世間はお盆休みですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。お子さんが休みのこの時期に、改めてお子さんのサッカーの事を考えてみませんか。本日は、ジュニアサッカー(少年サッカー)の保護者向け情報サイト「サカイク」で2020年1月から7月に配信した記事の中でみなさんの注目度が高かった「テクニック」をテーマにした記事をランキングでご紹介します。技術や判断力を磨くベースも、自分で考える力があってこそになります。どんなふうに習得させるのか、三菱養和サッカースクールにはご家庭での過ごし方なども伺いましたので、ぜひいま一度ご覧ください。第3位中村憲剛が語るDFにボールを奪われなくするための2つのポイントDFがいる状況でも「止める・蹴る」を実行するにはどんなことを意識すればよいのか。日本最高峰のMF、中村憲剛選手がコーチとなって教えてくれた「中村憲剛のプレーの極意」。日本の選手の中もトップクラスに技術、判断に優れた中村選手が直接教えてくれたDFにボールを奪われないためのポイントとは。DFがいる状況でも「止める・蹴る」を実行するにはどんなことを意識すればよいのかを理解するのにおすすめです。記事を読む>>第2位「勝負に徹するより"個"を育てる」40年以上も続く静岡学園高校サッカー部のスタイルとは?テクニカルかつ攻撃的なスタイルを貫く静岡学園のプレースタイルには、多くのファンがひきつけられました。拘り続けるのは、目の前の勝負ではなく、選手の10年後を見据えた育成。選手として上のステージに行った時に何が必要なのかを意識した静学の「個の育成」について、選手権優勝の川口修監督に伺いました。記事を読む>>第1位育成の名門、三菱養和サッカークラブに聞いたサッカー上達につながる「判断力」の身につけさせ方テクニック系の記事で1~7月に一番読まれたのは、三菱養和サッカークラブに伺った判断力のお話でした。サッカーに必要な判断力をどう身につけるのかは、多くの保護者にとって関心が高いことです。育成の名門、三菱養和サッカースクールが子どもたちの判断力を高めるために保護者達にお伝えしていることなどをスクールの統括責任者を務める、秋庭武彦さんにお話を伺いました。上手いけど伸びない子の特徴なども教えていただいたので、記事でご確認ください。記事を読む>>いかがでしたでしょうか。これからも親御さんご自身が考えるきっかけになったり、チームがよくなるきっかけになる記事を配信していきますので、ご愛顧のほどよろしくお願いいたします。【保護者、指導者の皆さんへ】連日猛暑続きで夏バテが続いている方もいらっしゃるのではないですか?まだまだ暑い日は続きますが、お父さんお母さんの疲労回復のためにこちらの記事をご紹介しますので、参考にしてリフレッシュしてくださいね。バスクリンのお風呂博士に聞いた「正しい入浴と睡眠の知識」>>
2020年08月13日2012年に発売された女優・川口春奈のファースト写真集『haruna』の電子版写真集が、きょう30日に発売される。ワニブックスでは、創業40周年を記念し、これまでに発売した写真集を電子化した「電子版写真集」を発売。6月30日には、川口春奈のファースト写真集『haruna』の電子版写真集をリリース。同写真集には、当時17歳の初々しさ残る表情が詰め込まれている。さらに7月7日に『haruna2』、7月14日に『haruna3』と続々と電子版リリースが決定している。そのほか、川島なお美 写真集『WOMAN』、中山美穂 写真集『SCENA』、大石恵 写真集『eternal』も、6月30日に電子版写真集として発売される。
2020年06月30日令和最初の全国高校サッカー選手権で優勝を果たした静岡学園高校。今年78歳となる井田勝通総監督にとっては96年の鹿児島実業との両校優勝以来、24年ぶりの選手権優勝となりました。テクニックと個人技を大事にし、見る者を魅了する「静学スタイル」を確立させた井田総監督が、今だからこそ若い指導者たちに伝えたいことは何か。指導者として大事なことを伺いました。(取材・文:元川悦子写真:森田将義)(C)森田将義■負けた悔しさを糧に努力して初めて頂点に立てる「清々しい青空、満員の観客の中で、美しく華麗で見る者を魅了する学園らしいサッカーを見せて、選手権の単独制覇を果たす。それが俺の夢なんだ」96年1月の第74回高校サッカー選手権大会で鹿児島実業と両校優勝を成し遂げた後、静岡学園の井田勝通監督(当時)は悔しさをにじませました。それから24年の月日が経過した2020年1月、静学は悲願の単独優勝を達成しました。井田監督はすでに現場を退き、総合監督としてベンチに入っていましたが、教え子である川口修監督や齊藤興龍コーチらが自身の哲学を貫き、選手を育て上げ、成果を挙げたのだから、感無量だったはずです。「修も監督になって10年目。優勝するまでには本当に長い時間がかかるもんなんだよ。俺自身も昭和51年度(1976年度)に初めて選手権決勝まで勝ち上がり、国立競技場の大舞台に立ってから、両校優勝するまで19年もかかったんだから。今のユース年代でトップを走る青森山田の黒田(剛監督)だって、柴崎岳(ラコルーニャ)を擁した2010年度の高円宮杯全日本ユース選手権の時は、1次リーグで学園に負けて敗退するくらいのレベルだった。『生みの苦しみ』というのはスポーツ界全体に共通するもの。負けた悔しさを糧に努力して初めて頂点に立つことができる。それを多くの指導者が体験し、理解してほしいな」と名将はしみじみ話していました。■かつては小嶺監督(現:長崎総合)の朝練を学びに行ったことも井田前監督が静学の指導を始めたのは1972年12月。当時の日本サッカー界は1968年メキシコ五輪銅メダルの原動力になったドイツのデッドマール・クラマー氏のメソッドが中心でした。当時のドイツは4-3-3のスイーパーシステムがベースで、3人のDFの後ろにもう1人のDFを置いてセフティに守るという考え方がよしとされていたのです。しかし井田前監督は3バックのゾーンで守って、ドリブルとショートパスでゆっくり攻めるラテンスタイルのサッカーを志向しました。原点となったのが、17歳の時に衝撃を受けたブラジルサッカーの王様・ペレ。彼のような選手を育て、人々を驚かせるサッカーをしたいという理想を掲げてスタートしたのです。「当時の俺はガムシャラだった。島原商の小嶺(忠敏=現長崎総合科学大学付属監督)の朝練がすごいという話を耳にして、1週間泊まって毎日勉強したこともある。小嶺の練習はボールを使ってキックやパス、ヘディングなど基本技術を磨く内容で一般的なものだったけど、『俺たちも朝練をやらなきゃダメなんだ』と分かって、朝5時半から毎日、練習をやるようしたんだ。今の時代は学校もうるさいから早朝練習もやりにくいけど、指導者に情熱がなければ子どもは教えられない。朝練ができない環境なら、子どもたちに『自主練をやらなきゃいけない』という気持ちにさせる工夫をしなくちゃならないんだ」■マニュアル通りの指導ではコピーを生むだけ「今の時代は指導者が勉強できる環境が整っているし、海外から有名クラブの指導者がやってきてセミナーや講習会も受けられる。バルセロナのコーチの話を聞いてそれを取り入れるだけで強いチームを作れるなら全員がそうするはずだ。サッカーはそんなに単純じゃない。日本サッカー協会の指導者マニュアル通りに指導しても画一化が進むだけ。コピーをしてるだけではオリジナリティは生み出せない。そこは声を大にして言いたいところだよ」とゼロから1つ1つ道を切り開いた名将は含蓄ある発言をしています。昨今の子どもたちが個性やオリジナリティに欠けているというのは、サッカーに限った話ではありません。教育現場でも同様の傾向が進んでいると言われています。「何事も言われた通りに動くのがいい子」という一般的な評価基準では、際立った才能のある人間は出てきづらいのは確かです。そのあたりに井田前監督は警鐘を鳴らしています。■行動を起こさなければいつまでもコピーから抜け出せない「最近の日本では『I can do for you(あなたのためにやってあげる)』ではなく『You can do for me(私のためにやってください)』という発想が目立つ。受け身や指示待ち人間も多い。そういう教育ばかり受けていると、自分からアイディアを出したり、創造性を発揮して物事を起こすような人間になるのは難しい。サッカー選手もそうで、特にJリーグの下部組織にそういう子どもが多いと感じる。型にはまっていた方が楽だし、安心なのも分かるけど、それじゃあ本当に見る者を魅了するようなプレーはできないんだ。俺自身は破天荒なタイプだから、何度も協会から怒られた。『なぜドイツ流のスタイルでやらないんだ。日本人はもともと技術的に劣るからそのサッカーが一番合っているのに』と言われたこともある。でも異端児の自分はその考えに賛同できなかった。『絶対に人のコピーはしない』とむしろ燃えてきたよ(笑)。自分らしいサッカーを追求するためにはどうすればいいかとつねに考え、毎年のようにブラジルに足を運んだ。そうやって行動を起こさなければ、いつまでもコピーからは抜け出せない。今の時代は情報が多い分、オリジナリティを前面に出すのは難しいと思うけど、『新しいものを生み出すんだ』という情熱を持ってやってほしいよ」燃えたぎる情熱が信頼できる教え子たちに引き継がれ、静学は約50年がかりで1つのスタイルを確立するに至りました。確固たる信念がなければ、成功もありえないということを、井田前監督は改めて私たちに教えてくれたのです。(後編に続く)井田勝通(いだ・まさみち)サッカー指導者、静岡学園高校サッカー部総監督1942年3月、満州・奉天(現瀋陽)生まれ。静岡高校、慶応大学を経て、静岡銀行に入行。サッカー指導は慶応大学時代からスタートし、72年12月に静岡学園高校のプロコーチとなる。ブラジルスタイルの個人技時主体のサッカーを追求し、77年正月の第55回高校サッカー選手権で準優勝。96年正月の第74回選手権で鹿児島実業と両校優勝。2020年の第98回選手権で24年ぶりの優勝を果たした。2009年に監督勇退後、総監督として現在も公式戦のベンチに入っている。
