ります。「女の節目」は、みな同じ。「女の人生」は、人それぞれ。誕生から死に至るまでの暮らしの中での「わたくしごと」、女性にとっての「節目」を、時系列で追う連載です。---------------------------------------------------------------------------○2015年7月3日今は、Amazonで何でも買える時代になった。しかも、どれも安い。数千円で二組のマットレスを買い、フローリングに直に敷いて寝てみるとちょっと身体が痛いかなということで、追加した敷き布団も数千円、数日と待たずに届いた。たかが二箇月、されど二箇月、必要最低限で暮らすとはいえ、寝覚めが悪くてはいけない。新婚のとき奮発して買った贅沢なダブルベッドは、すでにこの部屋にはない。今は、毎日毎日、階下のゴミ集積所へ二袋分くらいのものを捨てに行く。一日二袋というのはちょっと頼りないペースだが、毎日毎日コツコツ捨て続けることのほうが大切だ。未練が断ち切れずにいるものは、部屋で組み立てた巨大な段ボール箱に放り込んでおく。機会があればまだ着たいと思う服、廃番で二度と買えない使い古しの文房具、古書店で値はつかないが私にとっては大切だった小冊子の類。数日経って、わざと乱雑に放り込んだ箱の中を覗くと、渦巻いていた未練が少しだけ減じているのを感じる。目をつぶって、次はゴミ袋に放り込む。今は、引き出しの奥に溜め込んでいた日用品のストックをばんばん出している。旅行するたびつい持ち帰っていた宿のアメニティ、シャンプーやコンディショナーの小ビンを、シャワーの脇にずらりと並べて順番に使いきっていく。家族と旅しているときは持ち帰るのが当たり前で、恋人と旅すると「貧乏性だなぁ」と笑われ、女友達と旅すれば「えっ、私は自分で選んだ香りのしか使わない、絶対」と呆れられた、さまざまな小ビン。一人暮らしの頃は近所の銭湯へ通うときの必需品だったのだが、今は、銭湯へ行くより旅に出る頻度のほうが増え、いつの間にかものすごい数が余るようになった。ティッシュペーパーの買い置きも、全部は使い切れないだろう、今からでは。今は、やたらと眠くて、残された日数には限りがあるのに、取り返しのつかない一日を、なぜかたっぷり寝過ごしてしまったりしている。あちこちのカレンダーに掲げられている七月のイメージといえば夏休み、縁側にスイカ、花火、ビアガーデン。しかし実際は梅雨時のじめじめした空気が重く身体にまとわりついて、長靴を履くかどうかでその日の服装が決まり、袖のない服には冷房除けのカーディガンを羽織り、でも蒸し暑さに気持ち悪くなって脱ぐ、帰宅すると除湿機をかけてうとうと寝てしまう、晴れたらもうちょっとしゃんとして頑張ろうと思う、そんな日々が続く。気候変動の影響もあるにはあるのだろうけど、子供時代の思い出に残る七月の輝かしさとはずいぶん違う。大人の七月には、まだ六月がのさばっている。下手すると五月病だって治っていない。今週から下半期? 冗談でしょ!今は、一つ前の「節目」と来るべき「節目」の、狭間の時期を過ごしている。住まいを選び替え、引っ越しをするたびにテンションが上がり、こんなに楽しいことはきっといつまでも色褪せず私の記憶に残るだろう、と思うのだけど、喉元過ぎると熱さを忘れて、すっぽり三箇月分くらいの記憶がない。狭間の時期は、慌ただしい。常ならざる状態が長く続いているのに、その有様を日記に書きとめておく暇もない。後になって鮮やかに思い出すのは「節目」「節目」の出来事だけで、その途中をつなぐ期間どんなふうに過ごしていたのか、「初めて」の一歩手前にどんな気持ちでそこへ踏み出していったのか、人は簡単に忘れてしまう。今は、今で、これまで通り過ぎてきた「節目」とは違う。