ピースマインド・イープは1月28日、女性管理職のストレス傾向の分析結果を発表した。同調査は、同社の調査・研究機関である国際EAP研究センターが2015年4月~12月にかけて、同社のストレスチェックを行った団体から抽出した管理職5368人(男性5158人、女性210人)を対象に実施したもの。調査の結果、男性管理職と女性管理職とでストレス度を比較したところ、男性管理職を1とすると女性管理職は1.1を越えており、女性管理職の方が男性管理職よりもストレス度が高かった。また、管理職におけるストレス度と関連の強いストレス要因を抽出すると、「ワークセルフバランス・ポジティブ」と「職場での対人関係」が、男女問わず関連の強い要因として抽出できたという。「ワークセルフバランス・ポジティブ」は、仕事でエネルギーをもらって自分の生活をさらに充実させることができること、「職場での対人関係」は、部署内での意見の相違や部署同士の対立など対人関係に関する負担が大きいことを示している。男性管理職では「仕事のコントロール」「情緒的負担」「役割葛藤」など主に仕事上の要因が上位となったが、女性管理職では「キャリア形成」「個人の尊重」「公正な人事評価」といった組織体制・風土に関する要因が上位に挙がっている。また、「キャリア形成」「個人の尊重」「公正な人事評価」といった特に女性管理職のストレス度と関連の強いストレス要因と、ストレス度の関係を分析したところ、これらのストレス要因を負担に感じている女性管理職のストレス度は、そうでない女性管理職と比較して約2倍だったという。これらの結果から同社は、女性が管理職として働きやすい職場作りを進めるためには、会社として女性管理職向けのキャリア教育、全社的なハラスメント防止教育、女性管理職の上司となる幹部層に対するコミュニケーション研修などに力を入れていくことが必要と考えている。また、現状の日本企業においては社内に女性管理職のロールモデルや相談相手となれる存在が不足していると見ており、キャリアに関する悩みや育児・介護などのプライベートな悩みを相談できる専門機関を利用することも有効と提言する。
2016年01月29日会社と現場で働く人、両方の意向を伺いつつ、仕事内容を調整し、物事をスムーズに進行させなければいけないバランサー「管理職」。今回はマイナビニュース会員男女300名のうち「管理職」に就いている5.3%の人に、 管理職の悩みについて聞いてみた。Q.管理職の悩みを教えて下さい■中間管理職のつらさ・「上から下から両ばさみ」(47歳男性/電力・ガス・石油/技術職)・「上司と部下の間に挟まれて、仕事、人間関係の調整が大変です」(48歳男性/建設・土木/技術職)・「中間管理職として、自分の意に沿わないことを部下に命令するとき」(50歳以上男性/電機/技術職)■部下が大変・「下は言うことを聞かない」(50歳以上男性/金融・証券/営業職)・「下の文句がすごい」(28歳男性/医療・福祉/事務系専門職)・「海千山千の部下をまとめていくことの難しさ」(50歳以上男性/団体・公益法人・官公庁/技術職)■教育の難しさ・「人材育成と結果をもとめることのバランス」(50歳以上男性/その他/その他)・「新人のスキルアップが急務だがなかなか育たない時間がかかる」(50歳以上男性/建設・土木/技術職)・「部下の教育にどこまで口を出せば良いかわからない」(38歳男性/情報・IT/技術職)・「部下をどうやって評価するか、査定するか」(34歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)■人間関係の調整・「部署内の不和」(47歳男性/医療・福祉/専門職)・「社長のワンマンが強いので、実際には権限がない」(36歳男性/機械・精密機器/営業職)■総評管理職についている人は300人中5.3%、少数ながらその悩みは濃く、深い。管理職を目指している人もそうでない人も、参考までに見ていこう。まずは、よく言われる「中間管理職のつらさ」を挙げる声。「上司と部下の間に板ばさみ」になって、つらい思いをしている管理職の嘆きが寄せられた。時には「自分の意に沿わないことを部下に命令しなくてはならない」というジレンマもあるようだ。特に、部下に対する悩みは尽きないようで、「言うことを聞かない」「文句がすごい」「まとめるのが大変」とボヤきが多数寄せられた。また、「新人教育」の難しさを吐露する声もあった。新人の「スキルアップや育成」はもちろん急務だが、育て上げるには相応の時間もかかり、上からはすぐに「結果」を求められる……そんな状況に困難を感じている管理職の様子が伺えた。「部署内の不和」「社長のワンマンがひどい」など仕事以外の人間関係のバランス調整で悩むのも、管理職のつらさだろう。それでも管理職にしか見えない世界もあり、やりがいもあるはず。管理職の皆さん、がんばれ!!調査時期: 2015年11月19日~12月1日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性135名 女性165名 合計300名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2015年12月25日メディケア生命保険はこのほど、「若手と管理職の意識調査」の結果を発表した。調査は8月21日~24日、20~29歳で役職を持たない会社員・公務員(若手)500名と30歳以上で課長クラス以上の役職を持つ会社員・公務員(管理職)500名を対象に、インターネットで行われた。○若手は「計画通りに」、管理職は「より難しい」業務を完遂若手と管理職の仕事に対する意識や価値観の違いを探るべく、まずは『仕事観で見る価値観の違い』について調査を実施。どんな仕事(の成果)でモチベーションが湧くか尋ねたところ、若手は、「事前の計画通り業務を完遂すること(34.0%)」が最も高く、次いで「一緒に働くメンバーに感謝されること(33.4%)」「成果に見合った給料がもらえること(33.2%)」「新しい知識・技能を身につけられること(31.4%)」などが3割台で続いた。一方、管理職では「難易度の高い業務を完遂すること(54.2%)」が最多となり、次いで「お客さまに感謝される/笑顔がみられること(49.4%)」「事前の計画通り業務を完遂すること(44.0%)」「成果に見合った給料がもらえること(42.0%)」「一緒に働くメンバーに感謝されること(40.6%)」が4割台という結果に。若手は、きちんとコントロールできる仕事や、自分自信のスキルアップに繋がる仕事にモチベーションが湧く傾向が見られ、対して管理職は、難しい業務をやり遂げる達成感や、顧客に感謝される喜びなど、報酬面以外の成果でモチベーションが湧く傾向にあることがわかった。○仕事とプライベート、どっちが大事?続いて、若手と管理職の『仕事に対するスタンスの違い』を探るため、仕事とプライベートでどちらかを選ばなければならないようなシチュエーションを挙げ、どちらを優先するのか、という質問を実施。その結果、「上司からの食事のお誘い」と「気になる異性からの食事の誘い」では、若手・管理職ともに「気になる異性からの食事(若手71.2%・管理職71.0%)」を優先する人が7割を占めた。また、「大事な会議」と「急病の家族の病院への送迎」でも同様の傾向で、若手・管理職ともに「急病の家族の病院への送迎を優先する(若手76.6%・管理職77.8%)」が圧倒的多数に。"業務時間外では上司との付き合いよりも恋愛"、"仕事よりも家族"というスタンスには、若手・管理職の間で差はみられなかった。一方、「トラブル対処のための休日出勤」と「友人の結婚式参列」では、「友人の結婚式参列」を優先する若手が34.2%に対し、管理職は42.2%と、"休日であっても緊急時には仕事を優先するべき"というスタンスに、若手と管理職との意識差がうかがえた。また、「急にお願いされた残業」よりも「スキルアップのための習い事の予定」を優先する若手が24.8%に対し、管理職は13.8%。さらに、「上司の送別会」よりも「趣味に関する限定イベント(例:好きなアイドルの解散コンサートなど)」を優先する若手が42.8%に対し、管理職は28.0%と、若手は管理職と比べて、仕事よりも自己投資を、職場のイベントよりも趣味のイベントを優先する傾向が強いことがわかった。○休憩中の「ノンアル・カラオケ」はNG次に、平日にどんなリフレッシュを行ったことがあるか聞いたところ、若手は、「業務中にお菓子を食べる・コーヒーやお茶を飲む(37.6%)」「休憩中に昼寝する(34.4%)」「業務中に同僚と世間話をする(25.4%)」と回答した人が多く、次いで「業務中に(業務と関係ない)インターネットを巡回する(19.4%)」や「休憩中にゲームで遊ぶ(16.4%)」と続いた。一方管理職は、「休憩中に昼寝する(40.8%)」や「業務中にインターネットを巡回する(24.6%)」「(散歩やコンビニでの買い出しなど)業務中に外の空気を吸いに行く(22.0%)」といったリフレッシュを行っている割合が若手よりも高いことがわかった。続いて、平日に行うリフレッシュとして、NGだと思うものについても尋ねたところ、若手では「休憩中にビールテイスト飲料(ノンアルコールビール)を飲む(34.6%)」が最も高く、清涼飲料という扱いであっても、休憩時間中にビールテイスト飲料を飲むことは不適切だと感じている若手が多いよう。また、「休憩中にカラオケに行く(26.4%)」「業務中に私用のメールやチャットをする(24.4%)」「業務中にインターネットを巡回する(21.4%)」が2割台で続き、これらの行為は"サボり"に近い感覚で行われている様子がうかがえた。一方管理職は、「休憩中にカラオケに行く(36.2%)」「レジャーをしてから出勤する(23.4%)」「休憩中にゲームで遊ぶ(17.6%)」など、労働時間外にレジャーや娯楽を行うリフレッシュ方法への拒否感が若手よりも高かった。そのほか、「業務中に私用のメールやチャットをする(33.4%)」や「業務中に仮眠する(27.2%)」でも、若手よりも高い割合を示し、これらの行為は、業務効率を上げるためのリフレッシュ目的であっても、上司の目には"サボり"と映ってしまう可能性があるとも言える結果となった。○将来想定する年収額に600万以上の差最後に、若手と管理職の『金銭感覚の違い』について調査を実施。将来、出世したらもらえると思う年収の最高額はいくらだと思うか聞いたところ、若手は「年収400万円(20.8%)」「年収500万円(16.8%)」「年収300万円(15.2%)」を中心に回答が集まり、その平均額は759万円となった。一方管理職は、「年収1,000万円(29.8%)」や「年収1,500万円(23.8%)」に回答が集中し、その平均額は1,378万円という結果に。管理職と若手を比較すると、若手は出世したときの最高年収額を管理職がイメージする最高年収額よりも600万円以上低く、現在の役職や実際にもらっている給料の違いによる影響も考えられるものの、相対的には若手のほうが将来を悲観的に捉えていて、会社からの報酬に期待していないことが読み取れる結果となった。
