CS映画専門チャンネル“Movie Plus”が5月27日(日)深夜(日本時間)に行われる第65回カンヌ映画祭授賞式を日本独占生中継することが分かった。また、『カンヌ映画祭スペシャル 2012』と題して、5月1日(火)からは過去の受賞作&出品作を厳選して放映、5月19日(土)からは特別番組を放映する。その他の写真カンヌ映画祭の日本オフィシャル・ブロードキャスターに選ばれた“Movie Plus”。特別番組では、華やかな開会式のレッドカーペットの様子や俳優、女優、監督らのインタビューの模様も放映される。今年は、ミヒャエル・ハケネやケン・ローチら、個性派が揃う中、高梨臨や加瀬亮ら日本の俳優が出演するアッバス・キアロスタミ監督の『ライク・サムワン・イン・ラブ(原題)』がコンペティション、妻夫木聡と武井咲共演の『愛と誠』がミッドナイト・スクリーニング部門、『11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち』がある視点部門に選ばれていることから、日本映画への注目度も高いことが伺える。過去の受賞作&出品作をピックアップして放映する「We LOVE カンヌ映画祭」という番組では、第47回パルム・ドール賞を獲得した『パルプ・フィクション』をはじめ、第59回脚本賞、女優賞ほかに輝いた『ボルベール〈帰郷〉』といった映画史に残る名作や、昨年審査員賞を受賞した『渇き』、監督週間出品作『フィリップ、きみを愛してる!』などの話題作も紹介される。そのほか、昨年のカンヌオープニング作品『ミッドナイト・イン・パリ』の特別試写会を日本公開の前に実施するなど、放送以外でも様々なプロモーションを展開するという。カンヌ映画祭をより楽しめるこの企画。番組を楽しみながら今年の賞レースの結果を予想してみてはいかがだろうか。CS映画専門チャンネル Movie Plus「We LOVE カンヌ映画祭」5月1日(火)から放送開始特別番組(カンヌ映画祭:開会式、授賞式ライブ、ハイライト)5月19日(土)から放送開始
2012年04月27日カンヌ映画祭、ベルリン映画祭、ヴェネツィア映画祭と、世界最高峰の映画祭から選りすぐった作品を上映する“三大映画祭週間”が昨年に続き、今夏にヒューマントラストシネマ渋谷で開催されることが決定した。その他の写真今年、本映画祭で上映されるのは全8作品。愛する家族と幸せに暮らしていた男がある日妻を事故で失い、子供たちを守り抜こうと奮闘する姿を描いた『我らの生活』(カンヌ映画祭/2010年男優賞受賞)や、少年院の刑期をあと5日に控えた少年の、母親に対する葛藤を描写した『俺の笛を聞け』(ベルリン映画祭/2010年銀熊賞受賞ほか)、サーカス団を舞台に、ふたりのピエロが美女を奪い合う『気狂いピエロの決闘』(ヴェネツィア映画祭/2010年銀獅子賞受賞ほか)など、高い評価を受けながら日本では未公開だった作品も含め、一挙に上映される。さらに、『8人の女たち』(2002年)などで知られる巨匠、フランソワ・オゾン監督作『ムースの陰遁』は、ドラッグによって生活が一変したカップルを題材にした作品で、2009年のサン・セバスチャン映画祭審査員賞を受賞。こちらも日本初登場なので見逃せない。映画ファンの熱い要望により、今年も開催が決定した本映画祭週間。日本未公開の作品が楽しめるのはもちろん、世界の隠れた名作を鑑賞できるこの機会に足を運んでみてはいかがだろうか。三大映画祭週間20128月4日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次開催〈カンヌ映画祭〉『ミヒャエル』(2011年コンペティション選出)『我らの生活』(2010年男優賞)『フィッシュ・タンク』(2009年審査員賞)『イル・ディーヴォ‐魔王と呼ばれた男‐』(2008年審査員賞)〈ベルリン映画祭〉『俺の笛を聞け』(2010年銀熊賞/アルフレッド・バウアー賞)〈ヴェネツィア映画祭〉『気狂いピエロの決闘』(2010年銀獅子賞/オゼッラ脚本賞)『時の重なる女』(2009年女優賞)〈特別上映〉『ムースの隠遁』(2009年サン・セバスチャン映画祭審査員特別賞)※全作品デジタル上映※当日券:一般1800/大・高・専1500/中学以下・シニア1000(税込)