ここから先に起こることは、まだ自分のものになっていないし、先取りして体験として書くことはできない。0歳からの人生を書き続けて、とうとうそんな地点にまで追いついてしまった。今、から、ちょうど一箇月後には、私はまた新しい場所へ引っ越している、予定である。ただし、月末に大使館からちゃんとビザが下りていればの話。次なる「節目」、初めての海外生活が始まる。○まだ見ぬ日々へ「今すぐやるべきこと」リストに則って行動の優先順位を決めていたのは、20代半ばくらいまでだったろうか。大学を卒業した頃か、就職先で落ち着いた頃か。それまでは、いついかなるときも、すべきこと、優先度の第一位が、はっきり決まっていたように思う。無事に春学期の単位を取得すること、月末までに目標金額を貯めること、一生使える書類用キャビネットを見つけること、といった明確なゴールがあり、もちろんそれなりに迷いはあったが、おおまかな方角は見失っていなかった。ところが30歳を待たずに、「あと人生でやってないこと、なんだろう?」と指折り数えるようになった。そんなに波乱万丈な人生を歩んできたわけでもなく、何か特別な経験を豊富に持ち合わせているわけでもないが、一生使えるキャビネットは見つかり、似合わない流行りの服は着なくなり、他人を羨むことが減った。あれもこれもやっちゃったよなー、何度でもやりたいとは思わないよなー、やる前からしなくていいやとわかることも増えたなー、じゃあ、あと、何をすればいいんだろう?人生経験値を上げる「節目」には、ネガティブなものも多い。骨折で入院したことはないけど打撲でギプスはめただけで十分、就職はしてよかったけどリストラは避けられるなら避けたい、「やるべきこと」リストは減り、「やりたくないこと」リストは増え、「やってみたいこと」を別項として立ててみると、数えるほどしか残っていなかった。その一つが「海外留学」である。学生時代の友人たちが次々に各界で実績を上げ、そのうち幾人かは学校へ戻って教鞭を執るようにまでなった30代半ば、私だけもう一度「学生」の身分に戻るというのは、我ながらカッコ悪いような気もするのだが、「カッコつける」というのは若い時分にさんざんやってもう「やりたくないこと」リストに記されている項目なので、深く考えないことにした。18歳で大学に入学した頃、親と同じ年くらいの社会人学生たちと机を並べていたことも思い出す。彼らの情熱や貪欲さは、カッコよかった。大学に入り直そう、と決めるやいなや、「やるべきこと」リストがみるみる埋まった。まずはTOEFLの勉強、参考書と耳栓を買って塾に通い、入学試験の課題制作やポートフォリオを作り、ビザ申請のためあちこちへ書類を提出し、成績証明書をもらいに十数年ぶりに卒業した大学キャンパスへ出向き、会ったことのない人々と知り合い、仕事を整理して引っ越しを進める。20歳の同級生と机を並べ、比較され批評され助け合い、還暦過ぎの教授にひとまとめに「ガールズ!」と呼ばれ、「あなたは誰?」ではなく「将来は何になりたい?」と尋ねられて面食らい、新しく必要なものを学割で買う。「やるべきこと」リストに振り回されて、あっという間に季節が過ぎていく、それは仕事も学業も同じなのだが、こんなふうに明確にゴールの見える毎日は久しぶりだった。少女時代はその、あらかじめ誰かにゴールが定められている感じを窮屈に思っていたが、世の中のままならぬことを数多体験した大人にしてみれば、やればやっただけ前に進むこの感じも、それはそれで楽しい。今は、ちょうど大学から入学許可書が発行されて、申請したビザが下りるのを待っているところである。もう飛行機のチケットを取ってしまったのに、なかなか書類の手続きが前に進まず、気が逸っている。大きな家具はすでに船便で送ってしまったので、部屋の中はがらんとしている。