『ポケモン』映画第19弾『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」』のゲスト声優を務める市川染五郎、松岡茉優、中川翔子、あばれる君、山寺宏一が6月28日(火)、報道陣の前で公開アフレコに臨んだ。今回の主役ポケモンであり、傷ついた仲間たちを守るぶっきらぼうだが優しいボルケニオンを演じた染五郎さんについて湯山邦彦監督は「口は悪いけど優しく温かい、カッコいいボルケニオンになった。最後は泣いてしまうと思います」と絶賛!山寺さんは「声優界に激震が走りましたよ! 『もうこれ以上は声優はやらないで!』と思うくらい」とプロの声優を圧倒するほどの素晴らしい演技だったと手放しで称賛する。染五郎さんは照れ笑いを浮かべつつ「素晴らしかったと思いました(笑)」と自画自賛!?2人の子どものパパでもあり、子どもたちも『ポケモン』に夢中だというが「まだ、ポケモンの声をやるということがピンと来てないみたいですが、早く見せて『お父さんがやったんだよ』とちょっと上から自慢したい(笑)」と嬉しそうだった。松岡さんと中川さんは、王国の王女と王子の姉弟役でこの日のアフレコでは2人そろって臨み、音響監督から「息がぴったりでタイミングもばっちりです!」と即OKをもらっていた。実際の収録は別々に行われており、中川さんは「やっと姉上にお会いできました!年齢的には私の方が上ですが…(笑)」と語り、松岡さんを見て「ピチピチすなぁ…(笑)」と嬉しそう。中川さん自身は、10年連続『ポケモン」映画出演ということで「サトシの人生と同じ!」と感慨を口にし「子どもたちに思い出を残して死んでいけたら…」と大げさな言葉で国民的アニメへの連続参加の喜びを語っていた。松岡さんは、アニメ映画の声優は今回が初。『ポケモン』が誕生した1996年の前年、1995年生まれということもあり、ほぼ同い年である作品への出演には感激の様子。また、“おはガール”として2年にわたり出演した「おはスタ」で共演していた山寺さんとの再会もあり、Wの喜び! 収録時には、休みだったにもかかわらず山寺さんが駆け付けてアドバイスもしてくれたという。松岡さんは、スタジオに現れた山寺さんを見て「思い切り飛びつきました!」とニッコリ。山寺さんは「(抱きつかれて)周りの目が怖かったけど、嬉しかった。自慢の娘です」と語り、松岡さんは「これからも付いて行きます!大好きです!おは(笑)!」と師弟愛を見せつけた。あばれる君は、監督に自ら直訴して出演を勝ちとったという。6月9日には息子の“チビれるくん”が誕生しており、こちらも喜びいっぱいで「(大きくなったら)一緒に見たい!」と語っていた。『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」』は7月16日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月28日2017年3月に誕生する新劇場「IHIステージアラウンド東京」のこけら落とし公演が、劇団☆新感線の『髑髏城の七人』に決定したことが27日、わかった。同施設はアジア初の没入型エンターテイメント施設として開設を発表。このたび、ネーミングライツをIHIが所有したことにより、正式名称が「IHIステージアラウンド東京」となった。360度のステージアラウンド劇場は、現在世界でオランダ・アムステルダム郊外にある「Theater Hangaar」のみ。「IHIステージアラウンド東京」が完成すれば、アジア初となる。3月からのこけら落とし公演には、劇団☆新感線による人気演目『髑髏城の七人』が決定した。同作は1990年の初演以来、7年ごとに上演されている代表作。過去に古田新太、市川染五郎などが主演を務めている。今回は2017年3月より1年3カ月のロングランを予定しており、"花・鳥・風・月"の4シーズンに分け、すべて異なるキャスト、それぞれ全く違ったアプローチで上演する。第一弾シーズン《花》では、2011年公演、通称"ワカドクロ"で主演を務めた小栗旬が6年ぶりに登場。山本耕史、成河、りょう、青木崇高、清野菜名、近藤芳正、古田新太と豪華キャストが並び、3月30日から6月12日まで、85公演を予定している。主演の小栗は「この劇場は360度セットやプロジェクターがあり、やろうと思えば、場面転換や暗転がなくても芝居を続けることができるので、お客さんを飽きさせない作品作りがとても豊かにできるのではないかと思います」と新劇場へ期待を寄せ、「テーマパークに遊びに来た感じで面白い時間を共有してほしいです」とメッセージを送った。新感線初参加となる山本も「360度すべてが舞台で、客席が回転する劇場がどんなものなのか…今は想像でしかありませんが、間違いなくクリエイターや役者の好奇心をそそるものですし、同時に良い意味で苦しめられる空間になるのではないでしょうか」と、劇場への思いを語る。初演から参加する古田は「最初はラストシーンも決まってないまま本番迎えるという恐ろしい程のバッタバタでしたし、一作前の出とちりの罰ゲームで始まった作品でした」と振り返った。そして「初演のテント小屋で、いや、去年まで、想像もしていなかったですが、この歳で新たな挑戦ができるのは、本当に楽しみです。早く、初日にならないかなぁ!」と、喜びを語った。
2016年06月27日東山紀之と松たか子の初共演で贈るドラマ特別企画「ふつうが一番 ―作家・藤沢周平 父の一言―」。去る6月21日、赤坂・TBS放送センターにて本作の会見が行われ、東山さんと松さんが本作への思いや見どころを語った。「たそがれ清兵衛」「蝉しぐれ」など、様々な著書が映画・ドラマ化されてきた直木賞作家・藤沢周平。本作は、そんな藤沢氏とその家族とのふれあいが描かれる。基になっているのは、藤沢氏の娘でエッセイストの遠藤展子による「藤沢周平父の周辺」(文春文庫刊)、「父・藤沢周平との暮らし」(新潮文庫刊)。「渡る世間は鬼ばかり」の石井ふく子がプロデュースを担当し、市川染五郎主演の映画『蝉しぐれ』など、映画監督としても知られている黒土三男が脚本を担当している。ドラマは東山さん演じる藤沢周平が、小菅留治の本名で小説家になることを夢見ながら「食品加工新聞」の記者として勤めていた昭和38年頃、1人娘の展子を残し妻に先立たれ、母・たきゑと慎ましく暮らしていた時代から、松さん演じる後の妻・小菅和子との再婚、そして昭和48年に直木賞を受賞するまでの家族との日々を実娘・展子の目線でとらえたヒューマンタッチの作品。この日の会見で東山さんは「石井ふく子先生にお声をかけていただいて嬉しかった」と喜び、「ご縁あって僕は映画で2回ほど藤沢周平先生の作品に出演させていただいています。美しい文章を書く方がどんな環境でお書きになっているのかという興味を持っていました」と語った。さらに、撮影に入る前に、藤沢氏の娘・遠藤氏に藤沢氏が使っていたものを見せてもらったという東山さんは「整理整頓が行き届き、美しい文章はこういう仕事場から生まれてくるのか…という印象も片隅に置いて演じました」と話した。一方、松さんは「家族のシーンも心温まるところが沢山ありましたが、娘役の子たちが撮影でとても可愛らしかったので、その辺りもぜひご覧いただきたいと思います」とアピールしていた。東山さんや松さんのほかにも、周平の母・たきゑ役に草笛光子、そして角野卓造、佐藤B作、前田吟ら演技派が顔を揃えている。「ふつうが一番 ―作家・藤沢周平 父の一言―」は7月4日(月)21時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2016年06月23日“夏の風物詩”として、ますます勢いづく『ポケモン映画』。この夏公開の待望の最新作『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」』に、ゲスト声優として人気お笑い芸人、あばれる君が悲願の出演を果たすことが明らかになった。旅をするサトシたちの前に、空から突然大きなポケモンが降ってきた!落下の衝撃で土煙が舞う中あらわれたのは、幻のポケモン・ボルケニオン。人里離れた「ネーベル高原」で人間に傷つけられたポケモンたちと共に暮らすボルケニオンは、実は人間たちのことが大嫌い。サトシたちをよそに急いで立ち去ろうとするボルケニオンだが、なぜかサトシまで一緒に引っ張られてしまう。駆け出すボルケニオンと引きずられるサトシ。なんと2人は不思議な鎖で、いつのまにか繋がってしまっていた。仕方なくボルケニオンは衝突してばかりのサトシを引きずりながら「アゾット王国」を目指して走り始めた。一方で巨大な歯車がまわり続ける超カラクリ都市・アゾット王国の大臣ジャービスは、長年探し求めていた究極の発明を手に入れていた。それは500年前に王国で生み出され、行方不明となっていた人造ポケモン・マギアナと、そのマギアナに宿るといわれる「ソウルハート」という未知なる力。ジャービスはその力を利用して、王国を支配しようとたくらみ、ボルケニオンは、ネーベル高原から連れ去られたマギアナを取り戻そうとしていたのだ。