2012年04月27日オエノングループの合同酒精株式会社は、飲みきりサイズで手軽に飲めるカップワイン「キャノンワイン 赤」と「キャノンワイン 白」を4月24日に発売開始する。このほど発売される「キャノンワイン赤」と「キャノンワイン白」は、飲みきりサイズのカップ入りワイン。「キャノンワイン赤」はやわらかな渋み、「キャノンワイン白」は心地良い酸味が特長。どちらも飲みやすさにこだわり、口当たりの良い味わいに仕上げているという。どちらも食事に合わせて気軽にワインを楽しむほか、旅行先などでも手軽に楽しめる。「キャノンワイン赤」「キャノンワイン白」とも180ml入り、180円(税抜き)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月13日今年で第4回を迎える沖縄国際映画祭が24日に宜野湾市沖縄コンベンションセンターで開幕した。同日の夕刻には、映画祭の目玉のひとつである約300メートルにおよぶレッドカーペットを、『ワーキング・ホリデー』のAKIRA、『営業100万回』のジャルジャルの福徳秀介と後藤淳平など、346名のゲストが約3時間かけて歩き、映画祭を華やかに彩った。昨年の6月に結婚したともさかりえとスネオヘアーは『ハイザイ~神さまの言うとおり~』で共演、夫婦そろってレッドカーペットを歩いた。その他の写真また、オープニングセレモニーの会場となったビーチステージには、東アジア初の移動式のオープンエアスクリーン“Cine Screen 400”が登場。巨大スクリーンを前に、沖縄国際映画祭実行委員会・実行委員長である吉本興業株式会社代表取締役の大崎洋氏は、「昨年は震災直後で、多くの人たちの協力を得て映画祭を開催することができました。沖縄の力を本土に届けられたことは誇りです。第4回目となる今年は、日本の伝統文化と大衆芸能を、この沖縄から発信していきたい」と熱く意気込みを語った。メイン会場であるコンベンションセンターと桜坂劇場を中心に上映される映画は、15の国と地域から集められた102本に及ぶ。そのなかのメインプログラムである“長編プログラム”は、映画祭のテーマでもある“Laugh & Peace”をテーマにした「笑える、観終わった後に幸せな気分になれる」趣旨に沿った長編映画が上映され、Laugh部門13本、Peace部門13本のなかから、Laugh部門 海人賞(うみんちゅしょう)グランプリ、Peace部門グランプリ、審査員特別賞のゴールデンシーサー賞が1本ずつ選ばれる。そのほか、海外のコメディ映画や不朽の名作などを上映する“特別上映作品”、第3回からスタートした、地域ごとの生活伝承や物産・観光情報を映像の力で世界へ発信する“地域発信型プロジェクト”など、多彩なプログラムが揃う。第4回沖縄国際映画祭3月31日(土)まで開催取材・文・写真:新谷里映
2012年03月26日ラベルに描かれたハートマークが“熱狂的なハート(=ワインに夢中)”を意味する、スペインワイン「コラソン・ロコ」(2種)がリリースされた。ボデガ・イニエスタ コラソン・ロコ ブランコ 2010(750ml)¥1,134ボデガ・イニエスタ コラソン・ロコ ティント 2010(750ml)¥1,134単にハートが印象的なだけのワインではない。オーナーは、名門サッカークラブ「FCバルセロナ」や、スペイン代表チームで活躍するプロサッカー選手、アンドレス・イニエスタ・ルハン(Andres Iniesta Lujan)。大のワインラバーとしても知られ、故郷スペインのカスティーリャ・イ・ラ・マンチャ州マンチュエラ地方のフエンテアルビージャに、ファミリーで120haのブドウ畑を所有。2010年秋に収穫した上質なブドウから「ボデガ・イニエスタ」の名を冠したワインが誕生した。2本は、どちらも全て自社畑のブドウから造られ、同地方のブドウの特長であるフルーティさと瑞々しさが印象的な味わいのワインとなっている。このワイン、キャップシールとコルク栓のトップ、そしてコルクの周りにもハートがいっぱい!ワインの栓を開けていくうちに、“好き”アピール度がアップしていく、情熱を秘めたワインだ。サッカーファンの彼に、ファンでなくても熱いハートを伝えたい彼に、想いを込めて渡してみては!?お問い合わせ:インターネットワインショップ「京橋ワイン」tel.0120-070-880 公式サイト