耳栓と参考書は持っていくが、敷き布団とマットは使い捨てていく。スケジュール帳もがらんとしていて、今月までの予定はすべて日本語でびっしり記されているのに、来月からの予定は母語に翻訳されぬまま書きなぐってあり、ほとんど埋まっていない。花火とビアガーデン、この夏は行けないかもしれない。渡航先でもろもろの手続きが終わり、住まいと身分が定まるまでは、仕事の予定さえ立てることができない。「女の節目」の連載も、しばしお休みをいただくことになる。「今」の状態が落ち着いたら再開して、ここから先は、私たちを待ち受ける「まだ見ぬ」人生の節目について、考えていきたい。過去を振り返るターンから、未来へ想いを馳せるターンへ。「あなたはどちらを選択した?」ではなく、「将来はどちらを選択すると思う?」に答える、「今」の一歩先へ。<今回の住まい<人生経験値という意味で、私に圧倒的に足りていないのは「住まい」の要素である。ずっと実家暮らしをしている友達がいて、生まれてから一度も引越をしたことがないと言う。「えーっ、信じられない、一人暮らしは楽しいよ、一度くらい経験しなよ、もったいない!」なんてドヤ顔で吹かすのだけれども、私はといえば、日本の、東京、しかも23区内のごく一部分にしか住んだことがない。日本そして世界のあちこちに住んだことのある友達たちから「えーっ、信じられない、一度くらい違う街に住んでみなよ、もったいない!」と言われ続けて幾星霜、ついに住まいを替えることになった。経験は多ければよいというものでもない、一つの家に長く住み続けるよさだってあるけれど、新しい出来事が増えればワクワクする。岡田育1980年東京生まれ。編集者、文筆家。老舗出版社で婦人雑誌や文芸書の編集に携わり、退社後はWEB媒体を中心にエッセイの執筆を始める。著作に『ハジの多い人生』『嫁へ行くつもりじゃなかった』、連載に「天国飯と地獄耳」ほか。紙媒体とインターネットをこよなく愛する文化系WEB女子。CX系の情報番組『とくダネ!』コメンテーターも務める。イラスト: 安海
2015年07月03日---------------------------------------------------------------------------初恋、結婚、就職、出産、閉経、死別……。人生のなかで重要な「節目」ほど、意外とさらりとやってきます。そこに芽生える、悩み、葛藤、自信、その他の感情について気鋭の文筆家、岡田育さんがみずからの体験をもとに綴ります。「女の節目」は、みな同じ。「女の人生」は、人それぞれ。誕生から死に至るまでの暮らしの中での「わたくしごと」、女性にとっての「節目」を、時系列で追う連載です。---------------------------------------------------------------------------○華燭の典に招かれて一緒に育った幼馴染、タメ口をきく大学の同輩、両親の友達の息子や娘。「同年代」のよく知る人々が、次々に結婚していったのは20代後半のことだ。大学入学と同時にサークル内で付き合いはじめた彼氏と、学部卒業と同時に結婚した女友達の結婚式に招かれたのが一番最初で、つまりあれは22歳くらいか。当時の私はまだその意味がよくわかっていなかった。毎年の同窓会と似たような感覚で結婚披露宴へ出向き、必死でマナーブックを読み込んだにも関わらず、ずいぶん無礼な態度を取った。そこから続く数年間、私はいつもクローゼットに、よそゆきの膝丈ワンピースを欠かさなかった。花嫁衣装の白色と被らない、といって極端にドギツい色柄でもない、ちょっと光沢があってお嬢さん風に見えるデザインの、地味なやつ。同じ友達と招かれた別の式と被らないように、スペアをもう一着。