「結婚に踏み切れたきっかけを教えて欲しい」という女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんは20代前半。交際4年になるアメリカ人の彼が今夏に仕事で帰国するため、トピ主さんが日本での仕事を辞めてついていくのか(=結婚)について長らく話し合っているそうです。「9割くらいはついて行く!と決心できても、あとの1割なにか漠然とした不安がある」と悩める心境を綴っています。「漠然とした不安」をなくす方法は?「ありのままの自分を出せる人、信頼できる人に出会えたことを私はとても幸せに感じています」とトピ主さん。彼への思いや結婚自体に迷いがあるわけではないようですね。彼の収入で十分暮らしていけそうな状況で、渡米後も露頭に迷う心配はない。しかし1割の不安が消えてくれない。「思い切って踏み切れば気にならない不安なのか、気にするべき不安なのか」悩んでしまう……と綴られています。日本人どうしの結婚でも、マリッジブルーはつきもの。トピ主さんの場合は、退職や海外移住という変化もあるわけで、多少の不安はあって当然。「行ってみてうまく行かなければ、日本へ帰ってくればいいんだし!」。そう思えばラクになるようにも思いますが、不安がどうしても消えないときは、以下3つのプロセスもぜひ試してみてください。(1) 決断後に得られる「喜び」「幸せ」を思い浮かべてみる・大好きな彼の側にずっといられる・新しい家庭が築ける・海外で暮らす楽しさ、新鮮な刺激を得られる・人生の可能性が広がる「彼と国際結婚してアメリカに住んでいる未来」を思い浮かべてみたとき、トピ主さんは暗い気持ちになりますか? あまり明るい気持ちになれない場合や、「今の仕事を続け、慣れ親しんだ家族や土地、友達の近くで暮らしていく未来のほうが自分に合っている」と感じてしまうならば、それが答えかもしれません。しかし渡米後の幸せなイメージが浮かんだならば、ぜひ1割の不安よりも、そちらを見つめてみてください。そもそも今までの人生、いつも「不安のない100%満たされた環境」にいただろうか…?といった自問自答も役立つかもしれません。 その選択で得られるプラス面を見つめられるようになれば、「私は彼とふたりで幸せになるために、アメリカへ行くんだ!」という真っ直ぐな気持ちが生まれてくるかもしれません。(2) 不安になる理由を、徹底的に検証してみる続いて、不安を生み出している理由をピックアップしてみましょう。おそらく、以下のような内容が挙げられるのではと思います。・仕事を失うことへの不安・知らない土地で暮らすこと、現地のコミュニティに馴染めるのかという不安・友達や家族と離れることや、若い自分たちだけでやっていけるのかという不安・決断の責任を負うことへの不安投稿には、「今まで親に敷かれたレールを歩いてきたような私なので、決めらない自分が嫌になります」という記述も。自分で決断するというのはイコール、自分で責任を負うこと。しかし一方で、「自分の好きに決めていい」「一度決めたことも、いつでも変える自由がある」ということでもあります。しかもトピ主さんには、側で寄り添ってくれる彼がいる。日本の家族や友達だって応援してくれるでしょうし、どうしてもつらくなったら日本に帰る家もある。見方を変えれば、「自分で生きる道を決めても、ひとりじゃない。なんて有難い、心強い環境なんだろう」と思うこともできるような気がします。(3)「自分の心だけに従って生きる!」と決める最後に最もシンプルながら、一番強力な不安の解消法をお伝えします。それは、自分の「心」だけを行動指針にすること。自分に「これからもずっと彼の側にいたい?」と問いかけてみて、答えがYESならば、それに従うのみ!……というわけです。彼が日本に移住する可能性はないとのこと。であれば、どんなに考えたところで、トピ主さんの状況では「行くか」「行かないか」の2つの選択肢しかないですよね。今回の決断が吉と出るか凶と出るかは、現状のところまったくの白紙。「行ってよかった」となるかどうかは、今後のトピ主さん次第でもあります。「行きたい気持ちがあるんだから行こう!」「アメリカで最高に幸せな生活を送るぞ!」「多少つらいことがあっても、彼と協力して頑張っていけばいい」。そう決めてしまえば、悩んでいたことが嘘のようにスッキリするかもしれません。どうしても決断ができないならば、その気持ちに正直になり、今すぐの結婚は諦める道も考えてみましょう。本当に惹かれ合っている二人ならば、離れ離れになったとしても、いずれ一緒に生きていける道を選ぶ日が来るようにも思います。トピ主さんにとって、ベストな決断ができますように。応援しています。(外山ゆひら)
2018年04月23日「無理して婚活しなくてもいいのかな」と悩む女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。32歳のトピ主さんは「ひとりが苦にならず、仕事も趣味も充実しており、結婚願望もなければ恋愛にも興味がなく、人を恋愛感情で好きになった経験もない」といいます。親孝行のために3年前から婚活を始めたものの、誰に対しても気持ちが盛り上がらない。今度こそと思って交際を始めた現在の相手に対しても限界が来ているそうです。結婚に向かない自分でも、婚活を頑張った方がいいのか……とつらい心境をつづっています。時間をかけて、愛情を育てていく夫婦もいるトピ主さんの「結婚できるかどうか」の判断基準は、相手が重い病気になったときに看病したいと思えるかどうか。しかし、婚活で知り合い、1年近く交際した人たちにそうは思えなかった。最初の1か月ですらウキウキしない、会いたいと思えない、一緒に写真を撮りたくない、干渉されたくない、キスしたくない……など、交際相手にさえ好意や愛情が持てない悩みが綴られています。一方で、親の苦労を思いやり、年老いてきた親に恩返しがしたいと思って、自主的に婚活を始めたトピ主さん。親御さんへの愛情は、人一倍深いようですね。親子と夫婦は違いますが、家族に対して深い愛情を持てているのは、長い年数を共に過ごしてきたから、という点も多少は関係しているはず。たくさんの時間を一緒に過ごすうちに小さな愛情が積みあげられ、大きなものに育っていくこともある。結婚にもそのような側面があるとしたら、初めから120%の愛情を持てる相手を探せなくとも、「この人とならやっていけそうだ」と思える相手と、時間をかけて深い愛情を育てていく――という方法論もあります。無論、必ずそうなる保証はありませんが、実際にそうしたところからスタートし、時間をかけて深い愛情関係を築いている夫婦もいるという事実は、心に留めておくといいかもしれません。一番の親孝行は、「子どもが元気で幸せに暮らすこと」かも親孝行で始めた婚活。しかし結婚したところで、トピ主さんが不幸せだと感じてしまうならば、親御さんは喜ばないのでは? トピ主さんが心から結婚を望んでいて「結果が出なくてつらい」ということならば、親御さんは「つらくても頑張れ!」と応援するかもしれません。しかしトピ主さんは、そうではない。「気の進まない結婚をしたところで、その後で幸せに暮らせなければ、親も喜ばないはず」「私が元気で幸せに暮らすことが、一番の親孝行」かもしれない。親御さんと直接、話してみてもいいかもしれませんね。自分も将来不安だから婚活をしている、親だけが理由ではない……ということならば話は別ですが、トピ主さん自身に結婚したい気持ちが少しもないならば、何度婚活をしたところで、結局は最後に「NO」と言ってしまうことが続いてしまうようにも思います。すべてを決めつけず、「自分の生き方」を柔軟に考えてみよう婚活は効率的な場ではありますが、「はいどうぞ、この人たちの中から選んで恋愛をしてください!」と言われても、うまく心がついてこない……という方も少なからずいます。「頑張って婚活しましたが、わかったことは、自分が結婚に向かないということでした」とのことですが、今回わかったのは「婚活が不向きかもしれない」ということですよね。「結婚生活が不向きかどうか」は未経験だからわからない、と思っておいてもいいのでは?今のところ結婚願望がない自分を責めずに許容し、かといって、今後のことも決めつけないでおく。もし、トピ主さんの心の内に「看病したいと思えるほどの愛情を持てる相手に出会いたい」という気持ちが少しでもあるならば、婚活は辞めても、同性異性問わず、人としての付き合いを楽しむ機会を持っておくのは一案です。「一緒に人生を歩いたら楽しそうだなと思える相手には、出会うかもしれないしね!」くらいの柔軟なスタンスもおすすめです。結婚してもしなくても、自分の願う“幸せな人生”を叶えるのは簡単ではないもの。恋愛や結婚抜きでそれを叶えられているならば、そのことを自分なりに誇りに思いながら、人生を謳歌する道もあります。過去を振り返ればわかると思いますが、人生は結局、自分自身が大事だと思うことしか選べないもの。今回の経験を経て、やはり自分は恋愛や結婚を大事だと思えないと気づいたならば、「仕方がない、これが私の人生だ!(今のところはね)」と開き直ってみてもいいように思いました。親孝行の方法は、結婚や出産だけではありません。ご自身の望む人生をじっくり考えてみてくださいね。応援しています。(外山ゆいら)
2018年04月16日「専業主婦希望ってだめなんでしょうか?」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんと彼は、就活中の大学生カップル。就職後すぐに結婚を考えているそうですが、妊娠後は専業主婦になりたいというトピ主さんに対し、彼は育休後はフルタイム復帰してほしいという意見。「こどもはさびしい思いをするだろうなと思うとかわいそうに思えてなりません」とのこと、この価値観のズレでは結婚生活は厳しいでしょうかと問いかけています。「自分目線」で、長い人生を想像してみよう数多くの育児指南書を書かれている心理学者・諸富祥彦さんから以前、こんな話をうかがったことがあります。子育てをする女性には次のようなタイプがある。(A)24時間子どもと一緒にいて大丈夫な女性(B)1日に3時間程度は“外の世界”が必要な女性(C)子どもと過ごすのは1日3時間程度がちょうどいい女性うまく子育てをするには、自分のタイプに合ったバランスを見極めることが大事……といった内容のお話でした。トピ主さんも、まずは「自分がどういうタイプなのか」「どういう人生を送りたいのか」という観点で、ぜひ考えてみてください。間違いなくAのタイプで、「子育てに専念できる人生を送りたい」というのが最優先で絶対に譲りたくないならば、それに心から賛成してくれる相手と結婚したほうが、夫婦ともに満足いく家庭生活にはなりやすいかもしれませんね。また、働くことの意義についてもぜひ考えてみましょう。人が働くのは、誰かの役に立てるやりがいや喜び、経済的余裕や安心など、何かしらのリターンがあるから。「本当は子どもともっと一緒にいたい」と思いながらも精一杯仕事と両立させている女性もいますし、そうした環境でも心身すこやかに、しっかり育つ子どもも沢山います。現に彼は、ワーキングマザーのもとで育った子どもですよね。「かわいそう」ではなかったからこそ、かつ共働きが家庭にもたらした“いいこと”も実感しているからこそ、賛成なのではないでしょうか。女性にも、そして子どもにも、いろいろなタイプがいる。自分の価値観をしっかり持っていることは賢明ですが、「絶対に彼と結婚したい」とのこと。落とし所を見つけたいならば、自分の経験だけに縛られて「かわいそう」と決めつけず、ほかの人の育った環境や意見も聞きながら、もう少し柔軟にこの問題を考えてみるのもおすすめです。価値観は変わる可能性も。色々な選択肢を持っておこう彼は共働き家庭で育ち、料理上手で家事も一通りでき、公平に分担するスタンス。一方のトピ主さんは、専業主婦の家庭で育ち、「幸せだったので、子供にも同じ環境でいさせてあげたい」という考え。共働きをするかどうかは、世帯収入や暮らしのレベル、生き方や価値観などにも関わる重要なテーマではありますが、とはいえ、二人はまだ就職前。今後、実社会や人生の先輩たちを見るなかで、価値観が変わる可能性もあります。親世代が働いていた時代より給料水準も下がっていますし、トピ主さん自身、子どもを育てるためにも収入が必要だと思い始めるかもしれません。彼のほうだって、フルタイム復帰をしている女性の実情を見て意見を変えるかもしれません。歩み寄る気持ちもあるようですし、先々専業主婦になるにしろ、共働きをするにしろ、今のところは「出産後も働ける可能性」は残しておくのも一案。出産後の女性が働く環境の整備に力を入れている企業も増えていますし、そうした企業を積極的に探してみてもいいと思います。「想いあっていれば、最適な形に落ち着くはず」と信じてみよう就活中は、いろいろ不安や迷いもあるとは思いますが、「いずれ専業主婦になるからいいや」と適当に就職先を選び、後になってひどく後悔して再就職し直した友人を知っています。不安を煽りたいわけではないですが、万が一、結婚がうまくいかなかったら、もしくは子どもを授かれなかったら、トピ主さんはどうしますか? 結婚もまだ口約束段階である今、選択肢はできるだけ残しておいたほうが安心ではありますよね。結婚生活のことは社会に出てから、せめて就職先が決まってから、改めて話しあってみても遅くはないもの。「お互いに想いあっていれば、最終的にはベストな形に落ち着くはず!」と信じて、当面は悩みすぎないと決めておくのもひとつです。お金の大切さを心底実感するためにも、将来子どもに社会のことを教えるためにも、まずはしっかり独り立ちをすることを目標に、「自分が一番、満足のいく形で社会に出ること」に注力してみてもいいように思いました。その上で、二人にとってのベストな着地点が見つかるといいですね。応援しています!(外山ゆひら)
2018年04月16日「結婚以外のパートナーシップを目指している」という投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんは10年以上交際している彼氏がいる女性。彼が育った家庭には問題があり、結婚を不快に感じていると知って以来、結婚以外の形でパートナーになっていこうと決意したそうです。しかし時に胸がモヤモヤしたり、苦しくなったりする瞬間もあり、どうすれば気持ちを軽くできるかと問いかけています。不安や心配を減らすには、先例をしっかり検証してみよう投稿には、「お互いに子どもは望んでいない」「結婚することが目的じゃないし、違う相手と結婚しても無意味」という明言も。彼と一緒に生きていきたい気持ちに迷いはないようです。しかし一方で、ひとりになると「私の中身はカラッポじゃないか」と自問したり、友人の結婚話や家族の話を聞くたびに胸がモヤつく日があったり。事故や急病、遺産など先々の心配事も挙げています。不安や心配を減らすためには、まず参考になる情報を集め、具体的な対策を考えてみることが有効です。「一般的な婚姻以外の、この世には存在してない、新しいパートナーシップを作る」とのことですが、フランスのPACS、オランダのシビル・ユニオンなど、既に結婚以外の制度を採用している国はあります。制度は多少違うとはいえ、参考になる部分もなるはず。戸籍上の契約を交わしていないカップルたちがどうやっていい関係を築いているのか、できるだけ情報を仕入れてみましょう。ちなみに、日本でも「事実婚」を選択しているカップルはいますし、遺言を残しておけば財産分与もできます。事故や急病時の対応は、事前に二人でルールを決めておけば安心ですよね。具体的な準備をしっかりしておけば、幾分か心配は減らせることでしょう。自分の本心は無視しないで。納得いくまで足掻いてみようただし、トピ主さんが本当は結婚したい思いがあるならば、モヤモヤは消えないでしょう。結婚話をすると、彼は「子供のイヤイヤ期のように気難しくなり、トラブルを起こす言動をする」とか。「彼がそういう境遇ならば仕方ない、相手が嫌がる型にはめることは止めよう」と受け入れたそうですが、「時々、自責を感じ苦しくなる」という一文も。ご自身で書いているとおり、「仕方ない」から彼のスタンスを受け入れているだけであって、本心から納得できていないのではないでしょうか。結婚したい気持ちが少しでもあるならば、諦めず、とにかく足掻いてみるのも一案です。現状、彼が結婚にいいイメージを持っていないとしても、「自分たち二人ならうまくいくかもしれない」と思ってもらう方法はないか。例えば、年長者の結婚話を聞く、夫婦円満な友人たちを交えて会うなど、「二人で直接話す」以外の方法も色々とあります。子どものように気難しくなり、まともに話し合いができない、そんな彼の態度も気になります。もしトピ主さんが、「自分は歩み寄っているのに、彼のほうは全く歩み寄ってくれない」と感じているならば、結婚云々よりも、そもそもの関係性が心配です。「私のことを大事に想ってくれていないのでは?」といった疑心や不安があるならば、本当に彼との人生でいいのかどうか、考え直すタイミングかもしれませんね。大いに迷って悩んで、決意ができたら信じて進もう「いや、結婚できなくても、彼とは絶対に離れたくない!」とまで思えているならば、覚悟を決めてしまうのもひとつです。世の中には、結婚に後ろ向きでも、「この相手とは絶対に離れたくない」という理由で結婚をしていく人もいれば、「結婚という形を取れなくても、この相手の側にいたい」と未婚のまま添い遂げる人もいます。つまり、相手の必要性をより強く感じている側が、相手の願いやスタンスを受け入れている。トピ主さんの気持ちに迷いがないならば、友達や他人とはもう比べないと決め、その想いを貫いていくのがベストのように思います。逆に、少しでも迷いがあるならば、結婚を望める男性との未来も一度しっかり検討してみたほうが、後悔は少ないでしょう。結婚以外の関係性は、世間や他者の目に縛られない分、より心の絆が必要になると思いますが、「私たちなら大丈夫!」と思えそうですか? その決意ができれば、あとは落ち着いてモヤモヤの原因をひとつずつ紐解いていき、心の混乱をクリアにしていきましょう。双方が”心から納得して”歩んでいけるならば、どんなパートナーシップの形でも、それが正解だと思います。応援しています。(外山ゆひら)
