映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』が、2022年9月23日(金・祝)より公開される。主演は香取慎吾、監督は市井昌秀。崩れかけの夫婦を描くホラー?!コメディ映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』は、結婚4年目を迎える夫婦・田村裕次郎と田村日和を描いた“ホラー?!”コメディ。表向きは仲良し夫婦の2人だったが、妻がこっそり投稿していたSNS「旦那デスノート」をきっかけに、少しずつ小さなすれ違いがつまびらかになっていく...。絆は些細なことで強くもなればもろくもなる――。誰にでも起こりうることだからこそ誰もが痛感する、ユーモアと狂気が入り交じる絶妙なコメディに仕上がっている。主演・香取慎吾と岸井ゆきのが夫婦役■主人公・田村裕次郎...香取慎吾表向きは仲良し夫婦を演じるも、平凡で情けなくダメな夫。日和との会話を適当に受け流すときに、「いい意味で」という言葉をよく使う。主演を務めるのは、『凪待ち』以来3年ぶりの映画出演となる香取慎吾だ。■田村日和...岸井ゆきのSNS「旦那デスノート」にこっそりと夫の悪口を投稿する、笑顔の片隅で毒を盛る妻。ヒロインは、2022年年公開の映画だけでも『やがて海へと届く』『ケイコ 目を澄ませて』『大河への道』『神は⾒返りを求める』の4本に出演する岸井ゆきの。香取とは初めての顔合わせとなった。■チャーリー...フクロウ映画のタイトルにもなっている、裕次郎と日和のペット。3歳/オス。次第に険悪になっていく2人の関係を見つめ続ける、愛くるしい佇まいに注目だ。■若槻広人役...井之脇海やがて結婚の恐ろしさを知ることになる、裕次郎の職場の後輩。■浦島店長...的場浩司裕次郎の職場であるホームセンターの店長。ノリはいいけど空気は読めない。■葛城周作...眞島秀和日和の職場の、男として過剰な自信を持つセクハラ上司。■きたろう“本人役”...きたろう裕次郎たちが勤めるホームセンターに訪れるきたろう“本人”。■母田村千鶴...浅田美代子悪気なく日和を追い詰めてしまう姑。裕次郎の母。■蓑山...余貴美子裕次郎の職場の同僚。実は日和との共通点を持ち、2人のケンカのキーパーソンとなっていく。その他にも、中田青渚、小篠恵奈、松岡依都美、田村健太郎、森下能幸、徳永えり、峯村リエ、菊地亜美、有田あん、瑛蓮らが出演する。監督・市井昌秀が“だらしない香取慎吾”を描く監督は、草彅剛主演映画『台風家族』などの市井昌秀。市井は構想の段階で、「大切な人との関係性を見つめ直すもの」、「情けない、だらしない、ダメな香取慎吾」を描く物語を作ることに決めたという。香取慎吾と市井昌秀の出会いは、14年前までさかのぼる。まだ監督としてキャリアをスタートさせたばかりの頃、2008年のぴあフィルムフェスティバルで、当時審査員だった香取慎吾が市井昌秀の作品を高く評価したのだ。そこで、いつか一緒に仕事をしたいという思いが芽生えた市井昌秀は、20年1月にリリースした香取慎吾のソロアルバム収録曲「FUTURE WORLD(feat.BiSH)」のミュージックビデオを担当。それが後押しとなり、映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』の執筆にとりかかった。主題歌はnever young beach「こころのままに」『犬も食わねどチャーリーは笑う』の主題歌は、never young beachの「こころのままに」。メンバーの安部勇磨が作詞・作曲を手がけ書き下ろした爽やかでポップな楽曲となっている。主題歌について、監督の市井昌秀は「2人が共通して感じるモヤモヤを安部さんが丁寧に掬い取ってくれた曲」とコメントを寄せた。小説も発売なお、市井昌秀監督が書き下ろした小説『犬も食わねどチャーリーは笑う』も、9月6日(火)より発売される。【詳細】映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』公開時期:2022年9月23日(金・祝) TOHO シネマズ 日比谷ほか全国公開出演:香取慎吾、岸井ゆきの、井之脇海、中田青渚、小篠恵奈、松岡依都美、田村健太郎、森下能幸、的場浩司、眞島秀和、徳永えり、峯村リエ、菊地亜美、有田あん、瑛蓮、きたろう、浅田美代子、余貴美子監督・脚本:市井昌秀音楽:安部勇磨主題歌:「こころのままに」/never young beach配給:キノフィルムズ/木下グループ■ムビチケカード ※数量限定発売日:8月19日(金)~発売場所&各発売開始時間:・上映劇場/劇場オープンより ※オープン時間は各劇場によって異なる。・メイジャー通販サイト/8月19日(金)0:00~価格:1,500円
2022年04月15日俳優の香取慎吾(45)が主演を務める映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』が9月に公開されることが12日、発表された。草なぎ剛主演『台風家族』などで知られる市井昌秀監督が監督・脚本を務める本作は、大切な人との絆を取り戻すコメディ。脚本は、香取を主演に当て書きされた。香取の映画出演は、主演映画『凪待ち』以来3年ぶり。ヒロインは今年公開される映画だけでも出演作4本(うち主演作2本)と日本映画界に欠かせない女優となった岸井ゆきの(30)。香取とは初めての顔合わせとなった。香取と市井監督も映画撮影の現場では初タッグとなるが、2人の接点は14年前までさかのぼる。まだ監督としてキャリアをスタートさせたばかりの頃、08年のぴあフィルムフェスティバルで当時審査員だった香取が市井の作品を高く評価したのだ(結果はグランプリ受賞)。そこで市井はいつか一緒に香取と映画の仕事をしたいという強い思いが芽生えた。その後、20年1月にリリースされた香取のソロアルバムの収録曲「FUTURE WORLD(feat.BiSH)」のMVを撮影。それが後押しとなり、MV撮影終了後に市井は香取を主演に据えた脚本の執筆に取り掛かり、完成したのが本作だ。撮影は2021年9月下旬から10月下旬にかけて、東京都立川ほか埼玉などで行われた。香取と岸井が演じるのは、結婚4年目を迎える田村裕次郎と日和(ひより)。表向きは仲良し夫婦の2人だったが、日和がこっそり投稿していたSNS「旦那デスノート」をきっかけに、少しずつ小さなすれ違いがつまびらかになっていく。市井は構想の段階で2つ思い描いていた。1つは「大切な人との関係性を見つめ直すもの」。もう1つは「情けない、だらしない、ダメな香取慎吾」。コミカルな悪口が並ぶ「旦那デスノート」とは対照的に、シリアスなシチュエーションにもがく裕次郎と日和を2人がユーモラスに演じているのは、市井の狙いだった。絆は些細なことで強くもなればもろくもなる。裕次郎が日和との会話で適当に受け流すときによく使う「いい意味で」という劇中のセリフを用い、崩れかけたメロドラマは「ホラーです、いい意味で」。誰にでも起こりうることだからこそ誰もが痛感し、共感できるコメディとなっている。タイトルにある“チャーリー”とは劇中に登場するフクロウのこと。2人が飼っているペットの名前だ。チャーリー(3歳/オス)の愛くるしい佇まいにも注目だ。香取、岸井、市井監督のコメントは以下の通り。○■香取慎吾(田村裕次郎役)また、映画に出演させてもらえてとても嬉しいです。初めて市井監督の映画に参加しました。初めて岸井ゆきのさんと共演させてもらいました。笑顔のはじめましてが絡み合いながら、SNS『旦那デスノート』にもがく裕次郎を演じました。恐怖の連続でした!自分の知らないところで、自分の知っている人が、自分の事を晒している!コメディです。コメディだけど、泣けるんです。いい意味で。。○■岸井ゆきの(田村日和役)わたしは本当の夫婦の感覚を知らないのですが、両親をずっと見てきて、何もないようで何かある空気、本心を悟られないように諭そうとする威厳、笑いながら諌める態度、不思議な関係だと思いました。そんなことを考えて芝居をするのは、いつかあるかも知れない未来を追いかけるようで面白かったです。そして隣にいる相手が幼少期から拝見している香取慎吾さんだなんて身の引き締まる思い。毎日が優しい光で溢れて、香取さんと楽しくお話させていただいている時間は自分でも不思議でSFみたいで、市井監督と現実的な会話で構築していく物語はファンタジーで。皆様がこの映画をどう感じるのか…私も楽しみにしています!○■市井昌秀監督なんらかのすれ違いで妻に憎たらしさを覚えた後、笑いながら誰かと電話するその背中を見て、「この人は何者なんだ?」と感じる時がしばしばあります。結婚って、夫婦って、男と女って、一体なんなんだろう?なんだか厄介で面倒なものを抱えて、どこへ向かっているのだろう?わからないのその先を、香取慎吾さんと岸井ゆきのさんで見たいと思いました。平凡で情けなくダメな田村裕次郎、笑顔の片隅で毒を盛る田村日和と一緒に。(C)2022“犬も食わねどチャーリーは笑う”FILM PARTNERS
2022年04月12日香取慎吾が『凪待ち』以来3年ぶり映画主演、いま引く手あまたの岸井ゆきのと共演する映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』が9月に公開決定。市井昌秀監督が香取さんを主演に当て書きした、大切な人との絆を取り戻すコメディとなっている。結婚4年目を迎える田村裕次郎(香取慎吾)と日和(ひより/岸井ゆきの)。表向きは仲良し夫婦の2人だったが、日和がこっそり投稿していたSNS「旦那デスノート」をきっかけに、少しずつ小さなすれ違いがつまびらかになっていく――。主演の香取さんと、今年公開される映画だけでも出演作4本(うち主演作2本)と日本映画界に欠かせない存在となり、ドラマ「恋せぬふたり」も話題となった岸井さんは初めての顔合わせ。香取さんと市井監督も映画撮影の現場では初めてタッグを組んだ。岸井ゆきのとはいえ、2人の接点は14年前までさかのぼる。まだ監督としてキャリアをスタートさせたばかりのころ、2008年の「ぴあフィルムフェスティバル」で当時審査員だった香取さんが市井監督の作品を高く評価、結果はグランプリを受賞した。そこで市井監督は、いつか一緒に香取さんと映画の仕事をしたいという強い思いが芽生えたという。その後2020年1月に香取さんのソロアルバムの収録曲「FUTURE WORLD(feat.BiSH)」のMVを撮ることになった市井監督。それが後押しとなり、MV撮影終了後に市井監督は香取さんを主演に据えた脚本の執筆に取り掛かった。そして完成したのが本作。撮影は2021年9月下旬から10月下旬にかけて、東京都立川ほか埼玉などで行われた。市井昌秀監督また、市井監督は構想の段階で2つのことを思い描いていた。1つは「大切な人との関係性を見つめ直すもの」。もう1つは「情けない、だらしない、ダメな香取慎吾」だった。コミカルな悪口が並ぶ「旦那デスノート」とは対照的に、シリアスなシチュエーションにもがく裕次郎と日和を香取さんと岸井さんがとてもユーモラスに演じているのは、市井監督の狙い。裕次郎が日和との会話で適当に受け流すときによく使う「いい意味で」という劇中のセリフを借用するなら、崩れかけたメロドラマは「ホラーです、いい意味で」。夫婦やパートナー同士で起こりうることを描く、共感できる絶妙のコメディに仕上がった。ちなみに、タイトルにある“チャーリー”とは劇中に登場するペットのフクロウのこと。香取さんと岸井さんが演じる裕次郎と日和が飼っている、チャーリー(3歳/オス)の愛くるしい佇まいにも注目だ。香取慎吾(田村裕次郎 役)「コメディだけど、泣けるんです。いい意味で。」また、映画に出演させてもらえてとても嬉しいです。初めて市井監督の映画に参加しました。初めて岸井ゆきのさんと共演させてもらいました。笑顔のはじめましてが絡み合いながら、SNS『旦那デスノート』にもがく裕次郎を演じました。恐怖の連続でした!自分の知らないところで、自分の知っている人が、自分の事を晒している!コメディです。コメディだけど、泣けるんです。いい意味で。。岸井ゆきの(田村日和 役)「いつかあるかも知れない未来を追いかけるよう」わたしは本当の夫婦の感覚を知らないのですが、両親をずっと見てきて、何もないようで何かある空気、本心を悟られないように諭そうとする威厳、笑いながら諌める態度、不思議な関係だと思いました。そんなことを考えて芝居をするのは、いつかあるかも知れない未来を追いかけるようで面白かったです。そして隣にいる相手が幼少期から拝見している香取慎吾さんだなんて身の引き締まる思い。毎日が優しい光で溢れて、香取さんと楽しくお話させていただいている時間は自分でも不思議でSFみたいで、市井監督と現実的な会話で構築していく物語はファンタジーで。皆様がこの映画をどう感じるのか...私も楽しみにしています!市井昌秀(監督)「香取慎吾さんと岸井ゆきのさんで見たい」なんらかのすれ違いで妻に憎たらしさを覚えた後、笑いながら誰かと電話するその背中を見て、「この人は何者なんだ?」と感じる時がしばしばあります。結婚って、夫婦って、男と女って、一体なんなんだろう?なんだか厄介で面倒なものを抱えて、どこへ向かっているのだろう?わからないのその先を、香取慎吾さんと岸井ゆきのさんで見たいと思いました。平凡で情けなくダメな田村裕次郎、笑顔の片隅で毒を盛る田村日和と一緒に。『犬も食わねどチャーリーは笑う』は9月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:犬も食わねどチャーリーは笑う 2022年9月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開予定©2022“犬も食わねどチャーリーは笑う”FILM PARTNERS
