エバラ食品工業はいつでもしぼりたてのようなショウガを使うことができる、ショウガのしぼり汁「生姜しぼりました」を8月22日から全国で発売する。同商品は皮をむいたりすりおろしたりする必要がなく、そのまま料理に使えるショウガのしぼり汁。鶏のから揚げの下味や煮魚の臭み消しとしてはもちろん、ショウガの繊維が残りにくい液体タイプなので、紅茶やクッキーなど味のアクセントとして少量必要なときにも便利に使うことができる。「すりおろす」という調理時のひと手間を減らすことで、家庭でのショウガ料理の料理頻度とバリエーション増加を狙っているという。1本(90ml)につき、ショウガは約57グラム使用。容器は保存に便利な瓶タイプを採用。価格は248円(税込み)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月20日株式会社デザインフィルは、同社が展開するプロダクトブランド「ミドリ」の『ペーパークラフトミュージアム』の新製品を7月13日に発売することを発表した。『ペーパークラフトミュージアム』は、一つひとつに意味が込められた全45種類のハンドメイドシールと、タグ型カードなどのベースとなるアイテムを組み合わせて、オリジナルのメッセージカードを作ることができるコミュニケーションアイテム。同シリーズから、“記念日”の意味を持つ「プレゼント柄」や“永遠”を感じさせる「宝石柄」など、贈る相手に合わせた意味を選ぶ楽しさが広がるモチーフシールが新たに加わる。また、シールを貼るだけでオリジナルのギフトやカードが完成するベースアイテムとして、のりを使わずに簡単に組み立てられ、手軽にギフトボックスやカード入れを作れる「マッチ型ボックス」や、メッセージカードにぴったりの「20色タグカード二つ折り」、「ギフトバッグ」なども発売する。さらにシールのラインアップも拡充。贈る相手の名前や“おめでとう”“Thank you”などのひとことを書くことができる「パーツシール」、メッセージカードやラッピングのワンポイントとなりデコレーションアイテムとして人気の「リボンシール」、メッセージも書き込める幅広の「リボンシール<L>」など、多彩なシールがそろっている。使いやすいベースアイテムに、種類豊富なシールを組み合わせればオリジナルのギフトボックス、カードなどちょっとしたプレゼントにぴったりなクラフトができあがる。価格はいずれも315円。7月13日より順次発売開始となる。ペーパークラフトミュージアムのサイトでは、新商品の紹介に加え、シーンやシチュエーションに合わせたアレンジ紹介もしている。
2012年06月22日最近だんだんと暑くなってきて気付けばもうすぐ夏到来!そんな暑い夏に向けてミスタードーナツではなんと生姜を使ったドーナツが発売されたらしい。早速全3種類を買ってきて食べてみた。 まず1つめは「ジンジャーリング ハニー(¥105)」。今回発売されたジンジャードーナツシリーズの中で一番シンプルなタイプだ。ジンジャーリングはその名の通り生姜がドーナツ生地に使われている。その他シナモンと黒糖が配合されているらしい。ジンジャーリングハニーではそんな茶色のドーナツ生地がはちみつ風味のグレーズでコーティングされている。では早速一口。ふわほわ生地は甘さ控えめな素朴タイプ。ほんのりと黒糖とシナモンの風味を感じられる。そしてこのドーナツ、生姜の効果なのか後味がさわやか。言われなければ爽やかさの正体はよくわからないけれど言われればなるほど生姜だったのか!という感じ。シュガーコーティングのしゃりしゃり食感と甘さがシンプルドーナツに良いアクセント。3種類の中で一番生地自体の味を楽しめるドーナツであった。続いて2つめは「ジンジャーリング チョコ(¥115)」。これの見どころは何と言ってもにっこり笑顔のデコレーション。夏の暑さに負けない元気が湧いてくる。こちらも生姜のドーナツ生地。上半分にチョコレートがコーティングされている。ほんのりビター感もある甘いチョコレートが控えめなドーナツ生地の甘さを補ってくれる。生姜とチョコの相性って良かったのか! と新たな発見をすることができた。最後に紹介するのは「ジンジャーリング ホワイトチョコ(¥115)」。ぐるぐると描かれた模様は真っ白な花を思い起こさせる見た目で見ているだけでとっても爽やか。夏に心地よい涼しげな色のホワイトチョコレートコーティング。 ホワイトチョコはミルキーな甘さ。後味の生姜のおかげで色も味も涼しげ夏仕様。どのドーナツも生姜&シナモン、黒糖生地でいつもと一味違う味わいを感じる事ができる。夏にぴったり爽やかジンジャードーナツ、是非お試しあれ。参考サイト: ミスタードーナツ公式サイト
