明治大学文学部は、本学創立140周年記念事業として、演劇界における明治大学とシェイクスピアのかかわりを広く知っていただく機会を提供するため、「明治大学とシェイクスピア」と題し、展示会を開催いたします。本学は多くの演劇人を輩出していますが、彼らの多くがシェイクスピアの上演においても優れた成果を披露しています。また、何より今年で第18回を数える「明治大学シェイクスピアプロジェクト」(MSP)の伝統もあります。今回の展示では、こうした明治大学出身の代表的演劇人の功績を紹介し、同時に、MSPの全18回の活動を振り返ります。ぜひ、この機会に日本のシェイクスピア上演史の中で明治大学が果たしてきた貢献を実感してください。■ 《紹介予定の方たち(敬称略)》木下順二(劇作家/元文学部教授)、唐 十郎(劇作家、演出家、小説家/元文学部客員教授/2021年度文化功労者)、青木豪(劇作家、演出家/元文学部兼任講師)、谷 賢一(劇作家、演出家)、原田大二郎(俳優、明治大学シェイクスピアプロジェクト創設者)表1: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月11日パルコ・プロデュース 2021『ジュリアス・シーザー』は、女性キャストたちだけで描かれるシェイクスピア劇。その見どころを吉田羊さんに聞きました。意外にも、シェイクスピア劇への出演は初めてだという吉田羊さん。「観客として観るシェイクスピアって難解で、途中でセリフを聞き逃すと置いていかれてしまうんですよね。役者としては、舞台上の俳優の胆力とパッションに圧倒されるのだけど、それをどう楽しんでいいかわからない。でも、今思えば、自分と関係のないものだと決めつけて、その魅力に向き合おうとしてこなかっただけなのかなと感じています」というのも、今回初タッグとなる森新太郎さんの演出を受けて、これまで抱いてきたシェイクスピア戯曲のイメージがガラッと変わったそう。「森さんは演出するうえで、英語の原典を引用されるんです。たとえば、同じ“自由”という言葉でも、自ら闘って得ていく“liberty”と人間がもともと持っている権利としての“freedom”では、ニュアンスが違いますよね。そういう言葉ひとつひとつを読み解いて、シェイクスピアが表現しようとする真意を理解して演じさせようとしてくださる。ひとつひとつに時間をかけるので、稽古が始まって10日ほどですが、まだ本読み段階(笑)。それでも、シェイクスピアで大事なのは言葉で、役者同士が言葉という武器を手に戦う作品ですから、着実に理解は深まっていると思います」森さんの稽古は声を荒げることなく淡々と快活に、でも何度も何度も何度も同じ場面を繰り返すスタイル。「98点では満足しない方なんですよね。だから100点が出るまで何度も繰り返すんです。でもそれって、役者を信頼してくれているからで、だからこっちも食らいついていけるんです。何より森さん自身がおもちゃを与えられた子供みたいに、誰より稽古を楽しんでいますから。あと、演出するときに用いる比喩の表現が本当に面白くて」そんな森さんからは、「役の感情に流されないように」ということも。「今回は、言葉を伝えることを重視しているため、感情を作るのは大事だけれど、流されずに言葉をしっかり相手に投げていく訓練をしています。これまで、『セリフを歌うな』というダメ出しはされてきましたが、今回は逆。言葉のリズムが音楽の旋律のようで、口にするうち自然に体に馴染んで気持ちよくなっていく。今まで感じたことがない体験です」舞台『ジュリアス・シーザー』は、共和制ローマの最高実力者・シーザーの暗殺を巡る権力闘争と愛憎の物語。吉田さんはシーザーの親友ながら、暗殺に力を貸すことになるブルータス役。なんと今作は、すべての役が女性キャストによって上演される。シェイクスピアの時代の上演スタイルを踏襲して全役男性で演じられることはときどきあるが、オールフィメールは珍しい試み。「最初こそ俺という一人称に違和感がありましたけど(笑)、戯曲の中の性別を固定するようなセリフは今回ほぼカットされていますし、性別を超えた人間の物語として観ていただけるんじゃないでしょうか。ジェンダーレスが声高に叫ばれる昨今ですが、根本にあるのは、性別で人間をはかるなってことだと思うんです。どんな感情も人間が等しく持つもので、性別によって区別されるものではない。この作品を通じて、そういうメッセージを発信できたらと思うし、そういう意味でまさに今やるにふさわしい作品ですよね」嫉妬や欲が渦巻く中で、ブルータスは「私利私欲がなくて、誠実だと誰もが評する人物」。「人望が厚く優しいけれど、ここぞというときに詰めが甘くて、その優しさが自分の首を絞めていく。そんな人間味のあるブルータスをお見せしたいと思っています」近年の吉田さんといえば、ジェーン・スーさんのエッセイをドラマ化した『生きるとか死ぬとか父親とか』や、異色の設定で話題を呼んだドラマ『きれいのくに』など、ひと癖ある作品に出演している印象が。「脚本、演出家、企画…判断基準はいろいろありますが、基本的にやりたいかやりたくないかの直感です。お芝居って心なので、自分が面白いと思って取り組めないと伝わってしまう。だからこそ心を大事に作品を選んでいきたいなと思うんです」ならば今回の舞台、出演を決めた最大のポイントはどこですか?「優先順位をつけるのは難しいですが、一番はPARCO劇場かな。選ばれた俳優しか出られない劇場のイメージ。長く小劇場で演劇をやってきて、あそこに呼ばれるようになりたいと奮闘してきたので、成功させるぞという思いで臨みます」共和制末期のローマ。次々と戦果を挙げ権力を増大化させていくシーザー(シルビア)の存在を危ぶんだキャシアス(松本)。ブルータス(吉田)を仲間に引き入れ、シーザーを暗殺する。その知らせを聞いたアントニー(松井)は…。10月10日(日)~31日(日)渋谷・PARCO劇場作/ウィリアム・シェイクスピア演出/森新太郎出演/吉田羊、松井玲奈、松本紀保、シルビア・グラブ、三田和代ほか全席指定1万1000円ほかパルコステージ TEL:03・3477・5858大阪、山形、福島、宮城、富山、愛知公演あり。よしだ・よう福岡県出身。舞台を中心に活動する中、2009 年の『returns』や‘11年の『国民の映画』などの三谷幸喜演出舞台に出演し注目を集める。最近の出演作にドラマ『恋する母たち』など。ブラウス¥75,900 スカート¥86,900ピアス¥26,400(以上sacai TEL:03・6418・5977)※『anan』2021年10月13日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・梅山弘子ヘア&メイク・井手真紗子インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年10月12日シェイクスピアのローマ史劇の名作を、女性キャストだけで上演することで注目を集めている、森新太郎演出・吉田羊主演『ジュリアス・シーザー』が10月10日、東京・PARCO劇場で開幕した。その演出力の高さから俳優たちから最も信頼されている演出家・森新太郎が、3月に上演された『Romeo and Juliet ーロミオとジュリエットー』に続いて今年2本目のシェイクスピア劇を手がける本作。もとは男性による政争劇だが、性別を意識させるセリフをあえて排除し、オールフィメールキャストたちが「男性」を演じるのではなく、「人間」を演じるよう演出。人の業や欲望、正義や信念といったものをつまびらかにしながら、よりリアルな人間たちのドラマを浮き彫りにしていく。初日を終えて森は、「権力闘争劇の金字塔ともいうべき本作が、これほどまでに様々な感情の渦巻く人間ドラマであるとは知りませんでした。オールフィメールで臨んだことによって、この作品の新たな魅力に出会えたような気がします。歴史劇や政治劇の類い、そして何よりもシェイクスピア劇といったものに普段まったく食指が動かぬ方にこそ、是非観ていただきたく思います」とコメント。主人公・ブルータスを演じる吉田羊は、「お客様が入って、この作品の最後のピースが埋まったというか、物語が完成したなという感じがしました」と初日公演の感想を述べ、「シリアスな物語にも関わらず笑いが絶えず、毎日、演出をつけられた役者が目に見えて変わっていく様がとても面白かったです」と稽古を振り返る。見どころについては「“言葉”によって突き動かされていく人々の物語を、かくもドラマティックかつパワフルに仕上げた森新太郎氏の手腕! そう来たか!と唸って頂きたいです!」と息巻く。シーザーの腹心の部下・アントニー役の松井玲奈は、「稽古中の『芝居は呼吸。息を吸ったときに感情が生まれる』という森さんの言葉が強く印象に残っています。今まで感じていたことがハッキリとした言葉で表された時、ハッとするものがあり、この現場での大きな学びの言葉となりました(中略)アントニーを演じる上では、生まれた感情を殺さないようにしたいと考えています。ブルータスとアントニーの演説場面は大きな見どころのひとつです。民衆の心が動かされていくように、客席の皆様の心までも動かす演説ができるよう、ひとりひとりの心に強く訴えかけていきたいと思います」と稽古での手ごたえと見どころについて語った。シーザー暗殺を企てるキャシアス役の松本紀保は、稽古を振り返り「キャストが女性だけなので、稽古場でのリラックスした時間は女子校の休み時間の様な雰囲気で、笑顔のたえない時間でした」としつつ、「演出の森さんとは 2 回目ですが、とにかく容赦ないダメ出しの嵐は 2 回目も健在でした。役者の心に火をつけるのがとても上手な演出家だと思います。今回は歌手、スポーツ選手、芸人さんなど、〇〇さんのようにという例えを使われていてそこがとてもわかりやすく面白かったです」「この作品は全てが見せ場なので、1シーンたりとも見逃せない! なかでも民衆達が扇動されていく姿は、現代にも通じるも のがあるのではないでしょうか」とコメントを寄せた。シルビア・グラブが演じるジュリアス・シーザーは今回「妻のキャルパーニアの前では弱みをかなり見せてます」とのこと。「男たちのドラマであるのはもちろん、今回、森さんはキャラクターのヒントとしていろんな俳優や有名人の名前を持ち出し、そのキャラクターに近づけていくキャストの皆さんを見るのが楽しかった。古畑任三郎をはじめ、松岡修造さんからオードリーの春日さんまで、バラエティに飛んだキャラクターたちがステージ上に隠れています」と松本同様、独特な森演出についてふれた。上演は10月31日(日)までPARCO劇場にて。その後、大阪・山形・福島・宮城・富山・愛知と全国を巡る。
2021年10月11日好きな人ができたら、彼が脈ありかどうかは気になるところ。でももし彼のなかに好意を感じられたら、きっと安心して恋を進めることができますよね。そこで今回は、恋におちた男性が見せる「本命サイン」をご紹介します!■ 用のないLINEをする「好きな子と連絡先を交換できたら、とくに用事がなくてもLINEしちゃう。話を途切れさせたくなくて、『今日、○○の映画観てきた!最近なんか観た?』みたいな、結構むりやりな話題をひねり出して送る(笑)」(27歳男性/不動産)好きな人とのLINEって、ドキドキ感があってとても楽しいもの。もしあなたの周りに、とくに用事がないのにプライベートの話をLINEでしてくる男性はいませんか?そんな彼は、あなたともっと関係を進めたいと考えているのかもしれません。■ 恋バナをする「気になる子と仲良くなってきたら、恋バナをする流れに持っていきます。そしたらその子に彼氏がいるのかとか、どんな男が好きなのかとか、いろんなことが分かるからさ」(30歳男性/IT)好きな人の恋愛観って、とても気になるもの。恋バナをすると、自然と彼氏の有無を確かめることができるでしょう。それに男性のタイプや価値観など、いろいろなことが分かります。そこから相手の男性は、「自分が彼氏になれる可能性がどれだけあるか」というのを探っているのかもしれません。■ 他の人の前より、身だしなみに気合を入れる「取引先の人に恋したとき、その人との商談の日だけかなり気合を入れて身支度しましたね(笑)しっかりヘアセットして、爪も切って。スーツ、ネクタイ、靴とかもここぞ!ってときのやつを使いました」(30歳男性/広告)恋をすると女性はキレイになる、なんて言葉を聞きますが、これは男性も似たようなことが言えます。なぜなら少しでも好印象を与えようと、身だしなみを整えるから。とはいえ、彼の普段の姿を知らない女性からすると、彼の変化が分からないので気付いづらいかもしれません。