メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「自分も娘も内気な性格」という、ののさん(38歳・主婦)に、心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。■ののさんのお悩み小学3年生の娘がいます。娘は内気で、自分から話しかけることが少なく、クラスでは一人で過ごすことが多いようです。2年の1学期途中からいじめのようなことがありました。すぐに親が出ていいのかわからず、「嫌だと言ってみよう」と伝え、しばらく様子をみていましたが、本人は言えず、悩んだ末、3学期になって私が先生に手紙を書きました。 先生はすぐに対処してくれましたが、その後も娘は行きたくないということがありました。 先生はなぜ長い期間気づかなかったのだろうか… という思いがあり不信感が大きくなりました。 対処してくれた後も何度か先生と話をしましたが、「神経質な親だな」というふうに見られている気がします。そして、今になって、変な伝え方をしてしまって恥ずかしいという気持ちになっています。 内気な娘が自分のこども時代と重なり、本当は子ども学校にを行かせるのは怖いし、人と接するのが怖いです。 でも子どもの学校のことは逃げたいけど逃げられない。 だから、先生や周りの人たちと普通に話したいのですが、普通って何なのかもわからず…。 娘のことで悩んでいますが、実は自分の問題だ、というのはわかっています。でも、どうしたらよいかわかりません。 アドバイスをお願いします。■心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんより「普通とはなんなのか」って誰にもわからない、決められないことだと思います。ただ、それでは不都合だから、一応なんとなく「この程度が普通」と誰かが決めているだけ。特に「人間関係」のことは、繊細ですから、普通という基準はないと思うのです。普通にこだわるということは、どこかで自分が普通ではないと感じているということ。それはいつからでしょう。多分子どもの頃からそんな風に思っていたのかもしれませんね。誰しも、周りの人とは違う部分、突出している部分、つまり個性がありますが、それを「普通ではない」とネガティブに思いこんでしまうと生きづらくなりますね。ののさんの場合は、内気で神経質な自分を責めているようですね。神経過敏で、傷つくことが多かったり、人に気をつかったり、相手の顔色が気になったりすることもあるのかもしれませんね。そういう場合、相手に確かめずに、「あの人はこう思っているのではないか」と自分の中でイメージすることが多いと思います。しかも、悪い想像をするほうが多いのではないでしょうか。 けれど、相手の気持ちは確認してみないとわかりません。もしかしたら、何も感じていないかもしれないし、忘れているかもしれない。その可能性もあるのです。傷つきやすい人というのは勝手に傷ついていることが多いです。実際に傷つく前に想像の中で傷ついているのです。そして心の中で相手を悪者、加害者にしている。神経質という特性は、繊細で細かいことに気がついたり、思いやりがあったり、几帳面であったりと、逆から見たら利点でもあります。内気というのは、深く自分を見つめていたり、物静かだったり、ピュアだったり、謙虚だったり、とこちらも美点でもあります。自分の特性を「悪いもの」としてしまうのも、「これは自分らしさ、いい点だ」と思うのも自分次第です。人はそれぞれ違うし、それぞれ特性も異なります。「普通」なんてどこにもないのです。“先生にどう思われているか”が気になってしまうのでしたら「あの時、こういう話をしたことで、自分が神経質な親だと思われていないか気になっているのです」と正直に伝えてみたらいかがでしょうか。きっとほっとする答えが返ってくる気がします。あの時、頼りにならないように感じた先生は、ずぼらで、おおざっぱなのかもしれませんが、もしかしたら、物事を大局的に見る、大らかな先生なのかもしれません。自分を信じるとともに、先生を信じて、正直に自分の気持ちを話してみてください。自分が心を開くと、相手も開いてくれるものだし、そもそも開いていることに気がつくと思います。私の話ですが、今はこんなですが、子どもの頃は内気で友達は少ないし、自分から話しかけるなんてできない性格でした。スイミングスクールに行っても大人である先生としか話をせず、友達を作れない、そんな子どもでした。そんな自分を全く卑下していなかったように思いますが、成長するにつれて、周りには話しかけてくれて、仲間にいれてくれる友達がなぜかいつもいてくれました。自分が内気な自分を責めなかったからかなと思います。神経質な子どもでしたが、意識しておおざっぱになろうとしていたら、だんだんそうなってきました。(笑) 人はそもそもどちらの面も持っています。意識することで今までと違う面を出すこともできます。お嬢さんのことも心配する事なく、大きな心で見守ってあげてください。昔の自分を優しく見守るようにです。お嬢さんも色んな経験を積み大人になっていきます。学んでいきます。お母さんの安心感がお子さんにもきっと伝わるはずです。 ・このカウンセラーのブログを読む
2016年09月06日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「母親のうつ病にどう向きあったらいいのかわからない」というこゆきさん(31歳・会社員)に心屋塾上級認定講師のサトーマサトさんからアドバイスをいただきました。■こゆきさんのお悩みこんにちは。私の母は、現在うつ病を患っています。母の病とどう向きあえば良いのか教えてほしいです。よろしくお願いいたします。■心屋塾上級認定講師・サトーマサトさんよりこゆきさん、こんにちは。うつ・心の病をテーマに活動しています サトーマサトです。お母さまがうつ病ということで、心配で相談いただいたかと思いますが…。じつは、お母さまのことを「心配しないこと」が一番いいのです。お母さまのことを「放置する」ぐらいが、ちょうど良かったりします。「えっ!? どういうこと!?」と思われたかもしれません。説明いたしますね。うつ病になる人は、もともと真面目で勤勉、我慢強い、がんばり屋、負けず嫌い、完璧主義、他人を気遣える人です。それが限界を超え、心と体の安全装置・ブレーカーが落ちている状態です。「ちゃんとしたいのにできない」で悩んでいます。うつ病になって「できなくなった自分」を「周囲の人に迷惑をかけてる」と責めているのです。周囲の人が心配し、悩んで暗い表情を浮かべていると、自分のせいで周りを不幸にしているんだ…と、さらに自分を責めます。たとえるならば、お母さまはいま、荒波に飲まれ、海で溺れている状態です。こゆきさんは 海に飛びこんでお母さまを助けようとします。 しかしながら、お母さまの側からすると、自分を助けようと愛娘が荒波に飛びこむ姿に「娘に申し訳ない、迷惑かけている」「自分がこんな病気になったばかりに」とまた自分を責めてしまいがちです。こゆきさんは「助けようとする」する一方で、お母さまは「これ以上迷惑をかけまいと無理をする」。この状態を続けていると…。溺れている人を助けようとして、自分も溺れてしまった。そんなケースになりかねません。陸の上から、お母さまが岸へたどりつけるよう見守るのが良いのです。こゆきさんへの魔法の言葉は、「お母さんを 放っておいてもいい」です。まずは、こゆきさん自身が幸せに暮らすことです。気持ちが明るくなるように好きなことをして、生き生きと人生を楽しみ、輝いた笑顔を見せること。その姿こそが お母さまにとってなによりの良薬です。お母さまが自分を責めずにすみ、安心できます。こゆきさんのような「自分の大切な人が、うつで苦しんでいます」という相談、じつは結構多いのです。上記のことを伝えると、多くの方は「そういわれても…」なんておっしゃいます。その場合は、うつ病で苦しんでいる人が問題でなく、相談者の問題として扱います。こゆきさんに質問です。「うつ病に苦しんでいる母親をみてると どんな気持ちになりますか?」罪悪感や不安感を抱えてるとしたら、その気持ちを解消できるように、こゆきさんが「自分自身の問題と向きあってみる」必要があります。自分自身と問題と向きあい解消できたとき、不思議とお母さまのうつ病も快方へ向かうでしょう(そのようなケースを多くの相談者で見てきました)。最後にオススメの映画があります。宮﨑あおいさん&堺雅人さん主演の『ツレがうつになりまして。』です。夫(ツレ)のうつ体験を通じて夫婦の絆を深めていく物語です(ご覧になったことあるでしょうか?)お母さまのうつ…たいへんな状況かもしれません。しかし、この経験を通じて、こゆきさん自身が自分の生き方を見直し、母娘の関係がより深まる転機になること願っております。 ・このカウンセラーのブログを読む
2016年04月19日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「いまの立場を失うのがこわくて、休職できずにいる」というまるさん(38歳・会社員)に心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。■まるさんのお悩み年始に円形脱毛症になってから日々悪化しており、全頭脱毛症になりかけています。頭頂部の薄毛が気になるため、部分ウィッグをしている状態です。まわりの目が気になってしまい、仕事に身が入りません。本当は1、2ヶ月休養したい気持ちがあります。前に上司に病気の話をしたことがあります。課長は一週間休んでみるかと言ってくれましたが、部長は部署異動してみるかと言ってきました。そのことがあり、長期休みの相談をできずにいます。私は独身なので、ひとりで生きていくためにも、一生懸命仕事に取りくんできました。おかげで、上司から高い評価をいただいております。忙しい部署ではありますが、異動はしたくないのです。一度異動になったら、その部署に戻るのはむずかしい会社です。そのせいか、最近、上司からいらないと言われる夢をよく見るようになりました。朝から憂うつです。本当は休んだ方が良いのはわかっていますが、いまのポジションを失うのが怖いのです。どう心を導けば、失う怖さを克服できるのでしょうか?■心屋塾上級認定講師・いかり屋圭子さんよりまるさん、つらいですね。きっと良くなると思ってお答えしますね。「安心して休んでください! それで良くなります」それだけです。安心していると安心が来ますし、不安でいると不安がきます。ただそれだけです。「休んで復帰した後のことは、そのとき考える」くらいでいてください。まるさんが書いていらっしゃる「本当は休んだほうが良いのはわかっている」という自分の心の声に正直になり、長期休暇のお願いを上司の方にしてみましょう。いまのままですと、悪循環で心も体も休まりませんよね。脱毛症はストレスが大きな要因だと思われますから。そして、上司の方もその言葉を待っていると思います。休まないまるさんを心配していると思います。まるさんは「休んだらポジションがなくなる」「異動したら戻れない」という思いにさいなまれています。それが不安の素ですよね。それ、本当でしょうか。それがたとえ本当のことだとして、髪の毛とどちらが大切でしょうか。お悩みを読ませていただくと、まるさんが現在の部署やポジションに執着すればするほど、脱毛していくようなイメージが浮かんでしまいました。その強い念の力で髪の毛を自ら抜いているイメージがします(あくまで私の勝手なイメージです)。「休みたい」と「休めない」のせめぎあいですね。ですから、その執着を手放せば、快方に向かうと思います。安心するためにはどうしたらいいかと申しますと、一度その不安を「そうなってもいい」と覚悟することです。「異動してもいい」「仕事が変わってもいい」この言葉を言えますか。そして、言うとどんな気持ちがしますか。感じてみてください。そして、「ダメなやつだと思われてもいい」「上司にガッカリされてもいい」「上司の期待にこたえられなくてもいい」「お母さんの期待にこたえられなくてもいい」「お父さんの期待にこたえられなくてもいい」言うとどんな気持ちがしますか。まるさんは独身で、ひとりで生きていくためにお仕事をがんばられてこられたのですよね。私も30歳で離婚してからは、ひとりで働いて生きてきたので、お気持ちはなんとなくわかります。以前の私は、「ひとりだから生きていくためにがんばらなければ」と無意識に思っていたようです。会社員なのだから、ルールは守るべき、少しくらいの体調不良で休んだりすることは罪悪感がありました。そのくせ矛盾していますが、疲れをためて突然休むことが多かったです。有給休暇は計画的に取得するよりも、疲労がたまったときの突然の休みにあてることが多く、そんな自分を情けなく感じていました。そして、また自分を責める。そんな嫌なループにはまっていたように思います。持病のせき喘息も、発症時に休んで早めに完治させれば良かったと思います。しかし、忙しいときに周りの方に迷惑をかけたくないという思いと、休んだ後にさらに自分が大変になるのがわかるため、休めませんでした。そして、悪化させてしまいすっかり持病になってしまいました。振りかえって思うことは「あのとき休めば良かった」ただそれだけです。会社というものは、私たち一人がいなくてもまわるようにできています。それはまるさんにとって「自分のポジションが無くなる」という悪い意味に解釈すればそうだし、「休ませてもらえるシステムがある」「会社は自分がいなくても大丈夫」といういい意味に解釈すればその通りになるものです。いま、まるさんには「休みなさい」という強いサインが送られてきていますよね。それはご自身が一番わかっていることだと思います。でも、休むのは怖い。何が怖いかというと、自分のポジションが無くなること。上司にがっかりされることなのではないでしょうか。上司、ひいては親かもしれませんね。だから、怖いけれども一度それを諦めてみてください。手放してみてください。「自分のポジションがなくなってもいい」「上司にがっかりされてもいい」口に出してみてください。きっと言いにくいのではないかと思います。けれど、何度も何度もつぶやいている間に、たぶん少しずつ気持ちが変わっていくと思いますよ。「ま、いっか」「それでもなんとかなるか」「そうなっても命までとられるわけではないし」「会社を辞めさせられるわけではないし」「いままでもなんとかしてきたし」と。物事はなんとかなるようにできていますし、流れに任せているとどこかにたどり着きます。それは自分が勝手に想像している範疇をあっけなくこえる場所にです。いい意味でね。「休みたくない」「異動したくない」とがんばるのではなくて、「休むこと」「何もしないこと」をがんばってみるのです。これまでのまるさんの常識とは逆ですね。目の前に来た流れに乗ってみるのです。それはどこに行くかはわからなくても。髪の毛さんが「休みなさい」と必死に教えてくれています。「私を大切にして」と叫んでいるようにも感じます。イメージのなかで「髪の毛さん」を両手に乗せて「どうしてそういうことするの?」とたずねてみてください。きっと何か優しい言葉を伝えてくれると思います。がんばらなくてもいい。自分を大切にしていい。安心していていい。会社も上司もまるさんの味方だと思ってみてください。まるさんを心から心配してくれていると思ってみてください。社会も人もまるさんが思っているより優しいし親切ですよ。執着しているものを手放して「安心して休む」ことで、きっと回復に向かわれると思います。 ・このカウンセラーのブログを読む
2016年04月12日人気の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。「何も信じられない」という、なごママさん(46歳・専業主婦)。心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんがアドバイスします。■なごママさんのお悩みはじめまして。私は再婚3年目の主婦です。再婚前、夫から裏切られていたことや、そのときに夫の口から出た言葉が忘れられずに苦しんでいます。私は、幼いころからいつも裏切られてきました。親や学校の先生、さまざまなDV体験。施設へも入れられ本当につらい日々も経験しました。男性はいつも色目を使い女をだまし、自分に都合の良い言葉をはく。今回、夫と出会い「信じても良いのか?」と思いはじめたころに裏切りを知り、絶望のどん底へ…。夫がすることすべて信じられません。何も信じられなくなって、すべてが怖いです。外に出ることもおっくうです。なんのために生まれて、いまはなんのために生きている? 何もわからなくなってしまいました。「どうか助けて」の声は誰にも届きません。最後の望みと思い相談させていただきました。どうかよろしくお願いします。■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんより…いやいやいや~。「昔の私が書いたのかしら?」と思うほど過去の私が見ていたような状況が書かれてあるので、とてもびっくりしました。なごママさん、はじめまして。心理カウンセラー心屋ジェニーです。ご相談を読ませていただいて、「あああーそういえば、私もそういう風に思って歯を食いしばって生きていたなぁ…」と過去の自分をふりかえってみたりしました。いまのなごママさんと同じような気持ちで生きていたこの私が、いまでは笑い楽しみ怒り泣きじゃくり、落ちこんだりドジったり、また笑ったりしながら、大好きなひとたちとおしゃべり三昧したり、オシャレして喜んだり、ひとりでのんびりを楽しんだりして毎日を過ごせるようになりました。なので、なごママさんもきっと私のようになられるのだなぁ〜とうれしく思いましたので、ご相談に答えたくなりましたので担当させていただきますね。なごママさんのご相談のなかに、「どうか助けての声は誰にも届きません」。とありますが、それでは実際に「助けてほしい」と誰かに言ってみたことはありますか? 自分から自分の弱みや情けなさを見せて、誰かに手伝ってほしい、頼らせてほしいと言ってみたことはありますか?問題が次々と起こっていたにもかかわらず、私にはずっとそれが言えなかったのです。なぜなら、私は自分の心の奥底で「私なんて どうせ助けてもらえない人だ」と、自分で気づかないうちに固く信じていたからです。自分が自分のことを「私なんて どうせ助けてもらえない人だ」と信じていれば、言葉も態度もそういうようにふるまいますので、心のなかでの助けての叫び声は 誰にも届きませんよね?なごママさんはどうですか?「私なんて どうせ助けてもらえない人だ」と信じていますか?それとも、「私だから どうせ助けてもらえる人だ」と信じていますか?環境を変えても 目の前の人が変わっても、問題が次々起こるときは、こんな風に「自分がどんなことを信じているのか?」に気づくチャンスなのです。そうして、なごママさんのご相談に「幼いころからいつも裏切られてきました」と書いてあるので、「どうせ、私は裏切られる人」と自分が固く信じてあるように感じました。「どうせ私は裏切られる人」を信じていれば、それに見合う「ほらっ、やっぱり私は裏切られる」という証拠が集まってきます。そうやって自分が信じているものの証明をくりかえしながら強化して苦しみながら生きてしまうのです。ですが、そこから脱けだすのはとってもカンタンなのです。この気づかないうちに何度もくりかえしてしまってる「自分を苦しめている考え方」や「自分が幼いころから信じているうまくいかない考え方」を捨てて、“自分がしあわせになれる考え方”に変えていくだけで、なごママさんはしあわせに気づけるようになれるのです。そこで、つぶやき続けると考え方がするりと入れかわる魔法の言葉をお伝えしますね。『どうせ私は愛されている』『もうしあわせになってもいい』『どうせ私は助けてもらえる人』『私だから 助けてもらえる』『私だから やさしくしてもらえる』『私は もうしあわせになってもいい』『私は もう誰よりもしあわせになってもいい』です。この魔法の言葉を毎日毎日たくさん浴びるように自分でつぶやきながら、実際に自分の弱みと情けなさを見せて、助けてほしいと伝えて旦那さんや身のまわりの方に頼ってみるという宿題をお出ししますね。実際にやってみた人だけが体感できることがありますので、ぜひやってみてくださいね。なごママさんが、しあわせを感じて和やかに笑える日を楽しみにしていますね。ご相談ありがとうございました。 ・このカウンセラーのブログを読む