2018年04月02日【元ホステスが語る男ゴコロの裏事情177】エイプリルフールは嘘をついていい日、ということで、今回は嘘にまつわるお話をお届け。マッチングアプリでの恋活・婚活を検討している女性も多いかと思います。筆者もいくつか使ってみたのですが、たまに、独身しかいないはずのアプリに、既婚者がまぎれこんでいることがあるんです。真剣に出会いを求めている女性からしたら正直、邪魔ですよね。■独身を装う既婚者を見抜くには本当に独身かどうかは、独身証明書を見せてもらうのが一番手っ取り早いけど、アプリで知り合って早々に「証拠を見せて」と言うのも、どこかトゲがありますし…。そこで今回は、筆者が実際にマッチングアプリで引き当てた男性を例に、既婚者を見抜くコツをご紹介します。■結婚欄が空欄は危険あるマッチングアプリを利用していたときのこと。そこで知り合った男性が、独身と偽った既婚者でした。後から考えれば、確かに彼のアプリのプロフィールには違和感があったのです。まず、「結婚歴」「結婚に対する意思」「子どもの有無」が未入力。で、自己紹介文も仕事や趣味などは書いてありましたが、結婚に関しては特に触れていなくて、恋活・婚活アプリなのに、ハングリーさに欠けるというか、どこか余裕をかました内容でした。本当に独身で真剣に婚活してる男性は「結婚歴」や「結婚に対する意思」をちゃんと記入しているし、自己紹介文にも「将来を見据えてお付き合いできる方」など、今後のことを考えているふうの言葉がある人が多いもの。なので、既婚か否かを見極めたいのなら、結婚欄が埋まっているか、結婚に対して何かコメントがあるかを見ましょう。■一線を引いた発言があるなら注意筆者はマッチングアプリで引き当てた既婚者と初めてデートした際、「3ヶ月だけ付き合ってみる?」と軽く告白されました。その時はあまり深く考えなかったのですが、妻子ありの男性の場合、3ヶ月くらいなら遊ぶのにちょうどいいし、うまくいけば既婚とバレないんですよね。ついでに「家が住まい兼事務所だから、彼女をなかなか家に呼べない」など、どこか一線引いた発言もありました(本当は家と事務所は別でした)。当時は特に疑ってなかったのですが、後で既婚と気づいた時「あー…、だからあの時、ああ言ったのか」と納得。もしライトな感じで告白してくる、且つ、どこか一線引いた発言があるのなら、少し疑ったほうが身のためですよ。■これを言えば大抵の既婚者は逃げる「本当に独身ですか?」と聞いたとき、素直に既婚だと白状する男性もいますが、不倫常習犯は「うん、独身だよ」と嘘をつき通します。なので、会話の流れでこんな感じのことを言うのがオススメ。「前にアプリで知り合った人と付き合ったんだけど、まさかの既婚者で…。『LINEの履歴が残ってるから、奥さんに見せるよ?』と言ったら、逃げられそうになったから、弁護士を交えて話し合ったんです。すごく面倒くさかった」過去に独身と偽った既婚者を始末したと知ったら、大抵の既婚者は「この子と遊んだら面倒なことになりそう…」とそれ以上近づいてこないですよ。というか、全力であなたから逃げるでしょう。■終わりにエイプリルフールは、罪のない、相手を傷つけない嘘ならついていい日と言われていますが、世の中には日常的に、罪にまみれた最悪な嘘をつく人もいるもの。前述したとおり、独身限定のはずのアプリに、しれっと既婚者が混ざっていることもあるので、だまされないようにくれぐれも気をつけましょう。※画像出典/shutterstock
2018年04月01日「婚活10年選手」という投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんは婚活を始めて10年という、40歳手前の女性。「もっと頑張らないと」と自分を奮い立たせているものの、最近は「オシャレして出掛けるのが面倒に思えてしまう」こともあり、「家で休んでいたいと思ってしまう時」が多々あるそうです。元気がないときの対処法を尋ね、「出会いを信じて行動あるのみ、喝をください!」と読者に投げかけています。成果を感じにくい「婚活」。どうすれば前向きに取り組める?投稿には、「習い事でも10年も続ければセミプロの域」だと思うけれど、「婚活では周りに誇れることもなく…敗戦記録とダメ歴史が増えるのみ」という記述も。おっしゃる通り、仕事や趣味ならば10年も頑張れば、それなりに目に見える成果や満足感が得られることでしょう。思い通りにならない出来事があったとしても、「頑張って、これだけのものを築いてきた」「たくさんの楽しい時間を過ごせた」といった満足感があれば、「自分の人生もそう悪いものではない」と思えますよね。トピ主さんが10年間、婚活“だけ”に労力を割いてきたのだとしたら、そのことが、今の元気のなさに繋がっている可能性も感じました。成果の出にくいものにだけ時間を費やしていると、人生全体の無力感・無気力感にも繋がってしまいがち。元気に婚活を続けるためにも、今後は趣味や仕事にも目標を持ち、バランスよくエネルギーを注いでいくのもひとつです。ただ、恋愛や結婚の成果というのは、もともと不確かなものです。成果を得たと思っても、ある日突然、願わない形で壊れてしまうこともある。常に先行きの見えない、保証のないものではありますが、だからこそ、「関わりあう楽しい瞬間の一つひとつ」が成果=財産になっていくのではないでしょうか。楽しんで関わっているうちに、気づけばいい関係が築かれ、強い絆となっていく。婚活の成果も、そのように"後からもらえるご褒美"だと考えてみるのもおすすめです。交際や結婚などの約束を取り付けることばかりに囚われていると、関わる中での小さな喜びや楽しみを見つけられず、そのために成果がついてこない……という悪循環も。「男性と出会うことや話をすることを、まずは楽しもう」といった姿勢で臨んでみるのもおすすめです。同じ土俵で競うより、年齢に相応しい魅力を磨いていこう投稿には、「やっぱり男の人って若い女性が好きなんだなぁ」「ピチピチした若さには敵いません」といった記述も。トピ主さんが前向きになれなくなってきたのには、年齢のことも関係しているようです。若い女性は身体的・外見的な若々しさだけでなく、経験が少ないことからくるフレッシュさや可愛らしさなど、多くの男性が惹かれる要素を確かに持っているのかもしれません。しかし、そんな彼女たちと同じ土壌で戦っても、年齢は巻き戻せない。それならば、教養や知性、思慮深さ、寛容さ、落ち着きや人生を楽しめるスキルなど、年齢をきちんと重ねてきた女性にしか出せない魅力を身につけたほうが有益ではないでしょうか。実際に40歳代前後でも交際・結婚をしている女性はいますし、若さ以外の魅力を備えた結果、「若い頃よりもモテる」という女性もいるほどです。ただ、そうした内面的魅力は「どう生きてきたか」が問われる分、若さ“だけ”で異性を魅了できた頃より、大変といえば大変かもしれません。それでも、年齢はこれからも重ねていくもの。ことさら卑下することなく、「今の年齢の自分に相応しい魅力を磨いていこう」と考えていくのが最善のように思います。「趣味や生活を楽しめる人」に出会うための近道はトピ主さんが望む相手像は、「仕事はもちろん、趣味や日常生活を楽しめる方」「知的な方」とのこと。そうしたタイプの人たちは、それこそ本人の好きな仕事や趣味の場を通じて、パートナーに出会っているケースも多いように思います。であれば、トピ主さんも「何かを楽しむなかで、ついでに異性にも出会う手段」を模索してみるのもひとつ。言ってみれば、「ついで婚活」です。「頑張るぞ!」とひたすらに気持ちを奮い立てて臨むのもひとつですが、「楽しんで取り組むコツ」や「自分に合った相手を探す方法や手段」なども、ぜひ試行錯誤してみてくださいね。その上で、少しリラックスして取り組んでみると、何か変化が起きてくるかも? なんて思いました。お休みも取り入れながら、明るい気持ちになれる日に、できるだけ楽しく過ごせそうな場を選んで出かけていきましょう。応援しています!(外山ゆひら)
2018年03月26日世の中には、「なぜかわからないけど、そうと決まっていること」があって、たとえば就活における新卒至上主義も、そのひとつだろうと思います。「中途採用の人のほうが、社会のルールや仕事のやり方なんかを、新卒の人よりもよく知っているだろうから、うちの会社は中途採用をメインにしています」なんていうメジャーな大企業って、あんまりないですもんね(中小企業ではよくあると思うけど)。■■流れに乗っていない人がうらやましいそうです恋愛だって、彼氏がいない女子は恋活していて当たり前みたいな、誰がそう決めたのかよくわからない風潮があるものだから、「彼氏、いないの?なら、だれか紹介しようか?彼氏、ほしいんだよね?」みたいなことを、しれっと言う人がいますよね。そういう人に対して、「放っておいてくれ」と言える人は立派だしかっこいいなあと思いますが、ふつうはそんなこと、言えないしね。*「一応、新卒のほうが有利かなあ」とか、「彼氏欲しいですって言っておいたほうが無難かなあ」と思っている人たちだって、ホンネでは「でも別に新卒じゃなくてもよくね?」とか「いまは一人が気楽と公言してもよくね?」と思っていたりしないですか?これ、就活や恋活の流れに乗ってそうに見える人から聞いたんですが、いろんな流れにちゃんと乗っかって、それなりにうまくやっている人って、流れに乗ってなさそうな人というか、流れに乗りそこなった人を見て「いいなあ、ああいう生き方っていいなあ」と思うことがあるそうです。■■先生は立って喋ります。生徒は座って寝ることもできます。おそらく誰しも、流れに乗りそこなったら、あとの人生がしんどいと思っているはずです。でも、それってたとえば「夜間の学校で授業を受けるのはしんどい(だから昼間の学校を卒業しておこう)」という世間の風潮と同じじゃないかなと思います。夜間、たとえば夜の7時から始まる学校って、生徒も先生も、昼間なんらかの活動をして、夜、学校に来ます。先生は立って喋ります。生徒は座って寝ることもできます。生徒より先生のほうが圧倒的にしんどいというのが事実で、「夜学は大変」という世間の評判は、先生には適応されても、生徒にとっては事実とはちがっている・・・・・・というのが、実際に夜学に行けば、誰だって目の当たりにする事実。で、寝てても、あとから生徒同士で教えあったりして、どうにかなるわけです。先生だって、寝る子がいてもしかたないだろうと思っているから(自分もしんどいから)、あとからフォローしてくれることもあるそうです。■■流れに乗りそこなった人のほうが、幸せになりやすい流れに乗らなきゃ!遅れないようにしなきゃ!とか、流れに乗ることがステイタスだと感じるとか、そんなふうに考えて、どうにか世間並に生きていけるなら、それはある意味ではひとつの才能だから、それができる人は、そうするといいのかもしれません。でも、無理にそうしなくっても、流れに乗り遅れたら誰かがあなたのことをフォローしてくれます。世の中って、そういうふうになっています。そして幸せってしばしば、ある特定の誰かがあなたにもたらしてくれるものだったりします。つまり、世間の流れとか風潮という「誰なのかよくわからないもの」に心奪われるより、ある特定の誰かとの出会いを求めたほうが、圧倒的に幸せになりやすい。*そして不思議なことに、流れに乗りそこなった人のほうが、ある特定の誰かに出会いやすい。これも、「なぜかわからないけど、そうと決まっていること」のひとつ。しいて理由を言うなら、世間の流れに乗れない人は、自分の心の弱さに正直だからでしょう。同時に、そういう正直さが、他者の共感を呼ぶからでしょう。人ってみんな弱い生き物だから。(ひとみしょう/文筆家)【今夜はちょっと、恋の話をしよう】(ハウコレ編集部)
2018年03月19日「子どもが欲しいけど結婚したくない…」という投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんは30歳女性。これまで恋愛や交際経験はなく、それを不自由に感じる事もなく過ごしてきたものの、周囲や親の影響で結婚を目指すように。しかしこの3年間、あらゆる手を尽くしてきたものの彼氏ができない。「男性が嫌いに近いほど苦手だから」だと自覚しているものの、子どもは好きで絶対に産みたいので、婚活をやめることができないといいます。自分のように男性が苦手でも結婚した方はいますか?と問いかけています。知ってみてから判断しても、遅くはないかも中高から大学まで女子だけの学校に通い、職場もほぼ女性のみ。「(男性に)特にいじめられたり、嫌なことをされた記憶もない」けれど、電車では男性が隣に座るだけで苦痛だし、男性と二人で会う際は憂鬱で腹痛がするなど「毎回修行のような気持ち」。会っている間は仕事モードで頑張るものの、気力が持たず続かない。子どもや身内の男性は平気で、同僚やお客様なども大丈夫だけど、「男性と触れ合いたい欲」はゼロで、考えただけでゾッとする……。こうした記述を見る限り、プライベートな場での成人男性は、トピ主さんにとって“全く馴染みのない存在”であるために、ひどく緊張感や苦手意識を持ってしまうということなのでしょう。人間は、「自分の知らない、得体のしれないもの」を恐れる生き物です。よく知ってみれば、好きになれる(仲良くなれる)こともあれば、知った上で、「やはり好きではない、相容れない」と判明することもある。結婚や出産を強く望む気持ちがあるならば、まずは「男性をよく知ってみること」に取り組んでみてはいかがでしょうか。知った上で、「やっぱり男性は好きじゃない、私の人生には必要ない」と気づいたら、そのときには自分らしい人生設計を考えていけばいいように思います。「人として」付き合える相手を探してみよう父や祖父は平気だし、高校生ぐらいまでは可愛いと思えるとのこと。”異性”ではなく“人”としてならば、愛情を持てることもありそうですね。異性と関わるときには、「この人が兄や弟、従兄弟だったら?」なんてイメージを持って接してみるといいかもしれません。きょうだいや友達のような感じで、楽しくご飯を食べたり、一緒に趣味やスポーツをしたり、仕事の悩みを相談したり。成人男性の中にも、そうした人間的交流を楽しめる相手がいると分かれば、苦手意識も多少は少なくなるはず。一対一だと構えてしまうならば、グループ行動もおすすめです。飲み会などで知り合った場合でも、すぐに二人きりの関係に移らず、「同じメンバーでもう一度出かけない?」「友達を連れて会おう」といった提案をしてみるといいでしょう。また、最初から「接触しても平気な男性」を探そうとするよりも、ある程度、心を許せる友人関係になった先に、「この人なら接触しても大丈夫かも?」と自分の気持ちが変化していく可能性を探ってみるといいように思います。ただ注意して欲しいのは、すぐに恋愛関係を求めてくる男性に出会っても、「男性は全員そうだ」と思い込まないこと。女性だって恋愛へのスタンスは様々ですよね? 男性も一人ひとり違うと心得て、根気強く、自分に合った男性を探していきましょう。共同作業を通じて、異性のよさに気づけることも個人差のほうが大きいとは思いますが、大まかな傾向として「男女の違い」があるのは確かです。しかし違いがあるからこそ、共同作業などでは各々の強みを発揮しあって「役割分担」ができ、何かを成し遂げるのに役立つこともあります。「異性=互いの違いを生かして補い合える存在」だと思えれば、心強い関係を築ける可能性も。結婚生活も子育ても共同作業の最たるものですし、お互いを補いあいながら、暮らしていける相手が見つかるといいですね。そういった意味では、向き合ってのデートや婚活よりも、大勢で一緒に遊んだり、共同作業をしたりできるようなイベント・社会人サークルなどに積極参加してみるのも一案です。「恋愛相手ではなく、一緒に楽しく遊べる相手や気持ちよく協力しあえる相手を探す」という意識を持って関わるようにすれば、男性の見え方も変わってくるかもしれません。無理に好きになる必要は全くありませんが、子どもを産むならやはり結婚をした上で……と考えている様子。ぜひ今までとは違う交流のしかたや観点で以って、男性と関わる機会を増やしてみてはいかがでしょうか。(外山ゆひら)
