『インセプション』が世界各国で大ヒットを記録中のレオナルド・ディカプリオが、恋人でモデルのバー・ラファエリとイタリアの高級リゾート、サルデーニャ島で休暇を過ごしている。実は2人きりではなく、大富豪のカップルと一緒のバカンスだが、そのカップルというのはナオミ・キャンベルと彼女の恋人でロシアの富豪、ウラジミール・ドロニン氏。4人は氏の所有するボートでクルーズを楽しみ、夜はジュエリー・ブランド「de GRISOGONO」の社長のバースデー・パーティに参加、と絵に描いたようなセレブな休暇を満喫中だ。それにしても、『ブラッド・ダイヤモンド』に主演したレオと、まさにその「血のダイヤ」をチャールズ・テーラー元リベリア大統領から贈られたとして、先日、元大統領を裁く法廷に証人として立ったばかりのナオミが一緒にバカンスを過ごすとは、何たる奇縁。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:インセプション 2010年7月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved■関連記事:100万人突破『インセプション』に庵野秀明、エビちゃんらから絶賛コメント夏の陣!『インセプション』が『アリエッティ』、『トイ3』、『踊る3』抑え1位に渡辺謙インタビュー「50歳になって、“不確かな状態”にあるって楽しいです」レオ、日本への思いを熱弁!渡辺謙は「監督はダ・ヴィンチの再来」と絶賛レオ、侵入するなら「アレキサンダー大王の頭の中。でもプライバシーの侵害だよ…」
2010年08月13日全米で初登場から3週連続1位をキープし、日本でも初登場1位に輝いた『インセプション』。観客動員数も好調で、上映時間が約2時間半ということで1館での上映回数が他作品に比べて少ないにもかかわらず、国内で2週間で100万人を突破、興行収入でもすでに15億円を超えており、50億円という目標も現実味を帯びてきた。また、本作を鑑賞した映画監督の庵野秀明、モデルの蛯原友里らからも、本作を絶賛するコメントが寄せられている。人の頭の中に侵入し、アイディアを盗むという、奇想天外な犯罪を軸に展開する本作。その斬新な発想や、綿密に積み上げられたストーリー、そして意外な結末が波紋を呼び、Twitterやブログではすでに活発な議論が交わされており、リピーター客の増加、ならびに口コミによる広がりを見せている。映画を観た、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズの総監督を務める庵野秀明は「面白いです。SFアクション映画という言葉にとらわれず、観るとまた面白いです。監督の『夢』『逃避』『現実』『目覚め』 そして『観客』『作り手』という一連のメッセージがまたよかったです」と絶賛。『BECK ベック』の公開が控える堤幸彦監督は「脳のすべてに刺激的!エンターテイメント映画の要素すべて詰め込んである! 覚悟せよ!」と同じエンターテイメント作家として手放しで本作を称賛する。モデルの蛯原友里は「最高のアクション大作であり、夢の中の夢で生きる美しき愛の物語」という言葉で本作を表現。さらに、「メタルギア」シリーズで知られるゲームデザイナーの小島秀夫は「世の中が映像の3D化に堕ちていく中、天才クリストファー・ノーランは映像そのものの階層化に挑んだ。現実(フィクション)から夢(フィクション)、夢(フィクション)から虚構(フィクション)へと墜ちて行く、底なし脳内アクション大作!」というコメントを寄せてくれた。クリエイターにトップモデルと、ジャンルは違えど各界の最前線で戦う人々からのこの熱烈なる支持の声に、改めてクリストファー・ノーランの作り上げた世界の緻密さ、凄まじさがうかがえる。『インセプション』は丸の内ピカデリーほか全国にて公開中。特集「新時代の男たち」■関連作品:インセプション 2010年7月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved■関連記事:夏の陣!『インセプション』が『アリエッティ』、『トイ3』、『踊る3』抑え1位に渡辺謙インタビュー「50歳になって、“不確かな状態”にあるって楽しいです」レオ、日本への思いを熱弁!渡辺謙は「監督はダ・ヴィンチの再来」と絶賛レオ、侵入するなら「アレキサンダー大王の頭の中。でもプライバシーの侵害だよ…」『インセプション』と「ブラッディ・マンデイ」がコラボオリジナルストーリーも展開