2016年03月29日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「結婚相手をどう決めたらいいのかわからない」というかなえさん(27歳・看護師)に心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。■かなえさんのお悩み結婚相手をどうやって決めたらいいのかわかりません。いま、結婚の話をしている彼がいます。楽しくて、居心地がよくて、一緒にいて落ちつくのですが、相手の嫌な部分(金銭感覚のちがいや、目立ちたがりな性格など)が気がかりで、結婚に踏みだせません。完璧な人間はいない、理想なんてありえないとわかっているのですが、一生を共に過ごすと考えると、妥協できない、と思ってします。いままで付きあった方とも、同じように嫌な部分に目がいってしまいお別れしてきました。私が選りごのみをしているから結婚できないのでしょうか。それとも、本当に結婚したいと思える方に出会っていないだけなのでしょうか。■心屋塾上級認定講師・いかり屋圭子さんよりかなえさん、いわゆる“上から目線”ですね。でも、いいですよ。女性はそれくらいでないと! 結婚したら生活を共にしていくのですから、妥協しなくていいと思います。その代わり、かなえさんの“自分を見る目”を少し変えるだけで何かが変わると思いますのでお伝えしていきますね。かなえさんと同じような悩みを抱える方がカウンセリングに見えることがあります。そういう方は、お話していると楽しいですし、きっとお仕事も家事もそつなくこなせるでしょうし、容姿も秀でている方だったりします。ですので、傍から見たら「どうしてご結婚されないのだろう」と思われてしまうようです。よくよくお話を聞くと、周りにその方に見合う男性がいないようにも感じます。つまり、ご自身が「いるべき場所」「いるべき世界」にいないために、出会うはずの人に出会っていないように思いました。かなえさんは、お付きあいしても最後は嫌な部分に目がいってしまいお別れしてきたのですよね。たとえば、「金銭感覚のちがいや、目立ちたがりな性格など」というように。じつは、人に対して「嫌だな」と感じる部分というのは、自分に対して許可していない部分でもあるのです。つまり、かなえさんは「目立ってはいけない」というマイルールを持っているのだと思います。「調子に乗ってはいけない」や「分をわきまえないといけない」もあるかもしれません。また、金銭感覚というのはどちらの意味で書かれているかわかりませんが、自分より極端にみみっちい貧乏くさい方とはお付きあいしていて嫌でしょうし、自分の育った環境より極端にお金持ちすぎる方には引け目を感じてしまうのではないでしょうか。ここで勝手な推測をさせていただきます。かなえさんは、現在、ご自身よりも条件が良くて、尊敬できて、お金持ちで、容姿も良くて…というような方たちと出会える環境に身を置いていらっしゃいますでしょうか。そして、そのような男性とお付きあいできることになった場合に、よろこんで自分を推薦できますでしょうか。多分、ちがうのではないかなと思います。じつは、かなえさんご自身も何か強い劣等感を抱えていらっしゃるのではないかと感じました。劣等感というのは、人にいいたくない、恥ずかしい部分です。人は誰でも劣等感があるものです。強い劣等感があると、それを隠しますし、そのために人と心の深い部分でつながることが難しくなったり、本来の自分の魅力さえも無意識に隠してしまったりすることがあります。また、人との関係を優劣ではかってしまいますから、なかなかパートナーシップも築けないものなのです。かなえさんが、お付きあいしてきた方たちを上からジャッジしてしまうのは、じつはご自身を上からジャッジしていたということになります。自分にダメ出しが多いんですね。自分にダメ出しが多いと、劣等感を感じてしまう人たちとはお付きあいできませんよね。すると本来の自分には相応しくない人たちの中に身を置いて、グルグルしてしまうと思うんです。「目立ってはいけない」という言葉も辻褄が合いませんか。かなえさんが、ご自身の中の「できない部分」「ダメな部分」「目を背けたい部分」を開いて出したときに、じつはいまよりも魅力が出るのではないかと思います。弱くて寂しくて情けない部分ですね。すると、そこを守ってあげたいと思う男性が現われるのではないでしょうか。人の嫌な部分が目につくのは「強い自分」として生きてきた、選ぶ側の目線ですよね。今度は自分が弱い立場になり、選ばれる側になればいいのではないでしょうか。妥協とは逆に感じますが、本来の自分の魅力を発揮して、いるべき場所にいれば、きっと見合う方がかなえさんを探して選んでくれると思うのです。かなえさんがすることは、自分の劣等感、欠点も認め受けいれて、弱い恥ずかしい自分もさらけ出すこと。それがいるべき場所に行かせてくれる方法でもある気がしますよ。きっといままでしっかりとがんばってきたでしょうし、努力されてきた方なのだと思います。けれども、自分も完璧ではありませんよね。そして、つかれませんか。もうしっかりしなくていいし、ダメな女でいい。人を馬鹿にする女でもいいし、上から目線な女でもいい。人をジャッジしてしまうし、偉そうでもいいです。すてきに目立って叩かれてもいいじゃないですか。笑われてもいいじゃないですか。だって本当のかなえさんはもっと素晴らしいし、素晴らしい人と出会っていいのですから。そしてやはり、好きな人と結婚してくださいね。じつは、結婚したいかしたくないかはすぐに決められるものだそうです。悩んだということはきっとまだ出会っていなかったのです。きっとこれから出会います。応援していますね。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2016年02月16日人気の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。「職場の先輩から避けられている」という、さくらさん(36歳・広報)。心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんがアドバイスします。■さくらさんのお悩み私は会社に8年ほど勤めていますが、同じ部署の先輩(同性)に避けられています。年は10歳くらい上です。その先輩は、ほかの方には気さくに話しますし、仕事もできるので、周りの評判はいいと思います。私にも仕事中は普通に話しますが、仕事以外のことでは一切話しません。先輩も含めた部内で談笑しているときに、私が笑ったり何かいったりすると、急に真顔になります。また、廊下などですれちがったりすると、私からものすごい距離をとって逃げるように去っていきます。2人きりだと、朝あいさつをしても無視されます。(いっているのかもしれませんが、ものすごく小さな声で聞きとれません。ほかに人がいるときは、大きな声です)そんなにすごく仲がいいというわけではありませんでしたが、以前は仕事以外のことでも話していました。けれど、いつからかは覚えていませんが、2~3年くらい前からそんな感じです。これといって思い当たるようなこともないのですが…。最初は私が「避けられているのかも…嫌われているのかも…」という目で見ているから、そう見えるのだと思って気にしないようにしていました。しかし、はっきりとわかるような態度なので、どうやらそうでもなさそうなのです。友だちは「好きだから(憧れやうらやましさ)、気にしすぎて避けてるんじゃないの?」というのですが、どうしてもそうは思えません。気にしないようにしたり、「嫌われてもいい、避けられてもいい」と思っても、あからさまにそういう態度をとられると、ものすごく怒りが湧いてきて悲しくなります。勇気を出して面と向かって聞いてみたい気持ちもありますが、どのように切りだしたらいいのかもわかりません。その人のことで、たびたび振りまわされることに疲れました。思えば、私は幼いころから人にぞんざいに扱われたり、無視されたり、見くだされたり避けられたりすることが多々ありました。だけど、そうされても自分を守る術も知らず、されるがままでした。いままでの経験から「そう扱われても仕方ない」という思いこみもどこかにあるような気がします。アドバイスいただけたらとてもうれしいです。よろしくお願いします。■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりさくらさん、こんにちは心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。お悩み読ませていただきました。さくらさんが毎日出社されている会社で、同じ部署の先輩から嫌われて避けられている…。それはとても心苦しいですよね。しかも2~3年も前からそのような感じなのでしたら、毎朝ゆううつで、毎日気がかりなのではないでしょうか。「その人のことで、たびたび振りまわされることに疲れました」とさくらさんも書いておられますように、先輩と接するたびにその態度が気になって、疲れてしまいますよねぇ。そこで改めてこのお悩みを最初から客観的に読んでいただくと気づかれると思うのですが、ここに書いておられるのは、全部さくらさんの見当と想像で、その先輩ご本人には、直接何も確認しておられないのですよね?ということは、先輩は、もしかしたら、急に歯が痛くなって真顔になられたのかもしれないし、お仕事の考えごとをしていて急いで席を外されただけなのかもしれないのですよね。先輩ご本人に直接確認をしてみていない ということは、このようにいくつもの「かもしれない」という仮説をあらゆる方向から考えてみることができるのではないかなぁと私は思いました。そうして、「もしかして…もしかして…」の想像ばかりでは事態が進展しないうえ、気がかりなまま心痛が続いてしまいかねません。自分のなかで立てた仮説によって傷つくことを終わらせるためにも、また、さくらさんご自身が自分の気持ちを無視したりぞんざいに扱わずに、大切にしてあげるためにも、先輩に確認をしてはいかがかなと思いました。先輩もお仕事の話のときはさくらさんとお話ししてくださるようなので好都合ですよね。ここはちょっと勇気を出して、先輩に直接お尋ねして、自分のほんとうの気持ちをお話しされることをおすすめしますよ。さくらさんの相談のなかには「勇気を出して面と向かって聞いてみたい気持ちもありますが、どのように切りだしたらいいのかもわかりません」とありますので、「自分のほんとうの気持ちの伝え方」をアドバイスしておきますね。まず、自分の気持ちを打ち明ける。相手の現在の行動、そのことで感じている自分の感情を伝える。相手に望む行動と、それによって感じる自分の気持ちをいう。こんな順番でどうぞ伝えてみてください。たとえば、こんな感じです。小さなことを気にしてしまう私ですごく恥ずかしいのですが、少し前から気になっていることがあります。もしかしたら私のカンチガイかもしれないのですが、先輩が私を嫌って避けているような気がしていて とてもさみしく悲しく感じています。私はできれば先輩と打ちとけてお話しがしたいと思っているので、なにか誤解があるようでしたら、教えてもらえるとうれしいです。いかがでしょうか? ぜひ、さくらさんのほんとうの気持ちを打ちあけてみてくださいね。そして それを伝える際に、この魔法の言葉を、たくさん自分につぶやいてあげてくださいね。どうせ私は受け容れてもらえてる。どうせ私は大切にされている。どうせ私は愛されてる。さくらさんの心と気持ちが晴ればれとまた明るくなりますこと楽しみにしていますね。ご相談ありがとうございました。心屋ジェニーより。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2016年02月02日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「好きな人に連絡先を渡したのに音沙汰がなく自分を責めてしまう」というさとみさん(34歳・販売事務)に心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。■さとみさんのお悩み好きな人が異動してしまいました。別れ際に連絡先を渡したけれど、返信がありません。彼が近くにいるうちにどうしてもっと仲良くなろうと努力しなかったんだろう、とか、きちんと告白していれば…とか、来る日も来る日も後悔して自分を責めてしまいます。彼との進展を望むのは無理だったとして、私はどうすれば立ち直れますか? ■心屋塾上級認定講師・いかり屋圭子さんよりさとみさん、明けましておめでとうございます。いかり屋圭子です。好きな人に連絡先を渡したのですね。勇気出しましたね。素晴らしいです。そのときに、連絡先だけ書いたのでしょうか。それとも好意を伝えたのでしょうか。それにより、彼の反応も違うかもしれません。異動で忙しくて連絡できないのかもしれませんし、もしかしたら、彼女がいて、他の女性には連絡しないのかもしれません。いずれにしても彼の側の気持ちや、なぜ連絡をくれないのかは、彼にしかわかりません。勝手に、自分にとって悲しくなる方向に想像するのは簡単ですが、ここは客観的に考えてみませんか。もし、さとみさんが彼の立場なら、いきなり連絡先を渡されて、連絡できるでしょうか。私なら、突然だったらなかなか難しいような気もします。そして、人は毎日、案外忙しいものです。連絡しようと思っていても、できずに数日経過することなんてざらです。もしかしたら、連絡先を書いた紙を失くした可能性だって考えられます。不安な妄想はやめて、もう一度彼に連絡をとってみたらどうでしょう。異動と言うことなら、同じ会社にいらしたのだと思いますから、なんとか連絡先はわかりますよね。勇気を出して連絡先を渡したのですから、もう一度くらい勇気を出してみましょうよ。そして、それでも彼からの連絡がなかったり、期待した通りのお返事でない場合は、残念ですが縁がなかったと潔く諦めましょう。何故ならば、別れは出会いの始まりだからです。 「近くにいる間に仲良くしようとしなかった後悔」を次に活かすのです。どんどん実生活で人体実験しましょう。試してみましょう。人生は短く、男の人は星の数ほどいます。自分から声をかければいくらでもチャンスはありますし、まだ34歳のさとみさんなら可能性は無限です。もしかしたら、自分を責めたり、後悔するのはいまに始まったことではないかもしれませんね。さとみさんの生き方の癖なのかもしれません。反省したり、後悔する時間があれば、出会いを求めて行動したり、自分を磨きましょう。磨くというのは何かを足すことではなく、そぎ落とすこと。いまのままのさとみさんのままでいいので、余計なものをそぎ落としましょう。余計なものというのは「自分を責める心」「自分を嫌う心」「自分をダメと思う心」「どうせ私なんてと思う心」などです。別れや失恋は、次の素晴らしい出会いの始まりです。男の人は彼だけではありません。地球上に数限りなく男性はいるのです。そして、それは、過去を悔やんでいるときには見つからないです。悲しくても辛くても前を向いて歩き出したときに出会うのです。私もね、ずっと昔に振られた人と、十数年経過してから奇跡の再会をしたことがあります。神様っているんだなと感じています。もしかしたら、さとみさんもその方と、ずっとずっと先に再び出会うかもしれません。そのときにもっともっと素敵な自分でいたらいいと思いませんか。彼が、連絡しなくて惜しいことをしたと思うような女性でいたらいいと思いませんか。これからすることは数えきれないくらいあります。それは彼に対してではなく、自分に対してです。自分のためにお金も時間も使って、自分を慈しんでくださいね。そして、やはりもう一度連絡してみてください。勇気を出して。それがどんな結果であっても、神様は勇気を出した人を応援しているのです。平凡な答えしかできずに申し訳ありませんが、51歳の私が心から思うことを書きました。人生かけてステキな恋をしましょうね。一緒に! 応援しています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2016年01月05日メディアで話題の心理カウンセラー・心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「どうしたら人を好きになれますか?」