そんなときは、彼と共通の知り合いに「普段の彼」について聞いてみるのもアリですね。■ ランチに誘う「気になる子と仲良くなったら、2人きりのご飯に誘いますね。でもガチで好きだからこそ、いきなりディナーに誘って警戒されたくないから、まずは『ランチでも行かない?』ってライトに誘うかな」(34歳男性/営業)女性と一気に距離を縮めるために、食事に誘う男性もいるようです。なかでもあえて「2人きりで」というのは強調するようなら、かなり本命度高め。また女性に警戒されるのをおそれ、あえてランチから段階を踏んで誘おうとする男性もいるみたい。もし女性側も彼が気になっているなら、できるだけお誘いを受け入れたほうが◎。■ 恋をしたら、どこかにサインが表れる!ほとんどの男性は、本気の恋をするとどこかしらにサインがにじみ出るもの。恋のチャンスを逃さないためにも、彼の本命サインが出ているかどうか、チェックしておきましょう!(美佳/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年09月21日恋におちてから「あれやっておけばよかった」と思うことも、過去にあったかもしれませんね。そんな事態に備えて、前編に続き、あなたが恋に落ちる瞬間を干支から占います。■ 午(うま)年生まれ【ほめられたとき】午(うま)年生まれは、わりと単純思考なところもあるみたい。「かわいいね!かわいい~ほんとにかわいい!」とお世辞でもほめられると、嬉しくてその気になってしまう可能性が。ほめてくれる男性がかっこよく思えてきて、恋に落ちてしまうかもしれませんね。■ 未(ひつじ)年生まれ【優しくされたとき】体、もしくは心が弱っているときに優しくされると、コロッと恋に落ちてしまう可能性があるのが、未(ひつじ)年生まれ。ぱあっと気持ちが盛り上がってしまい、恋に落ちてしまう可能性が高いです。■ 申(さる)年生まれ【彼との未来を夢見たとき】申(さる)年生まれはちやほやされるのが大好きなところがあるようです。友人に自慢できるようなイケメンセレブに声をかけられると、ステキな未来を夢見て恋に落ちてしまうかもしれません。恋愛慣れした相手だとわかってはいても、その手慣れた感じに惹かれるのでしょう。■ 酉(とり)年生まれ【彼に尊敬できる部分を見出したとき】自分に自信があり、ちょっと高飛車なところもある、性格の酉(とり)年生まれ。でも、三カ国語をしゃべっているのを見たり、動かなくなったPCをささっと直したりなど、自分にできないことができる男性の行動を目の当たりにすると、恋に落ちる可能性が高いです。■ 戌(いぬ)年生まれ【恋愛相談に乗っているとき】何ごとにも親身になるところがある、戌(いぬ)年生まれ。男友だちから恋愛相談や失恋の愚痴を聞いているうちに、つい感情移入をしてしまい、自分がその男友だちに恋してしまう傾向もあるみたい。好きになった相手に彼女がいたら、もちろんあきらめますが、ちょっと辛い思いをする可能性もあります。■ 亥(いのしし)年生まれ【楽しませてくれたとき】楽しさを好きと混同しがちなところもある、亥(いのしし)年生まれ。一緒に食べたり飲んだりして気分が上がってくると、そのとき話をしている男性のことを「この人といると楽しい!好きなのかも?」となるのかもしれません。■ さいごに恋に落ちるってスゴイことです。彼氏は欲しいのに、なかなか好きな人ができなくて困っている女性だって多いようですから……。自分が恋に落ちる状態をわかっていると、「好きな人」ともすぐに出会えるかもしれませんね。(紅伊珊瑚/占い師)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年07月26日1998年のスタート以来、芸術監督・蜷川幸雄のもと、シェイクスピア全37戯曲の完全上演を目指す「彩の国シェイクスピア・シリーズ」は、蜷川亡き後、2016年10月に二代目芸術監督・吉田鋼太郎が就任し、翌年12月に『アテネのタイモン』によって再開された。そのシリーズ最後の作品となる『終わりよければすべてよし』について、演出・出演の吉田鋼太郎に話を聞いた。「なんとか希望を見出そうとしている人」はすごく美しい――お稽古がスタートして、現時点で感じている手応えをお聞かせください。『終わりよければすべてよし』は、シェイクスピア作品の中でもあまり上演されないものです。なぜかと言うと、不備な点があるとか、扱いづらいとか、終わり方がちょっと苦いとか、カタルシスがないとか、そういうことらしいのですが、実際に稽古をしてみて、ひょっとしたらこれは『ハムレット』と双璧の面白い芝居なんじゃないかと思い始めています。これはアピールでも宣伝でもなんでもなくてね。――それはなぜですか?この作品の主人公でもある(石原さとみ演じる)ヘレンは、自分の運命を自分の力で切り拓いていき、自分の思うような人生を手に入れるという人なんです。そのパワー、その力強さ、そのひたむきさ、そして可憐さがとても魅力的で、その一言一言に、その行動に、目が釘付けになります。『終わりよければすべてよし』メインビジュアル――それをうかがうと、逆になぜこの作品が「問題劇」と言われているのかが気になります。物語の序盤でヘレンは、(藤原竜也演じる)バートラムと結婚をするのですが、その結婚は王の権力によって決められたもので、バートラムはそれを拒否するんですよ。それでヘレンも一度は身を引くけれども、やっぱりバートラムが好き、自分のものにしたいと、ある策略をします。一言でいうと、バートラムをだましてベッドを共にする。それで妊娠するんですけど、え、それやっていいことなの!? って話じゃないですか。それはちょっとダークな話なんじゃないの?と。そういう苦さがある芝居なんですよ。ただそれは、裏を返せば非常に現実的なんですけどね。そこには夢も希望もないかもしれないけども。――なるほど。そういうこともあって、みんなこの芝居をどう解釈していいかわからなかったというところがある。でもそれは戯曲を“読んで”思うことであって、実際に稽古をしてみると、全然そうじゃないんです。そこがシェイクスピアのすごいところ。やっぱり人間は、自分のしあわせを勝ち取るためにあらゆる努力を惜しまない、あるいは、惜しまないほうがいいじゃないですか。諦めちゃうよりも。そういう「なんとか希望を見出そうとしている人」はすごく美しいわけです。それによって周りの人間たちも感化されて、どんどん変わっていくんですね。この作品はそういう美しい構造を持っていることが、稽古しているうちにわかってきて、これはものすごく感動するんじゃないかと思っています。蜷川組の血を受け継ぐ藤原竜也と、“全部持ってる”石原さとみの共演――どんな芝居になりますか?盛りだくさんな芝居になると思いますよ。俳優たちがすごく個性的だし、役も人間臭くて、いつにも増して個性的だから。――さらに描かれるものも盛りだくさんで。そう、そこが面白いところなんですよ。しめやかなところはしめやかだし、悲しみのどん底になることもあるし、だけど賑やかなところはめっちゃ賑やかっていう。ふり幅がすごく激しい芝居です。それを俳優さんたちがキッチリ体現してくれれば、どこを観ていいかわからないくらい盛りだくさんな芝居になると思います。――藤原竜也さんがこのシェイクスピア・シリーズの最後の作品に出演されるのが嬉しいです。やっぱ竜也が出ないとね。蜷川さんなしには語れない俳優人生だから。ぜひこの作品には出てほしいとオファーしました。――稽古場ではいかがですか?もうね、蜷川組の血を受け継いでいますから。「そこでそんなことする?」「そこでそんな大きい声出す!?」「そこで転がる!?」みたいな(笑)。やりたい放題やっていますよ。やっぱり竜也が芝居すると、蜷川さんがいるなって感じがしますね。他のキャストも、「こういうところなんだ、蜷川組の稽古場は」とびっくりしていますしね。楽しいです。――石原さとみさんはどんな方ですか?役にピッタリですよ。悲しむ時はその悲しみ方も深いし、そこから立ち直るパワーもすごいし、行動していく賢さ、パワー、情緒、頭脳……石原さとみは全部持ってるから。――それ以外の皆さんも個性的ですよね。そう。だから、それぞれの個性を出して、やりたいようにやってくれと言っています。強烈だと思うよ~(笑)。――ご自身も出演されますが。強烈だと思う!(笑)――(笑)。登場人物も個性的なのですか?基本的にこの芝居の登場人物は、人間の“負”の部分を持っています。例えば(横田栄司演じる)パローレスはいつも嘘ばかりついて、自分を良く見せようとする。僕が演じるフランス王は、権力を振りかざしてみんなに言うことを聞かせようとする専制君主。道化のラヴァッチも常に軽口を叩いていて、その軽口は肉欲、性欲のことなんです。でもそういう人はおそらく現実にもいますよね。つまりみんな非常に人間的。これでもかというくらい人間的な登場人物です。今作は蜷川さんが残した“無名な作品”の最たるもの――「彩の国シェイクスピア・シリーズ」の最終作品となりますが、そこはどうお感じですか?感慨深いです。僕自身が俳優として鍛えてもらったシリーズですし、僕の人生において絶対に大切な現場だったので。まさかその最後の演出を自分がやるとは思ってもいませんでした。責任は重大であるというプレッシャーはあるんだけれども、それは心地よい……と言うとカッコつけすぎなんだろうけど。このシリーズを楽しみされているお客さんはたくさんいらっしゃいますし、このシリーズに出演してきた綺羅星の如き俳優さんたちもたくさんいらっしゃいますし、その人たちが最後に「よかったね」と言えるような作品に、絶対にしてやろうと思っています。――楽しみです。自画自賛になりますが、このシリーズでは「え、この戯曲がこんなふうになるの!?」とよく言っていただけるんですよ。というのも、蜷川さんが残したのが無名な作品ばかりだったから。今回はその最たるものになると思います。シリーズファイナルの演出は、最初のシーンで劇場の半数の人が泣く!?――おっしゃる通り、吉田鋼太郎演出のシェイクスピアはわかりやすい、ということは、シリーズのキャストの方々からも何度もうかがいました。なぜなのでしょうか?それはおそらく僕が18歳からシェイクスピア作品をやっているからだと思います。ものすごい本数をやってきましたから。だいたい、本で読むシェイクスピアって全然面白くないんですよ。やっぱり芝居でやってこそ。そこは絶対に守らなきゃいけないというか。本で読んだほうが面白かったと思われないようにしなきゃいけない、というのはずっと自分の使命のようになっています。――余談ですが、ラストならではの演出もあったりするのでしょうか?あります。最初のシーンを見たらわかるようにしてあります。そこで劇場の半数の人が泣くと思います。――半数も泣くんですか!?(笑)。具体的には言えないけどね。俺だったら泣きます。――コロナ禍での上演についてはどう思われていますか?今年の1月に『スルース~探偵~』(演出・出演)という芝居をやった時に、お客さんって本当に芝居が観たいなんだなってことがよくわかったんですよ。もうね、ものすごい観ますもん。食い入るようにして。「今観なきゃ、いつ観られなくなるかわからない!」というような感じで。観る側にそれだけの意欲があるのであれば、こっちはそんなに工夫しなくてもいいんじゃないかという気すらしました。そうなると、こっちの負担は減るんですよ。怠けられるという意味ではなくてね。いい関係性ができるから、「さあ観てくれ!がんばるから観てくれ!」じゃなくていいわけです。どちらかというと今までの俺は「さあ観てくれ!」が強いほうだったので、それでお客さんは「ちょっとうるさいな」とか「そんな大きい声出さなくてもいいのにな」とか(笑)。――ちなみに前作『ジョン王』の中止はどう思われていますか?そこは延期と考えていただきたいです。近い将来、必ずやります。小栗(旬)くんも久しぶりのシェイクスピア作品でとても意気込んでいたからね。必ずやるつもりです。――では最後に、個人的に楽しみになさっていることを教えてください。ラストシーンです。「問題劇」と言われる所以のひとつで、なんとなく気持ち悪いラストシーンなんです、本で読むとね。でも多分、シェイクスピア全作品の中で一番素敵なラストシーンだと思う。よくぞこの『終わりよければすべてよし』を書いてくれたと思うくらい。この大団円に、こういうシーンを持ってきてくれるっていうのがね。もう全部がうまくいっている感じがして。もちろん、蜷川さんは亡くなったし、コロナ禍でもあるから、「すべてよし」とは言えないけれど、「終わりよければすべてよし」は願いでもあるので。幕が開くのを楽しみにしていてください。取材・文:中川實穗撮影:HIRO KIMURA公演情報彩の国シェイクスピア・シリーズ第37弾『終わりよければすべてよし』作:W・シェイクスピア翻訳:松岡和子演出:吉田鋼太郎出演:藤原竜也 / 石原さとみ / 溝端淳平 / 正名僕蔵 / 山谷花純 / 河内大和 / 宮本裕子 / 横田栄司 / 吉田鋼太郎廣田高志 / 原慎一郎 / 佐々木誠 / 橋本好弘 / 鈴木彰紀 / 堀源起 / 齋藤慎平 / 山田美波 / 坂田周子 / 沢海陽子【埼玉公演】2021年5月12日(水)~2021年5月29日(土)会場:彩の国さいたま芸術劇場 大ホール【宮城公演】2021年6月4日(金)~2021年6月6日(日)会場:名取市文化会館 大ホール【大阪公演】2021年6月10日(木)~2021年6月13日(日)会場:梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ【豊橋公演】2021年6月18日(金)~2021年6月20日(日)会場:穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール【鳥栖公演】2021年6月26日(土)~2021年6月28日(月)会場:鳥栖市民文化会館 大ホール最新の公演情報につきましては、公式サイトにてご確認ください。(本ページに掲載された情報は5月7日時点のもの)