2020年06月03日女優の川口春奈が27日、YouTube公式チャンネル「川口春奈オフィシャル はーちゃんねる」に、Nintendo Switchソフト『あつまれ どうぶつの森』の実況動画を投稿。28日現在で20万再生を突破し、「ゲーム動画」の急上昇にもランクインしている。川口は動画の冒頭で、「みなさん、こんにちは。ついに手を出しちゃいました。Switch!」とコントローラーを見せ、「やってしまったよね。そして、『どうぶつの森』が大流行ということで流行りに乗ってみて。本当に何もまだまだ開拓できていないんですけど、私の島をお見せしましょう」と実況プレイをスタートした。まずはマップを公開しながら、「出ましたアムしゃん島!」と島の名前を発表しつつ、「こう見ると何もない……。やっぱりやり込んでいる人のマップはにぎやかになっていると思うんですけど」と吐露。愛犬が「アム」であることから“アムしゃん島”に命名したそうで、「私の名前は“はーちゃん”です」と明かした。その後は図鑑や家の中を公開し、釣り、土掘り、資材集め、住民との交流など気ままな“あつ森ライフ”を楽しんだ川口。コメント欄を通じて、「人生で初めてコントローラーを持ち、ゲームをしました」「まだまだ初心者ですがこれからどんどん島を賑やかにしていきたい」「みんな温かく見守って~」と呼び掛け、「頑張って!」「楽しかったです」「次回期待」「慣れてないところも含めてかわいい」など900件以上の感想が寄せられている。
2020年05月28日女優の川口春奈(かわぐち・はるな)さんが、2020年4月19日に自身のYouTubeチャンネル『はーちゃんねる』を更新。英会話レッスンの様子を公開し、多くの反響を呼んでいます。川口春奈が英会話レッスンに挑戦川口春奈さんは2020年3月22日に、『川口、英語喋れるってよ。』と題した動画を公開。動画の題名とは違って川口春奈さんはあまり英語が得意でないといい、「海外旅行で困らない程度の英語力を身に付けたい」と話しています。『川口、英語喋れるってよ。』今回は『川口、英語喋れるってよ。』の第2弾ということで、オンラインで先生から英会話のレクチャーを受けます。オンラインでも川口、英語喋れるってよ。~タクシー編~新型コロナウイルス感染症の影響で外出自粛が求められる中、行われた初のオンライン授業。川口春奈さんは少し緊張した様子を見せましたが、徐々にペースをつかみ英語を習得していきます。途中、日本人が苦手とする『R』の発音を褒められ、嬉しそうな笑顔を見せた川口春奈さん。一方、『V』の発音は苦手なようで、先生から口の形についてアドバイスが。すると、川口春奈さんはオーバーになってしまい、「やりすぎです」と先生を笑わせていました。その後も和気あいあいとした雰囲気で授業が続き、最後は「来週もお願いします」と英語で挨拶。終了後、川口春奈さんは「今後も続けたい」と意欲を見せていました。動画の視聴者は「一緒に授業を受けているような気分だった」と大喜び。また、「この動画が無料なんて信じられない」といった声も寄せられています。・こんなにかわいい子を見ながら英語も学べるなんて!私も始めてみようかな?・必死に覚える春奈ちゃんがかわいい!自分たちも、いい英語の勉強になります。・マジで?この動画が無料なんて…。今の時代に感謝です!次の動画では1人で料理に挑戦するという川口春奈さん。英会話レッスン第3弾も含め、公開が楽しみですね!川口春奈のヘアメイクアーティストとのコラボ動画が大反響!「すっぴん最強」と絶賛の声が続出川口春奈の性格は独特?「ひどい顔」とすっぴん姿を披露彼氏については様々なウワサが…[文・構成/grape編集部]
2020年04月21日新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の感染拡大を受け、2020年4月7日に東京を含む7都府県を対象に発令された緊急事態宣言。これまで以上に外出自粛の動きが強まり、緊急事態宣言後、渋谷や新宿などの繁華街では閑散とした光景が広がっていました。しかし一部では、いまだに出歩く人もいる様子。俳優の川口春奈さんがInstagramで、自身が目撃した出来事を投稿し、苦言を呈しました。川口春奈、散歩中に目撃した光景飼い犬の散歩や病院、スーパーマーケットでの買い出し以外では、外出を控えているという川口さん。その日、飼い犬の散歩中に通りかかったカフェ店内の光景に、憤りを覚えてしまったといいます。 View this post on Instagram A post shared by 川口春奈 (@haruna_kawaguchi_official) on Apr 9, 2020 at 10:31pm PDTカフェで人がわんさかの中ランチしてる方たちがいてなんだかがっかりしました。どうしてかな。haruna_kawaguchi_officialーより引用コロナウイルスの感染を予防するため、提唱されているのが3つの密。換気の悪い密閉空間、人が密集している場所、そして互いに手を伸ばしたら届く距離での会話や発声が行われる密接場面は避けるよう呼びかけられています。「がっかりした」と複雑な心境を明かした川口さんの投稿に、共感のコメントが多数寄せられています。・渋谷や新宿とか目立った場所は確かに人がいないけれど、少し外れると今も人がたくさん出歩いている。・何をやってるんだろうって思う。「自分たちは絶対にかからない、かかっていない」っていう謎の自信でもあるのか。・あきれた…。そんな状況じゃ、東京で毎日感染者数が増えるわけだ。投稿文の最後に「今、私にできることはなるべく人に会わないこと。今は我慢して頑張る時」ともつづっていた川口さん。いまだ収束の兆しが見えない中、私たち一人ひとりが足並みをそろえることが、何よりも大切になってきます。数週間後の未来のため、できることから少しずつ、そして責任ある行動を心がけたいものです。[文・構成/grape編集部]
2020年04月12日女優の川口春奈(かわぐち・はるな)さんが、自身のYouTubeチャンネル『はーちゃんねる』を2020年3月29日に更新。『川口春奈のできるまで』と題して、ヘアメイクアーティストの高取篤史さんによるメイク動画を公開しました。川口春奈のメイク動画に「すっぴんがすでにきれい」と反響タレントによるメイク動画は多数公開されていますが、ヘアメイクアーティストによるものは貴重です。川口春奈さんのすっぴんのきれいさもあって、この動画は2020年4月1日現在で200万回近く再生されるほどの大反響となりました。川口春奈のできるまで動画冒頭で川口春奈さんは「しっかりと保湿をすることが大事」とコメントし、それを補足する形で高取篤史さんが家庭でできる簡単な方法を紹介。要所要所で、高取篤史さんがメイクのポイントを教えてくれるのもファンにとっては嬉しいところです。この動画を見た人からは「やっぱりプロってすごい」「目のメイクが決め手なのがよく分かる」といった、プロのテクニックに感心する声が寄せられました。2020年4月からは、スポーツ情報番組『Going! Sports&News』(日本テレビ系)でキャスターに初挑戦する川口春奈さん。持ち前の明るさを活かしたアスリートたちとの掛け合いが楽しみですね。[文・構成/grape編集部]
2020年04月01日令和最初の全国高校サッカー選手権で優勝を果たした静岡学園高校。足元の技術やドリブルなどの個人技で観客を魅了するスタイルのチームでしたが、連覇をかけた青森山田高校に先制点を許しながらも逆転劇は印象的でした。試合をご覧になった方はご存知かと思いますが、前半は劣勢だった静岡学園のプレーが後半にガラッと変わり、チームが勢いにのって逆転勝利につながったのです。劣勢を跳ね返すことができた理由の一つが、試合後の川口修監督のインタビューで語られた「選手たちに整理する力があった」こと。サッカーでも勉強でも役に立つ「整理する力」とはどんなスキルで、静岡学園ではどう身につけさせているのか、川口修監督にお話を伺いました。(取材・文:元川悦子写真:森田将義)<<齊藤興龍コーチに聞いたタイムマネジメント術近年は東大合格者も生んだ静岡学園が取り組む1日、1週間の効率的な時間の使い方状況をよく見て頭の中を整理できたからこそ、後半戦い方をガラッと変えることができたのです■劣勢でもブレずにスタイルを貫けた理由1月13日に行われた第98回高校サッカー選手権大会決勝で、2019年高円宮杯プレミアリーグ王者・青森山田に前半から2点のリードを許しながら、3点を奪って逆転勝利し、初の単独優勝を飾った静岡学園。彼らのアグレッシブな戦いぶりは多くの高校サッカーファンを大いに勇気づけました。劣勢で折り返したハーフタイム。指揮を執る川口修監督は「ブレるな」と語気を強めたといいます。「青森山田はフィジカル的に強く、強固な守備をベースにセットプレーやロングスローで点を取ってくるチームです。彼らに勝ちたいと思うなら徹底的に相手を分析して、ストロングポイントを消すのが早い。しかし学園は勝利よりも個人の力を伸ばすことに主眼を置いていますから『1対1で負けるな』『個々の力を押し出せ』というベースをあえて曲げずに戦いました。自由度の高いサッカーをするのは選手たちにとっては難しいものです。あの大舞台ですからなおさらでしょう。でも僕らは高い目標を持ち、時間をかけてコツコツと技術と戦術眼を磨いてきた。そういう自信があったから、最後の最後で勝ち切れた。選手権決勝は『静学スタイル』を貫いた1つの成果ですし、埼玉スタジアムに集まった人々や全国のファンが喜んでくれたのも、その姿を目の当たりにしたからだと思います」■指導者の言葉を何でもかんでも鵜呑みにしない、情報取捨選択も必要川口監督が井田勝通前監督(限総合監督)の下でプレーしていた頃から、静学の哲学は変わっていません。96年末に藤枝明誠から母校に戻ってコーチになり、2009年に監督に昇格してからも「自分で考えて行動する力」をつけさせようと意識的にアプローチしてきたといいます。「『選手に教えすぎてはいけない』というのは、井田さんが指導現場に立っていた頃から言い続けていたこと。戦術を1~10まで事細かに教えなくてもサッカーができるようになると僕は考えています。実際、選手権で優勝したチームもこの1年間は課題の改善というのを重要テーマに掲げ、つねに取り組んできました。試合後は必ずミーティングを行って、何が問題だったのか、どうしてうまくいかなかったかをフィードバックし、それを選手たちに考えてもらうように仕向けたんです。