小学校に入ると子どもだけで遊んだり一人で出歩いたりする機会が増えていきます。夏休みに入り、普段そういう機会がない子どもも子どもだけで遊ぶことがあるかもしれません。物騒なことが多い最近は、何かあった時の連絡ツールとして子どもに携帯電話を持たせる親も少なくありません。子ども向け携帯にはどんな機能があり、みんなはいつ頃から持たせるのかなど、子ども携帯事情を調べてみました。1. 子ども携帯事情子ども用携帯は、大まかに分けて大幅に機能を制限した「子ども向け携帯」と「ジュニアスマホ」の2種類があります。子ども向け携帯は何かあった時の連絡用や安全確認をするためという目的で、小学校に入学する段階で持たせる家庭が増えています。大まかな年齢としては、子ども向け携帯は小学校1~4年生、ジュニアスマホは小学校3年生~中学生、一般のスマホは小学校5年生~高校生で持たせるのが目安となるようです。持たせ始める年齢などによっても、どの機種にするかは変わってきます。いつからどの種類を持たせるかは家庭の事情や親の考え方で異なってきますが、今回は防犯の意味で持たせることの多い子ども向け携帯についてみていきましょう。2. 子ども向け携帯の機能前述しましたが、子ども向け携帯は機能が大幅に制限されています。端末により詳細は異なりますが、おおよその機能を把握しておきましょう。・電話・SMSは登録してあるところにのみ発信できる・防犯ブザーがついている・位置情報(GPS)機能がある・防塵防水子どもに携帯電話を持たせるにあたっては、使い過ぎて膨大な通話料がかかる、SNSのトラブルに巻き込まれるなど不安要素が色々あると思います。しかし子ども向け携帯は安全のための最低限の機能しか搭載されていないため、そういった不安なく持たせることができます。そのため小学校低学年の子にも持たせる家庭が増えているのです。3. 大手キャリアの子ども向け携帯大手の携帯電話会社はそれぞれ子ども向け携帯電話を出しています。大手キャリアのそれぞれの機能をご紹介します。・ドコモキッズケータイ子どもが持ちやすい2インチというサイズで、デザインも可愛らしく色も3色から選べます。機能を最低限におさえ、電話やSMSも簡単に操作できるようにシンプル設計になっています。設定すると、防犯ブザーを引くと自動で親に発信されます。別途「Tomoru」という端末を購入すると、子どもが帰宅した際に自動で親の携帯に通知が届くので、子どもが一人で帰宅した際にも親は外出先から帰宅を確認することができます。・aumamorinoディスプレイは2.8インチで、タッチパネルを搭載しています。音声による操作にも対応しており、音声操作補助キャラクターに話しかけるだけで基本の機能を操作することができます。「マモリーノ」という名前にもある通り、警備会社のセコムとも連携しています。防犯ブザーを引くと、登録された緊急連絡先に自動で発信されます。さらにオプションサービスで、居場所のお知らせメールが親の携帯に届きます。2年契約をすることで、主回線が他のキャリアであっても契約できるのもメリットです。・ソフトバンクみまもりケータイGPSや防犯ブザーなどの基本機能はワンタッチで操作できます。位置ナビ(オプションに加入)で子どもの現在位置を地図上に表示できます。また、事前に設定された時間に、位置情報を定期的に知らせる機能があります。みまもりGPSアプリでは、指定したエリアへの出入りを自動通知したり、旅行やジョギングのルートを記録したりすることができます。車や電車での高速移動があると自動で感知して通知してくれる機能もあり、予定していない高速移動があった際に素早い対応が可能となっています。各社の料金は若干異なりますが、おおむね月々500円程度で持つことができるのも子ども向け携帯の利点です。オプションについては、必要な機能であるかどうかを見極めましょう。後から追加できるものもあれば、契約時のみつけられるものもありますので事前に調べておきましょう。また、親の契約キャリアを問わないものや、親と違うと契約できない・金額が多額になるなども各社で対応が異なります。キャリアが同じでも、ガラケーであると金額が変わるケースもあります。まずは親が契約しているキャリアの子ども向け携帯を調べておくといいですね。我が家では特に携帯電話を持たせることを考えていませんでしたが、契約しているキャリアのキャンペーンで本体端末が無料だったことから1年生で持たせることを決めました。実際契約してみると、小学校1年生から持っている子が多いことを知り驚きました。そして家に固定電話がないため、ちょっとした外出などの時に連絡が取れるので安心できます。子どもにも外出する際に連絡が取れることはお守り代わりになるようです。「携帯電話をいつから持たせようか」と考えるママは多いですが、放課後に子どもだけで遊ぶ機会がある子や習い事に一人で行く子には機能を制限された子ども向け携帯を検討してみてはいかがかなと思います。
2018年08月24日会社員の場合、休みの日でも携帯に電話が掛かってくることがあります。このようなことを見越して法人契約した「会社用携帯電話」を支給されているという人も多いことでしょう。業務に使うのなら、料金を自分で支払う個人用携帯は使いたくないものですが、中小企業などでは個人の携帯に連絡し、場合によっては客先に電話するよう促されることもあると聞きます。このような場合、当然電話代を会社に請求したいもの。しかし、なかには支払いを拒否するケースもあるようです。個人携帯を業務でも使っている場合、会社に電話代を請求することはできないのでしょうか?ピープルズ法律事務所の森川文人弁護士にお伺いしました。Q.個人携帯で業務電話…料金を会社に請求することはできる? A.業務用途であることが明確であれば可能です森川弁護士:「論理的には請求可能ですよ。ただ、立証が困難ではあると思います。まず、業務内容の電話を使用したということ、そしてその通話時間、その場合の電話料金。これが明確にすることができれば、料金の請求は可能になると思われます。現実的に見ると、『業務用に使った』ということが立証できるか否かがポイントとなると思われます」「業務に使った」ということが明確になっている場合は、料金請求が可能になるようです。立証はなかなか難しいものと思われますが、現在携帯電話については各キャリアが通話明細を発行しています。個人携帯を業務でも使用し、料金を自腹で支払っているという場合は、通話履歴を参考にしながら「業務用途」であることを明確にしたうえで、会社に相談してみてはいかがでしょうか。 ※au通話明細サービス・通話明細分計サービス※docomo料金明細サービス※softbank請求書・通話明細発行*取材協力弁護士:森川文人(ピープルズ法律事務所。弁護士歴25年。いわゆる街弁として幅広く業務を経験。離婚、遺産相続をはじめ、不動産、 慰謝料・損害賠償請求、近隣トラブル、借地借家、賃金、インターネット問題、知的財産権などを扱う。)*取材・文:櫻井哲夫(本サイトでは弁護士様の回答をわかりやすく伝えるために日々奮闘し、丁寧な記事執筆を心がけております。仕事依頼も随時受け付けています)個人携帯を業務用途で使用しているのに電話代は自腹!料金を会社に請求できないの?はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。個人携帯を業務用途で使用しているのに電話代は自腹!料金を会社に請求できないの?はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。
2018年08月19日「現場では携帯を触らないんですよ。かばんに入れて、そこから出さないんです。昔は、現場で携帯を使ってる人は何しに来てるんだ?と思っていたくらい。今は気にならないですけど、僕は触りません」 そう話すのは、放送中のドラマ『宮本から君へ』(テレビ東京ほかにて毎週金曜深夜0時52分~)で主人公のサラリーマン・宮本浩を演じる池松壮亮(27)。不器用で熱い営業マンの生きざまを描く伝説のマンガの実写化だ。 「傲慢ですけど、みんながずっと映像化しようとしてきた作品で、誰かが決着をつけなきゃいけないし、自分ができたらいいと思い続けてました」(池松・以下同) 誰よりも宮本が好きと池松は言う。 「移動中は音楽を聴いていて、今回の撮影中はエレカシ漬けでした。主題歌が大好きなエレファントカシマシですごいうれしくて。宮本(浩次)さんがやってくれなかったら主題歌はいらないくらいに思っていたので、ものすごくパワーをいただきました」 作品中、とにかく熱血な宮本は、がむしゃらなあまり、周囲と摩擦が生じることも。 「当時はこんな会社員がいたらすぐに切られるって散々バッシングを浴びたらしいんですけど、原作者の新井さんもそれは重々わかってると思うんです。それでもひとりの人間としての可能性を宮本浩にのせて模索してたんだと思う」 池松自身も、俳優としてどこを目指すかは日々模索中だと語る。しかし、確かな信念がある。 「映画やドラマって面白いし、俳優としていいものを提供したいという思いは変わらない。この作品を、夢がある人、野心がある人、自分を疑ったことがある人、自分の可能性をちゃんと模索して何か未来につなげようとしている人が見たら、響くものがあるんじゃないかと思っています」
2018年05月14日100均で売っている大理石柄のリメイクシートを使ってスマホケース作りに挑戦してみました。転写シールやタトゥーシールで飾れば高級感のあるおしゃれケースに早変わり♪手順はとっても簡単なので不器用さんでも安心です。いろいろな柄で作ってみるのも楽しそう♡使ったのはこちら今回は〔ダイソー〕で材料を購入しました♪●大理石柄のリメイクシート●スマホケース●転写シールさっそく作っていきましょう♪まずは、スマートフォンの大きさに合わせてリメイクシートをカットしていきます。表の柄をきちんと確認するのがポイントです!今回は大理石柄なので、きれいに模様が出るように気をつけました。ケースの側面がカーブしている場合は、どこまでシールを貼るか考えてから切る必要がありますよ。今回は、ケース背面の平面のみ加工しました。カメラの部分のくり抜きも忘れずに♪続いて好きな転写シールを切り抜き、リメイクシートに転写していきます。転写シールをうまく貼るためには、付属のヘラで、まんべんなくシール全体をこすることです。こすり方が甘いと転写されず掠れてしまうことも……。転写し終えたら、スマホケースにリメイクシートを貼り付けます。完成したのがこちら。イメージ通り、ちょっぴり外国インテリア風に仕上げることができました!最後にケースとシールを貼りつける際に気を使いましたが、それ以外はとっても簡単に作れちゃいました。所要時間はなんと10分!慣れればもっとはやくできそうです(笑)。大理石柄が高級感を演出してくれています♡材料費300円で作ったとは思えない仕上がりになりました♪タトゥーシールだって使えちゃう♪柄がかわいいタトゥーシールもスマホケースのデコレーションに使っちゃいます♪金色がいいアクセントになりそう。説明書にしたがって、使いたいタトゥーシールを切り取り貼り付けます。その上から水を染み込ませたスポンジで、ポンポンと叩きながら水をつけていきます。シールの柄が透けてすればOKです!台紙をそーっと剥がせば完成☆完成したのがこちら。金色のタトゥーシールがいいアクセントになりました。きれいにシールを貼れるか心配でしたが無事貼りついたので安心。とっても簡単なのに、我ながらおしゃれなケースを作ることができ満足です♡おわりに今回は100均にある材料を使ってスマホケースを作ってみました。今はたくさんの種類のリメイクシートが発売されているので、他の柄で挑戦するのも楽しそうです♪本当にとっても簡単に作れるので不器用さんにもおすすめですよ。汚れたり傷がついてしまったケースのリメイクとしても良いですし、転写シールを使って名前入りのケースを作ってみたり、マニュキュアでコーティングをしてみるのもよさそう♪ぜひ試してみてくださいね。
2018年04月16日カード型の集中ホームケアトリートメント「ORANGE PLUS」携帯できて、いつでも持ち歩けるヘアケア商品は数多くあるが、小さい容器といえどもかさばり、小さいがゆえに取り扱いに苦労することがある。この度、東京の自由が丘、吉祥寺、世田谷を中心に美容室を展開している株式会社トミーズ・スターでは、1回使い切りカードタイプの集中ケアトリートメント「ORANGE PLUS(アランジュプラス)を開発した。使いやすさにこだわったトリートメントORANGE PLUSはカードタイプのため、もちろんポーチに入るサイズ。「出張や旅行では宿泊先のアメニティを使うため、髪が思うようにまとまらない」という悩みも解決する。それでも、「小分けにされた商品は、パッケージによっては濡れた手だと開けづらい」という声も聞かれるため、なんと同商品は折り曲げるだけで簡単に中身を出すことができるという。これなら、手が濡れていようが問題ない。トリートメント効果にもこだわる使いやすさだけではない。トリートメントなのだから補修ケアができなければ意味がないが、ORANGE PLUSは成分にもこだわっている。「ナノリペア-EL配合」のため、ドライヤーなどの熱をかけるたびに髪の内部にまで浸透したy-ドコサラクトンが反応し、ハリやコシが出て扱いやすさが続く。またシルクから抽出した成分が髪表面をシルキーコーティングすることで、外的環境から受けるダメージを抑えながらカラー成分をキープすることができるのだ。さらに天然ラベンダーとオレンジオイルを使用することで、心身ともにリラックスさせ前向きな気持ちへと誘ってくれる。また、つい持ち運びたくなる黒を基調とした高級感あるパッケージも魅力だ。同社が運営している美容室でサンプリングを渡しているほか、オンラインショップで販売も開始されている。出張や外泊が多い女性はもちろん、忙しくて日々の髪ケアに手が回らない人も、試してみてはいかがだろうか。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社トミーズ・スター公式サイト※株式会社トミーズ・スター プレスリリース(@Press)