肩を露出させないふわふわした羽織りもの、口紅とデジカメを入れて満杯の小さなハンドバッグ、普段は絶対に履かない肉色のストッキングと、足をすっぽり覆う形状のピンクのパンプス。ご祝儀袋も買い置きがあり、香典袋や数珠と一緒にしまってあるが、出番の数は桁違いだった。最近はようやく、着たい服を着て行って祝いたいように祝うようになったが、当時はなんだか、それが許されない張り詰めた空気があった。派手なドレスを選べば周囲から浮くだけでなく、高砂からも歓迎されないように感じる。「親友を心から祝福する、独身未婚の新婦友人代表」には、着るべきワンピース、羽織るべきボレロ、撮るべき集合写真と、泣くべきタイミングがあるのだ。茶番は承知だ、今日くらいは私の晴れ舞台、一世一代のコスプレに上手に付き合え。そんな無言の圧力を感じて、練りに練ったスピーチ文を、2オクターブくらい高い声で読み上げたりもした。私にとってはただのよくある土曜のパーティー、交際費から割り切れぬ額の札を抜き出して、おいしいフルコースを堪能し、大変身した友達の写真をパシャパシャ撮って、同じテーブルについた旧友たちと近況報告し合い、引き出物の包みを物色しながらトボトボ帰る。それだけ。でも、彼ら彼女らにとっては、一生に一度あるかないかの、大きな大きなセレモニー。誕生日パーティーなんかよりもっとずっと、彼ら彼女らの求めるものを真摯に演じてやらねばならない。ビンゴ大会にはしゃぎ、初対面の新郎友人たちの集団と楽しくもない三次会へ流れ、訊かれれば連絡先を教え、一種独特なそれらのノリに、応じ続けなければならない。ずっと独身でいるつもり、だったアラサーの私にとって、「結婚」とはすなわち、こうした「結婚式」のことだった。「結婚」と言われれば、まず白くて長いヴェールやブーケトス、一対の指輪を横たえるピロー、ステンドグラスにキャンドルサービス、一口サイズの焼き菓子、大騒ぎの宴のあとで役所の夜間窓口へ届けられる婚姻届、けっして連絡など寄越しやがらない三次会で隣に座った新郎友人、などを想起した。「20代未婚の新婦友人」とは、そういうものなのだ。○いつまでも変わらぬ友をもちろん、自分で経験した今となっては、「結婚」という言葉からまず想起されるものも変わる。それは、かけがえのない相手との共同生活におけるさまざまな助け合いの精神……具体的に言うと、朝食後にトイレへ入る順番を譲り合う駆け引き、便座から宅配便業者の鳴らす呼び鈴の応対を頼む怒鳴り声、受け取ったAmazonの箱の重みから今度は何をポチッてどんな無駄遣いをしたのだと勘繰り合う応酬、罪滅ぼしとして請け負う朝食の皿洗い、といったような、一連の他愛ない日常である。だから、たまに実家へ帰省した際、居間の写真立てにウエディングドレス姿が飾られていると、ほんの2年前の出来事なのに我がこととは思えなかったりする。我がことだけではない。いつでもやたら物持ちのよい私は、部屋を片付けていて友人からの結婚披露宴の招待状を発見し、今はもう小学生になった息子の送迎に追われている共働き夫婦が、かつて恋人同士としてこんなに手の込んだカードを何百通と自作していた夜もあったのかと、何度でも驚くことがある。みんなで、せーので、熱に浮かされたように迎えた、あの「節目」。ひとたび過ぎてしまうと、考えれば考えるほど、「なんであんなことしたんだろ……?」と我に返る、あの「節目」。といって、何もかもがただ形式的で一過性で無意味だった、とも言い切れないのが、この節目である。1日限りのブライダルパーティーが見せる華やかさ、狂乱の裏に隠れてその刹那にはよくわからないが、日が経てば経つほど、「二度と戻れない橋を渡ってしまった」という手応えをしみじみ感じるようになる。まぁ、無自覚な人はずっと無自覚なまま、何年でも平和な結婚生活を送るのだろうけれど、気づいた人は、ずっと気にかけずにはいられない。