私は、幼いころから胃腸が弱く、胃痛、下痢や便秘に悩まされてきました。さらに更年期に入ると症状が悪化し、食欲も落ちて食べたくても食べれないという状況になることもしばしば。そんなある日、胃腸科の先生があるアイテムによっておなかが温まり、胃腸の働きを活性化させると説明している動画を目にしました。そのアイテムとは。習慣化した腹巻き胃腸科の先生が説明していたアイテムとは腹巻きでした。腹巻きを着ける、カイロを貼るなどおなかを温めることは良いと聞いたことがありました。しかし、実際には腹巻きやカイロを着けることが面倒に感じていました。それが、ある1つのことを気を付ければ年間を通して腹巻きを着けることが可能になりました。私はそれを実施したことで腹巻きの着用が習慣となり、今では下着の一部に。腹巻きがないとパンツをはいていないくらい違和感を感じています!腹巻きの素材にこだわる気を付けることの1つとは、素材です。私は、厚さが薄めで伸縮性があり、綿とシルク混合の腹巻きを使っています。綿混合のため比較的リーズナブルで、値段は1500円程度でした。シルク繊維はしなやかで肌触りが良く、着心地抜群。また、吸湿性、放湿性に優れていて、夏は涼しく冬は暖かい性質があるため、1年中使用することができます。寒い冬はもちろん、夏でもエアコンや扇風機で冷えた室内で重宝。肌触りの良さから癒やしも感じています。腹巻きを使用した結果1年中腹巻きを使用するようになり、明らかに変化したことは、おなかの表面が冷えなくなったこと。同時に下痢や便秘に悩まされることが減っていて、胃腸の調子が良くなったと感じます。とはいえ、食べ過ぎや飲み過ぎには気を付けています。まとめ幼いころからの悩みを克服することは難しいと思い込んでいましたが、腹巻きを着用することで長年悩まされてきた胃腸の不調や更年期による冷えの改善を感じることができました。また、腹巻きの素材にこだわることで、1年中ストレスを感じることなく着用することができています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。著者/伊達 敦子(50歳)3児の母。会社員の傍ら、化粧品検定2級、1級を取得し、コスメコンシェルジュの認定を受けたエキスパート。人々の美しさと自信を引き出すため、日々活躍中。
2024年02月11日更年期を迎える45歳ごろから急に抜け毛・薄毛が気になるようになりました。これほど急激に起こるとは予想もしておらず、一時はとても悩みました。しかし私の場合、これらに対するストレスを解消することで薄毛の進行を止めることができたのです。今では髪にボリュームが出てくるまでに改善した体験談を紹介します。恐ろしくなるほどの抜け毛におびえた日々私はもともと髪の毛が太く多いタイプでした。しかし、45~46歳ごろから急激に抜け毛が目立つようになったのです。シャンプーのときに指に驚くほど抜け毛が絡まったり、普段でも髪をかき上げるとパラパラッと抜け落ちるといった具合でした。その結果、自分でもはっきり確認できるほど短期間に髪のボリュームが減っていきました。髪が長いと抜け毛も多く感じられショックが大きいため、思い切って短めにカットしました。すると髪自体も細くなりコシがなくなってきたので、全体がペッタンとしたイメージに。そして、いつも抜け毛が気になっていたせいか、朝起きると髪がすべて抜けていたという悪夢を何回か見たこともありました。美容師さんにも相談しましたが、やはり更年期に入り女性ホルモンのエストロゲンが低下することで、急激に薄毛になる女性もいるとのこと。そんな状態でなんとかしなければと思うようになったのです。もしかしたらストレスが原因かも?だんだん心が折れそうになり、まず考えたのが髪専門クリニックでの治療でした。しかし、料金が高いというイメージがあり、あまり積極的になれませんでした。そこで敵を倒すにはまず敵を知ることが大切だと考え、ネットや本で原因を調べました。その結果、遺伝、更年期などによる女性ホルモンの低下、シャンプー剤やシャンプーの方法の問題。さらに、食生活、睡眠、血流、ストレスなどさまざまな要素が深く関わっているようでした。自分なりに改善できることはすべて実践してみようと思いましたが、シャンプー剤をはじめ食生活、睡眠、頭皮マッサージなどは自分なりにどれもこだわって、すでに実行していたことだったのです。遺伝や女性ホルモンの低下などに対しては簡単に自分で改善することはできません。ただ、ストレスという言葉がやけに気になりました。私にとって抜け毛・薄毛の悩みはとても大きなストレスだと感じていたからです。とはいっても心のコントロールは簡単ではありません。しかし、このストレスを解消する努力をしてみようと考えたのです。ストレスの解消は意外なことだったストレス解消のためアロマオイルを利用したりいろいろ試してみましたが、抜け毛・薄毛に対する不安や恐怖は根本的なところを解決しない限り解消されないのだと感じました。そこで自分は何がそんなに不安や恐怖を感じているのかということを自問自答したのです。結局、私の不安や恐怖は髪が薄くなった自分の姿に対してだということに気付きました。そこから発想をガラッと変えて、気に入った部分ウィッグを使ってみようと思ったのです。現在の技術は非常に進んでいるため、とても自然にボリュームアップをすることができました。すると今まで家に閉じこもりがちだった私が、外出したいと思うようになったのです。そして抜け毛・薄毛に対する不安や恐怖はどんどん消えていき、「もし全部抜けたって、どうってことないわ」という気持ちにまでなれました。すると、1カ月ぐらいの短期間で抜け毛が急激に減りました。抜け毛に対するストレスがより抜け毛を加速させていたようです。それから3年ほどたち、現在では抜け毛はまったく気にならないレベルとなり、髪のボリュームも出てきて部分ウィッグが必要なくなってしまいました。まとめ今回のように更年期に起こる女性ホルモンの低下は特に異常なことではないそうです。そして、それに伴ういろいろな症状に対してもあまり不安を持つと、逆にその不安で押しつぶされてしまい、実際に体調の変化も出てしまうことがあると痛感しています。今まで私はストレスというものを「気の持ちよう」と軽視していましたが、今回のことで体にも影響を及ぼすものだということも学びました。そして、ガラッと発想を変えることでストレス解消ができることも知ったのです。これからも更年期でいろいろな変化が出ることもあると思いますが、それは自然の流れと受け止め発想を転換しながらうまく乗り越えていきたいと考えています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田あいみ先生(Zetith Beauty Clinic 医師)美容外科、美容皮膚科、予防医学(栄養療法)、アンチエイジング専門医。Zetith Beauty Clinic 、東京美容外科沖縄院にて勤務。トライアスロン日本代表の経歴を持ち、⾃分がアスリートであることも⽣かしつつ、美と健康のスペシャリストとして「中からと外からの美と健康」を信念に、外から(美容医療)だけでなく、中から(分子栄養学、予防医学)の美と健康の権威として多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。著書に、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された「アスリート医師が教える最強のアンチエイジング」(文藝春秋社)がある。著者/Sakura(49歳)子どもは独立し今は夫と2人暮らし。大好きなアクセサリー作りを仕事に。収入は少ないけど好きなことなので意外と気に入っている。
2024年02月11日45歳を過ぎてからやたらと出まくる「おなら」。若いころはめったに出なかったのに、なぜこんなにガスがたまるようになってしまったの? あるとき健康診断の検便で「要精密検査」の判定が! まさか、おならは良からぬことの前触れなのでしょうか。アラフィフ女子がおなかの不快感に悩まされる体験談です。人間空砲。私の朝は「おなら」で目覚めるここ数年の私の朝は「おなら」で目覚めます。夜、寝ている間にパンパンにたまったガスが、腸内で耐えきれずに「バフッ! 」と暴発。それが私の目覚まし代わりです。夫は早起きなので、隣にいないことを確認すると、ホッと胸をなでおろす毎日。その後も、朝食を食べて「ブブッ」、ウォーキングの最中でも「バフッ」、ソファに寝そべりながら漫画を読んでいるときも「ボフッ」、ちょっと腰の位置をずらそうと動いた瞬間に、意に反して「ボン! 」とやらかすこともあります。そして夫婦生活のときにも……。下腹部が押されて、もうたまりません。夫に気付かれているのか確認したことはないのですが、何の音なのかわかっていないかもしれません(苦笑)。なぜこんなに空気圧強めのおならマシーン「人間空砲」になってしまったのでしょう。前日にさつまいもを食べたなど、食事のせいではありません。若いころはめったにおならなどせず、するにしても音を鳴らず「スーッ」と涼しい顔でしていたはずなのですが……。あるとき健康診断の「検便」で再検査に50歳のとき、毎年の健康診断のオプションに「検便」があったので、軽い気持ちで受けてみようと、電話予約のときに「検便検査」を追加してもらいました。後日郵便で、必要書類と一緒に検便の容器が2本送られてきて、2日間に分けて便を採取しました。健康診断の当日に提出し、検便のことはすっかり忘れていたのですが……。潜血ありでまさかの「要精密検査」の判定に! 今まで大きな病気をしたことがない私は、再検査も初めてのこと。当日は車の運転ができないのは何となくわかりますが、同意書を書かされたり、成人した大人でも「保護者同伴で来てください」と注意書きがされていたりと、仰々しい内容に驚くやら怖いやら。夫に会社を休んでもらうほどのことではないので、母に一緒に来てもらいました。市立病院の内科医はイケメン男性で、この人におしりの穴に医療器具を入れられるのかと思うと、恥ずかしさを通り越して不思議な気分だったのを覚えています。 大腸がんは問題なし、おならはなぜ…?内視鏡を入れるのがうまくいかなかったのか、痛いのなんの!「 痛い痛い! 」「我慢して! 」とやりとりしているうちに、私も気持ちが吹っ切れて何でも話せる気がして、例のおならの件も聞いてみました。医師は「では見てみますね」と解説しながら検査をしてくれました。腸壁が少し赤く炎症があるけれど、特に腫瘍も見られず何も問題ないとのこと。医師は最後に「あっ! 」 と小さく叫び「ここに痔があります」と。この私が痔とは……。医師のはにかんだ顔が忘れられません。その後の診察でも、特に問題は見られなかったと医師は語り、おならが頻発するのも、年齢による腸の機能の低下ではないかとのことでした。女性には多いのだそうです。この検査で少しだけ組織を取り検査しましたが、がんの兆候はなく、検便の潜血は痔によるものだったようです。帰宅後、ネットで、年齢による腸の機能の低下とおならの関係を調べてみると、すぐに「更年期」の文字が見つかりました。女性ホルモンの低下から自律神経が乱れ、腸内環境が崩れやすいのだそうです。「50歳前後でやたらとおならが出る人がたくさんいる」と書かれていて、自分だけではないのだとホッとしました。 まとめアラフィフになり、やたらとおならを暴発する体質になってしまった私が、たまたま健診の検便検査で「潜血陽性・再検査」の判定となり、大腸カメラの精密検査を受けに行きました。医師と大腸カメラを見ながら直接おならの件を聞けたのは、良い機会になったと思います。小さな痔こそあれ、大病ではなく安心しました。しかし、ここでも私に付きまとう「更年期障害」の影が……。おならの頻発は更年期のせいだったのでしょうか。ネットで調べると、同じようなおなら症状の更年期の方がたくさんいると知りました。更年期とは、もはやお友だちとして付き合っていくしかなさそうです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。イラスト/サトウユカ著者/こぴあ(50歳)園芸店店主。園芸ライター。県の里親として虐待児童の一時保護など児童の福祉に携わる。主に1歳前後の里子がお泊りに来るので、日々奮闘中!