2018年01月18日最近流行りのネトゲ恋愛。スマートフォンやパソコンなど、色んなゲームの普及で、どんどん人口が増えています。自分とは無縁と思っている方、実は結構楽しかったりするんですよ!■ スマホは手軽でラフに出会えるスマートフォンのゲームアプリは、今や遊んだことがない人の方が少ないのではないでしょうか。パズルをしたり、友達と戦ったりするなど、色んなジャンルがありますが、スマートフォンを使っているので、手軽に連絡先の交換をしやすいのがポイントなんです。また、ゲーム内にSNSのような機能を持つものもあり、そういった連絡ツールから関係を進展させ、付き合い始めるといったケースも結構多いんです。 ■ パソコンなら通話しながら本格的なパソコンのゲームで最近人気のプレイスタイルが、スカイプなどで通話をしながらゲームを楽しむ事です。基本はチャットでのコミュニケーションになりますが、スカイプ通話でやりとりをすることで、ゲームをもっとスムーズに楽しめるのはもちろん、素の相手と会話をすることができるので、ゲームよりもリアルな感覚が得られるんです。また、協力して強い敵を倒したりしているうちに、相手への信頼感や好感度が上がっていきます。そして、いつの間にか好きになっているという状況も実は多いんですよ。 ■ オフ会に参加してみようゲーム内で仲良くなって、実際に会って遊ぶという事は今は珍しいことではありません。ツイッターやラインで知り合った仲間とオフ会をするというのも大差ないことなんですよ。ゲーム内ではいつも遊ぶ友達といった感覚でも、実際に会ってみると好きになってしまったという経験がある女性は多いです。共通の趣味を持っていて、新しい出会いを探しているという方は、一度こういったオフ会に参加してみるのもいいかもしれませんね。ここから付き合い始めて、結婚することになると今流行りのネトゲ婚達成です!今はゲームもリアルな感覚いかがでしたか? 少し前はゲームでの出会いなんて受け入れられないものでしたが、今やゲーム機器やコミュニケーションの発達によって、一般的な出会い方として受け入れられるようになってきました。「もうコンパや婚活パーティーの参加は疲れた……」という方は、内面から見てもらえるゲームで新しい出会いを見つけてみてはいかがでしょうか。(なぎさ/ライター)(愛カツ編集部)■ 専門家が電話やメールであなたの悩みを解決します!なかなか良い出会いがなくて彼氏ができない、好きになるような男性に今まで出会ったことがない、どこに出会いを探しに行けばいいの…。そんなときは専門家に直接相談してカウンセリングを受けてみませんか?電話やメールを使って専門家があなたの悩みにアドバイスをします。愛カツの電話相談・メール相談を利用してみたい方はこちらからpresented by愛カツ ()
2017年12月26日最近の親たちの子育てテーマでよくあがるものといえば、子どもにいつから携帯を持たせるのかというもの。連絡するのに便利ではあるものの、いじめなどのトラブルも起こりうる携帯電話。一部の学校では持ち込みが禁止されているところもあるようですが、この持ち込み禁止についてパパママ世代に調査してみました。Q.1.許可すべき(全面的に許可する) 15.1%2.許可すべき(登校時に預ける) 42.7%3.許可すべき(事前許可制) 24.2%4.持ち込み不可 16.8%5.その他 1.1%登校時に預けるという条件付きで許可すべきが42.7%と約半数に。次に多いのは事前許可制で許可すべきということで、みなさん携帯の持ち込みについては許可すべきという人が多いことがわかりました。■禁止するのではなく使い方を教えるべき携帯を禁止するのではなく、何が子どもたちに悪影響なのかを考えて、親がしっかり機能などを把握して使い方を教えるべき。携帯を持った上で、学校でのマナーなども守れるようにすることの方が大事なのではないかというコメントもありました。「今の時代、禁止するよりも、あることを前提として正しい使い方を教えていくべき」(愛知県 40代女性)「以前、我が子は登下校中に変質者に無理やり連れ去られそうになったことがあります。連絡手段としてのキッズ携帯くらい持たせても良いと思います。何かあっても学校は守ってくれません」(北海道 40代女性)「シンプルに電話機能とGPS機能のみの携帯ならOKにすれば良いと思います。実際、私の甥っ子も LINEで集団拒否されたらしく、さすがにへこんでいました。影響を受けやすい年齢の子どもたちにSNSはよくないと思います」(茨城県 40代女性)■そもそも小中学生に携帯電話なんて必要ない!高校生になれば行動範囲も広くなり、一通りのマナーもわかる年頃なので持つものいいですが、小中学生にそもそも携帯はいらないのではないかという意見もありました。携帯を与えている親に限って、マナーや禁止事項は教えない人が多いという声も。「どうして禁止する学校が多いのか。それは学校の規則を守らない親子が多いからだと思います。登校したら預ける決まりなのに預けない子、校内使用禁止なのに使う子、そのほかいろいろです。親も買い与えるだけで何もしない。高校卒業までキッズ携帯でいいくらいなのに、小・中学生にスマホを与える神経がわからない!」(神奈川県 40代女性)「禁止にしてもこっそり持ち込みますよ。いじめや事件につながるトラブルの元を親が買い与えなければいいのです」(神奈川県 40代女性)「一昔前は携帯などない時代でしたが、連絡が取れなくて困ったことなど一度もない。何かあるときは学校に公衆電話があり、それを利用していた。それでいいと思います」(千葉県 40代女性)■小学生ママはGPS機能付き防犯ブザーがほしい小学生ママでキッズ携帯を持たせている理由のほとんどが、電話機能というよりも、今子どもがどこにいるのかを知りたいということ。誘拐や連れ去り事件に巻き込まれていないかだけが心配なんです。「GPS機能だけついた小さいキーホルダーがあれば良いのにとずっと前から思っている。通話も防犯ブザーもいらないからGPだけほしい」(神奈川県 40代女性)Q.学校への携帯の持ち込み、許可すべき?禁止すべき?アンケート回答数:7818件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年10月06日家計の節約を考えるなら食費や日用品費よりもインパクトがあるのが、保険料や光熱費や通信費。とくに最近では一人1台持っているスマホの通信料が安くなると、家計への負担も減ります。そこで話題の格安スマホや格安SIMについて、子どもをもつパパやママに調査をしてみました。Q.格安スマホ、使ってる?使いたい?1.使っている 17.4%2.使う予定 2.7%3.使っていないが、興味はある 41.7%4.使う予定はない 37.4%5.その他 0.8%使っていないが、興味があるが41.7%ともっとも多い結果になりました。一方、使う予定はないという人も37.4%といました。すでに使っている人たちの意見も聞いてみましょう。■価格の安さがメリット名前の通りやはりコストが削減できるのが最大の魅力。すでに使っている人はそのメリットを実感しているようです。おどろきの月額料金と皆さんの格安スマホ事情を聞いてみましょう。「ガラケーと格安スマホを2個持ちしてます。家でネットを見るときはwifiです。2個合わせても3000円くらいで済みますので、家計が助かります」(千葉県 40代女性)「息子の高校入学を機にガラケーだった私も夫も格安スマホにしました。ハードユーザーではないので充分です。年間で計算して見てください。月1000円と月7000円×人数分。差額で車が買える」(岩手県 40代女性)「イオンタイプ2で480円。電話はauグラティーナ2で2円。月のランニングコストは482円です」(佐賀県 30代女性)■機械に弱い人は格安スマホに不安安くなることは理解できても、なんでそんなに安くなるのか、何か不便なことがあるのではないかと不安になる人も。とくに機械が苦手な人に多いようです。「安いほうがいいのですが、何かあったときに近くで行けることを考えると店舗数が少ない格安店は……。と考えてしまいます」(神奈川県 50代女性)「なんでそんなに安いのか、大手3社と何が違うのか、どなたか教えてください」(神奈川県 40代女性)「昔人間なので、格安スマホが未知の世界すぎて、興味はあるけどどうすればいいのかわからない」(鳥取県 30代女性)■今まで払っていたスマホ代がバカらしい抵抗を感じつつ、格安スマホに変えてみたら快適だったという人の意見もありました。今ではfree-wifiのカフェや店舗も多くなっているので、不便なく過ごせるそうです。「利用しています。最初かなり抵抗がありましたが、通話もネット通信も前と遜色を感じないことにびっくり。私がよく行くお店はfree-wifiがあるところが多く不便さは感じません。それより、以前払っていた料金の半分くらいの料金ですんでいることにおどろき。どれだけ無駄なお金を払っていたんだって思います」(神奈川県 30代女性)Q.格安スマホ、使ってる?使いたい?アンケート回答数:7688件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年05月24日あなたは彼の携帯をチェックしますか?「浮気してるか心配だから…」、「ただなんとなく気になって…」と、さまざまな理由からチェックしてしまうという女子達。しかし、彼の携帯をチェックするにはそれなりのリスクと覚悟が必要なのです。そこで今回は、彼の携帯をチェックしてはダメな理由をいくつかピックアップしてみました。すぐに疑ってしまう今まで彼の携帯にロックがかかっていなかったのに、いきなりロックがかけられていた…もしかして浮気?そう不安に思い彼のロックを解除して携帯をチェックしてしまう…。とてもありがちな行動ですよね。しかし、“ロックをかける=浮気”とするには、彼に対しての信用がなさすぎるのではないでしょうか。スマホが普及し携帯画面が表面に出てしまったことで、カバンやポケット内での誤作動防止のためにロックをかけたという可能性もありますよね。1度でも疑ってしまったら、何かあるごとに彼を信じられなくなってしまいます。そうならないためにも、根拠無く疑うことは避けた方が良いでしょう。彼だって、身に覚えのない疑いをかけられるのはイヤな気しかしませんよね。彼からの信用がなくなってしまうもし、彼が本当に浮気をしていて、携帯をチェックしたことでそれを見つけてしまったら…。あなたは彼に「どういうこと?!」と、浮気の事実を突きつけるでしょう。もちろん、浮気をした彼が悪いです。しかし、携帯をチェックしたということを知った彼は、自分が浮気したということよりも、「なんで勝手に携帯見てるの?」というふうに、自分のプライバシーを勝手に見られたということに対して怒り出してしまうのです。もっと最悪なのは、彼に浮気ゴコロが全くなく、あなたが携帯をチェックした事実がバレてしまった場合…。彼のプライバシーを侵害してしまった上に、彼からの信用もなくなってしまいます。そうなると、彼はあなたと別れるという決断をしても、あなたは文句を言えません。携帯チェックに関しては、あまり重要視していない女子が多いですが、信用問題に関わってくるということは忘れないようにしましょう。1度見たら最後…彼の携帯は、1度見たら最後、また何かのきっかけで覗き見してしまう可能性がとても高いです。そのため、最初に「見たい」と思った時に思いとどまることが、今後も見ようと思う気持ちにブレーキをかけることに繋がります。1度“見た”という事実があるだけで、2度も3度も同じ、というふうになってしまうのですね。また、携帯を見たことにより、知らなくても良いことまで知ってしまうというトラブルも防ぐことが出来ます。それはマイナスなことではなく、もしかしたら、あなたには内緒でサプライズのプレゼントを渡そうと企画しているかもしれないなど、プラスの情報が舞い込んできてしまう可能性もあるのです。そのようなトラブルを未然に防ぐためにも、不容易に彼の携帯をチェックしようとは思わない方が賢明ですね。いかがでしたか?携帯をチェックするということは、彼を裏切っているのと同じだということを忘れないようにしましょう。 彼はきっとあなたを信じているはずです。 彼との信頼関係を崩さないためにも、お互いに信用し合って付き合っていくことが大切です。
