同じ瓶の絵ばかり描いた画家の展覧会、『ジョルジョ・モランディ ―終わりなき変奏―』が神戸の兵庫県立美術館で開かれます。「瓶の絵ばかりじゃつまらない」なんて、思わないで。題材には同じ瓶やつぼが使われていますが、一列に並べたり、真ん中にまとめたりとパターンを変えて、似ているようだけど全然違う作品に仕上がっているのです。瓶の絵は写実的ではなくざっくりと描かれ、色彩も控えめ。でも、ぽってりとした筆技と淡い色合いが心地よく調和した作品は、なぜか癒やされるフシギな魅力を放っています。ジョルジョ・モランディ(1890~1964)は20世紀イタリア美術を代表する画家。ボローニャで生まれ、美術学校で教師として働きながら絵画を制作し、限られた題材を繰り返し描きながら独自の世界を作りあげました。本展では、瓶の静物画を中心に、風景画や花を描いた作品など約100点を紹介。ボローニャのモランディ美術館をはじめ、イタリアや日本国内のコレクションから油彩、水彩、版画や素描を一堂に集めた美術ファン待望の展覧会です。本展は神戸で開かれたあと、東京ステーションギャラリー、岩手県立美術館に巡回します。瓶の静物画を一度見たら、あなたもきっとモランディのとりこになるはず。ぜひお近くの美術館に足を運んでみて!イベントデータ:『ジョルジョ・モランディ ―終わりなき変奏―』会期:2015年12月8日(火)~ 2016年2月14日(日)※休館日は1月11日を除く月曜日、年末年始(12月31日、1月1日)、1月12日時間:10:00 ~ 18:00(金・土曜日 10:00~20:00)※入場は閉館の30分前まで会場:兵庫県立美術館料金:一般 1,400円/大学生 1,000円/高校生・65歳以上 700円/中学生以下無料
2015年12月16日ドワンゴは、ナスカの地上絵を模したお香制作キット"「ナスカの夏、ペルーの夏」vol.1:ナスカの地上絵~HACHIDORI~"を発売した。販売は同社の通販サイト「ドワンゴジェイピーストア」にて行われる。価格は4,200円(税別)。完全受注生産。同商品は、2015年夏、SNSでのリツイートやまとめ系サイトのシェアが合計6万回を越えたことをキッカケにニュースサイトにも取り上げられた、ナスカの地上絵を模した蚊取り線香風アート「ナスカの夏、ペルーの夏」が、お香制作キットとして販売されたもの。蚊取り線香風アート「ナスカの夏、ペルーの夏」は、アートユニット「現代美術二等兵」の籠谷シェーンが「夏と言えば蚊の季節なので、ひと筆書きの『ナスカの地上絵』が蚊取り線香になったら面白いかな」と思い制作。ハチドリの形をした蚊取り線香の写真をSNSへ投稿したところ瞬く間に拡散されたという。大手メーカーで商品化の構想もあったものの、複雑な形状に加えて崩れやすい素材のため量産化が難しく、「商品化は不可能」と断られ続けたため、完成品ではなく制作キットを販売することとなった。商品化までの道のりは険しく、厚みや太さを微調整しながらハチドリの型を作り続けること1カ月半。そしてお香のもとになる粉の配分や、乾燥させる工程で歪曲して割れてしまうことへの対処法など、試行錯誤しながら試作すること30回以上。ベストな材料配分・制作方法を導き出すまでに7ヶ月が経ち、季節もすでに秋を迎えていたため「お香キット」として販売することになったとのこと。製作手順は、粉を練り合わせてお香のもとを作り、型に詰めてから押し出し、約1日乾燥させると完成する。十分に乾燥したら、不燃布の上で燃焼させることができるということだ。制作キット内容物は、アクリル型3種、お香のもと4つ、不燃布1枚、木栓6つ、ヘラ1本、ヘラ立て1つ。
2015年10月26日電子書店パピレスが運営する電子貸本サービス「Renta!」は26日、声優によるセリフやBGMなどが付加された音声付「絵ノベル」の配信をスタートした。「絵ノベル」とは、小説やゲームをシナリオ化することで、「より分かりやすく・より読みやすく」した新感覚のデジタルコンテンツ。セリフや文章を一定の文字数で区切ってウィンドウ化し、スクロール動作での閲覧することができる。また、物語の背景やキャラクター画像など、ストーリーに付随したビジュアルを文章と共に常時表示していることが特徴として挙げられる。「Renta!」