夏が近づき、サニーレタスやリーフレタスなど、キラキラ輝く葉物野菜が増えてきましたね。葉物野菜が増えてくると食べたくなるのがやっぱりサラダ!最近は専門店もでき、見た目もおしゃれで食べ応えも満点な「チョップドサラダ」&「パワーサラダ」に注目が集まっています。「チョップドサラダ」は、野菜や肉類を同じ大きさにカットしてドレッシングで和えたサラダのことで、特に入れる具材の決まりもありませんが、お好みで、押し麦や豆類、ツナやオリーブなどを色々加えることで、自分の体の不調と向き合い不足しがちな栄養補給することもできます。同時に細かく刻むことでスプーンやフォークでザクザク食べられちゃうのも嬉しいサラダです。そこで今回は、味も見た目も栄養もバッチリの「チョップドサラダ」&「パワーサラダ」レシピをご紹介したいと思います。■スパイシーチキンのチョップドシーザーサラダカレー粉とチリパウダーで下味をつけたヘルシーなささ身、レタスの中でもしっかりした食感で、噛みごたえもあるロメインレタス、そして豆類やバターロールで作ったクルトンをトッピングした食べ応え満点のチョップドサラダ。濃厚なシーザードレッシングでさらに満足感も得られます。ゆで卵やナッツ類をプラスしても良いですね。大きなボウルに山盛り入れてムシャムシャ食べたい一皿です。■夏野菜のチョップドサラダ 爽やか大葉ドレッシングコロナ禍によりベランダ菜園を始めた方も多いと思いますが、その中でもグングン伸びてたくさんとれるのが大葉ですよね。そんな大葉をふんだんに使ったドレッシングで作る和風なチョップドサラダは、パワーフードのキヌアや水煮コーンで食感も楽しめ、爽やかな見た目が清涼感をも与えてくれるこれからの季節にぴったりの夏向きのサラダです。■チョップドサラダパプリカや長芋など、冷蔵庫で少し残ってしまった野菜たちを同じ大きさにカットして作るシンプルなチョップドサラダ。豆類やナッツ類、葉物などを加えてボリュームアップしても◎アンチョビを効かせたドレッシングなので卵やチーズを入れても美味しく仕上がります。■キヌアとベーコンのサラダ食物繊維、カルシウム、カリウムが豊富なパワーフードのキヌアにカリカリベーコン、キュウリや紫玉ねぎを加えた彩豊かなおしゃれサラダ。もっとパワーをつけたいときは、世界最小のパスタであるクスクスや豆類をプラスしても良いですね。ドレッシングはオリーブオイルとレモン汁と塩のみ。このシンプルな味付けは飽きることなく食べることができます。ダイエット中の方にもオススメです。■くるみ香るりんごと春菊のサラダお鍋の具やおひたしで頂くことが多いカルシウム豊富な春菊は、生でも美味しく頂くことができますよ。ローストしたナッツの芳ばしさとりんごの甘みが春菊の苦味と相まってとっても美味しい!茹でささ身もプラスするのでヘルシーでも食べ応えがある栄養価の高いサラダに仕上がります。実はこのサラダ、ワインにぴったり合うんです。ついつい食べちゃう晩酌にもってこいの一皿です。「チョップドサラダ」は葉物やキュウリ、アスパラアボカドなどグリーン一色で揃えてみたり、マッシュルームや豆類を使ってホワイト一色でおしゃれに決めてみたりすると、より写真映えする一皿になります。「チョップドサラダ」は思いっきりザクザク刻むと日頃のストレス解消にもなり、あとは混ぜるだけなので、簡単に作れる上に日頃不足しがちな野菜も大量に摂取することができますよ。梅雨の憂鬱さを「チョップドサラダ」で吹き飛ばし、ビタミンをたっぷりとって体の中から美しく輝いていきましょう!