果たして繋がれたままのサトシとボルケニオンは、力を合わせマギアナを助け出すことができるのか――。本作のゲスト声優には、主役ポケモン・ボルケニオン役の市川染五郎をはじめ、サトシたちが訪れる「アゾット王国」の王女・キミア役の松岡茉優、そして劇場版シリーズ10年連続出演を果たす中川翔子がミキアの弟で「アゾット王国」の王子・ラケル役、19年連続出演の山寺宏一が、サトシたちと敵対する「アゾット王国」の大臣・ジャービス役として出演する。今回、この豪華ゲスト声優に加えて出演が決定したのは、数々のバラエティ番組に引っ張りだこで、6月に第一子誕生を発表した人気お笑い芸人・あばれる君。彼が演じるのは、サトシたちと敵対する「アゾット王国」の大臣・ジャービス率いる「メガシンカ軍団」のポケモン・オニゴーリ。メガシンカすることで超強力な冷気を放てるようになり、劇中ではサトシやボルケニオンの前に立ちはだかるというキャラクターだ。実はあばれる君、テレビ東京系列で放送されている「ポケモンの家あつまる?」の番組企画にて、ポケモン映画の声優になるべく、日々奮闘。声優の仕事を一から勉強しようと、サトシ役の声優・松本梨香に基礎やノウハウを教わり、確かな実力を身につけていた。しかし、実際にゲスト声優として発表されたのは市川さんらの4人。番組企画でやっていたとはいえ、約2か月に渡り声優の勉強をし続けたあばれる君はポケモン映画に対する想いが一層強まり、なんと実際に本作の監督である湯山邦彦に直談判!熱意に心動かされた監督は、特別に出演を許諾し今回の決定に至った。なお、直談判の模様は5月22日(日)放送の「ポケモンの家あつまる?」にて放送されるようだ。「2か月間、諦めずに頑張ってきて、本当によかった!」と語るあばれる君は、「普段からよくスベったり、周りを凍り付かせてしまう自分にとって、『こおりタイプ』のオニゴーリはまさにぴったりの配役!」と自虐を入れつつもハマり役だと自負している。また、「パパれる君として、もうすぐ生まれてくる『ちびれる君』にも自慢できるよう、身も心もオニゴーリになりきってみせます!」と熱い想いを寄せた。豪華絢爛なゲスト声優が揃い踏みする本作。加えて今回出演が決定したあばれる君が、卓越した科学力により心を支配され、メガシンカさせられるオニゴーリをどのように演じるのか、2か月間の成果をぜひ劇場で確かめてみて。『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」』は7月16日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月20日歌舞伎役者の市川染五郎、中村勘九郎、中村七之助が17日、都内で行われたシネマ歌舞伎『阿弖流為<アテルイ>』(6月25日公開)の完成披露上映会に登場した。劇団☆新感線・いのうえひでのりが演出、中島かずきが脚本を担当し、2015年に新橋演舞場で行われた、歌舞伎NEXT『阿弖流爲<アテルイ>』を映像として編集、全国公開する。舞台挨拶では、18日に33歳の誕生日を迎える七之助に、サプライズでバースデーケーキが贈られた。観客に祝われた七之助は「どんどん衰えていくものなので、次の歌舞伎NEXTの時は動けるように、日々精進していきたいと思います」と33歳の抱負を語った。染五郎が七之助の口にケーキの装飾の熊を「あ~ん」と食べさせると、七之助は「甘いです」と苦笑。また、勘九郎は「いい1年にしてください」とメッセージを送った。『阿弖流爲<アテルイ>』について、染五郎は「すごいもの、びっくりするものを作ろうじゃないかと、思いだけで作り上げた感じ」と説明し、「同じ方向を向いて一気に作り上げた」と感慨深げに振り返った。七之助は「劇団☆新感線は見るもんで、出るもんじゃないと言われていたけど、まあ、地獄でした(笑)」と舞台の激しさを語り、「養老院みたいな人たちが走らされて、けが人続出で大変でしたね」としみじみ。また七之助は、舞台上の動きがほとんどいのうえの演出指示通りであることを明かし「型が決まっている中で、自分の感情を表現するのは歌舞伎と同じ」と表現した。劇団員である俳優・古田新太や橋本じゅんについて、「自由にやってるなと思ってたんですけど、毎回そういう演出を受けてたんですよ。ああ恐ろしい人達だと思いました」とすごさに触れた。
2016年05月18日「たそがれ清兵衛」「蝉しぐれ」など、様々な著書が映画・ドラマ化されてきた直木賞作家・藤沢周平。この度、藤沢氏とその家族とのふれあいを描くドラマ「ふつうが一番 -作家・藤沢周平 父の一言-」が今夏、TBSにて放送されることが決定した。 出演者には、主人公・藤沢周平役の東山紀之と、その妻・小菅和子役の松たか子が初共演することも明らかにされた。本作は、藤沢氏の娘でエッセイストの遠藤展子による「藤沢周平父の周辺」(文春文庫刊)、「父・藤沢周平との暮らし」(新潮文庫刊)を原作にドラマ化する。プロデュースは「渡る世間は鬼ばかり」の石井ふく子。演出は同じく「渡る世間は鬼ばかり」など様々なヒットドラマを手掛け、モンテカルロ・テレビ祭最優秀作品賞受賞作品「塀の中の中学校」ではプロデューサー・演出も務めた清弘誠、そして市川染五郎主演の映画『蝉しぐれ』など、映画監督としても知られている黒土三男が脚本を担当している。ドラマは東山さん演じる藤沢周平が、小菅留治の本名で小説家になることを夢見ながら「食品加工新聞」の記者として勤めていた昭和38年頃、1人娘の展子を残し妻に先立たれ、母・たきゑと慎ましく暮らしていた時代から、松さん演じる後の妻・小菅和子との再婚、そして昭和48年に直木賞を受賞するまでの家族との日々を実娘・展子の目線でとらえたヒューマンタッチの作品。東山さん、松さんのほか、共演には周平の母・たきゑ役に草笛光子、そして角野卓造、佐藤B作、前田吟らの演技派揃いとなっている。主演の東山さんは「藤沢周平先生は、とても偉大な作家で、俳優であれば先生の作品を一度はやってみたいと考えている方が多いと思います。その人物を演じさせていただくことになり光栄に思っています」と喜びを述べ、「藤沢先生も和子さんという素晴らしい奥様に恵まれて直木賞を受賞されてから作家活動がますます隆盛になられたという物語だと思います。今回は僕も同じように松たか子さんのお力を沢山いただいて、いい作品にするよう努めます(笑)」と話した。松さんは「結婚を申し込まれる長いシーンのリハーサルの時、東山さんと向かい合ったら、ずっとセリフが出てきた瞬間があってとても不思議な気がしました。ご一緒しているときの空気が滑らかな感じがして、勿論緊張はしているのですが、とても安心感がありました」と撮影でのエピソードを披露。また、「家族のシーンが温かくて、喧嘩をしたりすることがあっても直後に笑いあえるような、とても素敵なドラマに関わらせていただいて幸せです」と本作について語った。そして「“ふつう”が一番難しいんです」と語るのはプロデューサーの石井氏。「“ふつう”の中に何があるのか…家族、それから兄弟、親戚といろんなことがおこります。私はどうしても東山紀之さんと松たか子さんにこのドラマに出演していただきたくて3年待ったんです」とやっと実現できたとコメント。さらに、「遠慮なく話す夫婦、遠慮なく喧嘩もする、そんな家族のドラマを皆さんにご覧いただきたいと思います」とアピールした。また東山さんは、先日亡くなった蜷川幸雄ついて「蜷川さんは僕の作品を本当によく見ていてくれていて『あれ見たよ、良かったよ』というような言葉をかけてくださいました」と話し、「松たか子さんとも話していたんですが、今回松さんと初共演となる『ふつうが一番』で演じる藤沢周平先生の役もきっと喜んでくださっていると思いますし、天国でダメ出ししながら見て下さると思いますので、これからは今まで以上に全てに真摯に向き合い、気を引き締めて邁進していきたいと思います」と想いを語っていた。「ふつうが一番 -作家・藤沢周平 父の一言-」は2016年夏、TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年05月17日歌舞伎役者の市川染五郎が7日、アメリカ・ラスベガスから都内の会場に向けて、擬似3Dによる遠隔舞台あいさつを行った。松竹と日本電信電話(NTT)による技術実験で、4月29日~30日に行われたイベント・ニコニコ超会議内の「超歌舞伎」に続き、イマーシブテレプレゼンス技術「Kirari!」を使用している。現在ラスベガスで『KABUKI LION 獅子王』公演を行っている染五郎は、擬似3D虚像による立体表示で都内会場に登場。擬似3Dとは、平面映像を使いながら錯覚で立体的に見せることで、被写体抽出技術と組み合わせ、演者がその場にいるかのような映像をリアルタイムに届けた。「超歌舞伎」では「分身の術」として披露されている。染五郎は「この映像技術、伝送技術等々、歌舞伎の技術として一つのジャンルになるのではないかとも感じています」と新たな技術に期待を寄せた。また、映像技術と歌舞伎はは「色彩の豊かさ、美しさというものが、共通言語」と語り、「生という武器は、舞台には大事なものだとは思いますけども、あえて映像の中で画面を見ることによって初めて成立する歌舞伎もあるのではと思います」と今後の展望を示した。NTT代表取締役副社長 篠原弘道氏は、今回の取り組みを「共同実験のスタート」として「2020年、その先も含めて」視野に入れていると発言。ただし「主役は歌舞伎」であり、「ICT技術はあくまでも黒子です。どんどんチャレンジしてまいりたいと思います」と語った。また、舞台天井、花道なども含めて360度で映像を同期し、実際の舞台の感覚で中継を見ることができる4Kマルチ映像、ヘッドマウントディスプレイによる視聴など、様々な技術が紹介された。