2024年02月10日私は47歳。いわゆる更年期世代に突入しています。加齢とともに起こる体の変化を感じずにはいられない毎日。40代前半で突然、高血圧になりました。現在も治療を続けている高血圧についての体験をお伝えします。ストレスから!?血圧が異常に高くなる40代前半での出来事です。当時、私は原因不明の頭痛に悩まされていて、かなりの頻度で鎮痛剤を飲んでいました。パートとPTA役員活動の両立で忙しい毎日。さらに追い打ちをかけるように、離れて暮らす義母が手術して入院に。退院後もしばらくは介護が必要という状況になりました。私は仕事が休みの日は、義母の家に通って介護をするようになりました。休みの日でもしっかり休めず、慌ただしさの中で毎日が飛ぶように過ぎていきました。そんなある晩のことです。突然、それまでに感じたことのないような動悸が起こり、1時間ほど続いたのです。翌日も違和感があったため、病院を受診すると、心電図は異常がないものの、血圧が異常に高いことがわかりました。現在も高血圧の薬を飲み、通院中その日から約4年間、高血圧の薬の服用と、月に1度の通院が続いています。現在は数値も安定しています。ただ、安定しているからといって薬を飲むのをやめてしまうと、悪化することもあるそうです。毎日のように悩まされていた頭痛は血圧から来るものだったようで、高血圧の薬のおかげで血圧が安定するとおのずと頭痛も治まりました。子宮がん検診で婦人科を訪れた際に血圧の薬を飲んでいることを伝えると、医師から「それは更年期高血圧ではないだろうか」と言われました。高血圧と更年期が結びつくとは思っていなかったので驚きました。しかし、医師の言葉を裏付けるように、その後、ホットフラッシュ、不眠、疲労感など、次々と他の更年期症状が出始めました。生理も周期が短くなったり、出血量が増えたり、ダラダラ続いたりなど、不安定な状態に。今思えば、高血圧は私の更年期が始まるシグナルだったように思います。できるだけストレスをためないように当時はいろいろなことが重なり、ストレス過多の状態でした。更年期の時期にはストレスが症状悪化の要因だという情報も聞きました。だから、最初の更年期症状が現れてからは、ストレスをためこまないように心がけていました。友人に話を聞いてもらったり、自分の趣味に没頭したり、少しストレスがたまってきたかなと感じたら早めにリフレッシュ。しかし、そんなふうに前向きに更年期と向き合っていたのに、予期せぬ出来事は起こるものです。数年前、子どもが難病になり、今までの生活よりはストレスを抱えがちな状況となってしまいました。つらい日々が続きましたが、同じ病気の子どもを持つお母さんに悩みを相談することでどうにか乗り切っています。まとめ現在は薬を飲み続けているおかげか、血圧は上がり過ぎることもなく安定しています。ただ、今は安定していても、少しでも気になることが出てきたら早めに医師に相談するつもりです。ホットフラッシュ、不眠、疲労感については、現在も症状が残っています。しかし、日常生活に差し障るレベルではなく、一般的な更年期症状の範囲ではないかなと思っています。年齢を重ねることで、若いときのように元気いっぱいでいつも快調というわけにはいかなくなりました。それでも、更年期症状とうまく付き合い、生活していくことを心がけています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。著者/ゆりショコラ(47歳)小学生と中学生がいるアラフィフ主婦。素敵なオトナ女子になれるよう、日々奮闘中。
2024年02月09日45歳を過ぎた私は、ストレスや疲れから生理不順になり、もしやホルモンバランスが崩れているのかなと考えるように。そんなとき、黒い食べ物が健康や美容に良いようだということを知りました。肌や体を整え、美肌を目指し、老化を防ぎたい! そんな思いを胸に、食生活に黒い食べ物を積極的に取り入れてみることにした体験談です。驚き!きくらげは肌を整える食材だった黒い食べ物はたくさんありますが、その中で私が注目した食材はきくらげ。きくらげは美肌食材の1つのようでした。きくらげには黒きくらげと白きくらげがありますが、黒きくらげは肌に栄養を運んでお疲れ肌に効く食材といわれ、白きくらげは肌に潤いをもたらすので美肌を目指すのに持ってこいの食材だということです。問題は、きくらげをどう食べるか。私はいつもの料理に乾燥きくらげをプラスして食べてみました。黒きくらげは、わが家では豚肉と野菜炒めに入れて食べています。これは家族全員に好評! 白きくらげはサラダに入れて食べたり、味噌汁や野菜スープなどに入れたりしています。乾燥きくらげは、水に漬けて10分くらいでかなり膨らみます。黒と白の両方とも食物繊維が豊富で、カロリーは控えめなのにこれを食べるとかなり満足感が得られました。そして、最近は吹き出物が顔にできなくなり、肌の調子は良い感じです。黒ごまで貧血予防し、髪ツヤを取り戻す黒い食べ物の1つ、黒ごまは体や髪に栄養と潤いを与えてくれる食材といわれていますが、それだけではなく、白髪にも良いと知りました。最近、白髪が増えてきた私にはぴったりな食材だと思い、黒ごまも摂取することに。1日大さじ1~2杯を目安にとるようにしています。とはいっても、以前は黒ごまをあまり食べたことがなかった私。なので、最初は毎日飲んでいる豆乳にすった黒ゴマときな粉をトッピングして飲んでみました(写真参照)。するとこれがとてもおいしくて自分的に大ヒット! おいしくて美容と健康に良いならうれしい限りなので、それ以来飲み続けています。料理では、おひたしや味噌汁などに黒ごまを使っています。おひたしは、ゆでたほうれん草などの青菜にすった黒ごまと醤油を振りかけるだけ。簡単でとてもおいしい副菜ができ上がります。味噌汁は、黒ごまを振りかけて食べています。今のところ、急に白髪が減ったということはないですが、とり続けることで肌や髪の調子を取り戻したいと思っています。黒酢でストレスを解消して疲労回復へ!黒酢には、普通の酢よりも筋肉や髪などを作る天然アミノ酸が凝縮され、ストレスを解消し、リラックスさせてくれる効果があるそうです。また、代謝を促進し、疲労回復に努めてくれるようです。私は酸っぱい系が好きなので、黒酢は全然平気。年々疲れやすくなった私にはもってこいのアイテム。私の黒酢の使い方ですが、1番はピクルスを作って食べています。耐熱容器に好きな野菜、黒酢、砂糖、水を入れて、電子レンジに入れて数分加熱するだけ。これでピクルスが完成! 暑い時季はよく食べて、疲れを吹き飛ばしていました。あとは、醤油と黒酢を混ぜてポン酢風にしたものを焼き魚にかけて食べています。大根おろしとも相性が良いので、焼き魚に大根おろしを乗せて、この黒酢と醤油のブレンドをかけて食べるのも好きです。まとめ40歳を過ぎたころから、少しのストレスや疲れから思うように体がコントロールできなくなってきました。45歳を過ぎた今では、若いころのように無茶をしても大丈夫ではないことを認識。自分の年齢に合った生活スタイルを取り入れることがベストだと気付きました。ごぼう、焼きのり、干ししいたけ、ブルーベリー、黒砂糖などとにかく黒い食べ物はたくさんあります。この先も体の不調とうまく付き合っていくためにも黒い食材と併せていろいろな食材をバランスよくとっていきたいと思います。それにより、元気な体や美肌を目指し、少しでもなりたい自分に近づけて、笑顔がずっと続く毎日を過ごしていきたいと思いました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/黒田あいみ先生(Zetith Beauty Clinic 医師)美容外科、美容皮膚科、予防医学(栄養療法)、アンチエイジング専門医。Zetith Beauty Clinic 、東京美容外科沖縄院にて勤務。トライアスロン日本代表の経歴を持ち、⾃分がアスリートであることも⽣かしつつ、美と健康のスペシャリストとして「中からと外からの美と健康」を信念に、外から(美容医療)だけでなく、中から(分子栄養学、予防医学)の美と健康の権威として多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。著書に、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された「アスリート医師が教える最強のアンチエイジング」(文藝春秋社)がある。著者/ひぃさん(46歳)結婚を機に専業主婦へ。毎日ウォーキング、腕立てふせ、柔軟体操、腹筋などをしてるけれど、同じ回数をこなすのが年々大変になってきて体力の限界を感じている。無理なく体型を維持することができないかを模索中。
2024年02月07日急に顔から大量の汗をかいたり、ささいなことでイライラするようになり、体調や人格が病気で変わったのではないかと不安に思っていました。そこで婦人科を受診したら、急な発汗やイライラ感は、更年期障害によるホットフラッシュと情緒不安定と判明。43歳で軽度の更年期障害と診断されてからは、処方薬もありましたが、自分なりに症状を軽減させる方法を探し、それらを実践してきました。その方法をお話しします。更年期障害対策1:睡眠を大切にする私は仕事や育児で忙しく、睡眠というのは「寝られればラッキー」くらいの気持ちで過ごしてきました。しかし、更年期障害が起きるようになると、睡眠不足のときは更年期の症状もかなりひどくなることに気が付きました。そこで、睡眠の質を高めるために毎日2つのことを実践しました。1つ目は、ホットフラッシュなどでほてっているとき、おでこや足など熱を持っている部分を水枕や氷のうなどで冷やすようにしました。熱すぎて寝られなかった私にとって、この方法は寝入りを良くし、「眠いのに寝られない」という状態から脱してくれました。2つ目は、夜はカフェインの摂取をやめました。カフェインが多い飲み物を飲むと夜中に必ずトレイに行かなければならず、それで目が覚めてしまうことも度々ありました。カフェインの摂取をやめたところ、夜中に起きることが少なくなり、最近では朝まで起きないことも多くなりました。この2つを実践して睡眠を十分に取ったところ、イライラ感と倦怠感がかなり軽減できました。更年期障害対策2:ストレッチと有酸素運動更年期障害がひどくなり始めたとき、イライラしたり情緒不安定で毎日訳もなく泣いていました。そんな私を心配した友人が、市の無料ズンバエクササイズに誘ってくれました。ズンバとは軽快な音楽に合わせて踊りながら有酸素運動がおこなえる南米発祥のエクササイズです。最初は乗り気ではなかったのですが、実際にズンバを終えた後は爽快感があり、その日はイライラも不安感もなくぐっすり朝まで寝られました。私は心地よい程度に体を伸ばすストレッチと、20分以上のジョギングやズンバなどのエクササイズをすると、ホットフラッシュも軽く済むことに気が付き、毎日忙しいときもありますが少しでも時間を作り、実践しています。更年期障害対策3:バランスのよい食事+豆乳以前から家族の健康も考え、野菜中心の食生活をしてきましたので、食事は今さら考え直す必要はないと思っていました。しかし、更年期障害は女性ホルモンの低下によって起こるため、女性ホルモンと似た働きをするといわれるイソフラボンを含む大豆食品を、今までの食生活にバランスよく取り入れたほうが良いというアドバイスを医師からいただきました。そこで、今までの食事に大豆食品を取り入れるようになりました。ただ、働いていると大豆食品というのは簡単にアレンジできるものばかりではないので、手軽に大豆をとれる豆乳を家族で飲むようになりました。ただ、摂取するバランスが大事だそうなので、多くても少なくても女性の体には良くないそうです。ですので、その意味でも量がわかる豆乳は毎日飲むのによかったです。さらに肌の乾燥や髪の毛のパサつきも気になっていたのですが、豆乳を飲み始めてからは肌もしっとりし、髪の毛も明らかに潤いが増してきたのを感じます。まとめ更年期障害になってから、生活すべてを一旦見直すようになりました。特に睡眠不足や運動不足など、今まであまり重要に思っていなかったライフスタイルが更年期障害に影響しているのを痛感しました。それに気が付いてからは、できるだけ快適な睡眠ができるように環境を整え、定期的に運動をおこない、豆乳を取り入れたバランスの良い食生活を心がけてきました。婦人科からの処方薬と併せて、実際に更年期障害の症状が軽減したのを感じられたので、これからも続けていきたいと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。著者/Yoko(43歳)とても元気な小5の女の子と小1の男の子と家事をしない夫と楽しく暮らしてはいる。しかし、フルタイムで仕事をしていて、さらに更年期のような症状もボチボチ始まり家事と育児と仕事でかなり疲労気味の主婦。