2021年06月14日食欲が落ちている時、さらっと食べられる「アジの冷やしスープご飯」。薬味をたっぷりのせて一口食べれば、おだしの効いたスープが口に広がり、大葉の香りがふわっと抜け、キュウリやネギ、みょうがのシャキシャキ、茄子や豆腐の柔らかな食感、アジの干物の塩味が合わさり、そしてお米と押し麦がちょうどいい塩梅なのです。お口の中が賑やかな食感だけど調和がとれていて、ついつい箸が進みます。気づけばあっという間に平らげてしまう、そんな一品です。■アジの冷やしスープご飯調理時間 1時間 1人分 505Kcalレシピ制作:中島 和代/杉本 亜希子<材料 2人分>お米 1合押し麦 1/2合 アジの干物 1枚 豆腐 50g キュウリ 1/2本 ナス 1本 ミョウガ 1個 大葉 3~4枚 ネギ(刻み) 大さじ2 だし汁 400ml みそ 大さじ1.5~2 塩 小さじ1(※)だし汁の作り方はこちら↓をご参照ください。 <下準備>・お米は水洗いし、押し麦と合わせて通常の水加減で炊く(今回は洗わなくてもいい押し麦を使いました)。・<冷やしスープ>の、だし汁にみそを溶き、冷蔵庫で冷やしておく。・アジの干物はグリルで両面薄く焼き色がつくまで焼く。粗くほぐし、皮や骨を取り除く。・豆腐は1cm角に切る。・キュウリは薄い輪切りにする。・ナスは、ヘタを切り落とし、縦半分に切ってさらに薄い半月切りにする。・ミョウガは縦半分に切り、さらに斜め薄切りにして水に放つ。・大葉は軸を切り落とし、縦半分に切ってさらに横細切りにする。水に放ち、水気をしっかり絞る。<作り方>1、抗菌のビニール袋にキュウリ、ナス、ミョウガ、塩を入れる。袋に空気を入れて袋の口を持って振り、全体に塩をからめる。袋の空気をしっかり抜いて口を縛り、10分くらい置く。2、水気が出てきたら、サッと水洗いする。水気を軽く絞って、冷やしておいたみそ汁にアジの干物、豆腐、刻みネギと一緒に合わせる(すぐに食べない場合は、この状態で冷蔵庫にいれて冷やしておく)。3、器にご飯を入れ、(2)の<冷やしスープ>をかけ、大葉を散らす。コツ・ポイント ・お米の洗い方。ボウルに計量したお米とたっぷりの水を入れ、混ぜずにすぐ水を流します。ひたひたまで水を入れて両手でお米をすくい取り、すり合わせるように軽くお米とお米を何回かこすります。にごった水を流し、蛇口から水を勢いよく加え、白濁しなくなるまでこれを何度か繰り返してザルに上げます。最初に入れる水を最もお米が吸収しやすいので、より良質な水を使う事をおすすめします。 アクセントに梅やゴマを加えても良いですね。E・レシピで作り方をもう一度チェック↓
2020年08月21日ダイエットにいいと、ブームが続いている押し麦。なぜダイエットに良いのかというと、糖質の吸収を抑えるβ-グルカン(ベータグルカン)という食物繊維が他の食材よりもダントツに多く含まれているから。つまり、体に脂肪がつきにくくなるのです。押し麦の食物繊維量は玄米よりも多く、3倍以上。また食物繊維が多い食材の代表、ごほうと比べても2倍近く含まれます。押し麦というとごはんに混ぜて炊くのが定番の食べ方ですが、ほかにも意外と使い勝手が良いのをご存知ですか?10分ほどでゆでられるので、ゆでたものを小分けにして冷凍保存しておくと便利です。たとえば、これを解凍してサラダのトッピングやスープ、タルタルソースなどのソース系に混ぜれば、手軽に押し麦をとることができます。中でも私は、スープを作るときに一緒に押し麦を入れるのが気に入っています。スープの具材に火が通るころには押し麦もゆで上がるので、別にゆでる必要なし。食感もプチプチとして、噛む回数が増えるのもメリットです。ちなみに、「押し麦ともち麦、どちらがおすすめですか?」と聞かれることがあります。押し麦ももち麦も、同じ大麦です。違いとしては、押し麦は白米と一緒でうるち性、もち麦はお餅と一緒でもち性の特性をもっているので、もち麦はモチモチしたもっちり食感になります。また、もち麦のほうがβ-グルカンをやや多く含みます。とはいっても、押し麦でも十分すぎる量のβ-グルカンを含んでおり、さらに値段も押し麦のほうがリーズナブルなので、私は「どちらもほぼ同じなので、食感の好みで選べばいいですよ。継続するなら、値段的に押し麦がおすすめです」と回答しています。■押し麦入りスープレシピ制作:管理栄養士 長 有里子<材料 2人分>押し麦 大さじ3たまねぎ 1/4個にんじん 3cmキャベツ 1枚鶏もも肉 80g水 2カップ塩、こしょう 適量オリーブ油 適量<作り方>1、たまねぎ、にんじん、キャベツは1cm角に切る。鶏肉は3cm角に切る。2、オリーブ油を熱した鍋で野菜を炒め、水、押し麦、鶏肉を入れ、ふたをして約10分火を通す。3、塩、こしょうで味を調える。いつものスープにプラスして、ダイエットに役立ててくださいね!