が今回配信するのは、この「絵ノベル」に、声優による音声やBGMを付加した音声を追加した音声付「絵ノベル」。従来のものに比べ、キャラクターの音声やBGMを追加することにより、より臨場感が増しているという。その第一弾としてリリースが決定したのは、13万DLを突破した日本初の"枯れ専"(オジサマ好き)乙女ゲーム『制服の王子様 松本悠一』(マッドボックス)、『Summer Snow』(KOYONPLETE)、『ハーレクインキャストノベル 秘密の妻』(ハーレクイン)の3作品。『クレヨンしんちゃん』の野原ひろし役などでおなじみの藤原啓治や、『新機動戦記ガンダムW』の主人公ヒイロ・ユイを演じ、女性からの支持も多い緑川光など、人気声優のボイスが収録されている。
2015年05月27日東京都・市ヶ谷のKADOKAWA市ヶ谷オフィスセミナールームにて、5000人以上が体験してきた「切り絵作家・蒼山日菜さんのレース切り絵教室」が開催される。開催日時は4月28日14:00~16:30。参加費は8,640円。同講座は、動植物や書など様々なモチーフをハサミだけで作りだし、レースを思わせるような細密なデザインと技術で、国内だけでなく海外でも高い評価を得ている切り絵作家・蒼山日菜による切り絵教室。過去には日本全国で5000人以上が受講しており、同講座では初心者でもきれいに仕上げられる、教室限定のオリジナル図案作品を2時間ほどで作るとのこと。また、当日は「蒼山日菜のレース切り絵」、「蒼山日菜のレース切り絵II」など、KADOKAWAの出版した蒼山氏の書籍にサインをもらうことができる。また、蒼山氏の実体験も踏まえて、「好きなことで食べていくためにはどうすればいいか」というテーマでのトークがあるということだ。なお、参加に際しては予約はKADOKAWAが運営する完全受注生産「商品・サービス」販売サイト「ketsujitsu(ケツジツ)」からの予約が必要となる。応募締切り日時は4月10日23:59。なお、蒼山日菜氏は切り絵作家で、2000年より切り絵をはじめ、2008年にスイスのシャルメ美術館で開催された第6回トリエンナール・ペーパーアート・インターナショナル展覧会で、アジア人初のグランプリを受賞。2006年第8回、2007年第9回カンヌ国際展覧会「アートと世界の文化展」にて2年連続で金メダルを受賞するなど、世界で多数の賞を受賞し、Newsweek「世界が尊敬する日本人100人」に選出された。
2015年03月31日いちサラリーマンが、LINEスタンプで一攫千金を狙う本連載。今回は私が絵を描いている環境について紹介してみたいと思う。繰り返しになるが、私は絵を描くプロではない。そのため、なんとなくイメージされる、Adobeのソフトが充実したPCとペンタブレット……などといった理想の環境は整っていない。使っているのはiPad(第4世代)とスタイラスペン(Bamboo Stylus duo, 3rd generation)、そして無料のペイントアプリ「ibisPaint X」のみ。これだけでも、けっこう快適に絵が描けるもんです。○Bamboo Stylus duoとibisPaint XiPadの紹介は不要だと思うので、スタイラスペンとアプリの紹介を少々。まずは「Bamboo Stylus duo, 3rd generation」。ワコムのスタイラスペンで、紙に書く通常のボールペンと画面タッチするためのスタイラスペンがひとつになったものだ。スタイラスペンと言えば種類も豊富にあり、何かのノベルティでタダでもらうなんていうこともあるが、このBamboo Stylus duoはとにかく使いやすい。ちなみに同じシリーズの第2世代のペンを以前は使っていたが、この第3世代は全く別物だ。ペン先がゴムでなく導電繊維というものを使っているらしく、気持ちいいくらい滑らかに描くことができる。一度これを使ったらもう過去の製品には戻れないと言ってもいいくらいだ。そしてもうひとつ、なんかかっこいい。ワコムのことは絵を描く人で知らない人はいないと思うが、ペンタブレットには手が出なくとも、ペンだけでもワコム製というだけでそれっぽい気分になれる。気分を高めることができるのは重要なポイントだ。次はイラストアプリ「ibisPaint X」。とりあえず無料のアプリでなんとかしたいと思い。たどり着いたのがこれ。