2012年02月05日サントリーワインインターナショナルより、山梨県にある、サントリー「登美の丘ワイナリー」で誕生した貴腐ワイン「登美 ノーブルドール 4ヴィンテージセット」が、2011年12月6日より、20セット限定で発売される。「登美 ノーブルドール」の1987年、1992年、1997年、2002年ヴィンテージを特製の木箱にセット。いずれの年も天候に恵まれ、すばらしい貴腐ぶどうを収穫できたという。「登美 ノーブルドール 4ヴィンテージセット」(720ml×4本・¥200,000)貴腐は、気温や湿度などの複雑な条件が揃ったときに、完熟したぶどうの実にボトリティス・シネレア菌が付着するとおこる現象。果実の水分が自然に蒸発し、糖度がとても高くなる。こうしてできた貴腐ぶどうを、小型の発酵槽でじっくりと時間をかけて丁寧に低温発酵させた後、長期の瓶熟成を重ねてつくられる、貴腐ワイン。日本では、登美の丘ワイナリーが日本で初めて、1975年に貴腐ぶどうの収穫に成功、1978年に「登美 ノーブルドール 1975」を発売し、海外でも話題を呼んだ。アルコール度数:10%、品種:リースリング100%。2011年に開催された国産ワインコンクール「Japan Wine Competition 2011」において、金賞および部門最高賞を受賞。「登美 ノーブルドール 1987」アルコール度数:11.5%、品種:リースリング80%、セミヨン20%。「登美 ノーブルドール 1992」2003年に、スロベニア共和国で行われた「第49回リュブリアーナ国際ワインコンクール」において、金賞を受賞。アルコール度数:11.5%。品種:リースリング97%、セミヨン3%。「登美 ノーブルドール 1997」アルコール度数:11%、品種:リースリング100%。2009年にスロベニア共和国で行われた「第55回リュブリアーナ国際ワインコンクール」において、日本のNo.1ワインに与えられる、ナショナルチャンピオンを受賞。「登美 ノーブルドール 2002」蜜のように甘く、芳醇な味わいの逸品を手に入れてみては。お問い合わせ:サントリーお客様センター tel.0120-139-380 公式サイト ※このセットの購入は下記で。・ サントリーオンラインショップ「イーリカー」 ・ ワインショップ「カーヴ・ド・ヴァン」 取材/はまだふくこ
2011年11月26日会員数2000万人を誇る世界最大のオンライン旅行コミュニティ「トリップアドバイザー」は、旅行に関するさまざまな情報をインフォグラフィックにして毎週公開する「tripgraphics(トリップグラフィックス)」を実施している。第13回の調査は「世界のワイン消費量と代表的なワインボトルの種類」。この調査データによると、一人あたりの消費量で比較して、世界一ワインを飲むのはやはりフランス人!その量、なんと52.1リットル。一般的なワインボトル(750ml)換算でおよそ70本にものぼる。以下、2位はルクセンブルグ、3位はイタリア、4位はポルトガルという順位に。ちなみに日本の平均は2リットル。17日はボジョレーヌボー解禁日だが、この日1日だけで日本人の平均消費量を飲みほしてしまう猛者もいるかも?プレスリリース提供元: PR TIMES
2011年11月15日ワインの産地が広がって、ニューワールドワインに続き、いまワイン評論家の間で話題になってきているのが新緯度帯ワイン。熱帯にあるタイでも本格的なワイン作りが、近年盛んになっている。タイのワインというと驚かれるが、土壌改良や品種の選定、醸造施設の徹底管理で、評価の高いワインを作っている。バンコクから南に200km、タイ王室の保養地として知られるホアヒンほか3ヶ所にワイナリーを持つサイアムワイナリーは、東南アジアで最大規模を誇り、タイワインのブランドとして注目のモンスーンバレーを販売している。ホアヒンのワイナリーでは、ビジターセンターにワインバーやビストロを備え、象に乗ってのワイナリー見学も。モンスーンバレーは、タイ国内でマンダリン・オリエンタルなどに提供されているほか、ヨーロッパやアメリカ、そして日本など世界18カ国に輸出されている。赤はシラー100%と、タイの葡萄ポックダムとシラーとのブレンドワインの2種類。白はコロンバール100%と、2007年にパーカーポイント86点を獲得して注目を浴びた、マラガブランとコロンバールのブレンドワインの2種類。それにシラー100%のロゼがある。白のブレンドワインは、トロピカルなハーブと爽やかな柑橘系の香り。フレッシュで和爽やかななかにミネラル感もある。シーフードやスパイシーな料理にぴったりだ。¥1,300日本輸入のものは、11月中旬頃よりすべてのビンテージが切り替わり、新しい魅力を発揮してくれそう。口に含むと、どことなくエキゾチックな深みを感じるタイのワイン。ぜひ一度お試しを。お問い合わせ:株式会社池光エンタープライズ tel.03-6459-0480 公式サイト 取材/小野アムスデン道子