2021年05月07日「彩の国シェイクスピア・シリーズ」のフィナーレにあたる舞台『終わりよければすべてよし』が、2021年5月に、彩の国埼玉芸術劇場 大ホールで上演される。宮城・仙台、大阪、愛知・豊橋、佐賀・鳥栖での公演も予定。「彩の国シェイクスピア・シリーズ」がフィナーレへ「彩の国シェイクスピア・シリーズ」は、シェイクスピア全37戯曲の完全上演を目指すシリーズ。1998年のスタート以来、芸術監督・蜷川幸雄のもと、国内外で次々と話題作を発表してきた。2016年10月には、故・蜷川幸雄の後を継ぎ、シリーズ二代目芸術監督に俳優・吉田鋼太郎が就任。2017年12月に『アテネのタイモン』でシリーズを再開させ、2020年2月に上演した『ヘンリー八世』では、その演出手腕が高い評価を得た。23年の時を経てフィナーレを飾る第37弾『終わりよければすべてよし』は、若き伯爵バートラムに恋する身分違いの孤児ヘレンを中心とした物語。バートラムが縦横無尽に駆け巡る姿や、バートラムに一途に好意を寄せるヘレンの様子に、最後まで釘付けになる作品だ。藤原竜也&石原さとみ&吉田鋼太郎が出演キャストには、フィナーレに相応しい豪華メンバーが集結。バートラム役を藤原竜也、ヘレン役を石原さとみが務め、芸術監督の吉田鋼太郎もフランス王役で出演する。<ストーリー>舞台はフランス。ルシヨンの若き伯爵バートラムと家臣のパローレスらは、病の床にあるフランス国王に伺候するためパリに向かう。バートラムの母ルシヨン伯爵夫人の庇護を受ける美しい孤児ヘレンはバートラムに想いを寄せているが、身分違いで打ち明けられない。ヘレンは優れた医師の父から受け継いだ秘伝の処方箋で瀕死の国王を治療し、見返りに夫を選ぶ権利を与えられる。ヘレンはバートラムを指名するが、バートラムは貧乏医師の娘とは結婚しないと断固拒否、しかし国王に叱責されしぶしぶ承諾する。やむを得ず結婚したもののヘレンと初夜を共にする気のないバートラムは「自分の身に着けている指輪を手に入れ、自分の子を宿さなくては夫婦にならない」と手紙で宣言し、伊フィレンツェの戦役へ赴く。ヘレンは巡礼の旅という口実のもと、彼を追ってフィレンツェへ。そこでキャピレット未亡人の家に身を寄せ、当地でバートラムが大きな戦功を上げたこと、そしてバートラムが未亡人の娘ダイアナに求愛していることを知る。ヘレンは真の妻となるためにダイアナとキャピレット未亡人に協力してもらい、ある計画を実行に移す…。【詳細】『終わりよければすべてよし』上演時期:2021年5月場所:彩の国埼玉芸術劇場 大ホール住所:埼玉県さいたま市中央区上峰3-15-1TEL:048-858-5500チケット発売:3月27日(土)予定※仙台、大阪、豊橋、鳥栖公演あり。<キャスト>バートラム:藤原竜也ヘレン:石原さとみデュメイン兄弟:溝端淳平ラフュー:正名僕蔵ダイアナ:山谷花純デュメイン兄弟:河内大和ルシヨン伯爵夫人:宮本裕子パローレス:横田栄司フランス王:吉田鋼太郎
2021年01月23日第一線で活躍中の声優陣によるリーディング形式で、シェイクスピアの代表作『マクベス』が、11月26日(木)よりサンシャイン劇場にて上演されることが発表された。『マクベス』は、実在のスコットランド王マクベスをモデルにした、シェイクスピアの四大悲劇のひとつ。勇猛果敢な一面と小心な性格を持ち合わせた将軍マクベスは、妻と一緒に謀って主君を暗殺し、王位の座を得るが…。演出は映画監督や舞台演出家として活躍する深作健太が担当する。出演者は各公演6名ずつ日替わりで登場。主人公のマクベス役として、『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』で毒島メイソン理鶯の声を担当する神尾晋一郎、『テニスの王子様』のアニメやミュージカルにも出演経験のある豊永利行など、豪華声優陣が第1弾キャストとして発表された。今回の『マクベス』はただ座って読むスタイルの朗読劇ではなく、深作が声優の表現力を最大限引き出す演出で上演されるとのことだ。「声のプロフェッショナルが奏でるリーディングシェイクスピア『マクベス』」作:ウィリアム・シェイクスピア翻訳:平田綾子構成・演出:深作健太期間:2020年11月26日(木)~12月6日(日)会場:サンシャイン劇場出演:《第一弾発表公演》11月27日(金)19:00神尾晋一郎、古賀葵、代永翼、増元拓也、竹内栄治、帆世雄一11月29日(日)13:00豊永利行、安済知佳、中島ヨシキ、坂泰斗、矢野奨吾、堀江瞬11月29日(日)19:00豊永利行、諏訪彩花、中島ヨシキ、坂泰斗、矢野奨吾、堀江瞬12月4日(金)19:00中島ヨシキ、工藤晴香、小野友樹、山中真尋、竹内栄治、汐谷文康12月6日(日)12:30駒田航、石見舞菜香、石谷春貴、荻野晴朗、村田太志、市川蒼12月6日(日)18:00駒田航、大原さやか、石谷春貴、笠間淳、中澤まさとも、榊原優希
2020年10月30日新国立劇場が2009年より続けてきたシェイクスピア歴史劇シリーズが、本日10月2日(金)に開幕する『リチャード二世』をもっていよいよ完結する。通しで観ると9時間を超える上演時間となった2009年の『ヘンリー六世』三部作に始まり、2012年の『リチャード三世』、2016年の『ヘンリー四世』二部作、そして2018年の『ヘンリー五世』まで。毎回ほぼ同じスタッフ・キャストが集結するだけでなく、『ヘンリー六世』と『リチャード三世』、『ヘンリー四世』と『ヘンリー五世』では同一俳優が同じ役を引き継いで演じるという、世界的にみても珍しい趣向で演劇界の話題をさらってきた。今回は役こそ異なるが、岡本健一、浦井健治、中嶋朋子らお馴染みの面々が再集結。演出はもちろん、鵜山仁が務める。文・町田麻子
2020年10月02日エス・テー・デュポン(S.T. Dupont)が、新作ペンコレクション「スウォード」の誕生に伴い、限定コレクション「シェイクスピア」を2020年3月21日(土)に発売する。なお、「シェイクスピア」は新店舗である、日本橋三越本店にて3月18日(水)より先行販売される。新たなペンコレクション「スウォード」はイギリスの作家、エドワード・ブルワー=リットンの”The pen is mightier than the sword.(ペンは剣より強し)”という名言にインスパイアされて誕生した。ペンが思考や感情を表現する強い武器であることを表現している。「スウォード」初の限定コレクションは「シェイクスピア」だ。今回のアイテムには、代表的な戯曲「ハムレット」の有名なシーンを象徴する髑髏が施されている。コレクションには「スウォード」ペンに加えて、「ライン2」ライターもラインナップ。「スウォード」ペンはボールペン、ローラーボールペン、日本橋三越本店限定の万年筆が展開される。キャップトップに髑髏、ボディにはシェイクスピアのサインがデザインされている。またライターは、側面に髑髏を飾り、ローラーにシェイクスピアのサインを刻んでいる。各アイテムは、シェイクスピアの誕生年にちなんで、世界限定1,564個で販売される。【詳細】エス・テー・デュポン 新作ペン「スウォード」限定コレクション「シェイクスピア」発売日:2020年3月21日(土)取り扱い:エス・テー・デュポン各店舗価格:・「スウォード シェイクスピア」ペンボールペン 188,000円+税、ローラーボールペン 204,000円+税、万年筆 253,000円+税・「ライン2 シェイクスピア」ライター 274,000円+税カラー:イエローゴールド、ナチュラルラッカー、グリッターダスト※各商品世界限定1,564点※万年筆は日本橋三越本店限定で発売。■先行販売場所:エス・テー・デュポン 日本橋三越本店の店舗情報オープン日:2020年3月18日(水)住所:東京都中央区日本橋室町1-4-1 日本橋三越本店本館1F営業時間:10:00~19:30(百貨店に準ずる)定休日:百貨店に準ずる※問い合わせ先は3月18日(水)以降、オフィシャルサイトにて掲載予定。オープン記念ギフト:限定「シェイクスピア」万年筆の購入者先着10名に人気のライター「ライン2」を象ったキーホルダーを、エス・テー・デュポン製品を38,500円(税込)以上の購入者先着20名にオリジナルノートブックをプレゼント。【問い合わせ先】エス・テー・デュポン 銀座ブティックTEL:03-3575-0460
2020年03月14日新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から劇場を閉鎖していたBunkamuraル・シネマが再開、公開延期となっていた『シェイクスピアの庭』が3月11日(水)より公開決定。併せて、稀代のシェイクスピア俳優である監督・主演のケネス・ブラナーが、特殊メイクによってシェイクスピアへと変貌していく貴重なメイキング映像も到着した。本作は、「ヘンリー八世」上演中にグローブ座を焼き尽くした大火災の後に断筆、故郷で過ごしたシェイクスピアの知られざる最期の日々を、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー出身で、舞台はもちろん『ヘンリー五世』『から騒ぎ』『ハムレット』など映画でもシェイクスピア作品と深く関わってきたケネス・ブラナーが監督・主演。10代の頃からシェイクスピアに魅了されてきた生粋のシェイクスピア俳優であるケネス。今回満を持して自らがシェイクスピアを演じるにあたり、「神格化したシェイクスピアではなく、あくまでも生身の人間として描く」ことに注力したという。情熱とロマンに溢れ、知的活力がみなぎる戯曲を書くことができる作家を、一人の人間として描こうと考えたと語っている。役作りにおいては、ロンドンのナショナル・ポートレイト・ギャラリーにあるチャンドス肖像画を参考にしたといい、「あの肖像画を何度も見にいくうちに、ウィリアム・シェイクスピアの魂がそこにある気がしてきたのです。見た目を再現することが彼を存在させることになり、私を知っている観客には私を感じさせないことが、実際の彼に近づくことになると考えました。広い額、縮れて波打つ髪、髭、細長い鼻……、できるだけ同じ外見にしようとしました」とも語っている。このたび解禁となるメイキング映像内では、ケネスがシェイクスピアへと変貌していく特殊メイクの過程を捉えつつ、「ケネスは誰よりも上手にシェイクスピアを演じた。まるで生き写し」と確信を込めてコメントする年上の妻アンを演じたジュディ・デンチの姿が。さらに、「シェイクスピアを演じた俳優は大勢いるが、現代の俳優ではブラナーが一番だ」と太鼓判を押す、サウサンプトン伯爵役のイアン・マッケランの姿が収められている。『シェイクスピアの庭』は3月11日(水)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開(横浜シネマ・ジャック&ベティでは現在公開中)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シェイクスピアの庭 2020年3月6日より全国にて順次公開© 2018 TKBC Limited. All Rights Reserved.