2012年06月21日裸足がコンセプトのシューズ「NIKE FREE」をテーマにナイキジャパンが実施するインタラクティブミュージアム「THE SUPER NATURAL RIDE / 野性のつよさをよびさませ。」が、六本木ヒルズ大屋根プラザにてスタートしている。このミュージアムは、誕生から8年目を迎える「NIKE FREE」の世界観を、ナイキのイノベーションテクノロジーと自然との融合を表現したインタラクティブな体験を通して楽しんでもらおうとの趣旨で始まった。現代の東京アートシーンを代表するaircord × NAM、A4A × YKBX、magma × So Kannoらが出展しており、リアルとバーチャルの両面からのアプローチで、浮遊感のある軽量性や柔軟性、機能美などNIKE FREEの特長を存分に体感できる仕組みになっている。会期は6月3日までで、入場無料。期間中はNIKE FREE POP-UPストアもミュージアム内に設置される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月16日「岩下の新しょうが」や「岩下のピリ辛らっきょう」など酢漬けカテゴリーの商品で知られる岩下食品は、6月6日を日本記念日協会認定の「らっきょうの日」に制定した。同社では今後、広く「らっきょうの日」をアピールすべく、「らっきょう」の無料配布や式典、カレーとの想起づくりなどのキャンペーンを行う。かつて、カレーの付合わせといえば、福神漬けに次いで「らっきょう」を想起する人は多くいた。しかし同社の調査によると、カレーの付合わせとしての「らっきょう」の出番は年々減少してきており、特に年代が若くなるにつれて、何も付けない人が増えてきているという。また、生活者が日常の生活において、「らっきょう」を話題にしたり、思い出したりすることが少なく、「らっきょう」が忘れられてきているのが現状だと分析している。同社は、「らっきょう」をよく知るメーカーとしてこの状況を真摯に受け止め、旬のおいしい「らっきょう」を、再び、より多くの人が知って楽しんで、暮らしの中に役立ててもらいたいと考え、6月6日を「らっきょうの日」と制定した。6月が「らっきょう」の旬であることと併せ、漢字の「六」が、根菜の「らっきょう」が土の中でじっくりと育っていく姿をイメージさせ、さらに数字の「66」が「らっきょう」が2粒並んだカタチに似ていることから、6月6日を選んだという。■6月6日に式典を実施 同社は、「らっきょうの日」当日に、この一年間に一番売れた「らっきょう」である、「岩下のピリ辛らっきょう」を明治神宮へ奉納し、感謝の意を表すと共に、「らっきょう」ユーザーの健康と健やかな生活を祈願する式典を行う。■「らっきょう」を無料配布 同社では、若い世代の酸味に対する嗜好の変化から、酸っぱさが理由で「らっきょう」から離れていた人たちに向けて、この春、ツンとせずに食べやすい「おいしいらっきょう」を発売。「らっきょうの日」と合わせて、同商品を多くの人に知ってもらうため、総数1万2,000個の街頭無料配布を実施。<無料配布概要> ・5月23日(水):JR大宮駅前12:00~18:00 ・5月24日(木):JR新宿駅前12:00~18:00 ・5月29日(火):近鉄名古屋駅前12:00~18:00 ※各会場、4,000個の無料配布を実施。サンプルがなくなり次第、終了。※雨天時、延期の場合あり。■父の日「おつカレー」店頭展開 「日頃の感謝の気持ちを込めて、カレーに『らっきょう』を愛の数だけ添えて“おつカレー”を伝えよう」をテーマに、父の日に「おつカレー」を展開。