クリエイターアイテムショップ・PARKは、ファッションクリエイター・毒kinokopinkとの共催により、オタク文化と原宿ファッション文化をつなげるクリエイター見本市「公園会」を開催すると発表。同イベントにて自己PRや物販を行う参加クリエイターを募集している。会場は東京都・渋谷区の2.5D(渋谷PARCO part1 6F)。日時は3月1日 14:00~18:00。料金は前売1,500円、当日2,000円(ともに1ドリンク、入場特典ノベルティ付)。同イベントは、2014年5月のオープン以来、オタク文化と原宿ファッション文化の融合を目標に活動を続けているクリエイターアイテムショップPARKと、アーティストの衣装制作や「オスカル祭。」を主催した毒kinokopinkが、インターネット上で作品を公開し続けている若いクリエイターと、若い人材を発掘・起用したい業界との距離を縮め、仕事につながるチャンスの場を提供することを目的として開催するものだ。内容は、参加クリエイターによる自己PRやゲストコメンテーターによる講評、クリエイター物販、ライブステージという3つのプログラムで構成され、ゲストコメンテーターにはtomad(Maltine Records)、ミスミ(Zigg)、ヴィレッジヴァンガード渋谷宇田川店・増田日奈(ガールズポップカルチャー担当)が参加し、ライブステージにはtoriena、三代目パークマンサー (新生軟式globe)らの出演が予定されている。なお、主催者の毒kinokopink自身もクリエイターのひとりとして参加するということだ。また、現在募集しているのは、自己PRおよび物販に参加するクリエイター(若干名)。プレゼンテーションは最長10分間で、その様式や作品の既出/未発表は問わないという。なお、本人が顔出しNGの場合、プレゼンデータのみでの参加やショーケース形式等での参加も可能とのことだ。参加を希望するクリエイターは、こちらの応募フォームに名前やメールアドレス、自己PR、作品の概要がわかるPR素材URLを記入して応募する。締め切りは2月22日。
2015年02月12日中学生のころは、ドラマやアニメの影響で「高校の文化祭は出し物や模擬店などがあってすごく楽しい」というイメージがあったのですが、筆者が進学した高校の文化祭は出し物や模擬店は一切禁止。クラス全員で美術制作をするだけで終了と、寂しい文化祭でした。今回はこのような文化祭のガッカリエピソードを読者のみなさんから募集しました。さて、どんなガッカリエピソードが出てくるのでしょうか?調査期間:2012/8/28~2012/8/30アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)●文化祭の準備シーズンになるとほかの人の愚痴がすごくて……。私は色んな人の中立な立場にいたので愚痴聞かされてすごく疲れました(20歳/女性)やっぱりクラスメイト同士のあつれきが生まれるものですけど、その間に立つ人間にしわ寄せが来るのは勘弁です。●参加できるのは生徒だけで、一般の人が来場できる文化祭ではなかった(26歳/男性)防犯上の問題もありますけど、理想はいろいろな人が来る文化祭ですよね。●お化け屋敷をやったが、暗くするために部屋を閉め切ってしまい、暑くて中にいられなかった(45歳/男性)でも明るいとお化け屋敷じゃないですから(笑)。●模擬店は生徒会しかダメという意味不明なルールがあり、ほかのクラスは「○○の歴史」などの面白くなさそうなものばかりでした(25歳/女性)模擬店をやりたいがために生徒会に入った人もいそうですね。●友人の彼女の女子校の文化祭に行く予定でウキウキだったのですが直前でそのカップルが別れたために中止に……(30歳/男性)男子高校生にとって、「女子高の文化祭」というのはあこがれですからね。さぞ残念だったでしょう。●3年時に模擬店を出せる予定だったのですが、前年に隣県で大規模な食中毒があり自粛。代わりに何をやったのか覚えていない……(32歳/男性)当時、多くの学校で模擬店の中止があったそうですね。