2020年03月11日いまもなお愛され続ける英国の文豪ウィリアム・シェイクスピアが、故郷で過ごした晩年を描く『シェイクスピアの庭』。この度、本作の監督・主演であるケネス・ブラナーと、年上妻を演じた名女優ジュディ・デンチが語る特別映像が到着した。「ヘンリー八世」上演中にグローブ座を焼き尽くした大火災の後に断筆し、故郷ストラットフォード・アポン・エイヴォンで過ごした知られざる最期の日々を、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー出身で、舞台はもちろん、映画『ヘンリー五世』『から騒ぎ』『ハムレット』などシェイクスピア作品と深く関わってきたケネス・ブラナーが映画化。一方、ジュディ・デンチといえば、オールド・ヴィック・シアターの舞台「ハムレット」でオフィーリア役を演じてから50余年、古典劇と現代劇の両方を見事に演じ、観客・批評家の両方から愛されてきたベテラン。『恋におちたシェイクスピア』(’98)では米アカデミー賞助演女優賞受賞、2016年にはローレンス・オリヴィエ賞で史上最多8度目の受賞を果たした英国を代表する大女優。本作では、シェイクスピアの8つ年上の妻アンを演じている。ブラナーとはロイヤル・シェイクスピア・カンパニー時代から共演を重ね、すでに35年以上のキャリアを共にした仲。ブラナーにとってデンチは“シェイクスピア劇の達人”として、絶大な信頼を寄せる存在でもある。デンチも、本作の出演オファーを受ける際、ブラナー本人が車で自宅まで来ると聞き「ガソリンの無駄使いはやめて、出ます」と即答したという。今回解禁となる特別映像内では、デンチが「ハムネットの死を扱ったのは、この作品が初めて」と、夭折したシェイクスピアの実の息子について触れながら、脚本を称賛。また、ブラナーはシェイクスピアの成功者としての一面よりも、彼の「トラウマから引き起こされた出来事に魅力を感じた」と本作の企画の意図について述べ、妻や娘たちに翻弄される“人間シェイクスピア”を描いた「家族の物語」であると語っている。『シェイクスピアの庭』は3月6日(金)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シェイクスピアの庭 2020年3月6日よりBunkamura ル・シネマほか全国にて順次公開© 2018 TKBC Limited. All Rights Reserved.
2020年02月26日シェイクスピアの全作(!)を横糸に、江戸末期の人気講談『天保水滸伝』を縦糸にして織り込んだ、井上ひさし作の壮大にして遊び心あふれる戯曲『天保十二年のシェイクスピア』。1974年に初演され、2002年にはいのうえひでのり演出、2005年には蜷川幸雄演出によって再演された伝説的な音楽劇が、蜷川の演出助手を長く務めた藤田俊太郎の演出でよみがえる。舞台は江戸末期の下総国清滝村。旅籠を取り仕切る鰤の十兵衛(辻萬長)は、跡継ぎを決めるにあたり、3人の娘に父への孝養を問う。父に取り入ろうと、美辞麗句を並び立てる長女・お文(樹里咲穂)と次女・お里(土井ケイト)。一方、三女・お光(唯月ふうか)だけは父を心から愛していたためおべっかの言葉が出ず、父の不興を買って家を追い出されてしまう。月日は流れ、天保12年。跡を継いだお文とお里が支配する清滝村に、醜い容姿と歪んだ心を持つ佐渡の三世次(高橋一生)が現れる。さらにはお文の息子・きじるしの王次(浦井健治)が父の訃報を聞き、無念を晴らすため村に帰ってきて……?ほかに木場勝己や梅沢昌代ら、豪華キャストが集結。ミュージカルを中心に活動する俳優が多く揃っていること、そして宮川彬良が音楽を手がけることから、過去の上演以上に音楽劇的要素が強まりそうな気配もあるが、果たして……。注目の舞台は、2月8日(土)から29日(土)まで東京・日生劇場で、3月5日(木)から10日(火)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演される。文:町田麻子
2020年02月08日ケネス・ブラナーがシェイクスピアを演じ監督も兼任、ジュディ・デンチ、イアン・マッケランら豪華キャストが揃う映画『シェイクスピアの庭』。この度、あたたかなポスタービジュアルと予告編が到着した。没後400年以上を経たいまもなお数々の名作が愛されている英国の偉大な文豪ウィリアム・シェイクスピア。本作は、断筆したシェイクスピアがロンドンを去り、故郷ストラットフォード・アポン・エイヴォンで過ごした“人生最期の3年間”にスポットをあて、知られざる<人間シェイクスピア>を描き出す感動作。公開された予告編では、ロンドンから故郷に戻ったケネス・ブラナー演じるシェイクスピアが、約20年ぶりに帰ってくるシーンからスタート。しかし、シェイクスピアの久々の帰還に妻と娘たちは戸惑いを隠せず。映像からは家族との溝が感じられる。また、シェイクスピアが幼くして亡くなった愛する息子のために庭を造ると言い出し、家族たちは長年秘めていた思いを打ち明ける場面も登場している。そして同時に到着した本ポスタービジュアルでは、「真実の愛はすぐそばにある」というコピーとともに、シェイクスピアに妻アン(ジュディ・デンチ)、長女スザンナ(リディア・ウィルソン)、次女ジュディス(キャスリン・ワイルダー)といった家族が、あたたかく寄り添う形で写し出されている。『シェイクスピアの庭』は3月6日(金)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:シェイクスピアの庭 2020年3月6日よりBunkamura ル・シネマほか全国にて順次公開© 2018 TKBC Limited. All Rights Reserved.
2020年01月09日文豪ウィリアム・シェイクスピアの知られざる最期の日々を描いた、ケネス・ブラナー監督・主演作『ALL IS TRUE』が邦題を『シェイクスピアの庭』として公開されることが決定した。没後400年以上を経て、いまもなお愛され続ける幾多の名作を世に送り出した英国の偉大な文豪、ウィリアム・シェイクスピア。本作では、「ヘンリー八世」上演中にグローブ座を焼き尽くした大火災の後に断筆した、シェイクスピアの知られざる最期の日々を描く。監督・主演を務めるのは、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー出身で、舞台はもちろん、『ヘンリー五世』『から騒ぎ』『ハムレット』など映画でも監督・主演としてシェイクスピア作品と深く関わってきたケネス・ブラナー。「才能に溢れたシェイクスピアは、なぜ49歳の若さで引退したのか?」というブラナーの抱いた疑問から生まれた本作は、断筆したシェイクスピアがロンドンを去り、故郷ストラトフォード・アポン・エイヴォンで過ごした人生最期の3年間にスポットをあてた、心揺さぶる感動作に仕上がっている。シェイクスピアの妻アンを演じるのは、『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』『オリエント急行殺人事件』などに出演し、『恋におちたシェイクスピア』では米アカデミー賞助演女優賞に輝き、2016年ローレンス・オリヴィエ賞で史上最多8度目の受賞を果たした大女優ジュディ・デンチ。シェイクスピアの「ソネット集」の“美青年”のモデル、サウサンプトン伯爵に扮するのは、『美女と野獣』や『X-MEN』シリーズに出演し、映画・演劇・TVドラマなどでゴールデングローブ賞やトニー賞など60以上の受賞歴をもつ『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの名優イアン・マッケラン。また、衣装を『ある公爵夫人の生涯』で米アカデミー賞を獲得したマイケル・オコナー、音楽を『ハムレット』『いつか晴れた日に』で米アカデミー賞候補となったパトリック・ドイルが担当するなど、キャスト・スタッフともに名だたる才能が集結し、「シェイクスピアの晩年を描く初めての映画」というブラナーの“悲願のプロジェクト”を完成させた。『シェイクスピアの庭』は2020年3月6日(金)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2019年12月10日吉田鋼太郎が演出を手掛ける彩の国シェイクスピア・シリーズ第36弾 『ジョン王』が2020年6月8日(月)より、彩の国さいたま芸術劇場 大ホールで上演。その後、7月には名古屋・御園座と大阪・梅田芸術劇場シアターでも公演を予定していたが、全公演中止となった。彩の国シェイクスピア・シリーズ完結までラスト2作彩の国さいたま芸術劇場を舞台に、シェイクスピア全37作を上演する企画として1998年にスタートした彩の国シェイクスピア・シリーズ。スタート以来、芸術監督・蜷川幸雄のもとで、大沢たかお、菅田将暉、藤原竜也、松坂桃李ら豪華俳優を主演に迎えて国内外に次々と話題作を発表してきた。2017年12月からは、シリーズ2代目芸術監督に俳優・吉田鋼太郎が就任。「アテネのタイモン」でシリーズが再開され、2019年2月に吉田の初演出作品「ヘンリー五世」が上演された。2020年2月には阿部寛主演『ヘンリー八世』の公開を控えており、完結まで残すところ2作品となっている。小栗旬主演、初の歴史劇挑戦へ2020年6月に上演となる第36弾は、英国史上最も悪評の高い王であろうジョンの治世の時代を描いた歴史劇『ジョン王』。今回は、女性の登場人物含めすべての役を男性キャストが演じる“オールメール”公演となり、吉田鋼太郎が、演出を引き続き務める。主演は、本シリーズ4作品目にして初の歴史劇への挑戦となる小栗旬。生命力とユーモアにあふれ世の中をシニカルに見つめる若者“私生児”フィリップ・ザ・バスタードを演じる。そして、タイトルロールのジョン王役は本シリーズ常連の横田栄司、ジョン王が敵対する“フランス王”役は演出も兼ねる吉田鋼太郎が務める。小栗旬は、今作への出演に際し、次のようにコメントした。「僕にとって演劇の師である鋼太郎さんから、 ついに演出を受けられるのが非常に嬉しいです。 シェイクスピアの膨大で美しいセリフを、 きちんとお客様に届けて物語を伝えられるように自分を見つめ直したいと思っています。今回僕が演じる"私生児"は、 このビジュアルのように王族達を見下すような皮肉屋ですが、 稽古場では鋼太郎さん、 横田さんたちと向き合ってシェイクスピア作品を演じるのに必要な演劇筋肉を、 鍛えていきたいと思っています。 」ストーリーイングランド王ジョン(横田栄司) の下へ、 先王リチャード1世の私生児だと名乗る男が現れる。 ジョンの母エリナー皇太后はその 私生児フィリップ(小栗旬) を親族と認め従えることを決める。そこへ フランス王フィリップ2世(吉田鋼太郎) からの使者がやってくる。 領地の引渡しと、 イングランド王位を正当な王位継承者であるアーサーに譲り、 領地を引き渡すよう、 要求しにきたのだ。 それを拒んだジョン王は、 私生児を従えてフランスと戦うために挙兵する。戦闘を開始した英仏両軍の互角の勝負の中、 私生児が両軍に戦闘地の市民への攻撃を提案、 一転して両軍は協力体制となるが、 今度は市民がイングランド王女とフランス皇太子の結婚を提案、 両国の和睦を促す。 賛同した両王のもと、 すぐに結婚式が行われるが、 今度はそこにローマ法王の大使パンダルフが現れ、 フランス王に対し、 キリスト教会と対立するジョン王との関係を絶つか、 ローマ法王の呪いを受けるかの選択を迫る。 悩んだ末にフランス王はジョン王と手を切ることを決意するが、 結果としてフランス軍は敗れてしまう。 両王の思惑が入り乱れる中、 事態は展開し――。【作品詳細】彩の国シェイクスピア・シリーズ第36弾 『ジョン王』■<中止>埼玉公演期間:2020年6月8日(月)~28日(日)会場:彩の国さいたま芸術劇場 大ホールTEL:0570-064-939(休館日を除く10:00~19:00)■<中止>名古屋公演日時:2020年7月3日(金)18:30、4日(土)12:30/17:30、5日(日)13:30、6日(月)12:30会場:御園座TEL:052-222-8222(10:00~18:00)■<中止>大阪公演日時:2020年7月10日(金)18:30、11日(土)12:30/17:30、12日(日)13:30、13日(月)13:30、14日(火)13:30/18:30、15日(水)休演、16日(木)18:30、17日(金)13:30、18日(土)12:30/17:30、19日(日)13:30、20日(月)12:30会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティTEL:06-6377-3888(10:00~18:00)【チケット払い戻しについて】5月16日(土)に予定していたチケットの一般発売はなし。 各種先行販売で購入したチケット代金は払戻し対応となる。各公演の払い戻しの詳細については公式HPより確認。払い戻しの返金に時間がかかる場合あり。キャスト:小栗旬、横田栄司、中村京蔵、玉置玲央、白石隼也、植本純米、間宮啓行、廣田高志、塚本幸男、飯田邦博、二反田雅澄、菊田大輔、水口てつ、鈴木彰紀(※)、竪山隼太(※)、堀源起(※)、阿部丈二、山本直寛、續木淳平(※)、大西達之介、坂口舜、佐田 照/心瑛(Wキャスト)、吉田鋼太郎(※)はさいたまネクスト・シアター出演者スタッフ:作 :W.シェイクスピア翻訳:松岡和子演出:吉田鋼太郎(彩の国シェイクスピア・シリーズ芸術監督)【問い合わせ先】彩の国さいたま芸術劇場TEL:0570-064-939(休館日を除く10:00~19:00)