ビタミンB1が豊富な豚肉を使ったポークカレーと「らっきょう」の付合わせの想起づくりを進める。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月15日酒蔵の知恵から生まれた、体の内側からぽかぽか温まる、温活メニュー。今回は、高知県産の上質な生姜と、三温糖、福光屋のコメ発酵液がたっぷり入った、ジンジャーシロップ三温生姜を熱燗で割ったカクテル「三温生姜酒をご紹介。材料 1人前・福正宗 銀ラベル:100mL・三温生姜:大さじ2・生姜スライス:お好みで作り方1.日本酒を熱燗(50度程度)に温めます。2.器に三温生姜と生姜のスライスを入れ、(1)を注ぎます。※よく混ぜてお召上がりください。この時期冷えに悩む女性の味方といえば、生姜。この身体を温める効果があるたっぷりの生姜と、熱燗とのダブル効果で体の奥からぽっかぽか。上品な甘みと辛味がくせになる、おとなのおうちカクテルだ。・今回使ったのはコレ: 三温生姜 / 加賀鳶 極寒純米 辛口 ・レシピを詳しく見る:「 三温生姜酒 」
2011年12月26日甘酸っぱい美味しさ!新感覚グミ節電意識が高く求められる冬が本格的に近づくなか、今年は生姜をもちいた商品に注目が集まっているが、その流れを受け、こんな商品も登場するそうだ。それは、しょうがレモングミ「こころがぽ」という商品で、江崎グリコから11月15日、新発売される。期間限定で発売されるこの「こころがぽ」。まさにこのほっこり温まるようなネーミングが示すように、しょうが湯を飲んだ時のような身体の温まり、心もほっこりとする温まりを感じられる大人のグミに仕上げているという。1袋にしょうがエキスを1750mg配合し、ピリッとしたしょうがを効かせているほか、甘酸っぱいレモン味を加え、食べておいしいグミになった。コラーゲン配合で女性にはWのうれしさ!大敵の冷えに効果的なことから、しょうがに注目する女性は多いが、このグミには、さらにコラーゲンも1袋あたり2200mg含まれているとか。美容成分コラーゲンも、たっぷり一緒に摂れるとは、ダブルでうれしい。15日から全国のコンビニエンスストアや駅売店で発売されるとのこと。冷えるとき、体が、心が固まっているように感じたとき、このグミで“ほっこり”してみてはどうだろうか。元の記事を読む
2011年11月11日第一弾「知る&学ぶ」レポートはこちら! ≫ 第二弾「つくる」レポートはこちら! ≫ 最後に向かったのは“体感する”フロア、4階。ここには、入館前から息子が楽しみにしていた「カップヌードルパーク」がある。カップヌードルの製造工程を体感できる室内アスレチックで、3歳以上小学生以下が対象のアトラクション(身長90cm以上)。まずは専用受付に設置されたカップヌードルの身長計(実物を模したレプリカが、高さ90cmになるように積み重ねられている)で身長クリアしていることを確認し、入場。小麦粉になったつもりでネットをよじのぼって“製麺”されたら、すべり台の向こうに広がるボールプールで、おいし~く“味つけ”。そして、不思議なボックス内に入って“瞬間油熱乾燥法”を体感、「見て見て、ぼくについてくるよ~」(意味不明ですが、体験すると納得のフレーズです)と、息子は縦横無尽に走り廻り……。カップに入れられた後は、タッチパネルのゲームで具材を投入。4種類の具材が入ったところで、すべり台を滑り落ち、「カップヌードル」くん、できあがり!と、展示・アトラクションを満喫したら、おなかを満たしに「NOODLE BAZAAR・ワールド麺ロード・」へ。こちらは、イタリア、カザフスタン、中国、韓国、ベトナム、タイ。マレーシア、インドネシア各地の代表的な麺料理が味わえるフードコート。アジアのナイトマーケットをイメージしたという店内は、小道具を現地調達するなど、それらしい雰囲気。トムヤムクンヌードルやラクサといった刺激的な味のメニューもあるけれど、パスタやミーゴレン、フォーのような子どもに人気のメニューも用意されている。どれも1品300円とお手頃価格のハーフサイズなので、子どもでも食べきれる点もありがたい。