タカこと鷹山敏樹(舘ひろし)と、ユージこと大下勇次(柴田恭兵)の活躍を描き、1986年よりテレビドラマ放映され、数多くの社会現象を巻き起こした『あぶない刑事』。2016年公開の映画『さらば あぶない刑事』でシリーズの幕を閉じたと思われたが、映画『帰ってきた あぶない刑事』として8年ぶりの新作が上映、公開3日間で興収3.5億円突破するなどヒット中だ。今回は、舘と柴田にインタビュー。互いに「唯一無二のコンビ」だという2人に、改めて感じる魅力や、『あぶない刑事』放送開始時の思い出、70代になった2人が今作に込めた思いなどについて話を聞いた。○8年ぶりの新作映画『帰ってきた あぶない刑事』がヒット中の舘ひろし&柴田恭兵――長い年月を過ごされてきて、改めてお互いに「すごいな」と思うのはどんなところでしょうか?舘:とにかくこの『あぶない刑事』というのは恭サマ(柴田)の作品なんです。恭サマが全部デコレートしていくし、勢いもつけていくし、最初の時から変わらず「すごいな」と思います。あれだけ走るのもやっぱりすごい。僕自身は『あぶない刑事』の作品の土台だと思うんですよね。最初は非常に保守的な考え方で入っていったので、恭サマに出会ってびっくりしましたし、今の『あぶない刑事』らしいものを作ったのが“柴田恭兵”という俳優さんなんです。僕はただ恭サマにくっついていくだけ(笑)柴田:いやいや。僕は、日本の役者さんの中でちゃんとダンディでいられる役者さんって本当にいないと思うんです。今回8年ぶりに舘さんにお会いして、また磨きがかかって素敵だなと思いました。舘:いやいやいや。――どんな魅力が増したと思いますか?舘:芝居に厚みが出てきたというか、恭サマの深みを感じます。柴田:舘さんはまず、セリフを覚えるようになった。2人:(笑)舘:覚えるようになったよね、たしかに。柴田:やりやすいとかやりにくいとかそんなことも全然超越していて、舘さんはそのままタカで、僕はそのままユージ。他の役者さんでは無理なんですよ。舘さんもきっとそう思ってくださってると思うんですけど、役作りもあんまりいらないし、すごく楽しいですし、お互いに刺激し合ってるから、どんどん上に行けるといいますか。舘:そう、すごく楽しいの。僕が何回かNGを出してしまったセリフなんかも、恭サマが「僕、言いましょうか?」と言ってくれるので、「あ、すみません、お願いします」と(笑)――今回、ヒロインの彩夏(土屋太鳳)が、タカとユージの関係性を「愛を超えてる」と表してましたけど、そのままお二人にも当てはまるんでしょうか?舘:そうですね、俳優としても唯一無二のバディだと思います。まあ、迷惑をかけているのはずっと僕ですけど(笑)柴田:僕も唯一無二だと思いますし、それ以上に舘さんは『あぶ刑事』のチームリーダー、キャプテンですから。舘さんが「集合」と言えばみんな集合するし、何かあった時にちゃんと盾になってくれるし、困った時に舘さんが前にいてくれる。だから安心して色んなことができます。――お二人とも「こういうふうに年を重ねていきたい」と目標にしている像はありますか?舘:目標は、あんまりないですね。なんかある?柴田:孫に好かれたいですよ。2人:(笑)柴田:舘さんは、女性がいれば何の問題もないですよね。舘:そんな言い方(笑)。僕は恭サマが“ダンディ”と言ってたらそういうイメージになっちゃっただけで、ふつうの親父ですよ。――舘さんから柴田さんを表すとしたらどういう言葉ですか?舘:それはやっぱり“セクシー”でしょう。走り方とか、セクシーだもんね。柴田:僕は舘さんを初めて見た時のことをよく覚えているんです。まだ一緒に仕事する前、夜にプールバーで食事していたら、舘さんが金髪の美女を連れてふらっと入ってきたんですよ。舘:(笑)柴田:その時「ああ、彼が舘ひろしなんだ」と。すっごい、ダンディ。初めてダンディって言葉を使いました。舘:そうかなあ?柴田:本当にかっこよかったです。○ロケ現場に女子高生が侵入…その言葉をドラマに転用――今作は前売り券から売れていると聞いてまして。特典の「タカ&ユージアクリルスタンド」も人気だそうですが……。舘:なに、それ!?柴田:あの、人形みたいな……。舘:おまけ?柴田:おまけですよね。――いつでもタカ&ユージを持ち歩ける、みたいな。新しいファンの楽しみ方でもあると思います。放送開始当初からファンの反響などは感じられていましたか?舘:キャーキャーワーワーはあったような、なかったような。僕らはライブをしないから、ファンの方と直接触れ合えるのが、初日の舞台挨拶くらいのもので。僕が1番驚いたのは、最初の映画(映画『あぶない刑事』/87年)をやった時に、東映が昔の東急映画会館の5階か6階にあったんですけど、階段のずっと下まで人が並んでいたこと。その頃、そんなに当たる映画がなかったんですよね。でもその列を見た時、他人事みたいに「わあ、すごいな」と思いました。柴田:なんとなく人気が出てきたのを感じたのは、横浜でロケをしていたらギャラリーがどんどん増えて来た時かな。サングラスをかけて、僕と全く同じ衣装を着たファンの方が2、3人現れたりして(笑)。舘さんが「あそこにも鷹山がいる。こっちにもユージがいる」と。舘:楽しかったよね。高校生の女の子が入っちゃいけないところまで来ちゃって、「ここ、入っちゃいけないよ」と注意したら、「あら、どういうことかな」とか言って。それで、そのセリフをそのまま恭サマがドラマの中で使った(笑)。そういう意味じゃライブ感があったな。柴田:『あぶない刑事』を始めた時に、僕は35歳だったんです。その時、僕は同世代に向かって「柴田恭兵が今、これをやってます。みんな応援してね」という気持ちでした。年上でも年下でもなく、同世代の35歳に向けて。僕はもう73になりますけど、今も同世代の人に「俺たちは、元気でやってるよ。みんなも元気でやろうね」と伝えたいなと思って、ずっとやってきたんだと思います。その年代年代の映画を何本もやりましたけど、僕はどこかで同い年の世代の人に向かって「今、こんなだよ。みんなも頑張ってね」と思っていますし、きっと舘さんの中にもあると思います。――そうやって作られたものが、新しい世代にも受けるんじゃないかとも思いました。舘:受ければラッキーだと思います。モテればいいな(笑)。下心も満載、みたいな。柴田:「まだまだ、元気でしょう」って(笑)。だから、70過ぎて走るのが遅くてもいいんですよ。アクションで負けても全然いいんです。だって、もうスーパーマンじゃないんだから。CGもワイヤーアクションも一切なしで、頑張って動きます。もちろん昔ほどキレもないし、走ったら遅いけど「70代で頑張ってます」ということです。それで、僕は舘さんにアドリブで「老けたな」と言ってくださいとお願いしたんです。舘:言いましたよね。柴田:銃撃戦の途中で。――今回の映画を見たら、また新作が観たいという方も出て来そうです。舘:それは、体力と相談して……。柴田:舘さんが「集合」と言ったら集合せざるを得ないですから(笑)舘:だって最後のシーン、2人でジャンプするのも「そんなに昔ほど跳べないよ」と監督に文句を言ったんですよ。脚本に書かれてないですし。書かれてないことばっかりやる(笑)柴田:最後2人がカチャカチャって走ってくる時に、舘さんと僕が空に向かって、今はもういない、この作品に関わってくださった方たちの名前を叫んでるんです。黒澤満さん(プロデューサー)とか、カメラマンの仙元(誠三)さんとか、この映画に関わった大勢の方が亡くなっているので、「見守ってくれてありがとうございました!」と。舘:恭サマはロマンティストなんですよ。僕はもうハァハァ言っちゃって、名前を呼んでる暇はない(笑)。満さん、ベーさん(故・長谷部安春監督)、カシラ(故・高瀬将嗣さん/殺陣師)、それから仙元さん。本当にその4人が僕らを許容してくれて、新しいものを作ったんだろうね。『あぶない刑事』って、新しいアクションをしていましたし、全部がなんとなく新しかったんです。高瀬がすごく考えて、真剣白刃取りとかやって。柴田:みんな僕らを信じてくれたというか。自由にやらせていただきました。――最初から手応えは感じられていたんですか?柴田:いや最初はどうなるかわからなかった。ただただ「かっこいいものをやりたい」「かっこいい衣装を着るぞ」と。だから見たことのないカースタントをやって、高瀬さんの新しいコミカルな立ち回りやハードボイルドな立ち回りがあって、衣装もどんどんグレードアップして、スタッフの皆さんが「面白い、もっとやろう」という流れがどんどん出来上がって。舘:僕は保守的でコンサバティブな刑事ドラマのつもりでやっていたのに、どんどん恭サマに引っ張られたんです。恭サマに「これやって」と言われて「わかりました」と(笑)。そのうちに「こう言うと面白いんだな」とアドリブとかを思いつくようになるんですが、僕が言うよりも恭サマに言ってもらった方が面白い。だから逆に「言って」とお願いするようになりました。例えば『さらば』(『さらば あぶない刑事』/16年)の時に、「敵の数と残ってる弾の数が合いませんけど!」というセリフを考えたんですが、僕が「敵の数と残ってる弾の数が合わねえじゃねえか」と言うより、恭サマが言った方が面白い。バンバン撃たれている緊迫感の中であのセリフが言えるのが、すごいですよ。――新たに『あぶない刑事』が気になっている人に向けてのメッセージもいただけたら。舘:今まで『あぶ刑事』に関わって来ていない若い監督と若いカメラマンが撮っていて、全体にスタッフがすごく若返ってるので、画もすごく今っぽいし、新しいと思います。柴田:シネコンに行って、観たい映画が満席で「あ、『あぶない刑事』やってる」となったら、ぜひ観てください(笑)。若い方は、まずタカとユージを見て、2人を基準にしてボーイフレンドを探してください。――かなり基準が上がってしまいますね。2人:(笑)舘:いま、刑事ものってバンバン銃を撃ったり走ったり、車が転んだりするような映画って少ないと思うので、そういう意味でも単純に楽しんでいただけるかなと思っています。■舘ひろし1950年3月31日生まれ、愛知県出身。76年に映画『暴力教室』で俳優デビュー。その後、ドラマ『西部警察』(79年〜)をきっかけに石原プロに入社。36歳の時に主演した『あぶない刑事』(86年〜)で大ブレイク。近年は映画『終わった人』(18年)で第42回モントリオール世界映画祭 最優秀男優賞を受賞し、『アルキメデスの大戦』(19年)、『ヤクザと家族 The Family』(21年)、『ゴールデンカムイ』(24年)などに出演する。■柴田恭兵1951年8月18日生まれ、静岡県出身。1975年に劇団「東京キッドブラザーズ」に入団、キャリアをスタートさせる。86年『あぶない刑事』で大ブレイク。演技派としてドラマ『はみだし刑事情熱系』(96〜04年)、『ハゲタカ』(07年)など数々のドラマシリーズに出演。他主な出演に映画『集団左遷』(94年)、『半落ち』(04年)、『北のカナリアたち』(12年)など。24年はドラマ『舟を編む〜私、辞書つくります』に出演。
2024年05月29日映画『帰ってきた あぶない刑事』(公開中)の公開初日舞台挨拶が24日に都内で行われ、舘ひろし、柴田恭兵、浅野温子、仲村トオル、土屋太鳳、ベンガル、長谷部香苗、原廣利監督が登場した。1986年にテレビドラマ放映され、数多くの社会現象を巻き起こした『あぶない刑事』。軽妙なトークと激しいアクション、オリジナルな世界観で数多くのファンを魅了し愛され続けてきた。2016年公開の映画『さらば あぶない刑事』でシリーズの幕を閉じたと思われた『あぶデカ』が、映画『帰ってきたあぶない刑事』としてスクリーンで復活する。○■映画『帰ってきた あぶない刑事』に出演した土屋太鳳同作に初参加となった土屋は「もし願いが叶うとしたら私はもう1回『あぶ刑事』の世界に入りたいです。1シーンでも歩くだけでも存在しているだけでもいいので、『あぶ刑事』の撮影現場で呼吸したいです。叶わないのであれば、1人でも多くの若い俳優さん方に『あぶ刑事』の現場を体験してほしいなと思います。一生の宝物になると思います。本当に素晴らしい現場でした」と熱い思いを明かす。さらに、舘&柴田への印象について聞かれると、土屋は「女の子ってお父さんのこと大好きで『パパと結婚したい』と言うじゃないですか? それで、途中で『あれ、違うな』と思う。そうなる前の大好きな頃のお父さんへの憧れがある気持ちでした。大好きな頃の父への憧れを思い出しました」と表すも、柴田は「……微妙」と苦笑。舘は「父親に『もういいや』という感じじゃなかったのかなあ? 結婚したい?」と疑問を提示すると、土屋は「『結婚したい』って、小さい頃は思ってる。私はすごい思ってたんですけど、途中で『ちょっと違うな』って。そうなる前の憧れ、理想的な父親像です」と畳みかけ、なぜか土屋の父親に流れ弾が当たったような状況に。「そう、よかったね。でも全くタイプが違うもんね」と受け止める舘に、土屋は「現場でも全然タイプが違われるんですけど、愛情はたくさんいただいて。撮影が終わったらすぐご飯に連れてっていただいたり。(柴田から)『太鳳はいろんな役をやりなさい』と言われた次の日に、舘さんに『仕事を選べ。そんなたくさんやるな』と言われて、どっちだろうと思いながら……」と別々のアドバイスをもらっていたエピソードを語った。