2015年11月12日メディケア生命保険は11日、若手と管理職の仕事に対する意識や価値観の違いを探るべく実施した、「若手と管理職の意識調査」の結果を発表した。同調査は、インターネットリサーチにより、2015年8月21日~8月24日の4日間において実施。20~29歳で役職を持たない会社員・公務員(若手)500人と30歳以上で課長クラス以上の役職を持つ会社員・公務員(管理職)500人、合計1,000人の有効サンプルを集計した(調査協力機関:ネットエイジア)。○出世したら貰えると思う年収、若手の女性の想定額が特に低いことが判明これによると、全回答者(1,000名)に対し、将来、出世したら貰えると思う年収の最高額はいくらだと思うか聞いたところ、若手(500名)では、「年収400万円」(20.8%)や「年収500万円」(16.8%)、「年収300万円」(15.2%)を中心に回答が集まり、平均額は759万円となった。男女別にみると、若手の女性は特に想定額が低く、平均額は523万円となっており、若手の男性(平均額1,004万円)のおよそ半分の水準となった。一方、管理職では、「年収1,000万円」(29.8%)や「年収1,500万円」(23.8%)に回答が集中し、平均額が1,378万円となった。管理職と若手を比較すると、若手は出世したときの最高年収額を管理職がイメージする最高年収額よりも600万円以上低く、男性のみで比較しても400万円近く低く見積もっている様子が窺えた。メディケア生命では、「現在の役職や実際に貰っている給料の違いによる影響も考えられるが、相対的には若手のほうが将来を悲観的に捉えていて、会社からの報酬に期待をしていないといえるのではないか」と分析している。○将来これくらいは貰わなければと思う年収の下限、管理職は「年収1000万円」最多また、将来、これくらいは貰わなければと思う年収の下限額についても聞いたところ、若手では「年収300万円」(24.2%)や「年収400万円」(20.2%)に回答が集中し、平均額が582万円となった。一方、管理職は「年収1,000万円」(23.4%)が最多回答となり、平均額では879万円となった。メディケア生命では、「将来貰うことを期待する給料に対しての大きなギャップが将来設計の差となり、仕事や職場に対する意識の差として表れているのかもしれない」としている。
2015年11月11日エクササイズや食事療法など、健康になるための方法はたくさんあります。しかし、いろいろありすぎてなにから手をつければいいかわらないし、時間もとれないので結局はなにもしていない……。そんな忙しい方のために、『Entrepreneur』で紹介されていた「1日15分以内でできる健康のための3つの心がけ」をご紹介します。■1:“10-10-10習慣”・・・1時間に1回の簡単エクササイズデスクワークでは座っている時間が長く、そのために足がむくんでしまったり、肩や首が凝ったりする方も多いと思います。また、脳に酸素が行き渡らずにアイディアがなかなか出ないこともありますよね。そんなのときには腕立て伏せを10回、腹筋を10回、スクワットを10回すると効果的。勤務時間中、1時間1回のペースでこれを行えば、血液と酸素の流れがよくなり、むくみ解消やひらめきにつながるでしょう。■2:“読む・聞く・書き込む”・・・脳の3拍子トレーニング完璧なトレーニングは、ジムで行われるものだけではありません。脳内トレーニングもまた、心身ともに健康になるための秘訣です。たとえば本を読み、オーディオブックを聴き、それを書き込みます。読んで聴いたあとに、瞑想をして出てきたアイディアをメモしておくのもいいでしょう。■3:“Pinterest”の食事計画・・・スマホアプリで簡単献立戦略栄養価の高い食事をコンスタントに摂るために重要なのは、バランスの取れた献立を考えること。しかし、時間がなかったり、面倒くさかったりすることもありますよね。そこで、スマホアプリの“Pinterest(ピンタレスト)”が大活躍。具体的な食品やレシピを検索すると、食料リストに対し、ピンタレストが戦略的に献立を考える手助けをしてくれます。おいしそうなものをすべて買ったり、食べすぎたりすることを防げるのです。糖類や炭水化物、アルコールを過剰に摂取せず、それらに代わるもので補うようにするだけでも、余分な脂肪を燃焼させ、エネルギーを回復させることができます。*イギリスの大学の研究によると、人間が新しい習慣を定着させることができる最短時間は18日だそうです。上記の3つの心がけを毎日実行するだけで、18日後には心も身体も健康になり、仕事がはかどること間違いなし。ぜひ試してみてください。(文/スケルトンワークス)【参考】※3 Simple Tips for Elavated Health in Less Than 15 Mimute a Day−Entrepreneur※実はSNSではなかったPinterest(ピンタレスト)!インスタグラムとの違いやブックマークとしての使い方を徹底解剖。−ガイアックス ソーシャル メディア ラボ
2015年10月04日安部晋三首相の唱える「女性が輝く日本!」というスローガンのもと、この夏「女性活躍推進法」が成立した。各企業において、女性の活躍に関する状況を把握し、行動計画を策定することを求める「女性活躍推進法」。さまざまな調査事項があるものの、特に注目されているのが女性管理職比率だ。政府は「2020年までに女性管理職比率30%」という目標を掲げ、各企業へ努力を求めていくという。世間的には少ないとされる女性管理職だが、上場企業の女性社長就任もさほど珍しいことではなくなり、女性管理職が今後ますます増加していくことは想像に難くない。男女問わず、誰しも役職に就くことでビジネスマインドは、大きく変化を遂げる。それがオンスタイルのファッションにどのような影響を与えるのか?ファッションポリシー、TPOに合わせたオンスタイルとは、ショッピングについて、株式会社フジテレビジョンの総合開発局新規事業開発センターの室長・八木祐子さんに話を伺った。――現在、総合開発局新規事業開発センターの室長ということですが、どのようなお仕事なのですか?秘書室や編成部を経て、14年に新しく立ち上げた本部署の室長に今年なりました。全部で8名の小さな部署ですが、さまざまな企業とパートナーを組みビジネスに繋げる取り組みを進めています。CM広告やテレビ制作のコンテンツを活用した収益モデルとはまったく違っていますので、その辺りを各企業にご理解頂くところから始めています。今春、銀座三越などの商業施設と組んでセミナー事業をスタートさせました。さまざまなパートナー企業とコラボレーションをしながら多種多様な事業を展開したいと思っています。――さまざまな企業と新たなビジネスを仕掛けていく、いろんな立場のお相手と会うことが多そうですね。テレビ業界ということで比較的自由な服装かもしれませんが、八木さんのオンスタイルにおけるポリシーを教えていただけますか?相手に不快感を与えないことを前提として、基本的には自分の好きなファッションで仕事をしています。通常は、今着ているようなモノトーン中心のカジュアルスタイルが多いですね。そしてオンスタイルとはいえ、どこかにトレンド要素を取り入れることも意識しています。ただ秘書室に在籍していた時は、当時のきまりでもあるワンピースにジャケットというスタイルでした。管理職だからというより仕事内容による服装の差が大きいかもしれません。今の方がずっとラフですから(笑)。――今日は、キレイめカジュアルといったスタイルですね。好きなスタイルで仕事をするとはいえ、管理職という立場になったことで、ワードローブの変化などはありましたか?初めて管理職として服装を意識したのは、編成部のデスク担当部長の時でした。その際は、「あぁスーツを買わなきゃ!」と思いました。ほとんど持っていなかったから(笑)。最初はスーツを着ることもありましたが、次第にTPOを判断してワンピースやパンツスタイルでもいいかなと思うように。ここ一番のスポンサープレゼンでは、ジャケットを着ることもありましたが、スーツを着たのは本当に最初だけでしたね(笑)。基本的に、カラダ馴染みのいいラクでキチンと見えるスタイルが好きなんです。――ラクでキチンと見えるスタイル、長時間仕事をしている方の言葉だなと思います。初めての人との会合、年齢や立場も上の方との会食も多いと思いますが、その際にはどのようなスタイルなのでしょうか?ワンピースやスカートスタイルが多いですね。もともとワンピースが好きなんです、キチンと見えるしラクでしょう(笑)。普段のオンスタイルでは、フラットな靴をあわせることが多いのですが、会食や会合にはヒールのある靴を履いたり、アクセサリーをあわせたり、華やかかつ“キチンと感”が出るようにします。――管理職になったことで、服の買い方やブランド選びは変わったりしましたか?また、お気に入りのブランドなどを教えてください。20代の頃は、銀座に渋谷に新宿にと、いろんなファッションスポットやブランドで買物をする行為を楽しんでいました。でも、編成部の管理職時代、突然の事件や事故における特別番組の放送対応を判断する立場となり、休日でもまったく気が抜けなくなったんです。そこで自然と買物時間を短縮しようと考えるようになりました。それ以降、伊勢丹新宿本店4階にあるプレシャスミックスでシーズンごとにまとめ買いしています。お店に行くと、今シーズンのアイテムの中から、私に似合そうな服を何十着かラックに用意してくれていて、2~3時間かけて選ぶ買物スタイルに落ち着いています。――すごい!では年4回、まとめて一気にお買物されるのですね。服は完全におまかせ?アクセサリーや靴も同じですか?とやや興奮ぎみでスイマセン…。アクセサリーやベルトなどは、同じブランドの方が使い勝手がいいので、プレシャスミックスで買うことが多いです。靴は、同ショップにセレクトアイテムとして置いてある靴か伊勢丹の靴売場へ。最後は、伊勢丹のデパチカでおいしいモノをパトロールして終了です。プレシャスミックスのスタッフとは、もう10数年のお付き合いになります。私の仕事、趣味嗜好、何を持っているか、を分かってくれているので、本当にスムーズに買物ができる。そしてトレンドアイテムをいい具合に差し込んでくれる。でも、選んでくれた洋服すべてを購入するわけではありません、予算もありますから。最後は、かなりの攻防戦を繰り広げています(笑)。――ビジネスで使用する小物などにこだわりはありますか?気にいっているものは、エルメス(HERMES)の手帳ですね。書きやすいですし、品があるピンクのレザーカバーがいい。服はモノトーンを選ぶことが多いのですが、小物はピンクや赤系を選ぶことが多いかも。名刺入れもピンク、スマホカバーは赤系の花柄、iPad miniカバーも赤と、フェミニンな色遣いにしています。あと小物ではないですが、お台場はかなり寒いので、これからの季節はユニクロ(UNIQLO)のヒートテック“極暖”は手放せません。シーズン前には、伊勢丹帰りにユニクロで買いだめしちゃうんですよ(笑)。これも一種のこだわりかもしれません。新たな組織を編成して、事業戦略を練り、精鋭揃いのスタッフをマネジメントする立場ながらも、どこかかわいらしい雰囲気が漂う八木さん。管理職だからとスーツに身を包むことはなく、自分らしいスタイルでいいのでは、とまったくもって自然体。しかし会食には華のあるスタイルで出向くこと、また商談予定の企業が手掛けるゲームのイメージをネイルにあしらうなど、相手を喜ばせるポイントはしっかり押さえている、そこが八木流オンスタイルの要かもしれない。
2015年09月26日あしたのチームは9月1日に、これまで特定の企業からの問い合わせに対して提供していたという、管理職専門の育成支援サービス「評価モニタリングサービス」の一般提供を開始した。同サービスは、まず管理職の行動特性を診断し、その後、人事評価クラウドサービスを利用しながら、クラウドシステムに蓄積された情報をもとに、評価者としてのマネジメントスキルを定量・定性の両面からのアプローチでレポーティングするという。具体的には、「期日管理」「目標設定」「中間レビュー」「評価」「フィードバック」の5つの指標を分析し、各4段階で「通信簿」を作成するとしている。また、四半期ごとに全管理職が集まる「レビュー報告会」を開くことで、優れた評価者の事例を社内に共有し、管理職のマネジメントスキル向上や社員の行動改善につなげていくという。価格は初回が一人あたり10万円、2回目以降は5万円となっている。また、「評価モニタリングサービス」は、同社が提供する人事評価サービス「コンピリーダー」を利用することを前提としたサービスとなっている。