2018年03月19日「彼の転勤」という投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんは、交際9か月になる彼氏がいる28歳女性。結婚話もしながら交際を続けてきたそうですが、彼氏の転勤が決まり、「結婚するならば付いていく意思があること」を伝えたそうです。しかし、彼はその申し出を拒否。「結婚を今決めることは出来ない。まずは遠距離して数か月様子をみてから、続けられそうであれば結婚を考える」と言ったそうです。彼の言葉に、トピ主さんは「ただの無責任と感じてしまった」そうで、「私が(結婚を)焦りすぎなのでしょうか?」と問いかけています。「結婚」をトレード条件にすると、興ざめしてしまうことも「地元も親元も離れたことはなく、やりがいをもって仕事もしている」というトピ主さん。大事な仕事を捨てても、親元を離れてでも「付いていく」と言ったのに……といった怒りも伝わってきます。女である自分が「犠牲を払う」と言っているのに、彼はその気持ちを受け取らなかった。プライドを傷つけられたような、そんな気持ちも感じたのかもしれませんね。今回のトピ主さんの「結婚するならば付いていく」という申し出は、ある種のプロポーズ。ただ、「一生、幸せにしたい」「ずっと側にいて」といった言葉に比べると、感動やロマンチックさは少ないですよね。交換条件付きのプロポーズのため、「私に付いてきてほしいなら、結婚を決意するべきでしょう?」といった軽い“脅し文句”のようにも聞こえてしまった可能性を感じました。もちろん、トピ主さんにそんな意図はなかったのでしょうし、むしろ「大事なものを捨ててでも付いていきたい」という、愛を伝える言葉だったのだろうと思います。しかし、彼のほうは「結婚するならば」という条件的な言葉のほうに、強く引っ掛かってしまったのかもしれません。女性は結婚を生活として現実的に考える人も多いですが、多くの男性は意外とロマンチック。あまり現実的なことを言われたり、強制されているように感じたりすると、興ざめしてしまうという声も聞かれます。相手の決意を引き出したいならば、あえてみなまで言わず、「付いていきたい」「離れたくない」など“気持ち”だけを伝え、ベストな手段を相手にも考えてもらうようにする……といった手順も今後はぜひ試してみてください。「相手の心境を聞けた」ことをプラスに考えてみよう彼の返事は、とても正直な心境に聞こえます。転勤先に付いてくるとなれば、仕事を辞めて来るトピ主さんを(一時的だとしても)養う覚悟を決めなくてはならない。その前に、初めての転勤先での仕事を、まず軌道に乗せたい。仕事に集中するなかで、遠距離恋愛が順調にいくか分からない。そういう状況でもうまくやっていける二人なら、結婚もありえるだろう……というのが、彼の今の考えなのかもしれません。男女間では、「相手を傷つけたくない」「喧嘩したくない」と曖昧な言葉で取り繕ってしまうことも少なくないものですが、今回トピ主さんが気持ちをぶつけたことで、彼の正直な心境を聞けたわけです。「そうか、彼はまだ結婚の意思が完全には固まっていないのか」と判明したならば、それを踏まえた上で「ここからどうするのがベストなのか」を考えていきましょう。二人の関係が強固になれば、結婚は自然な形で訪れる「まずは、遠距離恋愛をうまくいかせるよう努める」のもひとつです。例えば、「頻繁には会えなくなっても、彼が転勤先で忙しそうでも、ひとりで日々を楽しめるようなライフスタイルを作る」のもひとつ。転勤で環境が変わるのをきっかけに、「彼の家族とも仲良くなる!」といった計画も功を奏すかもしれません。二人の関係が強固になっていけばいくほど、互いの存在が不可欠であると自覚していき、自然な形で結婚は訪れるはず。そう信じて、一緒にいる時間ができるだけポジティブで明るいものになるよう、努めていってみてはいかがでしょうか。あるいは極端な話、「彼とは結婚できそうな見込みが薄い」と感じるならば、他の男性にも目を向けていく……といった選択肢だってトピ主さんにはあるわけです。そういった意味で、今回の転勤は互いにとって、ひとつの試練とも言えそうですね。「とにかく早く結婚を決めてくれる相手がいい」のか、それとも「絶対に今の彼と結婚がしたい」のか。自分の人生を左右する大きな出来事なので、ぜひトピ主さんもじっくり考えてみましょう。その上で、やはりこの彼と歩んでいきたいと思うならば、一番近い存在でいられる幸せをしっかり感じながら、二人の絆を強めることに集中するのがベストかと思います。応援しています!(外山ゆひら)
2018年03月12日「子どもは欲しくないけれど、婚活がしたい」という投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんは25歳女性。今までに交際経験はないそうですが、結婚願望はあり、婚活アプリに登録したそうです。仕事と趣味に時間を割く生活をしているため、子どもは欲しくない。とはいえ、長く一緒にいたいので35歳以下の男性を探しているものの、“子無し希望”が見つからない。こんな女性は相手にされませんか? と問いかけています。幸せそうな夫婦の“背景”を想像してみよう近所に「子無しで楽しんでる夫婦」が何組かいて、そのライフスタイルが憧れだというトピ主さん。彼らが今の関係に至るまでには、どのような過程があったのか、少し想像してみましょう。「相手が好きで一緒にいたいから、子どもはどちらでもいいと思った」「欲しかったけれど持てないと分かったので、二人で楽しく生きていこうと決めた」という夫婦や、「子どものことは、今もなお話し合っている最中」という夫婦だっているかもしれません。何が言いたいかというと、彼らはまず「相手と一緒に生きていこう」という決意が先にあってから、そこに付随してくる「条件」についての対処を決めている。互いにしっかりと向き合った過程を経て、二人なりの幸せを築けたのではないか――ということです。もちろん、世の中にはそうした良好な関係性を築けていない夫婦もいるでしょう。相手に付随する条件を許容できないから別れる、というケースも実際にありますし、「結婚は契約」と考える人もいます。それでも、結婚は本当の契約のように、ひとつでも条件が変われば即不成立・不履行(離婚)になる……というわけではありませんよね。条件ありきの関係は“変化”に弱く、もろい幸せとなりやすいです。最初は「子どもが要らない」と言っていた相手が、愛し合ううちに「やっぱり欲しい」と意見を変えたら、トピ主さんはどうしますか? 簡単に揺るがない幸せを築きたいならば、条件にがんじがらめにならず、「お互いの人生に寄り添い続けていくことができそうな相手」という観点で探すことも、ぜひ検討してみてくださいね。「誰かとの人生」を本当に欲している?ただ、投稿を読んで感じたのは、トピ主さんは今、結婚相手を本当に必要としているのか?という点です。仕事でまだまだやりたいことがあり、「妥協も諦めもしたくない」。趣味にも時間を使いたい。だから子どもも欲しくない。婚活アプリでもたくさん「いいね」をされるようなトピ主さんが今まで交際をしてこなかったのも、結局は「必要としてこなかったから」ではないでしょうか。「自分の人生や時間を邪魔されたくない」という思いが相当に強いならば、どんな男性であれ、“今の”トピ主さんの人生に入り込むことは難しいかもしれません。「現実では出会いがない」という記述もありますが、出会いの場へ足を運ぶ時間や手間がもったいなくてアプリを使っているならば、なおさらリアルな交際なんて“時間のムダ”と思えてしまう気がします。でも、それはあくまで「今は」という話です。思う存分にやりたいことに取り組んで、仕事での目標も達成して、ひと息ついたときに、ふっと「そろそろ誰かと人生を共有したいな」と思う日が来る可能性もあるわけです。「窮すれば通ず」なんてことわざもありますが、心から相手を欲したときに探したほうが、心を通わせあえる相手とも出会いやすいかもしれません。人生は“ずっと同じ”ではないから「30代独身は手遅れになる」と雑誌で読んだから相手を探し始めたとのことですが、若い女性を望む理由として「子どもが欲しいから」を挙げる男性も少なくありません。しかしトピ主さんは、そのために急ぐ必要はない状況。「相手と長く一緒にいたい」にしても、長寿命化して、人生100年とも言われる時代です。「周囲と同じでなくては不安」というならば話は別ですが、そうではないなら、「私はまだその時期(人生のパートナーを必要とする時期)じゃないのだな」と考え、今は仕事や趣味に好きなだけ時間を使ってみるのもひとつです。とことんやってみないと「気が済む」というところまで行けませんし、そうして自分らしく生きるなかで、「この人と一緒に生きていきたい」と思いあえる相手に出会う確率だって、ゼロではないのですから。それに、人生は「ずっと同じ」ではありません。自分の心境にも周囲の環境にも、その時々に応じた変化が訪れるもの。だからむやみに焦らないで、めいっぱい“今”に夢中になって生きてもいいのではないかなと、老婆心ながら思いました。応援しています!(外山ゆひら)おすすめ婚活サービス(sponsored)結婚につながる出会いをみつけませんか?「excite婚活」は、いつか結婚したい、まじめに恋愛したい。そんな誠実な意思をもった男女の出会いをサポートし続け、15年の実績がある婚活サイトです!サービス入会は厳格な審査に基づき、サクラ会員ゼロをお約束。安心して利用できますよ。ぜひ理想の相手を探してみて下さいね。 詳しくはこちら
2018年03月05日「独身であることに引け目や不満を感じてしまう。」という投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。「独身であることに引け目や不満を感じてしまう」ことに悩んでいる……という32歳、教師のトピ主さん。恋愛経験もあるし、結婚の予定はないものの真面目に働いているし、人生に大きな不満はない。しかし、職場で「結婚しないの?」と言われたり、育児中の同僚のしわ寄せが来たりしたときに不満や不平等感を持ってしまい、「たまらなく苦しくなってしまう」といいます。解消のためのアドバイスを求めています。引け目、不満、不平等感。どうやったら解消できる?自分や独身の同僚ばかりが転勤や部活動の顧問を任されるのは、実際「自由が効くだろう」との判断もあってのことなのかもしれません。せめてその分キャリアアップに繋がる、給料が増える、などの明確な評価があれば多少報われるかもしれませんが、そうしたことが期待できない環境もありますよね。「頑張った分だけ評価される職場に変わる」という選択もありますが、生徒からの信頼もあり、仕事自体に不満があるわけではない様子。今の仕事を続けながら、引け目・不満・不平等感などを感じずに済むにはどうしたらいいのか。いくつか提案をしてみます。1.世界を広げ、多様な価値観に触れる投稿では、職場の同僚だけでなく、結婚を促してくるお母様のことも綴られています。自分の価値観を押し付けてくる人ばかりの環境にいれば、息苦しくなって当然。そんなときは、異なる価値観に触れてリフレッシュするのが一番です。今の時代、行動範囲や視野を広げれば、いくらでも違う価値観を持っている人たちに出会えます。平日昼間は仕方なくても、平日夜や週末は、異業種の人や、文化やバックグラウンドの違う海外の人と大いに話してみる。深入りをしなくても、違う価値観を持つ人と話すだけで、「私はこれでいいんだ」と思えることもあるでしょうし、だいぶスッキリすると思いますよ。ネットなども活用して、ぜひそうした場へ足を運んでみましょう。2.「やりたいこと」を存分に満喫する「やらされていると感じること」を減らし、「自分がやりたいこと」に取り組む時間を増やす努力をするのも一案です。昔から、猫のいる生活が夢……という記述もありますが、やりたいことがあるなら、今すぐ実行に移してみましょう。好きな時間を満喫できていると、「この至福の時間のために、仕事を頑張ろう」という前向きな気持ちになりやすいですし、他人のことも過度に気にしなくて済むようになります。「自分の人生をいいもの(楽しいもの)にできるのは、自分しかいない!」と自覚し、意識的に“心の視点”を変えていく。できるだけ不満や不平等感よりも、自分が楽しい気分になることのほうに目を向けていきましょう。3.「やるべきこと」の中にもプラス面を探す休日返上で部活動も指導することもある、というトピ主さん。「やる」と決めたならば嫌々ではなく、そこに何らかのメリットやプラス面を自ら見出していくのも一案です。子どもたちと一緒に何らかの目標を目指せば、大きなやりがいを感じられるかもしれない。他校との交流が増えれば、思いがけない出会いもあるかもしれない。指導スキルを伸ばせば、そこから新しいチャンスや趣味が増えるかもしれない――等々。「やらなければならないこと」のなかにも、何らかのプラスを探し出して“自分の財産”にしていけると、思いがけない満足を得られることもあるでしょう。4.自分をしっかり褒める「よく頑張っているね」「負担が多いのに、ありがとう」。そんな言葉をかけられると、少しパワーが湧いてくることってありますよね。であれば、自分でも自分をどんどん褒めちゃいましょう。「ほんと私、頑張ってるよな〜。えらい、えらい」「今日もよくやった!頑張ったね!」のように、鏡の前や寝る前の時間に、どんどん口に出して褒めてあげてください。周囲からの他意のない言葉に悩まず、跳ね返せるようになるには、「自分の生き方」にしっかり自信を持つことも肝心です。今の環境を呪いながらモヤモヤと過ごしても、視点を切り替えて前向きに過ごしても、同じ30代。トピ主さんはどんな30代を、あるいはどんな人生を送っていきたいですか? 思うように恋愛がうまくいかないことも“引け目”を感じる原因になっているならば、「自分には問題がある」ではなく、「次はうまくいくといいな」「いい人に出会いたいな」という明るい気持ちのほうを大事にしていきましょう。今ある状況下で、できるだけ笑顔で生きるコツを掴んでいけると、見えてくる世界も自ずと変わってくると思います。応援しています!(外山ゆひら)
2018年02月26日2月19日、ノンスタイル井上裕介(37)の「ガチの恋活」中間報告会が行われた。 昨年のクリスマスからマッチングアプリ「タップル誕生」で恋活をしてきた井上。「今年3月末までに本気のデートをしたい」との目標をかかげたなかでの、中間報告。だが井上によると、経過はかなり厳しい状況だという。 「マッチングアプリにノンスタイル井上として登録させていただいているので、他の一般男性とは違うだろうと思っていたら……。びっくりするぐらいフラれまして(笑)」 「タップル誕生」とは、趣味でつながる恋活サービス。自分と同じ趣味を持つ異性の写真を「いいかも」か「イマイチ」にタッチし、互いに「いいかも」と思った場合はメッセージを送ることができるというもの。 井上によると10人に「いいかも」を送っても、「返ってくるのは1人か2人ぐらい」とのこと。スタッフ発表では現時点で井上が594「いいかも」を送って175マッチングに成功したという。しかし逆をいうと419人にフラれたということにもなる。 イベントでは実際にマッチングしている相手が登壇。だがその女性も井上のルックスについて「100点満点中5点」と酷評。井上は「おい!よくいいかも押してきたな!」とつっこむも、タジタジだった。 そんな井上に「過去に結婚を考えたことがあったか」聞くと、「2度ほど考えたことがあった」と告白。うち一回は、最近まで付き合っていた彼女だという。結婚に至らなかった理由は、「シンプルにフラれた」とのこと。理由は「同棲していたが、先輩とばかり飲みに行って……。家に帰らないことが多くなったから」と答えた。 そんな井上だが、3月末まであと1カ月。果たして無事、デートまでこぎつけることができるのだろうか……。