一部有料部分もあるようだが、無料の範囲でも十分に使える。複数のペン先や色の調整、レイヤー機能、ぼかしツールまで、とりあえず絵を描いてみるという分には全く不自由しない。そして面白いのが、描いた絵の工程が記録され、後から再生できるという機能。苦労して描いた絵の工程を振り返って見ることができるのは非常に楽しい。ちなみに公式サイトではその機能を利用し、他の人が投稿した絵を見ることもできる。中にはアプリの使い方や上手な絵を描くための方法も投稿されているので、是非参考にしてほしい。なめたけどこにでもいる普通の社会人。酒を呑むよりも呑まれることが増えてきたと感じるものの、特に対策はしていない。絵を描く以外にもバンドを組んでみたりスポーツをしてみたりするが、特に特技もなく、徒然なるままに日々を過ごしている。
2015年02月27日NHKエンタープライズは、創立30周年を記念し、Webを用いた社史「i History」を公開した。「i History」は、書物による社史を電子データ化するのではなく、インターネット上で広く閲覧されるために動画やコラム、年表が相互に連動する構成で制作されたもの。映像コンテンツやデジタルコンテンツを手がける同社が提案する、「新しい社史」のスタイルとなる。同社は、2015年12月の完成を目指し、順次テーマを追加していくほか、新しい社史のスタイルとして定着することを目標に、今後周年を迎える企業などへ貢献したい考えだ。
2015年01月30日東京・名古屋・神戸の3都市で開催され、計75万人を超える驚異的な動員数を記録した2009年開催の「だまし絵」展の続編「だまし絵II 進化するだまし絵 Into the Future」が、8月9日より、Bunkamura ザ・ミュージアムで開催する。美術の歴史における「イリュージョン」の効果に注目し、古典的絵画から近代を経て、現代美術に至る歴史的な流れの中で、作品の系譜を紹介した初回の展覧会に対し、本展では、タイトルにもある通り「進化」する現代美術の展開を軸とする作品群が並ぶ。「プロローグ」では、ダブル・イメージの傑作、ジュゼッペ・アルチンボルドの「司書」やアルブレヒト・デューラーの「アイリスの聖母」(16世紀後半の複製)など、古典的巨匠によるだまし絵の名作が展示されており、続いて「トロンプイユ」「シャドウ、シルエット&ミラー・イメージ」「オプ・イリュージョン」「アナモルフォ―ズ・メタモルフォーズ」の4つのテーマに沿った構成となっている。第2章「トロンプイユ」では、画中の女性の目が数秒ごとに動く福田美蘭の「婦人像」や見慣れたモチーフを本物そっくりに再現するカズ・オオシロの「フェンダー・デラックス・リヴァ―ブ・アンプ2」など、まさに“目をだます”作品が続々登場。美術の世界では、物体を本物らしく見せるための“引き立て役”のモチーフとして使われてきた「影」や「鏡」だが、20世紀後半以降、これらを“主役”と捉え、既存の固定観念を打ち破る作品が生まれ出すようになった。第3章「シャドウ、シルエット&ミラー・イメージ」では、福田繁雄の「アンダーグラウンド・ピアノ」やマルクス・レーツの「姿見II」をはじめ、虚像と実体間で起きる不思議かつ立体的なだまし絵が体感できる。そのほか、第4章「オプ・イリュージョン」では、パトリック・ヒューズの描く「広重とヒューズ」やヴィクトル・ヴァザルリの「BATTOR」、第5章の「アナモルフォ―ズ・メタモルフォーズ」では、エヴァン・ペニーの「引き伸ばされた女 #2」、ルネ・マグリットの「赤いモデル」、ヴィック・ムニーズの「自画像悲しすぎて離せないバス・ヤン・アデルによる」など、ウィットに富み、遊び心あふれる技の競演が凝縮されている。なかでも、一辺7センチの木片784枚を基盤状に敷き詰めたダニエル・ローズィンの「木の鏡」は必見。木片にはモーターが、本作品の中央には小型カメラが取り付けられており、とらえた映像に従って、明暗を創り出すその様は“鏡”。記者内覧会に登場したダニエル氏は、「ぜひ作品に近づいてみてください。ご自身の姿が映し出されます」とデモンストレーションして見せた。8日に行われたセレモニーには、本展のナビゲーターを務める俳優・八嶋智人さんが登壇。「(音声ガイドを録ったので)作品は把握していましたが、本物の作品を間近で見たら、脳がグラグラするような衝撃を受けました。