2024年05月24日映画『帰ってきた あぶない刑事』(公開中)の公開初日舞台挨拶が24日に都内で行われ、舘ひろし、柴田恭兵、浅野温子、仲村トオル、土屋太鳳、ベンガル、長谷部香苗、原廣利監督が登場した。1986年にテレビドラマ放映され、数多くの社会現象を巻き起こした『あぶない刑事』。軽妙なトークと激しいアクション、オリジナルな世界観で数多くのファンを魅了し愛され続けてきた。2016年公開の映画『さらば あぶない刑事』でシリーズの幕を閉じたと思われた『あぶデカ』が、映画『帰ってきたあぶない刑事』としてスクリーンで復活する。○■映画『帰ってきた あぶない刑事』公開初日舞台挨拶に登場した舘ひろし、柴田恭兵今作のキャンペーンで約100時間を共にしていたという2人。柴田は「もう夫婦でしたね。時々僕が妻で、時々舘さんが妻で、100時間以上ずっといました」と関係を表す。舘は「こういうキャンペーンで、メディアの方いらっしゃいますけど、質問が大体同じなんですね。毎回毎回気持ちをフレッシュにして答えなきゃいけないんですけど、恭サマと2人だとそれが平気だったような気がします」と新鮮な気持ちで楽しめていたという。そんな2人の様子を見ていた浅野は「昔より我慢するようになったなと思いました。前はすぐ飽きちゃって2人で勝手なことしてたんですけど、今回は真面目にやってるから『ああ、真面目になったな』と思いました」と褒める。仲村は「恭兵さんが『夫婦のようだった』とおっしゃってましたけど、3年くらい前から僕は『舘ひろしさんと柴田恭兵さんの愛の結晶だ』というようになったんです。でも『あれ、もしかしたら年の離れた弟か妹が表れたりするんじゃないか?』って感じでした」と、独特の表現で仲の良さを語った。舞台挨拶が終わりキャスト陣が退場したが、鳴り止まない拍手に再度登場した2人。柴田は「先日、横浜でパレードをしました。その時に『おかえりなさい』『帰ってきてくれてありがとう』(という声)。もう、泣きそうになりました。お礼を言うのは僕たちの方です。皆さんがずっと応援してくれて、おかげで僕たちは帰ってくることができました。本当に感謝しています。始まってから40年近く応援してくれてありがとうございました」と感謝する。舘は「どうもありがとうございました。僕ら、この2人が会えたのは奇跡だと思っています。本当にありがとう」と2人で熱いハグを交わし、会場も大盛り上がりだった。
2024年05月24日「あぶない刑事」シリーズに出演する俳優の舘ひろしが、23日放送の日本テレビ系「THE 突破ファイル『舘ひろし初参戦!あぶない奴らを撃退2時間SP!』」(後7:00~後9:00)に出演する。今回の「空港税関」シリーズは、麻犬反応ありの日本人女性ゲーマーと、アジア系男性2人組がターゲット。どちらの所持品もそれほど不審な点は見当たらないが、税関職員たちはほんの少し違和感を覚える。ゲーマーの女性はゲーム大会に出場したシアトルから帰国。一方、2人組は、杖をついている中年男性がトレーナー、若いほうがムエタイの選手で日本にはビジネスでやってきたという。職員たちが入念に所持品をチェックしていく中、それぞれの挙動が怪しくなる。番組初登場の舘が「すばらしいですね。勉強になりました」と、税関職員役の斉藤慎二、高田夏帆、安斉星来の演技を絶賛。3人が力を合わせて密輸犯を追い込んでいく心理戦が見ごたえとなっている。「小学生の頃、タイに住んでいました」と語るボーイズグループ・INI の池崎理人(※崎=たつざき)は自身の経験を生かして頭をフル回転。ともに番組初参戦となるINIの高塚大夢(※高=はしごだか)と池崎はグループの中でも「クイズメンバー」ということで“突破”の期待がかかる。また、人気シリーズ「突破交番」では、突破署の面々がボウガンと爆弾ベストで武装した銀行立てこもり犯と対峙する。頼もしい助っ人として、杉本哲太が扮(ふん)する捜査一課特殊班の“交渉人”が犯人と向き合う。犯人の要求は自分のもとを離れていった元妻を連れて来ること。行内には多くの人質がいるため下手に動くことができない中、すご腕の交渉人は相手の感情を上手くコントロールしながら時には下手に出たり、時には強気の態度で犯人に関する手がかりに迫っていく。しかし、犯人は元妻に会えなかったら、人質を巻き込んで爆弾で自爆すると自暴自棄に。すご腕交渉人と突破署の面々は、この危機的状況をどんな方法で切り抜けるのか。舘は「すごくリスキー。よくやりましたよね」と感心し、15回目の登場となる波瑠も「想像以上の荒っぽさ」と驚く。また、嵐莉菜がパラリーガル役で出演する「交通事故鑑定人」は、交差点で起きた衝突事故とバイクが突然ワープした事件の2本立て。久しぶりに復活した「奇跡の瞬間・芸能人の突破劇!」(※一部地域を除く)は、芸歴48年の大ベテラン“俳優・舘ひろし伝説”の真相に迫る。
2024年05月22日舘ひろしと柴田恭兵の最強バディ、タカ&ユージが帰ってくる!8年ぶりのシリーズ新作、その名も『帰ってきた あぶない刑事』が5月24日(金)、全国公開される。2016年の『さらば あぶない刑事』でふたりは定年退職し、ニュージーランドに移住したはずだったが……諸事情あって帰国。ホームグラウンド・横浜に舞い戻ってきた。そして再開される懐かしい顔ぶれがそろっての痛快アクション劇。いつまでも色あせないエンターテイナーふたりが今回も、魅せてくれます──。『帰ってきた あぶない刑事』TVシリーズが始まったのがいまから38年前の昭和61年。映画は翌年に第1作が作られ大ヒット、以降7本が製作された。タイトルがしゃれていて、『またまた あぶない刑事』『もっとも──』『──リターンズ』『──フォーエヴァー』『まだまだ──』『さらば──』と、たいていのフレーズを使っているから驚かないが、さすがに『さらば──』とくれば終わりだと思っていた。それが……。横浜ハンマーヘッドの埠頭。夜景を見ながら、たたずむ鷹山敏樹(舘ひろし)と大下勇次(柴田恭兵) 。「結局、ここに戻ってきたな」「8年か、あっという間だったな」という、ふたりの述懐で、もう何事もなかったかのように、時間が引き戻される。たしか、前作の最後では、ニュージーランドに移住して、探偵事務所を開業。ゴルフ三昧の日々を送っていたはず。ところが、現地の警官と問題を起こして探偵の免許を剥奪されたという。それでも懲りない“タカ&ユージ”は、横浜で「T&Y探偵事務所」を再開する。その記念すべき、開業第一号の客は、彩夏(土屋太鳳)という若い女性。依頼内容は子どもの頃に別れた母の捜索。きけば、タカもユージも、彼女の母親・夏子とは古い知り合い、それどころか、ふたりとも彩夏はひょっとして自分の娘では、と思い当たる節がある、そんな仲だった。同じ頃、横浜では、カジノ誘致を巡る暗黒街の抗争がおきており、その黒幕が、タカとユージと縁浅からぬ、元銀星会組長の息子・海堂巧(早乙女太一)。ふたりはこの事件にも巻き込まれていく……。本作が楽しいのは、まだまだタカがダンディで、ユージがセクシーなことと、ふたりの会話が相も変わらず軽くて、チョーシいいこと。着ている服の趣味も、シルエットも変わらない。探偵事務所は横浜・山下町にあるビルの広い一室を借りているのだが、ふたりの住居をかねていて、バーカウンターもあるおしゃれな作り。乗っている車も、飲んでるお酒もこだわったもの。そんな浮世離れした暮らしぶりの、どこをとっても、男の子のやんちゃな夢のような世界が続くことである。現役の刑事の頃は、これに加えて、カーチェイスもガンファイトも正義のためにやりたい放題だった。私立探偵だとそうはいかないわけだが、それでは映画にならない。そこで、登場するのが愛すべき後輩、横浜港署・捜査課長の町田透(仲村トオル)君だ。あれやこれやあっての大団円。「イッツショータイム!」とユージが叫んで展開されるタカのアクションシーンがなんといってもこの映画のハイライトだ。ハーレーダビッドソンにまたがり、ショットガンを振り回す。舘ひろしはこれでなくては! ことし74歳ですって。柴田恭兵だって負けてはいない。板についたガンさばき。さらに、殴る、蹴る、走る、しかもがっつり! 柴田は72歳。さすがに多少息がきれて、「年を取るってこういうこと」「これがホントのオイル(老いる)ショック」「古い!」。そんなやりとりも健在だ。舘ひろし、柴田恭兵、仲村トオルとくればあとひとり、前作でタカ&ユージの後を追ってニュージーランドに行った薫役の浅野温子。その後行方不明となっていたのだけれど、ドラマ中盤、驚きのシーンで場をさらう。シリーズからの出演では、元刑事のナカさん役でベンガル、トオル君の秘書・瞳ちゃん役の長谷部香苗も顔をそろえる。今回のゲストは、リウ・フェイロン役の岸谷五朗、ステラ・リー役で吉瀬美智子、神奈川県警の刑事部長役は杉本哲太、トオル君の部下の女性刑事で西野七瀬も。プロデューサーの近藤正岳、脚本の大川俊道、岡芳郎はTVシリーズの経験者たち。現場は、監督の原廣利以下、過去作未経験のスタッフをそろえた。原監督は、『青春18×2 君へと続く道』の藤井道人監督と同じ、映像製作集団「BABEL LABEL」所属。この作品に続いて杉咲花主演の『朽ちないサクラ』が6月公開を控えているという、ことし注目の監督である。監督自身は「ドラマを再放送で見ていた世代」という。“ど真ん中世代ではない”から作れた、新時代の「あぶ刑事(デカ)」オマージュといってもいい作品。もちろん、ど真ん中世代も十分楽しめる内容といえる。スクリーンサイズは、これまでとは異なる横長のシネマスコープ。この映像が、なかなかいい。港町ヨコハマの雰囲気にぴったり。文=坂口英明(ぴあ編集部)【ぴあ水先案内から】中川右介さん(作家、編集者)「……もう刑事ではないふたりが、どうやって、「あぶない刑事」になるのか。そんな疑問にも、一応の理屈があるのが、楽しい。ふたりは、「あぶない私立探偵」ではなく、「あぶない刑事」なのだ……」中川右介さんの水先案内をもっと見る()(C)2024「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会
2024年05月13日お笑いトリオ・ジャングルポケットの斉藤慎二が、きょう13日放送の日本テレビ系バラエティー番組『大悟の芸人領収書』(後11:59)にゲスト出演する。同番組は、笑いのためには金を惜しまない、令和に生きる昭和芸人・大悟が、芸人たちの私生活の領収書やレシートをエピソードとともに査定する。金額に見合う面白さと判断すれば、全額分をキャッシュバックし、さらなる芸の肥やしに使ってもらおうという、芸人トークバラエティー。お笑いコンビ・千鳥の大悟がMCを務める。斉藤は自身の“騒動中”に批判を受けた中で「唯一納得できなかった」と語ったある人物を紹介する。それが原因で騒動以前からのある習慣をやめざる得なくなったと語るも、斉藤の出演に際し、その人物からまさかのメッセージが送られる。斉藤のほか、ふかわりょう、駒場孝(ミルクボーイ)、嶋佐和也(ニューヨーク)、植野行雄(デニス)が芸人ゲストとして出演し、DOZAN11(三木道山)がSPゲストとして登場する。
2024年05月13日「あぶない刑事」シリーズに出演する、俳優の舘ひろしと柴田恭兵が、13日放送の日本テレビ系『しゃべくり007』(毎週月曜後9:00)に出演する。今回は、関係者から貴重な写真や情報をかき集めて、舘&柴田が、“1番あぶない”時代だった頃のアルバムを作成。“あぶない2人”の若かりし頃を振り返る。舘の黒い革ジャンにリーゼント姿のチーム「クールス」の写真に「しゃべくり」メンバーは思わず釘づけ。スタジオには「クールス」の仲間もかけつけ、当時の思い出を披露。エピソードの数々に舘は「余計なこと言うんじゃないよ」とタジタジになる。柴田は、“さわやかすぎる”時代をお披露目。サラリーマンだった柴田が俳優に転向し、ブレイクのきっかけとなった、劇団「東京キッドブラザース」との出会いを明かす。当時の大人気ぶりが分かる貴重な映像も送る。70作以上続く『あぶない刑事』撮影の思い出も語る。ハードボイルドなドラマの裏側に「せりふを3行以上覚えない」「台本を覚えない」舘と「(台本)全部入ってる」柴田による、正反対な2人の撮影秘話が続々飛び出す。2人からは「舘さんでなかったら、こんな『あぶない刑事』にはできなかった」「『あぶない刑事』をデザインしたのは柴田恭兵」と、互いに尊敬の言葉が送られる。舘が走るバイクからトラックに飛び乗る、スタントなしの大迫力アクションシーンも紹介。昭和過ぎる、あぶないトークも繰り広げられる。さらに、舘と柴田は思い出の相手と再会する企画「クイズ!私のこと覚えてる?」に挑戦。今回は「あぶない刑事」シリーズに関わる女性たちが登場する。「舘さんに後ろから強く抱きしめられました」「柴田さんに肩を抱き寄せられました」といった人々がスタジオに登場する。そして、正解発表ではシリーズ初期から最新作まで「あぶない刑事」シリーズの名シーンが続々放送される。