2011年11月02日ソムリエが選んだ10種類のグラスワインから、好きなものを好きなだけ選べる『ぶどう収穫祭フェア』が、日本橋のコレド室町1F 「カフェ エメ・ヴィベール」にて、11月30日(水)まで開催中だ。ソムリエが自信をもって選んだ赤ワイン・白ワイン10種類が飲み放題!美味しい食事やスイーツに合わせて気軽にワインを楽しんで、2時間¥2,000というから驚きだ。女子会にぴったりの古きよきパリのカフェをイメージした店内で、秋の恵みを楽しもう。席の予約が可能なのも、幹事系女子にとってはうれしいポイント。ふどう収穫祭フェアお問い合わせ:カフェ エメ・ヴィベール東京都中央区日本橋室町2-2-1tel.03-6225-2552open.17:00~23:00(L.O.22:00)ディナータイムのみ価格:¥2,000/2時間制
2011年10月17日アジア初のドキュメンタリー映画祭として隔年開催されている山形国際ドキュメンタリー映画祭2011(以下YIDFF)が開幕を迎える。国際的に高い評価を受ける同映画祭は、世界の映画人が集い、参加を最大目標に掲げる海外の映像作家も多い。「東北から世界に向け文化と情報を発信する場」でもあり、今年は震災・復興をテーマにした上映やシンポジウムの開催も予定され、大きな注目を集めそうだ。その他の写真東日本大震災の後、東北全体は厳しい状況下にある。その中で迎えた今年のYIDFFは、特別な意義を持つ開催となりそうだ。開催概要を見ても、例年にも増して充実した多彩なプログラムが組まれていることが伺える。メインとなるインターナショナル・コンペティションは、101カ国、1078本の応募作の中から15作品が選出。『ぼくの好きな先生』など、日本でもよく知られたフランスの名手、ニコラ・フィリベール監督の新作となる、パリ植物園で飼われている人気者のオランウータンを記録した『ネネット』や、現在公開中で大きな話題を呼ぶ平野勝之監督の『監督失格』などがノミネートされている。なお最高賞となるロバート&フランシス・フラハティ賞など各賞を決定する審査員は、『クロエ』が日本公開されたばかりのカナダの鬼才、アトム・エゴヤン監督、『永遠のハバナ』などで世界的に知られるキューバのフェルナンド・ペレス監督らが当たる。一方、“YIDFFの最大の醍醐味”と言うファンも多い特集上映も凝ったラインナップがスタンバイ。中でも、キューバとキューバ映画にスポットを当てた『シマ/島いま―キューバから・が・に・を見る』、日本のテレビドキュメンタリーを大特集する『公開講座:わたしのテレビジョン青春編』で上映される作品は、もう2度と観られないといっても過言ではないものばかりで、貴重な機会となることだろう。さらに『東日本大震災復興支援上映プロジェクト「ともにあるCinema With US」』は3.11と向き合う企画。震災関連の上映はもとより、被災地の活動家らによるシンポジウムや現地活動報告なども行う。また、新たな試みとして、今回は、OurPlanet-TV(アワープラネット・ティービー)とのコラボレーションにより、映画祭の現場からの動画をネット上で配信することが決定。動画配信用のポータルサイトでは、10月6日-13日の8日間、開会式・表彰式を含む注目の会場からライブ配信されるので、現地に駆けつけられない人はこちらをチェックしたい。『ブンミおじさんの森』のアピチャッポン・ウィーラセタクンや、年末『無言歌』が公開されるワン・ビンら現在の世界の最前線をいく映画作家の才能をいち早く紹介したのはYIDFF。今回もドキュメンタリー映画の最先端と歴史を回顧する刺激的な8日間になることは間違いない。山形国際ドキュメンタリー映画祭201110月6日(木)~13日(木)取材・文:水上賢治(C)「監督失格」製作委員会