2015年09月02日アドビ システムズは、従業員規模100名以上の国内企業の管理職1,031名(35歳以上の男女)を対象とした、管理職の業務の実態に関する調査結果「Management’s Work Survey」を公表した。調査期間は2015年8月14日~15日、Webアンケートによる調査となる。本調査では、管理職の全業務のうち、平均で27.5%が主業務以外の「庶務業務」という結果となった。また、最も多くの管理職が時間を費やしているのは「承認関連業務」(33.9%)となった。さらに、庶務業務の割合が40%を超えると回答した管理職は23.0%を占め、庶務業務に貴重な時間を費やしていることが伺える結果となった。庶務業務の非効率性について調査した結果、「社内(団体内)申請に関する承認」に関しては45.5%、「社外(団体外)取引に関する承認」に関しては53.0%もの管理職が「非効率」と回答。約半数の管理職が社内外に関わらず承認関連業務を非効率と感じていることがわかった。同社ではこの結果から、承認業務を効率化することが管理職の生産性向上の鍵であると結論づけた。同社では、社内外に関わらず、どこからでも承認作業が可能となる「Adobe Acrobat DC」を提供しており、同サービスの基本機能であるデジタルサインサービス「eSign」をクラウドサービス「Adobe Document Cloud」とつなげることによって、外出先でもモバイルデバイスから確認と署名(決裁)することを可能としている。現在同社では、「eSign」を体験することによって、銀座の豪華ディナーを堪能できるキャンペーン「そのビジネスディナー、アドビが持ちます。@GINZA」を実施しており、実際に「eSign」を体験したユーザーからは、「見積のやり取りなど迅速な対応が求められる時に便利だと感じた」「その場ですぐに承認してほしい時にお願いしやすい」といったコメントが寄せられたという。
2015年08月21日インテリジェンスHITO総合研究所は7日、女性の管理職意向に関する調査結果を発表した。対象は、全国の25~44歳で管理職経験のない女性 1,025名。期間は1月24日~25日。○異動経験がある人のうち「管理職意向あり」は27.6%異動経験の有無について尋ねたところ、70%が「異動経験なし」と回答した。また、「管理職意向があるか」を聞いたところ、「異動経験あり」の27.6%、「異動経験なし」の20.9%に管理職意向があった。異動回数別の「管理職になりたい理由」を見ると、異動回数3回以上、1回、0回と比較して、「異動2回」と回答した層の変化が最も大きくなった。項目ごとにみると、「年収を上げたいから」(52.4%)、「管理職という仕事に魅力を感じるから」(23.8%)に数値の落ち込みが見られた。一方、「自分の影響範囲を広げたいから」(38.1%)、「人材の育成・マネジメントをしたいから」(14.3%)と答える人の割合は増加している。「管理職になりたくない理由」においても、他の異動回数と比較して異動2回の層における変化が最も大きかった。全ての項目で異動1回の層よりも高い数値を示しており、それぞれ「自分には向いていないと思うから」(73.9%)、「責任が重くなるのが嫌だから」(54.3%)、「管理職という仕事に魅力を感じないから」(43.5%)、「役割に見合った収入が得られなさそうにないから」(26.1%)となった。
2015年08月10日インテリジェンスHITO総合研究所は8月7日、全国の働く女性1,025人を対象に女性の管理職意向について調査を実施し、「女性の異動経験と管理職意向の関係」に関する結果を公表した。調査対象は全国の25~44歳のメンバー層の女性1,025人、調査期間は2015年1月24~25日、インターネットによる調査となる。全国の25~44歳で管理職経験のない女性 1,025人に、異動経験の有無について質問した結果、全体の7割が今まで一度も異動した経験がないという結果となった。一方、これまでの異動経験と管理職意向の関係を見ると、異動経験がある人のほうが管理職意向が高いという結果に。また、最も管理職意向のある人が多かったのは異動回数が2回で、それ以上異動を重ねると、むしろ管理職意向は弱まっているという結果となった。管理職になりたい理由については、異動2回目のタイミングで「自分の影響範囲を広げたいから」「人材の育成・マネジメントをしたいから」という回答が増加。一方、管理職になりたくない理由については、異動2回目で「管理職という仕事に魅力を感じないから」「自分には向いていないと思うから」「責任が重くなるのが嫌だから」「役割に見合った収入が得られそうにないから」という回答が増加。同社は、今回の調査結果をふまえて、生き生きと活躍する女性管理職を増やすには、まず女性社員の異動を特段計画してこなかった企業では、一度社員の声に耳を傾け、最適な配置のあり方を検討することを提案している。また、本調査結果のように、2回目の異動が管理職に対する意識の分かれ目になる傾向が高いようであれば、それまでに管理職に対する前向きな意識を醸成するために、異動させる部署や人間関係、仕事内容を丁寧に計画することも勧めている。
2015年08月08日イオンは6月11日、全国の「イオンシネマ」約30会場をインターネット回線で接続し、約1,000名の管理職が参加するダイバーシティ研修を実施する。○「介護」「育児」などをテーマに展開同社はダイバーシティ経営の実現を目指し、グループの女性管理職比率を2016年までに30%、2020年までに50%にするという目標を掲げている。2014年には国内グループ企業各社にダイバーシティ推進組織を設置し、実現に向けた基盤固めを行ってきた。2015年は、各社が策定したアクションプランを着実に実行する年と位置付け、キーマンとなる管理職を対象に、ダイバーシティ研修"ダイ満足"カレッジ「マネジメントコース」を開催する。同研修は、管理職一人ひとりにダイバーシティ経営の必要性の理解と参画意識の向上を促すことをねらいとしている。全国の「イオンシネマ」約30会場をインターネット回線で接続し、様々な企業で働く従業員が同じカリキュラムを受講する。同時に学び、互いの意見を共有することにより、新たな気づきを生み出すことをめざすという。研修は、「違いを活かす」「介護」「育児」など、ダイバーシティ経営を進める上で重要となるテーマを年間4つ設定する。その分野に造詣の深い有識者を招いての講演やテーマに沿った映画鑑賞、ディスカッションを行う。1テーマについて3回ずつ日を分けて開催する。6月11日には、第1テーマ「社会環境の変化とイオンの変革」を開催。7月は第2テーマ「違いを知り、違いを活かす」、9月は第3テーマ「『働く』と『介護』を両立できる会社へ」、11月は第4テーマ「『働く』と『育児』を両立できる会社へ」を予定している。(※画像は本文とは関係ありません)
2015年06月11日営業職に就いてはいるけれど、実は営業が苦手。それどころか、営業なんて好きじゃない。そんな方は、少なくないのでは?そこできょうは、『営業が死ぬほど嫌いでもラクに結果を出せる36のコツ』(嶋津良智著、ダイヤモンド社)をご紹介したいと思います。大学卒業後に入社したIT企業でトップ営業マンとして活躍したという著者が、タイトルどおり「営業で結果を出せるコツ」を紹介した書籍。第2章「ノルマなんて怖くない!最速最短で結果を出すコツ」内の、「条件が3つ当てはまれば、G0!契約が取れる4つの共通法則に照らし合わせる」を見てみましょう。■早い段階で見極めることが大事新規開拓営業を行なう営業にとって大切なのは、ムダな時間を減らし、効率的に契約につなげること。そのためには、「契約が取れそうな見込み客」を早い段階で見極めることが重要だと著者はいいます。そして、商談の際に次の4つの条件が揃っていると、その商談は受注に結びつきやすいといいます。■契約が取れる4つの共通法則(1)決裁者と直接会うことができているまず重要なのは、最終的に商品の購入を決めてくれそうな人に早い段階で会うこと。なぜなら早くに会って直接商談することができると、のちに契約に結びつく可能性が高いから。ポイントは、「誰が決裁者なのか」ということ。それは社長や役員であったり、会社によってさまざまですが、決裁者と話ができなければ契約には結びつきにくいということです。そこで商談の最中に「誰が決めるのか」をさりげなく聞き出し、できるだけ早くその人につないでもらえるよう、担当者にアプローチするといいそうです。(2)座って話ができている飛び込み営業先では、応接室や家のなかに通してもらえず、玄関先で立ち話のまま商談をしなければならないようなケースも。そんなときはお客様側もじっくり話が聞けないため、次の商談につながる確率は低いもの。逆に最初から座って話ができれば、受注に至る可能性は高いわけです。(3)お客様にニーズもしくは問題意識がある売り込みたいと考えている製品について、お客様がなんらかのニーズを持っていたり、それに関連する問題意識があったりすると、話は早く進むもの。そういう場合、あとは製品を選ぶか問題解決する手法を選択するだけだからです。(4)古い製品を使用しているたとえば事務機や通信機など、お客様が古い機器を使用していたとしたら、買い替えのニーズがあるかないかは別としても、契約に結びつく可能性は高いもの。■3つ以上の条件が揃えばOK!著者によれば、商談の最中に「このお客様は、“4つの条件”のなかの3つ以上が揃っているな」と感じた場合は契約に結びつく可能性が高いそうです。他にもわかりやすいコツがたくさん紹介されているので、営業の仕事で悩んでいる方は手に取ってみてはいかがでしょうか?(文/印南敦史)【参考】※嶋津良智(2015)『営業が死ぬほど嫌いでもラクに結果を出せる36のコツ』ダイヤモンド社