2010年08月03日太宰治、芥川龍之介といった近代文学の巨匠の手による短編作品を映像化した「BUNGO-日本文学シネマ-」がBS-TBSにて放送中。今後、DVDならびに劇場公開も控える。初回を飾ったのは太宰の自叙伝的な短編小説「黄金風景」。主演、すなわち太宰治を演じた向井理のインタビューに続いて、本作の“ヒロイン”と言うべきか、太宰の幼少時代、彼の家で女中をしていたお慶を演じた優香のインタビューをお届け!太宰の幼少時代にも深く関わり、彼にとって“忘れられない女”を演じた気持ちは――?「最初は演じるのが怖かった」とオファーが届いた当初の気持ちを明かしてくれた優香さん。「文学作品ってあまり読んだことがなくて、台本も1回読んだくらいじゃ分かりそうもないな…と。太宰さんの名前は知ってましたが、気持ちを理解するのは難しい!最初は周りにもそう言ったんです。でも、チーフマネージャーが文系なんですが、太宰さんについて説明してくれて、その太宰に影響を与え『負けた』とまで言わせてしまう人を演じるなんて面白い!優香、できるよと言われ、乗せられてしまいました(笑)」。では実際に演じてみて、太宰の気持ちは理解できたかというと…。「いやー、太宰の気持ちは難しい!繊細だし、だからこそ書くことでその気持ちを表現する人だったんだろうなと。いまの時代を生きていたら、すごく生きづらかったと思います」。お慶は太宰の生家の女中で、幼い太宰から散々な仕打ちを受ける。やがて同郷の男の元へ嫁ぎ、ひょんなきっかけから東京で成人した太宰と再会する。“太宰治”と聞くと、一般に次から次へと女性と心中を試みた、というイメージを持っている人も多いのでは?その中でお慶は、ある意味で太宰に深く関わりつつ、己の幸せをつかんだ人物と言える。「最初は監督に『少し、おバカな感じで』と言われたんですがこれが難しい。やりすぎると変だし(笑)。でもおバカというのを、一生懸命過ぎて目の前のことしかできない人と理解しました」。お慶がいま、幸せに生きていることを知った太宰の胸には“敗北感”とも言うべき感情が押し寄せる。太宰を演じた向井さんは、その心理を太宰のかつての“恋心”から来るものと解釈していたが、優香さんはどう見ているのか?「えー!?難しい質問ですね(苦笑)。子供の太宰がお慶に抱いていた気持ちは間違いなく恋だと思うんです。器用ではなくて失敗ばかりのお慶が気になって…気になるから意地悪したくなる。でも、『負けた』と思ったのは“恋”ではないような…うーん、お慶の“存在”に『負けた』という感じですかね?」様々な解釈を想起させるお慶をフワリと不思議な魅力で演じている優香さん。“女優”としての側面と共に、司会者やバラエティ番組などでの活躍も目立つが、優香さんにとって“演じる”というのはどういうことなのか?すごく楽しんでいるように見えるが…。「その質問、よく聞かれます(笑)。飽き性なので、同じことをずっとしてられないんですよ。だから、いろんな仕事をしているからこそ、そこで得たエネルギーをまた違うところで活かしている、という感じですね。その中で、『この役は優香で』と言っていただけるならやりたいです。以前は現場に緊張してなじめなかったんですが、最近、演じることが面白くなってきました。違う人になったりするのは楽しいですよ」。最後に、文豪たちの作品を原作としたこのシリーズに因んで優香さんの読書体験について。優香さんにとって、これまでで忘れられない一冊は?「基本的に、本でも漫画でも映画でも、恋愛モノよりも友情モノ…しかも男同士の友情のお話が好きです。女の子ってどこか距離があったりして、その点、男の子って殴り合ったりぶつかり合えるじゃないですか。女の子にはそれができないので惹かれますね。そういう意味で、大好きなのが『ボックス!』(百田尚樹著/太田出版刊)。親友同士なんだけど、一人はエリートでもう一人は努力家という2人のボクサーの戦いアリ、友情アリの物語です。私は、“青春”て言えるものを送ってないので、その部分も憧れます!」