苦しい出産を終えてようやく愛するわが子を腕に抱き、喜びに満ちた新しい生活が始まります。そんな中、出産後にいままで経験したことがない抜け毛に悩まされる新米ママも多いのではないでしょうか。女性にとって大切な髪の毛が、このまま戻らなかったらどうしようと考えてしまっても不思議ではありません。そこで、この記事では出産後脱毛症の原因と対策について詳しく説明します。 産後のママを悩ませる「出産後脱毛症」とは人間の髪の毛は、一般的に約10万本あるといわれており、健康的な状態ならば抜け落ちる髪の毛と生えてくる髪の毛のバランスが取れています。そのため、急激にまとまった量の髪の毛が抜けたりはしません。 しかし、出産後には急に抜け毛が増える、いわゆる「出産後脱毛症」に悩まされるケースが多くあります。出産後脱毛症は、分娩後脱毛症とも呼ばれ基本的には一時的な現象です。ただし、髪の毛の抜け方や回復力は人によって違います。また、円形脱毛症などを併発してしまうと余計に抜け毛がひどくなってしまうこともあるため、適切な対策を取るようにしましょう。 産後の抜け毛はなぜ起こる?髪の毛には、もともと「成長期」「退行期」「休止期」という3つのヘアサイクルのステージがあります。成長期は、髪の毛の根元にある毛母細胞での細胞分裂が活発で、髪の毛がどんどん作られる状態です。しかし、永遠に髪の毛が作られ続けるわけではなく、いったん髪の毛を作り出す作業を休む休止期があります。成長期から休止期に至るまでの間は退行期と呼ばれ、細胞分裂の勢いが衰えて髪の毛が成長しなくなる時期です。 通常は成長期が2~6年続き、その後2週間程度の退行期を経て休止期に至り、3~4カ月休止した後はまた成長期に入ります。それぞれの毛穴が健康にヘアサイクルを繰り返していれば、髪の毛の量は一定量を保っていることが可能です。しかし、妊娠・出産の際に変化するホルモンの影響でヘアサイクルは乱れます。 女性は、妊娠していない状態のとき、月経周期に応じて「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」という2つのホルモンが周期的に増減します。妊娠するとどちらのホルモンも分泌量が増えるため、髪が伸びやすく、しかも抜けにくくなるのです。一方で、出産が終わるとこれらのホルモンが急激に減少し、特に髪の毛に重要なエストロゲンが減少することにより、今度は多くの髪が一気に退行期や休止期に移ることで抜け毛が増えます。妊娠期間中に本来抜けるべきであった髪が、一度に抜けてしまうのです。 また、出産後は生活環境が変わり、育児も大変です。睡眠不足に悩まされることも多く、自律神経も乱れやすくなります。慣れない育児でストレスを抱えてしまうこともあるでしょう。ストレスや疲労が蓄積すると血液の循環が悪くなり、間接的に髪の毛の発育を妨げることになります。直接抜け毛に作用するような原因ではなくても、生活面での心身の乱れが髪の成長に影響を及ぼすなど、産後の抜け毛は複合的な原因が考えられます。 産後の抜け毛はいつまで続く?あまりに抜け毛が多いと、いつまで続くのか心配になることもあるでしょう。実際には、産後の抜け毛は出産後2~3カ月がピークだと言われています。髪の毛は、それぞれ成長期を終えると退行期から休止期に進み、しばらく休眠するのが本来のサイクルです。通常は、すべての髪の毛が同じタイミングで休止期に入ることはありません。しかし、妊娠中はエストロゲンやプロゲステロンの分泌量が増えるために、多くの髪の毛で成長期が長く続きます。その結果、出産が終わってホルモンバランスが変わったタイミングで、一気に休止期に入って抜けてしまう髪の毛が多いのです。 休止期は3~4カ月が一般的な期間ですから、休止期を終えた毛穴からは再び髪の毛が生えてきます。そのため、出産後2~3カ月は抜ける毛のほうが多い状況でも、3カ月くらい経てば、徐々に生え始める毛も増えてくるはずです。ホルモンバランスの回復や髪の生え替わりのタイミング、生活状況などは個人でかなり違いもあります。それでも、通常は半年から1年ほどでホルモンバランスが元の状態に回復し、抜け毛の量も自然と元に戻ることが多いのです。 どのような対策をしたら良い?抜け毛がひどいと、どうしても心配になるでしょう。ただ、精神的な負担がかかることで髪の毛には悪い影響を与えることもあります。そうならないように、まずはある程度の時間がたてば元に戻ると考え、思いつめすぎないようにしましょう。ひとりで育児をしていると、考えが煮詰まってしまうこともあり得ます。じょうずに周囲の協力を得て、わずかでもリラックスできる時間を持つようにするなど、ストレスをためないようにすることも大切です。 健康的な髪の毛を生えさせるためには、十分な栄養と睡眠をとることも大切になります。栄養バランスの良い食事を心がけ、特に髪にとっての3大栄養素といわれるたんぱく質とビタミン、亜鉛をしっかりとるようにしましょう。数時間おきの授乳や夜泣きなどで睡眠をとりにくい状況も多いかもしれませんが、家族の協力を得て睡眠時間を確保することも大切です。 また、頭皮そのものに注意を払うことも対策になります。日常的に使うシャンプーやトリートメントも頭皮に負担をかけるものは避け、アミノ酸系界面活性剤のように、頭皮や髪にやさしい成分を使っているものを選ぶのも方法の一つです。血流を良くするために頭皮マッサージをするのもいいでしょう。髪の毛や頭皮に負担をかけるパーマやヘアカラーはしばらく控えたほうが安心です。 抜け毛がひどい場合、どこに相談すべき?さまざまな対策を施しても抜け毛がひどい場合、まずはかかりつけの産婦人科医に相談してみましょう。特に、ほかの原因がなく抜け毛の量が妊娠・出産にともなって起こる抜け毛として通常の範囲内ならば、特別な対策は必要ないこともあります。 しかし、原因がほかにあれば、原因に対処するために内科や皮膚科、精神科などを受診する必要が出てくる場合もあります。また、女性の薄毛や抜け毛を専門にしているクリニックもあるので、相談してみるのも一つの方法です。 まとめ出産後は、かわいい赤ちゃんに恵まれ、育児に忙しいながらも幸せな時間を過ごせるでしょう。しかし、びっくりするような抜け毛が続くと幸せな気持ちにも水を差され、不安になることもあるはずです。異常がなければ産後の抜け毛は2~3カ月で治まりはじめ、半年から長くても1年経つと元に戻ります。自分でできる抜け毛対策はおこない、手に負えないことがあれば専門家に相談するようにしましょう。 監修者:医師 医療法人至誠会 梅田病院院長 北川 博之 先生昭和56年愛媛大学医学部卒業。その後愛媛大学付属病院にて産婦人科講師、助教授として勤務。愛媛県立医療技術大学教授を経て、平成20年より現職の梅田病院に院長として就任。現在も愛媛大学、広島大学などで非常勤講師として教育にも従事。
2020年03月03日「ブラッシングすると髪がよく抜ける」「朝起きたら枕に抜け毛がたくさんついていてびっくりした」…。そんな経験はありませんか? 髪の毛がいつもより多く抜けると、病気ではないかと心配になってしまいますよね。今回は、女性特有の抜け毛の原因やその対処法をご紹介します。【監修】成城松村クリニック院長 松村圭子先生婦人科専門医。1995年広島大学医学部卒業、同年広島大学付属病院産婦人科学教室入局。2010年、成城松村クリニックを開院。女性の「体の健康」「心の健康」のために、一般の婦人科診療だけではなく女性のあらゆる面をトータルにケア。講演、執筆、TV出演など幅広く活動。著書に、『女30代からのなんだかわからない体の不調を治す本』(東京書店)、『医者が教える女性のための最強の食事術』(青春出版社)など多数。■髪の毛が抜ける理由とは▼髪の毛は自然に抜けるものみなさん、人間の髪の毛はどのくらい生えているかご存じですか? 多い人で15万本、少ない人で6万本、平均で10万本といわれています。ただ、髪の毛にも寿命があり、女性の場合、1本あたり4〜6年で抜け落ち、また新たな髪の毛が生えてきます。1日に抜ける量は、だいたい50~100本ほど。つまり、健康な人であれば、毎日100本程度抜けたとしても、それ自体は異常なことではないのです。抜けやすい時期がある(出産)ただ、抜けやすい時期があるのも事実。女性の場合は出産後が代表的です。エストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンの分泌が増える妊娠中は、それほど抜け毛に悩まされませんが、出産後、ホルモンバランスが急激に出産前の状態に戻ると、一気に抜け毛が増えます。抜け毛は出産2~3カ月後から発症するといわれていますが、半年~1年ほどで解消されることがほとんどです。季節も抜け毛に関係する抜け毛にもサイクルがあり、季節の変わり目に多く抜けるといわれています。とくに抜け毛が気になる季節が秋。理由は諸説あり、動物が冬毛に生え換わる生態メカニズムの名残とか、夏場に受けた頭皮ダメージの影響から、などといわれています。本当の理由は定かではありませんが、秋口にある程度抜けるのは問題ありません。ただ、冬本番を迎えてもなお抜け続けるようでしたら、一度病院を受診してもよいかもしれません。▼ストレスなどで多めに抜けることもある精神的なストレスも抜け毛の原因になります。ストレスを受けると、乳毛頭(毛根の一部、髪の毛に栄養を送る組織)が活動を一時停止してしまい、そのため髪の毛を作るための栄養が行き渡らなくなります。その結果、抜け毛が増えてしまうのです。円形脱毛症もストレスが発端となって発症することがありますが、これもまた部分的に毛髪が抜け、一時的に新しい毛髪が生えないために起こるのです。▼女性に多い抜け毛の種類と原因前述の産後抜け毛のほかにも、女性に多い抜け毛にはいくつか原因があります。1)不規則な生活:何かと慌ただしい現代人。とくに女性は仕事や育児に追われて生活も乱れがち。栄養不足や睡眠不足が続くと、体内での新しい細胞づくりがスムーズに行われず、抜け毛の原因になります。2)血行不良:酸素や栄養を運ぶ毛細血管の血流が悪くなると、体の末端にある頭皮まで血が巡らなくなり、その結果、毛根まで栄養が行き渡りにくくなり、抜け毛を引き起こします。頭皮の血行不良は白髪の原因にも関わっています。3)過度なダイエット:摂取カロリーを大幅に制限するような短期間のダイエットも抜け毛の原因に。極端に食事量を減らせば、おのずと頭皮まで十分な栄養が行き渡らなくなり、抜け毛や薄毛になるのです。また過度なダイエットは心身ともに大きな負担となり、ストレスからさらなる抜け毛を招きます。髪に良いとされる緑黄色野菜や豆類、海藻類などを含む食事をバランスよくとり、運動を取り入れた減量法が髪の毛のためにも優しいダイエットといえます。4)加齢:髪の成長に関わる女性ホルモン・エストロゲンの減少も原因の一つ。エストロゲンの分泌は加齢とともに減少する傾向があり、とくに40代後半から抜け毛や薄毛を気にし始める人が多いようです。■どのくらいの量の髪の毛なら抜けてもOK?▼OKな抜け毛量のチェック方法記事冒頭で1日に50〜100本程度抜けるのは正常と記しましたが、実際どのくらい抜けているのか正確な本数は把握できないですよね。そんなときに目安になる方法があるのでご紹介します。手で髪をすく、いわゆる手ぐしをして、1回に5〜8本程度抜けるのであれば異常はありません。これが15本以上抜けるのではあれば、少し病気を疑っても良いかもしれません。ただ、この数字はあくまでも目安なので、たまたま多く抜けたからといってそこまで神経質になる必要はありません。▼抜け毛が気になるときは毛根で判断抜け毛が多いからといって必ずしも病気とは限りませんが、気になる場合は “毛根”の状態をチェックしてみてはいかがでしょう。健康な髪の場合、毛根は白または半透明の塊状になっています。それが黄色っぽい脂のようなものが付着していたり、根っこのようにヒゲ状のものが先端から伸びていたり、または毛根部分がない場合は、脂漏性皮膚炎による脱毛症や円形脱毛症、牽引性脱毛症など各種脱毛症の可能性も考えられます。気になる場合は病院を受診してみては。■髪の毛が抜け過ぎるのを防ぐ方法いくら病気でなくても、抜け毛が多いのは気になります。できるだけ抜け毛を防ぐためには、日頃のヘアケアを見直すのがポイントになってきます。▼抜け毛防止対策1:ヘアアイテムを見直すシャンプーで頭皮の汚れを必死に落とそうとする人もいますが、洗浄力の強すぎるシャンプーは、かえって抜け毛にはよくありません。必要以上に頭皮の脂を落としてしまうため、乾燥から頭皮環境が悪化し、抜け毛のもとになるからです。頭皮環境を良好に保つためには、肌への刺激が少ない、弱酸性のアミノ酸系シャンプーを選ぶのが正解です。また、加齢などが原因の場合は、髪の毛を育て、抜け毛を防ぐ働きのある育毛剤を使ってみるのもおすすめです。「私にはまだ早いから」と抵抗を覚える人もいるかもしれませんが、気づいたときに早めにケアすると、抜け毛予防に役立つはずです。▼抜け毛防止対策2:シャンプー方法を見直す普段何気なく洗っている髪の毛、じつはシャンプー方法を見直すだけで抜け毛が改善されることもあります。頭皮を洗う時、皮脂やホコリをとるために力を入れてゴシゴシ洗ったり、爪を立てて洗っていませんか? このような洗い方は頭皮の脂を落とし過ぎてしまい、頭皮トラブルを招くのでNG。正しいシャンプー方法は、次の通りです。(1)洗髪前にブラシでホコリを落とす。(2)ぬるま湯で髪と地肌をしっかりぬらしてさらに汚れを落とす。(3)シャンプーを手のひらで泡立ててから、指先でくるくる小さな円を描くように頭頂部→側頭部→後頭部と、毛髪の流れに沿って優しく洗っていきます。(4)最後にしっかりすすぎをします。せっかくていねいにシャンプーしても、すすぎを怠るとシャンプーが髪についたままの状態になり、頭皮トラブルから抜け毛の原因になります。シャンプーしたときの倍ぐらいの時間をかけて、頭の隅々までしっかりすすぐことを忘れずに!▼抜け毛防止対策3:ドライヤーのかけ方もチェック抜け毛が気になるからと、シャンプー後のドライヤーを控えるのは逆にNG! 頭皮が湿ったままの状態が続くと、雑菌が増殖しやすくなります。雑菌が増殖するとフケやかゆみ、炎症などの原因となり、抜け毛を引き起こしてしまうのです。だからシャンプー後のドライヤーは必須! またドライヤーのかけ方にもコツがあり、タオルドライしたら、髪の地肌を乾かすようにドライヤーの温風をまんべんなく当てていきます。根元がほぼ乾いたら、仕上げに冷風を当てて、頭皮の粗熱を取り除きます。こうすることで地肌のムレを防ぐことができ、頭皮環境を健やかに保つことができるのです。ぜひ今晩から試してみてください。▼抜け毛防止対策4:病気が疑われるときは診察を受けるのもひとつの手薄毛や脱毛症以外にも、甲状腺の病気から抜け毛が発症するケースもあります。新陳代謝を促進させる働きのある甲状腺ホルモンの分泌量が低下する病気「甲状腺機能低下症」や「橋本病」が該当し、これらの病気が原因で、抜け毛になる人もいます。抜け毛のほかに、けん怠感や体重増加、無気力など、何かしら不調を感じるときは、一度病院へ行くことをおすすめします。■まとめ抜け毛と一言でいっても、原因や種類はたくさんあります。自分は何が理由で最近髪がよく抜けるのか、冷静に考えてみるのは、普段の生活を見直すいい機会かもしれませんね。髪が抜けるのは自然なことですが、気になるほどの量が抜ける場合は一度病院を受診する、このぐらいの心構えがちょうどいいのかもしれません。参考資料:・ 日本皮膚科学会「Q&A 脱毛症」 ・ ヘルスケアラボ「最近、抜け毛が多くて気になります。」 ・ アデランス「カミわざ」 ・ 花王「ヘアケアサイト」 文/長谷部美佐
2020年01月31日個人差はあるものの、妊娠と出産にはさまざまな体のトラブルがつきもの。産後、それらを抱えながら日々、家事や育児をこなすなかで、私が地味に(精神的に)きつかった産後トラブルは「抜け毛」です。「家事にも子どもの発育にも関係ないし、痛くもかゆくもないし、そのうち生えてくるし…」と、優先順位はかなり低かったものの、窓や鏡にうつればいやでも目に入る。「明らかな見た目の変化」は、産後の精神の不安定さに拍車をかけるには十分な要因でした。■産後の抜け毛対策を調べるも…いずれ生えてくるとわかっていても、1人目の時の印象では、だいたい元に戻るのに2年くらい…。薄い頭髪と広くなった額を気にするたびに夫は「それだけ(出産で)頑張った証だよ、大丈夫だよ」と声をかけてくれました。だけど、毎夜、風呂場の排水口を詰まらせる毛玉や、屈んだだけでハラリと落ちる抜け毛をどう感じるかは誰にどんな言葉をかけられようが、もはや私自身の気持ちの問題です。そしてあるとき、ふと思いついたのが「減ったなら足せばいいんじゃない!?」ということ。そこで私がとった対策がこちら…■お化粧感覚で気分転換!長時間使うと、まぁまぁ蒸れるので毎日使うわけではないですが、「家にある」「いつでも盛れる」という安心感で、産後抜け毛のコンプレックスを乗り切ることができました。当時は正直「イヤミか?」くらいに思っていましたが、今思えば風邪を心配してニット帽を買ってきた夫と、ニコニコとアガるコメントをしまくってくれた息子には感謝しかないです。ちなみに、髪の悩みを痛感したこともあり、2人目の産前から切らずにいた髪は、この後も伸ばし続け、腰にかかるくらい伸びたころにヘアドネーションとして寄付しました。(断じて無精ではない)