2016年05月07日11日にAbemaTVで配信された、歌舞伎俳優・市川海老蔵の12時間密着生番組『有名人1日ガチ生放送 市川海老蔵』が、視聴数125万を記録した。これは、インターネットテレビ局・AbemaTVの本開局記念特番として配信されたもので、京都で公演中の海老蔵に、11日正午から12時間にわたって完全密着。舞台『源氏物語 第二章 ~朧月夜より須磨・明石まで~』の模様に加え、その楽屋への潜入、八田亜矢子による観客や市川九團次、大谷廣松、片岡市蔵ら共演者のインタビューなどで、番組は進行した。舞台が終わると、AbemaTVを展開するサイバーエージェントの藤田晋社長と夕食。「『舞台を生中継したい』という熱い思いがあった」と振り返りながら、ネットを通じて舞台が生中継され、スマートフォンから鑑賞することもできたことで、若年層に向けての大きなアピールになったと歓喜した。途中には、妻・小林麻央からLINEでメッセージが届く一幕も。それに対して、海老蔵は「麻央見てる~?」と画面越しにデレデレしながら、メッセージを送った。海老蔵は、目標視聴数を100万と掲げていたが、配信中に見事達成。記念に、100年物で100万円するワインでお祝いしたが、放送終了時刻より30分早く解散してしまい、急きょ"市川AB蔵"ことレイザーラモンRGの配信に切り替え、視聴者からのさまざまなリクエストに「あるあるネタ」で30分間つないだ。その後、エンディングに海老蔵が再登場。配信中に約6,000件のコメントが集まったことが明かされ、最後に海老蔵が、この生配信番組の第2弾を実施することを発表した。(C)AbemaTV
2016年04月12日日本のみならず世界中で支持を受け、大ヒットを記録し続ける「ポケモン映画」。そしてこの夏公開される待望の最新作『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧のマギアナ」』に出演するゲスト声優に、歌舞伎役者の市川染五郎、女優の松岡茉優、そして中川翔子、山寺宏一が決定した。旅をするサトシたちの前に、空から突然大きなポケモンが降ってきた! 落下の衝撃で土煙が舞う中あらわれたのは、幻のポケモン・ボルケニオン。人里離れた「ネーベル高原」で人間に傷つけられたポケモンたちと共に暮らすボルケニオンは、実は人間たちのことが大嫌い。サトシたちをよそに急いで立ち去ろうとするボルケニオンだが、なぜかサトシまで一緒に引っ張られてしまう。駆け出すボルケニオンと引きずられるサトシ。なんと二人は不思議な鎖で、いつのまにか繋がってしまっていた。仕方なくボルケニオンは衝突してばかりのサトシを引きずりながら「アゾット王国」を目指して走り始めた。一方で巨大な歯車がまわり続ける超カラクリ都市・アゾット王国の大臣ジャービスは、長年探し求めていた究極の発明を手に入れていた。それは500年前に王国で生み出され、行方不明となっていた人造ポケモン・マギアナと、そのマギアナに宿るといわれる「ソウルハート」という未知なる力。ジャービスはその力を利用して、王国を支配しようとたくらみ、ボルケニオンは、ネーベル高原から連れ去られたマギアナを取り戻そうとしていたのだ。果たして繋がれたままのサトシとボルケニオンは、力を合わせマギアナを助け出すことができるのか――。「ポケモン・ザ・ムービーXY」に変わり、今年から「ポケモン・ザ・ムービーXY&Z」になり、パワーアップした本作。シリーズ史上最も激しい戦いとなる劇場版19作目の本作は、幻のポケモン・ボルケニオンと共に、500年前に人の手によって生み出された人造ポケモン・マギアナを救うべく戦いに挑む物語を描いている。そして今回出演が決定したのは、本作の主役ポケモン・ボルケニオン役に、今回アニメ声優初挑戦となる市川さん、そして同じくアニメ声優初挑戦となる松岡さんが、サトシたちが訪れる「アゾット王国」の王女・キミア役を演じる。また劇場版シリーズ10年連続出演を果たす中川さんが、ミキアの弟で「アゾット王国」の王子・ラケル役に、19年連続出演の山寺さんが、サトシたちと敵対する「アゾット王国」の大臣・ジャービス役に抜擢された。旅をするサトシたちの前に現れる幻のポケモン・ボルケニオンは、人間に傷つけられたポケモンと共に暮らしポケモンたちを守る強く優しい存在だが、実は人間が大嫌いという影を秘めているポケモン。そんな重要な役どころを演じる市川さんは「楽しみであり、不安でもあり…」と様々な想いがあると話すも、「これだけの歴史をお持ちの作品なので、ポケモンファンの皆さまの期待を裏切らないよう、良い意味で化けて、誰の声だかわからないくらいメガシンカできるよう頑張ります」と意気込みをみせている。また自身も小さいころからファンだと語る松岡さんは「とても光栄です」と喜びを語り、「大好きな大先輩、やまちゃんこと山寺宏一さんと共演できることが心から嬉しいです」と心境を明かしている。さらに劇場版ポケモンシリーズには欠かせない存在となった中川さんは「夢のようです!」と喜びを露わにし、記念すべき10作目は少年役ということで「ラケルはピュアで繊細な少年です。今まで演じさせて頂いた中でも最難関更新の予感がするほど、難しい役だと思いました。きっと10年という経験値を積んだ今だからこそ演じられる役だと思いますので、その経験値に10年分の感謝も込めて、体当たりで臨みたいと思います」と気合十分に語っている。また4月1日に「おはスタ」を卒業したことが大きな話題を集めた山寺さんは、「『おはスタ』は卒業ですが、『ポケモン映画』はまだ卒業ではなかったです!(笑)今年で19作連続出演させて頂けるとのこと、とても嬉しく思います」と改めて喜びを示し、役についても「ジャービスは物語の鍵を握るキャラクターだと伺っていますので演じるのが今から楽しみです」とコメントした。今年も絢爛豪華なゲスト声優陣が集合した本作。今回発表されたキャストたちが声を吹き込むキャラクターたちは、4月16日(土)から全国劇場で流れる予告編で、一足先に見ることが出来るそう。『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧のマギアナ」』は7月16日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年04月11日『あなたの「治る力」を引きだそう』(市川加代子著、あさ出版)は、著者が日ごろから行なっているという自然療法「市川式恢復(かいふく)療法」についてのガイドブック。耳慣れないかもしれませんが、市川式恢復療法の基本的な考え方は次のようになるそうです。・体に設計ミスはない・体は「治る力」を秘めている・どんな病気に対しても例外ではないつまり病気を治すのは、薬でも医者でもなく、自分自身だということ。もっと詳しくいえば、自分のなかで眠っている「治る力」を引き出すことによって、病気は治るというのです。そんな市川式恢復療法には、10種ものメリットが。■市川式恢復療法のメリット(1)知っていれば、いつでもできる使用するのは生姜や豆腐、こんにゃくなど、身近にあるものばかり。それらがあれば、昼夜を問わず行えるといいます。(2)どんな病状でも使える体調の改善、治癒が期待できるそうです。(3)害がないすべて自然のものを使用するため、副作用の心配もなし。(4)安価である基本的に、使用する野菜やサラシを買う費用だけでOK。(5)おぼえたら、小学生でも行なえる過去には、4歳で行なった子もいたのだとか。(6)体のことがよくわかる体調を観察することが必要なので、おのずと自分の体に対する理解が深まります。(7)家族、友人間で行なえば、つながりが深まる手でなでたり、さすったりするので、無理なくスキンシップができるということ。(8)実践すると治癒力が増進される体力が早く恢復するなど、予後がよくなるのだといいます。(9)自分への信頼、体へのいたわりが強くなる「治る力」を実感するほど、自分の体を信じるようになるそうです。だからこそ「大切にしよう」という気持ちも強くなり、さらに健康になることに。(10)権威や情報に振り回されず、自分で方向性を見い出せる自分で行ない、自分で治すことを体験することで、自分の判断によって、的確に体を扱うことが可能に。