2024年02月06日多くの女性は、更年期にさしかかる40~50代から髪質が変わり始め、髪が細くなる、コシ、ハリがなくなる、抜け毛が増えるなど、髪の変化が気になり始める。「女性の髪の機能は一般的に35歳以降は徐々に下り坂になります。それと同時に抜け毛も増え始めるのですが、体質に応じた食事を心がけることで、下り坂を緩やかにすることができます」こう話すのは、毛髪診断士で中医学をベースとした薬膳で「髪育ごはん」を提唱するてまりさん。てまりさん自身、20代のころに悪性腫瘍の治療による副作用で、抜け毛に悩まされた経験があり、それをきっかけにその人の体質に合った美髪を育むレシピを考案するようになったのだそう。「女性の抜け毛の原因はさまざまです。更年期による女性ホルモン(エストロゲン)の減少も原因のひとつですが、ほかにも血行不良やストレス、生活習慣の乱れ、睡眠不足、自律神経の乱れなど、さまざまな要因が複合的に絡まり、そのあんばいも個々によって異なります」(てまりさん、以下同)抜け毛・薄毛の原因には大きく分けて「血(けつ)不足タイプ」「血行不良タイプ」「腎(じん)不足タイプ」の3つがあるのだそう。■“血”が不足するとすぐに髪に影響が「血とは、中医学では栄養やうるおいを指し、『血不足』になると全身の栄養状態が悪くなります。髪が細くなったり、ツヤがなくなる、パサつく、うねる、抜け毛が増えるなど、栄養不足による衰えが顕著に現れます」中医学では髪と血は密接な関係にあり、血が不足すると真っ先に髪に現れるという。女性は月経や出産などで常に血が不足しがちになるので、特に栄養に注意したいタイプだ。「血を補う食材というものがあります。マグロ、カツオ、レバー、ベリー類、クコの実、なつめなどの赤色の食材や黒きくらげ、ほうれん草、イカなどです」次の「血行不良タイプ」は、体内で血が巡る力が不足しているため、手足や末端の毛細血管にまで血流が届かず、老廃物がたまりやすくなって肌がくすんで見えたり、冷え性なのが特徴。「体の末端に血流が届かないため、頭皮の毛根にまで栄養が行き届かず、髪は細くてコシのない髪質になっていきます」おすすめの食材には、サバ、イワシなどの青魚や、玉ねぎ、ねぎ、にんにく、にら、黒酢などがある。■“腎”が弱まると地肌が見えるほどに最後が「腎不足タイプ」。「“腎”とは、成長や発育、老化に関わる部分と考えます。生殖、成長、ホルモンの分泌と深く関係し、“腎”の働きが衰えるとホルモンが減少し、髪のコシも失われます。腎機能は20代から30代前半をピークに、以降は徐々に低下していきます。加齢により腎の機能が弱まると、ホルモンの働きも弱まるのです」腎が弱まると、びまん性脱毛症といった分け目の部分が目立ったり、地肌が透けて見えるなど、髪の密度が減ることで全体的にボリュームが出なくなる。おすすめ食材は、黒豆、黒ごま、ごぼう、ヒジキ、干ししいたけなどの「黒い食材」や、くるみ、海老など。「美髪を保つためにも、中高年からは腎の気を補う食事を心がけましょう」チェックリストで自分が当てはまるタイプを確認してみよう。最もが多いのがあなたの該当タイプ。そして、今回、てまりさんが読者世代のために考案した、タイプごとの薄毛改善レシピも参考に。自分に合った栄養をとって、豊かな毛髪を手に入れよう。【血行不良タイプ】サバ缶味噌汁<材料>(4人分)・サバ缶……1缶・玉ねぎ……1/2個・味噌……大さじ2~3・水……400ml・小ねぎ、七味唐辛子……各お好みで<作り方>(1)玉ねぎはくし形切りにする。(2)鍋に水と玉ねぎを入れ、火が通ったらサバ缶を汁ごと加えて、一煮立ちさせる。(3)いったん火を止め、味噌を溶いて味を調える。最後にお好みで薬味をトッピングしたら完成。<ポイント>・だしを入れなくてもサバ缶の汁のうま味で十分に堪能できる。・おかずも兼ねた「一汁一菜」のお味噌汁。【血不足タイプ】黒きくらげとほうれん草のナムル<食材>(2人分)・黒きくらげ……10g(3~4枚)・ほうれん草……1/2株・卵……1個・にんにくのすりおろし……小さじ1/2・ごま油……大さじ2・すりごま……適量・塩、こしょう……各適量<作り方>(1)黒きくらげは戻しておく。水なら3時間~一晩、ぬるま湯なら30分ほど。戻したら、耐熱容器に黒きくらげがかぶるくらいの水を入れて電子レンジ500Wで1分半温める。水気を切って、千切りにする。(2)ほうれん草は3cmくらいにカットして、耐熱容器にのせ、ふんわりラップをかけて電子レンジ500Wで1分半温める。(3)耐熱容器に卵を割り溶いて、ふんわりラップをかけて電子レンジ500Wで30秒温める。途中で混ぜてさらに30秒温め、スプーンでざっくりと混ぜておく。(4)ボウルに(1)~(3)、にんにく、ごま油、すりごまを入れて混ぜる。最後に塩、こしょうで味を調えたら完成。<ポイント>・火を使わずに、電子レンジで簡単に作れる。・電子レンジを使うことで、ほうれん草の水溶性の栄養素を逃さずとれる。【腎不足タイプ】まっ黒ごま鍋<食材>(2人分)・豚バラ肉……200g・キャベツ……200g・しめじ……1房・にら……1本・長ねぎ……1/2本・豆腐……100g<調味料>・黒ねりごま……大さじ4・すりごま……大さじ2・醤油……大さじ2・だし顆粒……大さじ2・山椒……小さじ4・水……300~400ml<作り方>(1)キャベツはざく切り、にらと長ねぎは5cm幅にカット、しめじは石づきを除く。豆腐と豚バラ肉も食べやすい大きさにカット。(2)土鍋に<調味料>を入れ、混ぜ合わせる。そこに水を少しずつ注ぎながらよく混ぜる。(3)具材を(2)の中に入れて、蓋をして中~強火にかける。(4)沸騰したら軽くアクを取り、再び蓋をして5分ほど煮込む。(5)具材に火が通ったら完成。<ポイント>・具材はお好みの大きさにカット。・末端冷え性が気になる人は、山椒を多めにするのもおすすめ。
2024年02月05日15歳のころから、ヘルペスを発症するようになりました。ヘルペスとは小さい水ぶくれが集った皮膚疾患のことです。主に唇の上に小さい水疱ができ、水疱がつぶれた後はかさぶたになって回復していきます。それが範囲の割に痛くて痛くて。ヘルペスは体が疲れていたり、私の場合は精神的な疲れがたまったときによくなっていました。しかし、最近は発症するタイミングが変わってきたのです。ヘルペスとは一生付き合わねばならない幼いころに「水ぼうそう」にかかった人は、死ぬまで体内に水痘ウイルスを抱えたまま共存していかねばならないそうです。普段、ウイルスは三叉神経に潜んでいて体力が低下したときにウイルスが暴れ出して、皮膚表面に現れるとのことです。私もそのことを知ってからはできるだけ疲れをためないようにと心がけていました。ヘルペスの発症は自分では予測できず、突然発症するので皮膚科でもらった塗り薬は常に持ち歩いていました。小さな子どもがいると心配ごともたくさんありますし、ママ友との関係や、パート先での疲れもあったりしたので、ヘルペスは1年のうち季節ごとに最低2回ずつはかかっていたと思います。子どもは大きくなって生活に余裕ができたのに気が付けば3人の子どもたちも一番上は大学生、次は高校生、一番下の子も中学2年生になりました。子どもたちを全力で叱ることもなくなり、親同士の付き合いもほとんどなくなりました。学校行事も親が率先して参加することは少なくなったので私の生活には余裕ができました。仕事も以前はフルタイムでしたが、疲れやすくなったこともあり短時間の勤務に変えました。これで体力も精神的な疲れからも解放されたのでもうヘルペスにもかからないだろうと思っていたのですが……。なんの前触れもなく、あのむずがゆい初期症状がまたも唇の上に現れたのです。年を取るとホルモンバランスが悪くなる私は更年期に入り、更年期らしい症状をなんとなく感じていました。そんなに暑くない日にうなじから大量の汗をかくことがあったり、脈が速くなったり。そういうときは必ず何日か後に生理が来ます。生理周期もここ2年ほどは2カ月開いたり、そうかと思えばすごく早い周期で来たり。生理前は必ずと言っていいほどヘルペスになります。ホルモンのバランスの変化で免疫力が落ちているのでしょうか。わかりやすい疲れは感じませんし、ストレスもなくなったと思っているのでヘルペスの原因がわからずにいましたが、これでふに落ちました。まとめやっと自分の時間で生活できるようになり、ストレスもなくヘルペスとも縁が切れると思っていました。しかし今度はまた違った原因で、以前より頻繁にかかるようになってしまいました。年齢を重ねると自分では以前よりも体をいたわっているつもりだったんです。やっぱり自然の摂理通り、体は確実に衰えているんだとしみじみ感じました。しかし、ヘルペスになりそうな時期は大体体調でわかるようになったので、心の準備はできそうです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著者/大橋らむね小売業を中心に事務職や飲食店でパートとして勤務。体を動かすことが好きで、日々ウォーキングをおこなっている。
2024年02月04日更年期なのか、体の末端の冷えがひどくなり、生理は前よりも短く、重さを感じ始めている今日このごろ。そんなときに知ったのがよもぎ蒸しパッド。これを寒い日に着けることで、生理前の腹痛が少なくなったような気がしています。よもぎ蒸しパッドを使ってみた体験談を紹介します。閉経前?生理痛が変わってきた私更年期になると、生理痛がひどくなったり軽くなったりする人が多いようで、私の場合は前よりも日数が短くなり、重くなりました。前までは1週間あった生理が、5日間くらいになり、短期間に。その分、初日や2日目はかなり重くなり、これまでになかった腹痛も起こるようになりました。ひどいときは血が足りなく貧血のようにもなるため、日中でも休めるときには横になるようにしています。生理の終わりがけには頭痛もあります。ネットで調べると、生理の周期や日数、生理痛について、人それぞれで軽くなる人、重くなる人がいるようですが、私の場合は日数は減ったものの、その分1日あたりが重く感じるようになっています。そして、冷えによるのか、生理ではないタイミングでの脇腹の痛みも感じるようになりました。生理痛に関して個人差はありそうですが、若かったときと比較して違いを感じていて、そんなときに取り入れてみたのが、よもぎ蒸しパッドです。よもぎ蒸しパッドとは何?よもぎ蒸しパッドは、よもぎが織り込まれた生理用ナプキンのようなものに専用のカイロを貼って下着に装着するもので、下半身が温かくなります。過去に韓国旅行をしたときに見つけ、使用感がよかった記憶がありました。近くのドラッグストアでは見かけないものの、ネット通販で売っているのを見つけてまとめ買い。7パック1,216円なので1パックあたり約174円で購入しました。有名なメーカーのものは、ウィズフェム、ダナミがあり、これらの商品を購入しています。よもぎ蒸しパッドを着けることで下着部分から5時間程度、下半身を温めてくれます。私がよもぎ蒸しパッドを付けるのは生理後や排卵期、生理前です。体を芯から温めることで、冷え対策、生理痛予防になるのだそうで、更年期女性にとってはよさそうなアイテムに思いました。生理の変化を感じ始めている私は、冷えによる体調不良などが和らぐことを期待して付けてみました。付けると下半身がじんわり温まり、それだけで気持ち良く感じます。下半身が温まると寒い日でも快適に過ごせるような気がします。よもぎ蒸しとのことですが、個人的にはよもぎの香りはあまり感じません。よもぎ蒸しパッドには注意点もよもぎ蒸しパッドは注意したいことがいくつかあります。まず、生理中は着けられないこと。そして、寝ているときは着けてはダメなこと。また、当然のことかもしれませんが、直接カイロ部分を肌に着けないことです。生理中のときこそ下腹部を温めたいので使いたくなるのですが、においのこともありそうなので、そこはぐっと我慢しています。また、寝ているときは着けてはダメだったり、カイロ部分を肌に当ててはダメなので、私の場合は休日、家にいるときに着けるようにして、何か異変があればすぐに外せる状態にしています。リラックスタイムに下腹部がじんわり温まることで、冷えを感じにくくなり、気持ちが和らぎます。下着に装着しておき、温かさがなくなったら使い捨てできるのも気に入っています。まとめよもぎ蒸しパッドを使うのは外出の予定がない冷えが気になるタイミングだけで、使い始めてからまだ日は浅いです。しかし、使ってみると、下半身が温められることによりリラックス効果が感じられて欠かせないアイテムになってきました。生理中ではないタイミングで、冷えのせいなのか脇腹が痛むことがあったのですが、よもぎ蒸しパッドを使い始めてからはこの痛みがなくなったため、もしかして使い始めたおかげなのかもと感じます。体調不調を感じないよう定期的に使って、調子を見ていきたいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。著者/Kumiko3(43歳)夫と小学生2人の4人家族。Webライター。子育てしながらの仕事は想像以上に大変。アラサーよりも疲れやすく、美容院では肩凝りを指摘され、夕方にはエネルギー切れ。白髪も生えてきて、毎日イライラするのはもしかして更年期!?それでも身だしなみは整えて、目指せナチュラル若見えキラキラ美人!
