新型コロナウイルスの流行により、私たちの働き方は急激な変化を遂げました。毎日定時に出社することが当たり前ではなくなり、入社以来一度も会っていない同僚がいるなんていう話も珍しくなく、副業が許される企業も増えました。しかし、様々な働き方が選択できるようになった一方、会社の規則や労働法でもカバーできない問題点も出てきました。これはOKなのか?NGなのか?そうした職場の労務にまつわるモヤモヤとした悩みを、社労士の村井真子さんが解説する『職場問題グレーゾーンのトリセツ』(アルク)より一部をご紹介します。■上司からのSNSの友だち申請、どうする?【相談】上司からSNSの友だち申請を受けましたが、ちょっと微妙です。⇒【アドバイス】ソーハラの可能性も。気が乗らないことは伝えましょう。LINEを含めたSNSは多くの人が日常的に使うコミュニティツールです。便利ですが、社内の人間関係を持ち込むとリスクも伴います。SNSに仕事上の人間関係を持ち込んで嫌がらせや迷惑行為を行うことを「ソーシャル・ハラスメント(ソーハラ)」といいます。典型的な例は「いいね!」などのリアクションの強要、SNS上で公開している私生活情報への干渉、威圧的なコメントの書き込み、交友関係に対する口出しなどです。SNSはプライバシーに関する情報も書き込まれるので、そこから得た情報を本人の同意なく社内に流布することもソーハラになります。こうしたソーハラにあわないために、自衛することが大切です。アカウントを複数使い分けたり、公開範囲を限定するなど対策をしておきましょう。また、日頃からSNSではプライベートな友人からしか申請を受けないと公言しておくと、申請を断りやすくなります。ある企業の調査(※1)では、先輩・上司のSNSアカウントと相互につながっていると回答した人に対して、どんな経緯でつながることになったのかを聞いています。最も多かったのは「会話の流れでつながった」でしたが、次いで多かったのが「上司に発見された」でした。この調査では、先輩や上司とつながったメリットを感じているとした回答もありましたが、「悪かった」という回答では「上司に常に監視されている気がする」「上司の承認欲求が面倒」「公私混同してしまう」など、職場の人間関係に影響を感じるとしたものも少なくありませんでした。他のハラスメントと同様に、ソーハラも加害者は被害者が迷惑だと思っていないことが多いものです。したがって、自分が不快であることを伝え、改善を求めましょう。直接言いにくい場合は、社内のハラスメント相談窓口を活用することもできます。※1株式会社ビジュアルワークス「上司のSNSアカウントを探し出している!イマドキのSNSは複垢が常識?!「10代・20代・30代のSNSに関する意識調査」調査では社員の6人に1人が上司や先輩のアカウントを探しているというデータがあります。また、つながることをポジティブに反応しているのはインスタグラムであり、フェイスブックは否定的な反応が多いなど、捉え方の違いがあることが読み取れます。※本記事は『職場問題グレーゾーンのトリセツ』村井 真子(アルク)より一部抜粋・編集しています『職場問題グレーゾーンのトリセツ』村井 真子(アルク)ちょっと聞きにくい75のモヤモヤ疑問をすっきり解決!「知らなかった」で損をしない、働く人の必携書日本社会はかつてない速度で変化し、多様な働き方が定着しつつあります。でも、法律は現場の変化に追いついていません。また、法律を学ぶ間もなく、ぶっつけ本番で社会に出る人もたくさんいます。例えば、何はセーフで、何がアウトでしょうか?本書は、職場の問題に悩むビジネスパーソンのみなさんの参考になればと書きました。知識を武器に、自分の環境を整えたり、トラブル時に応急処置ができることを願っています。今日も明日も明後日も、みなさん一人一人が安心して働き続けていけますように。URL:
2023年07月04日新型コロナウイルスの流行により、私たちの働き方は急激な変化を遂げました。毎日定時に出社することが当たり前ではなくなり、入社以来一度も会っていない同僚がいるなんていう話も珍しくなく、副業が許される企業も増えました。しかし、様々な働き方が選択できるようになった一方、会社の規則や労働法でもカバーできない問題点も出てきました。これはOKなのか?NGなのか?そうした職場の労務にまつわるモヤモヤとした悩みを、社労士の村井真子さんが解説する『職場問題グレーゾーンのトリセツ』(アルク)より一部をご紹介します。■仕事中に私用のスマホを見てもいい?【相談】仕事中にスマホを見てばかりの同僚。新人への悪影響が心配です。⇒【アドバイス】勤務時間内のスマホの私的利用は、原則として認められません。多くの企業では、服務規律や情報漏洩リスク防止の観点から、勤務時間中のスマホの私的利用を原則禁止としています。特に会社が貸与しているスマホは会社として守るべき情報にも多くアクセスできるため、利用範囲を限定していることもあります。就業規則に規定があれば、スマホの私的利用について懲戒処分をすることも可能です。労働契約を結んだ段階で、労働者は会社に対して、職務専念義務を負うとされます。これは仕事の時間内は仕事に集中するという意味で、その対価として給与の支払いが行われます。ですから、スマホばかり見ているのは問題があると言えます。仕事上の必要があってスマホを操作しているとしても、第三者からは何のために触っているのかがわかりません。したがって、基本的には私的利用は控えたほうがいいでしょう。実際に、トイレで1日20分程度のスマホゲームをしていた職員が戒告処分を受けた例(※1)もあります。でも、家族や子どもに関する緊急の連絡が入ったり、こちらから家族へ連絡しなければならないことも十分想定できます。緊急やむを得ないスマホの利用は一定の範囲内で許されるべきだと思います。例えば、会社のパソコンを利用して業務中に私用メールを送る行為について、常識的に許される範囲であれば認められるべきだとした裁判例(※2)もあります。スマホは高度な情報機器なので、本人が意図せずとも情報漏洩が行われたり、うっかり誤送信をする可能性もあります。勤務時間中はスマホをカバンから出さない・持ち込まないなどのルール作りや、勤務中の私用スマホは特定の場所でのみ認めるといった工夫によって、コンプライアンス意識の向上を見込めるといいですね。※1埼玉県の飯能市で2015年に行われた処分です。処分を受けた職員は1年にわたり1日3〜5回、1回5分程度スマホゲームをしていました。公務員には地方公務員法で職務専念義務が定められており、その違反として懲戒処分を科された例です。※2グレイワールドワイド事件(東京地判平成15年9月22日)会社のパソコンを使った私用メールの送信が職務専念義務に違反するか否かが争われた事件です。判決では、労働者といえども個人として社会生活を送っている以上、就業時間中に外部と連絡を取ることが一切許されないわけではないとされ、業務に支障をきたさない程度の私用メールは許容されると判断されました。※本記事は『職場問題グレーゾーンのトリセツ』村井 真子(アルク)より一部抜粋・編集しています『職場問題グレーゾーンのトリセツ』村井 真子(アルク)ちょっと聞きにくい75のモヤモヤ疑問をすっきり解決!「知らなかった」で損をしない、働く人の必携書日本社会はかつてない速度で変化し、多様な働き方が定着しつつあります。でも、法律は現場の変化に追いついていません。また、法律を学ぶ間もなく、ぶっつけ本番で社会に出る人もたくさんいます。例えば、何はセーフで、何がアウトでしょうか?本書は、職場の問題に悩むビジネスパーソンのみなさんの参考になればと書きました。知識を武器に、自分の環境を整えたり、トラブル時に応急処置ができることを願っています。今日も明日も明後日も、みなさん一人一人が安心して働き続けていけますように。URL:
2023年07月03日「多嚢胞性卵巣症候群」と診断を受け、治療を受けていたママぺいさんですが、なんと新型コロナウィルスが猛威を振るい始めたタイミングで妊娠が判明! 勤めていた職場は在宅ワークへと切り替わり、さらに医師に母健連絡カードを書いてもらったことで、出産が終わるまでママぺいさんは在宅ワークをすることに。在宅ワークでは出勤の必要もなく、つわりや体調が悪いとすぐに横になれるなど、妊婦のママぺいさんにとってはとてもありがたい働き方だったのですが、コロナ禍でママぺいさんがよかったと思うことはそれくらいだったのです……。1歩外へ出ると、病院の付き添いや立ち会い出産など、すべてNGと言われてしまったママぺいさん。仕方ないとは思いながらも、コロナ禍ではなにかと生活に制限がついてしまっていたことで、ママぺいさんはうんざりしてしまうのでした。 そして時間は経過し、新型コロナウィルスの感染が一時的に落ち着き始めた年の夏に引っ越しを決意することに。タイトなスケジュールだったものの、なんとか新しい家を見つけることができ、新居で新たな生活がスタートしたのでした。 新しい生活がスタート! 最初におこなったことは? ママぺいさんが新居に引っ越してから1番におこなったこと……。 それは新しい産院探しでした。 「1度は諦めた無痛分娩だけど、行けるところなーいかなっ!」 スマホで検索を開始するものの、なかなかいい産院は見つからず……。 しかし、しばらく検索を続けていると、ママぺいさんの理想の条件にあった産院を見つけることができたのです! 「ここしかありえん」 そう思ったママぺいさんは、光の速さで予約をしたのでした。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ママぺい2020年生まれの男の子のママです!関西在住です。インスタグラムで、私(ママぺい)、夫(パパぽん)、息子(子ぽん)の日常のお絵描きを更新してます!