使い方を学ぶ必要があったり、手間ひまのかかるものもあったり、根気とやる気が必要だったりもするものの、これなら効果が期待できそうです。でも、具体的にどのようなことをするのでしょうか?■いちばんの近道は半身浴!市川式恢復療法の実践方法はさまざまですが、すべてに共通する鍵があるのだそうです。それは、体を芯から温めて、不要物を出す力を高めること。そして、なかでも著者が最初にオススメしているのが半身浴。なにも特別なものを準備する必要がなく、体の負担も軽く、それでいて血液循環をよくする効果は抜群だといいます。(1)風呂をぬるめ(38~41度)に沸かします。水位を低くするか、浴用の椅子を沈めるかして、入ったときに水位がみぞおちからへその間くらいにくるように調整します。(2)途中で飲むための水やお茶を用意し、湯船に浸かります。なお、腕は湯から出しておきましょう。(3)体が熱くなってきたら、いったん湯から上がって、下半身に水シャワーを浴び、ふたたび湯船に浸かります。これを、自分が疲れず「気持ちいい」と思える範囲で何度か繰り返します。このとき大切なのは、脱水症状を「起こさないように、マメに少しずつ水分をとること(ただし、ガブガブ飲むのはよくないそうです)。(4)大切なのは、必ず「冷」で終えること。そして最後に水シャワーを浴びるか、冷たいタオルで全身を拭きます。半身浴後も、マメに水分補給することを忘れずに。*他にも、末端を集中的に温める「手足温浴」、万能の薬効を体に送り込む「びわ療法」、体中から汗が噴き出す「全身生姜罨法(あんぽう)」など、身近にあるものを利用して、手軽に行えるメソッドがたくさん紹介されています。しかも無理なくできるものばかりなので、実践してみれば体調を快適にすることができるかもしれません。(文/書評家・印南敦史)【参考】※市川加代子(2015)『あなたの「治る力」を引きだそう』あさ出版
2016年01月20日歌舞伎役者の市川染五郎、中村勘九郎、中村七之助が主演を務めるシネマ歌舞伎 『歌舞伎NEXT 阿弖流為〈アテルイ〉』が2016年6月25日に公開されることが決定した。シネマ歌舞伎第24弾となる本作は、今年7月に東京・新橋演舞場で上演。もともとは2002年、染五郎が、2002年に劇団☆新感線とタッグを組み、神話や史実をモチーフとした時代劇シリーズ・いのうえ歌舞伎『アテルイ』として上演した。それから13年の時を経て、再び染五郎が歌舞伎化したものが新橋演舞場での公演で、映画では演劇の可能性を広げた、新たな歌舞伎誕生の瞬間をも捉えているという。タイトルにもなっている、阿弖流為の役を務めるのは、染五郎。苦悩しながらも蝦夷を率いる若いリーダーを演じる。そんな阿弖流為に奇妙な友情を感じながらも蝦夷征伐へと向かう坂上田村麻呂の役は、映画および舞台『真田十勇士』(2016年9月公開)でも主演を務めることが発表された勘九郎が、阿弖流為を導く謎の女・立烏帽子の役は七之助が、それぞれ務める。このほか、坂東彌十郎、市村萬次郎、片岡亀蔵らの出演も決定している。染五郎は本作を、「自分の夢でもある歌舞伎と映像の融合の第一歩になる、さらなる可能性を感じる作品」と形容。「舞台では表現できない編集によって生まれ変わりました」とした上で、「映像ならではの魅力が詰まった、歌舞伎NEXT『阿弖流為』を多くの方にご覧いただくことを心より願っています」とアピールしている。
2015年12月24日ビートたけしが、2007年の1000回SP以来、9年ぶりに「さんまのまんま」新春SPに登場。バラエティー黄金期を駆け抜けたビートたけし&明石家さんまという2トップの、いまだから話せる秘話が続出するとともに、さらに、さんまさんとは10数年ぶりの共演となる宮沢りえが初登場。まさかのオーバーリアクション対決から、真面目に将来の展望を語っていることが分かった。番組30周年のお祝いに今回かけつけたのは、たけしさん、宮沢さんを始め、市川染五郎とその長男・松本金太郎、今田耕司、井上真央ら、お正月にふさわしい豪華なゲストたち。まず、たけしさんは「こんなジジイ2人でなに話すんだよ?」と相変わらず。さんまさんは「そろそろ我々が芸能界を辞めたほうが後輩が伸びるんじゃないか」という話を、以前たけしさんに話そうとしたことがあると告白。それを聞いたたけしさんは、「辞めるわけねえじゃねえか。俺らが若い芽を踏んづけておいて、それでも育ったやつが伸びるんだよ」とバッサリ。さらに、さんまさんには「お前は、芽を踏むんじゃなくて、抜き取ってるだろ」と言い放つ。そこから、お笑い界のトップを走り続けてきた2人だからこその深~い“お笑い談義”に突入。かつて「ドリフターズ」が絶大な人気を誇っていたころに、たけしさんやさんまさんが「オレたちひょうきん族」を裏番組の時間帯にぶつけ、真正面から勝負に挑んだ時代の話題になると、「あのころは、『ドリフターズ』派と『ひょうきん族』派に客が分かれてたよな」とふり返る2人。また、たけしさんが最近、まさに志村けんと2人でその当時のことを語り合った、というエピソードも明かされた。現在のお笑い界に対しても、たけしさんは、「いまの人たちは俺たちよりずっと上手いけど、飛び抜けている人がいない」と苦言(?)。さんまさんも「みんな、ネタが上手いのは認めるけど…」と同調し、真面目なお笑い評や今後のお笑い界を心配する声も飛び出していた。さらに、この日たけしさんのお土産は、行きつけの焼鳥屋のスタッフをスタジオに呼んで焼き鳥を振る舞ったこともあり、お酒が進みに進む。ほろ酔い加減の2人が交わすのは、やっぱりむかし話。約30年前に世間を震撼させた「フライデー」編集部の襲撃や、その後のバイク事故での大怪我などについて、たけしさんは語り始める。「もう芸能界に戻れないと思った。つらいときは、あの事故で死んでたほうが良かったと思ってた」と、当時の心境と衝撃の言葉も語られ、「何で相談してくれなかったんですか?」とさんまさんを驚かせた。一方、意外にも「さんまのまんま」初登場となった宮沢さん。「初めて会ったのは16歳のときやったよなぁ」と、26年前に宮沢と初対面したときの思い出をふり返る。当時、宮沢さんはさんまさんに、大きな話題を呼んだ自身の写真集を渡すべく、車に置いてある写真集を走って取りに行き、息を切らしながら戻ってきて手渡したのだそう。その姿をいまでも鮮明に覚えているというさんまさんは、「ずっと忘れられない。あのとき、抱きしめたかった!」としみじみ…。そんな宮沢さんもいまでは、『紙の月』で日本アカデミー賞「最優秀主演女優賞」に輝き、6歳の女の子の母親でもある。「私よりも大人」という愛娘の話も飛び出し、貴重なプライベートの様子が明かされる。また、美容に気を遣っている宮沢さんが実践している、ちょっと恥ずかしい美容法をさんまさんに紹介。 「(人に)見せられないんですけど…」と恥ずかしがりながらも、その美容法を披露するのだが、そのしぐさを真似したさんまが何故かキスするような顔になってしまい…!?そして、すっかり実力派女優となった宮沢さんに「芝居は一生続けるの?」「バラエティーもやりたいんだ?」と、さんまさんは質問。すると、宮沢さんは「55歳くらいになったら…」と、今後の意外な展望を語り出す。今回、初出演とはいえ、旧知の仲だけにやはりトークは盛り上がった様子。宮沢さんも、「出演したいと思っていたんですけど、『さんまのまんま』に出演するにはトークの水準が達していないと思って。今回やっと出演できて本当にうれしいです」とコメントし、“芸達者”ぶりをアピールしていた。「新春大売り出し!さんまのまんま 30周年スペシャル」は2016年1月2日(金)15:45~関西テレビ・フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年12月12日一心堂本舗は7日、「子供 歌舞伎フェイスパック」と「子供 動物フェイスパック」の2種を発売する。○子供の顔でも付けられる小さめのサイズに改良両商品は、これまで累計約110万個を売り上げているデザインフェイスパックシリーズの第13弾・第14弾の商品。人気の「歌舞伎フェイスパック」と「動物フェイスパック」を子供用サイズに改良した、世界初の子供用フェイスパックとなる。デザインフェイスパックシリーズの第1弾商品として発売した、歌舞伎役者 市川染五郎氏の監修による「歌舞伎フェイスパック」が、国内だけでなく海外からも根強い人気を集める中、子供を持つ一般消費者から「親が歌舞伎フェイスパックをしていると、子供も必ずやりたがる。子供も使えるフェイスパックがあればうれしい」という声が多数寄せられたという。商品化にあたり、歌舞伎の人気演目である「船弁慶(ふなべんけい)」と「暫(しばらく)」から本格的な隈取を再現した「歌舞伎 フェイスパック」に加え、上野動物園とのコラボ商品である「ジャイアントパンダ」と「スマトラトラ」の顔をデザインに採用した「動物フェイスパック」の2種類を、子供の顔でも付けられる小さめのサイズに改良。「子供 歌舞伎フェイスパック」と「子供 動物フェイスパック」として同時販売する。美容液には子供の肌にも優しいベビーローションを使用。パッケージサイズは、横104mm×縦147mm。1枚入りで、価格は各300円(税込)。