●模擬店はやってもよかったが、火を使ってはいけないのでどこも似たような内容のものばかりになった。タコヤキ屋がやりたかったのに……(24歳/女性)●3年に一度しかないこと。飲食の模擬店がないこと。女子高なのに、バザー目当てのおばさまが多いこと。ステージとか華やかなものがないこと(29歳/女性)散々でしたね(笑)。●大学受験の勉強のためというよく分からない理由で、文化祭と体育祭が1年ごとに交互にしか行われない高校だった。文化祭が2回、体育祭が1回だったのはうれしいが(29歳/女性)交互っていうのは珍しいですね。●自分が高校に進学した年度から文化祭の模擬店がなくなった(28歳/男性)これは悲しい(笑)。●まったく無名の芸能人が来た(40歳/女性)芸能人が来るだけマシだと思いますよ(笑)。高校の文化祭は催し物が多くて楽しいというイメージあるだけに、肩透かしを食らったときのガッカリ具合はハンパではありませんよね。私と同じく、ガッカリな文化祭をすごしたみなさんに、幸あれ!(貫井康徳@dcp)
2012年11月23日あちこちの学校で文化祭が開かれ、楽しそうな学生たちの様子が目に付く季節になりました。そこでマイナビニュース会員1,000人に「文化祭」についてアンケートをとりました。お化け屋敷や喫茶店など文化祭おなじみの出し物のほか、ちょっと変わった出し物も披露する学校も。今回は、みなさんが文化祭でやった面白い出し物をご紹介します。調査期間: 2012/10/9~2012/10/13アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数:1,000件・大学では、マグロの解体ショーをしていました(25歳/女性)盛り上がりそう!見て楽しい、食べておいしい出し物っていいですよね!・高校の時に校庭の中央に火をたいてその周りでフォークダンスをする行事がありました(29歳/女性)男女共学ならそこで恋が芽生えたりするのかも?・男子が女装して、女子が男装する逆ミスコンテストがあった(23歳/女性)・学校の顔コンテスト。なぜか学校の顔になる人、というのを選ぶコンテスト(29歳/女性)学校の顔になるってスゴイことですよね?選考の基準は何なのでしょう。顔の良しあし?頭の良しあし?・アームレスリング大会(22歳/女性)自分の強さをアピールできるいい機会かも。派手さはないですけど、声援とか飛び交って盛り上がりそうですね!・宝くじを買って文化祭の際に当選番号発表して当たれば賞金がもらえる(39歳/男性)文化祭の日までちょっとだけ夢を見られて、楽しそう。・大学の時になぜかイベントで戦隊もののヒーローが学園祭にやってくる(22歳/女性)それを目当てに近所の子どもやお母さまが集まってきたりして。自分たちがやるのではなく、やってくるってことは、本格的なんでしょうね。・美容室。本当に髪を切る(30歳/女性)腕がよければいいけれど……。もし、ただの学生が切るのならちょっと勇気がいるかもしれません。その場の勢いでどんな髪型になってもいい!と思う人にはおすすめかも。・昔V6の番組でやっていた、「未成年の主張」を全校生徒の前でやって、それに出た(29歳/男性)・当時ウオーターボーイズがはやっていてまね事をやっていた気がします(26歳/男性)「未成年の主張」、懐かしいですね。参加した人は何を告白したのか気になるところ……。・スーパーマリオの世界体験。マリオになってゲームの中を歩ける(26歳/女性)実写版マリオ??土管とか毒キノコとか用意するんでしょうか。・男子は上半身裸で校歌に合わせて準備体操(23歳/女性)なにをするための準備体操なんでしょう(笑)。やっている本人たちはどんな気持ちなのか……なんて深く考えるのはやめましょう。・乗馬体験(32歳/男性)優雅ですね~。しかも馬が走れるくらい広い敷地のある学校っていうのがうらやましい。・男子のチアガール!ちょっと変でした・・・。(33歳/女性)ちょっと見てみたいかも。ムダ毛は処理してますよね?皆さん、面白い出し物を文化祭でされてますね。あなたは文化祭でどんな出し物をしましたか?(文/こうのゆみこ)