それを踏まえて、彼らは選手同士のミーティングもよくやっていましたね。今回のチームはインテリジェンスとアンテナの感度が高く、それぞれ意見を言い合える自主性とコミュニケーション力があった。僕たち指導者が何か言わなくても、『自分たちで変えていこう』と決断してチーム全体に発信することもできましたね。課題改善のサイクルを通じて、状況に応じた良いプレー、良くないプレーの判断基準を身につけることが頭の中を整理することにつながります。監督やコーチの指示も、何でもかんでも鵜呑みにせず、ピッチ内の状況を考え、その時の状況に合わせて取捨選択できるのもスキルの一つで、このスキルは年々高まっていると感じます。実際今回のチームでも、青森山田戦の時も僕が『ブレるな』と言った後、キャプテンの阿部健人が中心となって『前半は自分たちのサッカーができてない。ここからは普通にやろう』と声を掛け合っていました。その姿を見て大丈夫だと感じました。自立心の高い選手たちに恵まれて本当に感謝しています」と川口監督はしみじみと語っていました。■指導者に言われたことを理解し、課題を克服してピッチで実現できることが大事課題の改善に関しては、試合やビッグトーナメントの時だけに行っていたわけではありません。日々の練習の時から地道に取り組んでいたのです。思ったようなパフォーマンスが出せなかったり、技術・戦術面で足りない部分があったり、メンタル的な問題を抱えている選手がいたら、川口監督や齊藤興龍コーチはその選手を呼んで意思疎通を図ることを忘れませんでした。「気になる選手がいれば練習前後に声をかけて『何か不安なことがあるのか』と聞いたり、『もっとこうした方がいいんじゃないか』とアドバイスするようなことは日常的にやっていました。練習の中で意識させるのが選手を伸ばす一番のポイント。指導者に言われたことを理解し、自分なりに努力して課題を克服し、ピッチ上で表現できる選手が最終的に選手権でメンバー入りし、大舞台で活躍するんです。そうやって目覚ましい成長を遂げる選手は『アドリブ力』も高まりますね。サッカーは止める蹴るの基本が最も重要ですけど、余裕が出てきたらもう一段階レベルの高いプレーをやっていい。それこそが個性だと僕は思います。思考力のベースがあって初めてアドリブができるようになる。そこまで行けば、静学の育成としては一応の成功かなと感じます」■高校以降も「伸び続ける力」のベースを身につけさせるのが静学のモットーそんな川口監督が口癖のように言っているのは「武器を大きくしろ」ということ。静学は技術・戦術・フィジカル・メンタルが全て平均点の選手を育てるチームではないという強い自負があるからなのです。「選手の特徴は千差万別。いろんな選手がいていいんです。例えば、今年川崎フロンターレに入った東京五輪代表候補の旗手怜央なんかは1対1とスピードには絶対的な自信を持っていました。本人は順天堂大学に進んでから『守備のプレスのかけ方が分からない』と苦労したようですが、そういうことは自分で考えて判断していけばいい。それによってプレーの幅と思考力が伸びていく。高校年代は個人のベースとなる技術とストロングポイントをしっかりと身に着けていくことが大事、それが伸び続ける力の原動力になる。それを身に着けさせるのが静学のモットーなんです」川口監督が強調する哲学に魅了され、入学希望者は年々増加しています。2020年春にはサッカー部員が280人体制になる見通し。その大所帯で個の力を磨くことは難しいですが、それにあえて取り組んでいくことで、彼らはさらなる高みを目指すつもりなのです。<<齊藤興龍コーチに聞いたタイムマネジメント術近年は東大合格者も生んだ静岡学園が取り組む1日、1週間の効率的な時間の使い方川口修(かわぐち・おさむ)1973年6月生まれ、沼津市出身。92年春に静岡学園を卒業後、プロを目指しレブラジルに渡る。95年4月から藤枝明誠高校でコーチになり、96年12月に母校・静学のコーチに。2009年から監督となり、2020年正月の第98回高校選手権で全国制覇。
2020年03月09日今年の高校サッカー選手権で青森山田を逆転で下し、優勝を果たした静岡学園。南米のサッカースタイルをベースに世界で活躍できる選手育成を目指し、足元のスキルなど個人技に優れた静学スタイルは多くのファンを魅了しました。高校サッカー選手権に出場する強豪校がどんな練習をしているのか、興味を持っている保護者の方も多いかと思います。静岡学園の部員数は部員は260名。今回の出場校でもトップクラスに選手が多いのです。それなのに練習グラウンドはフルコート1面と小コート1面という環境。グランドを使える時間が限られているからこそ身に付いた「タイムマネジメント」について齊藤興龍コーチにお話を伺いました。(取材・文:元川悦子写真:森田将義)部員数が多く、練習時間が限られているからこそ自分で時間管理する力が身に付いていく■サッカーにフォーカスするだけではダメ、勉強との両立が心身の充実につながる2020年1月13日に行われた第98回高校サッカー選手権大会決勝。静岡学園高校(通称:静学)が高円宮杯プレミアリーグ王者・青森山田高校に前半から2点のリードを強いられながら、3ゴールを奪って、見事な逆転勝利を挙げたのは記憶に新しいですね。74回大会で鹿児島実業と両校優勝してから24年。ついに悲願だった単独優勝を果たしたのです。当時、高校2年で、先輩たちの同校全国優勝を目の前で見ていた齊藤興龍コーチ兼部長は感慨ひとしおだったと言います。「僕らが高校生だった頃のレギュラークラスの選手は、プロか社会人になってサッカーを続ける選手がほとんどで、大学に進学する選手は少なかったんです。自分の代も選手権に出たレギュラーの中で大学に行ったのは僕1人。今は松村優太(鹿島)のようにJリーグに行く選手を除いて、ほとんどが大学に進むようになりました。優勝メンバーの小山尚紀は選手権後にセンター試験を受け、キャプテンの阿部健人はアメリカの大学進学を決意するなど、学業の部分でも非常に意識が高い。そこは大きな違いだと感じています」静学の文武両道路線が加速したのは、井田勝通前監督(現総合監督)時代の2000年代半ば。「中高6年間の一貫指導」を目指し、中学のサッカー部強化に本腰を入れ始めたことが1つのきっかけになったそうです。「12歳から選手たちを預かってよい選手に成長させようと思うなら、単にサッカーにフォーカスするだけでは足りません。挨拶や礼儀作法など生活面の基本から徹底させ、人間的な成熟を図って選手を大人にしていくことも非常に重要です。グランドでは『サッカー小僧』、学校では勉強をしっかりする『学生』というようにメリハリをつけることが心身の充実につながる。そう考えて僕自身も指導するようになりました」と齊藤コーチは言います。■部員数260人!練習前後の空いている時間をどのように使うかが文武両道のカギ井田前監督が退任して川口修現監督が就任し、学校が草薙運動公園前から現在の東鷹匠町へ移転した2009年以降はよりその傾向が強まりました。学力レベル引き上げを目指す学校側の考えもあって、水準は年々上がり、今では中学の内申点が「5教科の合計が最低16点」でなければ入学が許されなくなっています。こういった文武両道のスタンスが選手自身や保護者にも好意的に受け止められ、2015~16年頃から部員数が200人を突破。2019年は260人となり、2020年入学組は280人になる見通しです。しかしながら、練習環境は齊藤コーチが高校生だった頃と変わっていません。静学の練習場は現校舎から自転車で約30分の距離にある谷田グランド。ここはフルコート1面と小コート1面しかないため、300人に迫る勢いの部員全員を一度に練習させるのは不可能です。そこで、200人を超えた4~5年前から午後練習の2部制を導入し、効率的にトレーニングできるような工夫を凝らしているといいます。「静学サッカー部員の1日は6時半の朝練習から始まります。僕らの頃は旧校舎の校庭か草薙運動公園で毎日朝5時半からやっていましたが、現校舎に移ってからは時間を少し遅らせて回数も週4回に減らし、近隣住民への配慮から音の出るリフティングなどを控える形で実施しています。この朝練の際、スタッフ間で選手たちの授業や学校行事などの予定を確認し、話し合いの中で臨機応変に午後練習の時間の振り分けを決めます。学校は8時の朝学習からスタートしますが、1年生は毎日7限まであり、2・3年もコースによっては7限に出席しなければいけない。授業終了は16時15分とかなり遅いので、16時半からの1部練に参加するのは難しくなります。そういった事情をしっかりと把握したうえで、どのチームを何時から練習させるかを決めています。今年の場合は5チーム編成でしたから、A・B・Cチームが16時半~18時半、D・高校1年チームが18時半~20時半か21時までといった2部制で形で活動していました。選手権に出たAチームの選手でも毎日早い組と決まっているわけではない。帰宅が遅くなることもあったと思います」(齊藤コーチ)遅い組になった選手は練習までの待ち時間が生じます。その空いている時間をどう使うかが文武両道の大きなポイントです。川口監督や齊藤コーチは「空いている時間をどうするか自分で考えろ」と常日頃から口癖のように言って自主性を促していましたが、大半の選手が図書館や教室で学校の課題や予習復習をこなしていたというのですから、意識の高さに驚かされます。■誰にとっても1日の時間は有限だから、自ら時間の管理することが重要実際、高校生がサッカーと学業を両立させたいと思うなら、1日のどこかで勉強時間を作らなければいけません。部活動に励んでいる普通の高校生の場合、放課後はグランドに出て練習し、18時頃には終えて帰宅。食事や入浴を済ませてから勉強するというパターンが一般的です。けれども、静学のサッカー部員は練習環境の問題があって全員がそのサイクルで動けるわけではありません。2部練に参加した選手は帰宅が21~22時になるため、その後に勉強するのはかなり難しいです。選手である前に成長期の子どもたちには休養も大事だからです。だからこそ、選手それぞれの空いている時間を有効活用することが肝要なのです。「自ら時間を管理していくことは非常に重要なテーマです。『一日の中での細かい隙間時間や月曜日のオフの使い方、土曜日や日曜日の空いている時間を効率的に使うことが大切である。将来のなりたい自分に近づくために、努力に時間を使おう』といったアドバイスを個別、あるいはチームごとにアプローチを行っています」と齊藤コーチは言います。そういう日々の積み重ねが静学の文武両道の実現につながっている。そこは特筆すべき点と言っていいのではないでしょうか。齊藤興龍(さいとう・おきたつ)1978年生まれ、静岡県田方郡函南町出身。静学DFとして75回選手権ベスト4の原動力に。97年春に国士舘大学へ進み、2001年に母校の教諭に。中学サッカー部強化に着手した1年目から中学でコーチなり、現在は高校サッカー部の部長兼コーチを務める