2022年04月12日映画『やがて海へと届く』の公開記念舞台挨拶が2日に都内で行われ、岸井ゆきの、浜辺美波、杉野遥亮、中崎敏、中川龍太郎監督が登場した。同作は彩瀬まるによる同名小説の映画化作。突然いなくなった親友・すみれ(浜辺美波)を想いつづける主人公・真奈(岸井ゆきの)が、深い悲しみを抱えながらも前に踏み出そうとする姿を見つめる物語で、中川龍太郎監督の最新作となる。作品にちなみ、親友はいるかと聞かれたキャスト陣。岸井は「1人います。私たち親友だよねみたいな確認はしないんですけど、ずっと一緒にいられる。散歩して3~4時間一緒にいたり、あとはいくら話しても知らないことがあるのが新鮮で、何年も前から知り合いなんですけど、人間って底がない。話しても話しても知らないことがあるし変わり続けているし、そういうことを話し続けられるのが、なんかこう一緒にいられることなのかなと思いました」と表した。浜辺は「私が一方的に大好きで親友だったらいいなと思っております」という相手がいるようで、「何があっても助けたいと思っていますけど、相思相愛じゃなくてもいいかなという相手で。全然連絡を取らなかったり、会わないのが大丈夫で、逆にそれでも会いたくなってたくさん会う期間もあるだろうという謎の安心感、信頼、結びつきを信じてるような人かなと思います」と語った。親友の定義を聞かれると、2人とも「なんだろう」と悩んだものの、浜辺は「わかりやすいところで言うと、臓器をあげられるとかは……」と言い出し、杉野は「わかりやすくない!」とツッコミ。さらに岸井からは「でも、臓器だったら困ってる人がいたらあげちゃいません?」と大胆発言が飛び出すが、浜辺は「一応大事なものだから。自分でも何かあるかもしれないし」と親友限定の様子。中崎は「親友の定義は代わりに死ねることかなと思ってたので、臓器を上げるというのと似てるのかなと思いました。家族に値すると思うので」と同意していた。
2022年04月02日岸井ゆきの&高橋一生W主演「恋せぬふたり」の最終回が3月21日放送。最後の咲子のセリフに「最後に聞けてよかった」「思わず涙が溢れた」などの反応が続出。高橋の“人生の選択”にも「二人は本当の意味の家族になった」などの声が多数寄せられている。他者に恋愛感情を抱かない「アロマンティック」であり、他者に性的に惹かれない「アセクシュアル」という双方の面を持つ「アロマンティック・アセクシュアル」の2人が同居生活をはじめ、それが友人、同僚、家族らに影響を与えていくというストーリーが展開してきた。“恋愛”を前提としたコミュニケーションに馴染めず暮らすなか、高橋と出会ったことで自分がアロマンティック・アセクシュアルだと認識する咲子を岸井さんが。咲子がキャンペーン商品を見に行ったスーパーで出会い“恋愛抜きの家族”として同居することになったが、かつての“恋人”と再会することになる高橋を高橋さんがそれぞれ演じる。また高橋の元恋人で現在はイノファーム社長をしている猪塚遥には菊池亜希子。咲子の同僚で元交際相手でもある松岡一には濱正悟。咲子の母・兒玉さくらには西田尚美。咲子の妹で出産したばかりの石川みのりには北香那といったキャストも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。遥から「もっと自由に生きて欲しい」と、今の家を出て地方で野菜を育てる仕事を提案された高橋だが、祖母と暮らしてきた実家を守りたいと申し出を断る。さらにやりたい仕事をやってみたらどうかという咲子の提案にも、“家族”を解消することになると猛反対。遥の提案は魅力的だが、今の生活が変わることへの怖さが勝ったと話す高橋。咲子との“家族(仮)”生活が終わり1人に戻ることを恐れる高橋に、咲子は自分がこの家で暮らし続け、高橋が地方で野菜作りをすればいいと返す。別々に暮らしたら自分たちの関係が終わりになると言う高橋だが、咲子の別々に暮らしても自分たちは家族のままだという言葉で、考えが変わる…というのが最終回のストーリー。1年後、笑顔でキャベツを収穫しながら「生まれて初めて思ってる。こんな人生も悪くない」と思う高橋と、高橋の家で暮らしながら「私の人生に何か言っていいのは私だけ。私のしあわせを決めるのは私だけ」と思う咲子の姿が映し出され、放送は終了した。最後の咲子のセリフに「今日運転しながら買い物しながら幸せについて考えてもやもやしてたからこれ最後に聞けてよかった」「咲子の言葉が見事に的を射ていて。モヤモヤがスッとなくなり、思わず涙が溢れた」「誰とどんな風に生きるか。恋愛をしようがしまいが、一緒に住もうが住むまいが、自分がよりよく生きることが大切だな」などの反応が続々と集まる。また実家を出て新たな仕事を始めた高橋の“人生の選択”にも「意外なラストでしたが、羽さんの笑顔から、ベストな選択だったのだなと感じました」「畑で作業してる高橋さんの笑顔が幸せそうでよかった」「咲子が帰る場所になったことで本当に自分のやりたかったことに踏み出せた高橋距離は離れていても他愛もない会話を電話でする二人 二人は本当の意味の家族になったんだと思う」といった声が送られている。(笠緒)
2022年03月22日4月1日公開の映画『やがて海へと届く』のプレミア試写イベントが20日、都内で行われ、岸井ゆきの、浜辺美波、杉野遥亮、中川龍太郎監督が出席した。彩瀬まるの同名小説を、国内外で注目されている中川龍太郎監督が映画化した本作。突然いなくなった親友・すみれ(浜辺美波)を想い続ける主人公の真奈(岸井ゆきの)が、深い悲しみを抱えながらも前に踏み出そうとする姿を描く。公開を間近に控えたこの日はプレミア試写会が行われ、上映後にキャスト陣と中川監督が登壇して舞台あいさつが行われた。主人公の真奈を熱演した岸井は「この映画は"喪失と再生"の物語ですが、生きていたら悲しい気持ちは絶対にありますが、悲しい気持ちのまま悲しみに浸かろうと思えばいくらでも浸かれます。悲しい気持ちでいいから他の感情を探しながら楽しくしていただきたいと思っているので、それを伝えたいと思ってこの映画を作りました。そういう気持ちが届いたらと思っています」とアピール。岸井とドラマで共演したことはあるものの、本格的な共演は本作が初めてだという浜辺は「感性が素敵だから仕草や表情に魅力が溢れる愛おしさがあり、そういう人柄なんだな~と素直に憧れを抱きました」と絶賛すると、岸井は「多分アホなだけだと思います」と照れ笑いを見せた。劇中の内容や3月という卒業シーズンにちなみ、「卒業したこと、したいことは?」という質問に「教習所を卒業しました。もう運転をしています。卒業してから開放的というか、何もかも許された感じですね。先生が助手席にいないで走るのは本当に怖いので、そこから卒業したいです」と岸井。「卒業が羨ましいですね。私も(免許所得が)目標です!」と語った浜辺は「ぐちゃぐちゃで物が散らばっていた生活だったんですが、片づけて机の上がキレイになりました。だから気持ちがまっさらです」と机の上に散らかっていたDVDや手紙の書きかけ、台本などを片付けて気分も晴れやかだという。一方の杉野は「この前まで現場に行く時はジャージやサンダルに貰ったTシャツを着ていく毎日でしたが、それを止めてオシャレをするようになりました」と明かし、その理由を「格好いいから(笑)。(オシャレをしてから)しっかり気持ちが入るようになりましたね」と明かしていた。映画『やがて海へと届く』は、4月1日より全国公開。
2022年03月21日3月21日に最終回を迎えるNHKよるドラ「恋せぬふたり」。岸井ゆきのと高橋一生をW主演に迎えた本作は、他者に恋愛感情を抱かない「アロマンティック」であり、他者に性的に惹かれない「アセクシュアル」という双方の面を持つ「アロマンティック・アセクシュアル」のふたりが主人公。シネマカフェでは「Let’s Keep Updated」と題して、映画やドラマをきっかけに従来の価値観や知識のアップデートをトークしながら考えるオンラインイベントを開催してきたが、今回はこの「恋せぬふたり」にてアロマンティック・アセクシュアル考証を担当する中村健さんと、企画・演出の押田友太さんを迎え、本作が立ち上がった経緯や作品の魅力について、また、印象的なシーンなどについてたっぷりと語ってもらった。企画の立ち上げ…「恋愛をしないドラマがあってもいい」物語は、「まるまるスーパー」の営業企画部に務める兒玉咲子(岸井ゆきの)が会社や家での出来事をきっかけに「恋愛しないわからないおかしい」とネットで検索し、「恋愛しないことはおかしいことじゃない」と力説するブログと出会うところから始まる。そのブログ主こそ、店舗勤務で野菜売場担当の高橋羽(さとる/高橋一生)。恋愛はしないけれど、このままずっと1人でいることは寂しい咲子は「私と恋愛感情抜きで家族になりませんか?」と羽に提案、“家族(仮)”の同居生活をスタートさせる。本作の企画と1,4,7話の演出を手がけた押田さんは、「公式サイトの製作ブログにも書きましたが、僕が初期に手がけた青春ドラマは部活を頑張る高校生のドラマでしたが、それだけだとドラマになりづらいという話が出て、やっぱり恋愛要素、高校生だと恋愛するもんじゃないのという話になり、入れたほうがいいということになりました。僕もドラマを作るのにあまり慣れていなかったこともあって、ドラマってそういうものなんだろうなと。でも、本当にそれでいいのかなっていう、なんで部活を頑張るだけのドラマじゃだめなのかな、というちょっとモヤモヤはありました」と明かす。そんな中、偶然にも「恋愛を描かないとドラマにならないのか」ということを取材相手から質問される機会があったそう。「その方がアロマンティック・アセクシュアルに詳しい方で、当事者の中には、(恋愛をする前提で描かれることで)自分たちが否定されている気分になる人もいます、と言っていて。自分が思っていることと一致したというか。もしかすると、僕たちは恋愛を描くことをいいものとしてやってきたけれど、実はそれで傷つく人もいるんだなということに改めて気づいて。では恋愛をしないドラマもあっていいんじゃない?と思って企画を出しました。NHKのよるドラは“若手枠”といわれるんですけれど、そういう若手が作るドラマということで企画を出して、受け入れられました」。さらに、考証の中村さんが「取材もしていただいたので、企画の段階からこういうことをやりたいと思っているんです、という話を聞いていて、1年半とか2年くらい前から何だかんだ関わらせてもらっていますね」と言うと、「2回の冬を越している気がします」と押田さん。