溝端淳平が箱から首だけをニョッキリと出したシュールな写真に“胸キュンホラー”なる怪しげな宣伝文句…。独特の作風が人気の作家・舞城王太郎による原案を映像化した映画『NECK ネック』が8月に公開されるが、その主題歌を新進気鋭のユニット「MAGIC PARTY」の書き下ろし曲「今夜はMAGIC BOX」に決定した。本作は、憧れの先輩・真山杉奈に告白した首藤友和が、杉奈に言われるがままに実験台として“ネック・マシーン”という、お化けを作り出すという箱に入れられ、体験する“恐怖”を描いた作品。溝端さんが首藤を、相武紗季が首藤の憧れの“変わった先輩”杉奈を演じる。MAGIC PARTYは、ボーカルのAIRIとベース兼コンポーザーの本田光史郎によるユニットで、昨年、インディーズながら深夜ドラマ「深夜食堂」の主題歌を担当し注目を浴びた。この春、ポニーキャニオンに移籍し、夏に本作の主題歌「今夜はMAGIC BOX」でこの夏、メジャーデビューを果たす。劇中、溝端さん演じる首藤が入る、お化けを作り出す箱“ネック・マシーン”にインスパイアされる形で本楽曲を書き上げたという。このたび本作について、そして主題歌について舞城さんが思いを語ったコメントが到着。その全文をご紹介!「夢を叶えようと思って頑張ってる様子は常に痛くて滑稽で、大事なことを伝えようとする台詞は必ず陳腐であか抜けなくて、だからそれぞれに時々、耐えきれなくてやるせなくて嫌になって格好つけたくなりますけれど、そこをぐっと堪えてこその価値ある人生です。『笑われたって構わない』という、ネガティブを乗り越えたポジティブさがこの映画の主人公、奇天烈な理論を研究し続ける真山杉奈ちゃんや、ちょっと変な彼女を追い求める首藤友和くん、自分のトラウマを愚直に小説へと仕上げていく越前魔太郎くん(平岡祐太)、そしておかしな作家を守り荒唐無稽なキャラを愛する赤坂英子さん(栗山千明)たちにふさわしいと思います。映画が終わってこの主題歌を聴きながら、観客のみなさんが『NECK』の登場人物たちの『心を奮い立たせる好奇心』を笑っていてほしいです。馬鹿にしてくれたって構いません。実際のところ夢に向かって頑張ってる姿も言ってる台詞も本物だからこそ馬鹿馬鹿しくて笑っちゃいたくて、いよいよ愛しいものなのです。ぷー馬鹿馬鹿しいと笑いながら愛すべき映画なのです、この『NECK』は」。AIRIさんも「常識は通用しない、不可能を可能にさせる“NECK MACHINE”。そんな素敵な『箱』にインスパイアされて今回は歌詞を書き上げました。世界でたった一つのMAGIC BOXは、必ずアナタの中にあります。その存在に気付いたら、きっと毎日が“最高”に変わる!」と力強いコメントを寄せてくれた。ネック・マシーンとはいったい何なのか?“胸キュンホラー”はどこに向かうのか?『NECK ネック』は8月、シネマサンシャイン池袋、新宿バルト9ほか全国にて公開。■関連作品:NECKネック 2010年8月、 シネマサンシャイン池袋、新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010『NECK』製作委員会■関連記事:“好青年”返上?溝端淳平が携帯ドラマで初の不良役に挑戦ヒロインは蓮佛美沙子相武紗季の背後に忍び寄る不審な女性…『NECK』大パニックのクランクアップ!舞城王太郎「NECK」映画&舞台化で相武紗季、溝端淳平、栗山千明、平岡祐太ら出演
2010年05月11日エイベックスとNTTドコモが運営する携帯電話専門チャンネル「BeeTV」において1月20日(水)より放送されるドラマ「ひだまりの場所〜初恋〜」において、溝端淳平が不良役に挑戦している。本作はBeeTVとフジテレビのタッグによって生まれた企画で、溝端さん主演でドラマ化、映画化された「赤い糸」の制作スタッフが再び集結し、10代の若者たちの姿を描いた青春ラブストーリー。溝端さんに加え、溝端さん演じる英志と恋に落ちるヒロインとして、人気急上昇中の若手女優・蓮佛美沙子が出演する。『赤い糸』への主演を始め、昨年放送された連続ドラマ「BOSS」、「ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜」、そして今年は映画『君が踊る、夏』、『NECKネック』への主演など話題の作品への出演が続く溝端さん。これまでさわやかな好青年という役柄を演じることが多かったが、初の不良役で新境地を切り拓く!溝端さんは今回の役柄について「無気力でチャラチャラした不良とは違って、不器用だけど硬派で男っぽく仲間思いな青年。とりあえず“vitality(バイタリティ)”にあふれていたいって思いました。元気があり余ってて、そのはけ口が見つからないから喧嘩したりやんちゃしたりするんじゃないかって思うんです。