2018年02月19日「婚活相手の素性が不安」という投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。半年前に婚活パーティーで知り合った2歳上の彼と交際中という、28歳女性のトピ主さん。毎日連絡は来ており、週1でデートもしていますが、連絡手段はLINEのみ。勤務先は知っているものの、携帯番号や自宅の場所は知らないため、不安を感じています。とはいえ、「少なからず心の支えになっている」そうで、傷つく結果になるかもしれないことを聞けない……と悩める心情を綴っています。毎週会っていれば、住んでいる場所は大体わかりそうだけど…連絡手段がこれだけ多様化しているので、今の時代、「電話番号を知らない」というカップルはゼロではないようです。ただ、「自宅の場所を知らない」というのは少し気になりました。半年間、毎週のように2人で会っているならば、「どこから来た」「どこに帰る」「どのくらい時間がかかった」などの話題が自然に出てくるはず。正確な番地までは知らなくても、「どの駅の近く」「どのあたりに住んでいる」ということさえ知らないのであれば、彼が意図的に隠している可能性も感じました。どのくらい交際相手に自己開示をするかは人それぞれですし、何が正しいということはありません。しかし、強い不安を感じているならば、それを放っておくのは良策とは思いません。真剣に交際中の女性が、自分の素性に不安を感じている……となれば、多くの男性はきっと何か対処をするでしょう。身分証を見せてくれるとか、家に連れて行ってくれるとか、何かしらの形で安心させる行動を取ってくれるように思います。つまり、トピ主さんが今感じている不安を伝えた際、彼がそうした誠実な対応をしてくれれば、あっという間にこの問題は解決するということ。「事実を聞いたら、私は心から安心できるんだ!」と前向きに捉えられれば、勇気を出して聞いてみようと思えるのではないでしょうか。不安の先送りは、「割り切って交際すること」に等しい不安は顔色や言動を曇らせ、いいことや前向きな人が近寄ってきにくい状態を作り出します。よけいな妄想を生み出し、うまくいくはずの関係までダメにしてしまうことも。恋愛に不安はつきものですが、それをどうコントロールするかで、恋の結果は大きく変わってきます。何より、このまま何も聞かずにいることは“問題の先送り”にしかなりません。「傷つきたくないから」「交際をやめたくないから」という理由で問題を先送りするのは、「どうせ終わるんだから、少しでも長く恋人関係を楽しませてもらって、それでよしとしよう」と割り切るに等しいことではないでしょうか。もちろん、割り切って付き合う道もあります。でも「そんなふうに割り切れない」と思うならば、今すぐ確かめたほうが確実に傷は浅くて済むでしょう。時間が経てば経つほど相手を失うのが怖くなり、もしも彼がトピ主さんの危惧するように既婚者や遊び人だった場合、立ち直れないほど傷ついてしまうかもしれません。「こうしたい」を大切に。自分を幸せにする行動を投稿には、「怖くて聞けない付き合いに、虚しさも感じている」「不安が残ったままの付き合いに、ちょっと疲れてきた」といった記述も見られます。「知りたいことは尋ねたいし、もっと本音で話したい」ともありますが、「こうしたい」という言葉が出てきたのは、とてもいいことです! その気持ちはぜひ大事にしてください。ただ、それは言わなければ伝わりません。言えないトピ主さんの気持ちの弱さに、もしも彼が付け込んでいるのだとしたら悔しいですよね? 不誠実な男性ならいらない、というプライドを持っていきましょう!それに、このままずっと気持ちを押し殺していれば、虚しさはどんどん膨らみ、一方的に疲れ、交際が嫌になって別れてしまうかもしれません。そんな結末を、トピ主さんはきっと望んでいないはず。事実を確かめることは、長い目で見れば“幸せな未来”にしか繋がらない、という考え方もできます。彼が何も隠していなければ、大いに「安心」を得られますし、不誠実な人だと判明すれば別れて、ちゃんと誠実な相手を探し始めることができるのですから。「一時期はつらくなるかもしれないけれど、私が幸せになるために、心から安心して付き合える相手を見つけるために聞いてみよう」。そんなふうに強い気持ちで向かっていけますように。応援しています。(外山ゆひら)
2018年02月19日「好きになった男性に引かれてしまった」という投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。“婚活疲れ”を経て最近、仲良くしている男性がいたというアラフォーのトピ主さん。しかし先日いつものバーで会った際、彼にあからさまに避けられ、その後のLINEでもそっけない対応をされてしまいました。「どうしたら自分の好きな人に好きになってもらえるのでしょうか?私には奇跡に近いです」と悩める心境を綴っています。どこからどこまでが、「恋」なんだろう?「今までは気になる人ができても、自分からは何もできなかった」というトピ主さん。「今回はちゃんと行動しようと、色々誘ったり、好きな気持ちを出していた」そうで、「頑張った分、彼に引かれてしまったことのショックが大きい」とのこと。お気持ちはよくわかります。努力した分、むなしく思えてしまいますよね。「私のぬか喜びを返せ!」なんて気持ちにもなってしまうでしょう。ちょっと考えてみました。「恋」って、どこからどこまでのことを指すのでしょうか。交際の約束をしてからが恋……とは限らないですよね。トピ主さんもドキドキしながら連絡を取り合ったり、二人でデートしたり、そのような時間のなかでは、おそらくめいっぱい恋の楽しさや幸せを感じられた瞬間があったはず。もしかしたらひととき、お互いの気持ちが通じていた瞬間もあったかもしれない。「その期間は、二人は恋仲にあった」という捉え方もできます。しかし今、彼の気持ちは離れてしまった。残念でも事実として受け止め、「短い間でも、いい時間をくれてありがとう」などと“手放し上手”になれると、とても恋愛はラクになり、肩の力を抜いて生きやすくなります。「付き合ってから別れるより、痛手は少なかったかも」「結婚に至らない限り、どんな恋も終わるものだ!」などと意識的にポジティブに考えるようにして、ぜひ爽やかに、乗り越えていってほしいなと願います。好きな相手に「引かれない」アプローチとは?ずっと女子校育ちで、未だに男性に緊張してしまうというトピ主さん。「恋愛を怠けてしまったことが悔やまれます」とのことですが、恋愛では、経験値が必ずしも幸福な結果と比例するとは限りません。ただひとつだけ言えるのは、恋愛は様々なコミュニケーションのなかでも、特に“エゴ”が出やすい関係。「その言動が相手に嫌がられないかどうか」という観点を多少なりとも持っておくと、アプローチで引かれない確率は高くなるでしょう。アプローチの際に、「独り占めしたい」「自分にもっと関心を持ってほしい」といったエゴをぶつけてしまうと、相手はどこか強制されているように感じ、「これ以上は近づかないで」という線引きをしやすいです。一方、エゴを抑えたアプローチができると、相手の意思を尊重でき、相手からの歩み寄りも待てるため引かれにくく、安心感も与えるため、仲のいい友人や恋人になれる確率も上がりやすいです。他の女性もいるバーで居合わせて以降、彼の態度がよそよそしくなってしまった……とのことですが、「交際前から独占欲やエゴを押し付けないよう最大限、注意する」というのは、次回にも生かせる学びかもしれませんね。暴走したときはスッと引いて、本来の「自分」を取り戻そう近いうちまたお店に行きたい、といった記述もありますが、自分から会えそうな場所に足を運べば、彼はさらに尊大な態度を取ってくる可能性も感じます。今の状況では、彼からは少し距離を置いたほうが有効だと個人的には思います。前回はちょっと好意が暴走してしまったのだとしても、すっと引いて、「なかったこと」にしてしまいましょう。嘘でもいいので、「急にそっけなくなるなんて最低〜!」くらいの気分で放っておけば、逆に彼のほうがトピ主さんのことが気になってきて、また近寄ってくる可能性も感じます。その際、舞い上がらずに「本当に私を大切にしてくれる人かどうか、ちゃんと見極めよう」くらいの冷静さを忘れずにいれば、逆転成就することもあるかもしれません。ともあれ、今は「彼について考えること」から意識的に離れ、本来の自分を取り戻しましょう。諦めきれないならば長期戦の構えを取り、しばし休憩して英気を養っておくのもいいと思いますし、「今回は恋愛のカンを取り戻すための練習試合だ!」くらいに割り切って、どんどん前へ進んでしまうのも一案。あるいは、「婚活以外でも出会いがあるとわかって良かったな!」なんて考え方もできるのかなと思います。目標である“相思相愛”が叶う日まで、焦らず腐らず、そこまでの過程も楽しみながらマイペースに取り組んでいきましょう! 応援しています。(外山ゆひら)
2018年02月12日「男性に誠実さや一途さばかりを求めてしまう」という投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。何人かとお付き合いしてきたものの、すべて「浮気に対して異常に怯えて疲れきってしまう」「相手を信用出来ない」という理由で1年以内に別れている……というトピ主さん。愛することや信頼関係がどういうものかピンとこないため、アドバイスが欲しいと綴っています。原因を探っても、解決策が生まれないことも交際相手ができると、起こるかわからない悪い未来に思いを巡らせ、精神的に疲れてしまう、という状況なのですね。しかしトピ主さんは、もともと悩みがちな性格というわけでもない。のちの投稿によれば、「細かい事は気にしないポジティブさ」や「生きてりゃどうにかなる~くらいの呑気さ」がある性格で、「仕事趣味友人、恋愛以外はかなり充実している」。にも関わらず、「なぜ恋愛になった途端ここまで恐怖心に狂うのか、自分でもわからない」と綴られています。「周りの環境で遊び人が多い事や、過去に父の浮気があった事が原因の一つにあるかも」とのことですが、原因を探り当てても解決策とならないケースもしばしばあります。それよりも、今「過剰に誠実さや一途さを求めてしまう自分」から変わりたいと思っている……という事実だけを強く意識してみることを勧めます。トピ主さんは、「裏切られてもいないのに別れたり、過剰に誠実さや一途さを求めることの無意味さ」に気付き始めているのですよね。それだけでも、大きな一歩です。「男性を心から信用したい、愛してみたい」と思い始めた”新しい自分”を、まずは歓迎してあげましょう。他者の心はコントロールできない、それなら?その上で、悩みを具体的にひも解いてみましょう。交際相手に一途さや誠実さを求めてしまうのは、要するに「相手の心を、こちらの望むようにコントロールしたい」ということになるかと思います。そのような願望を持つと、なぜ恋愛がダメになりやすいのか。喩えながら説明していきますね。「暗闇を走るジェットコースター」の乗り場にいる自分の姿をイメージしてみてください。どんなコースが待っているのかは見えません。激しい急勾配もあるかもしれない。でも、そのコースを自分でコントロールすることはできない。このようなときでも、コースターの舵を取ろうと抗うのか。それとも肩の力を抜き、流れに身を任せてしまうのか。どちらがいいと思いますか?「人を信じ、愛すること」もこれと同じではないかと思うのです。他者の心はコントロールできないにも関わらず、その事実に抗ってばかりいれば、トピ主さんの恋愛のように、ただただ無用に疲れてしまうだけ。であれば、ハッピーなゴールへたどり着くと信じて身を任せてみたほうが、自分にとってラクだし、しかも幸せなのではないか――。そのように大らかに構えるためには、「私はきっと大丈夫」という自分への信頼感や、人生そのものに対する「安心感」が必要になってきます。「私は大丈夫」という“安全ベルト”を、心のなかに作っていこうトピ主さんはきっと“先の見えないジェットコースター”に乗るのが怖かったのでしょう。だから今まで、「本当に誰かを好きになること」から本能的に逃げてきた。心の距離が縮まれば、その部分に向き合わなければならなくなる。だから交際期間が長くなるほど、不安が増してしまう。その不安から逃げたいあまり、何かと理由をつけては相手を否定して、別れを繰り返していたのではないでしょうか。これから少し時間をかけて、心のなかに『安全ベルト』を作っていきましょう。それはつまり、「何が起きても、私は大丈夫だと信じる力」であり、「少しくらい傷ついても、立ち直れる自分を信じる力」のことです。誰かを愛するという道程で、多少ジェットコースターが揺れても、振り落とされないように。心を鍛え、確かな安全ベルトができてくれば、今感じているような「怖さ」はきっと少なくなるはずです。心を鍛える方法は様々にありますが、一番簡単な方法を紹介しますね。毎日鏡に向かって、「私は強い。私は素敵だ。私は絶対に大丈夫!」と唱えてみてください。そして一日の終わりに、「今日良かったこと」を一つ以上書き出してみてください。それだけでも、小さな変化が起きてくると思います。そうしていつか、「何が起こるかわからないけど、怖がらず愛してみよう」と思えるように。「その先に望む幸せがあるならば、信じて身を委ねてみよう」と思える日が来るように。堅実に心を鍛えていき、自分や人生への安心感を獲得していきましょう。応援しています。(外山ゆひら)
2018年02月05日「もやもやした関係で、きっぱり次に行く決心がつかない」という投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんは20歳代後半の女性。1年ほど仲良くしている30歳代の男性がおり、好意も伝えたものの、彼のほうは「落ち着くし楽しいけど、今は友達以上恋人未満」「自分の気持ちが追いつくかもしれないし追いつかないかも」といった曖昧な返事。今後の対処についてアドバイスを求めています。押したいなら、「気が済むまで押しまくる」のもアリかも?投稿文は、こう締めくくられています。「次に行くか、猛烈に押すかな気はするのですが、この状況からどんな感じで押していけばいいでしょうか?」と。この一文から察するに、トピ主さんは「押したい」という気持ちが強いのだろう、とお見受けしました。しかし、改めて「はっきりしてほしい」と伝えた際も、彼の返事は曖昧だったとか。現状、彼のほうは付き合うまでの気持ちは高まっていないでしょう。今すぐ猛烈に押したとしても、結局は逃げられるか断られるか……という可能性が濃厚なように思います。ただ、「トピ主さんの気が済む」という意味では、それも無駄ではないかもしれません。トピ主さんは、もともと積極的にアプローチする性格のようですし、一時期我慢したところで、またそのうちに同じ関係性に戻ってしまうような気もします。そうなるくらいなら、成就は見込めなくても早めに気が済むまで押しまくったほうがスッキリするし、諦めもついて、時間のロスを防げるかもしれません。「魅力ある異性に好かれていたい」のは男女共通の心理曖昧な関係でいることについて、「彼にメリットはあるのか?」という疑問も投げかけていますが、メリットは十分にあると思いますよ。「自分に好意を持っている異性がいること」は自信や心の支えにもなるし、いないよりは、いてくれたほうがありがたい――。胸を張っては言いにくいことですが、内心そう思っている人は少なくないはずです。そうした心理が男女ともにあるから、世の中に“キープ”といった関係性もたくさん生まれるのでしょう。キープされる側になれば「ズルい!」と憤慨しても、逆の立場になれば同じような態度を取ってしまう……なんてこともよくあるものです。今回の彼もおそらく、「今すぐ付き合いたいと思うほどではないけれど、好かれて嫌な相手ではないし、好意を持たれたままではいたい」から、自分から突き放すことはしないし、脈があるようなことも伝えてくるのだろうと推測できます。可能性ゼロではないけれど……。本当に彼がいいのか、考えてみようそんな不誠実な男はやめておけ、というのは簡単ですが、そう割り切れないからこそ悩んでいるのですよね。「彼的にはもう察して勘弁してくれ・・って感じでしょうか?」とのことですが、彼がトピ主さんを嫌ってはいないことは確実だと思います。全く魅力を感じない相手や好かれて気分の悪い相手なら、1年近くも親密に仲良くはしないでしょう。トピ主さんと同じような状況から“粘り勝ち”した女性の例も、いくつか知っています。彼女たちは総じて、「付き合う」という約束は求めず、機嫌よく幸せそうに彼の近くにいて離れない……といったスタンスをじっくり貫いた先で、交際や結婚にたどり着いています。そうした例を鑑みると、今のトピ主さんのような「関係に白黒をつけたくて仕方ない」という心境のままでは、この彼との成就は難しいかもしれません。「彼と付き合いたい」より「早く彼氏が欲しい」という気持ちが勝るならば、先に進んだほうが話は早いような気もします。無理をして、時間も費やして彼にこだわるより、お互いに恋に落ちて、テンポよく「付き合おう!」となる相手を探したほうが、トピ主さんの性格には合っているかもしれません。一方で、彼にこだわり、“粘り勝ち”を目指す道もあります。ただ、「本当にそこまで彼がいいのか」という点は一度しっかり考えてみてください。彼が思わせぶりに逃げるから、そこまで特別な存在でもないのに追いかけたくなってしまうだけではないのか。「絶対に彼ではなくては」と思うほど、好きな部分や惹かれる魅力があるのか。考えた上で、「やっぱり彼がいい」という結論になるならば、そこからは少し肩の力を抜きつつ、しかし「振り向かせてみせる」くらいの強い気持ちを持ち、交際の約束は求めずに、じっくりと彼と一緒にいる時間を重ねていくのがベストなように思います。時間的な焦りを感じるならば「あと半年(1年)だけ頑張ってみて、それでダメなら諦めよう」といった自分なりの期限を設けておくのも一案です。さて、トピ主さんの答えはどちらになるでしょうか――。(外山ゆひら)