自分が当たり前だと思っていることが覆される、不思議な世界にどっぷりと浸かって頂きたい」とコメントした。新鮮な発見と驚きに満ちた本展。難しい理屈は抜きにして、この夏、現代美術が奏でる“だまし絵ワールド”に足を踏み入れてみては?【イベント情報】だまし絵II 進化するだまし絵 Into the Future会場:Bunkamura ザ・ミュージアム住所:渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura B1階会期:8月9日から10月5日時間:10時から19時(入館は18時まで)料金:一般1,500円、大学・高校生1,000円、中学・小学生700円
2014年08月08日「トミー(TOMMY)」は14SSから、「ベドウィン(BEDWIN)」のディレクター渡辺真史がディレクションするカプセルコレクション「M.W FOR TOMMY」をスタートする。直営店37店舗の他セレクトショップでも展開する。スタートとなる14SSコレクションは、米国を代表するヒップホップグループ、アウトキャスト(OutKast)のアルバム『Stankonia』に収録されている「SLUM BEAUTIFUL」からインスパイアされたコレクションを提案。クロップドパンツ、シルエットをタイトにし、アームホールも小さくしたラガーシャツやスタジアムジャンパーなど、DCブランド全盛期の80年代から90年代の渋谷、原宿に見られたデザインやテイストを現代のシルエットや丈で表現。着心地にもこだわったデザインを展開する。色はホワイト、ブルー、グレー、ブラックをベースに、春夏らしく爽やかな印象に仕上げている。また、「グラミチ(Gramicci)」や「チャンピオン(Champion)」とのコラボレーションによるウエアや、「ニューエラ(New Era)」とのコラボレーションによるキャップも製作。価格はジャケット2万5,000円、パンツ1万2,000円、ショートパンツ1万500円など。トミーは、「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」のエッセンスに新たなプレッピースタイルをミックスした「NEW YORK DOWNTOWN PREP with TOKYO TWIST」をコンセプトに、2004年にデビュー。ニューヨークダウンタウンのプレッピースタイルに、東京のファッションやカルチャーを取り入れた独自の表現を展開している。
2013年12月16日映画『受難』の初日舞台あいさつが7日、東京・シネマート新宿で行われ、キャストの岩佐真悠子、古舘寛治、淵上泰史、伊藤久美子と吉田良子監督が出席した。姫野カオルコの同名小説を実写化した同作は、主演の岩佐がフルヌードに挑んだ作品。修道院育ちで処女のフランチェス子(岩佐)は、「なぜ男女は付き合うのか?セックスをするのか?」と悩むうちに、"アソコ"に人面瘡ができてしまう。その人面瘡に「お前はダメな女だ!」と罵声を浴びながらも、フランチェス子は一緒に暮らし始める――というストーリーで、同劇場ほか全国順次公開(R-15指定)。黒のワンピースで登場した岩佐は、フルヌードも辞さず演じた同作を「照れくさい気持ちもありつつ、ドキドキワクワクがいっぱい。男性女性問わず、多くの人に見て欲しい」とアピール。"アソコ"に人面瘡ができてしまう主人公だが、伊藤が「病院に行きます!でも、友だちみたいになったら一緒に暮らすかも」と語ると、岩佐も「こんなショッキングな出来事はない(笑)。実際にあったら嫌ですね。何とか追い出そうとすると思う」と苦笑いで語りつつ、「罵倒されっぱなしなのに、フランチェス子はそれを受け入れる広い心の持ち主。尊敬します」と笑顔を見せた。また、「ちょっと変わった役なので、本当に不安と期待でいっぱい」と含み笑いをする古舘は、撮影を振り返り、「変わった役なので、俳優同士の関係が上手くいかないと成り立たない。岩佐さんが本当にオープンでいてくれたので、やりやすくて楽しかった。手の上で転がされてました」と岩佐の"女優魂"を大絶賛。そんなキャスト陣に、「本当にみなさんに助けてもらった」と感謝した吉田監督は、「変わった女性なので、どの様に受け入れてもらえるのか楽しみ。ちょっと変テコだけど愛らしい作品を楽しんで」と自信を持ってPRした。