時間をかけて練られてきた企画であったことを語る。「恋せぬふたり」第3話中村さんは、「ドラマの中でアロマンティック・アセクシュアルと、長い言葉で出てきていますが、あれは元々別の言葉になっていて、アロマンティックは他者に対して恋愛感情を抱かない人のことをいいます。アセクシュアルが他者に対して性的に惹かれない人のことを指していて、その2つが合わさってアロマンティック・アセクシュアルとなっています。アロマンティック(Aromantic)は、『ロマンティック(romantic)=恋愛感情を抱く』に否定の接頭辞「A」がつくことでアロマンティック、恋愛感情を抱かないという意味になります。アセクシュアル(Asexual)に関しても同じつくりになっているので、頭に「A」がついているというふうに思ってもらうと一番分かりやすいかなと思います」と解説する。また、ドラマの中では当事者イベントが開催されている様子も描かれているが、その中でも多様な方々がいて、自認に「?」がついている人、「クエスチョニング(性的/恋愛的指向や性自認が定まっていない、または定めていない)」の人など、様々な人がいることにも触れられている。「羽と咲子って同じアロマンティック・アセクシュアルでもちょっと違う」と押田さんも話すように、例えば羽は他人と手が触れ合うことにも嫌悪を感じる点などで咲子とは違っている。納得のキャスティング!岸井ゆきのと高橋一生、起用の理由は?押田さんは脚本について、「今回お願いしている吉田恵里香さん、以前のドラマ(「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」)の記事で、あるキャラクターを『原作には具体的には書かれていないんだけれども、アロマンティック(恋愛感情を抱かない)の設定のつもりで描いた』とあって、この方は今回のテーマに共感してくれるのかなとお話をさせてもらいました。すると、吉田さんもすごく共感してくださったんですね。自分も描きたかったというのでお願いしました」と経緯を明かす。また、岸井ゆきのと高橋一生の好演は本作の人気を支える魅力の1つでもある。「お芝居上手な方がいいな、という話をしていて。すると、作家の吉田さんから『高橋一生さんみたいな方がイメージですかね』とふいに出てきて、共通のイメージがあれば人物設計の話がしやすいかなと思い“高橋(仮)”として(笑)進めていたんですね。そこで(本人に)聞いてみると『やりたい』と。台本は全然できていなかったんですが、その段階でやってくださるということで決まりました」。高橋一生「咲子役はすごく難しいなと思っていて、20代後半から30代前半の咲子と同世代ぐらいの方がいいなと思っていたのですが、岸井さんのほかのインタビューや記事をいろいろ見たんですけれど、いろいろなことを考えていて、『自分自身が明るくて天真爛漫のように見えて、自分の中でいろんな感情を出せないことがある』みたいなことをよく語られていて、『表に見えているものとその裏で感じているものがちょっと違う』ということを語っていたりしたので、この方はもしかすると咲子の気持ちがわかるかもと」。「その後、事前に面談をしたときに、岸井さんは『設定も何もまだはっきりしないし、この題材ってすごく大事なことだから簡単にセリフは読めない』ということで、そういうふうに誠実にとらえてくださるんだなっていうのがあって。じゃあ、お願いしたいなということで岸井さんに演じてもらうことになりました」。岸井ゆきのカズは「実はこの物語のある意味、主役」「考証の立場として嬉しいなと思うこととしては、『ドラマをみて初めて共感した』という意見をよく見かけて」と中村さん。「人に焦点を当てるコンテンツ(ドラマや映画など)では『恋愛・性愛』に繋がることも多く、これまで私自身も共感できないものと割り切って見ていたところがあったんですが、このドラマを観たときに『これだったら私に近い要素を感じる』と思えている部分がありますし、そういうふうに感じてくださっている方がいることが1つきっかけになれたのかなと思って、その感想は印象に残っています」という。また、回が進むに連れて注目を集めたのが、咲子の同僚・“カズ”こと松岡一(濱正悟)だ。「カズくんはこのドラマの中で一番変化するキャラクターだと思っていて。最初、そこまで嫌われるキャラクターになるとは思ってなかったんですけれど」と押田さん。「恋せぬふたり」第2話「最初のほうは結構キツく見えたんですが、実はそういう人って周りにいるんじゃないかという気もして。でも彼が、諦めないっていう言い方はあれですけれど、単純に知りたいっていう気持ちでどんどん変わっていくというときに希望が見いだせるというのか、僕はそういう意味でカズくんという人はすごく素直だし、実はこの物語のある意味、主役だなと思っているところもあって。僕はすごく好きなキャラクターだなと思います」という。思いがけない反響「3人で家族になっちゃえばいいのに」中村さんにとっても、今回のテーマである“当たり前”を問い直すことについて考えたとき、印象的だったのはカズの存在だという。「カズくんと合わせて3人で家族になっちゃばいいのに、という意見が結構見られたんです。それが、すごいことだなと思っていて」。「恋せぬふたり」第6話「たぶん恋愛ドラマとか恋愛映画を観ると、少なくとも3人で家族になっちゃえばいいのに、とはいかないと思うんです。三角関係においてはどっちと繋がるんだろう、みたいなところでソワソワすることがあると思うんですけれど、それがもう、この空間で家族と呼んでいいじゃんというのがパッと浮かんでくるって、このドラマを見てくださったからこそ生まれた観点でもあるんじゃないかと思っていて。やっぱり家族イコール恋愛から繋がっていくものとか、いわゆる異性愛、男女2人で成り立つもの、子どもがいるもの、みたいな(価値観がある)中で、3人で家族でいいんじゃないっていうことが自然に出てくる人がいるっていうのは、1つ“当たり前”を見直せてるポイントでもあるんじゃないかと思いました。そういう、小さなところから始まっていくのかなと思いましたね」。さらに、中村さんは本作のような作品が作られたことに関しても、改めて思いを口にする。「一石を投じられたんじゃないかな、と思っていて。こういった作品ができることによって、そういう描き方があるんだということがまず分かるということが大事かなと思っています。ただ、その一方でアロマンティック・アセクシュアルというセクシャリティーの名前が出ていることで、ある意味ステレオタイプを作るとか、ドラマで描くことによって違う偏見を生み出してしまうという怖さもコンテンツにする上ではあると思うので。最大限そこときちっと向き合うという前提を持った上で、そういった作品が増えていくことは大きな意味を持つのではないかと。そこが両輪になっていければいいなというふうには、今後については思っています」。「恋せぬふたり」第2話そのほか、視聴者からの質問では1話と4話で描かれたアウティング(本人の許可なしにその人の性的指向や性自認などについて第三者に話すこと)、咲子の母・さくらや妹・みのりとの関係などについても話が及んだ。最終回へ向けてのメッセージ「恋せぬふたり」第7話中村:私としてはこのドラマは恋愛、性愛とは何なのか、関係性とは何なのか。曖昧さ、グラデーションというところもテーマにあると思っていて。そういった中で私が築きたい関係って何なんだろうとか、登場人物たちを見て自分自身のこともふり返ったりとか、考えたりする機会になれば嬉しいなと思っているので。だから最終回、本当に素直な意見を聞かせていただけたら嬉しいです。これが十分とも思っていないので、あくまでも一歩として、このドラマが社会に作用することがあればいいなと思っています。「恋せぬふたり」第7話押田:第7回を見ていただいて、ちょっとつらい回だという意見が結構多かったんです。確かにすごくつらい回だとは思うんですけれど、このドラマを“ラブではないコメディ”としているのは、誰もが最後は笑顔になることがすごく大事だと思っていて。第8回はすごく前向きな回になります。だから、僕たちなりに制作陣と皆さんと話し合って、やっぱりこうしたいなっていうこと、最後にこれを伝えたいがために1からやってきたというところがあって。それがどういう意見(反響)が出るかは分からないですけれど、すごく前向きな答えを出したつもりです。だから、見てきっと、こういう生き方もあるんだなって思える最後になっていたらいいなと思っています。つらい回で終わらないので、最後は幸せに終わりますので、そこだけ本当に見逃さずにいただければと思っております。よるドラ「恋せぬふたり」最終回は3月21日(月・祝)22時45分ほかNHK総合にて放送。(※NHKプラスの見逃し配信あり)(text:cinemacafe.net)
2022年03月20日岸井ゆきのと浜辺美波が共演する映画『やがて海へと届く』の冒頭2分半のアニメーションパート映像、イラストが公開された。本作は、突然、消息を絶った親友の死を受け入れられずにいる主人公・真奈が、深い悲しみを抱えながらも前に踏み出そうとする姿を見つめる、喪失から再生へと向かう物語。アニメーションパートでは、浜辺さん演じるすみれの幻想的な世界を、水彩タッチの繊細なアニメーションで表現。原作小説のもつ映像化困難と言われた世界観と、人の思いと命の循環が印象的に描かれる。そんなアニメーションパートについて、真奈役の岸井さんは「完成版を観た時に『こんな風に実写とアニメが折り重なっていくんだ』と感動しました。アニメがラストシーンに向かう橋渡しの役割をしていて、実写では伝えられないことをより観客の皆さんの心にダイレクトに届けられていると思います」と話し、浜辺さんも「一番最初の顔合わせのときにアニメーションの映像を見せていただきました。不思議なのですが、腑に落ちた気持ちにもなり、同時にアニメーションの中の女性の姿に必死に涙を堪えたのを覚えています。私にとってあのアニメーションがあったことは役を考える救いになりました。映画全編を通してみるとまた受け取る感情が変わるのではないかと思っています」と明かしている。アニメーションパートを製作したのは、「進撃の巨人」(シーズン1~3)のWIT STUDIO。アニメーション監督を務めた久保雄太郎(『Kicking Rock』)と米谷聡美(『白いうなばら』)は、「アニメーションは、形のないものを象っていく性質をもっています。一つひとつ描いていった輪郭は、彼女、彼らの記憶であり、想いであり、時間であり。大切なものを想い、大切なものに気づかされながら、誰かの代わりに日記を書くように、あるいは記録をするように形を作っていきました」(久保さん)、「あったかもしれない未来や、憧れに胸を焦がし、いつのまにか記憶が混濁していく。儚く移ろい続け、とどまることを知らない水面の反射に、真奈とすみれを重ね合わせながら、あらゆるゆらぎに寄り添いたい一心でアニメーションに挑みました」(米谷さん)とコメントしている。『やがて海へと届く』は4月1日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:やがて海へと届く 2022年4月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©️2022 映画「やがて海へと届く」製作委員会