2015年05月25日働く女性たちに、キラキラしただけではないリアルなエピソードを聞いていくこのシリーズ。今回は、自分が目指したわけではないけれど、営業という職につくことになって、そこで奮闘した女性に話を伺いました。転職するたびに、なぜか営業職や営業に近い仕事への異動を命じられるAさん(29歳)。負けず嫌いな性格からか、どこでもそれなりに仕事のコツをつかみ、業績をあげ、転職のたびにキャリアアップしているAさんの話の中には、仕事というものは、やっているうちに適性が見えてくることもあるのかもしれないと思えてくるし、女性がチームリーダーになるための極意もあるような気がしました。○「人の人生をなんと思ってるんだ」という怒り――Aさんは最初はどういう仕事を希望して働いていたんですか?WEB系の会社で、ディレクターをやりたくて入社したんですけど、なぜか2年したら営業に異動することになりました。後で聞いたところによると、大人しそうに見えたから、なんでも従順にやるだろうと思って異動させられたようですが、実際の私の性格はぜんぜん違っていたので……。――実際にはどういう性格なんですか?もともとは大人しいというか、心を開いた人以外にはあまり親しくできないし、プレゼンとか人と話すのも苦手だったんです。でも、異動のときに上司から、「むいてないと思うけどやってみれば」って適当に言われたら怒りが湧いてきて従順ではいられなくなりました。しかも、テストでも営業の適性はまったくなかったのに。それで、人の人生をなんと思ってるんだろうと思ったら腹がたって、それなりに違和感を全部ぶちまけたら、一年後、営業成績は標準だったのにボーナスは最低の査定になってしまいました。後で言わなきゃよかったと思いましたけど、社内営業の大切さを学びました。――営業の仕事は向いていないと言いながらも、ちゃんとやりきっちゃったんですねそうですね、負けず嫌いなのと、2度とやりたくない分やるだけやってから辞めようと思ったので。でも、一時期は気持ちが本当に不安定で、欝アニメに逃避したりロック音楽を爆音で聞いたり、金沢の忍者寺で手裏剣を買って胸ポケットに忍ばせたりしていました。――それは、護身用というか、怒りの表現なんですかね……。営業の仕事は具体的にはどういうものだったんですか?その会社は、テレアポするなら一日100件は当たり前、飛び込み営業も一日に4~5件はやれと言われるし、事務的な仕事は9時から18時のあいだにはするな、その時間帯には会社に帰ってくるなって感じだったんですね。営業にいる同僚も上司も大学まで運動部だったような体力のある人ばかりでしたし、売る商品や会社の性格にもよるかもしれませんが営業は体力勝負だと思いましたね。でも、営業先の担当者の性格によってどういうやり方が合うかもわかることも増えて、顧客折衝力がついたのは良かったです。どんな人にも、その人にあったヨイショができるようになって……。○ループアニメのようにまた営業職へ――それで次の会社に移ったらまた営業になってしまったと……そうですね。大手のトップダウンに辟易としたので今度はベンチャー系のWEB制作会社に行ったんですけど、同年代のディレクターに比べたときに、一社目の営業で培った顧客折衝力が上司の目にとまってしまったみたいで、結局、入社して一年したら営業をすることになりました。――クレーム対応や折衝ってどうやっていたんですか?こういうとあれなんですが、自分より偉い人に尻拭いしてもらえるようあらかじめ仕込んで、あとは笑顔で言うべきことを言って、終わったら早めに立ち去ることですね。――そういうものなんですね……。二社目の営業は一社目とは違っていたんですか?そうですね。テレアポや飛び込みはなくなって、問い合わせがあった案件に対してコンペで勝ち取るようなものになりました。その分、数はうてないので逃げ場はなかったんですけどね。でも、前職では無駄なことこそがいいとされていたんですけど、二社目では無駄をなるべく少なくしようという方針だったので、やりやすかったです。――そこを辞めたのはなぜだったんですか?やっぱり、営業職よりも、クリエイティブに関わっていたいという思いはあったんです。でも、その会社のディレクターはなかなか激務で、仕事に時間をかければかけるほどいいものができるという感覚だし、仕事とプライベートの区別もない。もし、自分がこれから異動願いを出して、それが通ってディレクターの仕事に戻ったとして、30代になったときにそんな激務をずっと続けられるのかなという疑問があったんです。○体力とやりがいのバランス――それで、三社目に転職したわけですね。今度はどのような仕事だったんですか?今度もWEBディレクターを選びました。今まではWEBサイトの構築に関わっていたんですが、今度はWEBサイトの運用に関わる仕事です。今は10人のプロジェクトのリーダーで課員のマネジメントをする状態です。――今までと違うところはありましたか?今関わっているプロジェクトは、ちゃんと定時か、ちょっと残業したくらいで帰れる安定した仕事なんですね。今まで残業の多い仕事ばかり関わってきたので、正直6時に家に帰ってもすることがありませんでした。そのことにびっくりしたし、はじめは思ってたより辛かったです。あと、安定しているぶん、大きな達成感のあるワクワクした仕事をするという感覚とはまた違うんですよね。わかりやすいお祭り感はないのですが、今の業務の中にもちゃんと種類の違うワクワクはあるので、それを見つけて大事にできるようになりたいと思っています。――確かに、仕事で得られるワクワクと激務って今はまだセットになっていることは多い気はしますね。まあでも、私のチームもほぼ女性ばっかりで、シングルマザーの人とか、これから育休に入る人とかもいるし、良い環境ではあると思います。プロジェクトが変われば業務内容も変わり、前のようなクリエイティブな仕事で残業が増えることもあるかもしれませんが、残業代がきっちり出る職場なので、30歳からの働き方としては、いいんじゃないかとは思います。もしかしたら、また別のやりがいを求めてベンチャーに戻りたいなんて思うことはあるかもしれないけど……。――やりがいと安定のバランスは難しいですね。この職場で学んだことってありますか?私は一社目で営業になったときに、超サイヤ人じゃないけど、覚醒して言いたいことが言えるようになったんです。でも、今のプロジェクトのチームの女性たちは、言いたいことがあっても口ごもってる人がほとんど。私は、自分が言いたいことが言えるようになっていたから、この感覚がわかんなくって「この人たち、何も考えてないのかな?」って思ってたんです。でも、この会社でリーダーになってからは、しつこく聞くようにしてますね。だいたい10回くらい聞いてやっと本音を言ってくれるんですよね。だから、最初に聞いて、またしばらくしたら聞いて……と何度も何度も聞いています。――その感覚、すごくわかります。私も最初にいた会社で、会議でも不満があっても言わぬが花って感じがあったので、それに慣れてしまっていて、今でも説明を求められるとアワアワするときがありますだから、リーダーになったら、そこを蔑ろにしちゃいけないなと思いましたね。――三社で仕事をしてみて、気づいたことはなんですか?テレアポや飛び込みの多い会社の営業職に限って言えば、人材は使い捨てだと思われているのではないかと疑問に思ったことはありますけど、転職するときには力にはなっていて、それに気づけたことが本当に良かったです。あのときのブラックな働き方を肯定はしていないけれど、思っていたより戦える自分を見つけられたという意味ではよかったとは思っています。○まとめ今回、印象に残ったのは、ワクワクする仕事をやりたければ、長時間労働で仕事とプライベートの区別もあいまいなことが多く、定時で安定した働き方をしたければ、あまりワクワクした仕事がないという部分です。とはいえ、本当はどの仕事でもやってみるとその仕事ならではの種類のワクワクもあるのですが、「お祭り」感や「ハレ」感がないとわかりにくく、なかなかそこに気づけないことも多いものです。そんな職場が多いので、30代を迎える頃に、結婚や出産を考えると、安定した仕事を選ぶ女性も多いのではないかと思います。もちろん、これは男性でも同様ですね。でも、よくよく考えたら、やりがいと長時間労働が必ずセットになっているのではなく、定時に帰れるけれど、ワクワクした企画に携われる働き方をすることは本当に無理なのでしょうか……という疑問に気づかされたインタビューでした。西森路代ライター。地方のOLを経て上京。派遣社員、編集プロダクション勤務を経てフリーに。香港、台湾、韓国、日本などアジアのエンターテイメントと、女性の生き方について執筆中。現在、TBS RADIO「文化系トークラジオLIFE」にも出演中。著書に『K-POPがアジアを制覇する』(原書房)、共著に『女子会2.0』(NHK出版)などがある。
2015年05月19日一般的に「総合職」の補佐的な役割をするとされている「一般職」。しかし、会社によってその仕事内容は微妙に異なるようだ。今回はマイナビニュース会員のうち男女300名に、会社に「一般職」の人はいるか、どんな仕事をしているか教えてもらった。Q.会社に「一般職」の方はいますか?はい 34.7%いいえ 65.3%Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)どのような仕事をしているのか、教えてください■一般職=事務職・「一般的な事務処理、資料整理など」(40歳男性/学校・教育関連/営業職)・「総務,庶務,経理などの事務職」(57歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)・「入出金管理、資料作成、書類郵送」(26歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「受けつけ、事務」(46歳女性/医療・福祉/専門職)・「電話応対やコピーや来客のお茶出しといった雑務や、決算データ入力などの事務……営業のアシスタント業務」(30歳女性/金融・証券/秘書・アシスタント職)■違いはない・「総合職と同じ仕事です」(31歳女性/金融・証券/事務系専門職)・「基本的にはあまり総合職と変わりません」(34歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/事務系専門職)・「特に変わりないと思う」(56歳女性/商社・卸/事務系専門職)■専門的な「一般職」も・「コールセンター、受発注」(23歳女性/機械・精密機器/営業職)・「庶務担当や実験補助の作業」(54歳男性/電機/技術職)・「製造の現場で働いている」(42歳男性/自動車関連/技術職)・「プログラミング」(29歳男性/情報・IT/技術職)・「金型の開発」(53歳男性/医薬品・化粧品/技術職)■総評「一般職」「総合職」という区分が「ある」という会社は34.7%という結果になった。一般職とはどのような仕事か? という質問に対しては、「事務職」という回答がほとんどだった。人事に携わったり、備品の管理をする総務的な役割や、書類を作成したり、伝票処理や入出金管理をする庶務的な役割などを挙げる人が多かった。また、受付や電話応対やコピー、来客時のお茶出しといった雑務をこなすのも「一般職」と位置づけられているようだ。また「営業のアシスタント業務=一般職」という会社もあった。中には、「総合職」「一般職」という区分はあるものの、実質「総合職と変わらない」業務をしているという会社もあった。また、会社によっては「プログラミング」をしたり、「実験補助」「金型の開発」なんて、非常に専門的な職務を割り当てる会社もあるらしい。「一般職」と一口に言っても、会社によって非常にさまざまな業務があることが分かった。多岐に渡るからこそ、それらを迅速かつ正確にこなしていく器用さと柔軟さが求められる「一般職」。極めるのはなかなか大変だが、やりがいもありそうだ。調査時期: 2015年1月30日~2015年2月1日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性137名 女性163名 合計300名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2015年03月18日リクナビNEXTは、20~49歳の女性管理職を対象に、「仕事に関する2014年の振り返りと2015年の期待」について調査を実施した。調査は2014年12月14日~15日に実施し、500名から有効回答を得た。2014年仕事で輝いた・活躍した瞬間はあったかを聞くと、7割以上が「何度もあった」「たまにあった」と回答した。具体的には、「部下に良いアドバイスができ、部下が好成績を収めた」「部下とともに仕事をやり遂げ、顧客と部下と上司から感謝の言葉をもらった」など、部下を巻き込んだ管理職としての活躍についてのコメントが多かった。2014年にやり残したことを尋ねたところ、「健康管理」「年収アップ」「ビジネススキルアップ」が上位を占めた。2014年の仕事を表す漢字では「忙」、「忍」、「苦」など、マイナスな印象の漢字が上位に上がっている。2015年の仕事への期待を表す漢字について聞くと、「楽」「新」「希」という漢字が並んだ。2015年に力を入れたいことは、「年収アップ」「健康管理」「ビジネススキルアップ」で、2014年にやり残したことの上位3つが占めている。2015年に自身の職場で女性管理職は増えると思うか尋ねたところ、約4割が「増えると思う」と回答した。その理由としては「会社が女性管理職登用に力を入れているから」が最も多い。一方、6割が「変わらない、減る」と回答しており、理由として「女性管理職が働きやすい制度が整っていないから」が多く挙げられた。