2011年10月06日南アルプス連峰、八ヶ岳、そして富士山を望む滞在型リゾート「リゾナーレ」がある甲州・山梨は日本でも有数のワインの産地だ。施設内でも地元に密着したワイン文化を堪能できるが、なかでも注目したいのが日本初のワイン用ぶどうを使ったスパ施設「VINO SPA®(ヴィノスパ)」だ。使うのは、いままではほとんどが廃棄されていた、ワインの醸造過程で発生するぶどうの皮や種。ポリフェノールなどの身体にうれしい成分が多いにも関わらず、活用されることが少なかった。今回この「ぶどう粕」を有効利用することで、環境維持にも貢献することができるという。また、身体に直接触れるため、スパに使うぶどう自体も厳選。「リゾナーレ」と提携している農業生産法人「レ・パ・デュ・シャ」(小淵沢町)のシャルドネ種、有機農法でぶどうを栽培する、日本ビオワインのパイオニア「金井醸造場」(山梨市)の甲州種を使って、地元ワイン文化にも貢献している。さて、施術内容はというと、まず、施術の前には季節ごとのハーブティを飲んで身体の内側からリラックス。贅沢な香りの赤ワインを使ったフットバスで温まったあとは、ぶどうの皮、種、軸、澱を使ったパウダーでスクラブパック。特殊技法を使い酵母が生きているため、ぶどうの成分が余分な皮脂を吸着すると同時に生きた成分が浸透して透明感のあるふっくらとした肌を作ってくれる。ボディには「金井醸造場」の甲州種のパウダー、フェイシャルには果皮の厚いメルロー種の澱と使い分け、それぞれに効率良く働きかけてくれそうだ。スクラブパックのあとは、グレープシードオイルを使ったトリートメント。ぶどうに含まれるポリフェノール、アミノ酸、フルーツ酸が生まれ変わった肌に浸透し、オリジナルオイルがそれを閉じ込める。朝のぶどう畑をイメージした爽やかな香りに包まれ、心も芯からリラックス。施術後はぶどうのリーフティを飲んでひと休み。滞在型リゾートには欠かせないスパトリートメントを、地元のぶどうで堪能できる幸せを享受したい。お問い合わせ:リゾナーレ 公式サイト Vino Completo ~葡萄の恵み フェイシャル&ボディ 140分/¥38,000Vino Lisciado ~葡萄の潤い フェイシャル中心 80分/¥23,000Vino Purificiano ~葡萄の輝き ボディ中心 80分/¥21,000取材/北條芽以
2011年09月30日04年からスタートしたマレーシア日本映画祭。政府関係者やマレーシア著名人の参加で注目を集める同映画祭で今年は映画「セカンドバージン」が13日のオープニング作品に招待され、主演を務める鈴木京香と長谷川博己、および黒崎博監督によるの舞台挨拶とともに上映され、会場は現地気温に負けない熱狂に包まれた。作品は出版業界では名の知れた辣腕プロデューサー、中村るい(鈴木京香)と万理江(深田恭子)を妻を持つ17歳年下のネット証券会社社長、鈴木行(こう)(長谷川博己)とのさまざまな運命を巻き込んだ恋愛模様を行の出張先であるマレーシアを舞台に描く。テレビドラマでも放送されていた本作だが「この映画は新しく作った1本の映画だと思って楽しめる作品」と黒崎監督。映画「セカンドバージン」9月23日より全国松竹系映画館でロードショー。 映画「セカンドバージン」公式サイト
2011年09月15日夏休み本番の中、今週末8月12日(金)より日比谷公会堂を皮切りにスタートする、日本唯一の子どもたちの世界映画祭「キンダー・フィルム・フェスティバル」。今年で第19回を迎え、その独自プログラムで大人と子供はもちろん、国内外の映画づくりに携わる人々との交流の機会が満載となっている。そんな中、今年はさらに心強い助っ人として、日本発の人気アニメーション『こま撮りえいがこまねこ』の主人公で、映画好きなネコの女の子、こまちゃんがフェスティバル・ディレクターに就任!映画づくりが大好きなこまちゃんならではの本映画祭の魅力を語ってもらった。――このたびは、映画祭ディレクターのご就任おめでとうございます!映画祭では、オープニングをはじめ、様々なところで大活躍されるということで、いまから楽しみですが、今回どのような経緯でディレクターに就任されたのですか?「にゃにゃ、にゃにゃ、にゃにゃにゃ。」