2024年05月12日『ミスマガジン2022』で「ミス週刊少年マガジン」を受賞した斉藤里奈(23)が、8日発売の『週刊FLASH』に登場する。圧倒的なビジュアルと磨き上げられらスレンダーボディで表紙と巻頭を飾った斉藤。「週に1回のペースでパーソナルジムに通ってボディメイクをしている」というストイックな一面をインタビューで語る。さらにちょっと意外な好きな男性のタイプも明かしている。
2024年05月08日女優の吉瀬美智子が、3日に神奈川で行われた映画『帰ってきた あぶない刑事』(5月24日公開)の完成披露舞台挨拶に舘ひろし、柴田恭兵、浅野温子、仲村トオル、土屋太鳳、西野七瀬、原廣利監督とともに登壇した。1986年にテレビドラマ放映され、数多くの社会現象を巻き起こした『あぶない刑事』。軽妙なトークと激しいアクション、オリジナルな世界観で数多くのファンを魅了し愛され続けてきた。2016年公開の映画『さらば あぶない刑事』でシリーズの幕を閉じたと思われた『あぶデカ』が、映画『帰ってきたあぶない刑事』(5月24日公開)として7年の時を経てスクリーンで復活する。○■吉瀬美智子、舘ひろし&柴田恭兵との初対面は「記憶がほぼない」今作で『あぶない刑事』初参加となった吉瀬は、「若いときに観ていたので、最初に会ったときに何をしゃべったらいいのかわからず……最初にお会いしたときの記憶がほぼほぼない(笑)」と振り返る。さらに「見てもお分かりの通り、イケメンでイケオジで……(劇中で舘さんに)バッグハグをされちゃうんですよ! 本当にキュってなるんです!」と興奮気味に話し、「私もタカさんに好きになってもらうために一生懸命香水をつけて、色気を振りまいてます(笑) お2人とも素敵で恋に落ちる」とアピール。舘も同シーンを振り返り「あの芝居に全てを懸けました」とコメントし、会場の笑いを誘っていた。
2024年05月03日映画『帰ってきた あぶない刑事』(5月24日公開)の完成披露舞台挨拶が2日に神奈川で行われ、舘ひろし、柴田恭兵、浅野温子、仲村トオル、土屋太鳳、吉瀬美智子、西野七瀬、原廣利監督が登壇した。1986年にテレビドラマ放映され、数多くの社会現象を巻き起こした『あぶない刑事』。軽妙なトークと激しいアクション、オリジナルな世界観で数多くのファンを魅了し愛され続けてきた。2016年公開の映画『さらば あぶない刑事』でシリーズの幕を閉じたと思われた『あぶデカ』が、映画『帰ってきたあぶない刑事』(5月24日公開)として7年の時を経てスクリーンで復活する。○■柴田恭兵、新しく始めたいことは「舘さんと書道」今回の舞台挨拶では、舘と柴田は客席中央の扉から登場。黄色い歓声が上がるなか、握手をするなどファンサービスで会場を盛り上げていた。8年ぶりの復活となった『あぶない刑事』について聞かれると、舘は「8年間空いていたという気が全くしないです。つい3年くらい前に『さらば~』を撮っていたような感じがしています」と話す。復活のオファーの話を聞いたときについても「すごく嬉しくて! 『やりたい!』と思いました」と振り返った。MCから「『さらば~』で本当にさらばなのかと思っていた方も多いと思います」と話を振られると、「僕もそう思っていました(笑)」と茶目っ気たっぷりに返していた。続いて柴田が話し始めるもマイクトラブルが。すかさず舘がマイクフォローをし、さすがの名コンビぶりで会場に集まったファンからは歓声が上がっていた。また、「新しくスタートさせたいことは?」という質問が寄せられると、舘は「この歳で!? 全くないです! あとは静かに人生を終わらせたい!(笑)」と回答し、笑いを誘う。一方、柴田は「舘さんと一緒に書道を……」と話し、「何もないというから2人で書道教室に行って、一から人生を見つめ直して。(舘に向かって)頑張ろうね!」と仲睦まじい姿を見せた。
2024年05月03日映画『帰ってきた あぶない刑事』(5月24日公開)のレッドカーペットイベントが横浜・像の鼻防波堤で行われ、舘ひろし、柴田恭兵、浅野温子、仲村トオルが登壇した。1986年にテレビドラマ放映され、数多くの社会現象を巻き起こした『あぶない刑事』。軽妙なトークと激しいアクション、オリジナルな世界観で数多くのファンを魅了し愛され続けてきた。2016年公開の映画『さらば あぶない刑事』でシリーズの幕を閉じたと思われた『あぶデカ』が、映画『帰ってきたあぶない刑事』(5月24日公開)として7年の時を経てスクリーンで復活する。○■舘ひろし&柴田恭兵ら『あぶ刑事』キャストが横浜に凱旋同作の舞台でもある横浜で行われた今回のイベント。舘・柴田らがリムジンに乗って登場すると、集まった観客からは大きな歓声が上がっていた。その後、舘・柴田、仲村・浅野がそれぞれ約200人のファンが待つレッドカーペットを闊歩。ファンとの交流を楽しんだ。舘が「『あぶない刑事』、横浜に帰ってきました!」と話すと、ファンから「おかえり~!」と声が上がる。これには舘も「本当に温かい出迎えをしていただき、言葉になりません」と感無量の様子で語った。柴田も「『あぶ刑事』の舞台が横浜でよかったと、今日しみじみ思いました。朝早くから暑いなかずっと待っていてくださって。おばあちゃん、お母さん、その子供、孫……みんなが応援してくれたことを本当に嬉しかったです。感謝しています。横浜、大好きです!」と愛を伝えていた。また、ドラマ撮影当時を振り返った舘は「僕らが横浜で撮影し始めたときは、ベイブリッジもありませんでしたし、(今は)打って変わって本当にどんどん活気のある街になってきましたね」と笑顔。柴田も「日本の役者の中で僕がいちばん横浜の街を走り回った役者だと思います(笑)」と愛着を口にし、「このベイエリアだけでなく、東神奈川、中華街、港の見える丘公園、本牧と色んなところを走り回りました。そのとき、街の人たちがとても撮影に協力してくれて、温かく見守ってくれていたのをよく覚えています」と感謝を語っていた。
2024年05月03日舘ひろしと柴田恭兵が主演を務める、映画『帰ってきた あぶない刑事』(5月24日公開)と劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』(公開中)のスペシャルコラボ映像とビジュアルが1日、公開された。○■『あぶ刑事』×劇場版『コナン』コラボ映像&ビジュアル公開今回、劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』と『帰ってきた あぶない刑事』のコラボレーションが実現。コラボ映像では、「この春、探偵たちが大暴れ!」というナレーションとともに、劇場版『名探偵コナン』と『帰ってきた あぶない刑事』の映像が切り替わりながら映し出される。さらに、タカ(舘)&ユージ(柴田)のナレーションも加わり、ガンアクション、バイクアクションなど両作品に共通するド派手でインパクト抜群のシーンがたっぷりと詰め込まれた、疾走感あふれる仕上がりとなっている。また、映像のラストにはタカ&ユージによる「真実はいつもひとつ!」と江戸川コナン(声:高山みなみ)による「イッツショータイム!」の決め台詞による掛け合いも披露している。あわせて公開されたビジュアルでは、「あぶ刑事」のトレードマークといえるサングラスをかけたタカ&ユージとコナンの3人が、コナンでお馴染みの「真実はいつもひとつ!」のポーズを披露。奇跡のコラボレーションを果たしたスペシャルなビジュアルになっている。コメントは以下の通り。○■『名探偵コナン 100 万ドルの五稜星』江戸川コナン役・高山みなみタカさん、ユージさん、「真実はいつもひとつ」を決めてくださってありがとうございます。まさかのコラボに驚き、そして、ずっと観ていた“伝説の刑事さん”に呼びかけられ大喜びで収録しました。大人の魅力あふれるお2人と、若さ爆発のコナンチーム。日本に探偵旋風を巻き起こしたいですね! 劇場版、楽しみにしております。○■『帰ってきた あぶない刑事』鷹山敏樹役・舘ひろし&大下勇次役・柴田恭兵コナンくん、映画⼤ヒットおめでとう。サングラス姿がダンディー&セクシーに決まってるぜ。「イッツショータイム」もなかなかイケてるんじゃないの。ヨコハマで事件があったときは探偵の大先輩として相談に乗ってくれないかな? 代わりに、ドンパチが必要な時は助けに行くからさ。(C)2024 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会(C)2024「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会【編集部MEMO】1986年にテレビドラマ放映され、数多くの社会現象を巻き起こした『あぶない刑事』。軽妙なトークと激しいアクション、オリジナルな世界観で数多くのファンを魅了し愛され続けてきた。2016年公開の映画『さらば あぶない刑事』でシリーズの幕を閉じたと思われた『あぶデカ』が、映画『帰ってきたあぶない刑事』(5月24日公開)として7年の時を経てスクリーンで復活する。
2024年05月01日刑事ドラマの常識を軽やかにスタイリッシュに覆し、日本ドラマ史上のレジェンド的存在となった『あぶない刑事』が8年ぶりに復活。38年間演じ続けてきた舘ひろしさんと柴田恭兵さんのバディのカッコよさは“あぶ刑事”世代じゃない人も惚れるはず!――8年ぶりに新作の映画を撮る、と聞いたときは、率直にどう思われましたか?舘ひろし(以下、舘):僕は正直、前回(2016年公開の映画『さらば あぶない刑事』)で終わったと思ってたんですが、また柴田恭兵という人と『あぶない刑事』ができるということだけで、もう断る理由はありませんでした。とにかく恭サマと、もう一回演やれる。それが本当に嬉しかったんですよ。柴田恭兵(以下、柴田):右に同じです(笑)。僕的には、舘さんが「全員集合」と言ったら、もう何はさておき馳せ参じますよ(笑)。舘:何をおっしゃる(笑)。柴田:いや、実は正直なことを言うと、最初は「映画?もういいでしょ…?」という部分はなきにしもあらずでしたが、「二人のどちらかの娘が登場する話を考えている」と聞いて、これはちょっとおもしろくなりそうだな、と。長い間やってきましたけれど、これまでタカとユージのプライベートが垣間見えるということは、ほぼなかったので。――久しぶりの『あぶ刑事(デカ)』の現場だったと思いますが、すぐに雰囲気は掴めましたか?舘:ええ。会った途端に空白の時間はまったくなかったような感じでした。柴田:そう。ブランクなんてなかったみたいに。舘さんがダンディーにそこに立っているだけで、みんなが「よし、やるぞ」という気になるんです。舘:恭サマと僕、オンコ(浅野温子/あつこ)、(仲村)トオルが揃えば怖いものなし。僕は本当に、この4人は最強だと思ってるから。柴田:安心感も大きいですからね。たぶんそういう雰囲気、映像にも溢れているんじゃないのかな。――おっしゃるとおりで、みなさんが楽しく撮影していらっしゃる感じが溢れていました。舘:そう、めちゃくちゃ楽しかったもん(笑)。――舘さんが演じる鷹山敏樹、柴田さんが演じる大下勇次。それぞれの魅力を教えてください。柴田:タカはとにかくダンディー。世界を代表するダンディー。びっくりするぐらいダンディー。舘:(笑)。あの、鷹山っていうのはこの作品にとってファンダメンタルな存在で、土台みたいなものだと思ってます。物語の基礎に鷹山という男がいて、その上にユージという建物が立つ。タカの上でユージが走ったり、キラキラ輝いている。僕は土台だからそんなに目立つ男じゃないんです。柴田:それで言ったら、ユージはセクシーで軽くてただのお調子者。舘:いやいやいや、そんなことはない(笑)。タカとユージも、舘ひろしと柴田恭兵も同じなんですが、それぞれが長方形の対角線上にいるような、遠い存在なんですよ。でも、そういう二人がバディを組むことでケミストリーが起こり、おもしろいものが出来上がる。それがタカとユージ、そして『あぶない刑事』の魅力なんじゃないのかな。――今回の監督・原廣利さんは現在30代半ばで、ご自身でも「再放送で見ていた世代」とおっしゃっていました。若い監督と一緒の現場はいかがでしたか?柴田:舘さんの初日にハーレーに乗るシーンがあって、それを見た瞬間にみんなが「わぁ、ダンディー鷹山だ!」って大興奮だったんです。そこでまず世界観が出来上がった。