若者らしさ、不器用さとかが滲み出ればなって思って演じてました」と語っている。撮影は昨年末に山梨県・甲府で行われたが、その様子を溝端さんは「男が多いので毎日男子校のノリでした。みんな、最初は遠慮したり上下関係もあったんですが、ホテルに帰って男全員で大浴場に行くようになって以来、すごく打ち解けました。くだらない話で盛り上がったり、芝居の話で熱くなったり毎日充実してました」とふり返る。それぞれに心の闇を抱えた若者たちが見つけた答え、そして運命的な愛の結末は?「ひだまりの場所〜初恋〜 」は1月20日(水)よりBeeTVにて全24話で配信開始(毎週木・日曜日配信)。© BeeTV■関連作品:君が踊る、夏 2010年秋、公開予定NECKネック 2010年夏、シネマサンシャイン池袋、新宿バルト9ほか全国にて公開■関連記事:相武紗季の背後に忍び寄る不審な女性…『NECK』大パニックのクランクアップ!来年の東映は『ゼブラーマン2』セクシー衣裳から『桜田門外ノ変』まで注目作ズラリ!舞城王太郎「NECK」映画&舞台化で相武紗季、溝端淳平、栗山千明、平岡祐太ら出演溝端淳平“よさこいマスター”への道を語る主演映画『君が踊る、夏』製作会見溝端淳平がよさこいを踊る!本場・高知を舞台にした青春ムービー製作決定
2010年01月20日これまで、その特異な世界観と文体から「映像化不可能」と言われ続けてきた作家・舞城王太郎による原案を基に、相武紗季、溝端淳平、栗山千明、平岡祐太という旬のキャストを集めて現在製作中の“胸キュン”ホラー『NECK』。11月30日(月)、主演の4名が揃って本作がクランクアップした。「<恋>のドキドキと<恐怖>のドキドキは紙一重!?」をテーマにした、“胸キュン”ホラーという新たなジャンルを打ち出す本作。実は映画に因んで、クランクアップの記念撮影時にはあるドッキリが仕込まれていた。仲良く笑顔でピースポーズをする4人。その背後には劇中にも登場する、長い黒髪のお化け“ゆかりちゃん”の姿が…。この証拠写真をご覧になれば分かる通り、相武さんの絶叫とキャスト全員の驚きでドッキリは大成功!本作ならではの締めくくり方で撮影は無事、終了した。果たして、映画の中の“ゆかりちゃん”はどんな恐怖をもたらしてくれるのか?『NECK』は2010年夏、シネマサンシャイン池袋、新宿バルト9ほか全国にて公開。■関連作品:NECKネック 2010年夏、シネマサンシャイン池袋、新宿バルト9ほか全国にて公開■関連記事:舞城王太郎「NECK」映画&舞台化で相武紗季、溝端淳平、栗山千明、平岡祐太ら出演
2009年12月07日独特の文体とストーリー展開で、多くの読者の支持を受けると同時に、文壇を悩ませる作家・舞城王太郎の書き下ろしの原案を相武紗季、溝端淳平、栗山千明、平岡祐太というフレッシュなキャスト陣を迎えて映画化した『NECK』が来年の夏に公開されることが発表された。「煙か土か食い物」で2001年にメフィスト賞を、「阿修羅ガール」にて第16回三島由紀夫賞を受賞、「好き好き大好き超愛してる。」は芥川賞の候補に挙がるなど、華々しい経歴を持つ一方で、その特異な文体と構成が、一方で称賛を、一方では酷評をといった具合に賛否を呼ぶ舞城王太郎。覆面作家として活躍する彼が、このたび「同一モチーフの全く別のストーリー」(本人談)という2本の新作を書き上げた。それは「NECK」という題名で一つは舞台化、もう一つは映画化されることになった。独自の研究でお化けを作り出そうとするちょっと変わった女の子・杉奈と彼女に恋する大学の同級生・首藤友和、杉奈の幼なじみの人気作家・越前魔太郎、魔太郎の担当の美人編集者の4人を中心とした“恐怖”の物語が展開される。映画版で主人公の杉奈を演じるのは相武紗季。友和に溝端淳平が扮する。この2人は、前クールで好評を博した月9ドラマ「ブザービート」でも共演しており、再共演に注目が集まる。また作家の魔太郎には平岡祐太、担当美人編集者に栗山千明とこちらも昨今、映画にCMに引っ張りだこの2人とあって、公開前から期待が高まる。ちなみに、溝端さんは映画版のみならず、河原雅彦の演出による舞台版にも出演。こちらでは酒井という役名で映画と同じく中心の4人のうちの1人を演じるということで、舞台では板尾創路らと共演することになるという。今回の製作発表に際し、相武さん、溝端さんのコメントも到着。相武さんによると「(杉奈は)見た感じも白衣を着てたり、髪型もちょっとイメージチェンジを図ってます」とのこと。また、初めてのホラー映画挑戦に関しても「(ホラーの中にも)恋の“胸キュン”があったり、ただ怖いだけではない、色々な要素がある作品」と語っている。