2023年07月03日新型コロナウイルスの流行により、私たちの働き方は急激な変化を遂げました。毎日定時に出社することが当たり前ではなくなり、入社以来一度も会っていない同僚がいるなんていう話も珍しくなく、副業が許される企業も増えました。しかし、様々な働き方が選択できるようになった一方、会社の規則や労働法でもカバーできない問題点も出てきました。これはOKなのか?NGなのか?そうした職場の労務にまつわるモヤモヤとした悩みを、社労士の村井真子さんが解説する『職場問題グレーゾーンのトリセツ』(アルク)より一部をご紹介します。■内緒で副業をすることはできる?【相談】会社に内緒で副業を始めたらしい同僚。バレないんでしょうか?⇒【アドバイス】住民税が変動すればバレます。副業が発覚するいちばん多いタイミングは、五月から六月頃です。理由は住民税の通知書がこの時期に届くからです。「住民税」は、所得割と均等割で構成されています。所得割の部分は、前年所得に応じて計算されます。前年所得とは、年末調整や確定申告で決定された額です。副業で得た収入が20万円を超えると確定申告が必要になりますが、住民税は「年末調整で会社から申告されている所得」と「確定申告で申告された所得」との双方から徴収額を決定します。一般的に、会社員は給与天引きで住民税を納め、会社がまとめて納付するので、住民税の金額は会社も知ることができるのです。なお、住民税についての通知は、会社から労働者に渡すことになっています。もちろん、副業をしていなくても住民税が変動することはあります。例えば、資産の贈与があったり、配当収入があるなどによって所得自体が増えた場合、また住宅ローン控除が終わるなど控除を受けられる範囲が少なくなった場合は住民税額が変動します。しかし、そうした事情を会社に知らせず、あまりに前年度と差があれば、副業を疑われるでしょう。また、日々の勤務に支障が出て副業を疑われることもあります。遅刻や欠勤、勤務中のミスが増えると、会社としても副業の可能性を考え出します。副業自体に対する懲戒ではなくても、勤務態度に対する懲戒が行われる可能性はありそうです。2020年、労働者災害補償保険法(労災法)の改正によって、副業先でも労災保険に加入していれば、労災の給付対象になるような「ケガや休業」があった場合に、双方の賃金額を合算して給付額を算定するようになりました(※1) 。つまり、労災事故が起こると、副業が発覚する構造になったのです。隠して副業すると思わぬところからバレてしまうので注意しましょう。※1厚生労働省「労働者災害補償保険法の改正について〜複数の会社等で働かれている方への保険給付が変わります〜」※本記事は『職場問題グレーゾーンのトリセツ』村井 真子(アルク)より一部抜粋・編集しています『職場問題グレーゾーンのトリセツ』村井 真子(アルク)ちょっと聞きにくい75のモヤモヤ疑問をすっきり解決!「知らなかった」で損をしない、働く人の必携書日本社会はかつてない速度で変化し、多様な働き方が定着しつつあります。でも、法律は現場の変化に追いついていません。また、法律を学ぶ間もなく、ぶっつけ本番で社会に出る人もたくさんいます。例えば、何はセーフで、何がアウトでしょうか?本書は、職場の問題に悩むビジネスパーソンのみなさんの参考になればと書きました。知識を武器に、自分の環境を整えたり、トラブル時に応急処置ができることを願っています。今日も明日も明後日も、みなさん一人一人が安心して働き続けていけますように。URL:
2023年07月02日3児の母であるサヤカワサヤコさん。長年、生理症状に悩まされており、末っ子の長女を妊娠する前に子宮筋腫が見つかりました。出産後改めて検査をするとなんと横幅13cmほどになっていたことが判明! 悩んだ末に子宮全摘出の手術を受けることにしたのですが、ちょうど新型コロナウイルスの感染が広がっていた時期で……。 医師の提案にある心配が手術をする意思を固め、検査日程も組んでいたものの、ちょうどそのころ新型コロナウイルスの感染拡大が始まっていました。 「こんな状況で手術はできるのだろうか……」と不安になったサヤカワさんは担当医に相談。手術日を延期することなったのですが、大きな筋腫を抱える中、自分の体力が延期した手術日までもつのがも不安で……。※子宮筋腫は、子宮にできる良性の腫瘍です。30~40代の女性に多く、生殖年齢にある女性の20~30%にみられると言われています。子宮筋腫は良性の腫瘍ですが、大きくなると過多月経、月経困難症、不妊、圧迫症状など、さまざまな症状が現れるため、早めに診断・治療を受けることが大切です。※実際にはマスクをしている場面も、イラストでは省略しています。 更年期先取りって……。ほんと、こんなうれしくない先取りはないです。 ◇◇◇ 担当医が提案したのは「レルミナ作戦!」 レルミナとは子宮筋腫の治療薬。この薬を使うことによって、少しでも症状を抑えられる可能性があること、また子宮筋腫を小さくすることができれば、開腹手術ではなく、腹腔鏡手術ができるかもしれないということを説明されました。 ただ、副作用として「更年期症状」があり、さやかわさんはその点も心配だったようですが、「もし副作用で更年期症状が出ても、一足早く更年期を体験するみたいな感じなので、心配しないで!」と主治医。いや、ほんとそんな先取り、経験したくない……かも? 医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長) ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 サヤカワサヤコさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター サヤカワサヤコ
2023年07月01日新型コロナウイルスの流行により、私たちの働き方は急激な変化を遂げました。毎日定時に出社することが当たり前ではなくなり、入社以来一度も会っていない同僚がいるなんていう話も珍しくなく、副業が許される企業も増えました。しかし、様々な働き方が選択できるようになった一方、会社の規則や労働法でもカバーできない問題点も出てきました。これはOKなのか?NGなのか?そうした職場の労務にまつわるモヤモヤとした悩みを、社労士の村井真子さんが解説する『職場問題グレーゾーンのトリセツ』(アルク)より一部をご紹介します。■会社の不満をSNSで発信してもいい?【相談】つい会社の不満をSNSに書いたら、クビになりました!⇒【アドバイス】内容によっては解雇もありえるので、注意しましょう。会社の不満といっても、いろいろなレベルがありますよね。上司との相性の悪さ、休日出勤がつらい、という愚痴のようなレベルから、会社で深刻ないじめにあっていたり、明らかに法律違反の仕事の片棒を担がされている……といったものまで、その幅は広いと思います。企業や行政機関に対する内部告発であれば「公益通報者保護法(※1)」という法律があります。告発した人が解雇されたり、告発によって企業が被った経済的損失の賠償責任が及ばないようにするためのものですが、SNSのように不特定多数に向けて発信した場合はこの法律が守ってくれるわけではありません。SNSで企業に対して悪意がある情報を発信した場合や、企業が守るべき信用を積極的に傷つけた場合は、会社の就業規則に従って処分を受ける可能性があります。例えば、自社製品が不良品だと誤解させるためにわざと壊してみせたり、クレームを言ってきた相手について、見る人が見れば特定できるレベルで暴露したり。守秘義務があるのに業務内容について書き込んだりした場合も、処分の対象になる可能性が高いといえます。最近は大企業を中心として、SNSを含むソーシャルメディアガイドラインを定めたり、利用規定を設ける動きが出ています。業務外の時間までSNSの利用を禁止することはできませんが、意図的に会社を貶めるような内容や、会社の信用を傷つけるような情報の発信、広報アカウント以外の自社ロゴの使用や名称、版権利用を禁止する内容を服務規定に盛り込む企業も増えています。規定違反の投稿に対して、企業は他のスタッフや関係者、顧客を守るために行動せざるをえません。投稿の内容やレベル、頻度によっては、解雇処分になる可能性もあるでしょう。SNSは情報の伝え手と受け手の距離が近く、つい自分の持っている情報を出したり、インパクトある投稿をしがちです。会社の話を書き込みたいときは、一度立ち止まって本当にいいのかと考えてみてください。※1公益通報者保護法は、会社に一定の違法行為があることを内部から外部に通報することを保護した法律です。通報した人を解雇や減給などの不利益な処分から守ることを目的とし、二〇二二年の法改正では、企業に対して通報窓口の設置や内部の通報者に対する守秘義務が課せられました。※本記事は『職場問題グレーゾーンのトリセツ』村井 真子(アルク)より一部抜粋・編集しています『職場問題グレーゾーンのトリセツ』村井 真子(アルク)ちょっと聞きにくい75のモヤモヤ疑問をすっきり解決!「知らなかった」で損をしない、働く人の必携書日本社会はかつてない速度で変化し、多様な働き方が定着しつつあります。でも、法律は現場の変化に追いついていません。また、法律を学ぶ間もなく、ぶっつけ本番で社会に出る人もたくさんいます。例えば、何はセーフで、何がアウトでしょうか?本書は、職場の問題に悩むビジネスパーソンのみなさんの参考になればと書きました。知識を武器に、自分の環境を整えたり、トラブル時に応急処置ができることを願っています。今日も明日も明後日も、みなさん一人一人が安心して働き続けていけますように。URL:
2023年07月01日新型コロナウイルスの流行により、私たちの働き方は急激な変化を遂げました。毎日定時に出社することが当たり前ではなくなり、入社以来一度も会っていない同僚がいるなんていう話も珍しくなく、副業が許される企業も増えました。しかし、様々な働き方が選択できるようになった一方、会社の規則や労働法でもカバーできない問題点も出てきました。これはOKなのか?NGなのか?そうした職場の労務にまつわるモヤモヤとした悩みを、社労士の村井真子さんが解説する『職場問題グレーゾーンのトリセツ』(アルク)より一部をご紹介します。■数分の遅刻でも契約違反になる?【相談】毎日数分だけ遅刻してくる後輩。モヤモヤします。⇒【アドバイス】決められた契約を守れないと、懲戒の対象になります。会社と労働者は「雇用契約」という契約関係にあります。簡単にいえば、「会社の命令に従って労働力を提供します。その代わりに会社は給与を支払います」という約束を交わしている状態です。そして、遅刻はこの約束を破っていることになります。例えば、毎日午前八時から仕事を開始する、というのが始業時刻として定められているのなら、八時には仕事を開始できる状態でなければなりません。ですので、毎日遅刻している後輩の人は契約違反の状態です。就業規則の懲戒の項目として多いのは、「遅刻・早退・欠勤が多いとき」です。これは遅刻している事実そのものに対する制裁という面もありますが、一人に遅刻されることによって会社全体の「勤労に向かう雰囲気」が乱れることを懸念している面もあります。たった数分だからと遅刻を見逃していると、まじめに定時出社している他のスタッフに示しがつかなくなります。会社にこのような規定があれば、懲戒処分を受ける可能性が高いでしょう。また、「ノーワーク・ノーペイの原則(※1)」というものもあります。これは民法に根拠があり、労働者側が会社に対して給与を請求できるのは労働を提供した後だというものです。つまり、企業が遅刻された時間の給与をカットすることは合法(※2)です。実際、月給制であっても欠勤分を控除する「日給月給制」を採用している企業がほとんどですので、遅刻分の給与が差し引かれるのは制裁ではなく、単純にこの原則によるものです。「でも、電車が遅延するんだけど……」という場合もあるでしょう。これも程度によります。通勤時間帯の電車はダイヤが乱れることも多く、車通勤でも「この道はいつも混む」というポイントはあるものです。しかし、それが頻繁に起こることであるなら、それを見越して少し早く出ることも可能です。たかが遅刻、されど遅刻。社会人としての常識を疑われる行為ですので、後輩の人が考えを改められるといいのですが。※1ノーワーク・ノーペイの原則は、民法第624条の次の記載が根拠とされます。「労働者は、その約した労働を終わった後でなければ、報酬を請求することができない」※2三協工業事件(東京地方裁判所昭和四一年(ヨ)二二八四号判決)は、遅刻による勤務態度不良に関する懲戒を認めた裁判例です。この事件では遅刻だけではなく仕事に対して熱心でも誠実でもなかったため、会社の信用問題や経済的な不利益も発生していました。したがって会社による解雇処分は合法とされました。※本記事は『職場問題グレーゾーンのトリセツ』村井 真子(アルク)より一部抜粋・編集しています『職場問題グレーゾーンのトリセツ』村井 真子(アルク)ちょっと聞きにくい75のモヤモヤ疑問をすっきり解決!「知らなかった」で損をしない、働く人の必携書日本社会はかつてない速度で変化し、多様な働き方が定着しつつあります。でも、法律は現場の変化に追いついていません。また、法律を学ぶ間もなく、ぶっつけ本番で社会に出る人もたくさんいます。例えば、何はセーフで、何がアウトでしょうか?本書は、職場の問題に悩むビジネスパーソンのみなさんの参考になればと書きました。知識を武器に、自分の環境を整えたり、トラブル時に応急処置ができることを願っています。今日も明日も明後日も、みなさん一人一人が安心して働き続けていけますように。URL:
2023年06月30日「多嚢胞性卵巣症候群」と診断を受け、治療を受けていたママぺいさんですが、なんと新型コロナウィルスが猛威を振るい始めたタイミングで妊娠が判明! 勤めていた職場は在宅ワークへと切り替わり、さらに医師に母健連絡カードを書いてもらったことで、出産が終わるまでママぺいさんは在宅ワークをすることに。在宅ワークでは出勤の必要もなく、つわりや体調が悪いとすぐに横になれるなど、妊婦のママぺいさんにとってはとてもありがたい働き方だったのですが、コロナ禍でママぺいさんがよかったと思うことはそれくらいだったのです……。一歩外に出ると、悲しいことだらけで… リモート勤務に関しては、申し分がなかったママぺいさん。 しかし、外へ出るとコロナ禍ならではの悲しい現実を目の当たりにすることに……。 病院の付き添いや出産の立ち会いは全部NG。 さらに、楽しみにしていたプレママセミナーも中止になってしまったのです。 立て続けに悲しい現実を突きつけられたことで「コロナのせいで」と、ひとり涙する日もあったものの、日々おなかの赤ちゃんはすくすくと育ち、ママぺいさんのおなかは順調に大きくなっていきました。 そして、新型コロナウィルスの感染が一時的に落ち着き始めたタイミングで、引っ越しを決意したママぺいさん。 かなりタイトなスケジュールでしたが、爆速で新しいお家が決まって安心したのでした。 コロナ禍に突入し、あまりにも世の中が変わってしまったことで、生きづらさや窮屈さを感じた方も多かったと思いますが、ママぺいさんもまさにその1人でした。立ち会い出産がNG、プレママセミナーも中止されてしまうなど、自分の想像していたマタニティライフが送れず、「コロナのせいで……」と悲しい気持ちになっていましたが、こうも立て続くとやりきれなくなってしまいますよね。コロナ禍で妊娠した方は、ママぺいさんのように感じた方も多かったのではないでしょうか。監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ママぺい2020年生まれの男の子のママです!関西在住です。インスタグラムで、私(ママぺい)、夫(パパぽん)、息子(子ぽん)の日常のお絵描きを更新してます!