(もともと、映画が好きで、おじいちゃんが映画監督だった影響もあって、自分で映画を作っていたんですが、その作品を観た映画祭のプロデューサーに「ディレクターになってもらえませんか?」と言われたんです。)――なるほど。映画を作る側から今回は伝えるお仕事をされるのですね。キンダー・フィルム・フェスティバルと言えば、声優さんによるライヴ吹き替え上映“ライヴ・シネマ”など、毎年色々なユニークな取り組みが行われていますが、ディレクター・こまちゃんはどんな映画祭にしていきたいと思いますか?「にゃにゃ。にゃー。」(小さなお友だちが主役になって、毎年家族の思い出になるような、そんな映画祭になってほしいです。)――今年も世界各国から大人も楽しめる見ごたえたっぷりの作品から、視覚的にも楽しめる良作アニメなど、親子一緒に楽しめる映画がたくさん集まってますよね。ぜひ、今年の映画祭のおすすめポイントを教えてください。「にゃー、にゃにゃ。にゃにゃにゃ。にゃにゃにゃー。」(小さなお友だちでも楽しめる、ながーい映画です。初めての映画デビューでも、きっと楽しんでもらえると思います。わたしも、いつか長編を撮って、キンダー・フィルムで上映してもらいたいな。)――映画づくりといえば、海外のゲストや日本の監督・アニメーターを招いた映画づくりの体験ワークショップも開催されるそうですね。映画づくり(こま撮り)が大好きだというこまちゃんは、お気に入りまたは影響を受けた映画はありますか?「にゃにゃにゃ。にゃ、、、。」(映画監督だったおじいちゃんの影響は大きいです。好きな作品はもちろん、おじいちゃんの作品です。あんまり、有名ではないのですが、、、。)――ちなみに、最近はどんな映画を撮っているのですか?少しだけヒントをください。「にゃにゃ。」(まだ内緒です。楽しみにしていてください。)――では最後に、夏休みを迎える親子をはじめ、映画ファンのみなさんにメッセージをお願いします。「にゃにゃ。にゃにゃ。にゃー。」(映画は観るのも楽しいけど、自分で作るのもおもしろいので、その両方をみんなに知ってもらえるといいな、と思います。)「第19回キンダー・フィルム・フェスティバル」は8月12日(金)・13日(土)の2日間にわたり日比谷公会堂にて、18日(木)〜21日(日)は調布市文化会館にて開催。この夏、こまちゃんに会いに行って、映画の魅力を感じてみませんか?「第19回キンダー・フィルム・フェスティバル」公式サイト「シネカフェくんのふらっと映画祭」特集■関連作品:第19回キンダー・フィルム・フェスティバル [映画祭] 8月12日、13日、日比谷公会堂にて8月18日(木)〜21日(日)、調布市文化会館たづくりにて開催
2011年08月10日10月22日(土)から30日(日)に六本木ヒルズ等で開催される、第24回東京国際映画祭の特別オープニング作品にジャッキー・チェン出演100作目にあたる映画『1911』が選ばれ、それにあわせてジャッキーの来日が決定した。その他の写真公式オープニング作にはすでに『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』が決定していたが、今回は“今の日本を盛り上げる”ため特別にアジア枠が設けられ、本作が上映される運びに。この朗報にジャッキーは「私100作目の映画が、復興へと歩み出した重要な年の特別オープニング作品に選ばれたことを光栄に思います。 日本が災難に直面している今、少しでも私の映画が日本の皆さんの力になれたらと願っています」とコメントを寄せており、映画祭での上映にあわせて来日、当日はグリーンカーペットを歩く予定だ。本作は、今から100年前に起こった辛亥革命をモチーフに、新たな社会と国を生み出すべく命をかけて戦い抜いた名もなき人々の姿をドラマティックに描いた超大作。ジャッキーは革命軍を指揮する孫文の参謀を務めた黄興を演じ、他には中国の人気女優リー・ビンビン、ウインストン・チャオ、スン・チュンやジャッキーの息子ジェイシー・チェンらが出演する。『1911』11月5日(土) 丸の内TOEIほかにて全国ロードショー(C)2011 JACKIE CHEN INTERNATIONAL CINEMA CULTURAL HOLDINGS LIMITED JACKIE & JJ PRODUCTIONS LIMITED All Rights Reserved.
