ママやパパにとって、子どもの教育は悩ましい問題なのではないでしょうか。特に最近は、ほとんどの子どもが小学校入学前に、文字(ひらがな)の読み書き、数の理解ができていることもあり、「お受験をするわけではないけれど、何かしら幼児教育教材をやらせておかないと…」と思っているママも多いはず。そうした世間の流れもあって、いまや幼児教育市場は花盛り。各社がさまざまな商品やサービスを提供しているので、選ぶ側のパパ・ママにとっては「どれを選んだらいいのかわからない!」ということもあるでしょう。そんな中、小学館の幼児向け通信教育「ぷちドラゼミ」がリニューアルするということで、発表会におじゃましてきました!■「ぷちドラゼミ」のねらいは、1日10分、机に向かう習慣をつけること「ぷちドラゼミ」は、小学館の通信添削学習「ドラゼミ」の幼児向けコース。「親子で学ぶ。楽しくつづく」をテーマに、プレ(年少向け)コース、年中コース、年長コースの3つに分かれていて、今回リニューアルしたのは年中・年長コースの2つ。「文字」と「数」への理解を深めることを中心に、家庭で学力の基礎づくりができるような内容になっています。学力の基礎づくりと言っても、想定している学習時間は1日あたり10分程度。ガチガチの勉強をさせるのではなく、机に向かう習慣を身につけたり、学ぶ=楽しいことという意識づけをしたりするのがおもなねらいだそうです。「親子で楽しい時間を過ごし、そして、学んで成長するということを楽しんでほしい」と、発表会に登壇した、小学館集英社プロダクションの中沢利洋氏も話していました。たしかに、1日10分程度なら、仕事を持っているママでもなんとかできそうですね。■受講費を大幅値下げ、新キャラクター「まめドラ」も登場今回の「ぷちドラゼミ」のリニューアルには、大きく4つのポイントがあるということですが、家計を管理するパパやママにとって、もっともうれしいポイントは、なんと言っても「受講費が大幅値下げ」されたこと。12ヵ月一括払いなら、1ヵ月あたり1,922円、毎月払いでも2,268円(※年中・年長コースの場合)と、お財布にやさしい金額になっています。親としてはありがたいですよね。また、テキストには新キャラクター「まめドラ」が登場。教材に取り組む子どもたちが自己投影できるような、かわいらしいキャラクターを、藤子・F・不二雄プロダクションの描き下ろしで新登場させたそうです。たしかにかわいい!そのほか、絵本のようなタッチのデザインにすることで、子どもがより一層楽しめるよう工夫したり、「子どもの褒め方がむずかしい」「できない時にどうやって声をかけて、答えに導いてあげたらいいのかわからない」という保護者の声をもとに、すべての学習ページに、保護者へのアドバイスを入れたりもしたそうです。■発表会にはくわばたりえさん、ミキティも登場発表会には、「ぷちドラゼミ」のCMキャラクターを務める、お笑いコンビ・クワバタオハラのくわばたりえさんと、スペシャルゲストとして、「ミキティ」の愛称でお馴染みのタレント、藤本美貴さんも登場。くわばたさんは、4歳と1歳の男の子&現在妊娠6ヵ月で、近く3児の母になる予定。藤本さんは、3月で3歳になる男の子(と、発表会では触れませんでしたが、このあと第2子を妊娠中ということがわかりました。おめでとうございます!)のママということで、お2人とも育児の悩みや、働くママならではの子どもの学習や習い事に関する悩みを話すなど、トークが盛り上がっていました。くわばたさんは、この「ぷちドラゼミ」のCMのお話があった当初、「できるかな?」と不安だったそうです。しかし、思いきってやってみると、不規則な仕事であっても1日10分の学習時間を確保することは意外とできたそう。「いつも親子でお絵かきしたり、紙飛行機作ったりしていたのを、替わりにこれ(ぷちドラゼミ)をやる時間にあてる」ようにしたそうです。