という、えれなさん(20歳・派遣)へ、心屋塾上級認定講師の小林威之からアドバイスをいただきました。■えれなさんのお悩み好きな人ができません。周りの友だちには、好きな彼氏がいてとても幸せそうです。でも私には、そんな好きな人ができません。友だちの紹介でお付き合いしたことはありますが、それほど好きになれず、付き合い方がわからないのか、素直になれないのかよくわからないんですが、相手の嫌なところばかり見つけてしまい、うまくいきませんでした。別れた後に、好きだったのかすらよくわからなくなりました。けれど、恋人がほしいなと思っています。でも私には、恋愛なんて向いてないんではないかとも思います。人を好きになりたいです。どうしたら人を好きになれますか? ■心屋塾上級認定講師の小林威之さんよりえれなさん、こんにちは。心屋流心理カウンセラーの小林威之です。恋愛をしてみたいけれど好きな人ができず思うように楽しめないと、つい自分は恋愛には向いていないと考えがちになってしまいます。同年代の友だちが彼氏と楽しそうにデートしたりお茶したり旅行したり、そんなのを女子トークで自慢されたり、はたまたSNSなどで見たくもないのに見てしまったり、なんだか自分だけ周りから置いてかれている気がしてしまうと思います。そんなとき真面目な人はつい、寂しくないふり、大丈夫なふりをして笑顔で過ごそうとしてしまいます。こんなことで寂しいと思ってはいけない、辛いと思ってはいけないと自分自身を叱咤激励してしまいますが、ちょっとだけその寂しさや辛さを感じてみてほしいのです。ネガティブな感情は大切な自分へのメッセージです。なぜ寂しいと感じるか、辛いと感じるか原因を探す必要はありません。ちょっとだけそのネガティブな感情に浸ってみてください。意外ですがこれが素敵な恋愛をするコツだったりします。 素敵な恋愛をするのに大切なのは自分の心が感じるための言わば「センサー」がちゃんと働いているかどうかです。どうして人を好きになるか、それは好きになった人がそばにいてくれると自分が満たされるからです。ご飯をご馳走してもらったり、プレゼントをしてもらったりそういう満たされ方もありますが、会話をしていて楽しい、一緒にいて楽しいなどモノよりも心が通うことの方がより自分の心が満たされます。自分がどうしたら満たされるのか、そのセンサーが自分の感情と結びついています。ですので、いま自分がどんな気持ちでいるのか、どんな感情を感じているのか恋愛に限らず職場でも友人同士の集まりでも、ちょっとだけ意識してみてください。感情のセンサーが少しずつ研ぎ澄まされると、本当に自分に必要な人が誰だかわかるようになってきます。またえれなさんは以前相手の嫌なところばかり見つけてしまったとありますが、これはそんなに悪いことではありません。自分の好き嫌いをちゃんと感じられるのは感情のセンサーがちゃんと働いている証拠でもあります。彼氏でも友人でも職場の人でも嫌な部分をつい見つけてしまうことがあります。それはじつは自分らしく生きるための大切なメッセージだったりします。他人の嫌な部分は自分らしく生きるためのヒントが隠されています。ですので、嫌だなと思ったら、もちろん逃げてもいいですが、どうしてそんなことをするか相手に聞いてみたり、ちょっと自分で考えてみたりすると意外な答えが見つかったりします。恋愛は自分を大切にしたい、相手を大切にしたいという気持ちがあれば誰でも幸せになれます。恋愛に向いていない人はいません。恋愛と向き合うのを諦めなければ大丈夫です。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年12月08日人気の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。「娘が大学を辞めたいと言っている」という、さとみんさん(46歳・看護師)。心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんがアドバイスします。■さとみんさんのお悩み娘が大学を辞めたいと言っています。私は娘が生まれてすぐ、実家に戻り、離婚しました。私の両親、妹など身内で大切に育てました。間違いなく育てるために、私立中学にも入れました。私の勧めもあり、看護学部にも入リました。3年生にはなれず、留年しました(辞めると言いましたが説得で)。3年生になれましたが、実習後の面談で心を折られ、うつと診断されました。もともと気分障害がある子だと。そして休学。メンタルクリニックに通い、今後のことは考えないようにしているのだと。でも、もう嫌みたい。私の価値観で育ててきた罰。悔しい悲しい裏切られた…そんな感情さえある私。カチカチの固定観念の塊。娘にとっての幸せを祈っているのに、諦めきれない。■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりさとみんさん こんにちは心理カウンセラー心屋ジェニーです。娘さんが大学を辞めたいと言われたのですねぇ。そしてそれからの現在のご様子を読ませていただきました。娘さんもですが、ママのさとみんさんも子育てほんとによくがんばりましたねぇ。ふたりともがんばりすぎて、ちょっと疲れちゃったのかもしれませんねぇ…若いママで離婚もしちゃったけど、娘さんが幸せになるようにがんばってこられたでしょうに娘さんのしんどさも、そして、さとみんさんの母親としてのショックも大きかったことでしょうねぇ…シングルで必死に働きながら育てたうちの子も学生の頃メンタルクリニックに通っていた時期がありましたので同じ母親としてさとみんさんのお気持ちがとてもわかるような気がしました。しんどかったですねぇ… 私の場合、子どもたちを授かってとてもとても嬉しくて、そして、その愛しい子どもたちの幸せを願って子育てをしていたつもりでしたが、シングルになってしまい負い目もあり私はますます厳しくなってたくさんの我慢をさせて、たくさんの無理をさせていました。そうして、心と身体が疲れちゃったうちの子と向き合うことになり、当時は どうしていいのかわからないばっかりでしたが、いま振り返ると、私は親を喜ばせてあげたかった、親の期待に応えたかったのだろうなぁと思います。「何をやってもうまくいかない劣等感だらけの私」が母親になり、親の基準で親の目と評価を気にしながら子育てをして、そして、できない自分を責め続け、弱音を吐き出すこともわからない自分になってしまっていましたが、さとみんさんは いかがだったでしょうか? 自分の弱みや弱音を打ち明けることができますか? そうして、幼い頃のさとみんさんはどんな子どもだったでしょうか? 子育ては、子どもを通して「子どもの頃の自分」に向かい合う作業になると思うのですが、娘さんのご様子を伺っていると「弱くてもいいんだよ」「ちゃんとできなくてもいいんだよ」「休んでもいいんだよ」「助けてもらってもいいんだよ」と、幼い頃のさとみんさんに見せてくれてるのではないかなぁと私は感じていますが、心当たりはありますか? そして、娘さんが大学を辞めたいと言われているとのこと。子どもの言葉には、それを見ている親の心の中にある本心を言い表してくれることが多くあるのですが、さとみんさんは、看護師を辞めたいと思われていたりしませんか? ひょっとして職場にもう行きたくない。と思われていませんか? いかがでしょうか? そうして、ご相談内容にあるように悔しい悲しい気持ちも感じられてあり、裏切られたような気がするのですねぇ…これはもしかしたら、子どもをちゃんと育てることができない自分がさとみんさんのご両親を(特にお母さんを)悲しませてしまった、喜ばせられなかった、裏切ってしまった、とさとみんさんがご自身が自分を責めているように感じますが、いかがでしょうか? それでは、自分を責めているカチカチの固定観念を壊す魔法の言葉を書いておきますので、どうぞ呟いてみてくださいね。・ダメな親だと思われてもいい。・まともな子育てができない親だと思われてもいい。・親を悲しませてもいい。・親の期待に応えなくてもいい。・子どもがかわいそうでもいい。・子どもを見捨ててもいい。・親を見捨ててもいい。・辞めてもいい。・弱くてもいい。・もう自分を責めなくてもい。・ちゃんとできなくてもいい。・甘えてもいい。・弱みを見せてもいい。・弱音を吐いてもいい。・助けてもらってもいい。どうせ私の子だから助けてもらえるし。どうせ助けてもらえるし。さとみんさん 私はいまだにたくさん厳しくてしくじることも多いけれど、できなくても、弱くても、ダメでも ほんとに助けてもらえますよ。自分の周りも世の中もほんとにやさしいのですよ。さとみんさんご自身がどうぞ体感されますように、そして肩の力をゆるめて楽に穏やかに笑って生きられますこと楽しみにしています。ご相談ありがとうございました。心屋ジェニーより。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年11月10日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「結婚できない劣等感とずっと一緒に生きていかないといけないでしょうか」というMiさん(31歳・自営業)に心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。■Miさんのお悩み今年32歳になります。大人になってから、真剣で長い恋愛を2回しましたが結婚までいたりませんでした。今も彼氏はいますが、また結婚できないんだろうなと思ってしまいます。家族・友人との関係も円満ですし、仕事も順調、精神的にも物質的にも満たされて生活できています。しかし、私は結婚していませんし、子供もいません。女性として選ばれなかった、生物として淘汰されたんだなと思って、ふとした瞬間に生きていることが虚しくなります。毎日毎日楽しんでいればいつかは諦めて虚しさを感じることがなくなりますか。あるいは、心の持ちようをすっかり変えることができるようになりますか。■心屋塾上級認定講師・いかり屋圭子さんよりMiさん、こんにちは、いかり屋圭子です。「結婚できない」と思っていらしてその劣等感に苦しんでいらっしゃるのですね。この質問だけではわからないのですが「女性として選ばれない私」という自分に対するイメージは、もしかしたら、もう昔からお持ちなのではないでしょうか。何か思い当たることはありますか。私が不思議に思ったのは、今、彼がいるのに「また結婚できないんだろうな」とMiさんが思っていることです。まさにこの思いが、結婚を遠ざけていると思うのですが、どうしてそう思いますか? 2度あることは3度あるからでしょうか。いえいえ、Miさんが真剣で長い恋愛をしたけれど結婚に至らなかったのは「たまたま」ですよ。 そして、「もう32歳だから」でしょうか。もしそう思っていらっしゃるとしたら、笑い飛ばしましょう。「もう32歳」ではなくて「まだ32歳」です。まだまだスタートラインに立ったばかりです。辛くて悲しくて落ち込んでいる時は視野が狭くなりますが、客観的な立場から申しますとそうなのです。Miさんはまだまだ結婚できる可能性に満ち溢れているし、遅くないのです。むしろ、結婚に近づいていると申し上げたいくらいです。結婚は、たぶん「結婚したい」と思っている人がしますよね。Miさんは結婚したい、けれど「できなかった」と思いこんでおられます。「できなかった」と決めてしまうには早すぎるのです。若すぎるのです。なので「できなかった」と言う過去形の言葉で決めつけてしまうのはやめましょう。自分のことを「結婚できない人」という前提で扱ってしまっていますよ。「結婚できない人」と決定事項にしてしまうなら、それは暗い気持ちになるでしょうし、結婚できなかった自分はどうするのか、どんな気持ちになるのかということを考えてしまいますよね。けれど、「私は結婚する人なのだ」と前提を変えてしまったらどうでしょう。もしかしたら、今お付き合いしてる方と順調にするかもしれないし、その後に知り合う方とするかもしれません。誰とするのかはわかりませんが、可能性はいつでも「ある」のです。「可能性がない」と「今」決めてしまっているのは、実はMiさんご自身です。「結婚できなかった」と過去形で言い切ってしまえば、自ら未来の可能性を0パーセントにしているのと同じです。結婚できなかった自分が、女性として選ばれず、生物として淘汰されるのだというネガティブなイメージをし続けるのではなく、「結婚した自分ならどうしてるだろう」と「ワクワクすること」をイメージして考えてみてください。そして、不思議なことに「逆」なのですが、「ワクワクすること」をしていると、結婚が近づく気がします。「毎日毎日楽しんでいればいつかは諦めて虚しさを感じることがなくなりますか」と書いていらっしゃいますが、逆ですよ。毎日毎日楽しんでいれば、結婚を諦めるどころか結婚が近づいてくると思います。そんなにしたい結婚を、簡単に諦めるのではなくて「結婚したいのだ」という自分の気持ちに正直になってください。2回真剣に付き合ったけれども結婚に至らなかった、悲しくて惨めな気持ち。そこで「結婚できるはずがない」と自分を卑下したり拗ねるのではなく「やっぱり私は結婚したいのだ」ともう一度素直に前を向いて欲しいのです。「結婚したい」と思う気持ちはとても素敵です。 「心の持ちようをすっかり変えることができるようになりますか」については、答えはイエスです。「結婚なんて簡単」と思っていてください。今のMiさんの頭の中には「結婚は難しい」「私は結婚できなかった人」「私は選ばれなかった女性」という言葉が呪いのように占めているのではないかと思いますが、この言葉を「結婚なんて簡単さ♪」「どうせ私は結婚する人だし♪」「どうせ私は選ばれる女性だし♪」という言葉に変えてくださいね。最後に音符マークをつけるくらい明るく、そして笑い飛ばすような気持ちで顎をあげて呟いてください。もし私がMiさんにお会いしたら「絶対に結婚できます」と笑いとばしてあげたいくらいです。それほど「言葉の力」というのは強いのです。自分が自分にかける言葉の力は一番強いのです。どうぞ、自分で自分の未来をネガティブに決めてしまわないでください。Miさんは自分が望めば結婚できるし、選ばれます。それは自分で「先に決めること」です。すぐには信じられなくても勇気を出してまず決めてくださいね。「結婚する私」「選ばれる私」は「諦め方」を考えることはありません。「結婚する私」はきっと自分が楽しくて、笑えて、好きなことをするのではないかしら。そして、結婚してもしなくても人生は素晴らしいです。独身でも既婚でも人の価値に変わりはありません。Miさんも私の年齢になればきっとわかります。結婚しようね。かげながら応援しています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年10月13日人気の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。「ヒステリックな母親に疲れ果てた」という、あにゃさん(26歳・会社員)。心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんがアドバイスします。■あにゃさんのお悩み実の母親との関係に疲れ果てました。母は昔からヒステリックで、子供のころはよく叩かれたり、家から閉め出されていました。気に入らないことがあると、テーブルを投げたり、壁を殴って穴を開けたり、もう死にますと言って家を裸足で飛び出すことも多々あり、探さなければ「死んだ方が嬉しいんでしょ!」とさらに切れます。 何事も思い通りにならないと、家の中で大暴れし、私たち家族(父、私、妹)は必死に落ち着かせようとしますが、何を言っても全て被害妄想して受け取られ、余計暴れるので、困り果てています。そしてこの度私の結婚が決まり、とても喜んでくれたのですが、「私のときは全て親に決められて好きなように結婚式ができなかったから、あなたは自分のしたいようにしなさい」と言いながら、招待客に口出しし、母の同級生を14人も呼ぼうとするのです。そのため私が本当に呼びたい人は諦めなくてはいけなくなります。母も楽しみにしているし、最後の親孝行と思って、母の同級生を招待しようと思いましたが、一生に一度、どうして記憶にも残っていない人を呼んで、私の大切な人を呼べないのだろうと悲しくなり、人数の関係で全員は呼べないかもしれない、どうにかならないか、と相談すると、「だったら私は遠慮します」「援助はしません」「二人のお好きなように」といった内容から始まり、「あんたみたいな人が子育てに失敗するんだよ!」「2度と帰ってくるな」「赤ちゃんが産まれても抱っこしない」などなど、20通近くのLINEが10分おきに送られてきました。私は用事があり、ケータイを見ることができなかったので、溜まりに溜まったメールの山にうんざりしてしまいました。こうやってヒステリーを起こした後、「ごめんね、昨日は言い過ぎた」と言われますが、そんな母にうんざりです。親子だから何を言ってもいいと思って、好き勝手に喚き、人が傷つくことを分かっていません。「今薬を大量に飲んだので、もう終わりです」というようなメールがきたときには、不謹慎ですがほっとしてしまいました。絶縁したいです。でも結婚を控えていて、絶縁したら相手のご両親にどう思われるか、破談になるのではないかと思うとどうしたらいいか分かりません。もう疲れ果てました。助けてください。 ■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりあにゃさんこんにちは 心理カウンセラー心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。ヒステリーなお母さんとの幼い頃からの親子関係あにゃさんほんとによく頑張って来られましたねぇ。そして、もうとても疲れられたご様子ですね。じつはうちの母親も以前 あにゃさんのお母さんと同じような言動行動を繰り返していた時期がありましたので、あにゃさんのご相談を読ませていただいてとても感じるものがありました。ああ…そういえばうちの母もそういう頃があったなぁ…と思い出したりしていました。そうして、そのような状態だった母と私は、現在は、とても穏やかで良好な親子関係が築けるようになりました。私があんなに怯えていた昔の母との関係からすれば、奇跡のような時間を過ごすことができるようになりました。