役所広司が『孤狼の血』で、第42回日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を受賞した。第41回では『三度目の殺人』で最優秀助演男優賞を受賞しており、2年連続での名誉ある受賞に、名優は「今日は本当に素晴らしい賞をいただいて、びっくりしました」と謙虚に目を丸くしていた。主演男優賞では、『散り椿』の岡田准一、『万引き家族』のリリー・フランキーなど賞レース常連の俳優陣に加え、『終わった人』でいぶし銀の魅力を見せた舘ひろし、さらには2018年の邦画界のビッグトピックスとなった『カメラを止めるな!』で、何があってもカメラを回し続ける監督を熱演した濱津隆之が優秀賞を受賞。最優秀のブロンズは、役所さんの手に渡った。『孤狼の血』では、やくざを手なずけ、弱みを握って警察官を脅す型破りな刑事・大上となった役所さん。大上のことを「汚れた世の中のゆがみの象徴」と捉えた役所さんは、ダーティな捜査をしながらも、自分の正義感に突き動かされて行動する男を体現。呉弁を駆使し見事なアウトローを誕生させ、高い熱量で物語を完璧にリードした。開口一番、「いやあ、本当に意外でした」と最優秀主演男優賞の受賞について漏らした役所さん。「岸部一徳さんが『死の棘』で最優秀主演男優賞をとられたときに“こんなことってあるんだな”とおっしゃったのを、会場で聞いていてすごく感動した記憶があるんです。僕も最優秀主演男優賞は2年連続でいただいて以来、ずっともらっていなかったですけど本当に最優秀は難しいことだろうなって…」と第21回の『うなぎ』以来20年ぶりの受賞に感慨深げ。この日、最優秀助演男優賞を受賞し、息の合った松坂桃李とのコンビについて、役所さんは「素晴らしい男優さん。今日は主演男優賞と助演男優賞をかえっこしたいくらいです」と手放しで賞賛。うれしそうに役所さんを眺めた松坂さんは、「本当に、この役は同年代には渡したくないくらい、役所さんと一緒に過ごせていただけた時間だったので、宝物のようでした」と、つもる思いを返していた。(cinamacafe.net)■関連作品:孤狼の血 2018年5月12日より全国にて公開ⓒ 2018「孤狼の血」製作委員会
2019年03月01日『孤狼の血』の松坂桃李が、第42回日本アカデミー賞の最優秀助演男優賞を受賞。本年度の賞レースを席巻してきた松坂さんの受賞ともあって、発表の瞬間、会場からは大きな歓声が上がった。松坂さんは、ときにこみあげる熱いものを抑えながら、「すごく…うれしい!!」と何度もブロンズ像や、目前にいる『孤狼の血』チームを見つめ、感謝を訴えていた。助演男優賞には、『北の桜守』で受賞したベテラン俳優・岸部一徳のほか、『空飛ぶタイヤ』のディーン・フジオカ、『散り椿』の西島秀俊、『検察側の罪人』の二宮和也と層の厚い演技派が顔をそろえていた。『彼女がその名を知らない鳥たち』以来、間を空けず組んだ白石和彌監督による映画『孤狼の血』で、役所広司演じる破天荒なベテラン刑事・大上と対立しながらも、影響を受け、やがて師弟関係のような絆を結ぶエリート新人刑事・日岡となった松坂さん。固定概念を何度も大上に崩され、もがき、苦しみながらも成長する姿を、説得力を持って体現。物語後半では、血相を変え汗や涙でにじむ日岡の様相となり、それは同時に松坂さんの新たな引き出しを見せつけられるかのようで、俳優としての魅力が全開となった。広瀬すずから松坂さんの名前が告げられると、松坂さんの隣に座る役所さんがガッツポーズ!その後、白石監督、役所さんと固い握手を交わし、信じられないような面持ちでステージにあがり、満面の笑みでブロンズを受け取った松坂さん。「いやあ…」とブロンズ像を見つめ、「すごいうれしい」と小声でつぶやいた。「僕にとっては財産のような、そんな作品になりました!この受賞を皆さんで一緒にわかちあいたいと思います」と深々と礼をしていた。(cinamacafe.net)■関連作品:孤狼の血 2018年5月12日より全国にて公開ⓒ 2018「孤狼の血」製作委員会
2019年03月01日水谷豊が2017年の『TAP -THE LAST SHOW-』に続いてメガホンをとり、自らも出演する監督第2作『轢き逃げ-最高の最悪な日-』。手嶌葵が歌う本作のテーマソング「こころをこめて」が盛り込まれた予告編映像が解禁となった。■水谷豊、監督・脚本・出演で描く“人間の心の奥底”ある地方都市で起きた交通事故。ひとりの女性が命を落とし、轢き逃げ事件へと変わる。加害者、被害者だけでなく、平穏な日常から否応なく事件に巻き込まれる人々。それぞれの人生が複雑に絡み合い、それぞれの抱える心情、隠された思いが浮き彫りになっていく。だが、本当の「真相」はまだ深い闇の中にあった――。初監督作品『TAP -THE LAST SHOW-』では圧巻のタップダンス映像と確かな演出で、監督としての第一歩を踏み出した水谷さん。2作目は一転、轢き逃げをテーマに、他人には見せることのない“人間の心の奥底”に深く切り込んでいく。■水谷豊×手嶌葵が初タッグ!映画に寄り添うテーマソング誕生今回、自ら初めて脚本をつとめた水谷監督が執筆段階で構想を抱いていたのが、観た人が映画館を出るときに前向きな気持ちになってほしい、そのためには優しく包むような女性の声で最後を締めてほしい、ということ。その思いを受けた製作陣から名前が挙がったのが、映画『ゲド戦記』挿入歌「テルーの唄」でデビュー、その後も数々の主題歌やCMソングを通し、その唯一無二の歌声で多くの人を魅了してきた手嶌葵。デモ音源の中から水谷監督を含めた製作陣で話し合い、今回の楽曲が決定。その後、歌詞がつけられ、レコーディングで手嶌さんが命を吹き込むことで、水谷監督が作品を通して描きたいと話す“人間の心の奥底”に寄り添う、テーマソング「こころをこめて」(楽曲リリースは未定)が誕生した。本楽曲は轢き逃げ事件を起こした秀一(中山麻聖)の親友で、自身も助手席にいた輝(石田法嗣)が、学生時代聞き続けた思い出の曲という設定。劇中では轢き逃げ事故を起こしたあと、秀一の部屋で2人が聞く劇中歌として使用され、そしてエンディングでも物語の余韻とともに映画を締めくくるものとなっている。手嶌さんは「水谷監督とは初号試写の時に初めてお会いしましたが、とてもやわらかな雰囲気をお持ちで、素敵な監督さんとご一緒できたのだと、とてもありがたく思いました」とコメント、「人間、友情、愛情について、そしてその時々で、自分の正義感がどう動くのか、観ている中でも、観終ったあとでもいろいろなことが浮かぶ映画」と本作について語る。また、水谷監督も「1点だけ、どこか母性が現れる優しさが欲しい、とお願いをしました。轢き逃げ事件をきっかけとする物語ではあるものの、最後は未来に向かって前を向いていきたい、そう思っていましたが、この素晴らしい歌声と楽曲が、すべてが終わった後、映画の締めくくりとして流れることで、その思いを叶えてくれました」と、絶賛のコメントを寄せている。■予測不能なサスペンスから涙を誘う感動へ――。加えて、手嶌さんの透明感あふれる歌声が彩る予告編も完成。「轢かれたとき、娘は生きていたんですか…?」水谷さん演じる被害者の父・時山の悲痛な問いかけから始まる本映像。ストーリーが明らかになるとともに、新たな謎が提示される前半。主人公の2人が起こした轢き逃げ事件をきっかけに出会うはずのなかった7人が交差する、スリリングな展開が予期される。だが一転、後半からは手嶌さんの歌うテーマソングを背景に、7人の心の動きが印象的なセリフとともに描き出されていく。果たして、7人がたどりつく“真相”とは?そして彼らがたどり着くそれぞれの“答え”とは?水谷監督は主演の2人、ミュージカル「テニスの王子様」や劇場版『薄墨桜 -GARO-』の中山麻聖、『友罪』や『空母いぶき』に出演する石田法嗣をオーディションで選び、「21世紀の女の子」の『ミューズ』に出演している小林涼子、朝ドラ「まんぷく」の毎熊克哉も参加。檀ふみ、岸部一徳のベテラン勢の姿もあり、予測不能のサスペンスから深い感動へ観る者を誘う予告編となっている。『轢き逃げ-最高の最悪な日-』は5月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年02月15日映画『鈴木家の嘘』の公開記念舞台あいさつが17日、都内で行われ、岸部一徳 、原日出子、木竜麻生、加瀬亮、岸本加世子、大森南朋、野尻克己監督が出席した。この日は、劇中で鈴木家を演じた岸部らキャスト陣と本作が監督デビュー作となる野尻克己監督がお揃いのTシャツ姿で登壇。鈴木家の家長・幸男役の岸部は「鈴木家は家族ですけど、こうやったら家族に見えるかな、とか一切考えませんでした。この映画は衝撃的なところから始まりますが、どんな家庭にも問題があって、改めて自分の家庭を見ると何かあるなとも思います。そういう環境の中で撮影が始まったので、本当に鈴木家という感じでいられたと思います。それが自然にチームワークみたいになったのかもしれませんね」と振り返った。幸男の妻・悠子を演じた原日出子も「何の努力もいりませんでした。いい雰囲気になるのに特別なことをしなくて良かったのは、出演者の皆さまの人柄だと思います。私も抵抗なく鈴木家の母にスッとなれました」と自然体で母役を演じられたという。本作は、第31回東京国際映画祭で日本映画スプラッシュ部門の作品賞を、ヒロイン・木竜麻生が同映画祭で東京ジェムストーン賞を受賞。長女・富美役を400人の応募者から抜擢された木竜は「作品に関わった皆さんといただいた賞だと思っています。賞をいただいたことが映画に貢献できればうれしいです」と喜びをかみしめた。そんな木竜に向けて、原が書き記したという手紙をMCが代読することに。「あなたは宝石の原石。これから磨きかけてどういう女優になっていくのか本当に楽しみです。心で芝居ができる素敵な人でしたよ」という原の絶賛の言葉に、目頭を熱くして涙を流した木竜は「こんなに幸せで、これから良いことないかも(笑)。今日こうやってごあいさつを皆さんと迎えられて嬉しいです」と笑顔。最後に岸部が「俳優に一番大事なことは人柄。彼女はご両親の元で育って良い人柄を持っているので、これからテレビとか派手な場所で染まらないで映画女優として大成して欲しいと思います」と期待を寄せていた。橋口亮輔監督(『恋人たち』)、石井裕也監督(『舟を編む』)、大森立嗣監督(『セトウツミ』)など、数多くの作品で助監督を務めてきた野尻克己の監督デビュー作となる本作。4人家族の鈴木家だが、ある日突然、長男の浩一(加瀬亮)が亡くなる。ショックのあまり記憶を失った母(原日出子)のため、遺された父(岸部一徳)と娘(木竜麻生)は一世一代の嘘をつくのだった。家族の死とそこからの再生という重厚なテーマを温かい眼差しで描く。
