先日続編が発表された、松山ケンイチと早乙女太一が出演する新感覚盗賊エンターテインメント「ふたがしら2」。この度、前作に続き本作にも続投する菜々緒の劇中花魁姿が解禁された。江戸の夜。暗闇の中、うごめく人影。弁蔵と宗次“ふたがしら”の盗賊一味「壱師」は、“つとめ”を鮮やかにこなしていた。昼は、品川の宿で働く弁蔵(松山ケンイチ)と宗次(早乙女太一)。料理の仕出しをする宗次に対し、弁蔵は賭場でばくちを打つ日々だ。ある日、弁蔵は賭場で勝ち続ける男、蔵蔵(大森南朋)に出会い、意気投合する。早速、吉原に繰り出した弁蔵と蔵蔵だが、男衆に捕まった若い娘を追って来た宗次と遭遇。そんな3人の前で花魁道中が始まるが、その花魁を見て驚く弁蔵と宗次。そこにいたのは、おこん(菜々緒)だった。おこんは、弁蔵と宗次に、遊女11人を盗み出してほしいと仕事を依頼する。一方、江戸の町では新たな火盗改の頭が着任早々、次々と盗賊一味を捕らえて名を上げていた――。 そんな中で、「壱師」の“つとめ” が始まるのだが…。松山さん演じる明るく豪快な弁蔵と、早乙女さん演じる頭脳明晰でクールな宗次の2人の盗賊が、“脅さず殺さず、汚え金を根こそぎいただく”をモットーに、巧妙な駆け引きと騙し合いの中、鮮やかに“つとめ”を遂行していく痛快時代劇エンターテインメントシリーズ「ふたがしら」。キャストには2人に加え、成宮寛貴、菜々緒さんが続投するほか、大森南朋、田口浩正、芦名星ら俳優陣が集結している。そして、今回9月の放送前に到着したのは、おこん役を演じる菜々緒さんの劇中花魁姿。おこんは、「赤目」の初代かしら・辰五郎の妻。 甚三郎がかしらを務める「新・赤目」を弁蔵と宗次につぶされてからは行方をくらましていた。また、姐さん時代から甚三郎とは深い仲であり、弁蔵と宗次に対しても時に色目を使い、時に裏切り、時に手助けする、自由気ままに立ち回る、したたかな女という役どころだ。実際にこの衣装を着た菜々緒さんは「あの重みもそうですけど、誰しも憧れるというか、一度は花魁の格好をしてみたいなって思う女性は多いと思うので、衣装が着られたというのはすごく嬉しいですね」と喜び、「頭の重さだけでも4.5kgはあって、お着物で20kgぐらい、高さのあるポックリみたいなもので、片足4kgとおっしゃっていたと思うので、ずっしりと身にしみましたし、ずっしりきました」と全身で相当な重みがあったと明かしていた。さらに本作でのおこんの見どころについては「おこんは謎の女性で『あ、花魁もやってたんだ』っていうところだったりとかも、謎が多いおこんらしいと思うんですけど、そういったところで、おこんの知られざる過去みたいなものも、おこんファンの方がいらっしゃるとしたら、そういったテイストもあった方が、面白いんじゃないかなと思います」と語っていた。連続ドラマW 「ふたがしら2」は9月17日(土)22時~WOWOWプライムにて放送(全5話)※第1話無料放送。(cinemacafe.net)
2016年08月08日2000年の誕生以来、10年以上にわたりファンの厚い支持とともに高視聴率を記録してきた水谷豊主演のドラマ「相棒」。この度、反町隆史が4代目相棒となり、初の劇場版となる『相棒-劇場版IV-』が無事クランクアップしたことが分かった。劇場版「相棒」シリーズはこれまでに、2008年に初の劇場映画となった『相棒-劇場版-絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン』が大ヒットしたのを皮切りに、『相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿』、『相棒-劇場版II-警視庁占拠! 特命係の一番長い夜』、『相棒シリーズ X DAY』、そして2014年の『相棒-劇場版III-巨大密室! 特命係 絶海の孤島へ』の大ヒットと、その時代にしかできない挑戦と成功を収めてきた。水谷さん扮する杉下右京の“相棒”役も寺脇康文、及川光博、成宮寛貴と続き、昨年の「season14」より、反町さんが4代目相棒として登場。最新作である本作は、4代目相棒となり初の劇場版。今回挑むのは、「相棒」シリーズ史上最大・難関不落の大事件だ。そしてクランクアップとなった7月24日(日)、北九州小倉にて本作最大の見せ場となる大規模なロケを敢行。この日の撮影は、謎の国際的犯罪組織が、日本政府に人質身代金9億円を要求。それを日本政府は拒否。報復として「世界スポーツ競技大会」の祝勝パレードが無差別テロの対象として狙われる。パレードに集まった50万人の命を守るため、特命係の杉下右京(水谷豊)、冠城亘(反町隆史)が大群衆の中を捜査する、というシーン。福岡県北九州小倉の国道・小文字通りを、朝の6時から夕方18時までの12時間、距離にして約300mを封鎖して、エキストラはなんと3,000人を集め異例の大撮影となった。実は、6月の2度にわたる雨天による撮影中止を乗り越えて行われたこの撮影。水谷さんと反町さんの2人はオールアップ、作品のクランクアップ自体は8月を予定している。撮影中、2人は挨拶のためエキストラの前に現れると、3,000人のエキストラは大興奮! まず、水谷さんが「みなさん、相棒が北九州にやってまいりました! 今回の『相棒‐劇場版IV‐』、北九州ロケにあたり、北九州市市長、市役所、警察関係の皆様、多大なるご協力に感謝します」と挨拶し、「僕の相棒を紹介します! 冠城亘!!」との紹介。それを受け反町さんが「ありがとうございます! 冠城亘です。みなさま、お集まりいただきましてありがとうございます。いつも水谷さんの後の挨拶は、とても緊張します(笑)」と続け、「皆様、暑いので気を付けて、水をしっかり飲んでください。残りの撮影も、引き続き宜しくお願いします!」とエキストラの体調を気遣った。そして最後に水谷さんは「みなさんはすでにチーム相棒です! サンキュー!!」とコメント。この日は最高気温33度という過酷な条件で早朝からの現場にもかかわらず、まさに相棒パワーで乗り切りった。『相棒-劇場版IV-』は2017年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年07月25日主演に松山ケンイチを迎え、成宮寛貴と菜々緒の続投も決定している連続ドラマW「ふたがしら2」。この度、大森南朋、渋川清彦らが加わり、オールキャストが発表された。江戸の夜。暗闇の中、うごめく人影。弁蔵と宗次“ふたがしら”の盗賊一味「壱師」は、“つとめ”を鮮やかにこなしていた。昼は、品川の宿で働く弁蔵(松山ケンイチ)と宗次(早乙女太一)。料理の仕出しをする宗次に対し、弁蔵は賭場でばくちを打つ日々だ。ある日、弁蔵は賭場で勝ち続ける男、蔵蔵(くらぞう)(大森南朋)に出会い、意気投合する。早速、吉原に繰り出した弁蔵と蔵蔵だが、男衆に捕まった若い娘を追って来た宗次と遭遇。そんな3人の前で花魁道中が始まるが、その花魁を見て驚く弁蔵と宗次。そこにいたのは、おこん(菜々緒)だった。おこんは、弁蔵と宗次に、遊女11人を盗み出してほしいと仕事を依頼する。一方、江戸の町では新たな火盗改の頭が着任早々、次々と盗賊一味を捕らえて名を上げていた。 そんな中で、「壱師」の“つとめ” が始まるのだが――。松山さん演じる、明るく豪快な弁蔵と、早乙女太一演じる、頭脳明晰でクールな宗次の2人の盗賊が、“脅さず殺さず、汚え金を根こそぎいただく”をモットーに、巧妙な駆け引きと騙し合いの中、鮮やかに“つとめ”を遂行していく痛快時代劇エンターテインメントシリーズ「ふたがしら」。シーズン1のラストでは、自分たちの盗賊一味「壱師」を築いた弁蔵と宗次だったが、今回のシーズン2では、「壱師」のかしらとなった2人の、江戸の頂点を目指す新しい戦いを描いていく。そして今回の続編に、「ハゲタカ」や『笑う警官』など、数々の作品に出演する大森さんが登場! 本作では畷安房守蔵人(なわてあわのかみくらんど)/蔵蔵という2つの名前を持った重要なキャラクターを熱演する。大森さんが演じるのは、二面性を持った役どころということで、「台本を読んで覚え始めたりしていた頃はどのように演じようかと思っていました。色々と試してみましたが極端に何かを変えようとか、そこまで作りこむことはしないで、もちろん風貌も変わりますし演出やその場の雰囲気など、相手役でもそのような所が変わってきているとは思います。遊び人の蔵蔵の時は笑顔を出したり、弁蔵とつるんでいる時は、本当に素直に楽しんでいる風に出せればいいかなと思い演じました」と役作りについて語った。また、実際に撮影に入り、血のりの量に驚いたと話す大森さんは「もちろん血のりの経験はあるのですが、ここまで噴き出すのは、近年稀にみる量だと思います。自分はいちドラマファン、映画ファンとして、どうなっているのか見てみたいです。これからご覧になる方も、血のりの噴き出すシーンは必見です」とアピールしていた。また、大森さんのほかにも、壱師の仲間・芳役に渋川さん、前作に続き叶屋喜兵衛役に田口浩正とお銀役に芦名星、吉原の遊女役に吉倉あおい、火付盗賊改方の一員、監物弥九郎役に山田純大、お銀と恋仲になる政吉役に北村有起哉、前作に続き鉄治郎役の橋本じゅん、畷安房守蔵人の上役の稲葉備前守役に矢島健一、御隠居役でお馴染みの品川徹など豪華キャストが集結する。連続ドラマW 「ふたがしら2」は9月17日(土)22時~WOWOWプライムにて放送(全5話)※第1話無料放送。(cinemacafe.net)
2016年07月15日主演に松山ケンイチを迎え、昨年放送されたWOWOW連続ドラマ初の時代劇「連続ドラマW ふたがしら」。すでに続編となる「連続ドラマW ふたがしら2」の製作が決定しているが、この度本作の放送日が9月17日(土)に決定し、併せて成宮寛貴と菜々緒の続投も決定した。江戸の夜。暗闇の中、うごめく人影。弁蔵と宗次“ふたがしら”の盗賊一味「壱師」は、“つとめ”を鮮やかにこなしていた。昼は、品川の宿で働く弁蔵(松山ケンイチ)と宗次(早乙女太一)。料理の仕出しをする宗次に対し、弁蔵は賭場でばくちを打つ日々だ。ある日、弁蔵は賭場で勝ち続ける男・蔵蔵に出会い、意気投合する。早速、吉原に繰り出した弁蔵と蔵蔵だが、男衆に捕まった若い娘を追って来た宗次と遭遇。そんな3人の前で花魁道中が始まるが、その花魁を見て驚く弁蔵と宗次。そこにいたのは、おこん(菜々緒)だった。おこんは、弁蔵と宗次に、遊女11人を盗み出してほしいと仕事を依頼する。一方、江戸の町では新たな火盗改の頭が着任早々、次々と盗賊一味を捕らえて名を上げていた。そんな中で、「壱師」の“つとめ”が始まるのだが…。本作は、松山さん演じる明るく豪快な弁蔵と、早乙女太一演じる、頭脳明晰でクールな宗次の2人の盗賊が、 “脅さず殺さず、汚え金を根こそぎいただく” をモットーに、巧妙な駆け引きと騙し合いの中、鮮やかに “つとめ” を遂行していく痛快時代劇エンターテインメント。シーズン1のラストでは、自分たちの盗賊一味「壱師」を築いた弁蔵と宗次。今回放送されるシーズン2では、「壱師」のかしらとなった2人の、江戸の頂点を目指す新しい戦いを描くという。