昨年10月より日本テレビで放送され、最高視聴率18.9%を記録した人気ドラマ「妖怪人間ベム」が今年12月に映画化されることが決定!ドラマ版から続投となる亀梨和也(KAT−TUN)始め、“妖怪人間”の3人組からコメントが届いた。正義の心を持ちながらも、醜い妖怪であるために人間から恐れられる“妖怪人間”ベム(亀梨さん)・ベラ(杏)・ベロ(鈴木福)のダークヒーローたちの悪との激闘を描く本作。原作アニメは、「早く人間になりた~い!」という有名な台詞と共に、1968年に放送され子供から大人まで幅広い層からの支持を得て日本中にブームを巻き起こした。このたび、昨年のTVドラマを経て、あの台詞が再びスクリーンで蘇る。この映画化の一報を受け、主演を務める3人からも喜びのコメントが。亀梨さんは「おは妖怪!すごく嬉しいです!自分自身もいま、彼らがどこでどのように存在しているのか、すごく気になっていたので楽しみです。またベラやベロと会えること、そしてベムを演じられること、ワクワクしています。早く、妖怪人間になりた~い!」とまさかの妖怪ジョークを交えたコメントからも、相当の喜びが感じられる。美しすぎる妖怪・ベラ役で話題を集めた杏さんも「スクリーンの中で、さらに迫力あるベラを演じたいと思います。早く、妖怪になりたい!」と撮影が待ちきれない様子。そして、福くんからは「僕はアクションが大好きなので、何かアクションシーンがあったらいいなぁと思います。僕らしいお芝居を一生懸命頑張ります!夏の暑い時期の撮影だけど、妖怪人間なので汗をかかないように、虫に刺されないように“最高の妖怪人間チーム”を目指して頑張ります!」と、大人びた、3人の中で一番しっかりとしたコメントを寄せている。劇場版の物語は、ベロの初恋などが描かれる完全書き下ろしのオリジナルストーリー。さらに、劇中にはベムたちがこれまで出会ったことのない、強大なパワーを持つ妖怪との壮絶なバトルシーンもあるようで、これまで以上にCGやワイヤーアクションなどを駆使するとのことで、福くんの望みが叶うパワフルな映画になりそうだ。『映画 妖怪人間ベム』は、12月15日(土)より全国にて公開。■関連作品:映画 妖怪人間ベム 2012年12月15日より全国にて公開
2012年06月14日2月26日(現地時間)に発表される本年度アカデミー賞における栄冠のゆくえが注目される中、授賞の対象である人間のみならず、スクリーンの中で時に人間以上の存在感を発揮する“犬”たちに熱い視線が集まっているのはご存知だろうか?もしも、アカデミー賞に“犬部門”ないしは“動物部門”があるとしたら…。混戦を見せる本年度のアカデミー賞ノミネート作品から、名演技を見せる注目の“役者”たちを一挙ご紹介!まず“犬部門”で一騎打ちのバトルが予想されるのが、共に可愛すぎるジャックラッセルテリアの2匹。ノミネートNo.1は、これまでの映画賞レースで目覚ましい快進撃を見せてきた『アーティスト』に出演するアギー(写真右上)だ。サイレント映画の大スターである主人公・ジョージの愛犬として登場するのだが、やがて時代の波に押され、過去のスターとなってしまうジョージを支え、さらには火事場から彼を助けるというヒーロー的な演技を見せている。その名演技は昨年のカンヌ国際映画祭で上映されるや否や、瞬く間に話題となり、アギーは優秀な演技を披露した犬に贈られる「パルム・ドッグ賞」を見事獲得。先日のゴールデン・グローブ賞のレッドカーペットでは、“PALM DOG”と記された首輪をつけて堂々と歩く姿が目撃された。本作はモノクロのサイレント映画であるが、主人公たちをも喰うほどの躍動感と愛らしさで、主演“犬”賞最有力?そんなアギーに待ったをかけるのが、『人生はビギナーズ』の第二の主役とも言うべき、同じくジャックラッセルテリアのコスモだ。アギーがサイレント映画で魅せるなら、こちらは(字幕で)数々の名言を繰り出す、何とも聡明な名犬だ。人間関係に対して不器用な38歳独身の主人公・オリヴァー(ユアン・マクレガー)の愛犬・アーサーは、彼にそっと寄り添い、大事な場面でウィットに富んだセリフを放つのだが、そのあまりの愛くるしさに共演のユアンは撮影が終了した後にプライベートでも犬を飼い始めたほどだとか。自身の父親との物語を基に描いたマイケル・ミルズ監督は、実際に父親の飼っていたジャックラッセルテリアと過ごしたことがあるという経験から、10匹ほどの犬をオーディションし「ちゃんと人の目を見て話を聞く、落ち着きがあって老練な魂を持った犬だと思った」とコスモに惚れこみ、アーサー役に抜擢したそう。