2020年02月18日女優の川口春奈(24)が2月3日、自身のYoutubeチャンネル「はーちゃんねる」に動画をアップした。動画は投稿1日ほどで175万回再生を記録!大河女優の貴重な映像をファンは喜んでいるようだ。動画の中で、川口は自身の故郷である長崎県・五島列島に帰省した。同地について説明し「ただいま!」と呼びかけると、自身の母親が登場。そして仲睦まじくドライブや買い物を楽しんでいた。また店員から「かわいい!お人形さんみたい」と声をかけられ喜ぶ一幕もあった。プライベート感満載の動画は大反響!コメント欄には喜ぶ声がこう上がっている。《こんな大女優が軽四乗ってる姿とか ギャップ過ぎて好き とりあえず全部好き》《可愛すぎる…テレビで見るよりなんだか自然な表情で癒されました》《時々出る方言すき 可愛すぎ》《こんなにふわふわ幸せな気持ちにさせてくれる川口春奈ちゃんは天才です》川口は1月29日に「はーちゃんねる」を開設。31日にはビールを飲みながらライブ配信をする様子が話題になった。開設6日でチャンネル登録者数は25万人超えを果たし、《メイク動画やファッションについて、はーちゃんのプライベートをもっと教えてください》《素の部分が見れたら最高なので、モーニングルーティンとか今後は見たいです》と期待する声も上がっている。大河ドラマ「麒麟がくる」(NHK総合)に出演し大忙しの日々を送る川口。「はーちゃんねる」はファンとの交流を楽しむ、貴重な場所となりそうだ。
2020年02月04日女優の川口春奈が29日、都内で行われたネイリスト直接予約アプリ「Nailie(ネイリー)」新CM発表会に出席。2月10日に25歳の誕生日を迎える川口への誕生日サプライズが行われ、“ネイル一生分”の権利が贈られると、「今までもらったプレゼントの中で一番うれしいです」と喜んだ。「ネイリー」は、ネイリストが投稿したネイル画像からデザインを探したり、気に入ったネイリストに直接予約できるアプリ。発表会では、川口を起用した新CM「ネイル失敗しちゃった」篇が公開された。今年初となるPRイベント登場となった川口は、 今年初のネイルをお披露目。「マットとミラーで、色は春っぽく」と説明し、「ネイルは女の子のモチベーションの一つだし、テンションが上がることの一つなので、それをCMで表現できるのはうれしかったです」とCM出演の喜びも語った。また、川口への誕生日サプライズが行われ、「え!?」と驚いた表情に。最初に特製ケーキが運ばれてくると「ありがとうございます。すごい。かわいい」と喜んだ。そして、「あんまり年は意識しないんですけど、数字で見ると、大人の階段みたいなイメージがあるので頑張りたいなと思います」と25歳の抱負を語った。さらに、“ネイル一生分”の権利が贈られると、「え、うれしい! どういうこと? 一生分って。いいんですか」と大喜び。「たまらないですね。めちゃくちゃテンション上がってます。ありがとうございます。最高ですね。今までもらったプレゼントの中で一番うれしいです」と笑顔で話した。
2020年01月29日女優の川口春奈(24)が1月19日、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』第1話に出演した。川口は後に織田信長の正妻となる帰蝶(濃姫)として、番組後半に登場。短時間だが、乗馬のシーンも披露し注目を集めた。各メディアによると、初回の平均視聴率は19.1%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)と好発進だったという。川口は沢尻エリカ被告(33)が昨年11月16日に麻薬取締法違反の容疑で逮捕されたことを受け、代役に抜てきされた。ドラマは1月5日に初回放送される予定だったが、放送日を19日に変更。12月から川口が撮影に加わり、急ピッチで撮り直しが行われたという。「川口さんは13年に『夫のカノジョ』(TBS系)でゴールデンタイムの初主演に抜擢されました。39歳の女性と身体が入れ替わる20歳の女性という難役を熱演したものの、結果は低視聴率。川口さんは、そのことをとても気にしていたといいます」(テレビ誌ライター)しかし、そんな川口が成長をみせている。今年1月4日と5日に放送された木村拓哉(47)主演の『教場』(フジテレビ系)では、警察学校の生徒役を熱演。視聴者からも『良い演技だった』と好評を博していた。「川口さんは警察学校のリアルな訓練シーンは、これまでで最も厳しい経験だったと振り返っていました。なかでも体力以上に、周囲と呼吸を合わせる難しさを痛感したようです。ただそこで団結力やチームワークの大切さを学んだ彼女が今回、大河に初挑戦することになりました。短期間での撮り直しが順調に進んだのも、『教場』で培った団結力が活かされたのでしょう」(テレビ局関係者)そんな川口の成長ぶりに、視聴者からはエールが寄せられている。《楽しみにしてた、今年の大河ドラマ 『麒麟がくる』 初回から私は好きになった。 とくに、川口春奈ちゃん!!めっちゃ合ってた!!違和感ゼロよ》《「麒麟がくる」の川口春奈さんは姿勢の良さとか、きびきびした男勝りな動きなどはドラマ「教場」の訓練で身につけたものが活かされてるんじゃないかな》《#麒麟がくる #教場 でも可愛くて素晴らしい演技だった川口春奈ちゃん帰蝶としても可愛い上に凛とした強さが出てましたね次の登場も楽しみ》
2020年01月20日2020年放送の大河ドラマ「麒麟がくる」への出演が決定した川口春奈の撮影が12月初旬からスタートし、順調に進んでいるという。そんな中今回、川口さんが役衣装を身に着けた写真とコメントが到着した。長谷川博己が明智光秀を演じる「麒麟がくる」は、第29作「太平記」を手掛けた池端俊策のオリジナル作品。戦国初期の1540年代、群雄割拠の戦乱の中、若き明智光秀、織田信長、斎藤道三、今川義元、そして、秀吉や家康ら各地の英傑たちが、天下を狙って戦う姿を、戦国時代を描く大河としては初めて4Kでフル撮影。長谷川さんのほかにも、門脇麦、岡村隆史、伊藤英明、染谷将太らが参加する。そんな中、先月に急遽出演者変更の発表があり、斎藤道三の娘・帰蝶(濃姫)役を大河ドラマ初出演となる川口さんが務めることが決定。この帰蝶は、明智光秀とは姻戚関係にあり、政略結婚によりのちに織田信長の正妻となる人物だ。川口さんは「時代劇は初挑戦で、帰蝶という役柄を大切に、大胆かつ丁寧に、そして芯のある様を全身全霊で演じさせて頂いています」と現状を明かし、「帰蝶は知れば知るほど奥が深く、激動の時代を生きた姿は皆様に共感して頂けると思いますので、是非ともご覧ください」と視聴者へアピールしている。また、今回の川口さん起用にあたって制作統括は「戦国の美濃で守護代の娘に生まれた姫・帰蝶は、気丈に生きていくことを運命づけられた役柄です。川口さんの背筋の通った凛とした立ち姿は、まさに信長の妻として織田家を率いていく風格に満ち満ちていました。またその吸い込まれそうな大きな瞳は、どんな困難にも立ち向かうことのできる意思の強さを表現していただけると思いました」と語っている。なお、川口さんは第1回より登場予定となっている。大河ドラマ「麒麟がくる」は2020年1月19日(日)20時~総合にて放送。※初回75分(cinemacafe.net)
2019年12月13日女優の川口春奈(24)が20年の大河ドラマ「麒麟がくる」(NHK総合)で、沢尻エリカ容疑者(33)の代わりに濃姫の役を演じると11月21日に発表された。しかしネットでは思わぬ反応が上がっている。今回の起用は、沢尻容疑者が麻薬取締法違反容疑で逮捕されたことを受けてのもの。大河初出演となる川口だが、濃姫は織田信長の正妻となる役柄。作品に欠かせない重要なキャラクターを演じることとなる。思わぬタイミングでの大抜擢となった川口。Twitterでは「川口春奈」がトレンド入りを果たし、さらに《めっちゃプレッシャーやろなぁ でも、チャンスやと思って頑張ってほしい!》《春奈ちゃんがやったらいいのにって思ったんだ。綺麗だし強さもあるからピッタリだって思ってた》《超うれしい。来年も全話観るぞ!》と喜ぶ声が上がっている。そんななか、川口が過去に演じたキャラクターにスポットライトが当たった。それは宮藤官九郎氏(49)が脚本を務めた13年の映画「謝罪の王様」での女優役だ。同作で川口は07年の映画「クローズド・ノート」の舞台挨拶に登壇した当時の沢尻容疑者のような格好で、「別に」と発言していたのだ!そのため、ネットではこんな声が上がっている。《謝罪の王様の映画の時の、川口春奈が沢尻エリカの「別に」を真似してたやつ。大河ドラマ、沢尻エリカの代役、川口春奈抜擢されてて面白い》《エリカ様の代役としてキャスティングされた川口春奈ちゃん、過去作品で「別に」パロやってたって知ってめちゃくちゃ笑った しかも今年の大河コンビの作品だし》《川口春奈ってクドカン映画で『別に』って言うだけ役の女優じゃねえか!プロの沢尻エリカじゃねえか!NHK攻めすぎ!(歓喜)》