私自身、母を喜ばせられない自分を責め、母の言葉や行動に異常に怯えて自分の気持ちや感情を抑えて生きてきてしまったのですが、それでも、心屋の考え方を知って気づかされ、そうして今の私があるように、あにゃさんの親子関係も改善するといいなぁと思いますので、どうぞ実際にやってみてくださいね。それではまず…、一見、今の目の前のお母さんが次々と嫌がらせをしているようなのですが、実は、自分の心の奥底で 自分が何を極端に嫌い、何を怖がっているのかということに気づかせてくれるのが『目の前の問題』なのだということ、心の奥底の『思い』が先で、その後に目の前の『出来事』が起こってくるということを知っていてほしいなぁと思います。この心の仕組みがわかると、「自分自身が極端に嫌い恐れていること」に自分が気づいて向き合うことで、問題は目の前から消えていくのです。あにゃさんの場合は、お母さんを喜ばせられない私は、「援助をしてもらえる価値がない」「どうせ子育てに失敗する」「縁談もうまくいかない」「受け入れてもらえるはずがない」「あんなお母さんみたいになってはいけない」「嫁ぎ先に迷惑をかけて恨まれる」などのような怖さがあるように私は感じましたが、いかがでしょうか? それでは、その怖さをひとつひとつ言葉で壊していきますね。次にある言葉を 声に出して読んでみてくださいね。 それでは どうぞ・援助してもらわなくてもいい・破談になってもいい・結婚できなくてもいい・嫁ぎ先に迷惑かけてもいい・子育てに失敗してもいい・感情的になってもいい・お母さんを怒らせてもいい・お母さんに嫌われてもいい・お母さんを嫌ってもいい・お母さんをがっかりさせてもいい・もうお母さんを見捨ててもいい・もうお母さんを見殺しにしてもいい・もう家族を守らなくてもいい・もう自分を大切にしてもいい・もう自分が一番しあわせになってもいい・あんなお母さんみたいになってもいい・私はお母さんそっくりでもいい・受け入れられてもいい・受け入れられなくてもいい・何もできなくても私はすばらしい・迷惑かけてもどうせ私は愛されてるし・どうせ私は愛されてるし・どうせ私は大切に扱われる人魔法の言葉を実際に言ってみて、いかがでしたか? 言葉に詰まったり、涙が出たりと身体が何か反応するかもしれません。自分の言いにくい言葉が笑って言えるようになると問題は終わっていきますよ。あにゃさん、私は自分の人生を取り戻し、もう幸せになりたいと決意しました。ごまかし続けてきた自分の感じていることや気持ちを大切にするためにも、あんなに恐ろしかった母に本気で怒り文句を言いましたし、今まで遠慮して我慢して閉じ込めてきた自分の意見も主張しましたよ。自分が自分を大切にする、自分が変われば周りも自然と変わりますよ。あにゃさんもどうぞご自分の存在、ご自分の感情や気持ちを優先してどうぞ大切に扱ってあげてくださいね。そしてもう、ご自分が一番幸せになってもいいということをどうか許してあげてくださいね。あにゃさんが穏やかに笑顔で過ごされる日々をとっても楽しみにしています。ご結婚おめでとうございます。ご相談ありがとうございました。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年09月29日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「愛で結ばれていない両親が許せない」というまなおさん(34歳)からのご相談に心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。■まなおさんのお悩みどうしても両親が純粋な愛情で結ばれておらず、お見合い結婚でお金と世間体で結ばれていることが、許せません。■心屋塾上級認定講師・いかり屋圭子さんよりまなおさん、こんにちは。いかり屋圭子です。ご両親が純粋な愛情で結ばれていないことが許せないのですね。まなおさんからは、そう見えるということでしょうか。はたして、純粋な愛情とは、どんな愛情なのでしょうか。私も若い頃は、結婚というのは愛し合っている二人が恋愛の延長でするものだと思いこんでおりましたが、どうやらそういうご夫婦だけではないらしいですよ。そして、結婚当初の愛情が薄れていっても別れないご夫婦が多いらしいことに気がつきました。結婚とは恋愛の延長というだけではなく、生活していくための形態であったり、生きていくためのチームであったりと、夫婦の数だけ関係性がありますし、当人たち以外にはうかがい知れない感情や、事情でつながっているものだと思います。そう、「夫婦のこと」は他人にはうかがい知れないのです。たとえ子供であってもです。 まなおさんのご両親の実際の関係は、お父様、お母様にしかわかりません。また、言葉で表現されることがあったとしても、その言葉と、お二人にしかわからないものの間にはきっと乖離があるのではないかと思います。夫婦がどうあるべきかはそのご夫婦自体が考えることで、それ以外の人間がとやかくいうことではない気がします。そんなに仲が良さそうに見えなくても実は家族としての愛情でつながっているご夫婦というのも多そうです。夫婦の関係性というのは本当に他人からはわからないのです。まなおさんが何故許せないのかはわかりませんが、34歳という年齢を考えても、この件は親と自分は別の人間であり、価値観が違っていいということを理解するための出来事でもあるように思います。人に対して「こうするべき、ああするべき」という自分のルール(法律)を守らせようとすると、自分が苦しくなるばかりです。人は自分の思い通りにはなりませんし、自分のルールは自分だけのものです。まなおさんには是非下記の言葉をつぶやいていていただきたいです。「お金のために結婚してもいい」「世間体を気にしてもいい」「よこしまでもいい」たぶん、ご両親に対して別の視点から見えるものが出てくるのではないかと思います。純粋な愛情がないと思っていたけれど、実はあるかもしれません。お金が愛情の形だったり、世間体を気にすることが家族を守ることであったりするかもしれません。今は許せないかもしれませんが、気持ちは必ず変わる時がきます。それはもしかしたらご両親がいなくなった後かもしれませんが、その時にわかることがあるのかもしれません。夫婦とはそれくらい、他人にはわからないものと思っていてくださいね。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年09月01日人気の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。「仕事が長続きしない」という、さっちゃんさん(23歳・無職)。心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。■さっちゃんさんのお悩み仕事が長続きしません。主に人間関係でつらくなって辞めてしまいます。人に馴染めず不器用で作業も接客もうまくいかず、いつも壁を作って逃げてしまいます。就職するのが怖いです。■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりさっちゃんさんへ。こんにちは、心理カウンセラー心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。ああ…会社の人間関係ですよねぇ…。さっちゃんさんのご相談を読ませていただいて、私も人間関係が下手で会社の人たちに馴染めず、うまく付き合えずにひとりぼっちで行き詰まってしまい、会社の人たちに怯えて会社が怖くなり、仕事が長続きしなくて、履歴書は1枚では足らないほど離職と転職を繰り返してきた経験をしています。1日のほとんどを過ごす会社での人付き合いが苦痛で楽しくないって嫌ですよねぇ。そして、再就職を考えても、また以前の会社のような人間関係を繰り返すのではないかと想像するだけで就職するのが怖くなってしまいますよねぇ。実は、さっちゃんさんのような会社の人間関係がつらい方のご相談はとても多いので、何かお力になれればと思い、今回選ばせていただきました。ひとつひとつお伝えしていきますので、よかったらどうぞご参考にされてくださいね。さっちゃんさんのお悩みを読ませていただいて、私が感じたことは、「私は会社の人たちに受け入れられていない」「私は嫌われている」と、どこかでそう思い込んで決めてしまわれたのではないかなぁ…と感じましたが、いかがでしょうか? 私もそうだったのですが、「私は受け入れられていない」と思い込んでいると、会社の人たちが雑談で談笑していても自分のことを笑われているような気がして、自分で勝手にバカにされたようなミジメな気持ちになって、どんどん「ああ…やっぱり私は嫌われているんだなぁ、ああ…やっぱり私は受け入れてもらえないんだなぁ」と。落ち込んで、さらにそれを強く思い込み、いつの間にか自分の心に壁を作ってますます除け者になっていき、会社に行くのも会社の人たちと話すのも、とても怖くなってしまいました。そうなってしまうと会社でひとりぼっち感に包まれてしまい、孤独でとてもさみしくてつらいのですよねぇ。そこで、さっちゃんさんに気づいていただきたいのは、「どうせ、私は受け入れられていない」と思い込んでいると、意識がそちらに向いているので、「やっぱり私は受け入れられていない、の証拠」ばかりをついつい見つけて集めてしまいがちなのだということ。そんな風に心が偏って(片寄って)しまうと、「私は受け入れられている」こともあり、「私は受け入れられている、の証拠」も目の前にいくつやって来たとしても、まったく見えて来ないし聴こえてこないのです。ですが、どんなに心が偏ってカンチガイをして落ち込んだとしても、私たちは最初から受け入れられているのです。なので、「私は受け入れられていない」という思い込みをひっくり返して「私は受け入れられてもいい」「私も受け入れられてもいい」そして「私は受け入れられている。ということにする」ということ、「私は受け入れられている人である」ということを、もう思い込んでほしいと思います。そして、私は受け入れられている人であるのだから、会社の人たちに妙に怯えたり身構えたり壁を作ったりしなくてもいい、媚を売ったり異常な気を使わなくていい、ということ。そうして、自分と関わる人たちに助けてもらえたり手伝ってもらえる、ということを、もう受け取ってほしいと思います。仕事の人間関係がとても苦痛だった私も、これを自分にひとつひとつやっていきました。そして今では、ずいぶん楽な人付き合いができるようになりましたよ。まだまだ時たま失敗したり、以前のクセが出て来ちゃったりもしているのですが(笑)。「私は受け入れられている。ということにする」にして、さっちゃんさんが楽しく働けますように、私もお祈りしています。ご相談ありがとうございました。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年08月18日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「別れることは問題放棄すること?」というMariaさん(37歳・専門職)からのご相談に心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。Mariaさんのお悩み彼がお金に困っているのでデート代や食費、旅行代を立て替えたり、お金を貸したりしています。彼には返済する気があるようで時折少額を返してくれますが、お金が足りなくなったら私に借りればいいと思っていることが最近わかりました。 別れたいと思うのですが、別れると自分が困難を乗り越えられないんじゃないかとか、今後新しいパートナーができても問題を解決する力がないんじゃないか、と考えてしまいます。別れるという選択をしたら、問題を乗り越えられない人間になるのでしょうか?心屋塾上級認定講師・いかり屋圭子さんよりMariaさんは「別れたいと思う」と書いていらっしゃいますね。けれど、その彼と別れる自分は「問題解決できない自分」のような気がしてしまうのでしょうか。いえいえ、勇気を出して決断して別れることがこの場合は「問題解決」なのだと思いますよ。しかも彼への気持ちは「別れたい」のですよね。もし「別れたくない」のでしたら、別れない方向での別のアドバイスになるのですが。Mariaさんは、その彼を使って「問題解決できない自分」そして「大切にされない自分」という、どこかで思いこんでしまったセルフイメージを何度も感じたいのかもしれません。Mariaさんは過去に、何かの問題を解決できないままだったとか、逃げてしまったなどの記憶はありますか。人間ですから、解決できないことや、曖昧なまま終わってしまったことや、避けてしまった、逃げてしまった出来事などもあるかもしれません。けれども、どんな選択をしても、Mariaさんにとってはそれが最善の選択だったと思いますし、その出来事によって経験されたことが、必要だったのだと思います。そして、今の彼との「お金の貸し借り」を経験することになりましたよね。彼とのお付き合いで「どんな自分」を感じたのでしょうか。彼と付き合って、お金を貸して少額しか返してもらえない自分は「どんな自分」ですか。大切にされてると思いますか。幸せを感じていますか。もしそうでないとしたら、もうそんな自分をやめてもいいと思います。彼と別れてもきっと大丈夫です。「お金が足りなくなったら借りればいい」と思われる彼女をやめることが十分問題解決です。そして別れてその彼にお金を貸さないこと、全額返してもらうことが、彼にとっても必要な経験なのかもしれないです。人って不思議ですよね。目の前の人やお金を使って「自分が自分をどんな人間だと思っているのか」を何度でも見たいのです。確認したいのです。Mariaさんはもう「問題解決ができる人、大切にされる人」として生きて行ってくださいね。実は今までもそうだったのですから。そして、これから出会うはずの新しい彼との間に、何か問題が出てきたとしても、それはその時に考えればいいこと。まだ起こっていない不安を先に感じて、あらぬ妄想をして足を止めなくてもいいですよ。これからどんな素敵な人たちに出会うかわかりません。心配するよりもワクワクしていたほうが素敵な出会いがあるはずです。Mariaさんに贈る魔法の言葉は「どうせ私は自分の問題を解決できるし。っていうかしてきたし」「どうせ私は大切にされる人だし」です。たくさん呟いていてください。次の彼とのデートには是非お財布を忘れて出かけることをオススメします。これから幸せな恋愛をなさってください。きっと大丈夫です。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年07月21日人気の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。「彼氏ができる気がしない」という、あやかさん(22歳・看護師)。心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。あやかさんのお悩み人見知りがあり、出会いもなく一度も彼氏いたことなく周りの男の人にはいい人。「幸せになってほしい」とか言われる始末で恋愛の対象にならないし、初めての人だと全然話せないんで、こんなんじゃ彼氏とか結婚とかもできない気がするので一生一人かなと不安に思います。男の人からは、好きとは言われるけれど友達としての好きだから、恋愛対象として見られてないというか…女の人として見られてないのが悲しいなと…。心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりあやかさん はじめまして 心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。あやかさんも人見知りさんなのですね。そうですよねぇ、恋愛や結婚ができなくて一生一人かなと思ってしまうと、なんだか楽しくなさそうですもんねぇ。私もすごい人見知りさんで初めての人にはうまく話せなくて、出会いも恋愛経験もとても少ないのですよ。なので、今回のあやかさんのご相談を担当させていただきたいなぁと思いました。そして、そんな私は22歳の時に女友達のお誕生会に誘われて珍しく出かけて行き、そこでひょっこり出会って、ひょっこり結婚しました。人見知りさんでも結婚できちゃうんですよね。自分でもびっくりしちゃいました(笑)人見知りは結婚できない、出会いはない、と決めつけてしまうと『ない』のほうばかりが見えてしまって、人見知りも結婚できる、出会いも少しはある、の『ある』のほうがまったく見えなくなってしまうのですよね。あやかさんは周りの男の人に『いい人』と言われるのですね。いい人ってどんな人なのかなぁと考えていたら、私も自分の気持ちを抑えて『役に立つ人』『面倒見のいい人』『お世話を焼く人』『悩みの相談に乗る人』と、そうやって『他人にとっての都合のいい人』ばかりをやっていたことを思い出してしまいました。役に立ちたくて『助けてあげる人』を一生懸命やっていましたが、もしこれをやっているのでしたら、自分で気づいて、もうやめてしまいましょうね。そして、自分の本当の気持ちに気づいてあげてほしいなぁと感じました。人見知りさんって、とても恥ずかしがり屋さんでシャイだから、もしかしたら自分の思いや気持ちを伝えるのがとても億劫で苦手なのかもですよね。そしてついつい弱みや欠点・弱点を隠してカッコつけちゃう、その気がないフリをしちゃうのかもしれないですよね。そこで、あやかさんにやってもらいたいことは、自分の本当の気持ちを知るということ。『私は◯◯が好き』『私は◯◯が嫌い』『私は◯◯が嫌だ』『私は◯◯が嬉しい』という感じで、まずは自分の気持ちを言葉にして身体から出してあげてほしいと思います。そうして自分が本当は何をどう思っているのか、何をどうしたいのか。そして、あやかさんのステキなところはどこですか? 弱みはなんですか? 欠点はどんなとこですか? 何がバレることが怖いですか? そんな自分の長所や短所、弱みや欠点を含めての『自分』を知って、自分をさらけ出して打ち明けてほしいなぁと思いました。ご相談を読ませていただいて私が感じた、あやかさんにつぶやいてほしい魔法の言葉は、・人見知りでもいい・一生一人でもいい・一生一人で不安になってもいい・いい人をもうやめてもいい・いい人をもうやらなくていい・ずうずうしい人でいい・恋してもいい・好きになってもいい・頼ってもいい・もう頑張らなくていい・もう我慢しなくてもいい・男の人に好きって言ってもいい・あなたのここに好意を持っています。