2022年03月15日主演に岸井ゆきの、出演に浜辺美波を迎えた、中川龍太郎監督最新作『やがて海へと届く』より本編映像が解禁された。主演を務めるのは、その卓越した演技力の高さで映画・テレビ・舞台と幅広く活躍する岸井ゆきの。親友のすみれは、映画のみならずテレビやCMなど引く手数多の浜辺美波が演じている。さらに、いま大ブレイク中の俳優・杉野遥亮をはじめ、中崎敏、鶴田真由、中嶋朋子、新谷ゆづみ、光石研と豪華俳優陣が集結した。監督は、モスクワ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞、ロシア映画批評家連盟特別表彰をダブル受賞するなど国内外で注目される中川龍太郎。彩瀬まるによる同名小説に、詩人としても活躍する監督の世界観と圧倒的映像美が融合されている。この度解禁となった本編映像は、眠っている真奈(岸井ゆきの)をすみれ(浜辺美波)がビデオカメラで撮影するシーンから始まる。グリーンが散りばめられた爽やかな真奈の部屋で、ベッドで熟睡している真奈を「爆睡中~」とビデオカメラで撮影するすみれ。はじめは頬をつついてみたり、手をつかんでみたりとちょっかいを出してみるすみれだが、真奈は全く起きる様子がない。すみれはそんな真奈を撮影しながら、切ない表情を浮かべる。その後、おもむろに真奈の洋服からコーディネートを選び「着たい服がなかったので真奈の服を借りていくねすみれ」と置手紙を残し外出するすみれ。すみれは何を想いながら撮影し、真奈を見つめていたのか。「私たちには、世界の片面しか見えていないと思うんだよね」というポスターコピーにもあるように、すみれの中にある、真奈からは見えていない片面が気になる映像だ。『やがて海へと届く』は4月1日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:やがて海へと届く 2022年4月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©️2022 映画「やがて海へと届く」製作委員会
2022年03月10日主演に岸井ゆきの、共演に浜辺美波を迎えた、国内外で注目を集める中川龍太郎監督の最新作『やがて海へと届く』から、浜辺さん演じるすみれが「私たちには、世界の片面しか見えていないと思うんだよね」と語る本編映像&同シーンメイキング映像がWEB初解禁された。この度解禁となった本編映像は、真奈(岸井ゆきの)とすみれ(浜辺美波)の仲睦まじい2人旅のシーン。好晴に恵まれた旅の途中、広大な海が一望できる丘の上に到着した2人。「私たちには、世界の片面しか見えていないと思うんだよね」とすみれは真奈に告げる。一方、「わたしは何も考えていない」と恥ずかしがる真奈。すみれが残した言葉の真意とは?その後真奈の前から姿を消したすみれの、ミステリアスな一面が垣間見れるシーンとなっている。そして、合わせて解禁となったメイキング映像は、同シーンの撮影風景。国際映画祭受賞の経験を持つ中川監督から演技指導を受ける岸井さん、浜辺さんの貴重な撮影風景が収められている。『やがて海へと届く』は4月1日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:やがて海へと届く 2022年4月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©️2022 映画「やがて海へと届く」製作委員会
2022年03月05日岸井ゆきのと高橋一生がW主演した「恋せぬふたり」の6話が2月28日放送。みのりの赤ちゃんを見つめる高橋の表情と、回想シーンで描かれた高橋の過去に「今までで一番切なかった」「高橋さんがツラそう」などの声が殺到している。他者に恋愛感情を抱かず性的にも惹かれないアロマンティック・アセクシュアルと呼ばれる2人が同居生活をはじめていく姿を描いてきた本作。自分がアロマンティック・アセクシュアルだと認識して、高橋と“恋愛抜きの家族”になろうと同居をはじめるなか、親友だと思っていた千鶴から“恋愛的に好き”だったことを告白された咲子に岸井さん。咲子がキャンペーン商品を見に行ったスーパーで出会った男性で、祖母が亡くなってから近所のおせっかいが激しくなり、それを回避する思惑もあって咲子と同居をはじめた高橋に高橋さん。咲子と高橋の関係を尊重するようになった松岡一には濱正悟。咲子は親友だと思っていたが、実は咲子に恋愛感情を抱いていた門脇千鶴に小島藤子。咲子の妹・石川みのりには北香那。みのりの夫・大輔にはアベラヒデノブ。咲子の母・兒玉さくらには西田尚美。咲子の父・博実には小市慢太郎。高橋の同僚の浜岡には猫背椿。同じく高橋の同僚の豊玉には西川可奈子といった顔ぶれも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。新年を迎えアロマンティック・アセクシュアルのイベントに参加した咲子は、そこで自分たちの将来について考えてなかったことに気付かされる。帰宅すると一にくわえ、みのりとその娘までが高橋家に遊びに来ていた。第2子を妊娠中のみのりだが、夫の大輔に浮気が発覚。離婚を考えているという。咲子の話にみのりはいら立ちを募らせ「誰かを好きにならないってことはさ、こういう苦しみとも無縁なわけでしょ。人生楽だよね」と言い、咲子の生き方に対し「なんもない人生」と言い放つ……というのが今回のおはなし。この言葉を聞いた一は「みのりちゃん、今のは言い過ぎだよ」とみのりをたしなめる。そんな一の姿に「カズくんが最初は不快で仕方なかった でもだんだん良さが分かってきた」「カズくんへの好感度がめきめきと上がっていく」「咲子の気持ちを代弁してくれてカズくんがあの場に居てくれて良かったとすら思う」などの反応が。その後みのりのもとに大輔がやってくる。娘を前に怒鳴り合いのケンカを繰り広げるみのりと大輔を高橋が止めるが、その直後みのりが破水。無事出産するがみのりは大輔に子どもを会わせないと言い、博実に促され大輔は病院から帰る。その後みのりの赤ちゃんを抱く咲子と両親、みのりを見つめ、その後赤ちゃんを見ながら「かわいいですね」とつぶやく高橋。そしてラスト、雨が降り庭の鉢を屋内にしまいながら、高橋は遥(菊池亜希子)との過去を思い出す。「今までで一番切なかったかもしれない…高橋さんの赤ちゃんを見る表情がさ…」「高橋さんがツラそうな回でしたね。いろいろ思い出してしまう過去があったのですね」「子どもを持ちたいと思った、そのチャンスがあった過去を感じさせる展開」「後半の高橋さん、どんな思いで赤ちゃんを見てたんだろう。高橋さんの過去に何があったのか…」など、今後明かされていくであろう高橋の過去についても多くの視聴者が思いを巡らせていた。(笠緒)
2022年03月01日ドラマ「恋せぬふたり」も話題の岸井ゆきの、「ドクターホワイト」の浜辺美波と、いま最も勢いがある世代を代表する俳優の共演が実現した『やがて海へと届く』から、2人の出会いや親友を探す旅を映し出す本予告編と本ポスタービジュアルが解禁となった。この度解禁となった本予告編では、物語の始まりとなる真奈(岸井ゆきの)とすみれ(浜辺美波)の出会いから映し出される。引っ込み思案の真奈は、自由奔放でミステリアスなすみれに惹かれ親友となるが、突然、すみれは真奈の前から姿を消す。すみれは、大切にしていたビデオカメラに “秘密”を残していた。すみれの恋人・遠野(杉野遥亮)から知らされるすみれとの思い出や、天真爛漫にみえた彼女の知られざる想い、旅先の高台ですみれが「私たちには、世界の片面しか見えていないと思うんだよね」という言葉を口にする場面も。身の回りに残された断片的な“痕跡”を辿りながら、真奈は本当の“すみれ”を探す旅に出る。「二度と会えない、あなたの秘密を知った時、愛しさと切なさがあふれ出す」というナレーションとともに、真奈の旅中の抒情的な映像とともに綴られる。また、映像では初解禁となる真奈の同僚・国木田役の中崎敏やすみれの母親役の鶴田真由、中嶋朋子、新谷ゆづみ、光石研の豪華共演陣の姿も映し出されている。合わせて解禁となった本ポスタービジュアルには、間近に見つめ合う真奈とすみれの横顔が映し出される。「ふかく、ふかく、あなたを想いつづける」というコピーから、感情が揺さぶられるラストが待ち受けることを予感させている。『やがて海へと届く』は4月1日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:やがて海へと届く 2022年4月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©️2022 映画「やがて海へと届く」製作委員会
2022年02月28日岸井ゆきの、高橋一生がW主演する「恋せぬふたり」の5話が2月21日放送。千鶴が咲子と突如距離を置いた理由に視聴者からは「泣いてしまった」「しかたなくても辛い」などの声が。両手にカニを持った高橋には「癒された」などの反応も続々寄せられている。「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」「声春っ!」などの吉田恵里香がオリジナル脚本を担当する本作は、恋愛感情を抱かず、他社に惹かれないアロマンティック・アセクシュアルの2人と、2人が周囲の人々に様々な影響を与えていく姿を描く作品。スーパーまるまる本社勤務、高橋と出会い自分がアロマンティック・アセクシュアルだと認識。高橋と同居を始めるが“元カレ”が彼をケガさせたことでなぜか3人で同居することになった咲子に岸井ゆきの。1話で咲子から同居しないかと提案され、最初は乗り気ではなかったが同居を始めるなかで、咲子の元カレ・一にケガを負わされてしまった高橋に高橋さん。咲子と同じアイドルが好きだったことから交際、その後距離を置くが咲子が高橋と付き合ってると思い込んだ結果、高橋にケガを負わせてしまった松岡一には濱正悟。当初は咲子と一緒に暮らそうと言っていたが急遽キャンセルした親友の美容師・門脇千鶴に小島藤子といった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。「恋愛抜きの家族になるの、俺でよくね?」と言う一。戸惑う咲子は千鶴に相談しようとするが電話がつながらない。千鶴はいつの間にか電話番号も職場も住む場所も変えていた。高橋と一は落ち込む咲子を気にかけ、三人は旅行もかねて千鶴のいる小田原へと向かう…というのが今回のおはなし。咲子と再会した千鶴は連絡を絶ち距離を置いた理由を“咲子を恋愛的に好き”だと気づいたからだと告白。一緒に暮らす部屋を見に行って咲子を抱きかかえたときに急にわかったと語る千鶴は、恋愛に興味がない咲子に、自分の想いを黙ったまま一緒にいることはできないと感じ、咲子と離れることにしたのだという。「千鶴やっぱそやったんか…初回で考察してた人居たな…嬉しくてしんどいって…離れるしかなかったのね」「千鶴が告白するシーン泣いてしまったー。苦しいよねえ」「同じ思いの「好き」を返してもらえないのて、しかたなくても辛いよね」などの反応が上がる。その後、一との関係も“解散”した咲子は、先に帰京していた高橋の家に戻る。すると手のケガが治りつつあった高橋は帰り道で北海道フェアをやっていたからと言って、購入したカニを両手に持って咲子を出迎える。「傷つけ傷つけられる咲子がしんどい回だったけど、蟹を構える高橋さんが視聴者を癒してくれたわ」「蟹でニコニコの高橋さん可愛すぎ 自分が好きなのもあるだろうけどフザけた感じは咲子に明るく接しようとしてかな」「高橋さんの蟹をほぐす姿に癒された月曜日」など、辛いエピソードが続いた最後に映された、カニを持った高橋の姿に多くの視聴者が癒されていた模様だ。(笠緒)