2019年10月29日出産後3カ月くらい経ったころから突然大量に髪の毛が抜け始めました。髪が全体的にボリュームダウンして、特に前髪の薄さが目立つようになり、その姿に私はショックを受けました。夫が何気なくかけた言葉で傷ついたことと、反対に夫の対応に気持ちが和らいだことをご紹介したいと思います。 こんなに抜けるとは思っていなかった産後3カ月を過ぎたころ、髪を洗った後の排水溝には黒々とした抜け毛が溜まるようになりました。そして、ドライヤーをした後の床はもちろん、リビングや寝室など生活している場に目立つほど抜け毛が落ちてしまうようになり、私はとてもショックでした。 始めは「産後だから仕方ない」と思っていましたが、徐々に見た目にも変化が出てきてしまいました。髪が薄くなってしまった自分の姿を鏡で見るのも落ちた抜け毛を見るのも嫌で、粘着クリーナーで常に髪を拾って掃除していたことを今でも思い出します。 何気ない夫の言葉にショック産後の抜け毛が一時的ということは、育児書を読んで知っていました。けれど、また生えてくるとわかっていてもそのときはとても気になってつらい気持ちになっていたのです。そんなとき夫が「全然気にならないよ。また生えてくるんでしょ?」と言いました。夫はショックを受けている私を気づかって言ってくれた一言だったのですが、私にとってこの言葉が心につらく刺さりました。 今こんなに抜け毛が多くて気になっているのに、また生えてくるといってもいつ生えてくるのか、本当に元に戻るのかなんてわからない。そんな気休めの言葉、全然うれしくない! と思ってしまい、傷つきました。 夫の対応に心が和らいだ瞬間鏡を見るたびに少なからずショックを受け、心にダメージを溜めていく毎日。そんなある日、夫と部屋の掃除をしているときでした。抜け毛を見られるのもなんだか恥ずかしい気持ちになっていたので「なんか髪の毛いっぱい落ちてて汚くてごめんね」と声をかけました。すると夫は、「出産って本当に大変なことなんだね。本当に頑張ってくれたよね。抜け毛もすっごく頑張った証だね」と言い、嫌な顔一つせず掃除してくれたのです。 そのとき、私の心が和らいだのがわかりました。そうか、抜け毛は頑張って息子をおなかで育てて産んだ証なんだ。そう思ったらあんなに気になっていたことが嘘のように気にならなくなり、むしろちょっと誇らしい気持ちにさえなったのです。私の心に寄り添った言葉が、気持ちをわかってもらえた感じがしてすごくうれしい、と夫に伝えました。 私にとって、抜け毛は思いのほかショックな体験でした。一時的とはいえ見た目でも気になりますし、落ちた抜け毛を見るのも嫌でした。ちょっとした言葉にも敏感になっていて、特に身近にいる夫からの言葉は心に深く響きます。自分が気になっていることを「気にならない」と言われてもまったくうれしくなく、嫌な気持ちになったのです。反対に、これまでの事実や頑張りをほめてもらうと心が和らいだので、きっと自分の気持ちに共感してほしかったんだと思います。夫には、アドバイスや推測ではなく今の気持ちに共感して認めてほしい、ということがわかってもらえてよかったです。著者:山下 ひいこ一児の母。看護師・鍼灸師の資格を持ち、逆子治療やマタニティケアなどを行っている。自身の経験を生かし、不妊や妊娠・育児に関する体験談を中心に執筆活動を行う。
2019年08月23日秋は一般的に抜け毛の季節と言われ、とくに夏の終わりから秋にかけてが最も多くなります。抜け毛の原因は「秋」ではなく、今まで過ごした「夏」にあります。 秋に抜け毛が多い理由汗によって頭皮に皮質が増え、毛穴に汚れがたまる夏場は紫外線が強く、頭皮にダメージを与え、血行が悪くなる夏バテなどからくる食欲不振のため、栄養が髪まで行き渡らないこのようなことが重なることで、秋に抜け毛が多くなるのです。食生活で改善丈夫な頭皮や髪をつくるには、規則正しくバランスのよい食事をし、腹八分目に抑えることが大切です。その中で、髪や頭皮によい栄養素をバランスよくとりいれましょう!髪の毛の新陳代謝を促すビタミンB群(玄米胚芽・のり・わかめ・チーズ・卵・ピーナッツ・レバー・牛乳など)髪の毛を美しくするたんぱく質(魚・肉・大豆製品・卵など)髪の毛の発育を促すミネラル(貝類・ナッツ類・魚介類・海藻など)髪の毛につやを与えメラニン色素の合成に役立つカルシウム(牛乳・大豆や大豆製品・ひじきなど)注意してほしいこと脂肪のとりすぎに注意抜け毛の原因のひとつは、毛に栄養を送っている毛細血管の血流が悪くなることで起こります。極端な動物性脂肪のとりすぎに注意をしましょう。目の使いすぎに注意髪の毛をつくる栄養素であるメチオニンは、目の網膜の修復にも使われる必須アミノ酸で、目が疲れると網膜の修復に多く使われます。すると、髪への栄養が行き届かなくなってしまい、抜け毛に繋がります。目を労わりつつ、メチオニンが豊富な牛乳・チーズ・レバー・小麦などをとり入れましょう。抜け毛を防ぎ、丈夫な髪をつくるために、バランスのとれた食事と頭皮を清潔に保つよう意識しましょう。 【執筆者】衞藤敬子/管理栄養士コントラクトフードサービス大手(株)グリーンハウスに入社、社員食堂のメニュー提案や栄養指導業務を経て、2009年「あすけん」に参加。アドバイス作成やサービス開発に携わる傍ら、年間150件以上の栄養指導やプロアスリート選手の食事サポート、セミナーなどを実施。現在はフリーランスに転向し、幅広く活躍。
2018年10月07日夏の汗や強い紫外線、夏バテによる栄養不足、生活リズムの乱れなどの影響で、秋になると抜け毛や髪のパサつきなど髪のダメージが目立ちます。髪のトラブルには、日焼けやドライヤーによる乾燥や過度なカラーリングなどによる薬剤のダメージ、誤った洗髪による外的なダメージの他、女性ホルモンのバランスの乱れ、栄養不足による貧血、精神的ストレスなどの内的な要因が考えられます。髪への負担を出来るだけ避け、生活を整え、バランス良く栄養を摂る事が大切です。1. ストレスやホルモンバランスの乱れには生活リズムと食事リズムを見直し、バランスの良い食事を心がけましょう。ダイエットなどで無理な食事制限をすると、髪や肌がパサパサになってしまいます。その様な症状が出たら要注意です。ストレスを解消し、ホルモンバランスを整えるには、規則正しい生活が大切です。睡眠時間をしっかり確保し、心身と脳の疲労を癒しましょう。朝日を浴びると睡眠を促すメラトニンが分泌され、体内時計がリセットされます。朝ごはんは、野菜ジュースだけ、炭水化物だけではなく、髪の生成や成長に必要な「たんぱく質」をしっかり取り入れましょう。2. ホルモンバランスを整えるには、ビタミンEビタミンEは坑酸化作用があり、アンチエイジングには欠かせないビタミンです。坑ストレス作用や血行を促進する働きもあり、性ホルモンをはじめ、脳下垂体や副甲状腺のホルモンを保護し、ホルモンバランスを整えます。通常の食事をしていたら不足する事はないのですが、外食や偏食、油を制限している方は注意が必要です。ビタミンEが不足するとホルモンの欠乏を起こす可能性があります。ビタミンEは小麦胚芽、種実類、植物油、うなぎに多く含まれます。油は酸化しやすいので、良質な食材で摂取する事を心がけましょう。3. 貧血による髪のトラブルに良い食べ物鉄分の多いレバー、貝類、胡麻、ほうれん草、プルーン、大豆製品などを意識的摂取しましょう。また、鉄はビタミンC(緑黄色野菜や柑橘類、じゃがいも)やクエン酸(柑橘類、酢、梅干し)などと一緒に摂取すると消化吸収が高まります。4. ストレスや疲労回復に良い食べ物ビタミンC(緑黄色野菜や柑橘類、じゃがいも)とクエン酸(柑橘類、酢、梅干し)やリンゴ酸などの有機酸にビタミンB1(未精製の穀類や、豚肉、種実類)を組み合わせて摂取すると効果的です。5. 健やかな髪に導く食べ物栄養を運び健やかな髪に欠かせない、甲状腺ホルモンの原料となるヨードを含む海藻、青背魚、種実類、豚肉、鶏肉などを意識的に摂り入れましょう。また、昔から「髪には黒い食べ物が良い」とされていますが、黒米、黒豆、あなご、うなぎなどには、老化を遅らせて、血の巡りを良くする働きがあります。6. 頭皮をマッサージまた、髪の毛だけでなく、頭皮の状態もチェックしましょう。思考が優位になりがちの方や、ストレスが溜まっている方は頭がカチカチです。ヘアトニックやヘアオイルを使用し、頭皮を全体的にマッサージしましょう。生え際、頭頂の百会、後頭部の中央のくぼみあたりのツボを優しく指圧すると頭がスッキリし、リラックスします。強く行うと髪に摩擦がかかり、かえって抜け毛の原因になるので、頭皮を動かすような感じでゆっくり行いましょう。指の腹でトントンと頭皮を同じリズムで刺激するタッピングを合わせて行うと効果的です。頭皮のコリは、顔(表情筋)のコリ、肩コリにつながります。頭皮の血行が良くなるとシワ、たるみの改善、美肌にも繫がります。7. 健やかな髪に導くオイルとアロマ抜け毛やパサつきが気になる髪には、ホホバオイル、アルガンオイル、椿油など髪に良いオイルを用意し、乾いた髪をブラッシングした後、お好みのオイルを地肌と髪になじませ、20~30分置き、その後に洗い流し、洗髪すると毛穴の汚れが落ち、髪の毛がしっとりと仕上がります。ヘアオイルには、アロマオイルを数滴たらして使用するとさらに効果的です。グレープフルーツ、オレンジ、レモンなどの柑橘類に含まれるリモネンには、抜け毛の予防が期待できます。またイランイランには、ホルモンバランスを整え、皮脂バランスを調整し、抜け毛や育毛に導く働きがあります。*アロマオイルは、体調不良時や体質によって避けた方が良いものもあるので確認してから使用しましょう。8. 髪の洗い方を見直すシャンプーの質や量、洗い方や洗い過ぎも抜け毛に繫がりますので、合わせて見直ししていきましょう。秋になると乾燥しやすくなるので、トリートメントやオイルをなじませて保湿する事も大切にしていきましょう。監修・文章/宮本そのみ(管理栄養士)
2018年10月04日抜け毛と聞くと男性のイメージが強いですが、実は女性でも悩んでいる人が多いのです。髪が抜けると「ストレスのせいかな?」と思いますがそれ以外にも原因があるかもしれません。人には相談しにくい抜け毛という悩みを解消するべく、まずは原因を探ってみましょう。抜け毛の原因って?出典:byBirth「最近よく髪が抜けるな…」と感じていませんか?お風呂で髪を洗った時やドライヤーの後に髪がたくさん抜けているのを見ると、けっこうショックですよね。髪が抜ける=ストレスのせいというイメージですが、それ以外にも原因があるのかもしれません。女性でも多い抜け毛の原因を探って、健康的な髪と頭皮を手に入れましょう。1. ストレス出典:byBirth抜け毛の代表的な原因は、やはりストレスの影響が大きいでしょう。髪がたくさん抜けると、ストレスがたまっているのかもしれない、と感じると思います。仕事や人間関係、恋愛やプライベートな悩みなどがストレスとなり蓄積されていくと、それが抜け毛という結果になってしまうのです。そもそもストレスが溜まると、なぜ抜け毛が引き起こされてしまうのでしょうか?それは血流の悪化が原因と言われています。強いストレスや溜まり続けたストレスは交感神経を刺激し、そうすると血管が収縮してしまいます。頭皮には毛細血管が張り巡らされているので、それらの血管がストレスのせいで血行不良となり、抜け毛を引き起こしてしまいます。ストレスが全くない状態を維持するのは難しいですが、疲れやイライラなどのストレスが溜まっているサインを感じたら、こまめに発散をしてストレスを溜めない努力をするようにしましょう。好きなことに打ち込んだり、軽く運動するのも血流アップにつながり気分転換にもなって効果的。ストレスは体の不調をまねく最大の原因と言ってもいいくらいなので、極力溜めないようにしたいですね。2. 不規則な生活出典:byBirth夜更かしをしたり偏った食生活をしていませんか?これらの不規則な生活も抜け毛の原因かもしれません。睡眠不足は髪の成長に悪影響を及ぼします。血流が悪くなったり必要なホルモンが分泌されにくくなってしまうのです。またスナック菓子や油っこい食べ物を好んで食べていたり、栄養が偏ってしまうと頭皮の状態が悪くなり、抜け毛の原因を作ってしまいます。仕事柄、不規則になりやすいライフスタイルの人は、できるところから改善していかなくてはなりません。まず食生活はできるだけ髪に良いとされる大豆、海藻類、レバーや緑黄色野菜を積極的に摂るようにしましょう。外食ばかりでなく自炊したり、栄養面を気にかけた食生活にしていくことが大切。睡眠も、ゴールデンタイムと呼ばれる22時~2時までにはベッドに入るようにして、睡眠時間を確保できると良いですね。もしそれが難しいのであれば、睡眠の質を上げることを意識しましょう。寝る前のスマホいじりは避け、体を休めるモードに切り替えて眠りにつくと、良い睡眠をとることができます。3. ホルモンバランスの乱れ出典:byBirth不規則な生活によってホルモンバランスが乱れると抜け毛になるとご紹介しましたが、女性にとってホルモンバランスの乱れは何かとトラブルを引き起こしてしまうので、要注意。まずこの場合のホルモンバランスの乱れとは、女性ホルモンに含まれるエストロゲンの減少のことを指します。そのため女性ホルモンが少なくなると抜け毛が多くなるのです。出産を経験した女性は、産後に抜け毛がひどくて悩んだ経験がある方も多いでしょう。また加齢によるホルモンバランスの乱れもあります。女性とホルモンバランスの乱れは切っても切れない関係性であるので、時期や年齢によって抜け毛を受け入れなくてはいけないこともあるでしょう。なので、そこにストレスや不規則な生活が加わるとますます乱れることになってしまうので、規則正しい生活や食生活の改善などによって、対策をすることが望ましいと言えます。4. 頭皮の汚れ出典:byBirth毎日行なっているシャンプーのすすぎ残しや、きちんと頭皮が洗えていないことが抜け毛の原因になっているかもしれません。シャンプーが頭皮に残ってしまうと毛穴づまりを起こし、頭皮状態が悪くなります。そういったことが髪を育ちにくい環境を作り出してしまうのです。またその逆に髪の洗いすぎもNG。洗浄力の強いシャンプーを使っていたり何度も洗っていると、本来頭皮に必要な皮脂まで奪ってしまうことになり、頭皮の状態が悪くなります。そのため頭皮に負担の少ないシャンプーで適切な使い方をするようにしなくてはいけません。理想的な髪の洗い方は、お風呂に入る前にブラッシングをして、ぬるま湯で予洗いを3分ほどしっかりと行います。これだけでほとんどの汚れが落ちているのです。そのあとしっかりあわ立てたシャンプーで、指の腹を使ってマッサージするように洗います。髪をこすり合わせるのは傷む原因となるので避けましょう。シャンプーをし終わったら、すすぎ残しがないよう丁寧に流し、コンディショナーを毛先につけます。その後すぐに流すか、数分おいてから流すとしっとりとまとまりのある髪になっていることでしょう。抜け毛は日頃のシャンプーのやり方が原因となっている可能性があるので、今一度自分のやり方を見直してみるといいですね。5. 紫外線によるダメージ出典:byBirth夏に強い紫外線を浴びたことが抜け毛となっていることもあります。紫外線を浴びると頭皮や髪も日焼けしてしまいます。そのダメージこそが髪が抜けやすくなる原因。そうするとヘアサイクルが乱れてしまって、抜け毛や髪の成長に影響を与えてしまうことになります。そのため紫外線対策をするために日傘や帽子を使って、頭皮ダメージを少なくしてあげることが大事なことと言えるでしょう。原因を知り改善することが、髪や頭皮にとっては重要なこと!出典:byBirth抜け毛は一度気になり出すとどんどん悩んでしまうことになります。そんな時は自分の生活を見つめてみて、まずは原因を探ってみましょう。きっと思い当たる原因があるはずです。何もしなくても髪は1日50~100本は抜けると言われているので、そこまで気にする必要はありませんが、あまりに抜け毛が気になるなら健康的な生活やストレスのない状態を意識して取り入れるようにしましょうね。
2018年09月25日こんにちは。3人の子どもを持つライターのあしださきです。子育て中のママさん。産後の抜け毛にお悩みではないですか?抜け始めてからどのくらい経ったのか、本人にも自覚がない事も実は多いとか。また、産後の女性の多くが通る道とはいえ、初めての方は予想以上の事態 に驚いてしまうはず。そこで、今回は産後のつらい抜け毛を乗り切るヒントが得られるコラムをお届けできれば幸いです。実は産後すぐではなかった!筆者の抜け毛体験記「産後の抜け毛」という言葉から、お産直後から髪が抜け始めるというイメージをお持ちの方もいるかもしれません。しかし、筆者は3人の子どもを出産して3回ともひどい脱毛を経験しましたが、時期はいずれも産後半年以上経過 してからでした。産後の抜け毛がひどかった時期・第1子:産後5か月から産後1年くらいまで・第2子:産後8ヶ月から産後1年くらいまで・第3子:産後9ヶ月から産後1年半くらいまでまた、その時の髪型によっても気が付くタイミングは違うということもありました。ロングヘアだった第1子の時は、抜け毛1本が長いのですぐに気がつきました。髪を洗うと両手にゴッソリ絡みついてくるので一目瞭然でした。ショートカットにしていた第2子の時は、髪全体のボリュームがなくなってきて始めて、「あれ?髪が薄い?」というような感じでした。しかし、いつまでも抜け続けるというようなことはなく必ず終わりがやってきて抜けた髪も徐々に生え始めます。 ですから、つらい時期ではありますがうまく乗り越えていけば大丈夫です。十人十色、時期も量も個人差があるということ私は3人子どもがおりますので、3パターンの産後を経験しました。それぞれ抜け毛の始まり方も、抜ける量も、抜け方も微妙に違ったのですが、他のママたちとはどんな違いがあるのでしょうか。そこで今回、周囲のママたちに聞き取り調査を実施してみました。Q.産後抜け毛が始まった時期とピークを教えてください。A.1人目は産後3~4か月頃 から抜け毛が気になり出し、6か月位がピークでした。2人目はそれよりも遅く、産後10か月頃がピークで、長々と1年以上悩まされました。(小1と年中の男の子の母)抜け始めの時期は、「3か月くらい」という意見が最も多かったです。ですから、冒頭にご紹介した「産後3か月以上経ってから気がついた。」という知人は、遅いというわけではなく、むしろ早いと言える時期に気がついたのだと思います。また、お子さんの数が多いかたは、出産のたびに違う産後の経過を辿るそう。Q.どのようなタイミングで抜け毛が気にならない状態になりましたか?A.赤ちゃんの離乳食に追われてバタバタしているうちに(産後7・8ヵ月) 抜け毛は忘れる程度になった。しかし、抜けた毛がその頃生えて伸び、ツンツンと飛び出すのがみっともなかった。(年中女の子の母)産後の抜け毛の程度にも個人差があります。髪全体が抜けてぺったり とした髪型になってしまう方もいれば、一部のみが激しく抜けるなど、まさに十人十色です。人ともし違っていてもそれは「おかしいこと」ではないのです。抜け毛の対策では、最後に「見栄えの悪い髪型とどう付き合うか?」についてです。筆者はとにかく前髪がよく抜けていた印象があります。だんだんとオデコが後退していくような感じで、髪型はみすぼらしくて最悪でした。髪型のせいで老けた印象に見えるのは嫌だったので、このように工夫をして乗り切りました。・ロングヘア編髪全体にふわっとしたパーマ をかけて、ボリューム感を出し帽子を合わせたスタイルを楽しむ・ショートヘア編髪を乾かすときにつむじから前に持ってくるようにして、重めの前髪 を作ると生え際の抜け毛を上手に隠すことができる----------いかがでしょうか?憂鬱な抜け毛の時期を逆手にとって、イメージチェンジを図るというのも良いのでは、と思います。ロングヘアは暑いし、扱いが面倒なように思われがちですが、パーマをかけるとブローいらずな上、無造作感が出せるので非常に楽なのです。ショートカットもこのように分け目をつけないと、とてもスタイリッシュで洗練されたイメージが素敵だと思います。こんな工夫もあるということを知って、ぜひ参考にしてほしいと思います。●参考URL・アンファー運営|女性の薄毛・抜け毛予防と改善WEBマガジン・2016年10月ベビカム「出産後、髪の抜け毛の悩みはありますか(ありましたか)?」●ライター/あしださき●モデル/大上留依