「(ぷちドラゼミに出会う前は)『周りから遅れたらどうしよう』という焦りが先立ってしまい、書店で難しい教材をあえて購入してやらせてみては、子どもがそれを解けない姿を見てイライラするという、よくわからないことをやっていた」時から一転、子どもさんと一緒に「できる喜び」を味わっているのだとか。今では、くわばたさんの子どもさんも積極的に自宅学習に取り組んでいるそうです。「自宅で親子一緒にやることで、子どもの成長がわかる」とのコメントには、たしかに納得。藤本さんも「共働きの家庭でも楽しく取り組めそう。家庭でやると学習時間を家族の時間にできるのがいいですね」とおっしゃっていました。■ドラゼミには、小学館の教育ノウハウが詰め込まれているとはいえ、冒頭でも触れた通り、幼児向け通信教育は複数の会社がさまざまなサービスを出していて、違いがわかりにくいもの。「ぷちドラゼミ」は、ほかと一体どこが違うのでしょうか。担当の方にお話を伺いました。「『ぷちドラゼミ』は、学習に特化した内容になっていることが最大のポイントです。生活習慣や社会のマナーに関することは極力なくし、文字と数の理解を深めることに注力しています。『ぷちドラゼミ』には、小学館が創業以来90年にわたって培ってきた学習ノウハウが余すことなく詰め込まれていて、そこが『ぷちドラゼミ』ならでは強みです。」そろそろ年度替わりの時期。この春から幼稚園に通い始めるという子どもさんをお持ちのママは、自宅学習にトライしてみるのもいいかもしれませんね。編集部では今後も、気になる教育サービスがあれば、随時取材していきますので、お楽しみに!・関連リンク 2015年度 ぷちドラゼミ 年中・年長がリニューアル|小学館の通信添削学習 ドラゼミ
2015年02月02日日産自動車は7日、マイクロバスの「シビリアン幼児車」と「NV350キャラバン 幼児通園専用車」の一部仕様を変更し、2015年1月27日に発売すると発表した。今回の変更は、2014年3月に車両安全対策検討会で取りまとめた「幼児専用車の車両安全性向上のためのガイドライン」に基づき実施するもので、両車種ともにシートバック高さの延長およびシートバック背面に緩衝材を追加。シビリアン幼児車では、座席前のパーティションパイプの形状変更と緩衝材の追加もあわせて実施し、シート生地をこれまでオプション設定としていた「なかよし動物音楽隊」柄に変更するとともに、「乗降扉あいさつ板+動物シール」を新たにオプション設定とした。シートバック背面に緩衝材を追加したクッション付シート半カバーと緩衝材付パーティションパイプの発売も予定している。シビリアン幼児車の価格は、480万6,000円~575万9,640円(いずれも税込)。NV350キャラバン 幼児通園専用車では、運転席ガードバー及び乗降用手すりの形状変更と保護パッド(緩衝材)の追加もあわせて実施。シート座面の生地を背面と同じ「なかよし動物音楽隊」柄に変更し、シートバック背面に緩衝材を追加したクッション付シート半カバーと保護パッド付運転席ガードバー及び乗降用手すりの発売も予定している。NV350キャラバン 幼児通園専用車の価格は、313万6,320円~437万6,160円(いずれも税込)。
2014年11月07日バンダイは29日、7インチAndroidタブレット「コドなび!」を10月25日より発売すると発表した。幼児をターゲットとしており、150種類以上の学習メニューなどが収録されている。価格は税別28,000円。「コドなび!」は、7インチディスプレイ搭載のタブレット。デジタルネイティブ世代の幼児に向けた学習端末としながらも、Android 4.4.2を搭載し、背面には200万画素、前面には30万画素のカメラを内蔵する本格的なタブレットとなっている。学習内容やデザインコンセプトについては、東京学芸大学の教授陣、東京学芸大こども未来研究所が総合的に監修を行っている。機能面では、実写と音声を用いたメニューや体験を促すメニューなど、合計150種類以上のオリジナル学習メニューを収録。