2018年11月17日「豆パン、あんパン、クリームパン……10月下旬、ドラマの現場に西田敏行さんからパン200個もの差し入れがあり、米倉さんも感激していました」(ドラマスタッフ)11月8日放送の第4話も16.5%の高視聴率を叩き出し絶好調なのが、米倉涼子(43)主演のドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系)。西田の差し入れを見た、高橋英樹(74)、勝村政信(55)、安達祐実(37)、林遣都(27)らキャストは大いに盛り上がったという。「というのも、西田さんは『リーガルV』には出演していないからなんです。今回のスタッフは『ドクターX』チームが多いとはいえ、自らが出ていないドラマ現場に差し入れする俳優さんは珍しいです。米倉さんと西田さんは『ドクターX』第2シリーズ(13年)での共演以来、プライベートでも連絡を取り合う間柄。血液型が同じB型ということもあって、本当に気が合うそうです。『ドクターX』とはまた違う役柄で名キャラクターを作り上げつつある米倉さんの奮闘に、西田さん流のエールを送ったようです」(前出のスタッフ)西田は昨秋、米倉への“偏愛”を雑誌の取材でこう明かしている。「米倉涼子ちゃんに『としちゃん』と呼ばれるのが好きで、ドラマの合間にゲームをしながら『俺、これわかんねーよ』って意図的に甘えたりしますね」(『FLASH』17年10月17日号)テレビ局関係者は言う。「菓子パン好きの西田さんは美味しいパン屋さんをよくご存じで、『これ、好きなんだよ~』と大量に現場に持ってきてくださることが多いです。今春のドラマ『Missデビル』(日本テレビ系)出演時は、東京・調布市の『サンブラーンジュリ国領店』の『国領あんぱん』を差し入れていました。生クリーム入りのあんぱんで、現場でハマる人が続出していました」本誌は3月中旬の夜、東京・神楽坂の高級てんぷら店に米倉、西田、岸部一徳(71)らが集まる“ドクターX会”現場を目撃していた。宴が終わり、迎えの車に乗った西田に米倉は「また今度だね、See youだね~」と笑顔で見送った。名残惜しそうな西田――。“異例すぎる差し入れ”には西田の深~い思いも込められていた。「実は『リーガルV』の制作側は、西田さんのゲスト出演を検討していました。『ドクターX』ファンへのサプライズ演出となる予定でしたが、西田さんのスケジュールが合わなかったそうです。米倉さんやスタッフに対する西田さん流の“お詫び”の意味合いもあったようですね」(制作関係者)豆パンを現場に贈るこのマメさこそ、米倉への愛の証しだった!
2018年11月15日松竹ブロードキャスティングのオリジナル映画プロジェクト第6弾『鈴木家の嘘』から、この度本ビジュアルがいち早くシネマカフェに到着した。■ストーリーあまりにも突然に訪れた長男・浩一の死。ショックのあまり記憶を失った母のため、遺された父と長女は一世一代の嘘をつく。ひきこもりだった浩一は、扉を開けて家を離れ、世界に飛び出したのだと――。■実力派俳優陣が出演本作は、突然訪れた長男の死によって巻き起こる家族の混乱と再生を、ユーモアをまじえつつ温かく描いた感動作。橋口亮輔監督(『恋人たち』)、石井裕也監督(『舟を編む』)、大森立嗣監督(『セトウツミ』)ら、数多くの作品で助監督を務めた野尻克己が、劇場映画監督デビューを果たす。キャストには、鈴木家の家長である父・幸男役に岸部一徳、母・悠子役に原日出子。ひきこもりの長男・浩一役に加瀬亮、長女・富美役にはワークショップを経て400名もの応募者から選ばれ、瀬々敬久監督作『菊とギロチン』でもヒロインを務めた注目の新星・木竜麻生が演じる。そのほか、岸本加世子、大森南朋ら演技派が、個性的なキャラクターの親族を好演している。■家族写真なのに何か… 本ビジュアル解禁そして今回公開されたのは、鈴木家4人が家の前で並ぶ家族写真を使用した本ビジュアル。母は笑みを浮かべているが、そのほかは微妙な表情で、長男は家族と少し離れた位置に…。「嘘も方便。」のコピー相まって、物々しい雰囲気が際立つビジュアルとなっている。■名監督らも絶賛さらに、いち早く本作を観賞した野尻監督の師匠らから絶賛のコメントが到着。橋口亮輔監督「胸を掴まれる」映画には、作る者に根拠がある作品と、ない作品がある。根拠がある作品は強い。どうしても伝えたい何かがあるということだ。この作品にも、胸を掴まれる瞬間が何度もある。物語に引きずり込まれてしまう感覚。これは、映画を観る喜びなのだ。大森立嗣監督「完璧」嫉妬するほどおもしろかった!家族を見つめる視線は優しくて厳しい。完璧だった。横浜聡子監督「やっぱり家族の映画」昔、ロケハン中の車内で、当時助監督だった野尻さんが突然ご自分の家族についてぽつりと話し始めた。衝撃で私は言葉が出ず、車中は静まり返った。あれから十年経ち、野尻さんは映画を撮った。それはやっぱり家族の映画だった。ひとつの作品を生むまで何年もかけること。本当に撮りたいもの、やりたいことがしっかりとあること。悲しみに笑いという光を照らすクレバーさと強さ。それらの全てが、成熟した新人監督・野尻克己の唯一無二の作家性なのだ。『鈴木家の嘘』は11月16日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:鈴木家の嘘 2018年11月16日より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開©松竹ブロードキャスティング
2018年10月02日映画『鈴木家の嘘』が2018年11月16日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国で公開される。家族の再生を描くオリジナル作品『鈴木家の嘘』は、監督・沖田修一による『滝を見にいく』、監督・橋口亮輔の『恋人たち』、監督・坂下雄一郎の『ピン カートンに会いにいく』などを生み出した松竹ブロードキャスティングのオリジナル映画プロジェクト第6弾だ。ユーモアたっぷりに家族の再生を描く、感動のストーリーが展開される。『恋人たち』『舟を編む』『セトウツミ』など、数々の話題作で助監督を務めてきた野尻克己の、劇場映画初監督デビュー作となる。また、過去に『百円の恋』なども出品された、「第31回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門」への出品もすでに決定しており、注目を集めている。記憶喪失の母に父&娘がつく嘘物語は、鈴木家の長男・浩一の突然の死にショックを受け、倒れた母・悠子が記憶を失うことから始まる。記憶を無くした母親に、娘・富美がとっさに「お兄ちゃん、ひきこもりやめてアルゼンチンで働いてる!」と嘘をつき、家族全員が巻き込まれていく展開へ。母を悲しませないため必死に嘘をつき続ける家族だったが、段々と後悔の念が生まれ始める。岸部一徳、加瀬亮、原日出子など出演鈴木家の家長である父・幸男役は岸部一徳、母・悠子役は原日出子が演じる。ひきこもりの長男・浩一役に加瀬亮、鈴木家の長女・富美役は、400名もの応募者から選ばれ、瀬々敬久監督の『菊とギロチン』でもヒロインを務めた注目の新星・木竜麻生が務める。その他、岸本加世子や大森南朋らが出演。豪華演技派キャストが集結し、個性的なキャラクターを魅力的に演じている。なお、第31回東京国際映画祭では、映画スプラッシュ部門作品賞を受賞。ヒロインを務めた木竜麻生は東京ジェムストーン賞を受賞している。あらすじあまりにも突然に訪れた長男・浩一の死。ショックのあまり記憶を失った母のため、遺された父と長女は一世一代の嘘をつく。ひきこもりだった浩一は、扉を開けて家を離れ、世界に飛び出したのだと―。母の笑顔を守るべく奮闘する父と娘の姿をユーモラスに描きつつ、悲しみと悔しみを抱えながら再生しようともがく家族の姿を丁寧に紡ぐ感動作。詳細映画『鈴木家の嘘』公開日:2018年11月16日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー出演:岸部一徳、原日出子、木竜麻生、加瀬亮、岸本加世子、大森南朋監督・脚本:野尻克己音楽・主題歌:明星/Akeboshi「点と線」(RoofTop Owl)