コスモに惚れこんでいるのは彼らのみならず、本年度のオスカー助演男優賞の最有力候補である82歳の名優、クリストファー・プラマーに至っては「僕たちの犬の方がアギーよりももっと人間的でもっとプロフェッショナルだよ!」と、『アーティスト』のアギーに対して対抗心を燃やしている。「Newsweek」誌主催で行われたオスカー・ラウンドテーブルでは、アギーとの写真撮影を拒否し、「『人生はビギナーズ』ではもっといい犬がいるからね(笑)」と宣戦布告するほど。名優からの全面バックアップを受け、コスモの逆転劇なるか?さらに、ダークホースとして頭角を現すのは、オスカー最多ノミネートを果たしたマーティン・スコセッシ監督作『ヒューゴの不思議な発明』のヒールとして登場する、ドーベルマンのブラッキー。サシャ・バロン・コーエン扮する駅の公安官に従う警備犬であり、駅に住む主人公・ヒューゴを脅かす存在として暗躍する。先日発表された、映画やTVで活躍した犬に捧げられる第1回「Golden Collar Awards」のノミネートではまさかの落選となってしまったブラッキーなのだが、この結果に立腹し、「L.A.Times」に異論の投稿を寄せたのがスコセッシ監督。もてはやされてばかりのアギーに対して、「ジャックラッセルテリアは小さくて可愛い。だけど、ドーベルマンは強くてカッコイイ。もっと言えば、アギーは主人公を助ける心優しいマスコットだけど、ブラッキーは警備犬役として妥協を許さない演技を見せている」と持論を展開するや「私は、観客の心情にあえて挑戦的なブラッキーのことを誇りに思う」とブラッキーに対する称賛を惜しまない。そんなブラッキーの代わりに、アギー&コスモと共に「Golden Collar Awards」にノミネートされたのは、『ヤング≒アダルト』に登場するドルチェ役、チワワのハンマー。アカデミー賞では予想外のノミネートならずとなった本作だが、こちらのハンマーは主演女優のシャーリーズ・セロンを前にしても動じない堂々の助演ぶりを見せている。40代手前にして過去の栄光にすがる“崖っぷち”の主人公・メイビスと対照的な可愛らしさで、ユーモアを加えている。また、『50/50フィフティ・フィフティ』でジョセフ・ゴードン=レヴィットといい空気感を醸し出している大型犬、スケルター役のデンバーも同賞にノミネートを果たしている。こちらの受賞結果は2月13日(現地時間)に発表。もはや人間以上に過熱している模様のこの“犬”バトル。もちろん犬だけでなく、戦場を駆け抜ける姿が感動を誘う、馬のジョーイ(『戦火の馬』)や、カリスマ的なかっこよさを見せつける『長ぐつをはいたネコ』の主人公・プスやカメレオンのランゴ(『ランゴ』)など、オスカーノミネート作品を“動物”視点で見渡せば、名優ばかり。あなたはどの名優に一票を投じる?■関連作品:第84回アカデミー賞 [アワード] 2012年2月26日(現地時間)、ハリウッド・コダックシアターにて授賞式が開催© AMPAS長ぐつをはいたネコ 2012年3月17日より全国にて公開PUSS IN BOOTS (R) and © 2011 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.ランゴ 2011年10月22日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010 Paramount Pictures. All Rights Reserved.戦火の馬 2012年3月2日より全国にて公開© Dream Works II Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.50/50 フィフティ・フィフティ 2011年12月1日よりTOHOシネマズ渋谷、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2011 IWC Productions,LLCヤング≒アダルト 2012年2月25日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2011 Paramount Pictures and Mercury Productions, LLC. All Rights Reserved.