と伝えてもいい・自分の気持ちを打ち明けてもいい・自分の気持ちを最優先にしてもいいです。どうぞつぶやいてみてくださいね。今日は七夕ですね。あやかさんの願いがどうか叶いますように。そしてどうぞ肩の力が抜けた自然体の自分でステキな恋にめぐり逢われますこと私もとっても楽しみにしています。ご相談ありがとうございました。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年07月07日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「頼りない彼と結婚を考えられません」というみちさん(30歳・看護師))からのご相談に心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。■みちさんのお悩み彼が頼りないひとで結婚を考えられません。年齢のことも考えるとあまり時間もなくて別れるかどうか悩みます。いい人で優しい人だけど頼りないし、私はあまり性交渉が好きじゃないのに求められ断るのも辛くなってきました。嫌いじゃないけど好きかと聞かれても正直わからなくて踏み出せません。私はバツイチ子供なしなんですが、元旦那といるときには悩まなかった内容で困ってます。またなんでも元旦那と比べてしまうのも嫌な自分がいます。よいアドバイスがあれば聞かせてください。■心屋塾上級認定講師・いかり屋圭子さんよりみちさん、こんにちは。いかり屋圭子です。一言アドバイスするとしたら「彼に失礼だから別れたらいかがでしょうか」でした。失礼しました。この言葉を聞いて、みちさんはどう感じますか。 少し感じてみてくださいね。「いや、まだ別れたくないわ」もしくは「そうか、やっぱり別れたほうがいいか」のどちらでしたか。みちさんは、結婚に何を求めていらっしゃいますか。今の彼よりも頼りがいがあり、セックスを求めない方が現れたらその方に乗り換えますか。もしくは今の彼と同じだけれども高収入や、さらに条件がいい方が現れたらどうしますか。結婚に対して、人それぞれ求めるものや、イメージが違うと思いますので一概には言えませんが、結婚する前からセックスを断りたくて、そしてそれが辛いということですが、結婚したら更に、断ることに罪悪感を感じるのではないかと思います。彼のことを日々、「頼りない」と思い心の中で責めて、一方セックスについては罪悪感を感じる。そんな結婚生活になるかもしれません。どうでしょう? みちさんは、今の彼と別れないまま、ほかにもっといい人が現れたら、今の彼と別れて新しい人のところに行きたいのではないかと感じてしまいました。けれど、新しい出会いというものは「彼がいない状態」の時に来るものだと思います。世界は広いし、男性は多いし、みちさんはまだ若いです。みちさんは、きっと「損をしたくない」方なのかもしれませんね。みちさんの心の中にはまだ「元夫」の居場所があるのかもしれません。ある方の言葉によると、誰かと結婚したいかしたくないかは、本当は瞬時に判断できるものらしいですよ。人間も動物ですからね。直感が働くそうです。たぶん今のまま彼と付き合っていたら、遅かれ早かれ彼の方から別れたいと申し出るのではないかと思います。だから、みちさんは自分の気持ちがはっきりするまでしばらくウダウダとしていればよろしいかと思います。今回は辛口の回答になりました。そして、この回答を読まれて、みちさんがどう感じるかで決まるのではないかと思います。本当はみちさんの中ではもう答えは出ているのだと思います。考えてみてくださいね。そして「損してもいい」という言葉をつぶやいてみてください。損してもいい自分は何を選択するのか。損得ではなく、自分の心は本当は何を求めているのか。自分に聞いてみてください。答えは自分だけが知っていますよ。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年06月09日人気の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。「嫌いなはずの母親と同じ行動を…」という、ハルさん。心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。■ハルさんのお悩み娘たちから子離れしたいのです。夫、今年26歳になる会社員の娘、21歳大学生の娘、実両親の6人家族です。 母はいわゆる毒母で、ずっと支配、干渉されて暮してきました。その不都合に気づいてからは母に対する怒りでいっぱいです。しかし、私も娘たちのことが気になって仕方ないのです。口出しをするまい…とは常に意識しているつもりですが、娘たちの様子が心配でたまらないのです。成人した彼女たちを信頼する、見守る…って並大抵の努力ではないですね。世の中の母親はどのようにして乗り越えていらっしゃるのでしょうか。娘の職場、大学とも近場なので、私の方から一人暮らしをすすめるわけにはいかないので、その他のアドバイスがあればよろしくお願いします。■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりハルさん、こんにちは。心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。そうですよねぇ…。お母様に干渉されて支配されて苦しんで来られた経験を持たれてあるからこそ、娘さんたちを苦しめずに子離れしたいですよねぇ。ハルさんにお尋ねなのですが、成人したお子さまたちを安心して見守ることができず、常に見張っておられるのは 何かが怖いからではないかなとお見受けいたしますが、母親のハルさんが娘さんたちを放っておいたら、どうなりそうで怖いですか? 誰に怒られそうですか? 誰を悲しませそうですか? 誰に恥をかかせそうですか? 実は、私にも24歳の社会人と22歳の大学生の二人の娘がいます。私も、もうほんとに子供たちには自由にしてあげたいと願いつつ、願いつつ、願いつつ…あれやこれやとついつい口出ししてしまっていました。そして私の母も、私に対して服装から行動・言動に生活態度、学歴や仕事に至るまで いちいち支配的に価値観を押し付けては、逐一口を出してくる人でした。それは正しくないからああしなさい、あなたは間違っているからこうしなさいと、今 思い出しても辟易します。そしてそんな母親そっくりな自分に気づくとげんなりと嫌気がさしてしまいますね。そんな私のように、子供を信頼して安心して見守ることができず、常に見張っている人は、頭の中に支配的で干渉しているお母さんが住んでいて、子育てにもいまだに いちいち口出しをされているのです。そしてお母さんに恥をかかせないように、お母さんの自慢の娘になれるように、お母さんに認めてもらえるようにと、子供たちを監視続けて口出し続けてしまいます。そんな自分の子供を信頼して安心して見守りたい方に効果的なつぶやきの言葉は…お母さんそっくりでもいいお母さんのようになってもいいお母さんみたいに干渉してもいいお母さんの期待に応えなくていいお母さんに恥をかかせてもいいお母さんに怒られてもいいお母さんに嫌われてもいいこれらの言葉を幾度もつぶやいていると、子供たちのママの私が、まず、自分の頭の中に住む母親の口出しから自由になっていきました。そうして自分の好きなことを好きなようにするようになりました。今までやってみたいのにやってみなかったことも、自分で選んでできるようになりました。そうすると、目の前の子供たちが、ママの私の期待通りにいかなくてがっかりさせるようなことをしても、笑われたり恥をかかせたとしても、ママの私がどうにかしてあげなくても、子供たちは自分たちでそれぞれいろんな経験をして、自分たちの幸せへと辿り着くのだなぁと思えるようになりました。ハルさんもどうぞ幾度もつぶやいてみてくださいね。そのうち、なぜか笑えるようになっていきますからね。今回このご相談を担当させていただいて、自分の子育てと自分自身を振り返られることになり、いくつも気づかせていただくことができました。ハルさんご相談ありがとうございました。どうぞハルさんが笑って、今までやってみたかったことや好きなことを のびのびと自由にゆるやかに楽しまれる日々を過ごされますよう楽しみにしています。
2015年05月26日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「やりたいことはあるが、将来が不安」というURさん(29歳・家事手伝い)からのご相談に心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。■URさんのお悩み今、家事手伝いをしています。周りからは、すぐ結婚しても大丈夫というくらいしっかり家事をこなしています。実際、一度お見合いの話もきましたがこのままの私では駄目だと思い、お断りしました。 両親の応援もあり、何かにつけできない理由を探して、やりたかったけどやってこなかったことを仕事にしようと、できることから、今がんばっています。しかし、それはすぐに収入につながりませんし、自立できるかどうかも不安な仕事です。でも、できるやり方を模索しながらがんばっています。ですが、他の人から見れば家事手伝いに変わりないし、この夢がうまくいく保証もありません、こんなことをしていないで普通に働かないと駄目なのかなと諦めどころを探してしまいます。けど、もう諦めたくありません。こんな時は、どんな風に考えていけばいいのでしょうか? ■心屋塾上級認定講師・いかり屋圭子さんよりURさんへ、初めまして、いかり屋圭子です。今まで何かにつけてできない理由をつけてやらなかったこと、をやり始めたのですね。そして今度こそ諦めたくないのですね。けれど、それはすぐには収入に結びつかないし、うまくいく保証もないのですね。その不安な気持ちはわかります。けれど、URさん、やりたいことがすぐに収入に結びつかないというのは「当たり前」なのですよ。ですから、その「やりたいこと」を収入につなげようとするのをいったん横に置いておいてください。「やりたいこと」と「収入」を結びつけて考えないでくださいね。幸いURさんのご両親はURさんのやりたいことを応援してくださっているようですよね。今のURさんは「家事手伝いは職業ではない」「仕事をして収入を得るべき」「うまくいくことをやるべき」「このままの私ではダメ」「自立するべき」というような思いこみがあるように感じます。いかがですか。こんなに色々「べき」があると、身動きがとりにくくなりますね。まず、家事手伝いをしている自分についてOKを出してください。家事手伝いをしている自分で胸を張ってください。しかも「すぐ結婚しても大丈夫なくらいしっかり家事をこなしている」のですよね。それは素晴らしいことですよ。URさんが家事を受け持ってくれることで、助かっている人(家族)がいますよね。収入に結びつかなくても家事は立派な仕事です。逆に家事をする人がいないと外で働いてくる人は困るわけですから。自立についてですが、「自立しなければいけない」と自分にプレッシャーをかけるのは逆効果です。実家にいられる自分、応援してくれるご両親がいることを「ラッキー」に思い、いつかタイミングがくれば自立するだろうくらいに思っていてくださいね。人にはそれぞれタイミングがあります。ずっと親元で暮らす人もいれば、若いうちに自立する人もいます。それは自然な流れです。年齢を気にして焦らなくてもいいと思います。そんなURさんには「自立しなくてもいい」という言葉をつぶやいていて欲しいです。そして、やりたいことがあるのならば、親に迷惑をかけても、収入につながらなくてもやればいいと思います。そう、URさんに今足りないのは、そういった覚悟と勇気かもしれません。やりたいことをして、それを収入につなげられる保証は誰にもありません。けれど、成功していく人というのは「やり続けた人」です。失敗しても、そこで諦めずに続けた人が結果を出すのです。いつまで経ってもやり始めない人は失敗することもありませんが「収入に結びつく」こともありません。ですから、結果を恐れず、やりたいことを今やること。しかも、URさんには実家という居場所と家事手伝いという役割があります。今の状況に感謝しながらガムシャラにそのやりたいことに取り組んでみたらいかがでしょうか。私のことになりますが、30歳で離婚した時は専業主婦でした。離婚して初めて一人暮らしをして、すぐに父が他界してしまった為、実家の会社に2年勤め、その後32歳で転職しました。私は専業主婦と子育てが夢だったので、夢破れて、しかも心の深いところで頼っていた父を亡くして、一人で生きていけるのか大変不安でした。けれど51歳の今も自分で収入を得ていますし、ここ数年は自分がやりたかったこと、自分を活かせると思っている仕事をしています。46歳の時に会社が日本撤退して、急に仕事を失いましたが、やりたいことだけをしようと覚悟して、2年半くらいほとんど収入がない時期を過ごしました。けれど今こうして生きています。突出した才能も資格もありませんし、今も何の保証もありませんが、会社勤めの時よりも幸せで自分が喜んでいるのを感じています。会社が無くなった時に、安定した収入や、保証を得られそうな「会社に勤める」という選択肢を選んでいたら、今の人生はなかったと思います。怖くても先が見えなくても、やりたいことをやる、と決めて選択したことが今の状況を作ったと思っています。「保証がない道を進む」という損を受け入れる覚悟を、あの時無意識にしていました。そして、疲れがたまって苦しかった会社員生活も、日々目の前の事に取り組んでいたら、自ら辞めなくても自然に終わりが来ました。不思議なものです。人生は先の見えない冒険です。冒険が失敗しても、また立ち上がっていけばいいのです。収入に結びつけることを先に考えるのではなく、やりたいことをやる勇気を持ってください。収入も自立もきっと勝手に後からついてきます。そのタイミングは誰にもわかりませんが、神様は勇気を出した人を応援してくれると思います。想像できない奇跡は勇気を出した人のところに起こりますよ。これからも家事を楽しんで、親のすねをかじりつくしてやるくらいのつもりで実家に寄生してみてくださいね。いつか、ご両親とは別れる日がやってきます。それまで一緒に暮らせること、自分が好きなことをやらせてもらえること、応援してもらえることに感謝しながら、焦らず今の暮らしを楽しんでください。そう、URさんは「今のままでいい」「今の自分でいい」と思えた時に変化が訪れることでしょう。肩の力を抜いて楽しみにしていてくださいね。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年04月28日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。「自分から終わらせた不倫なのに苦しい」という、スモモさん(35歳・パート社員)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。■スモモさんのお悩み35歳。最近不倫をやめました。でも、先が見えず…。不倫は反対派でした。まさか自分が? と戸惑いながらも恋は落ちるものなんだと、理性とは何なんだろうと考えさせる出会いでした。何も求められない関係。それを理解して周りにバレないように気遣ったり我慢したり。相手の奥さんへの罪悪感。でもコントロールできないダメな自分…。彼も私の苦しさは分かっているし、彼は離婚できない自分に同じように苦しんでいました。傷の舐めあいの様な二人だったのかもしれません。時々彼から、お前は俺のものだからなと支配欲のような失う怖さの裏返しのような言葉を言われ続け、私は何も求められないのに求められる苦しさと我慢の限界で距離を置きそのまま別れました。今でも好きです。でも、怖いです。ずっと悩み、苦しみ、その生活から解き放されたのに…スッキリしません。正しい選択をしたはずなのに…。お互いの幸せの為に選んだ道なのに…。結婚も出産もしたいから、未来のない不倫を卒業しようと決意したのに…。時間が解決してくれると頭では分かってます。自分の好きなこと、仕事に集中すればいいのもわかってます。自分磨きに時間を使えばいいとわかってます。でも、スッキリしません。先を考えれば新しい恋なんてできるのか不安ですし、彼が家族と表面的には何も変わらず幸せに過ごしていると思うと吐き気がするほどの嫉妬に襲われます。結局、彼を妬んで恨んでいるのでしょうか? 私が本心では求めていたから、いけないのでしょうか? その本心を不倫だからと言わずに、我慢していたからいけないのでしょうか? 今、自分が何を反省し、何に気付き、何を受け入れ、どこに向かっていけばいいのかわかりません。■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりスモモさんへ、はじめまして心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。不倫されていたのですね。しかも不倫反対派だったのに…。そんな正当な自分と、間違ったことをしている不当な自分が戦っていて、不倫って苦しいですよねぇ…。私も過去に数年間不倫という恋愛をしていた経験があり、その頃ずるずると腐れ縁のようにお付き合いを続けている優柔不断な相手にも自分にも嫌気が差していました。そして、今のスモモさんのように自分で決めてお別れすることもできたので、今回のご相談を担当させていただきたいと思いました。スモモさんも書いておられますが、周りにバレないように気遣ったり我慢したり。そうなんですよね…。間違ったことをしているダメな自分の苦しい気持ちを誰かに話す勇気もなく、デートの時の飛び跳ねるようにうれしい乙女心を友人たちにのろけることもできず、自分の中に湧き出て来る気持ちは、お腹の中にどんどん溜まっていく一方でした。スモモさんも、さぞ苦しかったでしょうねぇ…。正しい良い子の自分と、間違ったことをしている悪い子の自分が裁いたり戦ったりしていて、そしてバレないようにビクビクとして、いつも罪悪感を連れて歩いているような、そして一番にしてもらえないミジメでかわいそうな情けない自分をまざまざと見せつけられることを繰り返す、そんなとても苦しくてさみしい思いをしていました。そして、私もスモモさんと同じで覚悟を決めて別れても全然スッキリなんてしなかったですよ。自分の存在を必要としてくれることや、役に立ててるような気分がうれしくて、自分で決めたとはいえ お別れしてからも大好きだったし、スッキリなんてちっともしなかったです。そして、数日後に気づいたのは、「ああ…そうか…私フラれちゃったんだなぁ…。大好きだったのになぁ…フラれちゃったんだなぁ…。さみしいなぁ…ミジメだなぁ…ひとりぼっちだなぁ…」と、あまりのショックで、わぁんわぁんと子どものように泣いて滝のような涙を流しました。お別れは私からお伝えしましたが、私を選ぶという行動を起こしてくれることもなく、結局はフラれちゃったという事実にやっと気づいて、ちゃんと傷ついて、それを受け容れることにしました。不倫というのは、満たされていない自分の心の隙間に入り込み、自分の存在や自分の価値、こんな自分でも役に立てることを、外に外に認めてほしいからするのだろうなぁ〜と、その時 私はそう思いました。ご相談内容全文を読ませていただいて私が気づいたことは、『正しい』『正しくない』というような判断基準が、スモモさんのご自分の本当の気持ちまでを裁いて我慢して抑えつけてばかりで、とても苦しそうに感じました。そして、スモモさんが もしも不倫ではない独身同士の恋愛だったとしたら、自分の素直な気持ちや本音を、我慢したり遠慮せずにお相手に伝えることは、できますか? 例えばこんな感じです。私は○○○がしたい。私は○○○は、したくない。私は○○○してほしい。私は○○○してほしくない。私は○○してくれてうれしい。私は○○されたようで悲しい。私は○○が嫌。私は○○が好き。私は○○が嫌い。そして、私を一番大切にしてほしい。私を大切に扱ってほしい。『正しい』『正しくない』よりも、スモモさんがスモモさんの気持ちを一番大切に扱ってあげてくださいね。そして、今すぐスッキリしないでもいいですよ。大好きなままでいいと思いますよ。どうぞ安心して、まだまだどっぷりと落ち込んでみてくださいね。そうすると、いつの日か今の私のように、あの頃の自分を懐かしがれる日もやって来ますのでね。スモモさん 苦しい胸の内をご相談くださって、ありがとうございました。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら 【注目】不倫の悩みは占いで解消! あなたを本気にさせたあの人、信じても良い?【不倫愛の結末開示!】 この不倫愛に隠された、あの人の本心や、2人の関係性を揺るがしかねない出来事を余さずお伝えします。 >>その他の不倫に関する占いはこちら