2015年08月05日「子供歌舞伎フェイスパック」発売記念イベントが、5日(水)、渋谷区文化総合センター大和田伝承ホールで開催され、歌舞伎役者の市川染五郎が特別ゲストで登場した。市川さんは、デザインフェイスパックシリーズの第一弾商品として、「歌舞伎フェイスパック」を考案。国内外問わず根強い人気を集め、これまでシリーズ累計約110万個を売り上げている。「歌舞伎フェイスパックをしていると、子どもも必ずやりたがる。子どもも使えるフェイスパックがあれば欲しい!」というユーザーからの声を受け、第13弾・第14弾の商品として、子供用サイズに改良した世界初の子供用フェイスパック「歌舞伎フェイスパック」と「動物フェイスパック」の2種が7日(金)より同時発売されることとなった。「小さな頃から歌舞伎ごっこが好きだった」という市川さん。子ども用サイズを見て「隈取りは本来格好よかったり、迫力があったりするものですが、子ども用サイズになるだけで可愛らしくなって嬉しいです。これをつけて歌舞伎ごっこをして欲しい」と満足げな顔を見せていた。また、同ホールで7日から9日(日)まで開催される「カブキ踊り『渋谷金王丸伝説』」に市川さんと共に出演をしている、寺子屋の子どもたちがフェイスパックをつけて登場。「可愛らしい!今からパックをしていたら、どれだけ美男美女になるんだろうね!」と市川さんも興味深々な様子だった。司会者から、子どもたち全員と見得のポーズをリクエストされると、「ちょっとリハーサルしてもいいですか」と市川さんが子どもたちに稽古をつける姿も。手の高さまで細かく指導し、見事に見得を決めた。「今日帰ったら、子どもにこのフェイスパックをつけようと思います」と笑顔で話した。「子供 歌舞伎フェイスパック」「子供 動物フェイスパック」は8月7日(金)より同時発売。(text:cinemacafe.net)
2015年08月05日2010年より毎年恒例となっている市川染五郎主演公演「渋谷金王丸伝説」が8月7日(金)から、今年も渋谷区文化総合センター大和田伝承ホールで開催される。「渋谷金王丸伝説」チケット情報染五郎が和洋の舞踊家・ダンサーとともに、渋谷に伝えられる英雄・金王丸の雄姿を和楽器のリズムで躍動的に描く舞台。今年は渋谷のスクランブル交差点を題材に取り上げる。今や日本の名所として海外にも知れ渡る場所で、時空を超えた様々な人々が出会い、やがて金王丸はかつての主君・源義経と宿命的な対決を迎える。「大和田夏祭り 2015伝承ホール寺子屋 渋谷金王丸伝説」は8月7日(金)から9日(日)まで。チケットの一般発売は5月31日(日)午前10時より。
2015年05月19日7月5日(日)より東京・新橋演舞場で上演される『新橋演舞場七月歌舞伎「阿弖流為」』。同作の制作発表が5月8日に行なわれ、市川染五郎、中村勘九郎、中村七之助が出席した。【チケット情報はこちら】同作は、2002年に市川染五郎が劇団☆新感線とタッグを組み上演した舞台『アテルイ』を歌舞伎化するもの。8世紀の日本、現在の東北地方にあたる蝦夷(えみし)の指導者、阿弖流為(あてるい)と、その蝦夷討伐に向かう征夷大将軍・坂上田村麻呂を中心に描いた物語。作を中島かずき、演出をいのうえひでのりが務める。初演と同じく阿弖流為役を演じる市川染五郎は「“歌舞伎NEXT”と銘打った今作、新しい演劇が誕生すると思っています。新しい演劇と言いましたが、決してやったことがないことをやるのではなく、歌舞伎400年以上の歴史を全て紐解いて、立ち回りや、テクニックなども掘り起こして料理したい。キーワードは“交ぜる”。新しいものと歌舞伎の手法、あらゆるものを交ぜ合わせた時の化学反応が起こることを目指していこうと思っております」とコメント。坂上田村麻呂役を務める中村勘九郎は「ずっと劇団☆新感線の舞台に出たかったので、こうして歌舞伎バージョンで参加できて本当に嬉しいです。初演も拝見したのですが、その時の染五郎お兄さんが本当に震えるほどにカッコよかった。阿弖流為と最終的には敵対する役なので、染五郎お兄さんと日々戦えることを誇りに、一生懸命務め上げたい」と意気込んだ。謎に満ちた蝦夷の女・立烏帽子役務める中村七之助は「兄は嬉しいと言っていましたが、僕は怖さでいっぱいです。というのも、僕もずっと新感線の舞台は見ていまして、もちろん初演も拝見しているのですが『こんなすごい人たちの中でよく芝居ができるな』って、染五郎お兄さんを尊敬していました。その舞台がこうして歌舞伎になって、自分が演じる・・・どうしようかなって思ってます(笑)。とにかくお客様に“歌舞伎化しないほうが良かった”と言われないように頑張りたい」と語った。演出のいのうえは歌舞伎化にあたっての見所のひとつに「阿弖流為と坂上田村麻呂が劇場の両花道で見得を切るシーン」と明かし「初演をご覧になった先代の市川猿之助さんに“ギャグを抜けばそのまま歌舞伎になるよ”とおっしゃっていただいたのが今でも心強い言葉として残っています」と話した。市川染五郎は「根拠はないですが、凄いものになると確信しています。13年前の自分より若く、もっと格好いいと今から想像しています。動員記録を作るつもりで、ハードルは高く置いてやります」と自信をのぞかせた。『新橋演舞場七月歌舞伎「阿弖流為」』は7月5日(日)から27日(月)まで、東京・新橋演舞場で上演。チケットぴあでは、一般発売に先がけていち早プレリザーブを5月14日(木)午前11時まで、プレリザーブを5月18日(月)午前11時まで受付中。
2015年05月12日「劇団☆新幹線」の人気公演を映画館で体感する“ゲキ×シネ”の原点とも言える『阿修羅城の瞳 2003』のデジタルリマスター版の全国上映に先立ち、4月4日(土)に先行上映会が開催。主演の市川染五郎と天海祐希が舞台挨拶に登壇した。「新感線」の舞台で幾度となく上演されてきた人気演目で映画化もされた本作。人と鬼の激しい戦いが繰り広げられる江戸で、凄腕の“魔事師”であった出門はある事件をきっかけに全てを捨てて鶴屋南北の弟子となっていた。だが、謎の女・つばきとの出会いが彼を再び戦いへといざなうことに…。12年前の自身の姿に天海さんは「若かったねぇ…。ビックリしました」としみじみ。「(上映は)嬉しいですけど、若いのを見られるのは恥ずかしい気もしました」と語る。一方の染五郎さんは「僕たちってすごいな…とひたすら自画自賛してました(笑)。とにかく、僕たちすごい」と自らの姿にウットリ。会場は笑いと拍手に包まれる。染五郎さんは、2000年上演の「阿修羅城の瞳」で新感線に初めて参加。「初めて見たのが池袋サンシャイン劇場での『髑髏城の七人』でいつか『新感線』から声のかかる役者になりたいと思った」と明かすが、まさにその夢を実現した。「やるのと見るのは大違いで、あれだけキツく、しんどい稽古はいまだかつてない!」とそのすさまじさを述懐。さらに「ツッコミのシーンを橋本じゅんさんとマンツーマンで近くの公園で稽古しました…(笑)」と懐かしい思い出を明かしてくれた。天海さんはこの2003年の上演で「新感線」初参戦となったが、2000年の上演では舞台での共演経験もある富田靖子がつばきの役を務めている。実は天海さんはこの頃から「新感線」の舞台への出演を熱望していたようで「2000年のはビデオをいただいてたんですが、悔しくて見られなかったんです。2003年に出ることになってやっと拝見しました」と明かす。つばき役に関しては「(2000年版の)富田やっちゃんが素敵でどうしようもなくかわいくて…私にはこれは出来ないと思って、素敵なところは吸収して私なりのつばきができればと思った」と語った。互いの印象について尋ねると染五郎さんは「再演で天海さんになると聞いて…『大きいな!』と(笑)」と素直な感想を口にし、天海さんはふくれっ面。一方の天海さんは「染ちゃんは体力面が違う!安定感があって立ち回りも美しかった」と称賛。今回、ゲキ×シネで久々に当時の姿を見て「見終わって(染五郎さんに)『まああなた、ホントキレイねぇ』とおばちゃんみたいになってました」と語り、会場は再び笑いに包まれていた。『阿修羅城の瞳 2003』は4月11日(土)より全国にて公開。同じくゲキ×シネの『蒼の乱』が5月9日(土)より公開となる。(text:cinemacafe.net)