2016年12月26日あなたは彼の携帯をチェックしますか?「浮気してるか心配だから…」、「ただなんとなく気になって…」と、さまざまな理由からチェックしてしまうという女子達。しかし、彼の携帯をチェックするにはそれなりのリスクと覚悟が必要なのです。そこで今回は、彼の携帯をチェックしてはダメな理由をいくつかピックアップしてみました。すぐに疑ってしまう今まで彼の携帯にロックがかかっていなかったのに、いきなりロックがかけられていた…もしかして浮気?そう不安に思い彼のロックを解除して携帯をチェックしてしまう…。とてもありがちな行動ですよね。しかし、“ロックをかける=浮気”とするには、彼に対しての信用がなさすぎるのではないでしょうか。スマホが普及し携帯画面が表面に出てしまったことで、カバンやポケット内での誤作動防止のためにロックをかけたという可能性もありますよね。1度でも疑ってしまったら、何かあるごとに彼を信じられなくなってしまいます。そうならないためにも、根拠無く疑うことは避けた方が良いでしょう。彼だって、身に覚えのない疑いをかけられるのはイヤな気しかしませんよね。彼からの信用がなくなってしまうもし、彼が本当に浮気をしていて、携帯をチェックしたことでそれを見つけてしまったら…。あなたは彼に「どういうこと?!」と、浮気の事実を突きつけるでしょう。もちろん、浮気をした彼が悪いです。しかし、携帯をチェックしたということを知った彼は、自分が浮気したということよりも、「なんで勝手に携帯見てるの?」というふうに、自分のプライバシーを勝手に見られたということに対して怒り出してしまうのです。もっと最悪なのは、彼に浮気ゴコロが全くなく、あなたが携帯をチェックした事実がバレてしまった場合…。彼のプライバシーを侵害してしまった上に、彼からの信用もなくなってしまいます。そうなると、彼はあなたと別れるという決断をしても、あなたは文句を言えません。携帯チェックに関しては、あまり重要視していない女子が多いですが、信用問題に関わってくるということは忘れないようにしましょう。1度見たら最後…彼の携帯は、1度見たら最後、また何かのきっかけで覗き見してしまう可能性がとても高いです。そのため、最初に「見たい」と思った時に思いとどまることが、今後も見ようと思う気持ちにブレーキをかけることに繋がります。1度“見た”という事実があるだけで、2度も3度も同じ、というふうになってしまうのですね。また、携帯を見たことにより、知らなくても良いことまで知ってしまうというトラブルも防ぐことが出来ます。それはマイナスなことではなく、もしかしたら、あなたには内緒でサプライズのプレゼントを渡そうと企画しているかもしれないなど、プラスの情報が舞い込んできてしまう可能性もあるのです。そのようなトラブルを未然に防ぐためにも、不容易に彼の携帯をチェックしようとは思わない方が賢明ですね。いかがでしたか?携帯をチェックするということは、彼を裏切っているのと同じだということを忘れないようにしましょう。 彼はきっとあなたを信じているはずです。 彼との信頼関係を崩さないためにも、お互いに信用し合って付き合っていくことが大切です。
2016年12月26日LINEやFacebookなどいろいろなツールでコンタクトが取れるようになって便利になった一方で、心配事も増えました。でもやっぱりパートナーの携帯は見ない方がいいかもしれません。それは浮気だけでなく、知らないで良かった事まで知ってしまうことも。1.携帯を見ている事自体に後ろめたさを感じるそれは「相手を信じていません。」と言っているのと同じです。2.浮気を見つけたとしても悲しむのは自分だけ改善する気のないとしたら、彼と話しても2人の間がこじれるだけです。3.勝手にプライベートを覗く人と思われる浮気の証拠を抑えたからと相手を責めても勝手にプライベートを覗いたことで逆に怒られたとしても仕方ありません。4.不安になり、2人の関係は乱れるだけ裏切りを発見したとしても、不安になるだけで2人の関係は乱れるだけ。何も得がありません。5.逆に相手が私にしていたと考えたらどう思いますか?携帯をこっそり見られていたら嫌気がさすのも仕方がないですよね。6.不透明な部分には触れない相手があなたに誠実だとわかるかもしれませんが、不透明だった部分はそっとしてあげる選択があっても良かったかも。7.知らないほうが良い情報に触れてしまうかも?相手のお母さんや周りの友達が、交際に反対しているなんてマイナスの情報を知るかも。8.その後の不安な日々が待っているかも?思わぬ写真を見つけて眠れない日が続くかもしれません。9.2人の仲を悪くするもし、携帯を見てると彼が知ったら喧嘩になるだけです。10.あなたが悪者に?もし、メッセージを勝手に送ったり、怪しい人に電話をかけたりしたら怒りの矛先は、あなたに向けられます。携帯をこっそり見るクセをやめよう不安な気持ちがあるなら彼としっかり話し合いをしてみよう。できるだけ2人で楽しむことを覚えて、携帯を見なくても良い信頼関係を築きましょう。証拠を抑えても解決しない携帯でいかがわしい写真やメッセージを見ても、携帯を見たこと自体言えないから彼に言えない。そして言ったとしても携帯を見たことに対して逆ギレされるだけです。万が一見てしまったとしても、問題が解決するまで待つ事ができますか?その間悲しい思いをするのは、あなただけです。
2016年11月15日スマートフォングッズの商品開発、及び通販サイト「Hamee(ハミィ)本店」などを運営するHamee(ハミィ)。同社からフリップ部分を閉じたままで時間の確認や着信の応答ができるiPhone7専用の窓付き手帳型ケース「CERTA FLIP」「COSMO FLIP」が発売されました。本製品は、ケース前面のフリップ部分に「小窓」が開いたiPhone7専用の窓付き手帳型ケースです。手帳型ケースは使用するたびに開閉が必要ですが、フリップに「窓」をつけることでその手間を省いているのが魅力。フリップを閉じたまま時間や着信相手を見ることができるので、わざわざフリップを開く必要がありません。ケース全面の窓、金属バー、スピーカーホールのおかげで、閉じたまま画面確認・通話が可能です。また、ケース背面にはICタッチ対応のカードポケットがついているので、そのまま改札などにICタッチOK。iPhoneとカードをいっしょに持つことで荷物を減らし、通勤・通学もスムーズに行えます。製品の特徴1)「窓」がついていることで、フリップを開閉せずに時間や着信相手の確認ができる2)フリップについている金属バー部分を指でスライドすると、iPhoneのロック画面の解除や着信の応答が可能さらに、スピーカーホールがついているので、フリップを閉じたまま通話可能3)ケース背面にはICカードなどを収納できるカードポケット付き4)ポケット内側に電波干渉防止シートが入っているので、カードを入れたまま改札などでタッチ操作が可能5)「CERTA」は落ち着いた色合い、「COSMO」は華やかな色合いの各5色のデザイン製品概要製品名 : [iPhone 7専用]CERTA FLIPケルタフリップ窓付きダイアリーケース価格 : 2,300円(税込2,484円)本体サイズ : 約縦14×横7×厚1.2cm主素材 : PUセット内容 : ケース本体製品名 : [iPhone 7専用]COSMO FLIPコスモフリップ窓付きダイアリーケース価格 : 2,300円(税込2,484円)本体サイズ : 約縦14×横7×厚1.2cm主素材 : PUセット内容 : ケース本体CERTA FLIPケルタフリップ窓付きダイアリーケース FLIP コスモフリップ窓付きダイアリーケース
2016年10月13日【ママからのご相談】小学校5年生の娘が「新しいクラスの友達がみんな携帯電話を持っているから私も持ちたい」と言い出しました。みなさん、どういった理由で持ち始めるのでしょうか?持たせるとしたらどんな機種を選んだらいいでしょうか?●A. 小学校4年生で携帯電話所持率が急増しています! 適切な機種選びと家庭でのルール作りが必須です。ご相談ありがとうございます、ママライターのパピルスです。年度始めは何かと生活に変化がありますね。進級すると行動範囲や交友範囲が広がることもあり、子どもが携帯電話を持ちたいと言い出すことが増える季節 でもあります。ご相談者様の娘さんは「みんな携帯電話を持っている」と言っていますが、小学生の所持率はどれくらいなのでしょうか?●小学校4年生で携帯電話所持率が急増青少年のスマートフォン(以下スマホ)問題に詳しい竹内和雄さんの調査によると、平成25年6月の小学校5年生の携帯電話所持率は、女子58.0%、男子45.7% だったそうです。「みんな持っている」というのは言い過ぎですが、女子の約6割が携帯電話を持っており、携帯電話を持っている子の方が多数派になりつつあるようですね。前述の竹内氏によると、小学校4年生で携帯電話を持つ子が急増するそうです。その理由として次の3点が挙げられています。●(1)学童保育が終わる地域によって差があるものの、小学校3年生で学童保育が終了する場合 があり、放課後に子どもが自由に過ごす時間が増えることに不安を感じる保護者が持たせるようです。●(2)学習塾への通塾に必要小学校4年生から学習塾に通塾する子どもが増えます。電車で通塾するお子さんも多く、送迎の連絡に携帯電話が必要になります。●(3)部活や習い事の連絡に必要小学校4年生から野球やサッカーを本格的に始める子どもが増えます。練習や試合の送迎、天候の急な変化による中止連絡などのために連絡手段が必要になり、携帯電話を購入するようです。----------小学生の場合は、保護者との連絡に必要になって携帯電話を購入するケースが多いようです。ご相談者様の娘さんは必要があって購入するというわけではないようですので、本当に必要かどうか をまずは話し合ってみた方がよいでしょう。●携帯電話を持たせてみようと思うとき、気を付けたいこと携帯電話を持たせる場合には、用途によってどのような機種を選択するかが大きなポイントになります。竹内氏が著書『スマホチルドレン対応マニュアル』の中で推奨している、段階を踏んだ検討の仕方をご紹介しますので参考にしてください。●(1)使用が電話主体であれば“子ども用携帯電話”保護者との連絡用として購入するのであれば、機能が制限されており、安全性の高い“子ども用携帯電話(ガラケー)”で十分です。●(2)メールのやり取りがしたいなら“フィルタリング設定”した携帯電話(ガラケー)「友達とメールのやり取りをしたい」「塾や部活動、習い事の連絡がメールで行われる」という場合には、大人が使うような携帯電話(ガラケー)が必要になります。これらを購入する場合、必ずフィルタリングサービス を利用しましょう。『青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律』 によって、保護者は携帯電話の使用者が18歳未満の青少年であることを申告する義務がありますし、携帯電話事業者も保護者からフィルタリング不要の申し出が無い限り、フィルタリングサービスを提供することが義務付けられています。フィルタリングサービスを利用することで、自由にインターネット接続することを制限することができます。●(3)インターネット利用を許可するなら“ある程度フィルタリング設定を解除したガラケー”子どもと十分に話し合いをして、インターネットの利用は許可するけれども、無料SNSアプリやオンラインゲームの利用は許可しないという場合は、ある程度フィルタリング設定やペアレントコントロールの強度を弱めた携帯電話(ガラケー)がおすすめです。購入店で、フィルタリング設定やペアレントコントロールの強度について詳しい説明をしてもらい、適切な設定ができるか確認をしてください。また、子どもと“携帯電話を使用する上でのルール(利用時間や場所など)” をきちんと決めることが大切です。スマホの場合は、無線LANやアプリを使ってのインターネット接続などについてフィルタリングがかからない場合があります。●(4)インターネット、無料SNSアプリ、オンラインゲームの使用を認めるならスマホ子どもがどうしてもインターネット接続、無料SNSアプリ、オンラインゲームをしたいと言い、保護者もそれを認めるならば、スマホの購入を検討する段階です。その場合でも、フィルタリングサービスを利用することをおすすめします。その上で、“カスタマイズ設定”機能を使い、子どもが使いたいという機能や見たいページなどについて個別に利用可能となる設定を行うなどの工夫も必要です。携帯電話販売店で相談してみてください。また、購入したての時期は保護者と一緒に適切な使い方を覚える“お試し期間”を設けるといいそうです。保護者と一緒に使わせながら、トラブルに巻き込まれないための使い方やインターネット世界でのルールやマナー、プライバシーの守り方 などを教えます。特に重要なのが、『少なくとも高校生になるくらいまで、できれば高校を卒業するくらいまでは、スマホを自室に持っていくことを認めない』(『スマホチルドレン対応マニュアル』より引用)ということだそう。これが子どもを守ることにつながると竹内氏は述べておられます。----------いかがでしょうか?一口に「携帯電話を購入する」と言っても、その家庭に合った携帯電話を購入し適切な使い方をするためには、購入前に子どもと保護者のあいだで十分な話し合いが必要になるのですね。また、携帯電話の機能やサービスは刻々と変化しています。保護者の側が積極的に最新の情報を収集する努力も必要です。子どもの方が詳しいという状況は避けたい ですね。ご相談者様も、この機会にお子さんと“携帯電話を持つということ”について、ゆっくりと時間をかけて話し合いの場を持たれることをおすすめします。【参考文献】・『スマホチルドレン対応マニュアル』竹内和雄・著●ライター/パピルス(フリーライター)