2023年06月30日娘が幼稚園に入園したのは、新型コロナウイルスが大流行して間もないころ。幼稚園で親が参加する行事は動画配信に代わり、ママ友との交流もほとんどないまま園生活を送っていました。しかし娘が年長さんになり卒園を間近に控えたころ、園生活で初めて親子遠足が開催されることになったのです。ママ友ゼロの私は行く前から不安でいっぱいだったのですが……。 ママ友ゼロ!不安しかない親子遠足娘の幼稚園生活、最初で最後の親子遠足で遊園地に行くことが決まりました。現地集合、現地解散で、ほとんどが自由時間というタイムスケジュール。平日の開催だったため夫の休みは取れず、私ひとりで年長の長女と4歳の次女を連れて行くことになりました。当日、遊園地に到着してびっくり。なんときょうだいがいる家庭のほとんどは、下の子を預けて参加しているではありませんか。遊園地は身長制限のある乗り物が多く、子ども1人に対して大人1人の付き添いが必要な乗り物がほとんどだったのです。 心強かった…同じクラスのママたち姉妹のどちらかを乗り物の前でひとりで待たせておくこともできず、どうしようか悩んでいると……。長女と同じクラスのお友だちのママたちが「一緒に乗ってあげるよー!」と声をかけてくれたのです。 数人のグループの中で、乗るチームと待つチームに分かれてくれたおかげで、姉妹は順番に乗り物に乗ることができました。絶叫系の乗り物が苦手な私に代わって、姉妹と一緒にジェットコースターに乗ってくれるママもいて、本当にありがたかったです。 遠足当日に初めて話したママばかりでしたが、その後も一緒に園内をまわり、私自身も久しぶりの遊園地を満喫することができました。他のママたちのサポートのおかげで、次女を連れていても、長女に我慢させることなく遊ばせることができたので、感謝でいっぱいです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 作画/ぐら子著者:河原りさ4歳と6歳の女の子ママ。花屋に勤務。都会のおでかけスポットや植物に関心あり。
2023年06月30日2023年5月に新型コロナウイルスが5類に引き下げられ、感染症対策は個人に委ねられることになりました。それを踏まえて、サッカーの現場で具体的にどうしたらいいか、悩んでいる指導者や保護者、お子さんも多いのではないでしょうか。そこで今回は、JFA医学委員会スポーツ救命部会の部会員で、東京オリンピックサッカー男子日本代表チームドクター、いわきFCのチームドクターとしても活動する福島理文先生(順天堂大学 循環器内科准教授)に、「育成年代のサッカー現場におけるコロナ対策」について、話をうかがいました。どこまで対策すべきなのか? 疑問を抱えている保護者、指導者、選手のみなさんは、ぜひ参考にしてみてください。(取材・文鈴木智之)<<関連記事:2021年配信新型コロナだけじゃない!風邪、インフルなどウィルスから子どもを守るための正しい感染症対策-日常生活編-サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■運動時のマスク着用は熱中症のリスクが高まり危険新型コロナウイルス対策として、真っ先に思い浮かぶのが「マスクの着用」です。2023年3月13日、厚生労働省はマスクの着用を「個人の主体的な選択を尊重し、個人の判断が基本となる」と発表しました。さらに、5月の新型コロナウイルス5類引き下げ以降、屋内でのマスク着用に関して「推奨」から「任意」に切り替える企業や団体が増加しています。上記の様なことから、暑さが本格化する7月以降、マスクをしない人がさらに増えることが予想されます。福島先生は「暑い時期にマスクをして運動すると、顔周辺に熱がこもり、かつ呼吸もしづらくなるため、熱中症のリスクが高まります」と見解を述べます。熱中症対策の観点からすると、サッカーのプレー中にマスクをする必要はないと考えられます。「ただし、スポーツ活動においては他者との距離が密接なことも多いので、一人が感染すると周囲に広がる可能性が高いです。そのため、熱がある、喉が痛い、咳が出るといった症状のある人は無理に参加せず、周囲への感染を防ぐためにスポーツ活動は控えましょう」さらに、こう続けます。「換気や手洗い、うがいなど、コロナ禍以前にもしていた感染症対策は継続すべきと思いますが、常時マスクの着用や黙食などは、そこまで神経質にならなくてもいいと思います。私自身、病院の中ではマスクをしますが、ドクターとしてベンチに入るときはマスクをません。もちろん飛沫から感染するリスクはありますが、日頃の体調管理をきちんとしていれば、感染リスクを減らすことが出来ると思います」サッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは■飲み物の管理、ビブスの使いまわしはどうなる?これまでサッカーの現場では、飲み物の管理やビブスの着回しなど、意識的に対策を行ってきました。新型コロナウイルスの5類以降の取り組みついて、福島先生は「飲み物は直接口をつけるものなので、個人のものを用意したほうがいいですが、ビブスの着回しは神経質にならなくてもいいと思います」とアドバイスを送ります。サッカー活動中の食事に関しても「飛沫感染には注意が必要ですが、子どもたちにとって食事の場でのコミュニケーションも大切ですからね。ただし風邪気味の子などは、他の人に感染させるリスクがあるので、話をせずに食事をしたほうがいいケースもあります」と話します。子どもの場合、熱がある、具合が悪いといった症状に気づかないことがあるので、周りの大人が注意深く、観察してあげるといいでしょう。■新型コロナ対策関係なく、手洗いは継続その他の感染対策として、手洗いや手指消毒がありますが、「これに関しては続けたほうがいい」と述べます。「サッカーの活動中は手でボールを触ったり、地面に座って手をついたりと、汚れる場面がたくさんあります。とくに子どもは、汚れた手のまま食事をしたり、顔を触ったりといったことがあるので、コロナに関係なく手洗いをしっかり行いましょう」■過剰な対策にはデメリットも大切なのは、意味のある対策をすること。過剰な対策には、デメリットもあるようです。「子どもの場合は、免疫をつけることも大切です。我々が子どもの頃は、外遊びをする中で土や葉っぱなど自然に触れることで、免疫を獲得してきました。そのため、手洗いのしすぎや外出時は常にマスクをするといった行動は、子どもの成長や免疫の獲得、他者とのコミュニケーションを含めた心理的な面を考えると好ましくないかもしれません」また、福島先生は「子どもの場合、体の免疫に関わる病気を持っていなければ、コロナにかかっても高齢者のように重症化する確率は低く、マスクを始めとするコロナ対策を過剰にすることに対して、メリット・デメリットを考えながら判断していきたいですね」と話します。サッカーの現場では、チームや指導者の方針、保護者の意見など、様々な考えがありますが、過剰な対策をしないことも、子どもの心身の健康を考えると大切なことのようです。コロナに関する情報は、日々移り変わっています。積極的に情報を入手し、「いま必要な対策はなにか?」を考え、臨機応変に行動することが必要なのではないでしょうか。状況を把握し、適切に振る舞うのは、サッカーも感染対策も同じ。様々な情報を見たうえで大人たちがきちんと考えたうえで判断を行い、行動することを心がけましょう。サッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは
2023年06月27日新型コロナウイルス感染症の影響で、全国的に普及した『置き配』サービス。不在時はもちろん、非対面で指定の場所に届けてくれる便利さから、利用している人もいるでしょう。Amazonで『置き配』を依頼した結果?大手ショッピングサイト『Amazon』では、商品が安全に配達されていることや場所を知らせるべく、配達時に写真が撮影されることがあります。置き配を利用したshibainu.oimoさんは、配達員から送られてきた写真をInstagramに投稿しました。配達完了の写真を見て、投稿者さんが「家族みんなで笑った」という理由が…。愛犬の、おいもくんが、写真に写り込んでいたから!飼い主さんいわく、おいもくんは「自分の役目」といわんばかりに、配達員がくると窓際に行って出迎えるそうです。リードにつながれている時も、窓が締められている時も、『Amazon』の配達員を眺めているのだといいます。おいもくんの存在に気付いた配達員は、配達完了の写真を送る際、出迎えてくれるおいもくんを一緒に写すようになった様子。確かに、こんなにかわいく出迎えられたら、荷物と一緒に写したくなってしまうでしょう!今後、おいもくんと配達員の絆が育まれていくのかどうか、見守りたくなりますね。[文・構成/grape編集部]
2023年06月14日SUNGRANは、20代~40代の女性を対象に実施した「女性のマスクに対する考え方」に関する調査の結果を発表しました。令和5年3月、新型コロナウイルスが流行して以降、事実上義務化されていたマスクの着用が自由化されました。そのような中、マスク緩和以降も、マスクは日常生活で必要であると思うか尋ねたところ、52.7%が「必要だと思う」、15.8%が「とても必要だと思う」と回答。6割以上が「必要である」と考えていることがわかりました。現在、マスクを着用するのはどのようなときか聞くと、「人が多い場所・空間へ行くとき」(39.8%)が最も多く、次いで「仕事をしているとき」(30.9%)、「公共の施設へ行くとき」(28.9%)と続きました。人混みなど、周りとの接触が気になる場面で着用しているようです。マスクで顔の印象や雰囲気が変わると思うか尋ねると、48.8%が「とても変わると思う」、42.5%が「多少変わると思う」と答えました。9割以上がマスクで顔の印象や雰囲気が変わると感じているようです。マスクを一つのメイク・ファッションアイテムとして活用したことはあるか聞くと、「よくある」(12.3%)、「たまにある」(26.3%)、「何度かだけある」(13.6%)を合わせ、半数以上がメイクやファッションアイテムとしてマスクを着用したことがあると答えました。メイクやファッションアイテムとしてマスクを着用したことがある人にその理由を尋ねたところ、「マスクのカラーで雰囲気が変わるため」(48.5%)と回答した人が最も多く、次いで「顔の露出が減るため」(46.2%)、「マスクの形やデザインで顔の印象が変わるため」(33.3%)となりました。一般的なマスクについて、メイク・ファッションアイテムとして見た時に感じる不満はあるか聞くと、31.7%が「ある」と答えました。その不満は「自分の顔の形に合うマスクがないため」(35.1%)が最も多く、「デザイン性が足りない」(26.3%)、「機能性が足りない」(20.4%)と続いています。マスクを感染対策目的でなく、メイクやファッションアイテムとしても活用したいと思うか尋ねると、9.0%が「とてもそう思う」、34.7%が「多少はそう思う」と答えました。4割以上がマスクをメイクやファッションアイテムとしても活用したいことがわかりました。今後使用するマスクに求めたい機能やバリエーション、デザインについて自由回答で答えてもらったところ、「小顔に見えて自分の顔タイプに合ったマスク」、「メイクが崩れにくいデザイン(肌と触れ合う箇所が少なめ)」「もっと通気性の良いものが欲しい」「鼻に跡がつかないように対策されたもの」といった声が挙がりました。■調査概要調査名:「女性のマスクに対する考え方」に関する調査調査期間:2023年5月15日(月)~2023年5月16日(火)調査方法:リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「RRP」によるインターネット調査調査人数:1,008人調査対象:調査回答時に20代~40代の女性と回答したモニターモニター提供元:ゼネラルリサーチ(フォルサ)
