空前のヒットを記録した新海誠監督の映画『天気の子』が2021年1月3日(日)に地上波初放送されることが決定。テレビ朝日の朝の情報番組「グッド!モーニング」お天気コーナーにて発表された。新海監督が、歴史的ヒット作『君の名は。』に続いて2019年夏に送り出した本作。観客動員数1000万人超、興行収入140億円を突破し、国内の年間映画興行収入ランキング第1位という記録を打ち立てた。今回が地上波初放送、本編ノーカット版となる。新海監督ならではの切なく繊細なストーリーと圧倒的な映像美が、日本のみならず世界中の観客を魅了。醍醐虎汰朗と森七菜というフレッシュな2人が、瑞々しい演技で帆高と陽菜の心の揺れ動くさまを表現したほか、小栗旬、本田翼、吉柳咲良、平泉成、梶裕貴、倍賞千恵子と実力派キャスト陣も集結。『君の名は。』に続いて「RADWIMPS」が音楽を担当したことも話題となった。■“一緒に困難を乗り越えよう”――未来へつながるメッセージを込めて『天気の子』の副題は、『Weathering With You』。“weather”には“天気”のほかに“嵐や困難を切り抜ける”という意味があり、『Weathering With You』には厳しい天候や困難を一緒に乗り越えよう、という思いが込められている。2020年は、これまでの当たり前が当たり前でなくなり、世界が一変した“特別な年”だった。昨年、本作に触れた人もいま改めて見返すと、また違った感動が胸に込み上げてきそうだ。新海誠監督コメント「このままでは、いつか世界は大変なことになってしまう」そんな漠然とした不安を、実は皆、ずっと感じ続けていたような気がします。2019年夏、『天気の子』の物語を作った理由も、そんな暗い予感にすこしでも抵抗したかったからでした。そしていま、我々の社会はあの頃には想像もしなかった困難の中にあります。「降り止まない雨の中になんとか光を見出そうとする」この物語が、2021年の視聴者の方々にもすこしでも楽しんでいただけるのならば、それに勝る喜びはありません。帆高役/醍醐虎汰朗コメント各分野のスペシャリストの方々が集まって作り上げた素敵な作品を今回は皆さんにくつろいで観て頂ける空間にお届けできるのは凄く嬉しいです。まだ劇場で観賞されていない方はもちろんですが、すでにご覧になられた方も、また違った環境で鑑賞することで見え方、聞こえ方、感じ方が変わり新鮮な気持ちで見て頂けると思います。観る時のご自身の年齢やその時の感情によっても捉え方が変わる多面的な作品です。何かを一筋に想う純粋で真っ白な気持ちを、美しい映像と音楽と共にお届けします。是非皆さんの大切な人と一緒にご覧下さい!!陽菜役/森七菜コメント映画『天気の子』の地上波初放送が決定しました!2019年の夏、陽菜と帆高の選択に誰もが心奪われていました。帆高が大切な人を守るために一直線に走っていく姿は2020年になった今、改めて、あたらしい意味も込めてたくさんの方々に勇気を贈ることができると思うと嬉しい気持ちでいっぱいです。是非、映画『天気の子』と一緒によい新年をお迎えください。映画『天気の子』は2021年1月3日(日)21時からテレビ朝日系にて地上波初放送。(text:cinemacafe.net)■関連作品:天気の子 2019年7月19日より全国東宝系にて公開(C)2019「天気の子」製作委員会
2020年12月07日常設のドライブインシアター会場「ドライブイン・ワンダーシアター」が、神奈川・横須賀に誕生。第1弾イベントとして「ドライブインシアター2020 ミーツ キント(Drive in Theater 2020 meets KINTO)」を、2020年12月25日(金)・26日(土)・27日(日)に開催する。常設のドライブインシアター会場「ドライブイン・ワンダーシアター」今回オープンする「ドライブイン・ワンダーシアター」は、シアタープロデュースチーム「ドゥーイットシアター(Do it Theater)」が手掛ける、常設のドライブインシアター会場。「ドゥーイットシアター」は、これまでにないシアター体験を提供する事をコンセプトに掲げ、2020年には様々な会場でドライブインシアターイベントを主催しており、いずれも好評を博している。「ドライブイン・ワンダーシアター」が位置するのは、三浦半島の海沿いの開放的で眺望に恵まれた長井海の手公園の一角。絶好のロケーションで、様々な団体や企業とタッグを組みながらドライブインシアターイベントを展開していく。第1弾イベントでは『時をかける少女』など人気3作品を上映そんな「ドライブイン・ワンダーシアター」の第1弾イベントとして、トヨタの提供する自動車のサブスクリプションサービス「キント」とコラボレーションしたドライブインシアター企画「ドライブインシアター2020 ミーツ キント」を開催。上映ラインナップは『秒速5センチメートル』『時をかける少女』『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』の3作品。新海誠、細田守、庵野秀明といった、日本アニメ映画界の巨匠たちによる人気作品を、“車の中”という特別な空間から楽しむことが出来る。【詳細】ドライブイン・ワンダーシアター住所:神奈川県横須賀市長井4丁目 長井海の手公園 特設会場■第1弾イベント「ドライブインシアター2020 ミーツ キント」開催日時:2020年12月25日(金) 20:00開演予定、12月26日(土)/27日(日) 17:30開演予定上映作品:12月25日(金)『秒速5センチメートル』12月26日(土)『時をかける少女』12月27日(日)『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』<チケット情報>発売日:12月11日(金) 18:00~※peatixにて発売。先着順。※料金及びチケットページ詳細は後日発表。
2020年11月29日2020年11月現在、老若男女を問わず人気を博す、漫画『鬼滅の刃』。産経ニュースによると、集英社は同月25日、電子版を含む『鬼滅の刃』の単行本累計発行部数が、同年12月4日発売の最終23巻で、1億2000万部を突破すると発表したといいます。また、全国公開中のアニメ映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、同年11月23日に興行収入が259億1千万円を突破。新海誠さんが手掛けたアニメ映画『君の名は。』や、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作の映画『アナと雪の女王』の興行収入を上回り、国内興収歴代3位に躍り出ました。トレエン斎藤が自作した『鬼滅箱』が話題に同月26日、お笑いコンビ『トレンディエンジェル』の斎藤司さんがブログを更新。『鬼滅の刃』に登場する『竈門禰豆子(かまど・ねづこ)』が作中で入っている木箱を自作したといいます。「DIY未経験だから大変だった」とつづる、完成品がこちらです。本当に未経験…!?木箱の大きさや色、飾り金具や取っ手までもが見事に再現されているではありませんか!斎藤さんによると、この木箱を作る前に、あらかじめ設計図を書いていたのだとか。よく見ると、計算式やサイズまで細かく記されています。「絶対に完成させる」という、斎藤さんの思いが伝わってきますね!木箱の中は作中同様、仕切りなどは設けていないため、「娘も喜んで入ってくれた」と明かしています。斎藤さん自作の木箱を見た人々からは、「本格的!」「設計図も書いているなんてすごい」「こんな父親がいて、娘さんは幸せですね」などのコメントが寄せられていました。ちなみに、木箱を作る様子は、YouTubeに投稿されています。後半は後日アップされるようです。斎藤さんが自作した『鬼滅箱』は、娘さんを喜ばせるだけでなく、多くの人を驚かせました![文・構成/grape編集部]
2020年11月27日10月21日から25日までヒューリックホール東京にて上演された朗読劇「恋を読むvol.3『秒速5センチメートル』」が、CSチャンネル「日テレプラス ドラマ・アニメ・音楽ライブ」にて2021年1月17日(日)よりテレビ初放映されることが決定した。俳優の言葉と、アニメーション・照明・音楽をリンクさせ、舞台ならではの体験を実現する朗読劇シリーズとして2018年から始まった「恋を読む」。第1弾『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』、2019年の第2弾『逃げるは恥だが役に立つ』が好評を博し、第3弾では新海誠監督の『秒速5センチメートル』を朗読劇として初舞台化した。演出は、第1弾、第2弾に引き続き、劇団「ロロ」主宰の三浦直之が担当。梶裕貴や鬼頭明里、黒羽麻璃央、生駒里奈といった、舞台俳優や声優、アイドルなど、多種多様なジャンルで活躍する個性豊かなキャスト15名が5組に分かれて出演する。なお、『秒速5センチメートル』は互いに惹かれ合いながらも、すれ違いが引き裂く運命的な恋を描いたラブストーリー。少しずつページをめくるように、過去と現在を行き来しながら、移りゆく季節の情景とともに物語が展開される。ぜひ、出演者によって表情を変える傑作の朗読劇をテレビで堪能してほしい。【放送情報】朗読劇『秒速5センチメートル』放送チャンネル:CSチャンネル「日テレプラス ドラマ・アニメ・音楽ライブ」全日程出演者:篠崎大悟(劇団ロロ)、森本華(劇団ロロ)・朗読劇『秒速5センチメートル』(1)入野自由×桜井玲香×田村芽実放送日時:2021年1月17(日)20:30~22:30・朗読劇『秒速5センチメートル』(2)海宝直人×妃海風×山崎紘菜放送日時:2021年2月7日(日) 22:00~24:00・朗読劇『秒速5センチメートル』(3)前山剛久×鬼頭明里×尾崎由香放送日時:2021年2月14日(日) 22:00~24:00・朗読劇『秒速5センチメートル』(4)梶裕貴×福原遥×佐倉綾音放送日時:2021年3月放送予定・朗読劇『秒速5センチメートル』(5)黒羽麻璃央×内田真礼×生駒里奈放送日時:2021年3月放送予定
2020年11月27日シアタープロデュースチーム「Do it Theater」が、横須賀市と連携し新しいエンターテインメント・カルチャーを追求するドライブインシアター常設会場「Drive in Wonder Theater」をオープン。12月25日(金)から3日間、「ドライブインシアター2020 meets KINTO」と題したイベントで3つの映画を上映する。「Do it Theater」 は、新たなチャレンジとして、恒常的にドライブインシアターを実施できる場として「Drive in Wonder Theater」を立ち上げ。映画にとどまらず、様々なエンターテインメントとドライブインスタイルを掛け合わせることで、アップデートされたシアター体験とカルチャーの活性化を目指す実験的な取り組みだ。三浦半島の海沿いの開放的で眺望に恵まれた長井海の手公園の一角に創り出した「Drive in Wonder Theater」。「Do it Theater」が提供するシアター体験と横須賀市の観光・飲食・地域産業や資源が連動することで、地域活性の新しい形も模索していくという。「Drive in Wonder Theater」第1弾コラボレーションとして、トヨタの提供するクルマのサブスク「KINTO」とともに、クリスマスにドライブインシアターを開催。上映作品は、もはや説明不要の名作3作品。新海誠監督の連作アニメーション『秒速5センチメートル』、細田守監督がアニメーション映画化した『時をかける少女』、そして最新作が公開を控える『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』(庵野秀明総監督)。いずれも、ドライブインシアターでは初めての上映となるラインアップだ。なお、本イベントのチケットは、応募受付中のKINTOプレゼントキャンペーン、もしくはpeatixにて12月11日(金)18時より購入することができる(※先着順)。「ドライブインシアター2020 meets KINTO」は12月25日(金)~27日(日)Drive in Wonder Theater(長井海の手公園 特設会場)にて開催。(cinemacafe.net)■関連作品:秒速5センチメートル 2007年3月3日より渋谷・シネマライズにて公開
2020年11月26日社会現象を引き起こしている、漫画『鬼滅の刃』。産経ニュースによると、2020年11月23日時点で、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の興行収入は259億1千万円となり、観客動員数は1939万人に達しました。これで、最終興行収入250億3千万円を記録し歴代4位だったアニメ映画『君の名は。』を抜き、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は歴代3位となったのです。このニュースに『君の名は。』の監督である新海誠さんは「ええっ、もう!?」と驚きのコメントを、自身のTwitterに投稿しています。ええっ、もう!?笑悔しいなあと思いつつも、記録が常に上書きされていくのもエンタメの持つ健全さですね。僕も良い映画が作れるよう、せめて日々がんばります。@shinkaimakotoーより引用「悔しいなあ」と素直な気持ちを明かしながらも、「僕もいい映画がつくれるよう、頑張ります」と意気込みを語りました。新海監督のコメントに、ファンからはさまざまな声が上がっています。・素直に「悔しいなあ」といえる新海監督が大好きです!・それぞれの作品にそれぞれのよさがあり、楽しみ方や感じ方は十人十色。新海監督の次回作を、家族全員で楽しみにしています!・すごいけれど、興行収入はただの数字です。数字だけでは語れない、それぞれの作品のよさがあります。新海監督の作品が大好きです!新海監督をはじめ、多くのクリエイターが『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』のブームに刺激され、今後、さらに素晴らしい作品を生み出してくれることでしょう![文・構成/grape編集部]