2011年08月10日29日(木)、9月1日(水)から11日(土)まで開催の第67回ヴェネチア国際映画祭のラインナップが発表になり、日本から村上春樹原作、トラン・アン・ユン監督の『ノルウェイの森』と三池崇史監督の『十三人の刺客』がコンペティション部門に、『愛のむきだし』の園子温監督の『冷たい熱帯魚』がオリゾンティ部門に選出された。今年のコンペティション部門の特徴は、エントリー作品を撮った監督の平均年齢が若いこと。平均年齢47歳というのは同映画祭史上最年少だという。その中にはオープニング上映作である『Black Swan』(原題)のダレン・アロノフスキー(41歳)、『Somewhere』(原題)のソフィア・コッポラ(39歳)が含まれる。ほかにはポール・ジアマッティ、ダスティン・ホフマン主演の『Barney’s Version』(原題)、ドイツのトム・ティクヴァ監督の新作『Drei』(原題)が上映される。ベン・アフレックの監督第2作『The Town』(原題)はコンペティション外で上映、弟のケイシーが俳優引退後のホアキン・フェニックスに密着したドキュメンタリー『I Am Still Here: The Lost Year of Joaquin Phoenix』(原題)も上映される。今年のコンペティション部門の審査員長は、日本映画、加えて三池ファンとしても知られるクエンティン・タランティーノ。最高賞・金獅子賞の行方が早くも気になる。ちなみに金獅子功労賞は、これもタランティーノが大好きなジョン・ウー監督に贈られることが決定している。(text:Yuki Tominaga)■関連作品:ノルウェイの森 2010年12月11日より全国東宝系にて公開© 2010「ノルウェイの森」村上春樹/アスミック・エース、フジテレビジョン十三人の刺客 2010年9月25日より全国東宝系にて公開© 2010「十三人の刺客」製作委員会■関連記事:ヴェネチア出品決定で松山ケンイチ、役所広司らの喜びのコメント到着!異例!『ノルウェイの森』主題歌にザ・ビートルズ原盤の「ノルウェーの森」が決定高良健吾初のフォトブックが発売撮影現場&箱根プライベート旅行の様子も!あのシーンも原作の種田そのまま!『ソラニン』高良健吾の落書き顔公開2010年、最も活躍すると思う俳優は?1位は不動のジョニー・デップ!