2018年07月09日春から初夏にかけてのこの季節は髪の毛の乾燥が気になる時期。とくに、妊娠・出産をきっかけに抜け毛・薄毛・パサつき・うねりなどの髪悩み続発で「正直おしゃれから気持ちが遠のいている(涙)」……なんてママたちも少なくないのでは?そこで、体質・体調・季節の変わり目に陥りがちな髪悩みをあらゆるアプローチでケアしてくれる、選りすぐりのヘアケア情報をお届けします。ダメージ補修&時短で“ふわ艶スタイリング”「dear mayuko」 ヘアオイル繭から生まれた保湿成分「ピュアセリシン™」配合頭からつま先までを“素肌”と考えて、“繭”(まゆ)から生まれた保湿成分「ピュアセリシン™」をキー成分に、スキンケア、ヘアケア/ボディケアライン等を展開するビューティーブランド「dear mayuko(ディアマユコ)」。子どもと一緒に使えるバスミルクやベースメイク、メンズスキンケアアイテムのほか、ハンドタオルなどの雑貨など、ギフトにも最適なアイテムが揃う。パサつき、ごわつきなど、春から夏にかけて真っ先に悩まされる髪トラブルの原因は、空気の乾燥や紫外線、ヘアカラー、アイロンなどのダメージ、ホルモンバランスの変化など、外的要因と内的要因が重なり合っておきるケースが多いそう。そんなとき、いつものケアにプラスしたいワンアイテムが“ヘアオイル”。ヘアオイルとひとことで言っても、さまざまな商品があふれるなかでどれを選べばよいの? という方におすすめしたいのが、“繭”(まゆ)から生まれた保湿成分「ピュアセリシン™」をキー成分に、スキンケア/ヘアケア/ボディケアライン等を展開するビューティーブランド「dear mayuko(ディアマユコ)」から、この春誕生したヘアオイルです。「dear mayuko ヘアオイル」 50mL 3,200円(税抜)“一生モノのキレイを作る” ため、常に心地よく美容効果を発揮してくれる繭由来の保湿成分「セリシン」を、高純度で精製した希少な「ピュアセリシン™」を配合したヘアオイル。 外からと内からのダメージ要因に対し、高い浸透力をもつ「ピュアセリシン™」がすばやくアプローチ。キューティクル接着や内部補修に加えて、うるおいやツヤを与え、気になるパサつきも抑えてくれます。繊維メーカー「セーレン株式会社」が世界初の技術により、繭から抽出精製した高純度なセリシン「ピュアセリシン™」を配合した「dear mayuko(ディアマユコ)」ヘアオイル 50mL 3,200円。写真奥は、頭皮をケアしながらハリのある髪に洗いあげる「スカルプ&ヘア シャンプー スムース/モイスト」300mL 3,800円 と「スカルプ&ヘアトリートメント」200g 4,800円。ついついラインでバスルームに飾っておきたくなる美パッケージ。 ※すべて税抜価格入浴後、タオルドライした髪全体にオイルをなじませ、ドライヤーで乾かすシンプルステップ。翌朝の髪のコンディションは整いやすくなり、ふわ艶スタイリングをスムーズにしてくれます。また、このワンステップケアで、キューティクル補修、枝毛予防、静電気予防、褪色予防など、髪外部のダメージ補修も兼ねてくれるので、使い続けるごとに傷みにくい髪に導いてくれる点も嬉しい。何ごとも時短マストなママたちにとって、手放せないアイテムとなりそうです。【お問い合わせ】Dear Mayuko 株式会社 Tel. 0120-115-177 お手頃価格の本格オーガニックヘアケア「THE PUBLIC ORGANIC」シャンプー&トリートメントバスタイムで髪も心もケアする “ホリスティック精油美容”“ホリスティック精油美容”がコンセプトの「THE PUBLIC ORGANIC(ザ パブリック オーガニック)」のシリーズ。シャンプー&ヘアトリートメントは本格オーガニック基準に沿った100%精油調香でありながら、500mL 1,544円(税抜)というリーズナブルな価格帯も魅力。昨夏発売のヘアパック(右上)と、続いて発売されたボディシャンプー(右下)もおすすめ。季節の変わり目、とくに春は環境の変化も多いことからホルモンバランスが崩れがちです。ストレス社会で奮闘する現代女性はもとより、妊娠・出産などでホルモン値のアップダウンを繰り返したママたちの多くは、産後の抜け毛や薄毛、うねりやパサつきなど、とくに内側からのダメージ要因で悩んでいる人が多いと言います。そんなママたちにおすすめしたいのが、「THE PUBLIC ORGANIC(ザ パブリック オーガニック)」のヘアケアプロダクト。精油の生理活性作用に着目した “ホリスティック精油美容” をコンセプトに開発されており、根本アイデアは “バスタイムを有効活用しながら、ホリスティック精油美容を毎日の暮らしに取り入れる”というもの。右:スーパーリフレッシュ シャンプー 500mL 1,544円、詰替価格 400mL 1,090円 左:スーパーリラックス ヘア トリートメント 1,544円、詰替価格 400mL 1,090円オーガニックオリーブオイルと植物由来アミノ酸系濃密泡で地肌をやさしく洗浄。たっぷりうるおいを与えながら、しっとりまとまりのある洗い上がりに。ヘアトリートメントは、オーガニックホホバオイルとシアバターの濃厚オイルでダメージ毛をしっとり保湿。※すべて税抜価格ほどよい湿度を保ったバスルームで、100%精油調香されたシャンプーやコンディショナーでヘアケアすることで、効率的に「嗅覚器」「皮膚」の2つの経路から精油の力を取り入れて心と体を包括的にケアするという画期的なアイテムです。左:スーパー リラックス シャンプー 500mL 1,544円、詰替価格 400mL 1,090円右:スーパーリラックス ヘア トリートメント 1,544円、詰替価格 400mL 1,090円シャンプーは、オーガニックヒマワリオイルと植物由来アミノ酸系濃密泡で地肌をやさしく洗浄。うるおいを与えながら、さらさらふんわりとした洗い上がりに。ヘアトリートメントは、アプリコットオイルの軽やかな保湿オイルがパサつく髪にうるおい補給。髪一本一本をなめらかな指通りにしながら、さらさらふんわりとした髪に。※すべて税抜価格ラインは「スーパーリフレッシュ」(うるおいを保ちながら保湿洗浄。オレンジ精油&ユーカリ精油で“自律神経のバランスをリフレッシュ状態に導く”)と、「スーパーリラックス」(パサつく髪に浸透保湿。ラベンダー精油&ゼラニウム精油で“自律神経”バランスをリラックス状態に導く)の2種で、計6アイテム。毎日の疲れを癒したいバスタイム中は、本格的な精油の香りでとことんリラックス&リフレッシュを。お手頃価格なので継続しやすいのも嬉しいポイントです。【お問い合わせ】カラーズ株式会社 Tel. 050-2018-2557 医学発想の新技術で髪質改善を提案「FLOWDIA」アウトバス トリートメントダメージ集中ケアでもベタつかず髪本来のサラサラ自然な質感「医学発想の新技術で髪質改善を提案」するのが、デミ コスメティクスが展開するヘアケアブランド「FLOWDIA(フローディア)」。本来の髪質と求める質感を4つのタイプに分類し、タイプ別に提案されるフローディア シャンプー / トリートメント(トリートメント(各50mL 800円 / 400mL 5,600円 / 350mL(詰替)3,100円)※すべて税抜価格 ※サロン専売品。取り扱いサロン店はHPを参照「何を試してもいまひとつ」。出産を機になかなか抜け出せない毛髪トラブルのスパイラル。その原因のひとつに、カラーリングや紫外線などの影響で毛髪内にできる大きな空洞「メラニンクラック」があることに着目し、「医学発想の新技術で髪質改善を提案」するのが、デミ コスメティクスが展開するヘアケアブランド「FLOWDIA(フローディア)」です。デミ コスメティクスでは、この新たなダメージ「メラニンクラック」をケアするため、7年の歳月をかけ、これまでにない毛髪ケアシステムを開発。 “ダメージ部分だけに反応” して補修成分を定着させる「バルネイドシステム」が、不自然なギラつきやベタつきのない “髪本来のサラサラとした自然な質感” を実現してくれます。「FLOWDIA(フローディア)」の全ライン(各4種のシャンプーとトリートメント、3種のアウトバストリートメント)のなかでも、とくにおすすめしたいのが、乾燥から髪を守り、求める質感を叶えた艶髪に導いてくれるアウトバス トリートメント「コート ミルク スムース」と「コート ミルク モイスト」です。左:サラサラ感、なめらかさを求める髪におすすめな「FLOWDIA(フローディア)」アウトバス トリートメント/コート ミルク スムース右:まとまり感、しっとりうるおい感を求める髪におすすめな「FLOWDIA(フローディア)」アウトバス トリートメント/コート ミルク モイスト(各95g 2,800円)※すべて税抜価格入浴後、タオルドライで水分をよく拭きとった髪に1~2プッシュ分を(髪の先端から全体にかけて)まんべんなく塗布。その後ドライヤーで乾かすだけの簡単ステップで「やわらかくなめらかな/しっとりとうるおいのある」仕上りを叶えてくれます。シャンプー、トリートメントを含むライン共通のフローラルブーケの香りも、心地よく五感を刺激。風になびく艶髪とともに香りが楽しめる点も魅力です。【お問い合わせ】デミ コスメティクス お客様相談室 Tel. 0120-68-7968 いかがでしたか? ハリ、コシ、うるおい、艶、を諦めちゃうなんてもったいない! と思えるほど、秀逸なヘアケアアイテムやサロンケアが続々登場するこの季節、ポジティブマインドで春のおしゃれ&お出かけを楽しんでくださいね。
2018年04月23日「抜け毛」って普通の人はどれくらいなの?サロンに来るお客様から「抜け毛が気になる」というご相談がよくあります。原因については様々ですが、髪は毛髪周期で生え変わるので、ある程度の量が抜けるのは自然です。(一日70~100本程度)ただ、そのサイクルとは違った理由で抜けてしまう場合もあり、それは気をつけないといけません。この異常な抜け毛の原因はなんだろう?ストレスや生活習慣により、ホルモンバランスが乱れて脱毛を引き起こす場合食生活も抜け毛に影響します。偏った食事でのバランスの変化。ダイエットや食事制限で、栄養が足りなくなると髪の毛まで栄養が行き渡らなくなります。抜け毛が気になるときは 健康を意識し、栄養バランスのよい食事を心がけたいです。忙しくて食事の時間がなかなかとれないという場合は、栄養のあるものを食べることや、サプリメントが有効です。抜け毛にはストレス対策も大切です。ストレス発散法を見つけて、できるだけため込まないようにしたいですね。運動やストレッチには解消効果があります。抜け毛を気にすることもストレスにつながるので焦ったり神経質になら無いようにしたいです。睡眠の量と質を改善することも重要ですよ。抜け毛を予防改善するには、日々の髪のお手入れを正しい方法で行うことが大切です。シャンプーの時に 汚れや皮脂が残った頭皮、洗い過ぎで乾燥した頭皮は、炎症を起こしやすくなります。自分の頭皮に合ったシャンプーを選び、正しく洗うことで健康な頭皮を保ちたいです。髪を濡らしたまま放置すると頭皮に雑菌が繁殖しやすくなるため、シャンプーが終わったら髪をしっかり乾かすことが大切です。タオルでやさしく頭皮の水分を拭き取ります。ゴシゴシこすらず、軽く叩くようにして拭きましょう。おおまかな水分をタオルで拭き取ることで、ドライヤーの時間を短縮でき、頭皮へのダメージを少なくできます。あとは頭皮に栄養を与えるスキャルプローションや、マッサージをして、血行を良くしてあげる事で予防効果が見られるようになります。コツコツと日々意識しながら、頭皮環境を整えてあげる事が大切になります。コツコツと日々意識しながら、頭皮環境を整えてあげる事が大切になります。抜け毛の原因となる生活をしているようでしたら、明日から早速改善に向けて始めていきましょう!≪writer≫SORA北原 義紀(キタハラ ヨシノリ)
2018年02月28日男性ばかりでなく、女性もひそかに悩んでいる薄毛や抜け毛。女性の場合は加齢によって女性ホルモンが減少する30代ごろから、髪のハリやコシが失われたり、薄毛や脱毛が起こりやすくなったりします。しかし、最近は20代でも悩みを訴える人が増えてきています。女性の多い薄毛・抜け毛の原因や、薄毛対策としての育毛シャンプーの選び方と正しいシャンプー方法、そのほかの抜け毛対策などについてご紹介します。髪の毛に関して多い女性の悩みとは女性の薄毛・抜け毛は、男性に多いAGA(男性型脱毛症)とは発症のメカニズムが異なります。女性に多い髪の悩みとして、以下のような特徴を上げる人が多くいます。髪のボリュームが全体的に減ってきた地肌が透けて見えるようになってきた分け目やつむじが目立つようになってきた髪にコシがなくなり、細くなってきた男性のように部分的な脱毛ではなく、頭部全体が薄くなってきたり、髪の分け目がはっきり目立つようになってきたり・・・という薄毛・抜け毛は、「びまん性脱毛症」といわれています。閉経が近づき、女性ホルモンが急速に減少する40代後半以降に起こりやすい「FAGA(女性男性型脱毛症)」もまた、このびまん性脱毛症の一種です。女性の薄毛・抜け毛の原因女性に多いびまん性脱毛症が起こる原因としては、以下のようなことがあげられます。どれかひとつではなく、複数の原因が複雑に絡み合って発症することもあります。加齢女性ホルモンの一種であるエストロゲンには、毛髪を育てる働きがあります。しかし、加齢によってこのエストロゲンが減少すると、脱毛が起こりやすくなるのです。頭皮のうるおいを保つ働きを担っているコラーゲンや皮脂の減少も、抜け毛に拍車をかけると考えられます。出産や経口避妊薬(ピル)の服用妊娠・出産によってホルモンバランスが変化すると、出産後に脱毛症状を起こすことがあります。これは「分娩後脱毛症」と呼ばれ、一時的なものです。また、経口避妊薬(ピル)の服用によってもホルモンバランスは変化します。ストレスストレスによってホルモンバランスや自律神経のバランスが乱れることがあります。また、ストレス性の血管収縮によって毛髪に十分な栄養がいき渡らず、毛髪が育たないこともあります。ダイエットや食生活の乱れ過度なダイエットにより毛髪に必要な栄養が足りなくなると、脱毛につながります。また、ファストフードや肉類などの動物性脂肪の多い食べ物は血液中の脂肪を増やし、質の悪い血管や血液を作る一因となり、頭皮の血行不良につながります。間違ったヘアケア洗浄力の強すぎるシャンプーを使ったり、一日に何度も洗髪したりすると、頭皮に必要な皮脂までも洗い流してしまい、頭皮トラブルを起こしやすくなります。また、すすぎを十分に行っていないことも頭皮トラブルの原因となりますので、適切なケアを心がけましょう。女性の抜け毛が悪化する年齢上記で見てきたとおり、女性に多いびまん性脱毛症はホルモンバランスの乱れや、毛髪に必要な栄養が行き渡らないことで起こりやすくなります。そのため、加齢による薄毛・抜け毛は女性ホルモンの分泌が低下する30代から始まることがほとんどです。20代の抜け毛・薄毛も増えているしかし、近年は20代でもひどい抜け毛に悩まされる人が少なくありません。その背景には、過度なダイエットや不規則な生活、ストレス、動物性脂肪の多い欧米化した食生活などが原因として考えられます。女性の薄毛に効果のあるシャンプーとは?薄毛・抜け毛が気になるときは、シャンプーを変えてみるのもおすすめです。薬局やドラッグストアに行くと、さまざまな種類や価格帯のシャンプーが売られていますが、どれを選べばよいのでしょうか。まずは主な種類をおさらいしてみましょう。洗浄成分で違うシャンプー高級アルコール系シャンプー石油や動物性油脂などから作られる合成の界面活性剤が使われているシャンプーです。ドラッグストアなどで売られているシャンプーはほとんどがこのタイプで、洗浄力が強めです。石けん系シャンプー固形石けんと同じ界面活性剤が使用されています。洗浄力はやや高く、頭皮がアルカリ性に傾くため、酸性のリンスなどで中和させる必要があります。アミノ酸系シャンプーアミノ酸から作られた合成界面活性剤を使用しているタイプで、洗浄力は低めで、頭皮への刺激もマイルドです。目的で違うシャンプーノンシリコンシャンプー多くのシャンプーには髪をコーティングしてなめらかな手触りに仕上げる「シリコン」が入っていますが、ノンシリコンシャンプーには使用されていません。ノンシリコンシャンプーは一時期、「シリコンは毛穴をふさいで発毛を妨げる」と問題視されましたが、最近ではシリコンにはそうした問題がないことが立証されています。スカルプシャンプー頭皮を意味する「スカルプ(scalp)」の名の通り、頭皮ケアに重点を置いたシャンプーです。アミノ酸系のマイルドな洗浄成分(界面活性剤)を使っていることが多く、頭皮の脂を落としすぎないことで頭皮の環境を整え、発毛・育毛をサポートします。