初めてミーゴレンを食した息子、「甘くておいしい」と完食でした。全館廻った後は、「ミュージアムショップ」にてレアものをチェック。総合プロデュースを行った、今をときめくアートディレクター・佐藤可士和氏によるロゴを施したオリジナルのステイショナリーやTシャツに、ご当地インスタントラーメンのセット、「どん兵衛」キャラクターのメモパッドなど、おみやげに最適なものが多数。あれもこれもと、ついつい手が伸びて、帰りは大荷物に!その夜、帰宅した夫にオリジナルカップヌードルを見せながら「お父さん、ラーメンってどうやってカップに入れるか知ってる?」「安藤さんは95歳の時に宇宙で食べられるラーメン(スペース・ラム)をつくったんだって」と報告。おやおや、遊びながらしっかりとインスタントラーメンについて学んでいたみたい。大人はもちろん子どももしっかり楽しめるミュージアム、この秋のおでかけスポットに加えてみては?カップヌードルミュージアム(正式名称:安藤百福発明記念館)場所:神奈川県横浜市中区新港2-3-4 開館時間:10:00~18:00(入館は17:00まで)休館日:火曜休(祝日の場合は翌日が休館日)年末年始入館料:大人500円、高校生以下は入館無料*館内一部施設は別途利用料が必要となりますTEL:045-345-0918(案内ダイヤル)TEL:045-345-0825(チキンラーメンファクトリー予約専用ダイヤル)取材/ 村上早苗
2011年11月01日第一弾「知る&学ぶ」レポートはこちら! ≫ 「チキンラーメン」「カップヌードル」誕生の秘密をしっかり学んだ後は、人気アトラクション、「チキンラーメンファクトリー」&「マイカップヌードルファクトリー」のある3階へ。製造工程を、小麦粉をこねるところから体感できる「チキンラーメンファクトリー」は小学生以上対象とのこと。ガラス窓の向こうで、おそろいのエプロン&三角巾で作業に励むお兄さん・お姉さんを横目で見つつ、息子は「マイカップヌードルファクトリー」にて世界でたったひとつのオリジナルづくりにトライ。カップに専用のペンを使って好きなデザインを描いた後は、安藤氏の“逆転の発想”による方法(どんな方法かは直に体験を!)でカップに麺をセットしてもらい、いよいよスープ&具材選び。スープはベーシックな「カップヌードル味」をはじめ全4種類からひとつ、具材はここだけのオリジナル「ひよこちゃんなると」ほか全12種類から4つをセレクト。息子が選んだのは、「カップヌードルカレー」のスープと「エビ」、「ねぎ」、「チーズ」、「カニカマ」の4種類。途中で「タマゴ」を「チーズ」に変えるなど、彼なりに工夫を凝らした模様。この組み合わせが調和するかどうかは別にして、これこそが醍醐味のひとつ。私もかなり真剣モードに。中身が入ったら、その場でカップにフタをしてもらい、透明のフィルムを使用してのシュリンク包装もしてもらう。自分で施したパッケージデザインを除いては、どこから見ても市販の「カップヌードル」同様の体裁。「これ、ぼくだけのラーメンなんだよね!?」と、息子は大満足。で、仕上げにエアパッケージに商品を入れて、めでたく完成!次回は 「体感する」フロア をご紹介します。 第三弾「体感する」レポートはこちら! ≫ カップヌードルミュージアム(正式名称:安藤百福発明記念館)場所:神奈川県横浜市中区新港2-3-4 開館時間:10:00~18:00(入館は17:00まで)休館日:火曜休(祝日の場合は翌日が休館日)年末年始入館料:大人500円、高校生以下は入館無料*館内一部施設は別途利用料が必要となりますTEL:045-345-0918(案内ダイヤル)TEL:045-345-0825(チキンラーメンファクトリー予約専用ダイヤル)取材/ 村上早苗