2016年04月12日NTTドコモは、携帯電話の契約数が2月10日に7,000万契約を突破したと発表した。ドコモでは、1979年に携帯電話のサービスを開始。その後、1997年に1,000万契約、2005年に5,000万契約を超え、この度7,000万契約に到達した。同社は、2013年に取り扱いを開始したiPhoneをはじめとする端末ラインナップの充実、2台目需要としてのタブレット端末の拡大、新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」が好調であることを契約数増加の要因として挙げている。そのほか、法人向けのIoTビジネスに関連するモジュールの販売、光通信サービス「ドコモ光」なども増加に貢献したという。
2016年02月15日3DSなどの携帯ゲームは、いまや子どもの必須アイテムであるかのような時代になっています。子ども同士のつき合いにゲームが絡むことも多く、問題は複雑です。携帯ゲームは買うべき? プレイ時間の考え方は? 子どもが携帯ゲームと上手に接するための、家庭内でのルールの決め方について紹介します。携帯ゲーム、買う? 買わない?結論から言えば、子どもが携帯ゲームを欲しがるなら買ってあげるのが良いでしょう。いまの子ども社会では大多数が携帯ゲームを持っています。わが子だけゲームから完全に隔離するのは、ほぼ不可能です。欲しがるのを無理に我慢させても、友だちに借りてプレイしまくるだけ。家の外で執着する結果になってしまうだけです。だったら「持たせるかどうか?」で悩むより、むしろ買い与えてから「ゲームとの上手なつき合い方」を子どもに教えたほうが、結局は子どものためになります。ルールを習慣づけておくと、後に子どもがスマホやパソコンを持つようになってからも、子ども自身で使い方をコントロールできるようになります。つまり、将来に繋がるルール作りのチャンスともいえるのです。「ルールを守れるかどうかのテストをクリアできたら買う」ということにすると、子どもも納得しやすくなります。「〇時になったら必ず宿題を始める」「お手伝いをする」など1日ごとのルールと、「〇ヵ月の間」「誕生日まで」などのテスト期間を設け、その間子どもがきちんと守れたら「買おうね」と約束するのです。友だちと携帯ゲーム 決めておきたいルール友だち間のトラブルで一番多いのが、ゲームソフトや本体の紛失、盗難。特にDSのソフトは薄くて小さいので「なくなった!」と騒ぎになりがちです。そのときに「取った」「取ってない」と子ども同士でケンカになることも…。またまだ小さな子どもの場合、つい出来心でソフトをポケットに入れて持って帰っちゃった、ということもよくあるのです。そういったトラブルを防ぐために、まずゲーム本体やソフトには名前を書きましょう。そして、必ず大人のいる部屋で遊ばせること。友だちが帰るときには持ち物の確認をします。わが子のソフトはちゃんと揃っているか? 友だちは持って来たソフトを忘れていないか? 本体に挿してあるソフトも含めてチェックしましょう。また、子どもにルールを伝えるときには、きちんと説明しておかないと、子どもとケンカになるおそれがあります。ですから、具体的な例とともに説明すると説得力があります。プレイ時間は決めるべき?ゲームとのつき合い方で大切なのは、1日の生活リズムを崩さないことです。そのためにも「宿題は必ず済ませてからやる」「夜は〇時に寝る」などの生活リズムや、するべきことに重点を置いて時間を決めましょう。1日のプレイ時間は、子どもの普段のスケジュールから逆算すると決めやすいです。平日と休日、または曜日ごとにそれぞれゲームが可能な時間を書きだすと、平日は割と忙しく、自由な時間が少ないので自然に決まります。問題は休日です。休日は時間がたくさんあるので、かえって具体的な時間が決めづらいもの。でも、子どもにゲームの利点と問題点(とても楽しいけれど、学力や体力など将来のためになる力はつきにくいなど)を説明し、ゲームとその他の遊びのバランスを親子で話し合って決めると、子どもも納得できるのでいいですよ。携帯ゲームに関するルールは、できるだけ子どもと話し合って決めることをおすすめします。子どもがよく理解すれば、守ってくれる確率も格段にアップしますよ。大人が決めたルールを子どもに話す場合は、理由もきちんと話してわかってもらいましょう。(あとりゆうか<フォークラス>)
2016年02月10日●全5回を振り返る16日、総務省の諮問機関である「携帯電話の料金その他の提供条件に関するタスクフォース」が5回目の会合を開催し、携帯電話の料金などに関する提言を行った。安倍首相の「携帯電話料金をもっと安く」という発言から発足し、わずか2カ月あまりの間に提言がまとめられたかたちだが、これによって本当に携帯電話料金は安くなるのだろうか?○1~5回の会合を振り返るこのタスクフォースは総務省の「ICTサービス安心・安全研究会 消費者保護ルールの見直し・充実に関するワーキンググループ」の下に設置された会合で、携帯電話の利用者にとって、より低廉で利用しやすい携帯電話の通話料金を実現するための方策を検討することを目的に設置された。背景には、9月11日の内閣府・経済税制諮問会議において、議長である安倍晋三首相が「また、携帯料金等の家計負担の軽減は大きな課題である。高市(早苗)総務大臣には、その方策等についてしっかり検討を進めてもらいたい」と発言したことによるものだ。この発言を受けて10月には高市総務大臣の元タスクフォースが設置され、10月と11月に2回、12月に1回会合を開催、12月16日に提言をまとめることになった。なお、タスクフォースの構成員は大学教授、総研のコンサルタント、弁護士、婦人団体連絡協議会の事務局長、という面子である。総務省からは大臣補佐官を始め、総合通信基盤局、事業政策課、料金サービス課などから担当者が出席した。第1回の会合では、総務省からは携帯料金の単純な低廉化ではなく、サービスと料金の透明性、およびMNPで頻繁にキャリアを変更するユーザーを獲得するためのマーケティング費用が莫大になり、それが長期間使っているユーザーとの公平性を損ねているという問題が提起され、この2点を軸に検討するよう要請があった。もう少し議論を噛み砕いてみると、諸外国では端末代と通信費が独立しており、また通信費も通話やSMSは無制限で、データプランが容量によりシンプルに多数用意されているだけで、端末代や通信費の割引原資として他のユーザーの通話料が使われることはない、すなわち公平である、ということだ。日本の場合、通信品質などから見て決して料金全体が高いわけではないが、端末代の割引のため、あるいはMNPの報奨金のために他のユーザーが支払った料金が使われていること、また音声にせよデータにせよ、ヘビーユーザーにはお得だが、プランの最低値でも余らせてしまうようなライトユーザーにとって現在の料金プランは不公平ではないか、ということが問題であると認識されたわけだ。この先、第2回~第5回の会合も、3大キャリアおよびIIJ、日本通信がMVNO代表として出席したりはしたものの、基本的にはこの認識を中心に議論が進められている(第3回は非公開ヒアリング)。最終的な提言をまとめてみると、以下のようになる。(1)利用者のニーズや利用実態を踏まえた料金体系になるよう、年齢や機種を限定せず、ライトユーザーも利用しやすい料金プランの提供を検討するべき(2)高額な端末購入補助を受けず長期間同一端末を利用するユーザーの負担軽減になるような料金プランの提供を検討するべき(3)端末購入補助金は行き過ぎで、端末を購入しないユーザーや、販売奨励金を出せないMVNOにとって不公平なものとなっているので是正すべき(4)MNPで端末購入するユーザーと既存利用者の機種変更で著しい不公平があるので是正すべき(5)料金プランの透明化をもっと進めるべき(6)MVNOの活性化のためMNOとのシステム連携や接続料の適正化をはかるべき(7)MVNO市場の活性化のため、中古市場の発展を図るべき●総務省の論点はどこか○総務省の論点は問題解決につながるのか当初、安倍首相の発言が伝えられた時は、携帯電話料金全体の低廉化が期待されるかと思ったのだが、提言のふたを開けてみればライトユーザー中心のコストダウンと端末購入補助金の削減が中心で、ヘビーユーザーにとっては肩透かし、あるいはもっと率直にいって改悪と映った人も多いのではないだろうか。第1回から総務省主導でテーマが決まっており、どうにも総務省の思う壺、という感が抜けない。今回の提言から、確かにライトユーザーが最低でも5,000円代後半の料金を支払うケースは少なくなるだろう。おそらく各社とも、データ容量1GB、通話無制限1,700円で合計3,000円代程度の料金プランを用意してくるのではないだろうか。ただ、これではミドル~ヘビーユーザーにとっては現状と大差ないということになる。そもそも、そういった低廉な料金体系はMVNOが担当するべきだったはずで、MVNOの仕組みがわかりにくい、あるいはサポートや販売力に差があって普及しにくいというのであれば、そこを解決するような提言があってもよかったと思うのだが、うまいこと論点をずらされたようにも思われる。また販売奨励金などについても、確かにMNPするたびに数万円が飛び交うような現状は異常だが、同時に「実質0円」はゲームなども楽しめるハイエンドな端末が普及し、アプリや配信といった日本のモバイルサービス市場が、世界に先駆けて大きく成長できた一因ともいえる。そもそも発展途上にあるモバイル端末において、2年というのは最新のテクノロジーを享受できるギリギリの範囲だ。最新OSが動かなければセキュリティが維持できるかどうかも疑わしいような状況で、古い端末にしがみつかせるのは、本当にユーザーのためなのだろうか? 少なくとも、販売奨励金がなくなったとして、笑うのは出費が減るキャリアだけだろう。そのぶんが料金に反映される保証もない。●結局どうなる携帯料金○携帯電話料金は下がるのか?携帯電話料金が世帯あたりの家計に占める割合が増えているというのは明確な事実だ。ただしそれは、世帯あたりの携帯電話の台数が増えていることや、タブレットやフォトフレームといった端末が加わっていること、携帯電話の料金が電話料金以外のさまざまなコンテンツやサービス(音楽・映画やアプリ代など)、あるいは公共料金の支払いなどを巻き込むかたちでひとつの決済手段として成立しているからであり、例えばスマートフォンの通信料金そのものはiPhoneの登場以来、ほぼ横ばいといっていい水準で、極端に高くなっているわけではない。今回のタスクフォースの議事録を見ると、どうも、最初から論点が微妙にズレたまま進んでいる感がある。第2回のヒアリングでもキャリア側から指摘があったが、音楽や動画配信のユーザーが増え、ひとりあたりのトラフィックはむしろ増大する傾向にある。安いプランを作るのは、スマートフォンをあまり活用しない層にとっては有意義かもしれないが、モバイル市場を支えている先進的なユーザーの負担減にはつながっていない。総務省主導の話はいつもそうなのだが、このまま話を進めても、結局料金は何ら変りない、ということになると確信している。個人的にはVoLTE対応端末もかなり普及しており、コミュニケーションの中心がすでに音声よりもメッセージングが中心となった時代に、「通話」という行為をそこまで特殊な行為として高い金額を払う意味があるのかが疑問だ。諸外国のように通話は基本定額とし、料金プランは純粋にデータ量に準じて段階的に選べるほうがいいのではないか、つまり現在の「通話し放題プラン」がそもそも無駄である、とも感じている。ユーザーにとって本当に必要なものは何なのか、キャリアの嫌がるところにももう少し突っ込んだ議論が欲しいところだった。