20代後半、同じ世代の何人かの男友達が、立て続けに結婚することになった。時代の流れもあったのだろう、彼らの多くは「地味婚」を選び、披露宴には田舎の親族だけを集めるので、仕事仲間や友人には電子メールによるご報告だけで済ませたい、と書き送ってきた。ハガキで返す披露宴の招待状と違い、長々と返信が書けるので、私はよくこんなふうに返した。「おめでとう、おめでとう、どうぞ今後とも、今までと変わらぬお付き合いをお願いします。結婚すると、みんな生活がすっかり変わってしまうものだけれど、せめて我々は、何があっても末長く友達でいましょうね。素敵なパートナーとの新婚生活も、そりゃあ楽しいことでしょう、でも、たまには昔のみんなといつもと同じように一緒に飲みに行けたりしたら、嬉しいです」もちろん「是非!」とレスポンスが来るのだが、実際は、なかなか実現しない。あまりに実現率が低いので、誰にでも同じように、ヤケクソで書き送った。これを「男女の間に友情は成立するか」という大きな議論にまで発展させるつもりはないが、やっぱりちょっと寂しい。この話、異性のほうが露骨だけど、同性の友人もまた然り。「20代独身の新郎新婦友人」は、仲良く遊んでいた貴重な友達たちを、(時に顔も名前も知らなかったりする)配偶者たちに、一人ずつ奪われていくような心持ちになった。長い年月かけて大事に大事に開拓してきた私の交友関係の地図が、他人の手で、みるみる書き換えられていく。新郎の身に、新婦の身に、そして友人である私の身にも、取り返しのつかないことが起きたのだ、と、舞い込んでくる「結婚」報告をそんなふうに捉えるようになったのは、いつ頃からだろうか。彼が、彼女が、私が、どんなに「今までと変わらぬお付き合い」を望んでいようとも、「結婚」という節目がやってきて、魔法の杖を一振りするだけで、大きくその実現が阻まれる。やがて子供が生まれ、よそんちの子ほどみるみる育ち、我々の生活はぐんぐんかけ離れて、私の交友関係の地図には、見知らぬ街が生まれたり、消えたり。彼が、彼女が、私が、ずっと変わらずに昔のままでいることなんて、できないんだなぁ。強烈にそう感じるのが、友人たちからの「結婚」報告だった。たとえ私自身が「結婚」しなくたって、一人で踏ん張って変わらずに止まろうと思ったって、誰かと誰かの間に生じる関係性は、どうしたって変わらざるを得ない。私の人生は、私だけのものじゃない。私が好き勝手に脳内で設計した通りに、ずっと変わらぬ人間関係を築き続けることなど、到底できるはずもない。立て続けに届く他者からの「結婚しました」ハガキは、そんな通告と思えた。自分まで結婚してしまった今となってはすっかり喉元を過ぎているのだけれど、当時、20代後半独身の私にとって、それを認めるのはとても覚悟の要ることだったのだ。○半分になるか、倍になるか私の人生は、もう私だけのものじゃない。自分自身が結婚する際にも、当然、そう思わされた。結婚しようという話になってから、私と夫は毎日のように「どうしよう?」「どうしたい?」「どうする?」「それでもいい?」とお互いに問いかけ続けた。単独行動するときにはおそろしく決断の早い二人である。歩くのも早いし、会話のテンポも早い、昼の定食メニューから食べたいものを選ぶのも早い、そして結婚を決めるのも早かった。ところが結婚前後は探り合いの日々が続いた。「これ、食べてみたい? とったら二人で分ける? それとも一人で一皿食べたい? 全然別のメニューがいい? やっぱり店を変えるべきだった?」といった会話が繰り返された。引っ越しのタイミング、家具の選定、家事の分担、パーティーの招待客リスト、一人で招かれた場所へ配偶者同伴で行くか否か、二人で受けた誘いに本当に二人で出向くか否か、などなど。