2013年12月08日太田記念美術館は30日~12月20日、「幕末の見立絵ー三代豊国・広重・国芳」を開催する。○"見立絵"に隠された意味や関係性を読み解く展覧会浮世絵によく見られる「美人画」や「役者絵」、そして「風景画」。何気なく目にしているこれらのモチーフにも、実はちょっとした「謎掛け」が仕掛けられ、背後に別の意味や関係性が隠されていることが少なくないという。なかでも、三代歌川豊国や歌川国芳、歌川広重らによって幕末に多く描かれ、大流行した"見立絵"は、連想ゲームのように、画中の題材から別のイメージを連想して楽しむ、知的な趣向の絵となっている。同展は、"見立絵"に隠された意味や関係性を読み解くことによって、江戸の人たちが楽しんだ、豊かな教養をかいま見る展覧会となる。会期は、11月30日~12月20日 10時30分~17時30分(入館は17時まで)。12月2日、9日、16日は休館となる。会場は、太田記念美術館(東京都渋谷区神宮前1-10-10)。入館料は、一般700円 、大高生500円、中学生以下は無料。その他、詳細は同館Webサイトを参照のこと。
2013年11月14日ディズニーの人気キャラクターたちをモチーフに、ふせんを使った切り絵の作り方を紹介した本『小さくてかわいい! ディズニーのふせん切り絵』が8月10日、ブティック社より発売された。 (C)Disney 本書は、Killigraphとして様々な切り絵作品を手がけているエディトリアル・デザイナー、瀬川卓司さんの著書『ふせんで作るミニチュア切り絵』(ブティック社刊)に続く第2弾。今回はミッキー&ミニー、ドナルドダック、グーフィー、くまのプーさんから、白雪姫やシンデレラ、アリエルといった、女の子たちが大好きなプリンセスまで、多彩なキャラクターの “ふせん切り絵”が盛りだくさんに紹介されている。そのカラフルで愛らしいシルエットは、眺めているだけでもハッピーな気分に♪ さらに、キャラクターたちの様々なシルエットの型紙が220点もついているので、好きな型紙を選んで、ふせんを重ねてカッターで切るだけで簡単に完成!そのまま飾れるのはもちろんのこと、しおりにしたり、カードに添えたり、使い方も自由自在に楽しめるのがポイント。想像力豊かな子供たちなら、オリジナルの使い方や飾り方を見つけちゃうかも?! 夏休みの工作や、自由研究のヒントにもおすすめの一冊です! 『小さくてかわいい! ディズニーのふせん切り絵』著者:Killigraph 定価:840円(税込)発売日:2012年8月10日発行・発売:ブティック社 Killigraph HP: 取材/田辺香
2012年08月14日『ウォーターボーイズ』『ハッピーフライト』の矢口史靖監督最新作『ロボジー』のブルーレイとDVDがこのほどリリースされた。数々のヒット作を飛ばしてきた矢口監督が「ここ数作とは違う映画になった」という本作の誕生過程と、ソフト化に際して新たに製作した新作短編について語った。その他の写真本作の舞台は、弱小家電メーカー。二足歩行ロボの開発を命じられた窓際社員たちが、その場にしのぎでロボットの中に“73歳のおじいちゃん”を入れることから始まる騒動を描く。ここ数作、学校や空港などを舞台に懸命に行動する人々の活き活きとした(そして少しマヌケな)姿を描いてきた矢口監督だが、「誤解を恐れずに言えば、ここ数年は“健康的な映画”を作り続けていたんですけど、僕は元々不健全なものが好きですので、不健全な主人公の話をやってみたかった」と振り返る。そこで矢口監督はかねてから興味のあった“ロボット”と“おじいちゃん”をひとつの物語の中に投入する奇想天外なアイデアを思いつく。「ハリウッドでもロボットものはたくさん作られているので、同じものを作っても仕方がない。そこで何ができるか考えたときに“ロボットとは何か、ということにまったく触れずに人間を描く”という話にたどり着いたんです」。その結果、本作は“ロボット”を話の中心に据えながら、老体にムチうって奮闘する老人、その周囲でオロオロするダメ社員たち、ロボット好きの女子学生など個性豊かなキャラクターが描かれる作品になった。「まぁ、イケメンが出るわけでもないし、主人公はおじいちゃんだし、ヒットする要素が何もない映画なんですけど、今回も題材に忠実に脚本を書いて、キャストもすべて“役にあう人”をオーディションして……今回もよくヒットしたなぁ」。