2015年12月27日総務省は16日、携帯電話料金について議論する「携帯電話の料金その他の提供条件に関するタスクフォース」の第5回の会合(最終会合)を開催した。同会合が示した携帯電話料金を下げるための方向性を受けて総務省が方策を決定する予定だが、その方策に関し各種報道で「携帯端末『実質0円』禁止」などと報道されていることについて、会合の参加者から、「早くも携帯ショップなどで"これから端末価格が高騰する"と駆け込みを煽るような動きが出ている。我々が示した方向性はあくまで、『段階的に携帯端末価格を適正化していく』というものであり、今回の提言は携帯端末の価格を数年かけて徐々に適正化するプロセスの始まりにすぎない」と報道に苦言を呈した場面もあった。今回のタスクフォースは、安倍晋三首相が9月11日の経済財政諮問会議で、携帯電話料金引き下げ策の検討を高市早苗総務大臣に指示したことが立ち上げのきっかけとなったもの。第1回会合は10月19日に開かれ、「ユーザー間の行き過ぎた不公平性の是正」などが指摘された。第3回会合は非公開ヒアリング、第4回会合では、"販売奨励金"の規制で「独禁法」との関係が議論になるなどした。第5回となる今回の会合では、これまでの議論を踏まえた携帯電話料金引き下げ策の今後の方向性が示された。今回の会合には、高市大臣、タスクフォース主査で明治大学法学部教授の新美育文氏、中央大学総合政策学部教授の平野晋氏、野村総合研究所上席コンサルタントの北俊一氏、立教大学名誉教授の舟田正之氏、弁護士の森亮二氏、全国地域婦人団体連絡協議会 事務局長の長田三紀氏らが参加した。まずタスクフォース事務局から、第4回会合で示された各検討課題に関する、タスクフォースとしての方向性(案)が説明された。○検討課題(1) 利用者のニーズや利用実態を踏まえた料金体系方向性(案)(1)IoT時代の生活インフラであるスマートフォンのさらなる普及を図るため、対象年齢や機種を限定して提供されている5,000円以下のライトユーザー向けプランの価格帯も参考に、年齢や機種を限定せずライトユーザーも利用しやすいスマートフォンの料金プランを検討すべき(2)高額な端末購入補助に伴う利用者間の不公平の是正のため、端末購入補助を受けないスマートフォンの長期利用者などの負担の軽減になるような料金プランなどの提供を検討すべき(3)(1)(2)を実現する負担を軽減するための多様な料金プランなどの内容は事業者にゆだねるべきであるが、以下のようなさまざまな方策が考えられる。(1)の例としては、「より少ないデータ通信容量プランの創設」「低廉な国内通話かけ放題プランと少ないデータ通信量プランの組合せの柔軟化」「低容量のデータ通信プランの低廉化」、また(2)の例としては、「端末購入補助がない代わりに低廉なプラン(SIMのみ契約など)」、「端末を買い換えない長期利用者に対する料金割引の提供」。(4)事業者の提供する料金プランなどが利用者の利用実態に合致し、不公平の是正となるものであるかについて、総務省において、事業者に報告を求めて、事後的に検証すべき○検討課題(2) 端末価格からサービス・料金を中心とした競争への転換方向性(案)(1)スマートフォンを「実質0円」にするような高額な端末購入補助は著しく不公平であり、MVNOの参入を阻害するおそれがあるため、不公平を是正する方向で補助を適正化する一方、端末購入補助を受けない利用者の通信料金の負担の軽減に取り組むべき(2)行き過ぎた端末購入補助の適正化については、例えば、MNPをして端末購入する人と新規契約・機種変更する人との間で著しい差があることや、料金プランによらずに一定額の端末購入補助となっていることなどを見直すことが考えられる(3)発売から期間が経過した「型落ち端末」などについて、端末購入補助の適正化の取組みの対象とすることは、端末の流通に与える影響が大きいと考えられるため、その扱いについて配慮をすべき(4)端末購入補助の見直しについては、一定のルールに沿った事業者の取組みを促す必要があることから、事業者間のカルテルや再販価格拘束を誘発しないよう留意しつつ、総務省において、ガイドラインの策定を検討すべき(5)端末購入補助の見直しについて実効性を確保するためにも、総務省が事業者の取組みを検証できるよう、必要な措置を検討すべき(6)利用者がニーズに合わせて通信サービスと端末を自由に組み合わせて利用できるようにするため、2年間の期間拘束契約の見直しやSIMロック解除の着実な実施などによる、利用者の囲い込み施策の見直しを引き続き促していくべき(7)端末購入を条件とした通信サービスの料金割引や通信サービスを解約した際の端末に関する負担について、利用者が理解して契約できるよう、総務省において、ルールの整備などをすべき○検討課題(3) MVNOサービスの低廉化・多様化を通じた競争促進方向性(案)(1)接続料については、改正電気通信事業法に基づき、その算定方法などを定める省令・ガイドラインの整備を着実に進め、引き続き、適正性・透明性の向上を図るべき(2)MVNOのサービスの多様化を可能とする加入者管理機能について、ガイドライン上「開放を促進すべき機能」と位置づけることによって、事業者間の協議を加速すべき(3)MVNOと携帯電話事業者の顧客管理システムのオンライン提携について、早期の実現を促すべき(4)MVNOのさらなる普及を図るためには、MVNO自身が、大手携帯電話事業者との差別化を図りつつ、より多くの利用者から選ばれるような戦略をとっていくことが望まれる(5)利用者の選択肢をさらに拡大する観点から、行き過ぎた端末購入補助の適正化と相まって、中古の端末市場の発展が望まれる○高市大臣「速やかに政府としての対応方針を示す」以上の方向性(案)の現状と論点が示された後、自由討議となった。全国地域婦人団体連絡協議会の長田氏は、「さまざまな場で議論を指摘されてきたものが整理されているが、問題はユーザーのニーズに合った料金体系ができていないということで、どのぐらいの料金で提供していただけるのか、我々もみていく必要がある」と述べた。野村総研の北氏は、「業界の不透明な販売があらためられるべきということはずっと議論されてきたが、なかなか業界により自主的には是正されてこなかった問題。その問題に対し、総務大臣が自ら会合に出席するといった中で、方向性を打ち出せたことはよかったのではないか」と話した。その上で、「大きな方向性は示せたけれども、これに本当に実効性を持たせるためにやるべきことはいくらでもある」とし、「最終的には購入補助をやらないということを目指すが、すぐにというわけにはいかない」と述べた。立教大学の舟田氏は、「型落ち端末の扱いが難しい。型落ちになる原因はメーカーが新機種を出しすぎて、それ以前のものを"陳腐化"させるといった戦略をとっているためで、ユーザーにとっては迷惑な話。行政として、メーカーのマーケティングにそのままのっかるわけにはいかず、(型落ち端末に対する奨励金をどうするかは)難しい問題だ」と指摘した。中央大学の平野氏は、「首相の指示が議論のきっかけとなって、今回のとりまとめにいたった。ぜひ詳細を設計する上で生かしていただきたい」と述べた。主査で明治大学の新美氏は、「事業者の皆さんが自身で公正なものは何かを提示していただくしかない。今回の方向性(案)をタスクフォースの『方向性』としたいがどうか」と賛成を求めると、野村総研の北氏が「一点話したいことがある」と発言。北氏は、「端末『実質0円禁止』などの報道を受け、早くも携帯ショップなどで"これから端末価格が高騰する"と駆け込みを煽るような動きが出ている。我々が示した方向性はあくまで、『段階的に携帯端末価格を適正化していく』というものであり、今回の方向性は携帯端末の価格を数年かけて徐々に適正化するプロセスの始まりにすぎない」と、報道によるミスリードに苦言を呈した。その後参加者で、「方向性(案)」をタスクフォースの『方向性』にすることで合意。高市大臣は最後に、「今回のタスクフォース、第1回の会合は10月で、本日までの期間、大変タイトなスケジュールの中で、構成員の方々に真剣に議論してもらって本当に感謝している。本日とりまとめてもらった、1つはライトユーザー・長期ユーザーの負担軽減、それから端末販売の適正化ということ、またMVNOのサービスの多様化、こういった事柄について方向性を示していただいた」と総括。その上で、「さきほどから議論にも出ていたが、実効性が重要。方向性を示していただいてこれまでと同じというわけにはいかないので、総務省としては速やかに政府としての対応方針を示す」と早期の方針策定を示唆。そして、「私どもの目的は生活インフラとしてのスマートフォンがさらに多くの人々に使ってもらいやすくなるということ、そして競争の質を変えていくということ。サービスや料金の面で、多様性があって分かりやすくていいな、そんな風に思ってもらってより多くの国民の皆様が携帯電話を使ってくださる、そのような姿を目指しながらしっかりとした方針策定に取り組んでいく」と抱負を述べ、タスクフォースを締めくくった。
2015年12月16日総務省は26日、携帯電話料金について議論する「携帯電話の料金その他の提供条件に関するタスクフォース」の第4回の会合を開催した。さまざまな検討課題と課題を解決するための論点が示されたが、「販売奨励金」を規制する点については、独占禁止法との関係などが議論され、今後の議論の行方にも大きく影響しそうだ。今回のタスクフォースは、安倍晋三首相が9月11日の経済財政諮問会議で、携帯電話料金引き下げ策の検討を高市早苗総務大臣に指示したことが立ち上げのきっかけとなったもの。第1回会合は10月19日に開かれ、「ユーザー間の行き過ぎた不公平性の是正」などが指摘された。第3回会合は非公開ヒアリングとなり、一般社団法人 全国携帯電話販売代理店協会、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、インターネットイニシアティブ、日本通信からヒアリングが実施された。第4回会合は、高市大臣、タスクフォース主査で明治大学法学部教授の新美育文氏、中央大学総合政策学部教授の平野晋氏、野村総合研究所上席コンサルタントの北俊一氏、立教大学名誉教授の舟田正之氏、弁護士の森亮二氏、全国地域婦人団体連絡協議会 事務局長の長田三紀氏、東京大学大学院工学系研究科教授の相田仁氏らが参加。これまでの議論やヒアリングを踏まえ、「『携帯電話の料金その他の提供条件』に関する論点」として、タスクフォース事務局から、検討課題とそれぞれの現状と論点が示された。以下にそれを記載する。○検討課題(1) - 利用者のニーズや利用実態を踏まえた料金体系現状大手携帯電話事業者のスマートフォンのデータ通信については、2014年6月以降、多段階のプランが新たに導入され、各社2GBからの設定となっている契約データ量は7GBの利用者が最も多い一方、実際のデータ通信量が1GB未満の利用者も多く存在。ただし、利用者のデータ通信量は全体としては増加傾向にあり、月々のデータ通信量にも変動がある大手携帯電話事業者は、今年9月にスマートフォン向けに基本料金が1,700円のプランを新たに発表したが、データ通信量が2GB等が選択できず、最も低廉な場合でも6,200円(税抜き)からとなっている(ワイモバイル除く)大手携帯電話事業者は、スマートフォン向けの少ないデータ容量プランとして、5,000円以下の料金プランを提供しているが、年齢層や対象機種が限定されているスマートフォンの音声及びデータの組合せプランの国際比較では、諸外国のSIMプランについて、少ないデータ容量については日本のほうが高くなっている日本のスマートフォン個人保有率は概ね50%であり、7割を超える諸外国と比べて低くなっている。また、世帯保有率の伸びが鈍化している論点大手携帯電話事業者の現在のスマートフォン向けの料金は、ライトユーザーにとって割高なものとなっていないかスマートフォンのライトユーザー向けプランは年齢層や対象機種が限定されているが、スマートフォンのライトユーザー向けの料金プランのあり方について、どう考えるかIoT時代に向けた国民の生活インフラとしてスマートフォンを普及させるため、どのような料金プランが必要か○検討課題(2) - 端末価格からサービス・料金を中心とした競争への転換現状端末を購入する利用者に対し、大手携帯電話事業者は通信料金の割引、端末購入代金の補助、販売奨励金等を原資とした端末価格の値引きやキャッシュバック(端末購入補助)を行っている。特にMNPによる契約者に対する端末購入補助は高額なものとなっており、端末価格を上回っている場合もある大手携帯電話事業者は、長期利用者に対しては契約期間に応じて割引を提供しているが、端末購入補助と比較すると、少ないものとなっている端末販売台数に占めるSIMロックフリー端末の割合が1割以上となっており、今年11月からは対象端末のSIMロック解除が開始され、今後、大手携帯電話事業者と通信サービス契約をする際に携帯電話端末を購入をしない人の増加が見込まれるMVNOからは、大手携帯電話事業者の過度の販売奨励金等がMVNOの市場参入を困難なものにするとの指摘がある諸外国では、日本のような端末価格を上回る端末購入補助は、見当たらない端末価格と通信料金の具体的な負担額や、通信サービス契約を解除した場合に端末に関して解除料などの負担が発生することが、十分に認識されていないケースが生じている論点端末を購入した人が、端末を購入しない人よりも低い負担となる場合もある端末購入補助の現状は、日本独自のものであり、端末を買い換えない長期利用者や、端末を購入せずに通信サービス契約だけを行う利用者にとって、著しく不公平なものとなっているのではないか端末購入補助について、大手携帯電話事業者において行き過ぎは是正すべきとの認識が共有されている。一方、事業者間の競争がある中、その適正化を実現するため、事業者団体による取組、行政からの働きかけによる取組について、どう考えるか。また、その際に、価格カルテルや再販売価格の拘束との関係について、どう考えるか端末購入補助の行き過ぎの是正により、MNPによる顧客獲得競争が弱まるおそれがあることについて、どう考えるか発売から期間が経過した「型落ち端末」に対する端末購入補助について、どう考えるか端末の価格や通信サービス契約を解約した際の負担について、利用者が理解して契約できるような方策について、どう考えるか○検討課題(3) - MVNOサービスの低廉化・多様化を通じた競争促進現状MVNOサービスの契約数は増加傾向にあるものの、普及はいまだ一部の利用者層にとどまっているMVNOは、接続料の低廉化を背景に、月1,000円台からの割安な料金を設定しており、認知度は大幅に上昇している。