2020年11月24日上白石萌歌、山寺宏一、中川翔子らが特別出演、今年で23作目となるポケモン映画『劇場版ポケットモンスター ココ』より、Beverlyが歌うオープニングテーマを使用した最新映像が公開中だ。森を舞台に、ポケモンに育てられた少年・ココと、ココを育てたポケモン・ザルードの親子愛を描く本作。そしてシリーズ初の試みとして、岡崎体育が劇中のテーマソング全6曲をプロデュース。トータス松本や木村カエラなど豪華な顔ぶれが話題となっている中、先日公開されたのは、フィリピン出身のシンガーソングライターBeverlyさんが歌うオープニングテーマ「ココ」を使用した予告編。のびやかな歌声と共に、ツルを使って自由自在に飛び回るココとザルードの疾走感のある映像が展開。また、トータス松本さんが歌うメインテーマ「ふしぎなふしぎな生きもの」が流れる、親子の絆を感じる特報映像も同時に公開されている。そして、『言の葉の庭』(新海誠監督)のポスターアートをはじめ、数々の映画の劇中絵画でイラストを手掛けてきた四宮義俊が、『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』と『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』以来3度目、2年ぶりにポケモン映画のスペシャルアートを披露。ジャングルの中でココが物憂げな表情を浮かべ、繊細な色使いが目を引くこのスペシャルアートについてココ役の上白石さんは「額縁に飾って、一生眺めていたいくらいの芸術作品だなと思います」と言い、ザルード役の中村勘九郎は「この美しい世界で、ココの表情を見ると、父ちゃんザルードとしては後ろから抱きしめてあげたくなりますね」とコメントしている。『劇場版ポケットモンスター ココ』は12月25日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:劇場版ポケットモンスター ココ 2020年12月25日より全国東宝系にて公開©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon©2020 ピカチュウプロジェクト
2020年11月16日豪華キャストたちが日替わりで登場するラブストーリーの朗読劇シリーズとして話題を呼んでいる、恋を読むvol.3 『秒速5センチメートル』が21日より上演される。2018年に第1弾として『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』を上演し、2019年3月には約半年という短期間での再演を実現、さらに同年10月に第2弾として『逃げるは恥だが役に立つ』を上演した。第3弾となる 『秒速5センチメートル』は、新海誠監督による同名アニメーションを朗読劇として初の舞台化。「桜花抄」「コスモナウト」「秒速5センチメートル」といった3つの短編の連作という形で描き出される恋の物語は、アジアパシフィック映画祭「最優秀アニメ賞」やイタリア・フューチャーフィルム映画祭「ランチア・プラチナグランプリ」などの映画賞を受賞するなど高評価を得た。今回は主人公・遠野貴樹を演じる海宝直人、黒羽麻璃央にインタビュー。朗読劇ならではの難しさや現在の状況に思うことなどについて話を聞いた。○■実は頭蓋骨フェチ!?――お二人は今回が初対面とのことですが、同じ役を演じることについてどんな思いを持たれていますか?黒羽:大先輩です!海宝:いやいや、とんでもない!黒羽:初めましてなんですけど、とある先輩……古川雄大くんから「海宝さんに似てるね」と言われたことがあって。海宝:光栄です。黒羽:僕は一方的に「嬉しいな」と思いながら今日まで生きてきたんですけど(笑)。でも、きっと似ているからと言って同じような演じ方にはならないでしょうし、各チームで色々な色を出せたらいいなと思っております。海宝:複数チームで作っていくのは、本当に楽しみですよね。違った分野で活躍している、個性豊かな方達が集まってますし、チームごとに違うカラーの作品になるんだろうなという予感があって、自分が演じるのも、他のチームのこともすごく楽しみです。――ミュージカルの大先輩である海宝さんに、黒羽さんから質問することなどはありますか?黒羽:発声フェチだとお聞きしてます。頭蓋骨フェチだと(笑)。海宝:頭蓋骨フェチ!?黒羽:さっきたまたまspiくんと会いまして、聞きました(笑)。海宝:わけわかんないこと言ってるな、あいつ……(笑)。黒羽:発声にめちゃめちゃ詳しいということはお聞きしてたので……教えてください!海宝:とんでもないです! 人によるので、僕がアドバイスなんてそんな……。勘弁してください(笑)。黒羽:じゃあ……好きな和食はなんですか?海宝:和食!? 和食かあ……けっこう難しいね。蕎麦!黒羽:いいですね! 僕も蕎麦が好きなんですよ。共通点があった。海宝:小さい頃から好きです。無性に行きたくなる。黒羽:蕎麦好きな人に悪い人はいないです(笑)。価値観が合って嬉しい限りです。海宝:じゃあ、貴樹も「蕎麦好き」というキャラクター設定で(笑)。黒羽:台本に書いてもらいましょう(笑)。○■リアルな恋愛の物語に――今回演じる遠野貴樹という役についてはどんな印象でしたか?海宝:非常に繊細なキャラクターだなと思いました。朗読劇という形態で見ても、言葉や他者と交流する部分が多いわけではないですし。麻璃央さんは「恋を読む」シリーズをこれまでもやってらっしゃるので、印象を聞いてみたいな。朗読劇っていろんなスタイルがあるけど、どんな感じなんですか?黒羽:『ぼく明日』(『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』)で2回出演しているんですが、動きは多かったですね。後ろの映像もいろいろ移り変わっていったし、2人の関係性とともに距離が縮まっていくようなことも、演出に入っていました。今回演じる貴樹については、男の方が未練たらたらで初恋を引きずっているんだなというのが、すごくリアルだなと(笑)。女性の方が案外さっぱりとしている。海宝:切り替えてるよね。黒羽:その辺がリアルだなと思いますし、切ない感じもリアルだなと思いました。我々が生きてる時間の中では、そういうことの方が多いから、グサっと刺さる。海宝:そういう意味では、貴樹のずるさも含めて生々しい。貴樹自身もすごく思わせぶりなところもあったりして、女性からするとイライラするところもあるのかな、というのも含めてリアルですよね。生身の人間だからこその温度感も出せたら面白いと思いました。――周囲にアニメの感想を聞くと、男性が主人公の貴樹を「これは自分だ!」と共感してしまうところがあるのかな? とも思いましたが、お二人にとってはいかがでしたか?海宝:気持ちはわからなくもないけど、自分がこうも引きずり続けるかというと……そこまではないかなとも思いました(笑)。だからこそ、演じるのがすごく面白そうです。黒羽:ここまで極端ではないですけども、引きずる気持ちはすごいわかります。海宝:やっぱり、思い出として残るのは男性の方が多いのかな。昔好きだった人の写真が意外と消せない、とか(笑)。黒羽:それは間違いなく男の方ですよね(笑)。全部一気に捨てるとか、難しいかもしれない。――ちなみに、お二人がこれまでに好きだったのはどんなアニメですか?海宝:もう、ど定番ですけど、ディズニーとジブリで育っています。ジブリ作品はどれもすごく好きで『千と千尋の神隠し』とかも大好きなんですが、結果、帰ってくるのは『となりのトトロ』。黒羽:わかります(笑)。海宝:何周もして、『となりのトトロ』。結果、『トトロ』で泣く(笑)。子供の時から今になって観てみると、新しい発見もあったりします。黒羽:僕は『るろうに剣心』が好きで、ナンバーワンの漫画でありアニメです。好きすぎて、小さい頃に家で木刀を振り回していました(笑)。原作に出てくる技もなんとか習得しようと練習したりもしたんですけど、撃つことはできなかったですね……。「二重の極み」を本当にひたすら練習してたんですけど。海宝:できないでしょうね(笑)。黒羽:やっぱり、命を懸けなきゃできないですね(笑)。出演予定だったミュージカル『るろうに剣心 京都編』は残念ながら今回中止となってしまったんですが、本当に大好きな作品です。○■ドラマや映画に近い感覚も――演劇界にも新型コロナウイルスの影響が大きく、朗読劇やミュージカルコンサート、配信など様々な形態も増えていることについては、出演される側としてどのように感じられていますか?海宝:こういった事態になったからこそ、色々と新しい形の演劇が試されて生まれていくのは、すごく面白いことです。演劇やエンタテインメントって、今回に限らず太古の昔から様々な出来事を経て新しいものが生み出され広まってきたと思うので、もちろんマイナスな部分もありましたけど、ポジティブに捉えて、新しいチャレンジに参加していけたら、ひとつ幸せなことでもあるなと思います。黒羽:今回こういうことがあって、一致団結感が増したように感じています。舞台で飯を食べている我々のような人間が、「みんなで演劇を救おう」という姿勢ができたのかな。こんな時期に舞台なんかやるんじゃない、と言われることもあるかもしれないけど、自分たちの仕事に改めて誇りを持って、舞台人が一つになった感覚は大きかったです。「舞台の火を絶やさない」という協力体制が見えて、嬉しかったし、「みんな舞台を愛する仲間だ!」と思えました。――何か面白いな、と思った試みはありましたか?海宝:僕は無観客の配信に参加して、非常に新鮮な経験でした。不思議な経験でもあったんですが、その分反応も大きくて、知り合いの役者仲間からも「面白かったよ」と連絡が来ました。色んな議論があって新しいものが生まれてきているという実感がありましたし、短期間でここまで作り上げることができるんだというのも発見でした。黒羽:僕は舞台の配信が、斬新だと思いました。今までも千秋楽をライブ配信したりDVDに収録したりということはあったかもしれないですけど、「全公演配信」という試みもあって。俳優達が舞台をやってるんですけど「今、このカメラで抜かれてる」と意識すると思うと、ドラマや映画とかに近いじゃないですか。舞台上ではあるんですけど、どこかでカメラを意識したお芝居を入れるようになるのかな。舞台だけだったらそういうことはないので、面白かったです。――それでは、最後に作品を楽しみにしている方にメッセージをいただけたら。黒羽:僕自身、お客様を入れての舞台は久々になります。生のお芝居が届けられる、お客様が入って空気感が完成する作品ができるというのは、決して当たり前じゃないんだと思ったので、4公演を噛み締めながら演じたいと思います。海宝:今回のカンパニーで、『秒速5センチメートル』という作品の新しい側面や解釈を見ていただけるようになるんじゃないかなと感じています。ぜひぜひアニメのファンの方にも見ていただきたいですし、逆にこの朗読劇をきっかけにアニメを見ていただけるような作品にもなったら嬉しいです。これだけ素晴らしいみなさんがキャストで集まって、5通りの作品が生まれるんじゃないかな。それぞれ主なフィールドが違う役者さん、声優さん達がいらっしゃいますから、1回と言わず何回でも楽しんでいただけたらと思います。■海宝直人1988年7月4日生まれ、千葉県出身。7歳の時、劇団四季ミュージカル『美女と野獣』のチップ役でデビューし、その後様々な舞台で活躍する。主な出演作にミュージカル『レ・ミゼラブル』(15年・17年・19年)、劇団四季『アラジン」(15〜16年・18年)、劇団四季『ライオン・キング』(16年)、ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』(16年・18年)、劇団四季『ノートルダムの鐘』(16・17年)、ミュージカル『イブ・サンローラン』(19年)、ミュージカル『アナスタシア』(20年)など。今年12月2日にCD『Break a leg!』をリリース予定(よしもとミュージック)■黒羽麻璃央1993年7月6日生まれ、宮城県出身。2010年に第23回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストにて準グランプリを受賞し、芸能界入り。主な出演作にミュージカル『テニスの王子様』(12年〜14年)、ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ (15年〜)、舞台『黒子のバスケ』(16年〜)、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』(19年)、映画『アヤメくんののんびり肉食日誌』(17年)、『いなくなれ、群青』(19年)、ドラマ『寝ないの?小山内三兄弟』シリーズ、『テレビ演劇 サクセス荘』シリーズ(19年〜)、『恋はつづくよどこまでも』『SUITS/スーツ2』(20年)など。
2020年10月21日2016年に大ヒットした『君の名は。』に続く新海誠監督の最新作となった長編アニメーション映画『天気の子』。興行収入は140億円を突破し、昨年の日本で最大のヒット映画となった本作がWOWOWにて独占初放送されることが決定した。天候が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年と少女が自らの生き方を“選択”するストーリー。東京にやって来た家出少年・帆高が出会う、不思議な力を持つ少女・陽菜。2人の恋の物語は、美しく、切なく、新たな時代を迎えるあらゆる世代、そして全世界へのメッセージとして描かれる。さらに、WOWOWでの放送やWOWOWメンバーズオンデマンドで本作を鑑賞しながら、ハッシュタグ「#WOWOW同時鑑賞会」を付けてツイートすることで同時鑑賞会を楽しめる。また、今回は本作に加え、新海監督が高い評価を得た過去作『君の名は。』『雲のむこう、約束の場所』『秒速5センチメートル』『星を追う子ども』『言の葉の庭』の計6本が特集放送される。『天気の子』は10月10日(土)20時よりWOWOWシネマにて独占初放送。(text:cinemacafe.net)■関連作品:天気の子 2019年7月19日より全国東宝系にて公開(C)2019「天気の子」製作委員会