2015年01月19日楽天はこのほど、開発職の採用において新卒採用の枠組みを廃止し、新卒・中途採用の通年採用を開始することを発表した。同社では、革新的なサービスを開発するためにエンジニアの採用を強化している。2010年より海外進出を加速させ、社内公用語英語化も開始した。また、新卒の秋採用枠を拡大し、留学生や海外の学生も応募しやすい環境も整備している。このほど、多様な価値観を持つエンジニアを採用するためには、言語の壁だけではなく、入社希望者の年齢や職務経験、入社時期を限定して募集・選考する採用方法は不要であるとの考えから、新卒・社会人を問わない通年採用への変更を決定した。さらに、入社希望者が同社の技術力や社風を体感できるよう、インターンシッププログラムの拡充も図っていく。同社では2012年より開発職に特化したインターンシッププログラムを提供しており、2015年度は開発部門内で30以上のポジションを設け、国内外からインターン生を募集する。同社はインターンシップについて、「参加者が、長期的かつ実践的に現場のエンジニアと接点を持つことでキャリアを意識し、行動指針である「楽天主義」を実感してもらいたい」としている。※画像と本文は関係ありません
2015年01月16日東京商工会議所はこのほど、管理職育成のサポートを目的とした新検定「ビジネスマネジャー検定試験」を創設した。企業では「労働生産性の向上」が課題となっており、企業の中核を担う管理職が人材・業務管理を徹底し、現場の生産性向上を主導することが重要になっている。しかし現場では、管理職の育成が十分に行われているとは言えない面が指摘されている。そこで、管理職が最低限知っているべき知識を体系的に学べるようにするため、新検定を実施する。同検定では、マネジャーのミッションを「チームとして成果を出すこと」とし、そのために必要な知識を大きく3つのカテゴリーに分類している。「人と組織のマネジメント」「業務のマネジメント」「リスクのマネジメント」で、ビジネスの場で必要不可欠な知識や情報を網羅している。カリキュラムは、企業とともに練り上げた実践的な内容であることも特長。地域総合経済団体である商工会議所が、企業の経営者・人事担当者とともに、「企業や職種に関係なく、あらゆる管理職の土台となる知識」を厳選した。同検定の受験は企業にとって「管理職人材の育成にかかる費用・時間・労力の軽減」というメリットがある。一方、受験者も、マネジメントに必要な総合的な知識を効率的に学習することができる。同検定は、各地商工会議所と連携し、全国主要都市で年2回実施する。第1回目となる試験は、2015年7月19日に実施予定。初年度は1万人の受験者を見込んでおり、5年後には年間10万人の受験者を目標としている。公式テキスト「ビジネスマネジャー検定試験公式テキスト」(2,800円/税別)は、12月19日頃から販売予定とのこと。
2014年12月17日ビースタイルが運営する「しゅふJOB総研」は、働く意欲のある主婦層を中心に、「女性管理職」に関するアンケート調査を実施し結果を発表した。調査は11月4日~11日、ビースタイル登録者、求人媒体「しゅふJOBサーチ」登録者の613名(既婚女性505名、未婚女性41名、既婚経験あり独身女性58名、男性9名)を対象に行われた。○管理職経験のある主婦層は27.8%調査ではまず、管理職の経験があるか尋ねたところ、「ある(27.8%)」「ない(72.2%)」と、管理職経験者は4人に1人という結果になった。また、管理職を希望するかという質問に対しては、「希望する(2.7%)」「条件によって希望する(33.2%)」と、35.9%の人が管理職を希望「する」と回答した。続いて、女性管理職についてどのようなイメージを持っているか質問したところ、最も多かった回答は「家庭と仕事を両立しづらい(69.4%)」だった。そのほか、「能力が高く仕事ができる(64.4%)」や「管理職の向き不向きに性別は関係ない(57.5%)」、「長時間勤務しなければならない(46.8%)」といったイメージを抱いている人が多いことがわかった。○女性管理職比率が低いのは、「職場の雰囲気」が原因!?2012年時点での女性管理職の割合は14.4%。なぜ女性管理職比率が低いのか、その理由を探ったところ、「結婚や出産をすると管理職として続けづらい雰囲気が職場にあるから(83.3%)」と感じている人が圧倒的で、次いで「前例となる女性管理職の数が少ない(42.7%)」「管理職志向の女性の数が少ない(36.8%)」と続き、ほかにも「日本企業の給与は、成果ではなく拘束時間で決まる仕組みだから(35.6%)」と考えている人も多かった。安倍政権は2020年に、女性管理職比率を30%にするという目標を掲げている。そこで、「女性管理職を増やすにはどうすれば良いと思いますか?」と質問したところ、「結婚や出産をしても管理職として続けやすい雰囲気を職場に作る(80.6%)」が断トツだった。そのほか、「拘束時間ではなく成果で給与を決める仕組みを導入する(46.3%)」「在宅勤務が認められる業務を増やす(40.5%)」「女性管理職の事例を増やす(38.7%)」といった回答が上位を占めた。○女性管理職についての意見最後に、女性管理職について自由意見をつのったところ、「女性が管理職になるのは、出産と育児の壁を越えるのが大変だ」(東京都41歳)、「日本の社会で女性の管理職は大変そう」(海外36歳)、「女性は家庭でも仕事をしなければならないので残業や休日出勤などもできないし、管理職になれる機会が少ないから」(埼玉県49歳)など、女性が管理職になる大変さを訴える意見が多数寄せられた。また、「女性の管理職は、感情を持ち込むので反対!」(神奈川県42歳)、「男性が嫉妬するから面倒くさい」(東京都43歳)、「女性の就業意識の向上が必要、自立した女性が多くなる必要がある」(千葉県46歳)、「管理職としての教育を受けていない」(東京都44歳)といった問題点を挙げる人も。さらに、「『女性』管理職を増やそう、という意識がそもそもおかしい」(埼玉県48歳)、「性別を意識し過ぎている。能力評価の仕組みの上に女性管理職も成り立つ。女性も権利を主張するだけでなく、能力向上に努めたい」(東京都51歳)、「ジャンル的に女性が活きる業界なら今より増やすのもアリですが、大ざっぱに『女性管理職を増やせ』と企業に言うのは違うと思ってます」(東京都42歳)など、女性管理職を増やそうという考えに反論する人も多く見受けられた。
2014年12月11日Spire Research & Consulting(本社/シンガポール)は12月1日、インド、中国、マレーシアの3カ国の女性経営者および管理職についての調査を取りまとめ、その結果を発表した。○キャリアアップには勤務体制の多様性が必要同社は、ASEAN、アフリカ、中東、中南米など新興国市場に特化したリサーチを行っている。今回、インド、中国、マレーシアの各100名、合計300人を対象に調査を実施した。教務体制についてフレックスタイムや在宅勤務など働き方の多様性が必要であるか尋ねたところ、インドでは44%、マレーシアは55%、中国は46%が「そう思う」と回答した。3国共通で女性のキャリアアップには勤務体制の多様性が求めていることが分かる。各国の「ワークライフバランス」について聞くと「ワークライフバランスがとれていない」と答えた国は中国が85%と最も高く、マレーシアは43%、最も低かったのはインドで12%だった。職場における男女差別問題について尋ねると、中国では42%、インドは21%、マレーシアは35%が「感じる」と回答している。インドでは、男子校の卒業生で構成される「オールド・ボーイ・ネットワークの存在」で情報が女性を含めた外部に共有されないことが問題であるという人が38%みられた。○3カ国とも出産・育休後に同じ地位に復帰することを望む管理職についている女性のロールモデル(模範となる女性)について聞くと、インドでは51%、中国では23%もの女性たちが「ロールモデルがいない」と回答した。ロールモデルがいると答えた女性たちは女性ジャーナリストやすでに活躍している女性CEO、またマレーシアでは「母や姉」など身近にいる人を挙げている。各国の女性たちは現状の仕事環境をどのように改善したいか具体的に尋ねたところ、3国とも女性が出産・育休後に同じ地位に復帰することを求めていることがわかった(中国57%、インド63%、マレーシア47%)。インドでは「男女差別とハラスメント社内ホットラインの設立」を26%が求めており、実際に差別にあっている女性が多くいることを示唆している。
2014年12月02日猫といえば、お手手をきちんとたたんで座る「香箱座り」が有名です。きれいに胸元にしまわれたお手手、そして丸みを帯びた猫の背中が「香木やお香を入れておくための箱に似ている」ことから、このように呼ばれるようになりました。では、なぜ猫はこんな座り方をするのでしょうか。猫の気持ちを教えます。■猫特有の座り方猫はネコ科の動物で、ライオンやトラと同じ科に属しています。体の大きさに違いはありますが、「狩りをする動物である」という点など、共通点もありますよね。しかしこの香箱座りをみせてくれるのは、猫だけなのです。「前足はどうなっているの?」と思ってしまうこの姿は、猫独特のものなのですね。■リラックス香箱座りでは、猫は前足を胸元に収納しています。これは、「自分に危機が訪れたときにも、とっさに戦闘態勢に入れない」ということを意味します。狩りをする猫が、自分に危機が訪れるかもしれない状況の中で、このようなしぐさを見せることはありません。香箱座りを見せてくれたら、それは猫が心からリラックスしている証拠だと言えるでしょう。もしも家に迎えて間もない猫が、こんなしぐさを見せてくれるようになったら…家にも飼い主にも慣れてくれたと考えて良さそうですね。■香箱座りできない猫もいる香箱座りはリラックスの証拠。それをしない場合、「わが家の猫は、こんな座り方をしてくれない。もしかしてリラックスできていないの?」と気になる方もいるかもしれません。しかし心配することはありません。そもそも香箱座りが苦手な猫もいるのです。中でも、身体が大きめの猫は足を内側に折り曲げることが難しく、香箱座りを見せることはまずありません。その代わりに、前足を前に伸ばすような座り方でリラックスしていることが多いです。またどんな猫でも子猫の時期には、いろいろなものが気になり、好奇心旺盛に動き回りたいものです。まったりと落ち着いて過ごす…なんて行動はまだまだ難しいようで、香箱座りを見せてくれる子はほとんどいません。成長するにしたがって見せてくれることもあるので、諦めずに観察を続けてみてください。香箱座りは、猫がリラックスしている証拠です。自分の前で猫がこんな姿を見せてくれたら、いとしさがさらにアップしそうですね。(画像提供元:うだま)