一方、MVNOを利用しない理由として、通信品質・サポート体制への不安を挙げる人が増加傾向にあるMVNOが独自にSIMを発行したり、音声サービスに係るコストを低廉化することを可能とする加入者管理機能の開放について、事業者間で協議が行われているものの、協議が長期化しているMVNOと携帯電話事業者の顧客システムのオンライン連携によるサービスの利便性向上が期待されている論点MVNOの費用の相当部分を占める接続量のあり方について、どう考えるかMVNOのさまざまなサービスの多様化を可能とする加入者管理機能の開放について、どう考えるか新規加入・MNP等の受付処理をワンストップで実行可能とする、MVNOと携帯電話事業者の顧客システムのオンライン連携について、早期の実現を促すべきではないか以上の検討課題の現状と論点が示された後、自由討議となった。野村総研の北氏は、「MNPによる顧客獲得競争は本当に意味のあるMNP、つまり今のキャリアに不満だからとか、他のキャリアのサービスがよさそうだからとか、そういうもともとの趣旨にあったMNPなのか、そういうユーザーは少ないのではないか。現状では、MNPしたほうが機種変更するよりも金銭面で有利だとかそういう理由だからではないか。真のMNPに戻り、付加価値や通信料金のよさで競争するMNPとなるべきではないか」と述べた。また、「そもそもキャリアがOEMで端末を大量に一括して調達する仕組みが問題の根本にあるのではないか。それを販売代理店が買い在庫ができると、叩き売りになってしまい、『0円携帯』が出てきてしまう。そのためにキャリアは販売奨励金を出し、そうしたどんぶり勘定の慣行が、スマホ時代にも引き継がれている。ここにメスを入れないといけない」と指摘した。全国地域婦人団体連絡協議会の長田氏は、「そもそも今回のタスクフォースは、携帯料金を下げることを目的としたもの。キャッシュバックの仕組みを変えるにしろ、とにかくライトユーザーの使用量に見合った料金プランを作らないことには意味がないのでは」と強調。これに対し、主査で明治大学の新美氏は、「その通りだが、そのためにある程度ステップを踏んでいかないと」と話した。一方、立教大学の舟田氏は、「過度の販売奨励金と行き過ぎた販売方法が問題となっているが、販売奨励金そのものに規制をかけるのは、技術的には難しいし、実効性があるかも疑問だ」と、独占禁止法との関係において問題があるのではないかと問題提起。これに対し、中央大学の平野氏は、「微妙なところだと思うが、たとえば強制力はないガイドラインみたいなものの場合はどうか」と質問。舟田氏は、「事業者団体によるそうした取組は問題があるが、事業者が行政からの働きかけに応じて自主的に対応するのであれば、独禁法上問題はないのでは」との見解を述べた。また、MVNOについて、東京大学の相田氏は、「MVNOは都会ではかなり普及してきたが、地方では知名度がまだ低いので、販売店の拡充などが必要ではないか。すでにあるスーパーやコンビニと連携して、販売体制やサポート体制を拡充すべきではないか」と話した。最後に高市大臣は、「公正取引委員会との関係も含めて、踏み込んだ議論をしてもらって感謝している。私からは、MVNOサービスの低廉化につながるように、加入者管理機能の開放についての事業者間協議のさらなる促進を図るということで、パブリックコメントを行いたい」との方針を示した。
2015年11月26日富士通は29日、同社のPC事業と携帯電話事業をそれぞれ分社化すると発表した。PC事業、携帯電話事業それぞれにおいて、100%出資の子会社を新たに設立し、コンシューマ向け・ビジネス向けを問わず移管。各製品の企画や開発、製造などを行う。同社は「新会社は連結子会社となるため、富士通からPC、携帯電話事業がなくなるというわけではない」としている。他方、グループ内に分散しているIoTに関する技術や企画、開発、製造、営業などのリソースは、全社IoT部門に集約し、中核事業として強化する。今回の措置は、ユビキタスビジネス事業の体質強化を目的に、PC事業・携帯電話事業の体制刷新を図るもの。その背景として、市場のコモディティ化が進み製品の差別化が困難となる中で、グローバルベンダとの競争が激化していることを挙げている。同社は、今回の体質強化により、従来以上に競争力ある商品をタイムリーに市場に提供していくとする。
2015年10月29日総務省は19日、携帯電話料金について議論する「携帯電話の料金その他の提供条件に関するタスクフォース」の第1回の会合を開催した。参加した委員からは、「携帯電話料金全体の値下げという話ではなく、ユーザー間の行き過ぎた不公平性の是正がポイント」などの意見が出た。○総務大臣補佐官の太田直樹氏「透明性と公平性のある仕組みづくりを」携帯電話料金を巡っては、安倍晋三首相が9月11日の経済財政諮問会議で、携帯電話料金引き下げ策の検討を高市早苗総務大臣に指示。今回のタスクフォース立ち上げにつながった。タスクフォースには、明治大学法学部教授の新美育文氏が主査となり、中央大学総合政策学部教授の平野晋氏、野村総合研究所上席コンサルタントの北俊一氏、立教大学名誉教授の舟田正之氏、弁護士の森亮二氏、全国地域婦人団体連絡協議会 事務局長の長田三紀氏らが参加した。初会合に先立ち、総務大臣補佐官の太田直樹氏があいさつ。太田氏は、「先月の安倍総理の指示があって検討ということになったが、この10年間に通信料金が家計に占める割合が2割ぐらい上がったというのは事実。ただ、通信費が高くなったから安くするという単純な話ではなく、高くても価値があるものであれば、当然出費というものは上がっていくが、特に検討してもらいたいのは、利用者の目から見てどうなのかということ」と言及。「検討のポイントは2つあると思う。一つは透明性。私も携帯ショップに行って思うが、最初に端末を選び、その後料金プラン、その後各種サービスという一連の流れが結構複雑で、かつ送られてくる請求書を見ても20行ぐらいあり、何にいくら払っているのかよく分からないところがある。結果として自分が使っている以上の料金パッケージになっていて、透明性のないものになっているという思いがある。利用者から見てちゃんと納得して選んで、どれだけの対価を払っているのか簡単に分かる仕組みをなんとか業界として作っていけないか。その(仕組みをつくれていない)背景の一つとして、端末とサービスが一体になっていて、その二つの関係というのがあるのではないか」と指摘した。また、2つ目のポイントして、「よく言われることだが、頻繁に通信事業者や端末を変える人に莫大なマーケティングコストが費やされていて、それは誰が肩代わりしているかというと、おそらくは長期的に同じ端末・サービスを利用しているユーザーではないか。ここは公平性ということがポイントになる」と指摘。「やはり利用者から見た時に透明性と公平性がきちんと保障された仕組みづくりをぜひご検討いただきたいと思っている」と要請した。その後、タスクフォース事務局の総務省職員から『「携帯電話の料金とその他の提供条件」に関する現状と課題』について説明があった。○「データ通信のライトユーザーに対応した料金プランとなっているか」事務局からは、携帯電話市場の状況、携帯電話に関する制度の現状、これまでの「携帯電話の料金とその他の提供条件」に関する取組、携帯電話の料金負担の現状、大手携帯電話事業者の料金プランの現状、携帯電話端末の販売・流通の現状、MVNOの現状についての説明があり、検討課題が示された。検討課題としては、第一に「データ通信のライトユーザーや通話の『かけ放題』が不要な人などのニーズに対応した料金プランとなっているか」が挙げられた。第二に、「携帯電話端末の販売と通信契約が一体化し、通信料金割引と端末購入割引を通じた端末価格を中心とした競争になっているところ、利用者にとって端末価格と通信料金との関係が分かりにくいものとなっていないか」、「MNPを頻繁に行う利用者や端末を買い替える利用者にさまざまな形での優遇がある中、端末を買い替えない長期契約者、さらにはSIMロックフリー端末を自分で購入して契約する利用者等との間の公平性についてどのように考えるか」の2点が挙げられた。第三に、「MVNOサービスのさらなる低廉化・多様化を図っていくため、どのような方策が必要か」についても検討課題とした。○北氏「料金全体の値下げではなく、行き過ぎた不公平性の是正がポイント」この後、野村総研の北氏が「我が国の携帯電話料金の課題と解決の方向性」と題して、プレゼンテーションを行った。北氏によると、家計支出に占める携帯電話関連支出は増加する仕組みになっている。その理由として、家庭内におけるシニアからキッズまでの保有者の増加、一人複数保有、フィーチャーフォンからスマホへの移行に伴うデータトラフィックの爆発的増加、スマホでの多様なサービスの利用増、(実質的に)端末料金が通信料金で回収されている、ことなどがある。携帯電話の料金・販売の現状に関しては、キャリアの同質化(土管化)に伴い、過度な安売り競争が進展していると指摘。さらに、ARPU低下、端末高額化にもかかわらず端末販売奨励金が増加していると指摘し、新発売のiPhone6s(16GB)でも、MNPや新規であれば、ほぼ実質負担金ゼロ円で入手可能であることや、奨励金が端末を買い替えないユーザーを含む、全ユーザーの通信料金から広く回収されており、2007年の「分離プラン」は実質的に機能していないと述べた。また、キャッシュバックの状況について、2014年4月以降、一旦沈静化したように見えたが、一部のキャリアショップや、量販店・併売店では、手を変え品を変え、ゲリラ的にキャッシュバックが行われていると指摘した(「キャッシュバック」→「ポイント/Wallet/商品券還元」「最大○円還元!」「最大○円オトク!」)。さらに、抱き合わせ販売が横行し、キャリアオリジナルのオプションサービスや、代理店独自のアプリなどが、端末価格の値引きの条件として販売されており、その多くは、一定期間無料で使えるが、その後何もしないと有料になると指摘した。これに対し、英国では端末初期費用に応じて料金プランがパッケージされている例や、米国で端末と回線の分離が進行し、シンプルな仕組みに移行しつつある点などが紹介された。北氏は、日本の携帯電話料金の課題と解決の方向性について、「携帯電話料金全体の値下げという話ではなく、ユーザー間の行き過ぎた不公平性の是正がポイント」と述べ、不公平になっている点として、「音声のライトユーザーとヘビーユーザー」、「データ通信のライトユーザーとヘビーユーザー」(2GB以下のユーザーからの利益をヘビーユーザーに補填する構造)を挙げた。多額の端末販売奨励金がMVNO普及の阻害要因にもなっていると指摘した。その上で、「我々はどちらを選択するのか?」とし、「端末と回線を再度分離し、端末価格は上がるが、通信料金は安くなる世界。MVNO普及促進」VS「端末と回線を一体的に扱い、通信料金はある程度高いが、端末を安く買える世界。MVNO普及に壁」とし、「解はイチゼロではなく、これらの間にあるはずだが、規制を入れるとイチゼロになりがち」とした。○「透明性と公平性を柱にした枠組みを示すことが一つの方向性」北氏のプレゼンテーションの後、各参加者による討議が行われた。弁護士の森氏が北氏に対し、「論理を逆転し、MVNOの普及が進めば、販売奨励金が減るのではないか」と質問したのに対し、「やはり販売奨励金がMVNO普及が進まない隘路となっている。MVNOが市民権を得るためには、ワンストップで安心して買える環境の整備が必要」とした。また、全国地域婦人団体連絡協議会の長田氏は、「MVNOを選ぶべきライトユーザーがMVNOを選べない状況になっている。地方の人も含めて、MVNOに出会う機会が少ないのでは」と発言した。立教大学の舟田氏は、「携帯ショップに行くと説明が30分くらいかかるが、最後のほうは頭がボーっとなっている。もっとシンプルなプランがあっていいと思うが、どういうふうにシンプルにしていけばいいのか、現状では非常に難しい面がある。私の推測だが、アメリカと日本の違いは販売奨励金にあるのではないか。1990年代に入り、日本はリベートが各業界で少なくなっていったのに、この業界(通信業界)ではリベートが増えている」と指摘した。議論の最後に主査の新美氏は、「規制というと手足を縛るようなイメージがあるが、我々がなすべきこととして、透明性と公平性を柱にした枠組みを示すことが一つの方向性になるのではないか」と述べ、議論を締めくくった。次回以降は、大手キャリアなど事業者のヒアリングなどが行われる予定となっている。