2020年10月01日10月21日(水)から25日(日)までヒューリックホール東京で上演される、『恋を読むvol.3 「秒速5センチメートル」』の全キャスト及び公演詳細が発表された。俳優の言葉とアニメーション、音楽を有機的にリンクさせ、舞台だからこそ実現される特別な体験を目指し、2018年に朗読劇シリーズとして産声をあげた『恋を読む』シリーズ。同年、第1弾として『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』を上演、2019年3月には約半年という短期間での再演を実現した。同年10月には第2弾となる『逃げるは恥だが役に立つ』も上演されている。どの公演も多種多様なジャンルからトップクラスの人気と実力のキャストが集結した、新たな形の恋物語で評判を得た。第3弾となる今回は、映画『君の名は。』で話題となった新海誠の美しくも切ないアニメーション『秒速5センチメートル』を朗読劇として初めて舞台化したもの。『桜花抄』『コスモナウト』『秒速5センチメートル』の3つの短編の連作として描き出される恋の物語は、2007年の公開から大きな反響を呼び、単館上映ながらロングラン、アジアパシフィック映画祭「最優秀アニメ賞」やイタリア・フューチャーフィルム映画祭「ランチア・プラチナグランプリ」などの映画賞を受賞した。互いに惹かれ合いながらもすれ違い、結ばれることのない運命の男女を描く傑作が、朗読劇という濃密な空間でダイレクトに演じられる。演出は第1弾と第2弾に引き続き、劇団「ロロ」主宰の三浦直之が担当。彼は2019年にはNHKよるドラ『腐女子、うっかりゲイに告る。』の全話脚本を手がけ、同年のコンフィデンス・アワード・ドラマ賞脚本賞を受賞する実力派。マンガ、アニメ、小説、音楽、映画などジャンルを越えたポップカルチャーを取り込んで作風で評価が高い彼の演出にも注目してほしい。出演は、新海誠作品にゆかりの深い入野自由、梶裕貴、佐倉綾音。また『恋を読む』過去作にも出演した妃海風、山崎紘菜、福原遥、黒羽麻璃央、内田真礼、生駒里奈。さらに初の参加となる海宝直人、桜井玲香、田村芽実、前山剛久、鬼頭明里、尾崎由香。今回も多種多様なジャンルでトップランナーとして活躍する豪華な15人が集まった。脚本・演出コメント三浦直之(ロロ)『秒速5センチメートル』のアニメーションをみると、美しい遅さに胸を打たれます。キャラクター、風景、言葉、すべてがもどかしい。朗読劇であの遅さをどうすれば作り出せるか。日々考え中です。■キャストコメント※出演日順・10月21、22日出演入野自由/遠野貴樹役新海監督の作品に今までとはまた違う形で参加出来ることがとても嬉しいです。アニメ版とは、違う表現方法の中で何ができるのか。新しい魅力を見つけ出し、チーム一丸となり、この朗読劇を楽しみたいです。桜井玲香/篠原明里役朗読劇は初めてなので、とてもワクワクしています。声だけで表現する事は、とても難しいと思いますが、素敵なキャストの皆様から沢山学ばせていただきます。この作品はずっと前に観ていました。淡く苦い初恋と、繊細な世界観を壊すことなく表現できるよう努めます。田村芽実/澄田花苗役新海誠さんの作品は大好きで、公開されるたびに映画館に足を運んでいます。中でも「秒速5センチメートル」は、映画館に限らず、自宅でもDVDなどで繰り返し拝見していた作品です。今回、その朗読劇に澄田花苗役として出演させていただけること、非常に嬉しく思っています。また、朗読劇は初めての挑戦なので、ドキドキしていますが精一杯努めさせていただきます!・10月21日出演海宝直人/遠野貴樹役連作形式で描かれた原作の世界観をどのように朗読で創り出すのか、今からとても楽しみです。新海誠監督の光と色彩の世界、そしてキャラクターの繊細な心情を、言葉と声の力でしっかり感じていただけるよう頑張りたいと思います。どうぞお楽しみに!妃海風/篠原明里役原作映画が大好きで、三浦さんの演出にまた携わることができ、幸せに思います。何気ない日常を切り取って描かれているお話なのに、全てがとてもドラマティック。そして、キャラクターの心の機微が繊細に描かれていて、見ていて胸が苦しくなるほど共感します。朗読劇では、心の繊細さと言葉のぬくもりを大切に、演じたいと思います。山崎紘菜/澄田花苗役この度、朗読劇で再び恋を読む事ができてとても嬉しいです。原作のもつ、人の感情が匂い立つような、空気を震わせるような恋心を五感で感じとってもらえるように演じられたらと思います。また、今回演じる花苗と一緒に色んな感情を分かち合って存分に恋い焦がれる事ができたらと思います。この物語が少しでも皆さんの心を温めて、作品に恋をしてもらえますように。・10月22日出演前山剛久/遠野貴樹役今作への出演、心から嬉しいです。原作アニメーション映画の持つ淡い青春の切なさ。その魅力を大切しながら、朗読劇として出せる新たな魅力を模索します!綺麗でありながら、どこまでもリアルな世界観。一つ一つのシーンを丁寧に、素晴らしいキャスト・スタッフ陣と共に言葉で紡いでいけたらと思います。鬼頭明里/篠原明里役前々からずっとやってみたいと思っていた朗読劇に挑戦することができるのが本当に嬉しいです!秒速5センチメートルは元々知っている作品で、ヒロインの名前が私と同じ「明里」という事で、いつか自分と同じ名前の役をやってみたい!と思っていたので、今から気合十分です!原作のノスタルジーな雰囲気を朗読劇でうまく表現出来るよう、精一杯努めたいと思います。尾崎由香/澄田花苗役念願だった『恋を読むシリーズ』に出演できること、そして、新海誠さんの作品を演じられることが夢のようで、 身が引き締まる思いです! 朗読劇ならではの、心に響く素敵な空間、是非劇場で楽しんで行って下さい。・10月23、24日出演梶裕貴/遠野貴樹役初めて「秒速」と出会った時の感動と衝撃は、ずっと忘れられません。一人の人間として、男として、僕に大切なことを教えてくれた作品です。原作を大切にしつつ…恩返しの気持ちを込めて、遠野貴樹を丁寧に演じさせていただきたいと思っています。福原遥/篠原明里役三浦直之さんとまたご一緒でき、そしてまさか大好きな新海誠さんの作品で、あの舞台に立てるなんて。とお話を聞いた時は、とてもとても嬉しかったのを覚えています!あのお客様と一つになれる温かい空間が私はたまらなく好きで、いつかまたやりたい!とずっと思っていたので今から楽しみでしかたありません!一言一言を大切に、思いを乗せて皆さんに届けられたらと思います。是非、劇場に足を運んでいただけたら嬉しいです!佐倉綾音/澄田花苗役朗読劇と呼ばれるエンターテインメントの行き着く先を関わった時に目指すべき先の輪郭を、私は未熟でまだ捉えられていません。朗読という″音″がメインの舞台の上で、小さい頃に夢中で観た『秒速5センチメートル』の″景色″を、″桜″を、″空″を見られたとしたら、その先にきっとまだ見ぬ何かがある気がして、出演させて頂く運びとなりました。あの忘れられない景色の中に入れる、忘れられない一日になる予感がしています。皆さまにもそういった思いを共有して頂けるよう、精一杯頑張ります。・10月24、25日出演黒羽麻璃央/遠野貴樹役新海誠さん作品では初めて観た映画で、何度も何度も繰り返し観てきました。それが脚本・演出、三浦直之さんの手により、朗読劇で再びこの世界に生まれるのが嬉しくてたまりません!今回も作品との出会いを大切に、しっかりと演じていければなと思います。内田真礼/篠原明里役原作のもつ清涼感が大好きで、この世界に足を踏み入れるのはドキドキしていましたが、実はワクワクの方が勝っていて。自分の中に原作の空気を落とし込んで、大切にしつつ新しいステージにできたら、と思っています。なかなか時間をともにできないもどかしさを感じる日々ですが、秒速5センチメートルの世界をいっしょに描きましょう。あなたに声を届けます。生駒里奈/澄田花苗役朗読劇の楽しさを感じていた所にお話しを頂き是非!とすぐにお返事をしました。日常的には話す事でコミュニケーションを取っているのに、いざとなると一番難しくて私には課題ばかりの"伝える"という行為。ただ、やり込んでいくにつれ、自分にもこんな風に言葉を話せるのだと発見があります。台本と演者がセットの中に立ち、言葉の音を奏でられるよう、共演者の皆様のいい所を頂きつつ素敵な時間にしたいと思います。最高の時間をお届けできるよう精一杯努めます!・全日程出演篠崎大悟(ロロ)ストーリーも印象に残りましたが、背景の光が綺麗でとても印象的でした。不安を抱えている主人公やかつての自分を優しく照らし出してくれる光。そんな背景の細かな魅力も声に乗せてお届けできるように頑張ります。森本華(ロロ)豪華な朗読劇に参加させていいただけてとても嬉しいです。何か体験してみようとヨーグルッペを探しています。上演までに飲んでみたいです。■公演情報恋を読むvol.3『秒速5センチメートル』日程:10月21日(水)~25日(日)会場:ヒューリックホール東京 原作:新海誠 脚本・演出:三浦直之(ロロ) 出演: (出演日順) 入野自由×桜井玲香×田村芽実/海宝直人×妃海 風×山崎紘菜/ 前山剛久×鬼頭明里×尾崎由香/梶 裕貴×福原 遥×佐倉綾音/ 黒羽麻璃央×内田真礼×生駒里奈/ (全日程出演)篠崎大悟(ロロ)、森本 華(ロロ)
2020年09月17日阿部サダヲ、松たか子という豪華タッグで脚本家・坂元裕二が手掛けるオリジナルドラマ「スイッチ」。本作には新進気鋭の若手実力派キャスト陣が続々登場、その場面写真が到着した。元恋人同士の検事と弁護士が、ある事件を介して対峙し、2人を中心に個性豊かな登場人物が次々と入り乱れ、予想だにしない展開へと突き進んでいく本作。そのキーパーソンの1人となる弁当店の店員・星野七美を演じるのは、今年、配信ドラマ「東京ラブストーリー」でヒロイン・赤名リカを好演し、話題となった石橋静河。本作では一転、検事の駒月直(阿部サダヲ)と弁護士の蔦谷円(松たか子)が担当することになる「みなとみらい連続突き飛ばし事件」で、母・星野依子(原日出子)の命を奪われ、大きな決断をすることになる七美の苦悩や複雑な心境を繊細に演じる。彼女と関わることで円の心境に変化が生じることにもなり、物語のカギを握る重要な人物となる。石橋静河「ご褒美のような現場でした」ずっと憧れていた坂元裕二さんの作品に参加することができて、うれしかったです。私が演じた星野七美という女の子の心情を考えると撮影中は気が重くなる毎日でしたが、松たか子さんや阿部サダヲさんといった大好きな先輩方とお芝居をすることができて、私にとってはご褒美のような現場でした。ぜひご覧ください!また、円(松さん)の後輩となる若手弁護士・橋口結麻を演じるのは岸井ゆきの。連続テレビ小説「まんぷく」で14歳の役も演じ、映画『愛がなんだ』では成田凌に叶わぬ思いを寄せる女性役で話題を呼び、作品ごとに全く違う顔を見せる演技の幅とその実力で、高い評価を受ける岸井さん。そんな彼女が本作で演じる結麻は、“橋口”という名前から“はけ口さん”と呼ばれ、そのあだ名の通り、自ら進んで円のストレスを受け止める“はけ口”役を担う…という後輩を演じる。岸井ゆきの「至高の会話劇になっている」坂元裕二さんの台詞がどこをとっても面白く、スペシャルなキャストで紡がれます。どの瞬間も見逃せない、至高の会話劇になっていると思います!ぜひ家でゆっくりご覧ください。一方、検察事務官として直(阿部さん)を支える曽田知基役は、現在出演作が急増中の俳優・井之脇海。子役からキャリアを積み、朝ドラや大河ドラマなど多くの作品に出演し「義母と娘のブルース」で注目を集め、自主制作映画『言葉のいらない愛』(15)では監督・脚本を務めるなど、マルチな才能を発揮。本作では、いまどきの空気を読まないマイペースさを持ち合わせながらも、憧れの先輩・直と事件を追ううちに少しずつ成長していく曽田を熱演。曽田が直と繰り広げるマニアックな会話にも期待がかかる。井之脇海「いち坂元さんファンとして楽しみ」坂元裕二さんの作品は昔から大好きで、いつか参加したいと思っていたので、今回、出演が決まって本当に嬉しかったです。ページをめくる手が止まりませんでした。登場人物全員が人間くさくて、どこかチャーミングで愛おしく、「僕もこの世界で生きられるんだ!」とワクワクしました。僕の演じた曽田も、坂元さんの愛をとても感じました。坂元さんから受け取ったお手紙に、お返事を書くようなつもりで撮影に臨みました。僕のシーン以外は、他の撮影現場を知らないので、あの面白い台本がどう映像になっているのか、いち坂元さんファンとして放送が楽しみです!さらに、舞台「弱虫ペダル」などで活躍し、新海誠監督の長編アニメーション映画『天気の子』で、主人公に大抜てきされ、一気に注目を浴びた若手注目株・醍醐虎汰朗が、主人公・直の青年時代を演じる。醍醐虎汰朗「物語の中で重要なピースとなるシーン」月川翔監督が作り出す柔らかくて切ない色をした世界と、今まで数々の名作を手掛けてきた脚本家・坂元裕二さんが織りなす素晴らしい作品に出演でき大変光栄でした。今回、主人公の青年期として物語の中で重要なピースとなるシーンだったので、心の動きを丁寧に表現できるよう感情を込めて演じました。是非ご覧ください。いずれもフレッシュな魅力と確かな演技力を誇る若手実力派キャストたちが、坂元ワールドの個性的な役柄に息を吹き込む。ドラマスペシャル「スイッチ」は6月21日(日)21時~テレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2020年06月16日音楽をこよなく愛する、ライター・エディター・コラムニストのかわむらあみりです。【音楽通信】第37回目に登場するのは、新海誠監督作『天気の子』の音楽を担当していたRADWIMPSに、ボーカリストとして抜擢され話題を呼んだのも記憶に新しい、歌手で女優の三浦透子さん!「2代目なっちゃん」から『天気の子』ボーカリストへ【音楽通信】vol. 372002年の5歳のときに、清涼飲料水『なっちゃん』のCMで女優デビューした、三浦透子さん。2020年は『ロマンスドール』や『架空OL日記』などの映画に出演するなど、これまでに数々の映画やドラマで活躍しています。歌手としては、大ヒットした新海誠監督作『天気の子』(2019年)の音楽を担当していたRADWIMPSにボーカリストとして大抜擢されました。「役者の歌声というよりも世界そのものの響きのような、個人の感情を少しだけ越えたような何かを、まっすぐに運んできてくれる声」(新海監督)、「どんな天気をも晴れにしてしまうような圧倒的で不思議な力を持つ」(RADWIMPS 野田洋次郎)と称されて、その歌声にも注目が集まっています。そんな三浦さんが、2020年5月27日に1stミニアルバム『ASTERISK』をリリースされるということで、お話をうかがいました。ーー5歳のときに『なっちゃん』のCMに出演され、2代目なっちゃんに抜擢された当時のことは覚えていますか。また、もともと女優を目指していたのでしょうか。当時のことは、ひどく現場で迷惑をかけたということだけはしっかり覚えています。とにかく調子乗りで大人の言うことを聞かない子どもだったので、まわりのみなさんは本当に苦労したと思います。もともと私も家族も芸能界に興味があったわけではなく、習い事で通っていたダンススクールの友達と一緒に、ふらっとオーディションに参加しました。CMが決まった後も、母親は、「思い出作りになれば良いかな」くらいの気持ちだったと聞いています。ですから、ここまで続ける仕事になるとは、そのときはまったく思っていませんでした。ーー結果として、5歳から現在まで女優としてご活躍されていますが、目標とする俳優さんや憧れの作品、監督はいますか。目標というのとは少し違いますが、田中絹代さん、京マチ子さん、乙羽信子さんはとても好きな俳優です。相米慎二監督の『台風クラブ』(1985年)、ツァイ・ミンリャン監督の『青春神話』(1992年)は初期の映画体験だというのもありますが、私にとって特別な作品です。ーーでは、歌手活動を始めたきっかけを教えてください。タナダユキ監督と役者としてCMの撮影をご一緒したときに、ワンフレーズだけ歌うシーンがありました。その際、「声が良い」とおっしゃっていただいて以降、タナダ監督のCMや映画の音楽の仕事をさせていただくようになったのがきっかけです。ーー映画『天気の子』(2019年)のボーカリストとして、主題歌「祝祭 feat.三浦透子」と「グランドエスケープ feat.三浦透子」で大抜擢されました。ご自身の歌声が、新海誠監督とRADWIMPSの野田洋次郎さんを唸らせたことやおふたりの印象を教えてください。もともと「歌の仕事をしっかりやりたい」という気持ちが心のどこかにはあったので、新海さんと野田さんの反応は素直にうれしかったです。