2011年10月29日“子どもひとりひとりの中にある想像力や探究心の芽を吹かせ、豊かに育てるための体験型ミュージアム”として、今秋、みなとみらいにオープンした「カップヌードルミュージアム」(正式名称:安藤百福発明記念館)。果たして子どもは、大いに刺激を受け、心から楽しめるのか??? それを調査すべく、もうすぐ5歳になる息子を連れて訪問。子どもの生声を交えながら「知る・学ぶ」「つくる」「体感する」の3回に分けてレポート!1958年に誕生した世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」の生みの親であり、’71年には世界初のカップめん「カップヌードル」を発明した日清食品創業者、安藤百福(アンドウモモフク 1910~2007)。食品産業のエポックメイキング的な2つの製品について学びながら、安藤氏のクリエイティブな発想に触れられるのが、このミュージアムだ。約10,000㎡という広大な館内は、1階がエントランスホール&ミュージアムショップ、2階は「百福シアター」などの“学ぶ・知る”ためのフロア、3階は「チキンラーメンファクトリー」と「マイカップルヌードルファクトリー」という“つくる”フロア、4階は「カップヌードルパーク」と「NOODLES BAZAAR・ワールド麺ロード」の“体感する”フロアで構成されている。白をベースにアクセントに赤を取り入れた”カップヌードルカラー“でまとめられた館内は、実にスタイリッシュ。1階から2階へは幅10m、高さ35段にも及ぶ大階段でのアプローチが基本だが、エレベーターも完備しているのでベビーカーでも、もちろん安心。ちなみに1階には調乳専用の浄水給湯器や授乳スペース、おむつ替えシートを備えたベビールームも用意されている。2階にある入館ゲートをくぐると、まずお目見えするのが「インスタントラーメンヒストリーキューブ」。壁3面にインスタントラーメン約3000点は圧巻のひとこと! 「チキンラーメン」に始まり、子どもの頃に食べた“あの商品”といった懐かしいものから、世界各国の人気アイテムなどが、実にアーティスティックに並んでいる。同じ世代を生きた相手なら「これ知ってる!」「食べた、食べた」なんて、たっぷり30分は盛り上がりそうだけれど、人生4年の息子は「これなぁに?」。あっさり5分で通り過ぎてしまった……。続いて案内されるのは、安藤氏の生涯と「チキンラーメン」「カップヌードル」誕生秘話を紹介する「百福シアター」。上映時間14分、「息子はじっと座っていられるだろうか」と危惧したものの、これが意外や意外! 実に興味深そうに画面を見入っているではないか! 映画といってもお堅いルポルタージュではなく、CGアニメーション仕立て。安藤氏も“ゆるかわキャラ”に変身し、クイズや歴史ドラマ、ニュースなど2~3分番組数本上映という構成。子どもにとっても理解しやすかったようで、「あのおじさん、ラーメンをつくった後はどうするの?」と聞いてきたり、クイズでは「ぼくはこれだと思う」と回答者気分でいたり。「チキンラーメン」が誕生した研究小屋を忠実に再現した「百福の研究小屋」、安藤氏の生涯を全長約58mの大パノラマで紹介する「安藤百福ヒストリー」のスペースを抜けて、「クリエイティブシンキング ボックス」へ。その前の2カ所では、イマイチな反応だった息子、ここで、がぜん張り切りだす。壁に飾られたさまざまなアイテムから、汽車のパネルを選んでタッチ。と、真っ白な壁に映し出されるのは……湯気を吹くやかん。「お母さん、汽車はやかんからできたんだって!」(ちょっと違うけれど)と、息子。そう、ここは蒸気機関車発明のもとになったなど「アイデアのヒントは身のまわりに転がっている!」を実感できるコーナーになっているのだ。ほかにも「常識にとらわれない」「タテ・ヨコ・ナナメから見る」など、安藤氏のクリエイティブな発想のキーワードをもとにしたボックスを次々と覗いては遊び……。その熱心さに「もしかしたら将来!?」などと、こちらも“親バカな期待”にワクワクしたりして(笑)。と、しっかり用意されています。世界を代表する偉人たちと並んで撮影できるコーナーが。せめて写真の中だけでも、彼らと肩を並べさせてもらいましょう。もっとも本人は、偉人と偉人の間でかくれんぼ状態だったけれど。次回は、このミュージアム最大の人気アトラクション、 「つくる」 を紹介します。 第二弾「つくる」レポートはこちら! ≫ カップヌードルミュージアム(正式名称:安藤百福発明記念館)場所:神奈川県横浜市中区新港2-3-4 開館時間:10:00~18:00(入館は17:00まで)休館日:火曜休(祝日の場合は翌日が休館日)年末年始入館料:大人500円、高校生以下は入館無料*館内一部施設は別途利用料が必要となりますTEL:045-345-0918(案内ダイヤル)TEL:045-345-0825(チキンラーメンファクトリー予約専用ダイヤル)取材/ 村上早苗