2014年11月29日結婚や出産後も仕事を続けられるかな…と将来のことを考えると、手に職をつけておくと安心かも、なんて考えているれど、働きながら身につけられるものとなると難しそう。でも、漠然と何か技術を身につけたいと思っていたときにひらめいたのが、ネイリストになること。ネイルサロンにはよく足を運んでいるし、実際自分でもネイリストになれるのかを確かめるために、ネイル講座の体験レッスンを受けてみることにしました。行ってみたのはJNA認定校のヒューマンアカデミー新宿校。この日の体験レッスンは、1時間程度でネイルチップにアートを描くという簡単なもの。これまではマニキュアを塗ることしかしたことがなかったので少し不安になりながら、いよいよ体験スタート。お客さまの爪を塗るのと同じ体勢で塗るので、爪の先が手前にくるように構えるところが新鮮。まずはゼブラ柄とレオパード柄を体験するため、ベースとなるパールの入った淡い白を二度塗り。たっぷりマニキュアを含ませて、筆先を押しつけすぎないように塗るのがコツなのだとか。考えてみれば、今までずっと自己流で塗ってきたので、プロの指導を受けるのは初のこと。ベースの色が乾いたところで、アクリル絵の具で、ゼブラとレオパードの柄を描いていきます。先生が、ひとつひとつの柄を分解してわかりやすく説明してくれるので、何とかそれらしく見えるものができました。描いている間は夢中になるので、とっても楽しい!最近はジェルネイルをすることが多いけれど、検定試験はポリッシュ(マニキュア)とアクリル絵の具でのネイルアートが必須で、教室でもまずそれを学ぶことになるそう。ヒューマンアカデミー新宿校では、全てのクラスをJNA本部認定講師(検定試験本番で合否ジャッジをする講師)の先生が担当しているため、検定対策はバッチリとのこと。生徒さんは2、30代の社会人や主婦の人が多く、昼間のクラスは主婦、夜のクラスはほとんど社会人だとか。主婦の場合は自宅でサロンを開いたり、ママ友にネイルをやってあげるために習ったりする人も。社会人はネイリストへの転職を意識している人も多いそうです。実際、ネイリストはいま人気の職業で、求人も多いのだとか。一度しっかり技術を身につければ、結婚や出産後、自宅でサロンを開くこともできるので、将来の働き方の幅を広げるのにはとてもよさそう。そんな話をおうかがいしながら、次はいよいよ花柄に挑戦。水色のベースにオフホワイトのバラを描くことにしました。これも、バラの花びらをひとつひとつ具体的にどんな形で描けばいいか説明してくれるので、何とかバラに見える仕上がりに。1時間程度で3枚のチップができあがりました。中にはもっとたくさん描く人もいるのだとか。実際の体験レッスンは、これにプラス1時間カウンセリングがついて、2時間になります。この体験レッスンではマンツーマンでしたが、実際のクラスも最高で8名までなので、じっくり丁寧に教えてもらえそう。また担任制なので、長ければ1年間同じ先生やクラスメートと学ぶことができるのも魅力的。苦手なところを把握してもらえるし、クラスメート同士教え合ったりしながら、皆で上達していけるそう。担任制の授業以外にも、無料で何度でも参加できるフリーレッスンも用意されているそうなのでさらに安心!絵心がないからとか、不器用だからとか、尻込みしている人も、最初は先生がちゃんと見本を描いてくれるので大丈夫。また不器用でも何度も繰り返すことできちんと技術は身につくそう。技術を身につける目的意識を持って通うのは、生活の中に張りが出そうな気がします。また、それがプライベートのおしゃれにも役立つなんて、一石二鳥ですよね。最短3ヶ月で資格が取得できたり、合格保証や転職サポートなどもあるヒューマンアカデミーなら、安心して通えます。まずは一度体験レッスンに足を運んでみては? その楽しさに、思わずネイリストへの転職をめざしてしまうかも。・ヒューマンアカデミー新宿校の詳細は こちら
2014年11月28日社会に出て働き始めて何年か経つと、これから先の働き方をいろいろ考えるようにもなりますよね。女性はまだまだ結婚や出産をきっかけに退社する人も多く、長く働いて管理職になるイメージを持つのは難しいかも。実際に管理職で働いている人は、仕事に対してどんな風に感じているのでしょうか。「リクナビNEXT」が30代ビジネスパーソンに対して行った、勤務形態・待遇・評価についての考えや仕事に対する意欲、ビジネスに関わることでかけている費用等についてアンケートの結果を見てみましょう。調査対象となったのは、30~39歳のビジネスパーソン668名(男性管理職154名、男性非管理職174名、女性管理職75名、女性非管理職265名)です。まず、会社からの評価(賞与が高い、上司からの信頼を得ているなど)に満足しているかという問いに対して、「あてはまる」「ややあてはまる」と答えた管理職は、男性が38.3%、女性が54.6%と、男女で差が生じました。また、ワークライフバランスがとれているかという問いについても、「当てはまる」「ややあてはまる」と答えた管理職は、男性が34.4%、女性が50.7%と、女性が男性を上回る結果に。さらに、職場環境(勤務地、社内のインフラ、福利厚生など)に満足しているかという問いについても、「あてはまる」「ややあてはまる」と答えた管理職は、男性46.8%、女性が57.3%と、こちらも女性のほうが満足度が高いことがわかりました。管理職ともなれば忙しく、ワークライフバランスをとるのが難しそうな印象ですが、実際に管理職として働いている女性は、上手にワークライフバランスをとり、いきいきと働いている人が多いようです。さらに、仕事に対する意欲に関する問いでも、仕事が楽しいかという問いに「あてはまる」「ややあてはまる」と答えた管理職は、男性が42.2%、女性が52.0%、同様に、やりがいがあるかという問いに対しては、男性が50.6%、女性が58.7%、成長実感があるかという問いに対しては、男性が40.9%、女性が46.7%となり、いずれも女性のほうが仕事に対して高い意欲を持っているようです。また、「ビジネスに関する自己投資額」を訊いてみると、「ビジネススクールへの参加費用」は、男性管理職が1,500円であるのに対し、女性管理職は9,900円と大きな差が。ビジネス関連の書籍購入費も同様で、男性管理職が4,200円、女性管理職は6,000円という結果に。女性管理職は、仕事のために自己投資し、努力した結果として、スキルアップし、管理職として働いているからこそ、仕事に対する満足度も高く、いきいきと働けるのかもしれませんね。いまの仕事に不満があったり、なかなかいきいきと働けないと思うのであれば、積極的に管理職をめざしてみるのもひとつの方法かも。努力を重ねて、スキルアップできれば、自分に自信も持てて、仕事そのものも楽しめそうですよね。これから先も働いていくイメージを描いて、仕事に対する高い意欲を持って、いきいきと働けるようになりたいものですね。・リクナビNEXT 調査結果掲載ページ
2014年08月20日社会での女性の活躍が叫ばれていますが、自分自身の働き方についてはどんな風に考えていますか。管理職になってバリバリ働きたい人もいる一方、あまり興味がないという人もいるかも。ただ、実際に管理職として働いている人とそうでない人では何か違いがあるのか、気になるところですよね。求人情報サイト、 リクナビNEXT が、女性ビジネスパーソンに対する調査の結果を見ると、30代と20代でのビジネスに関わる時間と費用の想像以上に顕著な変化がわかります。まず、勤務時間や残業時間に関しては、20代から30代にかけて増加する人が多かったものの、30代管理職と30代非管理職で差はないという結果が出ました。けれども、勤務時間以外で「社内の人との付き合いにかける時間」と「社外の人との付き合いにかける時間」においては、大きな差が見られました。「社内の人との付き合いにかける時間」は、30代管理職が週に2.88時間であるのに対し、30代非管理職は1.25時間、20代は1.73時間と1時間以上の違いが。「社外の人との付き合いにかける時間」も、倍近い差がつきました。社内外での人間関係は仕事をするうえで重要なことを感じている人もいるかも。そこに時間をかけて人脈を築けるかどうかが、30代からのキャリアアップに大きな影響を及ぼすのですね。次に、現在ビジネスに関わることでかけている費用をたずねたところ、ビジネススクールへの参加やビジネス書籍購入、社内の人との付き合いにかける費用、社外の人との付き合いにかける費用、いずれにおいても、30代管理職は、20代、30代非管理職を大きく引き離す結果となりました。特に、ビジネススクールへの参加費用については、30代管理職の9,900円に対し、30代非管理職は700円と約14倍の差がついており、20代非管理職も1,200円と、大きな差が生じています。もし20代に戻れるとしたら、今の自分のために最も時間をかけたいことをたずねたところ、30代管理職の24.0%が、「ビジネススキルをあげるためにビジネススクールへ参加する」と回答。他にも「社内の人との付き合いを深める」「ビジネススキルを上げるためにビジネス書を読む」「もっと仕事量を増やす」などの項目で30代非管理職より3ポイント以上の差がつきました。30代で管理職になった人は、20代からスキルアップをしておけばよかったと感じる人が多いようですね。今回のアンケートに回答した30代管理職のうち、52.0%が「仕事が楽しい」と答えているのに対し、「仕事が楽しい」と答えた30代非管理職は28.7%と管理職の約半分。仕事を楽しく続けたいなら、スキルアップをして、管理職をめざすのもひとつの方法なのかも。20代の頃は、なかなか30代のことはなかなか想像しにくいですよね。けれども、30代になって後悔しないように、そして可能性をより大きなものにしておくためにも、自分自身の働き方について改めて考えてみるのもよさそうです。・リクナビNEXT 公式サイト
2014年07月17日理系男子って、論理的でムダがなく、手に職つけて将来有望なイメージがあります。実際に「THE・理系」な彼氏を持つ文系女子たちに話を聞くと、「あまり面倒という感情がないみたいでマメ。旅行などの計画も綿密にねってくれる」「感情的になることがほとんどないからおだやかな関係」など付き合っていくうえでも理系ならではのよさがあるとわかりました。じゃあ、「理系ならではのイヤなところって?」そう質問したところ、やっぱり文系女子にはお手上げな部分があるみたい。今回は、これさえなければなあ、という女子の意見とともに、理系男子の生態にせまってみましょう。■1.イルミネーションを発光ダイオードの集合体だと言う「どっぷり理系な彼とディズニーのパレードを見に行ったときのこと。感動して『キレイだね~』と言ったら『やっぱりLEDは明るいよ!まったくすごい技術力だ』と、そのものについて熱く語りだして、夢の国なのに現実へ引き戻された感じでした」(20歳/学生)イルミネーションの輝き自体ではなく、その技術力の高さに感動する理系男子。私は彼と一緒にロマンチックな気分に浸りたかっただけなのに・・・。デートで花火を見に行ったら「わー!炎色反応!」なんて叫ばれてしまうのでしょうか。■2.ケンカも論理的に分析する「ケンカになって私が感情的にまくし立てたとしても『原因がわからないのに謝れない』から始まって『なぜそう思ったの?』『なるほど、つまり君はそういう考えなんだね』『でもここで君は間違ってると思うよ。というのも・・・』と、論理立てて反論されるからなんだかいつも納得いかない」(23歳/受付)そういう態度に怒っているっていうのに~!溜まってきたものが爆発して感情だけの状態で、そんな冷静に分析されたら不完全燃焼になってしまいそう。女子が怒っているときは結論や原因が欲しいわけじゃなくて、ただ話を聞いてほしいって気持ち、理系男子には理解不能なのでしょうか・・・?■3.フィクションだとわり切れない「私が映画やドラマでハラハラしているのに『おいおい、この飛行機がこの角度で無事なわけない』とか『待てよ、この時代にコイツが分布しているのはおかしいぞ』とか突っ込んできます。もう、こっちは真剣に見ているのに・・・」(27歳/営業)「異議あり!」と矛盾をみつけては主張をするのが好きなのも理系男子。自分の考えから外れたものはこてんぱんにしちゃいます。筆者も知人の理系男子に「マイナスイオンのドライヤー使い始めたら髪の調子がいい」と言ったら、フッと鼻で笑われてしまいました。■4.女ゴコロを察知できない「髪型や服装をどんなに頑張ったとしても何も言ってくれず。『ねえねえ、この服かわいい?』と聞いても『そうなんだね』『そういえば、うちの絨毯もこんな柄だったなあ』みたいに返してきて、私がほめてほしいことに気付いてくれない」(22歳/学生)張り切って選んだ服を絨毯と一緒にしないで(泣)でも彼らいわく「かわいいの基準がよくわからない」らしいので、そこはもうあきらめるしかないのかも。微妙な女ゴコロは、ここをゼロとしてこれから学んでいってもらうしかないですね。■おわりにいかがでしょうか。思考回路がちがいすぎて、文系女子にとって理系男子はまるで宇宙人。女子の扱いをわかってないし、なんでもストレートに表現するし、ちょっと冷たい印象もうける。でも、その不器用さの中にある大きな愛情に気付けたら、あなたはもう理系男子の魅力から抜け出せないかも!?(倉持あお/ハウコレ)