ボーカリストとして新しいチャレンジをすることに対して、とにかく楽しみな気持ちが一番でした。新海さんは、私がお会いしたときは特に忙しい時期だったと思いますが、いつお会いしてもとても穏やか。常にリスペクトを感じる丁寧な言葉でお話ししてくださるのが印象的です。野田さんは、妥協せず、私に対してもプロフェッショナルとして接してくださいました。おふたりとも、それぞれの分野の先頭を走っている方々ですが、どなたにも変わらない姿勢がとても素敵です。——2019年は『ミュージックステーション』や『第70回NHK紅白歌合戦』などにRADWIMPSさんと共に初出演されましたが、歌番組はいかがでしたか。歌の現場と、お芝居の現場との違いや心境の違いは。2019年は本当にいろいろな景色を見させていただきました。本当に想像していなかった出来事ばかりで、心の整理をする時間がなかったのが逆に良かったと、いまでは思います。どのステージもただただ楽しかったな、という印象が強いです。ただ、こういう流れは、いずれ落ちつくものだという認識もしっかりありました。CM『なっちゃん』のときと同じですね。『天気の子』で体験させてもらったことは、ある意味、一番華やかなところ。これから自分で歩いていくときには、歌もお芝居も一歩ずつ、丁寧にやりたいという思いが強いです。歌とお芝居の細かな違いはたくさん感じますが、一貫した“自分がやる”ということをいまは意識しています。新作は本格的に音楽と向き合うけじめの作品ーー5月27日に1stミニアルバム『ASTERISK』をリリースされます。2017年にカバーアルバムをリリースされてから、今回が初めてのオリジナルアルバムとなりますね。はい、今回のリリースは素直にとてもうれしいです。自分名義でのオリジナル作品というのは、やはりいままでとは感覚が全然違いますね。私にとっては、本格的にこれから音楽と向き合っていこうという、けじめの作品でもあります。最初の一歩なので、みなさんからどんな反応が返ってくるのか、とても楽しみです。ーー収録曲の、映画『ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ』(近日公開予定)の主題歌「uzu」は、まるで子守唄のようにも聴こえるやさしい歌ですね。歌詞のない歌ですが、心がけたことはありますか。作曲をした森山直太朗さんとは曲について話し合うことはあったのでしょうか。ムヒカさんの物語や言葉から、観る側が受け取る感情はさまざまだと思います。エンドロールは、そういう映画の余韻を邪魔しない、言葉を反芻し、自分と向き合うような時間になればいいなと思いました。歌詞のない歌になったのは、田部井一真監督や直太朗さん、みんなのそういう思いから。直太朗さんが、「寝起きみたいな感じがいいな」とおっしゃっていたので、“歌う”というよりは、声を“鳴らす”というようなイメージで歌いました。レコーディングでは、メロディ以外の決まりは何もなくて、とにかく自由。直太朗さんの人柄も相まって、のびのびとリラックスして純粋に音楽を楽しめる贅沢な時間でした。このアルバムの中で最初にレコーディングをしたのが「uzu」でしたが、これが最初でとても良かったです。ーー収録曲「ブルーハワイ」は曽我部恵一さんが作曲した曲です。曽我部さんのバンド、サニーデイ・サービスはもともとよく聴いていたそうですが、今回は三浦さんのオリジナル楽曲を歌われてみていかがでしたか。2017年にリリースしたカバーアルバムの際にも、サニーデイ・サービスの楽曲「東京」を歌わせていただきました。今回はその流れでまた、オリジナル作品でも楽曲を提供していただけるというのは、とても感慨深いです。曽我部さんはふわふわ漂っているような不思議な存在感の方で、お話ししていてすごく楽しかったです。その反面、曽我部さんの頭の中ははかり知れなくて、いったいどんな曲になるのだろうと、まったく予想ができませんでした。いただいた曲は、まるで自分が見透かされているかのようで驚きました。心にすっと落ちてくる歌詞とメロディで、一番自然に歌うことができたんです。ーー収録曲「FISHANDCHIPS」は、赤い公園の津野米咲さんが担当された曲ですが、ラップや和洋折衷のようなサウンドなど、おもしろい楽曲だと感じました。今回は、今までとは違ったアプローチで声を聴かせたいというのが、アルバムのテーマとして最初にありました。「FISHANDCHIPS」はまさにそのコンセプトにあった曲だと思います。これまで歌ってきたオーガニックな楽曲とは違って、音数もたくさん、これでもかというくらい盛り込んで、遊び尽くしてもらいました。そのなかで、私の声をどうたたせるか。私もたくさん声で遊んで、ニュアンスもいろいろ試しながら歌いました。今までは、どれだけ削ぎ落として歌えるかということをテーマに歌ってきたので、とても楽しいチャレンジでした。中毒性があって、個人的にも一番よくリピートしているかもしれません。ーーそのほか、映画『天気の子』のRADWIMPS「愛にできることはまだあるかい」のカバーや、スカート・澤部渡さんが作曲した「波がたった」など、多彩な楽曲が詰まったアルバムです。今回、7組のアーティストが制作に参加されていますね。7アーティストのみなさんは、私の希望でお願いさせていただいた方がほとんどで、本当にとても光栄です。何よりも今回、一番大事にしたのは“7つのカラーで声を見せる”こと。ただ私がご一緒したいという理由だけで選ぶと偏りが出て難しかったので、そのバランスは慎重に考えました。それぞれのアーティストさんとしっかりコミュニケーションを取るところからはじめて、参加できるところはオケ録りもなるべく見学させていただきました。曲が違えば、毎レコーディング、課題も違います。曲数は少ないですが、とても濃密なレコーディング期間でした。ーー『ASTERISK』というタイトルに込めた思いと、実際に完成して聴かれた印象を教えてください。記号の「*(アスタリスク)」は、掛け算記号としても使われますが、その“掛け算”という意味合いが今回のアルバムにとてもしっくりきたので、このタイトルにしました。良いコラボレーションというのは、やはり私が受け身になりきってしまうと成立しない。もらった歌を歌う、というところから一歩先に進んで、“関わる”という意思表示でもあります。また、「アスタリスク」には、ギリシャ語で「小さな星」という意味があると、後から調べて知りました。星や光のイメージも、今回のアルバムビジュアルとも合っていて、良いタイトルになったかなと思っています。7曲すべて本当に違った曲なので、聴き応えもある反面、アルバムを通して聞いても30分かからないという、気軽さが気に入っています。変わることと、変わらないこと、そのどちらも大事ーー女優、歌手としてご活躍の三浦さんですが、普段から美容面などで気をつけていることは。私は中学の頃と高校の頃の2回、ひどい肌荒れに悩んだことがあります。こればっかりは、この方法が一番と言い切れないのが難しいところですが、私の場合は朝の洗顔をやめたことが一番効果がありました。自分の肌の特徴を理解することが大事だと思っています。ーーよく聴くアーティストや楽曲はありますか。人生で一番聴いたのは、NUMBER GIRL。私の青春のバンドです。最近はエレクトロやジャズなどインストを聴くことが多くなりました。あとは、大貫妙子さん、吉田美奈子さんなどの70〜80年代の日本の音楽も聴いています。いまはたくさん時間もあるし、音楽の活動を始めたという意味でも、いろいろと吸収する必要がある時期だと思うので、周りの信頼できる人から、さまざまな音楽を教わっています。ーーいま興味のあることはなんですか。建築に興味があります。はじめはただ建物を見るのが好きなだけでしたが、ル・コルビュジエ(モダニズム建築の礎を築いた20世紀を代表する建築家)の「住宅は住むための機械である」という言葉に惹かれて、それ以来、その建物が建てられた背景や建築家の持つ哲学にも興味を持つようになりました。昨年、ロシア・アヴァンギャルド建築のお話の舞台に出演したこともあって、その分野を勉強したのも影響しています。駒場東大前にある日本民藝館も、はじめは建物が好きで通い始めましたが、いまは民藝品や民藝の考え方にも興味を持つようになりました。ものづくりの裏側にあるものに興味があるのかもしれません。ーー現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、世界的に活動自粛制限がありますが、三浦さんはどんなふうにおうちで過ごされていますか。こういう時期は、特別なことはしないで、いつも通りを心がけています。つい何かやらなくてはと意識しすぎてしまいますが、変わることと、変わらないこと、そのどちらも私は大事だと思っているんです。いま時間が与えられたと思って、しっかり自分と向き合い、考える時間にしたいです。取材後記女優として活躍しながらも、歌手としても存在感を発揮されている三浦透子さん。その透明感のある心地よい歌声は、新海監督や野田さんではなくとも、魅了されてしまうに違いありません。そんな三浦さんがリリースされるミニアルバムをまずはチェックしてみてくださいね。三浦透子 PROFILE1996年10月20日、北海道生まれ。女優としては、2002年、サントリー『なっちゃん』のCMでデビュー。 その後、映画、ドラマなどで本格的に女優としての活動を開始。近年は2018年、映画『素敵なダイナマイトスキャンダル』でヒロインを務め、2020年、映画『ロマンスドール』や映画『架空OL日記』などにも出演。歌手としては、2017年、90年代の名曲をアコースティックカバーした企画アルバム『かくしてわたしは、透明からはじめることにした』でCDデビュー。2019年、新海誠監督最新作『天気の子』の音楽を担当していたRADWIMPSにボーカリストとして大抜擢され、その歌声にも注目が集まる。2020年5月27日、1stミニアルバム『ASTERISK』をリリース。InformationNew Release『ASTERISK』(収録曲)01.uzu02.愛にできることはまだあるかい03.蜜蜂04.おちつけ05.波がたった06.ブルーハワイ07. FISHANDCHIPS2020年5月27日発売(初回仕様)UPCH-29362¥2,000(税別)※初回仕様出荷終了次第、同価格の通常仕様(UPCH-20542)に切り替わります。
2020年05月15日.spNews__sns {padding: 0 24px;margin-top: 16px;height: 30px;}.spNews__pr {padding: 0 24px;margin-top: 24px;}.spNews__pr__button a,.spNews__sns__button a {padding: 5px 10px;color: #A6A6A6;border: 1px solid #A6A6A6;width: 10%;font-size: 1.2rem;}.spNews__link {margin-top: 16px;padding: 0 20px;}.spNews__link__btn {width: 48%;min-height:42px;display: inline-block;vertical-align: top;margin: 0px calc(1% - 1px);border: 1px solid rgb(0, 112, 192);border-radius: 5px;background-color: rgb(0, 112, 192);box-sizing: border-box;}.spNews__column {padding: 0 24px;}.spNews__column * {padding-right: 0;}.spNews__column .spNews__link__btn {width: 100%;}.spNews__column:after,.col:after {content: "";display: table;clear: both;}.col {display: block;float: left;width: 100%;}.span_1 { width: 8.33333333333%; }.span_2 { width: 16.6666666667%; }.span_3 { width: 25%; }.span_4 { width: 33.3333333333%; }.span_5 { width: 41.6666666667%; }.span_6 { width: 50%; }.span_7 { width: 58.3333333333%; }.span_8 { width: 66.6666666667%; }.span_9 { width: 75%; }.span_10 { width: 83.3333333333%; }.span_11 { width: 91.6666666667%; }.span_12 { width: 100%; }.md-tieup__columnWrap {margin-top: 24px;}.md-tieup__columnWrap .md-thumbnailList {padding-top: 0;}.md-tieup__columnWrap p {font-size: 1.4rem;}.md-tieup__column .spNews__column {padding: 0;}@media ( min-width : 521px ) {.spNews__column p { margin-top: 0;}}@media ( max-width : 520px ) {.spNews__link__btn { width: 100%; display: block; /* margin: 0px calc(1% - 1px); */ box-sizing: border-box;}.spNews__link__btn + .spNews__link__btn { margin-top: 3%;}.spNews__link a + a { display: block; margin-top: 3%;}.spNews__column * { padding-right: 0; padding-left: 0;}.span_1,.span_3,.span_4,.span_5,.span_6,.span_7,.span_8,.span_9,.span_11,.span_12 { width:100%;}}.spNews__link__btn.btn__grayOut {background-color: #777;border: 1px solid #777;}.spNews__link__btn.btn__text--1line p { line-height: 40px; padding: 0;}.spNews__link__btn p {font-size: 1.4rem;background-color: rgb(0, 112, 192);padding: 6px 0;text-align: center;margin-top: 0;}.spNews__link__btn.btn__orengeOut p {background-color: #f00;}.spNews__link__btn.btn__grayOut p {background-color: #777;}.spNews__link__btn p a {color: white !important;display: block;width:100%;height: 100%;}.md-gallery__thumbnail:first-child:nth-last-child(4), .md-gallery__thumbnail:first-child:nth-last-child(4) ~ .md-gallery__thumbnail {width: 25%;}.md-articleH3 {margin-bottom: 24px;}.spNews__column .bubble { position: relative; display: inline-block; min-width: 120px; max-width: 100%; color: #555; font-size: 16px; border-radius: 10px;}.spNews__column .bubble--left { margin: 1.5em 0 1.5em 15px; padding: 15px 20px; background: #ffd1e1;}.spNews__column .bubble--left:before { content: ""; position: absolute; top: 49px; left: -30px; margin-top: -15px; border: 15px solid transparent; border-right: 15px solid #ffd1e1;}.spNews__column .bubble--right { margin: 1.5em 15px 1.5em 0; padding: 15px 20px; background: #e0edff;}.spNews__column .bubble--right:after { content: ""; position: absolute; top: 49px; right: -30px; margin-top: -15px; border: 15px solid transparent; border-left: 15px solid #e0edff;}.spNews__column .bubble--left p { margin: 0; padding: 0; background: #ffd1e1; font-size: 10pt;}.spNews__column .bubble--right p { margin: 0; padding: 0; background: #e0edff; font-size: 10pt;}これからの日本映画界を担う新たな才能の発掘と育成を目指す『ndjc:若手映画作家育成プロジェクト』。可能性を秘めた若手クリエイターたちに開かれた同プロジェクトを経て、新たに長編映画デビューを果たすのが吉野耕平監督だ。『君の名は。』にCGクリエイターとして参加するなど注目を集めてきた吉野監督にndjcでの経験、そして待望の初長編映画『水曜日が消えた』について聞く。ndjcとは?()吉野耕平監督インタビュー── はじめにndjcに応募してみようと思ったきっかけをお伺いできればと。きっかけは、過去にPFF(ぴあフィルムフェスティバル)で何度か入賞・入選していて、たまたま通知をいただいたからでした。当時、僕はCMやMVやアニメーションを作っていたころで。仕事柄、短い尺のものを作ることが多く、自主映画で作った作品もせいぜい15分ぐらい。長編はチャレンジしてみたいと思いながら遠い世界のように感じていました。ですからndjcの30分の中編の制作というのは、短編と長編の中間で、当時の自分にとっては非常に丁度いいサイズだったように思います。── 応募要項で1番魅力的だったのはどこでしたか?やはり30分の作品がプロのスタッフと一緒に作れる点ですね。もし個人で同じことにチャレンジしようとすると予算・準備期間・人間関係・公開場所と、自分自身に相当なバックグラウンドがないとまずできないですから。── 参加作家に選出されてのワークショップの経験は実りあるものでしたか?そうですね。ワークショップでは共通のカメラ機材だけを渡されて、同じお題を基に一週間で5分の短編を完成させる課題が出されました。正直なことを言うと、こんな課題があるとは思わず、非常に焦ったんですけど(苦笑)、なんとか形にすることができました。普段の仕事柄「短い尺のものを短時間で考える」ということ自体は割と得意なつもりだったんですけど、実際に限られた時間と予算と条件で成立させるというのはまた別で、いろいろな力を試された場になった気がします。ndjc2014での製作実地研修の様子── 印象に残っているアドバイスなどありますか?例えば編集指導で「ここのカットを切って、このカットを伸ばしたほうが心に残るんじゃない?」と言われ、実際にやってみるとその言葉通りの良い形になる。CMでは基本的に短尺に情報を詰め込むという発想になりがちで、ミュージックビデオでは意味はつながらなくても、音楽と組み合わさって気持ち良ければいい、という流れに行きつくんですけど、ドラマで人の“心”を描く場合は、また別の技術や発想が必要なんだと気づきました。今でも編集で迷う事があるとこのときの助言に立ち返ります。ndjc2014での製作実地研修の様子── ワークショップを経て、映画のプロの下で『エンドローラーズ』を制作することになります。まず、脚本作りに苦労しました。事前に準備していた脚本が、かなり詰め込みすぎだったようで、脚本指導で「アイデアは面白いけど明らかに30分に収まらないのでは?」という指摘を受けて。それならばと内容を大幅に削ったところ今度は「つまらなくなったね」と(苦笑)。そこから書き直しの連続だったんですけど、「もっと自由に」とか「君はアニメーションもできるんだから得意技も使ったら?」など、その都度注文が入って、一時は怒りに震えました(笑)。でも、結果的に当初よりも何倍も良い脚本が生まれたので、「プロの指導ってやはりすごい」と今は感謝しています(笑)。自分ひとりだと、どうしてもしんどいので「この辺でいいや」となりがち。なので、客観的に「まだまだできることがあるのでは?」と、別の視点や意見をいただけるのは非常にありがたかったです。また、メインの役者、でんでんさんと三浦貴大さん、その他の役者陣も、演出部や撮影部をはじめ、現場スタッフの方々もみなプロフェッショナルで。現場は確かに大変でしたけど、その苦労よりもプロの仕事の凄みを肌で感じたことが、今振り返っても勝っていたように思います。35ミリフィルムで撮影する、という贅沢な経験も刺激的でした。ndjc2014での製作実地研修の様子── この『エンドローラーズ』の制作が、初の長編映画『水曜日が消えた』につながっていったんですよね?はい。『エンドローラーズ』を制作していただいたのが、日活・ジャンゴフィルムで、その関係で最初に日活の方々に色々とご挨拶させていただく機会があったように思います。『水曜日が消えた』の谷戸プロデューサーは『エンドローラーズ』の試写後、最も早くお声がけいただいた方のひとりだったと記憶しています。その後、企画を出してもダメになったりの繰り返しでしたが、いろいろな幸運とタイミングが重なって、今回の『水曜日が消えた』を実現することができました。『水曜日が消えた』はどちらかといえば、出発点のひとつのアイデアから、どんな着地点になるかは無限に選択肢があるタイプのお話で、同じタイトルで、多分作る人によって千差万別の物語が生まれてくる。プロット段階でSFからスリラー、医療ものまで、さまざまな着地点が想像されたのですが、谷戸プロデューサーと相談しながら方向性を絞っていきました。僕自身は、基本的に自分の最初の観客(準備段階ではプロデューサー)に向けて作ることを考えていますので、そういう意味で、プロデューサーとの共作だと思っています。『水曜日が消えた』── 『水曜日が消えた』の主人公の男性は曜日ごとに人格が変わってしまう多重人格者。となるとミステリーやサスペンスを想像してしまいがち。でも、この作品はまったく違って、そういう境遇に置かれた人間の居場所とある生き方を描いています。“多重人格”自体は、(フィクションの世界では)ある意味、説明不要の定番化した設定と言えますので、通常そういったストーリーがあまり描かない部分を広げたい、と思いました。もしも自分が多重人格のひとりだったとき、世界はどう見えるか……?その生活にどんな苦労や面倒があるだろうかなど、できるだけ小さな側面を膨らませることで、今までなかった物語としての面白さと新鮮味を出せたらと考えました。『水曜日が消えた』── ラストに関することなので詳細は明かせませんが、個人的に主人公が下す最後の選択が重要だと思いました。そこにこそこのドラマが描く世界と社会の新しい視点があるように思います。どんな人でも(規模の大小はあれ)自分の置かれた境遇の中で生きることからは逃れられない。それに対してどう自分は向き合うのかだと思います。言葉にすると平凡ですが、大事なことは大抵そういうものなのではないかと。『水曜日が消えた』── CMディレクター、CGクリエイターなど吉野監督のそれぞれの側面の力がいかんなく発揮された作品に映りました。ご自身にとってはどんな作品になりましたか?企画・脚本・監督・CG、と、映画の全ての工程に関わることになりましたので、少なくとも「一番働いた現場スタッフのひとりです」と胸を張って言える作品だと思います(笑)。これから色々な方々に観ていただいてどういう反応を貰えるのかで、今後の自分の人生は変わっていくのだろうと思います。『水曜日が消えた』── 今回の現場で、『エンドローラーズ』の経験が生きたことはありましたか?成り立ち含めて、色々な意味で『エンドローラーズ』の存在抜きでは成立し得なかった作品だったと思います。コンテ主体の撮影手法や監督自身がCGをやるという体制など、『エンドローラーズ』での経験の延長で作っていた部分が多々あります。ラインプロデューサーの田中(誠一)さん、撮影の沖村(志宏)さん、照明の岡田(佳樹)さんは『エンドローラーズ』チームで、彼らの存在が撮影現場や画作りに関して非常に心強かったです。── 最後にこれからndjcに参加を考えているクリエイターになにかアドバイスをいただけばと思います。僕にとってndjcは、長編監督としての可能性をくれた、ひとつの大きな転機でした。(ndjcの)参加を経て、30分の作品を撮ることになった方は、それが今後の自分の重要な名刺のひとつになるのは間違いない。なので、縮こまらずに今ある自分の技術、考え、作家性をプロデューサーやスタッフに全力でぶつけ、形にした方がいいのでは、と思います。また、最終的にndjcで作品を撮るに至らなかった方でも、その後自分自身で結果を出されて長編を作られている方も沢山いらっしゃいます。再挑戦でもルート変更でも、自分の道を焦らずに歩み続けていくことが大事だと思います。吉野耕平1979年生まれ。00年『夜の話』でPFF審査員特別賞。11年『日曜大工のすすめ』が、第16回釜山国際映画祭・ショートフィルムスペシャルメンション受賞。CMやPVも手がけており、ポンタカード「ダンスポンタ篇(CM)」、関ジャニ∞「涙の答え」、大橋トリオ「大橋トリオを探せ(CM)」などを制作。さらに、映画『君の名は。』(16/新海誠監督)ではCGクリエイターとして参加。次の時代を担う気鋭の映像クリエイター100人を選出するプロジェクト「映像作家100人2019」に選出されるなど、今注目の映像作家。取材・文:水上賢治(C)2020『水曜日が消えた』製作委員会
2020年05月11日演劇プロデューサー・松田誠が、『舞台専門プラットフォーム「シアターコンプレックス」』プロジェクトを発足したことが24日、明らかになった。同プロジェクトは、新型コロナウイルス感染症(COVID19)の影響により大きなダメージを受けている舞台業界に希望を与えるために発足。5月1日よりクラウドファンディングを開始する。具体的には、インターネット配信サービスを開始し、「既存の舞台公演の映像配信」「今後上演される公演のライブ配信」「オリジナル番組配信」を行う。特にオリジナル番組配信は、クラウドファンディングで募った資金を利用し、キャストによる発案やファンの意見を取り入れたかたちでの実現を予定し、6月のサービスインを目指している。同プロジェクトは「この趣旨に賛同いただけるキャストやクリエイター、スタッフの皆さまには、新たな仕事が提供できる場を作れればと考えています・今までにない『舞台』に特化した配信サービスとして、演劇(ストレートプレイ、ミュージカル)を主軸とし、幅広いジャンルのエンターテインメントを提供いたします」とコメントしている。○松田誠 メッセージ自分の人生を救ってくれたのは舞台でした。また人生を豊かにしてくれたのも舞台です。その舞台が今まで経験したことのない危機に瀕しています。今まで当たり前だったことが当たり前では無くなってしまいました。役者、クリエイター、スタッフ、主催者、劇場など様々な仲間を守りたい。お客様との絆を守りたい。お客様に何かを届けたい。決して舞台の火を消してはいけない。何ができるか試行錯誤の上、クラウドファンディングで舞台専門の配信プラットフォームを立ち上げようと思い当たりました。ネット上に架空の劇場を作るイメージです。この架空の劇場を作ることによって様々な舞台のアーカイブ作品が観られたり、舞台の生中継を共有することができます。さらに役者が自ら企画をしたりお客様から企画を募って実施する新しい形のリモート演劇をお届けします。お客様が参加したり応援したりできる劇場にしたいと思ってます。新しいコンテンツを作ることで俳優やクリエイターに新しい仕事が生まれます。これによって多くの仲間を守れると考えました。キーワードは『舞台を救え』です。この活動に様々な会社や俳優の方々からご賛同をいただきました。舞台の火を消さないために、どうか皆さんの力をお貸しください。またリアルな劇場でお会いできる日を目指して!!舞台を救え○シアターコンプレックス協力企業一覧(順不同)ネルケプランニング、マーベラス、ぴえろ、バンダイナムコアーツ、集英社、講談社、小学館、KADOKAWA、白泉社、手塚プロダクション、ニトロプラス、リベル・エンタテインメント、キングレコード、テレビ東京、ブシロード、キューブ、エイベックス・エンタテインメント、エイベックス・ピクチャーズ、ゴーチ・ブラザーズ、DMM.com、ドワンゴ、AbemaTV、グリー、リコモーション、ユークリッド・エージェンシー、銀河劇場、アイア、MixaliveTOKYO、サンライズプロモーション東京、ローソンエンタテインメント、ぴあ、イープラス、ツインプラネット、S-SIZE、代々木アニメーション学院、デジタルクルーズ、ポニーキャニオン、日本2.5次元ミュージカル協会