ヒューゴの不思議な発明 2012年3月1日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2011 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.人生はビギナーズ 2012年2月4日より新宿バルト9、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2010 Beginners Movie, LLC. All Rights Reserved.アーティスト 2012年4月7日よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国にて公開© La Petite Reine - Studio 37 - La Classe Americaine - JD Prod - France 3 Cinema - Jouror Productions - uFilm■関連記事:ミシェル・ウィリアムズが選ぶ、勝負服は?注目すべきアカデミー賞ファッション【ハリウッドより愛をこめて】“笑い”でオスカー助演俳優部門を席巻する、注目の2人『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』がSAG賞を席巻!3部門を制覇鬼才デヴィット・フィンチャー、オスカー候補女優を「パーフェクト!」とベタ褒め『アーティスト』快進撃はさらに続く!監督協会賞も受賞し、オスカーに王手
2012年01月31日先日公開された『半分の月がのぼる空』が日本ロマンチスト協会より「本年度最高のロマンティック・ムービー」に認定され、主演の池松壮亮と忽那汐里が4月19日(月)、認定証授与式に出席した。累計160万部を超えるベストセラー恋愛小説を映画化した本作。今回、池松さん演じる裕一と忽那さん扮する里香が紡ぎ出す、淡く切ない純愛映画に対し、「“大切な人を幸せにする人”が増えると、社会全体がちょっぴりハッピーになる」という呼びかけの下、新しい価値を創造していく任意団体「日本ロマンチスト教会」から“ロマンスマーク認定書”が授与されることに。「『ロマンティックな映画がある!』と薦められ観たら本当にその通り。観た後、身近にいる大切な人をぎゅっと抱きしめたくなり、ロマンティック満点の映画」(事務局長・波房克典氏)というのが受賞の理由。会場を埋め尽くす観客を前に、やや照れ気味に認定書を受け取り「自分たちのやってきたことを認めていただいたのはすごい嬉しい」と笑顔で語る池松さん。忽那さんも「チームで作ってきた映画が、こんな素敵な賞をいただけて嬉しい」と喜びを噛み締めた。何度観ても泣けるというだけあり、リピーターが続出する本作。実際に池松さんと忽那さんはこの日の会場となったシネセゾン渋谷に、それぞれプライベートでも鑑賞しに来たほど。「何回この映画を観ましたか?」という質問に対し、忽那さんは「3回観てます」、池松さんは「5回ぐらい観ました」と2人もすでにリピーター!ちなみに池松さんは共演の濱田マリさんと一緒に来たそうで「一番後ろに座ってたのですが、終わったとき、マリさんも目を真っ赤にしてて、さすがに恥ずかしいなーってほかのお客様が出るまでずっと2人で座ってました」とのこと。「最近“ロマンチスト”はしていますか?」との質問には、池松さんは「何かしなきゃ、と思うのですが(笑)…。頑張っていきたいです」と決意表明。忽那さんも「そうですね。努力したいと思います!」とハニカミながら答えた。『半分の月がのぼる空』はシネセゾン渋谷、池袋テアトルダイヤほか全国にて公開中。■関連作品:半分の月がのぼる空 2010年4月3日よりシネセゾン渋谷、池袋テアトルダイヤほか全国にて公開© HANBUN NO TSUKI GA NOBORU SORA.ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:大泉洋、37歳の誕生日に愛の質問で頭かきむしる忽那汐里、始球式登板!池松壮亮がしっかりと“愛のボール”を受け止める池松壮亮×忽那汐里インタビュー伊勢の街で、2人でひとつずつ積み上げた想い大泉洋×深川栄洋監督インタビュー怖いもの見たさ?純愛映画で開いた“新しい扉”ポッキーガール忽那汐里が『半分の月がのぼる空』でしっとり白無垢花嫁姿を披露!
2010年04月20日