育毛シャンプーとは?どのような効果があるの?育毛シャンプーというと、まるで洗うだけで育毛効果があるかのように捉えられがちですが、実際のところシャンプーにそこまでの効果はありません。基本的に、発毛や育毛につながる有効成分などは配合されていません。つまり、育毛シャンプーとは毛髪の成長を促す成分などが配合された「育毛剤」とは違うものであることを理解して使うことが大切です。ただし、すこやかな髪を育てるには、清潔な頭皮環境が欠かせません。頭皮が乾燥していたり、余分な皮脂がべったりとこびりついていたりしては、発毛もスムーズには進まないのです。頭皮のうるおいをキープし、頭皮環境を良好に保つ頭皮の毛穴の汚れをすっきりと洗い流す育毛シャンプーはそれ自体で発毛を促すのではなく、上記のような働きで発毛・育毛をサポートする目的で用いられます。髪の毛が一番抜けやすいのはシャンプーをするとき健康な人でも、髪の毛は1日あたり50〜100本ほど抜け落ちます。季節の変わり目に抜け毛が増えることもありますが、そのほとんどが洗髪時に抜けるといわれています。先にご紹介したとおり、育毛シャンプーだけで発毛を促すのは難しいのが現状ですが、頭皮環境を理想的な状態に近づけるためにも、適切なシャンプーを選び、正しい洗髪方法でケアすることは欠かせません。以下では、育毛シャンプーの正しい選び方についてご紹介します。育毛シャンプーの正しい選び方では、女性の薄毛・抜け毛対策に効果の高い育毛シャンプーの選び方を見ていきましょう。洗浄成分がやさしいかどうかこれまで見てきたとおり、頭皮環境を整えるには「洗浄力のやさしさ」が大切です。毛穴をすっきり洗い上げるためにも、「洗浄力は高いほうがいい」と思う人もいるかもしれません。しかし、洗浄力が高いシャンプーは、頭皮を紫外線や乾燥といった外的ダメージから守るために欠かせない皮脂までも洗い流してしまうおそれがあります。また、洗いすぎて頭皮の乾燥が進むと、皮脂が過剰に分泌され、ベタベタとした頭皮環境になってしまうこともあります。頭皮の乾燥を防ぐためにも、シャンプーはアミノ酸系の界面活性剤を配合したものなど、必要な皮脂は残してマイルドに洗い上げるものを選びましょう。配合成分や仕上がりで選ぶ育毛シャンプーのなかには、薬用成分や保湿成分を配合した育毛シャンプーというものもあります。もしも、薄毛のほかに、頭皮のにおいやベタつき、フケ・かゆみなども気になるのであれば、そうしたタイプのシャンプーを選ぶのもひとつの方法です。髪にハリやコシ、ボリュームを出すタイプの育毛シャンプーもあります。薄毛が気になる女性には、うれしい機能のひとつでしょう。また、植物エキスやオーガニック成分を配合した育毛シャンプーなども、髪や頭皮に刺激が少なく、多くの女性に人気です。価格も大切また、シャンプーはほぼ毎日使うものですから、価格やコスパといった面も大切です。ずっと使い続けられる価格であるかも考慮して選びましょう。薄毛・抜け毛の悩みでクリニックや病院に通っているのであれば、ドクターにおすすめを聞いてみる方法もあります。正しい洗髪方法とケア抜け毛を最小限にとどめ、頭皮環境を健全に保つためにも正しいシャンプー方法をマスターしましょう。以下の手順で行います。シャンプー前の乾いた髪をブラッシングし、毛の絡みをほぐして余分なほこり・フケを落としておくまずはぬるま湯だけで、指の腹を使って地肌を予洗いするシャンプーは手のひらであらかじめ泡立ててから髪になじませ、頭皮を揉みだすようにやさしく洗うたっぷりのぬるま湯で丁寧にすすぐ。すすぎ残しがないように気をつける清潔なタオルで押さえるようにして水気を拭き取り、ドライヤーで手早く乾燥させるシャンプー前にブラッシングすることで、絡んだ毛をほどいたり、切れ毛・枝毛を防いだりすることができます。また、最初に髪や頭皮を濡らすことで、シャンプーの泡がすみずみまでいきわたります。洗うときは爪を立てず、指の腹で地肌をマッサージするように洗いましょう。生え際や耳の後ろ、頭の後ろなども忘れずに洗いましょう。すすぐときは皮脂を取りすぎないためにぬるま湯を使いましょう。シャンプーの成分が肌に残ったままだと肌荒れを起こすことがありますので、時間をかけてきれいにすすいでください。髪や頭皮が濡れたままだと雑菌が繁殖し、フケ・かゆみの原因になることがあります。タオルドライ後は、ドライヤーでしっかり乾かしましょう。また、シャンプー後のブラッシングは髪が十分に乾いてから行いましょう。頭皮と髪を守る抜け毛対策薄毛・抜け毛を改善するには、生活習慣を見直すことも大切です。栄養バランスのとれた食事を心がけるヘアサイクルを正常に機能させるためにも、日頃から栄養バランスのよい食事を心がけましょう。髪の健康に欠かせないミネラルやビタミン、女性ホルモンと似た働きのイソフラボンを多く含む大豆食品などを意識して摂るとよいでしょう。また、不足しがちな栄養素はサプリメントで補うという方法もあります。睡眠の量や質を改善する発毛を促すためにも、睡眠中に分泌される成長ホルモンに着目しましょう。成長ホルモンは睡眠後30分から1時間後のノンレム睡眠(深い眠り)の時に多く分泌されます。寝る前は部屋の照明を暗くする、スマホの画面を見続けないなど、ぐっすりと眠れる環境を整えることも大切です。ストレスコントロールストレスを溜め込まないことも大切です。適度に身体を動かすストレッチ、ヨガなどをとり入れる、好きな趣味に没頭するなど、自分に合ったストレス発散法を見つけましょう。ヘアケアにも工夫をおしゃれするうえで切り離せないものとしてパーマやカラーリング、白髪染めなどがあげられますが、使う溶剤が髪や頭皮を傷めてしまうおそれがあります。美容師と相談して、できるだけ髪や頭皮にやさしいものに変えてもらうなど工夫をしましょう。女性用の育毛剤とおすすめ成分毎日のヘアケアに育毛剤をとり入れるのもよいでしょう。以下のような成分を配合した育毛剤で、頭皮マッサージを行うのもおすすめです。センブリエキス血行を促進し、毛母細胞の働きを活性化します。グリチルリチン酸2K抗炎症作用でフケ・かゆみを抑えます。ヒオウギエキス薄毛の原因となる男性ホルモンを抑制します。オランダカラシエキス頭皮の乾燥を防ぎます。まとめ女性の薄毛の悩みや原因、おすすめのシャンプーと正しい洗髪方法などをご紹介しました。女性の薄毛は、「全体的にボリュームがなくなってきた」「髪のハリ・コシがなくなり、1本1本が細くなってきた」「分け目が目立つようになった」など、共通の特徴があります。これらは「びまん性脱毛症」といわれるもので、加齢出産ストレス過度なダイエット食生活の乱れ間違ったヘアケアなどによって引き起こされ、20代から気になる女性もいるほどです。女性の薄毛・抜け毛を改善するには、生活習慣や栄養バランスを見直すとともに、髪や頭皮にやさしい育毛シャンプーを選び、正しいシャンプー方法で頭皮環境を清潔に保つことも大切です。髪や頭皮をやさしくいたわりながら、ツヤのある美しい髪の毛を取り戻しましょう。監修:小野 健太郎
2017年12月20日頭皮から潤いがなくなると乾燥を感じ、かゆみやフケが気になりはじめます。さらに、乾燥状態がひどくなると、炎症や湿疹を起こし、抜け毛につながることがあります。頭皮が乾燥する原因や、フケ・かゆみが起こるメカニズム、頭皮の潤いを残して洗うシャンプー方法や、頭皮の保湿に役立つローションについて見てみましょう。頭皮はなぜ乾燥するのか頭皮が乾燥する要因として、紫外線や乾燥した空気などの外的要因に加えて、間違ったヘアケアや不規則な生活、加齢などが考えられます。外的要因頭皮は、顔や腕などの皮膚と同様に紫外線にさらされやすい部分です。また、紫外線を浴び続けるとダメージを受け、乾燥したり、健康な髪を作り出す毛母細胞がうまく働かなくなったり、抜け毛や薄毛の原因となることがあります。紫外線の強い季節は帽子や日傘を活用するなどして頭皮を守りましょう。また、秋から冬にかけて気温が下がると空気が乾燥し、肌同様に頭皮も乾燥します。暖房や冷房の効かせすぎも頭皮の乾燥につながるため注意しましょう。間違ったヘアケアいつものヘアケアが、頭皮の乾燥を招いている可能性もあります。たとえば、シャンプーのCMなどでは悪者にされがちな皮脂ですが、実は皮脂には汗と混じり合って「皮脂膜」を作り、頭皮を外的刺激から守るとともに、水分を逃さないようにする働きがあります。そのため洗浄力の強いシャンプーや熱いお湯で洗髪をすると、頭皮に必要な分の皮脂まで落としてしまうことになり、その結果、頭皮の乾燥を招きます。さらに、ドライヤーで髪を乾かすときも注意が必要です。乾かし過ぎは頭皮の水分まで奪ってしまいます。また、ドライヤーをあてるときに吹き出し口が頭皮に近過ぎると熱により頭皮にダメージが加わり、バリア機能の低下につながります。不規則な生活環境頭皮が乾燥しやすい背景には、生活環境も影響しています。たとえば、ストレスや睡眠不足から頭皮の血行が不良になると新陳代謝が低下し、頭皮の角質が生まれ変わるターンオーバーにも乱れが生じます。すると頭皮のバリア機能や水分保持力が低下して、乾燥につながることがあります。加齢によるもの皮膚(頭皮)の水分を保持している角質細胞は年齢によって衰えるため、水分を保持できる量も減ります。若いころと変わらない生活をしているのに、フケやかゆみが出るようになってきたとしたら、頭皮の老化が進んできているのかもしれません。頭皮の乾燥からかゆみやフケが生じる理由乾燥した頭皮はバリア機能が低下するため、肌内部の水分が失われやすく、紫外線など外的刺激の影響を受けやすい状態です。普段であれば問題ない刺激や外部の異物に対して反応し、かゆみを感じることが多くなります。また、皮膚の一番表面にあたる角層は乾燥によってはがれやすくなります。本来は古くなった角層がはがれおちるのですが、これが続く未熟な角層まではがれおちてしまいます。これに対して、皮膚は生まれ変わる周期であるターンオーバーを早くして内側から角質を作りだしますが、未熟な角質がはがれ続ける状態では皮膚のバリア機能が働かず、乾燥とフケの発生は止まりません。乾燥性のフケと脂性フケフケとは、皮膚の一番外側にある角質の古い細胞(角質)がはがれ落ちたもので、健全な状態であれば目に見えないほど小さく、日常生活を過ごす中で自然と落ちていきます。しかし、頭皮環境が悪化することで目で確認できるくらいの大きさで角層がはがれてしまうのです。乾燥性のフケ(カサカサしたフケ)乾燥によって頭皮の水分量が低下すると、皮膚の表面にある角質がはがれやすくなります。また、頭皮の乾燥によってターンオーバーが乱れ、本来まだ頭皮で維持すべき未熟な角質がフケとなってはがれます。脂性フケ(ベタベタしたフケ)頭皮から分泌される皮脂は、頭皮の乾燥を防ぐために必要なものですが、洗髪しないことで古い皮脂が溜まるとマラセチア菌が繁殖します。マラセチア菌は頭皮の常在菌ですが、異常に増殖することで脂肪酸を生み出し、この脂肪酸が頭皮に炎症を起こします。これによりバリア機能の低下、ターンオーバーが乱れを招き、フケを発生させます。ベタベタとしたフケになるのは、ホコリや垢(あか)が皮脂や汗と混じるためです。マラセチアが異常に増殖すると、かゆみをともなう炎症や湿疹、かさぶたができる「脂漏性皮膚炎」になってしまう可能性もあります。ひとたび脂漏性皮膚炎になってしまうと、治りづらく、悪化しやすいため、皮膚科での治療を受ける必要があります。乾燥から頭皮を守るには保湿が重要頭皮の乾燥が進むと、かゆみやフケの他にも、湿疹や抜け毛などのさまざまな頭皮トラブルにつながります。頭皮を乾燥させないために、以下のような対策が必要です。洗髪方法やシャンプー剤を見直す頭皮を保湿するローションを使う帽子や日傘を使用し、紫外線から頭皮を守る乾燥する季節は加湿器などを活用する睡眠不足の解消など、生活環境を見直す上記の中でも、毎日のケアとして行う洗髪方法やシャンプー剤を見直すことは重要です。頭皮の保湿に効果のある正しい洗髪方法頭皮のうるおいを守りながら洗うには、熱すぎるお湯や洗浄力の高いシャンプーを避け、やさしく洗うことが大切です。以下にそのポイントをご紹介します。洗髪前にブラッシングしておくシャンプーの前に、まず髪を軽くブラッシングしておきましょう。からんだ髪の毛をほぐし、髪についたホコリなどを取り去ることで、洗髪がしやすくなります。シャンプー剤をつける前に素洗いを行ういきなりシャンプー剤を地肌につけて洗うのではなく、ぬるま湯だけで髪を洗い流しましょう。こうすることで余計なホコリなどの汚れが洗い流され、シャンプー時の泡立ちもよくなります。頭皮は指の腹でマッサージするように洗うシャンプー剤は髪や頭皮に直接つけるのではなく、手のひらでよく泡立ててから使いましょう。洗うときは、けして爪を立てず、指の腹で頭皮をマッサージするようにします。皮脂の多い頭頂部や前頭部、耳の後ろなども忘れずに洗いましょう。トリートメントやコンディショナーは頭皮にはつけず、毛先から毛髪全体になじませます。洗浄成分が残らないよう、すすぎをしっかり行う全体を洗い終わったら、ぬるま湯でしっかりすすぎます。髪の生え際や後頭部など、シャンプー剤が残らないよう丁寧に洗い流しましょう。シャンプー剤が残ると毛穴をつまらせ、雑菌が増殖する温床になります。これまでよりもさらにすすぐくらいのイメージで行いましょう。洗髪後は髪をしっかり乾かす髪を濡れたままにしておくと、雑菌が繁殖して髪に嫌なにおいがつくことがあります。洗髪後はしっかり乾かしましょう。清潔なタオルで髪の毛の水分を取り去ってから、ドライヤーで頭皮と根元から乾かしていきます。ドライヤーの熱は頭皮に負担を与えるので、かけるときは髪から20cmほど距離を取りましょう。また、ドライヤーのかけすぎは、頭皮や毛髪に悪いので8割くらい乾いたところを止めどきの目安にしてみましょう。地肌へのダメージが少ないシャンプー剤・ローションの選び方頭皮をすこやかに保つには、頭皮の水分を維持することが大切です。潤いを失わずに洗えるシャンプーや、頭皮の保湿に役立つローションの選び方をご紹介します。頭皮の保湿に役立つシャンプーの選び方洗浄力の高いシャンプーを使ったり、1日に何度もシャンプーすると頭皮の乾燥を招いてしまいます。そのため、頭皮の乾燥が気になるときはシャンプーの洗浄成分に注目したいところです。シャンプーは、洗浄成分(界面活性剤)の種類によって大まかに以下の3つに分けられます。高級アルコール系石けん系アミノ酸系市販されているシャンプーの多くには、ラウリル硫酸Na、ラウリル硫酸カリウムなどの高級アルコール系界面活性剤が使用されています。しかし、高級アルコール系の界面活性剤は洗浄力が高すぎるため、頭皮に必要な皮脂まで洗い落としてしまう場合があります。石けん系の界面活性剤もまた、洗浄力が高いので、頭皮の乾燥が気になるときは避けたほうがよいでしょう。一方、洗浄成分がアミノ酸由来のシャンプーは、必要な皮脂は適度に残してマイルドに洗い上げることができます。乾燥が気になったり、頭皮トラブルがある方にも適しているといわれています。アミノ酸系の洗浄成分には、ココイルグルタミン酸、ココイルアラニン、ラウリン酸、ヤシ油脂肪酸などがあげられます。パッケージの成分表の先頭のほうに、これらの成分が記載されているかどうかを確認しながら選ぶとよいでしょう。頭皮の保湿におすすめのローションシャンプー剤やシャンプー方法を変えても頭皮の乾燥が気になるときは、ローションで保湿するのもよいでしょう。頭皮専用のローションや化粧水を使えば、髪や頭皮がベタつくこともありません。頭皮の保湿目的でローションを選ぶときは、保湿成分を配合したものや刺激の少ないノンアルコールタイプを選びましょう。乾燥の原因のひとつとして血行不良もあげられますので、血行を促す成分を配合したタイプもおすすめです。頭皮用ローションの使い方ローションの使い方は商品によっても異なりますが、基本的にシャンプー後の清潔な頭皮に塗布して使うことが多いようです。頭皮につけて軽くマッサージするようになじませましょう。まとめ頭皮も肌と同じく、頭皮も紫外線や冬の乾燥、間違ったヘアケアや生活習慣によって乾燥が進みます。また頭皮が乾燥することによって、かゆみやフケが増えることがあります。頭皮をいたわりながら洗髪したり、ローションで保湿したりすることは、毎日のスキンケアと同じくらい大切なことです。また、紫外線を避けることや規則正しい生活を送ることなども考慮してフケ・かゆみを予防するとともに、すこやかな頭皮環境をつくりましょう。監修:小野 健太郎