2015年10月19日通話履歴やメールなど、携帯電話に残された多くの履歴。携帯電話を見れば恋人の行動も一発で把握できる。しかし実際にチェックしているのだろうか。その実態をマイナビニュースの男性会員204人に聞いた。Q.恋人の携帯、見ますか?1位 一切見ない 84.8%2位 ロック中にTOPに出るメッセージだけはチェックしてしまう 7.8%3位 本人に断って全部見る 2.9%4位 本人に内緒で全部見る 2.0%Q.上記で選んだ選択肢について、具体的な経験やなぜ見るかなどを教えてください1位 一切見ない派・「最低限のプライバシーはあると思う」(31歳/金融・証券/専門職)・「恋人どうしでも互いに聖域はあろう」(26歳/その他)・「勝手に見るのは犯罪では? 」(33歳/情報・IT/技術職)・「自分が見られていい気はしないから」(28歳/小売店/販売職・サービス系)・「信頼関係を壊すから」(30歳/機械・精密機器/技術職)・「相手を信用しないと自分も信用してもらえないと思うから見ない」(35歳/情報・IT/技術職)・「見てイヤなことがあったら落ち込むので見ない」(44歳/その他)・「見知らないほうが幸せなことがある」(35歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「見たのがバレたら修羅場になるのがわかるから」(26歳/農林・水産/技術職)・「気にならないから」(31歳/食品・飲料/技術職)・「相手がパスワードロックしているから」(35歳/情報・IT/技術職)2位 ロック中にTOPに出るメッセージだけはチェックしてしまう派・「なんとなく目がいくから」(32歳/機械・精密機器/技術職)・「目に入るから」(30歳/サービス/事務系専門職)・「チェックというか、見ようとはしてなくても見えちゃう時はある」(22歳/食品・飲料/事務系専門職)・「誰とやり取りしてるか気になる」(25歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「わざわざロックを解除してまで見たいと思わない」(27歳/医療・福祉/専門職)3位 本人に断って全部見る派・「礼儀は必要」(33歳/機械・精密機器/技術職)・「見ていいと言われているから見る」(27歳/医薬品・化粧品/技術職)・「内緒で見た場合、むしろその後がもっと面倒になるが、断って見る場合、やましいことがあればどうしても拒否しようとするし、自分の場合は『見せて』と言われたらふつうに見せる」(21歳/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)4位 本人に内緒で全部見る派・「見られるなら見たい」(31歳/電機/技術職)■総評男性回答者のうち「一切見ない」と答えた人は84.8%。「ロック中にTOPに出るメッセージだけはチェックしてしまう」が7.8%、「本人に断って全部見る」が2.9%、「本人に内緒で全部見る」が2.0%となり、女性会員へのアンケート結果に比べると、条件付きであれ、総じて男性のほうが"見ない"傾向にあるようだ。その理由についての回答では、"一切見ない派"の多くが「最低限のプライバシーはある」「恋人どうしでも互いに聖域はある」「勝手に見るのは犯罪」など、個人のプライバシーやマナーを尊重する意見。また、「自分が見られていい気はしない」、「信頼関係を壊す」「相手を信用しないと自分も信用してもらえないと思うから」といった、相手とのフェアな関係を維持したいという考えも多かった。他方、「見てイヤなことがあったら落ち込む」、「見知らないほうが幸せなことがある」など、予期せぬ結果により後悔したり、トラブルを引き起こしたりするのを避ける"知らぬが仏"的なスタンスの人も意外に多い。そもそも「気にならない」「パスワードがかかっている」など身もふたもない姿勢の人も。これに対し、"TOPに出るメッセージだけはチェックしてしまう派"の多くは、「なんとなく目がいく」「目に入る」「見ようとしてなくても見えてしまう」など、意志とは無関係に見えてしまった際にはあえて視線を外すことはないといった人が大多数。"本人に断って全部見る派"は、相手が許可すれば問題なく見るという人がほとんどだが、中には「やましいことがなければ断ってからなら見せるはず」と策略的な手段としている賢者も。今回のアンケート結果からは、女性の方が男性よりも「見てしまいがち」な傾向が見られた。特に男性は、自分自身が詮索されることを嫌い、相手のプライバシーを尊重するというスタンスの人が多いように感じられる。とはいえ、感覚や相手との関係性はそれぞれ。一線を越えてしまう時にも最低限の礼儀と節度は持つべなのかもしれない。※画像は本文と関係ありません調査時期:2015年8月15日~2015年8月26日調査対象:マイナビニュース会員男性限定調査数:男性204名調査方法:インターネットログイン式アンケート
2015年09月24日JR東日本など、関東甲信越の鉄道事業者37社は、電車内の優先席付近での携帯電話使用マナーについての呼びかけを「優先席付近では、混雑時には携帯電話の電源をお切りください」に10月1日以降より変更する。これまで各社は、車内での携帯電話使用マナーについて、優先席付近では電源を切った上で、それ以外の場所ではマナーモードに設定し、通話はしないように呼びかけてきた。2013年1月に行われた総務省の植込み型医療機器に関する指針の改正や、現代の携帯電話の利用形態の変化を踏まえて、呼びかけ内容を変更するという。なお、車内での携帯電話による通話については、混雑度に関わらず控えるよう引き続き呼びかけていくとしている。旅客には、駅や車内に共同ポスターを掲出して案内するほか、優先席付近でのステッカーの掲出、車内放送によるアナウンスなども順次実施する。
2015年09月18日Amazon.co.jpは9日、携帯電話番号とパスワードの組み合わせでログインが可能になる新機能「携帯番号アカウント」の提供を開始した。携帯番号アカウントの提供により、携帯番号またはEメールアドレスとパスワードの入力でAmazon.co.jpにログインできるようになる。同機能を利用するには、ログイン後に、アカウントサービスのアカウント設定から携帯電話の番号を追加する必要がある。また、Amazonアプリを利用して、アカウントの新規登録利用時でも携帯番号での登録が行えるようになった。
2015年09月09日Amazon.co.jpは9日、携帯電話番号の入力で、オンラインショッピング「Amazon」にサインインできる新機能「携帯番号アカウント」を開始した。同機能により、携帯番号またはメールアドレスのいずれかと、Amazonのパスワードを入力することで、Amazonへのサインインが可能となる。モバイル向けアプリ「Amazonアプリ」でも、携帯番号による新規アカウントが作成できるようになった。なお、携帯電話番号の登録には認証コードの確認が必要となる。携帯電話番号の登録は、アカウント設定画面から行う。すでにAmazonアカウントを取得済みのユーザーは、Amazonにサインイン後、アカウントサービス内のアカウント設定から携帯電話番号を追加すると、次回以降のサインインでは従来のメールアドレスのほか、携帯電話とパスワードによるサインインが行えるようになる。「Amazonアプリ」で新規アカウントを作成する場合は、同アプリの「サインイン」から「アカウント作成」を選択。「携帯電話でアカウント作成」でアカウントを作成すると、次回以降携帯電話とパスワードによるサインインが行えるようになる。
2015年09月09日MMD研究所は8月10日、「子どもの携帯電話に関する調査」の結果を発表した。調査は7月30日~8月4日、20歳~49歳の母親9,352人を対象にインターネット上で行われた。20歳~49歳の母親のうち、小学生以上の子どもに携帯電話端末を持たせている母親に、子どもと携帯電話でコミュニケーションを取る際に利用するツールについて聞いたところ、「よく利用する」という回答が最も多かったのは、「LINE」(36.3%)だった。その次に「通話」(27.9%)、「メール」(25.6%)が続いていた。母親の年代別に見てみると、20代~30代の母親が最も「よく利用する」ツールは「通話」(20代で60.7%、30代で36.2%)。また、20代母親の「LINE以外の無料通話・チャットアプリ」や「SNS」を利用する割合は、他の年代に比べて高かった。40代で最もよく使われていたのは「LINE」(38.4%)で、全ての世代の中で最も利用者が多い。高校生以上の子どもに携帯電話端末を持たせている母親を対象に、誰がその利用料金を負担しているかを聞いたところ、「親」が66.4%で「本人」が32.8%だった。「母親が子どもに携帯電話端末を買い与えるのに妥当だと思う時期」について質問すると、最多は「高校1年生」で29.6%。次に「中学1年生」が22.0%、「分からない」が13.2%となっている。母親の年代別に見ると、20代の母親は「中学1年生」(28.1%)と回答した割合が最も高かったのに対し、30~40代の母親は「高校1年生」と回答した割合(30代が23.9%、40代が37.6%)が最も高かった。
2015年08月11日「携帯電話が睡眠の質を下げる」という話を聞いたことはないでしょうか?実は、携帯電話と睡眠については、さまざまな機関で研究が行われていて、携帯電話が睡眠の質を下げるという説も、下げないという説もあるのです。それぞれの内容をご紹介します。携帯電話の電波は睡眠の質とは関係ない?携帯電話の普及が急激に進み、1人1台持っているのが当たり前の時代となりました。実際に、総務省が2014年に発表した「電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表(平成25年度第四四半期(3月末))」によると、携帯電話の普及率は112.5%にもなるそうです。そんななか睡眠不足に悩む人が増加し、「携帯電話の電波が睡眠の質を下げる」という説が浮上しました。そこで、その真相を解明するために、福島県立医科大学神経内科の宇川義一教授を中心にしたグループが調査研究を行いました。その結果、携帯電話の電波が睡眠不足を招くわけではないことが明らかになったのです。これは、携帯電話の電波に焦点を当てた研究なので一概には言えませんが、携帯電話が睡眠の質を下げるという説は一部否定されたことになります。それでもやっぱり睡眠の質低下の原因に?総務省が携帯電話の普及率を発表した同年、厚生労働省は、寝る前の携帯電話の利用に対し、注意喚起を促しました。つまりここでは、携帯電話が睡眠の質を低下させると考えられているのです。実際にアメリカのレンセラー工科大学は「就寝前にバックライトディスプレイを見続けると睡眠の質に支障をきたす」と発表をしています。これは、画面から発せられる光によって、「メラトニン」という生体リズムをコントロールするホルモンが抑制されてしまうからだそう。先ほどご紹介した研究で、携帯の電波には問題がないと分かったものの、後者の研究結果では、就寝前の利用はできるだけ控えたほうがよいということになったのです。携帯電話の利用そのものには問題ない!?携帯電話の電波が睡眠に影響しないと明らかになった一方で、就寝前の利用は睡眠の質を低下させるという報告もあり、どちらを信じればよいのか混乱する人は多いかもしれません。ただ、結論から言えばどちらも真実です。実は、携帯の電波の研究で行われた被験者アンケートでは、「携帯電話の使用時間が長いほど睡眠の質が低下する傾向がある」との結果も示されているのです。つまり、利用時間の長さや時間帯によって睡眠の質は低下する可能性があり、携帯電話の利用そのものが睡眠に影響を及ぼしているわけではないということ。気を付けるべきなのは、長時間利用しないようにすることなのです。あまり気に病んでしまうとストレスがかかり、かえって不眠になる可能性もあるので、使うのをやめるのではなく、できるだけ短時間の利用に抑え、快適な睡眠ライフを送るようにしましょう。photo by pixabay
2015年07月09日いま、この記事をスマホで読んでいるというあなた。そのスマホは安全ですか? パソコンにはセキュリティソフトを入れていても、スマホには入れなくても大丈夫と思っている人も多いよう。でも、それは大きな勘違い! たくさんの危険が潜んでいるのです。そこで、世界で1億7,500万人以上のユーザーがいるセキュリティソフト「ノートン」で有名な、株式会社シマンテックの古谷尋さんに、スマホの脅威とその対策についてお話を伺いました。「スマホはガラケーとはまるで別のもので、小さなパソコンだと考えるべき」と古谷さんは言います。具体的には、どんな危険性があるのか教えてもらいました。そのアプリ、詐欺アプリじゃない?スマホに欠かせないのがアプリですが、じつは位置情報や個人情報、住所録をすくいとってしまう詐欺アプリがたくさんあるそうです。通信費を削減する、電池のもちをよくするなど、さまざまなアプリをダウンロードして、「知らないうちに詐欺アプリをインストールしている可能性は高い」というから怖いですね。さらに、「(アプリを評価する)星の数や口コミは、サクラが関与しているので当てにならない」そう。アプリを選ぶ場合は信頼できるものだけにしたほうがいいのかも。ただし、iPhoneの場合は、Appleがすべてのアプリをひとつひとつチェックしているので、Androidユーザーは特に注意して。動画の無料視聴サイトは便利だけど…迷惑メールにあるURLにアクセスするのが危険というのはよく知られた話ですが、「無料で映画やドラマなどの動画を見られるサイトにも仕掛けられている可能性がある」ということを知らずに利用している人は多そうです。無料で映画やドラマなどを見られる違法なサイトを利用しているという後ろめたさにつけ込み、個人情報を抜き取ったり、あたかも個人を特定したかのように見せかけ、入会金と称してお金の支払いを迫る詐欺サイトがあるのだそう。詐欺サイトはAndroid、iPhone問わず、危険性があります。スマホがロックされたら「ランサムウェア」の仕業かもランサムとは「人質をとること」という意味。人質にとるように、写真や動画に暗号化をかけて開かなくしてしまうトラブルがあるのだそう。スマホの場合はアプリを経由したり、パソコンの場合はウェブを見ていて埋め込まれたりしてしまうと、個人を特定してスマホやパソコンにロックをかけてしまったように見せかけ、お金を払わせようとしてくるのだとか。これはもともとパソコンで流行っていたものですが、最近はモバイル版が増えてきているそうです。「お金を払う人が多いので、ねらわれている」とのことですが、突然スマホが使えなくなったら、思わず払ってしまう人もいるかもしれません。これらのトラブルに遭って、結局受けるのは金銭的な被害です。また、住所録が抜き取られてしまうと、有効なメールアドレスが迷惑メール業者の手に渡ることになり、友人や知人にも迷惑が及ぶ可能性があります。大切なスマホを守るためにはトラブルに遭わないためには、パソコンと同様、「スマホにもセキュリティソフトを入れることが必要」とのことです。「ノートン モバイルセキュリティ」が入っていれば、危険なアプリをダウンロードしようとしたときや、危険なサイトにアクセスしようとしたときに、その危険性を知らせてくれるので、事前にトラブルを避けられます。さらにはスマホを紛失したときも、「探したり、ロックをかけたり、拾ってくれた人にメッセージを載せたり、もしどうしても見つからなければ中身を全部消去することもできる」ので、いざというとき安心です。スマホ単体用のソフトもありますが、パソコン用の「ノートン セキュリティ」なら、スマホやタブレット、パソコンなど、3台までひとつのソフトで利用できます。それで安心が買えると思えば、かなりお得なのではないでしょうか。また、「AndroidのGoogle Playには「ノートン モバイルセキュリティ」の30日無料で使えるバージョンも用意されているので、ぜひ試してみてほしい」とのことでした。一度試してみれば、これまでに危険なサイトにアクセスしていたことに気づくかもしれません。毎日の生活になくてはならないスマホだからこそ、賢く安全に付き合いたいものです。改めてスマホの危険性を意識して、セキュリティソフトの購入を考えてみては?・ ノートン