2015年04月14日メディアで話題の心理カウンセラー・心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「素直に感情を出せない」というバンビさん(34歳・接客業)へ、心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんからアドバイスをいただきました。 ■バンビさんのお悩みどこかで冷めた心を持っていて、心から笑ったり、泣いたりできなくて、自分に対しても家族や人に対しても素直になれず、良くも悪くも思い込みが激しいから人との関わりが怖い所があります。素直に生きていきたいけど、自分を信じきれていないところに長い間悩んでます。■心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんより心から笑ったり素直になれないのは自分を抑えているから、ということもあるかもしれません。私の話をしますが、私も「どこかで冷めた心を持っていて、心から笑ったり、泣いたりできない」人でした。昔から優等生で、大人しくしていないといけない、いい子でいないといけない、と思って過ごしているうちに、はしゃいだり浮かれたりするのは自分のキャラではないと思うようになりました。そう生きているうちに、他人から「キャラじゃない」と思われるようなことは恥ずかしくてできなくなってしまっていました。なんで心が動かないか…。それは心が動くことを避けているからです。建前の気持ちを「変だ」といわれても、笑われても恥ずかしくないけど、心から湧き出た気持ちを「変だ」と言われると悲しくて恥ずかしいのです。だから本心を出さないようにしました。でも本心に気づいてしまうとどうしても出したくなってしまいます。だから本心に気づかないように自分の気持ちに鈍感になりました。そうしているうちに自分の気持ちが分からなくなりました。すると、当然心から笑ったりできません。楽しくないんですもの。友達なんてできません。何を考えているか分からない人に、人は近寄ってきません。そんな風に窒息しそうな毎日を送っていました。そんな私が、「変だと思われてもいいや」「笑われてもいいや」「理解されなくてもいいや」「私はこれが好きなんだ」と、人前で裸になるくらいの恥ずかしさに耐えながら、自分の気持ちを少しずつ出すようになっていきました。そうは言っても、ずっと意識して鈍感力を高めてきたのでなかなか自分の気持ちも分からなかったりします。それでも気づいた気持ちを、タイミングがずれても外にだす「訓練」をしました。そう、これは訓練です。そんな訓練を続けているうちに気づいたら私は、自分の気持ちを外に溢れ出すことができる人になっていました。先日、自分の「好き」を全開に出してみました。好きなアイススケーターに会いにいって、その時の喜びを外に向かって出してみたんです。出してみたというより、昔に比べて感情の蓋が無くなっていたので、勝手に溢れてしまったという感じだったのですが。その時の周りの反応は「可愛い!」「いいなー!」「そんなふうに好きを出してもいいんだ!私ももっと出していく!」と肯定的なものばかりでした。「そんな様子初めて見る!」という声も出ました。そう。昔の私はこの反応がイヤだったのです。「キャラじゃない」「意外」「そんな人なんだ、知らなかった」既に出来上がっている型にはまった自分でなければ恥ずかしい。と思っていたんですね。そんなの、とてもおもしろみのない人間ですよね(笑)。ですからそんな人は「恥ずかしいけど出してみる」という、心の露出狂になってやる! くらいの意気込みで過ごしてみるといいかもしれません。そうしてみると「なんだ、みんな、裸だったんだ。私だけ服を着てたんだ。逆に恥ずかしいわ!」ということに気づいたりします(笑)。素直に生きるということは、自分の本心をさらけ出して、傷つくかもしれない覚悟をするということなのかもしれません。私の体験談がバンビさんの参考になれば幸いです。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年03月24日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「就職活動前で、どうしても自信が持てない」という、あずさん(大学生)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。■あずさんのお悩み現在、大学三回生でもうすぐ就職活動が始まるのですが、どうしても自分に自信が持てず、「こんな自分は社会から必要とされていない」と、弱気になって、何も持っていない自分を責めてしまします。少しでも実力を身につけようと資格を取っても、全く満足できずに、「どうせ私なんて」と思ってしまいます。一旦こうして落ち込んでしまうと、就職活動自体に拒否反応を起こしてしまい、「やりたいこともないのに、働きたくない」と思ってしまいます。どういうふうに考えたら就職活動に前向きに取り組めるのでしょうか。教えてください。■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりあずさん、こんにちは。心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。あずさんの文章はとても簡潔にまとめておられ、200を超えるご相談者の中でもすぐに目に留り、お答えしたくなりました。文章表現がとてもお上手ですね。もうすぐ就職活動が始まられるのですね。我が家にも大学生の娘が二人おりまして、上の子がやっと終わったところです。就職活動って、緊張しちゃって身構えてしまいますよね。どうしても自分に自信が持てずに、「どうせ私なんて」「どうせ私なんて」「どうせ私なんて」と、拗ねていじけて心を閉ざす無限ループにどんどん陥ってしまうのですよね。私も資格さえ取れば自信がつくと思い、次々と取得してみたりしましたが、貯金は減り、手応えのある自信を持つことができなくて、他の人みたいに必要とされたいのに必要とされない自分、不器用な自分、うまくできない自分、自信のない情けない自分をずっとずっと責めていました。「どうせ私なんて」と拗ねていじけまくって、自分の可能性を奪って、自分を閉じ込めて、閉鎖的に消極的に生きて来ました。そんなふうに、自分で自分をいじめるしんどい生き方をずっとしていました。ですが、今はとても楽に生きていますよ。就職活動に前向きに取り組みたいあずさんのお力になれればと思いますので、アドバイスをお伝えしていきますね。実は、自分が自分に「どうせ私なんて」と自分を侮辱して見下して卑下している限り、「どうせ私なんて」という位置に居続けるような現実の出来事が起こり続けます。「思考が先、現実が後」なのです。なので、私はまず思い癖・口ぐせをこんなふうに変えてみました。「どうせ私なんてすばらしい」「どうせ私はすばらしい」「どうせ私は愛されてる」「どうせ私なんて必要とされてる」「どうせ私なんて居るだけで価値がある」「どうせ私は愛されてる」そうすると、あれ? 私はすばらしいのかも…あれ? ひょっとしたら、私は必要とされてるのかも…あれ? もしかしたら、私は愛されてるのかも…という現実の出来事が見えて来ますので、ホントかなぁ…っと思ったり、照れくさかったり気恥ずかしかったりしましたが、素直に受け取ってみました。特に、「自分が自分をいじめる生き方」をしなくなるように、「どうせ私は愛されてる」は多めに呟くようにしています。今まで自分を卑下していた言葉や思い癖を上回るように、何百回、何千回も数えきれないほど呟き続けました。これは今でも時々自分に呟いているのですよ。そうやって、自分の内側をひとつひとつ自分で満たすこと。自信はないままの、そんな自分をそのまま認め、そのままさらけ出して、たくさんの失敗と恥をかきながら、時にすごく落ち込んでへこんだりも経験し、実際にひとつひとつ自分の身で行動し、体験して、自分で自信を育ててみましたよ。あずさんも「どうせ私なんてすばらしい」などの魔法の言葉をたくさん自分に呟いて、その言葉を胸に、ぜひ行動してみてくださいね。今回、このコラムが掲載される日は、女の子のお節句、ひな祭りの日なのだなぁ~と感慨深く思っていると、ふと懐かしいことを思い出しました。うちのふたりの娘たちが生まれた頃に、おじいちゃんやおばあちゃんはじめ、祖父母の姉妹に、ひいおばあちゃんやおじさんおばさんまでみんなでこぞって、ひな壇や鞠や被布をプレゼントしたがったのでした。子どもたちは、ただ生まれてきただけなのに、とてもとても何かをしてあげたかったようでした。あずさん。あのね、必要とされてないひとなんて、ひとりも居ないと私は思いますよ。よかったらお母さまお父さまに、あずさんの幼い頃のひな祭りのお話しをどうぞ聴いてみてくださいね。きっと心温まるやさしいお話しを受け取れることと思いますよ。どうぞあずさんがご自身のすばらしさを受け取られ可能性がひらかれますこと、楽しみにしていますね。ご相談ありがとうございました。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年03月03日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、ミトンさん(33歳・美容師)から「横柄なお客様にどう接したらよいのか」というご相談に心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。■ミトンさんのお悩み美容師をやっているんですが、お客様の中には、お客という立場を利用して権力を振りかざす人がいます。 素敵なお客様の方が沢山いらっしゃるのに、そういう方を担当すると振り回されて傷付いて何日も心が支配されてしまう自分がとても嫌です。 接客業だからどんな状況でも笑顔で接しなくてはいけないと思いますが、横柄で理不尽な人に笑顔で対応している自分にもゾッとします。 同僚達はうまいことコントロールして接客という仕事をこなしているのに、私はもうこれ以上傷付きたくないって気持ちでいっぱいです。 でもこれを乗り越えて頑張りたいので、どうしたら心を支配されずに済みますか? よろしくお願いします。■心屋塾上級認定講師・いかり屋圭子さんよりミトンさん、こんにちは。いかり屋圭子です。お悩みを読ませていただきました。時々横柄で理不尽に権力を振りかざすお客様がいらっしゃるのですね。そして、不愉快な気持ちに支配されて傷ついてしまうのですね。思わず自分が美容院に行った時に、どんな言葉遣い、振る舞いをしているか思い返してしまいました。私は、美容師さん達より年長なことがほとんどなので、初対面でもフランクな言葉で話したりします。ですます調ではありますが、時々崩しますし、「雑誌を変えてもらえる?」のように伝えたりします。けれど、心の中ではアシスタントの美容師さんにも敬意を払っております。もし私がミトンさんの美容院に行ったらどういう印象を与えるのかしら。ミトンさんは、お客様のどのような言葉や態度に横柄さを感じますか。それは言葉遣いでしょうか。お話される内容でしょうか。それとも表情でしょうか。声の大きさや高さ? 思い出してみてくださいね。ミトンさんは、「接客業だから、どんな状況でも笑顔で接しなければ」と思っているようですが、そんなことはありませんよ。今までいろんな有名美容院にお世話になりましたが、人気があり、腕もいい美容師さんで、ニコリともされない方がいらっしゃいました。むしろ、感じが悪いかもしれない。けれど、腕が確かで非常に信頼できるので通っていました。考えてみれば、私などは、やたらニコニコ笑顔で話しかけてくるアシスタントさんよりも、笑顔がなくても、静かに黙々と作業してくれるアシスタントさんが好きかもしれません。話しかけずにほっておいてくれる方が好きかもしれません。お客様の好みは実はさまざまです。ミトンさんも、時には笑顔を作ろうとせず「真顔(まがお)」で接客してみてください。それでも特に何も問題がないことがわかるかと思います。「笑顔で接客するべき」は、もしかしたらミトンさんとその美容院の「べき」なのかもしれません。普段は笑顔でも、自分が耐えられない時は笑顔を作れなくても大丈夫ですよ。そして、横柄で理不尽な態度を見ると誰を思い出しますか? たぶん昔、そんな人が身近にいたかもしれないですね。お父さんでしょうか。お母さんでしょうか。その人の態度を見て、ミトンさんは「横柄にしてはいけない。理不尽なことをしてはいけない」と思ってしまったかもしれません。そんなことを自分はするべきではないし、あってはいけないと考えたかもしれません。けれど「横柄」も「理不尽」もこの世の中に普通にあります。ミトンさんがそれらを排除しようとすればする程、そんな人が目の前に現れます。ですので、ミトンさんも横柄で理不尽な人になってみましょう。それは職場でなくてもいいし、お客様の前でなくてもいいのです。そこは使い分けてもいいですよ。たとえば、お客様が全員帰られた後に、タオルを洗面台にぶつけて叫んでもいいですし、罵詈雑言を吐いてもいいのです。バーカ、バーカ、と悪態ついてもいいのです。むしろついてください。お客様に腹が立った思いに蓋をしないでください。理不尽さを感じたら誰でも腹が立つと思いますし、悲しくなります。それは自分のことを大切に扱ってもらえなかった悲しみかもしれませんね。そして、実はそのお客様の心にも「自分を大切に扱ってもらいたい」という思いがあり、たぶん人一倍であり、それが横柄な態度になっている可能性もあります。下からの態度で接してくるミトンさんにイライラしている可能性もあります。大切にされない自分を見ているような気がするからかもしれません。同じ根っこを持っているんですね。ミトンさんがご自分をもっと大切にすると、目の前から、横柄で理不尽なお客様がいなくなる可能性が高いですよ。お客様を大切にする前にまず自分を大切にし、扱うこと。それは宝石を扱うようにお願いします。下記の言葉をつぶやいてみてください。小さいミトンちゃん、大切にしなくてごめんね。(小さいミトンちゃんの部分は子供の頃に呼ばれていたニックネームでお願いします)小さいミトンちゃん、わかってあげられなくてごめんね。小さいミトンちゃん、もう大丈夫だよ。小さいミトンちゃん、怖かったね。小さいミトンちゃん、よく頑張ったね。もう頑張らなくてもいいよ。小さいミトンちゃん、あなたは大切な宝物だよ。ずっと一緒にいようね。いかがですか。どんな気持ちになりますか。今後、もしそのようなお客様に当たったら無理に笑顔を作らず、笑顔は封印して、心の中でこの同じようにつぶやいてください。大切にしなくてごめんね。あなたは大切な人だよ。わかってあげられなくてごめんね。大丈夫だよ。怖くないよ。心の中でつぶやくだけでいいです。何かが変わるかもしれませんから、お楽しみに。そして自分がお客様の立場になる時、たとえばコンビニで買い物をした時にも、「ありがとう」は言わず、笑顔も作らずにお釣りをもらってください。できるだけ頑張って横柄な態度をとってみてください。それでも大丈夫とわかるはずです。ここはコンビニさんの胸を借りてみましょう。そう、むしろ感じの悪い美容師さんを目指すのもいいかもしれません。技術と心があれば私のようなお客さんにはわかります。伝わります。Let's be 感じの悪い美容師! 応援しています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年02月03日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「人に気を遣いすぎる、人目を気にしすぎる自分が疲れます」という、サムさん(31歳 パート社員(主婦))のお悩みに、心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。