2018年09月28日長瀬智也を主演に迎え、共演にディーン・フジオカ、高橋一生、深田恭子、岸部一徳、笹野高史らオールスターキャストが集結し、池井戸潤のベストセラー小説を初めて映画化する『空飛ぶタイヤ』。本作で、会社に反旗を翻すディーンさんを同僚として支えるのは、『50回目のファーストキス』では山田孝之の親友役を演じているムロツヨシ。ドラマや映画、舞台など多数の作品に出演する実力派のバイプレイヤーであり、バラエティ番組出演時には芸人顔負けに笑いをとるなど、抜群の存在感を放つ唯一無二の俳優であるムロさんは、6月は“相棒”キャラに徹するようだ。■福田監督が「初めて山田とムロの芝居で泣かされた」山田孝之と長澤まさみがW主演を務め、『銀魂2』(仮)の公開も控える福田雄一監督が、「勇者ヨシヒコ」シリーズのスタッフ陣と手掛ける初の本格ラブストーリー『50回目のファーストキス』(公開中)。いまや“福田組の顔”として、数々の福田作品に出演し、個性あふれるキャラクターを演じることの多いムロさん。今作では、コミカルなキャラクターそのままに、大輔(山田さん)の瑠衣(長澤さん)への思い、そして、大輔が長年温めてきた夢への思いを後押しする親友のウーラ山崎を演じている。福田監督自ら「初めて山田とムロの芝居で泣かされた」と明かした、ビーチで2人が語らうシーンでは、親友を思い、真剣な眼差しで優しく言葉をかけるムロさんの姿は、いい時も悪い時もそっと寄り添ってくれる、誰しもが理想とする“相棒”像といっても過言ではない!■“相棒”と濃い時間過ごす「これいけるな、ディーンムロいけるな」コミカルなキャラクターから一変して、シリアスな相棒役を演じているのが『空飛ぶタイヤ』(6月15日公開)だ。本作は、「下町ロケット」「半沢直樹」「陸王」など、これまで数多くドラマ化され、社会現象を巻き起こしてきた池井戸作品初の映画化。トレーラーの脱輪事故をきっかけに、大企業の“リコール隠し”に迫る主人公・赤松徳郎(長瀬智也)、そして、赤松と対立することになる大手自動車会社社員・沢田悠太(ディーン・フジオカ)、グループ会社の経営計画に疑念を抱く銀行員・井崎一亮(高橋一生)、それぞれの熱い男たちが真実に迫る世紀の大逆転エンタテイメント。ムロさんが演じるのは、会社に相反する行動を取ろうとする沢田をなだめる冷静な一面を持ちながら、彼をサポートしつつ社内から情報を集め、ともに真実に迫ろうとする同僚の小牧重道だ。ムロさんは「今作品はディーン・フジオカ氏との撮影がほとんどでした」とふり返ると、「ディーンムロの可能性を感じる撮影の日々。あ、これいけるな、ディーンムロいけるな、と。他の出演者の皆さまとは、あまり会えませんでしたが、濃い時間を過ごさせてもらいました」と、劇中とは打って変わって軽妙にコメント。そう彼が語るように、ディーンさんとの抜群の掛け合いは、共演回数の多い山田さんとのコンビとはまた違った“相棒”ぶりといえそう。ムロさんの新たな一面を垣間見ることのできる“名相棒”キャラを、ぜひ劇場で見比べてみて。『空飛ぶタイヤ』は6月15日(金)より全国にて公開。『50回目のファーストキス』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:空飛ぶタイヤ 2018年6月15日より全国にて公開予定ⓒ 2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会50回目のファーストキス 2018年6月1日より全国にて公開© 2018 『50回目のファーストキス』製作委員会
2018年06月03日続編が期待されている、米倉涼子(42)の主演ドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』(テレビ朝日系)。昨年放送されたシーズン5最終回の視聴率は25.3%を記録。連続ドラマは15%で“大当たり”とされる昨今、改めてその圧倒的な人気を知らしめた。 「こんなにも支持を得ているドラマですから、局としては『ぜひ今年も新シリーズを』と米倉さんサイドにお願いし続けています。あとは、米倉さんの気持ち次第ですね」(テレビ局関係者) そんなさなか、本誌は東京・神楽坂で、米倉の姿をキャッチした。3月中旬の午後7時、米倉がやって来たのは、神楽坂にある天ぷら懐石の名店だった。約4万円のBALENCIAGAの黒いキャップを被り、黒のコート&パンツに、ハイヒール。真っ赤なショルダーバッグは約20万円のFENDIと、大門未知子さながらのセレブファッションで周囲の目を引いていた。 この日、米倉は映画『アベンジャーズ』の吹き替え版キャスト集結式に出席。夜になって、神楽坂へ向かった。そのせいか、少し疲れた表情で天ぷら店に入って行く。その後、米倉を追うように同店に吸い込まれていったのは、西田敏行(70)だった。 閉店時間の午後10時をとうに過ぎた11時ごろ。やっと米倉が店から出て来た。そして後から姿を現したのは、西田に続き岸部一徳(71)、勝村政信(54)と、いずれも『ドクターX』のレギュラーメンバー。くわえて、なぜか竹野内豊(47)の姿もあった。もしかして、次期シリーズに出演するのかも!? 「この日は西田さんが音頭を取って、米倉さんを囲む会を開いたそうです。ただ、竹野内さんは共演経験のある西田さんや岸部さんに誘われて参加しただけで、残念ながら『ドクターX』出演の予定はいまのところないみたいです。『ドクターX』の共演者たちは公私ともに仲が良く、米倉さんは西田さんと岸部さんにはとくに信頼を置いているといいます」(芸能関係者) そんな“再結集の宴”に上機嫌の米倉は、杖を突いて歩く西田にピッタリ寄り添っている。大通りに出て迎えの車に乗った西田に、米倉はこう声をかけた。 「また今度だね、 See youだね〜」 同時に親指を立てるグッドサイン!西田は名残惜しそうにその場を後にした。すぐに彼女も岸部と2人でタクシーに乗り込み、帰宅の途に就いたーー。 「米倉さんは前回の『ドクターX』出演に際して『これだけ視聴率が取れるドラマって本当にないんだね』と、改めて驚いていました。それまで消極的だった米倉さんも、視聴者からの“続編希望”に応える使命があるんじゃないかと、気持ちが動いてきたみたいですね」(前出・ドラマ関係者) 大門未知子の“華麗なるカムバック”を期待します!
2018年03月21日アイドルグループ・TOKIOの長瀬智也が主演を務める映画『空飛ぶタイヤ』(2018年6月15日公開)の予告編、及び本ポスター・チラシ画像が23日、公開された。同作は、『半沢直樹』『下町ロケット』『民王』など数々のヒット作を送り出し、ドラマ化される度に高視聴率を記録する作家・池井戸潤の同名小説を映画化。トラックの脱輪事故によってバッシングされた運送会社社長・赤松徳郎(長瀬)は、欠陥に気づき製造元・ホープ自動車を自ら調査するが、そこには大企業のリコール隠しがあった。この度解禁された最新予告映像では、懸命に真実を突き止めようとする赤松や、沢田(ディーン・フジオカ)、井崎(高橋一生)の初公開シーンが含まれる。さらに赤松を献身的に支える妻・史絵(深田恭子)の姿や、自らの信念を貫く刑事・高幡(寺脇康文)、赤松にすべてを託すもう一人の熱い男・相沢(佐々木蔵之介)、「証拠はどこにも存在しない」とリコール隠しを匂わせる狩野(岸部一徳)ら、脇を固める超豪華キャストのシーンも初解禁となる。大企業と孤軍奮闘する赤松が嗚咽する姿も収録されており、先の展開に期待が高まる映像となっている。また本ポスター・チラシ画像には、11名のメインキャストが勢揃いしており、全国の一部劇場にて3月3日より掲出開始。同日よりムビチケも発売される。
2018年02月23日動画配信サービス・ビデオマーケット(VideoMarket)が26日、今週の視聴ランキング(集計期間:1月19日~25日)を発表し、ドラマ部門で前週2位だった『99.9-刑事専門弁護士-』が1位になった。『99.9-刑事専門弁護士 - SEASONII』の舞台挨拶に出席した馬場園梓、片桐仁、香川照之、木村文乃、マギー、岸部一徳(左から)この続編となる『99.9-刑事専門弁護士 - SEASONII』が現在、TBS系で毎週日曜21時より放送中。主演は嵐の松本潤が務めており、個性的な刑事専門弁護士たちがぶつかり合いながらも逆転不可能と思われる刑事事件に挑む姿を描く。平均視聴率が第1話15.1%、第2話18.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好調の「SEASONII」は、同ランキング・ドラマ部門で5位。その勢いのまま、前シリーズを1位に押し上げた。■映画部門1.君の膵臓をたべたい2.昼顔3.猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)4.キングスマン5.ジョン・ウィック:チャプター26.22年目の告白-私が殺人犯です-7.映画「兄に愛されすぎて困ってます」8.ザ・サークル9.映画「銀魂」10.ザ・ウォール■ドラマ部門1.99.9 ‐刑事専門弁護士‐2.雲が描いた月明り3.花郎<ファラン>4.アンナチュラル5.99.9 -刑事専門弁護士-SEASONII6.逃げるは恥だが役に立つ7.シンデレラはオンライン中!8.私のキライな翻訳官9.三国志 ~趙雲伝~10.トドメの接吻■アニメ部門1.怪盗グルーのミニオン大脱走2.宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち3.劇場版 「ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール」4.君の名は。5.魔法使いの嫁6.この世界の片隅に7.カーズ/クロスロード8.シリーズセカンドシーズン9.斉木楠雄のΨ難10.モアナと伝説の海