2023年06月14日千葉県の熊谷俊人知事(45)が6月12日、自身のTwitterで新型コロナの感染対策についての考えを投稿したが、その内容が波紋を呼んでいる。すでに削除されているが、その内容は以下の通りだ。《医療関係者の中には繰り返す感染の波に疲弊し、できれば多くの人等が自分たちが病院の中でしているように強い感染対策をして欲しいと思うかもしれません。「医療従事者に感謝を」の言葉の繰り返しの中で医療従事者が最優先される風潮に慣れてしまったかもしれませんが、この3年以上もの間、観光・宿泊含め、多くの人たちが職を失い、生活を犠牲にしてでも、医療を最優先に感染対策に協力してきてくれました。頑張ってきたのは医療従事者だけではありません。雇用を失い、借金をしてきた人達、青春の貴重な経験を失った子供・若者のことも忘れないで欲しいのです。私は「医療従事者に感謝を」だけは言いません。必ず「医療従事者を始め、協力頂いた事業者・県民に感謝します」と申し上げています。社会を「緩やかに」正常化していきましょう》感染対策の緩和を訴えた熊谷知事だが、コロナ禍の最前線で奮闘してきた医療従事者について疑問を呈するかのような発言には、批判が相次いだ。《ちょっと認識のズレがある自分たちが疲れて大変だから感染対策を呼びかけてはいないです搬送先がなくなったり、救急車来なくなったり、通常医療が回らなくなったりする事を懸念していましたし、今もそれが懸念材料です》《医療関係者が疲弊するから感染対策を呼びかけてるって思われるのうけるな。感染拡大して困るのは、医療関係者というより医療を必要とする人やその家族だと思うけど》《医療従事者以外にも事業者などが苦しんだ点を認識する重要性はわかりますが、わざわざ医療従事者を敵視するような前置きをおく必要はありません》《「医療従事者」が最優先されたのではなく、命を守るために「医療」が最優先されてきたけど、それって当たり前のことじゃない…?「医療従事者が周囲に病院と同じような感染対策してほしいと思ってるかもしれない」って聞いたことないけど?医療従事者に矛先が向くよう誘導する謎の知事。。》実は、熊谷知事は昨年12月にもTwitterで“炎上”騒ぎがあった。学校行事の人数制限や給食の“黙食”の規制緩和をいち早く千葉県独自で取り入れ、Twitterで宣言したのだが、そのことに疑問を呈した千葉県民のツイートに“対決姿勢”で反論して波紋を呼んだのだ。千葉県在住の小説家・北里紗月氏が「黙食の見直し」の熊谷知事のツイートに下記のようにコメント。《黙食が何の自粛に当たるのか不明です。給食時、短時間の黙食はメリットこそあれ特にデメリットはないと考えます。また、対面給食+黙食の指導をしている学校もありますがメリットが分かりません。喋りたくなる環境を作り、会話禁止は意味がないと思います》すると熊谷知事はこれを引用する形で、下記のように反論。《では、貴方は全ての食事において他人と対面せず、かつ黙食を今後も続けて下さい。教室のように換気が十分な環境で、管理者も居て、前向きに着席した状態での、大声でない会話すら規制することを子供に強いることを望むのですから、当然自らもされているのですよね?》《千葉県では県民にも飲食店にもそのような要請はしていませんし、教職員が自らそのようなことを実践しているわけではないので、学校における合理的な範囲での黙食見直しを推進します。個人の要望は尊重されるべきで、お子さんは換気が十分でリスクの低い窓や廊下に近い席で食事をされれば良いでしょう》この言い方にネットでは、《今回の千葉県知事のアレ、「そんなに言うならお前の子供は窓際で食えよ(意訳)」これだなあ、やっぱり 子どものことを想った提言というタテマエが全部ぶっ飛んだよコレ》《千葉県知事のあの意見は100%「言い方」で損してる感じがする》などと集中砲火を浴びることとなった。「今回の熊谷知事の発言は、他の発言も見れば、“コロナ初期のワクチンも有効な治療薬等もなく医療現場が逼迫していたころとは状況が変わったので、状況に応じた合理的な感染対策にシフトして、正常な社会生活を取り戻しましょう”といったことが本来伝えたかった趣旨であることはわかるのですが、わざわざ医療従事者を“槍玉”にあげたことで批判が集まりました。“黙食”のときもそうですが、“規制緩和路線”は医療従事者も含めて反対の声も根強く、反対意見の人たちを説得するのに苦心してきた苛立ちがあるのかもしれません。発言の本来の趣旨は知事なりの科学的な理解に基づいた政治判断なので、賛否はあれど炎上案件ではないはずですが、“負けず嫌い”な言い方で損をしていると思います」(全国紙記者)熊谷知事は問題のツイートを下記のツイートとともに翌日削除し、こう釈明した。《医療関係者の「中には」と申し上げたのですが、医療関係者全体を指していると受け取られる等、本来申し上げたい趣旨が伝わらないと判断しましたので、当該ツイートは削除いたします。表現が十分でなく、一部の方にご不快な思いをさせたことを申し訳なく思います》2021年3月に過去最多の140万票超を獲得して、千葉県知事に当選した熊谷知事。“論破”ではなく“説得”する政治を期待したい。
2023年06月13日結婚12年目、私が43歳のときに夫が初めての単身赴任をすることに。その約1年後には最初の緊急事態宣言が出され、単身赴任の上にコロナ禍で思うように会えないという事態になりました。そんな中で私たち夫婦のコミュニケーションの取り方も大きく変わり、夫との何げないやりとりが自分にとってはなくてはならないものなのだと改めて気が付きました。離れている私たち夫婦のコミュニケーションで大切なのは何かを考え、実践してきた2年半の体験談です。★関連記事:「夫とどう会話してたっけ?」会話ゼロ危機の夫婦に会話が増えた理由は【体験談】夫の初めての単身赴任生活でわかったことは単身赴任で夫のかけがえのなさを痛感!転勤が多い夫と結婚してからの12年間は、ずっと1~3年ごとに転居する転勤族でした。しかし、私と夫が42歳で家を購入したときに、次の転勤からは単身赴任をすると決めました。そして、ついに2019年に夫が転勤となり、初めての単身赴任をすることに。覚悟はしていたものの、家族の団らんが減り寂しい思いをすることにならないかと心配ばかり。そんななか、単身赴任生活がスタートしました。手探りで日々を過ごしていくうちに、親友であり家飲み友だちでもある夫の不在を寂しく感じるように。そして、今まで当たり前だった夫とのコミュニケーションは、自分にとってかけがえのないものなのだとひしひしと感じました。同い年の夫とは、21歳のときから一緒にいる長年の付き合い。「白髪が増えてきたね」と笑い合い、20代から40代になるまでをともに過ごしてきたからこそ、全幅の信頼関係がありました。いつも当たり前のようにそばにいてくれた夫の存在は、自分で思っていたよりも大きく、大切なものだったのだと気が付きました。夫の不在で最初は何をしたら良いのか戸惑いましたが、寂しさを吹き飛ばそう! と、ひとり時間を充実させる努力をしました。緊急事態宣言がもたらした夫婦の新たな試練単身赴任が始まり1年がたとうとしていたころ、新型コロナウイルスの感染が拡大。夫の赴任先は感染者が多い地域だったので、2019年2月から帰宅を自粛することに。3月から子どもの小学校が一斉休校になり、4月には最初の緊急事態宣言が発令されました。離れて暮らす夫の感染を心配する一方で、子どもや自分の感染への不安が募っていきました。5月の連休は、家族間での感染と他県からの帰宅への風評が立つことを懸念し、宣言解除までは帰宅しないと決断しました。最初は5月に帰るつもりだった夫を説得するのには時間がかかりましたが、夫婦として12年間ともに歩んできた私たちは、相手の嫌がることはしないという信念があり、最後は受け入れてくれました。そこで、長い休みをひとりで過ごす夫を応援するべく、家族団らんのリモート化に力を入れました。ビデオ通話で顔を見て話すことで、お互いの寂しさが紛れていきました。また、簡単なレシピを夫に教えたり、映像配信サービスで同じ作品を観たりして楽しんでいます。6月に宣言解除が発表され、約4カ月ぶりに夫の帰宅が実現。会えない時間を乗り越えた達成感と安堵感で目頭が熱くなりました。夫婦のコミュニケーションについて学んだこと2カ月前、夫婦のあり方を改めて考えさせられる大きなできごとがありました。闘病していた実父が亡くなったのです。私の両親はずっと不仲で、夫婦のコミュニケーションをうまく取る方法を知りませんでした。そのまま年を重ねて、わだかまりがあるままのお別れになりました。両親がコミュニケーションを取って仲良く過ごせていたら、また違った夫婦のあり方があったのではと思いました。そのことによって、46歳になった私は夫婦と呼び合える時間には限りがあることを感じて、その時間を大切にしていきたいと心から思いました。そして、お互いの意見が合わないときや誤解が生じたときはなるべく早く解決して、大切な時間を無駄にしない努力をしていこうと思いました。また、なかなか会えなくなった分、頻繁にメッセージをやり取りするようになりました。その際には、なるべくやさしい表現を使うこと、積極的に近況報告をし合うことを心がけています。そのおかげで、離れていてもお互いのことがよくわかるようになりました。夫の単身赴任を通して、どんな状況下でもお互いに歩み寄り、気持ちに寄り添うことが大事なのだと学びました。まとめ最初はマイナスなことしかないと思っていた単身赴任も、プラスに考えると貴重な経験ができていると思えるから不思議です。夫が帰宅すると、私の作った料理をしみじみと味わって食べてくれています。また、夫がこだわって作った梅酒は格別のおいしさでした。今では習慣になった週末のビデオ通話で、画面を通して子どもの顔をうれしそうに見ている夫の姿を見て、私も癒やされています。夫の単身赴任生活を経験し、私たち夫婦は何を重んじれば良いのかを再認識しました。当たり前のことを当たり前と思わないで接することの大切さを知ることができました。離れていても、お互いの気持ちに丁寧に寄り添うことを忘れないでいようと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。マンガ/しおみなおこ著者/あめあがりのにじ (46歳)映画と音楽をこよなく愛する小学生女児の母。娘とお互いの推しを応援することが楽しみ。 心と体のアンチエイジングをゆるりと実践中。座右の銘は「雨垂れ石を穿つ」。
2023年06月02日新型コロナウイルス感染症の流行をきっかけに、広く普及した、宅配便の『置き配』サービス。非対面で荷物を受け取ることができるだけでなく、再配達の減少にもつながり、利用者にも宅配業者にも、どちらにも利点があります。一方で、置き配により、荷物がトラブルに巻き込まれることも。じゅごん氏(@DugongY)さんは、置き配を利用したものの、自身が受け取った時の荷物の状態に「許せない!」と声をあらげました。それもそのはず、荷物の箱に特徴的な傷がつけられ、ボロボロになっていたのですから…。勘のいい人は、犯人の正体にすぐ気付いたことでしょう。じゅごん氏さんも同じで「置き配の荷物がボロボロにされていた!一体なんのために!許せない!犯人はまだ近くにいるはずだ!」と茶番めいたクスッと笑えるコメントとともに、今回の出来事をTwitterに投稿しました。投稿は反響を呼び「後ろ、うしろー!」「謎は深まるばかりだ」と、多くのコメントが寄せられています。・後ろの猫が、目線を外しているのが怪しい…。・まずはそこの猫様に、聞き込みを。・「出来心でやりました。反省はしていません」などと、供述している模様。オートロックタイプではないマンションや、半野外の共用部のアパートなどでは、こうしたトラブルもゼロではないでしょう。しかし、例え犯人を見つけたとしても、罪には問えません。私たち人間にとっては荷物でも、『犯人』にとっては、遊び道具や、爪とぎでしかないのです。そもそも、言葉すら通じないのですから…!無念![文・構成/grape編集部]