前作同様、メガホンをとるのは、『ジョーカー・ゲーム』ほか、日本映画界に旋風を巻き起こしている入江悠。そして「劇団☆新感線」の鬼才・中島かずきが、粋なせりふ回しと二転三転する痛快な展開で、原作では描かれていない「壱師」の創成期をオリジナルストーリーで描き出す。前作で行方をくらました甚三郎とおこんだが、今回もそんな2人を引き続き成宮さんと菜々緒さんが演じることもこのほど決定!出演が決定した成宮さんは、喜びを示すと共に「前作を超えてより面白く出来るように、まず監督と話し合って、台本で、こういうことをしてみたい、ああいうことをしてみたいというのをたくさん話しをしました。そういう意味では、前作を経てイメージがしやすい部分も多く、撮影前から監督をはじめキャスト、スタッフさんともイメージを共有できたと思います」と準備万端で臨めたと語る。また菜々緒さんも、続編をやっても本当におかしくないなと思っていたそうで「決まった時は本当に嬉しかったです」と喜んだ。さらにお互いの再共演については、「甚三郎は、おこんが居ないとダメなのかもしれない、言葉では絶対に言わないんですけど、甚三郎には、なくてはならない存在だったり、おこんにとっても『居てあげないと』、という気持ちがあるんじゃないかなって思います」とおこんはなくてはならない存在だと成宮さんは語る。そして「今回の撮影でも『お久しぶりです、よろしくお願いします』というところから、激しく重なり合うシーンがあって、『ふたがしらの時は、いつもこうだよね』っていう話しをしていました」と撮影でのエピソードも明かした。一方菜々緒さんは「毎回クランクインの時に『濃密なシーンが多いね』ってお話しをさせていただいていて、濡れ場というほどの濡れ場ではないんですが、そういう男女の関係を表すようなシーンが今回は初めてだったので、そこは成宮さんにすごくリードしていただいたので、本当に委ねて頑張ってやらせていただきました」と成宮さんについて語った。「連続ドラマW ふたがしら2」は9月17日(土)22時~WOWOWプライムにて放送開始(全5話)。(cinemacafe.net)
2016年06月25日ノンストレスはこのほど、「男性ネイリストになってほしい人ランキング」の結果を発表した。同調査は4月28日~5月20日、20~60代の男女222名を対象にインターネットで実施したもの。男性ネイリストとしてネイルをやってもらいたい男性芸能人は誰か尋ねたところ、最も多い回答は「ディーン・フジオカ」さんだった。2位は「福士蒼汰」さん、3位は「松坂桃李」さんとなっている。その他、「速水もこみち」さん(4位)、「成宮寛貴」さん(5位)も上位にランクインした。メンズネイルが似合う男性芸能人について聞くと、1位は「Gackt」さん、2位は「成宮寛貴」さん、3位は「ディーン・フジオカ」さんという結果になった。4位は「りゅうちぇる」さん、5位は「木村拓哉」さんとなっている。
2016年06月20日6月10日(金)に最終話を迎えるドラマ「不機嫌な果実」。林真理子の同名不倫小説を原作に夫に女として見てもらえなくなり、結婚生活への不満が募った人妻が、情熱的な音楽評論家と“禁断の愛”に溺れていく様を描く大人の濃厚ラブストーリーだ。そんな本作から、栗山千明ら女性出演者たちが選んだ登場人物たちの“名言”が発表された。スピーディーな展開の中で、時に深くねっとりと、時にコミカルに描かれる男女のリアルな欲望。「あるわけないじゃん!」とツッコみながらも、「絶対にない」とは言い切れず、どうにもこうにも目が離せなくなってしまうとして話題を集め、怒涛のまま迎えた第6話は本作最高の瞬間視聴率10%を記録。深夜放送の金曜ナイトドラマ枠では実に1年半ぶりとなる視聴率であった。そして明日6月10日(金)、最大の修羅場を迎える最終話の放送を前に、今回は主演の栗山さんを筆頭に高梨臨、橋本マナミ(麻也子の親友・遠山玲子 役)、萬田久子(航一の母・水越綾子役)ら女性メイン出演者が、各々が熱を込めて演じてきたキャラクターの“ベスト・オブ・名言”を選んだ。■「本当に私は、ついてない」「やっぱり私は損をしている」■「男なんて、みんな一緒だよね」――水越麻也子(栗山さん)まずひとつは麻也子の口癖を「印象的」としてチョイスした栗山さん。「実はそんなについてなくないし、損をしてないかもしれませんね。どこかで自分に自信があるから、もっと自分は幸せになれるはず、と高望みしてしまうんでしょう」と、麻也子の“自惚れ”を分析。さらに、最終話で登場する「男なんて…」では、「知らず知らずのうちに、自分から同じような人を求めるのでは?」と女子同士の会話で出がちな言葉にズバリ。最終話で一体どのような流れでこぼれた発言であるかも気になるところ。■「女はね、男が思ってるより強い生き物なの。女、なめんじゃないわよ」――竹田久美(高梨さん)こちらも最終話で放たれる一言。「久美はずっと、(航一と不倫関係を続ける中で)もどかしい思いをしてきたけど、けじめをつけようとして言ったこのセリフが気持ちよかったです」と高梨さん。果たして泣き虫マザコン男の航一はどのような反応を示すのか?■「愛なんてほかの男にもらえばいい」――遠山玲子(橋本さん)「最初はこんなことを言っていた玲子が、最終的に大切なことや本当の幸せに気づけたかと思うと、感慨深いものがあります」との理由を添えてくれた橋本さん。夫・茂(六角精児)と息子にも家を出て行かれてしまった玲子は、最終話で一体どんな大切なことに気づき、何に幸せを見出すのか。■「航くん大丈夫よ大丈夫。何があっても母さんが傍にいるわ!」――水越綾子(萬田さん)マザコン男・航一の“ママ”・綾子の溺愛ぶりが現れている一言。「最近『航くんママ!』と呼ばれることが多々あり、その愛称に愛着が湧いてきたわ(笑)!もう少し航くんのママでいたかったわ」と萬田さん。過激ながらもとても純粋なキャラクターで、なんだか憎めない視聴者も多かったのでは…?明日放送の最終話では、夫・航一の記憶喪失が自作自演と、親友の久美と不倫関係にあったことを知った麻也子は、すべてをふり切り通彦との愛に走る。まだ離婚が成立していないにもかかわらず、通彦の実家にも挨拶に行くが、そこで麻也子たちを待っていたのは思いもよらない人物だった…。さらに麻也子は航一から「卒業証書」と離婚届を渡される。航一から、夫婦がセックスレスになった原因について衝撃的な告白を受ける麻也子。さらに、その航一が今度は何を企んでか、麻也子と通彦の結婚に反対し続ける人物に接近する。一方、麻也子は偶然にも、野村(成宮寛貴)と再会を果たすことに。相変わらず強引な野村に連れられ、久美が経営するワインバーを訪れる麻也子。ところが、そこで“目を覆わんばかりの修羅場”が発生し…。その頃、夫の茂(六角精児)が息子を連れて家を出てしまったことで、あれほど不倫ざんまいだった玲子(橋本マナミ)は一転、喪失感を募らせていた。そんな彼女のブログに、匿名の誹謗中傷コメントが殺到!しかも、玲子は何者かに尾行されている…。衝撃のラストへ向けて加速する物語――。個々の思惑と欲にまみれた泥沼愛憎劇の果てに、それぞれの登場人物が見る景色とは…!?「不機嫌な果実」最終話は6月10日(金)23時15分~テレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年06月09日女優の栗山千明がこのほど、主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『不機嫌な果実』(毎週金曜23:15~24:15 ※一部地域を除く)のクランクアップを迎え、最終話の撮影にウエディングドレス姿で臨んだ。このドラマは、稲垣吾郎演じる夫・航一との結婚生活に不満が募った、栗山演じる水越麻也子が、情熱的な音楽評論家・工藤通彦(市原隼人)と"禁断の愛"に溺れていく様を描くラブストーリー。全ての撮影を終えた栗山は、共演者に囲まれ「皆さんのおかげで最後まで突っ走ることができました。今すごくスッキリしています!」と笑顔を見せた。栗山は、自身初となったドロドロ恋愛劇で、女性の心の機微を演じながら、セクシーなシーンにも挑んだ。劇中では"満たされない女"役だったが、自身はこの作品で"満たされた"様子。約2カ月半に及んだ撮影を、明るく場を盛り上げたキャストらに感謝しながら「本来なら緊張しそうなシーンの時も本当に助けられました」と振り返った。また、ラブシーンについても「ある程度コミュニケーションが取れている人が相手の方が、変に気を遣わなくていいので、ラク」と語る。今回は、以前に共演経験もあった成宮寛貴が最初の相手。初共演の市原との濃厚なシーンも「ほほ笑ましいシーンを重ねて距離を縮めた後だったので、安心して挑めた」と打ち明け、充実感をにじませた。そんな理屈だけではない感情と欲望を秘めた、男女6人の"禁断の恋模様"を赤裸々に描き、ネット上でも「クズばかりなのに、楽しい!」と話題の本作。栗山は「きっと麻也子に自分を投影してドラマを見ながら、疑似体験を楽しんでくださってるんでしょうね」と視聴者の見方を推測し、「純粋にうれしい!」と喜んだ。きょう3日放送の第6話から、物語は最終章へ。通彦にプロポーズされた麻也子が航一に離婚を切り出すともみ合いになり、頭を強打した航一が記憶喪失になってしまうが、それにより、人が変わったかのような"純粋で心優しい航一"に触れる。そんな中、病院で知り合った女性・早苗(名取裕子)が、"思わぬ難敵"として麻也子の前に登場するが、栗山は「一体何者なのか!? 予想しながら見ていただいても面白いと思います」と呼びかけた。