2022年02月22日ディーン・フジオカが主演、ヒロインに岸井ゆきの、さらにユースケ・サンタマリアを迎えた日本テレビ×Huluの共同製作ドラマ「パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~」が始動。Season1が4月より日本テレビ系土曜ドラマにて放送、Season2がHuluで独占配信されることになった。主人公は、最愛の妻を亡くした警察官僚・小比類巻祐一。科学犯罪対策室を創設した小比類巻は、アドバイザーとして天才科学者・最上を迎え、最先端科学にまつわる事件の捜査を担当する。科学犯罪対策室に託されたのは法整備や警察機構の対応が追い付いていない犯罪。これまでの考え方では、ただの“不思議で不可解な事件”だ。2人はいわゆる科学捜査ではなく、事件の裏に隠された科学そのものを捜査によって解き明かしていく。最先端科学犯罪捜査ファイルの一方で、小比類巻にとっての家族の愛の物語も描かれる。病気で亡くなった最愛の妻に娘を抱かせてあげたかった。遺された娘を母親に会わせてあげたかった。そんな想いとともに小比類巻は妻に関するある大きな秘密を抱えていた。主人公である最愛の妻を亡くし、科学犯罪対策室を創設した警察官僚・小比類巻祐一を演じるのは、「今からあなたを脅迫します」(2017年)以来、4年半ぶりの日本テレビ系ドラマ主演となるディーン・フジオカ。科学犯罪対策室のアドバイザーとして捜査に加わる天才科学者・最上友紀子を演じるのは、ディーンさんとは「モンテ・クリスト伯」(2018)などで共演している岸井ゆきの。科学には疎いが、元捜査一課で現場経験が長い叩き上げの刑事・長谷部勉を演じるのは、幅広い作品で活躍するユースケ・サンタマリア。そして監督は、「海猿ウミザル」シリーズや「MOZU」シリーズ、映画『暗殺教室』シリーズ、「太陽は動かない」など、大ヒット作を多く手掛ける羽住英一郎。日本テレビ×Huluの共同製作の大型プロジェクトの監督に挑む。ディーンさんは、「制作陣の皆さん、そして羽住監督の『日本語圏内外を問わず、より多くの方々に楽しんで頂ける新しい日本のコンテンツの形を作る』という高い志にご一緒できることを光栄に思います」とコメント。「葛藤や苦悩を含めた小比類巻というキャラクターの持つ魅力を引き出せるよう尽力します」と意気込む。岸井さんとの共演については、「小比類巻と最上は、対照的な存在として描かれているので、科学技術の難しい話、事件の暗い話になった時でも、2人のやり取りが軽快に物語の展開を引っ張っていけたら」と語り、また、ユースケさん演じる長谷部には「視聴者の皆さんへ物語をわかりやすく伝えるコメディリリーフ。ユースケさんの魅力が爆発する役だと思います」と期待を寄せる。ディーン・フジオカ初めて科学者役を演じるという岸井さんは、「もともと大好きだったサイエンスフィクションの映画や本、数々の物語を思い浮かべました」と言う。「今回の脚本を読み、科学の力はもうここまできていて、夢物語でもなく他人事でもない、あり得るかもしれない世界だと思うと恐ろしくもなりました。最上友紀子の軽快であっけらかんとした印象の奥にも、科学者として追い求めたもの、その先で垣間見た闇の怖さを表現できたらと思います」と明かす。岸井ゆきのユースケさんも、「面白い脚本(お願いします!)センス溢れる演出(羽住さん信じてます!)、そして我々出演陣の最高に良い芝居(大丈夫か?)でこれまで観たことのないサイエンスでサスペンスな、それでいて笑える面白いドラマになれば最高ですね」と期待を込めてコメント。ユースケ・サンタマリア羽住監督は、「科学が進歩した現代においても、まだ世界には未知の脅威が存在している事を今まさに我々は思い知らされています。このドラマで起こる数々の不可思議な事件は、決して絵空事ではなく現実に起こり得るものばかり」と語り、本作を「最高のキャスト達と作り上げていくのが今から楽しみです」と明かしている。日本テレビ×Hulu共同製作ドラマ新土曜ドラマ「パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~」はSeason1が4月、毎週土曜22時~日本テレビ系にて放送。Season2が6月、Huluにて独占配信。(text:cinemacafe.net)
2022年02月02日岸井ゆきの&高橋一生W主演の「恋せぬふたり」の4話が1月31日放送。高橋をケガさせた一が責任を感じ同居することに…咲子の価値観を学んだ一が出した“答え”に、視聴者からも「自分の欲を優先している」「三人で家族になれば」など様々な声が上がっている。「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」「声春っ!」などで知られる吉田恵里香がオリジナル脚本を担当、恋愛感情を抱かず、他社に惹かれないアロマンティック・アセクシュアルの2人と、その両親、上司、元カレ、ご近所さんたちを描いていく本作。高橋との出会いで自分がアロマンティック・アセクシュアルだと気づき、彼と“恋愛感情抜きの家族”になろうと同居をはじめる咲子に岸井ゆきの。咲子が読んでいたブログの作者で、彼女がアロマンティック・アセクシュアルだと気づくきっかけを作った人物。前回のラストで階段から転落した高橋に高橋一生。同じアイドルが好きだったことがきっかけで咲子と交際するがその後距離を置くことに、しかしまだ自身のなかでは付き合っていることになっている松岡一に濱正悟。咲子の妹・石川みのりに北香那。みのりの夫・大輔にアベラヒデノブ。咲子の母・兒玉さくらに西田尚美。咲子の父・博実には小市慢太郎。高橋の同僚の浜岡に猫背椿。同じく高橋の同僚の豊玉に西川可奈子といった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。階段から転落した高橋が骨折、責任を感じた一は泊まり込みで世話をすると言い出す。かえって心配になった咲子は在宅勤務をすることになり、三人での同居生活がスタートするのだが、咲子と高橋の暮らしぶりに対し、何かと「やっぱカップルみたい」と言い出す一にうんざりする咲子と高橋。一方、咲子のことを知りたいという思いの一は、高橋の言葉から学んでいく….。こうしてアロマンティック・アセクシュアルを「やっと納得できてきた」という一は「恋愛抜きの家族というのもあり」と咲子に語る。そんな一の話を少しほっとしたような笑顔をみせ聞いていた咲子だが、一は「だからさ、俺でも良くない?」と、自分と“恋愛感情抜きの家族”になろうと言い出す…。一の発言に「カズ君「家族になるの俺でよくね?」て…。そうくるか~」「いい奴だが、自分の欲を優先していると思うんだよカズくん」「咲子と家族になっても「恋愛感情抜き、触れたりしない」って約束も反古にしそう。」「アロマアセクではないカズと友達は成立しても家族(仮)は…でもカズは諦めきれないんだろうな。」など、一と“家族”になることは難しいのでは?と考える視聴者からのコメントが続々。一方、「そもそも家族になるのなら、高橋さんとカズ君のどちらかを選ぶ必要なくて、三人で家族になればいいんじゃないの?」「本当に恋愛感情抜きの「家族」でいいなら3人で暮らしたらいいやんと思ってしまうなぁ」と、一も含め家族になればいいという意見も多数。視聴者の間にも様々な声が巻き起こっている。(笠緒)
2022年02月01日ドラマ「恋せぬふたり」や映画『愛がなんだ』などの岸井ゆきのが主演、共演に浜辺美波を迎えた中川龍太郎監督最新作『やがて海へと届く』。この度、岸井さんと浜辺さん、そして杉野遥亮演じるキャラクターの関係性がうかがえる新たな場面写真が10点解禁された。この度解禁となったのは、主人公・真奈を演じる岸井さんと、一人旅に出たまま突然いなくなってしまった親友すみれ役を演じる浜辺さんがお揃いの麦わら帽子をかぶり、笑顔を見せる写真や、共に電車や大学のキャンパスで笑い合うなど楽しげな雰囲気の場面写真。しかし、その一方で、トラックの荷台に座る2人が別々の方向を向いている写真が、その関係の行方をにおわせる。さらに、すみれの恋人・遠野を演じる杉野さんが腕を組み難しい顔を見せ、車内の写真ではさらに神妙な面持ちで真奈を見つめており、彼の心情が気になるところ。そして物憂げな表情でビデオカメラを構えるすみれは、いったいどんな気持ちで何を映しているのか。ストーリーの展開が気にならずにはいられない場面写真ばかりとなっている。『やがて海へと届く』は4月1日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:やがて海へと届く 2022年4月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©️2022 映画「やがて海へと届く」製作委員会
2022年01月28日岸井ゆきの、高橋一生がW主演する「恋せぬふたり」の3話が1月24日放送。「だから私は推しました」に登場したサニーサイドアップの登場にSNSが沸くなか、高橋のポイントカードへのこだわりにも「あるある」「わかる」など共感の声も寄せられている。アロマンティックとは、恋愛的指向の一つで他者に恋愛感情を抱かないこと。アセクシュアルとは、性的指向の一つで他者に性的に惹かれないこと。どちらの面でも他者に惹かれない人はアロマンティック・アセクシュアルと呼ばれる。本作はアロマンティック・アセクシュアルの2人が同居生活を始め、両親、上司、元カレ、ご近所さんたちに波紋を広げていく様を描いていく作品。スーパーまるまる本社勤務で、キャンペーン商品を見にスーパーへ訪れた際に高橋と出会い、高橋のブログを読んで自分がアロマンティック・アセクシュアルだと認識。前回、家族に自分がアロマンティック・アセクシュアルであることを明かした咲子に岸井ゆきの。1話で咲子から同居しないかと提案され、最初は首をかしげていていたが、祖母が亡くなってから近所のおせっかいが激しかったこともあり同居を始め、前回は彼氏のふりをして咲子の家族に会いに行った高橋に高橋さん。勝手に咲子と付き合ってるつもりの同僚・松岡一には濱正悟。咲子の親友の美容師・門脇千鶴に小島藤子。咲子の妹・石川みのりに北香那。みのりの夫・大輔にアベラヒデノブ。咲子の母・兒玉さくらに西田尚美。咲子の父・博実には小市慢太郎。過去に高橋と何かあったらしい猪塚遥には菊池亜希子といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。一から「俺らギリ付き合ってる」と言われた咲子は意味が分からずポカンとする。2人は過去に付き合っていたが“活動休止”という形で距離を置いていた。咲子のなかでは関係が終わったつもりだったが、一にとってはあくまで活動休止で関係は終わっていなかった…。咲子と一が親しくなるきっかけになったのが、2019年のよるドラ枠でオンエアされた「だから私は推しました」に登場した地下アイドルのサニーサイドアップだと判明すると、視聴者からは「サニサイが出てきたのも嬉しい。同じ世界に存在してる」「一瞬、別のグループかと思ったけど黄色だし、卵だし、絶対そうだと確信。好きなドラマだったから嬉しかった~~」「序盤にサニサイが一瞬出ててビックリしてたら、その後名前もガッツリ出てきて嬉しい」などの反応が上がる。その後、高橋が貯めたポイントカードのポイントを消化するため、咲子は仕事帰りに高橋と待ち合わせる。ポイントカードを貯めてから「満を持して使う」という高橋だが、そのせいでたくさんあるポイントカードの有効期限が全部“今日”だった…という展開に「うわーーーーーー、わかる、ポイントの有効期限忘れがち」といった共感の声や、「ああいう何気ない小さな幸せを分かち合える人生は本当に素敵だと思う」「押し付けでもなく、自然に時間を共有出来る関係は良いなと思った」など、咲子と高橋の関係性を讃える声も多数SNSに投稿されている。(笠緒)