2018年01月29日「結婚に迷い、式に踏み切れずにいる」という投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんは、去年4月に入籍を終えた32歳の女性。しかし現在、トピ主さんに気持ちの迷いがあり、結婚式の準備段階で止まっている状況だそうです。「覚悟したはずなのに、気持ちがモヤモヤして、本当に旦那のことを愛しているのか」「とても焦っていたから、結婚がしたかっただけではないのか」と自問自答の日々。今後どうすればいいのかと問いかけています。「初恋相手への未練」が原因なら、それに向き合おう投稿内には、トピ主さんの過去の恋への未練も綴られています。「(初恋の彼への)気持ちをはっきりしておこう」と思っていた矢先に、今の旦那様からプロポーズ。「この人を逃しては私は結婚出来ない」とトピ主さんは結婚を承諾、初恋の彼のことは「時間が経っていて、付き合った事もないんだから、終わりにしよう!」と考えて入籍したものの、再びその迷いが復活しているようです。過去の恋は、青春のいい思い出として心の片隅にしまっておき、ふっとたまに思い出し、淡い気持ちに浸る程度に収めておく……。そのようにして、過去の恋愛への未練を処理している方もいます。しかしトピ主さんは、そこまで気持ちが整理できていない様子。初恋の彼への未練がこの結婚を迷う最大の原因ならば、この彼と一度接触してみるのが、迷いを吹っ切る近道のようにも思います。会ってみたら、案外自分の思い描いていた彼とは違っていて、「幻想だった」と気付けたり、もしくは、彼には自分への気持ちがない事実に気づいたりして、「ちゃんと前へ進もう」「今の結婚にちゃんと向き合おう」と思えるかもしれません。あるいは逆に、「やっぱり彼が好きだ」と確信することになり、今の旦那様との関係をきちんと清算しよう、と踏ん切りがつくかもしれません。迷いに気づいた時点で、立ち止まるしかない「焦っていたからかも」との葛藤も綴られていますが、「結婚がしたかったから目の前にいた異性との結婚を決めた」という男女は意外といるもの。そうしたタイミングの妙も含め、縁や運命だと感じる人もいるようです。それに、実際に結婚生活を始めてみれば、「どれだけ相手を好きか」ということよりも、「この相手と一緒にうまくやっていこう、幸せな時間を共有していこう」という気持ちがあるかどうかのほうが大事……といった夫婦の意見も度々聞かれます。トピ主さんがそのように前向きに思えないのは、「この結婚以外の人生の選択肢」に魅力を感じる気持ちがまだ残っているからでしょう。つまり、入籍してから「今の旦那様とやっていこうという意思」を自分がまだ持てていないことに気づいてしまった。であれば、今さら遅いと責められようとも、今この瞬間から正直に自分の気持ちと向き合っていくのが最善ではないでしょうか。旦那様には「迷いが生じていること」を正直に話し、しばらく実家にでも帰って自分を見つめ直す、あるいは初恋の彼に会ってみる……など、自分の気持ちを確かめるための“行動”を具体的に取っていきましょう。その過程を通じて、今の旦那様への思いもはっきりしてくるかと思います。不安の原因は? 後悔しないためには、決断とその後が重要「不安がおしよせて」という記述も見られますが、察するにトピ主さんは、「今の旦那様との結婚をいずれ後悔しないかどうか」という点が最も不安なのだろうと思います。このまま結婚を続け、念願の子どもも授かって……という道もある。一方で、「心から好きだと思える相手と生きていきたい」と、独身に戻る道もある。どちらの選択にも惹かれる気持ちがあるからこそ迷うのでしょうが、この2つは同時には選べない。不安でも、どちらかの道に決めるしかない、という選択も人生にはあるものです。ただし、自分でこの道を行くと決め、「その道の上で、私は幸せに生きるんだ」という強い意思があれば、どちらを選んでも後悔の少ない人生にすることは可能です。つまり、選択そのものというよりも、自分でしっかりと決断して歩むことこそが、幸せな人生のカギになる、ということです。トピ主さんは本心では、どちらの道を行きたいのか。恋か結婚か失うものはあっても、「私はこうしたほうがやはり幸せだ」と胸を張って言えるのは(言えそうなのは)、どちらの道なのか――。自分の気持ちにじっくりと向き合うなかで、近いうち、その「決断」ができていくといいですね。そして選んだ後は、迷いを捨ててその道を突き進んでいくことです。応援しています。(外山ゆひら)
2018年01月22日「親不孝でごめんなさい」という投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。40歳間近のトピ主さんは「美人」と言われることもある、大学院卒、大手有名企業勤めの女性。仕事は楽しいし、趣味のアイドルを追いかけていれば“ときめき”も充足できる。しかしながら、「親に心配をかけ続けるであろうことを思うと涙が出てしまう」と、結婚を望む親の希望に応えられないことに悩んでいます。「親のために結婚」が本当にできるか、考えてみよう母親が“親婚活”に行き始めたことをきっかけに、トピ主さんも一念発起して婚活を始めたそうですが、「厳しい現実を突きつけられている」状況だとか。一方で、会社では20代の後輩社員のことも気になっているといいます。「まったく好きでもない生理的に無理な人とでも結婚するか」「後輩社員に片想いし続けて、彼が別の彼女と結婚していくのを見送っては年齢を重ねるか」という2つの選択肢がつづられています。トピ主さんは持病を持っており、将来入院などをした際、親に心配をかけてしまう……といった不安を持っているそうです。今の状況や心境のまま、もしも本当に入院することになれば、「やっぱり結婚しておけばよかった」と後悔に苛まれる可能性を感じます。そうであれば、「親のためと思いながらでも、今のうちに結婚する」のもひとつの選択です。結婚を決めて安心した親の姿を見て、トピ主さんも「この選択をしてよかった」と安堵できるかもしれません。しかしながら、「親に心配はかけたくないけれど、やっぱり自分の納得いく人生を選びたい」という思いが勝るならば、そこは譲れないラインとして、「親には申し訳ないけど」と多少なりとも割りきって考えていったほうがいいように思います。自分の意思でそう決めておけば、先々後悔する瞬間があっても、「あのとき、私自身がこの道を選んだのだから」と納得もしやすいでしょう。婚活以外の恋愛チャンスがあるなら、飛び込んでみるのも一案しかしながら、トピ主さんの2つの選択肢は、どちらも非常に後ろ向きなことが気になります。自分の未来に対して悲観的になっていても、良いことはあまりないもの。以下のような、前向きな選択をすることもできるのではないでしょうか。(A)「結婚しなかったとしても、充実した人生にする」と決意する親の期待を別にすれば、もともとは結婚願望が薄い様子のトピ主さん。「結婚したい相手が現れない限りは結婚しない」と決め、ひとりでも充実した人生を切り開いていくのも一案です。今のうちから、そのためのお金や気持ちの準備をしていれば、しっかり生き抜くこと自体はそれほど難しくないようにも思います。(B)「何年以内に絶対に結婚をする!」という目標を掲げるあるいは逆に、「絶対に結婚する!」という目標を掲げるのもひとつです。恋愛感情は持てるかどうかはさておき、「結婚してもいい」と思える相手を、両親のため、自分のためにとにかく探していく。「何年以内に」といった具体的な数字も決めておくと、自分を奮い立てるのに役立つかもしれません。(C)「心惹かれる相手」との出会いを諦めず、婚活を続ける「心惹かれる相手と結婚したい」という思いを貫く道もあります。何があるかわからないのが人生。この先、そのような男性が現れる可能性もゼロではないはず。納得いくまで婚活を頑張ってみたら、また違う境地が見えてくるかもしれません。(D)片思いの彼にアプローチをして、交際や結婚を目指すあるいは、今片思いをしているという後輩の男性に、アプローチしてみるのもひとつ。「自分の望む幸せを掴み取るため」「生理的に無理な相手と結婚するくらいなら」と思えば、“ダメもと”の勇気が湧いてくるかもしれません。あるいは、その彼との仲を深める努力はしつつ、同時進行で、別の男性たちとの出会いも増やしていく……といった方法も、結婚に向けての行動としては有効だと思います。前向きな意志を持って、自分の人生を進めていこう人生を好転させていきたいとき、前向きな意思はとても大切です。それはポジティブなオーラも生み出し、人としての魅力を放つ結果になることも多いもの。今のトピ主さんが、将来や自分の人生をしっかり見据えた上で決める道ならば、どれを選んでも決して間違いではないと思います。両親のことも、自分の気持ちも納得いくまで見つめた上で、「私はこうしていこう」という前向きな意思を、ぜひ見出していってくださいね。応援しています。(外山ゆひら)
2018年01月15日「後輩が自分を好きらしいと聞いたが、恋の進め方がわからない」という女性の投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。39歳のトピ主さんは先日、20歳代の後輩が「トピ主さんが好き」だと言っていた……と間接的に聞いたとか。その彼がタイプということもあり、舞い上がっているそうですが、相手は年下ということもあり、及び腰。「みなさんはどうやって恋愛まで発展させましたか?」とアドバイスを求めています。「行動しない選択」をしている自分の癖や考え方に気付こう今までも、タイプと言われることは数多くあったものの、特に行動はしてこなかったとのこと。「どうせまたなんの進展もなく、彼もまた別の彼女ができて結婚するんだろうな…と思うと悲しくなる」とのことですが、トピ主さんからも好意を示していれば、成就したケースはいくつかあったのではないかと推察します。しかし、トピ主さんは動かなかった。進展の可能性がありそうな相手でも、傷ついたり、面倒が起こったりなど、自分から行動することによるリスクを考えた結果、「しないほう」を選んできた。それがいい・悪いという話ではなく、自分の考えや行動の“癖”が、今までの自分の歴史を作ってきている――という可能性はひとつ自覚しておくといいと思います。「縁があれば自然にことは進みますし、男性はアプローチしてきますよね」とのことですが、世の中には、アプローチしたくてもうまくできず諦めてしまう男性もいますし、女性から好きだと言ってもらえたら意識する、という男性だっているもの。一概に「男性は、好きならアプローチしてくるもの」とは決めつけないほうが得策でしょう。投稿を読む限り、トピ主さんは「パートナーがいない人生になっても構わない」と思っている節もあり、恋愛になりそうな“チャンス”への執着心が薄いのかもしれませんね。あるいは、極端にリスクを怖がっている、という可能性も感じました。いずれにしても、今回の彼とは交際したい!と願うならば、意識的に「いつもと違う考え方や行動」を選択してみると、異なる展開が期待できるように思います。「本当に気が合うかどうか」は、これから次第!?のちの投稿では、「無難だから(彼は自分がタイプだと)挙げただけだとスッキリしたので、放置しておきます」なんて結論を書かれていますが、“完全になかったこと”にする必要はないのではないでしょうか。間接的であっても、「好きだ」と言ってくれている男性ならば拒まれる可能性は少ないでしょうし、「話す機会を増やす」程度のことは頑張ってみるのも一案です。何より、彼が「本気」になるかどうかは、これから次第。たくさん話してみて、二人で過ごしてみて、「もっともっと好き」になるかどうか。それを探っていく時間が、お互いに必要なように思いました。気負わず気楽に、かつ焦らずに接していこう!『軽く「あの人タイプ」ぐらいに言った言葉で、不惑になろうとしてるオバサンが舞い上がって迫りすぎるのは気持ち悪いでしょうし』とのことですが、気持ち悪いかどうかは、アプローチの仕方次第です。「タイプだと言ったんだから、本気になってくれて当然でしょ?」なんて傲慢な態度で迫ったり、突然、積極的に言い寄ったりし始めれば、年齢に関わらず、男性は引いてしまうでしょう。逆に言えば、謙虚さと節度を忘れず、かつあまり気負うことなく気楽に接することができれば、かなりの確率で“大丈夫”だと思いますよ。それに、今の年齢のトピ主さんを好きだ、タイプだと言ってくれているなら、「私なんて」と思うのは逆に失礼、という考え方もできます。「年齢差があるのに、有難いことだよな」なんて前向きに捉えられるようになるといいですね。もしも、彼が今までの男性と同じく、そのうち他の女性と付き合い始めた姿を想像したら、トピ主さんはどう感じますか? 「それは超ショック!」なんて思うならば、このチャンスをみすみす逃す手はないのでは? 肩の力を抜いて、「まずは友達になろう」「少しだけ距離を縮める努力をしてみよう」くらいのスタンスで、帰りがけの飲み会でも、ランチでも何でもいいので、まずはとにかく接触の機会を増やしてみてはいかがでしょうか。いきなり「付き合うこと」を目指すのではなく、まずは第1ステップとして、「プライベートでも連絡を取り合えるくらいの仲になること」を目標にしてみるといいかもしれませんね。嬉しいチャンスですし、少しずつ、大事にステップを進めていきましょう。応援しています。(外山ゆひら)