2017年12月20日何歳までも若々しく、きれいでいたい。それが私たちの本音ですよね。それなら髪の毛のケアは必要不可欠。実は、女性にも薄毛や抜け毛で悩んでいる方が多いことをご存知ですか?すでにお悩みの方はもちろん、現状は問題がなく「自分は大丈夫」と持っている方も、いつ薄毛・抜け毛の問題に直面するかわかりません。若々しくいるための髪、頭皮のエイジングケア。薄毛・抜け毛の原因から対処法まで解説していきますので、対策を考えている方はぜひご覧ください!困っていませんか?薄毛と抜け毛髪の長く、もともとのボリュームが多い女性は、男性に比べて薄毛・抜け毛が一見すると目立ちにくい傾向にあります。しかし、何気なく鏡を見てみたり髪型をセットしたりする際など、さまざまなシチュエーションで薄毛・抜け毛を実感することはありませんか?・従来ならしっかりと決まっていたスタイリングがボリューム不足で決まらなくなる・決まっても時間がたつとぺしゃんこになってしまう・髪のハリ、コシが弱く、分け目の薄さが目立ってしまう・髪の傷みが進行してパサパサな髪になってしまっている・浴室やベッドでの抜け毛が増えた・ふけ、かゆみに悩まされるようになった・肌をはじめ容姿に大きな変化はないのに実年齢よりもかなり年上に見られる以上のようなことが気になっている方は要注意!髪のケアを行う必要があります。実はあの部位のダメージだった!薄毛・抜け毛の原因この薄毛・抜け毛の原因は一体何なのでしょうか?一番の原因と考えられているのは、髪を育む頭皮の環境です。実は頭皮は日々多くの紫外線を浴びるため、ダメージを受けやすい部位。その上、ドライヤーやパーマ、カラーリングが、さらにその頭皮を痛める誘因となっています。頭皮の状態は、顔などの見ればわかる部位と違って確認することが難しいですよね。ふけやかゆみ、炎症などが現れたり違和感を感じたりした場合でなければ、傷みに気づくことのは困難。だからこそ、ボリューム不足や分け目の薄さといった問題が表れた際には頭皮の傷みを疑ってケアすることが必要なのです。頭皮の痛みについて詳しく見てみる代は特に気をつけよう!おしゃれと育毛のバランス頭皮のダメージの原因として先ほど挙げたドライヤー、パーマ、カラーリングは、もちろん、美しくきれいな理想の髪にするためのファッションの一部として行っていること。それが逆に頭皮を痛め、薄毛・抜け毛の原因となってしまっているなんて、何ともやるせない気持ちに……。また、頭皮や髪のコンディションは、個人差はあれども年齢と共にお肌を守ってくれる皮脂の量が減少したり、毛髪が細くなっていったりと、エイジングが進んでいきます。でも30代になっても40代になっても、おしゃれをしながらずっと人生をエンジョイしたいはず!とはいえ、現実には、頭皮が元気だった20代と同じようには髪のスタイリングを楽しめていないという方。今おしゃれをすることを諦めず、かつ今後年齢を重ねても若々しくいるためには頭皮のエイジングケアは重要なのです!髪、頭皮のエイジングケア。その方法とは?では、お肌のケアと同じように頭皮のエイジングケアも必要だということがわかったところで、実際何を使って、どのような方法でケアを行えば良いのでしょうか?ここでご紹介するのは、〔レバンテ〕の《薬用ハリモア》。〔レバンテ〕は、エイジングケア専門にスキンケア化粧品開発を行っており、頭皮、髪のケアへのノウハウに特化しています。また、《薬用ハリモア》の特徴は美容成分と育毛成分の融合によるWアプローチ。まず美容成分で頭皮環境を整え、そこに育毛成分を与えて髪にもアプローチします。薄毛・抜け毛を原因から解決し、目につく部位もしっかりカバーするすぐれものですね!《薬用ハリモア》の効果を確認してみる《薬用ハリモア》を今、購入するメリットとは?今、《薬用ハリモア》の定期購入を申し込めば、通常価格7,600円のところ、初回は半額の3,800円で購入できます。さらに、2回目以降も5,800円とかなりお得。また、育毛に役立つガイドブックのプレゼントや30日間の返金保証、送料無料といったさまざまなサービスが受けられます。商品のお届けサイクルや日時の選択・変更が可能なので、ご自分のペースでご利用することができますよ!気になったらチェックしてみよう!初回半額、送料無料でお得に購入できる〔レバンテ〕の《薬用ハリモア》。薄毛・抜け毛に悩んでいる方はぜひ試してみてください!髪にうるおいを!女性用育毛剤《薬用ハリモア》
2017年11月01日朝起きたときの枕の上の抜け毛、お風呂の排水口に溜まっている抜け毛にびっくりした経験はありませんか?秋になると抜け毛が増える、頭皮が乾燥する、といった悩みを抱えていらっしゃる方も多いと思います。実は、頭皮や髪の毛にとって、秋は過酷な季節です。そこで、秋にすべき頭皮ケア・髪のケアをご紹介します。また併せて、シャンプーが頭皮に与える影響と、頭皮に優しいシャンプーの選び方についてもお伝えします。秋の「抜け毛」の原因って?秋に「抜け毛」が多いひとつ目の理由は、夏に受けたダメージの影響が2~3ヵ月遅れて出てくるためです。夏のダメージとは、主に紫外線のことです。強い紫外線を頭皮や髪に受けることは、大きな刺激になります。夏のツケが遅れてやってくるといったイメージです。また、紫外線以外にも、寝不足、夏バテによる食欲不振などが原因の栄養不足で、頭皮や髪に影響を与えることもあります。夏の間、帽子や日傘をささずに外出する・冷たい飲み物ばかりを飲む・クーラーに頼ってばかりだったという方は、秋の抜け毛に悩まされやすいかもしれません。また、頭皮や髪も身体の一部なので水分が必要です。ところが、季節が変わる秋からは、空気が乾燥する季節です。頭皮や髪もカラカラに乾いてしまっている状態のため、どうしてもトラブルが発生しやすいのです。そして、抜け毛が増えるという結果に陥ることも多々あるのです。秋の頭皮・髪の正しいケア方法①:乾燥対策顔のクレンジングと同じで、さっぱりスッキリと洗い上げるシャンプーは気持ち良いのですが、同時に乾燥を招いてしまう恐れがあります。頭皮や髪も顔と同じ身体の一部のため、乾燥対策は重要です。頭皮や髪を乾燥させないために肝心なのは、シャンプー選びと洗髪の頻度です。洗髪はやりすぎると、頭皮や髪の乾燥を促進させてしまいます。少なくとも、2日に1回程度の洗髪にするのが良いでしょう。それで、かなり頭皮への負担を抑えることができます。頭皮や髪に優しいシャンプーの選び方シャンプーの種類は大きく分けて3つあります 。高級アルコール系シャンプースーパーや、ドラックストア―でも手軽に買えるシャンプーです。「高級」と表記はされていますが、これはアルコールの炭素結合数が多いことを示す言葉です。つまり、炭素がたくさん含まれているシャンプーということです。値段が高いわけではなく、むしろ安価で手に入ります。好みに合わせて様々な香りが楽しめ、泡立ちもよく爽快感を味わうことができ、使い心地の良さが魅力です。石鹸系シャンプー無添加で頭皮に優しく、安全性が高いのがこのシャンプーです。泡立ちは少ないものの、洗浄能力は高く、しっかり汚れを取ってくれます。低刺激なので、頭皮のフケやかゆみに悩んでいる方や、アトピー性皮膚炎の方などに適しています。アミノ酸系シャンプー洗浄成分として、植物由来の天然成分であるアミノ酸を使用しているものです。アミノ酸は、人間の身体の皮膚や筋肉、髪の毛のもととなるタンパク質を構成している成分です。ですので、身体にも優しいです。高価ではありますが、髪の毛へのかなりの補修効果が期待できます。3種類のシャンプーが髪の毛に与える影響3種類のシャンプーについてご紹介しました。では、それぞれのタイプのシャンプーのどんな成分が作用し、髪や頭皮にどのような影響を与えるのでしょうか。高級アルコール系シャンプーが髪に与える影響泡立ちが良く洗浄力も高いのが特徴ですが、それは、界面活性剤が含まれているためです。界面活性剤は、頭皮に必要な分の皮脂までも洗い流してしまうというデメリットがあります。すると、かえって皮脂の分泌を促してしまうことになり、洗えば洗うほど皮脂が出てくるという悪循環に陥ります。フケや毛穴の詰まりの原因ともなりかねないので、薄毛予防に効果があるとはいえません。石鹸系シャンプーが髪に与える影響低刺激で頭皮にも優しいので、薄毛予防に適したシャンプーだと言えますが、使用後の髪の毛にきしみやごわつきを感じてしまうことがあります。これは髪の毛が弱酸性であるため、石鹸系シャンプーのアルカリ性と反応することで、キューティクルが開いたような状態になるために起こるものです。使用後のトリートメントを怠ると、髪の毛を傷める原因となります。また、石鹸カスが頭皮に残りやすいので、しっかり洗い流す必要があります。アミノ酸系シャンプーが髪に与える影響洗浄力では上記の2つにやや劣るものの、低刺激で、必要な皮脂を残しつつ汚れを落とすという点において、もっとも薄毛予防に効果のあるシャンプーです。ただ、値段が高いという点が、購入について思案してしまうところでしょう。また、アミノ酸配合とうたっていても分量に規定はなく、成分的に少量である場合もあるので、選ぶ際には注意が必要です。脱け毛に効果のあるシャンプーを選ぶ時のポイントもっとも効果があるのはアミノ酸系シャンプー総合的に見て、薄毛予防にもっとも効果があるのはアミノ酸系シャンプーです。高価なものだけに選ぶ際は、成分チェックは重要です。ボトルの成分表記は配合比率の高い順に記されているので、代表的なアミノ酸系であるココイルグルタミン酸Na、ココイルメチルアラニンNa、ラウロイルメチルアラニンNaといった成分が、前半に記載されていると頭皮にも優しく安心です。洗浄力の高さなら石鹸系シャンプー高い洗浄力を望むのであれば、石鹸系シャンプーです。購入の際は、セットで同じシリーズのコンディショナーを選ぶと、残った石鹸カスを頭皮に馴染む脂肪酸に戻す効果が得られます。高級アルコールシャンプーを選ぶ場合旅行先などで、どうしても高級アルコールシャンプーを選ばなければいけない場合もあるでしょう。そういう時は、ボトルの裏側を見て界面活性剤(ラウレス硫酸、ラウリル硫酸など)が含まれていないものを選ぶといいでしょう。秋の頭皮・髪の正しいケア方法②:血行を良くする抜け毛の多い方は、頭皮の血行が良くないことが多いです。なぜなら、頭皮の健康状態が悪いから抜け毛が起きるからです。頭皮の血行は、マッサージやツボ押し・ブラッシングで改善することができます。例えば、両手の手のひらを大きく広げて、頭全体を包み、しっかり指圧していくツボ押し。美容院で受けるヘッドマッサージを真似して、気持ち良いと思う程度の力で頭全体を指圧すれば、頭がポカポカとあたたかくなります。また、シャンプーブラシやブラッシングブラシなどで、頭皮を優しくブラッシングするのもおススメです。頭皮ケアは継続が大切です。マッサージやツボ押しは毎日5分を目安に続けましょう。秋の頭皮・髪の正しいケア方法③:毛穴対策頭皮の毛穴が詰まると、髪はうまく育つことができず抜けてしまうことがあります。顔の毛穴の詰まりが、吹き出物やニキビの原因になっているのと同じです。頭皮の毛穴詰まりをなくすためには、シャンプーの仕方と頭皮クレンジング(主にオイルクレンジング)が大切です。正しいシャンプーの仕方1. 本洗いの前に、予備洗いで汚れを落とす(1)お湯(40度弱くらい)で、頭皮と髪の毛を濡らす。ロングヘアの方や髪の量が多い方は、全体に水分が行き渡るようにしっかりとシャワーをあてましょう。(2)シャワーでお湯をかけながら、指でやさしく頭皮と髪をもみこむようにして洗います。予備洗いをすることで、整髪剤や汗などの汚れの大半を落とすことができます。最初にお湯だけで洗うことで、次のステップで使うシャンプーの泡立ちが良くなり、頭皮と髪への負担を減らすことができます。2.シャンプーを十分に泡立てる(1)シャンプー(500円硬貨くらいの量)を手に取り、少しお湯を加えて泡立てます。(2)十分に泡立ってから、頭全体にまんべんなくつけます。 シャンプーの量は、あくまでも目安です。シャンプーの種類や髪のボリュームによっても適量は異なりますので、製品の使用法をご確認ください。3.頭皮をもむ感覚で丁寧に洗う(1)シャンプーを頭にのせたら、指のはらを使って頭皮をつかみ、地肌をもむようにして洗いましょう。(2)1~2分かけて、頭頂部や耳に近い側頭部、後頭部下うなじ近くを指でぎゅっと押します。ポイントは指の腹の部分を使うことです。爪を立ててしまうと、頭皮が傷ついて皮脂の分泌が増えてしまいます。4.シャンプーの泡を細かい部分までしっかりすすぐ(1)シャワーのお湯を地肌にしっかりとあて、頭皮と髪にぬめりを感じなくなるまで洗い流します。(2)この後、コンディショナーをつける場合は、頭皮につかないように気を付けて髪の毛全体にもみこみ、シャンプーの時と同様に、しっかりすすぎましょう。オイルクレンジングの仕方使用するオイルは、ホホバオイル・ヘアケア用の椿油・オリーブオイル・赤ちゃん用オイル・フェイシャル用のオイルなどです。1. まずはヘアブラシでマッサージ毛先のからまりをとるように髪をとかしたら、次は頭皮をマッサージするようにとかします。2. オイルを頭頂部を中心に頭皮につける500円玉大くらいのオイルを手にとり、頭皮につけます。ポイントは髪ではなく地肌につけることです。3. 優しくマッサージ指の腹をつかって毛根を刺激するように、軽く指圧しながらマッサージしていきます。4. 洗い流す熱過ぎないお湯でしっかりと洗い流します。その後、普通にシャンプー、コンディショナーをすれば終了です。<注意点>・オイルが肌に合わない場合は、使用をやめて肌に優しいものをご使用ください・マッサージする時間が長すぎると、肌に強い刺激を与えてしまうことがあるので、数分以内に留めましょう。食生活も大切人の身体は食べたものでできています。頭皮や髪の毛も同じです。特に髪の毛はタンパク質でできているので、食事でタンパク質が不足しないよう心がけましょう。また、髪の新陳代謝を促すビタミンB群、美しい髪の毛を育てるミネラル、髪につやを出すカルシウムなども大切です。規則正しくバランスの良い食事を心がければ、身体の健康だけでなく頭皮や髪の健康も手に入ります。髪の毛は、毎日平均して100本ほど抜けますが、秋は特に多く、150本~200本程度抜けると言われています。ただし、頭皮や髪のケアを十分おこなっていれば、抜け落ちる髪の本数を少なく抑えることができます。秋は抜け毛が増え、頭皮に負担のかかる季節ですが、ご紹介したケア方法を実践し、美しい髪を守っていきましょう!※筆者の個人的見解です。効果・効能を保証するものではありません。
2017年09月17日頭皮ケアに、美容院でスカルプケアや頭皮マッサージをしてもらうのもよいですが、まずは、ブラッシング!!ちゃんとしていますか?朝のスタイリングの時に、ちょっと髪を整えるだけでは、マッサージ効果は得られません。毎日のブラッシングを頭皮ケアに格上げして、気になる頭皮のケアを、まずは自分で行いましょう。「ブラッシング」は頭皮ケアに必須!ブラッシングは頭皮ケアには必須です。ブラッシングは髪の流れを整えるだけのものではありません。頭皮の血流を良くしたり、髪についた汚れを落としたり、ブラッシングをちゃんとすることで、さまざまなよいことが起こるのです。なんとなく、前髪を整えるだけ、なんてもったいない!!今すぐブラッシングを見直して、頭皮ケアを始めましょう。ブラッシングをすると起きるよいことブラシングを始める前に、どんないいことが起きるのか?知っておきましょう。モチベーションが上がったところで、さあ!ブラッシングスタートです!!頭皮の汚れが落ちるブラシングで、まずは頭皮の汚れを落としましょう。軽い汚れならブラッシングだけでも十分落すことができます。その他の汚れも、ブラッシングの効果で浮き上がらせることができますので、ブラッシング後のシャンプーの効果を上げることができます。シャンプー前にブラッシングをすると、汚れ落ちがよくなり、頭皮をすっきりさせることができますよ。頭皮の血流がよくなるブラッシング最大のメリットは頭皮の血流がよくなることです。ブラッシングには頭皮のマッサージ効果もありますので、しっかりと行うことで、血流がよくなってくれるのです。ブラシをかけるときは、髪の表面をサラサラとなでるだけでなく、頭皮をしっかりとブラッシングすることで、頭皮に効かせるブラッシングを行いましょう。ブラッシングをするのは髪ではなく頭皮、という意識を持つようにするとよいでしょう。白髪や抜け毛を防ごう頭皮の血流が悪くなることで、起こりやすくなるのが、白髪や抜け毛です。白髪や抜け毛の予防のためにも、ブラッシングをしっかりと行って、頭皮の血流を良くしていきましょう。もちろん、指の腹を使って、マッサージする方法も有効です。気になる頭皮の悩み、日々のブラッシングやマッサージで、対策していきましょう。肩こりにも効果あり?ブラッシングをすることで、頭部の血流がよくなると、肩こりにもよい影響を与えます。肩は首とつながり、その上に頭がありますので、頭部の血流が悪くなると、肩が凝りやすくなることがあるのです。頭皮マッサージで血流がよくなると、肩にも良い影響を与えますので、肩こりが気になる方にも、頭皮マッサージ効果のあるブラッシングはおすすめです。よいブラシであれば、そのまま首や肩のマッサージにも使用できます。ブラッシングにはよいブラシを使おうブラッシングの時に使うブラシは、できればよいものを使いましょう。ブラッシング用のブラシはよいものでも数千円程度。長く使うことを考えれば、惜しくない出費です。安いプラスチックのブラシでも、ブラッシングはできますが、やっぱり、その効果は違ってくるものなのです。おすすめなのは「パドルブラシ」といわれる、ブラシ本体がふかふかとしたブラシです。空気を含んで、弾力のあるマッサージができるので、頭皮ケアにはぴったりです。乾いた頭皮使う、水濡れ厳禁の「パドルブラシ」は入浴前に頭皮の汚れを浮かせ、シャンプー効果を高めたり、ドライヤー後の頭皮をマッサージしたりするのに大活躍です。「パドルブラシ」を1本持っていると、いつでもセルフマッサージが簡単にできてしまうので、ぜひ、ちょっとした未来の髪へのちょっとした投資として、手に入れてください。ブラッシングのコツブラッシングのコツは、下から上に行うことです。意外かもしれませんがけ流れに逆らって行うことで、血流がよくなり、頭皮のマッサージ効果がぐんと高まるのです。たいていの場合、ブラシは、上から下に、紙を整えるように行いますよね?これを、あえて、下から上に、髪を持ち上げるように行うのです。マッサージをするようにゆっくりと、しっかりブラシをかけていきましょう。下から上にこめかみから後ろに向かって、普段ならやらないような方向に、ブラシをかけていきます。ひととおりかけ終わったら、髪を整えるために、今度は上からブラシをかけましょう。頭皮が少しぽかぽかしてすっきりしたように感じたら大成功♡です。毎日のブラッシングで健康な頭皮をゲット!!毎日のブラッシングで、健康な頭皮をゲットしましょう!!健康な頭皮からは健康な髪が生えてきます。未来の自分の髪のために、毎日の少しづつのケアをしていきましょう。自分をいたわることで、素敵な髪を作り出していく、とっても素敵なことですね♡