芝居に関しては僕たちが、「こんな感じでやりますよ、こんな芝居ですよ」というのをいろいろ提案し、それを監督はじめ若いスタッフがいろいろと拾って、“もっと素敵に、もっとダンディーに、もっとセクシーに!”と頑張って撮ってくれたんです。舘:原監督のお父さんは原隆仁監督といって、かつて『あぶ刑事』のテレビドラマの監督だった方なんです。原隆仁監督は、ハードボイルドな作品を撮るのが本当に上手かった。柴田:ハードボイルドのなんたるかがわかっていて、さらに作品がとてもおしゃれだった。舘:その息子さんである原廣利監督も、そのDNAを受け継いでいるんじゃないのかな。柴田:本当にそのとおり。その上で、このわがままな二人のやりたい放題を受け止めてくれて(笑)。――久しぶりの『あぶ刑事』ということで、現場に入る前に特別な準備などはされましたか?舘:まったくないです(笑)。柴田:女性を抱きしめるシーンの準備とかはしてると思いますよ?まあ準備なんてしなくても、お手の物ですけど。舘:それは確かに練習が必要ね。柴田:僕が現場で台本を読んでいると、舘さんが横に座ってる。「恭サマ、何考えてるの?」って聞くから、「このセリフのことを、ちょっとね」。で、僕が「舘さんは?」と尋ねると、「女のこと」って(笑)。舘:(苦笑)。いや、それは、恭サマがセリフも物語もすべて把握しているから、わからないことがあったら恭サマに聞けばいいわけで。すごいんですよ、恭サマは。僕はね、彼の横でふにゃふにゃしてるだけなんです。――本当に、タカとユージのようにいいコンビネーション…。柴田:僕と浅野さんとトオルで、舘さんのわがままを支えているんです(笑)。――ちなみにお話ししていただける範囲で、舘さんのわがままエピソードを教えてもらえますか?舘:「8時からデートだから、6時に撮影を終わらせてほしい」って言ってた日があったんですよ。でもどんどん押しちゃって、全然終わらない。で、我慢できなくなっちゃって、「デートがあるから帰ります」って、帰っちゃった。――柴田さんはなんと?柴田:「しょうがないなぁ」(笑)舘:優しいでしょ?恭サマ(笑)。――ご自身の俳優ヒストリーの中で、『あぶない刑事』はどんな意味を持つ作品ですか?舘:僕にとってはまず、「代表作が持てた」という意味で、この作品に出合えたことは本当に幸運だったと思います。俳優の名前を見て「この作品!」というものを持てることって、実はなかなかないんですよ。柴田:若いときは、この作品がヒットしたからこそ、「もっと違う自分を見せたい」とか「また別の素敵な作品に出合えるだろう」と思っていたんですが、時間が経ってから、『あぶない刑事』は自分が思っていたよりも大きな意味を持つ作品だったことに気がついたというか…。作品はもちろん、出演者、スタッフ、誰一人欠けても生まれなかった作品だと思うんですよ。いろんな意味で、僕にとって素敵な出合いだったと言える作品です。今作のエンディングでユージが振り返って何かを口走るんですが、実は、もう亡くなってしまったスタッフや共演者の名前と“ありがとう”と言ってまして…。毎回本当にいろんな人に支えてもらって、出来上がった作品なんですよね。――全編にわたってカッコいいタカとユージ、そして『あぶない刑事』の世界観を満喫できる2時間ですが、あえてお二人から、「特にここを観て!」というところを教えていただけますか?柴田:年を取った元刑事の二人の、無理して頑張っているカッコよさを観てほしいです。タカとユージってアニメのキャラクターみたいなものだと思っていて、年を取ってもキャラにブレはないんです。舘:そうそう。頑張ることこそが年を取った男のカッコよさですよ。最近わりとシリアスな映画が多いような気がするんですが、そんな時代に、こういう楽しくてちょっとバカバカしい映画もいいかな、と思います。柴田:そう。映画って楽しいんですよって言いたいよね。『帰ってきた あぶない刑事』定年退職後ニュージーランドで探偵業を営んでいた鷹山と大下が、8年ぶりに横浜に戻り、探偵事務所を開設。最初の依頼人は、タカ&ユージのどちらかの娘?!彼女の依頼は「母親の捜索」。二人は捜索に乗り出すが、殺人事件が多発、さらにはテロの危機が。母親は見つかるのか、そして街は救われるのか?!共演に浅野温子、仲村トオル、土屋太鳳、早乙女太一、ベンガル、吉瀬美智子、岸谷五朗ほか。監督/原廣利脚本/大川俊道、岡芳郎5月24日より全国公開。©2024「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会たち・ひろし(写真・左)1950年生まれ、愛知県出身。’76年に映画『暴力教室』で俳優デビュー。映画『終わった人』で第42回モントリオール世界映画祭最優秀男優賞を受賞。しばた・きょうへい(写真・右)1951年生まれ、静岡県出身。’75年に劇団「東京キッドブラザーズ」に入団し、キャリアをスタート。代表作にドラマ『ハゲタカ』、映画『半落ち』など。※『anan』2024年5月1日号より。写真・野呂知功(TRIVAL)スタイリスト・中村抽里(舘さん)古舘謙介(柴田さん)ヘア&メイク・岩淵賀世(舘さん)澤田久美子(柴田さん)(by anan編集部)
2024年04月29日多くの人の支持を集めることが人気のバロメーターである一方、常に評価の目にさらされる宿命にあるのが著名人たち。それぞれの職業観の中で、どのような言葉を支えにして苦境を切り抜けているのか。連載「わたしの金言・名言」は、著名人たちが心の拠り所としている言葉を聞く。第19回は、現在放送中のABCテレビ・テレビ朝日のドラマ『あなたの恋人、強奪します。』(ABCテレビ:毎週日曜23:55~、テレビ朝日:毎週土曜26:30~、TVer・ABEMAで見逃し配信あり、ほか地域でも放送予定)で、武田玲奈演じる、狙ったオトコを100%の確率で落とす探偵事務所・オフィスCATの社長で泥棒猫の皆実雛子の相棒で、切れ者の便利屋・浅沼陽介を演じる渡邊圭祐が登場。舘ひろしからの言葉が自信につながったと語る。○舘ひろしにかけられた言葉「いい目してるな」映画『鋼の錬金術師 完結編』(22年)で舘ひろしさんと共演させていただいたとき、舘さんが、僕の芝居をモニターで見てくださっていて。カットがかかったときに、僕のほうへ歩いてきて「いい目してるな」と言ってくれたんです。すごくうれしくて、自信になりました。どう“いい目”だったのかは分からないので、舘さんに聞いてくださいというしかないのですが(笑)。舘さんはとにかくかっこよくて、まさに男性が憧れる男性。生き様も本当にかっこいいですし、ユーモラスな一面もあって、優しいんです。ここ20年ぐらい怒っていないんじゃないかと感じるくらい包容力のある方で、すっかり魅了されてしまいました。現場では、舘さんのお時間を邪魔しないように、遠くからそっと見ていることしかできなかったのですが、その作品の舞台挨拶ではお話しさせていただく機会が結構あって。他愛もないお話から、昔のお話を聞けて楽しかったです。今でも、舘さんにかけていただいた「いい目してるな」という言葉は、ふとしたときに思い出してうれしくなっています。■渡邊圭祐1993年11月21日生まれ、宮城県出身。俳優、モデルとして活躍。ドラマ『仮面ライダージオウ』(18~19年)、『私のシてくれないフェロモン彼氏』(22年)など、話題作に出演。映画作品では、『ブラックナイトパレード』(22年)、『わたしの幸せな結婚』(23年)など。現在放送中のドラマ『95』、『アンチヒーロー』、『あなたの恋人、強奪します。』、大河ドラマ『光る君へ』に出演中。公開待機作に主演映画『三日月とネコ』(5月24日公開予定、倉科カナ、安達祐実とトリプル主演)がある。■スタイリスト:岡本健太郎■ヘアメイク:木内真奈美(OTIE)
2024年04月26日4月24日(水)スタートの水10ドラマ「ブルーモーメント」に舘ひろしが出演することが分かった。本作は、甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で、命がけで救助に立ち向かうSDM(特別災害対策本部)メンバーの奮闘物語。現在「COMIC BRIDGE」(KADOKAWA)で連載中の小沢かなによる「BLUE MOMENT」を原作とし、主演を山下智久が務め、出口夏希、水上恒司、夏帆らが出演する。この度出演が決定した舘ひろしが演じるのは、内閣府・特命担当大臣(防災担当)の園部肇一。重要閣僚も務めたこともある有力な衆議院議員だ。一人娘がおり、彼女の意志に関係なく地盤を継がせようとして不仲な時期もあったが、自分譲りの頑固な娘に折れ、気象学者の道を歩むことを許す。園部はあることをきっかけにSDM創設に力を入れ、足かけ5年ほどかけて山下さん演じる晴原柑九朗ら精鋭を集め試験運用を開始した。そんな中、大規模な自然災害が発生したとの連絡がSDMへ入る。人材もそろっていない中の出動には前向きでない園部だったが、目の前の命を救うことに余念がない晴原の一言で覚悟を決め、出動を許可する。現場の最前線で奮闘する晴原や、園部優吾(水上恒司)らSDMメンバーとは異なり、霞ヶ関から彼らを全面的にバックアップしている。だが、SDM慎重派の立花藍(真矢ミキ)から、チームのあり方について追及されており…。なぜ、園部はSDMを創設することになったのか。それは園部が、晴原と共に追い続けている謎と関係があった。数多くの注目作に出演する舘さんが、フジテレビ系連続ドラマへ出演するのは、1994年に放送された月9ドラマ「上を向いて歩こう!」以来、実に30年ぶり。主演の山下さんとは、本作が初共演となり、「すごく目力があって、素晴らしい俳優さん」と絶賛。さらに本作出演に際し、「台本を読むだけでも、撮影は大変だろうなと。これがちゃんとできたら、素晴らしいドラマになるなとワクワクしています」と期待をにじませている。コメント◆舘ひろし・フジテレビ系連続ドラマ30年ぶりの出演について「30年ぶり…!?びっくりですね。台本を読んで、すごくドラマチックで面白い内容だったので、ぜひやらせていただきたいと思い、受けさせていただきました。(30年前の『上を向いて歩こう!』は)初めての“月9”で、主演が西田ひかるさんと僕。野球選手の役だったのですが、実は野球をやったことがなくてちょっと自信がなかった覚えがあります。最多勝を何回も取ったことがある元エースという役柄だったので、なんとか乗り切っていたなという思い出があります。この作品以外にもフジテレビには思い出があって、2005年の『積木くずし真相~あの家族、その後の悲劇~』はいまだに強く印象に残っています。もしかしたら、初めてセリフを覚えて(現場に)行ったかなというくらい、すごい作品でした(笑)。プロデューサーに、“ポケットに手を入れるの禁止”と何度も言われた覚えがあって。なんでかな?と思いながらも、その通りにやってみたりしていましたね。どんどんダメになっていく役柄だったんですけど、すごく充実していたように感じます。そして、今回のドラマについてですが、SDM(特別災害対策本部)は体制にとらわれない独特の機関という部分が、すごく面白いなと思います。台本を読むだけでも、撮影は大変だろうな…と思いますが、これがちゃんとできたら、必ずや素晴らしいドラマになるなと。ワクワクしています」・演じる園部肇一について「この作品全体がキチッとした、規律を重んじるようなせりふがたくさんありますが、その中でも少し斜めから物事を見ているキャラクター。ということもあり、老眼鏡という小道具を使いながら、ちょっとラフな感じの話し方ができるといいなと思っています。監督たちと相談しながらですが、老眼鏡も付けたり外したり…チャレンジしてみたいです。うまくできるかな(笑)。もしかしたら、みなさんが想像するよりもカジュアルな感じの大臣になるかもしれません。その辺もふくめて、お楽しみください」・初共演の山下智久の印象「初めて共演するので、最近まで放送されていたドラマを拝見させていただきましたが、すごく目力があって、素晴らしい俳優さんだなと思います。山下くんの邪魔にならないように、そして、彼がすごくすてきに見えるようなお手伝いができればと思っています」・放送を楽しみにしている視聴者の方へメッセージ「どこまでできるかわかりませんが、台本を読んだ段階では、今までにないすごくスケールの大きなドラマになると思いました。まだどんな風になるのか未知ですが、僕自身も楽しみにしていますので、一緒に楽しみにしていてください」◆プロデュース 高田雄貴(フジテレビ ドラマ・映画制作部)「園部肇一は、晴原と共にSDMを正式運用させるべく、晴原が現場で奮闘、園部が中枢で奔走してきたバディ的存在になります。山下さんと並んで戦う様が絵になる俳優さんということが絶対条件の中で、とにかく真摯(しんし)な晴原に対し、柔軟さも併せ持つ園部には軽妙洒脱(けいみょうしゃだつ)さもほしいと考えました。