2018年01月08日「自分に正直じゃない結婚が多いのはなぜ?」と問いかける投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。「年齢を重ねるにつれ、純粋な気持ちで人を好きになることが難しいように感じる」という、20歳代前半のトピ主さん。「仕事したくないから」「年齢的に」「世間的に認めてもらえそうだから」と、それほど愛情がないにも関わらず結婚する人たちに疑問を抱いています。「結婚は理屈ではなく愛しているからするものだと思う!」と主張しています。愛のない結婚を見ると、なぜ“イライラ”してしまうの?投稿文からは、“愛のない結婚”をしている(ように見える)人たちへの怒りやイライラ感が伝わってきます。怒りというのは、とても強い感情です。トピ主さんはなぜそのように、腹ただしい気持ちになるのか。それはおそらく、他でもないトピ主さん自身が、「愛」だけを信じきれなくなってきているからではないかと感じました。その心の中では、以下のような感情がない交ぜになっているのだろうと推測します。・愛を重んじない人が多くて、悲しい・私が結婚に抱いている「夢」を壊さないでほしい・愛のない結婚を決められるなら、私だって楽なのに・愛情を重んじている自分は、なんだか損をしているような気がするトピ主さんには、「愛のある結婚がしたい」「純粋な気持ちで人を好きになりたい」という願望があるのですよね。「付き合うのも別れるのも、結婚するのも離婚するのも、今の時代では重みがないように感じます」ともありますが、世間には不倫や離婚といった話題も氾濫しており、ロマンチックではない“現実”を見聞きすることに嫌気がさしているのかもしれません。しかしながら、トピ主さん自身も、年齢を重ねるにつれ、「純粋な気持ちで人を好きになる難しさ」を感じ始めている。そのためか、愛がなくとも結婚を決めていく人たちのほうが、人生の“いいところ取り”をしているようにも見えてしまい、自分の揺らぐ気持ちに、自分で抵抗しているようにも映ります。愛ではない理由で結婚を決めて「現実」を手に入れていく人たちをどこかで羨む気持ちもあり、それと同時に、現実的な選択ができない自分への苛立ちも、どこかで感じているのではないかとお察しします。「そういう人もいるんだな。でも私は違うな」で構わない「せっかく誰かと人生を歩むなら、私は価値ある関係を築きたい」というトピ主さん。ですが、その“価値”というのは一人ひとりが決めるものです。「条件や環境のほうが、愛情よりも大事」という人がいたら、その人にとっては、それは十分に「価値のある結婚」ということになります。「自分に正直じゃない結婚のほうが多い気がしませんか?」とのことですが、その理屈で言えば、「皆、本当は愛が一番欲しいのに、手に入らないから、自分を騙して結婚している」ということになってしまいます。しかし、お金、生活、仕事、夢、家族、暮らす土地など、「愛情以外にも、人生で譲れないものがある」という人もたくさんいます。自分とは違う“ものさし”で結婚を決める人もいる。「そういう考えや生き方もあるのだな。でも私は違うな」。それでいいのです。そう考える癖をつけていきましょう。それが「自分の美学」なら、信じて貫いていこう地に足を付けた生き方もあれば、愛の喜びに満たされて生きていく道もある。人の人生はすべて違うのですから、同じ秤で価値を測らなくてもいいのです。それに、きっかけが世間体だろうと何だろうと、誰かと結婚生活を続けていくことは、それほど簡単ではありません。トピ主さんは理解できないかもしれませんが、ある人にとっては、「結婚生活を続けること」が「愛の有無」よりも大事、ということもあるのです。とはいえ、頭ではわかっていても、心では理解したくない、というときもありますよね。イライラするときは、「もうみんな、私の夢を壊さないでー!」と叫んでもいいし、「私は絶対に愛のある結婚をする!」と紙に書いて貼っておいてもいい。自分の夢を壊すような情報はシャットアウトして、ロマンチックな愛を描いた作品を見聞きして、幸せな気持ちに浸っていてもいいのです。お金より、生活より、愛を信じたい。それは、トピ主さんの人生の美学。トピ主さんは、「誰かから見て幸せな人生」を送ることより、自分の心が愛に満たされる人生を送りたいのですよね。「自分がどう生きるか」を選択するのは、自分自身しかいません。「愛のある結婚」を自分に叶えてあげたいなら、ほかならぬトピ主さんが、それが叶う未来を信じる気持ちが大切になってきます。ただ、信念を貫くには、時に強さも必要です。気持ちが揺らぐときには、自分の美学を変える自由だっていつでも持っていることは、忘れないでくださいね。ともあれ、今は「純粋に人を好きになりたい」と強く思っているならば。そうしたピュアな気持ちで心の中をいっぱいにしておいたほうが、近しい価値観を持った“愛を重んじる相手”にもきっと出会いやすくなることと思います。大好きだと心から思える相手に出会えるといいですね。応援しています。(外山ゆひら)
2017年12月25日「理想のタイプの男性とは、結婚できないのが当たり前なの?」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。婚活疲れで、2年ほど彼氏がいない状況というトピ主さん。既婚の男友達から、「世の中の人はほとんどが、そこそこの相手と結婚してほどほどの幸せで満足している」「いつまでも理想の相手を探したり出会いを待ち続けたりするのは意味がない」と言われたことが気にかかっているそうです。自分の理想や結婚との向き合い方について心の持ちようを教えて欲しい……と問いかけています。「妥協婚」をしたくないなら、しなければいい仮に、世の中の多くが彼の言うような結婚をしているのだとしても、トピ主さんはそれを受け入れたくないのですよね? 投稿からは、「自分の好きな人と結婚したい」という思いが伝わってきます。誰がなんと言おうと「妥協婚」をしないという選択はある。しかし、迷ってしまうのは、「出会いもないまま時間が過ぎていること」に不安が募っているからのようですね。妥協婚をしなくて済むためには、どうすればいいのか。一緒に考えていきましょう。「相手に感謝の気持ちを持てるかどうか」は、幸せの鍵かも!?ひとつ、ヒントになるかと思う事例をご紹介します。長らく婚活をしていたものの、うまくいかず、精神的に不安定になり、病気にまでなりかけていた女性がいました。その頃、今の旦那様と出会い、理想のタイプとは真反対ではあったものの、心落ち着くものを感じ、結婚を決めていきました。そして今、とても幸せそうです。「あの頃は本当につらかった。結婚してくれた旦那に本当に感謝している」と言っていました。“ひとりでいること”の不安を、“ふたりでいること”は和らげてくれる。一度きりの人生を自分と歩むと決めてくれたことに、感謝の気持ちを持てる。「相手が理想のタイプか」ということよりも、「このような感謝の気持ちを持てるかどうか」が幸せな結婚の鍵になるのかもしれない、と私は感じました。もちろん、理想を持つのは、悪いことではありません。誰にだって好みはありますし、嫌いな相手を無理に選ぶ必要もない。ただ、「自慢できる見た目や条件の相手」といった観点で異性選びをしているならば、上記のような幸せの境地は見えてこないでしょう。これを書いたのは、「相手を自分好みに改造できるのか?」という一文が少し気になったからです。綺麗事に聞こえるかもしれませんが、相手を敬う気持ちは多少なりとも持っていないと、結婚したところで、結局は破綻してしまう可能性が大。「妥協で、渋々一緒にいてやっている」なんて気持ちでいれば、相手が誰であっても、絶対に幸せは感じられないことでしょう。自分の理想のタイプを選んだところで、必ずしも“幸せな結婚”になるとは限らない――。そう考えれば、トピ主さんの本当の目標は「幸せな結婚がしたい」ということではないでしょうか? もしそうであれば、そういう相手を見抜く力を持ち、自分も幸せを感じられる人間になる必要があります。その点はしっかり自覚しておきましょう。「妥協婚」といった男友達の真意は?「自分は妥協婚をした」と言ってきた、男友達。その真意には、2つの可能性を感じました。まずは、「そう言いながらも、結局はのろけているだけ」という可能性。世の夫婦のなかには、お互いに悪態を付き合いながら、心の底ではそれなりに思い合っている、という方々もたくさんいます。その男友達も、「最初は妥協だと思った相手でも好きになれるし、幸せだから大丈夫だよ」と背中を押したくて、そんなことを言ったのかもしれません。あるいは逆に、彼は今あまり幸せを感じられていないからこそ、後付けで「これは妥協婚だ」なんて心境になっているのかも……という推測もできます。今の満足いかない状況を自分に納得させるために、「結婚なんて、どうせそんなもの」と考えたいのかもしれません。どちらにせよ、人の言葉には、その人の現在の状況や心理背景が色濃く反映されるもの。もしも状況が変われば、彼が「やっぱり結婚は妥協でするべきじゃないね!」などと言い始める可能性だって大いにあります。「そこまで一貫した信念があって言っていることではないだろう」と考え、話半分に受け止めるのがベストではないかと思います。「トキメキがなくても結婚できるのか?」といった問いかけもありますが、「トキメキはないけど、なんだか楽しいな」と思える相手に出会えれば、そんな迷いもどこかへ吹き飛んでしまうもの。リアルな誰かに出会うというのは、それくらい”力”のあることです。まずは異性との関わりを増やしに外へ出かけていくことが、「妥協婚ではない結婚」をするための一番の解決策になるのではないでしょうか。また、生き生きと過ごしていたほうが恋愛のチャンスも増えるでしょうから、自分の日々を充実させていくのも手です。どちらにしても、まだ見ぬ相手を想像して悶々と悩むよりは、トピ主さんを幸せな方向へ導いてくれるはず。周りの意見は適当に吹っ切って、自分の人生をしっかり生きていきましょう! 応援しています。(外山ゆひら)
2017年12月18日「自分より年収が低い男性との結婚」という内容の投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんは38歳。交際半年になる2歳下の彼との結婚話が出ています。優しいし気も合う彼ですが、年収はトピ主さんの半分強くらいの様子。トピ主さんのマンションに越してくる話も出ていますが、子どもを持つことを考えると「彼の収入ではローンを支払っていけないかも」「生活がギリギリになってしまうのでは……」といった不安を感じているそうです。彼には「年収の低さを否定してしまう気がして伝えられない」と悩み、今後の選択について意見を求めています。「すべての願いを叶えること」は可能なの?まず、トピ主さんの希望を整理しましょう。「今の彼と結婚したい」「子どもが欲しい」「余裕のある生活がしたい」。この3つですね。すべてを叶えたいならば、現実的な選択肢としては、以下いずれかになってくるかと思います。(A) トピ主さんが“一家の大黒柱”になるシンプルに考えて、生活レベルを保ちたいならば、「年収の多い側が収入減になることを避ける」のが一番の近道。となれば、彼のほうに保育園のお迎えなど子どもの世話をメインで担ってもらい、トピ主さんは今までどおりの収入をキープできるよう仕事に励む、というのもひとつです。(B) お互いの両親に、全面的に子育て支援をしてもらうなるべく公的サービスの充実した市区町村に引っ越すのも一案です。ただ、双方フルタイム勤務で幼い子どもを育てる場合、やはり保育園やベビーシッターなどの手を借りる必要は出てくるでしょう。「それでは結局お金がかかって現実的に厳しい」と思うなら、実家の両親などに、全面的に育児を手伝ってもらう道もあります。ただその場合、ご両親が喜んで無償労働してくれるかどうか、近所に住めるかどうか……といった制約も出てきます。現在所有しているマンションは、売却する選択肢も考えなくてはならないかもしれません。(C) 彼にもっと稼げる仕事に変わってもらうトピ主さんのほうがメインで育児を担い、セーブして働くならば、彼のほうが大幅な収入アップの道を探る、という選択もあります。ただし、仮に今の会社を辞めたところで、トピ主さんが期待するほど収入が増えるかどうかは未知数ですし、下手すれば今よりも収入が減ったり、仕事を失ったりといったリスクも伴うでしょう。上記の選択がどれも難しそうだと思うなら、3つの希望のうち、いずれかを諦めるほかありません。仮に「彼との結婚を諦める」「子どもを持つことを諦める」「結婚して、生活レベルが多少下がる」のうち、いずれかを選ばなければならないとしたら、トピ主さんはどれを選びますか?「前の結婚でも年収差で苦労したから、同じことは嫌だ」と思うなら、彼との結婚を諦める。生活レベルにこだわるならば、子どもを持つことを諦める。結婚による別の喜びがあると思えるなら、少し節約した暮らし方に変えていく……ということです。あれもこれも叶えられたらベストですが、それが現実的に難しいときには、優先順位をつける必要があります。「今の自分は、何を一番欲しているのか」について、じっくり考えてみましょう。足りないのは、彼とやっていく「決意」かもしれない投稿には、現実的なところを考えていないように見える彼にモヤモヤしている……という記述も。そういう性格の彼だからこそトピ主さんは居心地よく感じるのかもしれませんし、一方的にやきもきするくらいなら、お金のことは“しっかりしている側”が主導権を握るというのも手です。例えば「結婚後の生活費なんだけど、こんなふうに負担しあうのはどう?」「ローンの返済、子育て費用はこれくらいかかるから、私はこういうふうにやっていきたいと思っているんだけど」など、トピ主さんのほうから具体的に案を提示してみてはいかがでしょうか。一度話してみれば、彼がどういう考えなのかも見えてくるでしょうし、そこから選択肢も絞れるはず。怖いかもしれませんが、前回の結婚での学びを活かすならば、「収入の話で喧嘩になるかどうか」は、むしろ結婚前に必ず見極めておきたいポイントではないでしょうか。変に構えすぎず、落ち着いて「二人のお財布」について相談するイメージでいきましょう。それに、何もかもパーフェクトな状況で結婚する人のほうが稀なようにも思います。多少気になる点はあっても、「彼と生きていきたい、生きていこう」と決意できるならば、お金のことも子育てのことも「なんとかなる」、そして「なんとかする」というスタンスになっていけるはず。もしかしたら、トピ主さんは年収が云々というより、結婚そのものに、まだ少し迷いがあるのかもしれませんね。であれば、もう少し交際を続けて、「この人となら大丈夫だ」と思えるまで、急いで段階を進めないのがベストなようにも思いました。自分の気持ちをしっかり見つめ、いま一番“心にしっくりくる答え”を導き出していきましょう。(外山ゆひら)
2017年12月11日「結婚の事で折り合いがつかない」という内容の投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。交際3年の外国人の彼がいる、欧州在住のトピ主さん。お互いにアラサーで、近い将来子どもを持つことも望んでいるため、将来について話し合っているそうですが、意見が折り合いません。「家族になる=結婚」と考えるトピ主さんに対し、彼は「紙の契約は必要ない」という考え。国による価値観の違いは承知の上で、「心の持ち方をどのように変えれば、わたしも彼も納得のいく『家族のかたち』が見えてくるのでしょうか」と問いかけています。結婚の有無によって、待遇の差はない国にいるけれど…現在2人が住んでいるのは、多様な恋愛・家族のかたちが受け入れられている国だとか。婚姻関係の有無に関わらず、子どもが差別を受けたり、受けられるサポートに違いが生じたり、ということは一切ないそうです。その上で、やはり「法律結婚」を希望する理由として、「自分の親を安心させたい」「どちらの国に住むことになっても等しいサポートを受けたい」「結婚を通して家族になることを実感した上で、母親になる心の準備をしたい」などという理由をトピ主さんは挙げています。一方の彼は、「家族=愛でつながっているもの」という考えで、「紙の契約でつながる関係になりたくない」「自分の中で結婚に対してもっとポジティブな考え方ができない限り、今はしたくない」と述べている――。日本でも、最近は「事実婚」を選択するカップルがいたり、「非婚派」「嫌婚派」が増えていたりと、多様な価値観が広がってきています。決して国際結婚だけに限らない問題だと思いますので、一緒に考えていきましょう。「平行線の話し合い」になる理由平行線の話し合いに疲れてしまった……とのことですが、「平行線」というのは、お互いに自分の主張を曲げる気がないときに起こる現象です。片方が100%折れて相手側に合わせるか、もしくは、双方が相手側の意見に多少でも寄り添おうとしなければ、平行線は続くでしょう。相手をより深く理解することで、折り合えるポイントが見えてくる場合もありますので、まずは「なぜそう考えるに至ったか」という理由を、お互いに話し合ってみてはいかがでしょうか。彼はどうして、愛のつながりだけで十分だと思うのか。しっかり理由を聞いてみましょう。同様に、トピ主さんのほうも、「紙の契約」が重要だと思うのはなぜなのか。なぜ、出産前に絶対に結婚をしたいのかなどについて、きちんと伝える。お互いに愛する相手ですし、理由を深く聞いていけば、「そうだったのか」と理解できる部分もあり、「まあ、そういう考え方もあるのかもしれないな」くらいには納得できる部分が出てくる可能性もあるでしょう。話し合いで重要なのは、「他人を理由にしないこと」。「親が結婚してと言っているから」「日本はそういうものだから」といった自分以外の根拠を理由にしていると、説得はうまくいきにくいです。また、「心の奥にある感情や本音をきちんと伝えること」も肝心です。子どもができた後で逃げられるのではと心配しているわけではない……といった記述もありますが、トピ主さんはなぜ、「法律結婚をしないと、安心して子どもを産めない」と思ってしまうのでしょうか。推測ですが、やはり「不確かな関係のままでは先々不安だから」といった理由があるからではないでしょうか。言いにくいことでも、本音はきちんと伝えたほうが、相手の心も動かしやすいと思います。「離れられない二人」なら、いずれ答えが出るはずそれでも、どうにも折り合わない場合はどうするか。彼と別れて、結婚を望んでいる別の相手を探す。彼と一緒にいても、「法律結婚をするまで子どもは持たない」と決める。子どもを産んだら法律結婚をすると約束する。法律結婚と事実婚の中間の制度(フランスの『PACS』など)を利用する……などが考えられます。ただ、どんなに頭で考えても、男女の関係は測りきれない展開になることもしばしばです。感情が大きく動く出来事が起きて、急に180度意見が変わる……なんてことだってお互いにありえるでしょう。そう考えれば、結局のところは「彼と一緒の人生を歩いていきたいのかどうか」という、この1点に帰結するような気もします。お互いに多少は譲歩しなければならない点があっても、他に代わりのない、掛け替えのない存在だと思えているのかどうか――。この点について双方の結論が出てくれば、二人なりの”家族の形”は自ずとできてくるようにも思います。双方がそう決意しているならば、紙を提出しようとしまいと、一緒に人生を歩んでいくことになるでしょう。逆に、片方もしくは双方が「自分が思い描く関係性を、人生でどうしても叶えたい」と思うならば、今の相手にこだわる必要はない、ということになるでしょう。しばらく少し離れて過ごし、それぞれに自分の心を見つめ直してみてはいかがでしょうか。その上で、「どうしても相手と一緒にいたい!」とお互いが確信できれば、一緒にいるための方法は、自然な流れのなかで、二人で決めていけると思います。(外山ゆひら)