2019年10月10日村井良大、沙央くらまらが出演するミュージカル『ラヴズ・レイバーズ・ロスト -恋の骨折り損-』が現在、東京・シアタークリエで上演中だ。シェイクスピアの同名戯曲が原作だが、村井曰く「シェイクスピアっぽいところってどこなんだろうなって思う(笑)」ほど現代的にアレンジされた、スタイリッシュかつスピーディに展開するロックミュージカル。オシャレでハイソな美男美女が、恋に振り回され大騒ぎするさまをコミカルに描いている。チケット情報はこちら大学卒業後5年たち、その間放蕩三昧してきた国王と学友たちが「これから3年間は恋愛禁止、ひたすら勉学に身を捧げる」と誓うところから物語は始まる。しかしそこに隣国の王女とその友人たちがやってきて……。オシャレなリゾート風な住宅にバーカウンター、ドレスアップした登場人物たち。キャストはハンドマイク、時にはスタンドマイクを使い、バラエティ豊かな楽曲を熱唱していく。たしかに、シェイクスピアの戯曲に感じる“古典”っぽさは一切ない。最新鋭の“攻めた”ミュージカルだ。若手実力派俳優たちを軸にしたキャスト陣も、それぞれの役柄を楽しそうに演じている。村井良大、渡辺大輔、入野自由、三浦涼介ら男性陣はタキシード姿を粋に着こなす一方で、パジャマ姿などの可愛らしい姿も。沙央くらま、中別府葵、伊波杏樹、樋口日奈ら女性陣は華やかなパーティドレス姿で、目にも楽しい。大雑把に言うと“焼けぼっくいに火がついた”男女らの話だが、ここに大山真志、田村芽実が扮する別のカップルの恋の物語が絡み、見栄を張って素直になれないイケてる男女らが、自分の恋と向き合っていく。劇中、マシンガンが登場したりジープが登場したりパワフルでにぎやかな作品だが、恋に素直になれなかったり、恋しておバカになってしまう若者の姿は、シェイクスピアの時代も現代も変わらないなぁ……と、しみじみ思ってしまう。初日前日には、出演者による囲み取材も。「この舞台、ジープとかジャグジーとか、色々なものが出てきます。何が飛び出すかわからない。今までこういうミュージカルってみたことないなって自分でも思います」(村井)、「ひと場面ひと場面すべて濃厚で笑いがあり、ちょっとホロリとするような場面もたくさんあるので、たくさんの皆さまに楽しんでもらいたい」(沙央)、「稽古も毎日楽しかった」(三浦)、「たくさん面白い人がいっぱい出てきます」(渡辺)、「私たち自身、何回やっても面白くて楽しい」(樋口)と、口々にアピール。会見も笑顔がいっぱいで、キャスト陣のその姿からも、作品の楽しさが伝わってきた。公演は10月25日(金)まで、同劇場にて。チケットは発売中。
2019年10月03日「どうせ私なんて…」こんな言葉で自分に呪いをかけていませんか?自分をダメだなんて決めつけないで!あなたにも、映画の中のヒロインのような輝く魅力が眠っているんです。この連載では、様々な映画のヒロインをピックアップし、「ダーリン完全マニュアル」を監修するフォーチュン・ナビゲーター阿雅佐が、12星座別の「ヒロイン度」を分析します。さらに、あなたを映画のヒロインのように輝かせるセルフプロデュースのポイントも伝授します!■第25回ヴァイオラ『恋におちたシェイクスピア』『恋におちたシェイクスピア』監督:ジョン・マッデン出演: グウィネス・パルトロー、ジョセフ・ファインズ公開:1998年今回のヒロインは、イギリスを代表する劇作家シェイクスピアの若かりし頃の恋を描いた映画『恋におちたシェイクスピア』のヴァイオラです。1998年に公開されたこの作品は、アカデミー賞の作品賞、脚本賞など7部門を獲得した傑作と言われています。◎気になるストーリーは?1593年のロンドン。まだ芝居小屋の座付作家だった若き日のシェイクスピアは、ある日夜会で、裕福な商家の娘ヴァイオラと出会い、一目で恋におちます。しかし、実は芝居好きの彼女は、男装してシェイクスピアの劇団に潜り込み、新作劇『ロミオとジュリエット』のロミオ役を得ていたのでした。ヴァイオラの男装を黙認し、ともに芝居を創り上げようとするシェイクスピア。2人は惹かれ合いますが、シェイクスピアは既婚者。決して結婚できぬ間柄と知りつつ、忍んで逢う仲となっていき……◎ヴァイオラってどんな女性?・情熱的で大胆・ハードルのある恋にもひるまず突き進む・ルールは絶対的なものと考える真面目でまっすぐな女性・人を不幸にしてまで自分を貫こうとはしない・好きなものに夢中になってハマり、チャレンジを楽しむ大好きな芝居を演じるために、男装してでもチャレンジする情熱的なヴァイオラ。あなたにも彼女のような魅力が眠っているでしょうか? 12星座別に紐解いてみましょう。牡羊座ヴァイオラ度80%牡羊座はアクティブで先進的なタイプ。古い慣習や常識にとらわれず、やりたいことを貫くところはまさにヴァイオラ的。自分が志す世界で素敵な男性に巡り会ってしまったら、すぐさま恋におちるでしょう。最後は恋を諦め親の決めた相手と結婚をするヴァイオラですが、牡羊座なら「結婚相手は自分で決める」と言い放つ可能性も。【セルフプロデュースのポイント】ほとばしる情熱を隠さない牡牛座ヴァイオラ度10%牡牛座はコンサバな安定志向。女性が舞台に立つことが認められていない時代に、演劇を志すこと自体まずないでしょう。素敵な人と恋におちる可能性はあるけれど、そもそも“安定”こそが牡牛座の幸せ。親の決めた相手がいるなら(当時はそれが絶対的なこと)なら、他の男性に気持ちが強く向かないよう距離を保ちそう。【セルフプロデュースのポイント】意志を貫くことを恐れない双子座ヴァイオラ度40%双子座の行動理由は大体が“遊び心”。覚悟があって何かをするわけではなく、ただ何となく「面白そうだな」と感じたらスッと手を出してみるのです。最初はちょっとしたノリで演劇を始めたり、結婚相手がいるのに他の男性と仲良くしてみたりと、楽しみながら過ごします。遊びの時間がいずれ終わることは予期しているでしょう。【セルフプロデュースのポイント】それでもやりたいことはないかと自問する蟹座ヴァイオラ度25%蟹座にとって何より優先順位が高いのは家族。親の決めた結婚相手がいるなら、その人以外との恋などまず考えないでしょう。そうはいっても好きになってしまったら、心の中で相当悩みそう。最後は別れて婚約者との恋を選びますが、辛さ悲しさより「これでちゃんとした道に戻れる」という安堵の思いが勝るかもしれません。【セルフプロデュースのポイント】自分の幸せイメージを大切にする獅子座ヴァイオラ度95%獅子座は情熱的でまっすぐなタイプ。演劇が好きなら、たとえ前例がなくともその世界に飛び込むでしょう。親の決めた結婚相手がいたとしても、恋する気持ちは止められません。ドラマのヒロインみたいな恋を堪能しますが、人の道を踏み外したくないという思いが意外と強いのもまた獅子座。最終的にはヴァイオラと同じ決断をしそう。【セルフプロデュースのポイント】悔いなく生きることを自分に言い聞かす乙女座ヴァイオラ度30%乙女座は清楚で真面目なタイプ。封建的な時代であれば、よほどのことがない限りルールに則って正しく生きようとするでしょう。演劇にのめり込んだとしても、目立つポジションで人前に出たかどうかは疑問。恋におちるのは不可抗力ですが、結婚相手がいるのであれば節度を保ってフェイドアウトしそう。【セルフプロデュースのポイント】それでも越えたいハードルかどうか考える天秤座ヴァイオラ度35%天秤座は軽やかな社交家タイプ。辛く苦しい人生より、快活に笑っていられる人生を好みます。演劇に惹かれたとしても、ハードルをいくつも越えて禁止されている舞台に立つより、着飾って出かける観客のポジションを選びそう。恋愛は楽しみますが、決められた相手と結婚した後で密やかに関係を続けるかもしれません。【セルフプロデュースのポイント】情熱の配分を工夫する蠍座ヴァイオラ度70%蠍座は穏やかな雰囲気の奥に深い情熱を宿したタイプ。本気で好きになってしまったら、たとえ決まった結婚相手がいても情動を止められないでしょう。もはや演劇のことは二の次三の次になってしまうケースも。最後は結婚後も関係を続ける道を選びますが、軽いラブアフェアではなく、実際には魂の夫婦とでも言うべき絆を築きそう。【セルフプロデュースのポイント】自分らしい生き方について考える射手座ヴァイオラ度85%射手座は既成のルールより自分の意志を大切にするタイプ。演劇にハマったら、たとえ禁止されていても気にせず、チャレンジごと楽しみます。そこで恋におちるのはむしろ当然のこと。婚約者がいても、ノリと勢いで恋した男性との結婚を進めてしまうかも。ただし、この結婚が長く続くかどうかはまた別の問題でしょう。【セルフプロデュースのポイント】どこまで押してどこで留まるのか、具体的にシミュレーションする山羊座ヴァイオラ度15%山羊座の我慢強さは12星座中イチ。ルールとして許されないのであれば、どんなに好きでも演劇の道は選ばないでしょう。恋もまた同様。心ざわめく男性と巡り会ったとしても、恋に身を投じることはまずしません。仮に行動的な山羊座がいたとすれば、ルールごと変えるため政治活動に参加することもあり得そう。【セルフプロデュースのポイント】人生の優先順位を決める水瓶座ヴァイオラ度90%水瓶座は革新的な女性。封建的な時代でもひるむことなく、好きな道を貫きます。男装して舞台に立つなんて面白そう!むしろそのスリルをこそ積極的に楽しむでしょう。制限のある状況だからこそ、恋の炎も燃え上がるのは道理。最後は親族の前で好きな相手と結婚したい旨を宣言する可能性も。【セルフプロデュースのポイント】周りの思いに気を配りながら、それでも譲れないものを大切にする魚座ヴァイオラ度65%魚座は情緒豊かな恋愛体質。たとえ好きになってはいけない人でも、いったん恋におちたら気持ちは抑えられません。結果的に親の決めた結婚相手を選ぶのか、恋した彼と駆け落ち婚をするのかはそのときのフィーリングと流れ次第。基本的に受け身で繊細なため、状況によっては彼や関係者の言動一つで気持ちが揺らいでしまうことも。【セルフプロデュースのポイント】貫きたいものは何なのか心に問いかける好きになったら一直線、情熱的で大胆な女性ヴァイオラのような魅力を持つには、まずは「セルフプロデュースのポイント」を試してみて!隠れたあなたの魅力を輝かせてみましょう☆■監修者紹介阿雅佐-agatha-(あがさ)古今東西の占いと心理学を駆使し、迷える子羊たちをナビするフォーチュン・ナビゲーター。会った人が皆幸せになるという風評から、幸運配達人の異名を取る。交友関係は多岐に渡り、有名人の“駆け込み寺”としても知られる。NTV「スッキリ!!」、CX「新堂本兄弟」、TX「スカ☆J」他テレビ出演多数。多数の著書をはじめ、「PASH!」「anan」「JUNON」などの雑誌記事・Webコンテンツを執筆する恋占いのエキスパート。テレビ・ラジオなど幅広いメディアで活躍中。今までに鑑定した人数はのべ1万人に及ぶ。また、小説『魔女たちの占いゲーム』(イースト・プレス)、『モデル♡マジック』(学研教育出版)を上梓するなど、作家としても活動している。■阿雅佐著『おそ松さん占い』TVアニメ『おそ松さん』公式ファンブック「われら松野家6兄弟!」を発行したPASH!編集部より、『おそ松さん』の占い本を発売♪阿雅佐の完全書下ろしによる本格占い本です。メインの占い以外にも、『おそ松さん』式心理テストや行動心理学コラムなども充実。早くも話題沸騰中!