2018年01月27日「SEASON I」が大きな反響を呼んだドラマのセカンドシーズンにあたる「99.9-刑事専門弁護士- SEASON II」完成披露試写会が1月7日(日)、都内にて行われ、出演する松本潤、香川照之、木村文乃、片桐仁、マギー、馬場園梓、岸部一徳が舞台挨拶に登壇した。チームワークのよさも話題に上る「99.9」だが、演者陣は正月休みを返上して「台本読み」のために集まったという。声かけをした主演の松本さんは、「皆さんに“台本読みをやりませんか?”と言ったら、集まってくださいまして。役者陣だけで集まり自主的にやりました。すごく、このチームのいいところ」と笑顔を向けると、登壇した岸部さんは、「(役者だけの台本読みは)初めて聞きましたね。あり得ないと思う」と目を丸くしていた。そのシーンでの撮影がなかったという岸部さんと、仕事が入っていた馬場園さん以外、全員参加したという異例の台本読み。本シリーズから参戦となった木村さんは、「これがうわさに聞いていたチーム感か、と思いました。その熱量、このドラマならではだなって。だからと言って、入ってくるなというのも全くなく“きてよ!きてよ!”という空気なので入りやすくて」と楽しんだことを告げた。香川さんも「本台詞をリハしているかと思いきや、本台詞の後ろにガヤがあって、ガヤをどうするかを本気で決めるんです。松本さんがセンスを妥協しないで追求するので、ついていくのが楽しかった」と、熱いまなざしを松本さんに送った。そんな松本さんと香川さんは、シーズンI以降、結束力を固くしてプライベートでもかなりの頻度で会うという。馬場園さんが「香川さんに“芸能界の中で一番仲がいい人、誰なんですか?”と聞いたら“潤くんかな”って言ったんです。信頼しているのがドラマに出ているんだろうな」と打ち明けると、香川さんもうなずいた。松本さんと香川さんが「どれだけ会っていたかね」、「プライベートでね」と言い合い、「2カ月に1回くらいは、ごはんを食べていましたよね」と仲睦まじい様子をさらすと、マギーさんが、「現場でもずっといちゃいちゃしていますよ!」とさらなるタレコミを寄せていた。「99.9-刑事専門弁護士- SEASON II」は超型破りな弁護士・深山大翔(松本さん)と敏腕弁護士の佐田篤弘(香川さん)の名コンビが、ぶつかり合いながらも、0.1%に隠された事実を解き明かす痛快リーガル・エンターテインメント。2016年4月期に放送されたSEASON Iは全話平均視聴率17.2%(同クール内でトップ)をたたき出し、TBSの日曜劇場枠としては6年ぶり2回目となる異例のシーズン化となった。日曜劇場「99.9-刑事専門弁護士- SEASON II」は1月14日(日)より毎週日曜日21時~TBSにて放送(初回25分拡大スペシャル)。(cinamacafe.net)
2018年01月07日女優の吉永小百合が1月4日(木)、都内で行われた主演作『北の桜守』の完成報告会見に出席した。日本映画界を代表する吉永さんにとって120本目の出演作。「よくここまでやってこられた」と感慨深げに語り、スタッフや共演者に対し、感謝を示した。■吉永小百合、『北の桜守』に強い手応え「大事な作品になった」戦中から戦後にかけ、極寒の北海道で懸命に生き抜いた母子の30年にわたる葛藤と軌跡を描く本作。『北の零年』(行定勲監督)、『北のカナリアたち』(阪本順治監督)に続き、北海道を舞台にそこで生きる人々を描いた“北の三部作”の最終章にあたる。北の大地で力強く生きる母親を演じた吉永さんは、「とても難しい役だった」と回想。それだけに、「皆さんに支えられ、大変な撮影を乗り切ることができた。いまはホッとしているし、大事な作品になったと思います」と強い手応えは十分だ。■息子役の堺雅人、吉永さんは「すてきな大先輩です!」完成報告会見には吉永さんをはじめ、共演する堺雅人、篠原涼子、岸部一徳、滝田洋二郎監督が出席。吉永さんと親子役で共演した堺さんは、「吉永さんのひたむきさ、何事にも一生懸命にぶつかる姿に感動しました。すてきな大先輩です!」と敬意を示し、「44歳になりましたが、まだまだ一生懸命さが足りないなと思う」と背筋を伸ばした。また、「すっと役に入り込めた」(吉永さん)、「そばにいるだけで幸せ」(堺さん)と共演をふり返った。■共演者が明かす“スター・吉永小百合”の意外な一面は?「吉永さんとご一緒できるなんて、夢にも思っていなかった」と感激するのは、篠原さん。「すごくスポーツがお好きで、プロ顔負けのアスリートぶりに驚かされました。私も触発されたので、何か始めようかなと思う」と吉永さんの意外な一面を明かすと、吉永さんは「じゃあ、同じジムに行って、一緒にプールで泳ぎたいですね」と早速“お誘い”していた。また、岸部さんは「吉永さんは“スター”ですけど、現場ではそういうことを一切出さず、役にしか見えない。俳優はこうあるべきだなと、いつも思う」と話していた。『北の桜守』は2018年3月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年01月04日10月にスタートした米倉涼子(42)主演の人気ドラマシリーズ「ドクターX~外科医・大門未知子~」が絶好調だ。12日放送の初回が20.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、19日放送の第2話も19.6%(同)を記録。全話平均視聴率20%超えも射程圏内だ。 「基本的に1話完結で、展開が非常にスピーディー。相変わらず自らの腕だけで大病院と渡り合う主人公が、視聴者の共感を呼んでいます。岸部一徳(70)、西田敏行(69)、遠藤憲一(56)らシリーズおなじみのキャストに加えて、今作ではレギュラーキャストに草刈正雄(65)、野村周平(23)、永山絢斗(28)らを投入。キャスト陣を強化した結果、高視聴率につながっています」(放送担当記者) 同ドラマは12年に初シリーズを放送。今回がシリーズ第5弾で、特別編やスピンオフ版も放送されるほどの人気作となった。 米倉といえば、主演をつとめた連続ドラマ「交渉人~THE NEGOTIATOR~」が08年と09年にドラマ版が放送。10年には「交渉人 THE MOVIE タイムリミット高度10,000mの頭脳戦」のタイトルで映画版が公開されている。 他局のドラマも含め、ドラマシリーズの人気が高まったところで映画化されるのがオーソドックスなビジネスモデル。となると「ドクターX」もそろそろ映画化されそうだが……。 「実際、以前から映画化の企画は持ち上がっています。公開すれば確実に集客できるだけに、制作サイドもかなり乗り気です。ところが肝心の米倉さん本人がなかなかクビをタテに振らないそうです。その理由は『交渉人』を映画化した際に“燃え尽き”のような状態になってしまったから。実際、その後はドラマ版の新シリーズ放送もありませんでした。そんななか『ドクターX』のオファーを受けて大当たりしましたが、米倉さんは『映画化することで再び前回のようになってしまうのでは』と二の足を踏んでいるようです」(テレ朝関係者) ファンも待望しているはずの映画版だが、まだ先の話になりそうだ。
2017年10月20日木曜ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系/10月12日スタート)の制作発表記者会見が10月3日(火)、都内にて開催され、主演の米倉涼子をはじめ豪華出演者たちが集結し、元サッカー日本代表の澤穂希がサプライズで花束を持って駆け付けた。イベントには、米倉さんのほか、出演の西田敏行、永山絢斗、草刈正雄、陣内孝則、岸部一徳、内田有紀、田中圭、遠藤憲一、段田安則、鈴木浩介、是永瞳、久住小春が出席した。人気ドラマの待望の第5シリーズとなる同作。“患者ファースト”を掲げる新世代の台頭を経て、新たな権力争いが渦巻く日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」を舞台に、失敗しない天才フリーランス外科医・大門未知子(米倉さん)の活躍を描く。最新作では個性・実力を兼ね備えたレギュラー陣に加え、豪華新キャストも参戦。シリーズ史上初登場となる“ゆとり世代”の医師を演じる若手俳優陣、大門未知子にとっての“新たな脅威”を演じる熟練俳優陣など、豪華俳優陣が出演する。白衣姿でステージに駆け上がった米倉さんは、マイクを持つと、「まさか5年前に『ドクターX』が始まってから今日この日まで、大門未知子を演じられるとは本当に思いもしていませんでしたので、すごく不思議な思いです。また、こうやってみなさんとお会いでき、新しいメンバーと共演できて、とても幸せです」と心境を言葉にした。イベントでは、これまでに放送された「ドクターX」の全ての回(スペシャルを含む)で、大門未知子がお馴染みの名セリフ「私、失敗しないので」を累計で何回言ったのかを当てるクイズが出題された。正解は70回で、出席者の中で、自分の年齢の「69」と書いた西田さんが最も近い数字を当てた。西田さんは、ご褒美として、作品の内容にちなんで超高級和牛のステーキを食べることに。西田さんは「僕は食べ慣れているので、皆さんでシェアして頂ければと思います」とおどけていたが、ステーキをほおばると至福の表情を浮かべた。そんな西田さんが、“あ~ん”をして米倉さんにステーキを食べさせてあげる一幕も。また、70回のセリフは映像を利用して紹介された。第1回からの「私、失敗しないので。」をふり返った米倉さんは、「う~ん、年を取ったなあと思いますね」としみじみと感慨にふけった。さらに、元サッカー日本代表の澤さんが、花束を持ってサプライズで登場。米倉さんは澤さんと直接、会ったのは初だそうで、「私もサッカーを応援していました。小さいときからサッカーって男の子がやるものだと思っていました。あのタフなスポーツを女子がやるだけでもすごいと思うのに、私もアメリカなどで舞台に立たせて頂いているのですが、アメリカ人は私でも『体が大きいな』と思う人がいっぱいいます。その中で、体と体がぶつかるスポーツをやるということ自体がすごいなと思っていました」と感動を隠し切れない様子。西田さんは「ワールドカップ優勝のときは涙しました」といい、今年1月に出産してママとなった澤さんに「お子さんはお元気で?」と声を掛けた。澤さんは「元気に育っています」と笑顔。澤さんは「私自身も、家族もすごく楽しみに拝見していますし、これから始まるのをすごく楽しみにしています」、「撮影の方、がんばってください」と「ドクターX」のキャスト陣にエールを贈った。(竹内みちまろ)