2024年02月01日株式会社LIFEM(ライフェム、以下、「当社」)が提供する、働く女性の健康課題改善をサポートする法人向けフェムテック※1サービス『ルナルナ オフィス』が、株式会社JP RESERVE(以下、「JP RESERVE」)へ導入され、2月1日(木)より「月経プログラム」と「更年期プログラム」の提供を開始します。プログラムを通じてJP RESERVEの従業員を対象に、婦人科医師監修のセミナー動画や、医療機関と連携したオンライン診療サービスの提供を行います。これにより、生理痛や月経前症候群(PMS)、更年期などの症状改善をはじめ、女性の健康課題への全社的な理解促進を支援します。JP RESERVEとルナルナ オフィスロゴ◆女性従業員が毎日前向きに働ける職場を目指すJP RESERVEで『ルナルナ オフィス』がスタート!京都市内でホテルや旅館、簡易宿所などの宿泊施設の経営・運営代行を行うJP RESERVEは、地域との共生を目指して事業を展開しています。一方で社内の働く環境にも目を向け、特に従業員の多くを占める女性が生き生きと働けるための健康経営に取り組んできました。施策のひとつとして、婦人科の対面受診や薬剤の費用補助を実施してきましたが、婦人科へ行くこと自体に大きなハードルを感じ、活用できていない従業員もいるということが分かりました。このような背景から、オンラインで気軽に婦人科受診が可能な『ルナルナ オフィス』のライトプランを導入し、「月経プログラム」および「更年期プログラム」の利用を開始することで、同社のさらなる女性従業員の生産性向上や従業員同士の相互理解を目指します。当社は本プログラムの提供を通じ、JP RESERVEの女性従業員が感じている健康課題の改善をサポートし、より自分らしく輝ける職場づくりに貢献していきます。<JP RESERVEへ導入されるプログラム概要>JP RESERVEでスタートする「月経プログラム」と「更年期プログラム」では、女性のカラダやココロに関する理解や知識を深める婦人科医師監修のセミナー動画を男女問わず全従業員向けに提供します。また、産婦人科に特化したオンライン診療サービス『ルナルナ オンライン診療』を活用し、婦人科受診による月経随伴症状やPMS、更年期に伴う症状の改善を支援し、効果検証のためのアンケート提供まで担います。<各プログラム詳細>I. 「月経プログラム」・FEMCATION※2セミナー/「女性のカラダ知識セミナー」女性のライフスタイルの変化や女性のカラダの仕組み、月経随伴症状などについて、医師監修のセミナー動画を提供・オンライン診療を活用した婦人科受診と低用量ピルの服薬支援開始日:2024年2月1日(木)オンラインによる婦人科診療および、PMSや月経困難症の改善策のひとつである低用量ピルの処方・配送II. 「更年期プログラム」・更年期の基礎知識セミナー更年期症状に関する心身の不調などの基礎知識について、医師監修のセミナー動画を提供・オンライン診療を活用した婦人科受診と漢方薬等の服薬支援開始日:2024年2月1日(木)オンラインによる婦人科診療および、更年期症状の改善策のひとつである漢方薬などの処方・配送◆株式会社JP RESERVE 代表取締役 宮本 博昭氏からのコメントJP RESERVE 代表取締役当社は女性が多い職場で、これまでに何度か女性従業員のための健康経営施策を検討して参りました。しかしながら、私自身が男性ということもあり「女性の気持ちを理解できていないのではないか」という思いから、なかなか具体的な取り組みに至らず、どのような施策をするべきなのか悩んでおりました。『ルナルナ オフィス』は何より、いつでも、会社にいながら、女性従業員が受診できる仕組みは大変心強いものと感じました。導入が決定し、社内からは驚きの声と前向きな意見が寄せられ大変嬉しく思うと同時に、会社がどのように変化していくのかとても楽しみです。中小企業の中には、当社と同じ悩みを抱えている会社もあるかと思います。そのような会社の先駆けとなって、継続した取り組みを実施して参ります。※1 フェムテック:女性(Female)と技術(Technology)を組合わせた造語。女性が抱える健康課題をテクノロジーの力で解決するもの。※2 FEMCATION(R):エムティーアイの登録商標。女性(Female)と教育(Education)を掛け合わせた造語。複雑かつ多様性のある女性のカラダとココロについて正しく学ぶ機会を創出し年齢や性別を問わず社会全体で寄り添いあえる環境を目指す理解浸透プロジェクト。※ 「健康経営(R)」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。【『ルナルナ オフィス』について】ルナルナ オフィスサービスロゴ産婦人科に特化したオンライン診療サービス『ルナルナ オンライン診療』を活用し、女性の健康課題改善から効果検証までを一気通貫でサポートする法人向けサービス。月経やPMSの症状から、妊娠や不妊、更年期症状に関するセミナーや産婦人科医への相談まで、幅広いライフステージの働く女性をサポートしています。月経・妊活・更年期に対してオンライン診療の実施から効果検証まで可能なスタンダードプランと、一部機能を簡易化し女性従業員1名からでも利用可能なライトプランから選択でき、導入する企業のニーズに合わせた支援を実施します。≪各プランの提供内容≫提供項目 :実態調査スタンダードプラン:年に1回までの実態調査の実施および結果の集計・レポート作成ライトプラン :実態調査項目の提供提供項目 :『ルナルナ オンライン診療』の提供スタンダードプラン:月経、妊活、更年期に関するオンライン相談・診療、薬の処方ライトプラン :月経と更年期に関するオンライン相談・診療、薬の処方提供項目 :専門医による基礎知識セミナースタンダードプラン:医師によるセミナー動画の提供または医師によるリアルセミナーライトプラン :医師によるセミナー動画の提供提供項目 :プログラムの効果検証スタンダードプラン:効果検証の実施および結果の集計・レポート作成ライトプラン :効果検証項目の提供提供項目 :各プログラムの参加人数スタンダードプラン:最小参加人数の設定ありライトプラン :1名から参加可能詳細はこちらから: 【LIFEMの会社概要】商号 : 株式会社LIFEM設立日 : 2022年7月1日所在地 : 東京都新宿区西新宿三丁目20番2号代表取締役: 菅原 誠太郎HP : LIFEM企業ロゴ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月01日40歳のときに乳がんで乳房を全摘後、ホルモン剤治療で寛解し、再発の兆候はありませんでした。しかし、その後に脳出血を起こしました。まひが残り、リハビリを受ける状態でした。無事退院できたもののリハビリは続けねばならず、更年期症状も出てきました。周囲の理解のおかげで穏やかな更年期を過ごせるまでになるまでの体験談を紹介します。コロナ禍の脳出血乳がんで乳房を全摘し、ホルモン剤治療で寛解。その後、コロナ禍で大変だったころに脳出血を起こしました。救急車で病院に搬送され入院・治療を受けましたが、まひが残り、リハビリを受ける状態でした。当時はそんな状態だったので気にしていませんでしたが、ずっと生理が来ませんでした。かなりまひがあって入院中の私にとっては、その時期に生理がなかったことは、ある意味でよかったです。結局、退院の少し前に生理は再開しました。そしてリハビリを継続することを前提に、無事に退院できました。肩が痛くて眠れない。腕が上がらない!退院して、ぼちぼち自宅での生活を始めたころ、体調に明らかな異変を感じました。特に肩を動かしていなくても肩が痛くて寝返りが打てないため眠れず、腕も上がらない状態なのです。動悸や頭痛もありました。さすがに病院に行ったところ、医師には更年期障害と診断されました。しかし、私は乳がん治療でホルモン剤を飲んでいたため、治療はできないと言われました。ちょっと更年期を甘く見ていたので、ショックでした。在宅リハビリのため来てもらっていた理学療法士さんにアドバイスをもらいながら、なんとかやり過ごし、その結果、腕は上がるようになりましたが、更年期に伴って表れるようないろいろな症状に今も日々悩まされ続けています。正直、こんなにつらいとは思っていませんでした。定期的にやってくるイライラや憂うついろいろな体の変化も、更年期だからしょうがないと自分を納得させることはできたのですが、かわいそうなのは家族です。夫と息子がいますが、母親が定期的にイライラしたり、落ち込んだりするのに、訳がわからない状況ではさすがに気の毒だと思いました。そこでまず夫に説明し、閉経が近くなると女性の体はホルモンバランスが乱れ、身体的にも精神的につらくなることを理解してもらいました。息子もなんとなく悟ってくれたようで、私は今のところ精神的に落ち着いた日々を送っています。更年期はなってみないとわからないものですし、実際これからいつまで続くのかもわかりませんが、前向きに付き合っていくしかないと思います。まとめ乳がんになって、脳出血を起こして、更年期症状を経験するというなかなかまれな状態に陥りました。今まであまり人に弱みを見せることもなく気丈に生きてきたので、中間の息抜きだったのかもしれないなと思います。更年期は個人差があり、症状も異なると思うので、周囲の人に理解してもらうことが大切だなと感じました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。著者/sigotonin511(48歳)専業主婦。40歳のころに初期乳がんが判明、 全摘。その後ホルモン剤治療を受け、再発もなく治療は終了。47歳のころ、生理がやたら重く、肩凝りや動悸があり、気分的にも不安定になったため、更年期障害を疑い、婦人科受診。乳がんの治療の影響で、更年期の治療はできないと言われ、そのまま無治療で現在も生活。周囲の理解を得て、更年期格闘中。
2024年01月29日タレントの上原さくらが23日に自身のアメブロを更新。更年期障害だと思う自身の症状を明かした。この日、上原は自身について「全然元気出ない」といい「泣きたい…っていうか、ちょっと泣いてみたけど何にも変わらなかった」とコメント。「元気なくても娘を迎えに行ってピアノ教室に行って夕飯作って」と述べ「毎日大変なのはみんな一緒!!お仕事してる方は『元気ない』なんて甘えた戯言を言えない」とつづった。続けて「元気出ないのは、ホルモンバランスだと思ってます」と原因を推測。「ジエノゲスト飲んでいても、不定期に生理が来ちゃうんだけど、その時は決まって腰痛や片頭痛の連発に精神不安定がセットなの」と説明し「すごく抑うつ気分になる」と告白した。また「ホルモンバランスの不安定さは更年期障害なんだと思うから、心と体の調子をよく観察して、頑張れる時は頑張る」と前向きに述べ「本当に無理なら、どうにか人に頼って休ませてもらう。これでやって行きます」とコメント。最後に「お天気なんだから、少し太陽に当たってきます」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「辛いですよね」「気持ちわかります」「そんな日もありますよね」「無理せずお過ごし下さい」などのコメントが寄せられている。
2024年01月25日娘は穏やかな性格で、育てやすいタイプだと思っていました。しかし、中学3年生になって態度が激変。高校1年生までの約2年が反抗期のピークでした。当時は私も更年期が始まり、心身ともに不調を感じていました。娘の思春期と私の更年期が重なり、親子関係は最悪でした。そんな親子関係が変わったのは……。母の更年期と娘の反抗期が重なり喧嘩ばかり…娘はのんびり屋さんで穏やかな性格。幼いころから、子育てで苦労することはあまりありませんでした。家ではよく会話していて、親子関係は良好でした。そんな娘の態度が激変したのは中3のときです。学校から帰ってきてもあいさつもせず、自分の部屋に直行して出てきません。「どうしたの? なんかあったの?」と聞いても、返ってくるのは「うるさい」という返事。ついにきたか思春期、と思いました。部屋にこもりたいからか、娘はこれまで共用スペースに置いていたタオルや洗面用具などをどんどん自室に持ちこみます。そのせいで、娘の部屋がどんどん汚部屋に……。「片づけたら」と言うと、「うるさいっ部屋を見るな!!」とドアがばたーんと乱暴に閉められました。娘が別人になってしまったようでショックでした。大喧嘩で約1週間無視され続け…私自身も10代のころ親をうざいと思い避けていた時期があったので、娘の態度も仕方ないとは理解していました。しかし、母親にも感情があります。特に私が怒ってしまったのは食事のことでした。ある日、娘が「ごはんいらない」というので、「じゃあおなかがすいたら食べてね」と娘の食事を片づけていました。すると、娘がお菓子を出して食べ始めたのです。ひどい! と思いました。「食べられるならちゃんとごはん食べなさいよ!」とキレ気味でお菓子を取り上げると、「だってごはん食べたくないんだもん」と娘。私は料理は得意ではありませんが、栄養バランスなどを考えて食事を用意しています。せっかく用意した食事を拒否され、傷つきました。怒る私に、「もうごはん作らなくていい、食べたいものだけ食べる」という娘。「そうはいかない、栄養をとらないとダメ」と怒る私。大喧嘩になり、その後1週間ほど無視され続けました。食事のことだけではありません。日常のささいなことですぐに喧嘩になりました。女性ホルモンの乱れのせいでしょうか。お互いすぐに不機嫌になってしまいます。大した理由がなくても毎日のようにぶつかり合う日々が続きました。あいさつしただけなのに文句を言われたり、話しかけても無視されることは日常茶飯事。イラついた娘から、私が畳んだ洗濯物を投げつけられたこともありました。ひとりになって考えたこと中3から高1にかけては、思春期というだけでなく、高校受験や環境の変化など、娘もいろいろ大変だったのだと思います。そう頭ではわかっていても、私も当時45歳で更年期の始まりを自覚しており、心身共に不安定な時期で、過剰に怒ったり落ち込んだりしていました。家にいると娘のことでストレスがたまり、「こんな家にいたくない」と思うときもありました。あるとき、ストレスから家にいるのがつらくなり、夜にひとりで近所のファミレスに逃げました。そこでひとり時間を過ごしながら、「私が時々ひとりになりたいように、娘もひとりになりたいのかな」と考えました。子離れのときなのかもしれません。私は私、娘は娘。「私が娘のことを気にし過ぎるからお互いにつらいのかもしれない。少し距離を置いて、娘のことはそっと見守ろう」と思いました。まとめ娘が中3になってからの約2年間は、私の更年期と娘の思春期が重なったこともあり、母娘の喧嘩が絶えずつらい日々でした。私が意識を変え、娘と少し距離を取ることで親子関係に良い変化があったと思います。これからも娘と適度な距離感を保ちつつ、見守る子育てをしていきたいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。マンガ/あさり著者/もめん(46歳)高校生の娘が1人の働く母。世界中のおいしいものが食べたい。特に甘い物が好き。おいしく食べるために常にダイエット中。食べること以外の趣味は、語学学習、読書、ヨガ、散歩。