2019年08月14日『かもめ』(2016年)のトレープレフ役で初舞台を踏み、鮮烈な印象を残した坂口健太郎。その坂口が、前作に引き続き熊林弘高の演出で、シェイクスピアの傑作喜劇『お気に召すまま』でオーランド役に挑む。【チケット情報はこちら】近年連続ドラマの主演を務めるなど、俳優としてノリに乗っている坂口。そんな彼にとっても3年前の『かもめ』は、特別な1作になっているようだ。「初舞台ということもありましたし、すごく幸せな、宝物のような時間だったと思います。歴史のある作品でもあり、トレープレフという役をつくり上げていく上で悩むこともありましたが、演出の熊林さんが“坂口さんを通したトレープレフが、今回の舞台での1番のトレープレフになるから”と言ってくださって。それは自分にとって大きな糧になったと思いますし、あのタイミングで、あの作品に携われたことは、とてもいいめぐり逢いだったと思います」アーデンの森を舞台に、青年オーランドと男装した娘ロザリンドとの恋の駆け引きを描く本作。演出の熊林が本作を選んだ理由は、ひと言「勘」だと言うが、続けて「実は非常に人間の内面を見せている、イコール“私とはいったい何なのか”を突き詰めている作品」と語っているように、“喜劇”と位置づけられてはいるが、それは単に笑える、面白い話というわけではない。坂口も「無茶苦茶一生懸命やっている姿に笑ってしまったり、笑わせようとしているシーンで逆に冷めてしまったり。“悲劇”とか“喜劇”って言い方はしますが、そこにどういう感情が芽生えるかは人それぞれ。つまりこの作品も、そこはお客さんに委ねちゃっていいのかなと思っているんです」と微笑む。熊林と一部のキャスト、スタッフは、本番5か月前の段階からすでに、この何層にも入り組んだ戯曲を読み解く作業を進めているという。「僕はまだ参加出来ていませんが、『かもめ』の時も実感したんですよね。すべての角度から解釈を進めていくことで、どんな変更にも違和感なく対応出来るということを。本番に向けて少しずつ固めていく作業ももちろん大切ですが、熊林さんの場合、1度つくったものでもどんどん変えていって、全部がまるで液体のように混ざっていく。それって上澄みだけじゃなく、作品の理解度がすごく深かったからこそ出来たことだなと。だから今回も、オーランドという人物の内面にどれだけ迫っていけるかが非常に大事になると思いますし、その作業が今からとても楽しみです」公演は7月30日(火)から8月18日(日)まで、東京・ 東京芸術劇場プレイハウスにて。その後新潟でも上演。取材・文:野上瑠美子
2019年05月13日映画『恋におちたシェイクスピア』などで知られる英国劇作家のトム・ストッパードが書き下ろした舞台『良い子はみんなご褒美がもらえる』が4月20日(土)からTBS赤坂ACTシアターほかで上演される。開幕を前に稽古場を取材した。本作品は、1977年に初演。言葉遊びと明瞭なユーモア、哲学的概念がふんだんに盛り込まれ、35人のオーケストラが劇中に登場するという斬新な作品だ。英国演出家のウィル・タケットのもと、この異色作に挑むのは、舞台だけでなく映画やテレビと幅広い活躍を続ける堤真一と、『A.B.C-Z』で活動する一方、俳優としての表現力に注目が集まる橋本良亮だ。舞台は、とある独裁国家の精神病院。誹謗罪で捕まった政治犯(堤)と、自分はオーケストラを連れているという妄想にとらわれている精神病患者(橋本)を中心に物語は展開していく。稽古が公開されたのは、堤がこれまでの過去を独白で語るシーンや、橋本が医師と対話するシーン、そしてアンサンブルも含めて抽象的な“ダンス”で精神病院の日常を描いたシーンなどだ。難解で非常に長い独白を自分ごとのように語る堤。堤は、演出のタケットと積極的に言葉を交わして、作品や役についての理解を深めつつ、時に冗談を言って稽古場の雰囲気を和らげていた。一方の橋本は、いい意味でつかみどころがない雰囲気。じっと話を聞いている場面もあれば、体を大きく動かす場面もあるのだが、いずれにせよタケットからの提案をすぐに実践できる表現力があった。堤と橋本の芝居が最終的にどんな風に組み合わさるのか、楽しみだ。本作の特徴のひとつでもあるのが、35人のオーケストラの存在。この日の稽古ではピアノ伴奏のみで進行したが、ステージの奥にはオーケストラの席が丸見えで、本番は生演奏で披露されるという。この日の稽古でも、演出のタケットは、指揮のヤニック・パジェとコミュニケーションをよくとっていた。役者の芝居と、オーケストラが合わさった時、この作品の魅力は何倍にも増幅される予感がした。三谷幸喜『子供の事情』などで個性豊かなキャラクターを演じて注目される小手伸也が医師を演じるほか、今回が日本での初舞台となるシム・ウンギョンが堤の息子・サーシャを、斉藤由貴がサーシャの教師を、そして外山誠二がこの舞台の最後の登場人物となる大佐役を演じる。東京公演は5月7日(火)まで。5月11(土)、12日(日)は大阪・フェスティバルホールで上演される。上演時間は約1時間20分。文・写真:五月女菜穂
2019年04月11日満島ひかり、坂口健太郎、満島真之介らが出演するウィリアム・シェイクスピアの名作喜劇「お気に召すまま」が、今夏、東京芸術劇場にて上演されることが決定した。シェイクスピアの名作喜劇を演出するのは、気鋭の若手演出家・熊林弘高。2016年上演の舞台、チェーホフ作「かもめ」では、広い空間を効果的に使い、非常に挑戦的かつ魅力的な作品に仕立て高い評価を得た。今回の舞台では、「かもめ」に出演した俳優陣が複数参加。百鬼オペラ「羅生門」以来、2年ぶりの舞台出演となる満島ひかりがロザリンド役、「かもめ」の主人公のひとりである悩める青年・トレープレフ役で舞台デビューを果たし、今回2度目の舞台出演となる坂口健太郎がオーランドー役を。そして中嶋朋子、小林勝也、山路和弘と、「かもめ」から引き続き再度集結した。そのほか、熊林作品で初舞台を踏み、2015年の「ハムレット」以来4年ぶりに姉弟共演となる満島真之介、『空飛ぶタイヤ』「潜入捜査アイドル・刑事ダンス」の中村蒼、個性派俳優の温水洋一も参加、舞台を盛り上げる。<ストーリー>青年オーランドー(坂口健太郎)は、追放された前侯爵の娘・ロザリンド(満島ひかり)と恋に落ちるが、父の遺産を継いだ実の兄オリヴァ―(満島真之介)に命を狙われていると知り、アーデンの森に逃げる。同じくロザリンドも、伯父である新公爵に追放されることに。彼女はオーランドーを追って従妹で新公爵の娘シーリア(中嶋朋子)と、召使のタッチストーン(温水洋一)を伴い森に向かう。女道中では危険だからと、ロザリンドは男装して“ギャニミード”と名乗る。森で暮らすオーランドーは、ロザリンドのことばかり想っている。そこに“ギャニミード”が登場して彼の恋の悩み相談に乗る。ついには「自分をロザリンドだと思って口説いてごらん」と言い、オーランドーは彼が実はロザリンドだと知らずに、思いのたけを告白。2人の恋愛ごっこは次第にエスカレートしていく…。「お気に召すまま-As You Like It-」は7月下旬~8月中旬、東京芸術劇場プレイハウスにて上演予定。※ほか豊橋、新潟、兵庫、熊本、北九州公演あり(cinemacafe.net)
2019年02月15日ウィリアム・シェイクスピア作の舞台『ハムレット』 が、岡田将生主演で公演。期間は東京・渋谷のBunkamura シアターコクーンにて2019年5月9日(木)から6月2日(日)まで、大阪・森ノ宮ピロティホールにて6月7日(金)から11日(火)まで。岡田将生がハムレットに挑むシェイクスピア四大悲劇の1つ『ハムレット』。デンマーク王子ハムレットが、父を殺し、母親と王位を奪った叔父へ復讐を誓う様を描いた、不朽の名作だ。タイトルロールを演じるのは、『伊藤くん A to E』や『家族のはなし』といった映画やテレビドラマのみならず、舞台『ニンゲン御破算』などでも活躍する岡田将生。初舞台作品で、演出家・蜷川幸雄に「いつか君とシェイクスピアをやりたい」と言われていたこともあるといい、待望のシェイクスピア作品への出演となる。恋人オフィーリアには、『日日是好日』『ビブリア古書堂の事件手帖』『来る』など、話題の映画に数多く出演する黒木華、主人公の母親王妃ガートルードには、NHKの連続テレビ小説『半分、青い。』で母親役を好演した松雪泰子が出演。復讐に燃えるレアーティーズには青柳翔、ノルウェー王子フォーティンブラスには村上虹郎と若手の注目株が、ポローニアスには山崎一、クローディアスには福井貴一と実力派ベテラン陣が揃う。また、ホレイシオに堅山隼太、劇中劇の女王に秋本奈緒美といった精鋭キャストが脇を固める。演出を務めるのは、今作で日本初登場となる、ロンドンを拠点に活動する演出家サイモン・ゴドウィン。美術・衣裳は、トニー賞にノミネート経験もあるデザイナーのスートラ・ギルモアが担当する。あらすじ舞台はデンマーク。国王が急死し、王の弟クローディアスは王妃ガートルードと結婚し、跡を継いでデンマーク王の座に就く。父王の死と母の早い再婚とで憂いに沈む王子ハムレットは、従臣から父の亡霊が夜な夜なエルシノアの城壁に現れるという話を聞き、自ら確かめに行く。父の亡霊に会ったハムレットは、実は父の死はクローディアスによる毒殺だったと告げられる。父の復讐を誓ったハムレットは狂気を装う。王クローディアスと王妃ガートルードはその変貌ぶりに憂慮するが、宰相ポローニアスは、その原因を娘オフィーリアへの実らぬ恋ゆえだと察する。父の命令で探りを入れるオフィーリアを、ハムレットは無下に扱う。やがて、王が父を暗殺したという確かな証拠を掴んだハムレットだが、母である王妃と会話しているところを隠れて盗み聞きしていたポローニアスを刺殺してしまう──。【詳細】シアターコクーン・オンレパートリー2019 DISCOVER WORLD THEATRE vol.6Bunkamura30周年記念公演『ハムレット』作:ウィリアム・シェイクスピア出演:岡田将生、黒木華、青柳翔、村上虹郎、竪山隼太、玉置孝匡、冨岡弘、町田マリー、薄平広樹、内田靖子、永島敬三、穴田有里、遠山悠介、渡辺隼斗、秋本奈緒美、福井貴一、山崎一、松雪泰子翻訳:河合祥一郎演出:サイモン・ゴドウィン美術・衣裳:スートラ・ギルモア企画・製作:Bunkamura■東京公演期間:2019年5月9日(木)~6月2日(日)時間:13:00~、18:30~ ※日によって公演時間が異なる。会場:Bunkamura シアターコクーン(東京都渋谷区道玄坂2-24-1)チケット発売日:3月2日(土)10:00チケット取扱い:・Bunkamuraチケットセンター(10:00~17:30/オペレーター対応) 発売日初日特電TEL:03-3477-9912、3/3以降TEL:03-3477-9999、オンラインチケットMY Bunkamura(要事前登録)、Bunkamuraチケットカウンター(Bunkamura1F 10:00~19:00)※発売日初日の取扱いはなし、東急シアターオーブチケットカウンター(渋谷ヒカリエ2F 11:00~19:00)※発売日初日の取扱いはなし・チケットぴあ 発売日初日特電TEL:0570-02-9980(10:00~23:59/Pコード不要)、3/3以降TEL:0570-02-9999(24時間・音声自動応答/Pコード:490-619)、オンラインサイト、セブンイレブン(24時間 毎週火・水曜日の1:30AM~5:30AMを除く)、チケットぴあ店舗・イープラスオンラインサイト、ファミリーマート各店舗(店内Famiポート直接購入)・ローソンチケット 発売日初日特電TEL:0570-084-632(10:00~23:59/Lコード不要)、3/3以降TEL:0570-000-407(10:00~20:00/オペレーター対応)、オンラインサイト、ローソン・ミニストップ各店舗(店内Loppi直接購入 Lコード:32828)■大阪公演期間:6月7日(金)~11日(火)時間:13:00~、18:30~ ※日によって公演時間が異なる。会場:森ノ宮ピロティホール(大阪市中央区森ノ宮中央1-17-5)チケット発売日:4月14日(日)10:00チケット取扱い:・チケットぴあ 発売日のみTEL:0570-02-9530、発売所TEL:0570-02-9999(Pコード:491-541)、オンラインサイト・ローソンチケット 発売日のみTEL:0570-08-4653、発売日翌日以降TEL:0570-00-0407、0570-08-4005(Lコード:53693)、オンラインサイト・CNプレイガイド 発売日翌日以降TEL:0570-08-9977 0570-08-9999、オンラインサイト・イープラスオンラインサイト・森ノ宮ピロティホール 窓口販売問い合わせTEL:0570-200-888(10:00~18:00/キョードーインフォメーション)