使い方や学習の進め方は、「それいけ! アンパンマン」のキャラクターたちがガイドする。Wi-Fi経由でインターネットに接続することも可能だが、保護者用の管理画面から、インターネット接続の有無や、接続時間などの設定ができるため、安心して使わせることができるという。「コドなび!」の主な仕様は次の通り。OSは、Android 4.4.2。プロセッサはデュアルコアのcortex-A7(1.5GHz)。外部ストレージは、microSD(32GB)。サイズ/重量は、幅約195mm×高さ約125mm×厚さ約22mm/478g。背面には200万画素、前面には30万画素のカメラを内蔵。バッテリ容量は、3,500mAh。最大連続使用時間は、約4時間。IEEE802.11b/g/nに準拠した無線LANに対応する。対象年齢は3歳以上。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年09月30日バンダイは29日、国民的アニメ『それいけ!アンパンマン』のキャラクターを使用した幼児向けタブレット端末『コドなび!』を発表した。10月25日発売より全国の家電量販店、玩具店、ホビーショップ、オンラインショップで発売され、価格は30,240円(税込)。『コドなび!』は東京学芸大学と東京学芸大こども未来研究所の共同研究により開発された幼児向けタブレット端末で、対象年齢は3歳以上。「タブレット学習(バーチャル)」と「実体験(リアル)をつなげる」をコンセプトに、150種類以上の学習アプリを搭載し『それいけ!アンパンマン』のキャラクターが学習や生活習慣をサポートしてくれる。OSはAndroid 4.42を搭載し、ディスプレイは7インチ液晶を採用。通信はWi-Fi(IEEE802.11b/n/g)をサポートし、インターネットへの接続の有無や時間を制限できる「Wi-Fiロック機能」や、遊ばせる時間を設定できる「遊びすぎ防止機能」なども搭載している。端末には、実写と音声を用いた新しい学習プログラムが導入され、回答がすべて正解になる質問方法を取り入れることで、子どもが遊びの中で自然と学習できる仕掛けが施されているという。また、子どもが遊んだアプリのプレイ回数を集計し、学習で育まれる7つの力「こども力」をグラフで表示する「まなびナビ」を搭載。学習の進捗から「こども力」をチェックし、色彩心理学に基づき現在の子どもの様子が「色」として診断される。この診断結果をもとに子どもをほめたり、新しい学習アプリを勧めたりと、親子でコミュニケーションを取りながら学習することができるという。東京・品川の「バンダイナムコ未来研究所」にて行われた発表会には、3歳男児と5歳女児の2児の母であるタレントの坂下千里子が登場。発表会の1週間前に『コドなび!』を自身の子どもに使わせてみたという坂下は「子どもたちの食い付きが凄かった。娘からは『ママ、これ子どもにすっごくいいね』と太鼓判をもらった」というエピソードを披露し、親たちに向けてアピールした。また、バンダイの取締役・飛田尚美氏は「近年ではスマートフォンやタブレットの需要が急速に拡大しており、他者とのコミュニケーションには切ってもきれないもの。タブレットは教育の場面でも利用が進んでいます」と商品化の背景を説明。課金システムや有害サイトの閲覧といった懸念点についても「安心して子供が使える製品が開発できたと思います」と手応えを語っていた。子供向けのタブレット端末としては、メガハウスより発売され「日本おもちゃ大賞2013」でイノベイティブ・トイ部門の優秀賞を受賞した『tap me(タップ ミー)』(対象年齢4歳~8歳)も話題となったが、『コドなび!』の対象年齢はそれよりもさらに低い3歳以上。飛田氏は「学習教材の最上位機種」と語り、期待を寄せている。■「コドなび!」の主な仕様OS:Android.4.4.2ディスプレイ:7インチ液晶CPU:Cortex-A7(Dual core 1.5GHz)メモリ:512MBストレージ:8GBカメラ:前面 30万画素、背面 200万画素無線LAN:IEEE802.11b/g/n準拠バッテリー:3500mAhスロット:microSDカードスロット(32GBまで対応)本体サイズ:195mm×125mm×22mm重量:478g(C)やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV
2014年09月29日小学館集英社プロダクションは7月より、全国約230カ所の百貨店、商業施設などで展開中の小学館の幼児教室ドラキッズにて、1歳児~幼児・小学生を対象とした「サマーレッスン」を実施する。○食育・運動・実験・英語など全18コースを用意同企画は幼児教室に興味があっても「続けられるか心配」「お試しで通学してみたい」という保護者からの声を受け、夏休み期間限定で実施するもの。1歳~小学生が参加できる各種コースを用意した。教材費・教室運営費はかからず、参加費(4,000~7,000円・税別)のみで参加可能で、夏期限定のため気軽に通える。また、参加者全員に「ドラえもんノート」をプレゼントする。主なコースは、「食育くらぶ」(対象:1歳~2歳)、「ことばあそVIVAくらぶ」(対象:1歳~2歳)、「うんどう学習くらぶ」(対象:1歳~3歳)、「ちえっこくらぶ」(対象:2歳~年中)、「鉛筆かきっこくらぶ」(対象:年少~年長)、「おもしろ実験くらぶ」(対象:年中~小3)、「イーコラボ マスターコース(英語コース)」(対象:年少~小3)など。幼児期の子供の興味や発達段階に合わせた全18コースを用意した。期間は7月~8月末。対象は1歳~年長、小学1~3年生。場所は全国のドラキッズ教室(教室によっては設定していない場合あり)。レッスン料は、4,000~7,000円(税別)。レッスン時間50~80分で、レッスン回数は3~4回。
2014年06月20日通信教育やスクールをはじめ、近年、幼児からの英語教育の場がどんどん増えている。「グローバルな世界で活躍してほしい」「幼児のうちに英語に耳を慣れさせた方がいいのでは? 」「まわりのお母さんたちは、0歳から英語教室に行かせている。でもお金もかかるし…」と、多くのママたちが「はじめどき」を悩んでいる。しかし、英語を始めるのは学校の授業からでも十分と、目からウロコの提言をするのは脳科学者の黒川伊保子さん。そこで、「幸せに生きて行くための脳」をつくる幼児期過ごし方を黒川さんにお聞きしました。■言語脳完成期までは、豊富な母国語を聞かせること今、小学生から英語の授業が始まっていますが、私は日本語を母国語とする脳については、12歳を過ぎてからがベストだと考えています。少なくとも、言語脳完成期の8歳までは、豊富な母語を聞かせるべきで、脳の完成度を上げるためには外国語が入る余地はありません。というのも、脳の中にふたつ以上の言語の仕組みを持てるのは、8歳の言語脳完成期を過ぎてから。母語のしくみ確立される前に外国語のあやふやな母音を混在させると、将来、コミュニケーション障害を引き起こす可能性もあります。(ちなみに、家族の中に異なる母語の持ち主が混在している場合は、話が別です。どちらの言語も、母語として話す人から伝授されるわけですから、感性上の混乱が起きにくい。要は、「教育」として家族の母語以外の言語を持ち込むことに問題があるのです)じつは、一番最初に獲得する言語は「意味」だけで獲得しているわけじゃありません。その言葉が発せられたときのその雰囲気、発した人たちの位置関係、口で起こっている語感、強く出た息などによって、その時の相手の状況を受け入れていくんです。深い感性の領域に多くの情報を持つのが母語で、たとえば、口を大きく肺の中の息を一気に出す「おはよう」という言葉は、開放感があって明るい日本の朝にぴったり。反対に、石造りの部屋のベッドルームで迎えるイギリスの仄暗い朝には「Good morning」という低く曇った響きが合っているんです。