2016年06月03日第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品されている是枝裕和監督の『海よりもまだ深く』が5月21日(土)に全国で封切られ、東京・新宿ピカデリーで阿部寛、真木よう子、樹木希林による初日舞台挨拶が行われた。是枝監督と阿部さんらキャスト陣は5月16日(現地時間)にカンヌ入りし、海外プレスの取材を受けるなど、多忙な時間を過ごしつつ18日の公式上映に立ちあった。是枝監督を残して、3人は帰国したばかりで、阿部さんは「たった3日間の滞在だったが、夢のような体験だった」「お客さんと一緒に映画を観るのも貴重な機会ですし、スタンディング・オベーションも本当にうれしかった。一生忘れない光景でした」と初のカンヌ参戦に感激しきりだった。是枝監督の『そして父になる』以来、2度目のカンヌとなった真木さんは、「前回が連日雨でしたが、今回は晴天続きで、歴史ある街並みを歩くことができた」と現地を満喫した様子。「予想をはるかに超える反応をいただき、うれしかったです」と現地のリアクションに手応えを示した。「ばあさんが行くところじゃないですね。もうヨレヨレ」と少々お疲れ気味の樹木さんは、「カンヌはお客さんが厳しいから、普通にブーイングとか起こるでしょ。もしそうなったらと、逃げる用意もしていた」。同行した阿部さんについて、「背が高くてカッコいいから、カンヌの街にぴったり!」とほれぼれしていた。売れない作家の良多(阿部さん)、愛想を尽かし離婚した妻の響子(真木さん)と息子、そして団地で気楽なひとり暮らしを送る良多の母・淑子(樹木さん)。ある日偶然、淑子の部屋に集まった“元家族”は台風が去るのを待つため、一夜をともに過ごすことに…。暖かくもほろ苦い家族の人間模様を描いた本作は、是枝監督が9歳から28歳までを暮らした東京都清瀬市の旭が丘団地で撮影された。『海よりもまだ深く』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年05月21日第69回カンヌ国際映画祭『ある視点』部門に出品されている是枝裕和監督の『海よりもまだ深く』の初日舞台あいさつが5月21日に、東京・新宿ピカデリーで行われ、阿部寛、真木よう子、樹木希林が登壇した。舞台あいさつ/その他の写真小説家を目指すも一向に開花しないバツイチ中年男と、そんな息子を深い愛で包み込む母の姿を感動的に描く本作。阿部ら登壇者3名に加えて、是枝監督がカンヌでの公式上映(現地時間18日)に立ちあったばかりだ。初カンヌから帰国した阿部は、「3日間の滞在でしたが、夢のような体験でした。一生忘れない」と感無量の面持ちで、上映後約7分間に及んだというスタンディング・オベーションを「本当にうれしかった。現地でもいい評判をいただいている」と振り返った。真木のカンヌ入りは、是枝監督の『そして父になる』以来2度目となり、「前回は連日の雨で、観光ができなかった。今回、晴天に恵まれて歴史ある街並みを見ることができて、うれしかった」とニッコリ。「予想をはるかに超える反応だった」とこちらも現地での高評価に喜びを示していた。一方、樹木は「ばあさんが行くところじゃない。もうヨレヨレ」と“希林節”で会場を沸かせ、「カンヌは評論家もお客さんも厳しいから、(ブーイングが起こったら)逃げる用意はしていた」。それだけに暖かな反応に安どした様子で、「やっぱり、カンヌでの是枝監督の評価がすごい」と尊敬の念。阿部も「向こうで一番人気があったのが是枝監督。改めてすごいなと思った」とうなずいていた。『海よりもまだ深く』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年05月21日俳優・水谷豊が主演を務める『相棒』シリーズの新たな映画『相棒-劇場版IV-』(2017年公開)の製作が決定しクランクインを迎えたことが、このほど明らかになった。ドラマ『相棒 season15』も10月より放送がスタートする。同シリーズのドラマは、2000年の放送以来、高視聴率を獲得。2008年には『相棒-劇場版-』として映画にも進出。以降もドラマ、映画共に精力的に製作されてきた。杉下右京(水谷)の"相棒"役も寺脇康文、及川光博、成宮寛貴と続き、2015年の『相棒season14』より反町隆史が4代目相棒として登場。反町演じる冠城亘は、初の警察官ではない相棒で、頭脳明晰なキャリア官僚らしさを出しながら、コミカルな一面もあり、新たなコンビネーションを見せた。そんな冠城は、新シーズンのドラマで続投、劇場版には初登場。ドラマでは、前作で法務省を事実上のクビとなってしまったことから、正式に警視庁所属となり、新たな立場で特命係の一員となる。水谷は、「これまで歴代の相棒とは劇場版に挑戦してきて、今回、相棒が冠城亘になった時に、映画ができなかったら、反(ソリ)になんていわれるかと心配していたので、本当にうれしい」と歓喜。「冠城亘のユーモアが映画の中に盛り込まれているので、楽しみな作品になりそう」と期待を寄せる。また、「俳優になってシリーズを15作も続けられる日が来るとは夢にも思っていなかった」とし、「『15』という数字を見ると不思議な気持ち」と感慨深げ。「『相棒』というのは毎シーズン『これ以上ない』と思う所までやっていながら、それを常に超えてきているという実感がある」とも語り、「シーズン15も今まで以上のシーズンになるだろうなと、経験上既に実感しています」と自信を見せた。一方の反町は、最初に台本を読んだ時、劇場版としてのスケールの大きさに驚き「『どうやってこれを撮影するんだろう?』と思ったほど」と振り返る。また、シリーズをよく知るスタッフらから劇場版にも信頼しているとし、「僕自身もそれに負けずに頑張っていきたい」と意気込みを口にした。
2016年05月20日これまでTVドラマと映画、それぞれの“相棒”とその時代にしかできない挑戦をし続けてきた水谷豊主演「相棒」シリーズ。このほど、4代目“相棒”・反町隆史を迎えた待望の『劇場版IV』の製作が決定、さらに2シーズン目に突入するドラマ「相棒season15」も併せて始動することが明らかになった。2000年の誕生以来、10年以上にわたりファンの厚い支持を得て、高視聴率を記録してきたモンスタードラマ「相棒」。08年には初の劇場映画『相棒-劇場版-』が、“不可解な連続殺人事件”“邦人人質”“首都・東京を狙うテロ”という社会性も相まって大ヒット。それを皮切りに、09年には鑑識の米沢守(六角精児)を主人公にしたスピンオフ『相棒シリーズ鑑識・米沢守の事件簿』、10年には放送中のドラマと内容的にもリンクした『相棒-劇場版II-』、13年には伊丹刑事(川原和久)とサイバー犯罪対策課の岩月(田中圭)によるスピンオフ『相棒シリーズX DAY』、そして14年には絶海の孤島で繰り広げられる“密室ミステリー”となった『相棒-劇場版III-』の大ヒットと、映画界においても唯一無二の地位を確立してきた。そして今回、2016年10月から放送される新シーズンのドラマとともに、2017年公開を目指し、『相棒-劇場版IV-』がクランクイン。水谷さん扮する杉下右京の“相棒”役も寺脇康文、及川光博、成宮寛貴と続き、昨年の「season14」より反町さんが4代目相棒・冠城亘として登場。シリーズ初の警察官ではない相棒として、頭脳明晰なキャリア官僚らしさを出す一方、コミカルな一面も見せ、新鮮なコンビネーションで人気を博している。「season14」最終回で所属先の法務省を事実上のクビになってしまった亘が、飛ばされた先が警視庁。これまで右京から「同居人」と呼ばれていた亘が、2シーズン目の「season15」からは正式に警視庁所属となり、右京の右腕として真の“相棒”になれるのかが問われていく。新生“特命係”の新たなる進化・挑戦、そして『相棒-劇場版IV-』の物語が気になるばかりだ。<水谷豊コメント>これまで歴代の相棒とは劇場版に挑戦してきて、今回、相棒が冠城亘になったときに、映画ができなかったら、反(ソリ)になんて言われるかと心配していたので、本当に嬉しいです(笑)。冠城亘のユーモアが映画の中に盛り込まれているので、楽しみな作品になりそうです。「相棒」を長年やってきて、常に「これ以上のものはないだろう」という気持ちでやってきました。しかし、今回、『劇場版IV』では、こんなことが起きてしまうんだ…と、今あまり言えないのですが、これまで以上のものが、またお見せできると思います。俳優になってシリーズを15作も続けられる日が来るとは夢にも思っていなかったので、「15」という数字をみると不思議な気持ちです。ここまでやっているのに、なにもやっていない気もしていて、本当に不思議なんです。劇場版同様、「相棒」というのは毎シーズン「これ以上ない」と思う所までやっていながら、それを常に超えてきているという実感があります。シーズン15も今まで以上のシーズンになるだろうなと、経験上既に実感しています。<反町隆史コメント>最初に台本を読んだとき、ドラマとは違ったスケール感の大きさ、劇場版ならではのスケール感を感じました。「どうやってこれを撮影するんだろう?」と思ったほどです。それを、ドラマと同じスタッフとともに映画を撮影できることが嬉しいです。スタッフは「相棒」という作品をよく知っているので、劇場版の「相棒」として良いものを作っていけると実感しています。僕自身もそれに負けずに頑張っていきたいと思っています。シーズン15と聞くと、「相棒」の歴史を感じますね。シーズン14の最終回を経て、僕がどういった形で登場するのか、個人的に興味はあります。今シーズンは、前回よりも、役としては右京さんと、個人的にも水谷さんと、少しでも相棒になれるように経験値を踏んで、頑張りたいと思います。<製作陣コメント>2016年の日本でいつ現実に起きてもおかしくない「いま、そこにある巨大な危機」に、特命係の2人が立ち向かいます。劇場版ならではの大がかりなストーリー、さらに2000年のスタート以来、相棒を牽引してきた水谷豊さん、「相棒」映画初出演となる反町隆史さんをはじめ、豪華キャスト陣にもご注目ください。『相棒-劇場版IV-』は2017年、全国にて公開。「相棒season15」は10月、テレビ朝日系にて放送開始(2クール)。「相棒season14」は10月12日(水)よりブルーレイ&DVDリリース。(text:cinemacafe.net)
2016年05月19日俳優の成宮寛貴が、19日に放送されるフジテレビ系ドラマ『早子先生、結婚するって本当ですか?』(毎週木曜22:00~22:54)の第5話からゲスト出演することが12日、明らかになった。このドラマは、主演の松下奈緒演じる、女子力ゼロの独身で実家暮らしの女性教師・立木早子が、運命の結婚相手を見つけようと奔走する姿を描くもの。成宮は、食品メーカーの営業マン・岡山藤吾を演じる。岡山は、早子先生の同僚・千駄木先生が企画した合コンに登場。人に優しく親切の固まりのような人物で、お年寄りの荷物を持ってあげたり、コワモテ風の男性に道を教えてあげたり、チラシ配りやティッシュ配りの人たちにも「すみません、こんなにもらっていいんですか? ありがとうございます」と、お礼を言いながら受け取るというキャラクターだ。成宮は「監督さんやプロデューサーさんをはじめ、久しぶりにご一緒できることを楽しみながら撮影させていただいています」と、再会したスタッフに囲まれた中での仕事に充実している様子。岡山はこの合コンで、早子、ミカ(貫地谷しほり)、梅子(佐藤仁美)の3人の中から1人が気になる存在になっていくが、「少しでもこの作品のスパイスとして、新しい風を吹き込めたらなと思っています」と語っている。