2024年01月21日31%が配偶者、パートナーの「男性更年期」の変化を実感している「あなたの配偶者、パートナーの男性更年期と思われる変化を感じていますか?」という質問に答えてもらった結果、およそ3人に一人が自分の配偶者、パートナーが「男性更年期ではないか?」と変化を感じていることがわかりました。感じる変化は「疲労感・倦怠感」がトップ「あなたが感じている配偶者、パートナーの男性更年期症状と思われる『変化』はどんな変化でしょうか?(複数回答可)」という質問で、男性更年期に伴う症状を複数回答で聞きました。「疲労感・倦怠感」が43.7%と半数近くになり、「不安・イライラ」「筋力や身体機能の低下」「記憶力・集中力の低下」がそれぞれ4割近くになりました。単なる老化と判断できる症状でもあるため、男性更年期が原因と断定するのは難しそうですが、やはり不安、イライラ、気分の落ち込みなど心の変化は、更年期との関連は強そうです。本人の認識は6人に一人、自覚のない人は3人に一人「あなたが感じている配偶者やパートナーの『変化』について、その本人(配偶者、パートナー)は自分で気がついているでしょうか?」との質問では、「変化は自覚しているが、男性更年期との認識がない」という答えが半数近くに。やはり男性更年期という言葉は、まず男性自身の認識が薄いことがわかります。3人に一人が「変化」があっても「自覚」がないという結果も気になりますね。症状が進むと不安……が半数近く。「家族関係のマイナス要因」も4人に一人「男性更年期の影響と思われる配偶者、パートナーの変化は、あなたや同居する家族にどんな影響を与えていますか?(複数回答可)」との質問に対して「時々、対応に戸惑うことがある」との答えも3人に一人の割合で、家族への影響が軽視できないことがわかります。症状そのものを自覚していない配偶者、パートナーが決して少なくないことからも、知識を得ること、対策を考えることが必要かもしれません。「対策していない」が約半数。一方「さりげない配慮」は3割近くに「配偶者、パートナーの変化についてあなたや家族は何か対策をしていますか?(複数回答可)」と聞きました。男性更年期が注目されつつありますが、まだ社会全体に広く認知、認識されていないと想定する中で、回答が注目されました。その結果、声かけなどさりげない配慮や食事の配慮などの具体策を実行している人も相当の割合があり、またサプリ摂取や医療機関への勧めなども一定割合を確認できました。男性更年期についての、リアルな体験・感想・意見最後に、このアンケートでは自由記述形式で経験や意見が寄せられています。ごく一部を下記で紹介しています。いずれも実際に声が聞こえてくるような、リアルなコメントです。「男性更年期についてあなたの体験、感想、意見を簡単にお書きください」との質問に寄せられたコメント(一部)■男性は更年期がある事を知らない人が多いと思います。もう少し、女性と同じように更年期がある事を知らせてほしい。■更年期症状には皆様々な症状があるので、自分がこうだったから、そうだ!みたいな言い方をする方には少し困ります。■今まで温厚だった主人が人が変わったようになることがあるので戸惑う。■自分も更年期を経験し、父親も更年期だった時もあるので、男性にも更年期があると夫に言いたいが、そんなはずはない!と言われると思うので、なかなか言えないでいるし、病院も連れて行けなくて困っている。。。■周囲の人と会話を楽しめないこと、体をまめに動かす暮らしでないことなどが更年期症状に好ましくない影響があると思う。血の巡りが良ければ…と思うが長年身についた暮らし方はなかなか変えられないから…。調査概要同調査はシックスセンスラボの独自メディア、PURAVIDA編集部が2023年12月5日〜12月12日に、40歳以上の女性(※)に対してインターネットを使って実施。全国の476名から回答がありました。集計にあたっては、40歳〜70歳以上を5歳きざみで7つの集団に分類しています。※11月27日から12月4日まで行われたスクリーニング調査で「あなたの配偶者、パートナーの男性更年期症状と思われる「変化」を感じていますか?」という設問に対し「感じている」と答えた人(全体の31%)に配信し、詳しく答えてもらったものです。シックスセンスラボ(マイナビ子育て編集部)
2024年01月19日演歌歌手の北山みつきが16日に自身のアメブロを更新。悩まされている40代後半で出た更年期障害の症状についてつづった。この日、北山は「更年期障害で悩まされている女性が多くいらっしゃいますね」と切り出し「私もその一人です」とコメント。「ちなみに女性だけではありませんよ」と述べ「男性も更年期障害になりますからね」とつづった。続けて、自身について「40代後半で前に結婚した方と折り合いが良くなく、完全放置されていた」といい「鬱病のような症状になりました」と告白。「最初は夫と音信不通」だったそうで「離婚したくても連絡が取れない。どこに住んでいるかもわからない」との状況だったことを説明した。また「だんだんこのまま私はどうなるんだ!?と不安に苛まれ、落ち込みが酷く考え込みが激しくなり」と明かし「くるみちゃんを飼うきっかけとなりました」と愛犬を飼い始めたことを報告。「それでもくるみちゃんと毎日死にたいと思っていた日々が続きました」と告白し「その後脳動脈瘤で入院」していたことを説明した。さらに「息も苦しくて元々狭心症もありました」と明かし「どこから更年期障害だったのか??正直分かりません」とコメント。「50代になって体の病気は落ちついた」というも「精神的なイラつきはありました」とつづった。最後に「一つ思うのは深く考え過ぎない事。気分転換をしたり、好きな事して自分で自分のご機嫌をとる」と自身の考えを述べ「私の場合は、くるみちゃんと毎日お洒落してお散歩してます」と説明。「長文になってしまったのでまた書きますね」と予告し「更年期障害の方頑張りましょう」と呼びかけ、ブログを締めくくった。
2024年01月17日私は更年期を迎えてから、体と心に大きな変化を感じるようになりました。時には、私と同じ更年期の同世代の友人や会社の同僚との人間関係に影響を及ぼすことも……。感情がゆらぐ私と、同じ更年期を迎えている友人との関係を良好に保つ方法をお伝えします。友人の更年期症状更年期を迎えた私の友人は、これまでと違う言動をすることがあります。例えば、以下のようなことです。・ささいなことでイライラしたり、不安になったりする・いつもと違うことをしてみたい、新しいことに挑戦したいと思う・更年期の症状を早く改善したいという焦燥感から、ハードな運動を取り入れたり効果がわからない高額なサプリメントを試し続ける・今までとは違う価値観や考え方を持つようになる・今まで興味のなかった占いやスピリチュアルなことにのめり込み、何かに依存するような考え方になる私も更年期を迎えていましたので、きっと友人も同じように心身ともに大きな変化にさらされているのだなと思いました。相手の話をよく聞く更年期の症状が出ているときの友人は、自分の気持ちを理解してもらいたいと感じているようでした。そのため、話をよく聞いてあげることが大切だと思い、友人を否定したり、批判したりするのではなく、ただひたすら話を聞きました。そうすることで、友人の気持ちが次第に落ち着いていったように思います。理解し合うことが大切友人と同じように私も更年期で、人のことまで考えていられない……というのが本心ですが、友人に寄り添い理解しようとしたことで、友人からもやさしい言葉を掛けてもらうことができました。更年期は、人によって症状や程度が異なります。そのため、自分がそうだから相手もそうだろうと決めつけず、お互いの状態を尊重し合うことが大切だと思います。まとめ更年期の女性同士の人間関係を良好に保つためには、まず、相手の話をよく聞くこと。そして、相手の気持ちを理解し、共感すること。すると、相手も私にやさしく接してくれるようになり、お互いを尊重し合えるよい関係性が築けるのだと実感しました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/伊達 敦子(50歳)3児の母。会社員の傍ら、化粧品検定2級、1級を取得し、コスメコンシェルジュの認定を受けたエキスパート。人々の美しさと自信を引き出すため、日々活躍中。
2024年01月16日更年期イラストレーターのやましたともこさんによる、50歳から始めたアルバイトの体験を描いたマンガ連載「50歳からのアルバイト大作戦」。運動不足を解消するためにアルバイトを始めることにしたやましたさん。なかなか働き先が決まらず、50代の女性が就職することの難しさを痛感していました。しかしある日、お気に入りのレストランの求人を発見し応募すると、すぐに面接のお知らせが届きました。その面接で、レストランの外で販売をする「店外販売」であれば採用可能だと告げられ、やましたさんが承諾すると、すぐに採用が決まりました。本社でおこなわれた研修お気に入りのレストランで働くことになったやましたさん。ワクワクしながら迎えたアルバイト初日の仕事は、本社での研修でした。「お入りください」と案内されると?ウーマンカレンダーをご覧の皆さま、こんにちは。更年期イラストレーターやましたともこでございます。憧れの「超幸福食堂」でのアルバイトが決まった私。まさかこの私が、この年になってあの「超幸福食堂」で働く日が来るなんて……! 採用が決まってからアルバイトが始まるまでの間は、毎日寝る前に働く自分の姿を思い浮かべ、シミュレーションという名の身勝手な妄想を膨らませて楽しんでいました。アルバイト初日は、現場ではなく本社でオリエンテーションがありました。研修資料に沿って、いろいろなムービーを見ながら中年の男性がマンツーマンで研修をしてくれました。企業理念をはじめ、接客の仕方や食べ物を扱う上で大切な衛生管理についてなど、たくさんのことを学びました。超ワクワクドキドキで臨んだ研修でしたが、本当に盛りだくさんの内容で……。後半戦は、うっかり寝てしまわないように目を開けることだけに全集中するという、体力のなさを露呈する結果となりました。もっと体力をつけなければ!-----------------------マンツーマンの研修で眠るわけにはいかず、「目を開けていないと」と目に力が入ってしまうやましたさんの気持ちがよくわかります。しかし、研修よりも過酷であろう「店外販売」……。日々の体力作りが必要かもしれませんね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/イラストレーター/ やましたともこ(50歳)高知県出身、大阪府在住のイラストレーター。2児の母。高齢出産で身も心も弱り切ったまま更年期に突入。ここ10年元気な自分を見たことがない。本格的な老化とどう付き合うのか日々模索しつつヤングで緩めなイラストを描いている。
2024年01月14日更年期イラストレーターのやましたともこさんによる、50歳から始めたアルバイトの体験を描いたマンガ連載「50歳からのアルバイト大作戦」。運動不足を解消するためにアルバイトを始めることにしたやましたさん。なかなか働き先が決まらず、50代の女性が就職することの難しさを痛感していました。しかしある日、家族でよく行くお気に入りのレストランの求人を発見し、応募。すると、レストランからすぐにオンライン面接のお知らせが届きました。レストランのオンライン面接オンライン面接のお知らせを受け取ったやましたさんは、期待に胸を膨らませながら当日を迎えました。しかし、画面に現れた面接官の質問に答えていくと?ウーマンカレンダーをご覧の皆さま、こんにちは。更年期イラストレーターやましたともこでございます。オンライン面接の日、上半身だけしっかりおしゃれをして、画面の背景に映る本棚を片付けて。応募動機や今後の希望などを書いたメモを片手に、ドキドキしながら面接に臨みました。時間通りに画面の前に現れた担当者は、「応募いただき、ありがとうございます!」と、丁寧なあいさつをしてくれました。私たち家族が大好きなレストランのイメージを損ねることがない、とてもすてきな人でした。その後は、週に何時間、どの時間にどれくらいの頻度で入れるのか? といった、シフトに関する質問がありました。私が希望した職種は、朝早くから夜遅くまで可能な人。また、土日もシフトに入れる人が欲しかったそうです。私は、子どもたちを送り出してから晩ごはんの準備をするまでの間で、ゆる〜く働きたい人。速攻で不採用となりました……。期待が大きかっただけに、ガックリと肩を落としてしまった私。すると、担当者はこう言いました。「店外販売でしたら、ご希望のお時間帯での採用が可能なのですが、ご興味ありませんか?」と。店外販売って何? と思いましたが、不採用になってどん底まで気分が落ちていた私にとって、その言葉は、天から注がれた一筋の光のようでした。「店外販売」とは、レストランの中ではなく店外で、ドリンク、軽食、グッズなどを販売する仕事。夏は暑く冬は寒いというのは、更年期の私には過酷な仕事です。それに、私は今まで自宅でぬくぬくと快適に仕事をし、体力のなさには人一倍の自信があります。そんな私にできるのかな? と少し不安に思い答えを渋っていると、担当者は、「なので、レストランの中の仕事よりも時給が50円高いんです」と続けました。その言葉を聞いた私は、「ぜひともよろしくお願いします!」と、食い気味で答えたのでした。-----------------------すぐに不採用となってしまい残念……と思いきや、うれしい大どんでん返しが待っていましたね。店外での販売は大変かもしれませんが、その分時給が高いと思えば頑張れそうですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/イラストレーター/ やましたともこ(50歳)高知県出身、大阪府在住のイラストレーター。2児の母。高齢出産で身も心も弱り切ったまま更年期に突入。ここ10年元気な自分を見たことがない。本格的な老化とどう付き合うのか日々模索しつつヤングで緩めなイラストを描いている。
2024年01月13日2月21日発売2024年1月9日、株式会社ナリス化粧品は2月21日に「ナリス エクオリティ」を発売すると発表した。同製品はサプリメントであり、女性のゆらぎに着目して開発したもの。ナリス化粧品店舗や通信販売、訪問販売にて購入可能だ。いつも前向きな気持ちで過ごせるよう同社が2023年12月に行った、2025名の40~59歳の女性を対象にした調査において、「更年期症状がある」という回答が50.8%を占めた。また、50~54歳までの層において、そのように回答した人数が最も多かった。現在、更年期に該当しているのは、団塊ジュニア世代が多い。社会をけん引してきた世代であるため、職場でも家庭でも様々な役割を担っている。更年期に関する悩みは、ある程度オープンに語りやすくなってきたものの、まだ本人だけで悩んでいるという現実も。そこで同社は、家事や育児、仕事など様々な役割をこなす女性のため、月経サイクルや年齢、環境変化によるゆらぎに対応した、大豆イソフラボンを素材にした「プレエクオール」配合のナリス エクオリティを開発した。このサプリメントには、カルシウム、レッドクローバーエキス、マカエキス、ザクロエキス、ローヤルゼリーも配合されている。女性がいつも前向きな気持ちで過ごせるようサポートするために誕生した製品だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ナリス化粧品プレスリリース