2020年04月24日来月5月発売の新海誠監督作『天気の子』のBlu-ray&DVDリリースに先駆け、Blu-rayコレクターズ・エディションに収録される特典映像の一部が公開。製作の裏側を覗ける映像となっている。今回到着した映像は、映像特典<メイキングドキュメンタリー>の中から、作画や美術背景の制作現場、主題歌や劇伴のレコーディング風景など、アニメーション製作の裏側に迫る映像の一部。<メイキングドキュメンタリー>では、映画『天気の子』が完成するまでの約1年間の製作過程を追う。企画書から脚本、ビデオコンテまでを新海監督が作成し、それを設計図に作画や美術背景、CG、撮影、音楽など各セクションの作業が進められていった。新海作品に以前から参加したかったと話す作画監督の田村篤は、個性的な脇のキャラクターの誕生秘話などを明かし、美術監督の滝口比呂志は、美術背景を描くにあたり「キャラクターの性格や生い立ちを大切に、いつも以上に細部にまでこだわった」と語っている。さらに、今作の主題歌のうち「祝祭」「グランドエスケープ」にボーカルとして参加した三浦透子との顔合わせやレコーディングの様子、新海監督も同席して行われた劇伴のストリングスのレコーディング風景なども映し出されている。ほかにも、メイキングドキュメンタリーには白熱する打ち合わせの様子や新海監督の自宅作業風景、キャストとスタッフらによるビデオコンテ上映会、キャストたちのアフレコ模様など、約1時間半というボリュームで収録。さらにこのコレクターズ・エディションの映像特典には、ほかにも新海監督によるビデオコンテ、醍醐虎汰朗×森七菜×RADWIMPSによるビジュアルコメンタリー、国内や海外での舞台挨拶を記録したイベント記録映像集などファン必見の映像ばかりが詰まっている。『天気の子』Blu-ray&DVDは5月27日(水)リリース。(cinemacafe.net)■関連作品:天気の子 2019年7月19日より全国東宝系にて公開(C)2019「天気の子」製作委員会
2020年04月12日俳優のみならず、近年は舞台の出演やMVの監督・プロデュースでも才能を発揮している、神木隆之介さん。アニメーション監督の新海誠監督が“俳優・神木隆之介”の色気について語ってくれました。『天気の子』では青年としての色気に腰が抜けそうに。役者は感情を表現するのに全身を使いますが、神木くんは優しさ、雄々しさ、色っぽさなんかを、声という彼固有の「音」だけで演じることができてしまう。声の持つ情報量が、普通の人よりとても多いのが魅力ですね。芝居の勘が抜群によくて、アニメーション作品に必要な「間合い」や「息芝居」というものを、理屈でも体感でも完璧に把握していると思います。考えることが大好きで、演じることも大好きで、作品も愛している神木くんと仕事をすることは、最高に楽しいですよ。素顔のときは「あなたのことが好きだから、僕は今あなたと話しているんですよ」と思わせてくれる。手のひらの上で踊らされているだけかもしれないけれど(笑)、とても素敵な資質だと思います。宮崎駿監督の『ハウルの動く城』では、マルクルの芝居のあまりの可愛らしさに一観客として悶絶しました。僕が『君の名は。』を監督したときには声の青春感、爽やかさに聞き惚れましたし、『天気の子』では青年としての色気に腰が抜けそうになりました(笑)。これからも声の演技もたくさん聞かせてほしいけれど、あまり他のアニメには出演しないでいてほしいです。嫉妬しそうだから(笑)。しんかい・まことアニメーション監督。2002年、短編作品『ほしのこえ』でデビュー。’16年、神木さんが声優を務めた『君の名は。』が国内外で高い評価を受け、続く『天気の子』も大ヒット。かみき・りゅうのすけ1993年5月19日生まれ、埼玉県出身。近年は舞台の出演やMVの監督・プロデュースでも才能を発揮。最新作『連続ドラマW 鉄の骨』は、4月18日(土)22時よりWOWOWプライムにて放送スタート。全5話・第1話無料放送。ジャケット¥24,000シャツ¥11,800トラウザーズ¥13,800(以上メゾン スペシャル/メゾン スペシャル青山店 TEL:03・6451・1660)※『anan』2020年4月1日号より。写真・ティム・ギャロスタイリスト・百瀬 豪ヘア&メイク・MIZUHO(vitamins)取材、文・兵藤育子(by anan編集部)
2020年03月31日新海誠監督作『天気の子』のBlu-ray&DVDリリースに先駆けて、Blu-rayコレクターズ・エディションに収録される映像特典<メイキングドキュメンタリー>の中から、醍醐虎汰朗&森七菜のアフレコ映像の一部が到着した。2019年7月19日に全国359館448スクリーンで公開初日を迎え、観客動員1000万人超え、興行収入は140.5億円を突破、2019年No.1興行収入を記録した『天気の子』。今回到着した映像は、Blu-rayコレクターズ・エディションに収録される映像特典、映画『天気の子』が完成するまでの約1年間の制作過程を追った<メイキングドキュメンタリー>のアフレコパートの一部だ。約2,000人というオーディションを勝ち抜き、主人公・帆高とヒロイン・陽菜の声を担当した醍醐さんと森さんが、新海監督に指示を受けながら演技する様子が収められている本映像。緊張気味にオーディションで自己紹介する2人の様子をはじめ、体を使ってアフレコする様子や、天野凪役の吉柳咲良、須賀夏美役の本田翼の姿も収められている。なお、メイキングドキュメンタリーにはほかにもコンテ会議をはじめタイトルが決定する瞬間やアニメ―ション制作現場の各セクションの作業、主題歌や音楽のレコーディングシーンなど、完成するまでの様子が約1時間半収録。ナレーションは、主題歌の「祝祭」「グランドエスケープ」にボーカルとして参加した三浦透子が担当している。そしてコレクターズ・エディションの映像特典には、新海監督によるビデオコンテ、本編を見ながらアフレコや楽曲制作の裏側を語りつくした醍醐虎汰朗×森七菜×RADWIMPSによるビジュアルコメンタリー、国内や海外での舞台挨拶を記録したイベント記録映像集など収録。特典ディスク1~3は合計11時間を超える大ボリュームとなっている。また、声優初挑戦となる醍醐さんと森さんは、先日発表となった第十四回声優アワードにて新人男優賞と女優賞を受賞。醍醐さんは「皆さんに支えられて取れた賞だと思っています。素直にうれしい気持ちでいっぱいです!」と受賞の気持ちを明かし、「今後の俳優人生にも今回の経験を存分に活してより頑張っていきます!機会があれば今後も声優のお仕事も沢山やっていきたいのでその時はぜひ更に成長した自分を皆さんに見ていただけたら嬉しいです」とコメント。森さんは「このたび新人女優賞をいただきまして、新海誠監督と『天気の子』に関わられたスタッフの皆さま、そして見ていただいた本当にたくさんのお客さまに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます」と述べ、「はじめての声でのお芝居は、自分の世界いっぱいいっぱいに悩むこと、考えることが楽しくて仕方ありませんでした。陽菜として『天気の子』に出会えた奇跡はこれからもずっと綺麗にとっておきたいと思います」と思いを語っている。『天気の子』Blu-ray&DVDは5月27日(水)リリース。(cinemacafe.net)■関連作品:天気の子 2019年7月19日より全国東宝系にて公開(C)2019「天気の子」製作委員会
2020年03月09日ロックバンド・RADWIMPSが、「第74回毎日映画コンクール」で音楽賞を受賞し13日、神奈川・ミューザ川崎シンフォニーホールで開催された表彰式に、野田洋次郎、桑原彰、武田祐介が登壇した。同賞は毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社などが主催している映画賞。RADWIMPSは、新海誠監督作『天気の子』の音楽を手掛け、音楽賞に輝いた。ボーカルの野田は「『天気の子』の公開の2年前から冒険が始まって、新海さん、全スタッフで2年間走り抜いて作った作品です」と話した。野田は俳優デビュー作となった『トイレのピエタ』で、2016年に同コンクールで新人賞を受賞。「また音楽賞という形で呼んでいただいて、とても光栄に思っています」と喜び、「また戻ってこられるように精進していきたいと思います。表現を頑張っていきたいと思います」と誓った。司会の生島ヒロシ氏から、2016年の受賞とどっちがうれしいか聞かれると「それ聞きますか!?」と笑い、「新人賞のときは、『まさか』という感じだったんですけど、こっちは18年ほどやっている本職なので、こっちでまた呼んでいただけるのはすごい感慨深いというか本当にうれしいです」と語った。○「第74回毎日映画コンクール」受賞結果■作品部門日本映画大賞:『蜜蜂と遠雷』(石川慶監督)日本映画優秀賞:『新聞記者』(藤井道人監督)外国映画ベストワン賞:『ジョーカー』(トッド・フィリップス監督)■監督・脚本部門監督賞:石川慶『蜜蜂と遠雷』脚本賞:阪本順治『半世界』■俳優部門男優主演賞:成田凌『カツベン!』女優主演賞:シム・ウンギョン『新聞記者』男優助演賞:吉澤健『凪待ち』女優助演賞:池脇千鶴『半世界』スポニチグランプリ新人賞:鈴鹿央士『蜜蜂と遠雷』スポニチグランプリ新人賞:関水渚『町田くんの世界』田中絹代賞:風吹ジュン■スタッフ部門撮影賞:クリストファー・ドイル『ある船頭の話』美術賞:磯田典宏『カツベン!』音楽賞:RADWIMPS『天気の子』録音賞:藤本賢一『半世界』■アニメーション部門アニメーション映画賞:『海獣の子供 』(渡辺歩監督)大藤信郎賞:『ある日本の絵描き少年』(川尻将由監督)■ドキュメンタリー部門ドキュメンタリー映画賞:『えんとこの歌寝たきり歌人・遠藤滋』(伊勢真一監督)■TSUTAYAプレミアム映画ファン賞日本映画部門:『凪待ち』外国映画部門:『ジョーカー』■特別部門特別賞:宮本まさ江(衣装)
2020年02月13日新海誠最新作『天気の子』が、1月15日に北米1019館で公開を迎え、25日までの10日間の成績は、7.2億円と好スタートを切ったことが分かった。日本では、昨年7月19日に全国359館448スクリーンで公開初日を迎えた本作。通常の上映に加え、ファンからの熱い声援に応える形で4D版上映も行われ、観客動員数は1000万人を突破、興行収入は140.5億円を記録、2019年でNo.1の興行収入となった。海外では、前作『君の名は。』の公開規模を上回る140の国と地域で公開。今回の北米スタートでは、第3位の『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』を抑え、初登場2位を記録(第1位は『1917』)、初日2日間で興行収入3億円を突破。その後、公開規模は400館ほどに縮小したものの、『君の名は。』の勢いを超え好成績。ロッテントマトでは観客スコア95%フレッシュを獲得している。(cinemacafe.net)■関連作品:天気の子 2019年7月19日より全国東宝系にて公開(C)2019「天気の子」製作委員会
2020年01月27日25日、アニメ界のオスカーといわれるアニー賞が開催され、「長編作品賞」など7部門で受賞した『クロース』を筆頭に、Netflix作品が19賞受賞という圧倒的な強さを見せつけた。日本の作品は、新海誠監督の『天気の子』が「長編インディペンデント作品賞」、「視覚効果賞」、「監督賞」、「脚本賞」の4部門にノミネートされていたが、惜しくも受賞ならず。「長編インディペンデント作品賞」には『天気の子』とともに、『若おかみは小学生!』(高坂希太郎監督)と『プロメア』(今石洋之監督)がノミネートされ、5本の候補作品のうち3本を日本勢が占めていたが、『失くした体』に受賞を譲った。授賞式では、「追悼」のコーナーで、昨年7月に起きた京都アニメーション放火殺人事件の犠牲者たちの名前がスクリーン上に映し出された。また、同スタジオの作品「バジャのスタジオ」の映像が流されたという。生涯功労賞にあたるウィンザー・マッケイ賞には、事前に発表されていた通り、2010年に亡くなった今敏監督が受賞。今監督の作品をプロデュースした丸山正雄氏が監督の代わりにトロフィーを受け取り、スピーチを行ったという。(Hiromi Kaku)■関連作品:天気の子 2019年7月19日より全国東宝系にて公開(C)2019「天気の子」製作委員会
2020年01月27日映画『パラサイト 半地下の家族』の受賞ラッシュが止まらない。2019年カンヌ国際映画祭では、最高賞であるパルムドールを受賞。2020年1月6日に発表されたゴールデングローブ賞でも、外国語映画賞に輝いた。2月10日に行われるアカデミー賞授賞式においても、台風の目となることは間違いないだろう。(C)2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED俳優や監督たちの熱量がほとばしるコメントからは、本作の放つ衝撃がいかに大きなものであるか伝わってくる。2018年にパルムドールを受賞した『万引き家族』の監督・是枝裕和さん(57)は『パラサイト 半地下の家族』の同賞受賞に際し、こんなコメントを寄せた。「観る前の人に、この映画の内容を説明するのは野暮だ。『見ろ!』としか言えないし、『面白い!』としか言いようがない。だから、とにかく見て欲しい」『永い言い訳』の原作および映画監督を手掛けた西川美和さん(45)も絶賛だ。「ポン・ジュノ監督の持つ天才的なグロテスクさと笑いとに、最高の洗練が加わった。これだけ社会の重い病巣を描いているのに、どうしてこんなにも面白く観られてしまうんでしょうか。どんなに斜に構えている人でも、どんなに映画を見慣れていない人でも、五分で目を離せなくなるように作られています。世界中に褒められて当然!」また『天気の子』などを代表作に持つ映画監督の新海誠さん(46)は、昨年11月28日の試写会後にTwitterで感想を残した。「凄い。マスコミ試写であれほど笑いが起きたのも、あれほどの一体感で展開を見守ったのも初めての経験でした。今も思い返して、アニメ映画にもらえるものを必死に探し続けてしまっているくらい刺激的です。できれば友人と観てからソジュを飲みたかったな…笑」俳優・映画監督の斎藤工さん(38)は、公式サイトにコメントを寄せている。「史上最強傑作!!遂にポン・ジュノは現代映画の到達点を本作でサラッと更新してしまったのではないだろうか。己の現在地は、果たして地上なのか、地下なのか、それとも半地下なのか。観終わってからずっとその疑心に寄生されている」『サマーウォーズ』などの映画監督・細田守さん(52)も、同じく公式サイトでこう語っている。「ものすごいものを観た! 