2023年06月01日新型コロナウイルスの騒動が始まってから約3年が経過し、感染症法上の位置づけが5類に移行したことで、ようやく日本も少しずつコロナ禍以前の生活に戻ろうとしています。「マスクを外そう」「今年の夏はたくさん外出をしてレジャーを楽しもう」と考えている人も多いでしょう。けれど、久々に薄着になって自分のボディラインを直視したところ、「以前のスカートが入らない…」「二の腕がパツパツ」などと危機感を覚える人も少なくないようです。在宅期間の乱れた食生活で”カロリー負債”を抱えた人におすすめのダイエットを、専門家にうかがいました。多くの人がコロナ禍で「不健康」「カロリー過多」を自覚AI 食事管理アプリ『あすけん』を開発・運営する株式会社askenが、20代~60代の『あすけん』ユーザー18,420人に対して行った調査によると、コロナ禍を経てダイエットの必要性を感じている人が約9割に上ることが分かりました。出典:あすけん「コロナ禍で不健康な生活になった」とする回答は 61.9%。リモートワークが導入された人では、68.9%でした。在宅なら出勤する必要がないので歩くこともしないし、ごはんや間食はいつでも食べて良い環境でもあるので、運動不足でカロリー過多になるのは当然とも言えます。出典:あすけんさらに、「コロナ禍の生活でカロリーを消費しきれないと感じることはあったか」という質問に対し、70.1%が「ある」と回答しました。消費しきれなかった摂取カロリーの蓄積を「カロリー負債」と定義し、コロナ禍の生活におけるカロリー負債の増減についての実感を聞いた質問では、57.3%が「カロリー負債が増加したと思う」と答えています。カロリー負債が増えたまま消費できなければ、それは脂肪として身体に蓄積してしまいます。夏を控え「改めてダイエットをしたいか」という質問には89.1%が「ダイエットをしたい」と回答しており、カロリー負債を自覚しつつダイエットしたいと考えている人がとても多いことが分かりました。管理栄養士の道江美貴子さんがすすめる「食べるダイエット」株式会社askenの取締役であり管理栄養士でもある道江美貴子さんは、ダイエットについてこう語ります。「単にカロリーを減らすだけでは、そもそもダイエット自体が長続きしなかったり、一度痩せてもリバウンドしやすくなったりします」(道江さん)また、ダイエットによりビタミンB群やミネラル、食物繊維などの痩せるために必要な栄養素まで不足し、結果的に代謝の効率が悪くなることもあるのだそう。そんな道江さんがすすめるのが。バランス良く多様な栄養素を摂ることを継続する「食べるダイエット」です。そこで、ANGIE世代の女性に焦点を当てた「食べるダイエット」について話をうかがいました。女性に不足しがちな栄養素や、ダイエットをすると不足することが多い栄養素はありますか?道江さん:鉄とカルシウムが代表的です。ダイエット中は特に食事量が少なくなり、これらの微量栄養素は不足がちになります。女性は鉄を男性よりも多く摂らないとならないこともあり、毎日の食事で意識したい栄養素です。また、ダイエット中に意識してもらいたいのはたんぱく質です。意外にも40%程度の方が不足気味となっています。たんぱく質は筋肉等の身体を作るだけでなく、幸せホルモンの「セロトニン」や美肌を作る「コラーゲン」の原料になるので不足しないようにしたいところです。「食べるダイエット」で、特に食べたほうがいいというおすすめの料理や食材を教えてください。道江さん:ダイエット中におすすめの料理は、鶏肉(皮をとったもの)や豆腐などの大豆製品を使ったものです。例えば、「鶏肉とブロッコリーの炒め物」だと、鶏肉のたんぱく質とコラーゲン、ブロッコリーのビタミンCも合わせて摂れる上にヘルシーです。カルシウムは牛乳に多く含まれるのはご存じと思いますが、豆腐(特に木綿豆腐)にも多く含まれます。豆腐はたんぱく質も豊富なので、野菜と合わせて料理するなど積極的に取り入れたいところです。また鉄を補うなら、間食に豆乳を使ったソイラテやイチジクのドライフルーツなどを取り入れてみるのも良いでしょう。食べ過ぎずに「食べるダイエット」をするコツはありますか?道江さん:食べ過ぎないコツは2つあります。1つ目は、自分の適量を知ることです。あすけんのようなアプリを利用して、まず自分に適切な食事量を確認します。どれだけ食べていいのか、自分が1日に食べて良い量を知ることが第一歩です。2つ目は、食べ過ぎない食べ方を取り入れること。例えば、食事30分前に100%の野菜ジュースを飲んで食物繊維を摂ったり、炭酸水を飲んだりすると、食事の前に空腹が抑えられて食べ過ぎを防止できます。そのほかにも、よく噛んで食べることで食事量が減らせますので、白いごはんを麦ごはんや玄米に変え、よく噛むよう意識するのもおすすめです。道江さんのアドバイスを参考にすれば、ストレスを抑えて無理なくダイエットを継続できそう。まずは食事内容を見直すところからスタートしましょう!取材/出典:あすけん
2023年05月30日森ノ宮医療大学(大阪府大阪市住之江区)は、6月29日(木)に2023年度第1回市民公開講座を開催します。今回は新型コロナウイルスに関する報道において、多くのメディアにご出演されている大阪大学の忽那賢志教授をお招きし、2019年から始まったコロナ禍を振り返り、5類感染症には移行したものの、今後感染症とどう付き合っていくべきかについてご講演いただきます。また、関西メディカル病院の看護部長や、住之江区の保健師からもコロナ禍における最前線の現場でのお話をお伺いする予定です。皆様の来場をお待ちしております。■開催概要タイトル:「コロナ禍を振り返り、これからを考える」日時:2023年6月29日(木)13時~15時(開場12時30分)場所:森ノ宮医療大学(大阪市住之江区南港北1-26-16)大阪メトロ 中央線「コスモスクエア駅」から徒歩1分申込:必要(下記参照)費用:無料内容: ◎基調講演「COVID-19 これまでとこれから」大阪大学大学院医学系研究科 感染制御学/大阪大学医学部附属病院 感染制御部教授忽那 賢志○講演Ⅰ「コロナ禍の体験から、今、改めて大切にしたいこと」社会医療法人純幸会 関西メディカル病院 看護部看護部長認定看護管理者杉原 多可子○講演Ⅱ「COVID-19対策業務から見えてきたこと~日々の健康管理と人とのつながり~」住之江区役所 保健福祉課(地域保健活動) 担当係長古川 香奈江■申込についてインターネットかFAXいずれかの方法でお申込みください。(1)インターネットでのお申込み下記URLから申込フォームにアクセスしてください。 (2)FAXでのお申込み下記添付の送信状に必要事項を記入の上、お送りください。※申込完了のご連絡はいたしませんので予めご了承ください。定員に達している場合のみこちらからご連絡いたします。2023年度第1回市民公開講座チラシ.pdf : ■取材依頼について本公開講座は取材依頼を受け付けております。取材を頂ける場合は、下記問い合わせ先までご連絡ください。森ノ宮医療大学は、多岐にわたる医療系専門職養成学科を擁する関西最大級の医療系総合大学です。各学部・各学科・専攻科・大学院はそれぞれ高度な医学教育・研究を展開しており、また専門領域の垣根を超えた横断的医療教育プログラムにより魅力的な多職種連携チーム医療教育を実践していきます。■看護学部:看護学科■総合リハビリテーション学部:理学療法学科、作業療法学科、言語聴覚学科(2024年4月開設予定)■医療技術学部:臨床検査学科、臨床工学科、診療放射線学科、鍼灸学科■大学院保健医療学研究科■助産学専攻科■森ノ宮医療大学附属 大阪ベイクリニック■森ノ宮医療大学附属 鍼灸臨床センター【関連リンク】・森ノ宮医療大学公式WEBサイト ・森ノ宮医療大学 高校生・受験生専用サイト ・森ノ宮医療大学公式YouTubeチャンネル \New!/大学公式Twitterを開設しました!: お問い合わせ先担当:森ノ宮医療大学事務局企画課電話番号:06-6616-6911E-mail: kikaku@morinomiya-u.ac.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年05月29日5月8日に感染法上の分類が「2類」から「5類」に移行する新型コロナウイルス。季節性インフルエンザと同等の扱いとなるが、決してコロナウイルスが“消滅”したわけではない。厚労省は5月3日、東京都で2187人の新規感染者が出たことを発表、1週間前の同曜日より442人増えたこととなる。全国でも3月下旬から5週連続で感染者数は増加傾向にあり、一部では“第9波”に入ったことを指摘する人も。そんななか、新型コロナ対策に真っ向から異を唱えたのが、“ホリエモン”こと実業家の堀江貴文氏(50)だ。堀江氏といえば、かねて飛行機内でのマスク着用義務などに不満をもらし、コロナ対策に苦言を呈してきた。5月3日、堀江氏は、新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長が5類移行後の対策について警鐘を鳴らしたネットニュース記事を引用した上で、Twitterにこう呟いた。《いつまで言ってんだこいつ》続けて堀江氏は、この呟きに対して違和感を唱えた一般人ユーザーに対して、《そんなことは関係ない。対策しようがしまいが無人島で一人暮らしでもしない限り運が悪けりゃかかる病気だってまだ理解してないのかって話だ。無駄な対策で社会を混乱させるな》と反論。その後も、別のユーザーに対して、《バカにしてるというよりはもうウンザリだよ。一生そんなことやってんのか?って話だよ。。。》《自由なんだけど、ある程度牽制しておかないとまたコロナ規制みたいなのが復活しかねない》と返信するなど、終始コロナ対策について不満を漏らしていた。
2023年05月03日先日、初めて娘と私が新型コロナウイルス感染症に罹りました。突然の在宅生活で、初日に夫が放ったひと言に私はとてもモヤモヤしました。 「仕事より家事・育児のほうがラクだわ〜」にモヤモヤ娘が新型コロナウイルス感染症にかかったとき、まだ生後5カ月だったため、私と娘が一室にこもり、夫と5歳の息子がリビングで過ごすことになりました。1日目が終わり、夫へ「ごはんを作ったり片付けたり、大変だったでしょう。明日からもよろしく」とメールを送りました。すると夫から「仕事より家事・育児のほうがラクだわ〜」と返信がきました。 普段の夫は仕事が忙しく、家にいるときは寝ていることが多いので、私がワンオペで家事と育児をしています。自分の自由時間などなく、必死に過ごしている私はモヤモヤしましたが、直接ゆっくり喋ることもできないので、気持ちをグッとこらえました。その後、私も感染し、長い隔離生活になりました。掃除機の音はしないし、食事は毎晩のように息子が好きなうどん。それでも夫は自分は家事・育児ができていると思っているようなのです。「これで家事・育児がラクだと思うなんて勘違いも良いところ!」と一層モヤモヤしました。 自宅生活が続いた1週間後の夫ところが、1週間ほど経つとリビングから掃除機の音がするようになりました。また、ある日は夕飯にハンバーグが! さすがにホコリが目に見えたので掃除機をかけようと思ったそうです。そして、うどん好きの息子が「うどんに飽きた」と言ったのでインターネットでレシピを検索したりした様子。自宅での生活は約2週間続きましたが、最後の日に夫から「家事と育児がラクだなんて言ってごめん。大変だったわ」と言われました。 夫は家事と育児はただこなすだけではないとわかってくれたようです。家を清潔に保ったり、料理は栄養バランスを考えることが必要だったり……。夫に身をもって感じてもらえた良い機会でした。幸い娘も私も元気になって日常に戻り、夫は少しだけ家事・育児に協力してくれるようになりました。 監修/助産師 松田玲子著者:海原えめ5歳息子と0歳娘を育てるアラフォー母。2児のワンオペ育児に奮闘する毎日。サービス業で働きながら、幼児食インストラクターとして活動している。
