女優の折井あゆみが8日、都内で行われたミュージカル『スサノオと美琴~古事記~』制作発表会見に主演を務める俳優の廣瀬智紀、木村咲哉、月影瞳、彩輝なお、総監督の井戸輝雄氏らとともに出席した。折井は元AKB48の初期メンバーであることから、7月30日に俳優・勝地涼と結婚した前田敦子を祝福。「彼女とは同期で。彼女が14歳くらいのときから一緒に活動していました。青春を仕事に捧げていたので素敵な方と巡り会えてうれしい。幸せになってほしい」とメッセージを送った。前田の結婚後、「盛り上がって大変だと思う」とまだ連絡は取り合っていないが、「落ち着いてから連絡しようと思う」と折井。同期の結婚に「みんな幸せになってほしいのでハッピーな話題うれしい」としながらも「私もそういう報告をいつかできるように頑張ります」と語った。同舞台は、現代に生きる11歳の少年・美琴(木村)が、日本創生期・神の時代にタイムスリップし、スサノオ(廣瀬)と三種の神器探しの旅に出るというファンタジー作品。主演は、舞台「弱虫ペダル」やテレビ・舞台「男水!」などに出演した、若手俳優の廣瀬が務める。廣瀬が演じるスサノオというキャラクターについて「純粋で心に正直。かわいくて、かっこいい役柄。でも客観的にみると、周りに迷惑かけたり、暴れん坊だったり、わがままで自分勝手で、イタズラ好き。自分で言っていても困ったやつだなと思う。でもストーリーの中で美琴に出会って変わっていく。どう成長するのか楽しんでいただきたい」とアピールした。同作は8月29日に東京・新国立劇場オペラパレスにて上演される。
2018年08月08日CCI国際綿花評議会は5月10日“コットンの日”を記念し、東京・目黒のウェスティンホテル東京でアメリカ綿の力で日本の伝統工芸の新しい職人像を提案する新プロジェクト、パワー・オブ・コットン(POWER of COTTON)を発表した。会場では、COTTON USAとアンリアレイジ(ANREALAGE)森永邦彦のコラボレーションによるワークウエアを披露するとともに、森永と寄贈先である伝統工芸工房モメンタムファクトリー・Oriiの折井宏司社長のトークセッションも行われた。今回のプロジェクトは日本の社会課題や伝統領域に革新を起こすことで、アメリカ綿の先進性やアメリカという産地に対する理解を広げ認知度を高めることを目的に行われたもの。ヴォーグジャパンの協力のもと、COTTON USAとアンリアレイジの森永がコラボレーションし、富山県高岡市で美術工芸品や銅像の伝統的着色技法を応用した発色技法など革新的な取り組みを行っているモメンタムファクトリーのユニフォームを制作。日本の伝統産業における後継者問題に対して、アメリカ綿を使用した革新的なユニフォームを作ることで新しい職人像を提案し、職人に興味を持ってもらうことで職人になりたいという若者の減少に歯止めをかけようという取り組みを行った。無地や白がフラッシュやライトによって柄やカラフルな色に変わる16SSコレクションの技術を取り入れ、勲章と光をコンセプチュアルに表現したユニフォームを作成した森永はトークセッションで、「アメリカ綿であることに注目してもらえるようなものにした。また、職人が着るユニフォームのイメージを壊したかった」とした上で「工房の床や壁、ユニフォームについているシミは汚れではなく積み重ねた時間や歴史を象徴する勲章のようなもの。工房に着いていたシミをスキャンして柄を作り、光が当たったときに柄が勲章のように浮かび上がるようなデザインした。また、使っていくうちに付く新しいシミが光を放つシミと共存するように色は白にした」と説明。折井社長は「初めて見たときには職人からもわっという歓声が上がった。これからの仕事のやる気にもつながるし、責任をもってやっていかなければいけないと感じた」とコメント。また、折井社長は「伝統産業を継承するには新しい風が必要だし、これからもどんどん前に進みたい」と強調。森永は「アメリカ綿とテクノロジーの相性の良さも実感できた。今回の取り組みでアメリカ綿や伝統工芸に興味を持ってくれる人が増えれば」と話した。当日はアメリカ綿のイメージにふさわしい著名人を選ぶ「COTTON USA AWARD 2016」の授与式も同時開催され、藤原紀香、小柴風化、溝端淳平が受賞した。
2016年05月11日