そこで、小学校の遠足の帰りのバスの中で『あぶない刑事』が流れて、“なんて面白くてかっこいいんだ!”と衝撃を受けてドラマ好きになった私は、舘さんしかいない…と、ダメ元でお伺いさせていただきました。30年ぶりに弊社の連ドラに戻ってきていただけて本当にうれしく思います。また、舘さんご自身も災害復興支援に対し献身的に活動されており、そういった面でも運命的なキャスティングだと感じております。“こんな政治家がいたらいいなあ”、そう思わざるを得ないほど凜々(りり)しくてカッコいい舘さんにご期待ください!」「ブルーモーメント」は4月、毎週水曜日22時~フジテレビ系にて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2024年03月21日鬼越トマホークのYouTubeチャンネル「鬼越トマホーク喧嘩チャンネル」にゲスト出演したジャングルポケットの斉藤慎二(41)が、赤裸々な“喧嘩”話を明かした。2月17日に投稿された動画の企画は、「【楽な仕事じゃないよ】ジャングルポケット斉藤の不◯に至るまでの半生を改めて深掘りしました【鬼越トマホーク】」と題し、斉藤のこれまでを振り返るというもの。鬼越の坂井良多(38)が、「斉藤さんのこと嫌いな後輩なんて誰一人いない」と話す一方で、「先輩には結構噛みついたりしてましたよね」と振ると斉藤は「昔ね、フルーツポンチの村上さんが本当に嫌いで噛みついた」とフルーツポンチの村上健志(43)を名指し。きっかけになったのは、『ロンドンハーツ』(テレビ朝日)の隠し撮りの企画だったという。「俺の悪口をなんかすげえ言ってて。“あいつなんてもう面白くねえし、なんとか”って言ったから“なんでこいつ面白くねえのに、こんな俺のこと言えんだろうな?俺と同等じゃねえか”と思って。スタジオで“面白くないですよ、あなたも”って言って本気の喧嘩になって」その事件が発生した1週間後、村上が同じ楽屋だったため斉藤が謝ろうとしたものの、村上は会った瞬間「仕掛けてきたのお前だからな」と斉藤を牽制。斉藤は、「あーこいつやべえな。ダメだこれは」と思ったといい、そこから喧嘩が続いてしまったと明かした。仲直りのきっかけは、ジャングルポケットの太田博久(41)だった。「なんか太田が、村上さんがたまたま“斉藤のこと面白い、あいつやっぱ面白いな”って言ってたらしくて。それで俺は嬉しくて、その後話しかけに行って、そっからはすごい仲良くなった」さらに斉藤は、パンサーの尾形貴弘(46)とも大喧嘩をしたことがあるという。「尾形さんが週刊誌かなんかに載ったかなんかで。俺がたまたまボディービル企画やってて糖質抜いてて、ちょっとしたことでイライラしちゃってた時で。尾形さんが週刊誌について、いろんな芸人にいじられても面白いこと言えなかったから、『面白いことしろよ芸人だろ』つったら、尾形さんが怒ってきて『なんだそれ』つって。なんかムカついて、思いっきりビンタしちゃった」尾形は斉藤の4年先輩にあたることからも、その場は大混乱。トータルテンボスなどその場に居合わせた全員が「マジやめろ」と止めに入ったという。その後、斉藤は「完全に俺が悪いから」と尾形に謝罪したことを明かしていた。
2024年02月21日舘ひろしと柴田恭兵が主演を務める、映画『帰ってきたあぶない刑事』(5月24日公開)の本予告映像&本ビジュアルが6日、公開された。○■映画『帰ってきたあぶない刑事』本予告映像&本ビジュアル予告映像は、タカ(舘ひろし)&ユージ(柴田恭兵)が刑事を引退しニュージーランドで立ち上げたT&Y探偵事務所に訪れる、2人のどちらかの“娘”だという永峰彩夏(土屋太鳳)の姿が。彩夏の依頼で母親を探すタカとユージからはじまり、謎の美女ステラ・リー(吉瀬美智子)やタカ&ユージに因縁のある怪しげな男・劉飛龍(リウ・フェイロン/岸谷五朗)、2人に強い恨みを持つ元銀星会組長・前尾源次郎の息子、海堂巧(早乙女太一)ら新たな顔ぶれも映し出される。豪快なカーアクションや激しく火花を散らす銃撃戦、格闘シーンの数々や、“『あぶ刑事」と言えば”のハーレーにまたがりショットガンをぶっ放すタカ、全力疾走で躍動するユージなど、現役さながらのド派手でスタイリッシュなアクションを繰り広げる変わらない2人の姿が収められた。加えて、町田透(仲村トオル)、真山薫(浅野温子)はもちろん、“ナカさん”こと田中文男(ベンガル)、山路瞳(長谷部香苗)らシリーズお馴染みの面々も映し出される。タカ&ユージを中心に、コミカルで軽妙なセリフや掛け合いの数々も印象的に映し出され、『あぶ刑事』らしさ満載の内容に。町田の命令により港署捜査課刑事・早瀬梨花(西野七瀬)から手錠をかけられたタカがぼやく姿も収められ、「探偵だけど、刑事(デカ)!」というナレーションとともに映像は終了する。本ポスタービジュアルには、目を惹く真っ赤な背景をバックに、スーツに身を包み華麗に銃を構えるタカ&ユージの姿と、「無茶しないと、滅びるぜ。」というキャッチコピーが。9日からはタカ&ユージのクリアスタンド付きムビチケカード バディ券(一般ペア券)の発売も決定した。全国の上映劇場窓口にて購入可能となっている。【編集部MEMO】1986年にテレビドラマ放映され、数多くの社会現象を巻き起こした『あぶない刑事』。軽妙なトークと激しいアクション、オリジナルな世界観で数多くのファンを魅了し愛され続けてきた。2016年公開の映画『さらば あぶない刑事』でシリーズの幕を閉じたと思われた『あぶデカ』が、映画『帰ってきたあぶない刑事』として7年の時を経てスクリーンで復活する。(C)2024「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会
2024年02月06日舘ひろしと柴田恭兵が主演を務める、映画『帰ってきたあぶない刑事』(5月24日公開)の出演者が17日、明らかになった。前作の『さらば あぶない刑事』では、刑事を辞めてニュージーランドで探偵事務所を開設したタカ(舘ひろし)&ユージ(柴田恭兵)が今作では探偵として横浜に帰ってくることに。2人の前に突如姿を現す謎の美女、ステラ・リーを吉瀬美智子、鷹山・大下と因縁がありステラと手を組み極秘プロジェクトを謀る男・劉飛龍(リウ・フェイロン)を岸谷五朗が演じる。港署捜査課刑事・早瀬梨花役に西野七瀬、銀星会会長・前尾源次郎の息子でタカ&ユージに強い恨みを抱えるベンチャー企業「ハイドニック」の社長・海堂巧役には早乙女太一、タカ&ユージの前に立ちはだかる新たな敵の一人として登場する最強の傭兵・黄凱(ファン・カイ)は深水元基、港署捜査課刑事・剣崎未来彦役は鈴木康介、港署捜査課刑事の宍戸隼人役は小越勇輝が演じる。そして町田(仲村トオル)の同期で県警刑事部長の八木沼大輝役は杉本哲太と、個性豊かなキャストが揃った。○■吉瀬美智子 コメント『あぶない刑事』という長年続いているシリーズ。私も幼少期から観ていた作品だったので、今回参加できて嬉しいです。舘さんと柴田さんがアイデアを出し合ってこの作品の魅力がより引き出されていき、何倍にも面白さが膨らんでいくことが、『あぶない刑事』が長くたくさんの方々に愛されている理由なんだと感じました。私が演じたステラは、ミステリアスで色気のある女性。このシリーズの魅力の一つでもある、コミカルさとシリアスさの中で、大人の色気が良いスパイスになればいいなと思い挑みました。セクシーな舘さんとのシーンは注目していただきたいです。映像も素敵に仕上がっていますし、キャストの皆さんもとても豪華。見どころ満載で期待を裏切らない作品になっていると思いますので、お楽しみにしてください!○■岸谷五朗 コメント僕が演じた劉飛龍は、二十数年前からあぶない刑事の2人と、実は関わりがあった役。当時観ていた時のお話の中に自分は存在していたんだと思うと、感慨深いと同時にプレッシャーを感じました。でも舘さんと柴田さんがきっかけを下さって、その歴史の部分に一本の筋が通せたと思います。このシリーズにしかない面白さや空気感。キャストが集まると、とんでもない空気になって、この作品の色が生まれて、みんなそこに夢中になる。それが『あぶない刑事』のような気がします。私も少しだけ傍にいさせて頂いて、そういった雰囲気をひしひしと感じました。今までのファンの皆さまを裏切る事なく、そして初めて観る方も楽しめる作品になっています。是非劇場でご覧いただきたいです。○■西野七瀬 コメントオファーを頂いた際はすごく楽しみな気持ちでした。アクションシーンでは事前に練習の時間を設けていただきました。舘さんは拳銃の構え方などを「大丈夫だよ、平気だよ」と教えてくださり、一緒に練習もしていただいて、とても楽しい時間でした。早瀬梨花は仕事のできる警察官で、とても真面目である一方、上司にもズバズバと意見を言ってしまうキャラクターです。部下が2人いるのですが、今まで誰かを引っ張っていく役をあまり演じたことが無かったので、不安な部分もありました。ただ、“あぶ刑事”チームの皆さんのパワフルなチームワークで、その勢いに巻き込んでいただいたので、私もそこに乗っていけるように意識をして演じることができました。舘さんと柴田さんのかっこよさが溢れる作品で、銃撃戦などアクションシーンも沢山あるので、ハラハラしながら楽しんで観ていただけると思います。是非、楽しみにしていただけたらと思います。○■早乙女太一 コメント“あぶ刑事”という自分の年齢よりも長い歴史を持つ作品の世界に入れることや、このシリーズならではの破天荒な感じ、昭和のエネルギッシュさに触れることは中々ない経験だと思うので、参加できてとても嬉しかったです。僕が演じた海堂は表の顔は会社経営者ですが、裏は物静かさの中にある狂気や、不気味さを秘めている二面性のあるキャラクター。“あぶ刑事”のキャラクターはとてもキャラが濃いので、その中で印象付けられるかが不安でしたが、舘さんは優しく色々教えて下さって、柴田さんは「やっちゃったもん勝ちだから!」と言ってくださったことで、とても助けられたのを覚えています。懐深くこの作品に迎え入れて下さり、嬉しかったです。お言葉をいただいたお2人に、そして“あぶ刑事”ファンのみなさまの期待に応えられるよう挑みましたので、楽しみにしていただけると嬉しいです。○■深水元基 コメントあのっ! 『あぶない刑事』に俺がっ!子供の頃から観ていた作品に自分が出演できるなんて夢のようでした。ファンカイは、鷹山.大下と敵対する役。 しかもアクションの絡みもあり!こんな光栄なことはありません。気合い入りましたよ!お2人のチームワーク、アドリブなど現場で拝見した時はシビれました!超カッコいい鷹山.大下のアクションシーンは必見です!○■鈴木康介 コメント『あぶない刑事』は僕が生まれる前からある作品だったので、観たことがなかったのですが、今回出演のお話をいただいた後、一か月以上かけて全部観ました。それだけ長い歴史の詰まった作品なので、参加できる嬉しさと同時にプレッシャーもありました。でも、両親に決まった連絡をしたら、僕以上に喜んでくれて。こうして愛してくれているファンがたくさんいるんだな、応えないとな、と思い挑みました。車が大回転するとか、銃をぶっ放すとか、聞いたことのないスケールが詰まった台本で、最初はイメージが沸かなかったのですが、いざ撮影してみると本当に大迫力で、僕自身、大きなスクリーンで観るのが今から楽しみです。刺激が常にある現場でした。僕は最年少でしたが、皆さんがプロとして扱って下さって、いつか恩返しができたらなと思います。そしてファンの皆様も公開をお楽しみにしてください!○■小越勇輝 コメントもう“さらば”していたじゃないですか(笑)という驚きがあったのですが、徐々に『あぶない刑事』シリーズに関わることができる嬉しさが湧いてきました。過去の作品を観返してみて、現代には無い表現力があったり、出演している皆さんもすごくエネルギッシュで、今とはまた違った良さがたくさん詰まっている作品だと感じました。そこに自分が参加することでどんな風になるんだろうかと想像しながら、現場に入るのはすごく楽しかったです。生まれる前から続いている作品に携わることは誰もができることではないので、すごく貴重な経験をさせていただいたと思います。今まで皆さんが作ってきたこの『あぶない刑事』という作品を、よりパワーアップしていくというエネルギーを間近で見て、携わることができて良かったなと思います。是非劇場で観ていただけたら嬉しいです。○■杉本哲太 コメントレジェンド刑事ドラマ、あの“あぶ刑事”からの出演オファー。上がりました。世代的にもずっと見ていましたし、出演したかったし!(笑)今回やっと何十年越しの願いが叶いました!現場では仲村さんとの絡みがほとんどでしたが、トオルさんとは何度か共演もしていますし、そして年齢も同い年なので、緊張感の中で安心感もあり気持ちよく撮影に臨めました。舘さん柴田さんのコンビがまた見られるなんて!もう“最高”でしかありません!