2010年07月30日日本唯一のこどもたちの世界映画祭として1992年にスタートし、世界三大映画祭の一つ、ベルリン国際映画祭より厳選した作品を届けている「キンダー・フィルム・フェスティバル」。今年で第18回目となる本映画祭の実行委員長に、このたび女優の戸田恵子が就任!8月10日(火)の青山劇場を皮切りにこの夏開催される。ベルリン国際映画史祭の児童映画部門ディレクター、レナーテ・ツィラ氏を迎え、国内外から上映作品を厳選。会場では、声優たちによるライヴ吹き替え上映が行われるほか、子供が主体となって審査を行ったり、映画作りを体験するなどこどもから大人まで親子一緒に楽しめるイベントが毎年行われている。戸田さんは、2年前から実行委員としてプログラム監修に携わっているが、開催にあたり「今年も世界からのたくさんのユニークな作品に出会えることを、とても嬉しく思います。大人もこどもも一緒に学ぶことのできるこの映画祭を、私は応援しています。映画祭を通して、みなさまと触れ合い新たな感動に出会えることを心より楽しみにしております」と意気込みを見せている。また、数ある作品の中でも目玉となるのは、70年代に日本で放送された大人気TVアニメ「小さなバイキング ビッケ」をドイツで実写映画化し、本国で大ヒットを収めた『Wickie und die starken Manner』(原題)の上映。さらに、日本で唯一の技法である、描いている工程が一つのアニメーションになっていくコマ撮りアニメ、“壁アニメ”もオープニングで上映されるなど、こども発信のイベントが盛りだくさん!開催は少し先となるが、どうしても制限の多い通常の映画鑑賞では体験できない、親子一緒での映画体験ができるこの映画祭。未体験の方はもちろん、童心に返って映画を楽しんでみるのもいいかも?「キンダー・フィルム・フェスティバル」は、8月10日(火)に青山劇場にて開幕、8月19日(木)〜22日(日)の調布市文化会館にて開催予定。「キンダー・フィルム・フェスティバル」公式サイト
2010年03月31日20日(現地時間)、第60回ベルリン国際映画祭を締めくくる各賞が発表され、若松孝二監督の『キャタピラー CATERPILLAR』主演の寺島しのぶが銀熊最優秀女優賞を受賞した。日本人女優の受賞は1964年の左幸子、75年の田中絹代に次ぐ35年ぶり、3人目の快挙となった。第2次世界大戦の戦地で負傷し、四肢を失って帰還した夫に尽す妻を演じた寺島は、映画祭での上映時は着物姿でレッド・カーペットを歩いたが、その後は舞台「血は立ったまま眠っている」出演のために帰国。吉報は公演地・大阪で知ったという。クロージング・セレモニーでは若松監督が代わりにトロフィーを受け取り、寺島さんからメールで託された受賞コメントを携帯電話を片手に代読。「いつか全ての国の戦争がなくなることを祈ります。殺し合いでは何も解決しないことが伝わればいいと思います」という言葉に会場から拍手が送られた。作品賞にあたる金熊賞は、養蜂業の父と幼い息子の姿を描いたトルコ・ドイツ合作の『Honey』(原題)、銀熊最優秀男優賞はロシアの『How I Ended This Summer』(原題)のグリゴリ・ドブリギン、セルゲイ・プスケパリスの2人が受賞し、同作は芸術貢献賞も受賞。監督賞は、30数年前に起こした淫行事件の罪で現在スイスの自宅で拘束中のロマン・ポランスキーが『The ghost writer』(原題)で受賞。中国の『Apart Together』(原題)のワン・チュアンアンとナ・チンが脚本賞、ルーマニアの少年院から脱走を図ろうとする少年たちを描く『If I want to whistle, I whistle』(原題)は審査員特別賞に輝いた。今年は、特別功労賞「ベルリナーレ・カメラ」受賞の山田洋次監督の『おとうと』がクロージング作品として上映され、パノラマ部門に出品された行定勲監督の『パレード』が国際批評家連盟賞を受賞するなど、日本映画が映画祭の主役の一端を担ったと言えそうだ。(text:Yuki Tominaga)寺島しのぶに代わり銀熊賞を受け取った若松孝二監督。© REUTERS/AFLO■関連作品:第60回ベルリン国際映画祭 [映画祭]CATERPILLARキャタピラー 2010年8月15日より公開予定© 若松プロダクションおとうと 2010年1月30日より全国にて公開© 2010「おとうと」製作委員会パレード 2010年2月20日より渋谷シネクイント、新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010 映画『パレード』製作委員会■関連記事:山田洋次に“名匠”の称号日本発『おとうと』、ベルリン映画祭閉幕で拍手喝采ベルリン“銀”の快挙の寺島しのぶ、大阪で会見「ヤッター!」長身美人シン・ミナ熱烈メッセージと美脚2変化で“真!韓国映画祭”PR藤原竜也「自由にさせてくれた監督の力量」ベルリン批評家連盟賞受賞の喜び【読者レビューをウォッチ】『アバター』旋風に負けず、邦画勢に高ポイント続々
2010年02月22日