2024年01月12日40代になっても同年代に比べたらまだまだ若い気でいる私。更年期なんて自分には無関係な話だと興味もありませんでした。しかし45歳を過ぎると体に違和感を感じるようになりました。更年期症状といえば生理に異常が起こることだと認識していたので、突然始まった起床と同時に起こる手指のこわばりが更年期症状と関係があったとは思いもしませんでした。朝起きると指が曲がって伸ばせないある朝、いつも通りにベットから起き上がって、寝室のカーテンを開けようとカーテンに手を伸ばした瞬間にピリッとした痛みを両手の指に感じました。まるで低周波治療器の電流の刺激のような感覚でした。ゆっくりと指を伸ばすと指は開くことができるのですが、ピンと伸ばすことができません。こういう症状は高齢者でよく聞くのでまさか自分が? と不安な気持ちになり、何かの病気ではないかと心配になりました。これが更年期症状?ちょうどそのころ、勤めていたパートを辞めて次の仕事を探している最中でした。子どもも手がかからなくなり、日々の家事も手際よくできるようになっていたので時間的な余裕ができていました。もしかしたら仕事もせず、ゆったりと暮らす生活が更年期症状を招いているのではと思いました。そこで更年期症状とはどういったものがあるのか検索してみることにしました。原因について調べてみると…調べてみると、手指の関節の違和感や痛みなどの症状を訴える人の9割は女性で、そのほとんどが更年期の人だそうです。産後や授乳期にも見られることがあり、いずれも女性ホルモンのエストロゲンの減少が原因になっているとのこと。指が動きにくいという症状をそのまま放置しておくと、7〜10年かけて関節の変形が起こり、60代にはそのまま関節が固まってしまうとありました。これはすぐに対策せねばと、エストロゲンと似た作用をする大豆イソフラボンの代謝産物のエクオールのサプリを購入し、毎日飲み始めました。1年以上続けて飲んでいますが、手指のこわばりは一切なくなりました。まとめ毎日の生活は同じことの繰り返しで、子どもが大きくなるとさらに日々の暮らしにメリハリがなくなり、自分自身が老けているという感覚が薄れてきました。しかし確実に体は老いていて、更年期は生理がなくなるだけでなく、他の部分でも不調が表れるということを肝に銘じておかないといけないと思いました。気付いたときにすぐできる対策をするだけで、5年後、10年後の体調も変わってくると思うので、体をいたわるよう心掛けたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。著者/大橋らむね小売業を中心に事務職や飲食店でパートとして勤務。体を動かすことが好きで、日々ウォーキングをおこなっている。
2024年01月11日一般社団法人美温活リンパストレッチ協会 代表理事の三浦栄紀(HP: )は、紙の書籍の2冊目となる『カラダ温め 美人図鑑』(星野書房)を、2024年1月10日(水)に発売します。本書は、著者自らが実践してきたたった1分で身体が温まる簡単なツボ押しや呼吸法、ストレッチなど20万人が体験したメソッドを、マンガやイラストでわかりやすく解説しています。『カラダ温め 美人図鑑』著者は、運動業界に身を置き約40年、一般の方だけでなくプロのフィットネスインストラクターたちに、運動指導をしてきました。紆余曲折を経て会社を立ち上げ仕事がうまくいきだした矢先のこと、肩の怪我で腕が上がらなくなり、手術が必要になってしまうという出来事が起こりました。「運動指導者としてのキャリアは、ここで終わりかもしれない…」と真剣に悩んでいたとき、身体を温めるのがいいと聞き、藁にもすがる思いで温活を始めたところ、肩の調子がみるみるよくなり、手術も行わずに2ヵ月後には、「もう病院に来なくて大丈夫です」と言われるまでに。この経験から、身体を温めることの重要性を実感し、「美温活」のメソッドが完成しました。大阪梅田 蔦屋書店にて大々的な展開<本書の特徴>本書では、自分が冷え性かどうかを確認する「冷え性チェック」や、冷えのタイプ診断ができる5つの質問などもあり、4つの冷え性タイプのどこに分類されるのかを自分で知ることができます。また、著者自らが実際に行った温活方法、たとえば、たった1分でできる簡単なツボ押しや呼吸法、ストレッチなどをマンガやイラストを多用し、誰でも簡単にできるようにわかりやすく紹介しています。マンガでわかりやすく解説<執筆に至った経緯>自分が冷えているということに気づかないまま、なんとなく不調を感じている人は多く、約8割の女性が冷え性といわれています。著者の提唱する温活を実践した体験者からは、「更年期の症状から解放された」「代謝がよくなって、自然とやせられた」「身体が温まって、腰痛が解消した」など、悩んでいた症状がよくなったと多くの喜びの声が寄せられています。この温活を実践することで、多くの人の体温が上がり、健康的に美しく変わっていっているのです。いまの季節にピッタリの温活で、ひとりでも多くの人が「温活美人」になり、楽しい人生を歩めるきっかけにしてほしいと願って、この書籍は執筆されました。【著者プロフィール】三浦栄紀(みうら・えいき)一般社団法人美温活リンパストレッチ協会 代表理事有限会社エモーション 代表公益社団法人日本フィットネス協会 参与武庫川女子大学 非常勤講師著者:三浦栄紀(みうら・えいき)高校・大学時代は、ハンドボール選手として活躍。大学卒業後は大手フィットネスクラブに入社し、プロジェクトリーダーとして運動指導者の育成に注力。「フィットネス業界の笑いの女王」といわれる人柄で、多くの支持を集める。退職後、結婚して2人の子育てをしながらフリーランスの運動指導者として活躍した後、会社を創業。フィットネスクラブのコンサルティング、アドバイザー、セミナー講師など、活動の幅を広げる。50代を迎えてから、原因不明の体調不良に悩まされ、自身が極度の冷え性であることに気づく。温活によって手術を要する肩の怪我が自然治癒した経験、35度しかなかった自身の体温を1ヵ月で36.7度に上げた経験から、独自の「美温活メソッド」を開発し、一般社団法人美温活リンパストレッチ協会を設立。「心と体を温めて女性をキレイに、社会を元気にする」という理念と、たった1週間で体温を1度上げる温活指導が評判を呼び、冷えや妊活、更年期症状などに悩む女性たちから、圧倒的な支持を得ている。現在大阪を中心に活動中。著書に『運動施設 人材育成の教科書』(セルバ出版)、『運動指導者のためのオンライン講座 開催の教科書』『マイナス10歳!身体を温めると美人になる』(Kindle出版)がある。【書籍情報】書名 : 『カラダ温め 美人図鑑』著者 : 三浦栄紀(みうら・えいき)定価 : 1,595円(税込)発売日 : 2024年1月10日発行 : 星野書房発売 : サンクチュアリ出版ページ数 : 160ページ販売サイト: 【目次】第1章 あなたの身体、知らない間に冷えていませんか?簡単なチェックで、冷え性かどうか確認してみよう身体が冷えていませんか?あなたの冷えタイプをチェック!あなたはどのタイプ?「冷え性のタイプ」を知ろう ほか第2章 まずはここから! 温活習慣を身につけよう身体を温める習慣を取り入れよう身体を温めるストレッチをしよう ほか第3章 「腸活」で身体を内側から温めようなぜ、腸活が必要なの?内蔵の冷え=腸の冷え腸の構造と役割を知ろう腸活はうつ病予防にもなる!? ほか第4章 「ツボ押し」で冷え知らずになろう自宅でもできる、簡単ツボ押し!リフレクソロジーとツボ押しって何が違うの?東洋の智恵「ツボ」を活用しよう顔ツボでほうれい線がなくなる! ほか第5章 「リンパ流し」で、身体を芯から温めようリンパが身体を浄化してくれている ほか 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月10日40代に突入したころのことです。当時の私は2人目の子育てに追われながら仕事もしていて、万年寝不足。常にオーバーワークでした。ある朝、突然手首に痛みを感じ、続いて指の関節も腫れてきて、グーパーと開いたり閉じたりするのも痛いほどに。関節痛が膝や腰まで広がって、少しでも和らげたいとあることを始めてみたところ……。前ぶれもなく痛み出した関節初めて関節に痛みを感じたのは40代前半。朝起きたら、突然手首に痛みを感じ、「ひねったかな」と首をかしげていたら、昼ごろには症状は改善。日中子どもを抱っこしたり授乳したり、手を使うことが多かったので「使い過ぎかな」と思い気にせずにいたら、あくる日も同じ手首に痛みを感じたのです。祖母がリウマチを患っていたころ、痛い痛いと言っていたことをふと思い出し、「もしかしたら私もリウマチになってしまったのかな」と思うくらいでした。しばらく痛みが続いたため、リウマチを患っている友人に紹介してもらい、病院で診てもらったところ、「加齢に原因があるのかもしれないので、様子を見ましょう」とのことでした。加齢による関節痛は、高齢者になってからだと思い込んでいた私はびっくり。そこで関節の痛みの改善に何かできることはないかと自分なりに調べてみました。関節痛と更年期はたしかに関係しており、まず痛みのメカニズムとして、関節の表面を覆っている軟骨を構成するたんぱく質(コラーゲン)がすり減ることで、関節の痛みや腫れなどが生じるようでした。さらに、コラーゲンの合成に必要な、女性ホルモンの1つであるエストロゲンが更年期に突入すると急激に減少し、コラーゲンも減少するそうなのです。関節痛は、更年期の主な症状の1つとして挙げられる理由がやっとわかりました。関節痛が悪化。腰痛に悩まされる日々加齢と関係していることを先生に聞いてからも、手首の関節の痛みは続きました。しかし今度は、腰痛や膝痛に悩まされるように。昨年あたりからは、「よっこいしょ」と言って勢いをつけなければ立ち上がれないほど痛みを感じるようになっていき、「これはまずい」と本格的に思うようになりました。そんなとき、友人に腰痛について相談したところ、「バレエフィットネス」を紹介してくれました。これは、もともとバレリーナが練習前におこなうストレッチで、寝ながらおこなうストレッチが多く、体に痛みのある人も無理なく続けられるとのことでした。最初は体全体の緊張を緩めるようなストレッチをして、徐々にインナーマッスルを意識しつつ筋肉に働きかけ、可動域を広げていきます。ほとんどの動作をあぐらやマットの上に寝ながらおこなうため、狙った筋肉に刺激を与え、痛みのある箇所は調整しやすく、緩やかに少しずつ体を整えていくことができます。痛いところのある私には心地良く感じました。運動を続けることで腰痛や膝痛が軽減定期的にバレエフィットネスのトレーニングを続けました。3、4年前からマイペースに続けている早朝ランニングも継続していたところ、思えば腰、膝ともに痛みが和らいでいることに気付きました。洗濯物を拾い上げたりするときも、「よっこいしょ」と言うことが減っていたのです。調べてみたところ、血液の循環を良くして関節を温めることも関節痛の改善に効果がありました。カルシウムを摂取することも関節の痛みを和らげるようだったので、牛乳やチーズをとることを心がけました。また、入浴の際に湯船にゆっくりと浸かり、バレエフィットネスでもおこなう足指を1本ずつ開いたり、つま先から太ももの付け根までのマッサージをおこなうようにしていたら、膝痛に関しては膝をかばうことなく思い切り走れるところまで回復したのです。腰痛に関しては仕事柄、長時間同じ姿勢で座っていることが多いため、まだ痛みがあります。特に長時間同じ姿勢でいると、次の動作に入るとき体がガチガチに固まってなかなか動けません。そこで腰周りのこわばりについてバレエフィットネスのインストラクターに相談すると、以下のようなアドバイスをいただきました。「無理に動かすのではなく、体の緊張をほぐすためにまずは深呼吸して体に酸素を取り入れること」「少し伸びをして肩甲骨を動かしたり腰を回転させて、少しずつ動く準備をすること」「無理に立ち上がらず、痛かったら手で何かにつかまってもいい」。これらのアドバイスに従って、次の動作に入る前の「準備」と机などを支えにする「サポート」を心がけています。まとめ腰痛の原因は更年期だけではなく、さまざまな要因が重なって起きているのだと知りました。現在も、腰痛に関しては一進一退。良くなったり悪くなったりを繰り返していますが、まずはバレエフィットネスを続けることが腰痛緩和につながるかもしれないと期待しています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。イラスト/サトウユカ著者/みうママ(50歳)昨年閉経を迎えた更年期ママ。泣く、怒る、時々笑う。喜怒哀楽の激しさに拍車がかかる日々。思春期の娘VS更年期の母という戦いに明け暮れている。パパと息子の男性陣は戦々恐々。地雷があちこちに埋まっているファミリー。家族は夫、1男1女の4人家族。
2024年01月10日普段から生理中の体調不良に悩まされ、市販の痛み止めと漢方薬が手放せない私。しかしながら、今回の体調不良はそれだけが原因ではない予感がしたのです。風邪や感染症でもなさそうだけど、もしかしてこれが早めの更年期障害というものなのかも、と私を悩ませていたまさかの原因とは……?久しぶりの夫婦旅行!栄養ドリンクで乗り切る私元々体力に自信がない私。30代に入ってからその傾向は顕著に表れるようになりました。代表的なことといえば、頭痛と眠気です。泊りがけの旅行となると、移動でただ座っているだけだというのに、目的地にたどり着くころには疲れがたまって頭痛が起こり、旅を楽しめなくなってしまいます。そのため、朝から晩まで一日中活動する場合、遊ぶときでも必ず栄養ドリンクをカバンに忍ばせるようにしていました。ある日、子どもを祖父母に預け、結婚記念日のお祝いを兼ねて久しぶりに1泊2日の夫婦旅行へ。旅程はほとんどが車移動。運転は夫がするため、私はいつものように助手席に座り、夫との会話や見慣れない景色を楽しんでいました。しかし、慣れない土地での観光は気疲れしてしまうようで、予想通りお昼過ぎには頭痛が……。私は用意していた栄養ドリンクと痛み止めを飲み、なんとか旅を楽しみました。翌日、15時過ぎには帰宅。荷解きをしたらたまった家事をこなし、22時には旅の思い出とともに、倒れ込むように眠りについたのです。続く微熱と頭痛…生理期間の症状にしては重いかもちょうど帰宅した直後のタイミングで生理が始まった私。旅先ではないとはいえ、すぐれない体調で過ごすこととなりました。生理期間の症状や重さは人によって違いますが、私の場合は頭痛と腹痛がひどく、生理初日から3日目までは、特に体のだるさや風邪の初期症状のような、くしゃみ・鼻水・鼻詰まりに悩まされます。出血量も3日間に集中しているため、生理中は鉄分を補給するサプリメントと、生理諸症状を和らげる漢方薬が手放せません。今回もいつもと同じようにサプリや漢方薬を飲んでいるはずなのに、ピーク期間を過ぎても微熱が治まらず、さらに頭痛はいつもよりもひどく感じて仕事も手につかないほど。あまりに普段と症状が違い過ぎるため、ふと私の頭に「これはもしかして更年期障害の症状が出始めたのでは? 」という疑念がよぎりました。実は母も30代半ばから更年期障害の症状が表れ始め、のぼせや動悸、頭痛などの症状に悩まされたと聞いたばかりだったのです。