周りの風景やそのときの母の心情や立ち振る舞いと合わない言語を使うと、その感性が混乱します。まずは、親の母語を丁寧に伝えてあげること。母語が完成しないまま、別の国の言葉を押し込もうとすると一個も脳の中の言語野が完成していない「母語喪失」の状態に。すると、人の気持ちが読めないし、自分の気持ちも表現できない、社会的なディスコミュニケーションも起こってしまいます。家族に外国語の使い手がいないのに、どうしてもバイリンガルにしたいなら、外国人の乳母をやとって24時間一緒にいてもらうべきです。英語が得意な人は素敵に見えるけど、外国に行って格好よくステーキを注文するために子育てする訳じゃないですよね。母語がちゃんと完成していれば、外国語のマスターは、いくつからでも可能です。中学からの英語でだって、ネイティブのようにしゃべれる人もいる。仮にネイティブと見まがうような発音にまで到達できなくたって、才能がある人は、世界中で敬意ある扱いを受けています。ちなみに、脳の癖から言えば、言語は押し付けられないほうが楽しく習得できます。私自身は、50過ぎてから始めたイタリア語が楽しくてしょうがない。この夏は、親子してラテン語も習っています。とにかく好奇心の目をつまないことと、詰め込まないことではないでしょうか。■叱っても、散らかったままでもいい。脳にとって刺激が栄養言語教育に限らず、先へ先へ教材を渡すことは、脳には酷なこと。脳の発達には、「偶発性」というのが、とても大事です。偶然出会うこと、ですね。脳は、センスや知識の構築が行われるとき、そのために必要なアイテムを、周囲から勝手に見つけるのです。たとえば、ものの三次元性に目覚めるき、ママの洋服のリボンに気づきます。自らひっぱって解き、その物象の変化に脳が感動し、何らかのセンスとなって定着するのです。また、その発見の喜びが、更なる好奇心を呼びます。なのに、指先を使わせる英才教育をしようと思って、早めにリボンやボタンやダイヤルがついたシートを渡してしまったら、脳にはその感動がありません。子どもから、発見の喜びを奪うことになりかねません。音楽家の子どもが、自然に音楽家になるのは、早くから楽器を押しつけるからじゃないのです。親が演奏するのを見ているうちに、興味を持って、自ら楽器に出逢うのです。もしも、子どもにバレリーナになってもらいたかったら、母親が習うことかもしれませんね。8歳までは、自由遊びが最大の英才教育だと思ってください。もちろん、出会いの機会を増やすために、音楽やアートに触れさせたり、スポーツに触れさせたりするにはとても大事。いろんな機会にさりげなく触れさせてみて、後は強要しない姿勢が大事なように思います。私自身は、息子に、数や文字を教えることも躊躇しました。小学校の教室で、彼は「数」に出逢いました。ある日、「ママ、7と8って、足すと15になるんだよ。知ってた!? おいら、笑いが止まらなくてさ(くくく)」というので、「どうして? 」と尋ねたら(あまりに楽しそうだったので、つられて笑いながら)、「だって、7と8って、半端な数じゃん。しかも半端さの色合いが違うでしょ。なのに、足しちゃうときりがいい数字になっちゃうなんて(ははは)」と爆笑してました。数を知らないまま小学校に入ったのに、息子はそのまま理系の教科を愛し抜き、大学では物理学を専攻しています。なにより大事なのは好奇心を萎えさせないこと。好奇心さえあれば、グローバルな世界に飛び込んでいくことだってできると、私は信じています。さて、脳の神経回路は、「心を動かすこと」によって発達します。つまり、脳は喜怒哀楽の情緒の波の中で、育まれていくものなんです。最適な室温の中で、365日ずっとニコニコして美味しいお料理を出して…なんて、何もストレスがない生活を送っていたら脳もぼんやりしてしまう。そう考えると、働くお母さんであることは、かえってアドバンテージじゃないかしら。