溝端さんは、自身が演じる首藤を「マイペースな杉奈に恋をして、振り回されまくる子犬のような青年」と称し、作品についても「観た人が爽快さを感じたり、笑ったりしながら、ブルッと震えてしまうような作品になる、誰も観たことがない“胸キュンホラー”」と期待を語る。監督は「永遠の仔」、「天国への階段」、「ランチの女王」、「不機嫌なジーン」などの人気ドラマの演出を手掛けてきた白川士(たけし)。本作で初めて長編映画のメガホンを握る。これまで「映像化不可能」、「映像に不向き」といった声を浴びてきた“異端児”舞城王太郎作品だが、舞台でそしてスクリーンでどのような形で表現されるのか?『NECK』は先日より撮影が始まり、11月末にクランクアップし、来年のゴールデンウィークの完成を目指している。公開は来夏、シネマサンシャイン池袋、新宿バルト9ほか全国にて。舞台版「NECK」は青山円形劇場(東京・青山)にて2月12日(金)より公演開始。2010年は舞城王太郎「NECK」旋風が到来する?■関連作品:NECK 2010年夏、シネマサンシャイン池袋、新宿バルト9ほか全国にて公開
2009年11月13日真夏の空に現れたら吉兆と言われるオリオンの輝きに想いを託した一つの楽譜を軸に、米海軍駆逐艦と戦った日本の潜水艦隊の男たちの勇姿を時を超えて語り継ぐ『真夏のオリオン』。6月13日(土)、本作が公開初日を迎え、主演の玉木宏、北川景子、堂珍嘉邦(CHEMISTRY)、平岡祐太、吉田栄作、そして監督の篠原哲雄と監修の福井晴敏が初回上映後の舞台挨拶に登壇した。観客からのおびただしい声援と握手を求める手に応えながら劇場後方より登場した玉木さん。「玉ちゃん〜!」というラブコールにも笑顔を見せ、「初日を迎えられたことをすごく嬉しく思ってます」と挨拶した。潜水艦長・倉本役を作り上げていく上で入念なリサーチも行った玉木さんだが、「俳優として、こういうジャンルの映画に関われたこと、そして倉本孝行のような理想のリーダー像を演じられたことを誇りに思っています」と達成感に満ちた表情を見せた。倉本の同志・有沢を演じた堂珍さんは、今回が映画初出演。「初めての演技挑戦に緊張しました。親友である倉本艦長との熱い友情が伝わっていれば嬉しいです」とやや緊張した面持ちで初日を迎えた。軍医・坪田を演じた平岡さんは、「撮影中は、狭い潜水艦の中で外の世界は一体どうなってるのかと思いながら演じてました」とふり返り、「出来上がった作品はすごく大きなスケール感で、敵味方なくとても清々しい気持ちになりました」と自信たっぷりに作品を送り出した。「がんこ親父です」と名乗り、盛大な拍手を浴びたのは、職人気質な機関大尉・桑田役の吉田さん。「もし映画が気に入りましたら、ご家族や友達とまた間を空けて劇場に足を運んでください」と観客に呼びかけた。64年の歳月を隔て、2人のヒロインを熱演した北川さんは、「撮影からちょうど1年経とうとしてますが、やっとみなさまにこの映画をお届けできるということで、昨日は緊張して眠れませんでした。こんなにたくさんの方にお越しいただいて本当に嬉しいです」と喜びのコメント。「映画を楽しんでもらえましたか?」と観客に呼びかけると、会場いっぱいに拍手が沸き起こった。この錚々たるキャストを率いた篠原監督は、「1年前にみんなで一生懸命作った映画が、こうして多くの方に観ていただけて本当に嬉しいです」と一言。そして、監修を務めた福井さんはというと、壇上のキャストを“美男美女”と称し、「これは席を取るのが大変だったと思いますが、みなさんこの幸運を無駄にしてはいけないと思います」と調子よく語りかけるや、「いま野球の映画やサイボーグの映画もありますが、あっちはもう十分稼いだので、これからは潜水艦の方をぜひよろしくお願いします」とライバル作品を牽制しつつ作品をアピールし、会場を沸かせた。さらに映画の門出を祝して、戦艦の出航の際に繋がれる紙テープを再現した、会場を縦断する大掛かりな画作りも行われ、会場は興奮の渦に。そして、最後に玉木さんから「国や時代が違っても、いち人間として命の尊さなど考えることは変わらないと思います。僕自身も肝に銘じて生きていきたいと思いますし、このメッセージがたくさんの方に伝わってほしいです」とのメッセージが贈られ、イベントは幕を閉じた。『真夏のオリオン』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:真夏のオリオン 2009年6月13日より全国東宝系にて公開© 2009「真夏のオリオン」フィルムパートナーズ■関連記事:玉木艦長の号令の下、総勢12名が敬礼!『真夏のオリオン』完成披露舞台挨拶64年前の楽譜が人々の心を繋ぐ!『真夏のオリオン』試写会に15組30名様ご招待北川景子、モンペに快感!玉木宏の変わらない体型に名作曲家からイチャモンも
2009年06月15日