2012年10月27日長崎県の南東部、橘湾(たちばなわん)と有明海に挟まれた島原半島。世界有数の活火山・雲仙岳(うんぜんだけ)を擁しており、その中心都市が島原市だ。ここに一風変わった食べ物がある。その名は「いぎりす」。ロンドンオリンピックが開催されるイギリスと関係あるのか、いったいどういう食べ物なのか現地で調査した。この「いぎりす」、考えていても仕方ないので手っ取り早く島原温泉観光協会に尋ねてみた。すると「島原に伝わる郷土料理ですよ。おばあちゃんが昔から作ってくれていた懐かしい味ですね」と同協会の下田香奈さん。しかし、郷土料理なのに「いぎりす」とはますます混乱する。「有明海で採れる”いぎす草”という海草を使った料理で、いぎすがなまっていぎりすになったそうです」。なるほど、素材の名前が由来だったわけだ。でも、どんな味なの?「うーん、うまく説明できないのですが、これという特徴のある味ではありませんね。冠婚葬祭や人が集まるときのおもてなしに振る舞われるハレの日の料理で、年配の方には今も喜ばれていますよ」。これは食べてみるしかない。そこで、島原市内で唯一「いぎりす」を食べさせてくれるという郷土料理店「中屋」を紹介してもらった。訪ねてみると、島原城を目の前に望む昔ながらのみそ蔵を改装した店で、おかみさんが手作りの料理でもてなしてくれる。早速頼んでみると、薄茶色の四角いかまぼこのようなものが運ばれてきた、中に小さく刻んだ具が入っている。「いぎす草は有明海で6月ごろに採れる海草です。その乾燥させたものを鍋で煮て溶かし、味つけした野菜や魚を入れて固めたのがいぎりすです」。いぎす草自体は味がないそうで、中に入れる具材がおいしさのポイントになるとか。中屋では細かく刻んだニンジンと白身魚を煮てほぐしたものを入れている。かつては各家庭で作られていたが、手間がかかることから今では手作りすることは少なくなったという。ではでは、いただいてみよう。ひと口目の感じは少しざっくりしたもの。磯の香りが漂うが、味の印象はぼんやりしている。そこで酢じょうゆをつけてみた。おっ、味が引き締まり、具材の野菜や魚の風味が口の中に広がる。さらにふた口、三口と食べ進めると塩加減もちょうどよく感じられてきて、酒の肴にいけそうだ。色々調べてみると、いぎりすのルーツは四国の今治地方に伝わる「いぎす豆腐」であることも分かった。島原の乱で人口が激減した島原を復興させるために、江戸幕府が大規模な移住政策を行い、四国地方から大勢の人と文化が流入。特産の手延べそうめんも、小豆島(しょうどしま)から持ち込まれた技術によるものだ。島原地方にはいぎりすのほか、小さな白玉団子を湧き水で作ったシロップで食べる「かんざらし」やサツマイモの粉を使う、うどんのような「六兵衛」など、ユニークな郷土料理がある。長崎島原に来た際はこちらもいっしょに味わってみたい。住所:長崎県島原市城内1丁目1186交通:島原鉄道島原駅から徒歩5分営業時間:10:00~17:00定休日:木曜席数:20席駐車場:2台いぎりす315円(多人数での利用の場合は前もって連絡を)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日各国さまざまな文化がありますが、日本にもステキな文化はたくさんあります。マンガやアニメ、ファッションなど多くの日本文化が外国に発信されていますが、日本の和を感じる日本ならではの文化を外国人はどう思っているのでしょうか。外国人20人に「ステキだと思う日本文化」について聞いてみました。・書道。自分も習いたいので、日本語を勉強しはじめた(イタリア/女性/30代後半)日本の書に魅せられる外国人って多いですよね。美術的な観点だけでなく、意味を知り、その奥深さを知る。とてもステキな文化です。・お風呂(温泉、銭湯)の習慣。お風呂に入ると清潔ですし、よく汗をかきスッキリしますし、血行も良くなるなど健康によく、リラックスもできます。