2016年05月12日昨今、何かと芸能界を賑わせている不倫問題。4月クールは、ドラマ界にもその余波が押し寄せてきています。そこで今回は、思わず身の毛立つリアルな描写が話題の恋愛ドロ沼ドラマ3作品をピックアップ。男女の激しい心理戦…、行く末は如何に!?■その人、本当に信じられますか?恐るべき“愛執の連鎖”から目が離せない「僕のヤバイ妻」背筋が凍るとは、まさにこのこと。「女って怖い!」見ていて率直にそう思わせてくれる「僕のヤバイ妻」、皆さんご覧になりましたか?伊藤英明演じる主人公・望月幸平は、相武紗季演じる不倫相手と共謀し、妻・真理亜の持つ莫大な遺産を狙った殺害計画の実行を決意。しかしながら、ひと足先にその計画に気がついた真理亜に先手を取られ、事態は思いもよらぬ方向へとシフトすることに…。家族や隣人、さらには警察、マスコミまでをも巻き込んで展開していく“愛執の連鎖”。息つく間のないジェットコースター的展開から目が離せない一作と言えるでしょう。そこでまず注目したいのが、木村佳乃演じる“ウザイくらいに完璧な妻”真理亜が行っていた恐怖行動の数々です。もちろん大前提として、不倫に手を染めてしまった幸平に非があることは明白なのですが…それにしても、溢れんばかりの愛情がスゴイ(笑)。彼が朝目覚めてリビングに出てくるであろうタイミングでパンを焼き上げ、スープを温める。そしてそのひと口ひと口への感想を求める真理亜。食後は洗面所へと連れ添って、歯磨きをサポート。ベストなタイミングで水入りのコップを差し出す完璧ぶりに、普通の女性なら「ココまでしないでしょう!?」とツッコミを入れたくなるはず。…がしかし、実際このように尽くされると男性は、気づかぬうちに“彼女無しでは生きられない”ダメ男へと育ってしまうというのがこの物語の面白いところ。明らかに重過ぎるのに、後々ふり返ってその重さを「彼女ほど僕を愛してくれる人はいない」と思わせる上等テクニック!真理亜の地道な活動が実を結んだ瞬間は、まさにホラーとしか言いようがありません。そうして最後、事件の全容が暴かれた後でも、彼女はしれっと「あなたは私に逆らえない」と微笑みます。3歩下がっているようで、実は3歩先を歩んでいるまさに“完璧な妻”。その行く末を、最後までじっくりと観察していきましょう。■傷つくリスクは“二股”で解消すべし恋に臆病な女性必見「毒島ゆり子のせきらら日記」続いての作品は、放送前からエロティックなPR映像が話題となっていたコチラ!「毒島ゆり子のせきらら日記」です。主人公・毒島ゆり子の「艶っぽさ、小悪魔ぶりがヤバイ」と男女問わず高評価を得ており、前田敦子の新たな一面を知る貴重な機会と言える本作。ドラマの最初にテロップで浮かび上がる“恋愛体質のすべての女性へ”というキャッチコピーが非常にリアルですよね~!仕事には全力投球できるのに、恋愛だけはどうしても足がすくんでしまうという女性…実は結構多いのではないでしょうか。そんな世の悩みを代弁すべく主人公・ゆり子が編み出したのが、「傷つきたくないならば二股をしよう」大作戦です(笑)。愛が一生続くということはない。一人の男性に没頭してしまったら、最後には必ず傷つく結末が待っているという持論。彼女は二股をすることで、平和に生きていくためのバランスを必死に保ってきました。しかしながら、恋愛体質を甘く見てはいけません。幼少期、母親に裏切られたトラウマから、「不倫だけは絶対にしない」と決めていたゆり子でしたが、同じ政治記者の小津(新井浩文)に対する直感的恋愛感情から逃れることができず…誘惑に負けてしまいます。クロワッサンの食べ方で“女性の愛し方”を見極めてきた彼女が初めて出会った、自分と同じ食べ方の男。クルクルとパン生地を剥がしながら食べる小津の指先を見つめながら、「この人となら堕ちていく覚悟がある」と心決める姿は、何とも言えない歯がゆさが――。理由なんて本当は後付けで、二股も不倫も「独りが淋しい」言い訳でしかないのだと、ゆり子自身が痛いほど理解している現実の虚しさこそが、このドラマ最大の見どころなのかもしれませんね。そんな彼女が、物語のラストに一体どのような幸せを選択するのか。予想しながら視聴していきたいと思います。■決して他人事とは思えない!「不機嫌な果実」が生み出す“愛”の裏側とは…?最後に、ザ・ドロ沼恋愛といえば、この作品も忘れてはいけません。林真理子さんの人気小説が20年ぶりに連続ドラになって帰ってきた「不機嫌な果実」。以前1997年に、石田ゆり子主演でドラマ化された同作をご覧になった方も中にはいらっしゃるかも?物語にスマートフォンが登場することで、不倫のテイストにも若干の変化が。古き良きドロドロ感と程よく絡み合っているので、見比べてみるのも面白いかもしれませんよ。結婚して5年、夫から女性として求めてもらえなくなった主人公・麻也子(栗山千明)は、昔の恋人である野村(成宮寛貴)とカラダの関係を持つことで、自分の存在価値を見出そうともがいていました。「自分が不倫をするのは、夫が興味を示してくれないからだ」何度も自分にそう言い聞かせる麻也子。稲垣吾郎演じる夫の、適度に嫌味ったらしい物言いがまたとーってもリアルなんですよね!日常会話をしたいだけなのに、「そんなことより、シャンプーの位置が違うんだけど」と話題をすり替えられちゃう辺りとか…。視聴していて、つい一緒に拳を握ってしまう女性も多いはず(笑)。ですが結果として、一線を越えてしまった麻也子には明らかな非ができてしまいました。不倫の決定的証拠となるSNSの履歴を見てしまった夫がどう出るのか。また加えて、麻也子の親友役として登場している高梨臨さん&橋本マナミさんのお二人も、表面上は友達として理解を示していますが…心の奥底に垣間見える麻也子への憎悪が物語にどう影響していくのか。私たちのすぐ隣で起こっているかもしれないリアルなドロ沼恋愛の裏側を覗くことのできる貴重な機会と言えそうです。本作を決して自分事にしない教訓として、結末までしっかり見届けていきましょう。以上、いかがでしたか?いずれの作品も、初回から主人公たちがドロ沼街道をまっしぐらに突き進んでいる…ある意味問題のある作品ばかり。ひと言では説明できない複雑な感情の交錯を、とくとお楽しみくださいませ。(text:Yuki Watanabe)
2016年05月04日林真理子の伝説的な不倫小説を映像化する金曜ナイトドラマ「不機嫌な果実」が29日(金)から放送開始される。本作は林さんが1996年に発表した同名小説が原作。発刊当時単行本の帯に記された「夫以外の男とのセックスは、どうしてこんなに楽しいのだろうか。」というフレーズが衝撃を呼び翌年にはドラマ化、映画化され大きな話題となった。今回は約20年ぶりのドラマ化となる。物語は結婚して5年になる32歳の人妻・水越麻也子を主人公に、自分を女として見てくれない夫に不満を募らせ、つまらない日常と冷え切った心を満たしたくれる男を求め悶々とする麻也子が情熱的な音楽評論家・工藤通彦と出会い、心奪われ、本能のままに禁断の恋に溺れていくというもの。29日(金)放送の第1話では、誕生日に夫の水越航一から珍しく食事に誘われるものの、その誕生会は姑・綾子をまじえた地獄のようなもので、さらに自分が“キープ”していたつもりだった弁護士・南田典雄は若い女と結婚。屈辱的な展開に愕然とし「間違いない。私はやっぱり、ものすごく損をしたのだ…」と確信する麻也子が、大学時代の友人・竹田久美が離婚で手にした慰謝料で開店したワインバーでピアノ演奏をしていた工藤通彦と出会うところから2人の“不倫”の始まりが描かれる。今回主人公の水越麻也子を演じるのは栗山千明。栗山さんがテレビ朝日のドラマに出演するのは、今回と同じ金曜ナイトドラマ枠で2010年に放送された「熱海の捜査官」以来6年ぶりとなり、テレビ朝日で主演を飾るのは今作が初となる。今回の役どころについて「女性ならではの揺れ動く心情を表現する役を演じるのは今回が初めてで、どんな自分が飛び出すか分からない。かつて見たことのない栗山千明をお見せできるかと思います!」とコメントしている栗山さん。麻也子役でみせる新境地に期待が高まる。そして麻也子の不倫相手である工藤通彦を演じるのは市原隼人。市原さんはテレビ朝日の連続ドラマ初出演にして栗山さんとも初共演。今までにない組み合わせのなか「皆さんの目を釘付けにして、時間を止めてしまうような表現を模索していきたい」と闘志を燃やす市原さんが全身全霊で表現する通彦の情熱と男の身勝手さにも注目したい。そして麻也子の夫・水越航一を演じるのは「SMAP」の稲垣吾郎。ドラマ「信長のシェフ」の明智光秀役や映画『十三人の刺客』の悪役まで高い演技力であらゆる役柄をこなす稲垣さんが、超潔癖&極度のマザコンという“夫”を今回熱演。「ここ最近は生活感のない役が続いたこともあり(笑)、人間のリアルな気持ちを演じるのがすごく楽しみ。面白いキャラクターにして、ドラマ全体をかき混ぜていきたい!」と意気込みを語る稲垣さんの“ダメ夫”ぶりも目が離せない。また栗山さん、市原さん、稲垣さんのほか、麻也子の最初の不倫相手である敏腕広告マン・野村健吾に成宮寛貴。麻也子の大学時代からの友人・竹田久美には高梨臨。麻也子の大学時代からの友人・遠山玲子を演じるのは数々のエロティックな発言が話題を振りまいている橋本マナミ。さらに萬田久子や、六角精児、光石研ら豪華なキャストが顔をそろえた。ドラマ「不機嫌な果実」は29日(金)23時15分~テレビ朝日系で放送(※一部地域を除く)。(笠緒)
2016年04月29日林真理子氏の傑作不倫小説を約20年ぶりにドラマ化!ということで話題の『不機嫌な果実』が4月29日、ついにスタートしますね。人妻である麻也子(栗山千明さん)が情熱的な音楽評論家・通彦(市原隼人さん)との“禁断の愛”に溺れていく姿を描く泥沼恋愛劇…今から心待ちにしている人も多いのではないでしょうか?◆結婚、恋愛…理想のお相手は?この作品が様々な恋愛模様を描くラブストーリーであることにちなみ、先日の記者会見では、メインキャスト6人(栗山千明さん、市原隼人さん、高梨臨さん、橋本マナミさん、成宮寛貴さん、稲垣吾郎さん)に「(この中で)結婚するなら誰?」「恋人にするなら誰?」「友達にするなら誰?」と質問。それぞれが理想の相手を答えました。その結果、両思いになったのは…【結婚カップル】市原さん×高梨さん【恋人カップル】栗山さん×成宮さん橋本さん×稲垣さんそして、劇中で夫婦を演じる栗山さんと稲垣さんは、お互い「友達」に選ぶというまさかの事態に!二人ともクールでミステリアスなイメージですが、栗山さんは実は明るくて気さくな性格、稲垣さんも陽気で自他ともに認めるおしゃべりということなので、意外と気が合うのかもしれませんね。栗山さんも稲垣さんもガンダム好きらしいし。◆出演者の恋愛観をチェック!ところで、6人のプライベートの恋愛は?女性誌で不動の人気を誇るカリスマ占い師・水晶玉子さんが監修するモバイルサイト『水晶玉子のオリエンタル占星術』の占いを用いて、栗山さんをはじめとするキャストの恋愛傾向をチェックしてみました。女性は「恋愛カルマ」、男性は「恋愛観」を占っています。◆【畢宿】栗山千明の恋愛カルマ栗山千明さん(1984年10月10日)は、一度決めたことは時間がかかってもやりぬく意志の強さを持つ【畢宿】“「恋人のことを考えて行動できるようになる」には意思疎通が大切。人のために何かをなしとげることができれば、その後の人生も大きく変わってくるはず。自分のことばかりにかまけていると、結局運勢を下げてしまう結果に。恋人の意見をしっかりと聞いて考えを変えるくらいの柔軟性が大事です。”意志が強い分、人に合わせられないところがあるよう。確かにマイペースで人に媚びない女性って感じはしますよね。◆【胃宿】高梨臨の恋愛カルマ高梨臨さん(1988年12月17日)は貪欲で、学んでも学んでも満足することのない知識欲を持つ【胃宿】“イライラしがちで恋人に対しても憤りを持つことが多いので、「私憤を公憤に変える」=「八つ当たりをなくす」のが大事。気に入らないことがあるなら、冷静にその原因を探し、恋人との関係だけでなく、社会と自分たちの関わりにも目を向けるべき。本当に怒っているのは恋人に対してではないと気づくはず。”