矢口監督はそう笑顔を見せるが、映画は公開時に大ヒットを記録した。「どんな時代に観ても楽しめる映画を作りたい」と語る矢口監督にとって、ブルーレイ/DVDも “作品”のひとつ。映画本編だけでなく、特典映像なども自身で徹底的にこだわったそうだ。特に『アニメカ』は矢口監督初のアニメ作品。劇中に登場したロボ“ニュー潮風”が主人公の短編アニメだ。「アニメ化は、企画会議でのパッとした思いつきだったんですけど、自分で監督もすることになってしまって(笑)。実写だと“これ以上のウソをついてしまうとお客さんが離れちゃうよ”ということも、アニメだったら許される。だから実写ではできないこと、アニメなら可能なことを試せたので面白かったですね」。ちなみに、昔からアニメが大好きという矢口監督。インタビュー中にボソッと「いつか長編アニメもやれるのなら楽しそうだなぁ」とコメント。いつか矢口監督の長編アニメ映画が完成する日が来るかもしれない。ブルーレイ&DVD『ロボジー』 発売中発売元:フジテレビジョン/アルタミラピクチャーズ/電通販売元:東宝
2012年08月09日イマジニアは、新学期、新生活応援キャンペーンとして、同社が提供するiPhone/Androidアプリ「山川世界史一問一答」「山川日本史一問一答」シリーズを、4/22までの期間限定で、600円を40%OFF・350円のセール価格で販売する。同商品は、30年以上受験生に愛され続けている歴史教材のベストセラー「山川世界史/日本史」をアプリ化したもので、日本史で4500問、世界史は4000問の問題を収録。クイズ感覚で取り組める「四択モード」と、真剣勝負の「一問一答モード」の2種類の学習方法を選択できる。独自の成績管理システムで苦手な問題を集中学習でき、学校の定期テストや受験対策のほか、昨今の歴史ブームを受けて歴史好きな人たちにも好評だという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月10日すべての食事とアルコールを含む飲み物、そしてリフト券からスキー、スノーボードレッスンまで"込み"のオールインクルーシブリゾート、クラブメッド北海道(一部有料)。キッズを無料で預けられるキッズクラブが充実していることでも知られ、海外からも北海道の上質なパウダースノーを求めるファミリー層から毎年熱い支持を得ている。そのうえ、キッズのスキーレッスンも"インクルーシブ"。4歳からレッスンに参加できるので、本格スキーデビューにはもってこいだ。2~3歳児を預かってくれるプティクラブ(有料)と4歳から10歳までのミニクラブ。オーストラリアやシンガポールからやってきた子もおり、クラブの中はとてもインターナショナル。G.O(ジーオー:Gentle Organizer)と呼ばれるスタッフの国籍も豊かで、日本語はもちろん、英語や中国語、フランス語などが飛び交う。スキーレッスンを受けるには、前日に予約が必要だ。ミニクラブへのエントリーを済ませてから、レッスンの予約を行う。キッズクラブではお昼だけ一緒にとったり、早い時間にピックアップしたりとフレキシブルなので、大人時間と親子時間を分けて楽しもう。ミニクラブのスキーレッスンにも、大人のクラスと同様にちゃんとレベル分けがされている。4歳児だとまったくの初心者ということもあるが、レッスンはキッズクラブ前の人工の小さなゲレンデで行われるので安心。しかも、板をつけたまま"動く歩道"のような「マジックカーペット」で丘の上まで行け、なだらかな斜面をゆっくりと滑り降りる体験ができる。理屈よりもまずは滑ってみる、その感覚から覚えることができるのが、柔軟性のある子どもたちにはなによりも楽しいもよう。レッスン初日でもストックなしですい~っと滑り降りてくる子もおり、その上達の速さには「さすが子ども!」と思わず感心する。ミニクラブではスキー以外にもさまざまなイベントを開催する。夜ごとに行われるG.Oによるショーに、エンターテイナーとして参加することもあれば、キッズだけのイベントでダンスなどの"妙技"を披露することもある。練習はクラブの中でひそかに行われ、なにが起こるか、親でも当日までわからない。ステージの上でたくさんのオーディエンスに囲まれ、はじめは緊張ぎみの子どもたちも、ノリのいいG.Oたちに促され、次第に笑顔で楽しそうに身体を動かしはじめる。