2015年04月04日NHK朝ドラ「マッサン」にもゲスト出演を果たした女優・天海祐希を主演に迎え、「劇団☆新感線」の舞台を映画館で味う“ゲキ×シネ”最新作『蒼の乱』。5月9日(土)より劇場公開されることが決定し、臨場感と緊張感あふれる予告編映像が解禁となった。国を追われ孤独に生きながらも、優しく強い海のような女、蒼真(天海祐希)。不器用ながらも真っ直ぐに生きる、風のような男、将門小次郎(松山ケンイチ)。 二人は出会い、やがて結ばれるが、迫り来る戦火が二人の運命を大きく揺り動かしていく――。1980年の旗揚げ以来、演劇界に新風を巻き起こしながら今年35周年を迎える「劇団☆新感線」。その舞台が映画館の大スクリーンで味わうことができる演劇&映像の新感覚エンターテイメントが、ゲキ×シネだ。このほど、その原点ともいうべき市川染五郎、天海さん出演の『阿修羅城の瞳2003』が4月11日(土)より上映され、続いて本作が連続上映される。今回、解禁される予告編は、天海さん演じる“蒼真”の「小次郎――。私は生きる。お前が愛したこの草の海で」という熱の込もった台詞から始まる。壮大なスケールを感じさせる音楽と共に次々と映し出されるのは、本作の名場面。“将門小次郎”をまっすぐ朴訥な魅力で演じた松山ケンイチ、さらに“帳の夜叉丸”で切れのある殺陣で魅了した早乙女太一も登場。そして、本作の鍵を握る“謎の王”を演じた平幹二朗が圧倒的な貫録で魅せていく。手を取り合う蒼真と小次郎。だが、愛し合う二人は国を揺るがす戦乱に巻き込まれていく。「私はただ、蒼き草原とそこに生きる民を守りたい。それらを愛した男の心を守りたい」と剣を取る、天海さん演じる蒼真。そんな蒼真が向かえる悲しき運命とは…。映画館ならではの臨場感で圧倒する、ゲキ×シネ最新作にして最高傑作と呼ばれる『蒼の乱』。天海さん、そして松山さんらの熱演を体感してみて。『蒼の乱』は5月9日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月27日叶 匠壽庵(かのうしょうじゅあん)はこのほど、市川海老蔵特別公演「源氏物語」が行われる一部会場において、市川海老蔵<干菓子<の販売を開始した。同社は歌舞伎役者・市川海老蔵氏の古典へ挑戦する姿に共感し、干菓子を創作した。古典芸能である歌舞伎をテーマにしつつ、新たな表現への幕開けという意味で、歌舞伎幕の4色の彩りを伝統の技で表現している。商品は全4種類。抹茶の持つ苦味と甘さが調和している「抹茶(緑)」、昔からある日本の食材「黒ゴマ(黒)」、甘さと辛味がバランスよく楽しめる「シナモン(茶)」、フルーティな酸味がきいた「柚子(白)」。各2~3個ずつ詰め合わせた10個入りとなっている。価格は2,000円(税別)。販売会場は、「上野学園ホール」(3月4日)、「サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)」(3月18日)、「福井市文化会館」(3月20日)、「NHK大阪ホール」(3月21~22日)、「岩手県民会館」(3月27日)など。
2015年03月04日スペシャルトークイベント「KABUKI NIGHT」が、2月14日に博多座で開催された。歌舞伎ファンはもちろん、初心者も気軽に楽しめると開催の度に大好評だが、今回も1階席は満席となり急遽2階席まで開放。大勢のファンの熱気に包まれた。博多座「二月花形歌舞伎」チケット情報博多座の女性案内スタッフに扮した片岡千壽と片岡松十郎が客席通路に突如現れ、「携帯の電源を切ってね」コントで盛り上げた後、クイーンの『ウィー・ウィル・ロック・ユー』をBGMに、MC役を勤める市川染五郎が登場。続いて片岡孝太郎、市川右近、尾上松也、大谷廣太郎、中村米吉、中村隼人が、自らがセレクトしたBGMと共に花道から登場した。それぞれの舞台写真を見ながらの「伊達の十役」トークからスタート。中村隼人の一日を写真で追った「ある歌舞伎俳優の一日」や、出演者が事前にアンケートに答えてくれたマル秘トークコーナー「ソメトーーク!」と続き、笑いたっぷりのトークで客席を沸かせてくれた。その後、市川染五郎作・演出のショートストーリーを現代版と歌舞伎版で披露。染五郎がナレーション、廣太郎、米吉、隼人出演によるバレンタインの物語。現代版では“壁ドン”も飛び出す楽しい演出。歌舞伎版では染五郎がツケ打ちも務め、「だんまり」や「海老反り」など歌舞伎ならではの演技も飛び出すなど、本格的な趣向で魅せてくれた。芝居の合間には染五郎・松也が、旬のお笑いネタ「ラッスンゴレライ」を披露! 当日練習したとは思えない完成度に会場は爆笑の渦。ラストは出演者が全員で客席を練り歩き、「公演の宣伝をすること!」という条件で写真撮影もOKという嬉しいサプライズも。最高潮の盛り上がりの中、幕を閉じた。公演後は「歌舞伎を観たことなかったけど、是非観たくなった」と「二月花形歌舞伎」チケットを買い求める姿も。様々な角度から歌舞伎の魅力を伝えてくれた一夜となった。二月花形歌舞伎は2月26日(木までに福岡・博多座にて上演中。チケットは発売中。
2015年02月18日博多座「二月花形歌舞伎」をさらに深く楽しむことのできるスペシャルトークイベント「KABUKI NIGHT」が、2月14日(土)に開催決定。本イベントの開催は5年ぶり9回目。歌舞伎ファンはもちろん、歌舞伎や博多座初心者の方も気軽に楽しめると開催の度に大好評だが、この度ゲスト出演者7名も決定した。「KABUKI NIGHT」チケット情報『伊達の十役』で十役を務める市川染五郎はじめ、片岡孝太郎、市川右近、尾上松也、大谷廣太郎、中村米吉、中村隼人と花も実もある花形俳優7人が勢揃い。ここでしか聞けない素顔のトークをたっぷり展開する。また今回は、このイベントのために市川染五郎がオリジナルショートストーリーを書き下ろし、現代版と歌舞伎版で披露するなど、オリジナルの企画も満載だ。今年のバレンタインデイは、歌舞伎の新たな魅力に染まる特別な夜をすごしてみては。KABUKI NIGHTは2月14日(土)、二月花形歌舞伎は2月4日(水)から26日(木)まで福岡・博多座にて開催。チケットは発売中。
2015年01月27日綺麗になりたい女性は、一度は試した事があるであろうフェイスパック。でも、パックをしている時の顔って、あんまり見られたくないですよね…!?そんな時は!ちょっと進化したフェイスパックでみんなで楽しくパックしませんか?<歌舞伎パック>出典:一心堂本舗公式サイトよりな、なんと歌舞伎の隈取がデザインされているんです!こちらは、歌舞伎界でも有名な市川染五郎さんの監修の元、作られたんだとか。出典:JAPANESE FACE公式サイトより出典:JAPANESE FACE公式サイトより一人で使うよりも、家族やカップルで使えば楽しさ倍増!(笑)でも、驚くのはまだ早い!まだまだユニークなフェイスパックが!<日本一の歴史を持つ上野動物園の2大アイドル>出典:JAPANESE FACE公式サイトよりな、なんと!上野動物園の人気物とコラボ。結構、リアルです!他にも、劇団四季を代表するミュージカル「キャッツ」とコラボしたものも。出典:JAPANESE FACE公式サイトよりこれを付ければ、自分もキャッツの舞台人の一員になったかのような気分が味わえるかも!?お次はみんなのアイドル、ハローキティちゃん♪出典:あすなろ舎公式webサイトよりキティちゃんのシンボルでもある、リボンとヒゲが描かれています♪見た目が可愛いのはもちろんですが、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの美容液成分がたっぷり含まれているので、パックとしての効果もきちんと果たしてくれますよ。お次も人気者!熊本県のアイドル「くまモン」パック出典:amazon阿蘇の天然水を使用しているんですよ。黒い顔にこの赤い頬が何とも可愛い…!面倒くさがりで、フェイスパックが長く続かない…なんて方も、このユーモアのあるフェイスパックなら、毎日楽しく「綺麗」になれちゃいます。今日は何使おうかな?なんて考えるのも楽しいですし、友達のプレゼントにも最適!遊び心があって喜ばれる事間違いなしですよ♪
2015年01月25日市川染五郎さん監修一心堂本舗株式会社では、「歌舞伎フェイスパック~寿~」を12月12日(金)より新発売。「歌舞伎フェイスパック~寿~」は既に販売中の「歌舞伎フェイスパック」の第二弾。歌舞伎俳優市川染五郎氏の考案で、めでたい隈取りを施したフェイスパックです。歌舞伎フェイスパック~寿~歌舞伎の隈取りは、正月公演などで上演される「寿(ことぶき)曽我(そがの)対面(たいめん)」と「操り三番叟(さんばそう)」から、「むきみ隈」と「戯れ隈(ざれくま)」を使用。もちろん、フェイスパックとしての実力も確かなもので、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの3つの美容成分と、ツバキ種子エキス、チャ葉エキス、サトザクラ花エキスの3つの和エキスを配合。パックを使用し、歌舞伎役者になりながら、「くま」取りできるユニークな商品です。お土産や、プレゼントに一心堂本舗は、これまでも「上野動物園協力 動物フェイスパック」「劇団四季キャッツフェイスパック」など、遊び心満点、話題性抜群のフェイスパックを多数展開。今回の「歌舞伎フェイスパック~寿~」も海外向けの日本のお土産・プレゼントなどに適した一品です。(画像はプレスリリースより)【参考】・発売から約1年で累計約35万個を売り上げているフェイスパックシリーズ 『歌舞伎フェイスパック~寿~』発売決定