■サムさんのお悩み私は、13歳の頃から過敏性腸症候群で悩まされ、かれこれ現在も悩まされてます。高校生の頃は、素の自分を出すということに目を向け、この症状がそこまでひどくありませんでした。19歳で結婚し、出産。しっかりした親にならなくてはと必死でした。自分一人で抱え込み、いっぱいいっぱいになったり、周りの目を元々気にするタイプで、ものすごく周りに気を遣い、曲がったこと、嘘が大嫌いで、心配性です。家庭内での自分が、本当の自分だと思います。会社でもいい顔して、友人にも、といっても少ない貴重な友人ですが、いい顔してしまってる自分。自分の予定があっても、何か頼まれると断れません。「助けてあげたい」「力になりたい」と思いそちらを優先し、自分の予定を無理してでもあけて、あとで切羽詰まり、パニックになるのです。この過敏性腸症候群も、13歳の時より、ものすごくひどくなり、外食でも後ろに誰かが座ったり、自分が自由にトイレにいけない状況に陥ると、ものすごく不安になり、おなかを壊します。渋滞が怖くて公共交通機関も使えず、車も家族以外の人とは乗れません。集会や、卒業式や面接にも参加できないくらいです。今までこのような状況を前もってわかってるときは、1日前から断食したりしてましたが、体調を崩すので…こんな病が治ったらものすごく幸せなのに、といつも思います。人と話すときも、集中して聴きたいのにおなかの調子が悪くなり、聞けなくなります。こんな自分に、自信がなくなりました。自分自身が変わりたいと思い、心屋さんの「自分をすり減らしてる人へ」の本を購入し読みました。そしてこのサイトに出会ったので、助けていただけるならと思い、綴りました。解決にいたれば幸いです。■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりサムさんへ。はじめまして、心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。サムさんへアドバイスさせていただくにあたり、ひとつお約束していただけますでしょうか? 「私はもう幸せになってもいい」と言っていただけますか? 自分が幸せになることをもう許可してあげてくださいね。お悩み読ませていただきました。サムさんは人目が気になり気を使い過ぎて、ご自身の気疲れが溜まってしまって、13歳の頃からおなかを壊されてしまったのですねぇ…。私も気疲れが多かったようで13歳で腸の大病で大きな手術をしました。そして、私もよくおなかゆるゆるさんなのです。新幹線や飛行機にもトイレがあってほんとに助かりますよねぇ。それからサムさんは19歳で結婚出産されたのですね。ずいぶんと頑張って来られたのでしょうねぇ。家事や子育ても大変だったでしょう…。サムさんよくがんばって来られましたねぇ。そして、人目を気にして周りを気遣ったり、立派な親になろうと頑張ったり、自分を後回しにしてまでも他人を優先して、人を助けたい、人の役に立ちたいと行動して来られたのですねぇ。けれども、そうやってサムさんの本当は言いたいこと、本当はやめたいこと、本当はしたいことを、ギューギューに抑えつけて自分を我慢し続け、ずっと自分にウソをつき続けて来たのでストレスが蓄積してしまい、そうやってサムさんのお身体の一部がとうとう壊れてしまったように感じました。そうして、「もう嫌だよぉ…もう助けてよぉ…」と、ずっと泣き叫び続けているように思いました。ご相談でも、「高校生の頃は、素の自分を出すということに目を向け、この症状がそこまでひどくありませんでした」とサムさんご自身が書かれてありますように、素の自分を出すということに、また目を向けてもらいたいなぁと思います。自分自身を取り戻すために、周囲に嫌われてもいい覚悟で、素の自分を自分で、もう認めて許してあきらめて、周囲にも、もうさらしてしまって、楽になってもらいたいなぁと思います。例えば、こんな感じです。実はおなかがゆるゆるだということ。実は役立たずなやつだということ、実は損得ばかり考えてるズルいやつだということ、実は嘘つき、など。こんな感じで、素の自分を隠さず認めて、許してあきらめて、さらけ出してしまえば、サムさんご自身がどんどん楽になれると思いますよ。それから、幼い頃の家庭での役割を、大人になってからの社会でも無意識に担ってしまうので、ひょっとしたらサムさんは、ちいさな頃に、お母さんを助けて力になってあげたかったのではないでしょうか? そして、お母さんの期待に応えたかったのではないかなぁと感じましたが、いかがでしょうか? 期待に応えたかったのに期待に応えられなかった自分や、役に立ちたかったのに役に立てなかった自分を責め続けて、本当の自分を抑えつけて我慢をし続けていたりしませんか? その我慢を解放してあげることで、サムさんが穏やかに緩やかになれると思いますので、ちょっとこの言葉を言ってみてくださいね。「お母さんの期待に応えなくていい」「ウソをついてもいい」「隠してることがバレてもいい」「もう立派じゃなくてもいい」「おなかがゆるゆるのままでもいい」「役に立たなくてもいい」「助けてもらってもいい」「気づかなくてごめんね」「嫌ったりしてごめんね」「そのままでいいよ」「私は 私で いいんだよ」「気遣いをやめること」「自分の本心を大切にすること」「自分を最優先にすること」サムさん、そのままでも自分が幸せになることを、自分にもう許してあげてくださいね。サムさんが笑いながら穏やかに過ごされる日が来ますこと楽しみにしています。ご相談ありがとうございました。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年01月20日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「幸せな友達とは持っている物が違うんだと思ってしまいます」という、ゆーこさん(27歳・会社員)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。■ゆーこさんのお悩みネガティブ思考で自分をどうしても好きになることができず、自分は幸せになる資格はないと思ってしまいます。そのためか恋愛もなかなかできず、交流を広げたりすることができません。そのためどんどん引きこもってしまい、仕事もプライベートも上手くいかず、友達の幸せをひがんでは自己嫌悪を繰り返しています。このままではダメだと頭では分かってはいても、なかなか踏み出せず、自分は何をしても無駄なんだ、自分は何をしても可愛くはなれない、幸せな友達とは持っている物が違うんだと思ってしまいます。どうしたらポジティブに自分を好きになり変わることができるのでしょうか? ■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりゆーこさん 超が付くほどネガティブ思考の心屋ジェニーです。こんにちは。ご相談ありがとうございます。ゆーこさんのお悩みを読ませていただいて、友達の幸せをひがんでは自己嫌悪を繰り返しています。という部分に、そうそうそうそうそう! ついついやっちゃう、やっちゃう、と思わず激しくうなずいて同感してしまいました。なんだか私と同じような方が居てくれて嬉しいです(笑)。そして、このままではダメだと頭では分かってはいても、なかなか踏み出せずと文面にはありますが、ゆーこさんご自身がこちらのサイトにお悩みをご相談くださいましたことが、もうすでに1歩を踏み出されておられます。そして もう変わり始めておられるように、私は感じていますよ。私もゆーこさんのように思っていました。ひがみっぽくってひねくれているネガティブ思考な自分の責め癖や後悔癖、否定的・批判的な考え方に振り回されて、ほんとに疲れますよねぇ…。幸せそうな人の幸せを妬み、楽しそうな人の楽しんでいることにひがみ、いちいちひねくれて受け取る性格や、社交的にできない自分、魅力が足りない自分、面白みに欠けてる自分、どうせ無理という消極的な自分…。そんなネガティブ思考な自分が、私はとてもとても嫌でした。そんな私が、実際に変われた方法をお伝えしますので、これを自分で実際にやってみると すこしづつでもちゃんと変われますので、どうぞやってみてくださいね。まずこの言葉を声に出して言ってみてください。ネガティブでいいーネガティブな自分のままでいいーネガティブな自分のまま、幸せになってもいいーひがんでもいいー妬んでもいいーいちいちひねくれてもいいー社交的にできない自分でもいいー魅力が足りない自分でもいいー面白みに欠けてる自分でもいいーどうせ無理という消極的な自分でもいいーネガティブでいいーネガティブな自分のままでいいーネガティブな自分のまま 幸せになってもいいーそうして、そのままの自分を まず言葉で受け容れてみてください。ネガティブな自分を、もう丸ごと認めました。ネガティブな自分を、もう丸ごとあきらめました。ネガティブな自分を、もう丸ごと受け容れました。ネガティブな自分を、もう丸ごとさらしました。ネガティブな自分を、もう丸ごと打ち明けました。ネガティブな自分を、もう丸ごと隠すことをやめました。そうして、次は行動に移してみてください。そのままの自分を、そのまま隠さずに打ち明けてみたり話してみたり、さらしてみたりしました。これはちょっと勇気が必要でしたが超ネガティブな私にもできましたので、どうぞやってみてくださいね。そうしたらそのうちに、なんだか自分が楽になったのです。そうしてるうちに、なんだかよかったとか、安心するとか楽だとか言われるようになったのです。そして、気づくと自分のネガティブさがウケて大笑いされたり、なぜだか好かれるようになってしまったのです。私、ネガティブのままなのに(笑)。私は 相変わらずネガティブなままなのですが、なんだか幸せな気分にもなれるようになったのでした。そして、自分の気持ちがそうなってしまうと、幸せな人を見たとしても「ああそうか、私もそうなってもいいんだなぁー、私もあんな風に幸せになってもいいんだなぁー」と、やっとそう思えるようになってきました。ゆーこさん ご相談ありがとうございました。どうぞ ネガティブな自分のまま幸せになってみてくださいね。そして、たくさんの隠れネガティブさんたちにも届きますこととっても楽しみにしています。
2014年12月09日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「元気で明るくなりたいのにどうしたらいいかわかりません」という、ゆかたんさん(26歳・会社員)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。■ゆかたんさんのお悩み過去との付き合い方に悩んでいます。とくに過去の自分のあやまちや失敗にとらわれ、心がしんどくなる時があります。このモヤモヤを消化して元気に明るい私になりたいのですが抜けられず、どうしたらいいのかわかりませんので、仁さん、どうか助けてください。■心屋塾上級認定講師の小林威之さんよりゆかたんさんこんにちは。心屋塾認定講師の小林です。仁さんに代わってお答えします。なかなかポジティブな考え方ができず、つい過去のできなかったこと、うまくいかなかったことに焦点を当ててしまうのがダメだと思われているのでしょうか? 確かにポジティブで明るいということは、エネルギッシュで生き生きしていて、周りの人からも認めてもらえそうな気がしますので、とてもステキではあります。しかし、ポジティブで明るければ全ての問題が解決するわけではありません。ゆかたんさんの仕事だったり、家族や友人のこと、パートナーのことだったり、やってみたいこと好きなことに対して全て「ポジティブで明るい自分」で乗り切ろうとすると、ガソリンが切れてしまった車みたいに動けなくなってしまいます。もしかすると、今「ポジティブで明るい自分」になりきれないなら、ガス欠をおこさないように心と体が、自然とブレーキをかけて温存していてくれているのかもしれません。そこで無理に動かそうとすると、心と体がついてこないので、アクセルとブレーキを同時に踏んでいるかのように、全然前に進まないけど疲労感だけが残っている状態になってしまいます。ですので、まずは緩めるのは「ブレーキ」ではなくて「アクセル」の方であることを覚えておいてください。ブレーキを踏んだままでは、いくらアクセルを踏んでも前に進みません。今のままアクセルを踏むように、明るくなろうポジティブになろうとすると、ブレーキがかかっているので前に進まないのですが、ブレーキを外そうとすると「怖い」という感情が出てきます。この「怖い」が心と体のブレーキになっているんですね。「怖い」のまま、振り切るようにアクセルを踏み込んでポジティブに明るくしようとすると、ふとアクセルを緩めた時にこの「怖い」がやってきて、あわててアクセルをまた踏み込んでしまうんですね。この繰り返しがとてもゆかたんさんを疲れさせて、やりたいことだったのがある日突然つまらなくなり、好きだったものが見たくもなくなり、周りの目を気にしだして自信もどんどん無くなっていきます。ですので、まずはその「怖い」と仲良くなってほしいのです。また失敗してしまうという不安、また誰かを傷つけてしまうという恐れ、どんなネガティブな感情も大切なゆかたんさんの感情です。そんなネガティブなこと考えていてはダメって自分で自分を責めるのではなく、怖かったんだね、不安だったんだね、大丈夫だよ、きっとうまくいくよって、ゆっくり優しく声をかけてあげてみてください。ネガティブな感情から逃げるのではなく、ちゃんと向かい合うことこそが本当の勇気だと思います。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年11月25日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、レオさん(33歳)からの悩みに心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。みなさんはご自分のことを「ダメな人間だ」と感じることはありますか? そしてそんな「ダメな自分」は「愛される価値がない」と責めたりすることはありませんか? でも、それって本当でしょうか。いかり屋圭子さんが、その心理の秘密について優しく回答してくれました。■レオさんのお悩み罪悪感をずっともっていて、どうしたら自分を許せるようになるか教えてください。 高校を中退してからずっと物事がうまくいかず、予備校を経て大検を受けたのに、大学も中退して、自動車学校やパソコン教室など、親にたくさんお金を使わせてきました。 今もメンタルクリニックに通い、お小遣いかせぎのアルバイトするのがやっとです。健康保険料の払込み用紙を見ると、払えない自分を無意識にダメだと思ってしまい、親に申し訳なくなります。自分を罪悪感から解放するには、どうすればいいでしょうか。■心屋塾上級認定講師・いかり屋圭子さんよりレオさん、こんにちは。いかり屋圭子です。お悩みを読ませていただきました。罪悪感を手放せないのですね。高校を中退してからずっと物事がうまくいかなかったのですね。それは苦しかったと思います。実は私も同じように「人生が思うようにうまくいかない」という悩みをずっと抱えていましたので、少しは理解できるつもりです。レオさんは自分の事を、何事も長続きしない人間、お金を稼げない人間、親に迷惑をかける存在だと思っているかもしれませんね。そして、努力できないそんな自分を「ダメな人間」だと罰しているのかもしれません。けれど私には、学校を途中で辞めて、ご両親にたくさんお金を使わせるレオさんは、人生を自分の思う通りに「うまく」生きてるように思えるのです。そんなこと、あるわけがないと思いますか。いいえ、あるんです。自分はダメな人間だということを証明することを無意識のうちにうまくされています。レオさんは、今、親御さんにどう思われていると思いますか。たぶん「ダメな奴」と思われていると思ってはいませんか。それなのに、どんなに迷惑をかけても、お金を使わせても、ご両親はレオさんを見捨てないですよね。それは何故だと思いますか。レオさんがどんな奴でも、学校を途中で辞めても、長続きしなくても、お金を稼げなくても、健康保険料を払えなくても、無条件に「愛しているから」だと思うのです。もし、叱ることがあっても、怒ることがあっても「愛している」と思うのです。だから、もうレオさんもご両親の愛情をただただ無条件に受けとりませんか。ダメな自分でいることで、ご両親から愛されていないこと、ご両親が不幸せなことを証明しようとしなくていいのです。そして自分はダメな奴だと証明しなくていいのです。何故ならば、「愛されているから」、ご両親は「幸せ」だからです。自分は愛されていないと思っている人は、外側に価値を見つけようとします。それは学歴であったり、キャリアであったり、資格であったり、見た目であったり、収入であったり、ブランドものだったりします。けれど、自分は愛されていると感じられていれば、何もできなくても、何も持っていなくても安心して生きていられます。人に迷惑をかけることすら大丈夫だと思うはずです。愛されていると感じられている時、人は周りの人を信じられるし、周りの人を信じられる自分のことを信じています。ご両親が「ダメなレオさん」を愛していることを信じてみませんか。レオさんは「親に迷惑をかけている、親に愛されていないダメな自分」という無実の罪を償おうとしているように思います。そしてそれにより、償う対象のご両親を無意識のうちに「加害者」にしてしまっていたかもしれません。レオさんに無実の罪を着せた「加害者」です。もうそんな自分を苦しめることはやめましょう。何も償わなくてもいいし、何も証明しようとしなくてもいいし、そのままのレオさんでいいんです。そう「自分の思う通りにうまく生きてきた」というのは「罪人としての人生」です。罪悪感を持っている人は、その罪を償いながら生きています。レオさんの場合は、「自分はダメな人間」として生きることにより、自分の心を傷つけることが、償う方法なのかもしれません。けれど、どんなに償っても、そもそも罪はないのですから、刑期に終わりがありません。終わらせるのはただひとつ。「そもそも罪はなかった」と認めることです。認めていくには、無条件に親に愛されてもいい。親に迷惑をかけてもいい。ダメな自分でもいい。ああ、頑張って生きてきたなあ。これらの言葉をつぶやいていてください。愛されているダメな自分を受け入れ認めてあげると、ご両親の愛も信じられるはずです。