そんなわが子の姿はぜひムービーに収めたい。クラブメッドは全体的に家族連れにとって便利なサービスが多いが、サホロではもうひとつ、うれしいポイントがある。それは、部屋のつくり。ツインのベッドルームのほかに、和室がついているのだ。ハイハイしはじめたベビーや、まだまだベッドは心配なキッズにも和室があるととても助かる。もちろん、お布団派の人にも快適な睡眠を約束してくれることは間違いない。レストランでもレトルトのベビーフードのほかに、希望に応じてちゃんと調理された離乳食を出してくれる。なるべく土地の食材を、とこだわりのあるクラブメッドだけに、安心して子どもに与えられるのも大きなポイントだ。お問い合わせ: クラブメッド北海道 ミニサイト 取材/岩佐史絵
2012年02月10日『ハッピーフライト』以来となる最新作『ロボジー』を完成させた矢口史靖監督が公開を前に奇想天外な本作の着想から自らの映画作りのスタンスについてまで熱く語ってくれた。その他の写真本作は、展示会直前に大破した二足歩行ロボット“ニュー潮風”の失敗をごまかすべく、急遽ロボットの中に入ることになった偏屈な老人・鈴木(五十嵐信次郎)と彼を取り巻く人々が織りなす人間模様をユーモアたっぷりに描いた作品。常にユニークなテーマを取り上げてきた矢口監督だが、子供や動物がヒットの鍵と言われるこのご時世に選んだ題材はロボットとジジイ。「エリートがロボット作りに成功する話ではなく、失敗した連中がどうごまかすのか? ロボットの中に入る人を無理難題を押し付けてくるじいさんにしたらどんな騒動が起こるか? と思い付き、『いける』と確信しました」と振り返る。主人公の鈴木と並んで、個性が際立つのが吉高由里子演じる女子学生の葉子だ。矢口監督は「彼女の生の魅力が出ました。オーディションの時から『ヤバいぞこの人、面白い!』と薄々感じてましたが(笑)、本当に面白い化学反応でした」と絶賛。その一方で、吉高の過去の作品を観たことは「全くなかった」とこともなげに明かす。魅力的なヒロインは矢口作品の特徴と言えるが「僕は魅力を引き出そうとか成長させようと思って女優を選んだことはありません。とにかくオーディションでそのキャラクターが実在しているように見えるかどうか。今回の葉子もそうで、吉高さんが演じることで『うわっ、こういう奴いるわ』と感じられるキャラになりました」と言葉に力を込める。漫画や人気小説を原作とする映画が多数を占める現代にあって、『ウォーターボーイズ』をはじめ、常にオリジナル脚本で勝負し続けてきた矢口監督。だが監督自身は決してオリジナルにこだわりを持っているわけではないという。「映画にしてこそ面白いと思える原作に出会えたら、ぜひ僕の手で映画化してみたいけど、なかなか巡り合えないから自分で書くしかない」と苦笑交じりに語りつつ、「僕にとっては映画作りは発明品作りのようなもの。世の中から『ほしい』とさえ言われてない、誰も手をつけていない新しいものを作りたい」と時代に媚びることのない自らの映画作りの“哲学”を明かした。『ロボジー』1月14日公開写真・テキスト:黒豆直樹
2012年01月12日先日、岩佐美咲(AKB48チームA・渡り廊下走り隊7)が、2012年2月1日(水)に、AKB48から3人目のソロデビューを飾ることが発表されたが、そのデビューシングルのタイトルが『無人駅』に決定し、AKB48のプロデューサー・秋元康が作詞を担当することになった。岩佐美咲の情報を見るデビューシングルの『無人駅』は、情緒あふれる雪景色の無人駅に、着物を着た岩佐が佇むといった、AKB48や渡り廊下走り隊7とはまったく別の顔を覗かせる、大人の女性としての印象を持たせるジャケットデザインになっており、すっかり演歌歌手としての風格が感じられる仕上がりとなっている。また、初回盤のカップリングにはAKB48の代表曲『ヘビーローテーション』の演歌カバーバージョンが収録される。そして、DVD(初回盤)には、『無人駅』のPVや、岩佐がAKB48チームAに所属した当初の映像などのヒストリー映像、さらに、AKB48のメンバーからお祝いのコメントまで収録されるという興味深い内容だ。来年の演歌界を賑わせる楽しみな存在、新人演歌歌手・岩佐美咲に注目だ。■岩佐美咲『無人駅』初回限定盤(CD+DVD)1600円<CD>1.無人駅2.ヘビーローテーション(岩佐美咲ヴァージョン)/他<DVD>1.無人駅MUSIC VIDEO2.岩佐美咲HISTORY MOVIE3.無人駅MAKING VIDEO4. 岩佐美咲CDデビューお祝いコメント from AKB48通常盤(CD)1000円1. 無人駅/他