2024年01月17日タレントの竹本あいり、菜本みくる、世良あさ、斉藤あやめが、発売中のマンガ誌『週刊ヤングマガジン』(講談社)第6号のグラビアに登場している。竹本は2001年11月6日生まれ、広島県出身で長年のバレエ歴で培った根性が武器のアイドル。菜本は1999年11月16日生まれ、神奈川県出身でサバゲー&コスプレ&ゲーム好きなオタクガール。世良は2001年7月6日生まれ、神奈川県出身でアイドルグループ・プエラの絶対値のアクアブルー担当。斉藤は2002年7月12日生まれ、埼玉県出身で運動神経&スタイル抜群のモデル女子。グラビアでは4人が同誌注目の新人美女としてグラビアに挑戦している。
2024年01月12日岡村靖幸と斉藤和義が新ユニット「岡村和義」の結成を発表。併せて2024年5月から6月にかけて全国ツアーを開催することが決定した。2003年に電気グルーヴの石野卓球と結成したユニット「岡村と卓球」以来2度目のユニット結成となる岡村。近年は坂本龍一、小出祐介(Base Ball Bear)、DAOKO、KICK THE CAN CREW、RHYMESTER、椎名林檎、松任谷由実などとコラボ、リミックス、フィーチャリングなどのかたちで、他者との交流を積極的に進めてきた。一方、斉藤は中村達也とのユニット「MANNISH BOYS」を2011年に結成したほか、2018年には寺岡呼人、奥田民生、浜崎貴司、YO-KING、トータス松本とともに「カーリングシトーンズ」を結成するなど、近年では自身の活動に加えて他ミュージシャンとの活動も精力的に行っている。今回の新ユニット結成は、2020年1月に放送された岡村のラジオ番組内にて即興セッションで制作された「春、白濁」がきっかけのひとつになっているとのこと。ツアーは全国8都市12公演が予定されており、ツアーを彩る新曲も現在制作中だという。併せてオフィシャルサイトとX、Instagramアカウントが開設された。<ツアー情報>岡村和義 LIVE TOUR 2024(仮)2024年5月16日(木) 宮城・SENDAI GIGS2024年5月18日(土) 北海道・Zepp Sapporo2024年5月23日(木) 神奈川・KT Zepp Yokohama2024年5月24日(金) 神奈川・KT Zepp Yokohama2024年5月30日(木) 福岡・Zepp Fukuoka2024年6月1日(土) 広島・広島クラブクアトロ2024年6月2日(日) 広島・広島クラブクアトロ2024年6月6日(木) 東京・Zepp DiverCity(Tokyo)2024年6月7日(金) 東京・Zepp DiverCity(Tokyo)2024年6月12日(水) 愛知・Zepp Nagoya2024年6月14日(金) 大阪・Zepp Namba(Osaka)2024年6月15日(土) 大阪・Zepp Namba(Osaka)関連リンクオフィシャルサイト:::
2023年12月25日映画『帰ってきた あぶない刑事』が、2024年5月24日(金)より全国公開される。主演は、舘ひろしと柴⽥恭兵。新キャストとして⼟屋太鳳が出演。「あぶない刑事」が8年ぶりにスクリーンに!映画『帰ってきた あぶない刑事』は、1986年のテレビドラマ放映開始以降、社会現象を巻き起こすほどの人気を博した「あぶない刑事」シリーズの新作映画。ドラマ・映画として30年以上も続いてきた「あぶない刑事」シリーズは、軽妙なトークや激しいアクションなど、他の刑事ドラマとは一線を画す独特の世界観が人気を集めてきた。そんな「あぶない刑事」が、2016年公開の『さらば あぶない刑事』から8年の時を経て、再びスクリーンに戻ってくる。『帰ってきた あぶない刑事』で描かれるのは、"探偵”として横浜に帰ってきたタカとユージの物語。多発する不審な殺人事件を発端に、愛する横浜を救うため“あぶない”捜査を行っていく。探偵になってもなぜか繰り広げられるド派手なカーチェイスや大爆発、そして軽妙な会話の掛け合いに注目だ。舘ひろし&柴⽥恭兵主演、新キャストに⼟屋太鳳主演を務めるのは、舘ひろしと柴⽥恭兵。持前のダンディさとセクシーさで“あぶデカ”の世界観を表現する。また、新キャストとして⼟屋太鳳が参加。タカ&ユージどちらかの娘(!?)というストーリーのカギを握る重要な役柄で登場する。さらに、浅野温⼦、仲村トオルといったおなじみのキャストにも注目だ。主人公・タカ(鷹山敏樹)…舘ひろし主人公・ユージ(大下勇次)…柴⽥恭兵横浜港警察署捜査課の刑事として事件を追いかけていた捜査課の問題児の2人。前作『さらば あぶない刑事』では刑事を辞めてニュージーランドで探偵事務所を開設したが、『帰ってきた あぶない刑事』では探偵として横浜に帰ってくる。永峰彩夏(ながみねあやか)…⼟屋太鳳タカ&ユージの横浜の探偵事務所に、依頼人1号としてやってくる。タカ&ユージがどちらも自分の娘だと主張し、2人に⺟親探しを依頼する。真⼭薫…浅野温⼦タカとユージの元同僚。行方不明。町⽥透…仲村トオル港署の捜査課⻑。⽥中⽂男…ベンガル警察OB。⼭路瞳…⻑⾕部⾹苗町田の部下。ステラ・リー…吉瀬美智⼦横浜に帰ってきたタカとユージの前に突如姿を現す謎の美⼥。タカとユージにとってのキーパーソンに。劉⾶⿓(リウ・フェイロン)…岸⾕五朗鷹⼭・⼤下と因縁があり、ステラと手を組んで極秘プロジェクトをたくらむ。タカ&ユージとは腐れ縁でもある謎めいた男。早瀬梨花…⻄野七瀬港署捜査課刑事。町⽥透の部下。海堂巧…早⼄⼥太⼀ベンチャー企業「ハイドニック」の社⻑。銀星会会⻑・前尾源次郎の息⼦で、タカ&ユージに強い恨みを抱える。⻩凱…深⽔元基タカ&ユージに襲いかかる新たな敵の1人。劇中ではアクションシーンも。剣崎未来彦…鈴⽊康介港署捜査課刑事。宍⼾隼⼈…⼩越勇輝港署捜査課刑事。⼋⽊沼⼤輝…杉本哲太県警刑事部⻑。町⽥の同期で、独⾃に海堂の動向を追うタカ&ユージに⽬を光らせる。「あぶない刑事展」京急百貨店で開催神奈川県横浜市の京急百貨店では、2024年4月26日(金)から5月6日(月・休)までの11日間、「あぶない刑事展」を開催。会場では、過去作品のヒストリーをはじめ、映画『帰ってきた あぶない刑事』のパネルや、劇中で使用した衣装やアイテムを展示するほか、『あぶない刑事』との想い出やメッセージを書けるコーナーも設置。またポスター風缶バッチのカプセルトイや、マウスパッドなど、京急百貨店限定のオリジナルグッズも用意している。さらに『あぶない刑事』シリーズに起用された名車「レパード」を展示するほか、監督や出演者のトークイベント&サイン会も実施。気になる人は詳細を要チェックだ。【詳細】映画『帰ってきた あぶない刑事』公開日:2024年5⽉24⽇(⾦)監督:原廣利脚本:⼤川俊道、岡芳郎出演:舘ひろし、浅野温⼦、仲村トオル、柴⽥恭兵、⼟屋太鳳、⻄野七瀬、早⼄⼥太⼀、深⽔元基、ベンガル、⻑⾕部⾹苗、鈴⽊康介、⼩越勇輝、杉本哲太、岸⾕五朗、吉瀬美智⼦■「あぶない刑事展」会期:2024年4月26日(金)~5月6日(月・休)※最終日5月6日(月・休)は本会場のみ16:00閉場場所:京急百貨店 7階催事場ほか【問い合わせ先】京急百貨店TEL:0570-045-848(ナビダイヤル)<トークイベント&サイン会>・『帰ってきた あぶない刑事』監督・原廣利のトークイベント開催日:4月27日(土)時間:13:00~・『あぶない刑事』TVシリーズ、劇場版の脚本・柏原 寛司トークイベント&サイン会開催日:4月29日(月・祝)時間:13:00~・山路瞳役・長谷部香苗、『帰ってきた あぶない刑事』共同脚本・大川 俊道のトークイベント開催日:5月4日(土)時間:13:00~※トークイベントはすべて観覧無料※観覧は当日先着順<アイテム例>・マウスパット 1,320円・カプセルトイ(缶バッジ) 1回 300円
2023年11月25日2023年11月18日、歌手で俳優の水嶋凜さんが、Instagramを更新。24歳になったことを報告しました。俳優の斉藤由貴さんの長女でもある、水嶋さん。「今日で24歳になりました。今後ともよろしくお願いします」というコメントとともに、写真を投稿しています。若かりし頃の斉藤さんを彷彿とさせる、透明感のある1枚に多くの『いいね』が寄せられ、「儚げな雰囲気にうっとりした」「素敵な写真」といった声が上がりました。 この投稿をInstagramで見る 水嶋 凜(@rin___mizushima)がシェアした投稿 2021年にデビューした水嶋さんは、NHKの連続テレビ小説『ちむどんどん』を始め、さまざまなテレビや舞台作品などに出演しています。2023年11月現在は、10月21日より放送中のテレビドラマ『泥濘の食卓』(テレビ朝日系)に出演。アイドルグループ『日向坂46』のメンバーである齊藤京子さんが演じる、主人公・捻木深愛が働くスーパーマーケットの店員を演じています。また2024年2月に上演される舞台『エウリディケ』にて、主役のエウリディケ役を演じることが発表されました。※写真は複数枚あります。左右にスライドしてご覧ください。 この投稿をInstagramで見る 水嶋 凜(@rin___mizushima)がシェアした投稿 母親である斉藤さんゆずりの美貌に加え、演技力や歌唱力を武器に、活動の幅を広げている、水嶋さん。今後の活躍に注目が高まっています。[文・構成/grape編集部]
2023年11月20日“タカとユージ”が活躍する舘ひろし(73)と柴田恭兵(72)W主演の人気シリーズ『あぶない刑事』。11月1日、シリーズ8年ぶりとなる劇場版最新作『帰ってきたあぶない刑事』(来年5月公開予定)の製作発表会見が行われ、舘や柴田の他に浅野温子、仲村トオルといったおなじみの面々が顔を揃えた。「舘さんと柴田さんが70歳代と年齢は重ねましたが、2人ともドラマで演じたスタイリッシュと色気ぶりは健在。共演の浅野さんが『ゾンビですね。(2人は)変わらない』、仲村さんも『このかっこよさが40年近く変わらないのは奇跡』と“タカ&ユージ”を褒めちぎっていました」(スポーツ紙記者)日本テレビ系で放送された第1作の放送開始から38年が経過した通称“あぶ刑事”。3作放送されたテレビシリーズの最高視聴率は26%、映画7作の総観客動員数は700万人を超えるなど、歴史に残る刑事ドラマだがーー。「じつは『あぶ刑事』の主人公は、“もう一人”いる予定だったんですよ」こう意外なドラマ秘話を打ち明けるのは、古参のテレビ局関係者だ。「のちに人気シリーズとなった『あぶない刑事』の原案は、やり手として知られていた芸能プロの女性社長でした。その人がマネジメントしていたのが三田村邦彦さんで、原案を日本テレビに持ち込み、当初は三田村さんと舘さんが出演する予定だったんです」三田村と言えば、『必殺仕事人』など必殺シリーズで演じた“飾り職人の秀”でブレイク。のちに『太陽にほえろ!』のクールな刑事“ジプシー”役も人気を呼び、今で言うイケメン俳優の旗手だったがーー。「当初の女性社長の構想は舘さんと三田村さんのコンビだったそうです。しかし、放送局サイドは柴田さんの起用を提案。3人が並び立つ形になったそうですが、女性社長は最初から“バディムービー”をイメージしていたそうで、結局、三田村さんの出演はなくなったと聞いています。人気シリーズに出られなかった三田村さんですが、舘さん、柴田さんの“タカ&ユージ”の活躍ぶりを温かく見守っていたそうです」(前出・同)。日本テレビにこれらの事実について問い合わせたが、回答は得られなかった。最近では刑事ドラマから遠ざかっている三田村だが、現在も続く“あぶ刑事”を楽しみに見ているに違いない。