2019年11月21日女優の川口春奈が16日、東京・渋谷のn_space–エヌスペース-で行われたカルビー「じゃがりこミュージアム」発表会に出席した。カルビーは、10月17~20日の期間限定で、じゃがりこの歴史や美味しさと楽しさを演出する「じゃがりこミュージアム」を東京・渋谷のn_space–エヌスペース-で開催。開催前日となったこの日はオープニングイベントが行われ、CMキャラクターを務める川口春奈が登壇した。ミュージアムの受付嬢が着用するような制服姿で登場した川口は「受付のお姉さんをイメージしました。スカーフを巻いちゃったりして(笑)」と笑みをこぼし、「可愛いですよね」と自画自賛。イベントが行われば場所は、「じゃがりこの日」にあたる昨年の10月23日に開催されたイベントで訪れて以来だといい、「1年あっという間でしたね。その間にもじゃがりこのCMとか撮影もいっぱいしましたし、本当にあっという間の1年で早かったです」と振り返った。また、今年の4月に放送された平成最後のじゃがりこのCMについても言及。同CMは24年前に同商品が誕生した時のCMを復刻し、さらには平成を振り返るというもので、「当時のCMをを似せてコピーするという感じでした。本当に肩の角度といい腕の位置とか気だるい感じとか全部をシンクロさせたい感じだったので、当時の映像を見ながらやるのは難しかったです」と語りつつ、「本当に面白かったですよね。一番印象的なのはギャルやシノラー的なもの。メイクとファッションがこんなに違うのかと思いました。(ガングロのギャル風メイクやファッションを)やってみたいかは別ですけど、通らなかった道だったので面白そうですよね」と興味を示した。イベント中は、川口が期間限定商品『じゃがりこ 激辛インドカレー』などを試食。「辛いの大好きなんです!」と興味津々で「美味しいですね。止まらないですよ(笑)。確かに辛いものが苦手な方は辛いかもしれませんが、辛いお菓子ってないじゃないですか。なのでずっと売っていて欲しいぐらい好きです。皆さんにも食べていただきたいですね」と話していた。
2019年10月16日ファッション誌や広告を中心に活躍し、海外でも写真集を出版するフォトグラファーの横浪修が、写真集『PRIMAL』を発表した。同書は、長年にわたり撮り続けている子供を被写体としたシリーズ「100Children」、「1000Children」の最新作となる。今作では被写体となる子どもの年齢を2~3歳と下げ、撮影場所を屋外とし、裸と条件変えたことにより、個性と自意識の追求というコンセプトは同じながらも、 今までの作品に見られた規則性とは一変し、より原始的で、取り繕われることのない人間本来の表情や個性を感じる作品となっている。また、東京・目黒区の学芸大学駅最寄りにあるタイポグラフィを中心としたグラフィックデザインの本を扱う古書店BOOK AND SONSにて、写真展「PRIMAL」を6月1日から23日まで開催する。 期間中、作品と同じように2歳前後の子どもを対象とした撮影イベントも企画。5月15日より、事前募集にて受付を開始する。今回の展示について横浪は、以下のようにコメントする。「前作の1000childrenでは3-5才の女の子を同じ状況にする事でそれぞれの個性を浮 き彫りにしてきた。 今回のPRIMALではもう少し年齢の低い2才弱-3才の男女を対象に撮影を試みた。 より一層年齢が低くなる事でこちらが予想だにしなかった表情に出会え、驚きと発見があっ た。そして妙な高揚感と達成感が混ざり合ったなんとも言えない気持ちになってしまった。 彼らは意識してこのような表情になっているのでは無く、無意識の中から浮き上がって くるのである。 そこにハダカの要素が加わり空を背景にすることで野性的な部分が強調された。 無意識の中にある真剣な眼差しにこそ本来、人間が持っている動物的本能と繋がって いるはずだと確信した。 野生的な部分が浮き彫りにされ、肉体の内側にある魂や精神的な根源が無意識の中 に潜んでいるのでは無いだろうか? そして未知なる才能に僕は魅了され誘惑されそこに無限の可能性を感じている 彼らの瞳の奥には過去から未来へと繋がっているに違いない 僕はそれを信じている。」【作家プロフィール】横浪 修ビジュアルアーツ専門学校大阪校を卒業後、文化出版局写真部を経て独立。『Milk』『SPUR』『FIGAROjapon』『装苑』などファッション誌や広告撮影の他、CDジャケット撮影など幅広いジャンルを手がけている。写真集『なんのけない』『100Children』『Assembly』『Sasayama』『MIZUGI』など。【書籍情報】写真集『PRIMAL』出版社:「LIBRARYMAN」ハードカバー/120 ページ/限定700部/H205mm×W270mm価格:6,400円【展覧会情報】横浪修写真展「PRIMAL」会期:6月1日〜23日会場:BOOK AND SONS 1〜3階住所:東京都目黒区鷹番2-13-3 キャトル鷹番時間:12:00〜19:00料金:入場無料定休日:水曜日※6月1日 16:30〜19:30まで、入退場自由のオープニングパーティーを開催。【お子様撮影会】会期:6月15日、16日時間:12:00〜15:00参加費:3,000円(税抜)定員:各日12組※事前予約制。5月15日よりオンラインショップにて受付開始※後日撮影したプリントを郵送※撮影条件:1歳半以上3歳まで、果物が挟めるお子様。上半身裸での撮影、また作品としての発表や販売をご了承いただける方。
2019年05月14日ジョンブル(JOHNBULL)と写真家・横浪修のコラボレーションによるウィメンズTシャツ「Photo tees by Osamu Yokonami for JOHNBULL」が登場。2019年4月25日(木)より、ジョンブル プライベート ラボ全店舗にて発売される。横浪修は、『装苑』『GINZA』『SPUR』などのファッション誌や広告、アーティスト撮影などを手掛けるフォトグラファー。今回登場するコラボレーションTシャツでは、ジョンブルの2019年春夏ウィメンズコレクションのテーマ“Glaring Color”をテーマに横浪が撮り下ろした写真をプリント。全5種類で展開され、パームリーフやサマースカイ、スイミングプールなど夏の印象的な風景を切り取った写真の淡く美しい表情が特徴となっている。【詳細】Photo tees by Osamu Yokonami for JOHNBULL発売日:2019年4月25日(木)展開店舗:ジョンブル プライベート ラボ全店舗価格:各5,800円+税【問い合わせ先】ジョンブル 原宿TEL:03-3797-3287
2019年04月14日高橋一生と川口春奈の初共演&W主演で贈る映画『九月の恋と出会うまで』。3月12日(火)、公開後記念舞台挨拶が開催され、ホワイトデー間近ということで高橋さんと川口さんが観客に白いバラを渡しながら登場、会場は大歓声に包まれた。新宿ピカデリーにて行われた今回の公開後記念舞台挨拶。W主演の高橋さんと川口さんが1人1人に握手を交えながら丁寧に白バラを渡していく姿に、中には泣き出す人も。高橋さんは「今日は本当のサプライズ登場にしようと思っていたんですけど、司会の方に言われてしまったので、サプライズにはならなかったんですが(笑)皆さんのお顔を拝見して、映画を観終わったあとの反応を間近で伝えていただけたので、とても嬉しかったです」と満足げに挨拶。川口さんも「お花を配りながら『映画良かったよ』と直接言っていただけて、とても嬉しかったです。白いバラの花言葉は、『ひと目ぼれ』ということで、作品にもピッタリですよね」と語った。■高橋一生、高校生カップルに「観るー」宣言される!?映画を鑑賞した観客から「2回目だからこそ2人の行動や言動も理解度が高まった」「平野の先読みした瞬間や志織の確信した瞬間の心の動きが微かな表情で伝わり、涙をこらえるのに必死でした」といった声が寄せられていることについて、周囲からの反応を聞かれた高橋さん。「実はさっき控室の出入り口を間違って、映画館のエスカレーターに繋がる扉を開けてしまいまして。そしたら、ちょうど高校生のカップルがいらっしゃって、すぐ扉を閉めたんですけど、扉越しに『観るー!!』っていう声が聞こえまして。観てくれるんだなって思いました(笑)直の声が聞こえたのでとても嬉しかったですね」とほっこりするエピソードを披露。川口さんも「志織ちゃん可愛かったよとか、お部屋もすごい可愛かったとかたくさん嬉しい声が届いています」と周囲からの声に感謝していると明かした。■“もう一度観たい泣けるシーン”発表に高橋一生「恥ずかしかった(笑)」また、二度、三度と鑑賞している方が多いことから、事前に公式SNSで募集していた“もう一度観たい泣けるシーン”の投票結果の発表が行われた。候補に挙がったのは「(1)丘の上で誕生日プレゼントを渡すシーン」「(2)公園で平野が切ないウソをつくシーン」「(3)すれ違ってしまった2人が部屋で涙するシーン」「(4)平野が想い出の写真を見て泣き崩れるシーン」の4つ。今回1位に選ばれた「(4)平野が想い出の写真を見て泣き崩れるシーン」の映像がスクリーンで流れると、会場からは自然と温かい拍手が!映像をみた高橋さんは「とにかく恥ずかしかったですね(笑)この大画面でしかも皆さん観たばっかりなのに(笑)」と照れ気味。撮影時の思い出を聞かれると、「平野とか志織の部屋のシーンをまとめて撮っていたので、割と撮影の前半でしたね。お互い話しながら、監督を交えて流れを確認しながら撮影していましたね」と淡々と語るも、川口さんは「私もここのシーンの一生さんに泣かされましたね。自分が参加していないシーンでもあるので、完成した映像を観たときにゾクッとしましたね」と感動を告白した。■「普段あまり泣かない」高橋一生、「お芝居の時だけ感情が豊かになっているのかも」さらに会場からの質問で、「涙は自然と流れるものなのか、意識して泣くものなのか」と訪ねられた高橋さんは「泣くぞ! とはやらないですね(笑)あまり意識して泣かなきゃってやると、泣けなくなっちゃうんじゃないかと思うので。普段あまり泣かないので、お芝居の時だけ感情が豊かになっているのかもしれないですね」と自己分析。一方、川口さんは「この映画に関しては自然に涙がこぼれたなって思いますね。脚本を読んだだけでもグッときましたし、そこに平野さんが立つと余計にくるものがありました」と明かした。最後に、川口さんは「こうして足を運んでくださったり、日々色んなところからメッセージを届いていることに感謝しております。もし映画を気に入っていただけたなら、大切な人と何度でも観ていただけたらと思いますので、これからもよろしくお願いいたします」と挨拶。そして、高橋さんは「今日皆さんとかなり近い距離で反応を見れたことは僕にとって収穫だったなと思っています。1つの作品をこうして皆さんが観て下さっているんだと改めて思い知りました。僕がお芝居させていただいているものが、1人1人の心に少しでも残っているということは、これから前に進んでいくときに原動力になるなと思いました」と観客の反応に感謝を寄せて語り、イベントは幕を閉じた。『九月の恋と出会うまで』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:九月の恋と出会うまで 2019年3月1日より全国にて公開Ⓒ松尾由美/双葉社Ⓒ2019 映画「九月の恋と出会うまで」製作委員会
