待機児童0を実現する会は、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、愛知県、大阪府、京都府、兵庫県の0~5歳児を持ち、子どもを保育園に通わせている、または通わせたいと思っている母親1,000人を対象に、保育園や保育園入園活動についての調査を行った。現在、全国の待機児童は2万人以上いるといわれ、多くの母親が保育園入園のためにさまざまな努力を行っている。また保育園に入園できないことで、就業や生活への影響も高い。同調査は母親の保育園入園活動(以下、保活)、保育園入園に対する考え方、保育園入園による生活への影響、保育園への要望などをさぐり、厳しいと言われる「保活」の実態を把握するために実施したもの。保育園入所希望者は約9割が「保活」をしていた調査では、子どもが保育園に入園している、または入園を希望している母親の93.2%が何らかの「保活」(保育園に入園するための活動)を行っていたことがわかった。トップ3の活動は、「役所に行って情報を収集」(64.3%)「インターネットで情報を収集」(61.7%)「保育園の見学」(51.4%)の順。また、3割の母親(30.1%)が「役所に行って入園を嘆願」していることが明らかとなった。保育園探しは妊娠中~子どもが2カ月になる前から開始保育園入園活動をいつから開始したかという質問では、25.5%が「妊娠中」または「子どもが2カ月になる前」に開始したと回答。さらに世帯年収が1,000万円以上になると36.7%が「妊娠中」または「子どもが2カ月になる前」に開始開始していることがわかった。年収が高いと入園に不利なため、子どもの首が据わらないうちから活動する状況が伺える。保育園への要望は、「病児保育を」がトップ保育園への要望についての質問では「病児(病後児)保育もしてほしい」と答える母親が53.9%。以下、「英語や音楽など保育以外の教育もしてほしい(40.6%)」「保育時間の延長に電話1本で対応してほしい(31.8%)」と続く。休日保育や遅い時間までの保育を希望する母親も3割おり、保育園にフレキシブルな時間対応を望んでいることがわかる。「保活」や「保育園入園」によって生活に影響が出た母親は8割25.0%の母親が「時短勤務に変えた」(正社員では4割)、正社員では4人に1人が「育児休暇を早めに切り上げた」と回答。「雇用形態を変えた」(契約・派遣社員、アルバイト・パートでは約3割)、「自宅から遠い園にしか入れず送迎が負担」と答えている母親も14.5%いることがわかった。産前産後休、育児休暇などさまざまな法制度が整ってはいるが、それらが充分に活用されていない状況にあることが伺える。※同調査は2011年10月11日~13日、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、愛知県、大阪府、京都府、兵庫県の0~5歳児を持ち、子どもを保育園に通わせている、または通わせたいと思っている母親1,000人を対象に、にインターネットで実施。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月02日映画『乱暴と待機』(冨永昌敬監督)の女性限定トークショー付き試写会が10月4日(月)、東京・渋谷区のレストラン「COPON NORP」で行われ、本作の宣伝マン&ウーマン3名と観客約30人が恋愛における女性心理についてディスカッションした。映画『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』などで知られる劇作家で小説家の本谷有希子の同名小説の映画化で、木造平屋建ての市営住宅を舞台に、血のつながりもないのに共同生活を送り、天井から相手の行動を覗き見する男・英則(浅野忠信)と覗かせる女・奈々瀬(美波)という奇妙男女と、近所に越して来た夫婦、無職のダメ夫・番上(山田孝之)と身重ながら夫の代わりに働く妻・あずさ(小池栄子)の愛情と性を滑稽に描き出す物語。トークショーは、本心をはっきり言わず、相手に合わせた言動で男の気を引く“あまのじゃく”なタイプの女・奈々瀬と、感情をストレートに表現し尽くすタイプのあずさについて、それぞれの長所短所を考察。自身はどちらのタイプ?との問いに、観客の7割があずさ、3割が奈々瀬と回答。“あずさ派”では「ダメ男が好きで、ダメであればあるほど『どうにかしなきゃ』と思ってしまう」、「頼られると嬉しい」などの意見が。また、モテるのはどちらのタイプか?の問いには奈々瀬が7割、あずさが3割。反対に、同性として好感が持てるのは?にはあずさが7割、奈々瀬が3割という結果に。宣伝マンのひとりは「男としては付き合うなら奈々瀬、結婚するならあずさ。面倒見てもらいたいと思うから。でも、奈々瀬の部分も持っていてほしくて、合わせてくれたりもしてほしい。