2014年05月28日みなさんは香水、どこにつけていますか?両手首につけ、首筋につける・・・という方が多いと思うのですが、今回はもっと効果的に香らせるため、男性の本音と一緒にいつもと違う香水のつけ方をご紹介したいと思います。■1.彼と会う1~2時間前につける「彼女と会ったら香水の匂いがきつくて酔った・・・」(20歳/学生)香水をつけすぎてしまっている人、注意です。たまに駅のトイレでも待ち合わせに備えてか香水を振りかけている人を見かけますが、人と会う直前に香水をつけるのはあまりおすすめできません。香水にはトップノート、ミドルノート、ラストノートからなる「香りの3段階」があり、段階ごとにより香りが変わってきます。その香水のメインはこの中でもミドルノートとなり、トップノートよりきつすぎずふんわりと香ってくれます。そのミドルノートが現れるのが香水をつけてから1~2時間後なのです。彼と会う時間を逆算して付けてみてくださいね。■2.ふわっと香る「胸元」「ふわっと香る香水が理想的。彼女にいい匂いはさせててほしいけど、香水つけてます感は好きじゃない」(23歳/メーカー)このように言う男性は多いですよね。女の子らしくいい匂いはしててほしいけど、香水の主張が強すぎるのはちょっと・・・ということです。ふわっと香らせたいときにおすすめなのが胸元に香水を1プッシュすることです。ここに香水を忍ばせておくことで、近づいたときにふわっと香る香り、また鼓動と一緒に香らせることができるのです。■3.できる女はここ!「おなか」「『いい女』ってなんでこんないい匂いなんだろうってぐらいいい匂いがする」(25歳/商社)女性から見ても「いい女」って、たしかにいい匂いが必須条件と言えるほどだと思います。そこで「いい女」演出に使えるのが香水をおなかにつけることです。なぜおなか?と思うかもしれませんが、胸元よりおなかの方が体温が高く、香水の香りを自分の体温によって、自分だけの香りにすることができるのです。これが特別感のある香りの正体。また、香水のラストノートには深みがあるとされていますので、やはり彼と会う2時間ほど前には香水をつけておいた方が良さそうです。■4.お泊りデートにも最適「太ももの内側」「おうちデートのときにもいい匂いだと嬉しいな~寝るときもいい匂いだと、やっぱり女の子なんだなぁって思う」(21歳/学生)男性はシャンプーの香りが好き、ということは有名ですが、実際にシャンプーだけでいい匂いをさせるって難しいですよね。香水を使えば簡単にいい匂いの女の子になれます。特にお泊りデートのときなどは、太ももの内側につけると、さらにセクシーな香らせ方ができます。おなかと同様太ももも比較的体温が高く、香りが醸成されやすいのです。せっかくのお泊りなのですから、セクシーな自分を演出してみてはいかがでしょうか。■おわりにいかがでしたか。香水のつける場所によって、自分の見せ方も変わるとは面白いですよね。ぜひ参考にしてみてください♪(金城凛子/ハウコレ)
2014年04月02日時代の流れや不景気の影響で、仕事を続ける前提でライフプランを立てている人も多いでしょう。しかし女性にとっては、結婚や出産という大きなライフイベントもあります。子どもを産みたいのか、産むなら何歳までに産むのか、育児が落ち着いたら職場復帰できるのか――そんなことも具体的に考え始めなければなりません。また、女性の社会進出が増加しているとは言え、まだまだ主要なポストに就いている女性は多くなかったり、一生働いていく自信がない…といったように、悩ましい問題は山積みです。そんな時に一度は考える「手に職」がある専門職、という選択肢。しかしその実態は、専門職だけに知らない事も多く、将来がイメージしにくいですよね。そこで今回は女性の「手に職」の代名詞的存在である看護師を解説します。看護師のキャリアプランは、以前は看護師長、副看護部長、看護部長というように、病院の中でキャリアアップすることが一般的でした。ところが、近年看護のなかで専門の資格ができたり、海外に活躍の場を求める看護師が登場したりと、いろいろな選択肢が増えてきているようです。まずは看護師のキャリアプランの選択肢をシンプルに4つに分けてみました。■方向性1:スペシャリスト医療の高度化が進む上で、特定の分野においての知識や技術を持つ看護師が、医療の現場に必要になってきました。そこで、新しく登場したのが、「認定看護師」と「専門看護師」と言われる資格です。がん、小児、救急、皮膚・排泄ケア、緩和ケアなど、病院内でもフレキシブルに病棟の壁を越えて働いたり、新しいプロジェクトの中心になったりと、活躍の場は増えつつあります。やりたいことを究めて「この分野では誰にも負けない」という強みを持てれば、どんな職場でも頼られる存在に。スペシャリストは一つのことに集中するタイプの方にはオススメのキャリアといえるでしょう。■方向性2:ジェネラリスト豊富な経験を持ち、院内でオールラウンドに活躍できる看護師をジェネラリストと呼びます。ジェネラリストは病院には決して欠かせない存在。領域、対象を問わず基本的な看護ができ、患者さんの基本的なニーズを満たすことができるジェネラリストは、医療の基礎を支えているといえます。医療の専門分化が進んでいることにより、スペシャリストのニーズは高まっていますが、ジェネラリストなしにはスペシャリストが活躍する場所は無く、看護は成り立ちません。ジェネラリストが、一定水準以上の看護を提供している条件の中でしか、スペシャリストの知識、技術が生かせないからです。また、ジェネラリストは時代の変化に適応しやすいので、チャレンジするのが好きな方や、幅広く多様な知識を得たいという好奇心旺盛な方にオススメ。注意すべきは色々と手を出しすぎて中途半端な経験だけ増えること。知識をつける場合は「浅く広く」ではなく、「深く広く」が理想です。■方向性3:マネージャー組織を束ねる看護師長、看護部長などの職種の総称がマネージャーです。ジェネラリストを経て管理者になる人が大半ですが、ジェネラリストの知識だけでは管理者は務まりません。自分の受け持つ組織をしっかりと見て、全体をコントロールする力が必要だからです。マネージャーに求められる力として大きいのがコミュニケーション力であるといわれています。個々の看護師とはもちろん、他職種、時には病院外の人とも連携をとる必要があるためです。管理者になった人の中には、“認定看護管理者”という専門の教育を受けたり、大学院に通ったりして、マネジメントの勉強をする人も増えています。管理者は看護師としての蓄積が豊富であるために、経験に頼ってしまう傾向がありますが、マネジメントの理論を習得することで、経験と理論の両面から現場の問題を捉えられるようになるそうです。マネージャーはチームとそのメンバーの責任者。チームに方向性を与え、その方向に行動させる存在です。メンバーの能力を引き出し、チームで目標を達成する事に喜びを感じる方は管理者としての道を考えてみてもよいでしょう。■方向性4:教育者看護学校や大学などの講師、教員です。マネージャーを経験してから病院附属の看護学校で教鞭をとるケースが多いでしょう。必要な資格は教育施設ごとに異なりますが、概ね5年以上の臨床経験が必要になります。看護技術、看護理論、看護倫理などを教えることが主な仕事ですが、学生たちのモチベーションを高めたり、進路相談にのってアドバイスをしたりという「看護師のたまご」にとっての良き理解者でもあります。教育やサポートをすることはたいへん重要であり、その部分を担う教育者の責任は大きいですが、その分やりがいが大きいともいえます。教育者というキャリアは、自分がどう指導するかによって教えられる側の今後を左右する事にもなります。そのため、時には厳しく指導しなければならない時もあり精神的な強さが必要になってきます。人が成長していく過程に喜びを感じられる方は、教育者への道を歩んでみてはいかがでしょう。今回紹介したキャリアプランは看護師のものですが、その他の専門職にも通じるものがあります。つまり自分の適正や、どのように働きたいか次第で、キャリアプランの方向を考えることが大切なのです。専門職でその道を究めれば、かなりの収入が見込める事もありますし安定もします。また、自分のライフスタイルを優先させて働くことも可能です。一方で、その職に対する姿勢やモチベーションの高さなども関わり、自分自身がその職務をどう考えているのか見つめていくことが大切でしょう。「手に職だから」安心ということではなく、「『職』を持ったその先に何を求めるか」から考えて、自分のキャリアプランを考えてみるのもいいですね。■今回ご紹介した以外にも、恋愛術や生活の知恵など、ナースの意外な情報を大公開中! ナースフル×ウーマンエキサイト特別企画ページ ■取材協力: リクルートの看護師求人・転職パートナー「ナースフル」
2013年02月28日労務行政研究所はこのほど、「労働時間・休日・休暇等に関する実態調査」の結果から、管理職に対する残業代および深夜割増賃金についてまとめたものを発表した。同調査は、5月24日~7月17日の期間に行われ、全国の企業233社から有効回答を得た。労働基準法では、「管理監督者(いわゆる管理職)」は労働時間の適用の対象外となっており、通常、残業代が支給されない場合が多い。しかし、管理監督者の要件を満たしているかどうかは、その職務や権限などの実質から判断されるため、「『管理職だからというだけで残業代は不要』ということにはならない」(労務行政研究所)。一方、午後10時~翌日午前5時の「深夜労働」は同法の適用対象となるため、管理監督者であってもその時間帯に労働した場合には割増賃金を支給する必要があるが、この点を認識していない企業が少なくないという。そこで、今回の調査では管理職の残業代および深夜割増賃金の実態を探った。まず、各社における管理職(部長・課長・課長代理・係長・主任の各役職位)の有無を尋ね、その役職位がある企業について、それぞれに対する残業代支給の有無を尋ねたところ、「支給」と回答した割合は、部長クラスでは0.9%、課長クラスでは3.7%と少なかったのに対し、課長代理クラスでは4割近くの38.5%に増加、さらに係長クラスでは89.0%、主任クラスでは94.6%と大半を占める結果となった。一方、「不支給」の割合は、係長クラスでは6.2%、主任クラスでは3.4%だったのに対し、部長クラスでは95.1%、課長クラスでは88.5%、課長代理クラスでは51.0%と半数から9割以上を占めた。次に、管理職の深夜労働に対する割増賃金の支給状態を聞いてみると、「割増賃金を支給している」と回答した企業は68.4%。それに対して、「支給していない」企業は20.4%、「割増賃金でなく、定額の手当てを支給する」企業は8.9%だった。規模別に見た場合、「割増賃金を支給している」割合は、1,000人以上の企業では69.5%、300~999人では76.1%、300人未満では56.6%。