2022年01月25日よるドラ『恋せぬふたり』に出演する、岸井ゆきのさんのインタビューをお届けします。多様なセクシュアリティのひとつとして、他者に恋愛感情を抱かない“アロマンティック”、他者に性的に惹かれない“アセクシュアル”の両方に当てはまる“アロマンティック・アセクシュアル”の主人公を取り巻くドラマ『恋せぬふたり』がスタートした。“アロマンティック・アセクシュアル”である咲子(さくこ)(岸井ゆきの)と、羽(さとる)(高橋一生)、恋人でも夫婦でも、家族でもないふたりが同居することになり…。恋もセックスもしないふたりの関係性が描かれていく。「“アセクシュアル”という言葉は、以前から知ってはいたのですが、詳しくはありませんでした。一生さんと一緒に、撮影に入る前にアロマンティック・アセクシュアルの方とお話する機会を何度か設けていただいたり、撮影現場に考証の方が来てくださったりもしたので、その都度確認させていただきながら、繊細な感情に向き合って演じています」撮影中には、以前から抱えてきた自身の“もやもや”がクリアになることがあった、と話す岸井さん。「咲子は似た感覚を持つ羽と生活を共にし、仕事や恋愛について話すことで、悩みなどが解消されていくんですが、私も普段一人で物事を考えていると堂々巡りになることがよくあって。咲子を演じながら、やっぱり人と話すことはすごく大事だと、私自身も再確認しました。それから、どんな個性を持っていようが、堂々と生きている人はかっこいいし、これからも楽しく生きていきたい、という実感も。ちなみに、セットには美術さんの人間味あふれる愛がいっぱい詰まっているし、食事のシーンに出てくる料理はどれもすごく美味しくて!カットがかかっても食べ続けちゃうぐらいでした(笑)。どんなセクシュアリティを持っていても、価値観が違っても、誰もが楽しめるヒューマンドラマになっていることを実感しながら演じているので、ぜひ見ていただきたいです」“恋”ではなく“愛”が描かれていく今作だが、ところで、岸井さんが愛してやまないものとは?「映画館で映画を観ることが昔から大好きなんですが、今は、ミニトマトに一番愛を注いでいます(笑)。どんなに朝早い撮影でも、出かける1時間前には準備を済ませてコーヒーを淹れて飲みながら、一息つく時間を大事にしているのですが、その時にも大好きなミニトマトを食べています。そうそう、このドラマのロケ地にトマト農園があって。それを知った時はめちゃめちゃ興奮!早く行きたいです(笑)」『恋せぬふたり』人を好きになったことがない、なぜキスをするのかわからない…。そんな兒玉咲子が出会ったのは、恋愛もセックスもしたくない高橋羽。ふたりの同居生活の行方は!?岸井ゆきのと高橋一生のダブル主演で、毎週月曜22:45よりNHK総合にて放送中。きしい・ゆきの1992年2月11日生まれ、神奈川県出身。現在公開中の映画『99.9‐刑事専門弁護士‐THE MOVIE』に出演。主演映画『やがて海へと届く』が4月1日に、出演映画『大河への道』が5月に公開予定。※『anan』2022年1月26日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・Babymixヘア&メイク・村上 綾インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2022年01月23日岸井ゆきの、三浦友和共演の三宅唱監督作『ケイコ 目を澄ませて』が、2月10日からドイツで開催される第72回ベルリン国際映画祭<エンカウンターズ部門>へ正式出品されることが決定した。本作は、元プロボクサー・小笠原恵子の自伝「負けないで!」を基に、岸井ゆきの演じる耳が聞こえないプロボクサー・ケイコと、三浦友和演じる視力を失いつつあるトレーナー・笹木の交流を描く。本作が出品される<エンカウンターズ部門>は、2020年より新設されたコンペティション。新しい視点を含む大胆な作品や革新的な監督の発掘に重きを置き、優れたインディペンデント作品や多様性のある物語が選出されている。監督を務める三宅唱は、2019年に『きみの鳥はうたえる』が第69回ベルリン国際映画祭フォーラム部門に出品されており、監督作としては2回目のベルリン国際映画祭への出品。本作が受賞すれば同賞で初の日本人監督の受賞となる。速報と併せて場面写真も解禁。二人三脚でトレーニングに励む主人公・ケイコとジムのトレーナー・笹木を切り取り、ケイコの強いまなざしが印象的な1枚となっている。セコンドの指示もゴングの音も聞こえないケイコと、ケイコの実力と可能性を誰よりも信じる笹木。言葉を超えた2人の関係性が繊細に写し出されている。●岸井ゆきの コメント『ケイコ 目を澄ませて』がベルリン国際映画祭のエンカウンターズ部門に選出されました。映画が好きで、すがりついて、幾度となく救われてきました。その舞台に俳優として立てるということ、言葉では言い表せない熱いものがあります。ひとまず、嬉しくて嬉しくて溢れんばかりの感謝となみだ。海を越えて言語を超えて、皆様に届きますように。●三浦友和 コメント小さな作品がベルリンに旅します。監督とスタッフ、出演者。我が子の旅立ちを誇らしく送り出します。より大きく育って皆さんに見て頂けるよう願っています。●三宅唱監督 コメント国際映画祭とは、普段は異なる環境や言語で生きる人々がともに、スクリーンに映るもう一つの宇宙をはじめてみつめる、出会いや遭遇の場でもあると受け止めています。本作は製作中からたくさんの新たな出会いに恵まれました。このたび初上映となる機会に冠された「エンカウンター」という言葉に、良い縁を感じています。多くの方が、最高に素晴らしい役者たちに出会い、驚く日が楽しみです。●ベルリン国際映画祭アーティスティック・ディレクター カルロ・シャトリアン コメント三宅唱監督の新作映画は、無駄なものを削ぎ、私たちの社会の中心に横たわる何か、つまりすべての人が限界を超えてでも自分を表現できる可能性を描いた映画だと感じます。主人公・ケイコの強さと、彼女の演技の緻密さに心を動かされ、田舎ではなく都会でもない、輪郭がぼやけ始める町を舞台に繰り広げられる人間の生活や、ドラマの語り口に強く訴え掛けられ、驚かされました。『ケイコ 目を澄ませて』は2022年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ケイコ 目を澄ませて 2022年全国にて公開予定©2022 映画「ケイコ 目を澄ませて」製作委員会/COMME DES CINÉMAS
2022年01月20日岸井ゆきの、高橋一生が共演する「恋せぬふたり」の2話が1月17日オンエア。咲子の妹役で出演した北香那と高橋さんに「再共演嬉しい」といった反応や、終盤で高橋さん演じる高橋が口にした「味方」というワードにも多くの反応が集まっている。「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」「声春っ!」などの吉田恵里香がオリジナル脚本を手掛ける本作は、恋愛感情を抱かず、他社に惹かれないアロマンティック・アセクシュアルの2人が同居生活を始め、両親、上司、元カレ、ご近所さんたちに波紋を広げていく様を描いていく。出演はスーパーまるまる本社勤務、商品を見に行ったスーパーで出会った店員の高橋に“恋愛感情抜きで家族になりませんか?”と提案する咲子に岸井ゆきの。咲子が読んでいたブログの作者でもあった高橋に高橋さん。2人のほかスーパーまるまる本社でマーケティングの仕事をしている松岡一に濱正悟。咲子の妹・石川みのりに北さん。みのりの夫・大輔にアベラヒデノブ。咲子の母・兒玉さくらに西田尚美。咲子の父・博実には小市慢太郎といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。高橋に「家族になりませんか?」と提案した咲子。最初は首をかしげていた高橋だったが“お互いにメリットがあるかも”と前向きな姿勢を見せる。高橋によれば祖母が亡くなってから近所のおせっかいが激しいといい、2人は試しに高橋の家で暮らすことに。それから1週間後、高橋との同居をさくらに知られ、実家にカニを食べにくるようしつこく言われた咲子は高橋に相談。すると高橋は彼氏のふりをして実家に行ってもいいと言い出す……というのが今回のおはなし。実家に向かう2人に後ろから声をかけたのが、咲子の妹、みのり。彼女を演じるのは「バイプレイヤーズ」シリーズや「アバランチ」で話題を呼んだ北さん。視聴者からは「北香那ちゃんも役によってガラッと雰囲気や話し方が変わるなぁ」といった感想とともに「相河先生と尾崎さん、一生さんと北さん、再共演嬉しいなぁぁ」と、高橋さんとの共演作「僕らは奇跡でできている」を思い出した視聴者からの声も。「父・小市慢太郎…竜の道 母・西田尚美…凪のお暇 姉・岸井ゆきの…天国と地獄 妹・北香那…僕らは奇跡でできている 既視感あるなーって思ったら、この一家全員高橋一生とドラマ共演済み」と、北さんだけでなく咲子の家族を演じたキャストが皆、高橋さんと共演していることに触れた投稿も。だが、家族から“普通に幸せになればいい”“普通の家庭を作って…”といった言葉をかけられた咲子は我慢できなくなり、自分がアロマンティック・アセクシュアルであることを明かす…という展開に。2人の関係に納得できないと取り乱すさくらに高橋は「納得も理解もしなくていいんじゃないか」と口にし「僕たちは僕たちなりに幸せな家族を作れるかどうか、試してる」と続ける。帰宅後、高橋は咲子を自分の「味方」と表現する…。「一緒に暮らす理由が恋愛感情じゃなくていいし自分の味方って考え言い方しっくりきた。いいな。味方と暮らしたいな」「「味方」は恋人という概念でなくても作れる、そうだよね」など、高橋が口にした“味方”というワードにも様々な反応が寄せられている。(笠緒)
2022年01月18日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2022年1月スタートのテレビドラマ『恋せぬふたり』(NHK)の見どころをレビューします。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。昭和が終わって34年、ミレニアムで数えれば22年。例えば四半世紀。25年という年月を振り返ってみたとき、世の中は良くなったような、悪くなったような。何かが解決に向かえばそこで新たな問題が起きるし、振り子のように左右に大きく振れる価値観もあって、世の中が良い方向に向かっている実感は一向に得られない。それでもこの25年で確実に社会の認識が変容したもののひとつに、性的マイノリティに対する理解の広がりがあると思う。もちろん、まだ十分に理解が進んだ訳ではなくて、今はまだ『こういう人たちが少数派として実在して、社会の一員である』という認識が定着した程度なんだろうと思う。じゃあ、どうすればみんなが生きやすい社会になるのか。その模索はこれからも続く。その模索の過程に、揺れる水面の写し絵のように、優れた映像作品が浮かび上がることがある。とりわけNHKは、これまで性的マイノリティを描いたドラマの秀作を送り出してきた。テレビドラマ『弟の夫』『女子的生活』(2018年)、『腐女子、うっかりゲイに告る。』(2020年)これらの一連の秀作の中に、おそらく今作『恋せぬふたり』(NHK月曜22時・主演岸井ゆきの/高橋一生W主演)も入ることになるのだと思う。価値観を揺さぶる、ドラマ『恋せぬふたり』今作が描く性的マイノリティは、『アロマンティック・アセクシャル』。大まかに、乱暴に言ってしまえば、他人に恋をしない・他人に性的に惹かれないことが指向という人たちのことである。最初に概要を見た時にまず思った。そういう、恋愛にあまり興味のなさそうな、世間でいうところの淡白な人は自分の知人にもちらほらいる。そういうのとは違うのか。はたまた、最近巷に溢れている偽装結婚から何だかんだで恋愛になってしまうパターンのドラマ(それはそれで定番として楽しいが)なんじゃないのか。※写真はイメージだが、実際に初回を見て、すぐにそういう定型を徹底的に、用心深く取り除いた作品だということがわかった。主人公の一人、兒玉咲子(こだまさくこ岸井ゆきの)は、仕事熱心でコミュニケーションの能力も高い。両親と既婚の妹、家族との関係も概ね良好だが、恋愛感情を持てない、わからないという一点ゆえに、まるで単語の半分を聞き取れない外国語の中で暮らしているような不安とともに生きている。その点を周囲に説明する言葉を持たないことが、彼女の内面の恐れと不安をさらに増大させている。※写真はイメージ仕事で親身になった異性の後輩から恋愛感情を持たれたことで仕事の信頼関係が破綻し、家族から未婚を腫れ物扱いされることに疲れて、友人と予定していたルームシェアは友人の恋愛優先の決断で流れてしまう。疲弊した咲子の前に現れるのが、もう一人の主人公、高橋羽(たかはしさとる高橋一生)である。羽には自分の恋愛・性的指向に自認があり、表現できる言葉と意思がある。しかし同時に他者に対する不信感や深い諦念を抱え込んで生きているように見える。※写真はイメージ物怖じのない咲子が、羽に恋愛感情抜きの家族として一緒に暮らさないかと無鉄砲に提案するところで初回は終わる。作中で咲子を少しずつ削りとっていく、周囲との軋轢(あつれき)と受ける痛みがひりひりしてリアルだ。それは性的マイノリティではなくても、職場に恋愛感情を一切介入させたくないと思っている人には近似の痛みだからだ。羽が周囲の無神経な対応に苛立つ言葉もまたリアルだ。それもまた性的マイノリティならずとも、皆同じ価値観で生きていると無邪気に信じている人相手に言葉が通じない絶望に近似の苛立ちだからだ。