2017年08月29日室内でペットを飼っていると、いつも一緒にいられて最高にハッピーですよね。でも、室内飼いには大きな悩みの種もあります。それは、ペットから無限に排出される“抜け毛”。特に犬や猫の毛は細くて柔らかいため、カーペットの毛足に絡まりつくと掃除機ではなかなか取れません。 吸っても吸ってもキレイにならず、イライラしてしまうことってありませんか?そこで今回は、ペットの抜け毛をキレイに掃除するためのウラ技を紹介します。抜け毛と闘う飼い主さんたちの参考になれば幸いです。●(1)掃除機を使うなら、その前に一工夫抜け毛対策の基本は、やはりこまめなお掃除です。一日に何度も掃除機をかけ、抜けた毛を吸い取っていくのがとにかく大事。でも、生え変わりの季節や多頭飼いの場合は、どれだけ掃除機をかけても完全にいたちごっこ。キレイになったと思ったそばから抜け毛の塊を見つけてゲンナリしたりもしますよね。少しでも効率よく抜け毛を吸い取るには、どうしたらいいのでしょうか?ベテラン飼い主さんに聞いてみました。『わが家では、あらかじめ重曹の粉をカーペットにふりかけておきます 。思い切りバーっとまいたら、10分くらい放置。そのあといつも通りに掃除機をかけると、抜け毛が面白いように取れますよ』(40代女性/主婦/室内犬2頭の飼い主さん)あらゆるお掃除に万能な重曹は、ペットの毛対策にも有効だったんですね。重曹には除菌・消臭効果もあるため、ペットの気になるニオイもスッキリできます。一石二鳥とはまさにこのこと!フローリングに掃除機をかけるときに一工夫している飼い主さんもいました。『掃除機をかけると、フローリングに落ちていた毛が空中に舞い上がってしまい、結局吸い取れないまま再度床に落ちるんだとか。それを聞いてから、わが家ではまずウエットタイプのフローリングワイパーで床全体を拭き掃除 するようにしています。ワイパーである程度毛を集めたら、掃除機の出番。最初に、集めた毛を吸い取ってしまうんです。そのあと、部屋の隅から中心に向かって掃除機をかけます。こうすれば、毛の舞い上がりを防いで効率よく掃除機がかけられますよ』(30代女性/パート/猫2匹の飼い主さん)掃除機をかける前に、かるく水拭き。ちょっと手間をかけるだけで、掃除がかなり効率化できそうです。●(2)ゴム手袋、柄つきタワシ……お役立ちアイテムはたくさん!カーペットや寝具についたペットの毛を取るときに便利なのが、「コロコロ」と呼ばれる粘着テープ類ですね。でも、コロコロは使い捨て。広い範囲に毎日かけていると、なんだかちょっともったいない気もしてきます。そこで、コロコロに代わるとっておきのお掃除アイテムを調べてみると……こんなお話を伺えました。『使い古しのゴム手袋 が役に立ちますよ!使い方は簡単、ゴム手袋をはめた手でカーペットの表面を優しく撫でるだけです。ビックリするくらい簡単に、ごっそり毛が取れますよ〜』(30代女性/会社員/室内犬1頭の飼い主さん)ゴム手袋でカーペットをこすると、間に静電気が起きます。その結果、落ちている抜け毛を集めることができるというわけですね。また、靴洗い用の柄つきタワシもお役立ちアイテム。カーペットをくるくる撫でるようにこすると、抜け毛がみるみるうちに取れるそうです!お試しあれ。●(3)毛を溜め込まない部屋作りをしようこまめな掃除はもちろん大切。でも、抜け毛が溜まらない部屋を作るのも重要なことです。ベテラン飼い主の皆さんは、どんな工夫をして部屋づくりをしているのでしょうか。『犬の出入りする部屋の家具は、ほとんど全てキャスターつきのもの にしています。毎日の掃除機がけのときには必ず動かして、家具の下や裏も掃除するようにしていますね』(40代男性/室内犬2頭の飼い主さん)『細かいもの、ゴチャゴチャしたものは隙間や裏側に毛がたまりやすいですよね。だから、極力置かないようにしています。大型の家具は隙間を開けず、ぴったりとくっつけて配置するようにもしています』(40代女性/猫3匹の飼い主さん)配線の隙間や家具の裏、ソファと床の間にある隙間などは抜け毛が溜まりやすい場所です。インテリアは「そこに毛が溜まらないか」「掃除はしやすいか」を意識しながら選び、隙間なく配置するのがポイントといえますね。----------愛らしいペットたちは、飼い主さんにとってかけがえのない宝物です。愛情たっぷりの毎日を過ごすためにも、煩わしい抜け毛問題はササッと解決させちゃいましょうね♪●文/パピマミ編集部●モデル/藤本順子(風悟くん)、ココア
2017年08月15日髪の毛の密度のピークは20歳前後、太さのピークは35歳前後というのを知っていましたか?ピーク以降は密度、太さともに衰え、髪のうねりなども目立ってきて、40歳前後で髪の衰えを感じる人が増えると言われています。特に「紫外線」「汗」「エアコン」と夏の髪と頭皮は三重苦。「髪を洗っていると多くの抜け毛が…」「地肌が目立つようになったかも…」など、思い当たることがあったら、早めの予防と対策が大切です。では、日々どんなことに気をつけてあげるといいのでしょうか。女性の薄毛・抜け毛を中心とした頭髪治療の専門外来を設けている ウィメンズヘルスクリニック東京 (旧AACクリニック銀座)院長の浜中聡子先生に詳しくおうかがいしてきました!■ウィメンズヘルスクリニック東京(旧AACクリニック銀座)院長 浜中聡子先生医学博士。米国抗加齢医学会専門医、国際アンチエイジング医学会専門医などの資格を多数取得。女性ホルモンに着目し、心身ともに健康で充実した毎日を過ごすことができるよう、医学的見地からサポート。丁寧な診察と、ライフスタイルまで含めたアドバイスに定評がある。女性が薄毛になる原因はとても複雑男性の薄毛と違って、女性の薄毛の原因は様々で「これ」と特定するのは難しいのです。ただ、悩んでいる方に多く見られる背景として、主に、頭皮の血流が低下していること、ホルモンバランスの乱れがあげられます。血流の低下とホルモンバランスの乱れがどうして起こってしまうかは、実に複雑です。女性は初潮、妊娠、出産、更年期、閉経といった女性ホルモンに密接にかかわるライフイベントはもちろん、仕事、家庭内のストレスも大きく影響してきます。そのうえ、生活習慣の乱れ、過度なダイエット、他の病気や薬の副作用、頭皮のトラブルなどいろいろな要因が加わる可能性もあります。また、30代に入ると、徐々に髪のうねりのような変化が出はじめ、40-50代の更年期前後では、多くの女性が髪の変化を実感します。閉経後はそれがさらに顕著になり、白髪、薄毛が目立つように。60代以降では、加齢の影響がさらに進みますが、悩みが深まる人とそうでない人で、差が広がりやすい時期でもあります。女性の脱毛症のなかでもっとも多いのは「びまん性脱毛症」で、頭頂部から徐々に薄毛部分が広がり、髪の分け目が透けてみえるようになって、全体的に薄くなっていくのが特徴です。そのほかFAGA(女性における男性型脱毛症)という、更年期前後の女性ホルモン低下によっておこる脱毛症や、出産や免疫の異常で起こる脱毛症、頭皮のトラブルによっておこる脱毛症などがあります。夏はここに気をつける! 日常生活でできること外出のときは、なるべく髪や頭皮を露出しないこと。顔や身体の紫外線対策はしていても、頭皮のことを忘れている人が多いようです。帽子や日傘、日焼け止めスプレーなどで髪と頭皮も紫外線から守りましょう。また、室内では湿度をチェック。エアコンで乾燥しすぎないように、湿度は40-60%をこころがけましょう。ドライヤーは温度の調節が大事です。頭皮を乾かすことを意識して、冷風をうまく使いながら温度が高くなり過ぎないように注意しましょう。8割程度乾けばOKです。食も細くなる夏は、意識的に栄養価の高いものを選ぶようにすると良いでしょう。理想は抗酸化食材も使用した和定食メニューですが、話題のスーパーフード(低GI値で抗酸化物質の宝庫の「ルクマ」、スクアレンを含む「アマランサス」)などを取り入れるのもおすすめです。女性の悩みに治療のベストチョイス前述のような食事、生活習慣に気をつけることはとても大切ですが、それだけでは解決できない症状やお悩みを抱えている人も。そんなときは薄毛、抜け毛に対して、専門的な治療ができるクリニックに相談することもできます。ただ、女性の薄毛、抜け毛の専門クリニックがあることは、まだ一般的にあまり知られているとはいえません。そこで、クリニックではどのようなことが行われているのかご紹介します。治療の流れ1.カウンセリング(20~30分程度)…無料専門スタッフが悩みや希望を聞いて、クリニックでの治療内容や費用の説明などが行われます。医師の診察に進むかどうかは、その場で決めてそのままお受けいただくことも可能ですし、一度帰宅後に検討して、希望する場合は、次回の予約を取ることも可能です。2.初診(45分程度)…5,000円(税抜)医師の診察をお受けいただく前に頭部の写真撮影を行い、治療開始前後の経過状況を多角的に判断するのに用います。専門医師による診察(問診・視診・触診)で、頭髪や頭皮はもちろんのこと、食、生活習慣や既往歴なども伺い、総合的な診断を行います。同時に患者様が本当に今すぐ治療が必要か否かの判断と、治療が必要な場合はそれに関する方向性、そして今現在、医療でできる範囲をきちんとご説明します。3.検査(15分程度)…5,000円(税抜)医師の診察を受け、治療に進まれる方は血圧測定や採血を行い、お薬を服用しても問題ないかどうか肝機能や腎機能などをみて身体の状態を正確に判断します。また、女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)、男性ホルモン(テストステロン)、甲状腺ホルモン(FT4、FT3、TSH)も検査し、薄毛・抜け毛の原因となっている他の病気が隠れていないかもきちんと調べます。4.再診(30分程度)…15,000~30,000円(税抜)治療開始の意思の再確認と、血液検査の結果をご説明。髪や身体の状態に合わせた薬剤を決定し、30日分の治療薬を処方します。(内服薬/外用薬)また、少しでも気になる方は、簡単な質問に答えるだけで、浜中先生のアドバイスつきの診断が受けられる 「頭髪セルフチェック」 で今の状態をチェックすることもできます。髪の悩みは、女性にとって非常に深刻なトピックですが、なかなか周りに相談できず、ひとりで悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?女性専門の頭髪治療ができるクリニックを利用し、信頼して何でも相談できる専門医を見つけられると心強いですね。ウィメンズヘルスクリニック東京(旧AACクリニック銀座)女性ホルモンを中心としホルモンバランスに着目した女性医療を提供するクリニック。頭髪の悩みだけでなく、更年期や、美容の悩みなど、女性が加齢とともに感じる幅広い悩みに寄り添う。PR:ウィメンズヘルスクリニック東京
2017年08月08日季節を問わず、一年中きになるのが抜け毛。でも、慌てないで!!今日は、そんな気になる抜け毛の対処法を紹介します!男性だけじゃない、抜け毛の悩み。季節的なものではなく、年中気になるのが髪の毛の抜け毛。男性は抜け毛に悩む人が多い印象ですが、実は女性も抜け毛に悩む人は多いのです。男性の抜け毛は部分的に薄くなり、女性は頭頂部を中心に全体的に気になるという特徴もあります。そして、最近はスカルプシャンプーがものすごく売れたりと、人には言えないけど抜け毛を気にしている人は多いのです。今回は、そんな気になる抜け毛について、抜ける本数や、簡単な抜け毛対策を紹介していきましょう!そもそも髪の毛って一日何本抜けるの!?そもそも、髪の毛って1日に何本抜けるのでしょうか!??頭の大きさや、髪の毛の生えている本数によっても違いますが、おおよそ50〜100本強抜けると言われています。100本抜けても普通なんですね!100本というと、かなりの本数だと思いますが、それくらい抜けても普通です。人の髪の毛は平均して10万本と言われているので、毎日1000本に1本抜ける計算です。そう考えると、そんなに抜けているもんでもないな!と感じれると思います。ちなみに、夏から秋にかけてが抜け毛が増えやすいと言われています。さらに、髪の毛が長い人は同じ本数が抜けてもたくさん抜けたと感じやすいです。排水溝やお風呂場の髪の毛を見て心配になることがあるかもしれませんが、慌てず、頭皮の状態を確認して判断しましょう。すぐできる!抜け毛の対処法3つ抜け毛の原因はこれ!といった判断がなかなか難しいですが、簡単にできる抜け毛対策はあります。では、紹介していきましょう!1.シャンプー剤の見直し一番簡単なのがシャンプー剤の見直しです。シャンプー剤は大きく分けて、洗浄力が強いタイプと弱いタイプに分かれます。洗浄力が強いタイプはしっかり洗ってくれる反面、乾燥しやすかったり、皮膚の刺激になりやすいです。体質にもよりますが、多くの方は洗浄力が弱いシャンプーを使った方が頭皮にも髪の毛にもやさしく、皮膚刺激になりにくいです。洗浄力が弱いシャンプーはアミノ酸系シャンプーと呼ばれ、ココイルグルタミン酸Na、ラウロイルメチルアラニンNaなどが主成分として配合されています。よくわからない場合は、美容院に行った時に美容師さんに聞いてみましょう。さらに、シャンプー剤だけでなくシャンプーの仕方も見直すとより良いでしょう。シャンプー前にしっかりお湯で流し、シャンプー剤を使った洗浄は短めにするのがポイントです。ワックスなどのスタイリング剤をつけていない場合は、お湯でしっかり流すだけでも7割くらい汚れが落ちると言われています。残りの3割をシャンプーで落とす感じです。トリートメントはコーティング剤が入っているものが多いので、頭皮付近には付けずに髪の毛の中間から毛先に付けるようにしましょう。もちろん、お風呂後はすぐに髪の毛を乾かしましょう。シャンプー剤とシャンプーの仕方の見直しは、しっかりすることで頭皮の老化が予防でき、簡単に抜け毛対策ができます。2.紫外線対策紫外線は一年中上から降り注いでいるので、特に頭皮は気をつけたいものです。顔のお肌と一緒で、紫外線は老化を促進させてしまいます。全く頭皮の紫外線対策をしていないと、どんどん頭皮の老化が進んでしまい、抜け毛を増やしてしまう原因にも。一番簡単な頭皮の紫外線対策は、帽子をかぶることです。帽子で日光を遮断するのは簡単で効果が高いです。しかし、夏場は蒸れやすかったり、帽子が似合わない、仕事の関係で外を歩くけど帽子をかぶれない。そんなこともあると思います。そんな時は、頭皮用の紫外線防止スプレーや紫外線防止ミルクがあるので、それを使うと簡単に頭皮の抜け毛対策に繋がります。買える場所は、大きな量販店や、ネットショッピング。さらに最近では美容院でも頭皮や髪の毛の紫外線防止商品を扱うお店が増えてきました。この二つは簡単で効果のある抜け毛防止対策です。3.食事・睡眠・運動髪の毛だけでなく、健康には食事・睡眠・運動が大切です。不規則な生活をしていると、バランスが崩れ、髪の毛にも影響が。ストレスや疲れなどに対して、髪の毛は敏感に反応する場所でもあります。ストレスで髪の毛が薄く…。というのはよく聞きますが、ストレスで腕毛が薄く…というのはあまり聞きませんよね。3食バランスのとれた食事や、自分にあった睡眠時間、適度な運動は髪の毛の抜け毛だけでなく、健康な体作りに必要です。仕事が忙しくて平日はなかなかできない!そんな方もいるかもしれません。そんな場合は、サプリを上手に使ってみたり、休みの日は必ず運動をする。などして、できるだけこの3つのバランスを保てるようにしましょう。今回紹介した3つの方法は、シャンプーを買い替えたり、帽子をかぶったり、休みの日の使い方を少し変えたりと、ちょっと頑張ればすぐにできること。その少しの積み重ねが、頭皮を守ることにつながり、抜け毛の予防にもなるんです。簡単なところから実践していき、より良い状態をキープしましょう!
2017年06月19日30代をすぎてくると気になる、抜け毛や薄毛や白髪などのヘアトラブル……サロンに行ってカラーやトリートメントをしてもらいたいけど、マメに行けないのも現実ですよね。そこで今回はLOVEST銀座 by airのスタイリストである渋尾 雅義さんに日常でできるヘアトラブル解消法について伺いました。ヘアトラブルは加齢や頭皮環境の乱れが原因多くのヘアトラブルには頭皮環境が大きく影響していると、渋尾さんは言います。「ヘアトラブルはいろいろありますが、どれも頭皮の環境が原因になっていることが多いです。そのため、解決策としては頭皮環境を整えてあげることが一番大切。環境がよければ強い毛が生えてくるので抜け毛や薄毛も減りますし、毛母細胞が活性化されるため、白髪が黒髪になることもあります」 ヘアトラブルの中でも、抜け毛や薄毛は加齢により頭皮が剥がれ落ちてくることが原因になっているそう。 「加齢で頭皮のターンオーバーが少なくなってきます。そうなると頭皮が乾燥しやすくなり、頭皮が剥がれ落ちてきて髪の毛が抜けやすくなってしまうんです」 ヘアトラブルの原因が頭皮環境にあるということがわかりました。では頭皮環境を整えるためには一体どんな対策をしたらよいのでしょうか。食生活を見直し、規則正しい生活を!身体の不調にも大きく関わりますが、ストレスや睡眠不足、栄養不足などもトラブルの要因となります。そのため、まずは生活スタイルの見直しが必要です。「頭皮環境を整えるためには基本的なことですが、規則正しい生活とバランスのとれた食事で十分な栄養をとることが重要です。髪や頭皮の栄養となるタンパク質(魚や肉、卵、納豆、豆腐等)をしっかりと摂取するようにしましょう。またストレスを溜めないように自分なりのリフレッシュ方法を見つけておくのも大事だと思います」乾燥を防ぐアイテムを利用する頭皮が乾燥するとフケやかゆみの原因となり、それが抜け毛につながることも。そこで乾燥を防ぎ頭皮にも優しいおすすめの商品を教えていただきました。安いシャンプーはリスクも!? しっかりとすすぐことが重要「シャンプーをするときはしっかりとすすぐようにしてください。シャンプーのすすぎが甘いと頭皮が荒れる原因になり、髪の毛が弱くなることもあります。ただ強くこすったりするとダメージを与えることもあるのでやりすぎないように注意が必要。また、根元近くにトリートメントをつけると、毛穴が詰まって髪の毛が生えにくくなり、それが抜け毛の原因になることもあるので気をつけてくだい。シャンプーやトリートメントは、人によって髪質が違うので合う商品もそれぞれ違ってきます。ただ、ひとつ言えることは、ドラックストアー等で売っている安い価格のシャンプーは、気軽に色々試せる事がメリットですが、油分が多すぎたり洗浄力が強すぎたりして、頭皮や髪に合わない可能性もあります。その点美容院で買うシャンプーは、実際に担当スタイリストが頭皮や髪の状況をみてお客様に合ったものを提供できるので自分の髪質に確実にあうものを使うことができますよ」そこで、渋尾さんがおすすめしてくれたのが、頭皮環境を改善してくれるシャンプー、イーラル プルミエ バランシングシャンプー/イーラル プルミエ セラムトリートメントです。