いつもの対症療法ではコントロールできない体調に不安が募った私は、つい夫へ「私、いつもと体調不良の症状が違い過ぎる……。もしかしたら母のように早めの更年期障害が来たのかもしれない」と漏らしたのでした。夫が指摘したまさかの可能性!その言葉を、ゲームをしながら聞いていた夫。あまりに深刻そうに話す私の表情に、少し言いにくそうに口を開きました。「それ、黙ってたけど老化だと思うよ。更年期障害とかじゃなくて、旅行の疲れがたまっているところに生理が来たから、いつもより体調不良が重くなって続いているんだよ。ものは試しでいいから、栄養ドリンクを飲んで体力回復に努めてみなよ」夫からのまさかの指摘に衝撃が走りました。夫は私のことを普段からよく観察しているため、体調に関して気持ち悪いほど的確に当てるのです。機嫌が悪くなるタイミングや、体調がすぐれず夕食の支度ができないと言いだす時期から生理日を予測したり、私自身は普通の風邪と思った体調不良も、寒けを感じる態度がいつもと違うことに素早く気付いてインフルエンザだと推察したり……。そのため、夫の判断には絶対的な信頼を寄せているのです。私よりも私の体を理解しているような夫が言うのであれば、と栄養ドリンクを飲み、いつもより早めに就寝することに。……すると、翌朝から今までの体調不良はなんだったのかというほどに、体はスッキリ、頭痛もしなくなったのです。夫の予想通り、私が悩まされていた症状は早めにきた更年期障害ではなく、体力不足と老化による回復力の低下で、旅行の疲れが抜けずに体調不良に陥っていただけなのでした。まとめ夫は医者ではないので、体調に関する評価が必ずしもすべて当たるわけではありません。そうはいっても、いつも一番近くでしっかり私のことを見てくれている夫であったからこそ、体調不良の原因も本人より信頼性の高い判断を下せます。そんな夫に感謝の気持ちを感じるとともに、私も家族の体調をしっかり観察しておかなくては、と思いました。併せて、自分の体力低下をきちんと受け止め、旅行を計画する際には回復期間もしっかりと取ることを教訓としたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。イラスト/おみき著者/山本 さつきパパが大好きな息子と毎日格闘しているママライターです。たくさんの情報をわかりやすく伝えるべく、日々スキルを磨いています。
2024年01月09日寒い冬の時期には、更年期障害としてのホットフラッシュやほてり、発汗といった症状が軽くなる傾向にあります。それでも突然の症状に不快な気持ちになったり、それ以外の症状に悩まされたりすることもあるはず。今回は、冬の更年期症状とその対策について、産婦人科専門医の筆者がお話していきます。更年期障害の主な症状更年期障害の代表的な症状には、ホットフラッシュ、ほてり、発汗、不眠、肩こり、倦怠感、イライラ、抑うつ症状などがあります。これらは、エストロゲンという女性ホルモンの減少が原因で起こります(※1)。特に冬の時期には、一般的によく知られているホットフラッシュなどの他、倦怠感や肩こり、抑うつ症状などが出やすくなると考えられます。冬の更年期障害への対策温度調節がしやすい服装を心がける寒いと温かい格好をしたくなると思いますが、ホットフラッシュで暑くなったときにすぐに調節できるよう、重ね着をすることで寒さから身を守るのがおすすめです。症状が出たら、一枚脱いですぐに体温調節をしやすい服装だといいですね。もし汗をかきやすいという場合は、汗を吸収しやすく、速乾性のある素材の下着を着用するといいでしょう。あまりに汗が多い場合は、着替え用の下着ももっておくと安心です。冷やすグッズを携帯するホットフラッシュが起こると顔や頭がほてるという人が多いです。そのため、接触冷感タイプのスカーフやタオルを持っておくのも一つの手。ほてりを感じたらさっと首元を冷やすと心地よくなることがあります。冷却ジェルシートなどを使用するのもいいでしょう。大豆イソフラボンを摂取する大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをすることが知られています(※2)。そのため、大豆イソフラボンの摂取によって、エストロゲン低下による様々な症状を緩和できる可能性があります。豆腐・納豆・豆乳などから摂取できますが、食品で取り入れるのが難しい場合はサプリメントを活用しましょう。適度な運動を取り入れる全身の血流をよくするために、ウォーキングなどの運動を取り入れるのがおすすめです。血流がよくなると肩こりの改善が期待できるだけでなく、程よい疲れにより良質な睡眠につながりやすくなります。心と身体に余裕があるときには、自分が無理なくできるレベルの運動を取り入れてみてください。バランスのよい食事をとる肩こりや腰痛、疲れやすさなどで悩んでいる方は、食事でのタンパク質摂取が不足している場合があります。筆者は1日に体重1kgあたり1g程度の純タンパク質を摂取するのをおすすめします。例えば、体重50kgの女性であれば、1日に純タンパク質50g程度を目安にするのが望ましいでしょう。また、イライラや不眠、抑うつなどのメンタル症状が強い場合は、ビタミンB6・B12・葉酸といった栄養素を摂ることで、メンタルの安定に大切なセロトニン(※3)の生成をサポートすることができます。また、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルを十分摂ることも、メンタルの安定につながると考えられます。十分な睡眠をとる睡眠不足はストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を増やすなどの作用を通じて、更年期障害を悪化させる要因になります。睡眠不足だとメンタルも不調になりやすいため、注意しましょう。リラクゼーションやストレス管理ストレスは更年期障害の症状を悪化させるため、日頃からストレスをためないことが大切だと言えます。まずは、十分な睡眠をとることが第一。リラックスした状態で眠りにつけるように、アロマやヨガ、ストレッチなどを生活にとり入れるのもおすすめです。また、有酸素運動はストレスホルモンによる悪影響を緩和すると言われているため、無理のない範囲で取り入れてみましょう。たとえば、早足でのウォーキング、ジョギング、水泳など。以前していたスポーツを再開するのもいいでしょう。症状が改善しない場合は、医療機関での相談を検討しましょうこれらの対策をとっても症状が改善しない場合は、婦人科を受診することをおすすめします。更年期障害の症状には個人差が大きいため、自分で対策してみても日常生活に支障を来す場合には、漢方療法やホルモン補充療法などが検討されます。症状で悩んでいる方は、一度婦人科で相談してみると安心です。【参考】※1 公益社団法人 日本産科婦人科学会 更年期障害※2 厚生労働省.e-ヘルスネット 骨粗鬆症※3 厚生労働省.e-ヘルスネット セロトニン©ponta1414/Adobe Stock ©ponta1414/Adobe Stock ©beeboys/Adobe Stock筆者情報ママ女医ちえこ(産婦人科医)産婦人科専門医であり、プライベートでは4人の子どもを育てる母。2020年からはYouTuberとしても活躍し、性教育としての医学情報や健康情報を中心に、女性が自分の体について考えるきっかけになる専門性を生かした情報を発信。現在のチャンネル登録者数は15万人を超える。著書に『子宮にいいこと大全 産婦人科医が教える、オトナ女子のセルフケア』(KADOKAWA)、『医師がすすめる エビデンスベースの「体にいい」食習慣』(クロスメディア・パブリッシング(インプレス))がある。YouTube:女医ちえこ産婦人科専門医/ママ女医ちえこ
2024年01月09日42歳のときに生理不順で産婦人科を受診したところ、医師から生理が終わるまでまだ早いからということで、ホルモン補充療法をすすめられました。ホルモン補充治療を受けることは、考えていなかったのでとても驚きました。私が初めて受けたホルモン補充療法について紹介します。ホルモン補充療法を受けるまで毎月、決まった周期で来ていた生理が、来る月があったりなかったりに……。そして、月経量も多くなり心配になりました。42歳という年齢もあり、更年期の影響かもしれないと思ったのです。ちょうど健康診断で婦人科を受診した際に、「近いうちに検査をしたほうがいい」と告げられ、健診前から気にしていたことでしたので、数日後に予約を取りました。一時期通っていた別の産婦人科は予約を取るのが大変でしたが、ここはスムーズに予約が取れ、通院しやすい印象を持ちました。そして、初診時に問診で生理や出産に関わることを記入し、診察となりました。とりあえず血液検査をして数日後に結果が出るのを待つことに。そしてその結果は、女性ホルモンが少なくなり始めているため、「早期閉経」になってしまうとのことでした。将来のためにも生理があったほうが良い年齢だからということで、ホルモン補充療法について教わりました。ホルモン補充療法の中でもパッチをおなかに貼るタイプのものをすすめられ、「どうしますか」と聞かれました。なるべく治療をしたほうが良いけれど、がん罹患リスクにもわずかだけど影響があるとのことで、定期的にがん検診を受けることが必須とも言われました。その言葉に少し戸惑いもありましたが、がん罹患率はそれほど高くないとのことなので、治療を受けることにしたのです。ちなみに、医師からは乳がんや子宮がんなどの特定のがん罹患リスクが上がるという説明はありませんでした。毎月通院しなければならず、また定期的にがん検診を受けることが必須。ですがやはり、通いやすい点が治療を受けることに前向きとなった理由でもありました。パッチ式ホルモン補充療法は効果があった検査の結果を聞きに行った日に、早速ホルモン補充療法の薬を処方されました。「メノエイドコンビパッチ」という貼り薬で、卵胞ホルモンと黄体ホルモンを合わせたものでした。更年期障害の症状を改善する薬ですが、早期閉経として処方されました。下腹部辺りに丸いパッチを貼り3日おきに貼り替えます。1回に10枚分を処方されるので、月に1回受診して薬をもらいに行くといった感じです。貼る場所を毎回変えれば肌への負担も少ないので、無理なく治療ができます。生理不順で生理が遅れていたのですが、貼り始めて1〜2週間後に生理が来ました。ただ、薬を使って生理を来させているからか、どうしてもその効果が強くあるように感じています。私の場合は生理前に強烈な眠気がありました。治療を始めて間もなくは体も慣れていないので、薬の影響を受けやすいようですが、徐々に慣れてくると初めて処方されたときに医師から説明があったことを思い出し、生理前の昼間に眠たいと感じたときは、無理して家事や仕事をするのではなく、30分でも休めるように調整することにしました。そうすることで罪悪感も減り、結果として家事や仕事もはかどるようになりました。なかなか通院できず起きた体調の変化最初に薬を処方されて3カ月ほどは通院したのですが、4カ月目以降からコロナ禍で少し通院を控えていました。半年ほどさぼっていたら、生理がまた不順となり、さらには精神的にも不安定になってきました。「これではまずい」と思い、急いで婦人科を予約して受診。そして、精神的に不安定となることがあると伝えると、「薬を貼ってなかったからかな?」「貼るとまた落ち着くと思うよ。あと、運動してね」と言われました。薬の効果は大きく、生理はもちろん精神的にも良い影響があったことに、自分でも驚いています。勝手にやめてはいけないと反省し、しっかりと治療を続けようと思いました。まとめホルモン補充療法は、おなかにパッチを貼るだけのとても簡単な方法ですが、きちんと生理不順を改善できたので、しばらく続けようと思っています。また、さぼっていたときに精神的な面にも影響がありましたが、再び貼り始めてからはそれも改善してきたので、こちらの効果もこれからも期待しています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。イラスト/サトウユカ著者/Y.N.(44歳)大学生の子どもが2人。自宅で過ごすことが多くなり、パン作りやお菓子作りに励む。季節感を取り入れた生活が好きで、フルーツシロップ作りもしている。
2024年01月08日演歌歌手の北山みつきが7日に自身のアメブロを更新。更年期障害が悪化していることを明かした。この日、北山は「更年期障害悪化」というタイトルでブログを更新。「気分が落ち込んでるなぁ。人の話を聞き流す力が欲しい」と述べ「私がイチイチ傷付く必要ないのにね。全部流したらほんと楽になるよなぁ」とつづった。続けて「勝手に内容を決めつけてものを言っててくる人って何なんですか!?」(原文ママ)と不満を明かし「私が否定しても全然話を聞いてない!!私の言葉が相手に届かない!!これ以上会話しても意味がない」とコメント。「私って誰なんですか!?」と述べ「貴方が思い込んでいる人は私ではありません」とつづった。また「ひどいよ。苦しいよ。人間と話すの苦痛」と吐露し「涙が止まらない」と告白。「リーゼ飲んでます。2つ飲もう」と述べ、ブログを締めくくった。
2024年01月08日男の子を育てながら在宅でマンガを描いている神谷もちさんが、友人の体験をもとに夫婦のすれ違いを描いたマンガ。夫のてつおさんから「どうして怒ってるの?」と聞かれ、「別に」と答えつつ「私はただ靴下を裏返しにするなって言ってんだよ!」と思った妻・キリコさん。しかし、何度言っても直さない夫に、キリコさんは不機嫌の鎧(よろい)をまとうようになったのでした。そんなキリコさんを見て……。そんなくだらないことで…「別に」と言うキリコさんを見て、「怒ってないって言われたら、もう何も言えないじゃん。そのくせ放置したらもっと怒るだろ?」と思い、「面倒くさい……」とつぶやいたてつおさん。すると、「面倒くさいって言った!?」と素早い反応のキリコさん。そして「なんでわかんないの? あんた何回言っても、靴下裏返しじゃん!」と言ったのです。てつおさんは「は?」と……。「は? 靴下?」と驚くてつおさん。キリコさんが「そーだよ! 何回言えばわかるの!?」と言うと、「そんなくだらないことで不機嫌だったの……?」と言うのです。キリコさんが「くだらなくない! なんでお願いしているのに聞いてくれないの!?」と言っても「靴下くらいで家庭不和を起こすなよ。くだらねー」と言い、「どれよ。直すから貸して」と。キリコさんがすでに直したと伝えると、「直したのに怒ってんの!? 更年期かなんか始まってんじゃないの」とまで言うのです。-----------------------キリコさんは「そんなことも直せないのか」と怒り、てつおさんは「そんなことぐらいで」と思っているのが、よくわかります。どちらの言い分も一理あるだけに、解決が難しそうです……。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/神谷もち2019年、男の子を出産したアラフォーママ。現在育児をしながら在宅でイラストやマンガを描く仕事をしている。