2023年11月16日●自信がなくてもやってみるほうが楽しい女優の斉藤由貴が、オーディオブックサービス「Audible」の新作『MARVEL‘s ウェストランダーズ ブラック・ウィドウ』にブラック・ウィドウ役で、声の出演を果たした。この作品は、現役時代から何十年も経ち、リタイア寸前のブラック・ウィドウの活躍を描いた物語。斉藤は来年で芸能生活40周年となるが「Audible」出演はこれが初で、「普段のお仕事よりエネルギーを使いました」と笑う。そんな斉藤は、どんな40年を送ってきたのか。また“清純派”“知性派”というイメージの枠で語られることについて息苦しさはなかったのか。彼女の素顔と現在地に迫った――。○■戸惑いの中でも「面白いことになるかもしれない」――まずは、今回のオファーを受けたときの感想からお願いします。ブラック・ウィドウというキャラクターは私の中でとてもカッコいいイメージがありましたので、たとえ声だけの表現だとしても、そんな役柄を私が演じてもいいのかという戸惑いがちょっとありました。でもやったことない仕事ですし、面白いことになるかもしれないからと考え、受けさせていただきました。――好奇心というか何かにトライする、チャレンジするのが好きなタイプなのですか?そうかもしれないですね。自分の得意なこと、同じこと、そればかりやっていても成長がないし、私がこうだからって決めてかかっていたら全然広がらない。比喩的な言い方ですけれど、動かなければ関節も硬くなるし筋肉も衰えてしまう。そのように自分の感性が衰えていくのは嫌だと思い、うまくできる自信がなくてもやってみるほうが楽しいと感じるタイプです。――ブラック・ウィドウを演じていかがでしたか?今回のブラック・ウィドウは私よりも年上の設定なのですが、私の声ってオーディオを通して聴くと、ちょっと若く、また自分で言うのも何ですがかわいらしく聴こえるようです。つまり、声が高めなんですね。だから演出の方からは「もうちょっと声低めで」「もう少しクールな感じで」「あまり抑揚をつけずに」といったことをよく注意されたので、それに留意しながら演じました。――「Audible」の収録は相当な長時間で、慣れている人でも大変だと聞いています。実際、どれぐらいの時間、収録されたのでしょうか。最初は13時から18時ぐらいまで。1日に2話分、撮るんですけど、それを数週にわたって収録しました。2週目からは少し短くなっていったんですけど、なにしろ長時間ですから終わった瞬間に(両手でバンザイしながら)「やったー! 終わったー!」って(笑)。副調整室のスタッフさんも同じ気持ちらしくて、私と同じように喜んでましたね。○■長時間にわたる収録「顆粒を『これでもかっ!』」――斉藤さんは24時間放送される『ラジオ・チャリティー・ミュージックソン』(ニッポン放送)で2回もメインパーソナリティとして出演経験がありますが、それでも長時間収録というのは喉に優しくなかったのでは?はい。だからのど飴いっぱいなめました。しょっちゅうなめてました。あと顆粒の龍角散。5時間の間に「これでもかっ!」っていうぐらいいっぱいサラサラやってました(笑)――やはり想像以上にきついお仕事なんですね。はい。「声だけのお仕事だし、動かないからそうでもないでしょ」って知らない方は思うかもしれませんが、大変お腹が空きます。だからすごくエネルギーを使っているんだと思う。最初はブースにお菓子とかパンとかたくさん用意されてあって「しゃべるだけなのに、どうしてこんなに食べ物があるのかな?」と思っていたんですけど、正解でしたね。休憩になったらもう「はいっ!」ってサンドイッチやおにぎりを食べていました。たぶん、声をお腹から出すからでしょうね。映像のお仕事は、よほど変わった物語じゃない限り、普通の人間のテンションでニュートラルにしゃべるんです。舞台はまた違うんですけど、「Audible」や音の表現の場合は本当にお腹からしゃべらないと息が続かない。あとは「てにをは」や滑舌の正確性をすごく要求されたので、神経も使いました。――ちなみにマーベルで他に好きなキャラクターはいますか?『X-MEN』に出てくるハル・ベリーが演じたストームという髪の白いキャラクターがすごく好きです。カッコいい女の人ってあこがれます。――ではブラック・ウィドウもカッコいい女性だから…。そう! とても光栄でした!――『オーディブル MARVEL‘s ウェストランダーズ ブラック・ウィドウ』の聴きどころは、いかがでしょうか。私はとてもアナログな人間なんです。そんな私が最新テクノロジーで声を演じる。それは昔のラジオドラマのようなアナログさがあり、そのクオリティの高い融合を楽しんでいただきたい。音だけの世界ですので、年を取ったブラック・ウィドウの部屋のインテリアはどんな感じなのか、どんな建物なのか、どんな状況なのか。登場してくるイケすかない親父もどんなビジュアルなのか。空想力って現代人にすごく欠如していると思うんです。空想する余白を作ったり、空想する頭の筋肉を鍛えることがものすごく大事な時代のように思います。たぶん、「Audible」はそれを提供してくれる場。私がどこまでブラック・ウィドウを表現できたのかは分かりませんが、大目に見ながら(笑)、楽しんでいただけると幸いです。●精密で完璧主義者で生きてきたわけではない――斉藤さんは来年で芸能生活40周年を迎えます。そうなんだ! やだー(笑)――ご自身の仕事を振り返って、どんな40年でしたか?長くてゆるくて適当な40年だったような気がしますね(笑)。もちろん、大変なことはたくさんありました。ですがだからこそ、ゆるくてぬるくて適当にそれを乗り越えるすべを、いつの間にかに身につけた感じがします。少なくとも精密で完璧主義者で生きてきたわけではないです。――意外です!それこそ『スケバン刑事』の時代も、仕事をきちんとやろうとか、そういうことを考えている暇がないぐらいにどんどん次の仕事が来るんです。そんなとき、私にできるのは、穴を開けず、四方八方から投げられてくるボールをとにかく打ち返す。打ち返す先の精度よりも、全部打ち返すことが大事。そういった意味での「適当」ではありますね。理屈や御託の前にとにかくやる。「できない」「無理」「それじゃ休めない」とかではなく、馬車馬になってもいいから、与えられた仕事はとにかくやらなければいけないと思ってました。そこから初めて自分の意見が芽生えてくるというような生き方だったと思います。――経験をして乗り越えたからこそ、芽生えるんですね。そうです。何も知らないうちから「無理」なんて決めつけては広がらない。正解ではないんでしょうけど、一言で言えば「観てくださる方が納得してくださればいい」というお芝居もしてきたように思います。よく結婚式の披露宴で30分も決められたような祝辞を述べられる方がいらっしゃいますが、それよりも、はちゃめちゃな5分でもいいから心がこもっていて、エネルギーや面白さが内包されたもののほうが心に残るじゃないですか。――確かに。テレビや映画を観てくださる方も、台本を持って私たちのお芝居を観ているわけではない。肝心なのは、その通りにやることではなく、観てる側に物語の言わんとすることや、そのときの人間の感情の揺れが届くかどうか。テレビ画面やフィルターや媒体を乗り越えていかに感動させるか、笑わせられるか、ウキウキさせるか、あるいは切なくさせるか。そうした熱量を届けることが主体だと、私は思うんです。台本をそのままなぞるのではなく、それよりもお客さんが「感動した」とか「そうだよね」「圧倒された」って思ってもらいたい。逆に「ちゃんと指示通り指定通りやってるね」って思ってもらわなくてもいい。――なるほど。斉藤さんのお芝居が心に届く理由が分かった気がします。だからある意味、私は演出家や脚本家の方にいつもケンカを売っているようなところがあります(笑)。にっこり笑って「すみません、間違っちゃいました」と言いながらも、「お客さんに納得してもらえればそれでいい」と思っているところがありますね。――ザ・表現者という感じですね。でもそれがいいか悪いかと言えば、たぶん悪いところもたくさん背負っていると思います。それによって私が得られなかった仕事とか、あるいは私のそうした表現の雑な部分が悪い面に転がったところも、必ずしもないわけではないと思う。だけどそれを承知の上で、あえて私は、自分の信じるアプローチで演じてきたように思います。そんな40年でした。○■エゴイスティックだし、暴力的なやり方だった――斉藤さんと言えば、清純派、知性派としてのイメージが付与されていたと思うのですが、当時それは窮屈ではなかったですか?そこに関しての悩みはなかったですね。清純派と言われるから清純をお届けしなきゃとか、知的と言われるから勉強しなきゃとかも思わない。自分の思うことを大事にしてきただけ。それはたぶん、清純派とは真逆にすごくエゴイスティックだし、暴力的なやり方だったと思います。でも私はそういう風にしかできなかった…。――ご自身を貫くしかなかった。というか、それ以外のものを追求したとして、とても遠回りになるんじゃないかと。限られた時間の中で、それ以外のことをやっている暇はなかった。特にこの年齢になり、死というものを意識するようになってきて、余計、そうやって自分を煩わせるものが無駄に感じるようになった。芸能界なんてある意味、軽薄さとフェイクみたいなものが正しいとされがちな世界観じゃないですか。その中で、どれだけの人の心をつかめるのか、そっちの方が大事だと、デビュー当時からなんとなく察知していたように思います。――40周年を迎えられますが、今後チャレンジしていきたいことはありますか?ちょっと海外に住んでみたいというところはありますね。ずっと日本にいると、それだけで気持ちが淀んでしまうという思いがあります。あとは新しいチャレンジというより、マネージャーさんが「こういうお仕事どうですか」と言われたら「いいんじゃない」って答えて、時が経ってから「そう言えばその台本、どこへ行ったっけ」っていうぐらい、ゆるくぬるくやっていきたい。何か特別にこれをしたい、っていうより、その時の流れでいいと思います。●斉藤由貴1966年生まれ、神奈川県出身。84年、第3回「ミスマガジン」でグランプリを受賞して芸能界入りし、翌年2月に「卒業」で歌手デビュー。同年4月スタートのドラマ『スケバン刑事』(フジテレビ)で連続ドラマ初主演を果たし、86年の連続テレビ小説『はね駒』(NHK)ではヒロインを演じた。近年は『警視庁・捜査一課長』(テレビ朝日)、『大奥』(NHK)、『Dr.チョコレート』(日本テレビ)や、現在放送中の『いちばんすきな花』(フジテレビ)などのドラマに出演。11月8日からAmazon オーディブル 『MARVEL‘s ウェストランダーズ ブラック・ウィドウ』が配信され、12月には毎年恒例となっている「Xmas live」を今年もBillboard Liveで開催する。衣輪晋一 きぬわ しんいち メディア研究家。インドネシアでボランティア後帰国。雑誌「TVガイド」「メンズナックル」など。「マイナビニュース」「ORICON NEWS」「週刊女性PRIME」など。カンテレ公式HP。メルマガ「JEN」。書籍「見てしまった人の怖い話」「さすがといわせる東京選抜グルメ2014」「アジアのいかしたTシャツ」(ネタ提供)、制作会社でのドラマ企画アドバイザーなど幅広く活動中。 この著者の記事一覧はこちら
2023年11月08日’17年夏に医師のX氏との不倫が報じられた女優の斉藤由貴(57)。11月1日、「文春オンライン」が今も2人が関係を持っていると報じた。記事によると10月28日夜に、X氏が経営するクリニックで斉藤とX氏がドアを挟んで押し問答をしていたという。斉藤がクリニック前で泣き崩れている衝撃的な写真も公開され、波紋を呼んでいる。斉藤の事務所は「2017年以降、(X氏と)お付き合いはしておりません」と答えたというが、そもそも斉藤は独身時代から尾崎豊さん(享年26)や川崎麻世(60)との不倫が報じられていた。’94年、2歳年上の会社員と交際期間約1年で結婚し、その後、長女の女優・水嶋凜(23)ら3人の子供が誕生。“落ち着いた”かと思いきや’17年8月、X氏とのW不倫が発覚したのだ。斉藤は当時、釈明会見を開き、「家族みんながお世話になっているお医者さん。(男女の関係とか)そういうことではないです」と不倫関係を否定。しかし翌月に一転し、《お相手の男性に、女優としても、女性としても、頼りすぎてしまいました。でも、もう、終わりにしました》と不倫を認める謝罪文を発表した。不倫を繰り返してきた斉藤だが、夫の不倫は許せないようだ。’07年6月6日放送の『グータンヌーボ』(フジテレビ系)で斉藤は、江角マキコ(56)や美波(37)と恋愛観について鼎談。「パートナーが浮気していたらどうする?」という質問について各々の考えを述べていた。江角が「絶対に言わない。突き詰めないと思う」というと、斉藤は「言わないんだ?!」「言わなかったら、だって旦那さんはそのまま浮気を続けるかもしれないでしょ?」と尋ねた。江角が「浮気してる人に『別れて』って言ったって、そう簡単に別れないと思うんですよ」「ラチのあかない喧嘩をするよりは、『まっ、いずれ終わるでしょ』と思いながら、胸に閉まっておく」と話すと、斉藤はこう語った。「私は、言わずにはおられないことは全部言う。だって、そうしなかったら一生一緒にいるの辛い気がする。どんなに醜くっても、そういうところ全部見せられる相手って旦那さんだけだから」(原文ママ)さらに美波が「(彼氏が)浮気しても全然構わない」と言うと、斉藤は「え?!」とビックリ。江角が「基本的にこっちの日常が何も変わってなければ、私も構わないかな」と言うと、斉藤は「人によって考え方って全然違うんだ」「浮気されても別れようって風に思わないんだなぁ……。それって何なんだろう」と呟き、「私は多分、浮気されたら別れると思う」と発言。そして、こう続けた。「私だったらきっと、粉々になっちゃう。何かもう、考えただけで涙が出てきそうになっちゃうもん」「もしそういうことがあったら、本当多分すごい悲しくなる」さらに涙ぐみながら「本当に悲しくなっちゃうと思う。やっぱりすごい好きだから……」と語った。「自分の不倫は良くて、夫が不倫をするのはダメ」ではまるで二枚舌だが、斉藤は夫が“粉々になる”とは思わなかったのだろうか――?