2018年11月22日合コンやマッチングアプリよりも、やっぱり「自然な出会い」から始まる恋が良い!と憧れている方も多いはず。でも、いい恋がしたいなら「出会い方」より、相手との距離の「近づけ方」のほうが大切です。もし、出会い方にこだわっているのであれば、こんなふうに考えるといいかもしれません。■●素敵な出会いが、いい出会いとは限らない事故や事件、旅先での思わぬトラブルで、思いがけず出会った人が、理想的な男性だったら・・・。そして、それがきっかけで恋におちたら、「これは運命!?」なんて思ってしまうかもしれません。昔好きだった人と偶然再会したとか、職場で優しく教えてくれる先輩に出会ったとか。ゲレンデマジックなんて言葉があるように、シチュエーションに酔っているケースもあることでしょう。でも、どんなに素敵な出会いてあっても、相手の男性が実際に「素敵な男性」とは限りません。恋をする男女として見たり、付き合ったりしたら、結局はただひとりの男と女。素敵な出会いが、素敵な恋に結びつくかというと、実際はまったくの別問題なのです。それなのに、出会いを選抜しているとしたら・・・。あなたはその分、チャンスを失っているだけなのかもしれません。■●恋愛の良し悪しは、近づき方で決まる運命かと思えるような素敵な出会い方をしたときは、ついつい突っ走ってしまいがち。これは男女関係なく言えることかもしれません。でも、「信頼」だとか「愛情」だとかは、時間をかけてはじめて築けるもの。もちろん、時間だけかければいいというものでもありませが、それでも、最低限の時間が必要です。一歩一歩確実に。「あ、この人はこうなんだ」「こういうときはこうなのね」と、見逃さずに心を近づけていくことで、はじめて「信頼」や「愛情」を育てることができるからです。これは、素敵な出会いの場合でも、ごくごく平凡な出会いの場合でも、同じこと。いま、自分と彼は、どれだけお互いのことを知っていて、どこまで許している関係なのか。その恋愛がいいものになるか否かは、シチュエーションに関係なく、彼と親密度を深めていくそのプロセスによって決まるものなのです。■●出会い方は関係なし!素敵な近づき方の男性を見極めて!恋の予感がしたら、相手が「近づき方を大切にする男性」かどうかを見極めることが大切。そうすることで、出会い方に惑わされず、しっかり恋を育てることができるからです。近づき方を大切にする男性とは、すなわち、あなたのことを知ろうとしてくれる姿勢が見て取れる男性のこと。あなたの言動に耳を傾け、意見し、丁寧に扱ってくれる男性を探してみてください。こうすれば、一時的なシチュエーションマジックにかかることなく、素敵な彼氏を探せることでしょう。■●おわりに恋は縁です。ドラマみたいな素敵な出会いの後、女癖が悪いことが発覚したなんてケースもあれば、マッチングアプリで出会って結婚したケースも。素敵な彼氏がほしいなら、出会い方にはこだわらず、その人がどんな「近づき方」をするかに注目してみませんか?そうすればきっと、付き合った後、本当に「素敵な出会いだった」と思えるようになるはずです。(織留有沙/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年09月04日宮藤官九郎さんがシェイクスピアの『マクベス』にヘヴィメタルを組み合わせて脚色した劇団☆新感線の『メタルマクベス』。昨年オープンした、客席が360度回転する劇場・IHIステージアラウンド東京でキャストを変えて連続上演される。「新感線に宮藤さんにシェイクスピアって、演劇のオイシイところを全部ミックスしたような作品。12年前の初演時、出たかったと悔しい気持ちで客席で観ていた思い入れの強い演目で、21年ぶりに劇団に帰れるって、こんな嬉しいことはないです」橋本さとしさんが新感線の作品に出演するのは、’97年の退団以来だ。「稽古初日、僕は当然ノスタルジックな気持ちもあり、少し緊張して行ったわけですよ。でも、顔を見た途端、(主宰で演出の)いのうえ(ひでのり)さんがいきなり演出を付けだし…鞄を置く前ですからね(笑)。劇団員の方々も特別な想いで迎えてくれるわけでもなく、当たり前のように普通に話しかけてくる。一瞬で当時の空気に戻って、久しぶりに帰ってきた実家みたいな感じでした」長い年月で大きく変わったのは、劇団のネームバリューと公演の規模。「でも、いのうえさんの頭の中にあるものは、当時から何も変わってなくて、変わったのは、それを舞台上で具現化できるだけの技術と力が追いついてきているってこと。『一瞬、空中で止まってほしい』とか、無茶ブリも相変わらずです(笑)。ただ、360度客席が回転する劇場のノウハウを身につけたいのうえさんからは、次々と新しいアイデアが湧き出てくる。いま50代になって当時と同じ体のキレを要求されつつ、そのアイデアに食らいついていくだけで必死です。それでも、いのうえさんの求めるもの全部に応えたいし、劇団を離れて、『レ・ミゼラブル』などのミュージカルに本気で挑んで身につけたものも見せていきたい。自分を信じる力を教えてくれたこの場所で、すげーもんをお届けしますって自信を持って宣言したいです」はしもと・さとし劇団退団後は『レ・ミゼラブル』などの本格ミュージカルや、蜷川幸雄演出作のほか映像作品も多数出演。近作にドラマ『ブラックペアン』が。『メタルマクベス』2218年の廃退した近未来と、バンドブームに沸いた1980年代の日本とを行き来しながら、マクベスの世界が展開。ミュージカル界きっての歌い手、濱田めぐみさんとのコンビにも注目。7月23日(月)~8月31日(金)豊洲・IHIステージアラウンド東京作・宮藤官九郎演出・いのうえひでのり出演/橋本さとし、濱田めぐみ、松下優也、山口馬木也、猫背椿、粟根まこと、植本純米、橋本じゅん、西岡徳馬ほか全席指定1万3500円(税込み)ステージアラウンド 専用ダイヤルTEL:0570・084・617(10:00~20:00)※『anan』2018年7月25日号より。写真・土佐麻理子インタビュー、文・望月リサ
2018年07月22日オスカー7部門受賞作『恋におちたシェイクスピア』や大ヒットした『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』のジョン・マッデン監督が手掛け、「銃規制法案」という生々しいトピックを題材に、政権の決断に影響を与え世論も左右するプロ集団“ロビイスト”の知られざる実態に迫る『女神の見えざる手』。この度、『ゼロ・ダーク・サーティ』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされ、本作では主人公のエリザベス・スローンを演じるジェシカ・チャステインのインタビュー映像がシネマカフェに到着した。『インターステラー』『クリムゾン・ピーク』『オデッセイ』『スノーホワイト/氷の王国』などに出演し、女優だけでなく自身の主演作 『ラブストーリーズ コナーの涙』『ラブストーリーズ エリナーの愛情』ではプロデューサーも務めたほか、製作会社フレックル・フィルムズも立ち上げ。さらに今年のカンヌ国際映画祭では審査員を務めるなど多岐にわたる活躍を見せるジェシカ。本作では主人公のエリザベス・スローンを演じ、“仕事人”としての矜持と人間くささの両面を見事に体現し観客の目もあざむく演技で新境地を拓き、ゴールデン・グローブ賞主演女優賞にノミネートされた。そんな彼女が今回インタビューに応じた映像が到着!物語の題材にもすごく興味を引かれたと話し始めるジェシカは、「ロビイストという職業について詳しく学ぶことができた。この役を演じることは私にとって政治の授業を受けるような体験だった」とふり返っており、同時に貴重なメイキング映像も見ることができる。また、共演したアリソン・ピル演じるジェーン・モロイについては、「私が演じたエリザベスの部下だった女性よ。ジェーンは仕事でストレスをためていたの。エリザベスは理想的な上司とは言えない、午前3時に電話で起こしたりするから部下は消耗してしまう。尊敬と憎しみが混じっていたと思うわ」と説明。そして「意外な展開と驚きが待っている作品」と、どんでん返しが待ち構えていると明かすジェシカは、「エリザベス・スローンの企みに観客は劇場であっと驚くはずよ」と笑顔でコメントしている。そしてこのインタビュー映像とあわせて、本編映像からマーク・ストロング演じるロドルフォ・シュミットとの密談のシーンも到着した。『女神の見えざる手』は10月20日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月01日ジェシカ・チャステインが、オスカー7部門受賞の『恋におちたシェイクスピア』ジョン・マッデン監督のもと、政界の“勝利の女神”を演じた『女神の見えざる手』。このほど、彼女の強さを表現する「赤」を基調とした新ビジュアルと7連ポスターが公開された。ジェシカが演じる主人公のエリザベス・スローンは、その見えざる手で政権の決断に影響を与え、世論までも大きく動かす「ロビイスト」。「銃規制法案」というリアルなトピックを題材に、日本ではあまり馴染みのないロビイストの知られざる実態に迫る問題作として注目を集めている。今回到着した新ビジュアルは、戦略のプロ、天才ロビイストとして観る者の目をクギづけにする快演を見せ、ゴールデン・グローブ賞主演女優賞(ドラマ部門)にノミネートされたジェシカを中心に据えたもの。真っ赤なルージュを引いた彼女が演じるミス・スローンの強さを表現した赤を基調としており、“彼女がアメリカを「毒で」正す”という衝撃的なキャッチコピーにはロビイストとしての熱意と生き様が表現されている。スローンの背景には、印象的なコピーが散りばめられ、頭脳戦であるロビイストの活動や、戦略を表現するデザインに。マーク・ストロング、ググ・バサ=ロー、ジョン・リスゴーといったキャストたちの意味深な表情も映し出している。ロビー活動の攻防には巧妙な罠も仕掛けられ、一瞬先も読めないハイレベルのサスペンスが展開するという本作。逆転に次ぐ逆転劇の末にもたらされる結末、ミス・スローンの決意と運命に、引き続き注目していて。『女神の見えざる手』は10月20日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月15日女優・観月ありさが舞台『シェイクスピア物語』に出演することが13日、わかった。第1弾キャストとしてほかに、五関晃一(A.B.C-Z)、藤本隆宏、小川菜摘、秋野太作が発表された。同作は、イギリスの作家トム・ストッパードの原作をヒントに、シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』がなぜ生まれたのかを紐解いていく。観月はヒロイン・ヴァイオラを演じ、男役にも挑戦。さらに、シェイクスピアのライバル俳優であり友人のネッド役を五関、ヴァイオラを金で娶ろうとするウェセックス卿を藤本、ヴァイオラの母親・マーガレットを小川、シェイクスピアの理解者である劇場主・ヘンズロー役を秋野が演じる。シェイクスピア役をはじめとした他キャストは後日発表となる。関東公演は神奈川県芸術劇場KAATで12月23日~25日、1月7日~9日の8公演限定で行われる。大阪は1月21日~22日に梅田芸術劇場メインホール、名古屋公演は1月28日に中日劇場。脚本・上演台本を元生茂樹・福山桜子が担当し、演出は佐藤幹夫が務める。