2017年11月27日「彼が結婚を迷っています」という投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。交際8年、遠距離恋愛で婚約済みの彼氏がいるというトピ主さん。式場の予約までしていたものの、先日、彼に「結婚を迷っている」と言われたそうです。理由は育った環境や、トピ主さんの家事への態度。ずぼらなトピ主さんに対し、きれい好きな彼は「家事を負担させられてしまうのでは」と不安になっている様子。「生活観の違いってやはり重要な問題ですか?」と問いかけています。お互いに「得意なこと」を役割分担する方法もある両親が共働きで、家事も「できるところまで」という家庭に育った、というトピ主さん。一方の彼は、専業主婦の母親で、料理は大変美味しく、お花も飾っているような綺麗な家で育ったとのこと。トピ主さんは彼より上手に家事はできるものの、「いいかなと思うとサボりがち」だとか。トピ主さんの部屋が汚かったタイミングを見て、彼が結婚後について不安に思った……という経緯です。結婚後の生活において、自分の育った家庭を基準に考えてしまう男性は少なくないようです。「義母さんと同じことを求めないで!」と不快感を示す女性の声も少なからず見聞きします。でも、100%理想どおりになどできないのは、お互い様。「これからは、二人なりの新しい家庭を作っていくんだ」という意識も、双方持っておくことが肝心です。そう考えれば「あなたの言うとおりにする、完璧にできるよう頑張るから」とすがって渋々結婚してもらう――というのは、やめた方がいいように思います。完璧にしようとすれば無理が生じ、結局はほころびが出てきて、揉める原因となるだけでしょう。共働きならばなおさら、お互いに得意なことを役割分担したっていいわけです。「キッチン周りのことはきちんとやるから、掃除はお願いできる?」など、現実的に頑張れそうなことを話し合って決めていくのもひとつ。ただし、もし彼が「家事は奥さんに全部やってほしい」と考えているならば、それに対してトピ主さんがどう判断するか、ということになるでしょう。きれい好きどうしばかりが結婚しているわけではないずっと遠距離恋愛だった二人。いざ一緒に暮らすことを考えたときに、彼は急にトピ主さんの生活態度が気になってしまったようですね。トピ主さんは、「(理想の家庭像が)一致するなんて他人である限り無理なのでは」「彼がつらいならやめた方がいいのかも」などと、あれこれと思い悩んでいるようです。ですが世の中、“きれい好きどうし”ばかりが結婚しているかというと、決してそうではありません。ずぼらな女性とマメできれい好きな男性の組み合わせも見かけますし、毎日のように「ちゃんと片付けて!」と怒鳴りながらも数十年、仲良く一緒にいるような夫婦もいます。生活観の違いがあっても、うまくやっていける道はある、と言えるのではないでしょうか。彼がマリッジブルーだとしたら、どう対処するといい?「相手は好きだけれど、結婚後のことが不安になる」というのは、いわばマリッジブルーの状態。相手が不安になっているときこそ、「二人なら大丈夫」と信じて明るく接していたほうが、事態はいい方向に運びやすいでしょう。反省点があるならば水面下で改善の努力はしつつも、前向きな気持ちはなくさず、彼の気持ちが固まるのをしばらく待ってみてもいいのかなと思います。彼がどのくらい真剣に考え込んでいるのかはわかりませんが、“理想の奥さん像”なんて案外、女性が言う“理想の王子様”像と同じくらい、現実味のないものであるケースもあります。「私には義母さんのようにできない」と落ち込んでいるより、彼の迷いを穏やかに受け止めてあげつつ、しかし「大好きだから彼と結婚したい」というシンプルで強い気持ちを持って対処していったほうが、彼の決意も固まりやすいかもしれません。ずぼらなところはもうバレてしまったのですから、「それで嫌だというなら、仕方ない!」と割り切る気持ちも、どこかに持っておくといいかもしれませんね。「だらしなさ」を直すコツは?最後に、だらしない性格を直すコツを教えてほしい、とのことなので、1点だけ。「気づいたら、すぐにやる」という心がけがおすすめです。片付いていない服が目に入ったら、その瞬間にしまう。ゴミが落ちているのが見えたら、さっと掃除機をかける。気付いたそのときに片付けておくと、部屋はひどい状態になりにくいです。「後でまとめてやろう」と考えないことが肝心。どうしても疲れているときは、「明日の朝やろう」などと段取りをしておくのがベストです。相手の優しさや頑張りに甘えて、あぐらをかいてばかり……となれば危ういですが、お互いに「努力しよう」という気持ちもあるならば、うまくやっていく方法は必ず見出せるはず。8年間の絆を信じて、そして「二人で力を合わせて、いい家庭を作っていこう」という気持ちを、これから彼と一緒にしっかり育てていけるといいですね。応援しています。(外山ゆひら)
2017年11月20日毎年この時期の楽しみといえば、ボージョレー・ヌーヴォー(以下ボージョレー)の解禁ですね。今年は11月16日(木)。この日が、恋活に大きな進展をもたらしてくれるかもしれません。恋活パーティー動員数業界1位の株式会社Rooters(ルーターズ)が2017年10月に実施した“ボージョレー・ヌーヴォーと男女の出会い”に関するアンケートの結果(対象は20~39歳の男女300名)を元に、恋に効くボージョレーの楽しみ方をご紹介します!■ワインが似合う芸能人は?【男性】1位:GACKT2位:綾野剛3位:西島秀俊4位:斎藤工5位:渡部建【女性】1位:菜々緒2位:道端アンジェリカ3位:中村アン4位:篠原涼子5位:叶姉妹男女ともに、落ち着きがありながらもどこかセクシーな雰囲気を感じさせる人が多いですね。ワインというツールには、大人の魅力を引き出してくれる力がありそうです。ワイングラスを傾けるだけでいつもより素敵に見えているかも?■ボージョレー(ワイン)を楽しむシチュエーションは?1位:デート・記念日2位:女子会3位:Barで一人飲み4位:結婚式やオープン記念などのパーティー5位:家で楽しむボージョレーを楽しむシチュエーションは実にさまざま!どの楽しみ方でも、ワインがいっそう雰囲気を盛り上げてくれそうですね。この結果からも、恋活にボージョレーを活用すべき理由が見えてきます。■女子会は出会いの始まり?~2位の「女子会」~ボージョレー解禁日にはいろいろなお店でイベントが行われます。お祭り気分のこの日は積極的にいくのもアリかも。素敵な男性グループを見つけたら「一緒に飲みませんか」と声をかけてみては?ロマンチックな出会いはBarで~3位の「Barで一人飲み」~バーテンダーが「あちらのお客様からです」とカクテルを差し出す……これはさすがにドラマの見すぎですが、Barに流れる独特の空気は男女の出会いにかなり大きな影響を与えていると思います。一人だとしても、マスターとボージョレーの感想を話すなど少し協力してもらうことで、隣の席の素敵な男性との会話のきっかけをつかめるかもしれません。■家飲みだって気軽に誘える~5位の「家で楽しむ」~ボージョレー解禁のホームパーティーは普段気になる彼を招くチャンス。仲間や友人も一緒なら、誘うハードルも少し下がるのではないでしょうか。家の中という空間で、いつもと違うあなたの魅力を伝えることもできるはずです。料理が得意なら胃袋もつかめるかも!■終わりに2016年のボージョレー・ヌーヴォーを評したコピーは「エレガントで酸味と果実味のバランスがとれた上品な味わい」(ボージョレワイン委員会)だったとか。女性をほめるようなロマンチックな表現ですよね。あなたもうっとりするような言葉で口説かれたいと思いませんか?ほろ酔い加減で彼をドキッとさせてはいかがでしょうか。ライタープロフィールmayu110人間観察とショッピングが大好きな韓国通ライター。日本と韓国を股にかけ、ミーハーな視点で人々の恋愛事情を探ります。
2017年11月16日「積極的に!という言葉が嫌いです」という投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんは、婚活に励んでいるものの、「積極的に!」と言われるのに疲れた……という30歳代女性。アドバイザーから「逃したくないなら積極的に行きなさい!」と言われ、それでうまくいかなければ、「男性に誘ってもらえるように仕向けないと」などとも言われ、どうすればいいのかわからなくなっている様子。相談所の出会いでも、自然恋愛の駆け引きが必要なのか?などと尋ねています。アドバイスを鵜呑みにすると、翻弄されるだけかも?「(関係を)続けたいお相手に出会うと反応が怖くて躊躇します」というトピ主さん。一方で、「断られてもいいから会いたい人に申し込む」「初期段階で前のめりになる」といった記述も。どうやらトピ主さんは、もともと恋愛において十分積極的に行動できるタイプのようですね。「相手の出方を待つ」のも苦手で、性急なところもある様子。さらに現在は焦りも加わり、たくさんの出会いの数をこなすような婚活を行っているようです。それなのに、「積極的に!という言葉が嫌い」なのは、積極的にアプローチしたところで今まで彼氏ができなかったじゃない!といった反発の気持ちがあるのかなと察します。しかしながら、「積極的に動きすぎることが今までの敗因だ」と自分で思うならば、他人にどう言われてもそのアドバイスを聞かない、という選択もあります。人の意見を聞く柔軟さも大切ですが、「私がこう思うから、こうする」といった行動指針も持っておかないと、他人の言うことに振り回され続け、うまくいかなければ他人のせいにする――といった繰り返しになってしまうかも。それは望ましくないですよね。「最終的にどうするか」は自分で決めて、その結果も受け止める癖をつけていきましょう。交際スタートに成功しても、その後の関係性構築や意思決定の過程は二人でやっていくことになりますし、ある程度は自分の考えで動けないと、その先がうまくいかないかもしれません。自分をよく知れば、合う相手にもピンと来やすくなる婚活は「自分に合った異性」を探すのが目的。短期間でそれを成し遂げるには、「自分をよく知ること」が大切になってきますので、「私にはこういうところがあるな」をたくさんピックアップしていきましょう。親兄弟、友達など、自分をよく知ってくれる人の意見をもらうのもおすすめです。投稿には、「恋愛ベタで不器用で、沸点が高く惚れやすく、昔から男性を追ってしまう」「男性慣れしておらず、女性といる方が居心地いい」などといった自己分析も見られます。「惚れやすい」とのことですが、男性のどんなところを見ると惚れてしまうのですか? 「女性といる方が心地いい」のは、どうしてだと思いますか? どんなことをしているときに、「男性と一緒にいて楽しい」と思えますか?これらの答えを一つひとつ考えていけば、自分に本当に合った男性とはどんな人なのか、どんな生き方をしている人となら一緒に人生を歩んでいけそうか、具体的な人物像が少しずつ見えてくるのではないでしょうか。“恋愛みたいな駆け引き”で異性を攻略するのが目的ではなく、「一緒に生きていける異性を真剣に探そうとする」のが婚活だと考えられるようになれば、多少焦る気持ちがあったとしても、少し落ち着いて行動していけるのではないかなと思います。まずは「自分を知る」「男性を知る」ことを目的に、楽しみながら取り組んでみようついつい我慢ができず、男性を追いかけてしまう……というトピ主さん。苦手だからこそ、頑張って逆のやり方を実行してみるのもひとつですが、その場合、待っても相手が誘ってこないときは、「見込みがないと諦める」のが正解でしょう。それがどうしても無理だと思うならば、迷わずとことん自分なりのやり方を貫いて、どんどん誘っていくのも成就へのひとつの道だと思います。「今月は、完全に受け身でやってみよう」「来月は、誘う言葉をもっと工夫してみよう」など、楽しみながら色々と試してみるのもいいかもしれませんね。試行錯誤の繰り返しから、自分の性質が分かってくることも少なくないですし、恋愛における男性心理もいろいろと感覚的に学べるはず。婚活を通じて、まずは自分を理解していこう、男性というものを知ってみよう……くらいのスタンスで取り組んでみると、遠回りに見えて意外に近道となることもあるでしょう。「焦り」を感じて仕方ないときは、そんな自分を放置せず、少しでも心に余裕を持てる工夫をするのがおすすめです。心の余裕は、「笑顔」を生みます。笑顔は周囲をいい気持ちにさせ、その結果、異性も引きつけます。たまには婚活以外の好きなことにも思いきり取り組んでみる、家時間をより快適に過ごせるよう空間作りをする、といったことも効果的かもしれませんね。前向きに取り組んでいけますように。応援しています!(外山ゆひら)
2017年11月13日「婚活は接待?」という投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。30代半ばで、現在婚活中のトピ主さん。しかし、どの男性もお店ひとつ決めてくれないし、食事の際もこちらへの質問はあまりなく、楽しそうに自分の話ばかりした挙句、すべて割り勘だそうです。ぐったりして帰宅後、「今日は楽しかった」などとメールが来ると、「そりゃ、あなたは楽しかったろうね」と心で悪態をついてしまうのだとか。「相手が楽しめるように少しくらいはサービス精神を出してほしいと思うのは間違いですか?」と問いかけています。自分が「頑張る」のをやめてみると、相手側が変わる可能性も投稿を読んで、トピ主さんは仕切り上手・もてなし上手な女性、という印象を受けました。相手の好みを聞き、それに応えるお店を探し、2軒目も提案する。相手の話にリアクションを取って、『分かります!』『そうですよね~』と相槌を打つ……といった記述もあります。そのように振舞うのが苦ではないという人もいますが、トピ主さんは「頑張って聞き役に回ります」とあるように、無理をして自らその役を務めているようです。思いきって一度、「頑張る」のをやめてみては。相手のほうからお店を提案してくるまで、何も言わずに待ってみる。自分の話も、したいときにどんどんする。試しに、「私が楽しませてもらおう」くらいの気分で臨んでみてはいかがでしょうか。それでトピ主さんが「楽しい」と感じられる結果になるかは、わかりません。それでも、かなりの確率で、相手の男性たちは今までの方々とは違った態度を取るでしょう。自分の出方によって、男性の違った一面が見えることもあるのだな……と気づけるキッカケになると思います。「女性の気持ちを察する」のが苦手な男性は、少なくないこれまで会った男性たちは、「トピ主さんはストレスなくお店を決めてくれ、楽しんで自分の話を聞いてくれていた」と思い込んでいたのだろうと推測します。だからこそ、「また会おう」と無邪気に伝えてこられた。トピ主さんが本当は楽しんでいなかった……と気づけなかった人が大半だったのではないでしょうか。中には、「女性に気に入ってもらうため、自分の話をすることこそがアピールだ」と信じて、頑張っていた男性もいるかもしれません。「どういう行動をすれば異性に喜ばれるか」、そもそもの理解が違っていた可能性もあるということです。個人差はありますが、どちらかというと女性のほうが、相手の顔色を敏感に察して、臨機応変に対応を変えられる人が多いですよね。その分、自分の本音は隠しがちになることも。一方、男性は、人の微妙な感情の動きを感じ取るのが苦手な方も少なくありません。もちろん、何も言わなくてもエスコートしてくれたり、積極的に質問してくれたりするような男性もいますが、「それまでに女性と接してきた経験から、そうできるようになった」という人が多数だと思います。そう考えれば、トピ主さんの参加する婚活に来ている男性は、もしかしたら女性と接することにあまり慣れていない方が多いのかもしれませんね。「合わない人」がいるからこそ、「合う人」にも気づけるのかも女性慣れしていることが必須条件じゃない、そういう男性のよさもある、と思えるならば、今後はトピ主さんのほうから「エスコートしてくれたら、やっぱり嬉しい」「お互いにわかりあいたいし、私の話もしていいですか?」などと素直に伝えてみるのもひとつ。全員ではないでしょうが、そうだったのかと理解し、できる限り応じてくれる男性もいることでしょう。「最低限、女性の喜ばせ方を知っている男性がいい」と思うならば、婚活以外の趣味や交流の場で探すことも始めてみては。効率は悪くても、デート以外のことで楽しみながら、ついでに相手を探していく……といった形を取ったほうが、望むような男性には出会いやすいかもしれません。投稿には、「このような男性ばかりなので、結婚自体したくなくなってきました」と婚活の疲労感を感じている様子のトピ主さん。「期待してはがっかり」を繰り返していると、心はすり減っていきますよね。疲れたら一旦お休みを。「でもやっぱりパートナーが欲しい!」となったら、また活動を再開してみるなど、緩急をつけて活動するのもおすすめです。「合わない相手とのデートを経験したからこそ、合う相手に出会えたときに『この人だ!』と気づけるかも?」なんて前向きに捉え直してみるのもひとつです。先回りして相手を気遣ってもいいことがない、聞き役を務めるのが本当はつまらない、などと思うのならば、“いい子”に振舞うのはやめちゃいましょう。楽しくないときにまで“楽しいふり”をするのはやめて、自分や本音も出してみてくださいね。そのほうがきっと、リラックスして接することができる相手にも出会いやすくなるはず。「褒められるような完璧な女性じゃなくても、別に気に入られなくていいや!」と開き直った先で、きっと異性との関係性にも違う景色が見えてくるだろうと思います。(外山ゆひら)