2023年11月03日’17年夏に医師の男性とのW不倫が報じられた斉藤由貴(57)。衝撃的な写真が流出したこともあり、このスキャンダルは世間を大きく騒がせることに。男性との関係解消を報告したのち、半年ほどの謹慎期間を経て芸能活動を再開した斉藤だが、11月1日に配信された「文春オンライン」で、またもその男性とのトラブルが報じられてしまった。記事によると、斉藤は男性の勤務するクリニックの入り口で押し問答となり号泣。警察が駆けつける事態になったという。斉藤の事務所は、男性との交際の継続は否定している。そんななか懸念されるのが、’21年1月に女優デビューを果たした長女・水嶋凜(23)への影響だ。「もともと水嶋さんは、女優を目指してはおらず大学でも映像を専攻するなど”撮る側”に興味があったことを明かしています。しかし、’19年に斉藤さんも出演する映画『記憶にございません!』の完成披露試写会の舞台あいさつを見て、女優になりたいとの思いが芽生えたそうです。’21年1月にデビューして以降、水嶋さんは、’22年の朝ドラ『ちむどんどん』や、NHKドラマ10の『大奥』にも出演。来年2月に上演される舞台『エウリディケ』では主演を務めることが発表されるなど、ブレイクが期待される存在になりつつあったのですが……」(芸能関係者)■「斉藤由貴の娘であることを背負わせない方が…」語っていた葛藤水嶋のデビューは’21年1月だが、“斉藤由貴の娘”であることは’22年3月に週刊誌で報じられるまで公にはされてこなかった。それには、斉藤の“公にしたくない”という意思が関係していたという。「7月に放送された『おしゃれクリップ』(日本テレビ系)では斉藤さんが『自分の娘であることを表に出したくなかった』『これからのことを考えた時に、それ(斉藤由貴の娘であること)を背負わせない方がいいんじゃないかって』と語っており、娘であると公表することに抵抗感があったそうです。斉藤さんといえば、故・尾崎豊さん、川崎麻世(60)さん、そして医師の男性と3度にわたって不倫が報じられ“魔性の女”というイメージが色濃くあります。その印象を背負わせたくないという意図もあったのでしょう。しかしもはや、水嶋さんは斉藤さんの楽曲をカバーして歌手デビューするなど、斉藤さんの娘であるということをいい形で活かして活動していました。不倫報道のイメージもかなり薄れて、斉藤さんも『いちばん好きな花』(フジテレビ系)といった話題作に出演するなど女優としての評価も高まるなか、警察沙汰の騒ぎを起こしてしまった。せっかく少しずつ芽が出てきた水嶋さんの今後の女優活動にも悪影響を及ぼしかねません。それでも、自身の行動を止められなかったのは、斉藤さんにも相当の事情があったのでしょう……」(前出・芸能関係者)母親のスキャンダルの余波が危ぶまれる水嶋。くしくも、3度目の不倫騒動で落ち込む斉藤を励ましたのも水嶋だった。「医師の男性との不倫騒動の影響で、斉藤さんは大河ドラマ『西郷どん』の出演も辞退、レギュラーのラジオ番組も休止、複数のCMも降板となり、『もう女優は引退かな……』と漏らすこともあったそうです。そんな斉藤さんを水嶋さんは、『ママには女優しかない!』と励ましました。そのおかげで、斉藤さんは引退を思いとどまったそうです。騒動直後のテレビ番組でも、水嶋さんは『普通のお母さんより、私は今の若干スリリングなほうが好きだよ』と語り、斉藤さんは目に涙を溜めながら『ありがたいと思っています。たくさん迷惑を掛けているので……』と感謝の想いを伝えていました」(前出・芸能関係者)母娘で支えあい、今回の騒動も乗り越えられるか――。
2023年11月02日映画『あぶない刑事』最新作の製作発表会見が1日に都内で行われ、舘ひろし、柴田恭兵、浅野温子、仲村トオルが登場した。1986年にテレビドラマ放映され、数多くの社会現象を巻き起こした『あぶない刑事』。軽妙なトークと激しいアクション、オリジナルな世界観で数多くのファンを魅了し愛され続けてきた。2016年公開の映画『さらば あぶない刑事』でシリーズの幕を閉じたと思われた『あぶデカ』が、8年の時を経て復活する。○■『あぶデカ』最新作で昇進も近年の役柄とのギャップに「ダイナミックな格下げ」ドラマでは新米刑事だったが、今作では捜査課長へと昇進した町田透を演じる仲村。自身が演じた役柄の紹介を聞くと「いま、捜査課長になったのが、めでたいようなニュアンスで紹介していただいたんですけど、僕は近年の仕事で割と大きな会社の社長とか、総理大臣とかやってきたんです……それに比べると港署の課長っていうのは、びっくりするぐらいダイナミックな格下げという感じで(笑)」と笑いを誘う。「しかも37年前と同じ後輩ポジションという……実人生では絶対経験したくないバンジージャンプのような役柄を楽しんで演じました」と笑顔を見せていた。また、久しぶりの復活となるタカ(舘)とユージ(柴田)のコンビを間近で見た仲村は「このかっこよさが40年近く変わらないというのは、本当に異様な奇跡だと思いますし、『あぶない刑事』が足掛け38年続いた魅力の源であることは間違いないと思います」と語った。舘、柴田、浅野と一緒だと後輩ポジションに収まってしまうという仲村は「特に皆さんの前で話をしなきゃいけない時は、最終的には僕がなんとかしなきゃいけないなという意識を常に持っています」と話し、「質問を聞いていらっしゃらない方や、話し始めて質問がなんだったのか忘れてしまう方もいらっしゃるので(笑)。俺が何とかしないと! という気持ちをもって臨んでいます」と直前に質問を忘れてしまった舘のことをほのめかし、会見を盛り上げた。
2023年11月01日2度にわたって不倫を報じられ、ラジオ番組のパーソナリティーを降板するなど、芸能活動の窮地に立たされているジャングルポケットの斉藤慎二(40)。そんな斉藤について、お笑い芸人のエハラマサヒロ(41)がX(旧ツイッター)に投稿した意見が波紋を呼んでいる。《確かにした事は良くないけど、家族見たらあんだけ忙しいのに時間作ってて俺はいいパパだなと思ったよ斉藤》(9月6日付)斉藤への“批判一辺倒”である現況に対して、一石を投じる意図もあったようだが、ネット上ではエハラの投稿への反発の声ばかりが溢れることとなった。《不倫している男性はいいパパではないと思うが…》《不倫してる時間あれば忙しくはないだろう》《子供に時間作るのがすごいことなんて価値観、一般人にはないですよ。当たり前です》《やはり芸能人は感覚が変ですね。子供のために時間を作るなんて、世の中のすべての親がやっていますよ》また、エハラの投稿自体が“余計”だったのではないかといった意見も出ている。《悪いことをした友人を叱るのが本当の仲間です》《SNSで言わなくても斉藤さんに直接言ってあげたらいいのにって思うよ》思わぬことで自身の不倫問題が再炎上することとなった斉藤は、エハラのエールをどのように受け止めているのだろうか。
2023年09月08日8月30日、大ヒット漫画の実写化映画『ゴールデンカムイ』のキャストが発表され、舘ひろし(73)が土方歳三役で出演することが明らかになった。舘は映画の公式サイトに以下のコメントを寄せている。《今作は、実は土方が生きていたら…という設定ですが、土方歳三というのは、常々演じてみたいと思っていた役でした。土方は、誰よりも武士ということに憧れ、武士よりも武士らしくしたいという想いがあったのではないかと、原作漫画に加え、土方の本も読み直し、イメージを膨らませ、演じさせていただきました》公開された舘のビジュアルの再現度の高さが話題になっているが、SNSでは意外なところに注目する声もあがっていた。《舘ひろしさんの「土方歳三は常々演じてみたいと思っていた」という言葉、渡哲也さんも昔『五稜郭』で土方歳三やってたもんなあ……と勝手に行間を読んでグッときてしまった》《里見浩太朗主演の「五稜郭」という特番ドラマのキャストなんだが、今から35年前か。これに舘ひろしも出ているのよね。「蝦夷の最後の戦いで、土方歳三が生き残っていたとしたら」・・・その役作りに渡土方の影響があったとしたら、熱いものが在るね》《舘ひろしさんが「土方歳三というのは常々演じてみたいと思っていた役でした」って仰ってるのぐっときちゃうな…早世した人物だから実際には30代くらいまでの役者しか演じるチャンスがない役だけど、金カムのストーリー上70代で演じることができたっていうの、巡りあわせだなあ》舘はかつて本誌のインタビューで故・渡哲也さん(享年78)への思いを明かしている。「やっぱり渡さんに会えたことが僕にとっていちばん。渡さんを通して、昔の映画スターという人たちのたたずまいというか生きざまを身近で見てこられたのが人生の財産になりましたね」(本誌‘21年2月9日号掲載)舘は渡さんの背中をずっと追い続けてきた。「舘さんがデビューしたてで演技に自信がなかったときに、渡さんに『君には華がある』と励まされ、『この人に一生ついていこう』と決めたそうです。また、渡さんから教わった演技論を今も胸に刻んでいて、舘さんは渡さんのことを人生の師と呼んでいるそうです。『五稜郭』では壮絶な最期をとげる土方歳三を渡さんが熱演し、大変話題になりました。作品は違えども、そんな渡さんと同じ役を演じられることを舘さんは喜んでいるのだと思います」(スポーツ紙記者)人生の師が演じた憧れの役を70代で掴んだ舘。土方役にかける思いは誰よりも強い。
2023年08月30日キャバクラ嬢との不倫を報じられた、お笑いコンビ「ジャングルポケット」の斉藤慎二(40)。8月17日配信の『FRIDAYデジタル』によると斉藤は今年6月に九州を仕事で訪れた際、福岡のキャバクラに来店。そこで女性とLINEを交換し、そのまま午前3時すぎに女性の自宅へ行き関係を持ったという。記事では斉藤と女性のLINEのやり取りが掲載されており、「今から会う?」など生々しくもスピード感のあるやり取りが見て取れる。そして、そこから約2カ月での不倫発覚となった。またスクープされると同時に、斉藤だけでなく妻でタレントの瀬戸サオリ(35)もInstagramを更新し謝罪。相方のおたけ(40)もスクープの翌日にはSNSで謝罪するなど、各方面がスピード感のある対応を行っていたのも特徴的だ。もともと“愛妻家”のイメージも強かった斉藤。それなりの批判やCMの削除など一定の社会的制裁は受けているものの、レギュラーを務める朝の情報番組では公開謝罪してそのまま出演継続。ダメージは最小限にとどまっている印象がある。数多くの不倫が報じられる今、“比較的ダメージが小さい”とも言えるこの現状。コラムニストのおおしまりえ氏は「斉藤さんの不倫には、2つのスピード感を感じる。また彼のようなスクープは今後増えるのではないか」と予想する。その真意を聞いた。■2つのスピード感が生み出す被害の小ささ斉藤さんの不倫は発覚から現在まで約1週間ですが、かなり沈静化した印象です。そこには、2つの“スピード感”が関係しているように思います。1つは、不倫から発覚までのスピード感です。スクープでは6月にLINEを交換し、その日のうちに体の関係を持ったことのみ伝えられています。つまりその後のやり取りや関係については、報じられていません。1回だけの火遊びやハニートラップと見るかは人それぞれですが(どちらにせよ妻としては怒り心頭モノですが)、斉藤さんの人間的な“ゲスさ”が特に報じられなかったのは不幸中の幸いとも言えます。過去の不倫報道では手書きの手紙や日記、生々しい行為やLINEでの要求など、人によって様々な裏の顔が報じられてきました。その結果、イメージを大きく落とした芸能人も多いのは皆さんご存知のところでしょう。結局はスクープになった際に問題となるのは不倫という行為だけでなく、そこに付随する人間的な部分。今回、その点は最小限に抑えられたと言えそうです(もちろん、だから不倫しても良いという話ではないです)。もう1点のスピード感とは斉藤さんや奥様など、関係各所が取れるだけの対応を早急に取ったという点です。妻の謝罪などは、一部からは「やりすぎでは?」とリアクションが出るほどです。筆者も個人的には「別にわざわざ出さなくても……」とは思うものの、身内(妻)による終了(許す)宣言のインパクトを、今回の報道では感じることとなりました。現実としてスポンサー関係のダメージは一定程度まぬがれませんが、レギュラー出演する番組などへは引き続き出演するなどの対応がなされています。そういう意味で、現状は社会的ダメージが少なく済んでいます(今後どうなるかは分かりませんが)。こうした“2つのスピード感”が、今回の不貞スクープでは特徴として特に挙げられるのではないでしょうか。■『一億総タレコミ時代』の不倫リスクを考える「よくある芸人の火遊び」一昔前ならそう例えられ、お咎めなしの時代もあったかもしれません。しかし時代の空気は、ノーダメージとは言えません。筆者は今後、こうしたスピード感のある小粒の不倫報道がさらに増えるのではと予想します。その理由は、「一億総タレコミ時代」になっているからです。一昔前はタレコミといえば、業界誌にツテを頼って売るといった、限られたルートのみが存在しました。しかし、今は業界誌も一般人へ門戸を開いています。またマスメディアが関心を示さなくても、暴露系YouTubeやインフルエンサー、SNSアカウントを活用すればいくらでも世間に発信する方法はあります。こうしたツールの発展により、今後は暴露前提のハニートラップが増えることが予想されます。同時に真剣交際だったとしても、問題が起きたら暴露の選択肢を気軽に取られることも考えられます。こうした背景を踏まえると、今後は一億総タレコミ要員になるのではないでしょうか。いつ何時でもバレる可能性が高い状況において、もっとも低リスクなのは火遊びしないことではあります。その次くらいに、人間的なゲスさが薄まった“一晩限りの関係”になるのかもしれません。実際に関係が希薄なものほど暴露する側も感情移入せず、情報を外に出すことが予想されます。そうなると“不倫したら問答無用で社会的制裁”といった今の流れも、見直す時が来ているように思います。皆さんは今回の不倫報道について、どう思ったでしょうか。(文:おおしまりえ)
2023年08月29日