また、露天風呂は自然が身近に感じられて気分が良くなります(ドイツ/男性/30代後半)そうですよね~、気持ちいいですよね~。あったかいお湯につかる瞬間なんて、気持ちよすぎて思わず「くはぁ~」って言っちゃったり(笑)。お風呂は最高です!・ウォシュレットそして水に流せるトイレットペーパー。ウォシュレットは場所をとらないで、冬は暖かい便座に座れて、必要に応じて清潔感を保たれます。そして、流せるトイレとペーパーで他人がふいた紙を見なくてすむし、においも残りません(ブラジル/女性/50代前半)日本のトイレは世界一?トイレットペーパーは種類もさまざまで、柔らかくて、香りがついているものもあったり。日本のトイレ製品は、お尻に優しいものが多いんですね。・職人精神。伝統を守ること、またプロの精神とこだわりがすばらしいと思う(韓国/女性/30代後半)技術だけでなく、伝統を守ろうと懸命に打ち込む心意気がステキです。後世にも受け継いでいってほしいです。・冬にみんながコタツで座ってみかんを食べることです。体も心も温かくなりそうです(中国/女性/20代後半)コタツでみかんって日本の文化なんでしょうか?(笑)。でも、家族がひとつの場所に集まって、ワイワイ言いながらみかんを食べるっていう光景は、なんだかほっこりします。・成人式です。成人式がないといつ大人になったかがわからないからです(シリア/男性/30代前半)近年ではモラルに欠けた人たちの言動が話題になったりもしますが、晴れ着姿で写真を撮ったり、懐かしい仲間と再会できたり、成人式にはいいところもありますもんね。・日本の建築やトンネル技術。世界一優れている技術である(ネパール/男性/40代前半)土木建築技術は日本が誇るもののひとつですが、日本人でもその技術のすごさを知らない人が多いかもしれません。こう見ていくと、日本には便利なものや、身も心も温まる文化が多いんですね。外国人もステキだと思うこれらの文化。日本人はそれを守り続けていくことが大事ですね。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日各国さまざまな文化がありますが、日本にもステキな文化はたくさんあります。マンガやアニメ、ファッションなど多くの日本文化が外国に発信されていますが、日本の和を感じる日本ならではの文化を外国人はどう思っているのでしょうか。外国人20人に「ステキだと思う日本文化」について聞いてみました。・書道。自分も習いたいので、日本語を勉強しはじめた(イタリア/女性/30代後半)日本の書に魅せられる外国人って多いですよね。美術的な観点だけでなく、意味を知り、その奥深さを知る。とてもステキな文化です。・お風呂(温泉、銭湯)の習慣。お風呂に入ると清潔ですし、よく汗をかきスッキリしますし、血行も良くなるなど健康によく、リラックスもできます。また、露天風呂は自然が身近に感じられて気分が良くなります(ドイツ/男性/30代後半)そうですよね~、気持ちいいですよね~。あったかいお湯につかる瞬間なんて、気持ちよすぎて思わず「くはぁ~」って言っちゃったり(笑)。お風呂は最高です!・ウォシュレットそして水に流せるトイレットペーパー。ウォシュレットは場所をとらないで、冬は暖かい便座に座れて、必要に応じて清潔感を保たれます。そして、流せるトイレとペーパーで他人がふいた紙を見なくてすむし、においも残りません(ブラジル/女性/50代前半)日本のトイレは世界一?トイレットペーパーは種類もさまざまで、柔らかくて、香りがついているものもあったり。日本のトイレ製品は、お尻に優しいものが多いんですね。・職人精神。伝統を守ること、またプロの精神とこだわりがすばらしいと思う(韓国/女性/30代後半)技術だけでなく、伝統を守ろうと懸命に打ち込む心意気がステキです。後世にも受け継いでいってほしいです。・冬にみんながコタツで座ってみかんを食べることです。体も心も温かくなりそうです(中国/女性/20代後半)コタツでみかんって日本の文化なんでしょうか?(笑)。でも、家族がひとつの場所に集まって、ワイワイ言いながらみかんを食べるっていう光景は、なんだかほっこりします。