2016年11月13日『ヘンリー六世』三部作(09年)、『リチャード三世』(12年)と続いた新国立劇場のシェイクスピア・シリーズに、待望の第三弾『ヘンリー四世』が登場する。『ヘンリー六世』ではタイトルロールを、『リチャード三世』では、リチャードを倒すリッチモンド伯、後のヘンリー七世を演じた浦井健治が、今度はヘンリー六世の父、後に名君ヘンリー五世と称えられるハル王子に扮する。「7年前、ヘンリー六世を演じながら、ずっと父・ヘンリー五世の偉大さを感じていました。その役を演じることができるのは、とても光栄に思います。壮大な企画に関わる皆さんの熱意にこたえたいですし、僕自身もやるからには全力で臨みます」新国立劇場演劇『ヘンリー四世』チケット情報第一部では、ハル王子は父王の心配をよそに、素行のよくない中年騎士フォールスタッフと遊びほうけてばかりいる。しかし、反乱が起きてハル王子もフォールスタッフも戦場へ。第二部では、フォールスタッフが抵抗勢力の討伐に向かうが、ハル王子がヘンリー五世として即位したことを聞きつけ、恩賞目当てに王宮へ向かう。しかし、待っていたのは思いがけないハルの変貌だった。1・2部を通して上演すると6時間にもなる大作だ。「第一部は喜劇タッチで、ハルとフォールスタッフの親密さが大事だと思っています。ふざけ散らすのは、結構エネルギーが必要ですけど(笑)。第二部では、時代が大きく動いていく歴史劇になっていて、全く違うのが面白い。6時間と言っても戯曲を読んだ体感としては長くはありません。ハルとフォールスタッフの人間的な変化が面白くて、夢中で読みました。お客様にも楽しんでいただけるのではないかと」ハル王子は、やんちゃなこともするが、父との葛藤を乗り越えていく強さも持っている。「ただの放蕩息子ではなく、何か考えがあって、庶民の中に混じっていると思います。そのほうが父との和解のシーンがより深いものになる気がします。頭もいいですし、比喩の言葉もセンスがすごくいい。まだ、演出の鵜山さんのお話を聞いていないのでわかりませんが、王子としての自覚は忘れずに、品を失わないようにしたいですね」演出の鵜山仁とは、新国立劇場では3作目、他作を含めると5作目のつきあいとなる。「一番インパクトがあったダメ出しは“その長台詞ではお客さまが飽きる”。同じトーンでしか語っていなかったからですが、鵜山さんは色に例えて、そこは青、次は赤とイメージを言ってくれて、叫べというのもありました。結局、叫ばないことになったのですが、一度叫んだことが僕の中に残って、その台詞の表現が変わるのです。全てを把握した演出で、ついていくのに迷いはありません」身分を超えた友情、父と息子の葛藤と和解、そして目まぐるしく変わる権力の行方など、多彩な魅力に満ちた『ヘンリー四世』を、浦井はしっかりと背負って堂々と立つ覚悟だ。公演は11月26日(土)から12月22日(木)まで東京・新国立劇場中劇場にて上演。チケット発売中。取材・文:沢 美也子
2016年09月16日誰しも憧れるドラマティックな恋。でも人によって、そんな恋が芽生える場面は異なります。あなたが激しい恋に落ちるのはどんな相手、どんなシチュエーションでしょうか?今回はメディアで人気のイヴルルド遙華さん監修のモバイルサイト『Happy Cycle[ハッピーサイクル]』から、「あなたがおちるドラマティックで激しい恋」の全貌を教えてくれる占いを特別にご紹介します。ぜひチェックしてみてください☆マインドナンバーの出し方は?[1] 生年月日を西暦に直します。[2] 「年・月・日」の数字を1桁にして足していきます。さらに出た数を1ケタになるまで足し続けます。ここで出た数が、あなたの「マインドナンバー」になります。(例)1929年5月4日生まれの場合1+9+2+9+5+4=30→3+0=3マインドナンバーは「3」マインドナンバー1【チャレンジャー】こんなの初めて!刺激的でワクワクしちゃう特別な恋あなたが落ちるのは、何から何まで未経験のスペシャルな恋!「普通、こう来たらこうだよね?」なんて予想していても、次から次へといい意味で裏切られること連発です。恋のセオリー完全無視展開の、まるで初めて恋を経験するかのようなトキメキを感じます。気が付けばいつも考えているのは相手のことばかり。そんなふうに、恋にどっぷりとのめりこんでしまうのです。マインドナンバー2【マジシャン】一緒にいるだけですべてがキラキラして見える恋何も言わなくても気持ちをわかってくれる。特別なことをしなくても、一緒にいるだけですべてがキラキラ輝いて見える。そんな異性との恋が、あなたが落ちるスペシャルな恋!常に愛情をたっぷり注いでくれるから、不安になることも嫉妬をすることもありません。あなたは愛される喜びを体中で感じながら、甘く幸せな恋をはぐくんでいくことになるのです。マインドナンバー3【ティーチャー】長い付き合いの特別な相手とじっくりはぐくむ甘い恋あなたは時間をかけて恋をするタイプ。お互いに相手のことを理解し、少しずつ距離を縮め、信頼が愛になるのです。例えば同じ会社の人や昔から付き合いがある人。幼馴染や先輩後輩。そんな人と歴史を重ね、ある日ふとしたきっかけで2人の関係が甘いものに変化するのです。時間がかかるからこそ、結ばれる瞬間の感動も特別。何があっても離れることのない強い絆で結ばれます。マインドナンバー4【クイーン】強い人が魅せる意外な弱さにドキドキして始まる恋とても愛情深いタイプのあなた。だからか、強いと思っていた人からふいに弱いところを見せられると、たちまち胸がドキドキしてしまいます。守ってあげたい、助けてあげたいと思い、その気持ちが恋に変わっていくでしょう。例えば、常に堂々としている人が、あなたと話すときは緊張した表情を浮かべる。そんなところを見ると愛おしい気持ちが溢れ、一気に恋に落ちてしまうのです。マインドナンバー5【キング】スマートで頭のいい人と、信頼を築きながらの恋黙っていても異性を引きつける魅力を持つあなた。才能豊かで努力ができる人だからこそ、年とともに魅力はうなぎのぼり!無意識に自分と釣り合うだけの人を求め、見る目も厳しくなっていくでしょう。繰り返されるアプローチを退けているうちに、ある日ふと心惹かれる異性と出会います。スマートな振る舞いに頭の良さを感じさせる発言に、気が付けばその人しか見えなくなってしまうのです。マインドナンバー6【メッセンジャー】共通の目標を持つ仲間との、静かで激しく熱い恋そう簡単には恋に落ちないあなた。シャイで真面目だからこそ、相手を知らないことにはどんなに格好良くてもココロはときめきません。でも、例えば資格取得などでスクールに通う。そこで出会った相手と共通の目標を持って一緒に勉強をし、励まし合う。そんなふうに絆と信頼をはぐくんでいくうちに、ふとした瞬間に熱い視線を送り合うような、甘くくすぐったい恋に落ちていくのです。マインドナンバー7【ラバー】相談をしているうちに、いつの間にか恋が始まる悩み事や過去の恋への思い出で、気持ちが不安定になってしまうことがあるでしょう。ツライとき、親身に話を聞いてくれる異性に、あなたは素直に甘えられるはず。最初はただ話を聞いてもらうだけだった関係が、いつの間にか相手のほうがあなたに夢中になり、熱い視線を向けられることに。他の人には話せないことを打ち明けるうちに、気付けば2人の間に新しい恋が芽生えているのです。マインドナンバー8【ファイター】選びに選び抜いた相手と心から愛し合う深い恋あなたは恋に対して真剣そのもの!いい加減な相手と妥協でお付き合いなんてありえません。だからこそ理想にピッタリの人が現れるまでは、ひたすら自分のやるべきことに集中。そして待ち望んでついに現れたスペシャルな相手と、全身全霊をかけて本気の恋をすることになるでしょう。「この人さえいればいい」と本気で恋にハマる自分に、あなた自身も驚いてしまうかも。マインドナンバー9【バランサー】ピンときたらまっしぐら!いつのまにか熱愛中条件なんてなんのその。あなたはピンときたら即、恋に落ちるタイプです。だからこそいつどこでドラマティックな恋が始まるのかは全くの未知数。友達だと思っていた異性の意外な一面にときめいたり、初めて会った異性からアプローチをされ、心が動く……なんてこともあるでしょう。ただ1つ確かなことは、そのすべてがロマンティックな恋だということ。期待してOK!思い当たる相手、いましたか?ぜひあなたにぴったりの恋をして、ドラマみたいな甘い時間を過ごしてくださいね♪他にも、マインドナンバーからは本当に様々なことが導き出されます。「近くにいる…!?あなたへの憧れを秘める異性」「恋も仕事も手に入れる!最強ハッピーになる、ちょっとしたコツ」などなど、ハッピーの秘密がたくさん詰まったモバイルサイト『Happy Cycle[ハッピーサイクル]』も、ぜひチェックしてみてください。監修者紹介イヴルルド遙華前向きなアドバイスが口コミで広がり、モデルやヘアメイク、エディターなどの業界で絶大な支持を得る、いま話題のフォーチュンアドバイザー。西洋占星術、タロットをはじめ、人生の流れを24の節目で区切る「フォーチュンサイクル」など、幅広い占いを独学で研究する。著書に『運命のフォーチュンAmulet』(小学館)など。東京・代官山に鑑定ルームをもつ。
2016年08月16日NHK・BSプレミアムは、6月より連続ドラマ「ふれなばおちん」の放送を発表した。主演には女優・長谷川京子が出演し、夫以外の男性と甘く切ない恋に落ちるアラフォー主婦に挑戦することがわかった。また、長谷川さんは「母だって、妻だって、女なのだ。そんなことをフと思う機会が多くなっていた、そんな時に頂いたお話です」とオファー時の心境を述べていた。ある朝、社宅で暮らす上条夏(長谷川京子)は主婦仲間から噂話を聞いた。友人でもある小牧莉絵(戸田菜穂)が、夫と息子を残して恋人と家出してしまったというのだ。家庭が何よりも大切と思う夏にとっては、到底信じられないことだった。そんな夏に莉絵から電話が来る。悪びれた感じもなく、女として充実した時間を送っているという。ほどなくして、階下に若い男・佐伯龍(成田凌)が越してくる。彼は、夫・義行(鶴見辰吾)のもとで働いているというのだ。夏の心の何かが、ざわめき始める――。ドラマ化もされた漫画「斉藤さん」の原作者・小田ゆうあが、“主婦の純愛”をテーマに描く同名コミックが原作。日常生活の中で潤いやときめきを忘れた主婦たちが恋に落ちていく、危うくも切ない心情をリアルに描き、同世代の女性たちの共感を得ている。タイトルの「ふれなばおちん」とは、触れられただけで恋に落ちてしまう、危うい心情にいる女性を表現した言葉だ。また、脚本は「失恋ショコラティエ」「アンダーウェア」などを手掛けた恋愛ドラマの名手・安達奈緒子が担当している。キャストには、主人公の長谷川さんのほか、夏が心を寄せる年下男性、役者志望の佐伯龍役に、「学校のカイダン」「いつかティファニーで朝食を」に出演し、いま注目の若手俳優・ 成田さん。そして、夏の夫・義行役には鶴見辰吾、夏の相談相手で家族を捨て不倫に走る主婦・小牧莉絵役を「ショムニ」「anego」の戸田菜穂が好演。そのほか、古畑星夏らも出演する。大河ドラマ「八重の桜」では、気丈で苦難に耐える幕末の女性を見事に演じ切った長谷川さん。今年は多数の作品に出演し続け、幅広い役の演技で注目を集めているが、本作では、夫以外の男性との恋に落ちる主人公の秘めた恋心を時に愛しく、時に苦しく演じるという。「倫理的にあってはならない、だから故の夏と龍のプラトニックな恋愛がこちょばく、また、胸を締め付けられます」と本作について語る長谷川さんは、同時に「こんなに積極的に、そして情熱的に向かってきてくれる男性を探すことが難しい近頃。観て頂ける方皆さんに夏になってもらい、この作品の世界観を堪能してもらえるように、頑張ります」と意気込みのコメントも寄せていた。“夫は大事です。家族のために生きてきました。けれど、好きな人ができました。でも、この恋は秘密です。内緒の恋です――。”アラフォー主婦の秘めた恋を絶妙な心理描写で描く本作は、同世代のみならず、多くの視聴者の共感を集めることだろう。「ふれなばおちん」は6月28日(火)23時15分~NHK・BSプレミアムにて放送開始(全8話)。(cinemacafe.net)
2016年05月13日