ずっとあずさだと、自分がいっぱいいっぱいになって相手の気持ちに答えられないのでキツイ」。別の宣伝ウーマンは「取材で山田孝之さんが『女性は誰でも奈々瀬とあずさの両方の部分を持っていると思う』と言っていて、実際にそうなのではないかと思った。自分は奈々瀬と思った方はあずさ、あずさと思った方は奈々瀬の部分を、自分の中に見つけたら、もっと恋愛の楽しさが広がるのでは」と呼びかけていた。『乱暴と待機』は10月9日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:Yoko Saito)特集『乱暴と待機』私、メンドクサイ女?■関連作品:乱暴と待機 2010年10月9日よりテアトル新宿ほか全国にて公開© 2010『乱暴と待機』製作委員会■関連記事:あなたはメンドクサイ女?『乱暴と待機』トークショー付試写会15組30名様ご招待山田孝之女性インタビュアーの思いこみ質問にプチ切れ?映画の“その後”描く?『乱暴と待機』主題歌PVの一部映像を先行配信!下着姿の美波に山田孝之が…衝撃場面がTVに?『乱暴と待機』TVスポット到着美波「お兄ちゃん」連発!小池栄子は突然…過激な『乱暴と待機』予告編独占先行公開
2010年10月05日映画『乱暴と待機』の主題歌で、スペシャルユニット“相対性理論と大谷能生”による「乱暴と待機」のPVを映画と同じく冨永昌敬監督が担当!鶴巻和哉の書き下ろしによるジャケット画像と共に、PV映像の一部が到着した。劇作家で小説家の本谷有希子による同名戯曲を映画化した本作。浅野忠信、美波、山田孝之、小池栄子という実力派キャストを揃え、相手を天井裏からのぞく、のぞかせるという歪んだ形で愛情関係を築く男女と、その近所に越してきた夫婦の4人が織りなすドロドロの人間模様を描く。しばらく前より解禁されている本作の予告編でも使用され、物語とは裏腹のポップなメロディと歌声が強い印象を残している同主題歌。冨永監督は、これまでにも相対性理論の「地獄先生」などのPVを担当しているが、今回は映画の舞台と同じロケ地で撮影を敢行!今回到着した映像では、男たちが次々と家の中から荷物を運び出し、まとめている様子が映し出されるが、これは映画で描かれる物語の“その後”を描いているのでは?との声も。こちらのPVは、9月29日(水)発売のCDに付いてくるDVDに、映画予告編と共に収められる。また、アニメーション監督の鶴巻和哉が担当したCDのジャケットも解禁。鶴巻さんは、本作の原作本の装丁、および映画のビジュアルに続いての担当となる。劇中の物語はもちろん、音楽、ビジュアルの部分でも個性豊かな才能が集結。果たしてどのような化学変化をもたらすのか?『乱暴と待機』は10月9日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:乱暴と待機 2010年10月9日よりテアトル新宿ほか全国にて公開© 2010『乱暴と待機』製作委員会■関連記事:下着姿の美波に山田孝之が…衝撃場面がTVに?『乱暴と待機』TVスポット到着美波「お兄ちゃん」連発!小池栄子は突然…過激な『乱暴と待機』予告編独占先行公開眼鏡&地味なスウェットの美波からなぜか目が離せない!『乱暴と待機』画像が到着浅野忠信がのぞき男に!山田孝之×美波×小池栄子共演で本谷有希子の衝撃作を映画化
2010年09月06日5月25日(火)深夜よりオンエアが開始される、山田孝之と美波のベッドシーンの映像を含んだ、映画『乱暴と待機』TVスポットがシネマカフェに到着した。本作は、本谷有希子による戯曲、および同名の小説を原作にした作品で、血が繋がっているわけでもないのに「お兄ちゃん」と「妹」という関係で、二段ベッドが据えられた部屋で暮らす男女と知人の夫婦の、おどろおどろしいまでの人間ドラマを描いた“ラブファンタジー”。浅野忠信(英則/“お兄ちゃん”)、美波(奈々瀬/“妹”)、山田孝之(番上)、小池栄子(あずさ)が主なキャストだが、わずか15秒のTVスポット中で、奇妙キテレツ、独特の世界観が炸裂!屋根裏から奈々瀬の行状をのぞき続ける英則と、英則の存在に気づきつつ、視線を浴びながら“行為”におよぶ奈々瀬…。今回、到着したTVスポットでは、奈々瀬と番上の不倫シーンの映像も。下着姿の美波さんの尻に山田さんが手を伸ばす、というTVスポットとしてはかなり過激な映像が映し出される。ちなみに浅野さんの「思いついたぞ!」という興奮した口調のセリフは、「奈々瀬に対する究極の“復讐”」を思いついたという意味…。いったい物語はどこへ向かうのか?今後、まだまだ過激なシーンが期待される(?)、『乱暴と待機』は今秋、テアトル新宿ほか全国にて公開。※こちらのTVスポットはMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:乱暴と待機 2010年秋、テアトル新宿ほか全国にて公開© 2010『乱暴と待機』製作委員会■関連記事:美波「お兄ちゃん」連発!小池栄子は突然…過激な『乱暴と待機』予告編独占先行公開眼鏡&地味なスウェットの美波からなぜか目が離せない!『乱暴と待機』画像が到着浅野忠信がのぞき男に!山田孝之×美波×小池栄子共演で本谷有希子の衝撃作を映画化