2019年03月13日映画『九月の恋と出会うまで』の公開後舞台あいさつが12日、都内で行われ、ダブル主演の高橋一生、川口春奈が出席した。ラスト20分で切ないウソに涙する奇跡の物語に、鑑賞した多くの女性たちから「また恋をしたくなった!」「もう一度見たい」などのコメントが多数寄せられた本作。公開からもうすぐ2週間が経過しようとするこの日は、ダブル主演の高橋一生と川口春奈が登壇して舞台あいさつが行われた。多くの観客を前にしてステージに立った高橋は「公開からしばらく経ってこんなにも多くのお客さんに来ていただいてありがたいと思っています。見終わった後のお客様のお顔を拝見していると、感動している方が中にはいらしゃったのでうれしく思います」と感謝の言葉。一方の川口も「公開して時間が経ってもこんなにもたくさんの方に来ていただいて、(登場する際に観客から)『映画良かったよ』と直接お声をいただけて本当にうれしいです」と笑顔を見せた。2人は本作で初共演を果たし、お互い惹かれ合っていく男女を演じた。周囲の反響として高橋が「先程控室の出入り口を間違えて映画館のエスカレーターにつながるところを開けてしまったんです。そうしたら男女の高校生がいて、『うわー! 見るー!』と言われるという直の反響がありました(笑)」と明かした。友人や家族が観てくれたという川口は「ほっこりしたとか、(川口が演じた)志織ちゃんが可愛かったよとか、優しい気持ちになれたよとか、嬉しいお声ががたくさん届きました。(衣装なども)細かく見てくれてよかったですね」と反応は上々のようだった。この日の舞台あいさつでは、公式Twitterで募集した本作の「もう一度見たい泣けるシーン」の第1位を発表。高橋扮する平野が思い出の写真を見て泣き崩れるシーンが第1位となり、そのシーンがスクリーン上に映し出されると高橋は「とにかく恥ずかしいですよ。皆さんが映画を見た後にリピートする恥ずかしさ(笑)」と赤面する場面も。そんな高橋に川口は「私もここが一番一生さんの表情で泣かされました。すごいゾクッと来て切なかったです」と褒め称えていた。"書店員が選んだもう一度読みたい恋愛小説"第1位に選ばれた松尾由美による同名小説を、高橋一生と川口春奈の初共演にしてダブル主演で映画化した本作。時空を超える一途な思いと切ない嘘に涙する大人のラブストーリーを描く。
2019年03月13日■恋愛に人生を左右されることはない、けれどときとして恋愛は、自分を前に進ませてくれる。良くも悪くも、大きな影響力を持っていることが多い。このたび『九月の恋と出会うまで』で、はじめて恋愛映画の主演を務めた高橋一生。彼が演じる平野は、恋をきっかけに自分の殻を破り、小説家という夢に向かって歩き出す。高橋さんにとっても、恋愛は人生の原動力になりうるのか、と尋ねようと思っていた。しかし彼を目の前にして、言動の端々に揺るぎない強さを感じ、思わずその質問をひるがえす。「本作で高橋さんが演じた役は、恋心を糧に成長します。でも高橋さんは、恋愛や他者の存在を、自分の原動力にするタイプではなさそうですが……」高橋一生は「そのとおりです」と、おかしそうに笑った。そして、続ける。「自分が前に進むためには、まず自分を信用してあげないと始まらない。人からどう見られているかを意識せず、本質的な自分に向き合うことが、大事なんだと思います。だから、自分を信じることが、僕の原動力です」(高橋)10代のころから、そうやって生きてきた。自分に興味がないふりをして、人生のジャッジを他人に委ね、行く先を見失う人は少なくない。だからこそ、まずは自分のことを好きだと認めて、みずからの判断を信じたうえで、舵を切る。他者の存在は、生きるために必要で大切な“外部の刺激”ではあるけれど、それ以上の期待はしないのだという。その考え方に基づいた恋愛とは、いったいどのようなものなのか。「恋愛は“外部の刺激”の最たる例です。『この人に触れたくなってしまった』みたいな気持ちって、相手からもたらされる感情だから、自分では予想も制御もつかないもの。そして恋が実ったあとは、お互いがお互いの分身のように感じられたりする。僕はこれが好きだから、きっと彼女も好きだろう……というような。自分のなかに部外者が入ってくるようなその感覚が、すごく楽しいし、恋愛の面白いところだと思います」(高橋)同じく主演を務める川口春奈にも、恋愛について尋ねてみる。彼女が演じる志織は、困っている人がいたら放っておけない、まっすぐで律儀な性格。恋愛にも真正面からぶつかっていく姿を、みずみずしく演じていた。「志織は、平野のことが好きなのに、うまく恋心が表せないんですよね。平野もそうで、悩んだり、もがいたり……そういうふたりのぎこちない空気とか、あいまいな距離感が、すごく“恋愛”って感じがして、いいなぁと思いました。自分が演じているんだけど、私にはそういう経験がないから、素直にうらやましいと思えた」(川口)少女漫画に憧れるような口調で、ゆったりと話す。「……私自身はけっこうはっきりしているから、うまく言えない、みたいなことってないんですけど」と、いたずらっぽく笑った。■好きな人のために力を尽くす、どこにでもある物語『九月の恋と出会うまで』は、タイムリープ要素もある、大人のラブストーリーだ。ある日、引っ越してきたばかりの自分の部屋で、志織は不思議な声を聞く。「こちらは一年後の未来です。あなたに危険が迫っている」――それは、強盗殺人にあうところだった志織を助けるため、時空を越えて届いた“未来からの声”だった。声が導くままに行動することで、命拾いをする志織。しかし、このまま時間が経過すると、一年後にはタイムパラドックス(時間をさかのぼることで生まれる矛盾)が生じ、志織の存在は消えてしまう……。それに気づいた平野が、必死に志織を助けようとするなかで、ふたりに恋心が芽生えていく。そんな物語の魅力を、川口さんはこう語る。「タイムリープというと、リアリティーのない設定なんですけど……感情の動きはめちゃくちゃリアルだし、どこにでもある“ストレートな恋愛の形”だと思うんです。だから、先入観を持たずに観てもらえれば、人物にも感情移入して楽しめる作品になっています」(川口)たしかに「時空を越えて好きな人を救う」という物語には、実感がわかない。けれど「好きな人のために力を尽くす」ことなら、程度の差こそあれ、多くの人に経験があるのではないだろうか。高橋さんは、もともとSF小説を読むのが好きだから、世界観にもすんなりなじめたという。「僕は、タイムリープ×恋愛という掛け合わせも、とても面白いと思いました。この映画でタイムリープするのは、声だけなんです。身体ごと時間をさかのぼる物語はほかにもあるけれど、声だけというのはめずらしい」(高橋)■心のドアをバーンと開け放して、生まれた信頼はじめての共演、しかもラブストーリー。ふたりはどのようにして、その信頼関係を築いていったのだろうか。「お会いするまで、高橋さんはすごく物静かで、寡黙な方だと思っていました。でも、実際はたくさんおしゃべりしてくれるし、とにかく聞き上手。本当にどうしようもないような雑談でも、一緒に盛り上がってくれるんです。1投げたら、10返ってくる(笑)。その感じは予想外でしたね」(川口)川口さんがそう評すると、高橋さんも微笑みながら応える。「それは単純に僕が、川口さんと話していて面白いと思ったからです。川口さんは、自分の思っていることをストレートに話してくれる方。ふつう、初対面の人と対峙するときって、ドアの隙間から様子をちらちら見ながらいく感じだと思うんですが、川口さんはいきなり『バーン!』とドアを開け放してくれたから……それに対して、こちらも『バーン!』となったんです(笑)」(高橋)とはいっても、自分をオープンにして周りと向き合うのは、なかなか難しい。川口さんは、どうしてそんなコミュニケーションを選べたのだろう。向かい合って尋ねてみた。「昔は、本当に人見知りがひどかったんです。連ドラの現場だったら、撮影が終わるくらいにようやくみんなと打ち解ける、みたいな。でも20代になって、まずは自分から話してみよう、挨拶してみようと思えるようになってきたんですよね」(川口)やっぱり、ナチュラルな人間関係は、仕事にもいい影響を与えると感じる。「自分から周りに興味を持ってアプローチしてみたら、意外と共通の趣味があったりして、どんどん話が広がるんです。そういうコミュニケーションは、仕事にも、結果にもつながっていく。現場を重ねて、すこしずつそういう実感を得てきました」(川口)心のドアを開くことで、仕事がしやすくなった。本作で、志織と平野が醸し出すおだやかな空気は、そんなリアルの関係に支えられていたのかもしれない。自分の殻を破った川口さんは、やさしい笑みを浮かべている。では、高橋さんはどうだろう?他者とのコミュニケーションを深めるには、まず確かな自分を築くところから。そんな彼が大切にしていることを、尋ねた。「自分のなかで“問題”だと感じていることを、どれだけ“課題”に置き換えられるか、です。“問題”だと困ってしまうけれど、“課題”だと思えば、それを解決する楽しみも出てくる。どうやってクリアしようかな? と、客観的にとらえられるようになるんです。まるで、ちょっとしたギフトのように」(高橋)彼はいつもこんなふうに、自分の歩き方を自分で整えながら、やってきたのだろう。「そのくらい楽観的なほうが、人生は生きやすいでしょう」と、茶目っ気たっぷりに。自分を深める高橋さんと、他者とふれあう川口さん。一見するとまったく違うアプローチだけれど、自分の人生をよりよいものにしていこうと、みずから考えて行動するのは、同じだ。ふたりのしなやかな強さに、なんだかこちらまで、力が湧いてくる。取材・Text/菅原さくら撮影/飯本貴子ヘアメイク/田中真維 (MARVEE)(高橋一生)・笹本恭平(川口春奈)スタイリスト/秋山貴紀(高橋一生)・壽村 太一(川口春奈)映画『九月の恋と出会うまで』情報3月1日(金)ロードショー出演:高橋一生川口春奈/浜野謙太中村優子川栄李奈古舘祐太郞ミッキー・カーチス監督:山本透配給:ワーナー・ブラザース映画公式サイト:
2019年03月01日高橋一生と川口春奈がW主演で贈る映画『九月の恋と出会うまで』。この度、本作の“時空を超える”というテーマについて、高橋さんと川口さんが息もぴったりに語るスペシャルトーク映像が解禁となった。ラスト20分、愛する人のためについた切ないウソに涙する物語に、いち早く試写会で鑑賞した多くの女性たちが共感を寄せている本作。今回解禁となったのは、高橋さんと川口さんが作品の魅力について語る、本編シーンやメイキングも交えたスペシャルトーク映像“時空を超えるストーリー編”。劇中では“未来からの声の主”を探すため、川口さん演じる志織と高橋さん演じる平野は奔走する。タイムリミットが迫る中、愛する人を守るために時空を超えて志織を助けようと、平野はある決断をするのだ。スペシャルトークでは、高橋さんは“時空を超える”ということに対し「あの時に戻ってみたらどうなるんだろうって誰にも存在していると僕は思っています。そういったものが恋愛のストーリーと絡んでくるのが、魅力に繋がっているんだと思います」と語る。“時空を超える”ことは、実は誰にでも当てはまることであり、さらに“恋愛”という組み合わせが魅力を生むという。また、川口さんも誰しもが考えることと語りながらも「後悔じゃないですけど、それも勉強なんでしょうけど、そこはみんなが共感できる部分だと思います」と、誰もが一度は思ったことのある“過去に戻りたい”という気持ちの在り方について語っている。それぞれに“時空を超えるストーリー”について語り合う、息もぴったりな2人のやりとりにも注目だ。『九月の恋と出会うまで』は3月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:九月の恋と出会うまで 2019年3月1日より全国にて公開(C)松尾由美/双葉社(C)2019 映画「九月の恋と出会うまで」製作委員会
2019年02月22日女優の川口春奈が、ショートムービーアプリ「TikTok」に初挑戦。SNSで人気のキャラクター・ブルベアの投稿に登場した。川口春奈がTikTokに初挑戦ブルベアは、以前から“川口春奈好き”を公言しており、そんなブルベアの思いが届き、今回TikTokでの異色コラボが実現。憧れの人と対面して緊張するブルベアを川口がリードする形で、撮影は終始和やかな雰囲気で進行した。投稿されたTikTokでは、川口とブルベアがTikTokで人気の“ポーズシャッター”に挑戦。音にあわせて踊りながら画面いっぱいに大暴れするブルベアと初めてのTikTokを楽しむ川口の表情を見ることができる。
2019年02月13日高橋一生×川口春奈のW主演で贈る、時空を超える切ない嘘と一途な想いに涙するラブストーリー『九月の恋と出会うまで』。本日2月10日(日)の川口さんの誕生日を記念して、彼女が演じる志織のキュートな“メガネコーデ”場面写真が到着した。2月10日、24歳の誕生日を迎えた川口さんは、引っ越してきたマンションの部屋で“1年後の未来”からの謎の声によって翻弄されていく志織を演じている。そんな川口さんは劇中で様々なファッションに身を包み、この春に真似したくなるコーディネートを披露している。今回解禁となった場面写真では、春らしいファッションに身を包み、貴重な”メガネコーデ”の志織を収めた写真。趣味のカメラを持ち歩き、メガネにキャスケットという愛らしい組み合わせや、カフェでカメラを構えシャッターを切る姿など、どちらもちょっぴり個性的なメガネをアクセントに、可愛すぎるコーディネートに身を包んだ志織をとらえている。24歳となって最初の作品となる本作で見せる、“メガネコーデ”に身を包んだ、これまでの役どころとは一味違う川口さん。その可愛らしすぎる姿は必見!また、高橋さんもメガネ男子姿を披露している。『九月の恋と出会うまで』は3月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:九月の恋と出会うまで 2019年3月1日より全国にて公開(C)松尾由美/双葉社(C)2019 映画「九月の恋と出会うまで」製作委員会
2019年02月10日俳優の高橋一生と川口春奈がW主演を務める映画『九月の恋と出会うまで』(2019年3月1日公開)の予告編が19日、公開された。同作は“書店員が選んだもう一度読みたい文庫”恋愛部門第1位に選ばれた、松尾由美による同名小説を実写化。ちょっと不思議なマンションに引っ越してきた志織(川口)と小説家を志す隣人・平野(高橋)。ある日、志織の部屋から聞こえた“未来からの誰かの声”によって、志織は一命を取り留める。しかし平野は志織にが生じることに気づく。主題歌には、多くの映画やドラマの主題歌に選ばれているandropによる書き下ろしの新曲「Koi」(発売未定)が決定。ボーカルの内澤は「恋を歌う楽曲はなかなか作ることが無いのですが、まっすぐで素直な登場人物たちに背中を押されながらこれまでに作れなかった楽曲に挑戦することができました」とコメント。楽曲を聞いた星野プロデューサーは「多くの女性にとって“好きな人に歌ってほしい曲”になると確信しています」と絶賛した。また、志織が引っ越してくる不思議なマンションの住人に浜野謙太、中村優子も決定。さらに志織の同じ職場で志織の相談相手でもある同僚役に川栄李奈、平野と志織の恋路に影響を与える役に古舘佑太郎、物語が進むにつれ重要な鍵を握る役としてミッキー・カーチスが出演する。
2018年11月19日女優の川口春奈が18日、都内で行われた「10月23日じゃがりこの日」コラボカフェイベントに出席した。同商品のイメージキャラクターを務め、この日は同カフェの1日店長として登場した川口は「カフェを見させてもらったんですけど、すごく可愛かったです。ポップでワクワクしますね」と声を弾ませ、フォトスポットも設置されていることから、川口自身がインスタグラムなどに掲載する写真を撮る際に気にしていることはあるか尋ねられると「特にはないです(笑)。でもたくさん見ていただけてうれしいですね」と吐露した。また、同商品のイメージを聞かれると「私が初めてCMに出させてもらったときはまだ10代で、その頃に比べたらいろんな味が増えていった印象がありますね。地方に行くと、ご当地の味があったりするので買ったりします」と打ち明け、同商品と川口は同い年だそうで「物心ついたときからお家には必ずある商品ですし、かなり昔から食べていたので、コマーシャルに出させてもらえることが嬉しかったですね」とにっこり。「学生のときはみんなでお家に集まって、学校帰りにお菓子をいっぱい買って食べたり、今でも無性に食べたくなって買ってしまう経験は日々あります」とファンであることを公言した。イベントでは、川口が同カフェで提供される期間限定メニューを試食しPRする一幕もあり、目の前にたくさんの食べ物が並ぶと「すごい。可愛いですねえ」と目を輝かせ、さらにキリンのキャラクターが登場すると「けっこう人なんですね(笑)。人感がすごい」と目を丸くして会場の笑いを誘い、MCから「可愛いですか?」と声をかけられると、戸惑いの表情を浮かべて絶句した。さらに、イベント後には川口が実際にカフェで接客に挑戦する場面もあり、「ハキハキと頑張ります」と気合いを入れた川口は、来店客から注文を取り、配膳する姿を披露した。「じゃがりこカフェ」は東京・表参道のCafé&Dining hanamiにて10月23日まで開催。
2018年10月18日フランス・パリで誕生したメディア『ミルク(MilK)』の日本版である『ミルク ジャポン(MilK JAPON)』が、写真家である横浪修・川島小鳥の作品による写真展「Japonism(ジャポニズム)」を開催。7月20日から8月11日まで、東京の IMA galleryにて行われる。同展では、『MilK JAPON』No.36「ジャポニズム」の特集にて、紙面を飾った横浪修と川島小鳥、両名による写真のロングストーリーに焦点を当てている。横浪修の作品では、いまの日本人の女の子たちと古き良き日本の美しさを捉え、 普遍的な日本ならではの価値を表現。 一方、川島小鳥の作品では外国の子どもたちの目に映る日本をコンセプトとしており、 まるで現実と夢との間のような、子どもたちの独特な空気感と感情が切り取られている。 また、横浪修のストーリーを再編集した特別フォトブックも限定部数にて発売される。作品を通して、日本の日常生活の中にある美しい瞬間を改めて感じてみては。【イベント情報】MilK JAPON PHOTO EXHIBITION Japonism 横浪 修 / 川島 小鳥会期:7月20日〜8月11日会場:IMA gallery住所:東京都品川区東品川2-2-43 T33ビル1F時間:11:00〜19:00休廊:日曜日・祝日