プルーンの成分が細胞を活性化させ、細胞レベルで髪の老化を防ぐ効果があるので、加齢による髪のトラブルを防いでくれるそう。「プルミエのシャンプーはアンチエイジングにも特化したシャンプーなので、加齢によって乾燥し剥がれ落ちやすくなった頭皮を整えます。そのため、抜け毛や抜け毛で悩んでいる方におすすめです。皮脂を取りすぎない程よい洗浄力で刺激も少ないので、頭皮を傷つけずにマイルドに洗えます」頭皮専用の化粧水やパックを利用しよう頭皮用の化粧水というものがあります。それを使うのもおすすめです!お風呂あがりに頭皮につけると、乾燥を防いでくれますよ。髪を乾かしたあとでも問題ありませんが、髪や頭皮が濡れているときにつけるとより効果的です。イーラルピュアエッセンススカルプ<頭皮用化粧水>イーラルハニーパックスカルプ<頭皮用トリートメント>さらに保湿効果を高めたい方には、保湿頭皮用のパックもあります。お風呂の中で頭皮に塗って、ホットタオルを巻いて5分くらいしてから流します。外的な乾燥にはオイルでヘアケアを外的な要因からくる乾燥も枝毛や切れ毛といったヘアトラブルを引き起こします。そのため乾燥防止のヘアオイルなどで毛先を中心にこまめにつけることをおすすめします。※(枝毛、切れ毛でお悩みの方はこちらの記事を参照)マッサージで頭皮を活性化させる!頭皮を活性化させるために、マッサージも効果的なんだそう。「マッサージで頭皮を活性化させることによって血行を促進し、頭皮を柔軟にします。固い頭皮は、毛穴ももちろん固いですから、生えてくる髪の毛の成長を邪魔します。血行が良ければ、毛根に十分な栄養がいくようになり、傷みにくい強い髪の毛が生えてきて、ヘアトラブルが起きにくくなります」そこで、渋尾さんに、家で簡単にできるマッサージを紹介していただきました1. こめかみのあたり、髪の生え際からスタート。指で頭皮を持ち上げるようにしてマッサージしていくのがポイント。2. 気持ちよく感じるくらいの力加減で頭頂部に向かってゆっくりマッサージします。3. 同じく今度は前頭葉から頭頂部に向かってマッサージしていきます。4. 同様に後頭部も生え際から頭頂部へとマッサージします。手でマッサージするのが面倒な方は頭皮マッサージ機を使うといいとのこと。「頭皮がほぐれて柔らかくなり、頭皮環境を整えてくれるので抜け毛対策にもなります。頭皮と顔の皮膚はつながっているので、顔のリフトアップ効果もありますよ」白髪の応急処置にはコンシーラー35歳くらいになるとチラホラ気になってきるのが白髪。頭皮改善をしてすぐに白髪が黒髪になればいいけど、なかなか時間がかかりますよね。そんなときの応急処置として使えるのがこのコンシーラーTHROWヘアカラーコンシーラー。白髪はヘアカラーで染めるという方も多いと思いますが、美容院に行くのは月に1度くらいですよね。ちょっと気になる程度ならコンシーラーを使うのがおすすめ。シャンプーで簡単に落ちるので応急処置として使えます。抜け毛、白髪、薄毛などヘアトラブルは頭皮環境が大きく影響していることがわかりました。ヘアトラブルにお悩みの方は、 美容師さんに直接アドバイスを受けてみるのもいいかもしれませんね。トラブルを解決してキレイな艶髪を目指しましょう! ▼BLOGで、渋尾さんのスタイルをチェック!BLOG(渋尾 雅義)※渋尾さんにヘアチェンジを頼みたい方はこちら※取材協力: LOVEST銀座 by airPhoto by GOTA
2017年03月04日冬の乾燥&抜け毛対策していますか?ママにとって、産後の抜け毛は悩みのひとつ。私も出産後は抜け毛がひどすぎて、前髪部分は地肌が丸見えに…。新たに生え変わった髪も、逆立ったりしてしまうため「ヘアバンド」や「帽子」なので隠していました(笑)しかも、産後の髪ダメージって意外と長引くもの。娘が1歳半なった今現在も、まだ抜け毛に悩まされてます。そもそも産後に限らず、秋から冬にかけて抜け毛が増えてくる時期のため、髪にもエネルギーチャージが必要なのです。冬場に抜け毛が増えるわけは?肌の乾燥=地肌の乾燥シーズン手足など目につきやすい場所などはハンドクリームやボディクリームでしっかりケアしてるママは多いと思いますが、実は髪の地肌だって乾燥してるんです。頭が痒くなったら、要注意!!地肌が乾燥するしてるとフケが増えたり、髪の毛に必要なタンパク質がどんどん少なくなってしまいます。→シャンプーを一度見直してみましょう。 冷え性ママは要注意!!寒さで身体が硬くなってしまうと、筋肉が縮こまってしまって硬くなってしまいますよね。頭皮も寒さで硬くなりやすいのです。頭皮が硬くなると血液の流れが悪くなり、髪の毛に必要な栄養素が運ばれなくなります。→冷え性の原因である、食生活を改めて見直してみましょう。冬こそ皮脂が増える冬場は寒くて汗をかきにくい季節だと思ってるママが多いと思いますが、汗をあまりかかないからこそ、皮脂の分泌は増えています。分泌された皮脂が固まりやすく、頭皮に残ってしまいやすいのです。→固くなってしまった皮脂には、指の腹を使ってもみ洗いしましょう。両指で挟んでもみ洗いする事で、毛穴から頭皮の汚れも浮き出やすくなります。先輩ママも虜になった、シャンプー&トリートメントシャンプーってどれも同じだろうなーって思っていたのですが、“シンスボーテシャンプー”は一度使っただけなのに、すぐ虜になってました。いつもの様にシャンプーを数回プッシュしたら、泡立ちが良すぎてびっくり!ふわふわもっちりとした泡に頭が包まれてるようで、自分で洗ってるはずなのに美容室でシャンプーしてもらってるような感じでした。長い髪でも1.2プッシュくらいでいいので、長持ちで経済的。シャンプーを流したあとも、髪が柔らかくなったようで、リンスでもしたのかと思うくらい髪がきしまないし、絡まらない。やさしいアロマの香りで、洗っているときだけでなく、日中もふわっと香るので癒されてます♡それに何と言っても、気になってたシャンプー中やドライヤー後の抜け毛が使ってすぐに減りました! 抜け毛で悩んでいる方には、ぜひ一度使ってほしいです♪洗い流さないトリートメント、どんな種類がある?洗い流さないトリートメントは忙しいママの味方。髪が傷まないよう、多少髪が濡れているうちに洗い流さないトリートメントをつけて、ドライヤーの熱から髪を守ってあげましょう。ドライヤーは最後に冷にして髪に当てると、キューティクルが閉じて髪にツヤが出ますよ!オイル系髪の傷みが特に気になるママには、オイル系がオススメです。オイルには髪に必要な栄養が含まれていて、傷んだ髪を内側から補修する働きがあります。また、髪の表面にあるキューティクルを保護してくれる働きがあるので、ドライヤーなどの熱から髪をしっかり守ってくれますよ。私もオイル派です。クリーム系髪の広がりやパサつき、水分不足が気になるママにはクリーム系のトリートメントがオススメ。クリーム系は水分かない髪に潤いを与えて、しっとりと落ち着かせてくれます。ウォーター系とにかく軽く仕上げたいママはウォーター系。ウォーター系なら軽い使い心地で、潤いあるサラサラな髪に仕上げてくれます。ブラッシングで仕上げ♪猫っ毛で広がりやすく、毛先も傷んでいてからまりやすい私の髪の毛…。美容師のお友達に頂いたTANGLE TEEZER のブラシは1回髪をといただけで髪がさらさらに!しかも、シャンプー後絡まることなく、一気にさーっとブラッシングできました。洗い流さないトリートメントオイルをつけて、ブラッシングすると更にツヤがでてストレートに♪ブラシの先端が細く密集していて気持ち良い。地肌マッサージで血行が良くなれば、抜け毛予防、健康な髪の毛が生まれやすくなりますよ。こちらは、主人も気に入って愛用してます。さらに、妊娠中や出産後のプレゼントって、赤ちゃんグッズをあげる人が多いから、頑張っているママへの美容アイテムは喜ばれると思います。まだまだ寒いので、抜け毛や薄毛対策しっかりしていきたいですね。
2017年02月26日最近、シャンプーのときやドライヤーで髪を乾かした後に、抜け毛がいつもより多いなと感じることはありませんか?実は、秋は抜け毛の季節と言われているほど、秋になると抜け毛がぐっと増えるんです!Twitterでも、「秋は抜け毛がすごいわー」「シャンプー変えたほうがいいかな」などの声があがっていて、実際に多くの方が抜け毛に悩んでいるようです。なぜ秋になると抜けが増えるのでしょうか?秋と抜け毛の関係って?なぜ秋になると抜け毛が増えるのでしょうか?それには、夏の間の紫外線や不摂生が影響しているかもしれません。紫外線による頭皮へのダメージ夏の暑い日差しや紫外線で頭皮がダメージを受けていることが、大きな原因のひとつです。また、夏は汗をよくかくのでシャンプーの回数が増えたり、スッキリしたくてゴシゴシ洗ってしまうことはありませんか?1日1回以上のシャンプーや力を入れすぎたシャンプーも、頭皮を傷める原因となってしまいまいます。栄養不足夏から秋にかけては暑さによる食欲減退や食生活の乱れにより、栄養バランスが悪くなりがちです。さらに秋は食欲が増えるので甘いものの摂りすぎや脂っこいものを食べ過ぎていると、頭皮にもよくありません。生え変わりの季節ペットを飼っている方はご存知かもしれませんが、犬や猫は秋になると抜け毛がかなり増えます。秋になると夏毛が抜けて冬毛へと生え変わるためです。人も同じで、秋は冬に向けて髪の毛の量などを調節するために、髪の毛が生え変わるのです。自然脱毛と異常脱毛の見分け方自然脱毛だと、成人は1日に50本から80本の髪の毛が抜けると言われています。それが秋になると、1日に100本から200本の髪の毛が抜けることもあるそうです。通常の倍以上の髪の毛が抜けてしまっているんですね。年間を通しても、9月から10月が一番抜け毛の多い時期となっています。しかし抜け毛の季節だからと安心してばかりもいられません。異常脱毛の場合には注意が必要です。抜けた毛の根の毛球の下にしっぽのようなものがついていたり、左右が対象でなかったりする場合は異常脱毛かもしれません。また、一度にごっそり抜けるのも異常脱毛の可能性が高いので、注意してみてください。例年に比べて明らかに抜け毛が多いなと感じたり、不安な場合は頭髪専門の病院などで相談してみましょう。この秋はしっかり対策しよう!栄養バランスのいい食事を心がける健康な髪をつくってくれるのは、ケラチンというタンパク質です。健康な髪のために良質なタンパク質をしっかりと摂ることが大切です。ごまやナッツ類、かぼちゃに含まれるビタミンEは、髪をつくる細胞への血流をよくしてくれるのでこれらの食材も意識して摂取しましょう。良質のタンパク質を多く含む食品食材豚肉、サンマ、イワシ、チーズ、卵、大豆製品など。タンパク質はアミノ酸が合成されてできるので、健康な髪の毛にはアミノ酸が必要です。特に摂取したいのが、体内では合成できない必須アミノ酸。必須アミノ酸は食事で摂取する必要があるので積極的に摂るようにしましょう。必須アミノ酸を含む食材牛肉、鮭、鶏肉、牛乳、チーズ、レバー、大豆、卵など。ストレスを溜めないストレスが溜まると頭皮の血行が悪くなるので、抜け毛の原因となります。また、ストレスが溜まると皮脂が過剰に分泌して毛穴を詰まらせてしまうので、これも抜け毛につながります。普段からストレスを溜めこまないように意識して、リラックスする時間をつくるよう心がけましょう。趣味や好きなことを見つけて楽しい時間を増やすようにすることも大切です。運動頭皮の血行が悪くなると、毛根への栄養供給が低下して髪の成長が悪くなってしまいます。適度な運動は筋肉の緊張を和らげ、頭皮への血流がよくなるので髪によいと言われています。秋になると気温も下がってきて外でも過ごしやすくなってくるので、ウォーキングや水泳など、運動する習慣を取り入れてみましょう。秋の抜け毛は季節的な原因もありますが、日常的なケアで抜け毛を少なくすることはできます。バランスのよい食事を心がけて、適度な運動をしてぐっすりと眠る。当たり前のことばかりですが、なかなかできていない方も多いのではないでしょうか?少しだけと思っていた抜け毛も放っておくと、薄毛の原因となることもあります。しっかりとケアしていきましょう。
2016年10月08日最近、女性でも抜け毛や薄毛に悩んでいる人が増えています。その原因はさまざま。男性の薄毛と女性の薄毛は、メカニズムが違うので原因が異なります。実は女性の薄毛には、女性ホルモンの影響がとっても深く関係しているんです。それでは早速、髪の毛のしくみから薄毛対策、女性の薄毛について詳しくみていきましょう。髪の毛の役割とヘアサイクル髪の毛の本来の役割は、体毛と同様に体を保護したり、体温を保つ役割があります。これは、皮膚と同じ役割で、髪の毛は実は皮膚の表皮が変化したもので、皮膚の一部です。なので、髪の毛トラブルの場合、皮膚科を受診することになります。皮膚の生まれ変わりは28日周期ですが、1本の髪の毛の寿命は2〜6年といわれています。髪の毛は3つのステージのヘアサイクルがあり 成長期、退行期、休止期を経て抜け落ちていき、 また新しい髪が生えてくるというサイクルを繰り返しています。女性の髪の毛のエイジング女性の髪の毛は、実は女性ホルモンの分泌量と密接に関係しています。女性ホルモンとは、卵巣から分泌される2つのホルモンの総称で、 女性らしいカラダづくりをサポートしてくれるものです。エストロゲンとプロゲステロンという女性ホルモンのうち、 女性の魅力を引き出してくれたり、美しい髪を保持するのに必要なのはエストロゲンになります。このエストロゲンの分泌がピークになるのが、20代後半。この時期の髪の毛の状態が、最もよい時期となります。20代後半をピークにエストロゲンは徐々に減少してしまいます。このエストロゲンの分泌の低下が髪の老化現象を引き起こします。老化現象は、まずヘアサイクルが変化します。髪の成長期が短くなるため、髪の毛が十分に育たないまま抜け落ちます。また、休止期の状態が多くなるので、髪が細くなり、薄毛が目立つようになります。そのほか、髪がうねる、パサつくという老化現象もでてきます。また、加齢以外でも女性ホルモンバランスが乱れることがあります。妊娠、出産は大きくホルモンバランスが変化しますし、 急激なダイエットやストレスによってホルモンバランスが乱れることがあります。なので、若くても薄毛のトラブルを抱えることがあります。女性の薄毛の原因女性の薄毛の原因は、加齢以外にもさまざまな原因があります。食生活や生活習慣が乱れると、頭皮に必要な栄養が行き渡らなくなり、 さらに、過度なヘアアレンジや間違ったヘアケアで、頭皮環境が悪化する場合があります。そこにホルモンバランスが乱れが重なると、若い世代でも薄毛を促進してしまいます。日常生活で出来る薄毛対策それでは、どうしたら薄毛は防げるのでしょうか。加齢は誰でも起こる自然の摂理。でも、ちょっとした日常生活の心がけで、 髪を美しく保つことが可能になります。加齢に負けない美しい髪を保つため、日常生活で行いたい3つのポイントを心得ておきましょう。①生活習慣を見直す良い生活習慣は、カラダの健康にもいいように、髪の毛にも良い生活習慣になります。・髪の毛に栄養が届くよう「バランスの良い食事」・髪の毛を育てる成長ホルモンをだすため「寝る時間帯に気を付け、質の良い睡眠を十分にとる」・髪の毛に栄養を運ぶ血流をよくするため「適度な運動」急に生活を変えるのは大変なので、無理なく少しずつできるところから始めましょう。②ストレスを上手に解消ストレスは薄毛の原因のひとつ。ストレスから身体の体調を崩したり、免疫力が低下するとも言われています。免疫力の低下すると、1番先に犠牲になるのが、髪の毛だともいわれています。現代社会はストレスをうけることが多く、それをなくすのは難しいかもしれません。でも、軽くすることはできるはず。発想の転換をしたり、1人で悩まず相談したり、愚痴ったり、無理をしないなど、 自分にあったストレス解消法をみつけて、心も体も健康的になる日常を目指しましょう。③紫外線対策をしよう実は、紫外線の被害を1番受けているのは髪の毛や頭皮。お肌の紫外線対策をしている人は多いですが、髪の毛や頭皮はノーマークという人も多いのでは。特に頭頂部や分け目は日焼けをしやすい部分なので、日傘をさしたり、 最近は髪の毛や頭皮用のUVスプレーなども市販されているので活用するなど、紫外線から髪の毛を守りましょう。抜け毛や薄毛に悩む方が増えている中、シャンプーやマッサージなどに注目する人が多くなってきます。それもとても大切ですが、薄毛の原因に女性ホルモンが大きく関係していることがわかりましたね。ちょっとした日常生活を見直して、薄毛や抜け毛から髪の毛を守り、美しい髪の毛を保っていきましょう!
2016年09月06日日焼け止めもしっかり塗っているし、紫外線対策はバッチリ!と思っているあなた。 本当にその紫外線対策、万全ですか?実は間違っているかもしれない、日焼け止めの塗り方やUV対策のコツをお教えします!日焼け止めの正しい塗り方日焼け止めの塗り方で注意しておきたいのが、①肌にしっかり馴染ませるため、外に出る30分前には塗っておくこと②ケチらず、たっぷりの量を塗ること③化粧水や乳液で肌を整えてから塗ること の3つのポイント。意外に見落としていることが多いこの3つのポイントをおさえておけば、日焼け止めの効果はグッと上がります!日傘も必須!特に夏場の強い紫外線は、日焼け止めだけではカバーできません。外を歩く時は日傘を持っておいた方が安心。折り畳みタイプの日傘などのコンパクトなタイプのものを選ぶと良いですね。帽子の選び方に注意!麦わら帽子など、日よけのために使う帽子は、選び方に注意。・素材がUVカットであるかどうか・つばの広さは十分かという点をチェックしつつ選びましょう。メッシュ素材のものは通気性が良いので快適にかぶれますが、十分に紫外線をカバーできない場合があります。最近はオシャレで紫外線対策もばっちりできる帽子が増えているので、タグなどに書いてある説明をよく読んでおきましょう。しっかり対策して、夏に備えよう!日焼け止めをしっかり塗っていたのに、結構焼けてしまった…。ということもあるでしょう。若いうちはいいですが、30代前後になると紫外線はシミの大きな原因となり危険です。しっかり対策しておけば夏の日差しも怖くない!少しのポイントで大きく変わるので、しっかり対策して夏に備えておきましょう!