2015年07月03日ゲオホールディングスの子会社であるゲオは11日、現在使われていない自宅に保管している携帯電話(埋蔵携帯)の資産価値が総額1兆6,489億円に上るとする試算結果を発表した。同試算は、関西大学大学院会計研究科(会計専門職大学院)の宮本勝浩教授の協力の下、行われた。今回ゲオは、宮本勝浩教授の協力を得て、1人当たりの携帯の保有台数から契約携帯台数を差し引いた数より埋蔵携帯台数を試算し、中古携帯の平均買取価格を掛けることで、家庭に眠っている中古携帯の総資産価値を算出。その結果、埋蔵携帯の総額価値は1兆6,489億円に上ることが明らかになった。MM総研のデータ(2014年9月発表)によると、タブレットを含めた中古携帯市場は2013年度で179万台、2018年度には465万台に拡大する見通しで、さらに2015年5月からのSIMロック解除の義務化やSIMフリー端末の増加を受け、将来的には600万台まで拡大すると予想されている。また、ゲオ単体でも2013年度における中古携帯売り上げ数量は前年比177%に上り、さらなる事業拡大の余地を見込んでいるという。宮本勝浩教授は1945年生まれ。2013年に「東北楽天ゴールデンイーグルス優勝の経済波及効果」、2014年に「田中将大投手のヤンキース入団の経済波及効果」「大阪道頓堀のグリコの新電光看板の経済波及効果」など、多くの試算結果を発表している。
2015年05月11日彼に携帯を見られたことってありませんか?実際に見られた現場を目撃した人、もしくは、見られていても気づいていない人など、さまざまな人がいると思います。見られていても気づいていないそこのアナタ。彼はあなたにバレないように、上手に覗いているに違いありません。そこで今回は、実際に恋人の携帯を見た&見られた経験がある皆さんから、見た瞬間の話を伺ってきました。それではさっそくご紹介いたします!■1.起床前「この前朝早く目が覚めた時、時間を確認しようとしたら携帯が見つからなかったんです。探していたら、トイレから私の携帯を持った彼が出てきて・・・。怖かったです。」(22才/学生)この彼女さんが後から問いただしたところ、彼は彼女さんが起きる1時間前くらいに起きて、良く確認していたのだとか。恐ろしいですね。もしかしたらあなたもぐっすりと眠っている間に、携帯をチェックされているかもしれません。たまにはいつもより早起きしてみて、自分の携帯の居場所を確認してみた方が良いかも。■2.お風呂中「やっぱり一番バレないのは、彼女がお風呂に入っているときですよね。俺の彼女は風呂が長いから、いつもこっそりチェックしています。」(24才/営業)たしかにお風呂の中にまで携帯を持って行くと怪しいですし、お風呂中は無防備になってしまう携帯。アナタのお風呂が長いのであれば、たまに「タオル忘れちゃった!」など、忘れ物をしたフリをして、自分の携帯がどこにあるのかチェックした方が良さそうです。■3.トイレに行くときに『貸して』と言ってくる「俺は彼女がトイレ行くときに『充電切れたから貸して~』って言って、見ます。『至急友達と連絡が取りたい』とか言えば貸してくれるし、見放題です。」(25才/食品)割と陰湿な方法ですね・・・。拒絶しても不自然だし、トイレに行くと言ってしまったために、席を立たずにはいられないですからね。「特にやましいことはないけど、LINEとかは見られたくない!」と言う方は、LINEだけにロックをかけておきましょう。「LINEのロック解いてから行って」と言われる前に、すぐトイレに行くのが無難です。■4.ロックを解きたがる「『○○の携帯のロック解読する!』とか言って彼女に借りるんです。実は既に分かっているので、解けないフリしながら携帯を見ます。外食とかで向かい合わせになっている時はオススメです。」(22才/学生)よっぽど隠していない限り、一緒にいる時間が長ければ携帯のロック番号ってすぐバレてしまいますよね。それなのに彼が何度も「ロック解きたい!」と言ってきたら要注意。もしかしたらただ単に、隠れてアナタの携帯の中身チェックをしているかもしれませんよ。■おわりにいかがでしたか?意外にも彼は色んなところでアナタの携帯を見ているよう。何度も何度もこう言った手段で彼がアナタの携帯を確認したがったら、最終的にはきちんと嫌である旨を伝えた方が良さそうですね。(霧島はるか/ハウコレ)
2015年05月06日●Googleは携帯電話事業に本気で乗り込むのか○ソフトバンクが目指したSprintとT-Mobileによる第3のキャリア米Googleが携帯電話サービスを提供するプロジェクト「Project Fi」を発表し、利用者を制限した招待制のサービスの提供に乗り出した。Googleの「MVNO参入」と騒がれているが、同社は携帯電話サービス事業に本腰でかかるのだろうか? 答えは「No」であり、「Yes」でもある。Googleは市場を奪おうとしているのではない。Project Fiを通じて同社は携帯電話サービスが進化すべき道を示し、通信キャリアに変化を促している。ただし、プロジェクトとしながら実際に消費者にサービスを提供している。「変わらないなら奪うぞ」という脅しになっている点でGoogleは本気である。GoogleがProeject Fiを提供する背景には、米国の携帯電話サービス市場の膠着がある。米国の携帯通信キャリアは「4大キャリア」と言われており、3大キャリアの日本よりも競争が激しいように思えるが、実際は2強である。トップを争うVerizonとAT&Tがそれぞれ35%前後のシェアを持ち、3位を争うSprint(ソフトバンク傘下)とT-Mobile USAが15%前後だ。トップ2が大きな市場を分け合っている。こうした市場を占有する大手は変化を好まないもので、それがモバイルの進化を鈍らせる一因になっている。ソフトバンク傘下のSprintによるT-Mobile買収によって、市場を活性化させる第3の勢力が誕生する可能性もあったが、残念ながら失敗に終わった。Project FiでGoogleは、SprintとT-Mobileと提携した。Project Fiの携帯電話サービス(以下Fi)の端末はSprintとT-Mobile、Wi-Fiの間で常に最速のネットワークを選択して接続し、シームレスに接続を切り換える。通信キャリアを動的に切り換えるなんて方法をよく受け入れたと思うが、「つながらない、遅い」という評判が定着しているのがSprintやT-Mobileがシェアを伸ばせない大きな理由になっている。単独では打破できない現状が、Fiへの協力を後押ししたのだろう。現時点でFiのネットワークの実力は未知数だが、Sprint/T-Mobile連合が誕生したことで、VerizonやAT&Tに対抗する第3のネットワークになるという期待が高まっている。●Project FiでGoogleは何を狙う?○Project Fiの狙いは?第3の勢力を作ってまでして、Googleは携帯電話サービスをどのように変えようとしているのだろうか。米国でFiは、基本料金20ドル、データサービスが1GB=10ドルとシンプルで手頃な料金が話題になっている。しかし、これが割安かというと、個人でそれほど多くはないデータ(月1-2GB程度)を使用する分にはFiの方が低額になるが、3GBを超えてたくさんのデータを使う人や家族プランを契約している場合は、通信キャリア大手のサービスの方が割安になることが多い。ユーザーのデータの未使用分を翌月の請求から差し引くなどFiのプランはユニークであるものの、既存の通信キャリアに対して低価格競争を仕掛けるようなものではない。データ無制限オプションを用意しないなど、むしろFiのプランが過度に魅力的にならないように配慮している印象すら受ける。Googleの狙いは「電話番号のクラウド管理」の普及にある。携帯電話の番号は端末のSIMカードに割り当てられた番号であり、電話番号へのテキストや通話はSIMカードを入れた端末で送受信するのが通常だ。Fiの電話番号の通話やテキストはクラウドで処理され、同じGoogle IDでログインしているPCやモバイルデバイスのHangoutsアプリでも、電話番号を使ったテキストや電話のやり取りが可能になる。電話番号のクラウド管理がなぜ重要なのかというと、たとえば今日のスマートウォッチは電話に関する機能をスマートフォンに依存しているが、スマートウォッチの独立を考えた時にスマートウォッチにSIMカードを搭載するのはスマートな方法とは言いがたい。Fi番号ならスマートフォンが近くにない時でもスマートウォッチがWi-Fi経由でネットに接続できたら、Hangoutsアプリで電話番号への通話やテキストに対応できる。クラウドで電話番号を処理することで、電話機能を活用できるデバイスが広がり、スマートウォッチやまだ見ぬ未来のモバイルデバイスの可能性も開ける。今はまだ気づいている人は少ないが、そのうちFi番号を使う人たちがPCやタブレットで電話やテキストを行うようになる。その便利さが口コミで広がり始めたら、電話/テキストの利用が限られるVerizonやAT&Tに対する圧力になるだろう。Fi番号の場合、連携するのはGoogle IDとHangoutsになる。クラウドで電話番号を管理する便利さでHangoutsユーザーを増やしたいのがGoogleの本音だろう。それを良しとするかという議論も、いずれ起こることになりそうだ。かつてPCのメールソフトで行っていた電子メールの管理を、GoogleはGmailでクラウドに移行させた。それによってメールユーザーはGoogleに縛られたものの、メールをマルチデバイス、マルチプラットフォームで使う可能性が広がった。それと同じ変化を電話やテキストでも実現しようとしている。●Project Fiは日本にも広まるか○Project Fiが日本で実現する可能性は?Project Fiと同様に、モバイルの進化を後押しするプロジェクトだったNexusは日本市場にも拡大された。では、Project Fiも日本に広がるだろうか?米国に比べると、日本は3大キャリアの競争が健全でサービスの質・料金ともに改善努力がなされている。Googleが無理に第4の勢力を作る必要はない。Fi番号を日本でも広めたいだろうが、Fi番号のベースになっていると思われるGoogle Voiceのフルサービスすら日本では実現していない。メッセンジャーアプリにコミュニケーションの軸足がさらに移動するのを警戒する日本のキャリアと対立してまで、Googleが日本をFi番号のモデル市場にする可能性は低い。ただし、SIMロックフリーにせよ、MVNOにせよ、世界が変わるとなったら日本も変化をいとわなかった。しかも、変化の加速が速いから出遅れても、普及フェーズでアッという間に米国を追い抜いたりする。米国では早くもモバイルWi-Fiルーターを開発するスタートアップKarmaが、Googleが実現した複数の通信キャリアのネットワークをシームレスに切り換える接続に関心を示している。電話番号のコミュニケーションをクラウドで処理する仕組みに興味を持ったスタートアップも多いだろう(そもそもGoogle VoiceはスタートアップGrandCentralの技術だった)。しばらくProject Fiはスタートアップを刺激する存在であり続けるだろうが、そうして電話をより便利にする試みが積み重ねられるうちに、従来の電話に縛られたコミュニケーションを人々が不便に思うようになるだろう。そうなったら、将来VerizonやAT&TもFi番号の使用を認めるかもしれない。それは容易なことではないし、時間もかかると思うが、米国のモバイル市場が変わり始めたら、日本も変化に踏み出すはずである。
2015年05月03日