クールなイメージだけどプライベートでは意外と熱い人?相手がドMでもない限り、八つ当たりはしないほうがいいかも…。◆【女宿】橋本マナミの恋愛カルマ橋本マナミさん(1984年8月8日)は学ぶことが大好きで、自分の居場所を着々と作っていく【女宿】“他人にも自分にも厳しいので「どれだけ優しい気持ちを持てるか」が大事。現実的なのは悪いことではないけれど、少し行きすぎているようです。恋愛においてシビアすぎるのはいただけません。もっと夢を見たり甘えたりしてもいいはず。小うるさく言うことで気を遣っていると思い違いをしないようにしてください。”愛人キャラでブレイクした橋本さんは、実はリアリスト?男を甘えさせるのは上手でも、自分は甘えないタイプだったとは!◆【觜宿】市原隼人の恋愛観市原隼人さん(1987年2月6日)は話し上手だけど、自分についての核心部分は秘めたままの【觜宿】“人を丸めこむのが得意でマイペースな恋愛をします。恋愛の仕方が少し変わっていて、口説くスタイルがまさに説得ワザ。わかったようなわからないような論拠で相手を納得させてしまいます。「好きな人がいないなら、今絶対に付き合っておくべきだよ」などと変な理屈をつける天才。”直球勝負する熱い男!というイメージの市原さん。奥さまの向山志穂さんも、説得ワザで口説いたのでしょうか?◆【星宿】成宮寛貴の恋愛観成宮寛貴さん(1982年9月14日)はユニークな考え方を持ち、既成の価値観に依存しない【星宿】“こだわりの恋愛スタイルがあり、その形にハマらなければ、たとえ愛していても別れることができる人。またいつもオープンで恋愛をしたいタイプ。秘密にしておかないといけない恋もオープンにしてしまうところもあります。たとえ不倫や浮気であっても隠れてコソコソするのは自分のプライドが許しません。”確かにこだわりの恋愛スタイルがありそう!誰もが「ええっ?」と驚くような熱愛報道が出る日が待ち遠しいですね。◆【井宿】稲垣吾郎の恋愛観稲垣吾郎さん(1973年12月8日)は理論的で努力家、人生の後半に行けば行くほど豊かな人生を送れる【井宿】“恋愛の主導権を恋人に渡すタイプ。自分の意見をあまり言わないようです。でもこれは本当の心を開いていないからとも言えます。たとえお付き合いしていても、どこかよそよそしい感じがするでしょう。また恋人をアクセサリーのように考えているところがあります。恋愛を野心に利用します。”恋人にも心を開かない…そういうイメージはあるかも。主導権を相手に渡し、従いつつも本心では納得していないような。いかがでしたか?こうして見ていくと、占い結果と本人のパブリックイメージが結構一致している感じがしますよね。今回用いた占いは、生まれた時の月の位置から人を27種類の宿(タイプ)に分け、その人の本性や運勢を導き出す「宿曜占星術」。みなさんの自分の宿が何だかご存知ですか?よかったら、自分や気になる人の宿を調べて「恋愛カルマ」や「恋愛観」を占ってみてくださいね。知らなかった一面を発見できるかもしれませんよ!監修者紹介水晶玉子(すいしょうたまこ)FRaU、ananで不動の人気を誇るカリスマ占い師。幼いころから占いに興味をもって、東洋、西洋の枠を超え、数々の占術を研究。オリジナルな視点にたった解説は的中率も高く、またわかりやすいことから、多くのファンを持つ。
2016年04月28日金曜ナイトドラマ「不機嫌な果実」(テレビ朝日系/4月29日スタート)の制作発表記者会見が4月19日(火)、テレビ朝日にて開催され、SMAPの稲垣吾郎、栗山千明、市原隼人、高梨臨、橋本マナミ、成宮寛貴、原作の林真理子が登壇した。「不機嫌な果実」は、林さんの同タイトルの不倫小説が原作。夫から女として見てもらえなくなり、不満を募らせる主人公・麻也子を栗山さんが熱演する。市原さんが、麻也子に情熱的な愛を注ぎ、危険な恋の道へといざなっていく音楽評論家・工藤通彦を演じる。さらに、稲垣さんが、結婚して5年となる妻・麻也子に冷たく当たる極度のマザコンでおまけに潔癖という水越航一役。“とんでもない秘密”を持つ麻也子の友人を高梨さんが、主婦モデル・人気ブロガーとして活躍する麻也子の友人を橋本さんが、独身時代の麻也子の不倫相手を成宮さんが演じる。会見では、作品にかける意気込みが語られた。ドロドロの恋愛劇で主演を務める栗山さんは、「麻也子の不機嫌な要因に共感して頂いたり、ユーモアあふれるシーンにニヤッとしてしまったりして頂けると思います。金曜の夜に日頃のストレスを発散できる内容になっていると思いますので、ぜひ、ご覧ください」とあいさつ。「セクシーなシーンももちろんあるのですが、照れる方が恥ずかしいというのもあるので、楽しみながら演じています」と濃厚シーンに挑んでいる心境を告白した。稲垣さんは、「脚本を読んで、情熱的なピアニストの役(=市原さん)かなと思ったのですが。もしくは、イケメンプレイボーイの役(=成宮さん)かなと思ったのですが、まさかのマザコンダメ男のダンナの役で。『ああ、こういうの求められているんだな』と(笑)」などと笑いを誘った。「最近、僕が個人的に、どちらかというと少しコミカルな役だったりとか、ちょっとミステリアスでクールな主人公の敵役みたいなのが多く、こういう男女の等身大のラブストーリーは久々なので、楽しくやらせて頂いています」と目を輝かせた。市原さんは、林さんの原作を読んで、今まで知らなかった女性の一面に触れて赤面したという。栗山さんとの共演場面について、「監督から『中学生のように初々しい恋をして欲しい』と言われました。みなさんが好きな方と一緒にやりたくなるような、『ああ、こんなことしておけばよかったな』、『こんなことしたかったな』と思うようなシーンが多いので、自分自身、楽しんでやらさせて頂いております」と撮影の様子を紹介した。成宮さんは、「栗山さんとは本当にエロティックなシーンが多いので、お互いにどこまでいけるかな…という感じです。僕は相手なので栗山さんに安心してもらいたいし、僕も安心してほしい。その2人で作っていく感じがすごく楽しいです」と楽しみながら撮影に挑んでいる様子を明かした。栗山さんは、撮影の空き時間に、市原さん、成宮さんとコミュニケーションを取り、また、現場では、成宮さんのことを「セクシー先生」と呼んで演技の助言を受けているエピソードを明かした。会見でも、成宮さんを振り返ったり、市原さんと目を合わせたりし、仲睦まじい様子を随所で見せていた。そんな様子を目の当たりにした稲垣さんは、「僕は今、非常に不機嫌です。横に妻(=栗山さん)がいるのに、成宮君と2人でラブシーンをやりあっているとかさ、『お互いどのくらいやろうかって話し合っているんです!』って。あなたねえ、ダンナを目の前にして!」と役に成り切って、栗山さんたちの“イチャイチャぶり”にチクリ。「おかしいですよ。さっきから話していることが(笑)」と笑いを誘いつつ、「僕は不倫される立場なのですが、展開としては、今後、僕もいろいろありますから!」とニヤリ。「セクシーなシーンも」と付け足し、劇中での活躍を予感させた。会見では、キャストたちに、「結婚するなら誰?」「恋人にするなら誰?」「友達にするなら誰?」との質問が向けられ、登壇者の中から回答する企画が行われた。稲垣さんは「結婚するなら誰?」の質問に「高梨さん」と回答。同じく「結婚するなら誰?」に「高梨さん」と回答した市原さんは、「前に(高梨さんと)共演させて頂いたのですが、芝居に対してもすごくまじめで、女性として凛と背筋を張って、ちゃんと家庭を守ってくれそうな感じだったので」と実感を込めて語った。その高梨さんは、「今回やらせて頂く役は実年齢よりも5歳ほど年上の役で、毎日、自分の中で少しずつ背伸びをしながら演じさせて頂いています」と言い、「まだ内容は言えないのですが、初めての体験などもあります。監督やマネージャーに、初々しさが出過ぎていると言われていますので、このドラマとともに、そういうシーンでも成長していけたらと思います」と過激シーン(?)にも挑戦していることを匂わせた。橋本さんは「若い男性と不倫をしまくる人妻の役」とのこと。「現場に行くたびにキスシーンやベッドシーンなど、『地上波でここまでやっていいんですか?』というくらい濃厚なシーンばかりです。ドキドキしながら演じさせて頂いています。今、不倫がすごく厳しい時代なのでこのドラマを見て、みなさんが疑似体験をして頂けるようなものになればいいなと思って、がんばって演じさせて頂きたいと思います」と笑顔を見せた。金曜ナイトドラマ「不機嫌な果実」は、4月29日スタート。毎週金曜夜11時15分から。(竹内みちまろ)
2016年04月19日SMAPの稲垣吾郎が19日、東京・六本木のテレビ朝日で行われた、同局系ドラマ『不機嫌な果実』(29日スタート、毎週金曜23:15~24:15 ※一部地域を除く)の制作発表会見に登場。妻役の栗山千明と不倫相手役の成宮寛貴が、エロチックなシーンの撮影を振り返るのを聞いて「僕は今、非常に不機嫌ですね」とやきもちを焼いた。このドラマは、稲垣演じる夫・航一に女として見てもらえなくなり、結婚生活へ不満が募った、栗山演じる水越麻也子が、情熱的な音楽評論家・工藤通彦(市原隼人)と"禁断の愛"に溺れていく様を描く濃厚なラブストーリー。林真理子氏の不倫小説を約20年ぶりに連続ドラマ化する。成宮は、麻也子の最初の不倫相手役で、撮影はエロチックなシーンが多く、「お互いどこまで(セクシーな表現が)行けるかな?って話し合いながらやってます。僕は栗山さんには安心してもらいたいですし、僕も安心したいので、その2人で作っていく感じがすごく楽しいです」と、撮影の様子を生々しく明かした。これを横で聞いていた稲垣は「僕は今、非常に不機嫌ですね」と不満顔。「横に妻(役の栗山千明)がいるのに、成宮くんと2人でラブシーンやりあってるとかさぁ、『お互いどれくらいやろうかって話し合ってるんですよ』って、あなた旦那の目の前で…(笑)」と苦笑いしながら、「役に入ってますから、僕は」と言って成宮に苦情を入れた。稲垣は、今回の脚本を読んで「最初は情熱的なピアニストの役(市川)か、もしくはイケメンのプレイボーイの役(成宮)かと思ったんですけど、まさかのマザコンダメ男の旦那の役で、あぁこういうの求められるんだな(笑)。そういう時代なのかな…」と恨み節。その後、自暴自棄になってしまったのか、キャストへのアンケート企画で「恋人にしたいタイプ」を橋本マナミと互いに指名し合う結果が出ると「つきあっちゃおうか?」と誘いだし、同企画で成宮が原作の林真理子氏を「友達にしたいタイプ」に指名すると、「本当は僕も林さんですよ。つきあっちゃいましょうか?(笑)」と、手当たり次第にラブコールを送っていた。この会見では、水越夫妻が幸せだった頃の稲垣と栗山の結婚写真を公開し、それを不倫相手役の成宮と市原がコメントする場面も。稲垣は「すごいプレイですね(笑)」と企画にツッコミを入れるも、成宮は「僕はこの幸せそうな結婚写真を見てもなんとも思わないです(笑)」、市原も「僕はまっすぐすぎて、旦那がいても関係ないですから(笑)」と、稲垣に余裕の風格を見せつけた。そんな稲垣も、妻にひた隠すとんでもない秘密を持っている役柄。「今後僕もいろいろありますから。セクシーなシーンも。もう黙ってないぞっていう感じです」と、自身が起こす波乱を予告していた。