2011年10月27日近ごろ、さまざまな企業が商品のプロモーションを兼ねて、やたらと部活動を立ち上げています。数ある企業系部活動の中でも、永谷園さんの『生姜部』は、異様に熱のこもった活動をしているとの話を小耳に挟みました。当サイト『コブス横丁』のライター陣は、ほぼ全員がゆるゆるでマイペース。激しさ、熱さとは無縁です(心の中ではもちろん熱い気持ちで執筆に取り組んでいます)。『生姜部』から、“熱い思い”というものを学ぶべく、生姜部の山田友紀子さんに突撃してきました。――生姜部とは、どんな部活なのでしょうか?「生姜の魅力を追求するための部活動です。生姜に本気で向き合って、自分の目で見て!さわって!育てて!しっかり味わって!そこで得た生姜の良さを皆さんに伝えたい、という思いで活動しております!」――熱いですね!生姜部というと、生姜マニアの集う文化系のような気がしてしまうのですが、体育会のニオイがプンプンします。「とにかく、生姜に対して本気なんです。もともとは、弊社で生姜入りのカップスープ「冷え知らずさん」の生姜シリーズがヒットし、生姜商品に対する需要があることが分かりまして。ただ、生姜の商品を発売していながら『そもそも生姜ってどうやって育つんだろう?』『土の中で育つのはわかるけど……?』という疑問が生じたのですよ。であれば『畑で実際に生姜を育ててみよう!』そして、『生姜のプロを目指して、生姜について本気で取り組もう!』と、部活動を作ることとなりました」――なるほど、生姜で本気で取り組むからには、それなりにやる気も求められますよね。「そうなんです。現在の部員数は16人なのですが、加えて17名の“特別生姜部員”という、社外の生姜好きで構成された部員がいます。特別生姜部員は、一緒に畑に行ったり、生姜料理を作ったりと、時間も労力もかかることから、募集の際に書類選考→面接という形で選考させていただきました」――書類に面接ですか!体育会系の部活、というよりも、就職活動のようですね~!「驚いたのが、当初どれくらいの方にご応募していただけるのだろうとドキドキしていたのですが、あっという間に募集枠を上回ったんですよ。しかも皆さんから頂いた生姜履歴書の内容が濃くて、選考には本当に頭を悩ませました。選考基準は生姜への思いの熱さ、でしたね。今は特別生姜部員の募集は締めきったのですが、オンライン生姜部員はまだ募集していますので、入部希望者大歓迎です!」――具体的にはどういった活動をしているのでしょう?「畑で生姜を育てたり、生姜料理を作ったりしています。10月24日、25日には生姜の収穫祭をしてきました!実に2291kgもの生姜を収穫でき、本当に楽しかったです。あとは、TVCMでも流れているのですが、『生姜部の歌』というテーマソングがあるんですよ」収穫祭の様子●生姜部の歌動画を見るクイズ!何回“しょうが”と言っているでしょう!?――しょうが、しょうが、しょうが~♪妙に耳に残る歌ですね。「そうですよね。歌ってるのは生姜部員です。11月10日には『「冷え知らず」さんの生姜ココア』も新発売しますし、以降も新製品が続々登場します!これからも生姜部をよろしくお願いいたします!」なんだか生姜への情熱に圧倒されぱなしでした。これだけの情熱を持って生姜をPRしていれば、近いうちに空前の生姜ブームが来るような気がします。『コブス横丁』も、コブスブーム到来を夢見て、手始めにテーマソングを作るのはどうでしょうか。「コブス、コブス、コブス~♪」なんていう歌を。ダメですか? そうですか。(朝井麻由美/プレスラボ)【関連リンク】永谷園生姜部今回お話を伺った生姜部のHP。部員絶賛募集中!ビックリ!ジンジャーエールは家で作れます!手作りのジンジャーエールっておいしいんですよね~。
2009年11月10日