「えーっ、結婚したら、こんなことも自分一人で決められなくなるの!?」と、驚きの連続だった。たとえばウエディングドレスだって、「着せてあげないとかわいそうだわ」という新郎母の一言で着ることになり、「花嫁なんだからもっと初々しいデザインになさい」という新婦母の一言で直前に決定をまるごと覆し、親族だけを集めた結婚披露パーティー当日、いかにもなウエディングケーキに入刀するドレス姿の新郎新婦は、「最終的に、これでいかがですかね? これで、ご来賓の皆様全員にご満足いただけましたでしょうかね?」という、なんとも探り探りの表情で写真におさまり、それが今なお、実家の居間の写真立てに燦然と飾られている。すごく象徴的。そんなふうに意思決定する人生はイヤだなー、と思うなら、あなたは結婚はしないほうがいいのかもしれない。「人は一人では生きられない」という物言いを、私はあんまり信用していない。かつて、かなりの長きにわたり「一人で生きていこう」と決め、その算段を整えていたからこそ、力説しておきたい。生きていこうと思えば、一人でやってやれないことはないのだ。きっと。ただ、世の中には、他人との間にコンセンサスを得なければ決められないことが、文字通り山のようにあるのだ。それらを一つ一つ、互いに様子を探り探りしながらやっつけていく過程こそが、人生である、と言えるかもしれない。「だったら、誰か他人と一緒に生きていくのだって、そこまでストレスフルなことでもないかもしれないよ?」とは、言いたくなる。前の段落と完全に矛盾していますけど。結婚した人って、すぐこうやって他人にも結婚を勧めてきてウザいですよね?はい。彼の人生も、彼女の人生も、私の人生も、結婚によって今までとは明らかに変質し、昔と比べて、まるで半分になってしまったような気がする。一方で、少なくとも私の人生は、表面積はそのままに、奥行きだか高さだかが、二倍三倍に拡張したような気もする。胎に子供を抱えているわけでもないのに、「もう私一人の人生ではないのだな」などと思う。誰彼構わず「変わらぬお付き合い」を望んでいたかつての私に、どうにかして諭したい。やっぱり結婚は、人生を大きく変える「節目」の一つであり、彼も、彼女も、私も、「自分一人で下す最後の決断」だと思って、覚悟を決めて臨むべきなんじゃないだろうか。役所に提出した婚姻届、それ自体には何の意味もないが、今までと同じでは到底いられないことが、今の私にはよくわかる。丸井で買ったピンクのワンピースを着た年若い新婦友人代表が、てんとう虫のサンバを踊りながらマイク越しに「ズッ友だよ!」とかのたまう結婚披露宴、あの翌日から、「結婚」が始まるのだ。<今回の住まい<結婚の話が進み、結婚するなら一緒に住もうということになり、新居を探すことになった……のだが、その辺りの顛末については拙著『嫁へ行くつもりじゃなかった』で存分に書いた。今も住んでいるマンション、夫のオットー氏(仮名)は内見に足を踏み入れてまず、「この規模の平米数で、脱衣場に洗面台が二つ並んでるのはすごい! 贅沢!」と感激し、それでほとんど決まったようなものだった。洗面台なんて交代で使えば二人に一つで足りるじゃん……? と訝っていたのだが、その後、旅先で洗面台が一つの宿に二人で泊まるたび、ものすごーく不便を感じるようになった。こればかりは経験してみないとわからない。岡田育1980年東京生まれ。編集者、文筆家。老舗出版社で婦人雑誌や文芸書の編集に携わり、退社後はWEB媒体を中心にエッセイの執筆を始める。著作に『ハジの多い人生』『嫁へ行くつもりじゃなかった』、連載に「天国飯と地獄耳」ほか。紙媒体とインターネットをこよなく愛する文化系WEB女子。CX系の情報番組『とくダネ!』コメンテーターも務める。イラスト: 安海
2015年06月12日