家2軒しか出てこない映画かと思わせて、最後には予想もつかないようなところまで連れて行ってくれる。観た後に誰かと語り合いたくなる映画です。ネタバレ厳禁につき多くを語れないので、とにかくまずは観てください!」しかしまだ観ていない人に魅力を伝えようとすると、どうしても慎重に言葉を選ばざるを得ない。そう、本作は「ネタバレ厳禁」の映画なのだ。今回は、映画のストーリーについての言及を必要最低限に抑えながら、今作のポイントを紹介していきたい。まず、簡単なあらすじから。《全員失業中。日の光も、電波も弱い“半地下住宅”で暮らす貧しいキム一家。大学受験に失敗し続けている長男ギウは、ある理由からエリート大学生の友達に家庭教師の仕事を紹介される。身分を偽り訪れた先は、IT企業を経営するパク社長一家が暮らす“高台の大豪邸”。思いもよらぬ高給の“就職先”を見つけたギウは、続けて美術家庭教師として妹ギジョンを紹介する。徐々に“パラサイト”していくキム一家。しかし、彼らが辿り着く先には、誰にも想像し得ない衝撃の光景が待ち構えていた―》(映画公式ホームページより)特筆すべきは、その一切予測不可能な怒涛の展開である。いくら予想しようとしても、豪快に、鮮やかに、そして観たこともない形で覆され続ける。果たして、今作はコメディなのかコメディなのか、サスペンスなのか、ジャンルの分類は不可能である。(C)2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVEDそして『パラサイト 半地下の家族』が世界を震撼させている最大の理由、それはポン・ジュノ監督(50)が込めたメッセージである。二つの家庭の姿を通し、不平等な社会の負の側面がスクリーンに映し出される。この映画が鳴らす警鐘は、僕たちが生きる現実世界における問題意識と恐ろしいまでに共振しているのだ。「パラサイト」とは何か。「半地下」とは何か。それぞれの登場人物に、善悪の境界線を引くことはできるのだろうか。加速する負の連鎖を前にして、私たちにできることはあるのか。この映画は全ての観客に、そういった問いを突きつける。普段はあまり映画館に足を運ばないという人にこそ、この映画を観て欲しい。圧巻の132分間を体験できることを、ここに約束する。【プロフィール】松本侃士(まつもと つよし)編集者・ライター。1991年生まれ。慶應義塾大学卒業。2014年、音楽メディア企業 ロッキング・オン・グループに新卒入社、編集・ライティング等を経験。2018年より、渋谷のITベンチャー企業にてメディア戦略を担当。「note」(@tsuyopongram_)にて、音楽や映画のコラム記事を毎日投稿中。
2020年01月18日2019年7月19日(金)に公開され、観客動員1000万人超、興行収入は140.5億円を突破、2019年NO.1興行収入を記録した新海誠監督の『天気の子』。そのBlu-ray&DVDが5月27日(水)に発売されることが決定し、主人公の声を務めた醍醐虎汰朗と森七菜のコメント映像も到着した。本作は、天候の調和が狂っていく時代に、東京にやってきた家出少年・帆高と不思議な力を持つ少女・陽菜が、運命に翻弄されながらも自らの生き方を“選択”する物語。国内のみならず、海外では『君の名は。』の公開規模を上回る140の国と地域で公開、いまや世界的に注目されるアニメーション監督・新海監督の最新作。Blu-rayコレクターズ・エディションには新海監督ディレクションによる描き下ろしイラストや、“映画の着想点”や“物語が生まれる工程”など、監督の制作日誌をもとに創作の秘訣に迫る貴重な講演会映像、作品の全ての設計図ともいえる新海誠監督による<ビデオコンテ>、アフレコや楽曲制作の秘話など、本編を見ながら余すことなくその裏側を語りつくした醍醐虎汰朗×森七菜×「RADWIMPS」による<ビジュアルコメンタリー>など、大ボリュームの特典映像を収録。さらに、公開後のいまだからこそ語れる本音満載の対談<「新海誠監督×有働由美子 反省会!」~映画『天気の子』を語り尽くした“ソノサキ”に~>では、有働氏による製作現場潜入カメラや「RADWIMPS」野田洋次郎氏を加えた鼎談の映像と共にお届け。有働氏だからこそ打ち明けた新海監督の本音や音楽と映像が呼応し合う映画製作の裏側などを語ったBlu-ray&DVDのためだけに撮り下ろされた貴重な映像となっている。『天気の子』Blu-ray&DVDは5月27日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:天気の子 2019年7月19日より全国東宝系にて公開(C)2019「天気の子」製作委員会
2020年01月10日女優の森七菜が21日、東京・新宿の福家書店 新宿サブナード店でカレンダー『2020年版 森七菜カレンダー』(発売中 3,080円税込 発売元:ハゴロモ)の発売記念イベントを行った。2017年にデビューして以降、着実に評価を上げている森七菜は、今年7月に公開された新海誠監督のアニメーション映画『天気の子』で2,000人の参加者からオーディションによってヒロインの役を射止めた新人女優。来年に公開される岩井俊二監督の最新作『ラストレター』にも出演して雑誌『日経トレンディ』の"来年の顔"に選ばれるなど、業界内外から今後の活躍に大きな期待が寄せられている。今回のカレンダーは、これまで撮り溜めていた写真から厳選されたカットを掲載。B2サイズ8枚物の壁掛けタイプとなっている。初めてのカレンダーを手にしながら「思ったよりも大きくてビックリしました。自分より大きくて、これを皆さんが飾ってくれるのかと想像すると面白いですね(笑)」と無邪気に笑みを見せ、「新海監督とご一緒したときに、『七菜ちゃんのカレンダーを見てみたい』と仰っていただき、新海監督の言葉で作ることに決めました。写真はずっと撮り溜めていたもので、桜も本物なんです。夏のノースリーブも本当に暑かったので、リアルな写真になっています」と紹介した。お気に入りは「『ラストレター』の撮影中に仙台で撮りに行ったものです」と7~8月に掲載されたカットといい、「皆さんにお金を払って買ってもらうので100点! カレンダーが大きいから、お家の目立つところに飾ってもらいたいですね」とアピールした。また、2,000人の応募者からオーディションでヒロイン役を勝ち取った『天気の子』の大ヒットは「作品の内容もすごく素敵で、日本全国に届くべき作品だと思っていたのでうれしかったです。そんな作品に力を尽くせて幸せです」と満足げだった。森は現在、映画やドラマなどに多数出演しており、多忙の毎日を送っている。「全然忙しくないし毎日楽しいです。高校サッカーのマネージャーや歌も出しますし、毎日違うお仕事でお芝居も今は楽しいと思いながらやっています」と充実した表情を見せた。プライベートでやりたいことにも触れて「(来年3月で)女子高生が終わるので、1回ぐらい下駄箱にラブレターが入っていたらいいのに」と女子高生らしい願望を明かしていた。
2019年12月22日数々のWEBメディアで恋愛コラムを執筆し、恋に悩める女性たちを救済してきた恋愛マイスター・ひとみしょう。長年の経験から培った独自の恋愛論で男心を解説します! 出会い、交際、別れ、結婚…などにまつわる“男の本音”をこっそり教えましょう。■恋愛マイスター・ひとみしょうの男子学入門男性が「この女性と付き合いたい」と思うとき、彼は2つのことを見ています。1つは、その女性が自分に興味を持ってくれていること、もう1つはその女性の元気さ。この2つを見て、男は「付き合いたい」と思うのです。というようなことを以下に具体的に解説しますね。■男は女であれば誰とでも付き合う?男っておかしな生き物で、昨日までなんとも思っていなかった女性が、じつは自分に興味を持っていると知るや否や、この女性と付き合ってみたいなあと思うんですよね。ときどき「男は女であれば誰とでも付き合う」なんて言われ方をしますが、自分に興味を持ってくれていると知れば、付き合いたいと思うといった男の性質から言えば、「男は女であれば誰とでも付き合う」という言い方はとても正しいのです。なぜ、昨日までまったく気にもしなかった女性に、じつは興味を持たれていると知ると「付き合いたい」と思うのか?きっと、そもそも女性に興味を持たれること自体が、男にとっては奇跡みたいなことでしょうね。たとえば、新海誠監督の映画『天気の子』。あの作品には、雲間から陽がさして今まさに晴れようとする感動的なシーンもあれば、男女が理解しあえた瞬間の感動的なシーンもあります。新海監督は、そもそも人と人は理解しあうのが極めて難しいという考え方をお持ちなのだと分析している文芸評論家がいます。つまり、人のデフォルトは、他者とのコミュニケーションの断絶(わかりあえなさ)である、という考えをお持ちらしいのです。そのような人が、奇跡的に他者と理解しあえた瞬間を描くと、あの超感動的な晴れのシーンが生まれ、超感動的な抱擁のシーンが生まれる……という意味における「奇跡」と、そもそも女性に興味を持たれること自体が、男にとっては奇跡みたいなことでしょうね、という「奇跡」はイコールです(説明が長くてすみません)。■元気さについて女性の中には「あなたに興味を持っています」って態度を男性に示すのは、朝飯前だという人もいますね。でも、そういう女性であっても、なかなか男性に振り向いてもらえないのはなぜかといえば、その女性に元気がないからです。元気って「気」だから、説明するのがむずかしいのですが、やたらキャピキャピすればいいというのでもないんですね。その人の身体全体から、いわば新鮮さとでもいうべき雰囲気が出ている……べつの言い方をすれば、ただそこにいるだけで「この女性は人生のベースに希望を持っている」というのがわかる、そんな「元気さ」を、じつは男は、女性を一瞥しただけで瞬時に感じとるのです。なので、たとえば、かわいいけどモテないとか、エロかっこいいスタイルをしているのにモテないのは、男性がその女性に対して、どこかしら不健康そうな雰囲気を見てしまっているということなのです。■男は女性に興味を持たれたがっている最後が「気」とか雰囲気の話になって、どこかしら話の勢いがなくなってしまいました。生きる希望を見出しましょうと言うと、無理難題を書いているように感じるかもしれないけれど、でも、早起きするとか、朝日を浴びるとかだけでも、希望って湧いてくるので、そういう簡単なことからやってみるといいと思います。そうやって、なんとか、男性に元気そうな女性だと思われるように意識しておけば、あとのことは簡単なはずです。「わたし、あなたに興味があるんですぅ」と、女性は男性に言いやすいでしょう?少なくとも、男がそれを言うと、「セクハラか!」と言われかねないのが今の世の中なのだから、あなたから「興味があります」と言ってあげてください。男は女性に興味を持たれることを望んでいます。
2019年12月19日組織を超えた有志が集まる復興支援の団体「FUKKO DESIGN」によるイベント「FUKKO STUDY」が12月1日、Twitter Japan本社にて開催された。日本全国で多発する地震、台風、豪雨といったさまざまな災害に対し、従来の復興支援の在り方を見直す必要があるのではないか。という考えのもと、発起人である河瀬大作(一般社団法人FUKKO DESIGN代表理事、NHKエンタープライズ)氏と木村充慶(一般社団法人FUKKO DESIGN理事、TBWA HAKUHODO)氏により始動した、“復興をデザイン”するプロジェクト「FUKKO DESIGN」。前回のレポートはこちらをチェック。9月1日のキックオフイベント以来2度目、「FUKKO STUDY」としては初回となる今回は、「防災・災害時に、SNSをどう使う? 」というテーマを掲げ、ゲストスピーカーを招いたトークセッションが行われた。本レポートでは、トークセッションの#1~#3の内容について紹介する。● ● ●FUKKO DESIGN代表理事である河瀬大作氏の挨拶から始まり、FUKKO DESIGN設立の経緯や今までの活動について振り返りを語った後、本題に突入ということで、今秋の台風15号、19号の話題に。関東甲信越や東北地方の多くの河川で堤防が決壊し、大きな被害をもたらしたこの歴史的大災害時にFUKKO DESIGNがどのような活動を行い、どのような気付きを得たのか。同じく発起人の木村充慶氏も登壇し、岡氏智美(館山市地域おこし協力隊)氏、明城徹也(JVOAD 事務局長)氏らとともに「CtoCによるボランティア募集」というテーマでトークセッション#1が始まった。河瀬大作(一般社団法人FUKKO DESIGN代表理事、NHKエンタープライズ)氏写真:ボラ写プロジェクト木村充慶(一般社団法人FUKKO DESIGN理事、TBWA HAKUHODO)氏千葉県の館山市周辺で暴風によるライフラインの停止、屋根瓦の損壊や広範囲に及ぶ倒木といった被災地の状況を目の当たりにした木村氏は、早速、TwitterやFacebookといったSNSと連携した「bosyu」というWebサービスを使用し、ボランティア募集の告知に活用していった。災害が起きた際は通常、その地域のボランティアセンターやNPO団体等を通じてボランティアを募るが、SNSを使うことで、もっと身近に“ボランティアの自分ごと化”がしやすくなるという。また、ユニークな切り口のボランティア募集やSNSからの発信により、いつもとは違う層の人々が集まり“新たなボランティアの創出”が生まれやすく、“被災者との直接コミュニケーション”を取りながら詳細を決める過程で、密なコミュニケーションが生まれる利点があると語った。災害が頻発する中、毎回問題となるボランティア不足の解決策として、このCtoCによる「bosyu」サービスは有効的である。岡氏智美(館山市地域おこし協力隊)氏、明城徹也(JVOAD 事務局長)氏続くセッション#2では、荒木健太郎(気象庁気象研究所研究官・雲研究者)氏と白井明子(ローソンプロモーション部シニアマネジャー)氏が登壇した。荒木氏は気象庁に勤務する傍ら、新海誠監督による映画『天気の子』の監修や著書の執筆の他に、SNSを利用した雲や雪の結晶の観測を行っている。SNS投稿によって各地からのデータを集めた市民参加型の「#関東雪結晶プロジェクト」や、気象に興味をもってもらいやすく工夫を凝らした自身のSNS活用方法について語った。荒木健太郎(気象庁気象研究所研究官・雲研究者)氏、白井明子(ローソンプロモーション部シニアマネジャー)氏一方、457万人ものフォロワー数を抱えるローソン公式ツイッター(通称、ローソンクルーあきこちゃん)の管理・運営担当の白井氏からは、台風19号上陸に際し、店舗休業の告知を公式ツイッターから行った経緯と反響への振り返りが語られた。異例ともいえる店舗休業を事前に決めた判断について、新商品のプロモーションやキャンペーン告知が中心の公式ツイッターで、防災・災害情報をツイートすることへの是非、ホームページとツイッターの使い分けなど、試行錯誤する中で見えてきた、企業アカウントが担う新たな役割について話し合った。台風19号の影響により12日9時現在関東地区を中心に435店舗の休業を予定しています。