2024年01月07日ホットフラッシュ(エストロゲンという女性ホルモンの減少により自律神経が乱れ、血管が拡張して体温調節機能が働かなくなり、のぼせ・ほてり・発汗などを生じやすくなる更年期の代表的な症状)で悩んでいる私。ホットフラッシュになるたびにサーキュレーターを使って涼んでいたのですが、もう少し根本的に改善する方法はないものかと思い、ネットで調べてみました。すると、骨盤や骨格を矯正することにより更年期の悩みや女性特有の冷えのぼせを改善するという「フェムケア矯正」というものを発見。もしかしてホットフラッシュにも効果があるのでは?と思い、試してみることにしました。フェムケア矯正の接骨院の探し方フェムケア矯正についてネットで知ってから、私の住んでいるところにもフェムケア矯正をおこなっているところがあるのかをネットで調べることにしました。すると、日本美容整骨学院のホームページにフェムケア導入店舗一覧があったので、自分の地域の店舗はここでチェックすることに。ついでに日本美容整骨学院のホームページをのぞいてみると、この学院はフェムケア矯正の資格取得が可能とのことで、フェムケア矯正についても詳しく書いてありました。なんでもフェムケア矯正とは、骨盤や骨盤低筋、骨や筋の歪みを整えることで、PMS(生理前に起こる心や体の不調)や自律神経の調整などをおこない、健康と美しさを維持するためのサポートをおこなうとありました。私はホットフラッシュだけでなく、健康にもきれいでいることにも興味津々なので、フェムケア矯正への期待がさらに高まりました。痛くないフェムケア矯正私がフェムケア矯正をしてもらうために訪れた接骨院では、まずペットボトルを脚の太もも付け根に挟み、へこませられるかどうかを試しました。試しに接骨院の方がおこなうとペコッと音がしたのですが、私が同じようにすると、ペコッと音がすることもなく何も起こりませんでした。骨盤が歪んでいるとうまくペットボトルを挟むことができないそうです。次に、前と後ろで手の平を合わせ指を交互に重ねて両手をつないだ状態で足を少し開いて立ち、そのつないだ手の平の部分を整骨院の方が上からぐっと押さえるということをしました。これもまた、接骨院の方が試しにおこなって見せてくれたときにはまったくふらつかずに安定して立っていたのに、私の場合は力を入れてつないだ手のひらを押されるとふらついてしまいました。骨盤が歪んでいるとバランスを崩してしまうそうです。骨盤が歪む理由は人それぞれだそうで、例えばバッグをいつも同じ側の手や肩に掛ける、足を組む癖があるなどいろいろな原因があり、さらに原因が1つとは限らないということでした。骨盤が歪むことによって血流も悪くなって末端が冷えたり、リンパがうまく流れず滞ることによって不調が現れたりするそうです。いろいろなお話を伺いながら、子宮の上あたりに手を当ててマッサージをおこないつつ足を動かして骨盤の周りを調整するような施術が30分くらいだったと思います。フェムケア矯正の施術が終わった後、施術の前はバランスを崩してしまったけれど、施術の後は安定して立っていることができましたし、ペットボトルを少しですがペコッとへこますことができるようになりました。気になる施術の頻度ですが、最初のうちは骨盤の歪みを調整したところがすぐに戻ってしまうので2週間に1回フェムケア矯正して、安定してきたら4週間に1回くらいの間隔でおこなうと良いそうです。それもまた人それぞれなので様子を見ながら間隔を決めていこうという話になりました。フェムケア矯正のあと接骨院の方に言われて鏡を見て気が付いたのですが、施術前はおしりと太ももの境界線がなかったのに、たった1回の施術でおしりと太ももの境界線ができていました。これは骨盤の歪みによっておしりのトップが下がっていたからだそうで、歪みを調整したことによりおしりの位置が元に戻り、おしりと太ももの境界線ができたのだそうです。帰宅後、料理をしていてキッチンの調理台にもたれたときに、その日の朝まではおなかに調理台が触れても冷たいと感じることがなかったのに、このときは冷たいと感じました。私は、整骨院の方が「骨盤の歪みから血流が悪くなって末端が冷えたり、リンパがうまく流れず滞ることによって不調が現れたりする」と話していたのを思い出し、施術によって骨盤の歪みが改善し、血流が良くなり体温が上がっているのかもしれないと思いました。体温が上がったから相対的に調理台が冷たく感じたのではないかと思ったのです。また、これまではばんざいをするように両腕を上げると二の腕が少しきしむような痛みがあったのですが、フェムケア矯正を受けた後はその痛みもなくっており、両腕がスムーズに上がるようになりました。フェムケア矯正を受けてから2週間たちますが、今のところホットフラッシュになっていません。まとめ接骨院の方によると、フェムケア矯正によって、生理不順や生理痛、PMSなども軽減するそうです。私はこれからも定期的にフェムケア矯正を受けて、更年期の嫌な症状で悩むことなく健康できれいでい続けられたらいいなと思いました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。著者/このは(41歳)気になることは納得するまで調べる、中身だけ1回り成長したい40歳。マイペースな子どもたちの子育て中。
2024年01月07日若いころはとても自慢の肌でした。多少寝不足であろうが、化粧水をつけずに寝ようが、翌日は問題ない状態で過ごすことができました。そんな私の大きな悩みになったのが大きなシミの出現。40代になってから変化を感じていたのですが、手入れを怠ったせいで悪化し、さらには超巨大化してしまいました。両頬に茶色の絵の具で描いたような地図状のシミが浮き出てきたのです。初めは小さなそばかすだった初めてシミの兆候を見つけたのは、40代に入ってから。それまでは、本当にシミもシワもほとんどない、乾燥もしない自慢の肌でした。しかしある日、左頬の高い位置にぽつぽつと2mm程度の小さなシミを2つ発見し、ショックを受けました。実際、シミかそばかすか微妙なくらいで、周りから見て気付かれるほどのものではありませんでした。それでも、その年までほとんど肌に気をつかう必要がなかった私はありえないと思い、すぐに薬局に薬を買いに走りました。知識の乏しい私ですが、CMなどでシミ専用美容液というものがあるということくらいは知っていました。早速購入して、お手入れを始めました。ですが、今まで肌のお手入れに時間を割いたことがない経験から次第に面倒になり、その小さなシミを放置するようになっていきました。子どもとの外遊びで一気に悪化2021年の夏は、1歳半になった息子が毎日外遊びを要求してきました。仕方なく公園で時間を過ごす日々が続きました。じりじりとした日差しの中、一応帽子をかぶり、SPF40と記載のあるファンデーションを信頼して使っていました。もともと何もしなくても美肌をキープしていたため、あまりにずさんな日焼け対策しかしておらず、ツケが後から回ってくるとは思いもしませんでした。今になってみると、昔の自分に声を大にして言いたいです。「更年期は肌の急カーブ」「できてからの対処より予防のほうが簡単」「いいから手入れしろ」と。本や雑誌で調べると、私のシミは紫外線によるシミのほか、更年期や出産などホルモンバランスの変化に影響を受けて出てくる肝斑のようでした。肝斑の特徴は目の周りを避け、両頬に左右対称に出るそうです。まさに私のシミの状態と同じでした。更年期に差しかかっている自覚も薄かったことから、知らず知らずのうちに私は紫外線と更年期の最悪の組み合わせで一気にシミを悪化させてしまったようです。秋に差しかかるころには、はっきりと両頬にシミが浮き上がっていました。シミを消すためにいろいろチャレンジするも…その後、シミを消すためにとても努力をしました。なにせシミがあるおかげで化粧が何もきまらないのです。かわいい口紅も、発色のいいチークもすべてが台なしです。きれいな肌の女性を見てはうらやましく思い、「昔は自分も美肌だったのに」と気分が落ち込みました。隠そうと思ってファンデーションを厚く塗っても、うっすらとシミがあるのがわかります。また、そのシミの範囲が広いため、コンシーラーを使うと化粧がよれてしまうということが多くありました。この時期は気持ちのアップダウンが激しく、肝斑とシミが消えないことにとても執着してしまい、意地になって消そうとしていました。日焼け止め・化粧水・美容液、さらに薬局で買える肝斑の薬も試しましたが、残念ながら根本的な解決にはなりませんでした。まとめこんなにシミを悪化させてしまって、自分なりに反省点がたくさんあります。振り返ってみると、急に黒ずみが増した時期がありました。私としては紫外線の肌への影響を軽く考えていたことと、ホルモンバランスの乱れが原因だったと思っています。予防の努力を怠ったことにはやはり後悔があります。少しでもきれいな肌でいるためには「早めの対策」が重要だといまさらながらに思います。「きちんと日焼け止めを塗る」「日差しに直接当たらない」といった基本的な対策と、美白化粧品でこまめなお手入れをおこなうことを徹底していれば、このような巨大なシミは防ぐことができたのかもしれません。気付くのが少し遅かったですが、今はこれからの肌のために手間を惜しまず予防とケアをおこなっていこうと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic 医師)美容外科、美容皮膚科、予防医学(栄養療法)、アンチエイジング専門医。Zetith Beauty Clinic 、東京美容外科沖縄院にて勤務。トライアスロン日本代表の経歴を持ち、⾃分がアスリートであることも⽣かしつつ、美と健康のスペシャリストとして「中からと外からの美と健康」を信念に、外から(美容医療)だけでなく、中から(分子栄養学、予防医学)の美と健康の権威として多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。著書に、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された「アスリート医師が教える最強のアンチエイジング」(文藝春秋社)がある。著者/はる(42歳)40歳で第一子となる男児を出産。イヤイヤ期の2歳児と日々戦うプレ更年期ママ。
2024年01月05日40代の前半から、髪の毛が細くなったり量が少なくなったり、薄毛や白髪がとても気になるようになりました。そこで思い出したのが、以前取材で聞いた薄毛や白髪対策の生活習慣や食べ物。成果はわかりにくいけれど、これ以上進まないためにも実践しています。薄毛や白髪対策の食べ物の成果は見えづらい?40代の前半から白髪、そして薄毛に悩んでいた私ですが、今までに2回ほど取材で白髪や薄毛の対策を聞く機会がありました。でも、1人の先生は、薄毛対策は生活習慣や食習慣で対策ができるけれど、老化による白髪の対策はほぼないと言っていました。もう1人は管理栄養士で、薄毛や白髪に効く食べ物を提案してくれたのです。身近な食べ物が多く、早速取り入れましたが、この成果はなかなか見えづらい……というかあまり成果を感じたことはありません。でも、もしかすると食べているからこの程度の進行具合で済んでいるのであって、実は気を付けなければもっと薄毛が進んでいたり、白髪が増えていたかもしれない……そう思うと、今さらやめることもできません。なので、日常的にメニューに多めに入れるようにしています。でも、その食事を毎日食べている2歳上の夫はほとんど白髪がありませんが、薄毛は進んでいる。これってなんですかね~。薄毛対策に良い食べ物や気を付けたい生活習慣管理栄養士さんによると髪の毛の成長に必要なものは、髪の毛を作るケラチンというたんぱく質と健やかな毛根を作るミネラルだそう。おすすめの食べ物は、●卵、乳製品、カキ、海藻類、ブロッコリー、ほうれん草などブロッコリーは栄養価が高く、ミネラルはもちろんビタミンも豊富。だから毎日でもとりたい緑黄色野菜。でも、野菜は年々値段が上がっている気がして……バランスの良い食事は結構コストがかかって厳しいです。海藻類はわかめやひじきを中心に、味噌汁やサラダ、煮物などで。乳製品は牛乳かヨーグルトを毎日とるように。チーズは白髪対策にも良いようなので、欠かさず食べています。手軽なスライスチーズから、クリームチーズ、スモークチーズ、モッツァレラチーズ、カマンベールチーズ、粉チーズ、ピザ用チーズなどいろいろ購入し、おやつや家飲み用のおつまみ、もちろん料理にも使います。自分の好きな食べ物でもあるので、習慣にするのもラクでした。そして早寝早起き、上記の食材を含んだバランスの良い食事、適度な運動、禁酒・禁煙、ストレスをためないなど、規則正しい健やかな生活習慣が大切だそう。特に睡眠は重要で、髪の毛は22~26時の寝ている間に成長するそうです。でもなかなか22時には寝られず、日が変わらないうちにできるだけ布団に入ることを目標にしています。ただ、まったく実行できていないのは、適度な運動と禁酒、ストレスをためないこと。これは、私にとってなかなかハードルが高い生活習慣です。白髪対策に良い食べ物は?白髪対策に必要な栄養素というのは、髪の毛の成分となるシスチン、黒色を作り出すチロシン、そしてチロシンが有効に働くために必要な銅なんだそうです。そして、それらの成分を多く含んだ食べ物が●シスチン……種実類(ゴマやナッツなど)、大豆製品、豚肉、魚介類●チロシン……大豆製品、チーズ●銅……レバー、種実類(ゴマやナッツなど)、大豆製品、魚介類、ココアこれを見ると大豆製品は白髪対策に良さそうです。大豆製品は、更年期症状にも良いといわれる食べ物でもあると聞きますし、必ずとるようにしています。定番は味噌汁。豆腐、油揚げ、厚揚げのどれかを必ず味噌汁の具に入れます。ナッツは素焼き(もしくは素煎り)のミックスナッツを購入し、おやつやちょっと小腹がすいたときに食べるように。時々砕いてサラダのトッピングにしたりも。ゴマはいろいろなものにかけてとります。豚肉や魚介類は基本的にメインディッシュで。振り返ると、きちんと白髪対策の食事をしているように思うのですが、やっぱり効果は目に見えないような……、でも続けていくしかないんでしょうね。まとめ食事や生活は、ちょっとした心がけで習慣にできるものも多いのですが、無理はしません。無理をしても続きませんし、逆にストレスになってしまうから。いろいろな情報から自分に合ったものをセレクトして、効果を信じて続けていくのが良いんだろうなと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic 医師)美容外科、美容皮膚科、予防医学(栄養療法)、アンチエイジング専門医。Zetith Beauty Clinic 、東京美容外科沖縄院にて勤務。トライアスロン日本代表の経歴を持ち、⾃分がアスリートであることも⽣かしつつ、美と健康のスペシャリストとして「中からと外からの美と健康」を信念に、外から(美容医療)だけでなく、中から(分子栄養学、予防医学)の美と健康の権威として多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。著書に、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された「アスリート医師が教える最強のアンチエイジング」(文藝春秋社)がある。著者/アキモト スズ(52歳)「年齢より若いね~」と言われたこともあったけど、今や白髪、老眼、集中力の低下に悩む私はまさに更年期ど真ん中。食事と運動とマッサージを中心に健康と若さのキープ法を日々考え中。
2024年01月05日