向井さん×優香さんの2人から、あなたはどんな解釈を導き出す?短い時間の中での2人の交錯を楽しんでほしい。(stylist:宇賀愛<オフィスロック>/hairmake:今野真樹<maroonbrand>)「黄金風景」向井理インタビュー「魔術」塚本高史インタビュー coming soon「檸檬」佐藤隆太インタビュー coming soon「高瀬舟」成宮寛貴インタビュー coming soon「グッド・バイ」水川あさみインタビュー coming soon<BS-TBS>2月20日(土)より毎週土曜放送中/全6話・各話30分予定BUNGO-日本文学シネマ- 黄金風景価格:2,993円(税込)BUNGO−日本文学シネマ− DVD-BOX価格:13,125円(税込)発売日:6月19日(土)公式サイト:■関連作品:ボックス! 2010年5月22日より全国東宝系にて公開© 2010 BOX! Production Committeeストリングス 〜愛と絆の旅路〜 2007年4月28日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて順次公開■関連記事:市原隼人と共演できる!『ボックス!』クライマックス・シーンでエキストラ大募集香取慎吾デザイン『ストリングス 〜愛と絆の旅路〜』タンブラーを5名様にプレゼント『エヴァンゲリオン』の庵野秀明×長塚圭史が魅せる人形ファンタジー『ストリングス 〜愛と絆の旅路〜』試写会に5組10名様をご招待
2010年02月25日先日発表された第25回テレビ批評家協会(TCA:Television Critics Association)にて、最高賞である最優秀テレビ番組賞を受賞した人気ドラマシリーズ、「GALACTICA/ギャラクティカ」。今年3月に最終シーズンの放送を終え、有終の美を飾った本作だが、そのスピンオフTVムービー【RAZOR/ペガサスの黙示録】が早くも9月25日(金)にDVDリリースされる。これを記念して、8月27日(木)、『ヱヴァンゲリヲン』シリーズで知られる庵野秀明と樋口真嗣監督(『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』)をゲストに迎え、「GALACTICAサーガ補完計画」と題したスペシャルイベントが開催される。本シリーズの中でも高い評価を得た【承:season 2】中盤の連作として、宇宙空母ギャラクティカ以外に生き延びてきたもう1隻の空母ペガサスにまつわる傑作エピソードを描いた<ペガサス三部作>。本作では、その知られざる過去と後日談として、若き日の艦長アダマと初期型サイロンの熾烈な戦い、そして人型サイロン誕生の謎を暴いていく。当日は、DVDでしか観られない本作の上映と共に、本シリーズの大ファンである樋口監督と庵野監督によるトークショーを開催。果たしてどんな熱いトークが繰り広げられるのか?応募・詳細は「GALACTICA/ギャラクティカ」公式サイトから。「GALACTICA:スピンオフTVムービー【RAZOR/ペガサスの黙示録】」DVD-BOXは9月25日(金)よりリリース。「GALACTICA:スピンオフTVムービー【RAZOR/ペガサスの黙示録】」DVD-BOX(2枚組)価格:3,990円(税込)発売元:デイライト発売日:9月25日(金)※レンタル同時スタート「ギャラクティカ/GALACTICA」公式サイト © 2007 Universal Studios. All Rights Reserved.■関連作品:GALACTICA/ギャラクティカ [海外TVドラマ]Film © 2004/2005 Universal Stusios.All Rights Reserved.■関連記事:人気ドラマシリーズ「ギャラクティカ」がSFの頂点、サターン賞で史上初の3冠獲得シネマカフェ的海外ドラマvol.92女子のための「ギャラクティカ」講座最終回「ギャラクティカ」の女性パイロット、グレイス・パーク元々は違う役を望んでいた?シネマカフェ的海外ドラマvol.91女子のための「ギャラクティカ」講座その2シネマカフェ的海外ドラマvol.90女子のための「ギャラクティカ」講座その1
2009年08月05日