2023年05月01日東京ディズニーリゾートは4月28日(金)、公式サイトを更新。2023年5月8日(月)より、パーク運営を一部変更すると告知した。これは政府の 「新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけの変更等に関する対応方針について」 に基づいて、2023年5月8日(月)をもって「遊園地・テーマパークにおける新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」が廃止されることを受けてのもの。この廃止にともない、同日よりパークでの運営を一部変更する。ただ、マスク着用を任意とした2023年3月13日(月)のパーク運営の一部変更の際とは異なり、具体的な変更内容についての記載はない。東京ディズニーリゾートは、「東京ディズニーリゾートにおいては、引き続きゲストの皆さんとキャストの健康と安全の確保を最優先に運営いたします」とコメントしている。※取材時の状況に基づいて記事化しています。紹介したイベント、メニューなど、すべての掲載情報は、予告なく変更になる場合があります。(C) DisneyAs to Disney artwork, logos and properties: (C) Disney(text:cinemacafe.net)
2023年04月30日俳優の大和田獏さんが、2023年4月23日に自身のInstagramを更新。2020年4月に亡くなった、妻で俳優の岡江久美子さんに対し、想いをつづりました。岡江さんは当時、新型コロナウイルス感染症による肺炎で急逝。ドラマ『お美津』(TBS系)をはじめ、数多くの作品への出演や、情報番組『はなまるマーケット』(TBS系)でMCを務めるなど、多様な才能を見せていた岡江さんの訃報に、多くの人が悲しんでいました。夫である大和田さんも、岡江さんが亡くなった当時、悲しみに暮れていた1人。3年が経ち、大和田さんは改めて岡江さんの訃報にコメントしました。今日4月23日は妻の命日でした。あれから3年が過ぎました。長かったのか?早かったのか?沢山方々の追悼の思いが我家に届きました。またはなまるマーケットの関係者の皆様が、偲ぶ会を開いてくださり参加させて頂きました。色々な写真やイラストが飾らせて、懐かしいはなまるのVTRが流れる中で集まった大勢の皆さんと沢山の思い出話を和やかにお話しさせて頂きました。改めて大勢の方々に愛され支えられた幸せな人生だったと思いました。大きく開いた心の穴は埋められないですが、皆さまのお心が嬉しく大きな力を頂いています。思い出す事が供養と思い幸せな思い出を糧に妻の様に前向きに生きて行こうと思います。感謝‼️bakuowadaーより引用※写真は複数枚あります。左右にスライドしてご覧ください。 この投稿をInstagramで見る 大和田獏(@bakuowada)がシェアした投稿 岡江さんが亡くなって3年が経過しても、「大きく開いた心の穴は埋められない」という大和田さん。それでも、多くの人からもらったコメントが、日々の原動力になっていることを明かしています。大和田さんの投稿に対し、ファンからは「読んだだけで涙が出てきます」「絶対に岡江さんを忘れません」といった反応が上がりました。大切な人を喪うのは悲しいこと。岡江さんがいなくなった大和田さんの悲しさは、耐え難いものだったことでしょう。年月が経過しても心にできた穴は埋まらないものの、少しずつ大和田さんは前に進んでいるようですね。[文・構成/grape編集部]
2023年04月24日順調に進んでいた妊婦生活。しかし、出産予定日の1カ月前に夫が新型コロナウイルスに感染し大騒ぎ。でも、私は陰性でひと安心。夫婦で出産に向けて過ごしていたけど……。私の波瀾万丈な出産の思い出をご紹介します。 「こんなときになぜ?」出産間近に新型コロナに感染もともと帝王切開での出産を予定していたため、手術日が決まっていました。 そんな中、夫が出産予定日の1カ月前に新型コロナウイルスに感染。幸い、私は感染していなかったのでひと安心していましたが、なんと出産予定日の3日前に夫が2度目の新型コロナウイルスに感染。「いつも健康で滅多に体調を崩さないのに、なんでこんなときに……!?」と怒りがおさまりませんでした。 しかも、2回目は私も感染してしまい、高熱が出て、鼻水と咳が止まりません。もちろん予定していた帝王切開の手術日は延期になり、隔離期間後に再度予定を組み直すことに。おなかをさすりながら赤ちゃんに、「隔離期間中は陣痛が起こりませんように。もう少し出てくるの待っててね」と話しかけ、なんとか隔離期間最終日を迎えました。 おなかのわが子よ、ありがとう!そして、隔離期間を終えたその夜、ついに陣痛が来たのです! 隔離期間が終わっていたため、通院していた病院で緊急対応してもらえました。鼻水と咳がひどく、つらい状況でしたが帝王切開で無事赤ちゃんが誕生。元気で無事に生まれてきてくれたわが子に「ギリギリまでおなかの中で待っててくれてありがとう!」と思いました。 元気な夫が2回もダウンしたのはなぜ?滅多に体調を崩さない夫が「2回も新型コロナウイルスに感染するなんて……」と思いましたが、睡眠不足が原因だったのかもしれません。というのも、サッカーワールドカップを観戦するために、連日夜更かしが続いていたからです。 臨月での高熱は、赤ちゃんもつらかったと思います。隔離期間中、じっとおなかで待っていてくれて、その後元気に誕生してくれたことにありがとうと言いたいです。また、病院関係者にはご迷惑をおかけしましたが、メンタルがボロボロだった私を励ましてくれたことに心から感謝しています。 監修/助産師 松田玲子0歳の母。初めての育児に毎日奮闘中。
2023年04月12日私には以前の職場関係でできた、仲の良い15年来の友人が6人います。連絡を取り合い、コロナ禍以前は定期的に集まっていたのですが、新型コロナウイルス感染症の流行によって2年ほど会えない時期が続き……。しばらくして新型コロナウイルスの感染状況が少し落ち着いたので久しぶりに6人で会うことになり、近況報告をしていました。そこで、友人の1人から驚きのカミングアウトを聞くことになったのです。★関連記事:「整形している人って見たらわかる?」自己紹介後に聞かれる質問への答えとは? #美容外科の現場から 8楽しみだった女子会が20代前半のとき、私はとあるファッションビルで働いていました。このビルでは、普段交流の少ないテナント同士の仲を深めるために、定期的に親睦会がありました。この親睦会がきっかけでできた6人の友人とは、出会ってから15年たった今でも連絡を取り合う仲です。15年も年月がたつと、結婚や出産、育児など、それぞれの生活環境もがらりと変わりました。お互い生活環境が変わっても、コロナ禍前は月1程度集まり、たわいもない話をしゃべり続けるという女子会が恒例行事に。時には夫の不満を言い合い、お互いの愚痴や子どもの悩みなどを聞いてもらうことで、日ごろのストレスを発散できる場でもありました。しかし、コロナ禍に入ってからは月1のペースで会っていた友人たちとも会えなくなり、約2年間も集まる機会を失ってしまったのです。恒例行事であった女子会ができなくなったため、友人たちとはLINEでのやり取りがメインになっていきました。整形したと告白する友人新型コロナウイルスの感染状況が大分落ち着き、行動制限が緩和されたころ「そろそろ会いたいよね」「久しぶりに会おうよ!」となり、予定を合わせて6人全員で集まりました。久々に会った友人たちは、会えなかった約2年間にさまざまな出来事があったようで「ねぇねぇ、聞いて! こんなことがあってさ!」「前話していたことなんだけど、実はあれから進展があって……」と次から次へと話題が変わり、マシンガントークが止まらず。仕事や家族、人間関係など、なかなか他の人には言いづらい内容を6人で語り合っていました。そんなとき、友人の1人が「そういえば最近、ほうれい線が気になって。ヒアルロン酸って実際どうなんだろう……」と顔のシワや、整形について語りだしたのです。すると、他の友人や私も続けて「たしかに私もほうれい線が気になる!」「自分はクマとシミが気になるんだよね」「私は頬がたるんできた気がする……」と、それぞれの顔の悩みや整形について語りだしました。年齢を重ねるにつれて、クマやシミ、シワ、たるみなど気になるところは増えるばかり。「自分自身で一生懸命ケアをしても、正直限界はあるよね」「若さを保つためには整形も必要かもしれないね」と盛り上がっていました。すると、1人の友人が「そういえば私、目を整形したんだ!」と突然、二重整形のカミングアウトをしたのです!アイメイクをする時間が惜しい!友人の突然のカミングアウトに私たちはびっくり!「え!? いつ!?」と聞くと「1年前ぐらいかな?」とのこと。この友人は元々、目頭の肉が上まぶたで覆われている末広二重というタイプの目でした。その末広二重を「メザイク」と呼ばれる粘着性のある糸のようなテープをまぶたに食い込ませて、目頭から二重幅がある状態にしていました。友人は20代のころからアイメイクがうまく、メザイクをしていても周りにバレにくいタイプ。私も最初はメザイクをしていたことに気が付かず、友人宅に泊まったときに素顔を見て初めて知ったほどでした。どうやら友人は目頭側の二重ラインが消えてしまう末広二重ではなく、目頭からしっかりとラインのある平行二重に憧れていたようでした。あんなにメザイクをじょうずに使いこなせていたのに、わざわざ整形する必要はあったのだろうかと疑問に思い「なんで整形したの?」聞くと、「もうね……メイクが面倒くさいのよ。子どもがいるし、メザイクする時間がもったいなくて」とひと言。それを聞いた周りの友人たちは「たしかに。小さい子どもを見ながらメイクするのって本当に大変よね」と口をそろえて言っていました。手軽に二重にできるとはいえ、まぶたの油分を除去して、メザイクをまぶたに食い込ませながら貼って余った端を切るという工程は、なかなか面倒なもの。小さな子どもを育てるママなら、メイクの時間さえも惜しく感じてしまうのは当然だなと思いました。まとめ友人は、メスを使わず特殊な糸を使用して二重のラインを作る「埋没法」で平行二重にしていました。目元をよく見せてもらうと手術の痕がまったくなく、目を閉じたときも自然で、整形したと言われても信じられないぐらいきれいな仕上がりだったのです。今まで整形した人の顔を間近で見る機会がなかったため、最近の整形技術はすごいんだなと感心しました。友人が隠すそぶりを見せずカミングアウトできたのも、整形に対する世間の偏見が薄れてきているからかなとも思いました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。イラスト/sawawa著者/知念ヒナ(36歳)日々変わりゆく体型の変化に悩んでいる元アパレルVMD(ビジュアル・マーチャンダイジング)のWebライター。活力になっているものはアイドルの推し活です!