互いの閉塞感と諦めの中で、羽の「どんなセクシュアリティであれ、誰かと一緒にいたい、独りは寂しいという思いはわがままじゃないと思います」という言葉が小さな灯火のように薄暮を照らす。※写真はイメージ脚本、演出、演技、全てが丁寧に作られた初回だったが、そのセリフひとつだけでも、今作を最後まで見届ける価値があると思わせる美しい言葉だったと思う。このドラマの初回を見てから、これまでの人生で「ちょっと面倒くさがりでも自分は普通」だと信じて疑いもしなかったけれども、じゃあ普通って何だろう、その普通の基準点はどこにあるのか、そして、もしもその基準点が存在するとして、自分の位置はどこなんだろうと考え込んだ挙句に、立っている足元がおぼつかなくなった。見るものの価値観を揺さぶる。きっと、いい作品になると思う。[文・構成/grape編集部]かなTwitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2022年01月13日岸井ゆきのと高橋一生がW主演する「恋せぬふたり」が2022年1月10日放送開始。「嬉しい」「肯定された気持ちになった」といったストーリーに共感する声とともに、高橋さんの演技を賞賛する投稿も寄せられている。アロマンティックとは、恋愛的指向の一つで他者に恋愛感情を抱かないこと。アセクシュアルとは、性的指向の一つで他者に性的に惹かれないこと。どちらの面でも他者に惹かれない人は、アロマンティック・アセクシュアルと呼ばれる。「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」「声春っ!」などの吉田恵里香がオリジナル脚本を手掛けた本作は、アロマンティック・アセクシュアルの2人が同居生活を始め、両親、上司、元カレ、ご近所さんたちに波紋を広げていく様を描いていく。“恋愛”を前提としたコミュニケーションになじめず日々暮らしている咲子を岸井ゆきのが、咲子が、会社の後輩が企画したキャンペーン商品を見に行ったスーパーで出会う、店員の高橋を高橋さんがそれぞれ演じる。またスーパーまるまる本社のマーケティング課で働く松岡一に濱正悟。咲子の親友で美容師をしている門脇千鶴に小島藤子。かつて高橋と何かあったらしい猪塚遥に菊池亜希子といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。咲子は会社の後輩が企画した「恋する〇〇」キャンペーン商品を見にスーパーへ訪れる。なんでも恋愛に結び付ける上司と、自らに対し恋愛感情を抱く後輩に囲まれるなか、スーパーで野菜の陳列やポップを描いている店員、高橋から「いると思いますよ、恋しない人間」と言葉をかけられる。咲子は実家を出て親友とのルームシェアを計画していたが、その親友が元カレとヨリを戻したことでドタキャンされ、計画は立ち消えに。心が折れそうになった咲子はネットで“恋愛”“しない”“わからない”“おかしい”といったワードを検索。すると「羽色キャベツのアロマ日記」というブログにたどり着き、そこから“アロマンティック・アセクシュアル”という言葉と出会う。自分が他社に恋愛感情を抱かないアロマンティック・アセクシュアルでは?と思い始めた咲子は、その後高橋がブログを書いた羽色キャベツだと気づく…というのが1話の展開。アロマンティック・アセクシュアルをテーマにしたことに「ハッキリそのワードが発せられた時ドキっとしたし嬉しいと自分は感じた」「ドラマから新しい事を教えてもらえるのは嬉しい」「こんな関係、こんな生き方もあるんだなと新しい発見が出来そう」といった反応とともに「恋愛しないなんておかしい。というのがおかしい」になんか、肯定された気持ちになった」「このドラマでアセクアロマが広まって、いろんな人がいるってわかってもらえたら嬉しい」といった声も。また高橋役の高橋さんにも「ぐいぐいくる咲子に戸惑ってる感じの演技がやりすぎじゃなく、高橋さんの性格がつかめてよかった」「一生さんのお芝居がすき。顔の表情が見えず背中や後ろ姿しか見えないのに伝わってくる」など、その演技を讃える感想が数多く寄せられている。(笠緒)
2022年01月11日映画『ケイコ 目を澄ませて』が、2022年12月16日(金)より公開される。主演は岸井ゆきの。耳が聞こえないプロボクサーの実話を映画化映画『ケイコ 目を澄ませて』は、『きみの鳥はうたえる』がベルリン国際映画祭フォーラム部門に出品され、2018年映画芸術日本映画ベストテン1位にも輝いた三宅唱監督の最新作。耳が聞こえない元プロボクサー・小笠原恵子の自伝『負けないで!』を原案に脚本を書き上げ、16mmフィルムに焼き付けた。劇伴を使用しない、環境音も細やかに設計するなど、“音”にまつわる演出にも注目だ。主演・岸井ゆきのがプロボクサー役に主人公ケイコを演じるのは、『愛がなんだ』で第43回日本アカデミー賞新人俳優賞に輝き、2022年も『やがて海へと届く』『大河への道』と出演作画立て続けに公開される岸井ゆきの。『ケイコ 目を澄ませて』では、第46回日本アカデミー賞 最優秀主演女優賞に輝いた。また、ケイコを根気よく指導するも、視力を失いつつある会長を、三浦友和が演じる。その他、仙道敦子、三浦誠己、松浦慎一郎、佐藤緋美、渡辺真起子、中村優子、中島ひろ子など、実力派キャストが勢揃い。ケイコの同級生役として、ろう者の俳優である山口由紀、長井恵里も出演している。■主人公・小河ケイコ(岸井ゆきの)生まれつきの難聴と付き合いながらプロボクサーとなった主人公。日々の練習にひたむきに向き合い、家族や会長たちの想いに触れ、その想いに応えるように“目を澄ませて”鍛錬を重ねる。演じる岸井ゆきのは、プロボクサー役としてクランクインの約3か月前から厳しいトレーニングを行ったほか、劇中で使われる手話の練習など、入念な準備を行い撮影に臨んだという。揺れ動くケイコの感情の機微を、言葉ではなく眼差しで表現した岸井ゆきのの演技に注目だ。■会長(三浦友和)再開発が進む下町で小さなジムを運営する会長。セコンドの指示もゴングの音も聞こえないケイコを受け入れ、根気強く指導を行う。ケイコに指導を行いながらも、次第に視力を失っていく。■林誠(三浦誠己)■松本進太郎(松浦慎一郎)■小河聖司(佐藤緋美)■小河喜代実(中島ひろ子)■会長の妻(仙道敦子)■ケイコの同級生(山口由紀、長井恵里)第72回ベルリン国際映画祭<エンカウンターズ 部門>へ正式出品映画『ケイコ 目を澄ませて』は、第72回ベルリン国際映画祭<エンカウンターズ部門>へ正式出品。<エンカウンターズ部門>とは、2020年より新設されたコンペティションで、新しい視点を含む大胆な作品や革新的な監督の発掘に重きを置き、優れたインディペンデント作品や多様性のある物語が選出される。また、第35回東京国際映画祭にも出品。映画人をはじめ、早くも熱い注目が注がれている。<映画『ケイコ 目を澄ませて』あらすじ>嘘がつけず愛想笑いが苦手なケイコは、生まれつきの聴覚障害で、両耳とも聞こえない。再開発が進む下町の一角にある小さなボクシングジムで日々鍛錬を重ねる彼女は、プロボクサーとしてリングに立ち続ける。母からは「いつまで続けるつもりなの?」と心配され、言葉にできない想いが心の中に溜まっていく。「一度、お休みしたいです」と書き留めた会長宛ての手紙を出せずにいたある日、ジムが閉鎖されることを知り、ケイコの心が動き出す――。【詳細】映画『ケイコ 目を澄ませて』公開日:2022年12月16日(金)出演:岸井ゆきの、三浦誠己、松浦慎一郎、佐藤緋美、中原ナナ、足立智充、清水優、丈太郎、安光隆太郎、渡辺真起子、中村優子、中島ひろ子、仙道敦子、三浦友和監督:三宅唱原案:小笠原恵子『負けないで!』(創出版)脚本:三宅唱、酒井雅秋制作プロダクション:ザフール配給:ハピネットファントム・スタジオ
2022年01月10日岸井ゆきのが両耳が聞こえないプロボクサー役で主演、三浦友和演じる視力を失いつつあるトレーナーとの交流を描いた映画『ケイコ 目を澄ませて』が公開決定。元プロボクサー・小笠原恵子の自伝「負けないで!」を基に、『きみの鳥はうたえる』の三宅唱監督がメガホンを取る。三宅監督は、『きみの鳥はうたえる』がベルリン国際映画祭フォーラム部門に出品され、2018年映画芸術日本映画ベストテン1位にも輝いた俊英。2013年までに4戦を戦った元プロボクサー・小笠原さんの自伝「負けないで!」を原案として本作を書き上げ、刻一刻と変化するケイコの眼差しと、彼女を案じる家族やジムの面々の心のざわめきを16mmフィルムに焼き付けた。生まれつきの難聴と付き合いながらプロボクサーとなった主人公・ケイコには、『愛がなんだ』で第43回日本アカデミー賞新人俳優賞に選ばれ、ドラマ「#家族募集します」での好演も記憶に新しく、『大河への道』や主演作『やがて海へと届く』などが待機する岸井ゆきの。岸井ゆきの今回、プロボクサー役としてクランクインの約3か月前から厳しいトレーニングを行ったほか、劇中で使われる手話の練習など、入念な準備を行い撮影に臨んだ。岸井さんは「三宅監督も参加した三ヶ月のボクシング練習、手話練習もかけがえのない時間でした。ほんとうの意味で一緒に戦ってくれたこと感謝します」とコメント。「現場に入ればすでに照明はうつくしく、撮影中は16mmのフィルムがカラカラと回る音だけが辺りを満たしていました」ともふり返る。日々の練習にひたむきに向き合い、家族やトレーナーたちの想いに触れることで揺れ動くケイコの感情の機微を、言葉ではなく眼差しで表現した岸井さんの新境地が垣間見える。セコンドの指示もゴングの音も聞こえないケイコを受け入れ、再開発が進む下町で小さなジムを運営するトレーナー・笹木に、日本映画界で圧倒的な存在感を放つ三浦友和。「素直に心地よく余韻に浸れる作品」だと太鼓判を押す三浦さんは、喧嘩するように力んでしまうケイコに根気強く指導を行いながらも、次第に視力を失っていくという難役に挑んだ。そして「この作品には映画音楽がない。観客が耳を澄ませなければならない」と語る。三浦友和ケイコの実力と可能性を誰よりも信じるトレーナー・笹木、そしてその想いに応えるように“目を澄ませて”鍛錬を重ねるケイコ。三宅監督は「岸井ゆきのさんとともにこの映画に取り組めたことを心から誇りに思います。彼女の信じがたいほどの勇敢さがなければこの映画は生まれていません」と絶賛を贈りつつ、「言葉以上のものがスクリーンを通して伝わることを確信しています」とコメントするように、言葉では語りつくせない、確かな絆で結ばれた2人の関係が描かれている。また、笹木会長の妻役には仙道敦子。そしてジムのトレーナーとして三浦誠己と松浦慎一郎ほか、佐藤緋美、渡辺真起子、中村優子、中島ひろ子など実力派キャストが名を連ねている。『ケイコ 目を澄ませて』は2022年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年01月07日日本を代表する俳優陣と、いまを賑わすスタッフが手を組んで誕生した、これまで見たことの無いような型破りな刑事コメディドラマ「No Activity/本日も異状なし」より、出演の岸谷五朗&岡山天音&岸井ゆきの3人の場面写真とコメントが到着した。本作の注目は、何と言っても人間味があふれキャラが濃すぎる登場人物たちの絶妙な掛け合い。主人公の時田(豊川悦司)と椎名(中村倫也)のバディや警視庁無線連絡室の美里(木村佳乃)と阿漓羅(清野菜名)の指令官コンビ、そして犯人の諌山(岸谷五朗)と一条(岡山天音)と、人質にされてしまった茉莉(岸井ゆきの)の3つのグループが、それぞれ思わず吹き出してしまうような軽妙な会話劇を展開する。岸谷さんが演じる諌山は、前科7犯で今回麻薬取引に手を染めることになった裏社会の住人。何をしでかすか分からない異様な雰囲気と、常人には理解しがたい性癖も持つ、ちょっと危ないキャラクター。岸谷さんは自身の役作りに関して、「諌山という役を一人で固めていくわけではなく、一条と茉莉との掛け合いの中で諌山のキャラクターを変化させていきました」と、2人との掛け合いの中で役を変化させていったことを明かす。また、岡山さんが演じる一条は、これまで普通の生活を送ってきた青年で、犯罪に手を染めるのは今回が初めて。初めてのヤマにも関わらずどこか飄々としており、自分と違った世界に住む諌山に興味津々な謎が多いキャラクターだ。