2017年10月03日『おくりびと』の滝田洋二郎監督のもと、吉永小百合が主演を務める映画『北の桜守』。吉永さんにとって120本目の出演作となる本作から、“息子”役の堺雅人や、その妻役の篠原涼子、岸部一徳、笑福亭鶴瓶、阿部寛、佐藤浩市が姿を見せる本予告が公開された。構想7年、物語の舞台・北海道を中心にロケーションを敢行した本作は、7月12日に無事クランクアップを迎え、現在、鋭意編集作業中という。そしてこのたび、豪華キャストが勢揃いする予告編が完成。吉永さん演じる母・てつと、堺さん演じる息子・修二郎の親子の物語を中心に、さまざまな人間模様を映し出している。まずは終戦直後1945年の8月、ソ連軍の侵攻が起こる。江蓮てつは息子2人と共に南樺太を脱出し、決死の思いで北海道の網走へと辿り着いた。そんな満身創痍の親子を待ち受けるのは、意識を失うほどの厳しい寒さと飢餓。その中を懸命に生き抜いていく親子とともに、てつの夫・徳次郎役の阿部さん、そして、闇米屋として貧困にあえぐ江蓮親子に仕事を与える菅原信治役の佐藤さんの姿が見える。1971年、成長した次男の修二郎は米国で成功し、日本初のホットドックストアの日本社長として帰国。15年ぶりに網走を訪れた。そこには長男の姿はなく、1人、夫を待ち続けながら慎ましい生活を送る年老いたてつの姿があった。修二郎はてつを札幌へと連れ帰り、共に暮らし始めるが…。1人、網走に戻ろうとしたてつのために、修二郎は母と2人で、北海道の大地を巡る過去への道行を始める。満開の桜、母が「憶えてるよ」と語る古びた駅。「親子で旅行って、うらやましいですな」と声をかけるのは、居酒屋「たぬき」の主人を務める鶴瓶さん。だが、どこか堺さん演じる修二郎は、母を気にかけている様子だ。北へ、北へと記憶を辿る親子の旅。「思い出しちゃいけない!」息子が必死の思いで叫ぶ、禁断の記憶とは…?激動の時代、北の大地を懸命に生きた“親子の物語”に、心を奪われる映像となっている。『北の桜守』は2018年3月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月03日10月7日公開の映画『アウトレイジ 最終章』のジャパンプレミアが25日、都内で行われ、北野武監督、西田敏行、大森南朋、ピエール瀧、松重豊、大杉漣、塩見三省、白竜、名高達男、光石研、池内博之、金田時男、岸部一徳が出席した。北野武監督18作目となる本作は、裏社会の男たちの抗争を描いて国内外で人気を博している『アウトレイジ』シリーズのラストを飾る作品。そんな本作のジャパンプレミアに、北野監督とキャスト陣が勢揃いし、試写会前に舞台あいさつが行われた。本作が『アウトレイジ』シリーズ最後となる理由について北野監督は「長続きすれば出来たんですけど、深作欣二さんの『仁義なき戦い』シリーズになってしまう。死んだ人が出てきてしまう訳にいかないんです」と笑いを交えて説明するも、「これで一応一区切りにはなっていますが、何年か経ったら、日本の役者のオールスターでとんでもないような映画を撮ってみようと思っています」と『アウトレイジ』シリーズに続くバイオレンス映画に意欲。次回作は「小説(『アナログ』)を書いたら当たってしまったので、純愛映画をやろうと思っています」と明かしながら、「失敗すると思うので、バイオレンスの映画に戻ろうと画策しています」と話していた。その北野監督から「アドリブには困りました」と冷やかされた西田は、頚椎亜脱臼と胆のう炎摘出手術のために4カ月間入院した後に本作の収録に臨んだという。「塩見くんも脳出血で倒れ、色々と障害を抱えながらお互いリハビリをしての撮影でした。本当に2人とも初日はみんなに抱えながらの撮影で、その時は何ともいえない喜びでしたね」と塩見との撮影に感慨深げ。4年ぶりの公の場となった塩見は、時折脳出血の後遺症を感じさせながらも「北野監督とは前作に続いて仕事ができ、私にとっては最高の喜びであり、最高の時間でした。『アウトレイジ 最終章』はグッとくる映画です」と力強くアピールしていた。映画『アウトレイジ 最終章』は、10月7日より全国公開。
2017年09月26日池井戸潤の小説を原作に、「TOKIO」長瀬智也主演で映画化する『空飛ぶタイヤ』。長瀬さんのほか、ディーン・フジオカ、高橋一生、深田恭子、岸部一徳、笹野高史、寺脇康文、小池栄子ら豪華キャストが出演することでも話題の本作から、ウルトラティザービジュアルが公開された。本作は、ある日突然起きたトレーラーの脱輪事故。整備不良を疑われた運送会社社長・赤松徳郎(長瀬さん)が、自らの無実を信じ、大企業に対して調査を開始するところから物語がスタートする。今回のビジュアルでは、そんな大企業に挑む覚悟を持った赤松社長の決意が強く表れている。そしてチラシの裏面には、大企業・ホープ自動車に勤務するディーンさん演じる沢田悠太が。含みを持たせた表情が印象的だ。また、本ビジュアルは、9月23日(土)より丸の内ピカデリーほか一部劇場にて掲出開始される。さらに、原作者・池井戸氏によるコメントも掲載されている。<池井戸潤コメント>もし、人を死に至らしめる欠陥を知りつつそれを隠蔽していたなら、それは社会に対する重大な罪だ。 それでも大企業なら許されるのか――。問われているのは、我々の見識と勇気である。■ストーリーよく晴れた日の午後。1台のトレーラーが起こした事故により、1人の主婦が亡くなった。事故を起こした運送会社の社長・赤松徳郎(長瀬智也)は警察で信じられないことを聞く。突然タイヤが外れた、と。整備不良を疑われ、世間やマスコミからバッシングをされる毎日の中、彼は車両の構造そのものに欠陥があるのではないかと気づき、製造元のホープ自動車へ再調査を要求する。ホープ自動車カスタマー戦略課課長・沢田悠太(ディーン・フジオカ)は、赤松の要求を疎ましく思いながらも、真実を突き止めるために、また同じ頃、ホープ銀行の本店営業本部・井崎一亮(高橋一生)は、グループ会社であるホープ自動車の経営計画に疑問を抱き、独自の調査をそれぞれ開始していく。突き止めた先にあった真実は大企業の“リコール隠し”――。過去にも行われていたそれは、二度とあってはならないことだった。果たしてそれは事故なのか事件なのか。男たちは大企業にどう立ち向かっていくのかー正義とはなにか、守るべきものはなにか。日本を代表するオールスターキャストによる世紀の大逆転劇が始まる!『空飛ぶタイヤ』は2018年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:空飛ぶタイヤ 2018年6月15日より全国にて公開予定。ⓒ 2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会
2017年09月22日長瀬智也主演の映画『空飛ぶタイヤ』(2018年公開)の追加出演者37名が31日、明らかになった。同作は、『半沢直樹』『下町ロケット』『民王』など数々のヒット作を送り出し、ドラマ化される度に高視聴率を記録する作家・池井戸潤の同名小説を映画化。トレーラーの脱輪事故によってバッシングされた運送会社社長・赤松徳郎(長瀬)は、欠陥に気づき製造元・ホープ自動車を自ら調査するが、そこには大企業のリコール隠しがあった。すでにディーン・フジオカ、高橋一生の出演が発表になっているが、今回新たに豪華キャスト37名が明らかに。4月末にクランクアップを迎えており、現在は編集作業中、2018年初頭に完成の予定だという。赤松の妻・赤松史絵役の深田恭子は「撮影は短い期間でしたが、長瀬さんと8年振りに共演させて頂き、昔と変わらず優しいお人柄で、息子役の高村佳偉人くんは照れ屋で可愛らしく、家族3人でとても楽しく撮影させて頂きました」と振り返った。またホープ自動車常務取締役 狩野威役に岸部一徳、赤松運送専務 宮代直吉役に笹野高史、港北中央署刑事 高幡真治役に寺脇康文、週刊潮流記者 榎本優子役に小池栄子と実力派俳優が集結した。赤松運送の整備士 門田駿一役としては、ジャニーズJr.内のユニットLove-tuneの阿部顕嵐が映画初出演。阿部は「この様な機会を得られてとても光栄に思ってます。長瀬くんをはじめとした大勢の憧れの共演者とご一緒できて、また同じ空気を吸いながらお芝居ができて学ぶことが多く、とても刺激を受けました」と喜びを表した。阿部はさらに「本木監督やスタッフさんから色々なアドバイスを頂きながら、自由にのびのびと素敵な環境でお仕事ができました。僕が演じる門田駿一の、若さ故の心の葛藤に注目していただけると嬉しいです」と見どころを語る。「登場人物一人一人に、人間の魅力が溢れて描かれています。年齢を問わず感情移入して、観た後晴れた気持ちになると思うので、是非映画館に足を運んで頂けると嬉しいです」とメッセージを送った。また、ホープ自動車車両製造部 小牧重道役としてムロツヨシ、ホープ自動車品質保証部 杉本元役として中村蒼が出演。ムロは「今作品はディーン・フジオカ氏との撮影がほとんどでした。ディーンムロの可能性を感じる撮影の日々。あ、これいけるな、ディーンムロいけるな、と」と手応えを感じている様子。「他の出演者の皆さまとは、あまり会えませんでしたが、濃い時間を過ごさせてもらいました。 そんな私も完成を楽しみにしてる一人、そして、長瀬ディーンに大いに期待してます」と作品に期待を寄せた。本木克英監督は「物語のカギを握る人物が非常に多く出演するため、ワンカットでその役割と性格が表現できる力を備えた俳優がどうしても必要でした。そしてそれが充分に実現できたと思います」と自信を見せる。矢島孝プロデューサーも「全員『この役はこのキャストでなければ!』という俳優さんたちが揃いました」と語り、「それぞれを中心にすえたスピンオフをキャストの数だけ創ってみたいという衝動に駆られております」と興奮のコメントを寄せた。他、柄本明、佐々木蔵之介、和田聰宏、木下ほうか、浅利陽介、六角精児、大倉孝二、津田寛治、升毅、谷村美月、近藤公園、村杉蝉之介、渡辺大、矢野聖人、田口浩正、斎藤歩、岡山天音、矢島健一、津嘉山正種、毎熊克哉、加藤満、筒井巧、中林大樹、井上肇、小久保丈二、高川裕也、木下隆行(TKO)、木本武宏(TKO)、池上紗理依が出演する。