2019年04月25日大麦の一種で「もち性」のもち麦。同じ大麦には押し麦があり、押し麦は「うるち性」。今回は、栄養価の高さで押し麦を上回るというもち麦の魅力とダイエットへの活用方法をお伝えします。もち麦を食べるメリット3つ1.食物繊維で腹持ち&腸内環境UP!もち麦には白米のなんと26倍もの食物繊維が含まれています。食物繊維には便のかさを増やして便通を良くしてくれる働きもあるため、ダイエット中はより意識をして摂りたい栄養素。さらにもち麦には、同じ大麦である押し麦には含まれていない食物繊維の一種、β-グルカンも含まれています。β-グルカンは「満腹感の持続作用」や「食後血糖値の上昇抑制作用」などダイエット中にも嬉しい効果が期待され、これらの効果は機能性成分としても認められています。(※)2.タンパク質の摂取量も増やせる!もち麦は白米と比較をすると1.6倍のタンパク質を含みます。〈100gあたり〉・白米・・・6.1g・もち麦・・・9.6g大麦はそもそも炭水化物を主体として構成されています。そのためタンパク質量としては100gあたり3g程と少なく感じるかもしれませんが、ご飯と同じく主食となるものであるため、毎食の積み重ねで日々のタンパク質摂取量を着実に増やしていくことが可能です。3.ビタミンB1で糖代謝UP!ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える際にサポートしてくれるビタミン。ダイエット中でも主食は抜きたくない、甘いものがついやめられないという方にはビタミンB1は欠かせない栄養素です。もち麦をダイエットにとり入れるコツ2つ1.白米→もち麦ごはんに変えるだけ!ダイエット中に「主食の量をカットしましょう!」というのは、ご飯が好きな方にとってはなかなか辛かったりしますよね。そんな方にこそとり入れていただきたいのが白米にもち麦を混ぜて食べる「もち麦ご飯」。もち麦の弾力により噛み応えがUPし満足感も得られる他、上記の栄養素がダイエットをサポートしてくれるため無理せずダイエットに繋げていくことができます。美味しく食べられる割合としては、白米2:もち麦1くらいがおすすめ。もち麦は研ぐ必要はないため、研いだお米にそのまま加えて炊くことができます。その際はもち麦100gに対し200mlの水(もち麦の重量の2倍量)を加えて炊くようにしてください。2.パスタみたい!?スープやサラダにも使えて満足感UP!もち麦は茹でても美味しいことをご存知でしたか?沸騰した湯で15~20分程茹でると、つるりと弾力のある食感に茹で上がります。ミネストローネに入れて腹持ち抜群のスープにしたり、チョップドサラダの具として一緒に混ぜても栄養価と食感をUPさせることができおすすめです。無理無くダイエットをしたいという方にはぴったりのもち麦。美味しく食べながら、スッキリボディをゲットしていきましょう! 【参考・参照】(※)公益財団法人日本健康・栄養食品協会「平成24年度食品の機能性評価事業」〈〉 安川舞由子栄養士・フードスペシャリスト海外の菜食者(ベジタリアン)に興味を持ちベジタリアニズム発祥の地ともいわれるイギリスへ留学。国内外で得た菜食に関する知識やスキルを活かしながら「食を通して心もカラダも健康に」をモットーに料理教室の主宰、商品開発、コラム執筆などを行う。