2014年12月08日2015年2月14日(土)に東京・シダックスカルチャーホールで俳優の入江甚儀と市川知宏によるファンイベント「じんとも」の開催が決定した。入江甚儀と市川知宏は、同時期にデビューを果たし、現在TVドラマや映画などで活躍する若手人気俳優。同イベントは今年の6月に初めて開催され、今回で3回目。初の1日2回公演で行なわれるこの日の公演は、バレンタインデーにちなんで第1部を『Sweet Party』、第2部を『Bitter Party』と銘打ち、『Sweet Party』では「甘い」、『Bitter Party』では「少し大人」のふたりが見られるイベントになる予定だ。同イベントのチケット一般発売は2015年1月10日(土)午前10時より。なお、一般発売に先がけてじんとも特設サイトでは先行を実施。受付は12月6日(土)昼12時から14日(日)午後11時59分まで。■じんとも~Sweet Party~(第一部)2015年2月14日(土)開場11:00 / 開演12:00会場:シダックスカルチャーホール(東京都)出演:入江甚儀 / 市川知宏料金:指定 3500円 ※来場者特典付■じんとも~Bitter Party~(第二部)2015年2月14日(土)開場15:00 / 開演16:00会場:シダックスカルチャーホール(東京都)出演:入江甚儀 / 市川知宏料金:指定 3500円 ※来場者特典付
2014年12月05日松本幸四郎と市川染五郎が10月17日、東京・歌舞伎座の11月公演「吉例顔見世大歌舞伎」の記者会見に登場した。「吉例顔見世大歌舞伎」チケット情報公演は幸四郎の父・初代松本白鸚の三十三回忌追善興行。幸四郎は『熊谷陣屋』熊谷次郎直実、孫の染五郎は『勧進帳』弁慶など、高麗屋縁の演目に出演。染五郎の弁慶は満を持しての初役だ。染五郎の弁慶について、幸四郎は「歌舞伎役者として一人前になるには手に職をつけること、手に芸をつけること。昨今の息子の舞台を見ていると、いい役者っぷり、職人になってきた。大役をやるにはいい時期だと思う」と太鼓判を押しながら「この日が来るのを夢見ていた。息子が夢をかなえてくれた」と感慨深げに話した。一方染五郎は「1歳ぐらいの時に弁慶の飛六方をしている写真があって、その頃からもう憧れを抱いていたんだと思う。夢がかなって、たくさん泣きました。どういう勧進帳をお見せするか。高麗屋の人間なんだと思っていただけるような勧進帳ができたら」と意気込みを話した。公演は11月1日(土)から25日(火)まで。チケット発売中。
2014年10月17日出演俳優がご当地に到着したことを船でお披露目する、歌舞伎独特の伝統行事「船乗り込み」が5月29日に福岡市の中心部を流れる博多川で開催され、「六月博多座大歌舞伎」に出演する坂田藤十郎、市川染五郎、片岡愛之助らが顔を揃えた。『六月博多座大歌舞伎』 チケット情報江戸時代に始まったと言われている「船乗り込み」だが、現在では大阪と福岡だけで実施。福岡では博多座開場の1999年から行われており、今年で15回目。初夏の風物詩としてすっかりお馴染みの光景だ。今年は晴天にめぐまれ、沿道は約3万人という多くの見物客で賑わった。「六月博多座大歌舞伎」に出演の俳優13名と、公募で選ばれた市民約20名らが、キャナルシティ博多横の清流公園から手こぎ船10隻に分乗。色とりどりの幟をはためかせながら小舟がゆるやかに進みだすと、橋の上や沿道から紙吹雪がまかれ、詰めかけた見物客から大きな歓声が沸いた。鐘や太鼓、笛のお囃子が響く中、熱心なファンは船を追いかけ、お目当ての俳優が現れると「山城屋っ!」「高砂屋っ!」など屋号で声援と拍手をおくり、俳優は和やかな笑顔で手を振り応えていた。途中、船上で口上が述べられ、博多リバレインまでの約800メートルの道のりを終えた。下船後、博多座の隣にあるリバレインで行われた式典で、坂田藤十郎は「今日も温かい拍手を頂いて有難い。博多座に来ると歌舞伎役者になってよかったな、と本当に思う。千穐楽まで大入り満員が続きますように」と挨拶。母親が福岡市出身の市川染五郎は「私の身体には博多の血が半分流れています。第2の故郷と思っている特別の場所・博多に、もっともっと歌舞伎が根付くように頑張りたい」、5年ぶりの博多座出演となる片岡愛之助は「昼夜ともに大きな役を演じさせて頂いてます。夜の部では本物の水を使った演目もあります。ぜひ劇場でご覧ください」とそれぞれ意気込みを語り、歌舞伎開催前のイベントを華やかに彩った。「六月博多座大歌舞伎」は6月26日(木)まで博多座で開催。チケットは発売中。
2014年06月04日次代を担う花形が顔を揃える7月の歌舞伎座公演「歌舞伎座新開場柿葺落 七月花形歌舞伎」に向けて、市川染五郎、尾上松緑、片岡愛之助、尾上菊之助の4人が6月14日、東京・銀座のGINZA KABUKIZA 地下2階「木挽町広場」でトークイベントを行った。まず、4人は「歌舞伎座が開場して4・5・6月と、皆様のおかげでとても盛り上がっている中、初めての花形歌舞伎です。大先輩の方々がいらっしゃいますが、僕たちの世代で歌舞伎座を支えていく意気込みで舞台を勤めます」(市川染五郎)、「先輩の方々がこけら落としを頑張って盛り上げていただきました。そこに私たちも乗せていただいて、いい舞台を勤めます。幸い頼もしい仲間たちがいるので、3人の尻馬に乗って、おいしい思いをさせていただけたら」(松緑)、「旧歌舞伎座のさよなら公演は2年近くやっていましたが、私は1度も出ませんでした(笑)。今月初めて出させていただいて感動しています。7月は先輩方が築いていらっしゃったものを受け継いで、頑張っていきたい」(愛之助)、「染五郎さん、松緑さん、愛之助さん、同世代の人たちで幕を開けることができるのをうれしく幸せに思っています。私たちの世代が盛り上げられるよう頑張っていきたい」(菊之助)とそれぞれ挨拶。「七月花形歌舞伎」で上演するのは、昼の部『加賀見山再岩藤(かがみやまごにちのいわふじ)』、夜の部『東海道四谷怪談』の2演目。それぞれ岩藤、お岩と、女性の幽霊が出てくる怪談物の名作を通し上演する。お岩の夫・伊右衛門役の染五郎は「初めて伊右衛門をやらせていただきます。今回、上演するのは久しぶりになるのですが、「夢の場」をつけています。お岩とはそもそも夫婦であったことがよくわかる場面で、それとの対比の中で悲劇を描きます。新しい歌舞伎座になって初めて、宙乗りが昼夜の公演であります。歌舞伎ならではのスペクタクルな舞台を楽しんでいただけたら」と話す。お岩を演じる菊之助は「190年ぐらい前の作品で、私の祖先にあたる三代目菊五郎がお岩役で初演していて、生涯で9回演じている音羽屋ゆかりの演目です。最近は音羽屋とは少し縁遠くなっていたので、染五郎さんとやらせていただく機会を得て大変うれしく思います。暑い最中ではありますが、お客さまに背筋が凍る思いをしていただけるよう頑張りたい」。岩藤を演じるのは松緑。「宙乗りや早変わりがあります。猿翁の兄さんや猿之助さんではなくて、私がさせていただくというのは青天の霹靂といいますか。慣れないことばかりです。早拵えなどは、染五郎さんや菊之助さんが慣れていらっしゃるので、アドバイスをいただいていい舞台を」と話しながら、「幽霊のおっかないところからきれいになるところが眼目のひとつ。アクセントをきっちりつけて演じたい」と意気込みを語った。愛之助は『加賀見山再岩藤』でお家乗っ取りを企てる望月弾正役。司会者からの質問に「悪役は好きです。ストレスがたまらないので」と答えると、すかさず松緑から「そのままだもんな」とツッコミが入り、会場の笑いを誘っていた。
2013年06月19日東京、大阪、名古屋と各地で好評を博した、二代目市川猿翁 四代目市川猿之助 九代目市川中車 襲名披露興行が6月、いよいよ博多座に登場。襲名ならではの豪華な演目も話題だが、一日でスーパー歌舞伎と古典歌舞伎を上演するのは博多座でも初となる。その公演を前に、歌舞伎の世界に入って1年を迎える市川中車が思いを語った。六月博多座大歌舞伎 チケット情報「映像の世界で27年以上やってきて、厳しい現場を通過してきているという自負はあったけど、それでも歌舞伎には驚くべき難しさがあった」と、厳しい表情で語り始めた市川中車。その難しさを「数式を使って正解を求めなければいけない。物理を解くような感覚」と例えた。歌舞伎から映像の世界へ活動の幅を広げる役者は多いが、その逆はほとんどいない。しかも46歳という年齢であれば尚更だ。「映像と歌舞伎は基本的には違うものだと思う。間だったり、型だったり、といった正解があり、それは日本人にとって、とても気持が良い『間』であることがわかった。その『間』を映像の世界に持ち帰っても、スパーンとハマったりする。きっと日本人が遺伝子レベルでもっている心地良い間なんでしょう。歌舞伎が長く愛されてきたのもわかります。碁盤の目のような整然とした印象で、その様式美を表現するのは非常にハードルが高いものです」(中車)。厳しい稽古の中、父である市川猿翁からもいくつかアドバイスがあったそう。一番、心に残っている言葉は「もっと突っ込め」という言葉。「突っ込むというのは、12割、15割の気持をそこにいれるということ。映像の現場でも80%の演技ではOKが出ない、100%だとOKが出るかもしれないけど、監督やカメラメンが嬉々として喜ぶカットというのは150%の演技を出した時だ、ということを元々僕も思っていた。『芝居を突っ込む』という父の言葉を聞いた時、同じ考えなんだ、と。たった何秒だったけど、僕達父子にとって確かな交流になった瞬間でしたね」(中車)。今回は、注目の襲名披露興行ということもあり、これまで歌舞伎を観たことがない方が劇場に足を運ぶことも多そうだ。「実はまだ歌舞伎を観たことがないという方は芸能界にも意外に多くて、ナイナイの岡村さんもそうだった。でも観て頂いた後、すごくハマってもらえて。客席の反応のひとつとしてすごく自信になりましたね。とは言え、完成された様式美でありながら演じる役者によって違いがあるのが本当の歌舞伎の面白さ。これまで歌舞伎をやってきて、どれだけ自分が完成されてないかということを日々痛感してますが、(歌舞伎の)長い歴史の中のエポックメイキング的な出来事として、この不完全な感じも見届けて頂ければ嬉しいですね」(中車)。公演は6月2日(日)から26日(水)まで、福岡・博多座にて。チケットは発売中。