2017年08月31日『恋人たち』『滝を見にいく』など独創的な傑作を生み出してきた、松竹ブロードキャスティングのオリジナル映画製作プロジェクト第6弾として、『鈴木家の嘘』(仮)の製作が決定。岸部一徳、原日出子、加瀬亮、岸本加世子が出演するほか、ヒロインをオーディションを兼ねたワークショップにて募集することになった。松竹ブロードキャスティングのオリジナル映画プロジェクトは、“作家主義”“俳優発掘”をテーマに、7人のおばあちゃんたちが山で迷子になる『滝を見にいく』(’14/沖田修一監督)、毎日映画コンクールなど各賞で絶賛を受けた『恋人たち』(’15/橋口亮輔監督)、屋久島を舞台にした『東京ウィンドオーケストラ』(’16/坂下雄一郎監督)などを生み出してきた。その第6弾となる『鈴木家の嘘』(仮)は、橋口監督や『舟を編む』石井裕也監督、『セトウツミ』大森立嗣監督ら、数多くの作品で助監督を務めてきた野尻克己の満を持しての劇場映画監督デビュー作。引きこもりの長男の突然の死に直面した鈴木家の混乱と再生を、笑いと涙で綴った野尻監督自身によるオリジナル脚本となる。鈴木家の家長である父役に岸部さん、母役に原さん、長男役に加瀬さん、叔母役に岸本さんと、いずれも日本映画界を代表する演技派たちが集結。さらに、この豪華キャストに加え、本作のヒロインとなる鈴木家の長女・富美役(18~25歳の女性)と、鈴木家にまつわるさまざまな登場人物(10~70代の男女)を選出すべく、オーディションを兼ねた俳優ワークショップを開催。プロダクション所属、俳優未経験の新人など、経験の有無は問わないという。映画ファンに愛された珠玉作を生み出してきた本プロジェクト。今回、誰がヒロインとして選ばれるのか、注目していて。『鈴木家の嘘』(仮)は2018年公開予定。(text:cinemacafe.net)
2017年08月08日「私、失敗しないので」――。女優・米倉涼子が演じる“失敗しない女”大門未知子が活躍するドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」の第5シリーズが、10月より放送されることがこのほど決定。また同時に、世界200以上の国と地域で、最新作を含む全シリーズが配信されることも明らかになった。本作は、群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、専門医のライセンスと叩き上げのスキルだけを武器に突き進むフリーランスの外科医・大門未知子が、病院組織で数々の騒動を巻き起こしながらも、外科医の本質である手術や治療を成し遂げるため、一切の妥協を許さず突き進む姿を描いた医療ドラマ。第1シリーズが2012年に放送、以降第2、第3シリーズ、スペシャルを挟み去年10月には第4シリーズが放送され、いずれも圧倒的な高視聴率を記録。橋田賞や向田邦子賞を始めとする錚々たる各賞も総なめにしてきた人気ドラマだ。第1シリーズから、物語の舞台となる病院は徐々にスケールアップし、第4シリーズではついに国内最高峰の「東帝大学病院」に派遣された未知子。今回放送される第5シリーズでは、汚い院内政治を操ってきた蛭間の失脚から1年、大転換期を迎えた「東帝大学病院」へ再度乗り込んでいく。新時代に突入した「東帝大学病院」は、“患者ファースト”を掲げる初の女性院長が誕生し、クリーンな医局を取り戻すべく大改革を進めていた。しかし、病院に巣食う権力者たちは自らの“旨味”を奪還すべく、絶対的権力と縦社会で統制された“真っ黒な巨塔”を復活させようと、暗躍し始める。一度は都落ちした蛭間も怪しい動きを見せる中、未知子は薄汚れた組織と真っ向から渡り合っていくことに…!果たして、新たな政治と権力争いが渦巻く巨塔で未知子はどんな気高き戦いを繰り広げるのか?そして、未知子役の米倉さんのほかにも、未知子が所属する「神原名医紹介所」の仲間、城之内博美役の内田有紀や神原晶役の岸部一徳、縦社会の医局で“御意軍団”を形成する外科医を演じる海老名敬役の遠藤憲一や原守役の鈴木浩介、さらに前作で「東帝大」院長の座を追われた権力の権化・蛭間重勝を演じる西田敏行ら、お馴染みメンバーも再集結。またここに豪華な新キャラクター加わり、未知子をとことん追い詰めることに…。今回の決定を受け、米倉さんは「自分の出演作で、第5シリーズまで続く作品は初めて!正直言っていまはまだ、どういう気持ちになっていいのか、よく分かっていない状態です(笑)」と心境を明かし、「『ドクターX』はファミリー感が強くて、戻れば絶対に温かく迎えてくれるチーム。不安はあるけど、もう一度『最後のつもりでやろうか!』と思いました。みんなで力を合わせ、また“新しい大門未知子シリーズ”を作り上げていきたいです」と意気込み。さらに世界配信の決定に関しては、「実は、『シカゴ』のブロードウェイ公演に、中国人や台湾人のファンの方々がたくさん来てくださって、中には個人でアレンジした『ドクターX』グッズをプレゼントしてくださった方もいたんですよ!そんなこともあって、世界中にいる日本人の方はもちろん、たくさんの方に見ていただきたいです。とにかく、楽しみにしていてください。私、失敗しないので。I never fail!…な~んて(笑)」とメッセージを寄せた。テレビ朝日ゼネラルプロデューサー・内山聖子は、「第5シリーズではお客さんをできるだけ裏切りたいと目論んでいます。『ドクターX』=大物ゲストと期待される方も多いかと思います。ですが、今回は“誰と対決する”ということではなく、“誰と何をするんだろう?”という興味をそそるような、意外な形のキャスティングにしていくつもりです。ぜひご期待ください!」とコメントしている。なお、世界配信と併せて国内での過去4シリーズの一挙配信も決定。auの動画配信サービス「ビデオパス」ほかにて9月1日(金)より配信がスタート。新作の放送前にまとめておさらいしてみて。「ドクターX~外科医・大門未知子~」は10月、毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年07月19日水谷豊(64)の初映画監督&主演作「TAP THE LAST SHOW」が、17日から全国88スクリーンで公開された。初日舞台あいさつに出席した水谷は、約40年間にわたり構想を温め続けてきた作品とあって「ついにこの日がやってきたという思いです」と感無量だった。 「製作にかかわったのは、水谷が主演をつとめる『相棒』シリーズの東映とテレビ朝日。『相棒』で水谷にたんまり稼がせてもらっている両社としては、企画持ち込まれたら断れるはずがない。公開規模からすると、異例の宣伝費がかけられたといいます」(映画業界関係者) 同作は、足に大けがを負って引退した水谷演じる元天才ダンサーが主人公。岸部一徳(70)演じる劇場オーナーから閉館を飾る最後のショーの演出を依頼され、ある若者の踏むタップによってかつての情熱を取り戻していく姿が描かれている。 「公開初週の週末興行成績が発表されましたが、公開スクリーンが少ないこともあってかトップ10入りはならず。興収の割に業界内の評価は高いのですが……」(映画ライター) 「構想40年」を全面的に押し出し、水谷のあふれんばかりの情熱をアピールしている同作。しかし実は、メガホンをとる決意をさせたのは日本でも大反響を呼んだあの名作だったという。 「劇中では水谷が若手タップダンサーたちに対し、ステッキを振り回して鬼の形相でしごくのが見どころ。そのシーンについて水谷は15年に日本で公開されアカデミー賞で5部門を受賞した『セッション』を見て衝撃を受けメガホンをとる後押しになったことを周囲に明かしています。たしかによくみると『セッション』で主人公のジャズ・ドラマーが音楽学校の鬼教師にしごかれるシーンを連想させるシーンもあります」(前出・映画業界関係者) 「セッション」は日本公開後時間をかけて話題なっただけに、水谷の監督作も今後映画ファンの間で話題になりそうだ。