・成人式です。成人式がないといつ大人になったかがわからないからです(シリア/男性/30代前半)近年ではモラルに欠けた人たちの言動が話題になったりもしますが、晴れ着姿で写真を撮ったり、懐かしい仲間と再会できたり、成人式にはいいところもありますもんね。・日本の建築やトンネル技術。世界一優れている技術である(ネパール/男性/40代前半)土木建築技術は日本が誇るもののひとつですが、日本人でもその技術のすごさを知らない人が多いかもしれません。こう見ていくと、日本には便利なものや、身も心も温まる文化が多いんですね。外国人もステキだと思うこれらの文化。日本人はそれを守り続けていくことが大事ですね。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月20日長崎県の南東部、橘湾(たちばなわん)と有明海に挟まれた島原半島。世界有数の活火山・雲仙岳(うんぜんだけ)を擁しており、その中心都市が島原市だ。ここに一風変わった食べ物がある。その名は「いぎりす」。ロンドンオリンピックが開催されるイギリスと関係あるのか、いったいどういう食べ物なのか現地で調査した。この「いぎりす」、考えていても仕方ないので手っ取り早く島原温泉観光協会に尋ねてみた。すると「島原に伝わる郷土料理ですよ。おばあちゃんが昔から作ってくれていた懐かしい味ですね」と同協会の下田香奈さん。しかし、郷土料理なのに「いぎりす」とはますます混乱する。「有明海で採れる”いぎす草”という海草を使った料理で、いぎすがなまっていぎりすになったそうです」。なるほど、素材の名前が由来だったわけだ。でも、どんな味なの?「うーん、うまく説明できないのですが、これという特徴のある味ではありませんね。冠婚葬祭や人が集まるときのおもてなしに振る舞われるハレの日の料理で、年配の方には今も喜ばれていますよ」。これは食べてみるしかない。そこで、島原市内で唯一「いぎりす」を食べさせてくれるという郷土料理店「中屋」を紹介してもらった。訪ねてみると、島原城を目の前に望む昔ながらのみそ蔵を改装した店で、おかみさんが手作りの料理でもてなしてくれる。早速頼んでみると、薄茶色の四角いかまぼこのようなものが運ばれてきた、中に小さく刻んだ具が入っている。「いぎす草は有明海で6月ごろに採れる海草です。その乾燥させたものを鍋で煮て溶かし、味つけした野菜や魚を入れて固めたのがいぎりすです」。いぎす草自体は味がないそうで、中に入れる具材がおいしさのポイントになるとか。中屋では細かく刻んだニンジンと白身魚を煮てほぐしたものを入れている。かつては各家庭で作られていたが、手間がかかることから今では手作りすることは少なくなったという。ではでは、いただいてみよう。ひと口目の感じは少しざっくりしたもの。磯の香りが漂うが、味の印象はぼんやりしている。そこで酢じょうゆをつけてみた。おっ、味が引き締まり、具材の野菜や魚の風味が口の中に広がる。さらにふた口、三口と食べ進めると塩加減もちょうどよく感じられてきて、酒の肴にいけそうだ。色々調べてみると、いぎりすのルーツは四国の今治地方に伝わる「いぎす豆腐」であることも分かった。島原の乱で人口が激減した島原を復興させるために、江戸幕府が大規模な移住政策を行い、四国地方から大勢の人と文化が流入。特産の手延べそうめんも、小豆島(しょうどしま)から持ち込まれた技術によるものだ。島原地方にはいぎりすのほか、小さな白玉団子を湧き水で作ったシロップで食べる「かんざらし」やサツマイモの粉を使う、うどんのような「六兵衛」など、ユニークな郷土料理がある。長崎島原に来た際はこちらもいっしょに味わってみたい。住所:長崎県島原市城内1丁目1186交通:島原鉄道島原駅から徒歩5分営業時間:10:00~17:00定休日:木曜席数:20席駐車場:2台いぎりす315円(多人数での利用の場合は前もって連絡を)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月11日