2023年04月11日『マスクマジック』…それは、マスクにより顔の半分が隠れることで、相手が実際以上にきれいに見えること。新型コロナウイルス感染症(以下、コロナ)の流行を受け、マスク着用が欠かせなくなり、マスクマジックという言葉を聞く機会が増えました。ごぼふく(gobohuku)さんもまた、マスクマジックにかかった1人。しかし、マスクを着用していた相手がより美しく見えたというわけではありません。同一人物だと思い、挨拶をしたものの、別人の可能性が浮上!コロナ禍で、マスクにより相手の顔がしっかりと判別できないという経験をした人は多いことでしょう。相手を間違えてしまうのもまた、コロナ禍によりマスクマジックという言葉に、新たに加わった意味かもしれません![文・構成/grape編集部]
2023年04月09日私が長男を出産したのは2020年3月のこと。ちょうど新型コロナウイルスが流行し始めたころでした。初めての子育てで、ちょっとしたことにも悩む日々。しかし周りに頼れる人もおらず、育児の悩みを誰にも相談できずに孤独感だけが募っていきました。コロナ禍での初めての出産2020年、新型コロナウイルスが流行し始めたころ、不安な気持ちを抱えて長男を出産した私。里帰り出産でしたが、自宅に戻ってからは夫は仕事が忙しく、引っ越したばかりで近所に知り合いもいない環境でした。 さらにはコロナ禍で、友だちに気軽に連絡して会えるような状況でもなく……。外に出るのは少しの散歩程度で、多くの時間を家の中で長男と2人きりで過ごす日々。出産前に思い描いていた子育てとはまったく異なる毎日が始まりました。 孤独感が募りついに限界が…長男が生まれて半年ほど経ったころ。ほとんど出かけることもできず、長男と2人きりの生活に息が詰まり、夫とケンカすることも増えていきました。育児について気軽に相談できる人がおらず、私の心の中で孤独感だけが増していき、ついに爆発。私は、「このまま家にこもる生活はもう無理!」と号泣しながら夫に訴えました。 それまで夫は、新型コロナウイルスの感染を恐れ、「赤ちゃんとの外出は控えるべき」との考えでしたが、私の様子にさすがに心配になったようで、それまで行ったことのなかった子育て支援センターに行ってみようということになりました。 子育て支援センターへ通い、日々が一変子育て支援センターへ行ってみると、消毒や人数制限などしっかりと感染対策されていて、思ったより安心して過ごすことができました。そして何より、同じ子育て中のママさんとお話できることが一番の息抜きに。 それからは毎週開催されているイベントに通い、ママ友もできました。ママ友に子育ての悩みを相談したり、子ども同士が楽しそうに遊んでいる姿を見たりしているうちに、私も少しずつ日々を楽しく過ごすことができるようになっていきました。 コロナ禍の育児で孤独を感じやすい今、子育て支援センターという場所のありがたみを心から感じています。初めての場所に赤ちゃん連れで向かうのは緊張しましたが、勇気を出して行動してよかったです。長男が2歳になった今も、毎週欠かさず子育て支援センターに通っていて、先生方にも顔を覚えて声をかけてもらえるようになりました。今では子育て支援センターなしの生活は考えられないほど、私にとっても長男にとっても、大好きな場所になっています。 著者:咲良ゆいか2歳と0歳の男の子のママ。北欧風インテリアに関心があり、家づくりや子育て、日々の暮らしについて綴るブログを運営。趣味はカフェめぐり。
2023年04月03日年が明けて間もなく娘が新型コロナ陽性となりました。一家で1週間の自宅待機を余儀なくされ、急な展開にあたふたする私。娘の看病はもちろん、家庭内感染を避けるため、神経は常にピリピリ。結果、自宅待機期間が終わるころにはもうクタクタでした。娘の新型コロナ感染をきっかけに、予想外の体力低下と老いを感じた経験をお話しします。★関連記事:忙し過ぎる毎日に体力が限界!フルタイムで働く私が取った家事の手抜き法新学期早々、新型コロナ陽性となった娘新年が明け、再び仕事や学校が始まりました。そんな普段通りの生活が始まって、私もホッとひと安心していました。しかし、新学期が始まり2週間ほど経過したころ、久々の学校生活に疲れが出たのか、娘が37.2度の発熱。普段熱を出さない娘だったので、珍しいことでした。娘が「少しフラフラする」と言うので、心配になり病院へ行ってみました。すると、まさかの新型コロナ陽性反応が出てしまいました。軽い微熱と思って受診したのですが、思わぬ展開に驚き、あたふたしてしまいました。そんな訳で急きょ、家族が1週間の自宅待機に。新型コロナ陽性になってしまった娘の看病はもちろんですが、自宅待機になってしまったことで、まずは “さらなる家庭内感染に気を付けないと” という大きな課題が私に降りかかりました。家庭内で感染が広がれば、自宅待機の期間が長引いてしまうからです!とにかくそれだけは避けたいという思いで、私はこの1週間を感染予防に神経を集中させ過ごすことにしました。家庭内感染を防ぐため、娘の看病は私だけがおこない、他の家族は隔離。1週間だけなら、どうにかなるだろうと軽く考えていました。感染予防で神経ピリピリ! 予想外の体力勝負なんとしても家庭内感染を避けるため、娘の隔離と感染予防に徹する私がいました。娘のいる部屋には、私以外は近づかないこと。娘がトイレや洗面所、お風呂を使用するときは知らせてもらい、使用した後は必ず掃除と消毒をおこないました。どうしても触りがちな照明のスイッチやドアノブは、念入りに消毒。娘の行動を追って、娘に張り付いていた私の姿は、きっと異様であったことでしょう。幸い娘は高熱になることもなく、2日ほどはベッドで寝ていましたが、その後は徐々に食欲も戻り、起き上がって過ごしていました。4、5日後にはテレビやスマホを見たり、勉強したりと元気になり安心しました。でも感染力が弱まってはいないので、気が抜けません。その後も換気と消毒、隔離は徹底しました。けれど、私はだんだんと自分ひとりであれこれこなすには体力の限界を感じつつありました。消毒を兼ねての掃除、食事の準備、後片付け、洗濯……。とにかく家事すべてにおいて普段よりも負担が大きいのです。これも家庭内感染を避けるためと思いつつ、精神的にも体力的にも疲れの波が押し寄せていました。もう少し体力があれば……と、自分の体力の低下、老いを痛感しました。無事1週間が終了! 家庭内感染なし!家庭内で感染することなく、無事に1週間自宅待機が終了し、本当にホッとしました。自宅待機の期間を終えた後、へとへとに疲れた私は1週間ほどゆっくりする時間を設けました。体力的な疲れとピリピリした精神状態を癒やしたかったのです。そんな時間を過ごしながら、改めて健康であることの大切さを実感し、若いころとは違う今の自分の体力低下と老いをひしひしと感じました。これを機に、私はもう少し自分の生活を丁寧に過ごそうと反省しました。特に睡眠時間です。自宅待機中は、体力的な疲れもあり早めに就寝していました。21時には布団に入ると、案外すぐに眠れました。その睡眠時間のおかげで、自宅待機を乗り越えられた気がします。ですから、健康や体力維持のためにも睡眠時間を確保した生活リズムに変えました。目標は22時には布団に入り、どんなに遅くても22時半には就寝。これまで、だらだらテレビやスマホを見ていた時間を睡眠時間へと切り替えました。すると、朝の目覚めのスッキリ感も違いますし、日中のやる気のモチベーションも上がったように感じます。特に午前中の活動や思考が、以前よりもクリアといいますか、スピーディーかつ効率が上がった気がします。まとめ娘が新型コロナ陽性になり、急な1週間の自宅待機に。自宅待機は想像以上に過酷でした。私ひとりで娘を隔離し看病。感染予防を気づかい、いつも以上の家事の負担。たった1週間でしたが、体力的にも精神的にも限界を感じつつも、早めの就寝でなんとか体力を回復させ、無事に自宅待機を乗り越え、家庭内感染も起きずに済みました。この出来事を通して体力低下を痛感した私は、毎日の生活を見直そうと思いました。一番は睡眠時間の確保。体力増加とまではいきませんが、睡眠時間の確保で日中のやる気が上がり、以前よりも効率良く過ごしています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/izuみん(41歳)小学生の子ども2人を育てる母です。40歳を過ぎても美しい女性でありたいと強く願う私。外見はもちろん内面に関しても楽しいこと&うれしいことをして日々笑顔で過ごしていきたいです。
2023年04月01日今年2月までに、新型コロナワクチンが少なくとも7783万回分、金額にして2000億円超が有効期限切れで廃棄されていたーー。3月18日の毎日新聞の報道によって、こんな衝撃的な事実が明らかになった。政府のずさんな施策によって、本来、有効に使われるべきコロナ対策費用の多くが“ムダ”にされているという。多くの人が、コロナのムダと聞いてまっさきに思い浮かべるだろう例が、約540億円もの血税を注ぎ込んだものの、ほとんどつけている人を見かけなかった“アベノマスク”だろう。マスク不足解消のため、安倍晋三首相(当時)の肝いりで、政府は2020年春から布マスクを各世帯に配布。しかし、国民に行き渡ったのはマスク不足が解消した6月末というお粗末さだった。しかも、虫入りや汚れなどの不良品が多数見つかり、約31億円が検品代や、余ったマスクの保管料に消えてしまったのだ。「コロナ禍が始まった当初、なにかの記事で読んで、布マスクはほとんど効果がないことを知ったんです。つまり、安倍さんは税金を使って非科学的なことをしようとしていた。裏を返せば、本来すべきことができていないことになります。これは裏に利権などが絡んでいる可能性もあると思ったのが、国に情報公開請求をしたきっかけです」そう話すのは、国が開示を拒否した“アベノマスク”の単価開示を求める裁判を起こした、神戸学院大学法学部教授の上脇博之さん。大阪地裁は2月28日、国に開示を命じる判決を下した。国は控訴を断念。3月15日、参議院予算委員会で辻元清美議員の質問に対し、国は単価や枚数を開示した。だが、依然として契約の経緯は不透明であるという。■“やってる感”演出がいちばん大事本誌の試算では、一連のコロナ政策で、結果として不必要だった出費や、避けられた出費は少なくとも3900億円にものぼる(表参照)。「極端な話をすれば、単年度77兆円といわれるコロナ対策予算は、すべてムダだったんじゃないかとさえ思えます」そう斬り捨てるのは、コロナ禍の取材を続けてきた元朝日新聞記者の佐藤章さん。ムダだと思う理由のひとつが、前出の上脇さんも指摘していた“非科学的”な政府のコロナ対策だという。「コロナウイルスの感染経路は、ほぼ空気感染であることがわかっています。WHOは2021年4月、〈空気感染は一般的な感染経路の一つ〉と認め、その年の8月には米国の世界的な科学誌『サイエンス』にも論文が載りました。もはや世界の常識だったのに、日本では2022年1月になっても国立感染症研究所(以下、感染研)は『空気感染は増えていない』というレポートを出していたんです」感染研とべったりでコロナ対策を進めてきた政府も、認識を改めようとはしなかった。「だから日本では、あまり効果のないアクリル板ばかりが設置され、世界の標準対策になっていた、空気感染を防ぐための空気清浄機設置という基本的なコロナ対策が決定的に遅れました。そのために、どれほど多くの飲食店が倒産し、学生たちがキャンパスライフを失ったか……」(佐藤さん)なぜ日本のコロナ対策は、これほどお粗末なのか。元経産省官僚で政治経済評論家の古賀茂明さんは、こう分析する。「いちばん大事にしていたのは、“やってる感”です。つまり、コロナ対策でも何が科学的か、何が効果的かなんて中身はどうでもいい」ワクチンも「1日100万回接種」という数字が最優先。数字こそ達成したものの、完全に統制を失い、結果として大量のワクチンをムダにすることになった。「ここ数年は、コロナ対策という大義名分のもと、打ち出の小づちのようにジャブジャブと予備費が使われていきました」さまざまな名目で“支援事業”を生み出していった。その結果、各省庁はおのおのの事業を精査できず、おのずと電通など政府と近しい企業に事業を丸投げすることに……。「その結果、潤ったのは“お友達企業”ばかり。そこから、さらに複数の下請け企業に投げられるので、政府のチェック機能はますます働かなくなります。結果的に、お金に群がって集まってくる企業の、やりたい放題に」(古賀さん)リストを見ると、政府に近い企業が“中抜き”し、そこからいくつもの下請け企業に流れるという構図ができあがっているのがわかる。ほとんど機能しなかった接触確認アプリCOCOAの開発も同様だった。実質的な開発を担ったのは、受注した企業ではなく、再委託先や再々委託先だ。「当時、私はCOCOAのシステムを調査した、あるSEを取材しました。彼が言うには、〈素人に毛が生えたような簡単な作り方。これではトラブルが起きるのも当然〉と。つまり、やっつけ仕事のレベルだったんです」(佐藤さん)緊急時を言い訳に、これ以上、国民の税金を食いつぶすようなことは許してはならない。