保育園で朝、母親と別れて寂しくて、でも夕方また会って嬉しくて。そんな刺激によって、脳の神経回路も発達していくんですから。一日家にいるお母さんも子供にムカついたら叱ればいい。もし自分が悪いと反省したら、「私が悪かったね」とあやまればいいんです。それで、「女の人は理不尽に叱るんだな」ということが分かれば、将来奥さんが怒ったときも、まあそんなもんだと思える。つまり、モテる男にもなれちゃうかも。つまり、世の中にあるものは、何だって脳の刺激だってこと。お部屋だって、いつも完璧に片づけてあるよりも、ときにはおもちゃで散らかっているほうがいいんです。箪笥から出ている洋服とか、そのへんに落ちてるティッシュの箱とかが脳を刺激することもある。お母さんが意図的に差し出す知育積み木よりも、そういう偶発性のイベントは、脳にいい。ものごとはおおらかに考えましょ。家事は完璧、いつも叱らないハッピーママで、英才教育もばっちり…なんて、脳科学上は、ちょっと恐ろしいってことなんだから。黒川 伊保子さんプロフィール:(くろかわ いほこ)奈良女子大学理学部物理学科卒業。株式会社「感性リサーチ」代表取締役。人工知能の研究に携わったのち、脳と言葉の研究を始める。語感と人間の意識の関係を発見し、独自のマーケティング論が各企業からの注目を浴びる。ユーモアを織り込んだ的確なコメントや、女性ならではの柔らかな感性、言い回しに雑誌やラジオほか、テレビでも引っ張りだこ。朝日ワイドスクランブル火曜日レギュラーとしても活躍。最新刊、「キレる女 懲りない男-男と女の脳科学」(ちくま書房)も好評。(取材・文:安田 光絵)
2013年09月08日アキレスは4月末より、人気アニメ「GO!GO!チャギントン」のキャラクターを新規導入し、2013年年間キャラクターシューズ商品として幼児向けに販売を開始する。『GO!GO!チャギントン』は、フジテレビ系列で放映中の、イギリス生まれの人気CGアニメーション番組。列車たちが暮す街「チャギントン」で、「ウィルソン」「ブルースター」「ココ」の見習い列車3人組が、様々な経験を積みながらともに成長してゆく物語となっている。今回発売の「チャギントン」シューズシリーズ第1弾は、主人公3人(ウィルソン、ブルースター、ココ)をそのままモチーフにした”チャギントンC-001”と、カラフルなプリントが特徴の”チャギントンC-003” の2タイプ5色のラインアップで展開。番組のエンディングに登場する、ジャンケントレインキッズダンサーも着用しているとのこと。子供の成長に合わせ、サイズ毎に親指・小指部分の側角度を設定したゆとりのあるつま先設計やサイズ別ソールのヒール差設計、レールをイメージしたフレキシブルな新設計ソールなど、同社の子供靴の「足育」設計思想が反映されているという。靴底は、柔らかく返りがよく底剥がれしにくい”子供の足にやさしい”ソールを採用。履きやすく履かせやすい”着脱かんたん”な履き口と、指先の圧迫感を軽減する、つま先ゆったりの足型形状(オブリークトウ)とした。サイズは13.0~18.0cm(2E)。ターゲットは幼児~園児で、男・女児兼用。価格は、各2,625円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年04月26日首都圏の有名私立小学校・幼稚園受験指導を中心に幼児教室を運営するジャック幼児教育研究所はこのほど、「2013年度 合格特集」を公開した。同サイトは、今秋実施された私立小学校入試の総括として解説されたWebページ。今年の受験の傾向を分析し、「なぜその問題が出題されたのか」「学校が子どもや家庭を見ているポイントは何か」を解説する。また学校別の入試概要、合格した保護者のインタビューなどさまざまな角度から、今年の私立小学校の受験傾向を分析するという。