2010年05月26日浅野忠信、美波、小池栄子、山田孝之という豪華キャストで贈る『乱暴と待機』の予告編がいち早くシネマカフェに到着した。劇作家で、小説家としても活躍する本谷有希子が自ら主宰する「劇団、本谷有希子」で2005年に上演し、その後自らの手で小説化した同名作品を実写化。互いに好意を持ちつつ、その関係性を歪んだ形で維持し続ける男と女、そこに巻き込まれていく知り合い夫婦の人間ドラマが展開される。「このブタ!」という過激なセリフで始まるこちらの予告編。続いて、美波さん演じる奈々瀬が「お兄ちゃん…」と甘〜く呼びかける姿が連続して映し出される。“お兄ちゃん”こと浅野さん扮する英則は奈々瀬に対し“復讐”を宣言。一方の奈々瀬は「私のことを憎んでいる限り、“お兄ちゃん”は私と一緒にいてくれる」と語る…など、この短い予告編からだけでも彼らの歪んだ“愛情”がジワジワと伝わってくる。さらにここに、山田さんと小池さん演じる夫婦が濃密に絡んで…。ちなみに、小池さん演じるあずさは、予告編に登場するやいなや、まさかの嘔吐!ここまで見せるか…?という濃厚な予告編となっている。また、本作の主題歌をポップユニットの相対性理論と本作の音楽を手がける大谷能生による特別ユニットその名も“相対性理論と大谷能生”が担当することも決定!元々、本作の冨永昌敬監督は相対性理論の名曲「地獄先生」のプロモーションビデオを手がけており、監督たっての望みでこの特別ユニットによる主題歌が実現した。こちらの主題歌は今回到着した予告編でも聴くことができる。のぞく男と“のぞかせる”女と彼らに巻き込まれていく夫婦のある意味、“ラブファンタジー”『乱暴と待機』。公開は秋、テアトル新宿ほか全国にて。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:乱暴と待機 2010年秋、テアトル新宿ほか全国にて公開© 2010『乱暴と待機』製作委員会■関連記事:眼鏡&地味なスウェットの美波からなぜか目が離せない!『乱暴と待機』画像が到着浅野忠信がのぞき男に!山田孝之×美波×小池栄子共演で本谷有希子の衝撃作を映画化
2010年04月27日原作・本谷有希子、監督・冨永昌敬、そしてキャスト陣に浅野忠信、美波、小池栄子、山田孝之という組み合わせで注目を集める映画『乱暴と待機』のメインビジュアルが解禁!本谷さんによる原作小説の装丁を手がけたアニメーション監督・鶴巻和哉のイラストを取り込み、独特の世界観を反映させた1枚が明らかに。自らの名を冠した劇団を率いて公演を行うと共に、「あの子の考えることは変」(講談社刊)で昨年、芥川賞候補に名を連ねるなど、小説家としても注目を集める本谷さんが2005年に発表した戯曲(※小説版は2008年刊行/メディアファクトリー刊)を、『パビリオン山椒魚』や昨年公開の『パンドラの匣』などで高い評価を得る冨永監督が映画化するということで、製作が発表された当初から注目を集めていた本作。血の繋がりがないにもかかわらず、なぜか“お兄ちゃん”と“妹”という関係性の中で、2段ベッドが据えられた狭い部屋に暮らす2人の男女。その近所に引越してきた男と妊娠中のその妻。彼らが乱れ、暴れ、待ち続け、機をうかがい、物語が紡がれていく――。今回解禁となったメインビジュアルのイラストを担当しているのは『ヱヴァンゲリヲン』新劇場版シリーズの監督を始め、数々のアニメーションを手がけてきた鶴巻和哉。鶴巻さんは、本谷さんによる本作の原作小説の装丁も担当しており、原作小説の装丁のビジュアルや2段ベッドという重要な小道具を取り入れ、作品の持つ世界観を表現。その周囲を囲むように、この個性的過ぎる4人のキャラクターを演じた浅野さん、美波さん、小池さん、山田さんの写真が配置されている。また、もう1枚公開されたイラストなしの特別写真では、鶴巻さんのイラストと同じ構図で浅野さんらが写真に収まっている。特に注目すべきは、“妹”こと奈々瀬を演じる美波さん。ウェットに眼鏡という姿でどこか物憂げにこちらを見つめる姿からは、“セクシー”ではないのにどこかエロティックな雰囲気が否応なしに伝わってきて、不思議と目が離せない――。さてさて、映画は一体どのような仕上がりになっているのか?『乱暴と待機』は秋、テアトル新宿ほか全国にて公開。■関連作品:乱暴と待機 2010年秋、テアトル新宿ほか全国にて公開■関連記事:浅野忠信がのぞき男に!山田孝之×美波×小池栄子共演で本谷有希子の衝撃作を映画化
2010年04月15日