2016年04月19日女優の栗山千明が19日、東京・六本木のテレビ朝日で行われた、同局系主演ドラマ『不機嫌な果実』(29日スタート、毎週金曜23:15~24:15 ※一部地域を除く)の制作発表会見に登場。エロチックな共演シーンが多い成宮寛貴を、撮影現場で"セクシー先生"と呼んでいることを明かした。このドラマは、夫・航一(稲垣吾郎)に女として見てもらえなくなり、結婚生活へ不満が募った、栗山演じる水越麻也子が、情熱的な音楽評論家・工藤通彦(市原隼人)と"禁断の愛"に溺れていく様を描く濃厚なラブストーリー。林真理子氏の不倫小説を約20年ぶりに連続ドラマ化する。成宮は、麻也子の最初の不倫相手役で、撮影は「本当に栗山さんとはエロチックなシーンが多い」という。そんな成宮について、栗山は「現場では監督含め、"セクシー先生"と勝手に呼んでいまして…」と紹介。成宮がモニターを見ながら「この角度の方がきれいだ!」とアドバイスするなど、セクシーシーンを指南していることを明かし、「セクシーなシーンで、実際に結構頼らせていただいてます」と、感謝の言葉を伝えていた。今作は、ほかの出演者たちにもエロチックなシーンが多く、同席した原作の林真理子氏は「(原作を出版した)当時、『なんて下品なことを書くんだ』とずいぶんたたかれましたけど、あれから20年たちまして、(今作の)脚本を読ませていただきましたら、もっと過激になっていまして、ドキドキドキドキしています」と興奮。麻也子の大学時代からの友人・竹田久美役の高梨臨は「内容は言えないんですけど、初めての体験もありまして、監督とかマネージャーさんとかに『初々しさが出過ぎている』と言われるので、このドラマとともに、そういうシーンも成長していければ」と語る。さらに、同じ大学時代からの友人で、こちらも不倫している遠山玲子役の橋本マナミは「毎回現場に行くたび、キスシーンやベッドシーンが、地上波でここまでやっていいんですか?っていうくらい濃厚なシーンばかりで、私もドキドキしながら演じさせていただいております」と、"国民の愛人"ながら驚き、「このご時世、今、不倫がすごく厳しい時代なので、このドラマを見て皆さんが疑似体験していただけるようなものになれば」と意気込みを示した。
2016年04月19日東野圭吾の人気小説『疾風ロンド』が阿部寛主演で映画化されることが決定した。超危険生物兵器の行方を探すという使命を背負わされてしまった“何だかちょっと頼りなく、とにかくツイテない”主人公の物語で、『サラリーマンNEO』『あまちゃん』を手がけた吉田照幸が監督を務め、サスペンスの中に、コミカルなエッセンスを吹き込んだエンターテイメント作品になるという。その他の画像原作は2013年に発売された17年ぶりの文庫書き下ろし小説で、100万部突破のベセトセラーとなった人気作品。東野原作の『新参者』『麒麟の翼~劇場版・新参者~』では切れ者の刑事を演じた阿部だが、今回の役は、大学の医科学研究所に勤める研究員の栗林和幸。仕事はいまひとつ、家庭でも思春期の息子とのギクシャクした関係に悩んでいる、阿部いわく「最近、あまり演じていないような、ちょっとドタバタとしたキャラクター」だという。阿部は「東野さんの原作なのですが、いい意味のドタバタ感があり、スキー場を舞台にしたアクションもたくさんある」といい、「その東野さんの原作を『サラリーマンNEO』などを手掛けた鬼才の吉田監督が、どうやって作品を仕上げていくのかという期待があります。だからこそ、この作品を引き受けました」と明かす。本作は4月中旬のクランクアップを目指して現在、撮影中。「色々な事件が周りで起きて、それらに振り回されながら話が展開していきます。栗林はある種の受け手なので、その中でどんな面白いことができるかを監督と相談しながら演じています。撮影の途中なのでまだ判りませんが、爽快なアクションコメディが撮れているんじゃないかなと僕も期待しています」とコメント。吉田監督は「これまでの自分の作品は集団劇みたいなことが多く、完全に主役の方がひとり立つ事はあまりありませんでした。阿部さんは、ひとりで立つというパワーがある方だなと、最初率直にそう思いました」と話し、「僕がやってきたのは、真面目にやって笑えるということなんです。ですので、真面目なキャラクターであればあるほど楽しく、しかも共感が得られるという、見世物としての笑いではなく共感して笑えるコメディなんです。そういう意味で、阿部さんは、やっぱり破壊力があります」と語っている。東野は「執筆中から映像化されるといいなと思っていました。でもおそらく無理だろうと諦めていました。撮影が困難だということは、素人でもわかるからです。それだけに今回の映画化には驚きました」といい、「小説を読んだ多くの方が、『これを映像で見てみたい』と思ったのではないでしょうか。その夢が叶う時がきました。関係者の一人によれば、例の雪上チャンバラシーンは、『世界にも通用するレベルの迫力』だとか。目にできる日を楽しみに待ちましょう。」と期待を寄せている。『疾風ロンド』11月26日(土)全国公開
2016年04月13日ロック・ヴォーカリストのT.M.Revolutionこと西川貴教が4月6日(水)、都内某所にて「株式会社突風」事業説明会を開催し、「AKB48」を4月8日(金)に卒業する高橋みなみの特別顧問就任と、経済評論家・森永卓郎の相談役就任を発表した。ソロプロジェクト・T.M.Revolutionとしてデビューした西川さんは2016年5月にデビュー20周年を迎える。デビュー20周年関連事業を柔軟かつ機動的に行う体制を構築するため「株式会社突風」を4月1日に法務局にて登記設立し、西川さんが代表取締役社長に就任した。イベントでは、西川さんから新会社の事業内容や展望が語られた。株式会社突風は、「ひとに、社会に、地域に、風を吹かせたい。」をコーポレートスローガンに掲げ、西川さんがT.M.Revolutionとして20年間培ってきたノウハウを社会にオープンソース化し、事業を展開するという。ノウハウ活用の内容として、「表現」(セルフプロデュースや自身のマネージメント会社の経営などで得た表現の磨き方)、「モチーフ」(T.M.Revolutionの衣装、楽曲、PV、アートワークなどコミュニケーションを生み出すモチーフ)、「声」(T.M.Revolutionの楽曲を届けてきた声)の3点から、人、社会、地域にアプローチしていく方針が示された。計画中の具体的施策として、T.M.Revolutionの衣装を手軽に楽しめる「ホットリミットスーツ(簡易版)」の商品化と、ホットリミットスーツを身にまとった西川さんのアーティスト写真を、定められた条件の元(滋賀県への観光客誘致に寄与するものであるなど)、西川さんの出身である滋賀県内の企業が使用できる企画「地域活性プロジェクトwith滋賀県」が発表された。「ホットリミットスーツ(簡易版)」は現在制作中で、西川さんから、同商品が、パーティーなどに留まらず、日常やビジネスなど様々なシーンで新たなコミュニケーションを生み出すのではないかとの考えが示された。「地域活性プロジェクト with滋賀県」については、西川さんは、「滋賀県内の企業様にはどんどん面白い看板や広告を作っていただき、それを見たさに滋賀県への観光客が増えてくれれば成功ではないかと考えております」と展望を語った。イベントでは、新会社の社員募集とともに、高橋さんの特別顧問就任と、森永さんの相談役就任が発表された。高橋さんの起用理由について、西川さんは、総監督として「AKB48」をトップアイドルグループに押し上げたリーダーシップや親交の中で知った人柄の良さなどを「活用できないかなと思いました。これから(AKB48を離れて)ひとりになっちゃうじゃないですか。もったいないなと思いまして」と明かした。高橋さんは、「(西川)社長には、5、6年の間、『リーダーとしてやってきたことを活かした方がよいのではないか?』という“くどき”はもちろん、いただいていたのですけれど、まさかこのような特別顧問という形で迎えていただけるとは。ありがたいなと本当に思っています」と目を輝かせた。西川さんと高橋さんは親交の深さがたびたび話題となることもあるが、報道陣から「第2のスタートを貴教さんと?」との質問が向けられる一幕があった。西川さんは「なんで下の名前で呼ぶの?」と焦り始めたが、高橋さんは、「グループから卒業というタイミングで、ある意味、オファーといいますか、いただけたのは嬉しいです。ずっとお世話になってきた大先輩なので、これからは社長として尊敬しながらお力添えできればと思っています」と粛々とコメント。西川さんは「ありがとうございます。嬉しいです」と感銘していたが、高橋さんが「貴教とがんばります」とサービストークを口にすると、西川さんは「そういう言い方、すんなよ!」と悲鳴をあげていた。(竹内みちまろ)
2016年04月06日原作コミックと連動しシリーズ完結する『暗殺教室~卒業編~』の公開記念舞台あいさつが3月26日に、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催。主演の山田涼介をはじめ、二宮和也、菅田将暉、山本舞香、桐谷美玲、知英、成宮寛貴、椎名桔平、羽住英一郎監督が登壇し、同シリーズからの“卒業”に思いをはせた。『暗殺教室』公開記念舞台あいさつ/その他の写真翌年春の地球破壊を宣言する謎の生命体“殺せんせー”と、その暗殺を命じられた落ちこぼれ中学生“3年E組”の奮闘と成長を描く。昨年公開された映画第1弾は、興収27.7億円のスマッシュヒット。この度、原作者・松井優征氏による連載の完結が発表され、放送中のテレビアニメ第2期&『暗殺教室~卒業編~』と連動した“衝撃ラスト”を迎えることになった。前作で映画初出演・初主演を果たした山田は、主人公・潮田渚役で続投し「僕にとって、『暗殺教室』は最初で最後の初主演作。感慨深いですし、今日で渚という役柄、ここにいる皆さんとお別れなのでさみしいですよ」と思わずしんみり。クランクアップ時には、共演したE組メンバーに“感謝の手紙”をしたためたといい、「みんなに思い出を残してあげたいなと思った」と感謝の意を示した。山田からの手紙を受け取った菅田は、「座長の愛情を感じました」と感無量。「これからお互い長いし、今後もいろんな作品で一緒になるはず。山田涼介という俳優の初映画で、ずっと横にいられたんですから」とさらなる共演に意欲を燃やした。一方、前作で声のみの出演だった二宮は、本作では殺せんせー誕生のカギを握る殺し屋役で実写出演し「まさか現場にお邪魔する日が来るとは思っていなかった。とても楽しかったです」と満面の笑み。最近、後輩・山田を自宅に招待し、しゃぶしゃぶをごちそうしたそうで、「いやいや、そんな話やめましょうよ」と謙そんしたが、山田が「298円の肉でしたよ」と暴露すると、会場は大爆笑。舞台あいさつの模様は、全国180の劇場で生中継されており、倹約家で知られる二宮は「全国の皆さんが見ているんだから、やめて」と大慌てだった。『暗殺教室~卒業編~』公開中