岡山さんも「一条は状況に応じて新しい顔を見せて行くキャラクターなので、3人の関係性や一条の印象が常に変化していく過程を表現できたらいいなと思い演じました」と語る。そして岸井さんが演じた茉莉は、偶然麻薬取引の情報を知ってしまったことで、囚われの身になってしまった人質。実は茉莉も諌山や一条に勝るとも劣らない個性的なキャラクターで、危険な状況にも関わらず何故かワクワクしてしまうSNS依存症の女の子だ。岸井さんもまた、「茉莉は人質なのに犯人の2人と接していく中で関係性が変わっていきます。ですから岸谷さんのおっしゃる通りに現場で生まれるものを大事にしようと思い、前持って計算せずに演じました」と語り、やはり犯人役の2人との関係の中で役を変化させていたことを明かす。予めキャラクターの色を限定させず、お互いの空気の変化を読みつつ役を作り上げるという、まるで生の即興演技かのようなユニークな役作りをした演技派3人の奇跡の化学反応と、彼らが織りなす想像を超えた展開は、本作の見どころの一つともいえる。自由度の高い撮影現場は、役者同士の見事な演技合戦だけでなく、ぶっとんだ“役者のクセ”も浮き彫りにしたようだ。岸谷さんは、茉莉役の岸井さんについて、「岸井さんはNGに気づいた時に、カットもかかっていないのに自分でまき戻そうとしているのにビックリしました」と本番中の岸井さんの驚きの行動を明かした。ベテラン俳優さえも驚かせた“巻き戻し”に関して岸井さんは、「間違えた時、自分で巻き戻してやり直すことは以前英監督の映画で覚えました。その時、英監督からは他の現場でやってはいけないよと言われていたのですが、今回は英監督の作品なので、まーいいかと思いやってしまいました」と半ば確信犯であることを告白している。「No Activity/本日も異状なし」はAmazon Prime Videoにて独占配信中。(text:cinemacafe.net)
2022年01月04日豊川悦司と中村倫也ら豪華キャストが共演、オーストラリアで大ヒットしたコメディドラマを日本版としてリメイクしたAmazon Original連続ドラマ「No Activity/本日も異状なし」。本作には、クセの強い警察官やちょっと抜けている犯人たちなど、個性あふれるキャラクターが数多く登場する。その中でもひと際目立つのが、SNS依存症の人質・茉莉。演じるのは、テレビドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」シリーズや映画『愛がなんだ』などの話題作に出演する岸井ゆきのだ。出世を諦めた万年ヒラ刑事の時田信吾(豊川さん)や、人たらしな新米刑事・椎名遊(中村さん)のバディが、麻薬捜査の張り込み中に巻き起こす、ありえないような騒動を描く本作。一風変わった人質を演じる岸井さん自身は、茉莉がSNSで情報発信することへの思いについて「私はSNSでプライベートを明かしたいわけではないのですが、少しでも自分たちがどんな思いで作品を作っているのかを発信することをきっかけに見てもらえればいいなと思っています。私も映画がだーーーいすきなことがわかってもらいたいので、茉莉の気持ちはわかるような気がします」と明かしている。偶然麻薬取引を目撃してしまった茉莉は、麻薬取引の運び屋として雇われている諌山(岸谷五朗)と一条(岡山天音)に人質として囚われてしまう。自分の行く末を案じる茉莉は、恐怖で身をこわばらせているのかと思いきや、あろうことか、そんな自分の置かれた立場になぜかワクワクしてしまう。身近にいそうなキャラクターは、「どこまでもセリフ通りです」さらには、自分の身に迫った危機的状況を、SNSで配信しようとまでする。SNSでの投稿やフォロワーのコメントで自己肯定感を満たすキャラクターの茉莉について岸井さんは、「茉莉を演じる上で監督から特別なオーダーはなかったので、何も気にせずそのままセリフをしゃべりました。英(勉)監督との作品はよく“どこまでセリフなの?”と聞かれるのですが、どこまでもセリフ通りです!(笑)」と、自由な撮影現場で茉莉を演じきることができたことを明かしている。さらに諌山を演じた岸谷五朗は、「岸井さんはとんでもないシチュエーションでもすごく自然に演じることができる役者です。普通はもっと構えたりすると思うのですが、彼女は自然にできてしまうんです」と岸井さんの底知れぬ演技力を絶賛している。人質になっていることにすら興奮を覚え、配信したい気持ちを抑えられないというぶっ飛んだ性格の茉莉。岸井さんがこれまでに演じてきた個性あふれるキャラクターたちをはるかにしのぐ、茉莉の物語にも注目だ。「No Activity/本日も異状なし」はPrime Videoにて独占配信中。(text:cinemacafe.net)
2021年12月29日岸井ゆきの主演、浜辺美波がその“親友”役を演じる『やがて海へと届く』が4月1日(金)より全国公開が決定。初の映像となる特報とティザービジュアルが解禁された。この度、初解禁となった特報映像には、「ちょっと海を見に」と言葉を残し、突然いなくなった親友・すみれ(浜辺美波)、彼女との想い出といなくなった親友の理由を探す旅に出る主人公の真奈(岸井ゆきの)が重なり合う映像で綴られる。すみれを見つめながら一筋の涙を流す真奈。「わたしたちには世界の片面しか見えてないと思うんだよね」と語るすみれの、ミステリアスな言葉の真意が気になる。併せて初解禁となったティザービジュアルには、明け方深い眠りにつく真奈の表情の目前で、カメラ撮影をするすみれの姿が…。「あなたのことを、私はどれだけ知っているのだろう」というコピーとともに、真奈の親友を探す旅はどんな結末が待ち受けているのか、期待が高まるビジュアルとなった。岸井さん、浜辺さんという、いま最も勢いのある世代を代表する俳優2人が競演し、さらに、いま大ブレイク中の俳優・杉野遥亮をはじめ、中崎敏、鶴田真由、中嶋朋子、新谷ゆづみ、光石研と豪華俳優陣が集結。彩瀬まるによる同名小説を、モスクワ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞、ロシア映画批評家連盟特別表彰をダブル受賞するなど国内外で注目される中川龍太郎監督が映像化した。『やがて海へと届く』は2022年4月1日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:やがて海へと届く 2022年4月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©️2022 映画「やがて海へと届く」製作委員会
2021年12月28日女優の岸井ゆきの主演の映画『やがて海へと届く』(2022年春公開)の特報映像が28日、公開された。同作は彩瀬まるによる同名小説の映画化作。突然いなくなった親友・すみれ(浜辺美波)を想いつづける主人公・真奈(岸井ゆきの)が、深い悲しみを抱えながらも前に踏み出そうとする姿を見つめる物語で、中川龍太郎監督の最新作となる。この度、初解禁となった特報映像には「ちょっと海を見に」と言葉を残し、突然いなくなった親友・すみれ(浜辺美波)との想い出と、いなくなった親友の理由を探す旅に出る主人公の真奈(岸井ゆきの)が重なり合う映像で綴られる。すみれを見つめながら一筋の涙を流す真奈の姿や、「わたしたちには世界の片面しか見えてないと思うんだよね」と語るすみれのミステリアスな言葉の意味が気になる映像となっている。あわせて公開されたティザービジュアルには、明け方に深い眠りにつく真奈をカメラで撮影するすみれの姿が収められた。
2021年12月28日岸井ゆきのと高橋一生がW主演するよるドラ「恋せぬふたり」の新たな出演者が発表された。“恋愛”を前提としたコミュニケーションに馴染めず日々暮らしている咲子(岸井ゆきの)。ある日、会社の後輩が企画した“恋する〇〇”キャンペーン商品を見にスーパーへ訪れた際、店員・高橋(高橋一生)から「恋しない人間もいる」と言われ、ハッとする。咲子は結婚を急かす母親のいる居づらい実家を出て、親友とのルームシェアを計画するが、その親友が元カレとヨリを戻したことでドタキャン。心が折れそうになった咲子は、ネットで「アロマンティック・アセクシュアル」という言葉と出会う――。今回新たに発表されたのは、咲子と高橋、アロマンティック・アセクシュアルの2人をとりまくキャラクターを演じる7名。スーパーまるまる本社のマーケティング課で働き、咲子と同期で何かと絡んでくる松岡一役を「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」の濱正悟。咲子の親友で美容師の門脇千鶴役を「35歳の高校生」「百合だのかんだの」の小島藤子。かつて高橋と何かあったらしい猪塚遥役をモデルの菊池亜希子。濱正悟咲子の妹・石川みのり役を「バイプレイヤーズ」シリーズの北香那。みのりの夫・大輔役を監督としても活躍するアベラヒデノブ。そして、咲子の母・兒玉さくらを西田尚美。咲子の父・博実を小市慢太郎が演じる。北香那なお、本作の主題歌は、4人組NEO - ニュー・エキサイト・オンナバンド「CHAI」が本作のために書き下ろした新曲「まるごと」に決定した。よるドラ「恋せぬふたり」は2022年1月10日より毎週月曜日22時45分~NHK総合にて放送(全8回)。(cinemacafe.net)
2021年12月09日俳優の岸谷五朗と岡山天音、女優の岸井ゆきのが出演する、Amazon Originalドラマ『No Activity/本日も異状なし』(17日よりAmazon Prime Videoにて独占配信、全6話)の特別映像が公開された。同ドラマは、出世を諦めたバツイチの万年ヒラ刑事・時田信吾(豊川悦司)と、元教習所の教官で人たらしな新米刑事・椎名遊(中村倫也)のバディが、麻薬捜査の張り込み中にやりたい放題ふざけまくり、騒動を巻き起こしていくコメディ。岸谷と岡山は、麻薬取引に絡む犯人グループで、お人よしで風変わりな小悪党・諌山(岸谷)とサイコパスな犯罪ストーカー・一条(岡山)を、岸井は偶然、麻薬取引を知ってしまい拉致されるSNS依存症の人質・茉莉を演じる。オーストラリアで大ヒットしたドラマ『No Activity』のリメイク版である同作のメガホンを取ったのは、映画『東京リベンジャーズ』(21)や『賭ケグルイ』シリーズを手掛けた英勉監督。脚本はお笑いコンビ・シソンヌのじろうが手掛ける。今回公開された特別映像では、岸谷らが3人での芝居について語っている。岡山、岸井と初共演となる岸谷は、「一条(岡山)や茉莉ちゃん(岸井)の芝居にかき乱された結果、とても素敵なキャラクターが生まれました。初共演だったということも良かったし、それが我々チームの面白さになったと思います」と初共演でいい化学反応が起こったことを明かした。岡山は同作について、「連続ドラマなのに同メンバーで、ワンシチュエーションで進行するエッジの効いた作品」と分析しつつ、「その中でどこに醍醐味があるかというと、3人の関係性の変化。こっちが変なこと言ったと思ったら、あれ? こっちのほうが変か? みたいにちょっとずつ関係性が変わっていったり、それぞれのキャラクターも最初の認識から変化していったりする」と魅力を説明。岸井にとっても、「事前にここでこうしようとかやっていくと、いやらしくなるかなって思ったので、この3人で“よーいはい”でやってみたときにどう感じるかを大事にしています。面白いです毎日(笑)」と共演が刺激になったようだ。また、撮影中のエピソードを聞かれた岸谷が、「ゆきのちゃんはセリフをとちると、カットもかかってないのにその前からやり始める。普通、自分で始めるってないでしょ(笑)」と舌を巻く場面も。それに対して岸井は、「以前、英監督とお仕事させていただいたときに、共演者とそういうことをやり始めて……そこで学んじゃったんですよね(笑)。そのとき監督から『おれの組以外じゃだめだよ』って言われて、今回はいけるか! と思ってやったら、ダメでした(笑)」と弁解。岡山も「岸井さんが戻るたびに、こっちも顔作り直してました。あ、戻るんだって(笑)」と対応していたことを打ち明けていた。
2021年12月08日