2018年06月29日林修がMCを担当し、この4月から放送が開始された「林修のニッポンドリル」が番組初となる4時間スペシャルを6月27日(水)今夜放送。バラエティに富んだゲストとともにニッポンをこよなく愛する林先生による、視聴者も知らないニッポンを知る授業が今夜も開講する。林先生のほか副担任として「千鳥」ノブ、学級委員長として風間俊介、ゲストとして瀬戸内寂聴、尾上松也、加藤一二三、「麒麟」川島明、菊地亜美、「バイきんぐ」小峠英二、中田喜子、本仮屋ユイカ、松本明子、山本舞香らが出演。今回はスペシャルということで3つのテーマでお届け。1つ目のテーマとなる「天皇陛下の365日」では“天皇陛下のお仕事”について紹介。来年2019年4月30日で天皇陛下が退位されることを受け、「平成」の年号が「31年」で終わりを迎える。この節目に、天皇陛下が我々ニッポン国民のためにいったいどんな仕事をされているのかに迫る。現在84歳ながら“日本一忙しい”と言っても過言ではない天皇陛下の多忙ぶりに、スタジオは驚愕に包まれる。続いてのテーマは「昭和史」。大正11年生まれ、御年96歳の寂聴さんが「昭和ニッポン」を動かしたと考える田中角栄、美空ひばり、三島由紀夫ら昭和の偉人たちの知られざる素顔を、当時の貴重映像とともに紹介。寂聴さんが日本の数多くの政治家のなかでも田中角栄元総理を「この人はすごい!」と思った理由や、三島さんから「自分の秘書になった方がつまらない小説を書いているより、女として幸せになる」と言い放たれたという寂聴さんが三島さんの言葉の真意、「人間としていい生涯だったのでは」と寂聴さんが考える昭和の歌姫・美空さんの人生など、様々な昭和の偉人たちについて寂聴さんが語る。3つ目のテーマは、全国に8万ある神社の最高峰であり年間参拝者が800万人以上を誇る「伊勢神宮」。伊勢神宮の御利益がある完全参拝ルートや、“伊勢神宮マニア”の風間さんや尾上さんも「知らなかった。教えてくれないとわからないですよね」と口にした「参拝前に○○に立ち寄る」「○○をかなえる神様がいる」「参拝後に○○に行く」など、より御利益が得られる参拝方法についても解説する。7月21日(土)、22日(日)には山梨県北杜市の女神の森セントラルガーデン森羅メインホールで「尾上松也オリジナル公演百傾繚乱」を開催する尾上さんや、現在公開中の映画『恋は雨上がりのように』に出演している山本さんなど豪華なゲストとともに知らないニッポンの姿を学べる。「林修のニッポンドリル4時間SP」は、6月27日(水)19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2018年06月27日7月から始まるテレビ朝日の土曜ナイトドラマ「ヒモメン」に、窪田正孝が主演し、川口春奈と共演することが分かった。“楽に生きたい”をモットーに、働かないことに全力を尽くす“ヒモ男”を窪田さんが演じ、そんなヒモ男の更生に奮闘する彼女を川口さんが演じる。■あらすじヒモ男・翔ちゃん(窪田さん)と同棲するゆり子(川口さん)は、あの手この手で翔ちゃんを更生させようと試みるが、ことごとく裏切られていく。真面目なゆり子はこれまで、「努力すれば夢は叶う」「誰でもオンリーワンになれる」「人間は平等」――そんなきれいごとを信じて生きてきた。しかしダメ男・翔ちゃんを更生させようと頑張るうち、その価値観はことごとく覆されていく。何度も翔ちゃんに裏切られながら、仕事とは、愛とは、お金とは、平等とは…という命題について考え、いつしか自分なりの答えを見つけ、成長していくゆり子。はたして、ゆり子は翔ちゃんをヒモ生活から更生させ、幸せを手に入れることができるのか…!?■物語の背景には現代社会の問題が!?女性の社会進出により、経済的に自立した女性が増え、生涯未婚率も上昇している現代社会。かつては“ヒモ”といえば、ホストやバンドマンが中心だったが、現在は経済力のある女性が増えたために、どんな男性でもヒモになれる環境が整ってしまった…という日本の現状を背景に、新たなヒーロー像を描く本作。若手随一の“カメレオン俳優”窪田さんが演じる「ヒモメン」の主人公・翔ちゃんは、定職に就かず、彼女のお金だけで生きていく道を選んだダメ男。しかし、彼女のピンチはヒモ生活のピンチでもあるため、彼女の危機に徹底的に立ち向かい、楽をするはずが全く楽ではない状況に陥りながらも、奇跡を起こしていく。そんな“働き方改革時代のニューヒーロー”翔ちゃんと、翔ちゃんの更生に奮闘するゆり子のカップルから、頑張ることに疲れた人々にエールが届くような、痛快エンターテイメントになりそうだ。■窪田さん&川口さんからコメント到着窪田正孝お話をいただくと同時に、原作を読ませていただきました。翔ちゃんはダメ男ですが、あまりにも変な説得力があって一気に引き込まれ、ぜひやらせていただきたいと思いました。ヒモ男はアリかナシかと問われたら、翔ちゃんを演じる以上、僕はヒモメンという生き方を否定はできないですね(笑)。翔ちゃんはただ働きたくないだけ、楽をしたいだけなのですが、そこには彼なりの正論があるんです。どんな形にせよ一生懸命な人の姿って美しく見えるものですが、仕事をしないことに関して情熱を注ぐ翔ちゃんにも光るものがあるかもしれません。それに、翔ちゃんの生存本能はすごい!サバイバル能力に長けているので、無人島に行ったら強いタイプだと思いますね。そんな彼ですが、ゆり子への思いだけは揺るぎないので、その部分はブレずに演じていきたい。これまで幸薄い役が多かったので(笑)、そういう意味では今回すごく幸せな役をいただいたなと思っています。川口春奈さんとは初共演ですが、大人っぽくて凛とされていて、そんな川口さんが翔ちゃんに振り回されていろいろな顔を見せてくれるのが楽しみ。更生させたいゆり子と仕事したくない翔ちゃんは常に闘っていますが、そのバトルを通してお互い、どこか高め合っている…。2人の関係がどんどん深いものになっていく様を、川口さんと共にお見せしていきたいですね。このドラマはある意味、“ニューヒーロー誕生”というか、新しい恋愛のカタチを描く作品だと思います。爽快なエンターテインメントですが、現代に訴えるメッセージもたくさん込められていますし、今、恋愛をしている人にとっては自分たちの関係を見つめ直すきっかけになる作品でもあります。土曜の夜の放送なので、来週からまた頑張ろうと思ってもらえるような、テンポのよい楽しいドラマをお届けしたいです。この夏は、川口さんに全力で甘えていきます(笑)!川口春菜原作を読ませて頂きましたが、純粋にとても面白かったです!最初はなんだこの男性は!と思って読み進めていましたが(笑)、翔ちゃんがあまりにも憎めない愛らしいお茶目なキャラだったので、女性として色々な気持ちにさせてもらいました。こんな作品に出会うことはなかなかないなと思ったので、振り切って、楽しく演じていきたいと思っています。ヒモメンとの恋愛は…「ナシです!」ときっぱり否定できないのが悔しいところですね。女性って母性があるので、男性のダメなところを見ると、「しょうがないな、私がいなくちゃ…」と思ってしまう。本当にそれが良いことなのかは分からないですが、やっぱりヒモメンを許してしまう女性の気持ちは少し分かります。色々な恋愛のカタチがあると思うので、その2人が幸せならいいのかな。ゆり子も、それほどまでに翔ちゃんのことが大好きなのだと思います。窪田正孝さんはさわやかで、ヒモ男のイメージとはギャップがあるのですが、そんな窪田さんがどんなふうに翔ちゃんを演じてくださるのか、今から撮影が楽しみです!翔ちゃんの更生を頑張るだけでなく、ゆり子が持つ可愛らしい一面もお見せして、みなさんが応援したくなるようなキャラクターを演じていきたいですね。そして、土曜の深夜、笑って楽しんでもらえる作品をお届けしたい。ゆり子と翔ちゃんにとって何がハッピーエンドなのか、私自身まだつかめていませんが、ラストは2人一緒に幸せになれるといいな!土曜ナイトドラマ「ヒモメン」は7月より毎週土曜日23:15~テレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年06月01日女優の川口春奈が12日、都内で行われたカルビーの新商品『とうもりこ』CM発表会に出席した。カルビー新商品『とうもりこ』CM発表会に出席した川口春奈カルビーは、新商品『とうもりこ 塩ゆでコーン味』を4月16日から全国で順次発売。これに伴い、同商品のイメージキャラクターである川口春奈が出演する新CM「どうにもこうにも」編が4月16日より順次放映開始となる。「普段の日常をちょっとハッピーに!」というコンセプトのもと、オシャレで鮮やかなOLファッションに身を包んだ川口が、様々な日常シーンで同商品をリズミカルに食べるという内容となっている。カルビーのCMは、『じゃがりこ』のCMで出演した以来、4年ぶりとなる川口。「あの時は10代で学生でしたから、またカルビーの出演が決まって本当にうれしかったです」と笑顔を見せながら、「『じゃがりこ』の時は制服を着て、設定も学生という感じでした。今回はオフィスやお家の中とか大人のOLさんじゃないですけど、自分自身も歳を重ねたので、その変化がすごくよく写っていればと思いながらやりました」と撮影の感想を。川口の言う「大人っぽさ」は「出せてたらうれしいです(笑)」と謙遜するも、その表情からは大人としての自信がみなぎっていた。同CMではリズミカルに同商品を食べるシーンを披露した川口は「今回はリズムや音もあるので、そのリズムに合わせてひたすら食べるという感じでした。運ですよね。コツとかはないです。3回で口に入れ! というのみです(笑)」と食べ方のポイントも。また、同イベントではCMで披露した同商品のリズミカルな食べ方も披露し、見事に1回で成功させて「今日はイイ感じかな! と思います」と満足げだった。
2018年04月13日横浪修の新刊写真集『MIZUGI』の発売を記念して、ブックデザイナーの祖父江慎をゲストに迎えるトークイベントが3月31日、青山ブックセンター本店で開催される。『MIZUGI』は、フランスとスウェーデンを拠点とする出版社「LIBRARYMAN」の季刊写真集プロジェクト「Seasons Series」の第1作目(Spring)として刊行。同プロジェクトは、アーティストたちが同じ条件のもと、一冊の本という形で一つのテーマを表現するというユニークなアイデアからスタートしている。横浪は『MIZUGI』をリリースするにあたり、自身がかねてより取り組んでいる同じコスチュームに身を包んだ少女たちのポートレート「Assembly」シリーズの延長として、人の体温や湿度といった“生命力”を感じられる「水着」をテーマとして選び、とりわけクローズアップでの撮影を採用。シリーズが持つ匿名性を『MIZUGI』にも与えることで、集団ポートレートとしての魅力や強さが際立った作品集となっている。トークイベントでは、雑誌『装苑』(文化出版局)の仕事などで知られる日本を代表するブックデザイナー・祖父江慎をゲストに招き、本作の制作背景などを通して横浪修の写真の魅力に迫るとともに、2人の仕事についても意見を交わす。また、トークイベント終了後には作家のサイン会も開催される予定。【イベント情報】『MIZUGI』(LIBRARYMAN) 刊行記念横浪修 × 祖父江慎 トークイベント日程:3月31日会場:青山ブックセンター本店 大教室住所:東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山ガーデンフロア B2F時間:14:00〜15:30(開場 13:30〜)料金:1,350円定員:110名【書籍情報】『MIZUGI』写真:横浪修出版社:LIBRARYMANハードカバー/32ページ/215×275mm価格:6,000円(初版500部限定)
2018年03月30日