2016年03月26日3月27日(金)に公開初日を迎えた『暗殺教室-卒業編-』公開記念舞台挨拶が3月26日(土)に行われ、主演の山田涼介をはじめ。二宮和也、菅田将暉、山本舞香、桐谷美玲、知英、成宮寛貴、椎名桔平、 羽住英一郎監督が出席した。累計発行部数2,100万部を超える人気漫画の映画化第2弾。地球破壊を企てる謎の生物“殺せんせー”の暗殺を命じられた落ちこぼれ高校生たちの成長物語を描いた前作に続き、今作では、暗殺のタイムリミットが迫る中、生徒たちが導き出した答えや地球の命運が、殺せんせーの悲しい過去とともに描かれる。前作の撮影から約1年半、主人公・潮田渚役として駆け抜けた山田さんは「僕にとって初主演映画は『暗殺教室』が最初で最後なので感慨深いです」としみじみと語ると、「役とのお別れもそうですけど、今日でキャスト・スタッフの方とお別れなので寂しいです」としんみり。山田さんはクランクアップのときに生徒役のキャスト全員に手紙を書いたそうで、菅田さんは「その人その人に向けた感謝の言葉」が綴られていたことを明かしつつ「座長の愛情」を感じたことを打ち明ける。そして、「これから長いもんな。臭い話、これからいろんな作品(を一緒に)やるでしょう」と話す菅田さんは、「山田涼介という人間の初映画でずっと横にいさせてもらったことが、将来効いてくればな…」と真摯に語り、山田を「うれしいです」と照れさせた。そんな真面目なトーンの両者と違い、明るい表情で舞台に立つ二宮さん。前作では殺せんせーの声のみの出演だったが、本作では殺せんせーの過去の姿である殺し屋・死神役も演じており、「現場にお邪魔する日が来ると思っていなかったので、楽しかったです」とにっこり。また、おごらないことで有名な二宮さんは、以前行われた本作会見でスタッフ・キャストに焼肉をおごったことが伝えられたが、今回は山田さんを自宅に招き、しゃぶしゃぶを振る舞ったことがMCから紹介されてご満悦。とはいえ、肉の値段が「298円でしたよ」と山田さんから暴露されて大慌て。舞台あいさつの模様は全国180の映画館に中継されており。二宮さんは、「やめて!全国の皆さん!」と観ることを制止するようなジェスチャーで会場を沸かせた。この日は、原作者の松井優征からのキャストの演技力や羽住監督の仕事ぶりを称えたサプライズメッセージも紹介され、山田さんたちは感激の面持ちで聞き入っていた。『暗殺教室-卒業編-』は全国にて公開中。(鶴見菜美子)
2016年03月26日大人気コミックを実写映画化し、興収27億円超えのヒットを記録した映画『暗殺教室』から1年。待望の続編にして完結編・映画『暗殺教室~卒業編~』がついに完成した。主演の山田涼介が、“殺せんせー”、そして苦楽をともにした3年E組との別れを語る。■「迷い」から「責任」へ ― 主人公・潮田渚=山田涼介の成長1年後の地球破壊を宣言し、椚ヶ丘中学校の落ちこぼれクラス3年E組の担任教師となった謎のタコ型超生物(通称:殺せんせー)。主人公・潮田渚らクラスメイトは、地球を救うため、“担任の暗殺”という超難関ミッションを国家に託される。公開を控える映画『暗殺教室~卒業編~』では、 謎に満ちた殺せんせーの悲しき過去が明らかになり、クラスは「暗殺か?救済か?」をめぐって、分裂。果たして、彼らは無事に卒業を迎えられるのか?「もともと原作のファンなので、前作は『本当に僕が適役なのかな?』という迷いがあるまま、現場入りしました。結果的にはその迷いが、当時の渚にマッチしていた。でも今回は、渚が何をすべきかハッキリしているので、脚本を読んだ段階で、前作と違う渚を演じられるという期待がありました。同じ役でこんなに変わるんですから、面白いですよね」。渚の成長は、そのまま山田さんの成長を意味しているのでは?「自分がどう変化したかは、言葉で説明するのは難しいですね。成長…というよりは、やっぱり責任感じゃないですか。前作が初めての映画出演で、しかも主演を務めさせていただきました。そして、今回があるわけで、これまで以上に『現場を任せていただいている』という意識は強くなっています」。■3年E組との再会、現場で目の当たりにした先輩のプロ意識山田さんをはじめ、旬な若手俳優がズラリ勢ぞろいするのも『暗殺教室』の大きな魅力。クラスメイトの菅田将暉、山本舞香、竹富聖花、加藤清史郎、橋本環奈らとの再会に加えて、マッドサイエンティスト・柳沢役の成宮寛貴、元3年E組担任の雪村あぐりを演じる桐谷美玲といった新キャストの参戦も作品に力強いインパクトを与えている。前作から続投の羽住英一郎監督率いる“羽住組”の鉄壁のチームワークも健在し、現場が一丸となった。「同級生とはいえ、年齢もバラバラ。それでも不思議な一体感があるのが、3年E組ですね。将暉とは格闘シーンに取り組んで。1週間くらい特訓しましたが、手数が多いから、ちょいちょい(手や足が)当たってしまう。それも本気でぶつかっている証拠。最初は2日間で撮る予定でしたが、スタッフさんのおかげもあって丸1日で撮り終えました」。前作で殺せんせーの声を務めた二宮和也が、今回は史上最強の殺し屋「死神」として出演している。「ご一緒するシーンはないんですが、(二宮さんの)クランクイン当日、現場にうかがいました。もちろん、邪魔はできないので、モニター越しに演技を拝見しましたが、改めて演技に臨む姿に『さすがだな、プロだな』って。特に“目力”には圧倒されます」。■ついに卒業…「正直、かなしい。美しくもはかない映画に仕上がった」出会った当初は暗殺のターゲットだったはずの殺せんせー。しかし、その熱心な指導ぶりは、3年E組のおちこぼれ生徒たちの心を次第に開いていった。そしてこの春、2012年から始まった「週刊少年ジャンプ」での連載と放送中のテレビアニメ第2期、そして映画が連動する形で、感動の“卒業”を迎えることになった。原作者の松井優征氏が、「連載開始から『これでなければ』という結末を決めていた」と力説するフィナーレとは?「いまの心境ですか?一言で表せば、さみしいですよ…。それに殺せんせーの優しさがにじみ出ているから、切なくなっちゃって。ただ、みんなが笑顔で終われるエンディングだとは思うので、ご覧になる皆さんにもそう感じてもらえるとうれしいですね。現場で、将暉と『スピンオフ的な短編でもあるといいね』って話をしたけど、さみしい証拠ですよね」。“俳優”山田涼介にとって、映画『暗殺教室~卒業編~』はどんな映画?「うーん、美しくもはかない映画…ですね。僕自身、どんな役でもこなせる俳優さんになりたいし、ならなきゃいけないと思っています。もちろんグループの活動もありますし、何事にもチャレンジする精神を忘れたくない。そう思えるきっかけは『暗殺教室』だし、やっぱり感謝しています」。(text:Ryo Uchida)
2016年03月24日『エヴェレスト 神々の山嶺』が3月12日に公開を迎え、主演の岡田准一をはじめ、阿部寛、尾野真千子、佐々木蔵之介、ピエール瀧、風間俊介、平山秀幸監督が初回上映後の舞台あいさつに臨んだ。『エヴェレスト』初日舞台あいさつ/その他の写真夢枕獏の世界的ベストセラーの長編小説を原作に、標高5000メートルを超えるのヒマラヤでのロケを敢行。世界一の山に魅せられた男たち、彼らに人生を翻弄される女の運命を壮大な自然の美しさの中で描き出す。映画を観終えたばかりの観客の完成に迎えられた岡田は「朝から観に来てくださってありがとうございます」と笑顔を見せた。「いかがでしたか?」と問いかけると大きな拍手がわき起こる。公開を迎え「1年前の撮影を思い出します。ネパールのみなさんをはじめ、協力してくださったみなさんの思いがあってこの場に立てていることを幸せに思います」と感慨深げに語った。阿部は「命がけでエヴェレストで撮影しました。その情熱を感じていただければ嬉しいです」と語り、風間は岡田と阿部を見やり「エヴェレストを登っているときの2人の目がとんでもないことになってました(笑)! いまの(壇上の)2人との違いを楽しんでください!」と呼びかけ笑いを誘った。改めて、初日を迎え感謝を伝えたい存在を尋ねると岡田は「この映画では阿部さんの背中を追いかけて、勉強させていただきました」と語ったが、それを受け阿部は「岡田くんを泣かせようかな?」とニヤリ。「山は大変でしたが、岡田くんが前を歩き、盛り上げ、全てのスタッフに優しく気を使ってくれました。僕より16歳も年下なんですけど、若い岡田くん、ありがとう!」と岡田への感謝を口にする。岡田は「今日はおれ、泣いてもいいですか…(笑)?」と感激を口にし会場は笑いと拍手に包まれた。そしてもう一人、感謝を伝えるべき存在、紅一点ながらもヒマラヤでの撮影に奮闘した尾野に、男性陣からホワイトデーの贈り物としてエヴェレストを模した88.48センチのケーキが贈られた。尾野は奇抜な形のケーキに驚きつつ、岡田の「現場で元気をいただきました!」という感謝の言葉に笑顔を見せた。『エヴェレスト 神々の山嶺』公開中
2016年03月12日俳優の阿部寛が、夢枕獏の人気小説を映画化した『エヴェレスト 神々の山嶺』(平山秀幸監督)に出演。日本映画史上初となるエベレストでの現地ロケを敢行した本作で、伝説的な孤高のクライマーにして、人生すべてをエベレスト登頂にかけた男・羽生丈二を熱演し、圧倒的な存在感を放っている。その他の画像山岳カメラマンの深町誠(岡田准一)は、イギリスの著名な登山家が残したカメラをもとに、彼がエベレスト初登頂に成功したかという登山史上最大のミステリーを追っていた。そんな深町がネパールの首都カトマンズで出会ったのが、阿部演じる羽生丈二。エベレスト登頂に対する羽生の狂気にも似た情熱は、やがて深町の人生をも呑み込んでいく。高地順応を含めると、およそ1か月にわたり標高5200メートルのロケ現場で“極限のリアル”を求め続けた本作の撮影。現地入りを前に、筋力アップや低酸素ルームでのトレーニングも積んだが、「いざ“上”に行くと自分を取り巻く環境は予想以上に過酷だった」と振り返る。それでも、「エヴェレストという大舞台に立ち、大自然を相手に芝居ができる。役者にとっては最高の環境ですよ」と瞳はキラキラと輝いていた。羽生という男を演じて、感じ取ったのは「どんな窮地に追い込まれても、絶対にあきらめない精神力」だといい、「生きる情熱とは何なのか?この映画に出演したことで、より深く考えるようになったし、今後の人生のテーマになった」と静かに、しかし熱をこめて語る。阿部自身も、俳優として確固たるキャリアを築きながら、決して守りに入らない。「あえて厳しい道を選びたいという気持ちは、常にありますね。綱渡り状態のほうが絶対面白いし、ピンチだからこそ見えてくる選択がある。もちろん、今回はいつも以上に不安がありましたが、それ以上に撮影を楽しみにしている自分がいた。羽生じゃないけど、『この窮地をどう乗り越えるか?』って考えるほうが燃えますよ。だからこそ、自分の気持ちを緩めちゃいけないと思っています」(阿部)。『エヴェレスト 神々の山嶺』3月12日(土)全国ロードショー取材・文・写真:内田涼