2019年02月07日朝食に、おやつに、常備しておくと役立つグラノーラ。いつでも手軽に食べられる、栄養たっぷりのスーパーフードとして、普段から愛用している方も多いと思いますが、自分で手づくりできればなお嬉しいですよね!ここで、食物繊維が豊富な押し麦とナッツ、ドライフルーツを使った、基本のグラノーラの作り方をご紹介しましょう。■押し麦のグラノーラ<材料 2人分>・押し麦 200g オリーブ油 大さじ2 ハチミツ 大さじ2・クルミ 50g・ドライフルーツミックス 50g<作り方>1、ボウルに押し麦、オリーブ油、ハチミツ、クルミを入れて混ぜ合わせる。オーブンを150℃に予熱しておく。2、天板にオーブンシートを敷き、(1)を広げながらのせる。150℃に予熱しておいたオーブンで15分くらい焼く。3、焼き色を均一にするために、オーブンから一旦取り出し、ざっくりと混ぜて広げます。150℃のオーブンでさらに15分焼きます。4、焼きあがったら(3)をボウルに入れ、ドライフルーツミックスを混ぜ合わせ、そのまま粗熱を取る。レシピでは、作りやすい分量として目安をご紹介していますが、使う材料や量はもちろんお好みで調整可。ナッツは、クルミだけでなく皮付きアーモンドやカシューナッツ、カボチャの種など。ドライフルーツも、レーズンなどお好きなものを混ぜて、お試しください。密閉容器で日持ちもするので、オーブンのサイズに合わせて増量しても。均一に香ばしく仕上げるコツは、焼く途中で何度か天地返しをしてあげること。自家製グラノーラに牛乳や豆乳、ヨーグルトに添えて、ヘルシー&パワフルな一日のスタートを!
2016年12月25日「押し麦」とは麦を食べやすくするために押しつぶしたもので、原料は大麦です。食物繊維やタンパク質、ミネラルが多く含まれており、子どもにとって高い栄養価はもちろん、大人の便秘の改善にも効果が期待できます。今回ご紹介するのははそんな押し麦を使ったサラダのレシピ。カレー味が子どもたちにも大人気です。■カレー風味の押し麦サラダ<材料>押し麦 1カップにんにく 1片ソーセージ 3本赤パプリカ 1/2個きゅうり 1/2本玉ねぎ 1/2個塩 適量こしょう 適量カレーパウダー 適量油 適量 <作り方>1、玉ねぎは粗みじん切りにし、残りの具材は5mm程度の角切りにする。2、深めの鍋に水をたっぷりと入れ火にかける。3、沸騰したお湯に押し麦を入れ、時々かきまぜながら10分ゆでる(吹きこぼれに注意する)。4、ゆであがったらザルにあげ、冷水をかけながらぬめりをとり、水気をきっておく。5、フライパンに油をしき、みじん切りにしたにんにくを入れて弱火にかける。6、にんにくの香りがたってきたら、玉ねぎと塩ひとつまみをいれてさっと炒める。7、角切りにした残りの具材を入れて、さらに塩、こしょうを入れて味をととのえる。8、ボウルに4の押し麦を入れて、7の具材を入れたら、押し麦と均等にまざるようにヘラでよく混ぜる。9、塩、こしょう、カレーパウダーをお好みの量で調節しながら和えてできあがり。■さらにおいしく作るためのワンポイントレシピソーセージ以外の具材は食感を残すためにあまり火を入れすぎないようにしましょう。また、あらかじめ調味されているカレーパウダーを使用する場合は、塩こしょうの量を調節してくださいね。冷蔵庫で冷やすとより清涼感のあるサラダになりますよ。
2016年06月25日