ダメが全てではない、ダメなところもあるけれども、頑張って生きてきた、ずっと愛されていた自分を見つけるはずですよ。レオさんが思っている以上に、人間の愛って、ご両親の愛って大きいのです。レオさんがご両親を思うように、ご両親も思っていてくれていますよ。人生は思い通りにいってないと思っていたかもしれませんが、実は思い通りにいっている「道の途中」です。安心して心と身体を休めてくださいね。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年11月11日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「人一倍頑張ってきたけど、何もうまくいきません」という、いちじくさん(36歳・団体職員)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。■いちじくさんのお悩み今まで人一倍頑張って挑戦してきましたが、何もうまくいきません。夢も必ず直前で事件がおきて破れます。七転び八起きというようにしてきたつもりですが、今は明日に希望が持てません。 ですが、自分がどれだけ幸せか理解してるつもりです。衣食住も確保され、家族、友達も大好きですし、仕事もあります。笑いも生活にあります。これ以上望んではいけないのでしょうが、楽しい明日が描けません。そして、焦燥感にかられます。どうしたら希望が持てるのでしょうか。■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりいちじくさんへ。こんにちは 心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。いただいたご相談を読ませてもらったのですが、いちじくさんは人一倍頑張って来られたのに、うまくいかないことばかりだったご様子で、自分の心で感じることを、いつしか封じ込めてしまわれたように感じました。衣食住や友達や仕事もあって理屈では一見幸せのようですが、封じ込めてしまった心がとても虚しくうずくまって泣いているように感じます。嬉しい、楽しい、さみしい、かなしい、悔しい、怒り、喜びなど心が感じることを忘れてしまってあるように思いました。私が長年そうだったのですけど、いちじくさんのように私も人一倍頑張り屋さんでした。親の都合と家庭の事情で幼稚園4つ小学校3つ中学校2つの転校を繰り返したので自分の居場所を作ろうとする度、壊されて奪われてしまう感じが何度もしていました。なので、高校はどんなに嫌なことがあっても自分の感情も気持ちも圧し殺して歯を食いしばって我慢して入学した学校を卒業しました。そうして社会人になったのですが、私の心は楽しくなかったのです。理屈や理論で頑張って来ましたが、心を閉じてしまっていたので、自分自身が何を感じているのかさえわからなくなっており、自分も他人も信用せず信用できずにいました。甘えることも迷惑かけることも自分に禁止して、頼ることも任せることもできずに、何でも我慢して、何でも遠慮して、ひとりでずっと頑張り続けていました。そして、いつも満たされず誰かや何かと比較して焦っていて、自分を急き立てて追い立ててしまい、心は虚しくてちっとも豊かではありませんでした。私は人一倍こんなに頑張って来たのに、何が間違っていたんだろう…と途方に暮れる日々を過ごしました。いちじくさん、夢を次々と叶えているうちの塾長を見ているとね、自分がが頑張るのをまったくやめているのですよ。自分が頑張るのをやめて、人に頼って、甘えて、迷惑かけて、任せているのですよ。そうすると周りの人たちが次々と腕前を発揮してくれて、勝手に夢を叶えてくれるそうなんです。そこで、実は私もまだやり始めたばかりなのですが、今頑張ることをやめてみています。自分が頑張るのをやめて、人に頼って、甘えて、迷惑かけて、任せてお仕事も来月から3ヶ月間お休みすることに決めたのです。そうしたら、そのお休みを覚悟した日からいつも無意識に焦っていた気持ちはなぜか日に日に消えてしまったように感じなくなり、なんだか助けられて支えられて守られているようなことが次々起こり、とても穏やか気持ちなのです。今まで私ばっかり頑張っていたと思っていたのだけれど、いろんなところで、いろんなカタチで、いろんな方々に助けられて支えられて守られていたことが見えなかったのかもしれません。自分で手柄をあげることばかり必死で、頑張ることばっかりに意識を取られていて、人のやさしさや心の豊かさに気づけなかったのかもしれません。いちじくさんも自分が頑張るのをどうぞやめてみてくださいね。周りのひとに頼って、甘えて、迷惑かけて、任せてみることをお試しくださいね。いちじくさんの焦燥感が日に日に消えて感じなくなり穏やかに過ごされますこと、とっても楽しみにしています。ご相談ありがとうございました。心屋ジェニーより。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年09月23日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「彼と別れて、何をすべきかわからない」という、RUNさん(25歳・接客業)に、心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。画像:(c)beeboys - Fotolia.com■RUNさんのお悩み最近彼と別れ、今までしたいことなどを自由にはなったのですが、それと同時にこの先どうなるのか、どうなるべきなのかをとても考えてしまいます。■心屋塾上級認定講師・いかり屋圭子さんよりRUNさん、こんにちは。お悩みを読ませていただきました。彼と別れて自由になったけれども、この先どうなるのか、どうなるべきなのかを考えてしまうのですね。RUNさんはまだ25歳でお若いですから、人生もまだまだ長いです。だからそのように考えてしまう気持ちはよくわかりますよ。そして、先が長いからこそ、選択肢の幅が広すぎてわけがわからなくなるのかもしれません。詳しくはわかりませんが、もしかしたら彼とお付き合いしている時は、彼に遠慮したり、どう思れるかを気にしてできないことがあったのでしょうか。彼の意向を尊重したり、彼との時間を優先していたのでしょうか。お付き合いしている方がいない期間というのは、すべての時間を自分のために使えるというメリットがありますね。そんなRUNさんにオススメしたいことがあります。まずは、ノートを広げて、今、「やりたくないのにやっていること」を書き出してみてください。どんなことでもいいです。大きなことから小さいことまで。そして次は、「やりたいと思っていたのに、何故か躊躇してやっていないこと」を書き出してみてください。時間がないからとか、お金がないからとか、今はキリが悪いからとか、全く経験がないからとか、一目が気になるからとか躊躇していた理由はマチマチなことでしょう。書き出しましたか? たぶん、いくつか、もしくはたくさん書けたかもしれませんね。そうしましたら、「やりたくないのにやっていること」の中から一つ選び、今日からやめてみてください。簡単なことでいいですよ。一つやめると、それをしていた時間が空きますよね。その時間で「やりたいのにやっていなかったこと」を一つ始めましょう。これも簡単なことでいいです。これは「好き」「嫌い」で選ぶ、選択の練習にもなりますし、人生を変えるシンプルで即効性のある方法です。実は「これからどうなるべき」の正解はありませんよね。それは一人一人がその時その時考えることで、たぶん時間の経過や年齢と共に変わっていくものでしょう。ですので「どうなるべき」を考えても、答えは出ないかもしれません。そして「どうなるのか」はもっとわからないことです。誰にもわかりません。RUNさんが、一つ一つ、自分の好きなこと、やりたいことを選んで、行動して、積み重ねていくと、自分らしく、オリジナルな人生を歩めると思います。「やりたくないこと」「やりたいこと」を書き出して、我慢せず、人がどう思うかを気にせず始めてみてください。自由というのは、選べるということ。そして、好き、嫌いで選んでもいいということ。やりたいけれど躊躇していたことを始めることで、何かが動きだしたり変化していきます。人生はどうなるのかわからないから面白いし「どうなるべき」はありませんから、自分の好きに選んでみてくださいね。応援しています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年08月19日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「彼氏とケンカばかりでへとへとに…」という、wakaさん(25歳・サービス業)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。画像:(c)Tom Wang - Fotolia.com■wakaさんのお悩み彼氏と同棲を始めて1年ほど経つのですが、喧嘩ばかりです。育った環境が違うので、考え方も習慣も違うことばかり。最初の頃は、違いを受け止め、自分の気持ちを押し殺して彼のペースに合わせたり、彼を怒らせないように必死に気を使っていました。けれど、自分の気持ちや、やり方を徐々に伝えるようになってからというもの、彼との争いが絶えません。お互いをよく知るチャンスだといつも自分に言い聞かせてるのですが、話し合いがヒートアップすると、いつの間にやらバトルへと変わり、明け方まで言い争って、互いにヘトヘトの状態で仕事へ向かうという状況が週に一度のペースで起こります。ですが、彼との交際は今後も続けていきたいです。週に一度もヘトヘトになるまで喧嘩をせずに、上手く付き合っていくためには何をどうしたら良いのでしょうか?■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりwakaさん、こんにちは。心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。wakaさん、お仕事でもサービス業でとても気を使われてあるでしょうに。心が安らげるはずのお家の中での喧嘩、言い争い、バトル……。嗚呼…読んでいるだけでも、なんだかヘトヘトになってしまいそうですよねぇ。喧嘩って、ほんとに嫌ですよねぇ…。なんでわかってくれないのよ! いったい何回言えばわかるのよ! って伝わらないもどかしさと腹立たしさ、受け取ってもらえない、理解してもらえない悲しさや悔しさで気分がムシャクシャしますもんねぇー…。お悩みを読ませていただくと、wakaさんが自分の気持ちや、やり方を徐々に伝えるようになってから争いが絶えなくなられた、とのこと。ということは、wakaさんはひょっとしたら小さな頃、お母さんかお父さんに、自分の気持ちがわかってもらえなかった…、自分のやり方を受け取ってもらえなかった…、という寂しくて悲しい、せつない思いをしたことがあるのではないかなぁ? と感じましたがいかがですか? そしてその経験から、私の気持ちはどうせわかってもらえない、私のやり方は、どうせ受け取ってもらえないと、「どうせ私なんて」「どうせ自分なんか」と繰り返し繰り返し 自分に言い聞かせて思い込んでしまったのではないでしょうか。そして wakaさん自身が自分のことを、「どうせ私は、わかってもらえない人」として生きておられるように感じました。この「どうせ私は、わかってもらえない人」と思いながら生きてると、わかってもらえない出来事ばかりが次々起こります。自分が自分のことをそう思っているから、彼氏さんを使って『ほらっ、やっぱり私はわかってもらえない人』を自分に証明し続けている…だけなのです。この、自分が自分のことを「どうせ私は ○○○な人」と思っていることをセルフイメージというのですが、そのセルフイメージに気づいて、それを変えれば身の回りの現実が変わって来ます。なので、ヘトヘトになるまで喧嘩をせずに、上手く付き合っていくためには、wakaさん自身が自分のことを【どうせ私は、わかってもらえる人】【どうせ私は、認められる人】【どうせ私は、愛される人】に、ひっくり返してほしいのです。ひっくり返し方はとてもシンプルで簡単です。この「どうせ私は、わかってもらえる人」「どうせ私は、認められる人」「どうせ私は、愛される人」という言葉を毎日毎日、何度も何度も何度も自分に呟いてあげるだけでいいですよ。呟き続けるだけでいいのです。そうすると、ジワジワジワジワ、あれ? あらら? というほど、自分の身の回りの出来事が変わって行きますよ。どうぞ試してみてくださいね。そして wakaさんが 穏やかでゆったりやさしい気持ちで笑いながら楽しく過ごされる毎日になりますよう 楽しみにしています。ご相談ありがとうございました。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年08月05日メディアで話題の心理カウンセラー・心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「輪の中に入れない」というチェリ子さん(23歳・接客業)へ、心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんからアドバイスをいただきました。■チェリ子さんのお悩み人間関係がうまくできません。いつもムッとしたように見られがちで、“感じの悪い子”と周りから思われてしまいます。誰とでも仲良くなれる人や、慕われる人がうらやましく思います。輪の中にも自分から入っていけず一歩引いた場所から眺めるような感じです。自分の悪口言われてるんじゃないかとも勝手に考えて勝手に落ち込んでいきます。こんな性格なので友達も少なく、なんでも言える人もあまりいません。まぁいっか、で済ませればいい話なのですが、考えすぎてしまう性格でもあるのでネガティブ思考が止まらなくなります。元同僚にはネガティブよりもポジティブの方が楽しいよと言われました。確かにその通りです。考え方次第ですが、物事をポジティブに考えられるくらいの柔軟性もありません。みんなのように会社でもワイワイ話したいし人生損してるなんて言われたくありません。自分自身を理解していないこともあるのでしょうか。どこをどのように変えていけばいいのかわかりません。これからの人生を楽しんでいきたいのでよろしくお願いします。■心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんよりチェリ子さんはいつもムッとしたように見られがちで、自分から輪の中に入っていけないんですね。チェリ子さんは昔からずっと「私はコミュニケーションがうまくできない」「友達の輪の中に入れない」と思って過ごしてきたんだと思います。私はこんな人だから、みんなに嫌われてあたりまえ。私はこんな人だから、馴染めなくてあたりまえ。私はこんな人だから、ダメ。そんな自己卑下の言葉を自分自身に投げかけ続けてきたのではないでしょうか。「私は人間関係がうまくできない人だから」と思っているから、そんな自分にお似合いの状況を、まわりにいっぱい集めてくるのです。私だけ除け者にして、いつも楽しくおしゃべりしているあのグループ。なんだか私の悪口を言われているような気がしてしまう。ああ、また。ちょっと無理して輪の中に入ってみたけど、やっぱり私がいない方が盛り上がってるみたい…。そんな証拠ばかりを集めて、苦しんでいるんです。知っていましたか? チェリ子さんの周りの人は、チェリ子さんを受け入れたくて、待っているんですよ? それなのにチェリ子さんがかたくなに、「馴染めない自分」で居続けるから、周りに馴染めないという証拠ばかりが集まってくるんです。人間は見たい物を見る習性があります。人はみんな、自分が見たい現実を見ているんです。簡単に実験してみましょう。今自分がいる場所で「赤い物を見よう」と意識して、顔を上げて周りをぐるっと360度見回してみてください。さっきまでは目に入ってなかった「赤い物」がいっぱいありませんか? それと同じことが、チェリ子さんの周りをとりまく「現実」にも起きています。チェリ子さんは「馴染めない自分」の世界を見たくて。「馴染めない自分」である証拠集めばかりしています。そして、その証拠が集まってきて「ああ、嫌だ」と嘆いているんです。なぜそんなことをしているかというと、「人間関係がうまくいく自分」「他人と馴染めている自分」というような世界を見ると不都合なことが起こるからです。もし、チェリ子さんが「人間関係がうまくいく自分」「他人と馴染めている自分」でいられる世界に生きていたら、今と何が違うでしょう? おそらく、人の輪の中にぐいぐい入っていかなくてはいけなくなるでしょうね。だって、他人と馴染めているんだから。人の輪の中にぐいぐい入っていく自分。想像しただけでちょっと怖くないですか? やったことがないから怖い? それをしてしまったらどうなるか分からないから怖い? いいえ。つまらない自分が露呈するのが怖いんです。輪の中に入らず、感じの悪い子として、一歩離れたとこから輪の中のみんなを眺めていたら、「つまらない」と思われることはないですもんね。だからチェリ子さんは遠巻きに彼らを眺めているんです。「チェリ子? あの子つまんない」という決定打を受けないように、自分を守っているんです。輪の中に入ってしまうと、そんなふうに傷つけられると、信じて疑ってないんです。だから、そーっとそーっと、傷つかない場所に立っているんです。そんなひとりぼっちの場所にいるのが、もう嫌ならば、輪の中でみんなと楽しく笑い合える自分として生きていきたいと思うのならば、「つまらない人だと思われてもいい」「だって私超つまらないし」そんなふうに思って、勇気を出して、輪の中に入ってみてください。ひと言もしゃべれなくてもいいです。挙動不審になってもいいです。お地蔵さんのように固まってもいいです。そんなつまらないチェリ子さんでも大丈夫なんです。周りの人は、そんなつまらないチェリ子さんだから受け入れてくれるんです。つまらない自分を露呈する勇気を出して、そのつまらない自分だから受け入れられる。そんな体感をした近い未来に、みんなの輪の中で大口を開けて笑っているチェリ子さんがそこにはいるはずですよ。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2014年07月15日