2017年06月20日北野武監督最新作の映画『アウトレイジ 最終章』の新キャストが18日、発表された。『アウトレイジ』シリーズは、北野監督が初めて手掛けたシリーズプロジェクトで、裏社会の男たちの抗争を描いた究極のバイオレンス・エンタテインメント。最新作では、ビートたけし演じる主人公の大友が、関東の山王会と関西の花菱会の巨大抗争後、韓国に渡り、フィクサーの張会長のもとに身を寄せる。そこに、韓国出張中の花田(花菱会)がトラブルを起こし、張会長の手下を殺してしまう。これをきっかけに、張会長 vs 花菱会という一触即発の様相を呈する中、花菱会では内紛が勃発。そんな中、大友が日本に戻ってくる、というストーリーが展開する。今回発表された新キャストは、大友を慕う韓国・済州島グループの市川役に大森南朋、花菱会の花田役にピエール瀧、花菱会の幹部である若頭補佐の森島役に岸部一徳、花菱会の会長・野村役に大杉漣、花田の手下・丸山役に原田泰造、山王会の傘下・木村組の吉岡役に池内博之の6人となる。北野作品には初出演となるピエールは「全スタッフの見事なチームワーク、痺れるような本番の緊張感、そして時折垣間見ることができた監督の作品への姿勢と愛情、どれもが自分にとって素晴らしい体験でした。顔面世界遺産とも言える役者陣の"顔バトル"は、とにかく必見です」とコメント。大森は「役者を始めた頃からずっと北野監督の映画に憧れていました。今回は、念願叶ってバイオレンス。念願叶ってアウトレイジ。もうこんな幸せな事はありません。北野組の撮影現場、たけしさんの横で『あぁオレ、今夢が叶ってるぅぅ』って スゲェ小さい声で呟いてましたもん」と喜びを語っている。また、公開日も10月7日(土)に決定し、新キャスト発表に合わせて新映像も公開。各出演者が登場し"顔バトル"が垣間見られる内容となっている。
2017年04月18日山内マリコの同名小説を映画化した『アズミ・ハルコは行方不明』のトークイベントが1月15日(日)、新宿武蔵野館にて行われ、安曇春子を演じた主演の蒼井優と山崎静代(「南海キャンディーズ」)がゲストに登壇した。2006年、名作『フラガール』で共演して以来、11年間にわたり交流しているという2人はトークに花を咲かせた。山崎さんは蒼井さんに向かい、「色っぽくなったよねえ。『フラガール』のときは役的にも田舎の女の子やったけど、この作品ではめっちゃ色っぽくて。なかなかいい女になったなと思います」と言うと、蒼井さんは「静ちゃんに言われると、うれしいです(笑)。いや、うれしくはないか(笑)」と、大きな笑みを広げた。『アズミ・ハルコは行方不明』は地方都市に住まう27歳の独身OL・安曇の失踪事件の背景と行く末を描いた青春サスペンス。ある日、突然失踪した安曇をきっかけに、無差別で男たちをボコる女子高生集団、グラフィティ・アートを街中に拡散する若者3人組などのエピソードを交差しながら、ポップな映像で仕上げた。アラサー世代を中心に、口コミでの評判が賛否両論巻き起こっている本作を鑑賞した山崎さんは、「すごいよかったです。優ちゃんの演技がやっぱり素敵」と絶賛。蒼井さん演じた安曇は会社の人にハラスメント的扱いを受けるが、山崎さんも「いま37歳ですけど“まだ結婚してへんの?”みたいな感じとかは、ちょっと共感できたりしますね」とうなずく。こうした偏見について、蒼井さんは「会社の人たちに言われる嫌味は、原作の山内さんのお友たちが実際に言われた言葉なんですって。誇張されているのかなと最初思ったけど、実際お芝居をすると生々しく聞こえたりして」と、教えてくれた。普段、一緒にごはんに行ったり、たまに乗馬に行くという仲の良さの2人。蒼井さんは、「静ちゃんがいつも幹事をやってくれるんですけど、キャスティングがおかしいというか(笑)。岸部一徳さんを呼ぼうとしたり、マネージャーさんも呼んで“初めまして”の人も入れてごはんを食べたり。女芸人さんしかいない中に急に呼ばれる、みたいなこともあった(笑)」と、バラエティ豊かな人選やお付き合いに「すごい面白い!」と楽し気な表情。山崎さんは、「優ちゃんはだいぶ年下やけど、大人やから先生だと思っているんです。学ぶところがいっぱいある」と深く敬愛していた。『アズミ・ハルコは行方不明』は新宿武蔵野館ほか全国にて公開中。(cinamacafe.net)■関連作品:アズミ・ハルコは行方不明 2016年12月3日より全国にて公開(C) 2015映画「アズミ・ハルコは行方不明」製作委員会
2017年01月15日田辺誠一、時任三郎、綾瀬はるかといった豪華キャストを迎え、ホノルル行きのチャーター便が巻き起こす騒動を描く映画『ハッピーフライト』が、1月14日(土)今夜、フジテレビ系「土曜プレミアム」枠で放送される。『ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』『ロボジー』などで知られ、最新作『サバイバルファミリー』の公開を2月11日(土)に控える矢口史靖監督が、涙と笑いと感動の空の旅を描く本作。舞台は空港とヒコーキ。ある日のホノルル行チャーター便・NH1980に関わる機長昇格を目指す副操縦士・鈴木和博、威圧感バリバリの機長・原田典嘉、国際線デビューの新人CA・斉藤悦子をはじめとしたグランドスタッフ、管制官にオペレーション・コントロール・センター、整備士たち。そして新婚カップル、修学旅行生、ビジネスマン、家族旅行の親子、老夫婦など様々な乗客を乗せて定刻通りに離陸した1980便。このままホノルルまで快適な空の旅のはずだったが、ある出来事をきっかけに…というストーリー。モデルから俳優に活躍の場を広げ、NHK大河ドラマ「風林火山」や昨秋放送の「とげ 小市民 倉永晴之の逆襲」でも主演し、その幅広い演技力に定評のある田辺さんが副操縦士の鈴木を演じるほか、「ふぞろいの林檎たち」シリーズをはじめ大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」『グッドモーニングショー』など30年以上にわたり数々の作品で活躍する時任さんが機長の原田を、大河ドラマ「八重の桜」『海街diary』『高台家の人々』など数々の作品に主演し、主演最新作『本能寺ホテル』が本日公開された綾瀬さんが斉藤悦子を演じるほか、吹石一恵、田畑智子、寺島しのぶ、岸部一徳らが脇を固める。旅客機をテーマにした映画というと『フライト・ゲーム』をはじめとしたハイジャックものや『ターミナル』のようなヒューマンストーリーなどを連想するが、本作は旅客機を飛ばすためにその裏側で活躍する大勢のスタッフたちの姿に注目。パイロットやキャビンアテンダントだけではなく、整備士、グランドスタッフ、バードパトロールらプロの面々が描かれ、年間に100人以上の航空関係者に取材を行って脚本を完成させ、思わず「へぇ、そうだったのか!?」とうなずいてしまうような豆知識も多く盛り込まれているという。白く輝くジャンボジェットに関わる多くの人々をユーモラスに、ドラマティックに描いた土曜プレミアム『ハッピーフライト』は1月14日(土) 21時~放送。(笠緒)
2017年01月14日米倉涼子主演の大ヒットシリーズ「ドクターX~外科医・大門未知子~」の第4シリーズが、12月22日昨夜の放送で最終回を迎え、放送後、SNS上には米倉さん演じる大門と内田有紀演じる城之内博美との女の友情に感動した視聴者の声が溢れた。異色・孤高・反骨の天才フリーランス外科医”大門未知子が活躍する本シリーズ。米倉さん、内田さんのほか、西田敏行、岸部一徳、勝村政信らが共演。第4シーズンからの新キャストとして泉ピン子も出演し、評判がガタ落ちの「東帝大学病院」を舞台にしたストーリーが繰り広げられた。最終回では未知子が博美の局所進行膵がんを最先端の技術、IREナイフ(不可逆電気穿孔法)を駆使した手術しようとするも、博美の心臓の負担から中断する。失敗したかに思われた手術だったがIREナイフの効果でがんが縮小。再手術を行い無事成功する。一方「東帝大学病院」からは大量に医者が引き抜かれ、その責任を取って西田さん演じる未知子の宿敵・蛭間重勝は病院長から外される…というストーリーだった。未知子と博美の“女の友情”は本作の大きな魅力でもあり、博美が未知子に命を託しそれに未知子が応えるという展開に「大門未知子と城之内博美の絆はすごい!」「大門先生と城之内先生女性同士の友情話は感動しました」「みちこと城之内さんの仲に泣きそうだった」「大門先生と城之内先生の絆を再確認出来て幸せでした」「みんなの関係性とか信頼感とか絆にもグッときた。素敵な最終回だった!」など改めて感動したという声が数多く投稿されていた。また博美が患ったのと同じ局所進行膵がんの患者の家族の方だと思われる「こんな先生が本当にいたらきっと母は生きていたと思う」「お母ちゃんのときもこの手法が使えたら良かったのに」といったツイートも。ラストシーンでは宅配便の運送屋の役でピコ太郎のプロデューサーである古坂大魔王が登場。ピコ太郎のおなじみのフレーズ、「I have a pen~♪」と歌い出したあと心筋梗塞になるというある意味“衝撃的”な終わり方だったが、「ピコ太郎の出し方が絶妙」「古坂大魔王の最後の小芝居も最高」「流行りを取り入れる所好きやけどまさかの古坂大魔王(ピコ太郎)をだしてくるとは」などSNS上でも大きな盛り上がりになっていた。今シリーズも高い人気だっただけに続編の期待も高まる本作。未知子の次の活躍に早くも胸躍らせている視聴者も多いのではないだろうか。(笠緒)