一方、「支給していない」割合は、1,000人以上では18.1%、300人~999人では14.9%、300人未満では32.1%となった。割増賃金を支給している場合の割増率の設定状況については、「法定どおり(25%)」が72.5%、「法定を上回る率」が27.5%。「法定を上回る率」と答えた企業を規模別に見ると、1,000人以上では36.1%、300人~999人では27.5%、300人未満では6.7%となった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月05日これからの季節カサカサ肌には気をつけたいですよね。今回は、カイロプラクティック理学士の檜垣先生に「ホルモンと美肌」の関係についてお聞きしました。(以下、檜垣先生)最近では特に、女性だけではなく男性もお肌のお手入れを入念に行っているという話をよく聞きます。高価な美容クリームを使ったり、サプリメントを飲んだり、顔のマッサージを欠かさないなど、さまざまな方法やアイテムがあります。しかし、どれも今ひとつ効果が出ず、次から次へとあらゆる方法を試しているという人もいるようです。ここで考えたいのは、ヒトが生きていくうえで不可欠な睡眠についてです。睡眠不足が続くと、女性であればだんだんと化粧のノリが悪くなってしまったり、男性においても肌にツヤが無くなり、ガサガサしてきた……といったことは、経験している方が多いかと思います。さまざまな美肌に効くとされる方法を試してみてもダメという場合は、睡眠の質が悪く、皮膚の細胞分裂に重要な成長ホルモンの分泌が不足している可能性があります。言い換えると、成長ホルモンの分泌を正常にさせることで、気にしていたお肌の状態が改善される可能性があるということです。また、今まで試してきた美肌アイテムや方法の効果を得られやすくなるかもしれないので、購入したものなど、無駄にならずに済むかもしれません。また、成長ホルモンと言うと、子供の成長に必要なホルモンと思うかもしれませんが、働き盛りの大人にとっても大切な働きがあります。その働きとは、疲労を回復させる、細胞の修復や新しい細胞をつくる、そして皮膚の表皮細胞の分裂→新生です。疲労の回復が早く、きれいな肌で元気に仕事に打ちこんでいるという人は、もしかすると成長ホルモンを味方につけているのかもしれません。成長ホルモンの分泌に必要なことは「熟睡」です。しかし、ストレスによる心身への影響が多い現代では、眠りが浅く熟睡できないなど、睡眠の問題を抱えている人が少なくありません。この状態が長引くと、肌のかさつきはひどくなり、顔に小じわが増えていくケースもあります。ストレスは成長ホルモン分泌の大敵、そしてお肌の大敵ということになります。最後に成長ホルモンを分泌させるポイントをまとめておきますので、ぜひ参考にしてください。■成長ホルモンを味方につけるポイント★時間が無いために、睡眠を削っている人は、できる限り睡眠時間の確保を。★可能であれば22時か23時ごろには眠るようにしましょう。★ストレスにさらされる時間を減らすことができるよう、好きなことに没頭する時間を設けましょう。★入浴は、40度手前くらいのお湯に浸かり、1~2時間後に布団に入ることができると理想的です。★熟睡できるための睡眠環境を整えましょう(音、明るさ、寝具、アロマの香りなど)(文/檜垣暁子)■著者プロフィール檜垣 暁子(ひがき あきこ)オールアバウト肩こり・腰痛ガイドカイロプラクティック理学士・日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員。現在は、横浜市に治療室を開院し、日々、肩こりや腰痛を始めとする不調を訴える患者さんの診療に当たっている。【関連リンク】【コラム】皮膚科医に聞く。ストレスと大人ニキビの関係【コラム】心療内科医に聞く。怒りをコントロールする方法【コラム】恋をするときれいになるってほんと?
2011年11月27日20代女性の9割以上が中間管理職に「悲哀を感じる」立場の違うもの同士の間に立たされて、人間関係で苦労したことはありませんか?一方の顔を立てれば、もう一方の顔が立たず、困った状況になってしまうことも……。職場においてもそれは同じ。上司と部下の両方に気を遣わなければならないこともある中間管理職という立場。若手社員から見ると、中間管理職のどんなところに悲哀を感じるものなのでしょうか。女性676名聞きました。>>男性編も見るQ.中間管理職に感じる悲哀を教えてください(複数回答)1位上司と部下の板挟み55.2%2位業務量が多い37.3%3位責任を厳しく問われる37.1%4位残業代がつかない26.3%5位部下を教育・指導しなければいけない26.2%■「上司と部下の板挟み」に悲哀を感じる……・「上からの指示も、下からの反発も両方ある。人間関係をコントロールするのが難しそう」(26歳/IT/販売)・「実際に、自分の上司が上と下に挟まれていて、立場上苦労している」(21歳/団体/金融系専門職)・「板挟みになっている上司は、精神的に大変そうに見える」(21歳/ホテル/サービス)・「追い込まれると、自分の考えではないことを強調したり必死になる」(24歳/IT/SE)■「業務量が多い」ところに悲哀を感じる……・「自分の仕事以外にも、上司から頼まれる仕事に加え、後輩のフォローなど大変そう」(27歳/機械/総務)・「当然のことかもしれないが、平社員よりもしている仕事が多い」(28歳/繊維/財務)・「見ていて、いつも忙しそうに見える」(22歳/土木/営業)■「責任を厳しく問われる」ところに悲哀を感じる……・「上司からも部下からも責任を押しつけられている。つくづく孤独な立場だと思う」(22歳/IT/経営・コンサルタント)・「自分の上司が、上の人に対し頭を下げている姿をよく目撃する」(22歳/官公庁/その他)・「部下の責任を負うのは辛そう。自分もいつか……、と思うと憂うつ」(27歳/金融/金融系専門職)・「乗り越えればもっと良い役職につける……とはいえ、乗り越えるのは大変そう」(24歳/小売/販売)■「残業代がつかない」ところに悲哀を感じる……・「長時間残業してプライベートがつぶされているのに……」(22歳/生保/営業)・「出世したのに、ある意味、処遇が悪くなっている」(25歳/小売/販売)■「部下を教育・指導しなければいけない」ところに悲哀を感じる……・「基本的に、部下のミスは全部責任を負わされる。指導する立場のほうが圧倒的に大変」(23歳/アパレル/販売)・「部下の味方になりたくても、上司との関係上難しい場合があり、難しい……」(28歳/小売/販売)総評中間管理職に悲哀を感じているかどうかについては、「特にない」は5.5%でしたので、実に20代女性の94.5%が中間管理職に何かしらの悲哀を感じていることになります。女性の場合、特に多かったのは「上司と部下の板挟み」、「部下を教育・指導しなければいけない」などの人間関係の難しさ。実際に、上司が苦労している姿をたびたび目撃している人が多いようでした。中間管理職が辛い立場であることは、若手社員の共通認識としてあるようです。若手同士で協力して、上司をサポートしてみてはいかがでしょうか。(文・高木亮介)調査時期:2010年5月26日~6月4日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性676名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】上司になって欲しい男性タレントランキング【女性編】上司の嫌いなところランキング【女性編】ついていきたいビジネス界のリーダーランキング完全版(画像などあり)を見る
2010年06月28日肉体的にも精神的にもハードな中間管理職には「なりたくない」!若手社員にとっては、身近な上司である中間管理職。自分のすぐ上にいる存在として、表の顔も裏の顔も、何かとよく知っているのでは?管理職なのだから、平社員よりは立場上偉い。しかし実際には“中間”であるがゆえに苦悩する姿を目撃したことのある人も多いことでしょう。では、若手から見て、中間管理職のどのようなところに悲哀を感じるのでしょうか。20代男性264名に尋ねました。>>女性編も見るQ.中間管理職に感じる悲哀を教えてください(複数回答)1位業務量が多い47.0%2位上司と部下の板挟み39.0%3位責任を厳しく問われる38.3%4位残業代がつかない36.0%5位会議が多い30.7%■「業務量が多い」ところに悲哀を感じる……・「休日が待ち遠しいのか、中間管理職の上司は金曜日のみイキイキしている」(27歳/医薬品/研究開発)・「一般社員に比べ仕事量は明らかに増える。仕事でプライベートが犠牲になっている」(23歳/ソフトウェア/SE)・「常にケータイが鳴りっぱなしだし、接待は多いし、社長からの小言も……。大変そうです」(25歳/芸能関連/営業)・「会議のたびに資料作成などをしているので、大変そうだと思った」(26歳/金融/金融系専門職)■「上司と部下の板挟み」に悲哀を感じる……・「立場上、嫌われやすい。陰口も言われやすいので、自分がその立場だったら……と考えてしまう」(24歳/金属/研究開発)・「上にも下にも対応しなければならないので、よほど器用な人ではないとストレスが溜まりそう」(24歳/建築/人事)・「上司には従わなければならないし、部下の責任は取らないといけない。自分だったら『なりたくないな』って思います」(27歳/教育関連/研究開発)■「責任を厳しく問われる」ところに悲哀を感じる……・「仕事に対する責任を負わされる。自分なら耐えられない」(22歳/教育関連/研究開発)・「部下と上司に挟まれながら頑張っているのに、責任だけを負わされている」(23歳/金融/営業)・「中間管理職になると、部下の面倒も見る必要が出てくるし、責任も大きくなる。その割に、利得が少ない」(25歳/機械/総務)■「残業代がつかない」ところに悲哀を感じる……・「残業代が1円も出ないのは、努力が報われていない気がする」(26歳/医薬品/研究開発)・「労働時間が一番長いのに、残業代がつかないところを見るとかわいそうに思う」(23歳/学校/その他)・「頑張らなきゃいけない立場なのに、せめて目に見える報酬がないと辛いだろうなぁと思っている」(24歳/警備/サービス)■「会議が多い」ところに悲哀を感じる……・「会議や接待が連日続いて、体に悪そう」(23歳/金融/営業)・「上司を見ていると、実際に会議ばかり。身体を動かせないので太る。それが辛そう」(25歳/IT/SE)総評20代男性に「中間管理職に悲哀を感じるかどうか」聞いたところ、「特に感じない」が5.7%と少数だったので、実に94.3%の人が中間管理職に何かしらの悲哀を感じているという驚くべき結果となりました。20代男性の回答を総合すれば、中間管理職の仕事は、肉体的にも精神的にもハードな割に、報酬的に必ずしも恵まれていないといった印象があるようです。なかには、中間管理職には「なりたくない」といった意見さえありました。でも、いつかは今の若手に任される日が来るはず。そのときのためにも、ハードな業務に耐えられるような実力を磨いておきましょう!(文・高木亮介)調査時期:2010年5月26日~6月4日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性264名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】上司になって欲しい男性タレントランキング2010年7月10日開催の小栗旬初監督作の独占試写会に男性300組600名をご招待【男性編】ついていきたいビジネス界のリーダーランキング完全版(画像などあり)を見る
2010年06月28日