2016年07月28日近年、若いうちから抜け毛に悩む女性が急増している原因として注目されている『FAGA』という症状。この症状の原因は女性ホルモンのバランスが大きく影響しているのですが、20代・30代から気を付けなければならないということが分かっています。女性ホルモンと言えば、体型維持・美肌・美髪などにも大きく影響する大事な存在。5年後・10年後も美しさを保つために今からできることを始めてみませんか?女性の抜け毛の特長女性の抜け毛は男性の抜け毛とはタイプが違います。頭頂部周辺や生え際が薄くなるなど、髪の毛の生えている領域が狭くなってしまうのが男性の抜け毛の特徴なのに対し、女性の場合は髪の生えている領域は変わらず、頭髪全体が薄くなりボリュームダウンするのが特徴です。これは「びまん性脱毛症」と呼ばれています。「びまん性脱毛症」とは?「びまん性脱毛症」は、別名「FAGA(女性男性型脱毛症)」と呼ばれおり、女性ホルモンが減少することで、脱毛に影響を与える男性ホルモン“テストステロン”の比率が上がったことで起こる症状です。「女性なのに男性ホルモン!?」と驚かれるかもしれませんが、女性の体内でも男性ホルモンが5~10%ほど分泌されています。若いうちの抜け毛の原因ってカラーリングなどによる髪ダメージ、頭皮トラブルを先に思い浮かべますが、実はホルモンバランスの乱れの影響がとも大きいのです。30代から「びまん性脱毛症」の症状が現れる人が急増!閉経による女性ホルモンの減少は歳を重ねることで自然に起こることです。しかし近年、女性のハードワーク人口が増え、20代30代でもホルモンのバランスを崩してしまっている人が多くなっています。睡眠不足やストレスなどで女性ホルモンの分泌が減少し、男性ホルモンが優位になることが「びまん性脱毛症」を若いうちから引き起こしてしまう原因だと考えられています。髪は年齢を表す大事なパーツ!対策すれば改善できる髪にツヤがないと5歳~8歳も老けて見えると言われていますが、薄毛はその実年齢とのギャップをさらに広げてしまいます。髪を育てる働きをする女性ホルモン(エストロゲン)を減少させないようにするには、若いうちからの対策が重要です。①ストレスフリーな生活を目指すストレスはホルモンや自律神経のバランスを崩します。そうすると卵胞刺激ホルモンの量が低下し、エストロゲンが減少してしまいます。自分に合ったストレス発散法で、ストレスを溜めないように意識するのが大切です。②バランスの良い食生活を心掛ける毛髪に必要な栄養が不足すると脱毛に繋がります。厳しい食事制限をする過度なダイエットはもちろん、仕事で忙しいからとコンビニ食やファストフードに頼ってしまうのもいけません。栄養バランスの乱れは基礎代謝も低下させるので、どちらも防ぐためにもバランスのとれた食事を心掛けましょう。<< 女性ホルモンの分泌&髪の毛に効果的な食べ物 >>●女性ホルモンの元になる「タンパク質」肉・魚・卵・納豆・ヨーグルトなどの乳製品など●タンパク質を髪の毛に変える「亜鉛」豚レバー・牡蠣・たらばがに(水煮缶)・にぼし・アーモンドなど③良質な睡眠で女性ホルモンの分泌を活発にする睡眠の質が低下すると脳の視床下部の機能が正常に働きにくくなり、女性ホルモンの分泌が乱れてしいます。起床就寝時間を一定にしてリズムを作ることはもちろん、寝つきの悪い人は入浴法やアロマの効果を取り入れるなどして、睡眠の質を高めるようにしていきましょう。まとめどれも当たり前のように思えることですが、仕事に育児に家事など、様々抱える現代女性にとってこれらはなかなか高いハードルであるかと思います。けれど、今の生活は必ず数年後の自分の身体に跳ね返ってきます。①~③のうち、②の食事に関しては自分の意志で変えることができるので、まずはそこからトライしてみてくださいね♪
2016年07月11日出産後に髪の悩みを抱えるママは多いそうで、経産婦の7割は抜け毛で悩んだ経験があるといいます。私も出産直後の抜け毛の多さには、ビックリしました。また、抜け毛が収まった産後8カ月ごろからは白髪も急増。産後の髪トラブルの原因とケアの方法を紹介します。■抜け毛や薄毛の原因は、女性ホルモンの変化!?産後の抜け毛の主な原因は、女性ホルモンの変化だといわれています。妊娠中は女性ホルモンが増えることで、髪の毛が抜けにくくなります。妊娠中に髪の毛や体毛が濃くなるという妊婦が多くなるのはこのためです。一方で、出産後は女性ホルモンが激減し、妊娠中に抜けにくくなっていた髪の毛が一気に抜けてしまいます。これが抜け毛が増える原因です。また、女性ホルモンの影響以外にも、出産による疲労や子育てのストレス、睡眠不足、栄養不足などが原因として考えられます。ただ、女性ホルモンが安定すれば、自然と毛髪サイクルも安定していきます。抜け毛の多い時期を過ぎた後、一時的に髪の毛が薄くはなりますが、産後6カ月〜1年程度で元に戻ることが多いようです。産後1年が過ぎても薄毛が改善しない場合は、女性ホルモン以外の原因が考えられます。上記に挙げた疲労や睡眠不足、栄養不足に加え、髪の毛のケアにも問題がありそうです。子どもの世話をしていると、どうしても自分の髪のケアは怠りがちに…。頭皮の毛穴に汚れが付着していることで髪の毛が細くなってしまうと、毛量は安定しても髪一本一本が細くなってしまい、薄毛が改善しないのかもしれません。産後は、しっかりと休養と栄養を摂り、髪の毛のケアを怠らないようにしましょう。■白髪の原因は、栄養不足!?白髪は、産後半年くらい経ってから目立つようになってくる人が多いそう。原因は、女性ホルモンの乱れやストレスなどさまざまですが、一番有力なのが「栄養不足」です。産後は、授乳などにより慢性的な栄養不足になることがあります。母乳で育てているママは、体重が一気に減る傾向にありますが、これは栄養が不足しているサインでもあるのです。私も授乳している間はどんどん体重が減ったので、白髪の原因も栄養不足だったのだと思います。本来、髪の毛は無色で「メラノサイト」という色素形成細胞がメラニン色素を生成して色がつきます。ですが、栄養不足の状態ではメラノサイトに十分な栄養が行き渡らず、白髪が増えてしまうのです。一度白髪になってしまった髪は、もう黒髪に戻ることがありません。消失してしまったメラノサイトは再生できないのです。産後に白髪を防ぐためにも、十分な休養と栄養補給を心がけましょう。■産後に優しい白髪染め出産後は、バリアー機能も低下しているためカラーリングができない場合があります。普段より肌が敏感になっているため、無理にカラーリングをすると炎症を起こすことがあるので気をつけましょう。そこで、おすすめなのが「トリートメントカラー」です。一度でしっかり染まるわけではありませんが、髪の傷みをケアしながら染めることができ、頭皮にも優しいのでおすすめです。5日に1回など、定期的に使用することで徐々に白髪が目立たなくなります。出産後の髪の悩みを防ぐには、出産前後の休養と栄養が大切。いつまでもキレイなママでいるために、気をつけていきたいですね。
2016年05月12日若いころはツヤやコシのある髪が自慢だったのに、最近はなんだかボリュームが少なくなった気がして自信がない…、という人は意外と多いのではないでしょうか。実は、そのように感じる理由は、美しい髪や育毛には女性ホルモンが影響しているためです。女性ホルモンは、20代で分泌のピークを越えると、30代後半ごろから急激に減少を始めます。女性にとっては出産の影響も大きいです。このように加齢が髪の美容やボリュームに影響を及ぼすことは避けられません。そして、女性の髪に大きく影響を及ぼすのがダイエット、あるいはストレスです。このように実は男性の抜け毛や薄毛より、女性の方が原因は複雑とも言われています。あなたのシャンプーの方法、間違っていませんか抜け毛や薄毛の大きな原因の一つは、間違えたシャンプーの方法です。次のようなことは、実は髪にとってあまりよくありません。・1日2回のシャンプー・朝シャン・熱湯や冷水のシャンプー・ゴシゴシと強く洗う、爪を立てて洗う・泡立ちや洗浄力が強いシャンプー・洗い残りのシャンプーがあるまず1日に1回以上のシャンプー、つまり朝夕2回のシャンプーをしている人もいると思います。これは、抜け毛や薄毛を気にする人にとってはあまり良くありません。抜け毛や薄毛の原因の多くは皮脂詰まりなので、皮脂の分泌を気にして、シャンプーを頻繁にしている人もいるかもしれません。しかし、頭皮の皮脂を落とし過ぎるのは、実は良くないことなのです。 皮脂は大切な頭皮を守るバリア皮脂の大切な役割は、頭皮を紫外線などの外敵から守り保護することです。そのため皮脂を落とし過ぎてしまった頭皮は、いわばバリアのないダメージを受けやすい状態に。つまり、頻繁にシャンプーをすることで、頭皮を保護するのに必要な皮脂を洗い落とし、その結果ダメージを受けやすい頭皮の状態を作り出してしまいます。さらに朝シャンには、もう一つの悪い理由があります。お出かけ前にシャンプーをして、保護膜を洗い落としてしまうと、その日1日、ダメージを受けやすい状態を作ってしまうのです。外気には菌や紫外線、排気ガスによる汚染物質など、頭皮に悪影響を及ぼす物質が溢れています。また、朝は時間的にもゆっくりと丁寧に洗う時間がないもの。慌てて洗って頭皮をひっかいてしまったり、洗い残しも作りやすいです。また、熱湯や冷水でのシャンプーも良くありません。これは頭皮を過剰に刺激して、皮脂を過剰に分泌する原因となります。髪のボリュームが減ってきたと感じたら髪のボリュームダウンを感じたら、頭皮や髪のダメージにつながるケアはやめて、シャンプーの方法を見直してみましょう。回数は1日1回、適温(38度程度のぬるめのお湯)で、髪や頭皮の状態にあったシャンプーを使用しましょう。試す価値あり! 女性用育毛剤 最近、薄毛や抜け毛が気になる人には、育毛や抜け毛に効果のある成分が配合された外用液(シャンプーや育毛剤)がオススメ。例えば、センブリエキス、グリチルリチン酸ジカリウム、酢酸DL‐α‐トコフェロールなどがあります。女性用育毛剤のポイントは、女性に良い成分がたくさん含まれていることです。これらの外用液は植物由来のものが多いのが特徴。さらに、女性のホルモンバランスを考慮したタイプになので、特に女性の薄毛に効果的です。男性の薄毛と抜け毛とは原因が異なりますので、共用タイプではなく、女性専用タイプがいいですね。●薄毛・抜け毛の女性用シャンプー選びのポイント・泡立ちや洗浄力が強くないもの・アミノ酸系・オイルフリー・天然成分由来・薄毛や抜け毛によい成分が配合されている・髪に良い(美しい髪を保つ)成分が配合されている抜け毛、薄毛対策は早めのケアが大切です。育毛剤やシャンプーを活用していつまでも健康的な髪をキープしたいですね。
2016年05月12日出産後の体調変化でつらかったことをママたちに聞いたところ、「抜け毛が増えた」と答える人が多かった。外見から分かる変化であるため、慣れない子育てのストレスと相まって精神的につらいと感じる人もいる。そこで今回、なぜ出産後に髪が抜けるのか、その対策と合わせて「銀座HSクリニック」の院長・北嶋渉先生に聞いてみた。○女性ホルモンの減少が原因北嶋先生によると、出産後に髪が抜けるのは妊娠中に蓄えられた「女性ホルモン」の分泌が減少・不安定になるからだという。身体のあらゆる機能に影響を与えるホルモンのうち、女性ホルモンと称されるエストロゲンとプロゲステロンは妊娠中に高まり、出産で一時的に分泌が減少・不安定な状態になる。特にこのエストロゲンは毛髪生成を促す働きがあるとされており、分泌が減ることによって髪が抜けやすくなるなど髪のトラブルを引き起こすとされている。そもそも髪には一定のヘアサイクルがある。正常であれば、髪が生える成長期(2~6年)、髪が抜ける退行期(2週間)、髪が生えるまでの休止期(3~4カ月)のサイクルだ。このサイクルが妊娠・出産後でバランスが崩れる。具体的にいうと、女性ホルモンの作用が活発な妊娠中は成長期間が長く、女性ホルモンの活動が不安定になる出産後は成長期間が短くなる。十分に育たなかった弱々しい髪は退行・休止期間が長くなってしまうため、結果、出産後は髪が大量に抜けたように見えるという。「出産後に髪が抜けるということに目がいってしまいますが、それは妊娠中に髪が抜けなかったからです。妊娠・出産後を合わせて見てみると、抜ける髪の総量は通常の量と同じです」と北嶋先生は話す。こうした抜け方による薄毛は、広範囲にわたって一面が薄毛となる「びまん性脱毛症」とされている。その要因は出産やピルなどによるホルモンバランスの変化のほか、加齢による老化、貧血、内臓疾患、急激なダイエット、ストレスなどが挙げられている。○1~2年に通常に戻るでは実際、どのように対策をすればいいのだろうか。北嶋先生によると、基本的に1~2年で通常のサイクルに戻るので、必要以上に心配をしなくても大丈夫とのこと。それでも、抜け毛によるストレスで精神的なつらいということであれば、クリニックを訪れるのも手だ。クリニックで処方される内服薬は、特に母乳に影響を与えるという報告はないものの、リスクを避けるという意味で、育毛剤などの外用薬での治療を北嶋先生は推奨している。治療には半年~1年かかるのが一般的だ。ただし、出産後は育児で多忙となることもあり、出産後の薄毛対策でクリニックを訪れる人は多くないという。薄毛に対して具体的な対策をするならば、なるべく生活のリズムを整えて、質の高い睡眠をとり、ストレスをためないように心がけることが大切になると北嶋先生は言う。「例えば、ちまたにはワカメを食べると髪が増える、というものがありますがあれは誤りです。確かに、ワカメなどの海藻類に含まれているミネラルは髪を形成する成分のひとつではありますが、増毛効果を実感できるほどの量は含まれていません。特定の栄養素に偏ったものではなく、健康な身体をつくるためにバランスのとれたものを摂取するようにするといいでしょう」(北嶋先生)。※写真はイメージで本文とは関係ありません○記事監修: 北嶋渉皮膚科医。銀座HSクリニック院長。頭髪に関するあらゆる悩み・トラブルを治療する頭髪治療専門院として、同院を2010年に開院。男性、女性いずれの診療も行っている。
2016年03月03日花王はこのほど「抜け毛」についての調査結果を発表した。調査は2015年4月にインターネット上で行われ、20~60代の女性620名から回答を得た。全回答者のうち「髪の悩みが抜け毛」と回答した人に対して、抜け毛への対処を行っているか尋ねたところ、70%の人が「何かしらの対処をしている」と回答した。抜け毛への対処法としては、「頭皮にやさしそうなシャンプーを使う」(25%)、「育毛剤を使う」(23%)、「頭皮をマッサージする」(23%)、「洗髪時に、髪をしっかりとすすぐ」(21%)が上位に入った。同社は「女性の抜け毛は、30代以降、加齢による髪の成長サイクルの乱れによって増加する傾向があることが分かっています」と指摘。その上で、「抜け毛対策としては、乱れた髪の成長サイクルを整えるお手入れがオススメです」とアドバイスしている。
2015年12月11日秋は、一年でいちばん抜け毛が多くなる季節。個人差はありますが、人の髪の毛は1日に100本程度抜けるといわれています。それが、秋になると他のシーズンの2~3倍、つまり1日に200~300本抜けるのだというのです。教えてくださったのは、自由が丘の人気サロン『Tierra』の宮崎直哉さん。美容師向けのヘッドスパ講習やセミナーの講師もつとめる、頭皮に関するプロフェッショナルです。「秋に髪が抜けやすくなる原因は、頭皮のダメージです。夏の間の紫外線や日焼けによる頭皮のダメージは、2~3ヶ月遅れて髪に影響してきます。ですから、秋に一番抜け毛が多くなるのです」(宮崎さん)夏の間に受けた頭皮のダメージをケアして、抜け毛を減らし、健康な髪を育むために有効なのは、次の3つ。■1:頭皮の汚れをとること「女性の皮脂量は男性よりも多いといわれています。自分では気がつかないのに頭皮が汚れて匂っている人は意外と多いのです。日本人の平均身長を計算すると、女性の頭の位置は、ちょうど男性の鼻の位置にあたりますので、健康的な髪のためだけではなく、匂いのケアの面でも頭皮の汚れをとることは重要です」と、宮崎さん。具体的には「シャンプーは髪を洗うのではなく、頭皮を洗う」という意識を持つことが重要なのだとか。指の腹で、頭皮をゆっくり動かすようなイメージでマッサージしていくと、汚れがとれていきます。ヘアサロンでのヘッドスパもおすすめ。普通のシャンプーでは落ちにくい頭皮の汚れもクレンジングしてもらえるので、秋に一度ヘッドスパをすると、頭皮はもちろん髪の状態もずいぶんよくなります。■2:血行を良くすること頭皮の血行をよくすることで、毛細血管にまで血流がいきわたり、頭皮から健康な髪が生えてきやすくなります。「とくに、両耳の上にはとても太い血管があり、ここをマッサージするだけでもずいぶん血行がよくなります。耳上に人差し指と中指、薬指の3本の手をあてて、時計回りの方向にゆっくり頭皮を回してあげると、頭皮の血行がよくなりますよ」。最近はスマホのブルーライトなどの影響もあり「頭皮がガチガチに凝っている人が8割以上」なのだとか。昔以上に、頭皮の血流が悪い人が増えているそうです。さらに、耳の後ろにはリンパが流れているので、ここをマッサージすることで、頭皮ケアだけではなく、リフトアップの効果もあるのだとか!■3:頭皮の保湿をすること「みなさん、顔の保湿にはとても気を使われるのに、頭皮の保湿にはあまり意識をはらっていないように思います。顔の肌と頭皮は一枚皮です。顔と同じように保湿が必要なんですよ」と、宮崎さん。ヘアサロンやビューティショップなどでは、頭皮保湿用のローションなども売っていますので、ぜひチェックしてみてください。最後になりますが、本来は秋にあわてて頭皮のアフターケアをするだけではなく、夏の時点でできるだけ髪と頭皮にダメージを与えないのが重要です。今年はもう間に合いませんが、来年の夏に向けてのアドバイスを宮崎さんにいただきました。「大事なのは、頭皮を紫外線から守ることです。おすすめは、帽子や日傘を使うこと。また、紫外線は目から吸収されるといわれているので、サングラスをかけることも有効です。頭皮用の日焼け止めも売っていますので、それを利用するのもいいですね」美しい髪は、頭皮のケアから!抜け毛の増える秋に、しっかり頭皮ケアしていきましょう。(文/佐藤友美)【取材協力】※宮崎直哉・・・表参道と自由が丘に店舗を持つ人気サロン『Tierra』のメンバー。とくにヘアケア、ヘッドスパに対する知識は業界でも有数で、髪に関する悩みに的確にこたえてくれると評判。美容師向けのヘアケアセミナーの講師もつとめるほど。【参考】※Tierra-J※ヘアケアについての情報満載の宮崎直哉さんのブログ
2015年10月17日アシストは9月17日、標的型攻撃への対策を支援するために内部対策を重視した各種の施策を「標的型攻撃対策ソリューション」として体系化し、提供開始した。具体的には、マルウェアの侵入の予兆や状況の把握のため定期的なモニタリングを実施する「BlackDomainSensor」、内部対策として、特権IDを奪取されたとしてもデータを持ち出させず持ち出されても意味が無いようにするための多重対策として「マルウェア遮断ソリューション」「ダブルブラウザソリューション」「特権ID管理ソリューション」「ファイルサーバ情報漏洩防止ソリューション」の全5ソリューションを展開する。このうち、「マルウェア遮断ソリューション」は2015年10月に新設予定であり、「ダブルブラウザソリューション」は同月に機能強化版を提供開始する予定だ。BlackDomainSensorはセキュリティ・ログ分析エンジンを使い、インターネットのアクセス・ログとC&Cサーバのリストを突合せた結果と、Active Directoryに特権IDを模したトラップ・アカウントを仕掛け、おとりに引っ掛かったマルウェアの認証失敗ログを抽出したレポートを出力する。マルウェアによるC&Cサーバへ通信している端末の発見や、マルウェアによる特権ID奪取の挙動の発見に有効という。マルウェア遮断ソリューションは2015年10月に新設予定であり、マルウェアが侵入している可能性のある端末をネットワークから遮断する。遮断は管理者がリモートから実施可能。該当端末のC&Cサーバへの不正な通信のブロックや、データの不正な持ち出し・侵害拡大の防止に有効としている。ダブルブラウザソリューションは、インターネット・アクセス用のブラウザを仮想環境で提供し、業務用端末から外部へのインターネット・アクセス(HTTP通信)を禁止させ、業務用端末のインターネット・アクセスを分離する。なお、2015年10月に機能強化版のリリースを予定している。同ソリューションにより、マルウェアが侵入したとしても、標的型攻撃の出口となるC&Cサーバとのインターネット・アクセスを禁止することで攻撃を無効化できるとのこと。特権IDはワークフローにて申請を行い、承認を受けた場合のみ利用できるように制御する。また、重要サーバへはワークフロー経由の自動ログインのみを許可し、自動ログイン以外のローカル・ログインなどは全て禁止する。同ソリューションにより、ワークフローを経由しない重要サーバへのログインを一切禁止することで、万が一標的型攻撃によって特権IDを奪取された場合でも、不正なアクセスを防止できるという。ファイルサーバ情報漏洩防止ソリューションは、ファイル・サーバのデータを暗号化し、Windowsのアクセス権限とは別に独自のアクセス権を設定。また、ファイル・サーバに対してアクセスできるのは、専用クライアントを導入している端末のみに限定する。同ソリューションでは、独自のアクセス権限設定により専用端末以外からのデータ持ち出しを防止すると共に、Windowsの特権IDを奪取された際もデータの持ち出しリスクを軽減できるという。また標的型攻撃によりデータが直接持ち出された際も、データは暗号化された状態を維持するとのこと。
2015年09月18日