2016年12月23日米倉涼子主演の大ヒットドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」。第4シリーズも来週12月22日(木)放送をもって、ついに最終回を迎えるのだが、そんなラストエピソードに華を添えるスペシャルなゲストとして、ピコ太郎のプロデューサーである古坂大魔王が登場することが分かった。なお古坂さんの連続ドラマ出演は14年ぶりとなる。先日の放送では、局所進行膵がんであることを誰にも打ち明けず、気丈に振る舞っていたフリーランスの麻酔科医・城之内博美(内田有紀)が、ついに倒れてしまう…という驚きの展開を迎えた。そんな中、古坂さんはフリーランス天才外科医・大門未知子(米倉涼子)と、「神原名医紹介所」の所長・神原晶(岸部一徳)の前に突如出現し、“ある騒ぎ”を巻き起こすという。古坂さんは、「スタジオに行ったら、なんとピコ太郎人形をいつも置いてくれてたり、楽屋に泉ピン子さんが急に来てくれて『稼げるときに稼いでおきなさいよ!おめでとう!』って言ってくださったり、本当にキャストの方もスタッフの皆さんもPPAPを好きで楽しんでやってくれてたんだと実感して凄く感動しました!」とコメント。今回のキャスティングは、スタッフの熱望で実現したそうで、「『ドクターX』は時事ネタを取り入れることで視聴者に喜んでもらうことが多く、最後まで楽しんでいただくために、私自身もファンであるピコ太郎を産んだ古坂さんの出演をお願いしました」と内山聖子ゼネラルプロデューサーが経緯を説明している。さらに今回、古坂さんのギャラを請求しがてら(?)、ピコ太郎さんが本作の撮影現場を訪問!あの名曲「ペンパイナッポーアッポーペン」(PPAP)に乗せ、踊りながら登場したかと思うと、トレードマークであるヒョウ柄の風呂敷に包んだメロンと、古坂のギャラ=パイナップル1個+アップル3個の請求書を米倉さんと岸部さんに提出し、スタジオの笑いを誘っていた。「PPAP」は、本作第6話で西田敏行がペンとメロンを前にパロディーを披露したことでも話題にになっており、もちろんピコ太郎さんもそのシーンを見たそうで、「あれを見てもう、私、興奮で震えすぎて…ゆっくり震えました!」と独自の表現で喜びを表し。さらに、「今日はせっかく来たので、『PPAP』の正式な踊り方を伝授したいと思います!」と、2人に指南を申し出た。2人が大喜びする中、振り付けを事細かに指導し完璧にマスター!「ペンパイナッポーアッポーペン」がスムーズに言えず、米倉さんが苦戦する一幕もあったが、最後には3人で見事に「PPAP」をやりきっていた。現場訪問を終えたピコ太郎さんは「この2人に『PPAP』をやっていただいただけでも、幸せ。すごく感動しました!!」と話し、「米倉さんは、いい女ですね~!芝居に入ったときの切り替え方、撮影合間の明るさ、細やかな気遣い…何もかもが素晴らしい女性でした。岸部さんは西田さんと並んで、私が本っ当に大好きな俳優さん。背が高くて、スタイルがよくて、優しくて、ますます大ファンになりました」と感動冷めやらぬ様子。一方、米倉さんは「やるからには、私もピコ太郎さんと同じヒョウ柄の衣装と、カツラも着けて踊りたかった!トータルで完コピできなかったのが、悔しいです(笑)」と漏らすも、「今日のことを、ピコ太郎さんのことが大好きなアメリカ人の知人に自慢します!」と得意げな表情でコメントした。「ドクターX~外科医・大門未知子~」最終話は12月22日(木)21時~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2016年12月17日千葉県出身のシンガーソングライター・ピコ太郎がこのほど、テレビ朝日系ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』の撮影現場を訪問し、米倉涼子と岸部一徳に「PPAP」のダンスを伝授した。今回は、ピコ太郎のプロデューサーである古坂大魔王が、22日(21:00~22:09)放送の『ドクターX』最終話にゲスト出演することから、そのギャラを請求するついでにピコ太郎が訪問。世界的にヒットしている「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」に乗せて踊りながら登場すると、古坂のギャラとして、パイナップル1個+アップル3個の請求書を米倉と岸部に提出し、スタジオを笑わせた。『ドクターX』では、第6話で西田敏行が「PPAP」のパロディを披露したが、ピコ太郎はそのシーンを見ていたそうで、「あれを見てもう、私、興奮で震えすぎて…ゆっくり震えました!」と、分かりづらい表現で興奮。それを踏まえ、「今日はせっかく来たので、『PPAP』の正式な踊り方を伝授したいと思います!」と、米倉と岸部に指南を申し出た。実際に指導に入ると、ピコ太郎はバレエ経験者の米倉に「バレエの概念は全部捨ててください!」など、振り付けを細かに伝え、米倉は「ペンパイナッポーアッポーペン」がスムーズに言えず苦戦する場面もあったが、最後には3人で見事に踊りきった。訪問を終えたピコ太郎は「米倉さんは、いい女ですね~! 芝居に入ったときの切り替え方、撮影合間の明るさ、細やかな気遣い…何もかもがすばらしい女性でした」と大喜び。その米倉は「やるからには、私もピコ太郎さんと同じヒョウ柄の衣装と、カツラも着けて踊りたかった!」と悔しがりながら、「今日のことを、ピコ太郎さんのことが大好きなアメリカ人の知人に自慢します!」と得意げな表情で話していた。なお、古坂が連続ドラマに出演するのは14年ぶり。内山聖子ゼネラルプロデューサーは「今回はグローバルな『ドクターX』でしたので、世界で活躍する方を最後のゲストに(笑)」とオファーの理由を語っている。
2016年12月17日米倉涼子が主演する大ヒットドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」。第4シリーズも佳境を迎えているが、先ほど放送された第10話では、病気であることを誰にも打ち明けず、気丈に振る舞っていたフリーランス麻酔科医・城之内博美(内田有紀)が、大門未知子(米倉涼子)の目の前で倒れる…という衝撃の展開を迎えた。2014年放送の前作第3シリーズの最終話では、師匠である「神原名医紹介所」所長・神原晶(岸部一徳)の手術を目に涙を浮かべながらやり遂げた未知子。そんな彼女を再び襲った“身近な人の命の危機”に、米倉さんも心を揺さぶられたそう。「城之内先生は未知子にとって、かけがえのない仲間。第1シリーズから蓄積してきた関係性があるからこそ、未知子が城之内先生のオペに挑むという展開に対して感じるものは大きかったです」とコメント。「いつも未知子を演じるときは一定のスタンスを保っているのですが、今回は設定が設定だけに、久々に『芝居をしているな!』という感覚を覚えました。第10話から最終話にかけて、城之内先生とは辛いシーン、心が痛むシーンがたくさんあるけど、お芝居という面ではとても充実感がありました」とふり返った。来週放送の最終話では、未知子の腕をもってしても完全切除が不可能な博美の局所進行膵がんに、“ある危険”をおかしてまでオペに踏み切る未知子。ところがオペの最中、未知子の手が止まってしまう…!一体どうしたのか?果たして、未知子は博美の命を救うことはできるのか…!?また、米倉さんのクランクアップの日は、かつてない緊迫感が漂う博美の手術シーンを撮影が行われた。精神的にハードな1日を過ごすことととなったが、「やりきりました!ニューヨーク・ロケから始まって、撮影期間がすごく長く感じられたのですが、本当にたくさんの皆さんが見てくださったことが、私たちの救いとなりました。『ドクターX』に懸ける思いや努力が報われたな、と感じています」と表情晴れやかに語った。「ドクターX~外科医・大門未知子~」最終話は12月22日(木)21時~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2016年12月15日俳優の水谷豊が40年間アイデアを温め続け、満を持して初監督と主演を務める映画『TAP-THE LAST SHOW-』。このほど、水谷さんが演じる元天才タップダンサーの主人公・渡真二郎の渋すぎるビジュアルと第1弾ポスタービジュアルが解禁。本作の公開日も2017年6月17日(土)に決定した。本作は、23歳のころから水谷さんが思い描いていたストーリーを結実させた物語。日本では初めてとなる“タップダンス”を題材にした作品に、全国から一流のタップダンサーが集結し、本物の“ショウ”と、ショウビジネス界の光と影を丁寧に描いていく。水谷さんが演じるのは、タップダンサーたちにとって憧れの存在であり、「彼の指導を受けたい」と誰もが熱望する伝説のショウ請負人・渡真二郎。かつては「天才」の名をほしいままにしていたが、19年前、ある舞台での事故をきっかけにダンサー生命を失ってしまう。その後は、演出家として仕事を続けていたが、その厳しさゆえに彼の周りからは人が離れてしまい、ここ数年は酒におぼれ、自堕落な生活を送り、ショウビジネスの世界からも姿を消してしまっていた男。そんな彼の元へ、岸部一徳演じる旧知の劇場支配人・毛利から「劇場最後のショーを演出してほしい」という相談を持ちかけられる。渋々この話を受けた渡。彼の元へとやってきたのは、それぞれに事情を抱えながらも、若さと豊かな才能をもつタップダンサーたち。彼らとの交流を通じて、渡の止まっていた時間が動き出す…というストーリー。そんな渡のビジュアルは、まさに彼の生きざまを表したかのような姿。水谷さんはこれまでのドラマや映画では白髪を見せたことがなかったが、今回、渡のキャラクターに合っているのではと、初めて白髪を活かしたビジュアルに。杖を手にした白髪交じりの水谷さんの、どこか危うさ漂う表情は印象的。過去の栄光を物語る部屋で、洗練された衣裳とあえて醸し出した“やさぐれた雰囲気”が合いまった、元天才タップダンサー・渡真二郎の姿が誕生している。水谷さんは、「『TAP -THE LAST SHOW-』の公開日が、2017年6月17日に決まり、大変嬉しく思っております。若いダンサーたちと作りあげた映画とショウを皆さんに楽しんで戴けたら、幸いです」と、熱い思いで完成させた本作にコメントを寄せている。『TAP-THE LAST SHOW-』は2017年6月17日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月14日