2023年03月31日新型コロナウイルス感染症の影響で、お店や施設の出入り口などに、消毒液が置かれているのを目にする機会が増えました。お寺も例外ではなく、参拝の前に、消毒をすすめられることが一般的です。奈良県で10年以上観光ガイドをしている、ただうち香織(@KyouYashima)さんが訪ねた、滋賀県のお寺にも、手指の消毒をうながす看板がありました。しかし、その案内は、少し変わっていて…こちらをご覧ください!滋賀県のお寺にて。しょうどくは…だいじ…しょうとく…たいし… pic.twitter.com/GqQbWKthDS — ただうち香織 l 奈良ガイド (@KyouYashima) March 26, 2023 身分の高そうな服装をした人が、消毒液を手につけているイラストに、『しょうどくはだいじだよ』というメッセージ。そう、この看板は、歴史上の人物である聖徳太子と、『消毒』『大事』をかけていたのです!言葉遊びが特徴的な、お寺の看板には、多くの人からコメントが寄せられました。・思いついた人、すごい。・うまいダジャレを考える人がいるものですね。・不覚にも、笑ってしまった!・お笑いコンビの『ジョイマン』が、そのうちネタにしそう。ただうちさんによると、この看板が置かれているのは、竜王観音禅寺(りゅうおうかんのんぜんじ)というお寺。聖徳太子が彫ったとされる観音像が、本尊となっているなど、聖徳太子と縁の深いお寺です。滋賀県を訪れた際は、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年03月29日本来2020年に開催される予定だった、現メンバーでの10周年を記念したアリーナツアー。新型コロナウイルスの影響でやむなく中止となった公演が、3年越しでようやく開催された。幕張メッセ国際展示場と大阪城ホール、各2日間行われたアリーナツアー、その2公演目、幕張メッセ2日目の模様をレポート!アーティストとファン、ひねくれている者同士のケミによる幸せなグルーブ!徐々に音量が大きくなったSEがとまり、拍手と歓声が上がる中、尾崎世界観さん(Vo・Gt)、小川幸慈さん(Gt)、長谷川カオナシさん(Ba)、小泉拓さん(Dr)の4人が登場。ヘビーなギターリフが轟き、「身も蓋もない水槽」からライブがスタート。尾崎さんは冒頭の歌詞を「緊急事態宣言から約3年幕張メッセには張りつめた空気が漂っていてせっかくだから今日はあんたたちと3密よりも親密になりたい」と変えて歌い、この3年間を踏まえた開幕宣言にオーディエンスの熱量が一気に上がる。尾崎さんが間奏で「忘れてねえよ3年前を」と呟いた後、この3年間のうっ憤をぶつけるかのように歌う。まさに、張りつめた空気が充満するが、一転してまろやかなイントロが鳴り、ふわーっと音像が広がる「しょうもな」へ。ひりひりするような文系ロックの新鋭として音楽シーンに現れたクリープハイプだが、今やその楽曲はどんな曲線も自在に描ける自由度の高さがあり、どんどん多彩になっている。2021年に放送されたテレビ東京系水ドラ25『八月は夜のバッティングセンターで。』のオープニングテーマとして書き下ろした「しょうもな」も、焦燥感と甘酸っぱさが立体感を伴って押し寄せるクリープハイプの進化形だった。尾崎さんが「クリープハイプのお客さんは常に何かを探ってる。クリープハイプはそうじゃないと見つからないバンドだと思う。ちゃんと世の中を見て、探っている人に届いて、見つけてもらったからこそ、こうやって大きな会場が埋まっていると思っています。(制限無しの声出しは)今までさんざんダメだって言われてたから迷いもあると思うけど、その迷いこそが今日このバンドを観に来ている本質なんじゃないかと思います」と口にし、ストレートに感謝を伝えた。ライブ中盤で尾崎さんは、「最近自分の歌真似をメディアで見る機会が増えた」と話した後、「歌い方は特徴があるかもしれないけど、クリープハイプの本質は曲の良さ。この声とこの歌い方で曲が良くないと届かない。ハードルを上げてますが、軽々と超えてみせます」と言って、「ボーイズENDガールズ」へ。そう、何せ曲が良いから、一過性のインパクトではなく、今ここで1万2千人キャパのワンマンを成功させているのだ。メジャーデビュー当初、周囲の喧騒に対し、楽曲の中でも外でものたうち回っていたクリープハイプだが、自らの本質を対象化し、だからこそ何が起きても大丈夫だと言わんばかりの佇まいで名曲群をまっすぐに解き放つ。そして、ダイレクトにオーディエンスの心をつかんでいく様はとても多幸感に満ちていた。この曲にインスパイアされ、クリープハイプのMVをずっと手掛けていたことでも知られる松居大悟監督が映画『ちょっと思い出しただけ』を制作したことも記憶に新しい「ナイトオンザプラネット」。まずは尾崎さんがアカペラで歌い、長谷川さんが鍵盤を担当したバンドアンサンブルに突入。夜という親密で艶やかで謎めいた時間にまつわる物語を、現行のインディーR&Bのビート感を感じさせるトラックに乗せるのもまた新しいアプローチだった。最後に尾崎さんは、〈それでちょっと思い出しただけ〉と歌ったが、“ちょっと”といいながらも、多大なる感傷を秘めたそのフレーズはとてもマジカルで、まるで映画『ちょっと思い出しただけ』が凝縮されたように聴こえるのがすごい。「ひねくれてる人間がこんなこと言うのは気持ち悪いけど、ひねくれた人間が言うからこそ意味があるんじゃないかと思って言います。今日は来てくれた人を心から幸せにしたいです」と尾崎さんが言うと、大きな拍手が起こった。それを聞きながら尾崎さんは「したいっていうか、する」と照れ気味に口にした。そんな約10年かけてたどり着いたストレートな告白から始まった後半戦。まずは、3月29日にリリースするEP『だからそれは真実』に収録されている「本当なんてぶっ飛ばしてよ」を披露。ファニーなビートがとても新鮮で、オーディエンスの手が自然と上がる。代表曲「愛の標識」は〈死ぬまで一生愛されてると思ってたよ〉という一節が何度も繰り返される別れの歌だが、尾崎さんは最後、「死ぬまで一生愛されてると」と歌った後、素に戻ったような声で「思っててもいいですか?」とオーディエンスに問いかけた。大歓声が上がり、万感の表情で「思ってるよ」と想いを込めて歌った。その後の「栞」では、サビで桜を模したピンクと白の紙吹雪が舞い、エモーションが極まった。長谷川さんがボーカルを担い、ビジョンに燃え盛る炎が映った「火まつり」、「週刊誌」、「社会の窓と同じ構成」と次々と曲が披露され、フロアのあちこちから「最高!」という声が上がる。そして、あのベース音が聴こえ、オーディエンスが絶叫。「HE IS MINE」だ。間奏で尾崎さんが、「昨日はめちゃくちゃ盛り上がったけど、今日はどうする?」と挑発すると、割れんばかりの大歓声が上がる。「昨日と比べるのは、昨日を越えるためでしょ。3年ぶりのあれは格別で感動したんだけど、あっさりとたった1日でそれを越えてくれませんか?」とさらに挑発。1万2千人の「セックスしよう!」という声が轟き、銀テープが舞う。尾崎さんが「1億回再生突破した曲もないし、ドラマの主題歌にもならない。そういう曲ばかりでもこんなに大きな会場を埋めてもらえているのは本当に幸せなことだと思います。ちゃんと見つけてもらってるっていう喜びがあるから裏切れない」と話し、長谷川さんの方を見る。それを受けて長谷川さんは、「皆さんもひねくれてらっしゃるから見つけてくれたんだと思う」と口にした。この日、クリープハイプのメンバーは幾度となく感謝の気持ちをオーディエンスに伝えた。そのムードは最後まで貫かれた。「こちらはいつでもどの場面でも、そこに歌を置いておきます。でもせっかくここにいてもらってるから、あと1曲一生懸命歌います。ひねくれたバンドだから、少し背中を押しただけでメッセージソングだと思われるのは恥ずかしいんだけど」と言った後、少し間を空けて笑顔を浮かべながら「実際めちゃくちゃメッセージソングです」と言った尾崎さん。ラストの曲は、「二十九、三十」。渋谷のスクランブル交差点、がら空きの新幹線、道頓堀、京都タワー、黄色のテープを巻かれ使用が禁止されたブランコのある公園、「休業宣言」の張り紙…コロナ禍における、日本の様々な景色がビジョンに映し出される。メジャーデビュー10周年を迎えた感謝だけではなく、この3年間の苦難の季節を経て、ここに聴き手がいてくれることへの感謝も込められた「二十九、三十」を演奏し、尾崎さんはメロディに乗せて「ありがとう」と歌った後、再び「ありがとう」と口にした。Information尾崎世界観(Vo/Gt)、小川幸慈(Gt )、長谷川カオナシ(Ba)、小泉拓(Dr)からなる 4人組ロックバンド。2012年、アルバム『死ぬまで一生愛されてると思ってたよ』で メジャーデビュー。2014年には日本武道館2days 公演を行うなど、シーンを牽引する存在に。 2018年の5月11日には約4年ぶりとなる2度目の日本武道館公演「クリープハイプのすべて」を開催。2021年12月には6thアルバム『夜にしがみついて、朝で溶かして』をリリース。『だからそれは真実』メジャーデビュー10周年を締めくくる新作EPが3/29に発売!TOHO animation10周年企画「TOHO animation ミュージックフィルムズ」への書き下ろし曲「凛と」をはじめ、PARCOで開催された展覧会「クリープハイプの声をシャワーのように浴びる展」のテーマソング「本当なんてぶっ飛ばしてよ」、長谷川カオナシが作詞作曲した「朝にキス」、配信リリースされた「愛のネタバレ」、さらに尾崎世界観による弾き語り曲「真実」まで、クリープハイプならではの個性が炸裂した5曲を収録。次ページ>>クリープハイプ の画像特設ページはコチラ文・小松香里
2023年03月28日2020年の春、息子が入院した病院での話です。新型コロナウイルスが猛威を振るい始めたころでした。生後7カ月の息子が風邪をこじらせ肺炎を併発、食事も水分もまともにとることができなくなり入院となりました。 子どもとの入院生活を甘く見ていた私 肺炎を併発した風邪を患った息子に対し、医師が勧めたのは入院治療。弱っていく息子のあまりの痛々しさに「代わってあげたい」と涙が出ました。しかし、1週間程度の入院と聞き、「適切な医療ケアが受けられるのであれば……」と私は前向きに入院準備をおこないました。息子が入院した病院の場合は、コロナ禍のため保護者1名しか付き添えないことや、保護者の食事は自身で調達しなければならないことなど、さまざまな制約つきでした。 私は相部屋での入院を選択しましたが、すぐに後悔しました。他の患者さんのちょっとした咳払いや物音が気になって仕方ないのです。私と息子はお互い慣れない環境の中で、深夜にやっとウトウトできる日々が続きました。さらに共有風呂はたった15分しか利用できません。子どもを洗うのがやっとで、自分のことは後回しです。加えて食事は、院内のコンビニで調達する毎日。日々の疲労はピークに達していました。 そんな入院生活が1週間たったころ、ようやく子どもの治療が終わり、退院が決まりました。久しぶりに吸った外の空気のおいしさは今でも忘れません。この入院生活で痛感したのは健康のありがたさ。私たちはたった1週間でしたが、長期入院しているお子さんや付き添いの保護者の方は本当に大変だと思います。コロナが早く収束し、入院の付き添いも夫婦で分担できたら……と願うばかりです。 ※病院によって対応やルールは異なります。 作画/ひのっしー著者:向田紀子3歳・男の子のママ。動画配信サービスでアニメやドラマを観るのが趣味。現在はWeb記事に関わる仕事をしている。
2023年03月20日