2011年12月22日AKB48・チームA、選抜ユニットの渡り廊下走り隊7に所属する岩佐美咲が、念願の演歌歌手として来年2月1日(水)にソロデビューすることが明らかになった。「岩佐美咲」の公演情報AKB48からのソロデビューは前田敦子、板野友美に次いで3人目。発売は所属事務所・長良プロダクションの大先輩、水森かおりが所属する徳間ジャパンコミュニケーションズからとなる。もともと演歌歌手志向が強かった岩佐美咲は、これまでもAKBのイベントなどで『津軽海峡・冬景色』『瀬戸の花嫁』といった演歌・歌謡曲を数々披露してきた。本人の演歌を歌いたいという強い意思により、今年4月には山川豊、田川寿美、水森かおり、氷川きよしら大物演歌歌手が所属する長良プロダクションへの移籍が実現。大先輩に囲まれた恵まれた環境でさらに演歌を猛勉強。「AKB48」「渡り廊下走り隊7」としての活動と併行しながら、満を持して、来年2月1日(水)に演歌歌手としてでソロデビューを飾ることとなった。なおソロデビュー発表にあわせ、毎年開催される長良グループの大イベント『新春演歌まつり』への出演も決定。グループ先輩歌手の山川豊、田川寿美、水森かおり、氷川きよしらと同じ大舞台に立つ。公演は、2月9日(木)に日本ガイシホール、2月11日(土)に大阪城ホール、2月25日(土)に横浜アリーナで開催。チケットは発売中。■長良グループ・新春演歌まつり2月9日(木) 日本ガイシホール(愛知県)2月11日(土・祝) 大阪城ホール(大阪府)2月25日(土) 横浜アリーナ(神奈川県)※各日2回公演
2011年12月08日付箋を様々なポーズやモチーフに切り抜いて作るミニチュア切り絵=“切りグラフ付箋”を創作、『ふせんで作るミニチュア切り絵』(ブティック刊)の著者でもある、エディトリアルデザイナーの瀬川卓司さん(Killigraph)がワークショップを開催する。写真:ミニチュア切り絵が手軽に作れる、266点もの型紙が付いている。『ふせんで作るミニチュア切り絵』(ブティック社) 瀬川卓司(Killigraph)著/848円(税別)8月21日(日)には、三省堂書店下北沢店にてワークショップ「切りグラフ付箋を作ってみよう!の夏休み」を開催。カッターや付箋など、必要な道具は用意してあるので、手ぶらで参加OK!当日は、書籍『ふせんで作るミニチュア切り絵』に付属の型紙の中から、人気のサムライやバレリーナ、兵隊など、いくつか抜粋したモチーフを用意し切り抜いていく予定だそう。最初は簡単なものからスタートして複雑なものまで、段階をふんで作っていくので、初心者でも安心!写真:現在、三省堂書店下北沢店では瀬川さんによるミニチュア切り絵の実物を展示中。9月23日(金・祝)には、日本手芸協会でもワークショップを開催。この日は、ふせんのミニチュア切り絵のほかに、その切り絵をグリーティングカードに使うなど、ふせんの切り絵にプラスしたアイテムも作るとのこと。夏休みと祝日に、気軽に親子で楽しめるワークショップ。ぜひ参加してみては?■ワークショップ ふせんで作るミニチュア切り絵「切りグラフ付箋を作ってみよう!の夏休み」開催日:8月21日(土)時間:14:00〜場所:三省堂書店下北沢店講師:瀬川卓司(Killigraph)参加費:1500円※ 参加のご予約は、三省堂書店下北沢店 03-5738-0881まで。■ワークショップ ふせんでつくるミニチュア切り絵「切りグラフ付箋とポップアップグリーティングの作り方」(仮)開催日:9月23日(金・祝)時間:16:00〜18:00場所:日本手芸協会講師:瀬川卓司(Killigraph)参加費:2500円※ 以下、日本手芸協会のホームページ内にある、お申し込みフォームからのみ、参加申し込みを受付中。詳しくは「お問い合わせ」フォームからお問い合わせを。 killigraph(キリグラフ)HP killigraph.com/ 取材/田辺香
2011年08月13日