2016年03月10日2015年上半期邦画実写観客動員ランキング第1位を獲得した映画『暗殺教室』の続編、『暗殺教室~卒業編~』の製作報告会見が2月22日(月)、東京国際フォーラムにて行われ、主演を務める山田涼介のほか、出演する二宮和也、菅田将暉、山本舞香ら総勢10名が華やかに登壇した。『暗殺教室~卒業編~』は、マッハ20の超速度で動き回るタコ型の謎多きキャラクター・殺せんせーを暗殺するミッションを請け負った、3年E組の生徒たちの心の葛藤や成長を描いた物語。迫りくるタイムリミットの中で、殺せんせーの衝撃の正体が明かされていく。第1作目から主人公・潮田渚役を続投した山田さんは、「前作はすごく目立たない子でわりと弱々しい部分を表に出していたんですが、今作では成長して男らしい渚が見れるんじゃないかなと思います」と、自信をのぞかせた。また、菅田さん演じる赤羽業(カルマ)との決闘シーンが大変だったと話すと菅田さんも大きく頷いた。菅田さんは「1日半~2日かかるところを1日で撮影したんです。それくらい集中して。監督のシチュエーション作りがすごいから、風とかもう…すごくて。土煙で目もあけられないくらい」と話すと、山田さんも「そうそう!」と同調し「TVでしか見ないようなやつだよね」などと振り返っていた。現在22歳の山田さんは学生役を演じることについて「まだまだ捨てたもんじゃないなと思った」と不敵な笑みを浮かべながら、先輩である二宮さんに何歳まで学生役を演じていたかを尋ねると、二宮さんは「俺、この間中学生の役やったよ」と余裕しゃくしゃくで山田さんに返した。一方で、昨日(2月21日)が誕生日で23歳を迎えた菅田さんは、当日の過ごし方について触れ、「仕事があったんですけど、僕、三兄弟の長男なので三男坊に『23歳やなあ。もうおっさんやな』と言われて、高校生からしたらおっさんなんだって思った」と肩を落としていた。会見では、山田さんが二宮さんのすごいところについて話す一面も。山田さんは、「これはいい意味で、ものすごく普通な方なんです。日本を代表するアイドルグループでやっているにも関わらず、壁がないと言いますか。人間味というか、その深さなのかなと思います」と手放しで褒め、さらには撮影中に焼肉を奢ってくれたエピソードも披露。すると二宮さんは「やめましょうよ」と言いながらも思い直したようで、「山田くん言いなさい、ちゃんと」と詳細に話すように促すと、山田さんが「嵐の櫻井くんに話したら、『嘘だろ』と言われました(笑)」と明かし、会場が笑いに包まれた。会見にはそのほか、桐谷美玲、知英、成宮寛貴、椎名桔平、原作者の松井優征、前作より引き続き監督を務めた羽住英一郎も出席した。『暗殺教室~卒業編~』は3月25日(金)より全国東宝系にて公開。(cinamacafe.net)
2016年02月22日コミックス累計発行部数が2000万部を突破した人気漫画『暗殺教室』の連載が3月に完結することがわかった。2月22日発売の週刊少年ジャンプ・12号にて、「ラストまであと5回」と発表。同日、都内で実写映画『暗殺教室~卒業編~』(羽住英一郎監督)の完成報告会見が行われ、原作者の松井優征氏が、「連載が始まった当初から『これでなければ』という結末を決めていた。前作以上に、映画にも関わらせていただき、満足いく脚本になった」と思いを語った。その他の写真翌年春の地球破壊を宣言する謎の生命体“殺せんせー”と、その暗殺を命じられた落ちこぼれ中学生“3年E組”の奮闘と成長を描く同シリーズ。2012年に連載がスタートし、2015年にはテレビアニメ第1期の放送及び、映画第1弾が公開され、興収27.7億円のヒットを記録。この度、連載完結が発表されたことで、放送中のテレビアニメ第2期&『暗殺教室~卒業編~』と連動した“衝撃ラスト”を迎える。「まったく同じ“卒業”のタイミングで、原作と映画が同じエンディングを迎えるため、半年くらい前から(連載の)ストーリーや台詞、ビジュアルや演出を決めて、映画と共有させてもらった。羽住監督が原作を大切にしてくれたおかげ」と松井氏。一方、羽住監督は「お互いに狙いを共通しながら、未知の試みに挑んだ。連載を読み終わった読者が、どんな気持ちで映画を見るか予想できない難しさがあった」と振り返った。会見には松井氏と羽住監督に加えて、主演の山田涼介、二宮和也、菅田将暉 山本舞香、桐谷美玲、知英、成宮寛貴、椎名桔平が出席。主人公・渚を演じる山田は「前作に比べて、男らしい役作りを心がけた」といい、「中学生役でしたが、正直まだまだ捨てたもんじゃないなと(笑)。今は『暗殺教室』に出会えて、感謝しかない」と語った。一方、前作では、殺せんせーの声のみの出演だった二宮は、「知られざる殺せんせーのエピソードの一端になれて光栄」と“生身の出演”に感激しきり。後輩・山田については「お芝居はもちろん、グループの活動もコンスタントにこなしていて、すごい」と太鼓判を押した。『暗殺教室~卒業編~』3月25日(金)全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2016年02月22日「Hey!Say!JUMP」山田涼介、菅田将暉ら若手俳優陣に加え、二宮和也、桐谷美玲、成宮寛貴ら豪華俳優陣の出演でも話題の映画『暗殺教室~卒業編~』。この度、主題歌を前作に引き続き「せんせーションズ」が担当し、そのビデオクリップには、かつてせんせーションズの指導教官であり暗殺界の影のフィクサーであるマスター“B”としてボブ・サップが出演することが分かった。1年後の地球破壊を宣言するも、なぜか椚ヶ丘中学校の落ちこぼれクラス3年E組の担任教師となった謎のタコ型超生物・通称、殺せんせー。潮田渚ほか3年E組の生徒たちは地球を救うため、この超生物の暗殺を国家に託されている。新学期を迎え、残された暗殺の時間も僅か。そんなある日、息を潜め、ずっとその機会を待っていた1人の暗殺者が正体を現す。それはE組、茅野カエデ。黒い触手を殺せんせーに向けながら彼女は言い放つ。「雪村あぐりの妹と言えば分かるでしょ」そして、殺せんせーはついに自分の過去を語りだした。殺せんせーの衝撃の悲しき過去を知った生徒たち。そしてついに動き出す“殺せんせー暗殺最終作戦”。最後に生徒たちが導き出した答えとは?彼らは無事に卒業を迎えることが出来るのか…。原作は、「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)にて連載中、コミックス累計発行部数が2,000万部を超えた人気漫画「暗殺教室」。2015年3月に実写映画化され、本作はファン待望の続編にして完結編となる。主人公・潮田渚役の山田さんや、赤羽カルマ役の菅田さんら前作からの続投キャストに加え、暗殺者・死神役に二宮さん、元3年E組担任・雪村あぐり役に桐谷さん、殺せんせー誕生の鍵を握る科学者、柳沢誇太郎役に成宮さん、そして防衛省から送り込まれた腕利きスナイパー・レッドアイ役に阿部力など豪華メンバーが大集結。地球&人類の運命を賭した生徒たちの暗殺の結末と卒業、殺せんせーに隠された謎がスクリーンで明らかになる。本作の主題歌を担当するのは、前作に引き続き、殺せんせーがプロデュースした9人組のボーカル&ダンスグループ「せんせーションズ」。コマンダー、ドクター、バレット、SHINOBI、ファルコンJr.、ラピッドファイヤー、ギーク、ソニックハンター、スコープから構成される「せんせーションズ」は、かつては殺せんせーの暗殺のために送り込まれた暗殺集団であったが、あえなく失敗し、前作『暗殺教室』のPRのために主題歌「殺せんせーションズ」を担当。そして今回も本作の大ヒットをめざし、主題歌「さよならセンセーション」を担当するという。今回のビデオクリップには、かつて、「せんせーションズ」に暗殺術の全てを教授した暗殺専門学校の指導教官であり、暗殺界の影のフィクサーであるマスター“B”としてボブ・サップが出演!すっかり殺せんせーの信望者となった「せんせーションズ」を暗殺者として再教育をするため、殺せんせーの姿に変装して近づき、洗脳の機会を伺うマスター“B”。だが、正体に気が付いた「せんせーションズ」から宣戦布告され…果たしてかつての師匠との対決に勝つことができるのか!?映画同様に前作にも増してパワーアップした「せんせーションズ」にも期待だ。『暗殺教室~卒業編~』は3月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月08日読売テレビ・日本テレビ系にてアニメ化が発表されていた『逆転裁判』の放送開始日が、4月2日からであることが明らかになった。『逆転裁判』は、2001年にゲームボーイアドバンス用ソフトとしてカプコンから発売された"法廷バトル"ゲーム。個性的なキャラクターたちと作りこまれたシナリオが話題を呼び、シリーズ累計販売本数は560万本を突破。また、ゲームの枠にとどまらず、法廷を舞台とした独自の作品性とその人気によって、2009年に宝塚歌劇による舞台化、2012年には三池崇史監督、成宮寛貴主演で映画化も果たした。今年はさらに最新作『逆転裁判6』の発売も予定している。アニメでは、『逆転裁判』ならではの多数の個性豊かなキャラクターたちによる、コミカルな掛け合いを交えたエピソードのほか、主人公・成歩堂龍一と仲間たちの子供のころからの繋がりや友情も深く描かれるという。キャストには、主人公の成歩堂龍一を『進撃の巨人』エレン・イェーガー役などで知られる梶裕貴、綾里真宵役を『魔法少女まどか☆マギカ』で鹿目まどかを演じた悠木碧が担当するなど、人気声優陣が参加している。(C)CAPCOM/読売テレビ・A-1 Pictures
2016年02月05日俳優の阿部力が、Hey! Say! JUMP・山田涼介主演の映画『暗殺教室~卒業編~』(3月25日公開)に出演することが明らかになり25日、そのキャラクタービジュアルが公開された。本作は、2015年3月に公開され、興行収入27億円を超えるヒットを記録した『暗殺教室』の続編。『がっこうぐらし!』(15年)のLercheの制作でTVアニメ化もされた漫画家・松井優征氏によるコミックが原作だ。主人公・潮田渚役の山田のほか、悲しい過去を抱える暗殺者・死神役として嵐・二宮和也、元3年E組担任・雪村あぐり役の桐谷美玲、劇中で鍵を握るキャラクター"殺せんせー"の誕生に深く関わっている柳沢誇太郎役の成宮寛貴らも出演し、羽住英一郎監督がメガホンを取る。阿部が務めるのは、殺せんせーを暗殺するため防衛省から送り込まれたスナイパーという役どころ。"スコープに映る標的が血で赤く染まらないことはなかった"ことから「レッドアイ」と渾名(あだな)される優秀な暗殺者を熱演する。すでに発表されている二宮らのビジュアルも、その再現度合いの高さから、撮影中の現場に訪れた松井氏が絶賛したことでも話題を呼んでいたが、今回発表されたレッドアイも原作を忠実に再現。サングラスとニット帽を着用し、ライフルを持った通常の姿も高い再現度を誇っているが、劇中では殺せんせーの手によって、これとは異なるコスプレも披露することになるという。(C)2016 フジテレビジョン 集英社 ジェイ・ストーム 東宝 ROBOT (C)松井優征/集英社
2016年01月26日