詳細は「2013年度合格特集合格するには理由がある―」で閲覧できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月29日シヤチハタは2013年1月7日より、ドイツの筆記具メーカー・ファーバーカステル社製の幼児向けクレヨン「はじめてのクレヨンシリーズ」を発売する。同商品は、小さな子どもの手のサイズに合わせてデザインされたユニークな形のクレヨンシリーズ。小さな手でも握りやすい「はじめてのにぎるクレヨン」と、子どもの手でも持ちやすい大きさの「はじめてのもちかたクレヨン」の2種類のラインナップで、子どもの成長に合わせて選べる。「はじめてのにぎるクレヨン」は、3歳からの子どもを対象としており、お絵かきが初めての子どもが握って描きやすいしずく型になっている。「はじめてのもちかたクレヨン」は、4歳からが対象で、”持つ”ことを覚えたばかりの幼児の手に合わせた太さ・形にデザインされている。太くて三角錐状になっているため、正しく持つことができる。いずれも品質面も配慮されており、ヨーロッパの厳しい玩具安全規格であるEN71をクリア。折れにくく丈夫な素材を使用しており、手や服についても色落ちしやすいため、小さな子どもにも安心して使えるという。「はじめてのにぎるクレヨン」のセット色は、黄色、赤、緑、青の4色。「はじめてのもちかたクレヨン」は、黄色、橙色、赤、緑、青、茶色の6色。価格はいずれも840円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月20日JAFは、幼児を2人乗せて運転する際の適合自転車と一般の自転車の安全性を比較するテストを実施し、その結果をホームページに公開した。自転車の荷台等に幼児を2人乗せることは法規違反だが、2009年7月の改正により、フレームやブレーキを強化した「幼児2人同乗基準適合車」は、2人乗せが可能となった。しかしながら、規則を知らない、適合自転車が高価などの理由から、依然として一般的な自転車に幼児を2人乗せて走行している人が多く見られる状況だ。テストは、それぞれの自転車に3歳児(15kg)と6歳児(20kg)を想定したダミー人形を乗せ、女性モニターに走行してもらうことで安全性を検証。「ブレーキ時の制動距離」、「走行時のふらつき」、「スタンド駐車時の安定性」の3つの面で比較し、全てにおいて適合自転車の安全性の高さが確認された。テスト結果の動画はJAFのホームページ、JAFチャンネルで公開している。JAFでは、幼児を2人乗せて走行する際には、法規に則って安全性の認められた適合自転車を使用するとともに、適合自転車といえども決して過信せず、車重が増える分、より慎重に運転するよう呼びかけている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月20日ふたりの子育てママが作った、遊びを提案する工房、ポノリポは、幼児からお年寄りまで一緒に楽しく遊べるカードゲーム「PonoPono ポノポノ」の体験実演イベントを開催する。ポノポノは、かわいいポノリポキャラカードを20枚使い、トランプのババ抜きや神経衰弱のように、直感的にわかる簡単なルールで遊ぶカードゲーム。人数や年齢に合わせて、いろいろな特別ルールも用意されており、年齢を問わず家族みんなで楽しく盛り上がれる。絵合わせ、色あわせから簡単な計算まで、智育的な広がりが期待できる。今回のイベントは、ポノポノをその場で遊んで楽しさを実感してもらうために開催。あわせて、オリジナル絵本「ゲッコーくんとなぞのひかり」の大きな紙芝居を使った読み聞かせや、ポノリポ商品がいろいろ当たるポノリポ三角くじなども予定されている。子ども連れで、一緒に楽しめる盛り沢山な内容となっている。開催地は、横浜氏港北区のトレッサ横浜北館2F・イベントスペース「リヨンの小径」。開催日は6月10日。時間は10時~18時。入場無料で、誰でも参加可能。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月25日