2017年11月13日「何歳下までなら許される?」という投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。39歳女性のトピ主さんには現在、年下で気になる男性がいるそうですが、「さすがに39歳のおばさんからアプローチされても気持ち悪いだけかな」と思い、「これ以上好きになっては困る」とあまり接さないようにしているそうです。年齢より若くは見られるものの、後になって「そんなおばちゃんが何いってんの?」みたいになっても自分が辛い……とのこと。「何歳下までなら、39歳女がこちらから行ってもおかしいと思われないか?」と尋ねています。アプローチの資格は年齢ではなく、結果を引き受ける覚悟かもまず、トピ主さんの問いに答えるならば、「彼次第」というほかありません。世の中には、39歳女性との恋愛がOKという年下男性もいれば、NOという人もいるでしょう。あるいは、「同じ39歳でも、アリな女性とナシな女性がいる」という人も。「彼がどう思うか」を知りたいならば、彼本人に確かめてみるのみです。投稿には、男性ならば相手女性が10〜15歳下でもおかしいと思われないし、許されるので羨ましい……といった一文も見られます。しかし、若い女性の中にも、「10〜15歳上の男性は恋愛対象外」「おじさんに見える、ありえない」という方はいます。好きな相手にそう思われる可能性も承知の上で、好意を示せるかどうか。そこで、最初の“ふるい”にかけられるように思います。そう考えれば、アプローチの資格は「年齢」ではなく、「結果を引き受ける覚悟」とも言えます。もしかしたら相手に気持ち悪がられるかもしれないし、おかしいと思われるかもしれない。それでも親密な関係になりたいと望むから、リスクを取ってアプローチをする――。そういう覚悟を持てなければ、相手の心を打つアプローチはできにくいようにも思いますが、いかがでしょうか。「歳のせい」にした方が気持ちが楽なら、それもひとつの選択10歳以上の年齢差があるカップルを見ていると、「お互いに、年齢を過度に気にしていない」という共通項があるようにも思います。年齢差を意識しすぎると自然体で関係を築けなくなるため、カップルになるのは難しいのかもしれませんね。一方的に「気持ち悪がられる」と決めつけるのは、彼に対して失礼な気もします。節度あるアプローチをしても、「おばさんなのに気持ち悪い」と言いそうな無神経な男性を、トピ主さんは好きになったのでしょうか。心のどこかで「そんな男性ではないはずだ」と思っているからこそ、好意を持ったのではないかな?とも推測します。それに、仮にアプローチを断られたとしても、必ずしも「年齢差」が理由とは限りません。私たちだって「恋愛対象となる年齢の男性なら、誰でもいいわけではない」のと同様、彼だって自分の好きな女性と付き合う権利がある。恋愛がうまくいかない理由や不安をすべて「年齢」のせいにして考えていたら、うまくいく恋愛さえ、自分の思い込みでダメにしてしまうこともあるでしょう。ただ、「そんなことは十分わかっている、でも年齢のせいにして諦めたほうが楽だから、そうする」ということならば、話は別です。年齢を経ると、若い頃より傷つくことに臆病になる、傷心から立ち直る気力も少なくなる……と語る人は少なからずいます。トピ主さんもそのように感じているならば、傷つくリスクを取らず今の段階で諦めてしまうのも、意味あるひとつの選択だと思います。年下の相手に嫌な思いをさせにくいアプローチのポイントは?「傷つくかもしれなくても彼にアプローチしてみたい」「好きな思いが消せない」ということならば、気持ち悪がられにくい、つまり相手に嫌な思いをさせないアプローチの方法を考えていきましょう。私が思うには、傲慢にも卑屈にもならず、爽やかにアプローチすること。そして、距離を取られていると察したら(振られたら)、さっぱりと諦めること。この2点がポイントではないでしょうか。年齢を経ても好意を抱かれる人というのは、内面の豊かさや品がある人、透明感を保っている人、明るく懐の広い人など様々なタイプがいますが、どの方にも共通するのは、「謙虚さは持っているけれど、卑屈さはない」「自分の考えを大切にしている」という点のように思います。年齢を経るとある程度、結果に伴う自信やプライドが付いてきて、若い頃よりも態度が“傲慢”になってしまう人もいます。かといって、年齢を経ても自分を受け入れられず、「自信がない」と言い続けている人や、周りの目ばかり気にして行動している人は、あまり魅力的ではないですよね。ということで、「今の自分もそれなりに悪くない」と適度な自信を持て、かつ「相手にどう思われるか」も受け止める覚悟ができたときに、アプローチを始めてみるのがベストではないでしょうか。仲良くなりたい気持ちを素直に、でも節度をもって爽やかに表現して、彼の反応を見てみるといいのではないかなと思います。素敵に恋ができる大人の女性を、共に目指して頑張りましょう!(外山ゆひら)
2017年10月30日「婚約破棄されてしまったため、今後の身の振り方について」という投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。性格の不一致を理由に婚約破棄となり、途方に暮れている36歳のトピ主さん。次のご縁があるのかも不安な田舎で、このまま婚活を続けたほうがいいのか、それとも以前働いていた都内に戻り、仕事でキャリアアップを目指したほうがいいのか……など、「今後の身の振り方」について悩んでいます。存在意義を感じられる、自分の「居場所」づくりに励もうショックで考えがまとまらない、と混乱している様子のトピ主さん。人は自分の存在意義を感じられる場所、「ここは自分の居場所だ」と思える場所があると、心健やかに生きやすいです。それが複数あれば、より充実した気持ちで暮らせるでしょう。得るはずだった「新しい家庭」という居場所を失い、つらい状況にあるならば、まずは他の「居場所」を確保し、そこで気持ちを立て直していくのが一番だと思います。投稿を読む限り、「職場」にはひとつの可能性を感じます。家庭の事情で一時的に田舎に戻り、婚活していたというトピ主さん。田舎に帰ってからは、都内で勤めていた会社の下請けとして在宅で仕事をしていた、とのこと。在宅でも仕事を任せられるということは、それなりにトピ主さんを頼りにし、価値を買ってくれている職場なのではないでしょうか。他人や社会から感謝されたり、頼れる存在だと思われたりするほど、人はそこが「自分の居場所」と感じられるもの。そう考えれば、都内に戻って仕事を頑張ってみるのも、ひとつの有意義な選択のように思います。在宅仕事は人に会う機会が少ないのが難点。おそらく今は、直接人と接しながら働ける環境のほうが気も紛れやすいはず。しばらくは「辛いときでも、私には仕事があって有難い。精一杯応えよう」といった気持ちで頑張ってみると、充実感ややりがいも得やすいように思います。あるいは、「趣味」などの場に居場所を求めるのもひとつです。根気よくいろいろなところに顔を出していけば、「ここに来れば嫌なことを忘れて元気になれる!」と思えるような場所に出会える確率は上がるでしょう。結婚が最優先ならば、「前向きな志」を持って取り組もう「婚活」は気持ちが元気になってから再開したほうが、成果は上がりやすいと思います。ただ、のちの投稿で「いま自分がしたいことは結婚して家庭を持ちたい、というのが一番かもしれません」と、強い結婚願望をつづっているトピ主さん。絶対にその願いを叶えたいならば、在宅で働ける今の環境を有効活用し、集中的に婚活を頑張ってみるのも一案です。その際、婚約破棄のことを引きずるのは百害あって一利なし。“なかったこと”くらいにして、気持ちから捨て去ってしまいましょう。地元にいたいならば、そこで可能な手段はすべて試す、あるいはUターン予定の相手に絞るなどの条件で動いてみるのも手です。地元を離れてもいいと思うなら、別の地方の婚活や宿泊型のイベントなど、どんどん出会えそうな場所に出かけてみては。「住む場所は合わせます」くらいのスタンスで臨めば、選択肢も広がるでしょう。「絶対に結婚する!」という決意は大きなモチベーションになると思いますが、「結婚できないと、私はダメなんだ」といった悲壮感ただよう思い込みまでは持たないほうがベター。「結婚して幸せな人生を作っていきたい」という前向きな目標は人を魅力的に見せますが、追い詰められたオーラをまとっていると、いいご縁も訪れにくいので、意識して笑顔で臨んでいきましょう。小さなことにワクワクする、楽しむ気持ちを育てていこう彼や運命を恨む気持ちも、悔しい気持ちもたくさんあると思います。それでも、できるだけ自分を奮い立ててくださいね。「あんな奴と結婚しなくてよかった、と思えるように頑張る!」「男性がひとり、自分の人生からいなくなっただけじゃん!」と。そして、「私は、私の人生をいいものにするんだ!」と。家庭の問題も解決したし、当面の仕事もある。悪いことばかりじゃない。落ち込むときもあるでしょうが、ひとしきり泣いた後は、自分を鼓舞していきましょう。36歳、人生はまだこれからです。人生はなかなか思いどおりにならないものですが、だからと言って、ため息ばかりで過ごすか、笑顔で過ごそうとするかは、個人の選択にかかっています。今回の件も、「この際だから、しばらく好きな場所で好きに生きてやる〜!」なんて自由を謳歌する方向に切り替えれば、思いのほか幸せを感じられる日々が待っているかもしれません。もちろん、そこまで極端にいかなくとも、目の前にあるものや近くにいてくれる人たちを大事にし、「小さなことを楽しもう、ワクワクすることを見つけよう、笑って過ごそう」と心がけていられるならば、見える景色はきっと変わってくると思います。後で振り返ったとき、「あれは、いいターニングポイントだったのかもしれない」なんて思えるように。「今」そして「これからのこと」に精一杯、目を向けていきましょう。応援しています。(外山ゆひら)
2017年10月23日「恋コスメ」、「婚活コスメ」など、恋を叶えるジンクスを持ったコスメってたくさんあるけれど、その元祖って何だかご存知ですか?それは、2015年に「これだけ塗り」で話題となったスキンケアクリーム『マダムジュジュ』。2017年10月26日(木)よりクリスマスシーズンに向けて、発売当時の復刻デザインを施した「マダムジュジュ 恋する肌 復刻デザイン」が全国の薬局・薬店・ドラッグストアなどに登場!数量限定となります。おばあ様世代から伝わる伝統の恋活コスメで、今年のクリスマスを歴代一、幸せな日にしましょう。『マダムジュジュ』の歴史キャッチフレーズ「25歳はお肌の曲がり角」長い歴史が始まるのは、今から約65年以上前の1950年(昭和25年)。『マダムジュジュ』は、戦後間もない時代に、当時まだ珍しい“奥様用”の製品として発売され人気を呼びました。「25歳はお肌の曲がり角」などのキャッチフレーズで話題を呼び、おやすみ前に厚めに塗る使用方法「マダムパック」を提案したり、当時主流だった「粉化粧」を自然に落ち着かせ、長持ちさせる化粧下地としての使用方法を提案したりするなど、多くの女性の肌を守ってきたロングセラー商品です。「これだけ塗り」って?『マダムジュジュ』の使い方※写真はイメージです。2015年に「これだけ塗り」のワードで注目を集めたため、ご存知の方、使用したことのある方もいるのでは?こちらは、昭和38年に新聞広告により一斉を風靡した「マダムパック」を、現代の女性に向けて提案した使用法。スキンケア後、風呂上りのお肌に、こちらをひとつ塗るだけでOK !乳液も 美容液もいりません。やや厚めにお肌に塗ると、クリームが肌の角質まで浸透し、はじめは白かったクリームが徐々に肌表面から消えていきます。浸透したクリームがお肌にうるおいを与え、肌あれを防ぎ、ハリとツヤを与えしっとりツルツルの肌に仕上がるのです。『マダムジュジュ』が”恋活コスメ”と呼ばれるワケ世代を超え現代女性の“恋する肌”を応援20 代から70 代以上の幅広い世代に愛用され続けている『マダムジュジュ』が、なぜ、「元祖・恋活コスメ」と呼ばれているのか気になりませんか?戦後の日本に“奥様用”として登場したこちらは、当時、男性から女性への贈り物として大人気だったのだとか!おばあ様世代の、恋のエピソードには欠かせない存在なのだそう。ロマンチックな贈り物として、数々の恋を叶えてきた『マダムジュジュ』が今、世代を超えて、恋する女性達のクリスマスシーンの肌を応援します。マダムジュジュ クリームの特長バニシングクリームだから化粧下地としても使える『マダムジュジュ』のクリームはバニシングタイプ(脂肪分が少なく、皮膚に吸収されやすい化粧クリーム。皮膚の荒れ止めや洗顔後の皮膚の保護、化粧下地として使用できる )。浸透して消える不思議なクリームでパックは、べたつかず、お風呂上がりの肌や、おやすみ前にも使えます。皮膚上に塗ると薄い膜になり、皮膚の通気性をそこなわず、水分の蒸発を防いでしっかり保湿。皮膚の保護、化粧下地、髭剃り後などに使用され、さっぱりとしていながらもしっかりと皮膚を守ることができる不思議なクリームです。独特の”パール感”で美肌見え!20~25℃でクリームを長期間(21 日間)熟成させることにより、パール光沢と独特の使用感が生まれる『マダムジュジュ』これにより、お風呂上がりのお肌が艶やかで美しく見えるのです。この美肌見えも、恋を叶える秘密かも?!マダムジュジュ 恋する肌 復刻デザイン希望小売価格 :700 円(税込756 円)発売:2017 年10 月26 日(木)発売場所:全国の薬局・薬店・ドラッグストアなど一年で最も華やぐクリスマスシーズンに向けて、昭和20年に発売された当時のレトロかわいいパッケージを復刻。中身のクリームは『マダムジュジュ』シリーズの「マダムジュジュ 恋する肌」と同じです。「恋する肌」は、通常の『マダムジュジュ』に、幸せを運ぶエンジェルブーケの香りを加えたアイテム。あなたの恋の後押しをしてくれることでしょう。恋を叶えたいあなたは自分用。そして、恋する娘さんやお友達にも、プレゼントしてみては?見て可愛い・贈って可愛いレトロなデザインが、恋するすべての女性を応援します。マダムジュジュ全2種・マダムジュジュ/マダムジュジュ 恋する肌(通常デザイン)香りのない、発売当初のクリームはお好きな方は、パープルのパッケージを。そして、エンジェルブーケの香りをまといたい方は、ピンクのパッケージを選んで。(クリスマス限定デザインは、「恋する肌」のみの販売)
2017年10月17日