2013年05月30日市川染五郎、片岡愛之助、中村勘九郎、中村七之助が出演する『明治座五月花形歌舞伎』が5月3日、東京・明治座で開幕した。明治座五月花形歌舞伎のチケット情報次代の歌舞伎界を担う若手花形役者がそれぞれ大役に挑戦するこの公演。初日は好天にも恵まれ、開幕前には出演者による初日の挨拶と、地元の小学生へプレゼントを贈るイベントが行われ、劇場前には大勢のファンが詰めかけた。染五郎は「(新開場した)歌舞伎座に負けじと、熱い熱い舞台を勤めます」と挨拶、七之助も「歌舞伎座より料金が良心的です!」とアピールし、公演への意気込みをみせた。昼の部は勘九郎が平家方の武将・斎藤実盛を演じる『実盛物語(さねもりものがたり)』で幕を開ける。平家に仕えながらも、元は源氏の武将だったことから密かに源氏再興を願う実盛。知勇にすぐれ、颯爽とした武将という役どころを勘九郎が好演。後半、子役との芝居でみせる優しいまなざしが勘九郎の人柄を表しているようだった。続いて、染五郎が美男の若旦那・与三郎を、七之助が妖艶な美女・お富を演じる『与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)』。ふたりが一瞬にして恋におちる“見染の場”が最初のみどころだが、染五郎、七之助ともに匂い立つような美しさで客席からため息まじりの声も。人気狂言に新たなカップルが誕生した。今回は、上演機会の少ない『赤間別荘』の場を盛り込み、与三郎が斬られる件も上演。全体的に物語がわかりやすくなるよう工夫されていた。夜の部は徳川慶喜が江戸を去る前日の出来事を描いた『将軍江戸を去る』。慶喜(染五郎)が水戸退隠を延期する予定だと聞いた山岡鉄太郎(勘九郎)が、一命をかけ慶喜を説得する場面が見せ場。染五郎は将軍に相応しい気品と大きさをみせつつ、憔悴し苦悩する姿を体現。対する勘九郎は言葉のひとつひとつに熱い思いを込めて力強く語り、緊迫感のあるドラマを作り上げていた。『将軍~』の後は、うってかわって華やかな舞踊『藤娘』。七之助が可憐な藤の精に扮し、恋する女心をしっとり愛らしくみせる。特に冒頭の幕開きは、歌舞伎ならではの目の覚めるような演出で観客を魅了。場面ごとにかわる豪華な衣裳も楽しい。最後は愛之助が水の中の立ち回りで大奮闘をみせる『鯉つかみ』。東京で上演されるのはこれが初めてとあって、鯉との格闘シーンに観客も大興奮。巨大な鯉から鯉の精に扮した愛之助が現れる趣向の宙乗りもあり、見どころ満載の舞台に拍手喝采だった。公演は5月27日(月)まで。チケットぴあでは一等席の当日引換券・一般及び学割チケットを発売中。
2013年05月08日「梨園」とは歌舞伎の世界を表す言葉ですが、普通の人間にその中はどうなっているのかよく分かりません。この「梨園」で輝く歌舞伎役者さんについていろいろご紹介します。■歌舞伎役者の給料ってどこから出るの?歌舞伎役者の皆さんの給料はどこから出ているのでしょうか。例えば、芸能事務所に属して、一般のサラリーマンのように月給制や年俸制のような人を除けば、基本的には「自由業」です。ですから、仕事その都度のギャラを集積したものが収入になります。有名な役者さんであれば、舞台興行の出演代、諸手当、またお弟子さんたちからのお稽古代などが主な収入源。ほかにCM出演代、講演代金など副次収入も多いでしょう。どのくらいの金額になるかは不明ですが、手がかりはあります。2004年度分までは「高額納税者公示制度」というシステムがありました。今から9年前のデータになりますが……。市川海老蔵さん納税額:4,970万円推定の年収額:1億4,100万円松本幸四郎さん納税額:4,101万円推定の年収額:1億1,800万円坂東玉三郎さん納税額:2,848万円推定の年収額:8,400万円以上が「歌舞伎役者」におけるトップ3でした。■そもそも「屋号」って何!?歌舞伎役者には「屋号」がつきものです。舞台の役者に「成田屋っ!」とか「音羽屋っ!」とか声がかかります。あれがその役者の「屋号」です。そもそも「屋号」が付くようになったのは江戸時代までさかのぼります。そもそも歌舞伎役者は身分上は大変に低いものとされていました。芸事でいかに人気があっても社会的な地位はとても低いものだったのです。簡単にいえば「無職」とされていたわけです。江戸時代、無職の者は家を構えてはならないという慣習がありました。そのため歌舞伎役者は人気もあってお金があるのに、家も持てない状況でした。しかし社会的地位が向上するにつれ、役者の中から商売を始めて店を構える人が登場します(なにせ人気役者はお金を持っていたので)。「商売をしていますので家を出しますよ」という一種のカバーストーリーでもありました。そのうち、我も我もと誰もが商店を出すようになります。「スター」と「小商い」が切り離せないのは昔も今も同じです(笑)。やがて役者の間で、お互いの名前を呼ぶのに、役者名ではなくこの商店の名前を使うようになります。「音羽屋さんよぅ」なんて感じですね。これが一般に伝わって歌舞伎役者を呼ぶ際の「役者屋号」になりました。ただし、役者屋号がすべて商店の名前から採られているわけではありません。自分が信仰している寺社の名称から採ったものもありますし、由来が分からなくなってしまっているものなどもあって、さまざまなのです。ちなみに歌舞伎役者を名字や名跡で呼ぶのは失礼に当たります。屋号を使って「成田屋さんはどう思われますか?」などのように使います。■有名な役者屋号役者屋号で有名なものを挙げてみましょう。●成田屋(なりたや)歌舞伎役者の屋号は、そもそもこの「成田屋」から始まったといわれます。先日他界された市川團十郎さん、市川海老蔵さん、いわゆる「市川宗家」が成田屋です。●中村屋(なかむらや)先日、亡くなられた中村勘三郎(五代目中村勘九郎)さんの屋号です。江戸三座と呼ばれた歌舞伎座「中村座」が由来です。●澤瀉屋(おもだかや)俳優の香川照之さんが九代目「市川中車」(ちゅうしゃ)を名乗っていますが、澤瀉屋はこの市川家の屋号です。おもだかは薬草の名前です。初代市川猿之助の生家が薬屋で、おもだかを扱っていたのでそこから採ったとのこと。●高麗屋(こうらいや)松本幸四郎さん、市川染五郎さんはこの「高麗屋」。初代松本幸四郎さんが丁稚奉公をしていた商家から採ったそうです。●萬屋(よろずや)映画の大スターであった中村錦之助さんの小川家が独立して1971年にできた屋号。中村錦之助さんはこれで「萬屋錦之介」になったわけです。中村獅童さんはこの萬屋一門です。ほかにも、『鬼平犯科帳』の鬼平役で有名な中村吉右衛門さんの「播磨屋」(はりまや)、坂東玉三郎さんの「大和屋」などが有名です。ちなみに、歌舞伎の舞台でかかる掛け声は専門の人がやっています。間違っても自分もやってやろうと思わないようにしてください(笑)。■歌舞伎役者になる方法はあるのか?歌舞伎役者の家に生まれないと歌舞伎役者になれないのでしょうか。一応、道は二つあることになっています。●歌舞伎役者の下に弟子入りする●「伝統芸能伝承者養成所」へ入学する「弟子入り」の場合は、歌舞伎役者の下に師事して修業を積み、舞台に上がれるようチャンスをうかがうわけです。「伝統芸能伝承者養成所」は、独立行政法人「日本芸術文化振興会」が運営しています。歌舞伎俳優の研修生募集では「中学校卒業以上23歳までの男子」が対象です。研修生にうまくなれたら3年間さまざまな授業を受けます。研修後は舞台に立てるように指導してもらえるようです。このコースは1970年(昭和45年)に開催され、現在までに研修出身者90人が歌舞伎の舞台で活躍しているそうです。(高橋モータース@dcp)⇒独立行政法人「日本芸術文化振興会」の研修生に関するページ
2013年03月28日