台風接近に伴い今後も休業店舗が増える見込みです。お客様にはご不便をおかけしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願い致します。なお、台風関連の店舗情報は分かり次第公式Twitterにてお知らせ致します。#ローソン— ローソン (@akiko_lawson) October 12, 2019セッション#3では、窪田優希(長野県災害対策本部室総括・調整担当)氏が登壇し、「台風19号、長野県防災がTwitterで行ったこと」というテーマで講演を行った。台風19号で千曲川の堤防が決壊し水害が起きた際、長野県防災公式アカウントが被災者への励ましのリプライをした背景や救助要請処理フローの解説、ユーザーから信頼を受け、見てもらえる自治体公式SNSにするために日々意識していることなどについて語った。救助活動は豊野・赤沼地域等を中心に行います。捜索隊が見えたら、ライトを振ったり、声を出したり、ご自身の居場所を知らせてください。夜でも探します。絶対にあきらめないで。隣近所のつながりを大切に呼びかけて、災害に立ち向かってください!必ず彼らがあなたを助けます!必ず助けます!— 長野県防災 (@BosaiNaganoPref) October 13, 2019窪田優希(長野県災害対策本部室総括・調整担当)氏次々と起こる災害に対して備えることの大切さ、SNSの普及により進化し続ける情報発信の在り方、それに伴いボランティアの形にも変化が生まれていることなど、現在進行形の事象へ取り組みが語られた今回の「FUKKO STUDY」。一人ひとりの“何かできないか”という思いが集まり、確かな力となって減災と復興へ繋がる道を形作っていることが感じられるトークセッションだった。次回のFUKKO DESIGNの活動報告は春に開催を予定。今後もFASHION HEADLINEでは動向をレポートで紹介していく。<FUKKO DESIGNの活動について>ホームページ:::@FUKKO_DESIGNハッシュタグ:「#fukkodesign」「#FUKKOSTUDY」FUKKO DESIGN発足に際し、クラウドファンディングに挑戦中! (12月26日23:00まで)
2019年12月18日アイドルグループ・乃木坂46の白石麻衣が第1回「野間出版文化賞」の特別賞を受賞し17日、都内ホテルで行われた贈呈式に出席。受賞のきっかけとなった2ndソロ写真集『パスポート』の大ヒットを振り返った。「野間出版文化賞」は、講談社が創業110周年を迎えるにあたり記念事業の一環として今年から新設された賞で、出版にまつわるすぐれた表現活動を行った個人・団体などを顕彰することが目的。記念すべき第1回は、映画監督の新海誠氏、作家の東野圭吾氏、漫画雑誌『なかよし』(講談社)と『りぼん』(集英社)が受賞し、さらに特別賞に乃木坂46の白石麻衣と生田絵梨花が選出された。白石と生田は、男女問わず支持される新しい写真集のかたちを提示し、写真集マーケットを活性化させるなど出版文化に大いに貢献したとして受賞。白石は、2017年に発売された2ndソロ写真集『パスポート』(講談社)が女性ソロ写真集として初めて週間売り上げ10万部を突破し、いまなお増刷中で2019年9月に27刷37万部と、写真集市場では異例の大ヒットとなった。生田は、2019年に発売された2ndソロ写真集『インターミッション』(講談社)が現在4刷30万部を記録している。白石は「写真集『パスポート』は、3年前にアメリカのロサンゼルスで撮影しました。女性目線でも楽しんでもらえるものになったらいいなという私の意見も取り入れていただき、衣装やロケ地を一緒に考えて私も本当に満足のいく作品になりました」と撮影を振り返り、「この本をきっかけにさまざまな現場で男女問わずたくさんの方から声をかけていただくことが増えました。私の活動の中でも大きなターニングポイントとなったとても大切な1冊になりました」と語った。そして、「この賞を励みにこれからますます頑張っていきたいと思っています」とさらなる活躍を誓い、「本日は舞台の本番で会場に来られなかった生田絵梨花ちゃんと一緒にこの喜びを分かち合いたいなと思います」と笑顔を見せた。
2019年12月17日俳優、佐藤健が日本のアニメが世界で愛される理由に迫る「東京ミラクル 第3集 最強商品 アニメ」が12月17日(火)今夜、NHK総合で放送される。世界で人気を博す日本のアニメ。ストーリーの持つ力やキャラクターの魅力、声優の演技など、その理由を説明するためのキーワードはたくさん挙げられるが、番組スタッフが取材して強く感じたのは、アニメの制作に携わる人々が心からアニメの仕事を好きで従事していることだったという。「大好きなアニメの制作を仕事にしている」という情熱が世界に誇る日本のアニメを生み出す大きな力となっている一方で、歴史的に見ると業界が制作者たちのやりがいに頼って低賃金、長時間労働を許容してきた背景もあり、結果として日本のアニメが世界的には低予算で作られてきた現実もある。そしていま、外資系インターネット動画配信企業の日本アニメ市場への参入をはじめ、各社の企業努力も進んだことで現場で働くアニメーターの待遇にも改善の兆しが見え、働き方改革が広がっている。大きな曲がり角に立っている日本のアニメ業界の状況を、今回はアニメと並ぶ日本の人気コンテンツである特撮モノの代表作「仮面ライダー電王」に主演、アニメ版も大ヒットしたコミックの映画化作品『るろうに剣心』シリーズで主演を務めたほか、今夏公開の劇場アニメ『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』では声優として作品に更なる魅力を与えた佐藤さんが取材。今年7月に公開されると34日間で興行収入100億円を突破し、歴代邦画興行収入ランキングトップ10入りを果たし、米アカデミー賞「国際長編映画賞」の日本代表作品にも選出された新海誠監督の『天気の子』。その背景美術を制作する現場や、日本歴代1位となる300億円を超える興行収入を記録した『千と千尋の神隠し』をはじめ『となりのトトロ』『風立ちぬ』など数々の名作を世に送り出し、78才になるいまも創作を続ける宮崎駿監督にも取材。改めて日本のアニメが世界で人気を博す、その強さの秘密を解き明かしていく。「東京ミラクル 第3集 最強商品 アニメ」は12月17日(火)今夜22時30分~、NHK総合で放送。(笠緒)
2019年12月17日“ホスト界の帝王”と称されるROLANDが16日、都内で行われたLINE NEWS PRESENTS「NEWS AWARDS 2019」表彰式に出席。2019年を彩る“話題の人”をLINE NEWSが表彰する同賞の実業家・政治家部門を受賞した。トロフィーを受け取ったROLANDは「素直にうれしいです」と喜び、「僕が大事にしている言葉で、『もし夢や目標が語った時に100人中100人にできないと言われたら、あきらめるのではなく100人全員が間違っていると証明すればいい』というのがある。僕が実業家になると言ったときに、『ホスト出身のお前ができるわけない』と言われました。この受賞は100人の人間への1個のアンサーになったのではないかなと思います」と話した。そして、「ちょうど令和になるタイミングと同じくらいのタイミングで社長業を始めたので、今年1年は変化の1年だった。27年生きてきて一番変化が多かった1年だった」と2019年を回顧。今後の活動について「今あるものを大事に成長させることと、世の中の男性をきれいにしたいというモチベーションで出した脱門サロンを、来年は全国展開させて店舗拡大していくことが目標です」と語った。また、来年の流行語にノミネートされるようなキーワードは何になると思うか聞かれると、「来年はオリンピックもありますし、オリンピック関連の…でもROLAND本気を出せば五輪の輪を一つくらい増やせちゃうので、五輪なのか六輪なのかわからないですけど、オリンピックにちなんだに言葉が入ってくるんじゃないでしょうか」と“ローランド節”を炸裂させながら予想。また、今年の自身の漢字は「俺」と発表し、会場から笑いが。俳優部門を受賞した中村倫也やアイドル部門を受賞した日向坂46のメンバーも楽しんでいた。ROLANDのほか、アイドル部門は日向坂46(齊藤京子、佐々木久美、高本彩花)、アーティスト部門はOfficial髭男dism、アスリート部門はラグビー日本代表(稲垣啓太、田中史朗)、芸人部門は夢屋まさる、俳優部門は中村倫也、文化人部門は新海誠監督が受賞。Official髭男dism、稲垣、田中は欠席し、ビデオレター出演となった。
2019年12月16日俳優の中村倫也が16日、都内で行われたLINE NEWS PRESENTS「NEWS AWARDS 2019」表彰式に出席。2019年を彩る“話題の人”をLINE NEWSが表彰する同賞の俳優部門を受賞した。中村は「素敵な賞をいただきありがとうございます」と感謝。「俳優が話題になるということは、それだけ話題になる作品に出させていただいたということ。こういう作品を作った仲間たちとの出会いや記者のみなさんが作品をプッシュアップしてくれたおかげだと思っています。改めて感謝したいと思います」と感謝した。そして2019年を振り返って、「ありがたいことに忙しくさせていただきましたし、自分の立つ場所が昨年とか一昨年と比べるとメインキャストと呼ばれるポジションを任せていただいた。それによって見える景色も違った一年だった。今まで気づかなかったスタッフたちの働きや努力とか思いを背負いながらいろんな作品に関わらせていただいた1年だったなと思います」と語った。中村のほか、アイドル部門は日向坂46(齊藤京子、佐々木久美、高本彩花)、アーティスト部門はOfficial髭男dism、アスリート部門はラグビー日本代表(稲垣啓太、田中史朗)、芸人部門は夢屋まさる、実業家・政治家部門はROLAND、文化人部門は新海誠監督が受賞。Official髭男dism、稲垣、田中は欠席し、ビデオレター出演となった。
2019年12月16日「精霊の守り人」シリーズの作家・上橋菜穂子による、2015年本屋大賞受賞小説『鹿の王』がアニメ映画化。『君の名は。』の作画監督を務めた安藤雅司が初監督、「ハイキュー!!」シリーズでも知られる岸本卓が脚本を務め、映画『鹿の王 ユナと約束の旅』が2021年9月10日(金)に全国公開となる。2015年本屋大賞受賞作、ファンタジー小説「鹿の王」がアニメ映画化「小さなノーベル賞」と言われる「国際アンデルセン賞<作家賞>」を2014年に受賞した「精霊の守り人」シリーズをはじめ、数多くの作品を手掛けてきた作家、上橋菜穂子。そんな彼女の新たな代表作であり、2015年の本屋大賞に輝いた作品が、今回映画化される小説「鹿の王」だ。同作は、シリーズ累計190万部を突破した人気作で映像化が望まれていながら、壮大かつ複雑な世界観がゆえに映像化は不可能とも言われていた。「鹿の王」では、強大な帝国が支配する世界を舞台に、謎の病から生き延び、過酷な運命に立ち向かいながら旅を続ける血の繋がらない父と娘、そしてその病から多くの命を救おうとする医術師の“絆”と“出会い”の物語が描かれる。緻密な医療サスペンスと感動のストーリーを組み込んだ、唯一無二の冒険ファンタジーは、これまでも多くの人の心を掴んできた。Production I.G制作、日本を代表する3人のアニメーターが集結この壮大な世界をアニメ映画[『鹿の王 ユナと約束の旅』で実現するため、立ち上がったのは「PSYCHO-PASS サイコパス」や「黒子のバスケ」、「ハイキュー!!」といった人気テレビアニメ、『蒼穹のファフナー THE BEYOND』などの人気アニメ映画を世に送り出してきた制作スタジオ「Production I.G」。原作者である上橋も「Production I.Gさんが制作なさると聞いて安堵しました。I.Gさんなら原作に囚われ過ぎず、アニメとして面白い映画を創ってくださるでしょう。」と期待のコメントを寄せている。また、安藤雅司をはじめ日本を代表する3人のアニメーターが、今回の映画化に向けて動き出した。『もののけ姫』『君の名は。』の作画監督、安藤雅司が初監督監督を務める安藤雅司は、25歳の若さでスタジオジブリ制作の映画『もののけ姫』で作画監督を担当し、その後『千と千尋の神隠し』、新海誠監督作品『君の名は。』でも作画監督を務めた。邦画の歴代興行収入上位4作品のうち3作が、安藤の携わった作品だ。映画『鹿の王 ユナと約束の旅』は、初監督を務めるだけでなく、キャラクターデザイン、作画監督も同時に担当する。「ハイキュー!!」シリーズの岸本卓が脚本共同監督として共に映画を作り上げていくのは、『千と千尋の神隠し』では監督助手を、『伏 鉄砲娘の捕物帳』で映画初監督を務めた宮地昌幸。脚本は「ハイキュー!!」シリーズや「僕だけがいない街」など、話題作を数多く手がける脚本家・岸本卓が担当する。声優キャストに堤真一、竹内涼真、杏また、声優として豪華キャストが集結。物語の主人公・生き残った孤独な戦士ヴァンは、意外にも声優初挑戦となる堤真一が演じる。もう1人の主人公・謎の病の治療法を探す天才医師ホッサルには、竹内涼真。竹内涼真もアニメーションの声優は初となる。さらにヴァンを追う謎の女戦士サエは、杏が声を担当する。〈登場人物〉ヴァン(堤真一):物語の主人公。かつて<独角(どっかく)>の頭として、巨大帝国・東乎瑠(ツオル)を相手に戦ったが敗れ、岩塩鉱で奴隷となっている。山犬が岩塩鉱を襲撃した時に生き残り脱走した。ホッサル(竹内涼真):物語のもう一人の主人公。東乎瑠(ツオル)帝国の支配階層に名を轟かせる天才的な医術師。謎の病・黒狼熱(ミツツァル)の治療法を探す。サエ(杏):<跡追い(あとおい)>と呼ばれる狩人の中でも凄腕の女性。ヴァンの行方を追う。ストーリー飛鹿(ピュイカ)に跨り戦った最強の戦士団<独角(どっかく)>。その最後の頭であったヴァンは、強大な帝国・東乎瑠(ツオル)を相手に戦ったが敗れ、奴隷となり岩塩鉱に囚われていた。ある夜、ひと群れの不思議な山犬たちが岩塩鉱を襲い、死に至る謎の病<黒狼熱(ミツツァル)>が発生する。山犬に噛まれながらも生き残ったヴァンは、一人の幼い少女ユナを拾う。伝染する死に至る病―。東乎瑠(ツオル)の民だけが病にかかると噂が広がる王幡領では、天才医師ホッサルが、懸命にその治療法を探していた。孤高の戦士と抗体を求める天才医師、出会うはずのなかった二人は旅に出る。誰のために生きるのか。何のために生きるのか―。しかし、世界に広がる謎の病の背後には、想像を絶する思惑と、過酷で雄大な自然、そして巨大な陰謀が渦巻いていた―。【詳細】鹿の王 ユナと約束の旅公開日:2021年9月10日(金) 全国公開制作スタジオ:Production I.G監督:安藤雅司、宮地昌幸脚本:岸本卓キャラクターデザイン・作画監督:安藤雅司原作:上橋菜穂子『鹿の王』(角川文庫・角川つばさ文庫/KADOKAWA刊)出演:堤真一、竹内涼真、杏配給:東宝製作:「鹿の王」製作委員会
2019年12月13日